JP2013162217A - サーバ装置、勧誘システム及び勧誘方法 - Google Patents

サーバ装置、勧誘システム及び勧誘方法 Download PDF

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Abstract

【課題】サービスに登録済みのユーザが利用しているサービスの内容を、サービスに未登録のユーザが容易に理解できるようにする。
【解決手段】サーバ装置30は、ユーザAの端末装置10Aと、ユーザAの知人のユーザBの端末装置10Bとの間の音声通話が終了すると、サービスの利用登録済みのユーザAが、サービスに未登録のユーザBに対してサービスの利用を勧めることを許可しているか判断する。利用を勧めることを許可している場合、サーバ装置30は、サービスの内容を説明する電子メールを端末装置10Bへ送信する。端末装置10Bにおいて電子メールが開封されると、ユーザAが利用しているサービスへの登録を勧める文と、サービスの内容を説明した文が表示される。
【選択図】図1

Description

本発明は、サービスへの登録を勧誘する技術に関する。
通信網を利用したサービスへの登録を勧誘するシステムとして、特許文献1に開示されたシステムがある。このシステムにおいては、例えば、通信端末AのユーザAが通信端末BのユーザBへリングバックトーンを勧める場合、ユーザAは、推奨するリングバックトーンの楽曲名を指定し、ユーザBのメールアドレスを入力する。システム側は、この楽曲名とメールアドレスとを取得すると、楽曲の格納先を示すURLが記述された電子メールをメールアドレスで特定される通信端末へ送信する。次に、この電子メールを受信した通信端末が、電子メールに記述されているURLと、通信端末のユーザに付与されている電話番号とをユーザの操作に応じてシステム側へ送信すると、システム側は、この電話番号が登録されているか判断する。システム側は、送信された電話番号が登録がされていない場合には、リングバックトーンサービスへの登録を受け付けるWEBページへのリンクが記述された画面データを、ユーザBの通信端末へ送信する。
特開2005−184529号公報
特許文献1のシステムによれば、サービスに未登録の者に対してサービスへの登録を受け付けるページが表示されるため、サービスへの登録を促すことができる。しかしながら、特許文献1のシステムにおいては、未登録のユーザに対してサービスへの登録を受け付けることしか表示されないため、未登録のユーザが登録済みのユーザが利用しているサービスの内容を理解することが難しいという課題がある。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、サービスに登録済みのユーザが利用しているサービスの内容を、サービスに未登録のユーザが容易に理解できるようにすることを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明は、サービスの利用登録をしている登録ユーザの通信識別子と、前記サービスに未登録の未登録ユーザの通信識別子と、前記未登録ユーザの通信識別子に対応付けられ、前記登録ユーザが利用登録しているサービスへの登録を当該未登録ユーザへ勧めることを許可する許可データとを記憶した第1データベースと、前記サービスの内容を表示するための表示データを記憶した第2データベースと、前記登録ユーザの通信識別子と、前記未登録ユーザの通信識別子を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した登録ユーザの通信識別子と未登録ユーザの通信識別子とが前記第1データベースに記憶されており、当該未登録ユーザの通信識別子に前記許可データが対応付けられている場合、前記登録ユーザが利用登録しているサービスに対応した表示データを前記第2データベースから取得する取得手段と、前記取得した表示データを前記未登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置へ送信する送信手段とを有するサーバ装置を提供する。
本発明においては、前記登録ユーザの通信識別子と前記未登録ユーザの通信識別子は、当該登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置と、当該未登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置との通信が終了したことを契機にして当該サーバ装置へ送信され、前記受信手段は、当該送信された各識別子を受信する構成としてもよい。
また、本発明においては、前記取得手段は、前記登録ユーザが前記サービスを利用した頻度が閾値以上の場合に前記第2データベースからデータを取得する構成としてもよい。
また、本発明においては、前記受信手段で受信された各通信識別子で特定される端末装置同士の間で行われた通信の頻度を取得し、前記未登録ユーザの通信識別子に対して前記許可データが対応付けられてなく、且つ、前記取得した頻度が予め定められた閾値以上の場合、前記未登録ユーザの通信識別子に対して前記許可データを対応付けるように勧める通知を、前記登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置へ送信する構成としてもよい。
また、本発明においては、前記表示データの内容が表示されたことを示す通知を前記表示データが送信された端末装置から受信していない場合、当該端末装置へ送信した表示データを再送する構成としてもよい。
また、本発明においては、前記受信手段で受信された通信識別子で特定される端末装置同士の間で行われた通信の回数を取得し、前記未登録ユーザの通信識別子に対して前記許可データが対応付けられてなく、且つ、前記取得した回数が予め定められた条件を満たした場合にも、前記表示データを前記第2データベースから取得し、前記電子メールを送信する構成としてもよい。
また、本発明においては、前記未登録ユーザの通信識別子に対して前記許可データが対応付けられてなく、且つ、前記登録ユーザと前記未登録ユーザとの関係が、予め定められた条件を満たしている場合にも、前記表示データを前記第2データベースから取得し、前記表示データを送信する構成としてもよい。
また、本発明は、サービスの利用登録をしている登録ユーザの通信識別子と、前記サービスに未登録の未登録ユーザの通信識別子と、前記未登録ユーザの通信識別子に対応付けられ、前記登録ユーザが利用登録しているサービスへの登録を当該未登録ユーザへ勧めることを許可する許可データとを記憶した第1データベースと、前記サービスの内容を表示するための表示データを記憶した第2データベースと、前記登録ユーザの通信識別子と、前記未登録ユーザの通信識別子を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した登録ユーザの通信識別子と未登録ユーザの通信識別子とが前記第1データベースに記憶されており、当該未登録ユーザの通信識別子に前記許可データが対応付けられている場合、前記登録ユーザが利用登録しているサービスに対応した表示データを前記第2データベースから取得する取得手段と、前記取得した表示データを前記未登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置へ送信する送信手段とを有するサーバ装置と、前記登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置と、前記未登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置とを有する勧誘システムを提供する。
また、本発明は、サービスの利用登録をしている登録ユーザの通信識別子と、前記サービスに未登録の未登録ユーザの通信識別子を受信する受信ステップと、前記登録ユーザの通信識別子と、前記未登録ユーザの通信識別子と、前記未登録ユーザの通信識別子に対応付けられ、前記登録ユーザが利用登録しているサービスへの登録を当該未登録ユーザへ勧めることを許可する許可データとを記憶した第1データベースにおいて、前記受信ステップで受信した登録ユーザの通信識別子と未登録ユーザの通信識別子が記憶されており、当該未登録ユーザの通信識別子に前記許可データが対応付けられている場合、前記登録ユーザが利用登録しているサービスに対応した表示データを、前記サービスの内容を表示するための表示データを記憶した第2データベースから取得する取得ステップと、前記取得した表示データを前記未登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置へ送信する送信ステップと、前記未登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置が、前記送信ステップで送信された表示データを受信する表示データ受信ステップと、前記未登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置が、表示データ受信ステップで受信した表示データの内容を表示する表示ステップとを有する勧誘方法を提供する。
また、本発明は、コンピュータに、サービスの利用登録をしている登録ユーザの通信識別子と、前記サービスに未登録の未登録ユーザの通信識別子を受信する受信ステップと、前記登録ユーザの通信識別子と、前記未登録ユーザの通信識別子と、前記未登録ユーザの通信識別子に対応付けられ、前記登録ユーザが利用登録しているサービスへの登録を当該未登録ユーザへ勧めることを許可する許可データとを記憶した第1データベースにおいて、前記受信ステップで受信した登録ユーザの通信識別子と未登録ユーザの通信識別子が記憶されており、当該未登録ユーザの通信識別子に前記許可データが対応付けられている場合、前記登録ユーザが利用登録しているサービスに対応した表示データを、前記サービスの内容を表示するための表示データを記憶した第2データベースから取得する取得ステップと、前記取得した表示データを前記未登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置へ送信する送信ステップとを実行させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、サービスに登録済みのユーザが利用しているサービスの内容を、サービスに未登録のユーザが容易に理解することができる。
本発明の一実施形態に係る勧誘システムを構成する装置を示した図。 端末装置10のハードウェア構成を示したブロック図。 サーバ装置30のハードウェア構成を示したブロック図。 サーバ装置30において実現する機能の構成を示したブロック図。 登録者データベースDB1の構成を示した図。 サービス説明データベースDB2の構成を示した図。 登録状況データベースDB3の構成を示した図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。 端末装置10に表示される画面例を示した図。 端末装置10に表示される画面例を示した図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。 端末装置10に表示される画面例を示した図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。
[実施形態]
<全体構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る勧誘システムを構成する装置を示した図である。本実施形態に係る通信網20は、音声通信やデータ通信が行われる移動体通信網や公衆無線LAN(Local Area Network)などを含む通信網である。通信網20には、端末装置10A〜10Cやサーバ装置30が接続される。なお、図1においては端末装置10A〜10Cを示しているが、通信網20には4台以上の端末装置を接続することができる。
端末装置10A〜10Cは、本実施形態においては携帯電話機であり、通信網20を介して他の端末装置と音声通信やデータ通信を行う。なお、端末装置10A〜10Cの構成は同じであるため、以下、各々を区別する必要のない場合は端末装置10と記載する。本実施形体においては、端末装置10は携帯電話機であるが、端末装置10は、携帯電話機に限定されるものではなく、移動可能な端末装置であって、音声通信機能やデータ通信機能を備えているものであれば、スマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)又はPDA(Personal Digital Assistant)などであってもよい。
サーバ装置30は、通信網20を介して端末装置10とデータ通信を行うコンピュータ装置である。サーバ装置30は、通信網20を利用したサービスへの登録を端末装置10のユーザへ勧める機能を備えている。なお、この機能の詳細については後述する。
<端末装置10の構成>
図2は、端末装置10のハードウェア構成を例示したブロック図である。図2に示したように、端末装置10の各部は、バス100に接続されている。端末装置10の各部は、このバス100を介して各部間でデータのやり取りを行う。
通信部105は、通信網20を介して音声通信やデータ通信を行う通信インターフェースとして機能する。通信部105は、通信網20から送信される各種データを受信する。また、通信部105は、通信網20を介して各種データを送信する。
表示部104は、表示装置として液晶ディスプレイを有しており、制御部101の制御の下、文字やグラフィック画面、端末装置10を操作するためのメニュー画面などを表示する。なお、表示装置は、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどであってもよい。
操作部103は、端末装置10を操作するための複数のキーや、表示部104の液晶ディスプレイの表面に配置された透明なタッチパッドなどである。端末装置10のユーザが、操作部103のキーを操作すると、操作されたキーを示すデータが操作部103から制御部101へ出力される。また、端末装置10のユーザが、操作部103のタッチパッドに触れると、触れた位置を示すデータが操作部103から制御部101へ出力される。
通話部106は、マイクロフォンとスピーカを備えている。通話部106は、マイクロフォンに音声が入力されると、入力された音声を表すデータを通信部105へ出力する。通信部105へ出力されたデータは、通信網20を介して他の端末装置10へ送信され、音声通信が行われる。また、通話部106は、音声通信に係るデータを受信した通信部105から音声通信に係るデータが供給されると、この供給されたデータをアナログ信号に変換してスピーカへ出力し、スピーカから音声を出力する。
記憶部102は、各種データやプログラムを記憶するメモリを備えており、端末装置10においてオペレーティングシステムの機能を実現するOSプログラム、ブラウザの機能を実現するブラウザプログラム、電子メールの機能を実現する電子メールプログラム、電話帳の機能を実現する電話帳プログラムなどを記憶している。また、記憶部102は、電話帳のデータや、端末装置10のユーザを一意的に識別するユーザ識別子(例えばユーザに付与された電話番号や電子メールアドレス)、端末装置10のユーザの氏名などを記憶する。
例えば、端末装置10AのユーザAの電話番号が「090-0000-0000」、電子メールアドレスが「[email protected]」である場合、端末装置10Aの記憶部102には、この電話番号「090-0000-0000」と、電子メールアドレス「[email protected]」が記憶されている。また、端末装置10BのユーザBの電話番号が「090-0000-1111」、電子メールアドレスが「[email protected]」であり、端末装置10CのユーザCの電話番号が「090-0000-2222」、電子メールアドレスが「[email protected]」である場合、端末装置10Bの記憶部102には、電話番号「090-0000-1111」と、電子メールアドレス「[email protected]」が記憶されており、端末装置10Cの記憶部102には、電話番号「090-0000-2222」と、電子メールアドレス「[email protected]」が記憶されている。
また、例えば、端末装置10Aの記憶部102の電話帳データにおいては、ユーザAの家族であるユーザBの氏名、電話番号及び電子メールアドレスと、ユーザAの友人であるユーザCの氏名、電話番号及び電子メールアドレスが格納される。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えたマイクロコントローラである。CPUがROMに記憶されているブートローダを実行した後、記憶部102に記憶されているOSプログラムを実行すると、携帯電話機としての基本機能が実現する。端末装置10において、携帯電話機としての基本機能が実現すると、端末装置10は、音声通信やデータ通信を行うことが可能となる。また、CPUがOSプログラムを実行すると、制御部101は、操作部103から供給されるデータや、通信部105で受信されたデータに応じて各種処理を実行し、端末装置10の各部を制御する。例えば、記憶部102に記憶されたブラウザプログラムや電子メールプログラムの実行を指示する操作が操作部103において行われると、制御部101は、これらのプログラムを記憶部102から読みだして実行する。
<サーバ装置30の構成>
図3は、サーバ装置30のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。図3に示したように、サーバ装置30の各部はバス300に接続されており、このバス300を介して各部間でデータのやり取りを行う。
通信部305は、通信ケーブルによって通信網20に接続されており、通信網20を介してデータ通信を行う通信インターフェースとして機能する。操作部303は、ユーザにより操作されるキーボードおよびマウスを有している。操作部303は、マウスまたはキーボードが操作されると、操作されたボタンやキーを表すデータを制御部301へ出力する。表示部304は、表示装置として液晶ディスプレイを有しており、制御部301の制御の下、文字やグラフィック画面、サーバ装置30を操作するためのメニュー画面などを表示する。
記憶部302は、データを記憶する装置(例えばハードディスク装置)を有しており、各種プログラムを記憶する。具体的には、サーバ装置30においてオペレーティングシステムの機能を実現するOSプログラムを記憶している。また、記憶部302は、通信網20を利用したサービスへの登録を勧める機能を実現するアプリケーションプログラム(以下、勧誘アプリと称する)を記憶している。また、記憶部302は、登録者データベースDB1、サービス説明データベースDB2、及び登録状況データベースDB3を記憶している。
図4は、勧誘アプリを実行することにより実現する機能の構成を示したブロック図である。受信部350は、サービスの利用登録をしているユーザの通信識別子と、サービスに未登録のユーザの通信識別子を受信するものであり、通信部305で受信されたこれらの通信識別子を、通信部305から受信する。取得部351は、サービスの利用登録をしているユーザが利用しているサービスの内容を表示するためのデータを、サービス説明データベースDB2から取得するものである。送信部352は、サービス説明データベースDB2から取得したデータを、サービスに未登録のユーザの通信識別子で特定される端末装置へ、通信部305を制御して送信するものである。
次に、各データベースについて説明する。
登録者データベースDB1(第1データベース)は、端末装置10のユーザ毎に設けられるデータベースであり、図5に示した構成となっている。なお、図5は、端末装置10Aのユーザであり、通信網20を利用したサービスへの利用登録をしたユーザAの登録者データベースDB1の構成を示したものである。
氏名フィールドは、端末装置10のユーザの氏名が格納されるフィールドである。登録者データベースDB1が端末装置10AのユーザAに対応したデータベースである場合、氏名フィールドの1行目には、このデータベースに対応するユーザAの氏名が格納され、2行目以降には、ユーザAの端末装置10Aに記憶された電話帳データに格納されている氏名、即ち、ユーザB,Cの氏名が格納される。
通信識別子フィールドは、同じレコードに格納されている氏名のユーザに付与されている電話番号と電子メールアドレスが格納されるフィールドである。
登録状況フィールドは、通信網20を利用したサービスへの登録状況を格納するフィールドである。例えば、通信網20を利用したサービスとしてサービスA〜サービスCがあり、ユーザAがサービスA〜サービスCに登録している場合、図5に示したように、ユーザAのレコードにおいては、サービスA〜サービスCの列に「○」が格納される。また、ユーザBが、サービスA〜サービスCに登録していない場合には、ユーザBの氏名が格納されたレコードにおいては、サービスA〜サービスCの列に「×」が格納される。
許可範囲フィールドは、1行目に格納されている氏名のユーザにより設定されたデータが格納される。具体的には、例えば、ユーザAがユーザBに対してサービスA〜Cへの登録を勧める場合、図5に示したように、ユーザBの氏名が格納されたレコードにおいては「○」(許可データ)が格納される。また、ユーザAがユーザCに対してサービスA〜Cへの登録を勧めない場合、ユーザCの氏名が格納されたレコードにおいては「×」(非許可データ)が格納される。
登録状況表示フィールドは、1行目に格納されている氏名のユーザにより設定されたデータが格納される。具体的には、サービスA〜サービスCへの登録状況の表示を、他の端末装置10のユーザへ許可するか否かを示すデータが格納される。例えば、サービスAについてユーザAの登録期間が1ヶ月であり、ユーザAが、この登録状況をユーザB,Cに表示しても良い場合、図5に示したように、ユーザAの氏名が格納されているレコードにおいては「○」が格納される。一方、ユーザAが、この登録状況の表示を許可しない場合、ユーザAの氏名が格納されているレコードにおいては「×」が格納される。
サービス説明データベースDB2(第2データベース)は、サービスA〜サービスCに関する情報を格納するデータベースであり、図6に示したように、サービス名フィールド、説明フィールド、及びURL(Uniform Resource Locator)フィールドで構成されている。
サービス名フィールドは、通信網20を利用したサービスの名称が格納されるフィールドである。図6においては、1行目にサービスAの名称、2行目にサービスBの名称、3行目にサービスCの名称が格納されている。
説明フィールドは、サービスA〜サービスCを説明する文章が格納されるフィールドである。図6のサービス説明データベースDB2場合、1行目にはサービスAの概要説明の文が格納され、2行目にはサービスBの概要説明の文が格納され、3行目にはサービスCの概要説明の文が格納されている。
URLフィールドは、サービスA〜サービスCの詳細な説明を記述したWEBページのURLが格納されるフィールドである。図6のサービス説明データベースDB2場合、1行目にはサービスAの詳細説明のWEBページのURLが格納され、2行目にはサービスBの詳細説明のWEBページのURLが格納され、3行目にはサービスCの詳細説明のWEBページのURLが格納されている。
図7に示した登録状況データベースDB3(第3データベース)は、端末装置10のユーザのサービスA〜サービスCへの登録状況を格納するデータベースであり、通信識別子フィールドと、登録状況フィールドで構成されている。
通信識別子フィールドは、端末装置10のユーザに付与された通信識別子が格納されるフィールドである。図7に示した登録状況データベースDB3の場合、1行目には、ユーザAに付与された電話番号と電子メールアドレスが格納され、2行目には、ユーザBに付与された電話番号と電子メールアドレスが格納され、3行目には、ユーザCに付与された電話番号と電子メールアドレスが格納されている。
登録状況フィールドには、通信網20を利用するサービスA〜サービスCのフィールドが設けられており、これらのサービスへのユーザの登録状況を示すデータが格納される。例えば、ユーザAのサービスAに対する登録期間が1ヶ月、サービスBに対する登録期間が3ヶ月、サービスCに対する登録期間が6ヶ月である場合、ユーザAの氏名が格納されているレコードにおいては、図7に示したように、サービスAの列にサービスAの登録期間を示す「1ヶ月」が格納され、サービスBの列にサービスBの登録期間を示す「3ヶ月」が格納され、サービスCの列にサービスCの登録期間を示す「6ヶ月」が格納される。また、ユーザがサービスに対して未登録である場合には「未登録」というデータが格納される。
<実施形態の動作例>
次に、本実施形態の動作例について説明する。なお、以下の説明においては、ユーザAの登録者データベースDB1を記憶部302に記憶させる場合の動作例、ユーザBがユーザAの登録しているサービスを確認する場合の動作例、及びユーザAが登録しているサービスをユーザBに勧める場合の動作例について説明する。
(ユーザAの登録者データベースDB1を記憶部302に記憶させる場合の動作例)
図8は、ユーザAの登録者データベースDB1を記憶部302に記憶させる場合の動作を説明するためのシーケンス図である。まず、ユーザAは、端末装置10Aにおいて、ブラウザプログラムの実行を指示する操作を行う。制御部101が、この操作に応じてブラウザプログラムを実行すると(ステップS1)、ブラウザの機能が実現し、端末装置10Aは、サーバ装置30にアクセスすることが可能となる。次に、ユーザAがサーバ装置30にアクセスする操作を行うと、端末装置10Aが通信網20を介してサーバ装置30へアクセスし(ステップS2)、WEBページのデータが端末装置10Aへ送信され(ステップS3)、図9の(a)に例示した画面が表示される(ステップS4)。
ここで、ユーザAが、画面の「(1)自分が登録しているサービスを勧める相手の設定」という項目を選択すると、端末装置10Aとサーバ装置30が通信を行い(ステップS5)、図9の(b)に例示した、電話帳データの送信を促す画面が表示される(ステップS6)。ここで、ユーザAが「許可」を選択する操作を行うと、記憶部102に記憶されている電話帳データ、ユーザAの氏名、電話番号及び電子メールアドレスがサーバ装置30へ送信される(ステップS7)。
サーバ装置30は、端末装置10Aから送信されたデータを取得すると、ユーザAの氏名、電話番号及び電子メールアドレスを1行目のレコードに格納した登録者データベースDB1を生成し、電話帳データに格納されている氏名、電話番号、電子メールアドレスを、登録者データベースDB1の2行目以降のレコードに格納する(ステップS8)。
次にサーバ装置30は、登録者データベースDB1に格納された通信識別子で特定されるユーザのサービスA〜サービスCへの登録状況を取得して登録状況データベースDB3を生成する(ステップS9)。例えば、通信網20においては、ユーザA〜ユーザCについて、サービスAからサービスCへの登録状況を記憶した装置(例えば、ホームロケーションレジスタ)が接続されている。サーバ装置30は、登録状況フィールドに格納されたユーザA〜ユーザCの通信識別子を、この装置へ送信し、ユーザA〜ユーザCについて、サービスA〜サービスCへの登録状況を取得し、登録状況データベースDB3を生成する。サーバ装置30は、ユーザA〜ユーザCについてサービスA〜サービスCへの登録状況を取得すると、取得したデータに基づいて、登録または未登録を判断し、図5に示したように各ユーザの登録状況のフィールドに「○」又は「×」のデータが格納する。
次にサーバ装置30は、登録者データベースDB1の許可範囲フィールドのデータと、登録状況表示フィールドのデータの設定を行うためのデータを端末装置10Aへ送信する(ステップS10)。具体的には、ユーザAの登録者データベースDB1の内容を表示するデータが端末装置10Aへ送信され、端末装置10Aにおいては、図10に例示した画面、即ち、登録者データベースDB1の内容が表示される(ステップS11)。
ユーザAは、登録者データベースDB1の内容が表示されるとデータの設定を行う(ステップS12)。具体的には、ユーザAは、ユーザBに対してサービスA〜サービスCへの登録を勧める場合、ユーザBの氏名が格納されたレコードの許可範囲フィールドに「○」を入力し、ユーザBに対してサービスA〜サービスCへの登録を勧めない場合、ユーザCの氏名が格納されたレコードの許可範囲フィールドに「×」を入力する。また、ユーザAは、自身のサービスA〜サービスCへの登録状況を他のユーザに表示しても良い場合、自身の氏名が格納された1行目のレコードの登録状況表示フィールドに「○」を入力する。なお、他のユーザに対して登録状況の表示を許可しない場合には、登録状況表示フィールドに「×」を入力する。
設定が終了し、ユーザAが、設定したデータを送信する操作を行うと、許可範囲と登録状況表示の設定がされた登録者データベースDB1のデータがサーバ装置30へ送信され(ステップS13)、例えば、図5に示した登録者データベースDB1が記憶部302に記憶される(ステップS14)。
(ユーザBがユーザAの登録しているサービスを確認する場合の動作例)
図11は、ユーザBがユーザAの登録しているサービスを確認する場合の動作を説明するためのシーケンス図である。ユーザBがユーザAの登録しているサービスを確認する場合、まず、ユーザBは、端末装置10Bにおいて、ブラウザプログラムの実行を指示する操作を行う。制御部101が、この操作に応じてブラウザプログラムを実行すると(ステップS21)、ブラウザの機能が実現し、端末装置10Bは、サーバ装置30にアクセスすることが可能となる。次に、ユーザBがサーバ装置30にアクセスする操作を行うと、端末装置10Bが通信網20を介してサーバ装置30へアクセスし(ステップS22)、WEBページのデータが端末装置10Bへ送信され(ステップS23)、図9の(a)に例示した画面が表示される(ステップS24)。
ここで、ユーザBが、画面の「(2)知人の登録しているサービスを確認」という項目を選択すると、図9の(c)に例示した画面が表示され、知人の電話番号(通信識別子)の入力を促す画面が表示される。ここで、ユーザBがユーザAの電話番号を入力し(ステップS25)、表示されている送信ボタンに触れる操作を行うと、入力されたユーザAの電話番号と、記憶部102に記憶されているユーザBの電話番号(通信識別子)がサーバ装置30へ送信される(ステップS26)。なお、本実施形態においては、サーバ装置30へ送信する通信識別子は電話番号となっているが、電話番号ではなく電子メールアドレスであってもよい。
サーバ装置30(制御部301(受信部350))は、端末装置10Bから送られたユーザAの通信識別子と、ユーザBの通信識別子を取得する。ユーザAとユーザBの通信識別子を取得した制御部301(取得部351)は、記憶部302に記憶されている登録者データベースDB1のうち、端末装置10Bで入力されたユーザAの通信識別子が1行目に格納されている登録者データベースDB1を検索する(ステップS27)。ここで、ユーザAの通信識別子が1行目に格納されている登録者データベースDB1が見つからなかった場合(ステップS28でNO)、制御部301は、ユーザAの登録しているサービスを表示できない旨のWEBページのデータを端末装置10Bへ送信する(ステップS29)。端末装置10Bは、このWEBページを取得すると、取得したデータが表すWEBページを表示する(ステップS30)。
一方、制御部301は、ユーザAの通信識別子が1行目に格納されている登録者データベースDB1を見つけた場合(ステップS28でYES)、通信識別子を送信した端末装置10Bのユーザ(ユーザB)の通信識別子を、特定した登録者データベースDB1において検索する(ステップS31)。
ここで、ユーザBの通信識別子が見つからなかった場合(ステップS32でNO)、制御部301は、ユーザAの登録しているサービスを表示できない旨のWEBページのデータを端末装置10Bへ送信し(ステップS33)、端末装置10Bは、このWEBページを取得すると、取得したデータが表すWEBページを表示する(ステップS30)。
制御部301は、ユーザBの通信識別子である電話番号「090-0000-1111」が、ユーザAの登録者データベースDB1に格納されている場合(ステップS32でYES)、ユーザBのレコードの許可範囲フィールドの内容を確認する。ここで、許可範囲フィールドに格納されているデータが「×」である場合(ステップS34でNO)、制御部301は、ユーザAの登録しているサービスを表示できない旨のWEBページのデータを端末装置10Bへ送信し(ステップS35)、端末装置10Bは、このWEBページを取得すると、取得したデータが表すWEBページを表示する(ステップS30)。
一方、許可範囲フィールドに格納されているデータが図5に示されているように「○」である場合(ステップS34でYES)、制御部301は、端末装置10Bに入力された通信識別子で特定されるユーザAが登録しているサービスへの登録を、通信識別子を送信した端末装置10BのユーザBに勧めると判断する。
制御部301は、サービスへの登録を勧める場合、勧めるサービスを特定する(ステップS36)。具体的には、制御部301は、ユーザAの通信識別子をキーにして、登録者データベースDB1の登録状況フィールドからユーザAのサービスへの登録状況を取得する。また、制御部301は、ユーザBの通信識別子をキーにして、登録状況フィールドからユーザBのサービスへの登録状況を取得する。そして制御部301は、ユーザAが登録しており、且つ、ユーザBが未登録のサービスを、ユーザBに勧めるサービスとして特定する。
ここで、登録状況フィールドの内容が図5の状態である場合、ユーザBは、ユーザAが登録しているサービスA〜サービスCに未登録であるため、制御部301は、ユーザBに勧めるサービスをサービスA〜サービスCとする。制御部301は、ユーザBに勧めるサービスを特定すると、特定したサービスの説明とURLをサービス説明データベースDB2から取得する(ステップS37)。
次に、制御部301は、ユーザAの登録状況を表示するか判断する(ステップS38)。具体的には、制御部301は、まず、登録者データベースDB1において、ユーザAの登録状況表示フィールドの内容を取得する。ここで、登録状況表示フィールドの内容が「○」である場合、制御部301は、ユーザAのサービスへの登録状況をユーザBに表示するものと判断する(ステップS38でYES)。制御部301は、ステップS38でYESと判断した場合、ユーザAの氏名を登録者データベースDB1から取得し、登録状況データベースDB3においてユーザAの通信識別子に対応付けられている登録状況を取得する(ステップS39)。なお、ステップS38でNOとなった場合には、制御部301は、ステップS39の処理を行わない。
次に制御部301は、ユーザBの電子メールアドレスを登録者データベースDB1から取得し、取得した電子メールアドレスを宛先とした電子メールを生成する(ステップS40)。ここで、電子メールの本文には、サービスへの登録を勧める文章、サービス説明データベースDB2から取得したサービスA〜サービスCの説明、サービスA〜サービスCの詳細説明のURLなどが記述される。また、電子メールの本文には、登録状況データベースDB3から取得した、ユーザAのサービスA〜サービスCへの登録状況が記述される。
次に制御部301(送信部352)は、生成した電子メールを送信する(ステップS41)。この電子メールは、通信網20を介して端末装置10Bへ送信される。サーバ装置30から送信された電子メールを端末装置10Bが受信し、受信した電子メールを開く操作をユーザBが行うと、端末装置10Bは、図12に例示したように、サービスA〜サービスCへの登録を勧める文章、サービスA〜サービスCの説明、ユーザAのサービスA〜サービスCに対する登録状況、及びサービスA〜サービスCの詳細説明のURLを表示する(ステップS42)。
(ユーザAが登録しているサービスをユーザBに勧める場合の動作例)
図13は、ユーザBがユーザAの登録しているサービスを確認する場合の動作を説明するためのシーケンス図である。まず、ユーザAがユーザBに電話を掛ける操作を行うと、端末装置10Aと端末装置10Bとの間で音声通話回線が確立し、端末装置10Aと端末装置10Bとの間で音声通話が行われる(ステップS51)。次に、端末装置10Aと端末装置10Bとの間の音声通話が終了し、音声通話回線を切断する操作が行われると、発呼側の端末装置10Aのユーザ(ユーザA)の通信識別子(電話番号)と、着呼側の端末装置10Bのユーザ(ユーザB)の通信識別子(電話番号)が、通信網20からサーバ装置30へ送られる。
サーバ装置30(制御部301(受信部350))は、通信網20から送られた発呼側のユーザAの通信識別子と、着呼側のユーザBの通信識別子を取得する(ステップS52)。ユーザAとユーザBの通信識別子を取得した制御部301(取得部351)は、記憶部302に記憶されている登録者データベースDB1のうち、発呼側のユーザAの通信識別子が1行目に格納されている登録者データベースDB1を検索する(ステップS53)。ここで、ユーザAの通信識別子が1行目に格納されている登録者データベースDB1が見つからなかった場合(ステップS54でNO)、制御部301は、ユーザAが登録しているサービスをユーザBに勧める処理を終了する。
一方、制御部301は、ユーザAの通信識別子が1行目に格納されている登録者データベースDB1を見つけた場合(ステップS54でYES)、着呼側の端末装置10Bのユーザ(ユーザB)の通信識別子を、特定した登録者データベースDB1において検索する(ステップS55)。ここで、ユーザBの通信識別子が見つからなかった場合(ステップS56でNO)、制御部301は、ユーザAが登録しているサービスをユーザBに勧める処理を終了する。
制御部301は、ユーザBの通信識別子である電話番号「090-0000-1111」が、ユーザAの登録者データベースDB1に格納されている場合(ステップS56でYES)、ユーザBの許可範囲フィールドの内容を確認する。ここで、許可範囲フィールドに格納されているデータが「×」である場合(ステップS57でNO)、制御部301は、ユーザAが登録しているサービスをユーザBに勧める処理を終了する。
一方、許可範囲フィールドに格納されているデータが図5に示されているように「○」である場合(ステップS57でYES)、制御部301は、発呼側の端末装置10AのユーザAが登録しているサービスへの登録を、着呼側の端末装置10BのユーザBに勧めると判断する。
制御部301は、サービスへの登録を勧める場合、勧めるサービスを特定する(ステップS58)。具体的には、制御部301は、ユーザAの通信識別子をキーにして、登録者データベースDB1の登録状況フィールドからユーザAのサービスへの登録状況を取得する。また、制御部301は、ユーザBの通信識別子をキーにして、登録状況フィールドからユーザBのサービスへの登録状況を取得する。そして制御部301は、ユーザAが登録しており、且つ、ユーザBが未登録のサービスを、ユーザBに勧めるサービスとして特定する。
ここで、登録状況フィールドの内容が図5の状態である場合、ユーザBは、ユーザAが登録しているサービスA〜サービスCに未登録であるため、制御部301は、ユーザBに勧めるサービスをサービスA〜サービスCとする。制御部301は、ユーザBに勧めるサービスを特定すると、特定したサービスの説明とURLをサービス説明データベースDB2から取得する(ステップS59)。
次に、制御部301は、ユーザAの登録状況を表示するか判断する(ステップS60)。具体的には、制御部301は、まず、登録者データベースDB1において、ユーザAの登録状況表示フィールドの内容を取得する。ここで、登録状況表示フィールドの内容が「○」である場合、制御部301は、ユーザAのサービスへの登録状況をユーザBに表示するものと判断する(ステップS60でYES)。制御部301は、ステップS60でYESと判断した場合、ユーザAの氏名を登録者データベースDB1から取得し、登録状況データベースDB3においてユーザAの通信識別子に対応付けられている登録状況を取得する(ステップS61)。なお、ステップS60でNOとなった場合には、制御部301は、ステップS61の処理を行わない。
次に制御部301は、着呼側のユーザBの電子メールアドレスを登録者データベースDB1から取得し、取得した電子メールアドレスを宛先とした電子メールを生成する(ステップS62)。ここで、電子メールの本文には、サービスへの登録を勧める文章、サービス説明データベースDB2から取得したサービスA〜サービスCの説明、サービスA〜サービスCの詳細説明のURLなどが記述される。また、電子メールの本文には、登録状況データベースDB3から取得した、ユーザAのサービスA〜サービスCへの登録状況が記述される。
次に制御部301は(送信部352)、生成した電子メールを端末装置10Bへ送信する(ステップS63)。この電子メールは、通信網20を介して端末装置10Bへ送信される。サーバ装置30から送信された電子メールを端末装置10Bが受信し、受信した電子メールを開く操作をユーザBが行うと、端末装置10Bは、図12に例示したように、サービスA〜サービスCへの登録を勧める文章、サービスA〜サービスCの説明、ユーザAのサービスA〜サービスCに対する登録状況、及びサービスA〜サービスCの詳細説明のURLを表示する(ステップS42)。
以上説明したように、本実施形態においては、未登録のサービスを説明する表示がサービスに未登録のユーザの端末に表示されるので、未登録のサービスについてサービスの内容を容易に理解することができ、サービスへの登録を勧めることができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態および以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
上述した実施形態においては、サービスの登録をしたユーザAについて、サービスの利用回数や、予め定められた期間(日、週、月など)におけるサービスの利用回数(頻度)に基づいて、登録を勧めるサービスを選択するようにしてもよい。例えば、通信網20にサービスの利用履歴を記録する履歴記憶装置を設ける。サーバ装置30は、サービスの登録をしているユーザについてサービスの利用履歴を履歴記憶装置から取得し、一週間の利用頻度が予め定められた閾値以上のサービスについてのみ、サービスの概要説明と詳細説明のURLをサービス説明データベースDB2から取得して電子メールに記述するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、端末装置10同士の間で音声通話が行われる度にサービスへの登録を勧める電子メールが着呼側の者へ送られている。しかしながら、音声通話が行われる度にサービスへの登録を勧めない構成としてもよい。例えば、サーバ装置30は、音声通話回線が切断されたことにより通信網20から送られた発呼側及び着呼側の通信識別子を記憶し、ユーザ間の音声通話の回数が偶数回となった場合、又は奇数回となった場合に、サービスへの登録を勧める電子メールを送信するなど、複数回の音声通話毎に電子メールでサービスへの登録を勧めるようにしてもよい。なお、偶数回や奇数回に限定されるものではなく、通話が10回行われる毎にサービスへの登録を勧める電子メールを送信するなど、予め定められた回数の通話が行われる毎に電子メールを送信するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、着呼側のユーザBに対し、発呼側のユーザAが登録しているサービスを勧める構成となっているが、音声通話回線が切断された場合、発呼側のユーザに対しても、着呼側のユーザBが登録しているサービスを電子メールで勧めるようにしてもよい。
上述した実施形態においては、登録者データベースDB1の登録状況表示フィールドについては、1行目のレコードに「○」又は「×」が格納される構成となっているが、1行目のレコードには、「○」又は「×」のデータを格納せず、2行目以降のレコード毎に「○」又は「×」を格納するようにしてもよい。
例えば、図5において2行目のレコードの登録状況表示フィールドに「○」、3行目のレコードの登録状況表示フィールドに「×」が格納されているものとする。この場合、ユーザAと音声通話を行ったユーザBに対しては、ユーザBの通信識別子が格納されたレコードに「○」が格納されているため、ユーザAの登録状況を表示する電子メールを送信し、ユーザAと音声通話を行ったユーザCに対しては、ユーザCの通信識別子が格納されたレコードに「×」が格納されているため、ユーザAの登録状況を表示しない構成としてもよい。
上述した実施形態においては、登録者データベースDB1の許可範囲フィールドに「○」が格納されているユーザに対しては、サービスへの登録を勧める電子メールを送信し、「×」が格納されているユーザに対しては、サービスへの登録を勧める電子メールを送信しない構成となっているが、この構成に限定されるものではない。
例えば、図5に登録者データベースDB1において、ユーザBの通信識別子が格納されているレコードの許可範囲フィールドに「○」や「×」以外の「−」が格納されている場合、サーバ装置30は、ユーザAとユーザBの音声通話の回数又は音声通話の頻度が予め定められた閾値を超えるまでは、サービスへの登録を勧める電子メールを送信せず、閾値を超えるとサービスへの登録を勧める電子メールを送信するようにしてもよい。
なお、音声通話の回数や頻度については、例えば、通信網20において、ユーザ毎に音声通話の履歴を記録する装置を設け、この装置からユーザ同士の音声通話の回数や頻度を取得するようにしてもよい。また、表示フィールドに「○」以外のデータが格納されており、且つ、ユーザAとユーザBの音声通話の頻度が予め定められた閾値以上である場合、表示フィールドに格納されているデータを「○」にするように促す電子メールをユーザAに送信するようにしてもよい。
また、例えば、端末装置10のユーザが、家族で通信網20の利用契約をしている場合、通信網20においては、契約者の家族関係を記録し、家族間の音声通話が行われたか否かを把握している。これを利用し、家族同士が音声通話を行った場合、発呼側と着呼側の通信識別子に加えて、家族同士が通話を行ったことを示すデータを通信網20からサーバ装置30へ送信し、着呼側のユーザBが発呼側のユーザAの家族であり、図5の登録者データベースDB1において、ユーザBの通信識別子が格納されているレコードに「−」が格納されている場合、サービスへの登録を勧める電子メールを送信するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、登録者データベースDB1において、登録状況表示フィールドを設けないようにしてもよい。この構成においては、登録状況の表示を行うか否かの判断が行われず、登録状況の表示も行われないため、上述の実施形態と比較すると、サーバ装置30において記憶するデータの量を少なくし、端末装置10へ送信するデータの量を少なくすることができる。
上述した実施形態においては、サービスの概要説明と、サービスの詳細説明のWEBページのURLが端末装置10において表示されるが、サービスの詳細説明だけを表示するようにしてもよく、当該URLを含むハイパーリンクだけを表示するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、サーバ装置30から送信された端末装置10は、電子メールを開封した場合、開封したことを示す通知をサーバ装置30へ送信するようにしてもよい。この構成においては、サーバ装置30は、電子メールを送信してから予め定められた一定期間の間に開封通知を受信していない電子メールを再送するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、サーバ装置30は、端末装置10のユーザのサービスへの登録状況を定期的に通信網20から取得し、登録状況データベースDB3と、登録者データベースDB1の登録状況フィールドの内容を更新するようにしてもよい。
通信網20を利用したサービスへの登録を勧める機能を実現するプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))など)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供し、サーバ装置30にインストールしてもよい。また、通信網20を介してプログラムをダウンロードしてサーバ装置30にインストールしてもよい。
10,10A〜10C…端末装置、20…通信網、30…サーバ装置、100…バス、101…制御部、102…記憶部、103…操作部、104…表示部、105…通信部、106…通話部、300…バス、301…制御部、302…記憶部、303…操作部、304…表示部、305…通信部、DB1…登録者データベース、DB2…サービス説明データベース、DB3…登録状況データベース

Claims (9)

  1. サービスの利用登録をしている登録ユーザの通信識別子と、前記サービスに未登録の未登録ユーザの通信識別子と、前記未登録ユーザの通信識別子に対応付けられ、前記登録ユーザが利用登録しているサービスへの登録を当該未登録ユーザへ勧めることを許可する許可データとを記憶した第1データベースと、
    前記サービスの内容を表示するための表示データを記憶した第2データベースと、
    前記登録ユーザの通信識別子と、前記未登録ユーザの通信識別子を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した登録ユーザの通信識別子と未登録ユーザの通信識別子とが前記第1データベースに記憶されており、当該未登録ユーザの通信識別子に前記許可データが対応付けられている場合、前記登録ユーザが利用登録しているサービスに対応した表示データを前記第2データベースから取得する取得手段と、
    前記取得した表示データを前記未登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置へ送信する送信手段と
    を有するサーバ装置。
  2. 前記登録ユーザの通信識別子と前記未登録ユーザの通信識別子は、当該登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置と、当該未登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置との通信が終了したことを契機にして当該サーバ装置へ送信され、前記受信手段は、当該送信された各識別子を受信すること
    を特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記取得手段は、前記登録ユーザが前記サービスを利用した頻度が閾値以上の場合に前記第2データベースからデータを取得すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記受信手段で受信された各通信識別子で特定される端末装置同士の間で行われた通信の頻度を取得し、
    前記未登録ユーザの通信識別子に対して前記許可データが対応付けられてなく、且つ、前記取得した頻度が予め定められた閾値以上の場合、前記未登録ユーザの通信識別子に対して前記許可データを対応付けるように勧める通知を、前記登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置へ送信すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のサーバ装置。
  5. 前記表示データの内容が表示されたことを示す通知を前記表示データが送信された端末装置から受信していない場合、当該端末装置へ送信した表示データを再送すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のサーバ装置。
  6. 前記受信手段で受信された通信識別子で特定される端末装置同士の間で行われた通信の回数を取得し、
    前記未登録ユーザの通信識別子に対して前記許可データが対応付けられてなく、且つ、前記取得した回数が予め定められた条件を満たした場合にも、前記表示データを前記第2データベースから取得し、前記電子メールを送信すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のサーバ装置。
  7. 前記未登録ユーザの通信識別子に対して前記許可データが対応付けられてなく、且つ、前記登録ユーザと前記未登録ユーザとの関係が、予め定められた条件を満たしている場合にも、前記表示データを前記第2データベースから取得し、前記表示データを送信すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のサーバ装置。
  8. サービスの利用登録をしている登録ユーザの通信識別子と、前記サービスに未登録の未登録ユーザの通信識別子と、前記未登録ユーザの通信識別子に対応付けられ、前記登録ユーザが利用登録しているサービスへの登録を当該未登録ユーザへ勧めることを許可する許可データとを記憶した第1データベースと、
    前記サービスの内容を表示するための表示データを記憶した第2データベースと、
    前記登録ユーザの通信識別子と、前記未登録ユーザの通信識別子を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した登録ユーザの通信識別子と未登録ユーザの通信識別子とが前記第1データベースに記憶されており、当該未登録ユーザの通信識別子に前記許可データが対応付けられている場合、前記登録ユーザが利用登録しているサービスに対応した表示データを前記第2データベースから取得する取得手段と、
    前記取得した表示データを前記未登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置へ送信する送信手段と
    を有するサーバ装置と、
    前記登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置と、
    前記未登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置と
    を有する勧誘システム。
  9. サービスの利用登録をしている登録ユーザの通信識別子と、前記サービスに未登録の未登録ユーザの通信識別子を受信する受信ステップと、
    前記登録ユーザの通信識別子と、前記未登録ユーザの通信識別子と、前記未登録ユーザの通信識別子に対応付けられ、前記登録ユーザが利用登録しているサービスへの登録を当該未登録ユーザへ勧めることを許可する許可データとを記憶した第1データベースにおいて、前記受信ステップで受信した登録ユーザの通信識別子と未登録ユーザの通信識別子が記憶されており、当該未登録ユーザの通信識別子に前記許可データが対応付けられている場合、前記登録ユーザが利用登録しているサービスに対応した表示データを、前記サービスの内容を表示するための表示データを記憶した第2データベースから取得する取得ステップと、
    前記取得した表示データを前記未登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置へ送信する送信ステップと、
    前記未登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置が、前記送信ステップで送信された表示データを受信する表示データ受信ステップと、
    前記未登録ユーザの通信識別子で特定される端末装置が、表示データ受信ステップで受信した表示データの内容を表示する表示ステップと
    を有する勧誘方法。
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