JP2013137732A - 情報処理装置、放送受信装置及びソフトウェア起動方法 - Google Patents

情報処理装置、放送受信装置及びソフトウェア起動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】放送受信装置に関し電源投入から当該装置が受信したデジタル放送信号の映像の表示が可能となるまでの時間を短縮する。
【解決手段】放送受信装置1において、主制御部11は、第1の記憶部20aに格納されるソフトウェアデータから起動処理の実行開始のために使用する実行対象のソフトウェアデータを選択し、これを使用して起動処理の実行を開始し、第1の記憶部から実行対象のソフトウェアデータ以外の他のソフトウェアデータを検索し、検索できたときに、他のソフトウェアデータが初期状態に比べ変更があるかどうかを判断し、他のソフトウェアデータに、変更があった場合には、第2の記憶部30aに格納されているソフトウェアデータから、初期状態のソフトウェアデータを読み込み、読み込んだ初期状態のソフトウェアデータを第1の記憶部において他のソフトウェアデータに上書きする。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、放送受信装置及びソフトウェア起動方法に関する。
デジタル放送では、様々なサービスを提供するために、映像情報及び音声情報に加えて、文字情報や静止画を配信するデータ放送及び視聴者からの入力情報に基づいた双方向のインタラクティブ機能などのような付加情報が送信されている。これらのサービスの提供を実現するために使用されるアプリケーションプログラムは、従来のものと比べて、高機能化及び多機能化されている。また、一般に、放送受信装置においては、アプリケーションプログラムを実行すべく、汎用的なオペレーティングシステム(OS)が採用されている。なお、本願において、OS及びアプリケーションプログラムを含むプログラムの総称を「ソフトウェア」といい、ソフトウェアを表す電子データを「ソフトウェアデータ」という。
放送受信を行う情報処理装置において、CPU(Central Process Unit)は、デジタル放送特有のサービスに対応する個々のソフトウェアデータを、作業用のRAM(Random Access Memory)に読み込んで、ソフトウェアを実行する。RAMとしては、電力供給が遮断されたときに、格納している電子データが消える揮発性RAMと、電力供給が遮断されたときであっても、格納している電子データを保持し続ける不揮発性RAMとがある。揮発性RAMの一例は、DRAM(Dynamic Randam Access Memory)であり、不揮発性RAMの一例は、MRAM(Magnetic Randam Access Memory)である。また、SRAM(Static Randam Access Memory)は、揮発性RAMであるが、SRAMを補助電源とともに用いることによって、不揮発性記憶装置として使用することができる。同様に、DRAMは、揮発性RAMであるが、DRAMを補助電源とともに用いることによって、不揮発性記憶装置として使用することができる。
従来の情報処理装置では、安価な揮発性RAMと高価な不揮発性のフラッシュメモリとを用い、装置の起動時には、フラッシュメモリから揮発性RAMにソフトウェアデータの転送処理を行っていたが、この転送処理に要する時間が長いために、装置の電源投入から起動処理完了までの待ち時間が長くなるという問題があった。
これを解決するために、装置の起動時にCPUが読み込むソフトウェアデータを、読み込み速度の遅いフラッシュメモリではなく、読み込み速度が速く、かつ、補助電源によって常時給電された起動用の揮発性RAMに格納し、装置の起動時にはCPUが起動用の揮発性RAMからソフトウェアデータを読み込むように構成された装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、揮発性RAMの代わりに不揮発性RAMを用いることによって、ソフトウェアデータの転送処理を省く方法が提案されている。例えば、ソフトウェアデータを、装置の稼動中に書き換えられるデータと書き換えられないデータとに区別し、装置の稼動中に書き換えられるデータを不揮発性RAMに格納することによって、装置の起動時におけるデータの転送処理を削減する装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−097105号公報 特開2005−011120号公報
しかしながら、従来の情報処理装置には、CPU及びRAMに加えて、CPUによって動作するソフトウェア以外のソフトウェアで動作するDSP(Digital Signal Processer)等のハードウェアが備えられており、RAM上には、DSP用ソフトウェアデータを含む様々なソフトウェアデータが格納されている。一般に、DSP用ソフトウェアデータは、CPUによって動作するソフトウェアの制御の管理外であり、それがどのように書き換えられるかは、CPUによって動作するソフトウェアからは把握できない。このため、従来の放送受信装置においては、電源投入後のDSP等のハードウェア動作に応じた初期化シーケンス処理が必要であり、不揮発性RAMにDSP用ソフトウェアデータを格納しても、稼動中にDSP用ソフトウェアデータが書き換えられているので、電源を投入した際のハードウェア動作と連動できなくなり、装置電源の遮断後の電源再投入時に、DSP等のハードウェアが正常に動作しないという問題があった。
また、テレビのような放送受信を行う情報処理装置においては、ユーザが、不意に当該装置の電源ケーブルを電源プラグから抜いてしまうことが時々発生する。仮に、揮発性RAMの代わりに不揮発性RAMを用いていたとしても、電源遮断直前の不揮発性RAMのデータは、各種の処理途中の状態であるので、電源復帰時において、ソフトウェア処理が動作しないという問題がある。また、電源遮断直前の不揮発性RAMのデータが、ハードウェアの初期化処理を前提とした処理の途中の状態である場合に、装置電源を再投入する場合には、ハードウェアの初期化処理が完了していないなどのように、状態の不一致が発生し、不揮発性RAMの内容をそのまま用いて装置を起動させることができないという問題があった。
上記のような問題が発生した場合には、非常時の復旧処理として、読み込み専用のフラッシュメモリ等の読み込み速度の遅い記憶部からRAMへソフトウェアデータの転送処理を行うことになり、そのための転送時間が多くかかり、復旧処理の開始を判断する処理の時間とあわせて情報処理装置の起動時間が長くなるという問題がある。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、電源投入時から所定の機能が実行可能になるまでの待ち時間を短縮することができる情報処理装置、放送受信装置及びソフトウェア起動方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、装置の起動処理の実行開始時に使用されるソフトウェアデータを複数格納でき前記ソフトウェアデータを読み込みまたは書き込みすることができる不揮発性の第1の記憶部と、前記第1の記憶部に比べ読み込み速度が遅い又は等しく、前記ソフトウェアデータが少なくとも1つ以上格納された、不揮発性の第2の記憶部と、操作入力部と、前記第1の記憶部、及び前記第2の記憶部の動作を制御し、前記ソフトウェアデータを選択するソフトウェアデータ選択部と、前記ソフトウェアデータの変更の有無を判断するソフトウェアデータ変更判断部を備える主制御部とを有し、前記主制御部は、前記操作入力部からの命令に応じて、前記ソフトウェアデータ選択部が前記第1の記憶部に格納される複数のソフトウェアデータから起動処理の実行開始のために使用する実行対象のソフトウェアデータを選択し、前記主制御部が前記実行対象のソフトウェアデータを前記第1の記憶部から使用して起動処理の実行を開始し、前記ソフトウェアデータ選択部が前記第1の記憶部に格納される複数のソフトウェアデータから、起動処理に使用した前記実行対象のソフトウェアデータ以外の他のソフトウェアデータを検索し、前記ソフトウェアデータ変更判断部が検索した前記他のソフトウェアデータが初期状態から変更されたかどうかを判断し、前記他のソフトウェアデータが初期状態から変更された場合には、前記ソフトウェアデータ選択部が前記第2の記憶部に格納されている前記ソフトウェアデータから、前記他のソフトウェアデータの初期状態のソフトウェアデータを選択し、該初期状態のソフトウェアデータを読み込み、該読み込んだ初期状態のソフトウェアデータを前記第1の記憶部に格納する前記他のソフトウェアデータに上書きすることを特徴とする。
本発明の他の態様に係るソフトウェア起動方法は、起動処理の実行開始時に使用されるソフトウェアデータを複数格納することができる不揮発性の第1の記憶部と、前記第1の記憶部に比べ読み込み速度が遅い又は等しく前記ソフトウェアデータが少なくとも1つ以上格納された不揮発性の第2の記憶部とを有する装置におけるソフトウェア起動方法であって、前記第1の記憶部に格納される複数のソフトウェアデータから、起動処理の実行開始のために使用する実行対象のソフトウェアデータを選択し、前記実行対象のソフトウェアデータを前記第1の記憶部から使用して起動処理の実行を開始し、前記第1の記憶部に格納される複数のソフトウェアデータから、起動処理に使用した前記実行対象のソフトウェアデータ以外の他のソフトウェアデータを検索し、検索した前記他のソフトウェアデータが初期状態から変更されたかどうかを判断し、前記他のソフトウェアデータが初期状態から変更された場合には、前記第2の記憶部に格納されている前記ソフトウェアデータから、前記他のソフトウェアデータの初期状態のソフトウェアデータを選択し、該初期状態のソフトウェアデータを読み込み、該読み込んだ初期状態のソフトウェアデータを前記第1の記憶部に格納する前記他のソフトウェアデータに上書きすることを特徴とする。
本発明によれば、電源投入時から所定の機能を実行可能になるまでの待ち時間を短縮することができるという効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る放送受信装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る情報処理装置を含む放送受信装置の構成を簡略化して示すブロック図である。 実施の形態1に係る放送受信装置の起動時の主制御部の処理(ソフトウェア起動方法)を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る放送受信装置のソフトウェアデータ選択部の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る情報処理装置を含む放送受信装置の構成を簡略化して示すブロック図である。 実施の形態2に係る放送受信装置の起動時の主制御部の処理(ソフトウェア起動方法)を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る情報処理装置を含む放送受信装置の構成を簡略化して示すブロック図である。 本発明の実施の形態4に係る情報処理装置を含む放送受信装置の構成を簡略化して示すブロック図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る情報処理装置1aを含む放送受信装置1の構成の具体例を概略的に示すブロック図である。図1に示されるように、実施の形態1に係る放送受信装置1は、当該装置全体の制御を行うCPU10と、ソフトウェアを実行する際にソフトウェアデータを格納する不揮発性RAM20と、バックアップ用として読み込み用途でソフトウェアデータを保持するバックアップ用不揮発メモリ30と、操作入力部40と、放送受信部50と、信号出力部60とを有する。また、実施の形態1に係る放送受信装置1は、他の装置との通信を行うための通信処理部80を有する。ただし、通信処理部80を備えないことも可能である。なお、放送受信装置1の構成のうち、CPU10、不揮発性RAM20、バックアップ用不揮発メモリ30、及び操作入力部40は、実施の形態1に係る情報処理装置1aを構成する。
操作入力部40は、放送受信装置1に対するユーザ操作を入力するために装置本体に備える操作ボタン41と、ユーザ操作を入力するリモコン43からの操作内容を放送受信装置1で受信するリモコン受信部42とを有する。ただし、操作入力部40の構成は、図1の例に限定されず、ユーザ指示が入力可能な構成であれば、操作ボタン41のみを有する構成、リモコン43からの信号を受け取るリモコン受信部42のみを有する構成などのような、他の構成であってもよい。
放送受信部50は、放送信号を受け取り放送受信装置1内に取り込むチューナ51と、チューナ51が受け取った暗号化された放送信号を復号するデスクランブラ52と、デスクランブラ52により復号した非暗号の放送信号から映像情報及び音声信号並びにデータ放送信号等の付加信号を選択するデマルチプレクサ53と、デマルチプレクサ53より選択された映像信号を復号して元の映像情報に戻す映像情報デコーダ54と、同様にデマルチプレクサ53より選択された音声信号を復号し元の音声情報に戻す音声情報デコーダ55と、同様にデマルチプレクサ53により選択されたデータ放送信号を入力しデータ放送画面情報を生成するデータ放送処理部56と、放送受信装置1に表示するユーザ操作を行うためのグラフィックス画面を生成するグラフィックス生成部57と、映像情報デコーダ54とを有する。
信号出力部60は、データ放送処理部56から出力された映像情報と、映像情報デコーダ54から出力された映像情報と、グラフィックス生成部57で生成した映像情報とを重畳し合成する映像合成部61と、映像合成部61によって合成された映像情報を所望の出力フォーマットに変換する映像スケーラ62と、音声情報デコーダ55が出力するデジタル音声情報をアナログ音声信号に変換するアナログ変換部63とを有する。
CPU10は、放送受信装置1に入力した放送信号を復号し、この放送信号に基づく映像情報、音声情報、及び付加情報をユーザに提供することができるように、放送受信装置1内の各構成を制御する。
図2は、図1の放送受信装置1の構成を簡略化して示すブロック図である。図2においては、図1に示される不揮発性RAM20を第1の記憶部20aと表記し、図1におけるバックアップ用不揮発メモリ30を第2の記憶部30aと表記し、放送受信装置1の全体の制御を司る構成であるCPU10を主制御部11と表記する。なお、放送受信装置1の構成のうち、主制御部11、第1の記憶部20a、第2の記憶部30a、及び操作入力部40は、実施の形態1に係る情報処理装置1aを構成する。
なお、図2に示される第2の記憶部30aは、図1に示されるバックアップ用不揮発メモリ30以外の構成、例えば、不揮発性RAM20の一部で構成してもよい。また、不揮発性RAM20とバックアップ用不揮発メモリ30とを組み合わせて、第1及び第2の記憶部20a及び30aを構成する場合には、バックアップ用不揮発メモリ30は一般には、安価で大容量であるため、ソフトウェアデータのデータサイズが大きい場合であっても、放送受信装置1全体を安価な構成で実現可能となる。一方、第1及び第2の記憶部20a及び30aを不揮発性RAM20で構成する場合には、不揮発性RAM20からの読み込み速度が速いため、主制御部11による読み込み時間が短縮されるだけでなく、また、放送受信装置1を構成する部品数が少なくなるため簡易な設計とすることが可能であり、放送受信装置1の信頼性を向上させることができる。
第1の記憶部20aは、放送受信装置1の複数のソフトウェアのソフトウェアデータを格納する。図2においては、第1の記憶部20aは、2つのソフトウェアのソフトウェアデータを格納している様子を表しており、2つのソフトウェアのソフトウェアデータは、ソフトウェアデータ(A)21及びソフトウェアデータ(B)22である。また、図2においては、第2の記憶部30aは、1つのソフトウェアのソフトウェアデータを格納しており、これは、ソフトウェアデータ(C)31である。なお、第1の記憶部20a及び第2の記憶部30aに格納されるフトウェアデータは、主制御部11上で動作するソフトウェアデータだけではなく、放送受信部50や信号出力部60で用いられる専用のソフトウェアデータをも含む。
主制御部11は、第1の記憶部20aに格納しているソフトウェアデータの内のいずれのソフトウェアデータを使って主制御部11による処理を実行開始するかを判別するためのソフトウェアデータ選択部12と、第1の記憶部20aに格納しているソフトウェアデータが初期の状態から変更されたかどうかを判断するソフトウェアデータ変更判断部13とを含む。
図3は、実施の形態1に係る放送受信装置1の主制御部11が行う起動処理(ソフトウェア起動方法)を示すフローチャートである。
ユーザが放送受信装置1の電源投入の操作をすると、主制御部11は、操作入力部40によって入力されたユーザからの起動命令を受け取り(図3のステップS1)、起動処理を開始する(図3のステップS2)。操作入力部40は、例えば、放送受信装置1に設けられた操作ボタン(図1における構成41)により実現され、又は、リモコンとリモコン受信部(図1における構成43及び42)により実現される。通常は、放送受信装置1は、操作入力部40からの起動命令を受け付け可能な状態にある。放送受信装置1は、操作入力部40から入力されるユーザからの起動処理の開始命令を受け付けるための主制御部11とは別の制御部を設けてもよい。以下の説明では、主制御部11以外の構成が行う起動処理については記述せず、主制御部11に対して起動命令が入力された後の処理について述べる。
次に、主制御部11のソフトウェアデータ選択部12は、第1の記憶部20aに格納されているソフトウェアデータの中から起動処理に使用するソフトウェアデータを選択する(図3のステップS3)。ステップS3における処理を、図4のフローチャートを用いて説明する。
先ず、主制御部11のソフトウェアデータ選択部12は、起動処理に使用するソフトウェアデータの選択を開始する(図4のステップS31)。
次に、主制御部11のソフトウェアデータ選択部12は、初期状態のソフトウェアデータが第2の記憶部30aに格納されていることを確認する(図4のステップS32)。ここでは、図2に示される第2の記憶部30aに、初期状態であるソフトウェアデータ(C)31が格納されている場合を説明する。なお、何らかの要因でステップS32において初期状態のソフトウェアデータが同定できない場合には、放送受信装置1は、起動に失敗する。
次に、主制御部11のソフトウェアデータ選択部12は、使用するソフトウェアデータに関する情報、例えば、使用するソフトウェアデータ及びその保存場所を示す情報を記憶部から読み出す。使用するソフトウェアデータに関する情報は、第1の記憶部20aの一部に格納しておいてもよいし、別の装置の記憶部に記憶している情報を放送受信装置1が備える通信処理部(図1の構成80)を経由して取得してもよい。ここでは、使用するソフトウェアデータに関する情報は、使用するソフトウェアデータが第1の記憶部20aに格納されているソフトウェアデータの内のソフトウェアデータ(A)21である旨の情報である。
次に、主制御部11のソフトウェアデータ選択部12は、第1の記憶部20a内に該当のソフトウェアデータ(A)21が格納されているかを確認する(図4のステップS34)。
ステップS34において、該当のソフトウェアデータが格納されていると判断された場合には、主制御部11のソフトウェアデータ変更判断部13は、ソフトウェアデータ(A)21が初期状態から変更があったかどうかを判断し(図4のステップS37)、初期状態から変更がない場合には、ソフトウェアデータ(A)21を起動処理に使用する旨を、主制御部11に通知する(図4のステップS39)。ここで、ソフトウェアデータ変更判断部13が初期状態から変更があったかどうかを判断する処理は、ソフトウェアデータ(A)21と初期状態のソフトウェアデータ(C)31の全データを比較して差があるかを判断することによって行ってもよい。また、ソフトウェアデータ変更判断部13が初期状態から変更があったかどうかを判断する処理は、図3のステップS4の起動処理の実行開始時にソフトウェアデータ(A)21を使用して起動した旨のフラグ情報を第1の記憶部20aに格納しておき、このフラグ情報を元に変更があったと判断してもよい。後者の場合には、ソフトウェアデータのデータサイズが大きい場合であっても、ソフトウェアデータ変更判断部13の判断処理を短時間で完了することができるメリットがある。
ステップS34において、該当のソフトウェアデータが格納されていないと判断された場合、又は、該当のソフトウェアデータがステップS37において初期状態から変更があった場合には、主制御部11は、格納している情報に従うと起動処理が開始できないと判断して、代替となるソフトウェアデータを探索する(図4のステップS35)。通常処理においては、後段に述べる図3のステップS9の処理において、次回起動時に使用するソフトウェアデータについて初期状態からの変更がないことを確認した上でその旨の情報を格納するので、ステップS35を実行することは稀である。しかし、例えば、起動処理の途中でステップS9を実行する前に電源を遮断したり、電源遮断中に第1の記憶部20a内のデータが電磁気的な外乱のために書き換わってしまい、ソフトウェアデータ(A)21の内容が変化したりすると、ステップS35以降の補償処理を実行する必要がある。
主制御部11のソフトウェアデータ選択部12は、ステップS36において代替となるソフトウェアデータが第1の記憶部20a内に見つかれば、見つかったソフトウェアデータに初期状態からの変更がないことを確認してから(図4のステップS37のNO)、このソフトウェアデータを起動処理に使用する旨を主制御部11に通知して、選択動作を終了する(図4のステップS39)。
主制御部11のソフトウェアデータ選択部12は、ステップS36において初期状態のソフトウェアデータが見つからなかった場合には、ステップS32で確認済の第2の記憶部30aに格納する初期状態のソフトウェアデータ(C)31を第1の記憶部20aのソフトウェアデータのいずれかに上書きして入れ替えてから、入れ替えたソフトウェアデータを使用して起動する(図4のステップS38)。第2の記憶部30aは、第1の記憶部20aに比べて読み込み速度の遅い不揮発性メモリ30で構成することが多いので、第2の記憶部30aから第1の記憶部20aへのソフトウェアデータの転送処理に要する時間は長くなる場合が多い。
以上のようにして図3のステップS3において起動処理に使用するソフトウェアデータを選択した後、主制御部11は、放送受信装置1の放送を受信する起動処理を開始する(図3のステップS4)。選択したソフトウェアデータは、第2の記憶部30aよりも読み込み速度が速く主制御部11から直接読み書き可能な第1の記憶部20aに格納するため、起動処理の実行開始の前のソフトウェアデータ転送の処理は不要であり、主制御部11は、即時にソフトウェアデータの実行を開始することができる。主制御部11は、図1の放送受信装置1に必要なチューナ51、デスクランブラ52、映像情報デコーダ54等のハードウェアの初期化処理を行った後、それぞれの機能を開始させ、所望の放送局を選択し、映像情報及び音声情報等をユーザに提示するための信号を信号出力部60から出力する。
次に、主制御部11は、ステップS4の起動処理の実行開始と並行して、又は、デジタル放送信号の映像の表示を開始し起動処理が完了した後に、図3のステップS5以降の処理を実行する。主制御部11の処理能力は有限であり、放送受信のための処理とステップS5以降の処理を並行して実行すると、主制御部11の処理時間の内の放送受信のための処理に割り当てる時間が少なくなり、結果としてデジタル放送信号の映像の表示が可能となるまでに要する起動時間(待ち時間)が長くなる場合がある。このため、主制御部11は、起動時間への影響が極力少なくなるよう適切な時刻にステップS5以降の処理を開始する。
主制御部11は、第1の記憶部20aに格納しているソフトウェアデータを探索する(図3のステップS5)。主制御部11は、このときの起動処理に使用したソフトウェアデータ(A)21を除外し、ソフトウェアデータ(A)21以外に第1の記憶部20aにソフトウェアデータを格納しているかどうかを探索する。なお、主制御部11は、ステップS3の起動処理に使用するソフトウェアデータを同定する際に、既に図4のステップS35以降の処理を実施し第1の記憶部20a内のソフトウェアデータ探索を行っている場合には、この探索結果を図3のステップS5において利用してもよい。
次に、主制御部11のソフトウェアデータ変更判断部13は、該当のソフトウェアデータが見つかった場合には(図3のステップS6においてYES)、該当のソフトウェアデータ(B)22が初期状態から変更があったかどうかを判断する(図3のステップS7)。
主制御部11は、ステップS7においてソフトウェアデータ(B)22が変更されていると判断した場合には、ソフトウェアデータ(B)22を第2の記憶部30aに格納する初期状態のソフトウェアデータ(C)31に置き換えた後(図3のステップS8)、再度ステップS5において他のソフトウェアデータを探索する。主制御部11は、ステップS7において初期状態から変更がないと判断した場合には、再度ステップS5において他のソフトウェアデータを探索する。
主制御部11は、第1の記憶部20aに格納するソフトウェアデータの探索が終了すると(図3のステップS6においてNO)、起動時に使用するソフトウェアデータの変更を行う(図3のステップS9)。第1の記憶部20aの格納するソフトウェアデータの内の、ステップS4において実行開始したソフトウェアデータ(A)21は、ステップS4の起動処理の実行開始以降に主制御部11の動作に応じて初期状態から変更されている可能性がある。主制御部11は、ソフトウェアデータ(A)21以外は、全て初期状態のソフトウェアデータとなっているので、その中の1つを選択する。主制御部11は、第1の記憶部20aに起動時に使用したソフトウェアデータ(A)21以外のソフトウェアデータが見つからない場合には、第2の記憶部30aに格納する初期状態のソフトウェアデータ(C)31を第1の記憶部20aにソフトウェアデータ(B)22として転送した後、このソフトウェアデータ(B)22を、次の起動時に選択するようにする。主制御部11は、選択したソフトウェアデータ(B)22の格納場所、サイズ、格納情報の変更日時等を格納情報としてステップS32、ステップS33において読み出し可能なよう格納する。主制御部11は、ステップS9完了後、起動処理を終了する。
主制御部11は、図3のステップS9において次回起動時には、ソフトウェアデータ(B)22を使用する旨の情報を格納し、また、図4のステップS36及びS37においてソフトウェアデータ(B)22は、初期状態になっており、また、ソフトウェアデータ(B)22は、読み込み速度が速く、主制御部11が直接読み書き可能な、第1の記憶部20aに格納するため、次回の起動時には、第1の記憶部20a上のソフトウェアデータ(B)22を使用して正常に起動することができる。この際に、読み込み速度の遅いバックアップ用不揮発メモリ30等で構成する第2の記憶部30aからの転送処理は、行わないため、転送処理を行う起動処理に比較して起動時間を短くすることができる。また、ソフトウェアデータ(B)22を使用してステップS4において起動処理を実行開始した後、同様にステップS9までで次回起動時に使用するソフトウェアデータとしてソフトウェアデータ(A)21を使用するよう格納情報を変更するため、ステップS9までの起動処理を実行していれば電源の遮断、投入を繰り返しても起動時間が短くする効果をその都度得ることが可能である。
また、ソフトウェアデータ(A)21を使用して起動中に、図3のステップS9までの起動処理を実行する前に電源が遮断され、ソフトウェアデータ(A)21及びソフトウェアデータ(B)22のいずれもが初期状態ではない状態になった場合でも、主制御部11は、図4のステップS38において初期状態のソフトウェアデータ(C)31を第1の記憶部20a上のソフトウェアデータ(A)21に上書きして置き換え、ソフトウェアデータ(A)21を使用して起動処理を実行開始した後、図3のステップS9で次回起動時に使用するソフトウェアデータとして、第2の記憶部30a上の初期状態のソフトウェアデータ(C)31を第1の記憶部20a上のソフトウェアデータ(B)22に上書きして置き換え、ソフトウェアデータ(B)22を使用して起動する旨の情報を格納する。これによって、次の起動時には、再び起動時間を短くすることができる。よって、起動時間が転送処理の時間分だけ長くかかるのは、高々1回の起動のみであり、通常の使用状況においては、総じて起動時間の短縮が可能となる。
また、放送受信装置1の工場出荷時の状態等のような初期状態として、第2の記憶部30aにのみソフトウェアデータ(C)31を格納して、第1の記憶部20aには、ソフトウェアデータを格納していない場合であっても、上記と同様に第1の記憶部20aへのソフトウェアデータの転送処理を行った後、その次の起動時からは、起動時間を短くすることができる。
このように構成した放送受信装置1の主制御部11が起動処理を実行すれば、放送受信装置1の使用中に不意に電源を遮断された場合でも、次回起動時には、起動時間が短くなるような起動処理を実行することができる。仮に、短時間のうちに電源の遮断と投入が行われるなどの異常な場合でも、次回の起動時には、復旧処理を行った後、その次の起動時には、同様に起動時間が短くすることができる。このようにして放送受信装置1の起動時間を総じて短縮することができ、ユーザの利便性を向上することができる。
なお、以上の説明では、主制御部11の制御について、放送受信装置1の起動処理時に着目して述べたが、主制御部11の制御としては、起動処理時に限らず、稼動中の特定の処理の実行開始についても上記の構成を適用可能である、かつ構成に基づく効果も期待できる。
また、以上の説明では、放送受信装置1に着目してそのソフトウェアの起動処理について述べたが、放送受信装置1以外の装置のソフトウェアにも適用することができる。
また、以上の説明では、放送受信装置1においては、ソフトウェアの起動完了の時点として放送を受信し映像情報や音声情報をユーザに提示可能になるまでの時点として定義した。しかし、放送受信装置1以外の装置においても、同様に、装置の特徴を考慮し起動完了の時点を定義し、起動完了に必要な機能を洗い出し、これに必要なソフトウェアを選択した上で、上記に述べたソフトウェアの起動処理に従ってソフトウェアを起動すれば、装置の使用中に不意に電源を遮断される場合であっても、起動完了までの時間を短くすることができる。
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2に係る放送受信装置2の構成の具体例を示すブロック図である。図5において、図2に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、同じ符合を付す。また、放送受信装置2の構成のうち、主制御部11、第1の記憶部20a、第2の記憶部30a、及び操作入力部40は、実施の形態2に係る情報処理装置2aを構成する。図5に示されるように、実施の形態2に係る放送受信装置2は、実施の形態1に係る放送受信装置1と同様の構成をとるが、第1の記憶部20aは、ソフトウェアデータとして、スナップショットデータ(D)23及びスナップショットデータ(E)24を格納し、第2の記憶部30aは、実施の形態1と同様に、ソフトウェアデータ(C)31を格納する。なお、スナップショットデータ(F)32は、ソフトウェアデータ(C)31に基づいて生成されたデータである。
スナップショットデータとは、第2の記憶部30aに格納する初期状態のソフトウェアデータ(C)31を使用して放送受信装置1の起動処理の実行開始後に、一定の初期化処理を完了した後の第1の記憶部20aに格納する実行中データを指す。第1の記憶部20aに格納するスナップショットデータを使用して起動処理を行う場合には、主制御部11は、一定の初期化処理を実行する代わりに、必要最低限の復帰処理のみ実行するため、ソフトウェアの初期化処理完了までの時間を短くすることができ、ひいては、放送受信装置1の起動時間を短くすることができる。ただし、放送受信装置1のチューナ51、映像情報デコーダ54等のようなハードウェアの専用ソフトウェアについては、主制御部11は、その初期化処理を行わず、電源投入後のハードウェアの動作に応じて、ハードウェアが初期化処理行う場合がある。このような専用ソフトウェアについては、初期化処理を行わない初期状態のソフトウェアを用いる必要があるが、主制御部11用のソフトウェアのスナップショットデータとあわせて、放送受信装置1全体のスナップショットデータと呼ぶ。
図6は、実施の形態2に係る放送受信装置2の起動時の主制御部11の起動処理(ソフトウェア起動方法)を示すフローチャートである。図6において、図3に示されるステップと同一又は対応するステップには、同じステップ番号を付す。なお、放送受信装置1の工場出荷時の状態等の初期状態として、第1の記憶部20aにスナップショットデータを1つも格納していない場合には、図6のステップS3において第2の記憶部30a上の初期状態のソフトウェアデータ(C)31を第1の記憶部20aに転送処理したものを使用して起動処理を開始する場合がある。ここでは、スナップショットデータ(D)23を選択した場合を説明する。
主制御部11は、図6のステップS1〜S3の処理の後に、図6のステップS4において、例えば、スナップショットデータ(D)23を使用して起動処理を実行開始する。ここでは、スナップショットデータ(D)23は、初期状態のソフトウェアデータ(C)31を使用して起動処理を開始した後、一定の初期化処理を完了した上で復帰処理が実行可能なよう復帰準備処理を行った状態の実行中データである場合を説明する。したがって、主制御部11は、スナップショットデータ(D)23を使用して起動処理を実行開始すると、所望の復帰処理を行った後には、初期状態のソフトウェアデータ(C)31を使用して起動処理を実行開始し一定の初期化処理を完了したときと、同様の状態になる。主制御部11は、この後、放送受信するための残りの処理を実行し、所望の放送局を選択し映像情報及び音声情報等をユーザに提示するための処理を行う。
次に、主制御部11は、図6のステップS4の起動処理を実行開始した後、第1の記憶部20aにスナップショットデータが格納されているかどうかを確認した後(図6のステップS4a)、第1の記憶部20aにスナップショットデータが1つも格納されていない場合、すなわち、ステップS4が第2の記憶部30a上の初期状態のソフトウェアデータ(C)31を第1の記憶部20aへ転送処理をされたソフトウェアデータから実行開始される場合には、一定の初期化処理完了後、第1の記憶部20a内の動作中データを新たにスナップショットデータ(F)32として、第2の記憶部30aに格納する(図6のステップS4b)。主制御部11は、ステップS4において、スナップショットデータのいずれかを使用して起動処理が開始された場合には、ステップS4bの処理を実行せずに、処理を次のステップS5へ進める。
図6におけるステップS5以降の処理は、図3(実施の形態1)における対応する処理と同様であるが、次に起動するためのデータとして初期状態のソフトウェアデータに代えてスナップショットデータを用いる点が異なる。実施の形態2においては、実施の形態1における第1の記憶部20a上のソフトウェアデータ(A)21の代わりにスナップショットデータ(D)23を用い、ソフトウェアデータ(B)22の代わりにスナップショットデータ(E)24を用い、第2の記憶部30a上のソフトウェアデータ(C)31の代わりにスナップショットデータ(F)32を用いる。すなわち、実施の形態2においては、スナップショットデータ(D)23を使用して起動したときは、次に起動する際に使用するスナップショットデータを指定する情報(例えば、スナップショットデータ(E)24を使用して起動するよう情報)を格納する。
このように構成した実施の形態2に係る放送受信装置2は、実施の形態1と同様に、放送受信装置2の使用中に不意に電源を遮断された場合でも、次回起動時には、起動時間が短くなるような起動処理を実行することができる。また、短時間のうちに電源の遮断と投入が行われるなどの異常な状態が生じた場合であっても、装置の次回の起動時には、スナップショットデータ(F)32又は初期状態のソフトウェアデータ(C)31を用いて復旧処理を行った後、その次の起動時には、同様に起動時間を短くすることができる。さらに、実施の形態2は、実施の形態1に比較して、初期状態のソフトウェアデータからの起動時に実行する一定の初期化処理の時間の代わりに復帰処理の時間だけでよく初期化処理完了までの時間が短くなるため、装置の電源投入からデジタル放送信号の映像の表示が可能となるまでの時間(放送受信装置の起動時間)を一層短縮することができる。
また、放送受信装置2の主制御部11上で実行するソフトウェア以外のハードウェア専用ソフトウェアについても、読み込み速度の遅いバックアップ用不揮発メモリ30等で構成する第2の記憶部30aではなく、読み込み速度の速い第1の記憶部20aに格納するため、起動処理を実行する際に第2の記憶部30aから第1の記憶部20aへの転送処理を省くことができる。また、装置電源の投入を繰り返し行う場合であっても、初期状態の専用ソフトウェアを用いて起動処理を開始できるため、いずれのハードウェアについても転送処理の時間を省いた短い時間で、初期化処理を完了することができる。
以上に説明したように、実施の形態2に係る放送受信装置2においては、主制御部11以外のソフトウェアデータが第1の記憶部20a上に混在し格納する場合であっても、起動時間をより短縮することができ、ユーザの利便性を格段に向上させることができる。
なお、実施の形態2に係る放送受信装置2においては、第2の記憶部30a上に初期状態のソフトウェアデータ(C)31を格納しておき、初回起動時には、これを使用して起動し一定の初期化処理が完了した後、スナップショットデータ(F)32を第2の記憶部30aに格納し、このデータを元に次回以降の起動に使用するよう構成した例を説明した。しかし、初期状態のソフトウェアデータ(C)31からスナップショットデータ(F)32を生成する処理を予め実施しておき第2の記憶部30aに格納し、第2の記憶部30aには初期状態のソフトウェアデータ(C)31を格納しないように構成してもよい。このように構成する場合には、放送受信装置2を小さな容量の第1の記憶部20aで構成できるだけでなく、図6のステップS4a及びS4bの処理が不要になるため起動時間をより短縮することが可能になる。
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3に係る放送受信装置3の構成の具体例を示すブロック図である。図7において、図5に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には同じ符号を付す。また、放送受信装置3の構成のうち、主制御部11、第1の記憶部20a、第2の記憶部30a、及び操作入力部40は、実施の形態3に係る情報処理装置3aを構成する。
図7に示されるように、実施の形態3に係る放送受信装置3は、第1の記憶部20aにスナップショットデータ(G)25を格納し、第2の記憶部30aにスナップショットデータ(H)33を格納する点において、実施の形態2に係る放送受信装置2と相違する。実施の形態2で説明したように、スナップショットデータ(D)23、スナップショットデータ(E)24、及びスナップショットデータ(F)32は、放送受信をして映像や音声を提示するために必要な一定の初期化処理を完了した状態の動作中データであったが、スナップショットデータ(G)25及びスナップショットデータ(H)33は、初期状態のソフトウェアデータ(C)31を使用して起動処理を実行開始した後、電子番組表を提示し、電子番組表を用いたユーザ操作を可能にするために必要な一定の初期化処理を完了した状態の動作中データから作成したスナップショットデータである。
実施の形態3においては、操作入力部40は、電源投入用の操作ボタン41aの他、電子番組表を表示させるための番組表用の操作ボタン41b等のように、各種機能を実行させるための操作ボタンを備えている。ユーザが電源投入用の操作ボタン41aと番組表用の操作ボタン41bの2つを操作する、又は、番組表用の操作ボタン41bのみを操作し、主制御部11が、ユーザが放送受信装置3の電源投入時にいち早く電子番組表を見たいと判断した場合には、主制御部11は、ソフトウェアデータ選択部12に起動時に使用するソフトウェアデータの選択を命令する際に、付帯情報としてユーザが電子番組表を見たい旨の情報を含めるようにする。ソフトウェアデータ選択部12は、該当の機能をいち早く開始可能な電子番組表を提示し、ユーザ操作可能にするために必要な一定の初期化処理が完了したスナップショットデータの有無を探索し、これに合致するスナップショットデータ(G)25を起動時に使用する旨を、主制御部11に通知する。
主制御部11は、スナップショットデータ(G)25を使用して装置を起動させた後、次の起動時に使用する可能性のあるスナップショットデータを用意する。このとき、主制御部11は、第2の記憶部30aに格納する電子番組表の表示を伴うスナップショットデータ(H)33を放送受信用のスナップショットデータの1つであるスナップショットデータ(E)24に上書きする。これにより、次の起動時に、ユーザが単に電源を投入する操作ボタン41aのみ操作した際には、放送受信用のスナップショットデータ(D)23を使用して装置が起動し、ユーザが番組表用の操作ボタン41bを操作した際には、電子番組用に上書きされたスナップショットデータ(E)24を使用して、いずれの機能もいち早く起動することが可能になる。また、放送受信装置3への電源遮断、電源投入を繰り返して、上記のように次の起動時に使用可能なそれぞれの用途のスナップショットデータを準備しておくため、いつでもどちらの機能についても起動時間を短縮することができる。
なお、実施の形態3に係る放送受信装置3においては、第1の記憶部20aに格納する電子番組表の提示に関するスナップショットデータについては、放送される番組に関する情報を提示する必要があり、時間経過とともにこれらの情報を更新する必要があるため、放送受信装置3の稼動中に電子番組表用のスナップショットデータを適宜更新する必要がある。
このように、ユーザ操作に応じて起動時に開始する機能を選択しユーザが意図した機能の起動時間を開始することにより、放送受信装置3が備える機能の内の放送受信した映像や音声をいち早くユーザに提示できるだけでなく、ユーザが電子番組表を起動時に使用したい旨の操作をした場合には、放送受信のための機能ではなく電子番組表の機能をいち早く提示できるようになり、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、実施の形態3に係る放送受信装置3においては、放送受信装置1の備える機能の内の、放送受信の提示に関する機能、電子番組表の提示に関する機能に着目して、2種類のスナップショットデータを第1の記憶部20aに格納するよう構成するが、放送受信装置1が備える他の機能についても同様に該当のスナップショットデータを作成し格納するよう構成すると、電源投入をしてから放送受信装置1が備える様々な機能の開始までの起動時間を短縮することができ、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
また、実施の形態1、2、及び3に係る放送受信装置1、2、及び3においては、第1の記憶部20aを構成する不揮発性RAM20としてMRAMのような本来不揮発性である記憶装置を用いる以外に、揮発性RAMを補助電源とともに利用し不揮発性として用いても、同様の効果が得られる。ここで補助電源とは、蓄電池やキャパシタ等のような外部からの電源供給無しに電源を供給できるものだけでなく、外部からの電源供給は必要なものの主たる電源部の内の揮発性RAMへの小容量の電源のみ供給する補助的な電源部でもよい。ただし、このように揮発性RAMを補助電源とともに利用して不揮発性として用いる場合には、補助電源の電源供給能力がなくなる場合には、揮発性RAMに格納する電子データが消えるため、第2の記憶部30aは、第1の記憶部20aとは異なり、電源供給がない場合であっても電子データを保持することができる記憶装置(例えば、不揮発メモリ等)で構成する必要がある。
また、揮発性RAMの一種では消費電力を低く抑えつつ格納する電子データが消えないようにする機能を開始するための処理を要するものがあり、放送受信装置1、2、3の電源が不意に遮断された場合には、補助電源を利用してこれらの処理を主制御部11で制御することが必要な場合もある。このように揮発性RAMと補助電源、さらに不揮発メモリ等で組み合わせて放送受信装置1、2、3の第1の記憶部20aを構成する場合には、高価は不揮発性RAM20を備える必要がないため、不揮発性RAM20のみで構成するのに比較して格段に安価に構成できるメリットがある。
実施の形態4.
図8は、本発明の実施の形態4に係る放送受信装置4の構成の具体例を示すブロック図である。図8において、図7に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、同じ符号を付す。また、放送受信装置4の構成のうち、主制御部11、第1の記憶部20a、第2の記憶部30a、及び操作入力部40、及び揮発性記憶部70は、実施の形態4に係る情報処理装置4aを構成する。
図8に示されるように、実施の形態4に係る放送受信装置4は、揮発性記憶部70を備える点において、実施の形態3に係る放送受信装置2と相違する。揮発性記憶部70は、第1の記憶部20aを構成する不揮発性RAM20と同様に、バックアップ用不揮発メモリ30に比べて、読み込み速度が高速な記憶装置であるが、電源遮断によって電力供給が停止すると、格納している電子データを保持することができない。一方、揮発性記憶部70は、第1の記憶部20aを構成する不揮発性RAM20に比べて安価で大容量であるため、主制御部11が、実施の形態1、2、及び3のように高速に起動処理を行うために必要なデータは、第1の記憶部20aに、特に保持しておく必要のないデータは、揮発性記憶部70に、それぞれ格納するよう制御を行うことにより、短い時間で起動する性能は保ったまま安価な放送受信装置4を提供できるようになる。
上記以外の点において、実施の形態4は、実施の形態3と同じである。
また、実施の形態4の揮発性記憶部70を、実施の形態1又は2に適用することも可能である。
また、上記実施の形態1〜4では、放送受信装置を例示しているが、本発明は、上記実施の形態1〜4に係る情報処理装置又は放送受信装置の構成を含む、デジタル放送受信装置の他、光ディスク記録再生装置、ハードディスク記録再生装置、テレビ受像器、パーソナルコンピュータ、携帯電話などのような携帯型情報端末装置などにも適用可能である。
1,2,3,4 放送受信装置、 1a,2a,3a,4a 情報処理装置、 10 CPU、 11 主制御部、 12 ソフトウェアデータ選択部、 13 ソフトウェアデータ変更判断部、 20 不揮発性RAM、 20a 第1の記憶部、 21 ソフトウェアデータ(A)、 22 ソフトウェアデータ(B)、 23 スナップショットデータ(D)、 24 スナップショットデータ(E)、 25 スナップショットデータ(G)、 30 バックアップ用不揮発メモリ、 30a 第2の記憶部、 31 ソフトウェアデータ(C)、 32 スナップショットデータ(F)、 33 スナップショットデータ(H)、 40 操作入力部、 41 操作ボタン、 42 リモコン受信部、 43 リモコン、 50 放送受信部、 51 チューナ、 52 デスクランブラ、 53 デマルチプレクサ、 54 映像情報デコーダ、 55 音声情報デコーダ、 56 データ放送処理部、 57 グラフィックス生成部、 60 信号出力部、 61 映像合成部、 62 映像スケーラ、 63 アナログ変換部、 70 揮発性記憶部。

Claims (12)

  1. 装置の起動処理の実行開始時に使用されるソフトウェアデータを複数格納でき前記ソフトウェアデータを読み込みまたは書き込みすることができる不揮発性の第1の記憶部と、
    前記第1の記憶部に比べ読み込み速度が遅い又は等しく、前記ソフトウェアデータが少なくとも1つ以上格納された、不揮発性の第2の記憶部と、
    操作入力部と、
    前記第1の記憶部、及び前記第2の記憶部の動作を制御し、前記ソフトウェアデータを選択するソフトウェアデータ選択部と、前記ソフトウェアデータの変更の有無を判断するソフトウェアデータ変更判断部を備える主制御部とを有し、
    前記主制御部は、前記操作入力部からの命令に応じて、
    前記ソフトウェアデータ選択部が前記第1の記憶部に格納される複数のソフトウェアデータから起動処理の実行開始のために使用する実行対象のソフトウェアデータを選択し、
    前記主制御部が前記実行対象のソフトウェアデータを前記第1の記憶部から使用して起動処理の実行を開始し、
    前記ソフトウェアデータ選択部が前記第1の記憶部に格納される複数のソフトウェアデータから、起動処理に使用した前記実行対象のソフトウェアデータ以外の他のソフトウェアデータを検索し、
    前記ソフトウェアデータ変更判断部が検索した前記他のソフトウェアデータが初期状態から変更されたかどうかを判断し、
    前記他のソフトウェアデータが初期状態から変更された場合には、前記ソフトウェアデータ選択部が前記第2の記憶部に格納されている前記ソフトウェアデータから、前記他のソフトウェアデータの初期状態のソフトウェアデータを選択し、該初期状態のソフトウェアデータを読み込み、該読み込んだ初期状態のソフトウェアデータを前記第1の記憶部に格納する前記他のソフトウェアデータに上書きする
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記主制御部は、
    情報処理装置が起動処理の実行後に、前記第1の記憶部において、前記実行対象のソフトウェアデータ以外のソフトウェアデータについて、前記初期状態から変更があるかどうかの前記判断、前記読み込んだ初期状態のソフトウェアデータの前記上書きを行い、次回起動処理の実行開始時に使用可能にする
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の記憶部と前記第2の記憶部とは、別個の記憶装置であり、
    前記第2の記憶部の読み込み速度は、前記第1の記憶部の読み込み速度よりも遅い
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の記憶部と前記第2の記憶部とは、同一の記憶装置の異なる記憶領域であり、
    前記第2の記憶部の読み込み速度は、前記第1の記憶部の読み込み速度と等しい
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の記憶部が保持する前記ソフトウェアデータは、前記起動処理の後に一定の処理を実行後に、前記第1の記憶部に格納されたスナップショットデータであることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記操作入力部は、複数の操作ボタンを含み、
    前記主制御部は、前記複数の操作ボタンの内で操作された操作ボタンに対応するソフトウェアデータを、前記実行対象のソフトウェアデータとして前記第1の記憶部から選択する
    ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 揮発性記憶部をさらに有し、
    前記主制御部は、起動処理の開始時に必要なソフトウェアデータを前記第1記憶部及び前記第2の記憶部に格納し、起動処理の開始時に必要なソフトウェアデータ以外のソフトウェアデータを前記揮発性記憶部に格納する
    ことを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 放送信号を受信し処理する放送受信部と、
    請求項1から7までのいずれか1項に記載の情報処理装置とを備え、
    前記情報処理装置の前記主制御部は、前記放送受信部を制御する
    ことを特徴とする放送受信装置。
  9. 起動処理の実行開始時に使用されるソフトウェアデータを複数格納することができる不揮発性の第1の記憶部と、前記第1の記憶部に比べ読み込み速度が遅い又は等しく前記ソフトウェアデータが少なくとも1つ以上格納された不揮発性の第2の記憶部とを有する装置におけるソフトウェア起動方法であって、
    前記第1の記憶部に格納される複数のソフトウェアデータから、起動処理の実行開始のために使用する実行対象のソフトウェアデータを選択し、前記実行対象のソフトウェアデータを前記第1の記憶部から使用して起動処理の実行を開始し、
    前記第1の記憶部に格納される複数のソフトウェアデータから、起動処理に使用した前記実行対象のソフトウェアデータ以外の他のソフトウェアデータを検索し、検索した前記他のソフトウェアデータが初期状態から変更されたかどうかを判断し、
    前記他のソフトウェアデータが初期状態から変更された場合には、前記第2の記憶部に格納されている前記ソフトウェアデータから、前記他のソフトウェアデータの初期状態のソフトウェアデータを選択し、該初期状態のソフトウェアデータを読み込み、該読み込んだ初期状態のソフトウェアデータを前記第1の記憶部に格納する前記他のソフトウェアデータに上書きする
    ことを特徴とするソフトウェア起動方法。
  10. 起動処理の実行後に、前記第1の記憶部において、前記実行対象のソフトウェアデータ以外のソフトウェアデータについて、前記初期状態から変更があるかどうかの前記判断、前記読み込んだ初期状態のソフトウェアデータの前記上書きを行い、次回起動処理の実行開始時に使用可能にすることを特徴とする請求項9に記載のソフトウェア起動方法。
  11. 前記第1の記憶部が保持する前記ソフトウェアデータは、前記起動処理の後に一定の処理を実行後に、前記第1の記憶部に格納されたスナップショットデータであることを特徴とする請求項9又は10に記載のソフトウェア起動方法。
  12. 操作入力部の複数の操作ボタンの内で操作された操作ボタンに対応するソフトウェアデータを、前記実行対象のソフトウェアデータとして前記第1の記憶部から選択することを特徴とする請求項9から11までのいずれか1項に記載のソフトウェア起動方法。
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