JP2013153268A - 電子機器 - Google Patents

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真我 中島
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Abstract

【課題】音響部品の性能を低下させることなく、容易な構成で外装部材の組み立て性の向上を可能とする。
【解決手段】音口が形成された音響部品と、前記音響部品の周囲を覆うように取り付けられた弾性部材と、前記弾性部材を保持する保持部材と、前記音響部品の音口と対向する開口部が形成され、前記保持部材に取り付けられる外装部材と、を有し、前記保持部材は、摺動面と前記摺動面の一端に前記摺動面よりも凹んだ凹部が形成され、前記外装部材は、前記保持部材に取り付けられる際、前記摺動面上を摺動した後、前記凹部に収納される突起部が形成され、前記外装部材は、前記突起部が前記摺動面上を摺動している間には前記弾性部材と接触せず、前記突起部が前記凹部に収納されることで前記弾性部材を押圧することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えばデジタルカメラ等の電子機器に関し、特に音響部品を備える電子機器に関する。
デジタルカメラや携帯電話機器等の小型電子機器では、マイクロホンやスピーカといった音響部品は、音口が開口している弾性部材に覆われていることが多い。そして、弾性部材の開口部側を外装部材に押しつけて取り付けることにより、音口は密閉された状態で外装部材に設けられた穴より音の入力や出力をする。ここで、音口とはマイクロホンであれば集音部のことであり、スピーカであれば開口部のことを示している。上記構成によって、できる限り機器の外側に音響部品を配置することができるため、音の入出力の効率を良くしている。また、外装部材の開口部で発生する風切り音の発生を防ぎ、電子機器内部の駆動音を遮断することができるため、録音時や再生時に不要な雑音を記録したり、再生したりすることを防いでいる。
近年、電子機器の小型化が求められていることから外装部材の内部空間は最小限にする必要があり、外装部材を光軸方向に組み立てていく際に光軸に対して垂直方向に動かしながら組み立てることが困難になってきている。仮に弾性部材を摺りながら外装部材を組み立ててしまうと、弾性部材が意図しない変形をしたまま外装部材に押しつけられ音響部品の音口を覆ってしまう。そのため、音口の密閉性が損なわれてしまい、電子機器内部の駆動音等のノイズを遮断することができなくなってしまう。また、弾性部材は外観から見えないような構造にしていることが多いため、一度組み立ててしまうと、弾性部材が変形しているか確認するのは困難である。
そこで、特許文献1では、マイクを保持している弾性部材等で構成されているマイクユニットを弾性部材の押しつけ方向のみに力がかかるように外装部材に装着した後、マイクユニットを保持する当接部品を装着することで弾性部材の意図しない変形を防いでいる。
特開2001−8282号公報
特許文献1の構成では、マイクユニットを外装部材に装着した後、マイクユニットを保持する当接部品を取り付ける構成となっているため、マイクユニット周辺の構造が限定されてしまい、設計上の制約事項が多くなって構造を流用することが困難となってしまう。
そこで、本発明は、音響部品の性能を低下させることなく、容易な構成で外装部材の組み立て性の向上を可能とする電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一側面としての電子機器は、音口が形成された音響部品と、前記音響部品の周囲を覆うように取り付けられた弾性部材と、前記弾性部材を保持する保持部材と、前記音響部品の音口と対向する開口部が形成され、前記保持部材に取り付けられる外装部材と、を有し、前記保持部材は、摺動面と前記摺動面の一端に前記摺動面よりも凹んだ凹部が形成され、前記外装部材は、前記保持部材に取り付けられる際、前記摺動面上を摺動した後、前記凹部に収納される突起部が形成され、前記外装部材は、前記突起部が前記摺動面上を摺動している間には前記弾性部材と接触せず、前記突起部が前記凹部に収納されることで前記弾性部材を押圧することを特徴とする。
本発明の電子機器によれば、音響部品の性能を低下させることなく、容易な構成で外装部材の組み立て性の向上を可能とする。
本発明の電子機器の実施形態の一例であるデジタルカメラの外観斜視図である。 (a)はデジタルカメラの分解斜視図であり、(b)はマイクユニット周辺の分解図である。 マイクユニットの断面図である。 (a)はリアカバーの組み立て前の概略図であり、(b)はリアカバーの組み立て途中の概略図であり、(c)はリアカバーの組み立て完了時の概略図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の電子機器の実施形態の一例であるデジタルカメラ1を正面から見た外観斜視図である。
デジタルカメラ1の上面には電源ボタン2、レリーズボタン3およびズームレバー4が設けられており、正面にはレンズ鏡筒5とストロボ光源6が設けられている。
フロントカバー21とリアカバー22は、デジタルカメラ1の外装部材である。リアカバー22には、マイク穴23とスピーカ穴24が形成されている。マイク穴23は動画撮影時に外部の音声を集音するためにマイクユニットと対向する位置に備えられ、スピーカ穴24は動画撮影したデータを再生した時や撮影時の確認音を出力する時に音を遮断しないようにスピーカと対向する位置に備えられている。
図2(a)は、図1に示すデジタルカメラ1を分解した状態を示す分解斜視図である。
内部メカユニット10には、レンズ鏡筒5、ストロボ光源6、不図示の電池格納部および操作検出スイッチ等が形成されている。デジタルカメラ1では、内部メカユニット10の前面(レンズ鏡筒5)側をフロントカバー21、背面(不図示の液晶)側をリアカバー22で覆っている。
マイクユニット7は、マイクロホン71とマイクブッシュ72で構成されている。ホルダ8は内部メカユニット10の天面部に設けられた保持部材であり、レリーズボタン3とズームレバー4が備えられ、マイクユニット7とスピーカ91が取り付けられている。マイクロホン71とスピーカ91が本発明の音響部品に相当する。
図2(b)は、マイクユニット7周辺の分解図である。
フレキシブルプリント基板(以下、FPCという)11上のはんだ部11aには、マイクロホン71やスピーカ91のケーブルが実装されており、また、レリーズボタン3やズームレバー4を動作させたときの検出部が設けられている。FPC11は、動画撮影時に音声から変換された電気信号を取り込み、また、動画再生時に音声に変換される電気信号を出力する。
シャーシ12は、ステンレス鋼等の金属で形成された剛性が高い部品であり、周辺部品と強固に取り付けられている。FPC11は、シャーシ12により図示しない位置決めピン等で保持されており、レリーズボタン3等の操作がされて押圧されてもシャーシ12で受けているため変形することはない。また、シャーシ12は、係合部8d等と係合することでホルダ8も保持している。
マイクロホン71は、音声の集音部である音口71aが天面側に向いて取り付けられており、弾性部材で一体に形成されているマイクブッシュ72で覆われている。マイクロホン71をマイクブッシュ72で覆うことにより、振動による雑音の記録を防ぐことができる。本実施形態では、マイクブッシュ72は、ゴム素材で構成されているが、十分な弾性を有する材料であればその限りではない。
マイクブッシュ72には、マイクロホン71の音口71a側の一部に音口71aがむき出しになるように形成された開口部72aが設けられている。開口部72aは、マイクロホン71の最外形よりも小さい寸法であるが、マイクブッシュ72は弾性部材で構成されているため、開口部72aをマイクロホン71の外形寸法よりも大きく広げることが可能であり、マイクロホン71へ容易に取り付け可能である。また、マイクブッシュ72の下部には、マイクロホン71のケーブルが通る図示しない穴が設けられている。
ホルダ8は、ブッシュ固定軸8aをマイクブッシュ72に備えられている嵌合穴72bに嵌合し、マイクロホン71を保持している。また、ホルダ8の一部には、マイクユニット7を収納するマイク収納部8bが設けられている。マイク収納部8bの近傍には、リアカバー22を内部メカユニット10に組み込む際にリアカバー22に備えられた摺動リブ(突起部)22aと対向する位置に備えられた摺動面8eが形成されている。摺動面8eの延長線上には、リアカバー22の摺動リブ22aが格納されるリブ格納部(凹部)8fが備えられている。リブ格納部8fは摺動面8eより凹んだ形状に形成されている。
マイクユニット7がホルダ8に取り付けられた構成を図3のマイクユニット断面図を用いて説明する。ホルダ8は、ブッシュ固定軸8aを嵌合穴72bに圧入することでマイクロホン71を保持している。このとき、ブッシュ固定軸8aの径は嵌合穴72bよりも大きい設定となっている。マイク収納部8bの内壁には、マイクブッシュ72の外周の一部と当接する側壁8cが備えられており、マイクユニット7が所定の位置に保持される。
マイクブッシュ72の開口部72aの周囲には、マイクブッシュ72から突出したリブ72cが設けられている。リアカバー22はリブ72cを押しつけた状態で取り付けられるので、リブ72cは変形し、リブ72c全周がマイク穴23を囲うようにリアカバー22に密着する。マイクロホン71とマイク穴23の間をリブ72cで密閉することにより、デジタルカメラ1内部の駆動音等を遮蔽してデジタルカメラ1の外部からの音を効率良く集音し、音声記録時に良好な音質で記録することが可能になる。
本実施形態では、密着性能を上げるためにリブ72cを2重構造としているが、密着性を確保出来る形状であればこの形状に限らない。例えば、2重ではなく単一の囲み形状にして突状リブの幅を広くしてもよいし、3重構造やそれ以上にしてもよい。
内部メカユニット10にリアカバー22の組み立て方法に関して図4を用いて説明する。本実施形態では、フロントカバー21とリアカバー22を光軸方向に取り付けることで組み立てている。
図4(a)はリアカバー22の組み立て前の概略図、(b)はリアカバー22の組み立て途中の概略図、(c)はリアカバー22の組み立て完了時の概略図であり、デジタルカメラ1の製品組み立て状態の構成となる。
図4(a)に示すように内部メカユニット10にリアカバー22を組み立てていく際は、図4(a)に示すA方向にリアカバー22を装着していく。始めに、ホルダ8の摺動面8eと対向する位置に配設されリアカバー22の一端に設けられた摺動リブ22aが摺動面8eに当接する。
リアカバー22を組み立てていくと、図4(b)に示すように、摺動リブ22aが摺動面8eの形状に沿って摺動する。このとき、摺動リブ22aの長さはリブ72cの長さよりも長い構成となっているため、マイクユニット7がリアカバー22と接触しない。すなわち、リアカバー22の組み立て途中において、リブ72cが変形することはない。
さらに、リアカバー22をA方向に組み込んでいくと、摺動リブ22aは摺動面8eの端まで摺動した後、図4(c)で示すように、ホルダ8の凹部であるリブ格納部8fに収納され、マイクユニット7がリアカバー22と接触する。図4(c)において、リブ72cの斜線部は、リブ72cがリアカバー22の内壁面により押圧されてつぶされている状態を示している。
上述したように、音口72aの密閉を行っているリブ72cは、摺動リブ22aが摺動面上を摺動し、リブ格納部8fに収納される直前までリアカバー22と当接することはない。したがって、リアカバー22は押圧方向にのみリブ72cを変形させる。これにより、マイクユニット7の音口72aの密閉状態が保たれ、マイクロホン71の集音性能を悪化させず、品質の高い音質で音声を記録することが可能となる。
また、外装部材であるリアカバー22に摺動リブ22aを設け、マイクユニット7を保持するホルダ8に摺動面8eとリブ格納部8fを設けている。そのため、部品点数や集音性能を向上させるための構成部品を増やすことなく、また、特別な組み立て作業も行っておらず工数も増やす必要がないのでコスト低下に繋げることができる。
本実施形態では、マイクユニット7の近傍にリアカバー22の摺動リブ22aを一つだけ設けているがこの限りではない。例えば、リアカバー22に剛性が低い材料を使用する際はマイクユニット7を挟み込むように2か所配置しても良いし、リブの数をさらに複数個設けても良い。また、摺動リブ22aが当接する部品をホルダ8に設けているが、マイクユニット7の近傍に配置されている他の部品でもよい。
図4(c)で示すように、摺動リブ22aの先端は、ホルダ8の最上面部である摺動面8eよりも図中下部に配置される構成となっている。そのため、図4(b)のように、摺動リブ22aが摺動面8eに当接している状態ではリアカバー22が変形している。そして、組み立てが完了し、摺動リブ22aが摺動面8eから離間することによってリアカバー22の天面の変形はなくなる。
本実施形態では、組み立て時にマイクブッシュ72との干渉を防ぐために、リアカバー22の天面部を変形させる構成をしている。そのため、リアカバー22は変形が容易な樹脂部品等を用いるのが良いが、この限りでなく、変形する範囲が大きく全体が撓むようであれば剛性の高い金属でも実施可能である。また、変形させる外装部材をリアカバー22にしているが、フロントカバー13のようにマイクロホンの音口を密閉しているマイクブッシュと当接している部品であればよい。
なお、本実施形態では、音響部品をマイクロホンとしてマイクロブッシュを変形させずに外装部材を組み立てる説明をしたが、マイクロホンに限らず、スピーカの共振防止等に設けられているクッションを変形させないために適用してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 デジタルカメラ
8 ホルダ
8e 摺動面
8f リブ格納部
22 リアカバー
22a 摺動リブ
71 マイクロホン
71a 音口
72 マイクブッシュ
72a 開口部
91 スピーカ

Claims (4)

  1. 音口が形成された音響部品と、
    前記音響部品の周囲を覆うように取り付けられた弾性部材と、
    前記弾性部材を保持する保持部材と、
    前記音響部品の音口と対向する開口部が形成され、前記保持部材に取り付けられる外装部材と、を有し、
    前記保持部材は、摺動面と前記摺動面の一端に前記摺動面よりも凹んだ凹部が形成され、
    前記外装部材は、前記保持部材に取り付けられる際、前記摺動面上を摺動した後、前記凹部に収納される突起部が形成され、
    前記外装部材は、前記突起部が前記摺動面上を摺動している間には前記弾性部材と接触せず、前記突起部が前記凹部に収納されることで前記弾性部材を押圧することを特徴とする電子機器。
  2. 前記突起部は、前記摺動面を押圧しながら前記摺動面上を摺動していることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記音響部品は、マイクロホンであることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記音響部品は、スピーカであることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
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