JP2013131932A - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定のマトリクスパターンを用いて、画像データに対して組織的ディザリングを行なうディザリング手段と、前記組織的ディザリングにおける全ての階調のマトリクスパターンについて、ドットラインのドットの配列方向と直交する方向に、1ドットラインずつ巡回シフトさせたシフトマトリクスパターンそれぞれを設定する設定手段と、前記画像データの1ドットラインごとに、黒ドットの全ドット数に対する割合を算出する算出手段と、前記割合が予め定められた閾値以上である場合、所定のマトリクスパターンのうち少なくとも1つのマトリクスパターンを、前記設定手段で設定されたシフトマトリクスパターンの何れかに置換する置換手段と、を有する。
【選択図】図10
Description
[実施形態1]
<画像処理システムについて>
図1に、本実施例の画像処理システムの機能構成例を示す。図1の例では、大略して、情報処理装置50とプリンタ20とで構成されている。情報処理装置20とは、例えば、PC(Personal computer)、スマートフォン、タブレットなど、の情報処理を行なう装置である。
<組織的ディザリングについて>
次に、組織的ディザリングについて簡単に説明する。組織的ディザリングには、N×N(Nは2以上の整数)のマトリクスパターン(ディザマトリクスともいう。)を用いる。当該マトリクスパターンには、ベイヤー(Bayer)型、渦巻き型、網点型など様々な型がある。組織的ディザリングを行なうことで、ドットの密度の異なるマトリクスパターンに置換することにより、多くの階調を表現することが出来、結果として画像の濃淡を鮮明に表現できる。
<印字率について>
次に、印字率について説明する。図4(A)、(B)、(C)にそれぞれ階調が9、11、13のブロックを示す。また、印字率とは、各ドットラインにおいて、黒ドット数の、全ドット数に対する割合をいう。
<巡回シフト処理について>
本実施例の画像処理装置では、全ての階調のマトリクスパターンについて、1ドットラインずつ、巡回シフトさせたマトリクスパターン(以下、「シフトマトリクスパターン」という。)を用いる。
<印字率とシフトマトリクスパターンの関係について>
次に、印字率とシフトマトリクスパターンの関係について説明する。図7に、4個連続している、階調11のマトリクスパターンP0(11)を示す。図7において、1ドットライン目の印字率は100%となり、2ドットライン目の印字率は50%となり、3ドットライン目の印字率は75%となり、4ドットライン目の印字率は50%となる。
<全体的な処理の流れ>
次に、全体的な処理の流れについて説明する。図9に、本実施形態の画像処理プログラム100の機能構成例をブロック図で示し、図10に画像処理プログラム100の主な処理の流れについて示す。
<置換処理について>
次に、ステップS22の置換処理の好適な例について説明する。置換手段212は、閾値以上ドットラインの印字率が閾値未満となるように、閾値以上マトリクスパターン行を構成する1以上のマトリクスパターンのうち、少なくとも1つを、設定手段206で設定されたシフトマトリクスパターンで置換する。この置換処理により、印字率の高いドットラインを分散させることが出来、結果として、閾値以上ドットラインの印字率を低下させることが出来る。
4 描画手段
6 メモリ
8 呼び出し手段
10 インターフェース
20 プリンタ
22 印刷手段
24 搬送手段
100 画像処理装置
202 入力手段
204 ディザリング手段
206 設定手段
208 算出手段
210 判断手段
212 置換手段
216 作成手段
218 記憶手段
220 制御手段
Claims (12)
- 所定のマトリクスパターンを用いて、画像データに対して組織的ディザリングを行なうディザリング手段と、
前記組織的ディザリングにおける全ての階調のマトリクスパターンについて、ドットラインのドットの配列方向と直交する方向に、1ドットラインずつ巡回シフトさせたシフトマトリクスパターンそれぞれを設定する設定手段と、
前記ディザリング手段により組織的ディザリングされた前記画像データの1ドットラインごとに、黒ドット数の全ドット数に対する割合を算出する算出手段と、
前記割合が予め定められた閾値以上であるドットラインが存在するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により、前記割合が予め定められた閾値以上であるドットラインが存在すると判断された場合に、当該存在すると判断されたドットラインの前記割合が前記閾値未満となるように、当該存在すると判断されたドットラインを含む1以上のマトリクスパターンのうち少なくとも1つのマトリクスパターンを、前記設定手段で設定されたシフトマトリクスパターンの何れかに置換する置換手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記マトリクスパターンはN×Nドット(Nは2以上の整数)であり、
前記置換手段は、
前記存在すると判断されたドットラインを含む1以上のマトリクスパターンにおいて、N・d+n番目のマトリクスパターンを、前記直交する方向にn−1ドットライン巡回シフトさせたシフトマトリクスパターンに置換し、
dは、0以上[A/N2]以下を満たす変数かつ整数であり、Aは前記組織的ディザリングが行なわれた画像データのドットライン方向の全ドット数であり、[α]はαを超えない最大の整数であり、nは1以上N以下を満たす変数かつ整数であることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。 - 1ドットラインずつ巡回シフトさせたシフトマトリクスパターンそれぞれを作成する作成手段を有し、
前記設定手段は、前記作成手段に作成されたシフトマトリクスパターンを設定することを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。 - 1ドットラインずつ巡回シフトさせたシフトマトリクスパターンそれぞれを記憶する記憶手段を有し、
前記設定手段は、前記記憶手段に記憶されたシフトマトリクスパターンを設定することを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。 - 所定のマトリクスパターンを用いて、画像データに対して組織的ディザリングを行なうディザリング工程と、
前記組織的ディザリングにおける全ての階調のマトリクスパターンについて、ドットラインのドットの配列方向と直交する方向に、1ドットラインずつ巡回シフトさせたシフトマトリクスパターンそれぞれを設定する設定工程と、
前記ディザリング工程により組織的ディザリングされた前記画像データの1ドットラインごとに、黒ドット数の全ドット数に対する割合を算出する算出工程と、
前記割合が予め定められた閾値以上であるドットラインが存在するか否かを判断する判断工程と、
前記判断工程により、前記割合が予め定められた閾値以上であるドットラインが存在すると判断された場合に、当該存在すると判断されたドットラインの前記割合が前記閾値未満となるように、当該存在すると判断されたドットラインを含む1以上のマトリクスパターンのうち少なくとも1つのマトリクスパターンを、前記設定工程で設定されたシフトマトリクスパターンの何れかに置換する置換工程と、を有することを特徴とする画像処理方法。 - 前記マトリクスパターンはN×Nドット(Nは2以上の整数)であり、
前記置換工程は、
前記存在すると判断されたドットラインを含む1以上のマトリクスパターンにおいて、N・d+n番目のマトリクスパターンを、前記直交する方向にn−1ドットライン巡回シフトさせたシフトマトリクスパターンに置換し、
dは、0以上[A/N2]以下を満たす変数かつ整数であり、Aは前記組織的ディザリングが行なわれた画像データのドットライン方向の全ドット数であり、[α]はαを超えない最大の整数であり、nは1以上N以下を満たす変数かつ整数であることを特徴とする請求項5記載の画像処理方法。 - 1ドットラインずつ巡回シフトさせたシフトマトリクスパターンそれぞれを作成する作成工程を有し、
前記設定工程は、前記作成工程に作成されたシフトマトリクスパターンを設定することを特徴とする請求項5または6記載の画像処理方法。 - 前記設定工程は、1ドットラインずつ巡回シフトさせたシフトマトリクスパターンそれぞれを記憶する記憶手段に記憶されたシフトマトリクスパターンを設定することを特徴とする請求項5または6記載の画像処理方法。
- コンピュータを、
所定のマトリクスパターンを用いて、画像データに対して組織的ディザリングを行なうディザリング手段と、
前記組織的ディザリングにおける全ての階調のマトリクスパターンについて、ドットラインのドットの配列方向と直交する方向に、1ドットラインずつ巡回シフトさせたシフトマトリクスパターンそれぞれを設定する設定手段と、
前記ディザリング手段により組織的ディザリングされた前記画像データの1ドットラインごとに、黒ドット数の全ドット数に対する割合を算出する算出手段と、
前記割合が予め定められた閾値以上であるドットラインが存在するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により、前記割合が予め定められた閾値以上であるドットラインが存在すると判断された場合に、当該存在すると判断されたドットラインの前記割合が前記閾値未満となるように、当該存在すると判断されたドットラインを含む1以上のマトリクスパターンのうち少なくとも1つのマトリクスパターンを、前記設定手段で設定されたシフトマトリクスパターンの何れかに置換する置換手段と、して機能させることを特徴とする画像処理プログラム。 - 前記マトリクスパターンはN×Nドット(Nは2以上の整数)であり、
前記置換手段は、
前記存在すると判断されたドットラインを含む1以上のマトリクスパターンにおいて、N・d+n番目のマトリクスパターンを、前記直交する方向にn−1ドットライン巡回シフトさせたシフトマトリクスパターンに置換し、
dは、0以上[A/N2]以下を満たす変数かつ整数であり、Aは前記組織的ディザリングが行なわれた画像データのドットライン方向の全ドット数であり、[α]はαを超えない最大の整数であり、nは1以上N以下を満たす変数かつ整数であることを特徴とする請求項9記載の画像処理プログラム。 - 1ドットラインずつ巡回シフトさせたシフトマトリクスパターンそれぞれを作成する作成手段を有し、
前記設定手段は、前記作成手段に作成されたシフトマトリクスパターンを設定することを特徴とする請求項9または10記載の画像処理プログラム。 - 前記設定手段は、1ドットラインずつ巡回シフトさせたシフトマトリクスパターンそれぞれを記憶する記憶手段に記憶されたシフトマトリクスパターンを設定することを特徴とする請求項9または10記載の画像処理プログラム。
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---|---|---|---|---|
JPS63102471A (ja) * | 1986-10-17 | 1988-05-07 | Ricoh Co Ltd | 階調画像記録方法 |
JPH08174906A (ja) * | 1994-12-27 | 1996-07-09 | Ricoh Co Ltd | デジタル複写機 |
JPH1110840A (ja) * | 1997-06-19 | 1999-01-19 | Canon Inc | 記録方法及びその装置 |
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