JP2013140251A - 型、型の製造方法、および、型を用いた反射防止フィルムの製造方法 - Google Patents

型、型の製造方法、および、型を用いた反射防止フィルムの製造方法 Download PDF

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村 陽 祐 今
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Abstract

【課題】複数の凸部を有し光の反射を防止し得る反射防止フィルムの作製に用いられる型の離型性を向上させる。
【解決手段】型の製法方法は、陽極酸化処理により、金属製基材30の表面30aに複数の孔36を形成する工程と、化学蒸着法または物理蒸着法により、少なくとも隣り合う二つの孔の間に位置する金属製基材の表面のみに、皮膜40を形成する工程と、を備える。反射防止フィルム10の凸部15を形成するための凹部25が、孔36および皮膜40によって画成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の凸部を有し光の反射を防止し得る反射防止フィルムの作製に用いられる型、複数の凸部を有し光の反射を防止し得る反射防止フィルムの作製に用いられる型の製造方法、並びに、複数の凸部を有し光の反射を防止し得る反射防止フィルムを製造する製造方法に関する。
従来、種々の分野において光の反射を防止する反射防止フィルムが使用されてきた。これまで多用されてきた反射防止フィルムとして、低屈折率層からなる反射防止フィルムが挙げられる。反射防止フィルムをなす低屈折率層は、真空蒸着法やスパッタリング法を用いて、基材上に成膜され得る。ただし昨今では、反射防止性能に対する要求が高まり、比較的簡便に作製され得る低屈折率層からなる反射防止フィルムに代えて、モスアイ構造を有した反射防止フィルムが用いられることもある。
モスアイ構造は、反射防止対象となる光の最短波長未満のピッチで配置された多数の突起によって構成される。モスアイ構造は、突起の配列ピッチよりも長い波長を有した光に対して、屈折率がしだいに変化する層としての光学作用を及ぼす。すなわち、反射防止対象となる光の最短波長未満のピッチで配置された突起の断面積が、反射防止フィルムの法線方向に沿ってしだいに変化していく場合、屈折率が急激に変化する界面が存在しないことになり、極めて効果的に対象となる光の反射を防止することができる。このため、反射防止性能を向上させる観点からは、突起の基端部から先端部へ向けて突起の断面積がしだいに減少していくよう、突起を先細り形状に形成することが重要となる。
極めて微細な構造からなるモスアイ構造を有した反射防止フィルムは、一般的に、モスアイ構造の突起に対応した細孔が形成された型を用いて樹脂材料を賦型することにより作製され得る。そして、例えば特許文献1に開示されているように、型の製造方法についても種々の検討がなされてきた。特許文献1に開示された方法では、陽極酸化およびエッチングを複数回、例えば5回(特許文献1の段落0025)繰り返すことで、内径が最深部に向けてしだいに減少するテーパー状細孔を型に形成している。
特開2005−156695号公報
しかしながら、モスアイ構造の突起は非常に微細であることから離型性が著しく低下し、一部の突起が型に残留してしまうことや、さらには、反射防止フィルム自体が型から離型せずに分断されてしまうことが生じてしまう。このような不具合が生じた場合、樹脂材料を型から取り除かなければ、当該型を次の反射防止フィルムの作製に用いることができない。すなわち、離型性が悪いと、歩留まりだけでなく生産効率も大幅に低下してしまう。
このような不具合に対処するため、離型剤を型に予め塗布することも検討した。しかしながら、反射防止フィルムの生産が進行すると、離型剤が型から剥がれてしまい、離型性が低下してしまう。すなわち、離型剤の塗布は、手間が加わる一方で、従来の不具合を根絶できるものではない。加えて、本件発明者が鋭意実験を重ねたところ、離型剤を予め型に塗布した場合、作製された反射防止フィルムの形状再現性が低下していることが確認された。
本件発明は、以上の点を考慮してなされたものであって、型を用いて反射防止フィルムを作製する際の離型性を改善することを目的とする。
本発明による型の製造方法は、
複数の凸部を有し光の反射を防止し得る反射防止フィルムの作製に用いられる型を製造する方法であって、
陽極酸化処理により、金属製基材の表面に複数の孔を形成する工程と、
化学蒸着法または物理蒸着法により、隣り合う二つの孔の間に位置する前記金属製基材の前記表面のみに、皮膜を形成する工程と、を備え、
前記反射防止フィルムの前記凸部を形成するための凹部が、前記孔および前記皮膜によって画成される。
本発明による型の製造方法において、前記皮膜は、JISR3257に準拠して測定されるぬれ性試験の接触角が、前記孔を形成される前記金属製基材をなす材料よりも大きくなる材料から、形成されてもよい。
本発明による型の製造方法が、エッチングによって前記孔を拡径する工程を、前記孔を形成する工程の後であって前記皮膜を形成する工程の前に、さらに備え、前記拡径する工程において、隣り合う二つの孔が前記金属製基材の表面において繋がらないように、前記金属製基材をエッチングしてもよい。
本発明による型の製造方法において、前記孔を形成する工程および前記孔を拡径する工程が、複数回繰り返して行われた後に、前記皮膜を形成する工程が実施されてもよい。あるいは、本発明による型の製造方法において、前記孔を形成する工程および前記孔を拡径する工程が、一回だけ行われた後に、前記皮膜を形成する工程が実施されてもよい。
本発明による型の製造方法において、前記隣り合う二つの孔の間に位置する前記金属製基材の前記表面に形成された皮膜の、当該隣り合う二つの孔を横切る断面における幅は、前記表面から離間するにつれて狭くなっていくようにしてもよい。
本発明による型は、
複数の凸部を有し光の反射を防止し得る反射防止フィルムの作製に用いられる型であって、
複数の孔を有した陽極酸化層と、
隣り合う二つの孔の間に位置する前記陽極酸化層の表面上のみに形成された皮膜と、を備え、
前記反射防止フィルムの前記凸部を形成するための凹部が、前記孔および前記皮膜によって画成されている。
本発明による型において、前記皮膜をなす材料についてJISR3257に準拠して測定されたぬれ性試験の接触角は、前記陽極酸化層をなす材料についてJISR3257に準拠して測定されたぬれ性試験の接触角よりも大きくなるようにしてもよい。
本発明による型において、前記隣り合う二つの孔を横切る断面における前記皮膜の幅は、前記表面から離間するにつれて狭くなっていくようにしてもよい。
本発明による反射防止フィルムの製造方法は、
上述した本発明による型の製造方法のいずれかによって製造された型、或いは、上述した本発明による型のいずれかを用いて、複数の凸部を有し光の反射を防止し得る反射防止フィルムを製造する方法であって、
前記型の前記凹部が形成された面上に樹脂材料を供給する工程と、
前記樹脂材料を前記型上で固化する工程と、
前記固化した樹脂材料を前記型から剥がす工程と、を備える。
本発明によれば、複数の凸部を有し光の反射を防止し得る反射防止フィルムの作製に用いられる型の離型性を改善することが可能となる。
図1は、本発明による一実施の形態を説明するための図であって、反射防止フィルムを作製するための型を示す縦断面図である。 図2は、図1に示された型の製造方法を説明するための図であって、型の製造に用いられる金属製基材を示す縦断面図である。 図3は、図1に示された型の製造方法を説明するための図であって、陽極酸化処理を施された金属製基材を示す縦断面図である。 図4は、図1に示された型の製造方法を説明するための図であって、エッチング処理を施された金属製基材を示す縦断面図である。 図5は、図1に示された型の製造方法を説明するための図であって、陽極酸化処理を再度施された金属製基材を示す縦断面図である。 図6は、図1に示された型の製造方法を説明するための図であって、エッチング処理を再度施された金属製基材を示す縦断面図である。 図7は、図1に示された型を用いて反射防止フィルムを製造する方法を説明するための図であって、型に樹脂材料を供給する工程を説明するための図である。 図8は、図1に示された型を用いて反射防止フィルムを製造する方法を説明するための図であって、樹脂材料を型上で固化する工程を説明するための図である。 図9は、図1に示された型を用いて反射防止フィルムを製造する方法を説明するための図であって、固化した樹脂材料を型から剥がす工程を説明するための図である。 図10は、多数の凸部を有した反射防止フィルムの一例を示す部分斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
まず、ここで説明する型20を用いることによって製造され得る反射防止フィルム10について、主として図10を参照しながら、説明する。図10に示すように、反射防止フィルム10は、モスアイ構造11として形成された微細凹凸面を有しており、この凹凸面に入射する光の反射を防止する機能を発揮する。モスアイ構造11は、微細ピッチで基準平面SP上に配置された多数の凸部15を有している。図10に示すように、凸部15は、基準平面SP上に二次元配列されている。多数の凸部15は、基準平面SP上に規則的な配列で設けられていてもよいし、基準平面SP上に不規則的な配列で設けられていてもよいが、反射防止機能を有効に発揮する観点から、多数の凸部15は、基準平面SP上にムラ無く、言い換えると偏り無く、分散していることが好ましい。
反射防止フィルム15の反射防止機能は、凸部15が微小ピッチで配列されていることに起因して発揮される。隣り合う二つの凸部15の配列ピッチPaは、反射防止フィルム10によって反射を防止されることを意図された光の最短波長の値の半分未満となっている。より好ましくは、隣り合う二つの凸部15の配列ピッチPaは、反射を防止されることを意図された光の最短波長の値の1/4以下となっている。また、凸部15の高さHaは、少なくとも反射防止フィルム10によって反射を防止されることを意図された光の最長波長の半分以上となっていることが好ましい。なお、本明細書で用いられる「波長」とは、特別の事情が存在しない場合には空気中での光の波長の長さのことを指している。
一般的には、光の反射は、屈折率が異なる媒質間での界面で生じる。一方、モスアイ構造11をなす微細凹凸面と、これに対面する空間(通常は、空気層)と、の間では、厳密には、屈折率の空間的(三次元的)な分布が生じる。しかしながら、屈折率の空間的な分布のうち、基準平面SPと平行な面内での屈折率の分布は、凸部15の配列ピッチPaよりも長い波長を有した光に対して、屈折、反射、散乱といった光学作用を及ぼすことはない。その一方で、モスアイ構造11を形成する凸部15の高さHaが上述した長さを有する場合、モスアイ構造11は、基準平面SPと平行な断面における凸部15の断面積の変化にともなって屈折率が基準平面SPへの法線方向に変化する層として機能する。このため、基準平面SPへの法線方向に沿って凸部15の断面積が、その基端部(基準平面SPへの接続位置)15bから先端部(基準平面SPから最も離間した位置(頂部))15aへ向けて、急激に変化することなく、しだいに減少してく場合、光は、急激に屈折率が変化する界面を通過することなく、モスアイ構造11を介して異なる屈折率を有した媒質間を移動することができる。
以上のようにして、モスアイ構造11が反射防止機能を発揮することができるとされている。したがって、反射防止フィルム10に反射防止機能を付与する目的において、凸部15の配列ピッチPaおよび凸部15の高さHaだけでなく、モスアイ構造11を形成する多数の凸部15の、基準平面SPと平行面内における、占有割合(占有率)が、基準平面SPへの法線方向に沿って基準平面SPから離間するに連れて、100%から0%へとしだいに変化していくこと、も重要である。つまり、図10に示すように、基準平面SPへの法線方向に沿った断面において、基準平面SP上に二次元配列された凸部15の幅(基準平面SPに沿った長さ)Waは、凸部15の基端部15bから先端部15aへ向けてしだいに狭くなっていくことが好ましい。
なお、モスアイ構造11は、反射防止フィルム10の両方の面に形成されていてもよいし、反射防止フィルム10の一方の面のみに形成されていてもよい。モスアイ構造11が反射防止フィルム10の一方の面のみに形成されている場合、反射防止フィルム10の他方の面は、種々の形態で構成され得る。例えば、反射防止フィルム10の他方の面が、薄膜干渉を利用した反射防止層、マット面からなる防眩機能を有した層、或いは、プリズムやレンズを有した光学機能層として構成され得る。
次に、主として、図1〜図7を参照しながら、反射防止フィルム10の製造に用いられる型20およびその製造方法について説明する。
図1に示すように、型20は、陽極酸化層35を含む金属製基材30と、陽極酸化層35の表面上に形成された皮膜40と、を有している。型20は、反射防止フィルム10の凸部15を賦型するための凹部25を形成された面、すなわち型面20aを有している。
図1に示すように、陽極酸化層35は、金属製基材30の表層部をなしている。陽極酸化層35には、規則的または不規則的な配列により二次元配列された多数の孔36が形成されている。多数の孔36は、金属製基材30の表面30a上に互から離間して配置されており、隣り合う二つの孔36の間には土手部31が形成されている。そして、金属製基材30の表面30aおよび陽極酸化層35の表面35aは、孔36の内壁面36aと、土手部31の表面31aと、によって形成されている。一方、皮膜40は、陽極酸化層35の表面のうち、土手部31の表面31a上のみに設けられている。図1に示された例では、
反射防止フィルム10の凸部15を賦型するために型面20aに形成された凹部25は、陽極酸化層35に形成された孔36と、陽極酸化膜35上に形成された皮膜40と、によって画成されている。この凹部25は、凸部15と相補的な構成を有していることが好ましい。例えば、隣り合う二つの凹部25の型面20aに沿った配列ピッチPb(図1参照)は、作製対象となる反射防止フィルム10によって反射を防止されることを意図された光の最短波長の値の半分未満とすることができ、とりわけ、反射を防止されることを意図された光の最短波長の値の1/4以下となっていることが好ましい。また、当該型を用いた賦型時の材料収縮を無視すると、型面20aへの法線方向に沿った凹部25の深さHb(図1参照)は、作製対象となる反射防止フィルム10によって反射を防止されることを意図された光の最長波長の半分以上となっていることが好ましい。さらに、図1に示すように、型面20aへの法線方向に沿った断面において、すなわち、凹部25の深さ方向に沿った断面において、凹部25の幅(型面20aに沿った凹部25の長さ)Wbは、凹部25の最深部25aから開口部25bへ向けてしだいに太くなっていき、開口部25bにおいて隣り合う他の凹部25と接続されていることが好ましい。
ここで「型面に沿った配列ピッチPb」および「型面に沿った幅Wb」とは、型面20aをマクロ的または全体的に観察した場合の型面と一致する平面または曲面に沿った方向における配列ピッチまたは幅のことであり、後述する型の製造方法を採用した場合には、型の原材料となる陽極酸化処理を施される前における金属製基材の表面に沿った方向における配列ピッチまたは幅のことになる。また、「型面への法線方向に沿った凹部の深さ」とは、型面20aをマクロ的または全体的に観察した場合の型面と一致する平面または曲面への法線方向における深さのことであり、後述する型の製造方法を採用した場合には、型の原材料となる陽極酸化処理を施される前における金属製基材30の表面への法線方向に沿った深さのことになる。
次に、主として図2〜図7を参照して、型20の製造方法について、説明する。まず、図2に示すように、金属製基材30を準備する。なお、この金属製基材30の少なくとも一つの面30a上に、凹部が微細ピッチPbで配列された凹凸面(型面)20aを形成する。したがって、図2に示すように、金属製基材30の当該一つの面30aは、平坦面として構成されている。
次に、図3に示すように、金属製基材30に陽極酸化処理を施して、多数の孔36を含んだ多孔質酸化層35を金属製基材30の表層部に形成する。この点から、金属製基材30として、アルミニウム、チタン、タンタル、或いは、これらの金属の合金からなる基材を好適に用いることができる。孔36の分布密度は、陽極酸化処理時の電圧によって制御され得る。また、金属製基材30の加工対象となる表面に規則的に配列された圧痕を予め形成しておくことによって、当該圧痕が起点となり、陽極酸化処理で形成される孔36の配列を規則的とすることができる。陽極酸化処理に用いられる電解液として、例えば、シュウ酸や硫酸を用いることができる。
なお、図3に示すように、陽極酸化処理によって形成される孔36の径は非常に微小となる。孔36の径は、陽極酸化処理の程度(処理時間、処理電圧、電解液)によって大きく変化しない。その一方で、孔36の深さは、陽極酸化処理の程度に大きく影響を受けるため、陽極酸化処理の程度を調節することによって、所望の長さの孔36を形成することができる。
次に、図4に示すように、エッチングにより、陽極酸化層35に形成された孔36の径を拡大させる。エッチングには、例えば、しゅう酸、リン酸や、リン酸/クロム酸混合液を用いることができる。エッチング処理によって、陽極酸化層35の孔36は、径方向および深さ方向の両方に拡大する。
次に、必要に応じて、陽極酸化処理によって孔36の深さをさらに深くする工程と、その後にエッチングによって孔36を拡径する工程とが、一回ずつ、或いは、複数回交互に繰り返して実施される。
図5に示すように、追加の陽極酸化処理によって孔36の深さをさらに深くする工程では、陽極酸化処理をさらに行うことによって、陽極酸化層35の厚さが増すとともに、孔36の深さがさらに深く延びる。この追加の陽極酸化処理時の化成電圧は、最初の陽極酸化処理時における化成電圧と同一とすることができる。この場合、陽極酸化層35の表面層に新たな孔が形成されることなく、それまでに形成された孔36の深さを深くすることができる。また、このとき深く延び出る部分の幅は、それまでにエッチングによって拡径された部分と比較して細い。このため、孔36は、最深部に向けて先細りする形状となる。図6に示すように、追加のエッチングによって孔36を拡径する工程では、陽極酸化層35の孔36が、径方向および深さ方向の両方にさらに拡大する。
追加の陽極酸化処理および追加のエッチングを行うことにより、孔36の断面積および孔36の幅が孔36の深さ方向に沿って急変する箇所の形状が修正される。これにより、図6に示すように孔36の断面積および孔36の幅の変化がなだらかになる。すなわち、孔36の断面積および孔36の幅が、当該孔36の開口部から最深部に向けてしだいに減少していき、孔36の断面積および孔36の幅が急激に変化する箇所が存在しないようにすることができる。
ただし、最初のエッチング、また実施する場合には追加のエッチングは、孔36が、陽極酸化層35の表面において隣り合う二つの孔36が繋がらないように、言い換えると、隣り合う二つの孔36の開口部が繋がらないように、実施される。すなわち、図6に示すように、最後のエッチングによる拡径工程を実施した後、隣り合う二つの孔36の間に、陽極酸化層35(金属製基材30)の表面35a(表面30a)が土手部31として残留する。
そして、次に、化学蒸着法または物理蒸着法により、陽極酸化層35(金属製基材30)の土手部31の表面31aに皮膜(堆積物)40を形成する。ここで、化学蒸着法は、CVD(Chemical Vapor Deposition)とも呼ばれ、陽極酸化層35の表面35aあるいは気相での化学反応を利用して、原料ガスに含まれる成分からなる膜を陽極酸化層35の表面35aに堆積させる、薄膜形成法である。化学蒸着法の一例として、熱CVD、光CVD、プラズマCVDを挙げることができる。一方、物理的蒸着法は、PVD(Physical Vapor Deposition)とも呼ばれ、物理反応を利用して、所望の成分からなる膜を陽極酸化層35の表面35aに堆積させる、薄膜形成法である。物理的蒸着法の一例としては、スパッタリング、真空蒸着、レーザーアブレーション、イオンプレーティングを挙げることができる。
化学蒸着法または物理蒸着法による成膜を、多数の孔が形成されている陽極酸化層35に対面する側から行った場合、皮膜40は、隣り合う二つの孔36の間に位置する土手部31の表面31aに最も形成されやすくなる。そして、皮膜の堆積量や蒸着条件を適宜調節することにより、土手部31の表面31a上のみに、皮膜40を形成することができる。とりわけ、本件発明が鋭意実験を行ったところ、電場を利用する蒸着法、一例としてスパッタリングを用いた場合、広範囲の蒸着条件にて、土手部31の表面31a上のみに皮膜40を形成することができた。このような現象が生じるのは、孔36の内壁面36aよりも、被加工物である金属製基材30の最表面となる、とりわけ最突出面となる土手部31の表面31aに、電場が集中して形成されるためのであると推定される。
また、隣り合う二つの孔36の間に位置する土手部31の表面31aに形成された皮膜40の、当該隣り合う二つの孔36を横切る断面(図1の断面)における幅(当該土手部31の表面31aに沿った長さ)Wcは、陽極酸化層35の表面35a(金属製基材30の表面30a)から離間するにつれて狭くなっていく。このような皮膜40と孔36とによって、型20の凹部25が画成される。そして、図1に示すように、隣り合う二つの凹部25は、開口部25bに向けてしだいに接近し、最終的に接続するようになる。この結果、凹部25の断面積および凹部25の幅Wbが、当該凹部25の開口部25bから最深部25aに向けてしだいに減少していき、且つ、凹部25の断面積および凹部25の幅Wbが急激に変化する箇所が存在しないようにすることができる。
ところで、上述したように、凹部25は、孔36と皮膜40とによって画成される。そして、皮膜40は、凹部25の内壁面、すなわち、型20の型面20aを構成するようになる。したがって、皮膜40をなす材料は、金属製基材30の陽極酸化層35をなす材料と比較して、樹脂材料に対して優れた離型性を有することが好ましい。後述するように、樹脂材料の賦型に用いられる型20においては、皮膜40をなす材料が、金属製基材30の陽極酸化層35をなす材料と比較して、表面エネルギーが小さいことが好ましい。具体的な物性値を用いて評価するならば、皮膜40をなす材料についてJISR3257に準拠して測定されたぬれ性試験の接触角(濡れ角)が、陽極酸化層35をなす材料についてJISR3257に準拠して測定されたぬれ性試験の接触角(濡れ角)よりも大きくなっていることが好ましい。
一具体例として、陽極酸化されたアルミニウム等の金属よりも高い離型性を呈する材料として、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)を挙げることができる。ダイヤモンドライクカーボンは、一例として物理的蒸着法であるスパッタリングによって、アルミニウムからなる金属製基材30の陽極酸化層35に成膜することができる。このダイヤモンドライクカーボンによれば、炭化水素または炭素の同素体から主としてなる非晶質の硬質膜であって、離型性だけでなく、硬度、潤滑性、耐摩擦性、表面平滑性等においても優れた皮膜を形成することができる。
次に、以上に説明した型20を用いて、反射防止フィルム10を作製する方法の一例について説明する。以下に説明する例では、型20を用いて電離放射線硬化型樹脂を賦型することによって、反射防止フィルム10を製造する方法について説明する。
まず、図7に示すように、型20の型面20aに対向する位置に、透明フィルム材43が供給されるとともに、透明フィルム材43と型20の型面20aとの間に、流動性を有した電離放射線樹脂材料42が供給される。なお、「流動性を有する」とは、型20の型面20aへ供給された樹脂材料42が、型面20aの凹部25内に入り込み得る程度の流動性を有することを意味している。供給される樹脂材料42としては、成型に用いれ得る種々の既知な材料、例えば、多官能ウレタンアクリレートオリゴマーとジペンタエリスリトールヘキサアクリレート系モノマーとの組成物からなる電離放射線硬化型樹脂材料を用いることができる。電離放射線硬化型樹脂としては、例えば、紫外線(UV)を照射されることにより硬化するUV硬化型樹脂や、電子線(EB)を照射されることによって硬化するEB硬化型樹脂を選択することができる。
その後、図8に示すように、電離放射線を、透明フィルム材43を介して電離放射線樹脂材料42に照射する。この結果、型面20の凹部25内に充填されていた電離放射線硬化型樹脂材料42が固化(硬化)して、電離放射線硬化型樹脂材料42の固化物(硬化物)からなるモスアイ構造11をなす凸部15が形成されるようになる。これにより、固化した電離放射線硬化型樹脂材料42および透明フィルム材43からなる反射防止フィルム10が作製される。
その後、図9に示すように、透明フィルム材43が型20から離間し、これにともなって、型面20aの凹部25内に成型された凸部15が透明フィルム材43とともに型20から引き離される。このようにして、反射防止フィルム10が得られる。
ところで、凸部15は上述したように極めて微細な構造を有していることから、従来、反射防止フィルム10の離型時に、電離放射線硬化型樹脂42の固化物からなる凸部15が切断されて型20の凹部25内に残留してしまうこと、さらには、反射防止フィルム10が、全体として、型20の型面20aから剥がれなくなってしまうことがあった。この場合、反射防止フィルム10の歩留まりが低下してしまうだけでなく、この型20を用いて次の反射防止フィルム10の作製を開始するためには、型の洗浄を行う必要があり、結果として、生産効率も著しく低下していた。また、本件発明者は、このような不具合に対処するため、予め型面20aに離型剤を塗布することも検討したが、この型20を用いた生産の進行にともなって離型剤が型から取り除かれていき、結果として、従来と同様の不具合を解消することはできなかった。
一方、ここで説明する型20の型面20aは、少なくともその一部を陽極酸化膜35とは別途の皮膜40によって形成されている。そして、離型性に優れた材料を用いてこの皮膜40を作製することにより、離型性を格段に向上させることができる。本件発明者が実際に行った実験では、ダイヤモンドライクカーボンによって皮膜40を形成した場合、型20の離型性が格段に向上し、型面20aに離型剤を都度塗布する必要性を排除し得ること或いは型面20aに離型剤を塗布する頻度を大幅に低減し得ることを確認した。これにより、円筒状の型面20aを有したロール型によって、優れた生産効率で、モスアイ構造11を有した反射防止フィルム10を連続的に製造することが可能となる。加えて、ダイヤモンドライクカーボンによって皮膜40を形成した型20によれば、皮膜40を含まない従来の型と比較して、当該型20の寿命を拡大に延ばすことができた。
加えて、本件発明者が鋭意実験を重ねたところ、型面20aの全面に離型剤を塗布した場合、しばらくの間の離型性が改善されたが、その一方で、離型性が改善されている期間、形状の再現性が著しく低下することが確認された。離型剤が型面の全面に塗布されている場合、言い換えると、微細な凹部の底まで離型剤が塗布されている場合、樹脂材料が入り込みにくくなる傾向がある凹部の最深部までもが撥液性を有することになり、樹脂材料が凹部の最深部まで行き渡らなくなっていたと推測される。また、離型剤の剥離にともなって離型性が低下していくにつれ、形状の再現性が改善され、結果として、製造される反射防止フィルムの形状がしだいに変化していくといった不具合も確認された。
一方、ここで説明した型20を用いた場合、離型性の改善および高い形状の再現性の両方を実現することができた。このような改善が図られたのは、皮膜40が、隣り合う二つの孔36の間に位置する陽極酸化層35の土手部31の表面31a上のみに形成されていることに起因している。つまり、型20は、樹脂材料が凹部25の最深部25aまで行き渡ることを可能にしながら、樹脂材料が最初に到達する型面20aの皮膜40で形成された部分が、優れた離型性を呈し、反射防止フィルム10の剥離の起点をもたらす。これにより、ここで説明した型20によれば、賦型時における形状の再現性を維持しながら離型性を格段に向上させて、歩留まりおよび生産効率の両方を改善することができる。
また上述したように、隣り合う二つの孔36の間に位置する土手部31の表面31aに形成された皮膜40の、当該隣り合う二つの孔36を横切る断面(図1の断面)における幅Wcは、金属製基材30の表面30aから離間するにつれてしだいに狭くなっていく。これにより、図1に示すように、隣り合う二つの凹部25は、開口部25bに向けてしだいに接近し、最終的に接続する。このような型20を用いて作製された反射防止フィルム10においては、隣り合う二つの凸部15が、基端部15b(基準平面SP)に向けてしだいに接近し、最終的に、基準平面SP上において接続する。したがって、反射防止フィルム10の屈折率が、基準平面SPへの法線方向に沿って基準平面SPの位置で、急激に変化してしまうことはない。このため、型20を用いて作製された反射防止フィルム10は、極めて優れた反射防止機能を発揮することができる。
ところで、上述した反射防止フィルム10の製造方法において、透明フィルム材43の表面は型20の表面(型面20a)に接触していないことが好ましい。この場合、図9に示すように、硬化した樹脂材料42からなるシート状のランド部44が一定の厚みの層として透明フィルム材43上に形成され、当該ランド部44上に、モスアイ構造11をなす凸部15が形成されるようになる。また、ランド部44によって、凸部15を支持する基準平面SPが形成されるようになる。このような方法によれば、成型された凸部15が、離型時に、型20内に部分的に残留してしまうことを効果的に防止することができる。
なお、反射防止物品10の一部分をなすようになる透明フィルム材43としては、透光性を有した樹脂製シートを用いることができる。樹脂製シートとしては、特に限定されることなく種々のシートを用いることができ、一例として、無色透明の二軸延伸ポリエチレンテレフタレート製シート、トリアセチルセルロース製シート、アクリル製シート、或いは、その他の光学用途で用いられ得る樹脂製シートを用いることができる。また、上述の作製方法を用いる場合、樹脂製シートの厚みを40μm以上500μm以下とすることができる。
以上のような本実施の形態によれば、複数の凸部15を有し光の反射を防止し得る反射防止フィルム10の作製に用いられる型20の離型性を大幅に改善することができる。これにより、得られた型20を用いて、優れた光反射防止性能を呈し得る反射防止フィルム10を、高歩留まり且つ高生産効率で作製することができる。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、変形の一例について説明する。
例えば、上述した実施の形態において、陽極酸化処理(図3および図5参照)および拡径処理(図4および図6参照)を、交互に、それぞれ二回行った後に、皮膜40の形成を行う例を示したがこれに限られない。陽極酸化処理および拡径処理を、交互に三回以上繰り返した後に、皮膜40の形成を行うようにしてもよいし、陽極酸化処理および拡径処理をそれぞれ一回だけしか行わないようにしてもよい。
また、上述した実施の形態において、具体的に言及しなかったが、型20は、円筒状の型面を有したロール型として構成されてもよいし、平板状の型として構成されていてもよい。
さらに、上述した実施の形態において、電離放射線硬化型樹脂を用いて反射防止フィルム10を製造する例を示したが、熱硬化性樹脂を用いて反射防止フィルム10を製造してもよい。
さらに、上述した実施の形態において、型20を用いて、直接、反射防止フィルム10を作製する例を示したがこれに限られない。上述してきた型20を用いて、量産用型を作製し、この量産用型を用いて反射防止フィルム10を作製するようにしてもよい。この態様において、上述してきた型20は、間接的に、反射防止フィルム10の作製に用いられることになる。このような場合でも、本件明細書においては、この型20を、反射防止フィルムの作製に用いられる型として取り扱う。
このような態様の一具体例では、上述してきた型20を用いて、まず、ネガ型を作製する。このネガ型は、例えば樹脂材料から、上述した実施の形態における反射防止フィルム10と同様にして、作製され得る。次に、例えばメッキ法等によってネガ型に金属等を充填し、型20の型面20aと同様の凹凸面を有した量産用型を作製する。得られた量産型を用いることによって、反射防止フィルム10を作製することができる。なお、この例において、一つの型20から、複数のネガ型を形成するようにしてもよい。
10 反射防止フィルム
11 モスアイ構造
15 凸部
15a 先端部、頂部
15b 基端部
20 型
20a 型面、凹凸面
25 凹部
25a 最深部
25b 開口部
30 金属製基材
30a 表面
31 土手部
31a 表面、土手面
35 陽極酸化層、陽極酸化膜
35a 表面
36 孔
36a 内壁面
40 皮膜、堆積膜、堆積物
42 樹脂材料
43 透明フィルム材
44 ランド部

Claims (10)

  1. 複数の凸部を有し光の反射を防止し得る反射防止フィルムの作製に用いられる型を製造する方法であって、
    陽極酸化処理により、金属製基材の表面に複数の孔を形成する工程と、
    化学蒸着法または物理蒸着法により、隣り合う二つの孔の間に位置する前記金属製基材の前記表面のみに、皮膜を形成する工程と、を備え、
    前記反射防止フィルムの前記凸部を形成するための凹部が、前記孔および前記皮膜によって画成される、型の製造方法。
  2. 前記皮膜は、JISR3257に準拠して測定されるぬれ性試験の接触角が、前記孔を形成される前記金属製基材をなす材料よりも大きくなる材料から、形成される、請求項1に記載の型の製造方法。
  3. エッチングによって前記孔を拡径する工程を、前記孔を形成する工程の後であって前記皮膜を形成する工程の前に、さらに備え、
    前記拡径する工程において、隣り合う二つの孔が前記金属製基材の表面において繋がらないように、前記金属製基材をエッチングする、請求項1または2に記載の型の製造方法。
  4. 前記孔を形成する工程および前記孔を拡径する工程が、複数回繰り返して行われた後に、前記皮膜を形成する工程が実施される、請求項3に記載の製造方法。
  5. 前記孔を形成する工程および前記孔を拡径する工程が、一回だけ行われた後に、前記皮膜を形成する工程が実施される、請求項3に記載の製造方法。
  6. 前記隣り合う二つの孔の間に位置する前記金属製基材の前記表面に形成された皮膜の、当該隣り合う二つの孔を横切る断面における幅は、前記表面から離間するにつれて狭くなっていく、請求項1〜5のいずれか一項に記載の型の製造方法。
  7. 複数の凸部を有し光の反射を防止し得る反射防止フィルムの作製に用いられる型であって、
    複数の孔を有した陽極酸化層と、
    隣り合う二つの孔の間に位置する前記陽極酸化層の表面上のみに形成された皮膜と、を備え、
    前記反射防止フィルムの前記凸部を形成するための凹部が、前記孔および前記皮膜によって画成されている、型。
  8. 前記皮膜をなす材料についてJISR3257に準拠して測定されたぬれ性試験の接触角は、前記陽極酸化層をなす材料についてJISR3257に準拠して測定されたぬれ性試験の接触角よりも大きくなる、請求項7に記載の型。
  9. 前記隣り合う二つの孔を横切る断面における前記皮膜の幅は、前記表面から離間するにつれて狭くなっていく、請求項7または8に記載の型。
  10. 請求項1〜6のいずれか一項に記載された製造方法で製造された型、或いは、請求項7〜9のいずれか一項に記載の型を用いて、複数の凸部を有し光の反射を防止し得る反射防止フィルムを製造する方法であって、
    前記型の前記凹部が形成された面上に樹脂材料を供給する工程と、
    前記樹脂材料を前記型上で固化する工程と、
    前記固化した樹脂材料を前記型から剥がす工程と、を備える、反射防止フィルムの製造方法。
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