JP2013152524A - 車車間通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全性の低下を招くことなく、走行時の状況に応じた適切な情報を伝達可能な車車間通信装置を提供する。
【解決手段】車車間通信装置10は、音声メッセージおよび当該音声メッセージの出力に関する付加情報を含む音声情報を生成し、当該音声情報を自車両周辺の一方向へ送信するとともに、他車両から送信された音声情報を受信し、受信した音声情報に含まれる付加情報に基づいて音声メッセージを出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両間で情報の送信または受信を行う車車間通信装置に関する。
従来、他車両との間で各種の情報の通信を行う車車間通信装置が知られている。このような車車間通信装置は、例えば特許文献1のように走行時に他車両にメッセージを送信するものも提案されている。
ところで、走行時に発生する状況は様々であり、その状況に応じて送信したいメッセージが変化することが想定される。
しかしながら、上記した特許文献1のような従来構成の車車間通信装置では、送信するメッセージが予め定められているものに限られてしまい、走行時の状況に応じた適切なメッセージの送信、すなわち、適切な情報の伝達ができないという問題がある。この場合、様々な状況に応じた多数のメッセージを予め用意することが考えられるが、全ての状況に対応できるメッセージを用意しておくことは現実的には困難である上、走行時に多数のメッセージの中から目的とするメッセージを検索したり、走行時にその都度メッセージを作成したりする操作は、安全性の低下を招くおそれがある。
特開2001−234921号公報
そこで、本発明は、安全性の低下を招くことなく、走行時の状況に応じた適切な情報を伝達可能な車車間通信装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明では、音声メッセージおよび当該音声メッセージの出力に関する付加情報を含む音声情報を生成し、当該音声情報を自車両周辺の一方向へ送信するとともに、他車両から送信された音声情報を受信し、受信した音声情報に含まれる付加情報に基づいて音声メッセージを出力する。これにより、自車両と他車両との間では、音声メッセージ、すなわち、話者が伝えたい情報且つ状況に応じた適切な情報の伝達が行われる。したがって、走行時の状況に応じて適切な情報を伝達することができる。
このとき、音声情報は、音声メッセージつまり発話された音声に基づいて生成される。つまり、他車両に送信される情報は、例えば伝達したい内容を文字入力するような運転者の操作を必要とすることなく生成される。また、上記したように、音声メッセージは、伝えたい情報そのものである。これにより、予め用意されているメッセージの中から所望のメッセージを検索したり、文字入力のために表示部を注視したりする必要などがなくなる。したがって、走行時の安全性を確保することができ、安全性が低下するおそれを低減することができる。
請求項2記載の発明では、音声情報生成部は、付加情報として、送信した音声情報に含まれる音声メッセージを受信側の前記音声出力部にて出力する出力時期を設定し、音声出力部は、受信した音声情報に含まれる出力時期に応じて音声メッセージを出力する。例えば、緊急に伝達したい情報を送信する場合には出力時期を「今すぐ」のように設定し、緊急を要しない情報については例えば「後でよい」のように設定する。この場合、受信側において、例えば「今すぐ」が設定された音声情報に含まれる情報の優先度は高く、「後でよい」が設定された音声情報に含まれる音声情報の優先度は低いと判定できる。このように送信する音声情報に出力時期を設定することにより、受信側において、重要な情報であるか否かの判断ができるようになる。
そして、受信側では、他車両から出力時期が「今すぐ」に設定された音声メッセージを受信したとすると、送信された音声メッセージがすぐに再生される。これにより、例えば自車両の積み荷が崩れそうになったまま走行しているなど緊急を要する対処が必要であるにも関わらず、当該車両の運転者が気付いていないような情報を迅速に伝達することができる。
請求項3記載の発明では、音声情報生成部は、音声メッセージに車両の安全に関わる情報が含まれているか否かを判定し、その判定結果を付加情報として設定し、音声出力部は、受信した音声情報に含まれる判定結果に応じて音声メッセージを出力する。例えば、テールランプが切れている状況は法令違反であるとともに車両の安全に関わるものであり、対処を要するものである。一方、車線変更時のお礼は車両の安全に関わるものではなく、対処を要するものでもない。そこで、車両の安全に関わる情報であるか否かを付加情報として設定することで、受信側においては対処が必要な情報を受信したか否かを判断することができる。
請求項4記載の発明では、音声情報に含まれる付加情報に関する報知を行い、その報知に伴いメッセージの出力に関する操作を入力する。そして、音声出力部は、入力された操作に応じて音声メッセージを出力する。例えば、ハンズフリー通話中や音声ガイド中などの音声認識処理機能およびそれに付随する音声処理機能を使用しているときに音声情報を受信した場合、そのまま音声メッセージを出力するとハンズフリー通話や音声ガイドが中断されるおそれがある。その一方、緊急を要する情報が伝達されたにも関わらず音声メッセージの出力を行わないと、安全を確保できないおそれもある。そこで、付加情報に関する報知を行うことにより受信した音声情報の重要度を把握可能とし、その上で音声メッセージの出力(再生)を行うか否かの判断を可能とすることにより、受信した音声情報を適切且つ有効に利用することができる。
請求項5記載の発明では、受信した音声情報が送信された方向を特定し、受信した音声情報を、受信した方向とは異なる方向へ送信する。例えば事故や渋滞などの情報は、受信した車両だけでなく、その後続車両にも伝達する方がよい。そこで、例えば前方から音声情報を受信した場合、受信した方向とは異なる方向つまり後方へその音声情報を送信することで、他車両への音声情報の中継、すなわち、他車両との間での情報の共有を行うことができる。
請求項6記載の発明および請求項7記載の発明では、音声情報の生成時、あるいは、音声情報に含まれる音声メッセージの出力時に、予め設定されている禁止語句および使用者により設定された禁止語句が音声に含まれている場合、音声情報の生成あるいは音声メッセージの出力を抑制する。例えば、いたずらで、あるいは悪意を持って音声情報を送信するような運転者がいる場合、発話された音声に不適切な内容が含まれていると、受信側が不愉快になるおそれがある。そこで、禁止語句が含まれている場合には音声情報を生成しない、あるいは音声を出力しないことで、受信側が不愉快になるおそれを低減することができる。
一実施形態による車車間通信装置の構成を概略的に示す図 送受信部の設置位置を模式的に示す図 送信時処理の流れを示す図 受信時処理の流れを示す図 中継時処理の流れを示す図
以下、本発明の一実施形態による車車間通信装置について、図1から図5を参照しながら説明する。なお、本実施形態では、話者(使用者)として運転者を想定している。
図1に示すように、車車間通信装置10は、ナビゲーション装置(以下、ナビ装置11と称する)は、マイク12、スピーカ13、スイッチ(以下SW14と称する)、前方送受信部15および後方送受信部16を備えている。なお、本実施形態では車車間通信装置10は、車両17に搭載されているナビ装置11を兼用する構成を例示しているが、車車間通信装置10は、車両17に固定的に設けられているものに限らず、移動可能あるいは可搬式のものであってもよい。
ナビ装置11は、経路案内やマップマッピングなどの周知のナビゲーション機能を有しており、図示しない制御部や表示部、GPSユニット、地図DB(Data Base)などを有している。ナビ装置11の制御部は、CPU、ROMおよびRAMなどを備えたマイクロコンピュータで構成されている。制御部は、ROMなどに記憶されているプログラムに従ってナビ装置11全体を制御する。また、制御部は、詳細は後述するが、音声情報を生成する処理および音声情報を特定する処理を実行する。つまり、制御部は、特許請求の範囲に記載した音声情報生成部を構成している。本実施形態の場合、音声情報生成部は、CPUによって実行されるプログラムによってソフトウェア的に実現されている。また、ナビ装置11は、図示しない携帯通信端末に接続することにより、いわゆるハンズフリー通話を実現する機能も有している。
ナビ装置11の表示部は、例えば液晶表示器や有機EL表示器などの表示装置で構成されている。この表示部は、地図画面、案内経路、各種の操作メニューなどの情報を表示する。また、表示部は、詳細は後述するが、受信した音声情報に関する情報も表示する。表示部は、特許請求の範囲に記載した報知部を構成している。
ナビ装置11は、マイク12から入力された音声を認識する音声認識処理を実行可能であり、例えば運転者により発話された音声を認識する。これにより、運転者は、ナビ装置11を音声により操作すること(いわゆる音声コマンドによる操作)が可能となる。つまり、運転者は、走行時において、安全性を確保したままナビ装置11を利用することができる。また、ナビ装置11は、スピーカ13から、音声コマンドに対する応答や経路案内などの音声(いわゆる音声ガイド)をスピーカ13から出力する。なお、ナビ装置11は、例えば操作方法などをスピーカ13から出力する音声ガイダンスも可能である。ナビ装置11は、このような音声入力インターフェースを採用することによって、走行中の利用や詳細な操作方法を覚えていなくても利用することができるなど利便性が高い。マイク12は、特許請求の範囲に記載した音声入力部を構成している。また、スピーカ13は、特許請求の範囲に記載した音声出力部および報知部を構成している。
また、ナビ装置11は、表示部の画面上に設けられているいわゆるタッチパネル式のスイッチ類、表示装置の周囲に配置された複数の操作スイッチ類を有している。ナビ装置11の上記した音声入力インターフェースは、操作スイッチ類の操作により起動される。具体的には、音声入力インターフェースは、いわゆるPTT(Push To Talk)スイッチの操作により起動される。また、ナビ装置11は、本発明に関連して、押しボタン式のスイッチ14(以下、SW14と称する)を有している。SW14は、図示しないステアリングに設けられている。つまり、運転者は、ステアリングから手を離すことなく、SW14の操作が可能である。SW14は、その押下時間(SW14を押している時間。後述する「長押し」、「短押し」)を特定可能に構成されている。SW14は、特許請求の範囲に記載した操作入力部を構成している。
ここで、音声情報について詳細に説明する。音声情報は、車両17の運転者が発話した音声(以下、音声メッセージと称する)すなわち他車両の運転者に伝えたい情報と、音声メッセージの出力に関する付加情報とを含む情報である。ここで、音声メッセージの出力に関する付加情報とは、運転者がその音声メッセージを発話した状況や、音声メッセージを送信する意図などの情報である。制御部(音声情報生成部)は、音声メッセージを信号処理することにより、当該音声を受信側で再生可能な形式のデータに変換する。本実施形態では、音声メッセージは、テキストデータ形式に変換される。そのため、受信側では、ナビ装置11に一般的に搭載されているいわゆるText-To-Speech機能により音声メッセージの出力(再生)が可能になる。つまり、音声情報は、テキストデータ形式の音声メッセージを含んでいる。
さて、運転者が情報を伝達しようとする場合、何らかの理由がある。例えば、前方の車両17にテールランプが切れていることを伝える、あるいは、後方の車両17に車線変更時に譲ってくれたことのお礼を伝えるためなどである。この場合、すぐに情報を伝えたい場合と、そうでない場合とが考えられる。そこで、車車間通信装置10は、どのような状況で情報を伝達しようとしたのかを示す情報を付加情報として設定し、音声のテキストデータとともに音声情報に含めて送信する。
車車間通信装置10は、付加情報として、送信した音声情報に含まれる音声が受信側で再生される再生時期、または、発話された音声すなわち伝達したい情報が車両17の安全に関わる情報であるか否かを設定可能にしている。なお、再生時期とは、特許請求の範囲に記載した「受信側の前記音声出力部にて出力する出力時期」に相当する。本実施形態では、再生時期として、送信側の運転者がすぐに再生を希望する場合(優先度が高レベル)、すぐの再生は希望しないが再生を希望する場合(優先度が中レベル)、再生するか否かは受信側の判断にゆだねる場合(優先度が低レベル)の複数段階が設定可能になっている。
優先度が高レベルの状況は、例えば今から減速することを後続の車両17に伝えるなど、自車両および他車両の走行に直近で影響を与える可能性のある状況などが相当する。また、ウィンカーやハザードが常に作動しているなど、受信側の運転者の操作によりすぐに回復可能な状況を高レベルとしてもよい。
優先度が中レベルの状況は、トランクが空いているなど、自車両および他車両の走行に影響を与える可能性はあるものの、すぐに対応あるいは回復できないと思われる状況などが相当する。
優先度が低レベルの状況は、車線変更時のお礼など、走行に直接的に影響しないと考えられる状況などが相当する。
また、車両17の安全に関わる情報であるか否かとは、優先度とは異なる分類(カテゴリ)の情報であり、利便性を高めるために設けられている。車両17の安全に関わる情報としては、例えばタイヤがパンクしている、あるいは積み荷が落ちそうであるなどが考えられる。このような状況は、受信側の運転者によって直近に対応できるものではないものの、受信側の車両17や後続の車両17に影響を及ぼす可能性が高いと想定される。一方、上記した車線変更時のお礼は、安全に関わるものではないと考えられる。つまり、車両17の安全に関わる情報とは、受信側の運転者に早急な対応を求めたい状況、あるいは、法令違反など対応すべき状況などが相当する。その場合、「安全に関わる情報」のカテゴリを設定することにより、受信側の運転者に注意を促すことができる。なお、例えば積み荷が落ちそうである状況は、上記したように優先度が高レベルと判断される状況であるとも考えられるため、カテゴリおよび優先度の双方を設定可能に構成してもよい。すなわち、付加情報として設定する再生時期(優先度)、および、車両17の安全に関わる情報であるか否かは、互いに密接に関連したものである。
前方送受信部15は、車両17の前部に設けられており、生成された音声情報を車両17の前方へ送信するとともに、車両17の前方から送信された音声情報を受信する。つまり、前方送受信部15は、車両17の前方に対して、送受信の指向性を有している。一方、後方送受信部16は、車両17の後部に設けられており、ナビ装置11の制御部で生成した音声情報を車両17の後方へ送信するとともに、車両17の後方から送信された音声情報を受信する。つまり、後方送受信部16は、車両17の後方に対して、送受信の指向性を有している。これら前方送受信部15および後方送受信部16は、それぞれ、特許請求の範囲に記載した送信部および受信部を構成している。また、本実施形態の場合、特許請求の範囲に記載した「車両の周辺の一方向」とは、車両の前方あるいは後方に相当する。
音声情報は、後述する送信時処理により設定された方向、本実施形態では車両17の前方または後方のうちいずれか一方へ送信される。このとき、音声情報は、送信先となる他車両を特定することなく送信される。そのため、前方送受信部15は、図2に示すように、車両17の前部において、概ねナンバープレート付近の高さ、且つ、車両17の前方への音声情報の送信および車両17の前方からの音声情報の受信が可能な位置に設けられている。また、後方送受信部16は、車両17の後部において、概ねナンバープレート付近の高さ、且つ、車両17の後方への音声情報の送信および車両17の後方からの音声情報の受信が可能な位置に設けられている。このため、例えば車両17Cから前方へ送信された音声情報は、車両17Bへは伝達されるものの、車両17Bに遮られて車両17Aには伝達されることはない。また、例えば車両17Aから後方に送信された音声情報は、車両17Bには伝達されるが、車両17Bに遮られて車両17Cに伝達されることはない。
これら前方送受信部15および後方送受信部16は、音声情報を数10m程度の距離で伝達可能な出力を持つように構成されているとともに、その出力を調整可能(音声情報の伝達距離を調整可能)に構成されている。例えば、高速道路では安全を確保するために車間距離が例えば50m程度以上になることがある。一方、市街地では、車間距離が数m程度になることが多い。そのため、前方送受信部15および後方送受信部16は、図1に示すように、ナビ装置11に接続されているECUから車速を取得することにより、あるいは、ナビ装置11にて自車両の現在位置などの道路状況を取得することなどにより、送受信の出力を調整する。より厳密には、前方送受信部15および後方送受信部16は、車速や道路状況などに応じてナビ装置11からの指令に基づいて送受信の出力を調整する。なお、図1では1台のECU18のみを図示しているが、ナビ装置11は、複数のECU18に接続されており、各ECU18から車両17に関する情報を取得する構成となっている。
次に、上記した構成の車車間通信装置10の作用について説明する。
さて、自車両から他車両に対して意思を伝える方法として、例えばクラクションの鳴動、ウィンカーの点灯、ヘッドランプの操作(いわゆるパッシング)等が行われているものの、細かい意思を伝える事は現状ではできていない。また、クラクションやパッシングなどを行うと、操作した側の意図とは異なる受け止め方をされてしまい、トラブルが生じるおそれもある。また、いわゆる車車間通信装置10では、予め設定されている固定メッセージのやり取り等に限られており、伝えたいメッセージの種類を拡張したり、細かなニュアンスを伝えられなかった。
そこで、本実施形態のナビ装置11は、以下のようにして車車間通信における細かな意志の伝達を図っている。以下、図3に示す送信時処理、図4に示す受信時処理および図5に示す中継時処理の流れとともに説明する。以下の説明では、各処理の主体をナビ装置11として説明するとともに、音声情報をメッセージと称する。また、説明の簡略化のために、送信時処理、受信時処理および中継時処理をそれぞれ個別に説明する。
<送信時処理:図3に対応>
ナビ装置11は、図3に示す送信時処理において、起動操作が入力される(S101)。この起動操作は、運転者によるSW14の操作である。この場合、ナビ装置11には上記したようにハンズフリー機能なども設けられているため、SW14の操作とともに、例えば運転者の音声による『車車間通信』のような音声入力コマンド、あるいは操作メニューから車車間通信を選択するなど、車車間通信を行う旨の操作を入力するようにするとよい。
ナビ装置11は、起動操作が入力されると、運転者の発話に基づいて送信方向を設定する(S102)。この場合、送信方向は、発話された音声により設定される。具体的には、運転者が例えば『前方の車両17に送信』、あるいは『後方の車両17に送信』のように発話すると、ナビ装置11は、発話された音声に対して音声認識処理を実行する。そして、ナビ装置11は、方向を示す単語を抽出し、抽出した単語により示される方向を送信方向として設定する。なお、『前の車』、あるいは単に『前』のような単語であってもよい。
続いて、ナビ装置11は、発話された音声に基づいて優先度を設定する(S103)。この場合、ナビ装置11は、例えば『今すぐ』や『優先度高い』のような運転者の音声が入力された場合、優先度を高レベルに設定する。また、ナビ装置11は、例えば『後で』や『優先度低い』のような音声が入力された場合には、優先度を低レベルに設定する。なお、ステップS101およびS102を独立して処理するのではなく、同時に処理するようにしてもよい。すなわち、運転者が『前の車に送信 優先度高い』のような一連の音声が入力された場合、送信方向と優先度を同時に設定するようにしてもよい。
また、このステップS102では、ナビ装置11は、上記した車両17の安全に関わる情報であるか否かのカテゴリを設定している。例えば、運転者が『前の車 危険』といった音声を発話した場合には、「危険」という単語から安全に関わる情報であるとしてカテゴリを設定してもよい。また、優先度およびカテゴリの双方を設定してもよい。さらに、渋滞や事故に関する情報などのように後続の車両17の全てに伝達(中継)したい場合を想定し、例えば「要中継」のカテゴリを設けてもよい。この場合、例えば『後方の車両全て』のような発話がなされたときに、「要中継」のカテゴリに分類することなどが考えられる。
続いて、ナビ装置11は、運転者が発話した音声(つまり、相手に伝えたい情報を含む音声)を取得する(S104)。この音声が、特許請求の範囲に記載した音声メッセージに相当する。ナビ装置11は、取得した音声メッセージをテキストデータ形式に変換する。続いて、ナビ装置11は、変換したテキストデータを読み上げる(スピーカ13から音声出力する)ことによって、運転者に内容の確認を促す(S105)。そして、ナビ装置11は、運転者から訂正無しの旨が音声入力コマンドにて指示(あるいはSW14の押下操作により指示)されると(S106:YES)、指定された方向に音声メッセージおよび付加情報を含むメッセージすなわち音声情報を送信する(S107)。
このように、ナビ装置11は、運転者が発話した音声に基づいて、自車両の前方または後方に位置する他車両へ音声情報(メッセージ)を送信している。
<受信時処理:図4に対応>
ナビ装置11は、他車両から音声情報(メッセージ)を受信したかを待機しており(S201)、受信した場合には(S201:YES)、受信メッセージが送信されてきた方向を特定し、受信メッセージからテキストデータを抽出して音声メッセージを特定し、さらに付加情報を特定する。そして、ナビ装置11は、特定した付加情報に設定されている優先度を特定する(S202)。また、ナビ装置11は、メッセージを受信した旨を、表示部にONS(ON Screen)表示することで報知する(S203)。この場合、ナビ装置11は、例えば「メッセージが届きました」のようなONS表示を行う。このとき、ナビ装置11は、特定した優先度も同時にONS表示する。
続いて、ナビ装置11は、ECU18から車両情報を取得する(S204)。ここで、車両情報とは、例えばハンズフリー通話中であるか、音声ガイド中であるかなど音声認識機能に関連する処理が行われているか否か、つまり、テキストデータの音声の再生処理が可能であるか否かを判断するための情報である。ナビ装置11は、取得した車両情報に基づいて、メッセージの再生(音声メッセージの出力)が可能な状態であるかを判定する(S205)。そして、ナビ装置11は、メッセージの再生が可能な状態ではないと判定すると(S205:NO)、受信したメッセージを未再生として保存する(S206)。なお、未再生として保存されたメッセージは、後から再生可能である。
これに対して、ナビ装置11は、メッセージの再生が可能な状態であると判定すると(S205:YES)、オーディオ再生中であるかを判定し(S207)、オーディオ再生中である場合には(S207:YES)、再生確認メッセージを表示する(S208)。この再生確認メッセージは、例えば、「メッセージを再生する場合はSW14を短押しし、再生せずに保存する場合にはSW14を長押ししてください」のような定型文である。一方、ナビ装置11は、オーディオ再生中でない場合には(S207:NO)、メッセージの受信および再生確認メッセージを音声にて報知した後(S209)、ステップS208に移行して再生確認メッセージを表示する(S208)。
この場合、メッセージを受信した運転者は、表示されている優先度を加味することでメッセージを再生するか否かを判断し、SW14を操作、すなわち、再生の要否を入力する。そして、ナビ装置11は、SW14の操作(押下時間)を確認し(S210)、SW14が長押しされた場合には(S210:長押し)、ステップS206に移行して、メッセージを未再生とする。一方、ナビ装置11は、SW14が短押しされた場合には(S210:短押し)、メッセージを音声にて再生する(S211)。
このように、ナビ装置11は、受信したメッセージを、優先度に基づく運転者の操作に応じて再生する。
<中継時処理:図5に対応>
また、ナビ装置11は、図5に示す中継時処理を実行することにより、受信したメッセージの中継を行っている。メッセージの中継とは、例えば自車両の前方から受信した音声情報を、受信した方向とは異なる方向すなわち後方に転送する処理である。このような処理は、例えば渋滞に関する情報や前方で発生した事故の情報などを、後続の車両17にも伝達する場合などに有用である。
ナビ装置11は、中継時処理において、まず図3に示す受信時処理と同様の処理を実行する(S301)。続いて、ナビ装置11は、ステップS301の受信時処理にてメッセージを再生したかを判定する(S302)。これは、ステップS301においてメッセージが未再生の場合、そのメッセージが自車両だけに伝えるために送信されたものなのか、自車両も含めた後続の車両17に対して伝えたいために送信されたものなのかの判断ができないためである。そのため、ナビ装置11は、まずメッセージを再生したか否か、換言すると、メッセージを受信した車両17の運転者がメッセージの内容を把握したか否かを判定している。
ナビ装置11は、メッセージを再生していない場合には(S302:NO)、さらに受信したメッセージの緊急度が高いか否かを判定する(S303)。ここで、緊急度とは、受信したメッセージを中継するか否かを判定するためのしきい値である。メッセージを再生していない状態では、上記したように自車両だけに宛てられたものであるかの判定ができないものの、受信したメッセージが例えば前方で発生した事故や渋滞などを伝えるものである場合には、自車両だけでなく後続車両にも通知することが望ましい。
そこで、ナビ装置11は、メッセージを再生していない場合には、ステップS303において優先度およびカテゴリに基づいて、受信したメッセージの緊急度を判定している。ナビ装置11は、例えば受信メッセージの優先度が高レベルのとき、カテゴリが「要中継」のときなどに、受信したメッセージの緊急度が高いと判定する。一方、ナビ装置11は、受信したメッセージの優先度が低レベルであるときやカテゴリが例えば「お礼」などにとき、緊急度が高くない(緊急度が低い)と判定する。
ナビ装置11は、緊急度が低い場合には(S303:NO)、中継不要と判断してそのまま終了する。これに対して、ナビ装置11は、緊急度が高いと判定した場合(S303:YES)、および、メッセージを再生した場合すなわち運転者が受信したメッセージの内容を確認した場合には(S302:YES)、メッセージを転送するか否かの確認をONS表示する(S304)。この確認は、例えば「メッセージを転送する場合はSW14を短押しし、転送しない場合にはSW14を長押ししてください」のような定型文である。続いて、ナビ装置11は、音声出力が可能な状態であるかを判定する(S305)。なお、音声出力が可能な状態とは、図4のステップS205に示したメッセージの再生が可能な状態、および、図4のS207に示したオーディオの再生が行われていない(スピーカ13が使用されていない)状態のことである。ナビ装置11は、音声出力が可能な状態であれば(S305:YES)、上記した定型文で示したような転送操作を音声にて報知した後(S306)、SW14の操作を確認する(S307)。一方、音声出力が可能な状態でなければ(S305:NO)、そのままステップS307に移行する。
そして、ナビ装置11は、ステップS307において、SW14が長押しされれば(S307:長押し)、メッセージの転送を行わないとして終了する。これに対して、ナビ装置11は、SW14が短押しされた場合には(S307:短押し)、受信したメッセージが前方からのものであるかを判定し(S308)、前方からではない、つまり、後方からメッセージを受信した場合には(S308:NO)、前方の車両17に受信したメッセージを転送する(S309)。一方、ナビ装置11は、受信したメッセージが前方からのものである場合には(S308:YES)、後方の車両17に受信したメッセージを転送する(S310)。
このように、ナビ装置11は、受信したメッセージを、その内容に基づいて受信した方向とは異なる方向に転送することで、メッセージを中継する。
以上説明した本実施形態によれば、次のような効果を奏する。
車車間通信装置10は、音声メッセージおよび当該音声メッセージの出力に関する付加情報を含む音声情報を生成し、当該音声情報を自車両周辺の一方向へ送信する。また、車車間通信装置10は、他車両から送信された音声情報を受信すると、受信した音声情報に含まれる付加情報に基づいて音声メッセージを出力する。これにより、自車両と他車両との間では、運転者によって発話された音声、すなわち、話者が伝えたい情報且つ状況に応じた適切な情報の伝達が行われる。したがって、走行時の状況に応じて適切な情報を伝達することができる。
この場合、車車間通信に必要なのは音声情報の送受信機能、すなわち、1種類のプロトコルのみであるため、複雑な構成を必要としない。また、本実施形態のようにナビゲーション装置と兼用することで、一般的なナビゲーション装置には実装されている音声認識機能およびテキストデータの読み上げ機能などを利用して車車間通信機能を実現することができる。
車車間通信装置10は、付加情報を表示部に表示することで運転者に報知し、報知された付加情報に対して入力された操作に応じて音声を出力する。これにより、受信した音声情報の重要度を把握した上で音声の再生を行うか否かの判断が可能となり、受信した音声情報を適切且つ有効に利用することができる。また、音声の再生は運転者の操作つまりは運転者の意図に基づいて行われるため、意図に反した音声の出力が行われず、受信側の運転者が不愉快な思いを感じるおそれを低減することができる。
音声情報は、音声入力部に入力された音声によって生成される。つまり、他車両に送信される情報は、例えば伝達したい内容を文字入力するような運転者の操作を必要とすることなく生成される。また、上記したように、発話された音声は、伝えたい情報そのものである。さらには、音声情報の生成および再生の処理において、送信方向や送信する情報の作成、ならびに再生操作などのほとんどの操作を音声入力により行っている。そして、運転者の操作が必要な処理においては、SW14の押下時間で判定する。このように、音声入力インターフェースおよびSW14を活用することにより、予め用意されているメッセージを検索したり、文字入力のために表示部を注視したりする必要などがなくなる。つまり、車車間通信装置10は、送信時および受信時に複雑な操作を必要としない。したがって、走行時の安全性を確保することができ、安全性が低下するおそれを低減することができる。
車車間通信装置10は、付加情報として、送信した音声情報に含まれる音声メッセージが受信側の音声出力部にて出力される出力時期を設定する。このように送信する音声情報に出力時期を設定することにより、受信側においては、受信した音声情報が重要な情報であるか否かの判断ができるようになる。また、車車間通信装置10は、発話された音声に車両17の安全に関わる情報が含まれているか否かを判定し、その判定結果を付加情報として設定する。こにより、受信側では、受信した音声情報に含まれる音声を再生することなく、受信した音声情報が対処が必要な情報であるかを判断することができる。
また、付加情報として車両17の安全に関わる情報が含まれているか否かを設定するので、車両17の安全に関わるものについてはすぐに音声を出力することが可能となるなど、迅速に対応することができる。また、優先度とは異なる分類(カテゴリ)を設けることで、優先度ではなく情報の種類によって対応を変化させることができ、利便性を高めることができる。
再生しなかった音声情報を未再生として保存するので、運転者は、任意の時期に受信した音声情報を再生することができる。
また、車車間通信装置10は、受信した音声情報が送信された方向を特定し、受信した音声情報を、受信した方向とは異なる方向へ送信する。例えば事故や渋滞などの情報は、受信した車両17だけでなく、その後続車両にも伝達する方がよい。そこで、音声情報を受信した方向とは異なる方向へ音声情報を送信して音声情報を中継することにより、情報を共有することができるとともに、緊急を要する情報をいち早く前後の車両17に伝達することができる。
前方送受信部15および後方送受信部16の送信出力を変更可能としているので、走行状況に応じて適切な送信出力とすることができ、例えば市街地において対象外の車両に情報が伝達されるおそれを低減することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、各実施形態で例示したものののみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、例えば以下のように変形または拡張することができる。
一実施形態では、付加情報として出力時期が設定された場合であっても運転者によるSW14の操作に応じて音声を出力するようにした。これは、車内の人との会話が盛り上がっている場合などに音声情報が自動で出力されると、煩わしく感じる場合もあるためである。その一方、善意の運転者からの送信であることが前提になるものの、出力時期が「今すぐ」つまり情報の優先度が高い場合には、運転者の操作を待たずに出力するようにしてもよい。例えば、音声情報を受信したとしても、また、優先度が高レベルであると設定しても、受信側にてその情報が利用されなければ、無意味なものとなってしまう。そこで、例えば積み荷が崩れそうになったまま走行している車両17に対して緊急に対処を要請するために、出力時期が「今すぐ」でれば今すぐ音声を出力するようにしてもよい。また、付加情報として車両17の安全に関わる旨が設定されている場合にも、受信側の運転者の操作を待たずに音声を出力するようにしてもよい。
また、音声情報の生成時、あるいは、音声情報に含まれる音声の出力時に、予め設定されている禁止語句および使用者により設定された禁止語句が音声に含まれている場合、音声情報の生成あるいは音声の出力を抑制してもよい。例えば、いたずらで、あるいは悪意を持って音声情報を送信するような運転者がいる場合、発話された音声に不適切な内容が含まれていると、受信側が不愉快になるおそれがある。そこで、禁止語句が含まれている場合には音声情報を生成しない、あるいは音声を出力しないことで、受信側が不愉快になるおそれを低減することができる。
一実施形態では、図5に示す中継時処理において、受信したメッセージの緊急度が高い場合には(S303:YES)ステップS304へ移行してメッセージを転送するか否かの操作を要求したが、緊急度が高い場合には、運転者の操作を要することなく中継する構成としてもよい。つまり、図5におけるステップS303の移行先をステップS308としてもよい。例えば、前方で事故が発生し、自車両と事故の発生地点との間に他車両が位置している状況を想定する。このとき、他車両から緊急度が高いメッセージが送信されたとしても、受信側の運転者は、例えばその事故を自身が視認しているような場合には、自車両の安全をまず確保するためにメッセージの転送操作を後回しにする(もしくはメッセージの受信そのものに気がつかない)ことが想定される。そのため、緊急度が高いメッセージについては運転者の操作を要することなく転送可能にすることで、後続の車両に対して緊急度の高いメッセージを適切に中継すること、換言すると、後続の車両の運転者に心構えをする余裕を与えることができる。
一実施形態で示した優先度や安全に関する情報は一例であり、これに限定されるものではない。本実施形態の車車間通信装置10は、例えば、高速走行中に渋滞を確認した場合に速度を落とす旨を事前に後続の車両17に通知するなど、様々な状況に対応することができる。
一実施形態では前方送受信部15および後方送受信部16を設けたが、指向性を変更可能な1台の送信部を設ける構成としたり、受信方向を特定可能な1台の受信部を設ける構成としてもよい。
一実施形態では、例えば図4のステップS207に示したようにオーディオ出力中であればメッセージの受信時に表示出力だけを行ったが、優先度が高レベルなど緊急度の高いメッセージに関しては、オーディオ再生中であっても音声にて緊急度の高いメッセージを受信した旨を報知してもよい。この場合、オーディオを楽しんでいる時であっても割り込みのような形で報知が行われることから利便性あるいは快適性は多少犠牲になるものの、緊急度の高いメッセージの受信が迅速に報知されるため、安全性を向上させることができる。
図面中、10は車車間通信装置、11はナビ装置(ナビゲーション装置。音声情報生成部、報知部)、12はマイク(音声入力部)、13はスピーカ(音声出力部)、14はスイッチSW(操作入力部)、15は前方送受信部(送信部、受信部)、16は後方送受信部(送信部、受信部)、17は車両(自車両、他車両)を示す。

Claims (7)

  1. 送信側の車両及び受信側の車両に搭載される車車間通信装置であって、
    音声メッセージを入力する音声入力部と、
    前記音声入力部に入力された音声メッセージおよび当該音声メッセージの出力に関する付加情報を含む音声情報を生成する音声情報生成部と、
    前記音声情報生成部により生成された前記音声情報を自車両周辺の一方向へ送信する送信部と、
    前記送信部から送信された前記音声情報を受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記音声情報に含まれる付加情報に基づいて、前記音声情報に含まれる音声メッセージを出力する音声出力部と、
    を備えたことを特徴とする車車間通信装置。
  2. 前記音声情報生成部は、前記付加情報として、送信した前記音声情報に含まれる音声メッセージを受信側の前記音声出力部にて出力する出力時期を設定し、
    前記音声出力部は、受信した前記音声情報に含まれる前記出力時期に応じて音声メッセージを出力することを特徴とする請求項1記載の車車間通信装置。
  3. 前記音声情報生成部は、音声メッセージに車両の安全に関わる情報が含まれているか否かを判定し、その判定結果を前記付加情報として設定し、
    前記音声出力部は、受信した前記音声情報に含まれる前記判定結果に応じて音声メッセージを出力することを特徴とする請求項1または2記載の車車間通信装置。
  4. 前記音声情報に含まれる前記付加情報に関する報知を行う報知部と、
    前記報知部による報知に伴い、メッセージの出力に関する操作を入力する操作入力部と、をさらに備え、
    前記音声出力部は、前記操作入力部により入力された操作に応じて音声メッセージを出力することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の車車間通信装置。
  5. 前記受信部は、受信した前記音声情報がいずれの方向から送信されたものであるかを特定可能に受信し、
    前記送信部は、前記受信部で受信した音声情報を、当該音声情報を受信した方向とは異なる方向へ送信することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の車車間通信装置。
  6. 前記音声情報生成部は、予め設定されている禁止語句および使用者により設定された禁止語句が音声メッセージに含まれている場合、前記音声情報の生成を抑制することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の車車間通信装置。
  7. 前記音声出力部は、特定した音声メッセージに予め設定されている禁止語句および使用者により設定された禁止語句が含まれている場合、特定した音声メッセージの出力を抑制することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の車車間通信装置。
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