JP2013184308A - 折れ線形成装置 - Google Patents

折れ線形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013184308A
JP2013184308A JP2012048908A JP2012048908A JP2013184308A JP 2013184308 A JP2013184308 A JP 2013184308A JP 2012048908 A JP2012048908 A JP 2012048908A JP 2012048908 A JP2012048908 A JP 2012048908A JP 2013184308 A JP2013184308 A JP 2013184308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line forming
broken line
machine frame
packaging material
forming unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012048908A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Kojima
恵治 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omori Machinery Co Ltd
Original Assignee
Omori Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omori Machinery Co Ltd filed Critical Omori Machinery Co Ltd
Priority to JP2012048908A priority Critical patent/JP2013184308A/ja
Publication of JP2013184308A publication Critical patent/JP2013184308A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)

Abstract

【課題】包装材料が蛇行した場合に、折れ線が形成される位置を簡単に正す。
【解決手段】折れ線形成装置1は、搬送中の包装材料YA1に搬送方向に沿った折れ線を形成する。この折れ線形成装置1は、機枠14と、この機枠14に設けられ、包装材料YA1に折れ線を形成する6台の折れ線形成ユニット16〜21と、これら6台の折れ線形成ユニット16〜21を機枠14に対して包装材料YA1の幅方向に個別に移動させる6台の折れ線形成ユニット移動機構22〜27と、機枠14を包装材料YA1の幅方向に移動させる機枠移動機構30と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、包装材料に折れ線を形成する折れ線形成装置に関する。
食品(例えば、ドリップ式のインスタントコーヒー)や日用品などの物品をピロー包装する包装設備では、物品がピロー包装機に次々と供給され、フィルムなどの包装材料によって所定数(例えば10個)毎にピロー包装されてピロー包装体が製造される。
具体的に、ピロー包装機に物品が順次供給されることに合わせて、フィルムなどの包装材料が連続して供給され筒状に製袋される。包装材料が筒状に製袋される過程において当該包装材料に物品が順次供給される。次いで、包装材料の両側縁部同士がセンターシールされる。それから、所定ピッチ毎に包装材料の幅方向に圧着による横シール(エンドシール)とカットとが行われ、ピロー包装体が製造される。
このようなピロー包装体には、角部が角張った箱型のものがある(例えば、特許文献1参照)。箱型のピロー包装体を製造する場合、予め折れ線形成装置が包装材料に折れ線を形成することになる(例えば、特許文献2参照)。
折れ線形成装置は、ロールから原反(加工前)の包装材料が引き込まれる機枠と、この機枠内に配置されて包装材料に折れ線を形成する複数の折れ線形成ユニットと、を備えている。複数の折れ線形成ユニットは、包装材料の幅方向に延びたレール上に並べて配置され、個別に位置調整できるようになっている。これにより、包装材料に形成される複数の折れ線同士の間隔を一つ一つ調整できる。すなわち、種々の寸法のピロー包装体を製造する場合に対応できる。
特開2009−149314号公報(図1および図4参照) 実公平07−023361号公報
しかしながら、原反の包装材料には、ロールへの巻き具合が弱いもの、幅方向の端部が揃わずにロールに巻かれたもの、あるいは、印刷個所の偏りによって幅方向で偏肉しているもの(厚みにバラつきがあるもの)などが使用されることがある。このような包装材料を使用した場合、包装材料が蛇行して折れ線形成装置に供給され、所望する位置から外れた位置に折れ線が形成されることがある。
このため、包装材料が蛇行した場合には、複数の折れ線形成ユニットの位置を個別に調整して、折れ線が形成される位置を正す必要があり、その作業が煩雑であった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、包装材料が蛇行した場合に、折れ線が形成される位置を簡単に正せる折れ線形成装置を提供することを目的とする。
(1)本発明は、搬送中の包装材料に搬送方向に沿った折れ線を形成する折れ線形成装置であって、機枠と、前記機枠に設けられ、前記包装材料に前記折れ線を形成する複数の折れ線形成ユニットと、前記複数の折れ線形成ユニットを前記機枠に対して前記包装材料の幅方向に個別に移動させる複数の折れ線形成ユニット移動機構と、前記機枠を前記包装材料の幅方向に移動させる機枠移動機構と、を備えることを特徴とする、折れ線形成装置である。
本発明によれば、複数の折れ線形成ユニット移動機構を備えているので、複数の折れ線形成ユニットの位置を個別に調整できる。このため、包装材料に形成される複数の折れ線同士の間隔を調整できる。すなわち、種々の寸法のピロー包装体を製造できる。そして、機枠移動機構を備えているので、複数の折れ線形成ユニットの位置をまとめて調整できる。このため、複数の折れ線形成ユニットの位置を個別に調整する場合と比較して、包装材料が蛇行したときに、折れ線が形成される位置を簡単に正せる。
(2)本発明はまた、前記複数の折れ線形成ユニット移動機構は、それぞれ、前記機枠の外部に設けられた折れ線形成ユニット移動用ハンドルを備えることを特徴とする、上記(1)に記載の折れ線形成装置である。
上記発明によれば、複数の折れ線形成ユニットの位置を個別に調整する場合、機枠の外部に設けられた折れ線形成ユニット移動用ハンドルを操作するだけで実施できる。すなわち、複数の折れ線形成ユニットの位置を個別に調整する作業が簡単である。
(3)本発明はまた、前記機枠移動機構は、前記機枠の外部に設けられた前記機枠移動用ハンドルを備えることを特徴とする、上記(1)または(2)に記載の折れ線形成装置である。
上記発明によれば、複数の折れ線形成ユニットの位置をまとめて調整する場合、機枠の外部に設けられた機枠移動用ハンドルを操作するだけで実施できる。すなわち、複数の折れ線形成ユニットの位置をまとめて調整する作業が簡単である。具体的には、折れ線形成ユニットから包装材料を取り外すことなく作業できる。ひいては、包装材料が蛇行した場合に、折れ線が形成される位置を簡単に正せる。
(4)本発明はまた、前記折れ線形成ユニットは、前記包装材料を加熱する加熱手段を備えることを特徴とする、上記(1)〜(3)のいずれかに記載の折れ線形成装置である。
上記発明によれば、折れ線を確実に形成できる。
(5)本発明はまた、対となる前記折れ線形成ユニットの間隔を固定することができ、同時に移動させることができる間隔固定機構を備えることを特徴とする、上記(1)〜(4)のいずれかに記載の折れ線形成装置である。
(6)本発明はまた、前記機枠は、前記包装材料の幅方向にスライドして開閉するカバーを備えることを特徴とする、上記(1)〜(5)のいずれかに記載の折れ線形成装置である。
本発明の上記(1)〜(6)に記載の折れ線形成装置によれば、包装材料が蛇行した場合に、折れ線が形成される位置を簡単に正せる。
本発明に係る折れ線形成装置の概略図である。 ピロー包装体の外観斜視図である。 折れ線形成ユニットの外観斜視図である。 折れ線形成ユニット移動機構の上面図である。 機枠の正面図である。 折れ線形成ユニット駆動機構の概略図である。 機枠移動機構の側面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る折れ線形成装置について詳細に説明する。
まず、図1〜図7を用いて折れ線形成装置1の構成について説明する。図1は、折れ線形成装置1の概略図である。図2は、ピロー包装体XA1の外観斜視図である。図3は、折れ線形成ユニット16の外観斜視図である。図4は、折れ線形成ユニット移動機構22の上面図である。図5は、機枠14の正面図である。図6は、折れ線形成ユニット駆動機構29の概略図である。図7は、機枠移動機構30の側面図である。なお、各図において、一部の構成を適宜省略して、図面を簡略化する。
図1に示す折れ線形成装置1は、食品や日用品などの物品をピロー包装してピロー包装体XA1(図2参照)を製造する包装設備(図示省略)で使用される。具体的に、折れ線形成装置1は、角部が角張った箱型のピロー包装体XA1を製造する包装設備で使用される。
図2に示すように、ピロー包装体XA1は、フィルムなどの包装材料YA1によって、10個のドリップ式のインスタントコーヒーZA1をまとめてピロー包装したものである。このピロー包装体XA1は、四隅の角部と、2か所の中間部と、のそれぞれに、互いに平行となるように合計で6本の折れ線Li1,Li2,Li3,Li4,Li5,Li6を備えている。すなわち、包装材料YA1には、互いに平行となるように、6本の折れ線Li1〜Li6が形成されている。
図1に戻って説明する。折れ線形成装置1は、ロールYB1に巻かれた原反(加工前)の包装材料YA1を帯状に引き伸ばして搬送し、搬送中の包装材料YA1に搬送方向に沿った6本の折れ線Li1〜Li6(図2参照)を形成する。
具体的に、折れ線形成装置1は、ロールYB1を保持する一対のロール保持用ローラ10,11と、ロールYB1に巻かれた原反の包装材料YA1を帯状に引き伸ばす一対の引伸ばし機構12,13と、帯状に引き伸ばされた包装材料YA1をガイドする複数のガイドローラ(符号省略)と、これら複数のガイドローラにガイドされた包装材料YA1を引き込む機枠14と、この機枠14内に引き込まれた包装材料YA1をガイドする複数のガイドローラ(符号省略)と、機枠14内で包装材料YA1に動力を付与する動力付与ローラ15と、機枠14内に設けられ包装材料YA1に折れ線Li1〜Li6(図2参照)を形成する6台の折れ線形成ユニット16,17,18,19,20,21と、これら6台の折れ線形成ユニット16〜21を機枠14に対して包装材料YA1の幅方向(図1における前後方向)に個別に移動させる6台の折れ線形成ユニット移動機構22,23,24,25,26,27と、動力付与ローラ15を駆動する動力付与ローラ駆動機構28(図6参照)と、6台の折れ線形成ユニット16〜21を駆動する折れ線形成ユニット駆動機構29(図4および図6参照)と、機枠14を包装材料YA1の幅方向に移動させる機枠移動機構30と、を備えている。
折れ線形成装置1を使用する場合、一対のロール保持用ローラ10,11の少なくとも一方に、ロールYB1がセットされる。そして、一対の引伸ばし機構12,13の一方を機能させる。なお、図1は、ロール保持用ローラ10にセットされたロールYB1から包装材料YA1が引き伸ばされて搬送される場合を示している。
具体的な図示は省略するが、機枠14は、側部(図1における右側または左側または両側)に、包装材料YA1の幅方向(図1における前後方向)にスライドして開閉するカバー(ビス止めはされていない。)を備えている。このカバーは、機枠14内に存在する回転部分やヒーター等の危険個所から作業者の手を離隔して事故を防止する。そして、このカバーは、機枠14内に包装材料YA1を掛けてセットする時や、メンテナンスする時等に開閉される。すなわち、ビス止めされていないカバーをスライドするだけで、容易に作業を行うことができる。
図1、図3、図4および図5に示すように、折れ線形成ユニット16は、折れ線形成ローラ33と、一対の補助ローラ34,35と、ヒーター(図示省略)と、を備えている。
折れ線形成ローラ33は、中空円盤状(ドーナツ状)を呈し、周縁に刃33aを有していると共に、内周縁にガイド溝33bを有している。この折れ線形成ローラ33は、後述する折れ線形成ローラ駆動軸81に相対回転不能に嵌め込まれている。そして、折れ線形成ローラ33は、刃33aが包装材料YA1の一方の面に直角に当たるように配置される。刃33aは、搬送中の包装材料YA1に当たることで、当該包装材料YA1に折れ線Li1を形成する。ガイド溝33bは、後述する折れ線形成ローラ用ガイドレール84に適合する。折れ線形成ローラ33は、詳しくは後述するように、折れ線形成ユニット移動機構22の動作によって、折れ線形成ローラ用ガイドレール84に沿って包装材料YA1の幅方向に移動する。そして、折れ線形成ローラ33は、詳しくは後述するように、折れ線形成ユニット駆動機構29の動作によって折れ線形成ローラ駆動軸81と一緒に回転する。
一対の補助ローラ34,35は、それぞれ、折れ線形成ローラ33と比較して小さい円盤状を呈し、周縁に溝34a,35aを有している。これら一対の補助ローラ34,35は、それぞれ、後述する連結アーム43の先端に回転自在に取り付けられている。そして、一対の補助ローラ34,35は、それぞれ、溝34a,35aを有する周縁が包装材料YA1の他方の面に直角に当たり、当該包装材料YA1を折れ線形成ローラ33との間に挟み込むように、包装材料YA1の搬送方向に並べて配置される。また、一対の補助ローラ34,35は、それぞれ、詳しくは後述するように、折れ線形成ユニット移動機構22の動作によって、折れ線形成ローラ33と一緒に包装材料YA1の幅方向に移動する。また、一対の補助ローラ34,35は、それぞれ、詳しくは後述するように、折れ線形成ユニット駆動機構29の動作によって、折れ線形成ローラ33の回転に連動して回転する。
ヒーターは、折れ線形成ローラ33または一対の補助ローラ34,35を介して包装材料YA1に熱を伝える。すなわち、ヒーターは、包装材料YA1を加熱する加熱手段として機能する。なお、このヒーターは、本発明に必須の構成ではなく、省略できる。
折れ線形成ユニット17〜21の構成は、それぞれ、折れ線形成ユニット16の構成と同様であり、それらの説明は省略する。
折れ線形成ユニット移動機構22は、折れ線形成ユニット移動用ハンドル38と、ネジ軸39と、一対のガイド軸40,41と、スライダ42と、連結アーム43と、を備えている。
折れ線形成ユニット移動用ハンドル38は、機枠14の外部に設けられ、手動で操作される。この折れ線形成ユニット移動用ハンドル38は、ネジ軸39の一端に固定されており、当該ネジ軸39の手動操作を可能にする。
ネジ軸39は、機枠14内において、包装材料YA1の幅方向に沿って配置される。このネジ軸39は、折れ線形成ユニット移動用ハンドル38の手動操作によって回転する。そして、ネジ軸39は、自身が回転することで、スライダ42を包装材料YA1の幅方向に移動させる。
一対のガイド軸40,41は、それぞれ、機枠14内において、ネジ軸39と平行に配置される。すなわち、一対のガイド軸40,41は、それぞれ、機枠14内において、包装材料YA1の幅方向に沿って配置される。これら一対のガイド軸40,41は、包装材料YA1の幅方向に移動するスライダ42を、当該方向にガイドする。また、一対のガイド軸40,41は、スライダ42がネジ軸39を中心に回転することを防止する。
スライダ42は、機枠14内において、包装材料YA1の幅方向に沿って移動可能に配置される。このスライダ42は、ネジ軸39が嵌まるネジ孔42aと、ガイド軸40,41が嵌まる一対のガイド孔42b,42cと、後述の折れ線形成ローラ駆動軸81が嵌まる折れ線形成ローラ駆動軸用孔42dと、折れ線形成ユニット移動機構23を構成する後述のネジ軸49を通過させる開口42eと、を有している。そして、スライダ42は、ネジ軸39の回転によって、その軸方向に移動する。この時、スライダ42は、一対のガイド軸40,41および後述の折れ線形成ローラ駆動軸81にガイドされる。
連結アーム43、機枠14内において、包装材料YA1の幅方向に沿って配置される。この連結アーム43は、基端がスライダ42に固定されていると共に、先端に一対の補助ローラ34,35のそれぞれを回転自在に取り付けている。そして、連結アーム43は、スライダ42と一体に包装材料YA1の幅方向に移動して、一対の補助ローラ34,35を当該幅方向に移動させる。
折れ線形成ユニット移動機構23は、折れ線形成ユニット移動機構22と同様、折れ線形成ユニット移動用ハンドル48と、ネジ軸49と、スライダ52と、連結アーム53と、を備えている。また、折れ線形成ユニット移動機構23は、一対のガイド軸40,41を利用する。
スライダ52は、ネジ孔52aと、一対のガイド孔(図示省略)と、折れ線形成ローラ駆動軸用孔52dと、を有している。
折れ線形成ユニット移動機構24〜27の構成は、それぞれ、折れ線形成ユニット移動機構22,23の構成と同様であり、その大部分の説明は省略する。なお、図5に示すように、折れ線形成ユニット移動機構24〜27は、それぞれ、折れ線形成ユニット移動用ハンドル56〜59を備えている。
図1および図6に示すように、動力付与ローラ駆動機構28は、動力付与ローラ駆動用モータ62と、動力付与ローラ駆動用プーリ63,64と、動力付与ローラ駆動用ベルト65と、を備えている。
動力付与ローラ駆動用モータ62には、動力付与ローラ駆動用プーリ63が取り付けられている。この動力付与ローラ駆動用モータ62は、自身の回転軸62aを回転させることによって、動力付与ローラ駆動用プーリ63を回転させる。
動力付与ローラ駆動用プーリ63は、動力付与ローラ駆動用モータ62の回転軸62aに取り付けられ、当該回転軸62aの回転によって回転する。この動力付与ローラ駆動用プーリ63には、動力付与ローラ駆動用ベルト65が引っ掛けられている。そして、動力付与ローラ駆動用プーリ63は、自身が回転することによって、動力付与ローラ駆動用ベルト65を走行させる。
動力付与ローラ駆動用ベルト65は、環状のベルトであって、動力付与ローラ駆動用プーリ63,64に引っ掛けられている。この動力付与ローラ駆動用ベルト65は、動力付与ローラ駆動用プーリ63の回転によって、循環するように走行する。そして、動力付与ローラ駆動用ベルト65は、循環するように走行することによって、動力付与ローラ駆動用プーリ64を回転させる。
動力付与ローラ駆動用プーリ64には、動力付与ローラ駆動用ベルト65が引っ掛けられている。この動力付与ローラ駆動用プーリ64は、動力付与ローラ駆動用ベルト65が走行することによって回転する。そして、動力付与ローラ駆動用プーリ64は、動力付与ローラ15と同じ回転軸66に取り付けられている。また、動力付与ローラ駆動用プーリ64は、自身が回転することによって、動力付与ローラ15を回転させる。
図3、図4および図6に示すように、折れ線形成ユニット駆動機構29は、折れ線形成ユニット駆動用モータ69と、複数の折れ線形成ユニット駆動用プーリ70,71,72,73,74,75と、折れ線形成ユニット駆動用ベルト76と、複数の折れ線形成ユニット駆動用ギア77,78,79,80(一部図示省略)と、複数の折れ線形成ローラ駆動軸81,82,83と、を備えている。
折れ線形成ユニット駆動用モータ69には、折れ線形成ユニット駆動用プーリ70が取り付けられている。この折れ線形成ユニット駆動用モータ69は、自身の回転軸69aを回転させることによって、折れ線形成ユニット駆動用プーリ70を回転させる。
折れ線形成ユニット駆動用プーリ70は、折れ線形成ユニット駆動用モータ69の回転軸69aに取り付けられ、当該回転軸69aの回転によって回転する。この折れ線形成ユニット駆動用プーリ70には、折れ線形成ユニット駆動用ベルト76が引っ掛けられている。そして、折れ線形成ユニット駆動用プーリ70は、自身が回転することによって、折れ線形成ユニット駆動用ベルト76を走行させる。
折れ線形成ユニット駆動用ベルト76は、環状のベルトであって、折れ線形成ユニット駆動用プーリ70〜75に引っ掛けられている。この折れ線形成ユニット駆動用ベルト76は、折れ線形成ユニット駆動用プーリ70の回転によって、循環するように走行する。そして、折れ線形成ユニット駆動用ベルト76は、循環するように走行することによって、折れ線形成ユニット駆動用プーリ71〜75を回転させる。
折れ線形成ユニット駆動用プーリ71,72には、折れ線形成ユニット駆動用ベルト76が引っ掛けられている。これらの折れ線形成ユニット駆動用プーリ71,72は、それぞれ、折れ線形成ユニット駆動用ベルト76を、適切な張力となるように支持する。そして、折れ線形成ユニット駆動用プーリ71,72は、それぞれ、折れ線形成ユニット駆動用ベルト76が走行することによって回転する。すなわち、折れ線形成ユニット駆動用プーリ71,72は、それぞれ、自身を回転させながら、走行する折れ線形成ユニット駆動用ベルト76を支持する。
折れ線形成ユニット駆動用プーリ73〜75には、折れ線形成ユニット駆動用ベルト76が引っ掛けられている。これらの折れ線形成ユニット駆動用プーリ73〜75は、それぞれ、折れ線形成ユニット駆動用ベルト76が走行することによって回転する。そして、折れ線形成ユニット駆動用プーリ73〜75は、それぞれ、折れ線形成ユニット駆動用ギア77(一部図示省略)と同じ回転軸73a,74a,75aに取り付けられている。また、折れ線形成ユニット駆動用プーリ73〜75は、それぞれ、自身が回転することによって、折れ線形成ユニット駆動用ギア77(一部図示省略)を回転させる。
折れ線形成ユニット駆動用プーリ73〜75と共に回転する折れ線形成ユニット駆動用ギア77(一部図示省略)には、それぞれ、折れ線形成ユニット駆動用ギア78〜80が噛み合っている。これらの折れ線形成ユニット駆動用ギア77(一部図示省略)は、それぞれ、自身が回転することによって、折れ線形成ユニット駆動用ギア78〜80を回転させる。
折れ線形成ユニット駆動用ギア78〜80は、それぞれ、折れ線形成ユニット駆動用プーリ73〜75と共に回転する折れ線形成ユニット駆動用ギア77(一部図示省略)が回転することによって回転する。これらの折れ線形成ユニット駆動用ギア78〜80は、それぞれ、折れ線形成ローラ駆動軸81〜83に取り付けられている。また、折れ線形成ユニット駆動用ギア78〜80は、それぞれ、自身が回転することによって、折れ線形成ローラ駆動軸81〜83を回転させる。
折れ線形成ローラ駆動軸81は、機枠14内において、包装材料の幅方向に沿って配置される。この折れ線形成ローラ駆動軸81には、2本の折れ線形成ローラ用ガイドレール84,85が互いに間隔を空けて、軸方向に沿って配置されている。
折れ線形成ローラ用ガイドレール84は、折れ線形成ローラ駆動軸81に嵌め込まれた折れ線形成ローラ33を、折れ線形成ローラ駆動軸81に相対回転不能にする。すなわち、折れ線形成ローラ用ガイドレール84は、折れ線形成ローラ駆動軸81の回転と一体に折れ線形成ローラ33を回転させる。そして、折れ線形成ローラ用ガイドレール84は、折れ線形成ローラ33を包装材料YA1の幅方向にガイドする。
折れ線形成ローラ用ガイドレール85の構成は、折れ線形成ローラ用ガイドレール84の構成と同様であり、その説明は省略する。
折れ線形成ローラ駆動軸82,83の構成は、それぞれ、折れ線形成ローラ駆動軸81の構成と同様であり、それらの説明は省略する。
図1、図5および図7に示すように、機枠移動機構30は、機枠移動用ハンドル88と、ネジ軸89と、スライダ90と、一対の機枠用ガイドレール91,92と、複数のスライダ93,94と、を備えている。
機枠移動用ハンドル88は、機枠14の外部に設けられ、手動で操作される。この機枠移動用ハンドル38は、ネジ軸89の一端に固定されており、当該ネジ軸89の手動操作を可能にする。
ネジ軸89は、機枠14外において、包装材料YA1の幅方向と平行になるように配置される。このネジ軸89は、機枠移動用ハンドル88の手動操作によって回転する。そして、ネジ軸89は、自身が回転することで、スライダ90を包装材料YA1の幅方向に移動させる。
スライダ90は、機枠14の底面外側に固定されている。このスライダ90は、ネジ軸89が嵌まるネジ孔(符号省略)を有している。そして、スライダ90は、ネジ軸89の回転によって、その軸方向に移動する。すなわち、スライダ90は、ネジ軸89の回転によって、機枠14を包装材料YA1の幅方向に移動させる。
一対の機枠用ガイドレール91,92は、それぞれ、機枠14外において、ネジ軸89と平行に配置される。すなわち、一対の機枠用ガイドレール91,92は、それぞれ、機枠14外において、包装材料YA1の幅方向と平行に配置される。これら一対のガイドレール91,92は、包装材料YA1の幅方向に移動するスライダ93,94を、当該方向にガイドする。
スライダ93,94は、機枠14の底面外側に固定されている。これらのスライダ93,94は、機枠14の移動と共に、機枠用ガイドレール91,92に沿って移動する。
次に、折れ線形成装置1によって包装材料YA1に折れ線Li1〜Li6を形成する流れを、図1に基づいて説明する。なお、ロール保持用ローラ10にロールYB1がセットされている場合を例にして説明する。
図1に示すように、ロール保持用ローラ10にセットされているロールYB1から、引伸ばし機構12によって、原反の包装材料YA1が帯状に引き伸ばされる。包装材料YA1は、複数のガイドローラ(符号省略)にガイドされながら機枠14内に供給される。そして、包装材料YA1は、動力付与ローラ15に動力が付与されることで搬送される。搬送中の包装材料YA1は、6台の折れ線形成ユニット16〜21によって、搬送方向に沿った6本の折れ線Li1〜Li6が順次形成される。折れ線Li1〜Li6が形成された包装材料YA1は、機枠14から排出され、ピロー包装機(図示省略)に向けて搬送される。
なお、折れ線Li1〜Li6の位置を個別に調整する場合には、折れ線形成ユニット移動用ハンドル38,48,56〜59を操作すればよい。また、折れ線Li1〜Li6の位置をまとめて調整する場合には、機枠移動用ハンドル88を操作すればよい。
このように、折れ線形成装置1によれば、6台の折れ線形成ユニット移動機構22〜27を備えているので、6台の折れ線形成ユニット16〜21の位置を個別に調整できる。このため、包装材料YA1に形成される6本の折れ線Li1〜Li6同士の間隔を調整できる。すなわち、種々の寸法のピロー包装体XA1を製造できる。そして、機枠移動機構30を備えているので、6台の折れ線形成ユニット16〜21の位置をまとめて調整できる。このため、6台の折れ線形成ユニット16〜21の位置を個別に調整する場合と比較して、包装材料YA1が蛇行したときに、折れ線Li1〜Li6が形成される位置を簡単に正せる。
そして、6台の折れ線形成ユニット16〜21の位置を個別に調整する場合、機枠14の外部に設けられた折れ線形成ユニット移動用ハンドル38,48,56〜59を操作するだけで実施できる。すなわち、6台の折れ線形成ユニット16〜21の位置を個別に調整する作業が簡単である。
また、6台の折れ線形成ユニット16〜21の位置をまとめて調整する場合、機枠14の外部に設けられた機枠移動用ハンドル88を操作するだけで実施できる。すなわち、6台の折れ線形成ユニット16〜21の位置をまとめて調整する作業が簡単である。具体的に、折れ線形成ユニット16〜21から包装材料YA1を取り外すことなく作業できる。ひいては、包装材料YA1が蛇行した場合に、折れ線Li1〜Li6が形成される位置を簡単に正せる。
さらに、6台の折れ線形成ユニット16〜21は、それぞれ、ヒーター(図示省略)を備え、加熱しながら折れ線Li1〜Li6を形成するので、当該折れ線Li1〜Li6を確実に形成できる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨および技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
すなわち、上記実施形態において、各構成の位置、大きさ、形状、材質、向き、数量などは適宜変更できる。例えば、折れ線形成ユニットの台数を4台としてもよい。この場合、折れ線形成ユニット移動機構の台数を4台にすることになる。
あるいは、上記実施形態において、折れ線形成ローラの位置(折れ線を形成する位置)を出力するようにしてもよい。例えば、各ハンドルの脇に、当該ハンドルの回し量を数値化した値を表示する表示部を設けることが挙げられる。
あるいは、上記実施形態において、折れ線形成ユニットの移動を自動的に行うようにしてもよい。この場合、入力されたデータに基づいて、折れ線形成ユニット移動機構や機枠移動機構を駆動させることになる。データは、手動で任意に入力するようにしてもよいし、あるいは、包装材料YA1の蛇行量を検出するセンサを設置して、当該センサから入力するようにしてもよい。
あるいは、上記実施形態において、折れ線形成装置1は、対となる折れ線形成ユニット16,17の間隔を固定することができ、当該対となる折れ線形成ユニット16,17を互いに同時に移動させることができる間隔固定機構を備えるようにしてもよい。間隔固定機構としては、例えば、折れ線形成ユニット16,17を連結するアームが考えられる。そして、折れ線形成装置1は、対となる折れ線形成ユニット18,19、あるいは、対となる折れ線形成ユニット20,21に関しても、対となる折れ線形成ユニット16,17の間隔固定機構と同様、間隔固定機構を備えるようにしてもよい。
1 折れ線形成装置
14 機枠
16〜21 折れ線形成ユニット
22〜27 折れ線形成ユニット移動機構
30 機枠移動機構
38,48,56〜59 折れ線形成ユニット移動用ハンドル
88 機枠移動用ハンドル
YA1 包装材料
Li1〜Li6 折れ線

Claims (6)

  1. 搬送中の包装材料に搬送方向に沿った折れ線を形成する折れ線形成装置であって、
    機枠と、
    前記機枠に設けられ、前記包装材料に前記折れ線を形成する複数の折れ線形成ユニットと、
    前記複数の折れ線形成ユニットを前記機枠に対して前記包装材料の幅方向に個別に移動させる複数の折れ線形成ユニット移動機構と、
    前記機枠を前記包装材料の幅方向に移動させる機枠移動機構と、を備えることを特徴とする、
    折れ線形成装置。
  2. 前記複数の折れ線形成ユニット移動機構は、それぞれ、
    前記機枠の外部に設けられた折れ線形成ユニット移動用ハンドルを備えることを特徴とする、
    請求項1に記載の折れ線形成装置。
  3. 前記機枠移動機構は、
    前記機枠の外部に設けられた前記機枠移動用ハンドルを備えることを特徴とする、
    請求項1または2に記載の折れ線形成装置。
  4. 前記折れ線形成ユニットは、
    前記包装材料を加熱する加熱手段を備えることを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれかに記載の折れ線形成装置。
  5. 対となる前記折れ線形成ユニットの間隔を固定することができ、同時に移動させることができる間隔固定機構を備えることを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれかに記載の折れ線形成装置。
  6. 前記機枠は、
    前記包装材料の幅方向にスライドして開閉するカバーを備えることを特徴とする、
    請求項1〜5のいずれかに記載の折れ線形成装置。
JP2012048908A 2012-03-06 2012-03-06 折れ線形成装置 Pending JP2013184308A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012048908A JP2013184308A (ja) 2012-03-06 2012-03-06 折れ線形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012048908A JP2013184308A (ja) 2012-03-06 2012-03-06 折れ線形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013184308A true JP2013184308A (ja) 2013-09-19

Family

ID=49386194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012048908A Pending JP2013184308A (ja) 2012-03-06 2012-03-06 折れ線形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013184308A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723361Y2 (ja) * 1987-10-14 1995-05-31 大森機械工業株式会社 自動包装機におけるフィルム折線癖付装置
JPH09267415A (ja) * 1996-03-30 1997-10-14 Isowa Corp 蛇行追従機能を有する帯状物加工装置
JPH11105170A (ja) * 1997-10-03 1999-04-20 Hitachi Zosen Corp シートの折曲げ方向性付与方法、及びその装置
JP2001301707A (ja) * 2000-04-25 2001-10-31 Omori Mach Co Ltd フィルム折り癖付け装置
JP2006315198A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Rengo Co Ltd 罫入れ溝切り装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723361Y2 (ja) * 1987-10-14 1995-05-31 大森機械工業株式会社 自動包装機におけるフィルム折線癖付装置
JPH09267415A (ja) * 1996-03-30 1997-10-14 Isowa Corp 蛇行追従機能を有する帯状物加工装置
JPH11105170A (ja) * 1997-10-03 1999-04-20 Hitachi Zosen Corp シートの折曲げ方向性付与方法、及びその装置
JP2001301707A (ja) * 2000-04-25 2001-10-31 Omori Mach Co Ltd フィルム折り癖付け装置
JP2006315198A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Rengo Co Ltd 罫入れ溝切り装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9156573B2 (en) Packaging apparatuses and methods
US20100012688A1 (en) Folding apparatus
TWM456986U (zh) 膠膜封套裝置
JP5378047B2 (ja) 筒状食品の包装装置
JP6096619B2 (ja) 包み込み食品の折り畳み成形方法及びその装置
US10611508B2 (en) Sleeve labeling machine
JP5919453B1 (ja) 紐誘導装置
JP6753810B2 (ja) フィルム包装装置とフィルム包装方法
KR101714449B1 (ko) 필름 공급 높이의 조절이 가능한 가이드부를 구비하는 포장시스템
JP2013184308A (ja) 折れ線形成装置
JP6043199B2 (ja) シャトルコンベヤ
CN108583051A (zh) 一种封面机用折边、压合机构
KR102350431B1 (ko) 포장기계시스템의 사이드 실링장치
JP5826558B2 (ja) 皺伸ばし装置
ITMI20111590A1 (it) Apparecchiatura per il trattamento termico di articoli tessili tubolari
KR20150092520A (ko) 비닐 시트 포장장치
JP5528409B2 (ja) 製袋充填機におけるシール装置
JP6286156B2 (ja) トップシール装置
JP2012240709A (ja) 自動包装機の位置変動する装置に駆動力を伝達する機構
JP6185774B2 (ja) 搬送装置及び包装機
JP6542160B2 (ja) 位置調整ユニット
JP5647088B2 (ja) 包装機のフィルム折線付け装置
JP6125484B2 (ja) 包装装置
JP3224570U (ja) フィルム包装装置
JP2019167146A (ja) 充填包装機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160816

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170307