JP2013167827A - 表示装置及びテレビジョン受信機 - Google Patents
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Abstract
【課題】後キャビネットの固定に用いるビスを削減した表示装置及びテレビジョン受信機を提供する。
【解決手段】映像を表示する表示パネル(液晶表示モジュール2)の周囲に配置される枠型の前キャビネット1と、該前キャビネットの後側に配置される箱型の後キャビネット6と、該後キャビネット6に収容され、前記表示パネルに光を照射する光源を収納した箱型の筐体(バックライトシャーシ4)とを備える表示装置において、前記筐体は、係止部(爪部4a)を有し、前記後キャビネット6は、前記係止部に係止され、前記後キャビネット6を固定する被係止部(フック6a)を有するよう構成する。
【選択図】図1
【解決手段】映像を表示する表示パネル(液晶表示モジュール2)の周囲に配置される枠型の前キャビネット1と、該前キャビネットの後側に配置される箱型の後キャビネット6と、該後キャビネット6に収容され、前記表示パネルに光を照射する光源を収納した箱型の筐体(バックライトシャーシ4)とを備える表示装置において、前記筐体は、係止部(爪部4a)を有し、前記後キャビネット6は、前記係止部に係止され、前記後キャビネット6を固定する被係止部(フック6a)を有するよう構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は映像を表示する表示装置及び該表示装置を備えたテレビジョン受信機に関する。
液晶パネルを映像表示部に用いる液晶表示装置は、薄形で軽量である上、消費電力が小さいことから、近年、テレビジョン受信機、コンピュータ及び携帯端末用の画像表示装置として広く採用されている。液晶表示装置は、液晶表示パネル、該液晶表示パネルの周囲に配置される前キャビネット、液晶表示パネルに光を供給する光源、光源を収納するバックライトシャーシ(筐体)、バックライトシャーシを収容する後キャビネットを含む。液晶表示装置は、液晶表示パネル、光源を収納したバックライトシャーシを、前キャビネットと後キャビネットの間に収め、前キャビネットと後キャビネットとが互いに固定する構造となっている。液晶表示装置は、光源より供給された光を、液晶表示パネルにて偏光することで映像を表示する。このような表示装置において、後キャビネットは、ビスを用いて、前キャビネット及びバックライトシャーシを固定している。近年、表示装置の大型化に伴い、後キャビネットを固定するためのビス数が増加し、ビスの部品点数及び後キャビネット固定のための作業工数、作業時間が増加している。そのため、使用するビス数の低減が求められている。
特許文献1には、ビスを用いずにキャビネットを固定する表示装置が記載されている。該表示装置は、液晶表示パネルを支持する内部シャーシに突起部を設け、該突起部と係合するフックを前キャビネットに設けることにより、ビスを用いずに前キャビネットを内部シャーシに固定している。
しかしながら、上記の従来技術では、前キャビネットの固定にビスを用いないものであり、後キャビネットの固定は、全ての固定箇所において、依然としてビスを用いている。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、後キャビネットの固定に用いるビスを削減した表示装置及びテレビジョン受信機を提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、映像を表示する表示パネルの周囲に配置される枠型の前キャビネットと、該前キャビネットの後側に配置される箱型の後キャビネットと、該後キャビネットに収容され、前記表示パネルに光を照射する光源を収納した箱型の筐体とを備える表示装置において、前記筐体は、係止部を有し、前記後キャビネットは、前記係止部に係止され、前記後キャビネットを固定する被係止部を有することを特徴とする。
本発明にあっては、後キャビネットが有する被係止部が、筐体に形成してある係止部に係止されることにより、後キャビネットを筐体に固定してあるので、後キャビネットを筐体へ固定するために用いるビスの数を削減することが可能となる。
本発明に係る表示装置は、前記筐体は金属にて構成され、前記係止部は、前記筐体を切り起こして形成してある爪部であることを特徴とする。
本発明にあっては、係止部は筐体を切り起こして形成してある爪部であり、切り起こしは、筐体をプレス加工する際に、同時に形成することができるので、軽微なコストアップで爪部を形成することが可能となる。
本発明に係る表示装置は、前記係止部は、前記筐体に形成してある穴部であることを特徴とする。
本発明にあっては、係止部は穴部である。穴部は、筐体をプレス加工する際に、同時に形成することができるので、軽微なコストアップで穴部を形成することが可能となる。
本発明に係る表示装置は、前記被係止部はフック状をなし、前記後キャビネット内面より突出してあることを特徴とする。
本発明にあっては、被係止部はフック状としたため、後キャビネットを筐体背面から押しこむことで、被係止部を容易に筐体の有する係止部により係止させることが可能となる。
本発明に係る表示装置は、前記被係止部は、前記後キャビネット背部内面より突出し、前記後キャビネット側面と平行な断面は、突出端部が閉じている横U字状をなし、該横U字状の下面には、一側面が前記後キャビネット背面と平行である三角柱状の突起を有することを特徴とする。
本発明にあっては、被係止部を横U字状としてあるので、工具を使用することなく、被係止部を係止部より外すことが可能となる。
本発明に係る表示装置は、前記後キャビネットは、該後キャビネットの前記筐体への固定を解除するための工具を差し込む工具穴を更に有することを特徴とする。
本発明にあっては、後キャビネットは、該後キャビネットを筐体より外すための工具を差し込む工具穴を更に有するので、工具を使用することにより、容易に後キャビネットを筐体から取り外すことが可能となる。
本発明に係るテレビジョン受信機は、上述に記載の表示装置と、テレビジョン放送を受信する受信部とを備え、前記受信部が受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、上述の表示装置を備えるテレビジョン受信機において、後キャビネットの有する被係止部が、筐体に形成してある係止部に係止されることにより、後キャビネットを筐体に固定してあるので、後キャビネットを筐体へ固定するために用いるビスの数を削減することが可能となる。
本発明にあっては、後キャビネットの有する被係止部が、筐体に形成してある係止部に係止されることにより、後キャビネットを筐体に固定してあるので、後キャビネットを筐体へ固定するために用いるビスの数を削減することが可能となる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
実施の形態1
図1は、実施の形態1に係るテレビジョン受信機の一構成例を示す概略分解斜視図である。本図に示すようにテレビジョン受信機は、前キャビネット1、液晶表示モジュール2、光源モジュール3、バックライトシャーシ4、複数の回路基板5、及び後キャビネット6を備えている。
実施の形態1
図1は、実施の形態1に係るテレビジョン受信機の一構成例を示す概略分解斜視図である。本図に示すようにテレビジョン受信機は、前キャビネット1、液晶表示モジュール2、光源モジュール3、バックライトシャーシ4、複数の回路基板5、及び後キャビネット6を備えている。
前キャビネット1は枠型状であり液晶表示モジュール2の周囲に配置される。後キャビネット6は一面が開口された箱型形状をなし、バックライトシャーシ4等を収容する。後キャビネット6には、バックライトシャーシ4に向かって突出するフック6a(被係止部)が形成してある。
液晶表示モジュール2(表示パネル)は、矩形状の液晶パネル、光学シート等から構成されている。バックライトシャーシ4(箱型の筐体)は、一面に開口部を持つ箱型の筐体である。バックライトシャーシ4は、鉄、アルミ、鋼等の金属で形成される。バックライトシャーシ4には、爪部4a(係止部)が形成してある。液晶表示モジュール2は、液晶への印加電圧を制御して光の透過率を調整し、映像を一面に表示するように構成されている。光源モジュール3に含まれる光源は、例えば、LED(Light Emitting Diode)である。
以降の説明においては、テレビジョン受信機の映像が表示される側を前側、前側の逆側を後側、前側から見て右を右側、前側から見て左を左側と呼ぶ。テレビジョン受信機の上側、テレビジョン受信機の下側を、単に上側、下側と呼ぶ。
以降の説明においては、テレビジョン受信機の映像が表示される側を前側、前側の逆側を後側、前側から見て右を右側、前側から見て左を左側と呼ぶ。テレビジョン受信機の上側、テレビジョン受信機の下側を、単に上側、下側と呼ぶ。
回路基板群5は、チューナ基板(受信部)、画像処理基板、音声処理基板、電源基板等を含む。チューナ基板は、テレビジョン放送を受信し、放送信号を取り出す。画像処理基板は、放送信号から画像情報を取り出し、取り出した画像情報を液晶表示モジュール2に出力する。音声処理基板は放送信号から音声情報を取り出し、取り出した音声情報を図示しないスピーカユニットより出力させる。電源基板は、所定電圧の電力をテレビジョン受信機の各部に供給する。
光源モジュール3はバックライトシャーシ4に収納される。液晶表示モジュール2及びバックライトシャーシ4は枠型の前キャビネット1に取り付けられる。バックライトシャーシ4の後面外側に回路基板5を固定し、前キャビネット1に後キャビネット6を組み付ける。
図2は後キャビネット6に形成してあるフック6aを示す斜視図である。図3はバックライトシャーシ4に形成してある爪部4aを示す斜視図である。図4は実施の形態1に係るテレビジョン受信機の主要部の断面図である。図4では、光源モジュール3の記載は省略している。フック6aは、後キャビネット6の背部内面に対して略垂直方向、前側に突出するように形成してある。フック6aの先端部上側には切欠きがあり、段差部6bが形成されている。フック6aの下側の面には側面視三角形状の突起部6dが形成されている。突起部6dは、先端部6cから後下方向に傾斜する傾斜面と後キャビネット6の背面と平行で下方向に突出している面とで形成されている。
図3に示すように、バックライトシャーシ4に形成してある爪部4aは、バックライトシャーシ4後側の面の一部を短冊状に切り起こしたものである。バックライトシャーシ4後側の面にへこみ4bを形成し、その一部を短冊状に切り起こしている。爪部4aは、根元からバックライトシャーシ4と垂直な方向に立ち上がり、次にバックライトシャーシ4に平行となるように折り曲げた形状としてある。爪部4aが形成されたことにより、穴部4cが形成される。
図4に示しているように、後キャビネット6に形成したフック6aは、穴部4cからバックライトシャーシ4の内部に突出し、突起部6dとバックライトシャーシ4に形成した爪部4aとが嵌り合う。フック6a先端付近の段差部6bがバックライトシャーシ4の上側と嵌る。段差を設けたことで、光源モジュール3の光が漏れる量を減少させることが可能となる。フック6aの下側に設けた溝部6dは爪部4aと嵌り合う。溝部6dに爪部4aが嵌ることにより、光源モジュール3の光が漏れる量を減少させることが可能となる。フック6aの左右方向の幅と、爪部4aの左右方向の幅とを同一の寸法とすることにより、フック6aの左右から漏れる光源モジュール3の光を最小限にすることが可能となる。
フック6aを爪部4aに係止するときは、後キャビネット6をバックライトシャーシ4との結合位置からやや上側にずらした位置にて、フック6aを先端部6cから穴部4cに挿入し、段差部6bの後面がバックライトシャーシ4に当たったところで、後キャビネット6をバックライトシャーシ4と結合する高さ位置に戻せば良い。フック6aの上面、下面は傾斜しているので、フック6aを穴部4cに挿入するに従い、爪部4aは下側にたわむ。後キャビネット6をバックライトシャーシ4と結合する高さ位置に戻したときに、爪部4aは元の状態に戻り、突起部6dを係止する。
上述したように、後キャビネット6に形成したフック6aと、バックライトシャーシ4に形成した爪部4aとが嵌り合うことで、後キャビネット6はバックライトシャーシ4に固定される。爪部4aを形成したことによる穴4cは、フック6aが嵌ることにより塞がれるので、光源モジュール3の光が漏れる量を減少させることが可能となる。
後キャビネット6のフック6aの下部には、工具穴6eが設けられている。工具穴6eは、爪部6aの係止状態を解除するために用いる工具を差し込むための穴である。工具穴6eは、爪部4aに対応した位置に設け、フック6aが爪部4aに係止されている状態で、工具穴6eより爪部4aの先端が見えるようにしてある。工具穴6eは、放熱孔としての役割も持っている。
図5はバックライトシャーシ4及び前キャビネット1を後側から見た図である。爪部4aは、バックライトシャーシ4の上辺側に5箇所、両側辺側にそれぞれ2箇所ずつ、下辺側には左右にそれぞれ一箇所ずつ設けてある。前キャビネット1の下方は、後キャビネット6と結合する部分があり、ビス止め用のボス10が形成してある。
図6は実施の形態1に係るテレビジョン受信機にて、フック6aより爪部4aを外す方法を示す説明図である。図6Aはフック6aが爪部4aに嵌っている状態を示している。図6Bはフック6aを爪部4aから外すために爪部4aをたわませている状態を示している。バックライトシャーシ4は剛性の強い金属で製作されるので、爪部4aをフック6aから外す(後キャビネット6のバックライトシャーシ4への固定を解除する)ためには、工具が必要となる。
図6Bに示すように、爪部4aをフック6aから外すには、工具穴6eよりドライバなどの先端が細い工具Tを差し込み、爪部4aを下方向にたわませ、フック6aの係止状態を解除する。すべてのフック6aの係止状態を解除した後に、後キャビネット6を後側に引っ張ることにより、バックライトシャーシ4から、後キャビネット6を取り外すことが可能となる。
以上のように、実施の形態1に係るテレビジョン受信機では、フック6aと爪部4aとが嵌り合うことで、後キャビネット6をバックライトシャーシ4に固定することが可能となる。後キャビネット6と前キャビネット1との結合にはビスを必要とするものの、後キャビネット6とバックライトシャーシ4との結合にはビスが不要となるので、部品点数の低減と、組み立て時の工数、及び作業時間の低減が可能となる。
実施の形態2
図7は実施の形態2に係るテレビジョン受信機の主要部の断面図である。図4同様、光源モジュール3の記載は省略している。実施の形態1と同様な構成については、同一の符号を付している。
図7は実施の形態2に係るテレビジョン受信機の主要部の断面図である。図4同様、光源モジュール3の記載は省略している。実施の形態1と同様な構成については、同一の符号を付している。
実施の形態2に係るテレビジョン受信機では、バックライトシャーシ4に爪部は形成されておらず、後キャビネット6に形成されたフック6aが嵌る穴部4cが形成されている。また、フック6aには、バックライトシャーシ4への当てリブ6fが形成されている。フック6aの左右方向の幅と、穴部4cの左右方向の幅とは同一の寸法としてある。それにより、フック6aの左右から漏れる光源モジュール3の光を最小限にすることが可能となる。
当てリブ6fは、フック6aの下面より下側に突出するようにしてある。当てリブ6fの下方向の突出長は、フック6aが穴部4cで係止された状態で、穴部4cの下端より下側となるようにしてある。フック6aが穴部4cに結合された状態で、フック6a付近の後側から後キャビネット6が押されたときに、フック6aがバックライトシャーシ4内部に沈み込むことを防ぐためである。当てリブ6fの横幅は、フック6aの横幅と同一又はそれ以上の寸法であることが望ましいが、フック6aの横幅を下回る寸法でも良い。当てリブ6fの横幅が広いほど、フック6aの沈み込みを効果的に防ぐことが可能である。
フック6aにおいて、突起部6dの下端から段差部6bの上端までの高さは、穴部4cの高さと同一寸法、又はやや下回る寸法としてある。本実施の形態ではフック6aは穴部4cで係止されるため、バックライトシャーシ4をたわますことにより、フック6aを係止状態にすること、又は係止状態を解除することは困難である。そのため、フック6aをたわませて係止状態にする又は係止状態を解除するよう、上述の寸法としてある。
図7に示しているように、フック6aに設けられた突起部6dが、穴部4cにより係止されるようにしてある。フック6aを穴部4cに係止するときは、後キャビネット6を結合位置からやや上側にずらした位置にて、フック6aを先端部6cから穴部4cに挿入し、段差部6bの後面がバックライトシャーシ4に当たったところで、後キャビネット6をバックライトシャーシ4と結合する高さ位置に戻せば良い。フック6aの上面、下面は傾斜しているので、フック6aはたわみながら、バックライトシャーシ4に侵入したのち、突起部6dは穴部4cに係止される。
フック6aをバックライトシャーシ4から外す場合は、ドライバなどの先端が細い工具Tを用いる。工具Tを工具穴6eより差し込み、当てリブ6fを上に押し上げることにより、フック6aを上側にたわませ、係止状態を解除する。すべてのフック6aの係止状態を解除した後に、後キャビネット6を後側に引っ張ることにより、バックライトシャーシ4から、後キャビネット6を取り外すことが可能となる。
実施の形態2では、実施の形態1の効果に加えて、後キャビネット6が後側から押された場合でも、当てリブ6fがバックライトシャーシ4に当たることにより、後キャビネット6がバックライトシャーシ4の内部に沈み込むことを防止することが可能となる。
実施の形態3
図8は実施の形態3に係るテレビジョン受信機の主要部の断面図である。図4及び図7と同様、光源モジュール3の記載は省略している。実施の形態1と同様な構成については、同一の符号を付している。
図8は実施の形態3に係るテレビジョン受信機の主要部の断面図である。図4及び図7と同様、光源モジュール3の記載は省略している。実施の形態1と同様な構成については、同一の符号を付している。
実施の形態3に係るテレビジョン受信機では、後キャビネット6に形成されるフック6aを横U字状としてある。図8に示すようにフック6aは後キャビネット6側面と平行な断面、すなわち上下方向に切った縦断面が、横U字状をなしている。フック6aの突出端部が閉じられ、逆方向が開いている横U字状である。
図8に示すようにフック6aはバックライトシャーシ4に形成された穴部4bに嵌るようにしてある。フック6aには突起部6gが形成してある。突起部6gはフック6aの下面に形成してある。突起部6gは三角柱状をしており、三角柱の一側面が、後キャビネット6の背面と平行となっている。突起部6gの下方向への突出長は、フック6aが穴部4cに係止された状態で、バックライトシャーシ4の内面に接するようにしてある。それにより、後キャビネット6はバックライトシャーシ4に固定される。フック6aの後側先端には取手部6hが形成してある。また、実施の形態2と同様に、フック6aの左右方向の幅と、穴部4cの左右方向の幅とは、同一の寸法としてある。それにより、フック6aの左右から漏れる光源モジュール3の光を最小限にすることが可能となる。
後キャビネット6をバックライトシャーシ4に取り付ける場合は、フック6aの先端を穴部4cに差し込み、突起部6gがバックライトシャーシ4内部に入るまで、後キャビネット6を押し込む。フック6aはたわみながら、バックライトシャーシ4内部に入る。突起部6gがバックライトシャーシ4内部に入ったところで、たわみが戻り、突起部6gが穴部4cに係止される。
後キャビネット6をバックライトシャーシ4から取り外す場合、取手部6hを指で上側に押し上げる。取手部6hを押し上げることにより、突起部6gが穴部4cから外れ、係止状態が解除される。すべてのフック6aの係止状態を解除した後に、後キャビネット6を後側に引っ張ることにより、バックライトシャーシ4から、後キャビネット6を取り外すことが可能となる。
実施の形態3では、実施の形態1の効果に加えて、工具を用いることなく、後キャビネット6の取り外しが可能となり、メンテナンス性が向上する。
実施の形態4
図9は実施の形態4に係るテレビジョン受信機の下側部分の断面図である。上述の実施の形態1から3では、図5に示したように、テレビジョン受信機下側の前キャビネット1と後キャビネット6とを締結する箇所については、ビス止めとしていた。実施の形態4では、前キャビネット1と後キャビネット6との締結についても、ビスを不要とする。
図9は実施の形態4に係るテレビジョン受信機の下側部分の断面図である。上述の実施の形態1から3では、図5に示したように、テレビジョン受信機下側の前キャビネット1と後キャビネット6とを締結する箇所については、ビス止めとしていた。実施の形態4では、前キャビネット1と後キャビネット6との締結についても、ビスを不要とする。
図9に示すように、前キャビネット1にはテレビジョン受信機の設置面と略平行で後側に突出している板状部1aを形成してある。板状部1aの先端付近には、下側に突出する突起部6iを形成してある。後キャビネット6の下側には、テレビジョン受信機の設置面と略平行で前側に突出している第2板状部が形成してある。第2板状部には嵌合穴部6jが形成してあり、その位置は、突起部6iと対応した位置としてある。突起部1bと嵌合穴部6jとが嵌合することにより、前キャビネット1と後キャビネット6とを締結することが可能となる。第1板状部及び第2板状部の幅は、ビス止め用ボスの直径と同程度の寸法が望ましい。ビス止め以外の構成に変更を加えることなく、ビス止めを上述の係止方法に変更することが可能となるからである。
前キャビネット1から後キャビネット6を取り外す場合は、ドライバなどの先端の細い工具Tにより、板状部1aを上側に押し上げる。板状部1aが押し上げられ、板状部1aがたわむと、突起部1bが嵌合穴部6jから外れる。すべての突起部1bが嵌合穴部6jから外れた後に、後キャビネット6を後に引っ張れば、前キャビネット1より後キャビネット6を取り外すことが可能となる。
実施の形態4では、後キャビネット6とバックライトシャーシ4とが締結する箇所に加えて、後キャビネット6と前キャビネット1とが締結する箇所についても、ビスが不要となるので、更なる部品点数の低減と、組み立て時の工数、作業時間の低減が可能となる。
なお、上述の実施の形態1から4に示したフックや突起部は被係止部の例示であり、爪部、穴部、嵌合穴部は係止部の例示である。これら例示したもの以外の形状のものを、被係止部、係止部として採用しても良い。
また、上述した実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 前キャビネット
2 液晶表示モジュール
3 光源モジュール
4 バックライトシャーシ
4a 爪部
4b 穴部
5 回路基板
6 後キャビネット
6a フック
6e 工具穴
6g 突起部
2 液晶表示モジュール
3 光源モジュール
4 バックライトシャーシ
4a 爪部
4b 穴部
5 回路基板
6 後キャビネット
6a フック
6e 工具穴
6g 突起部
Claims (7)
- 映像を表示する表示パネルの周囲に配置される枠型の前キャビネットと、
該前キャビネットの後側に配置される箱型の後キャビネットと、
該後キャビネットに収容され、前記表示パネルに光を照射する光源を収納した箱型の筐体と
を備える表示装置において、
前記筐体は、係止部を有し、
前記後キャビネットは、前記係止部に係止され、前記後キャビネットを固定する被係止部を有すること
を特徴とする表示装置。 - 前記筐体は金属にて構成され、前記係止部は、前記筐体を切り起こして形成してある爪部であること
を特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記係止部は、前記筐体に形成してある穴部であること
を特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記被係止部はフック状をなし、前記後キャビネット内面より突出してあること
を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の表示装置。 - 前記被係止部は、前記後キャビネット背部内面より突出し、前記後キャビネット側面と平行な断面は、突出端部が閉じている横U字状をなし、該横U字状の下面には、一側面が前記後キャビネット背面と平行である三角柱状の突起を有すること
を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の表示装置。 - 前記後キャビネットは、該後キャビネットの前記筐体への固定を解除するための工具を差し込む工具穴を更に有すること
を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の表示装置。 - 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の表示装置と、
テレビジョン放送を受信する受信部と
を備え、
前記受信部が受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示するようにしてあること
を特徴とするテレビジョン受信機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012032105A JP2013167827A (ja) | 2012-02-16 | 2012-02-16 | 表示装置及びテレビジョン受信機 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107770467A (zh) * | 2017-12-11 | 2018-03-06 | 夏普电子研发(南京)有限公司 | 一种轻量化无螺钉便于安装的平板电视机机壳 |
JP2019144354A (ja) * | 2018-02-19 | 2019-08-29 | シャープ株式会社 | 表示装置、及びテレビジョン受信機 |
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