JP2013148169A - 回転駆動装置 - Google Patents

回転駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013148169A
JP2013148169A JP2012009300A JP2012009300A JP2013148169A JP 2013148169 A JP2013148169 A JP 2013148169A JP 2012009300 A JP2012009300 A JP 2012009300A JP 2012009300 A JP2012009300 A JP 2012009300A JP 2013148169 A JP2013148169 A JP 2013148169A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball bearing
outer ring
bearing
rotation
center axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012009300A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Saito
豊 齋藤
Ryoji Shirakami
亮治 白上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP2012009300A priority Critical patent/JP2013148169A/ja
Publication of JP2013148169A publication Critical patent/JP2013148169A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C25/00Bearings for exclusively rotary movement adjustable for wear or play
    • F16C25/06Ball or roller bearings
    • F16C25/08Ball or roller bearings self-adjusting
    • F16C25/083Ball or roller bearings self-adjusting with resilient means acting axially on a race ring to preload the bearing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)

Abstract

【課題】少ない部品点数で2つのボールベアリングに適正な与圧を印加することのできる軸受装置を備えた回転駆動装置を提供すること。
【解決手段】回転駆動装置1においては、軸受装置8の第1ボールベアリング81および第2ボールベアリング82に与圧を印加するにあたって、内輪811、821の間にはスペーサ部材86が設けられている一方、外輪812、822の間および外輪812、822のモータ軸線L方向における外側位置のうち、外側位置のみで外輪812、822の離間距離を規定する一対の位置規定部(第1位置規定部84および第2位置規定部89)が設けられている、このため、スペーサ部材86については、内輪811、821側のみに設けるだけで、第1ボールベアリング81および第2ボールベアリング82に定位置与圧を印加することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、歯車機構において外周側に位置する円筒状回転部材に被駆動部材が連結された回転駆動装置に関するものである。
回転板を駆動する回転駆動装置としては、例えば、透光部を備えたシャッタ板からなる回転板をモータ等の駆動源によって回転させる装置が提案されている。かかる回転駆動装置では、撓み噛み合い式波動歯車において外周側に位置するサーキュラスプラインにシャッタ板が連結されている。このため、サーキュラスプラインが安定して回転するように、サーキュラスプラインとハウジングとの間に設けられた軸受装置には、第1ボールベアリングと、第1ボールベアリングに対して回転中心軸線方向で離間する位置に設けられた第2ボールベアリングとが用いられている。ここで、第1ボールベアリングおよび第2ボールベアリングの内輪の間には内輪同士の離間させるスペーサ部材が設けられ、第1ボールベアリングおよび第2ボールベアリングの外輪の間には外輪同士の離間させるスペーサ部材が設けられており、かかる2つのスペーサ部材の長さ寸法の差によって、第1ボールベアリングおよび第2ボールベアリングに与圧が印加されている(特許文献1参照)。
特開2011−33178号公報
しかしながら、第1ボールベアリングと第2ボールベアリングとが離間している場合に2つのスペーサ部材の長さ寸法の差によって、第1ボールベアリングおよび第2ボールベアリングに与圧を印加した構成では、スペーサ部材の寸法ばらつきが原因で適正な与圧を印加することができないという問題点がある。特に、サーキュラスプラインのように比較的大型の部材の場合、公差が大きいため、スペーサ部材に寸法ばらつきがなくても、サーキュラスプラインの公差が原因で適正な与圧を印加することができないこともある。また、内輪の間および外輪の間の双方にスペーサ部材を配置した場合、部品点数が多くなる分、コストが嵩むという問題点もある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、少ない部品点数で2つのボールベアリングに適正な与圧を印加することのできる軸受装置を備えた回転駆動装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、駆動源と、該駆動源の回転を減速して伝達する歯車機構と、該歯車機構において外周側に位置する円筒状回転部材に連結された被駆動部材と、前記歯車機構の周りを覆うハウジングと、前記円筒状回転部材と前記ハウジングとの間に設けられ、当該円筒状回転部材を回転可能に支持する軸受装置と、を有する回転駆動装置であって、前記軸受装置は、第1ボールベアリングと、該第1ボールベアリングに対して回転中心軸線方向で離間する位置に設けられた第2ボールベアリングと、前記第1ボールベアリングおよび前記第2ボールベアリングの内輪および外輪のうちの一方側部材の間において当該一方側部材同士を離間させるスペーサ部材と、前記第1ボールベアリングおよび前記第2ボールベアリングの内輪および外輪のうちの他方側部材の間および当該他方側部材の前記回転中心軸線方向における外側位置のうち、当該外側位置で前記他方側部材同士の離間距離を規定して前記第1ボールベアリングおよび前記第2ボールベアリングに与圧を付与する一対の位置規定部と、を備えていることを特徴とする。
本発明では、軸受装置に第1ボールベアリングと、第1ボールベアリングに対して回転中心軸線方向で離間する位置に設けられた第2ボールベアリングとが用いられているため、歯車機構において外周側に位置する円筒状回転部材を安定に回転させることができる。このため、被駆動部材を円筒状回転部材に連結した構成を採用した場合でも、被駆動部材を安定に回転させることができる。また、第1ボールベアリングおよび第2ボールベアリングに与圧を印加するにあたって、第1ボールベアリングおよび第2ボールベアリングの内輪および外輪のうちの一方側部材の間にはスペーサ部材が設けられている一方、内輪および外輪のうちの他方側部材の外側位置で他方側部材同士の離間距離を規定する位置規定部が設けられている。このため、スペーサ部材については、内輪側および外輪側の一方に設ければよい。また、スペーサ部材については、内輪側および外輪側の一方に設ければよいので、2つのスペーサ部材の寸法誤差が与圧の大きさに影響を及ぼすことがない。また、歯車機構において外周側に位置する円筒状回転部材の場合、公差が大きく、かかる公差が原因で適正な与圧を印加することができないこともあるが、本発明では、他方側部材については外側から離間距離を規定するため、離間距離を調整することにより、与圧を調整することができる。それ故、少ない部品点数で2つのボールベアリングに適正な与圧を印加することができる。
本発明において、前記スペーサ部材は、前記一方側部材同士の離間距離を規定する円筒部材であり、前記一対の位置規定部のうちの少なくとも一方は、前記他方側部材同士の離間距離を調整する位置調整用螺着部材である構成を採用することができる。かかる構成によれば、少ない部品点数で2つのボールベアリングに定位置与圧を印加することができる。
本発明において、前記スペーサ部材は、前記一方側部材同士の離間距離を規定する円筒部材であり、前記一対の位置規定部のうちの少なくとも一方は、前記他方側部材同士の離間距離を調整する位置調整用螺着部材であり、前記位置調整用螺着部材と、前記他方側部材のうち、該位置調整用螺着部材側に位置する他方側部材との間には、バネ部材が前記回転中心軸線方向で圧縮された状態で設けられていることが好ましい。かかる構成によれば、定位置与圧の構成で定圧与圧を印加することができる。
本発明において、前記スペーサ部材は、前記一方側部材を互いに離間する方向に付勢するバネ部材であってもよい。かかる構成によれば、少ない部品点数で2つのボールベアリングに定圧与圧を印加することができる。
本発明では、軸受装置に用いた第1ボールベアリングおよび第2ボールベアリングに与圧を印加するにあたって、第1ボールベアリングおよび第2ボールベアリングの内輪および外輪のうちの一方側部材の間にはスペーサ部材が設けられている一方、内輪および外輪のうちの他方側部材の外側位置で他方側部材同士の離間距離を規定する一対の位置規定部が設けられている。このため、スペーサ部材については、内輪側および外輪側の一方に設ければよい。また、スペーサ部材については、内輪側および外輪側の一方に設ければよいので、2つのスペーサ部材の寸法誤差が与圧の大きさに影響を及ぼすことがない。また、歯車機構において外周側に位置する円筒状回転部材の場合、公差が大きく、かかる公差が原因で適正な与圧を印加することができないこともあるが、本発明では、他方側部材については外側から離間距離を規定するため、離間距離を調整することにより、与圧を調整することができる。それ故、少ない部品点数で2つのボールベアリングに適正な与圧を印加することができる。
本発明の実施の形態1に係る回転駆動装置の外観等を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る回転駆動装置の縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る回転駆動装置の軸受装置を部分的に拡大して示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る回転駆動装置の軸受装置を部分的に拡大して示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係る回転駆動装置の軸受装置を部分的に拡大して示す断面図である。
図面を参照して、本発明の実施の形態として、本発明に係る回転駆動装置をロータリシャッタ装置として構成した場合を説明する。なお、以下の説明では、回転板の回転中心軸線にLを付し、回転中心軸線Lの一方側にLaを付し、他方側にLbを付して説明する。
[実施の形態1]
(全体構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る回転駆動装置の外観等を示す説明図であり、図1(a)、(b)は、回転駆動装置を前方から見た斜視図、および回転駆動装置を後方から見た斜視図である。
図1に示すように、回転駆動装置1は、回転中心軸線L上に第1シャッタ板20(第1被駆動部材)、第2シャッタ板30(第2被駆動部材)、および回転駆動機構40が同軸状に配置された構造を備えている。以下の説明では、回転中心軸線L方向において、第1シャッタ板20が配置されている側を前側とし、回転駆動機構40が配置されている側を後側として説明する。第1シャッタ板20および第2シャッタ板30は、回転駆動機構40よりも大径の円板である。第1シャッタ板20は、透光部と遮光部とを備えており、半径方向L1の所定位置には、所定の角度範囲に渡って周方向に延在する扇形の第1開口部20aが形成されている。第2シャッタ板30も透光部と遮光部とを備えており、第1シャッタ板20と同一形状をしている。すなわち、第2シャッタ板30の半径方向L1の所定の位置には、所定の角度範囲に渡って周方向に延在する扇形の第2開口部30aが形成されている。第1シャッタ板20と第2シャッタ板30とは狭い間隔で対向しており、図1では、第1開口部20aと第2開口部30aの位相は90度ずれている。また、第1開口部20aと第2開口部30aの重なり部分によって所定の角度範囲にわたって扇形のシャッタ開口50が形成されている。シャッタ開口50は、回転駆動機構40の外周面よりも外周側に位置している。
かかる回転駆動装置1が撮影カメラに組み込まれる場合には、図1に想像線(二点鎖線)で示すように、第1シャッタ板20の前方に撮影レンズ60が配置され、第2シャッタ板30の後方にCCD等の撮像部70が配置される。第1シャッタ板20および第2シャッタ板30が回転駆動機構40によって回転駆動されると、撮影レンズ60と撮像部70の間をシャッタ開口50が通過する。回転駆動機構40は、例えば、撮影カメラの駆動制御部11によって駆動制御される。
本形態の回転駆動装置1において、初期状態では、シャッタ開口50の開口角度は、例えば、90度に設定されている。回転駆動装置1を動作させる場合には、駆動制御部11は、第1シャッタ板20と第2シャッタ板30とを同一の速度で一体に回転させる。その際、シャッタ速度を高速にする場合、第1シャッタ板20および第2シャッタ板30の回転速度は5000〜10000回転/秒に設定され、シャッタ速度を低速にする場合には、第1シャッタ板20および第2シャッタ板30の回転速度は200〜500回転/秒に設定される。
次に、露光時間を変更する場合には、駆動制御部11は、第1シャッタ板20の第1開口部20aと第2シャッタ板30の第2開口部30aの位相を変えて、シャッタ開口50の開口角度を変える。より具体的には、駆動制御部11は、第1モータ90と第2モータ10とを異なる回転速度で回転駆動し、シャッタ開口50の開口角度を所定の条件に設定する。このようにして、シャッタ開口50の開口角度が所望の角度に設定された後は、駆動制御部11は、再び、第1シャッタ板20と第2シャッタ板30とを所定の回転速度で一体に回転させる。従って、動画を通常通り撮影する方法で、動画をコマ撮りのように連続した静止画として撮影することができるとともに、露光時間の調節を行うこともできる。
(ロータリシャッタ装置の内部構造)
図2は、本発明の実施の形態1に係る回転駆動装置1の縦断面図である。図2に示すように、本形態の回転駆動装置1において、回転駆動機構40は、第1回転軸96、第1モータ90(第1駆動源)、第2回転軸100、第2モータ10(第2駆動源)、歯車機構110、およびこれらの周りを全体にわたって覆うハウジング120を備えており、ハウジング120は、複数のハウジング部材125、126、127、128、129からなる。ハウジング部材125の内側には、第1モータ90および第1回転軸96が配置され、ハウジング部材128、129の内側には、歯車機構110、第2モータ10および第2回転軸100が配置されている。また、第1回転軸96、第2回転軸100、歯車機構110、第1モータ90および第2モータ10は回転中心軸線L上で同軸に配置されている。
かかる回転駆動装置1において、第1モータ90は、第1回転軸96に円筒状の連結部材95を介してマグネット93が固定されたロータ91を備えており、かかるロータ91において、マグネット93の背後(前側)にはバックヨーク97が設けられている。また、マグネット93に対して後側で対向する位置には、ステータコイル94aを備えたステータ基板94が2枚、重ねて配置されている。ステータ基板94において、ステータコイル94aは絶縁膜(図示せず)で覆われており、ステータ基板94を重ねて配置しても短絡が発生することはない。第1モータ90において、ステータ基板94の外周側端部は、回転中心軸線L方向で隣り合うハウジング部材125、126との間に挟持されている。本形態では、第1回転軸96に第1環状ハブ180が固定され、かかる第1環状ハブ180には、第1シャッタ板20が連結されている。
第2モータ10は、第2回転軸100に円筒状の連結部材106を介してマグネット102が固定されたロータ101を備えており、かかるロータ101において、マグネット102の背後(後側)にはバックヨーク104が設けられている。また、マグネット102に対して前側で対向する位置には、ステータコイル103aを備えたステータ基板103が2枚、重ねて配置されている。ステータ基板103において、ステータコイル103aは絶縁膜(図示せず)で覆われており、ステータ基板103を重ねて配置しても短絡が発生することはない。第2モータ10において、ステータ基板103の外周側端部は、回転中心軸線L方向で隣り合うハウジング部材128、129の間に挟持されている。
歯車機構110は、撓み噛み合い式波動歯車機構であり、筒状のサーキュラスプライン111(円筒状回転部材)と、サーキュラスプライン111の内側に配置されたカップ状のフレックススプライン112と、このフレックススプライン112を撓ませて噛合位置を円周方向に移動させるウェーブジェネレータ113とを備えている。
ウェーブジェネレータ113は第2モータ10の第2回転軸100に連結されている。サーキュラスプライン111は、ハウジング部材128の内周面において、図3を参照して後述する軸受装置8によって回転中心軸線Lを中心に回転自在に支持されている。フレックススプライン112のダイヤフラム部分112cの中央部分は、ボールベアリング170を介して第2回転軸100に回転可能に支持され、サーキュラスプライン111も、ボールベアリング170を介して第2回転軸100に回転可能に支持されている。
サーキュラスプライン111には第2環状ハブ200が連結され、第2環状ハブ200には第2シャッタ板30が連結されている。このため、第1シャッタ板20は、第1モータ90によって直接駆動される一方、第2シャッタ板30は、第2モータ10によって駆動される際、歯車機構110によって減速駆動される。
本形態において、サーキュラスプライン111の前側端部には、凹部111eが形成されている一方、第1回転軸96の後端部960は、サーキュラスプライン111の凹部111eに嵌って回転可能に支持されている。このようにして、第1回転軸96と第2回転軸100との同軸性が確保されている。
第1モータ90において、ロータ91に補助ヨーク11bを設けるにあたって、補助ヨーク11bは、第1環状ハブ180を補助ヨーク取り付け部材9として利用して設けられている。すなわち、第1環状ハブ180は、第1回転軸96が嵌る筒部9aから拡径してステータ基板94に後側で対向する部分に設けられている。より具体的には、補助ヨーク取り付け部材9(第1環状ハブ180)は、第1回転軸96が嵌る筒部9aと、筒部9aの後側の端部で拡径する円環状の大径部9cとを備えた非磁性部材であり、かかる補助ヨーク取り付け部材9において、大径部9cの前側の面には、円環状の磁性板からなる補助ヨーク11bがスペーサ11cを介して接着剤等により固定されている。このように、補助ヨーク11bはロータ91に設けられており、ロータ91と一体に回転する。このため、マグネット93と補助ヨーク11bとの間に作用する磁気吸引力が第1回転軸96にスラスト力として作用しない、または作用したとしても影響を受けない。また、マグネット93と補助ヨーク11bとが一体に回転するため、補助ヨーク11bに渦電流が発生しない、または作用したとしても影響を受けないので、渦電流に起因するブレーキがロータ91に加わることもほとんどない。
また、第2モータ10において、ロータ101に補助ヨーク11eを設けるにあたって、第2回転軸100が嵌る筒部7aを備えた補助ヨーク取り付け部材7が用いられ、補助ヨーク11eは、筒部7aから拡径してステータ基板103に前側で対向する部分に設けられている。より具体的には、補助ヨーク取り付け部材7は、第2回転軸100が嵌る筒部7aと、筒部7aの前側の端部で拡径する円環状の大径部7cとを備えた磁性部材であり、かかる大径部7cによって補助ヨーク11eが構成されている。このように、補助ヨーク11eはロータ101に設けられており、ロータ101と一体に回転する。このため、マグネット102と補助ヨーク11eとの間に作用する磁気吸引力が第2回転軸100にスラスト力として作用しない、または作用したとしても影響を受けない。また、マグネット102と補助ヨーク11eとが一体に回転するため、補助ヨーク11eに渦電流が発生しない、または作用したとしても影響を受けないので、渦電流に起因するブレーキがロータ101に加わることもほとんどない。
(軸受装置8の構成)
図3は、本発明の実施の形態1に係る回転駆動装置1の軸受装置8を部分的に拡大して示す断面図である。図1および図2を参照して説明したように、本形態の回転駆動装置1において、第2シャッタ板30(第2被駆動部材)は、第2モータ10(第2駆動源)によって駆動される際、歯車機構110によって減速駆動される。ここで、第2シャッタ板30は、歯車機構110において最も外周側に位置するサーキュラスプライン111(円筒状回転部材)に連結されており、第2シャッタ板30を安定に回転させるには、サーキュラスプライン111を安定に回転させる必要がある。
そこで、本形態では、図3に示すように、サーキュラスプライン111とハウジング120(ハウジング部材128)との間に設けた軸受装置8は、第1ボールベアリング81と、第1ボールベアリング81に対して回転中心軸線L方向の後側で離間する位置に設けられた第2ボールベアリング82とが用いられている。軸受装置8において、第1ボールベアリング81の内輪811および第2ボールベアリング82の内輪821は、サーキュラスプライン111の外周面に装着され、第1ボールベアリング81の外輪812および第2ボールベアリング82の外輪822は、ハウジング120の内周面に装着されている。
かかる軸受装置8において、第1ボールベアリング81および第2ボールベアリング82に与圧を印加するにあたって、本形態では、サーキュラスプライン111の外周面には、第1ボールベアリング81の内輪811と第2ボールベアリング82の内輪821との間にスペーサ部材86が配置されており、本形態において、スペーサ部材86は、内輪811と内輪821との離間距離を規定する円筒部材86aであり、内輪811、821や外輪812、822と同一の材料からなる。
ここで、第1ボールベアリング81の内輪811とスペーサ部材86とは回転中心軸線L方向で当接し、第2ボールベアリング82の内輪821とスペーサ部材86とは、回転中心軸線L方向で当接している。また、サーキュラスプライン111の外周面には、第1ボールベアリング81の内輪811の前側端面が当接する段部87が形成されており、第1ボールベアリング81の内輪811は、段部87によって回転中心軸線L方向における位置が規定されている。また、第2ボールベアリング82の内輪821は、段部87、第1ボールベアリング81の内輪811およびスペーサ部材86によって回転中心軸線L方向における位置が規定されている。このような状態は、サーキュラスプライン111の後側端面にネジ881によって固定された押さえ板88が第2ボールベアリング82の内輪821の後側端面に当接することによって維持されている。
これに対して、ハウジング120(ハウジング部材128)の内周面には、第1ボールベアリング81の外輪812の前側(外側)に、外輪812の前側端面が当接する段部からなる第1位置規定部84が形成されており、第1ボールベアリング81の外輪812は、第1位置規定部84によって回転中心軸線L方向における前側位置が規定されている。但し、第1ボールベアリング81の外輪812と第2ボールベアリング82の外輪822との間には段部やスペーサ部材等が設けられておらず、第1ボールベアリング81の外輪812および第2ボールベアリング82の外輪822は接近する方向については、ある程度の距離だけ変位自在である。
一方、第2ボールベアリング82の外輪822に対して回転中心軸線L方向の後側(外側S)には、回転中心軸線L方向における外側から第2ボールベアリング82の外輪822を前側に向けて押圧して第1ボールベアリング81の外輪812と第2ボールベアリング82の外輪822との離間距離を規定する第2位置規定部89が設けられている。本形態において、第2位置規定部89は、第1ボールベアリング81の外輪812と第2ボールベアリング82の外輪822との離間距離を調整する環状の位置調整用螺着部材89aであり、位置調整用螺着部材89aの外周面には、ハウジング120(ハウジング部材128)の内周面に形成された雌ネジ120aに螺合する雄ネジ891が形成されている。本形態において、第2位置規定部89(位置調整用螺着部材89a)は、内輪811、821や外輪812、822と同一の材料からなる。
このように構成した回転駆動装置1では、組み立て工程において、サーキュラスプライン111の外周側に第1ボールベアリング81、スペーサ部材86および第2ボールベアリング82を装着した後、ハウジング部材128の後側からハウジング120の内側にサーキュラスプライン111を挿入する。次に、サーキュラスプライン111の後側端面に押さえ板88をネジ881によって固定する。その結果、第1ボールベアリング81の外輪812は、第1ボールベアリング81の内輪811より回転中心軸線L方向の後側にずれる。従って、第1ボールベアリング81に与圧が付与される。
次に、ハウジング120(ハウジング部材128)の後側から位置調整用螺着部材89aを螺着し、第1ボールベアリング81の外輪812と第2ボールベアリング82の外輪822との離間距離を狭める。その結果、第2ボールベアリング82の外輪822は、第2ボールベアリング82の内輪821より回転中心軸線L方向の前側にずれる。従って、第2ボールベアリング82に与圧が付与される。そして、外輪822の位置が適正な位置になった時点で位置調整用螺着部材89aをネジロックの塗布等により固定する。それ故、第1ボールベアリング81および第2ボールベアリング82に適正な与圧を印加することができる。よって、第1ボールベアリング81では、ボール813を内輪811および外輪812との間に隙間を発生させずに回転させることができ、第2ボールベアリング82では、ボール823を内輪821および外輪822との間に隙間を発生させずに回転させることができる。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態の回転駆動装置1においては、軸受装置8に第1ボールベアリング81と、第1ボールベアリング81に対して回転中心軸線L方向で離間する位置に設けられた第2ボールベアリング82とが用いられているため、歯車機構110において外周側に位置するサーキュラスプライン111(円筒状回転部材)を安定に回転させることができる。このため、被駆動部材としての第2シャッタ板30をサーキュラスプライン111に連結した構成を採用した場合でも、第2シャッタ板30を安定に回転させることができる。
また、第1ボールベアリング81および第2ボールベアリング82に与圧を印加するにあたって、内輪811、821の間にはスペーサ部材86が設けられている一方、外輪812、822の間および外輪812、822の回転中心軸線L方向における外側位置のうち、外側位置で外輪812、822の離間距離を規定する一対の位置規定部(第1位置規定部84および第2位置規定部89)が設けられている、このため、スペーサ部材86については、内輪811、821側に設ければよい。また、スペーサ部材86については、内輪811、821側に設ければよいので、2つのスペーサ部材の寸法誤差が与圧の大きさに影響を及ぼすことがない。また、歯車機構110において最も外周側に位置するサーキュラスプライン111(円筒状回転部材)の場合、寸法が大きい分、公差が大きく、かかる公差が原因で適正な与圧を印加することができないこともあるが、本形態では、外輪812、822については外側から離間距離を規定するため、離間距離を調整することにより、与圧を調整することができる。従って、少ない部品点数で2つのボールベアリング(第1ボールベアリング81および第2ボールベアリング82)に適正な与圧を印加することができる。
また、スペーサ部材86は、内輪811、821同士の離間距離を規定する円筒部材86aであり、一対の位置規定部(第1位置規定部84および第2位置規定部89)のうち、第2位置規定部89は、外輪812、822同士の離間距離を調整する位置調整用螺着部材89aである。このため、本形態によれば、少ない部品点数で2つのボールベアリング(第1ボールベアリング81および第2ボールベアリング82)に定位置与圧を印加することができる。
また、スペーサ部材86および第2位置規定部89(位置調整用螺着部材89a)は、内輪811、821や外輪812、822と同一の材料からなる。それ故、温度変化が発生しても与圧が変化しにくいという利点がある。
[実施の形態2]
図4は、本発明の実施の形態2に係る回転駆動装置1の軸受装置8を部分的に拡大して示す断面図である。なお、実施の形態1では定位置与圧を採用したのに対して、実施の形態2では、定位置与圧の構成で定圧与圧を採用した点のみが相違し、他の構成は同一である。従って、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図4に示すように、本形態でも実施の形態1と同様、軸受装置8において、第1ボールベアリング81および第2ボールベアリング82に与圧を印加するにあたって、サーキュラスプライン111の外周面には、第1ボールベアリング81の内輪811と第2ボールベアリング82の内輪821との間にスペーサ部材86が配置されており、本形態において、スペーサ部材86は、内輪811と内輪821との離間距離を規定する円筒部材86aであり、内輪811、821や外輪812、822と同一の材料からなる。
第1ボールベアリング81の内輪811とスペーサ部材86とは回転中心軸線L方向で当接し、第2ボールベアリング82の内輪821とスペーサ部材86とは、回転中心軸線L方向で当接している。また、サーキュラスプライン111の外周面には、第1ボールベアリング81の内輪811の前側端面が当接する段部87が形成されており、第1ボールベアリング81の内輪811は、段部87によって回転中心軸線L方向における位置が規定されている。また、第2ボールベアリング82の内輪821は、段部87、第1ボールベアリング81の内輪811およびスペーサ部材86によって回転中心軸線L方向における位置が規定されている。このような状態は、サーキュラスプライン111の後側端面にネジ881によって固定された押さえ板88が第2ボールベアリング82の内輪821の後側端面に当接することによって維持されている。
これに対して、ハウジング120(ハウジング部材128)の内周面には、第1ボールベアリング81の外輪812の前側(外側)に、外輪812の前側端面が当接する段部からなる第1位置規定部84が形成されており、第1ボールベアリング81の外輪812は、第1位置規定部84によって回転中心軸線L方向における前側位置が規定されている。但し、第1ボールベアリング81の外輪812と第2ボールベアリング82の外輪822との間には段部やスペーサ部材等が設けられておらず、第1ボールベアリング81の外輪812および第2ボールベアリング82の外輪822は接近する方向については、ある程度の距離だけ変位自在である。
一方、第2ボールベアリング82の外輪822に対して回転中心軸線L方向の後側(外側S)には、回転中心軸線L方向における外側から第2ボールベアリング82の外輪822を前側に向けて押圧して第1ボールベアリング81の外輪812と第2ボールベアリング82の外輪822との離間距離を規定する第2位置規定部89が設けられている。本形態において、第2位置規定部89は、第1ボールベアリング81の外輪812と第2ボールベアリング82の外輪822との離間距離を調整する環状の位置調整用螺着部材89aであり、位置調整用螺着部材89aの外周面には、ハウジング120(ハウジング部材128)の内周面に形成された雌ネジ120aに螺合する雄ネジ891が形成されている。本形態において、第2位置規定部89(位置調整用螺着部材89a)は、内輪811、821や外輪812、822と同一の材料からなる。
ここで、位置調整用螺着部材89aと第2ボールベアリング82の外輪822との間には、円環状のバネ部材85が配置されており、バネ部材85は、回転中心軸線方向Lで圧縮された状態にある。本形態において、バネ部材85は、ウェーブワッシャ(波座金)からなり、かかるバネ部材85の弾性によって、第2ボールベアリング82に与圧が付与されている。
かかる構成によれば、定位置与圧の構成で定圧与圧を印加することができるので、第2ボールベアリング82に適正な与圧が確実に付与することができる。
[実施の形態3]
図5は、本発明の実施の形態3に係る回転駆動装置1の軸受装置8を部分的に拡大して示す断面図である。なお、実施の形態1では定位置与圧を採用したのに対して、実施の形態3では定圧与圧を採用した点のみが相違し、他の構成は同一である。従って、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図5に示すように、本形態でも、実施の形態1と同様、サーキュラスプライン111とハウジング120(ハウジング部材128)との間に設けた軸受装置8は、第1ボールベアリング81と、第1ボールベアリング81に対して回転中心軸線L方向の後側で離間する位置に設けられた第2ボールベアリング82とが用いられている。かかる軸受装置8において、第1ボールベアリング81および第2ボールベアリング82に与圧を印加するにあたって、本形態では、サーキュラスプライン111の外周面には、第1ボールベアリング81の内輪811と第2ボールベアリング82の内輪821との間にスペーサ部材86が配置されており、本形態において、スペーサ部材86は、内輪811および内輪821を離間させる方向に付勢するコイルバネからなるバネ部材86bである。なお、サーキュラスプライン111の外周面には、実施の形態1と同様、第1ボールベアリング81の内輪811の前側端面が当接する段部87が形成されており、第1ボールベアリング81の内輪811は、段部87によって回転中心軸線L方向における位置が規定されている。但し、本形態では、図3を参照して説明した押さえ板88が用いられていない。
これに対して、ハウジング120(ハウジング部材128)の内周面には、第1ボールベアリング81の外輪812の前側(外側)には、外輪812の前側端面が当接する段部からなる第1位置規定部84が形成されており、第1ボールベアリング81の外輪812は、第1位置規定部84によって回転中心軸線L方向における前側位置が規定されている。但し、第1ボールベアリング81の外輪812と第2ボールベアリング82の外輪822との間には段部やスペーサ部材等が設けられておらず、第1ボールベアリング81の外輪812および第2ボールベアリング82の外輪822は接近する方向については、ある程度の距離だけ変位自在である。
一方、第2ボールベアリング82の外輪822に対して回転中心軸線L方向の後側(外側S)には、回転中心軸線L方向における外側から第2ボールベアリング82の外輪822を前側に向けて押圧して第1ボールベアリング81の外輪812と第2ボールベアリング82の外輪822との離間距離を規定する第2位置規定部89が設けられている。本形態において、第2位置規定部89は、第1ボールベアリング81の外輪812と第2ボールベアリング82の外輪822との離間距離を調整する環状の位置調整用螺着部材89aであり、位置調整用螺着部材89aの外周面には、ハウジング120(ハウジング部材128)の内周面に形成された雌ネジ120aに螺合する雄ネジ891が形成されている。次に、ハウジング120(ハウジング部材128)の後側から位置調整用螺着部材89aを螺着し、第1ボールベアリング81の外輪812と第2ボールベアリング82の外輪822との離間距離を狭め、外輪822の位置が適正な位置になった時点で位置調整用螺着部材89aをネジロックの塗布等により固定する。
その結果、第2ボールベアリング82の外輪822は、第2ボールベアリング82の内輪821より回転中心軸線L方向の前側にずれる。また、第1ボールベアリング81の外輪812は、第1ボールベアリング81の内輪811より回転中心軸線L方向の後側にずれる。それ故、第1ボールベアリング81および第2ボールベアリング82に適正な与圧を印加することができる。
このように本形態でも、第1ボールベアリング81および第2ボールベアリング82に与圧を印加するにあたって、内輪811、821の間にはスペーサ部材86が設けられている一方、外輪812、822の間および外輪812、822の回転中心軸線L方向における外側位置のうち、外側位置で外輪812、822の離間距離を規定する一対の位置規定部(第1位置規定部84および第2位置規定部89)が設けられている。このため、スペーサ部材86については、内輪811、821側のみに設ければよい等、実施の形態1と同様な効果を奏する。
また、スペーサ部材86は、内輪811、821を互いに離間する方向に付勢するバネ部材86bであるため、少ない部品点数で2つのボールベアリング(第1ボールベアリング81および第2ボールベアリング82)に定圧与圧を印加することができる。
(他の実施の形態)
上記実施の形態では、内輪811、821の間にスペーサ部材86を設けたが、外輪812、822の間にスペーサ部材86を設けてもよい。この場合、内輪811、821の間および内輪811、821の回転中心軸線L方向における外側位置のうち、外側位置のみで内輪811、821の離間距離を規定する一対の位置規定部を設ける等、図3または図5に示す構造において、内周側と外周側とにおいて構成を逆にすればよい。
上記実施の形態では、第1回転軸96に第1シャッタ板20が連結された回転駆動装置1に本発明を適用したが、特開2011−33178号公報に記載の回転駆動装置1のように、撓み噛み合い式波動歯車機構のウェーブジェネレータ113を第1モータによって駆動し、サーキュラスプライン111を第2モータによって駆動し、フレックススプライン112に第1シャッタ板を連結し、サーキュラスプライン111に第2シャッタ板を連結した回転駆動装置1に本発明を適用してもよい。
1 回転駆動装置
8 軸受装置
10 第2モータ(第2駆動源)
30 第2シャッタ板(第2被駆動部材)
81 第1ボールベアリング
82 第2ボールベアリング
84 第1位置規定部
85 バネ部材
86 スペーサ部材
86a 円筒部材
86b バネ部材
89 第2位置規定部
89a 位置調整用螺着部材
110 歯車機構
120 モータハウジング
111 サーキュラスプライン(円筒状回転部材)
811、821 内輪
812、822 外輪

Claims (4)

  1. 駆動源と、該駆動源の回転を減速して伝達する歯車機構と、該歯車機構において外周側に位置する円筒状回転部材に連結された被駆動部材と、前記歯車機構の周りを覆うハウジングと、前記円筒状回転部材と前記ハウジングとの間に設けられ、当該円筒状回転部材を回転可能に支持する軸受装置と、を有する回転駆動装置であって、
    前記軸受装置は、第1ボールベアリングと、該第1ボールベアリングに対して回転中心軸線方向で離間する位置に設けられた第2ボールベアリングと、前記第1ボールベアリングおよび前記第2ボールベアリングの内輪および外輪のうちの一方側部材の間において当該一方側部材同士を離間させるスペーサ部材と、前記第1ボールベアリングおよび前記第2ボールベアリングの内輪および外輪のうちの他方側部材の間および当該他方側部材の前記回転中心軸線方向における外側位置のうち、当該外側位置で前記他方側部材同士の離間距離を規定して前記第1ボールベアリングおよび前記第2ボールベアリングに与圧を付与する一対の位置規定部と、を備えていることを特徴とする回転駆動装置。
  2. 前記スペーサ部材は、前記一方側部材同士の離間距離を規定する円筒部材であり、
    前記一対の位置規定部のうちの少なくとも一方は、前記他方側部材同士の離間距離を調整する位置調整用螺着部材であることを特徴とする請求項1に記載の回転駆動装置。
  3. 前記スペーサ部材は、前記一方側部材同士の離間距離を規定する円筒部材であり、
    前記一対の位置規定部のうちの少なくとも一方は、前記他方側部材同士の離間距離を調整する位置調整用螺着部材であり、
    前記位置調整用螺着部材と、前記他方側部材のうち、該位置調整用螺着部材側に位置する他方側部材との間には、バネ部材が前記回転中心軸線方向で圧縮された状態で設けられていることを特徴とする請求項1に記載の回転駆動装置。
  4. 前記スペーサ部材は、前記一方側部材を互いに離間する方向に付勢するバネ部材であることを特徴とする請求項1に記載の回転駆動装置。
JP2012009300A 2012-01-19 2012-01-19 回転駆動装置 Pending JP2013148169A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012009300A JP2013148169A (ja) 2012-01-19 2012-01-19 回転駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012009300A JP2013148169A (ja) 2012-01-19 2012-01-19 回転駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013148169A true JP2013148169A (ja) 2013-08-01

Family

ID=49045854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012009300A Pending JP2013148169A (ja) 2012-01-19 2012-01-19 回転駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013148169A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015148244A (ja) * 2014-02-05 2015-08-20 株式会社ニクニ ポンプ・モータ結合装置
JP2018186605A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 ミネベアミツミ株式会社 ロータリトランス付きモータ、およびロータリトランス付きモータの製造方法
WO2019058798A1 (ja) * 2017-09-20 2019-03-28 住友重機械工業株式会社 撓み噛合い式歯車装置
JP2020054121A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 日本電産トーソク株式会社 電動アクチュエータ
CN112524152A (zh) * 2019-09-17 2021-03-19 福建金风科技有限公司 轴承游隙调整装置、方法及风力发电机组
WO2023182543A1 (ko) * 2022-03-23 2023-09-28 자화전자(주) 베어링의 예압부가 구비된 모터

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS639428U (ja) * 1986-07-02 1988-01-22
JPH07174140A (ja) * 1993-12-21 1995-07-11 Nec Corp 正面組合せ型アンギュラー玉軸受
JP2008039037A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Nsk Ltd 波動歯車装置用軸受

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS639428U (ja) * 1986-07-02 1988-01-22
JPH07174140A (ja) * 1993-12-21 1995-07-11 Nec Corp 正面組合せ型アンギュラー玉軸受
JP2008039037A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Nsk Ltd 波動歯車装置用軸受

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015148244A (ja) * 2014-02-05 2015-08-20 株式会社ニクニ ポンプ・モータ結合装置
JP2018186605A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 ミネベアミツミ株式会社 ロータリトランス付きモータ、およびロータリトランス付きモータの製造方法
WO2019058798A1 (ja) * 2017-09-20 2019-03-28 住友重機械工業株式会社 撓み噛合い式歯車装置
CN111164333A (zh) * 2017-09-20 2020-05-15 住友重机械工业株式会社 挠曲啮合式齿轮装置
JPWO2019058798A1 (ja) * 2017-09-20 2020-09-03 住友重機械工業株式会社 撓み噛合い式歯車装置
JP7186171B2 (ja) 2017-09-20 2022-12-08 住友重機械工業株式会社 撓み噛合い式歯車装置
CN111164333B (zh) * 2017-09-20 2023-06-09 住友重机械工业株式会社 挠曲啮合式齿轮装置
JP2020054121A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 日本電産トーソク株式会社 電動アクチュエータ
CN112524152A (zh) * 2019-09-17 2021-03-19 福建金风科技有限公司 轴承游隙调整装置、方法及风力发电机组
WO2023182543A1 (ko) * 2022-03-23 2023-09-28 자화전자(주) 베어링의 예압부가 구비된 모터

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013148169A (ja) 回転駆動装置
JP5759731B2 (ja) 回転駆動装置
US10394104B2 (en) Light amount adjustment apparatus and optical apparatus including the same
JP2008176062A (ja) 光量調整装置及び撮像装置
US11064097B2 (en) Imaging apparatus for adjusting pressing forces of an ultrasonic motor and a waterproof member
JP5574696B2 (ja) レンズ鏡筒
JP5358824B2 (ja) 円環状モータ
WO2005069053A1 (ja) レンズ駆動装置、およびレンズ駆動装置の製造方法
US8300333B2 (en) Lens barrel and photographing apparatus including the same
JP2010113092A (ja) アクチュエータ、羽根駆動装置及び光学機器
JP5191495B2 (ja) 動力伝達装置
FR3088506A1 (fr) Procede de reduction du couple de crantage produit par des moteurs electriques de type brushless utilises simultanement
WO2017221843A1 (ja) 電動式直動アクチュエータ
JP5384248B2 (ja) 回転板駆動装置
JP2004183859A (ja) 遊星歯車式電磁クラッチ
JP2013113996A (ja) 回転板駆動装置
JP3429644B2 (ja) レンズ鏡筒
JP2005256930A (ja) ウォーム歯車機構及びカメラ旋回装置
JP6716959B2 (ja) 減速装置および光学機器
JP5980267B2 (ja) モータ及びアクチュエータ
JP2018101120A (ja) レンズ鏡筒
WO2010090140A1 (ja) 動力伝達装置
JP3604850B2 (ja) 駆動装置およびこれを用いた装置、光学機器
JP4267102B2 (ja) 軸受
JPH04117151A (ja) マイクロモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150915

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160209