JP2013127842A - 車両用灯具のリフレクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】製造が容易で製造コストが安価であると共に光源からの出射光を効率良く反射してその反射光を照射光とする、車両用灯具に用いるリフレクタを提供することにある。
【解決手段】第1反射面22aを有する第1リフレクタ部21と第2反射面24aを有する第2リフレクタ部24を一体に形成すると共に両者は灯具1の略水平面(s)を境として互いに上下の位置関係にあり、第1リフレクタ部21はその一部が光源11の光軸(X)に垂直な方向の、灯具1の光照射方向側の近傍に位置する光学機能部22を有し、第2リフレクタ部24は光源11の光軸(X)方向に該光源11に対向するように位置し、第1反射面22aは光源11からの直射光を受けて第2反射面24aに向けて反射し、第2反射面24aは第1反射面22aからの反射光と光源11からの直射光を受けて灯具1の光照射方向に向けて反射する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用灯具のリフレクタに関するものであり、詳しくは、光源からの出射光を反射してその反射光を灯具の照射光として有効に利用することが可能な、車両用灯具のリフレクタに関する。
従来、光源からの出射光を反射してその反射光を車両用灯具(以下、「灯具」と略称することもある)の照射光として利用するリフレクタを備えた車両用灯具としては、図9に示す構成のものが開示されている。
その灯具80の構成は、ランプボディ81と前面カバー82とによって区画された灯室83内に複数のLEDユニット84、85が配置されている。そのうちLEDユニット85は、光源となるLED86の下方に、該LED86に対向する側の面をLED86の発光源(LED素子)の位置を焦点FLとする放物柱曲面とすると共に該放物柱曲面に反射処理を施して放物柱反射面87としたリフレクタ88を設け、LED86からリフレクタ88の放物柱反射面87に向かう出射光を該放物柱反射面87で反射して上下方向に対してほぼ平行光となる反射光によって配光パターンの一部を形成するものである。
ところで、光軸Xを下方に向けて配置されたLED86の出射光の出射範囲のうち、角度αの範囲に出射された光Lαは、上述のように放物柱反射面87で反射されてその反射光が配光パターンの一部を形成するものとなる。一方、角度βの範囲に出射された光Lβは、放物柱反射面87で反射されることなくそのまま灯具80外に照射されて配光パターンの形成に寄与するものとはならない。その結果、上記構成の車両用灯具80は、LED86から出射された光の利用効率の低いものとなってしまう(参考文献1参照)。
そこで、この問題を解消するために、リフレクタ88を灯具80の光照射方向に延長して配光パターンの形成に係わる角度αの範囲を拡大することが考えられるが、その場合、灯具80の奥行きが長くなってしまう。
また、LED86を該LED86の光軸Xをリフレクタ88の後部側に向けて配置することにより、リフレクタ88を延長することなく配光パターンの形成に係わる角度αの範囲を拡大することが考えられるが、その場合、LED実装基板89を支持したLED支持部90を灯具の前後方向に対して傾斜させて配置することが必要であり、LEDユニット85の上下方向の大きさが拡大することになる。それと同時に、アルミダイカスト製品として一体化されたLED支持部90とリフレクタ88と連結部91が、ダイカスト金型に対してアンダーカットを有する形状となり、成形が困難なものとなる。
そこで、上記の問題解消策とは別に、LEDからの出射光のうち、リフレクタの反射面に向かわない光も配光パターンの形成に寄与するような構成にすることにより光の利用効率の向上を図った車両用灯具の提案もなされている。
その車両用灯具100の構成は、図10で示すように、LEDからなる発光素子101と、該発光素子101に対向する側の面を発光素子101の発光中心の位置を焦点とする複数の回転放物面とすると共に該各回転放物面に反射処理を施して反射面102とした第1リフレクタ103と、第1リフレクタ103の前端縁104から前方に向けて拡がる反射面105を備えた第2リフレクタ106と、発光素子101の前方近傍に設けられた直射光制御部材107を有するものである。
そして、発光素子101からの出射光のうち、第1リフレクタ103の反射面102に向かう光L1は該反射面102で反射されて反射光が前方に向けて光軸X寄りに照射され、一方、発光素子101から出射して第1リフレクタ103の反射面102に向かうことなく該第1リフレクタ103の前方側の空間に向かう直射光は、直射光制御部材107に照射される。
そのうち、直射光制御部材107の第1レンズ部108に照射された光L2は、直射光制御部材107の第1レンズ部108によって前方に向けて光軸X寄りに光路制御されてて照射され、直射光制御部材107の第2レンズ部109に照射された光L3は、直射光制御部材107の第2レンズ部109によって前方に向けて光軸Xから離れる方向へ光路制御されて第2リフレクタ106の反射面105で反射されて反射光が下向きに照射される。
その結果、灯具をこのような構成とすることにより、発光素子からの出射光の光利用効率を高めて明るい配光パターンを形成し、それによって運転者の夜間走行時の視認性を高めるようにしたものである(参考文献2参照)。
特開2007−324042号公報 特開2008−226788号公報
ところで、上記構成の灯具100は、LEDからなる発光素子101の点灯時の発熱が、該発光素子101を覆うように配置された第1リフレクタ103及び第2リフレクタ106と該発光素子101の前方近傍に設けられた直射光制御部材107とにより包囲された空間領域内に滞留して十分な放熱が確保されず、発光素子101の自己発熱による温度上昇によって発光効率が低下することになる。
また、直射光制御部材107は、発光素子101から出射した直射光と発光素子101から出射してリフレクタ103の反射面102の、前記直射光制御部材107と対向する領域で反射された反射光とが同時に透過する恐れがある。そのため、前記直射光と反射光の両方を満足する直射光制御部材107の光学設計が複雑なものとなり、場合によっては、いずれの光も中途半端な光学制御となって良好な配光パターンを得ることが難しくなる可能性がある。
また、他の構成部品とは別に独立した直射光制御部材107を設ける必要があり、部品点数や組み立て工数の増加により製造コストのコストアップを招くことになる。
そこで、本発明は上記問題に鑑みて創案なされたもので、その目的とするところは、製造が容易で製造コストが安価であると共に光源からの出射光を効率良く反射してその反射光を照射光とする、車両用灯具に用いるリフレクタを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載された発明は、第1反射面を有する第1リフレクタ部と第2反射面を有する第2リフレクタ部が一体に形成されると共に前記第1リフレクタ部と前記第2リフレクタ部は灯具の略水平面を境として互いに上下の位置関係にあり、前記第1リフレクタ部はその一部が光源の光軸に垂直な方向の、前記灯具の光照射方向側の近傍に位置する光学機能部を有し、前記第2リフレクタ部は前記光源の光軸方向に該光源に対向するように位置し、前記第1反射面は光源からの直射光を受けて前記第2反射面に向けて反射し、前記第2反射面は前記第1反射面からの反射光と前記光源からの直射光を受けて前記灯具の光照射方向に向けて反射する、ことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載された発明は、請求項1において、前記第1リフレクタ部の光学機能部に形成された前記第1反射面及び前記第2リフレクタ部に形成された前記第2反射面はいずれも前記光源と反対側に凹んだ自由曲面を有していることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2において、前記リフレクタはアルミダイカストで形成されることを特徴とするものである。
本発明の車両用灯具のリフレクタは、第1反射面を有する第1リフレクタ部と第2反射面を有する第2リフレクタ部とを一体に形成し、第1リフレクタ部と第2リフレクタ部を灯具の略水平面を境として互いに上下の位置関係に位置するようにした。また、第1リフレクタ部はその一部が光源の光軸に垂直な方向の、灯具の光照射方向側の近傍に位置する光学機能部を有し、第2リフレクタ部は光源の光軸方向に該光源に対向するように位置させた。これにより、第1反射面は光源からの直射光を受けて前記第2反射面に向けて反射し、第2反射面は第1反射面からの反射光と光源からの直射光を受けて灯具の光照射方向に向けて反射する。
その結果、従来、光源から該光源の光軸に垂直な方向の、灯具の光照射方向側に向かう出射光が灯具の配光パターンの形成に寄与しないものとなっていたが、それが第1リフレクタ部の光学機能部に形成された第1反射面で反射されてその反射光が第2リフレクタ部に形成された第2反射面で反射して灯具の光照射方向に照射するようになり、配光パターンの形成に寄与するものとなって明るい配光パターンを形成することが可能となった。
また、第1リフレクタ部及び第2リフレクタ部が一体に形成されてなるリフレクタを、アルミダイカストの成形金型においてアンダーカットを有しない構造としたことにより、成形金型をスライドコア等の特殊な金型構造とすることなく2つ割りの割型構造によって作製することができ、ダイカストの成形金型の簡素化により金型製作費の低減を含めてリフレクタの製造コストのコストダウンを図ることが可能となった。
実施形態のリフレクタを用いた車両用灯具の正面図説明図である。 前面カバーを取り除いた車両用灯具を斜め前方から見た斜視説明図である。 図1のA−A断面説明図である。 車両用灯具の光路制御を示す説明図である 実施形態のリフレクタを成形する成形金型の説明図である。 同じく、実施形態のリフレクタを成形する成形金型の説明図である。 同じく、実施形態のリフレクタを成形する成形金型の説明図である。 同じく、実施形態のリフレクタを成形する成形金型の説明図である。 従来例の説明図である。 同じく、従来例の説明図である。
以下、この発明の好適な実施形態を図1〜図8を参照しながら、詳細に説明する(同一部分については同じ符号を付す)。尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施形態に限られるものではない。
図1は実施形態のリフレクタを用いた車両用灯具の正面図説明図、図2は前面カバーを取り除いた車両用灯具を斜め前方から見た斜視説明図、図3は図1のA−A断面説明図、図4は灯具の光路制御を示す説明図、図5〜図8は実施形態のリフレクタを成形する成形金型の説明図である。
まず、本発明のリフレクタを説明する前に、該リフレクタを用いた車両用灯具(以下、灯具と略称する)について説明する。リフレクタは光源からの出射光を適宜所望の方向に向けて反射する光路制御機能を有するものであり、種々の構成からなる灯具に光学系を形成する反射光学素子として用いられている。図1〜図3は、リフレクタを用いた灯具の一例を示すものである。
灯具1は、一端開口を有するハウジング2と、ハウジング2の開口を塞ぐように該ハウジング2に装着された透明な前面カバー3とによって閉空間からなる灯室4が形成され、灯室4内に光源となる例えばLED11と該LED11からの出射光を適宜所望の方向に向けて反射する光路制御機能を有するリフレクタ20を備えた光学ユニット10を有している。
光学ユニット10を構成するLED11は基板に実装され、LED11が実装されてなる基板(LED実装基板)12は、LED11点灯時の発熱を放熱してLED11の自己発熱による温度上昇を抑制するヒートシンク5に取付けられ、ヒートシンク5とリフレクタ20がハウジング2の突出支持部2aにネジ6によって一体にネジ止め支持固定されている。このとき、LED11はその光軸(X)が下方を向くように配置されている。
リフレクタ20は、第1リフレクタ部21と第2リフレクタ部24とが一体に形成され、そのうち第1リフレクタ部21は、LED11からの出射光の反射に係わる光学機能部22とリフレクタ20を灯室4内に支持固定する支持固定部23を有している。
第1リフレクタ部21の少なくとも光学機能部22及び第2リフレクタ部24の夫々のLED11に対向する側の面には、アルミニウムやニッケル等による金属反射層からなる第1反射面22a及び第2反射面24aを備えている。
第1リフレクタ部21と第2リフレクタ部24は、灯具1の略水平面(s)に対して互いに上下の位置関係にあると共に上下方向に対して互いに部分的に対向する部分を有する位置関係にある。
灯具1の略水平面(s)に対して上側に位置する第1リフレクタ部21は、その光学機能部22がLED11の側方(灯具1の光照射方向)近傍に位置すると共にLED11と対向する側の面が側方(LED11と反対方向)に凹状に湾曲した自由曲面からなる第1反射面22aとなっている。一方、灯具1の略水平面(s)に対して下側に位置する第2リフレクタ部24は、LED11の下方に位置する共にLED11と対向する側の面が下方(LED11と反対方向)に凹状に湾曲した自由曲面からなる第2反射面24aとなっている。
第1リフレクタ部21の光学機能部22に形成された第1反射面22aと第2リフレクタ部24に形成された第2反射面24aとは互いに対向する位置に位置している。
そこで、図4に示すように、LED11から該LED11の側方近傍に位置する第1リフレクタ部21の光学機能部22の第1反射面22aに向かって角度θの範囲に出射した光L1は、第1反射面22aで反射されてその反射光が第2リフレクタ部24の第2反射面24aに向かい、更に第2反射面24aで反射されてその反射光が前方に位置する前面カバー3の方向に向かい、前面カバー3を透過して灯具1の前方に向けて照射される。
また、LED11から該LED11の下方に位置する第2リフレクタ部24の第2反射面24aに向かって角度θの範囲に出射した光L2は、第2反射面24aで反射されてその反射光が前方に位置する前面カバー3の方向に向かい、前面カバー3を透過して灯具1の前方に向けて照射される。
このように、従来のリフレクタを用いた灯具では、LED11からの出射光のうち、第2リフレクタ部24の第2反射面24aに向けて角度θの範囲に出射される光は配光パターンの形成に寄与するものであったが、第2反射面24aに向かわない角度θの範囲に出射された光は配光パターンの形成に寄与しないものとなっていた。
それに対し、本発明のリフレクタを用いた灯具は、従来配光パターンの形成に寄与しなかった角度θの範囲に出射された光も、第1リフレクタ部21の光学機能部22の第1反射面22aを介して第2リフレクタ部24の第2反射面24aで反射させることによりその反射光が配光パターンの形成に寄与するものとなり、LED11から角度(θ+θ)の広範囲の方向に出射した光を効率良く配光パターンの形成に寄与させることができるようになった。
その結果、LED11からの出射光の利用効率が高まって明るい配光パターンを形成することが可能となり、それにより運転者の夜間走行時の視認性を高めることができる。
また、リフレクタ20の第1リフレクタ部21と第2リフレクタ部24とを一体に形成することにより、それぞれに形成された第1反射面22aと第2反射面24aの位置関係も固定されることになる。そのため、光学系を構成する、光源(LED)11と第1反射面22aと第2反射面24aの3つの光学要素の互いの位置精度は、光源(LED)11とリフレクタ20の2つの光学要素(光学素子)のみの位置精度によって決まる。
その結果、位置精度に係わる光学要素の数が低減するため光学系を構成する全光学要素間の位置精度が向上し、それにより光学系の光学性能の再現性が向上することで個体間の配光パターンのバラツキが小さい灯具を安定して量産することが可能となる。
また、LED11の側方(灯具1の光照射方向)近傍にリフレクタ20の第1リフレクタ部21の光学機能部22が位置することにより、灯具を前方から観視したときに直接光源(LED11)が見えないようにしている。
その結果、前方の歩行者に眩しさを与えることがなく、且つ灯具の見栄えを向上させることができる。
更に、第1反射面22aが形成された光学機能部22を有する第1リフレクタ部21と第2反射面24aが形成された第2リフレクタ部24とを一体化して形成できるため、部品点数及び組み立て工数の低下を図ることが可能となり、製造コストの低コスト化を実現することができる。
次に、上述のリフレクタの製造方法について、図5〜図8を参照して説明する。
リフレクタはアルミダイカストで成形され、図5に示すように、互いの突き合わせ面同士を対向させて可動金型(コア金型)40を固定金型(キャビティ金型)50側に移動し、互いの突き合わせ面同士を当接させて型締めを行う。これにより、図6に示すように、固定金型50と可動金型40との間で、突き合わせ当接面(パーティング面)55を跨るようにリフレクタの形状寸法に対応する成形空間(キャビティ)56が形成される。キャビティ56は、リフレクタの第1リフレクタ部を形成する領域(第1リフレクタ部形成領域)57と第2リフレクタ部を形成する領域(第2リフレクタ部形成領域)58を有している。
この時、キャビティ56の第1リフレクタ部形成領域57と第2リフレクタ部形成領域58との境界部に、パーティング面55の一部をなす所謂食い切り面59が形成されている。
次に、図7に示すように、キャビティ56内に加熱溶融したアルミニウム60を流し込んで該キャビティ56の第1リフレクタ部形成領域57及び第2リフレクタ部形成領域58を溶融アルミニウム60で満たし、その後溶融アルミニウム60を冷却して固化させる。この時、
次に、図8のように、可動金型40を固定金型50から離れる方向に移動して型開きを行い、アルミニウムの金型成形品61を固定金型40から外す。その後、ゲート部やオーバーフロー部の切り離し等の後加工を施してアルミダイカスト製品(リフレクタ)が完成する。
このように、本発明のアルミダイカスト製のリフレクタは、光源を含む光学系の光学性能を損なうことなくダイカストに用いる成形金型に食い切り面を設けることができる構造とした。これにより、アルミダイカスト成形金型をスライドコア等の特殊な金型構造とすることなく2つ割りの割型構造にすることにより、夫々互いに関連し合って光路制御を行う第1反射面22a及び第2反射面24aを備えた第1リフレクタ部21と第2リフレクタ部24とを一体に形成することが可能となった。
その結果、ダイカストに用いる成形金型を簡素化することができ、金型製作費の低減を含めてリフレクタの製造コストのコストダウンを図ることが可能となる。
1… 車両用灯具
2… ハウジング
2a… 突出支持部
3… 前面カバー
4… 灯室
5… ヒートシンク
6… ネジ
10… 光学ユニット
11… 光源(LED)
12… LED実装基板
20… リフレクタ
21… 第1リフレクタ部
22… 光学機能部
22a… 第1反射面
23… 支持固定部
24… 第2リフレクタ部
24a… 第2反射面
40… 可動金型(コア金型)
50… 固定金型(キャビティ金型)
55… 突き合わせ当接面(パーティング面)
56… 成形空間(キャビティ)
57… 第1リフレクタ部形成領域
58… 第2リフレクタ部形成領域
59… 食い切り面
60… アルミニウム
61… 金型成形品

Claims (3)

  1. 第1反射面を有する第1リフレクタ部と第2反射面を有する第2リフレクタ部が一体に形成されると共に前記第1リフレクタ部と前記第2リフレクタ部は灯具の略水平面を境として互いに上下の位置関係にあり、
    前記第1リフレクタ部はその一部に、光軸方向を車両の上下とする光源の該光軸に垂直な方向の、前記灯具の光照射方向側の近傍に位置する光学機能部を有し、前記第2リフレクタ部は前記光源の光軸方向に該光源に対向するように位置し、
    前記第1反射面は光源からの直射光を受けて前記第2反射面に向けて反射し、前記第2反射面は前記第1反射面からの反射光と前記光源からの直射光を受けて前記灯具の光照射方向に向けて反射する、ことを特徴とする車両用灯具のリフレクタ。
  2. 前記第1リフレクタ部の光学機能部に形成された前記第1反射面及び前記第2リフレクタ部に形成された前記第2反射面はいずれも前記光源と反対側に凹んだ自由曲面からなることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具のリフレクタ
  3. 前記リフレクタはアルミダイカストで形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用灯具のリフレクタ。
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