ところで、特許文献1の図1に記載されたLED照明装置では、第2導光板の発光面を介して出射した第2LED光源からの光が、第1導光板の発光面に到達せず、また、第1導光板の発光面を介して出射した第1LED光源からの光が、第2導光板の発光面に到達しない。そのため、特許文献1の図1に記載されたLED照明装置では、仮に第1LED光源から照射される光の色を第1色に設定すると共に、第2LED光源から照射される光の色を、第1色とは異なる第2色に設定すると、第1導光板の発光面が第1色に光って見えると共に、第2導光板の発光面が第2色に光って見える。
つまり、特許文献1の図1に記載されたLED照明装置では、仮に第1LED光源から照射される光の色を第1色に設定すると共に、第2LED光源から照射される光の色を、第1色とは異なる第2色に設定した場合であっても、第1導光板の発光面が第1色に光って見えるようにすることしかできず、第1導光板の発光面が第1色とは異なる色に光って見えるようにすることができない。
前記問題点に鑑み、本発明は、第1色の光のみが第1LED光源から第1導光板の入光部を介して第1導光板に入光せしめられるにもかかわらず、第1導光板の発光面の一部分が、第1色とは異なる色に光って見えるようにすることができるLED照明装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、概略長方形の発光面(2a−1)と、発光面(2a−1)に概略直交する入光部(2b−1)とを有する概略平板状の第1導光板(2−1)と、
第1導光板(2−1)と同様に構成された第2導光板(2−2)と、
第1導光板(2−1)の入光部(2b−1)に対向して配置された第1LED光源(1−1)と、
第2導光板(2−2)の入光部(2b−2)に対向して配置された第2LED光源(1−2)とを具備し、
第1LED光源(1−1)から照射された光が、第1導光板(2−1)の入光部(2b−1)を介して第1導光板(2−1)に入光し、第1導光板(2−1)によって導光され、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を介して第1導光板(2−1)から出射し、
第2LED光源(1−2)から照射された光が、第2導光板(2−2)の入光部(2b−2)を介して第2導光板(2−2)に入光し、第2導光板(2−2)によって導光され、第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して第2導光板(2−2)から出射し、
第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)からの光によって、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)が光って見えるように構成されたLED照明装置(100)において、
第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)と第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)とが対向するように、第1導光板(2−1)と第2導光板(2−2)とを配置し、
第1LED光源(1−1)から照射される光の色を第1色に設定し、
第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を介して出射した第1LED光源(1−1)からの第1色の光によって、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)のうち、第1LED光源(1−1)の側の根元側部分(2a1−1)が、第1色に光って見え、
第2LED光源(1−2)から照射される光の色を、第1色とは異なる第2色に設定し、
第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して出射した第2LED光源(1−2)からの第2色の光の一部分が、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)に到達し、
第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して出射し、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)に到達した第2LED光源(1−2)からの第2色の光によって、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)のうち、第1LED光源(1−1)の反対側の先端側部分(2a2−1)が、第2色に光って見えることを特徴とするLED照明装置(100)が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)の背面(2d−1)に反射膜(3−1)を設け、
第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して出射し、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)に到達した第2LED光源(1−2)からの第2色の光の一部分が、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)によって反射され、
第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して出射し、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)に到達した第2LED光源(1−2)からの第2色の光の他の一部分が、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を透過し、反射膜(3−1)によって反射され、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を介して出射することを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置(100)が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、第1導光板(2−1)と同様に構成された第3導光板(2−7)を設け、
反射膜(3−1)を介して、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)の背面(2d−1)と、第3導光板(2−7)の発光面の背面とを隣接させ、
第1LED光源(1−1)の光軸が反射膜(3−1)に含まれるように、第1LED光源(1−1)の光軸を第1導光板(2−1)と第3導光板(2−7)との間に配置し、
第1LED光源(1−1)の光の一部分が、第1導光板(2−1)の入光部(2b−1)を介して第1導光板(2−1)に入光し、第1導光板(2−1)によって導光され、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を介して第1導光板(2−1)から出射すると共に、第1LED光源(1−1)の光の他の一部分が、第3導光板(2−7)の入光部を介して第3導光板(2−7)に入光し、第3導光板(2−7)によって導光され、第3導光板(2−7)の発光面を介して第3導光板(2−7)から出射することを特徴とする請求項2に記載のLED照明装置(100)が提供される。
請求項4に記載の発明によれば、概略長方形の発光面(2a−1)と、発光面(2a−1)に概略直交する入光部(2b−1)とを有する概略平板状の第1導光板(2−1)と、
第1導光板(2−1)と同様に構成された第2導光板(2−2)と、
第1導光板(2−1)の入光部(2b−1)に対向して配置された第1LED光源(1−1)と、
第2導光板(2−2)の入光部(2b−2)に対向して配置された第2LED光源(1−2)とを具備し、
第1LED光源(1−1)から照射された光が、第1導光板(2−1)の入光部(2b−1)を介して第1導光板(2−1)に入光し、第1導光板(2−1)によって導光され、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を介して第1導光板(2−1)から出射し、
第2LED光源(1−2)から照射された光が、第2導光板(2−2)の入光部(2b−2)を介して第2導光板(2−2)に入光し、第2導光板(2−2)によって導光され、第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して第2導光板(2−2)から出射し、
第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)からの光によって、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)が光って見えるように構成されたLED照明装置(100)において、
N組(Nは4以上の偶数)のLED光源(1−1,1−2,…,1−N)および導光板(2−1,2−2,…,2−N)を設け、
中空の概略正N角柱形状になるように、かつ、各導光板(2−1,2−2,…,2−N)の発光面(2a−1,2a−2,…)が正N角柱の中心軸線(CLG1)の側に指向するように、N個の導光板(2−1,2−2,…,2−N)を配置し、
第1LED光源(1−1)から照射される光の色を第1色に設定し、
第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を介して出射した第1LED光源(1−1)からの第1色の光によって、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)のうち、第1LED光源(1−1)の側の根元側部分(2a1−1)が、第1色に光って見え、
正N角柱の中心軸線(CLG1)を隔てて第1導光板(2−1)の反対側に第2導光板(2−2)を配置し、
第2LED光源(1−2)から照射される光の色を、第1色とは異なる第2色に設定し、
第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して出射した第2LED光源(1−2)からの第2色の光の一部分が、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)に到達し、
第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して出射し、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)に到達した第2LED光源(1−2)からの第2色の光によって、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)のうち、第1LED光源(1−1)の反対側の先端側部分(2a2−1)が、第2色に光って見えることを特徴とするLED照明装置(100)が提供される。
請求項5に記載の発明によれば、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)の背面(2d−1)に反射膜(3−1)を設け、
第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して出射し、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)に到達した第2LED光源(1−2)からの第2色の光の一部分が、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)によって反射され、
第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して出射し、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)に到達した第2LED光源(1−2)からの第2色の光の他の一部分が、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を透過し、反射膜(3−1)によって反射され、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を介して出射することを特徴とする請求項4に記載のLED照明装置(100)が提供される。
請求項6に記載の発明によれば、第1導光板(2−1)と同様に構成された第(N+1)導光板(2−(N+1))を設け、
反射膜(3−1)を介して、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)の背面(2d−1)と、第(N+1)導光板(2−(N+1))の発光面の背面とを隣接させ、
第1LED光源(1−1)の光軸が反射膜(3−1)に含まれるように、第1LED光源(1−1)の光軸を第1導光板(2−1)と第(N+1)導光板(2−(N+1))との間に配置し、
第1LED光源(1−1)の光の一部分が、第1導光板(2−1)の入光部(2b−1)を介して第1導光板(2−1)に入光し、第1導光板(2−1)によって導光され、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を介して第1導光板(2−1)から出射すると共に、第1LED光源(1−1)の光の他の一部分が、第(N+1)導光板(2−(N+1))の入光部を介して第(N+1)導光板(2−(N+1))に入光し、第(N+1)導光板(2−(N+1))によって導光され、第(N+1)導光板(2−(N+1))の発光面を介して第(N+1)導光板(2−(N+1))から出射することを特徴とする請求項5に記載のLED照明装置(100)が提供される。
請求項7に記載の発明によれば、概略平板状の第1導光板(2−1)からの距離が増加する側に概略平板状の第1導光板(2−1)に対して概略垂直に観察位置を移動させると、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)の根元側部分(2a1−1)のうち、第1色に光って見えていた部分が、第2色に光って見えるように変化することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のLED照明装置(100)が提供される。
請求項8に記載の発明によれば、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を介して出射した第1LED光源(1−1)からの第1色の光と、第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して出射し、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)に到達した第2LED光源(1−2)からの第2色の光とによって、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)のうち、根元側部分(2a1−1)と先端側部分(2a2−1)との間の中間部分(2a3−1)が、第1色と第2色との混合色に光って見えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のLED照明装置(100)が提供される。
請求項1に記載のLED照明装置(100)では、概略長方形の発光面(2a−1)と、発光面(2a−1)に概略直交する入光部(2b−1)とを有する概略平板状の第1導光板(2−1)が設けられている。また、第1導光板(2−1)と同様に構成された第2導光板(2−2)が設けられている。更に、第1導光板(2−1)の入光部(2b−1)に対向して配置された第1LED光源(1−1)が設けられている。また、第2導光板(2−2)の入光部(2b−2)に対向して配置された第2LED光源(1−2)が設けられている。
更に、請求項1に記載のLED照明装置(100)では、第1LED光源(1−1)から照射された光が、第1導光板(2−1)の入光部(2b−1)を介して第1導光板(2−1)に入光し、第1導光板(2−1)によって導光され、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を介して第1導光板(2−1)から出射する。その結果、請求項1に記載のLED照明装置(100)では、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)からの光によって、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)が光って見える。
同様に、請求項1に記載のLED照明装置(100)では、第2LED光源(1−2)から照射された光が、第2導光板(2−2)の入光部(2b−2)を介して第2導光板(2−2)に入光し、第2導光板(2−2)によって導光され、第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して第2導光板(2−2)から出射する。
詳細には、請求項1に記載のLED照明装置(100)では、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)と第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)とが対向するように、第1導光板(2−1)と第2導光板(2−2)とが配置されている。
また、請求項1に記載のLED照明装置(100)では、第1LED光源(1−1)から照射される光の色が第1色に設定されている。更に、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を介して出射した第1LED光源(1−1)からの第1色の光によって、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)のうち、第1LED光源(1−1)の側の根元側部分(2a1−1)が、第1色に光って見える。
更に、請求項1に記載のLED照明装置(100)では、第2LED光源(1−2)から照射される光の色が、第1色とは異なる第2色に設定されている。また、第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して出射した第2LED光源(1−2)からの第2色の光の一部分が、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)に到達する。その結果、請求項1に記載のLED照明装置(100)では、第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して出射し、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)に到達した第2LED光源(1−2)からの第2色の光によって、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)のうち、第1LED光源(1−1)の反対側の先端側部分(2a2−1)が、第2色に光って見える。
換言すれば、請求項1に記載のLED照明装置(100)によれば、第1色の光のみが第1LED光源(1−1)から第1導光板(2−1)の入光部(2b−1)を介して第1導光板(2−1)に入光せしめられるにもかかわらず、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)の一部分が、第1色とは異なる色に光って見えるようにすることができる。
請求項2に記載のLED照明装置(100)では、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)の背面(2d−1)に反射膜(3−1)が設けられている。その結果、請求項2に記載のLED照明装置(100)では、第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して出射し、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)に到達した第2LED光源(1−2)からの第2色の光の一部分が、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)によって反射される。更に、第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して出射し、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)に到達した第2LED光源(1−2)からの第2色の光の他の一部分が、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を透過し、反射膜(3−1)によって反射され、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を介して出射する。
そのため、請求項2に記載のLED照明装置(100)によれば、反射膜(3−1)が設けられていない場合よりも、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)の先端側部分(2a2−1)が明るく光って見えるようにすることができる。
請求項3に記載のLED照明装置(100)では、第1導光板(2−1)と同様に構成された第3導光板(2−7)が設けられている。また、反射膜(3−1)を介して、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)の背面(2d−1)と、第3導光板(2−7)の発光面の背面とが隣接せしめられている。更に、第1LED光源(1−1)の光軸が反射膜(3−1)に含まれるように、第1LED光源(1−1)の光軸が第1導光板(2−1)と第3導光板(2−7)との間に配置されている。
その結果、請求項3に記載のLED照明装置(100)では、第1LED光源(1−1)の光の一部分が、第1導光板(2−1)の入光部(2b−1)を介して第1導光板(2−1)に入光し、第1導光板(2−1)によって導光され、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を介して第1導光板(2−1)から出射する。更に、第1LED光源(1−1)の光の他の一部分が、第3導光板(2−7)の入光部を介して第3導光板(2−7)に入光し、第3導光板(2−7)によって導光され、第3導光板(2−7)の発光面を介して第3導光板(2−7)から出射する。
そのため、請求項3に記載のLED照明装置(100)によれば、第1導光板(2−1)および第3導光板(2−7)のそれぞれに対してLED光源が設けられる場合よりも、LED光源の数を削減することができる。つまり、請求項3に記載のLED照明装置(100)によれば、LED光源の数を抑制しつつ、導光板の発光面の数を増加させることができる。
請求項4に記載のLED照明装置(100)では、概略長方形の発光面(2a−1)と、発光面(2a−1)に概略直交する入光部(2b−1)とを有する概略平板状の第1導光板(2−1)が設けられている。また、第1導光板(2−1)と同様に構成された第2導光板(2−2)が設けられている。更に、第1導光板(2−1)の入光部(2b−1)に対向して配置された第1LED光源(1−1)が設けられている。また、第2導光板(2−2)の入光部(2b−2)に対向して配置された第2LED光源(1−2)が設けられている。
更に、請求項4に記載のLED照明装置(100)では、第1LED光源(1−1)から照射された光が、第1導光板(2−1)の入光部(2b−1)を介して第1導光板(2−1)に入光し、第1導光板(2−1)によって導光され、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を介して第1導光板(2−1)から出射する。その結果、請求項4に記載のLED照明装置(100)では、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)からの光によって、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)が光って見える。
同様に、請求項4に記載のLED照明装置(100)では、第2LED光源(1−2)から照射された光が、第2導光板(2−2)の入光部(2b−2)を介して第2導光板(2−2)に入光し、第2導光板(2−2)によって導光され、第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して第2導光板(2−2)から出射する。
詳細には、請求項4に記載のLED照明装置(100)では、N組(Nは4以上の偶数)のLED光源(1−1,1−2,…,1−N)および導光板(2−1,2−2,…,2−N)が設けられている。また、中空の概略正N角柱形状になるように、かつ、各導光板(2−1,2−2,…,2−N)の発光面(2a−1,2a−2,…)が正N角柱の中心軸線(CLG1)の側に指向するように、N個の導光板(2−1,2−2,…,2−N)が配置されている。
また、請求項4に記載のLED照明装置(100)では、第1LED光源(1−1)から照射される光の色が第1色に設定されている。更に、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を介して出射した第1LED光源(1−1)からの第1色の光によって、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)のうち、第1LED光源(1−1)の側の根元側部分(2a1−1)が、第1色に光って見える。また、正N角柱の中心軸線(CLG1)を隔てて第1導光板(2−1)の反対側に第2導光板(2−2)が配置されている。
更に、請求項4に記載のLED照明装置(100)では、第2LED光源(1−2)から照射される光の色が、第1色とは異なる第2色に設定されている。また、第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して出射した第2LED光源(1−2)からの第2色の光の一部分が、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)に到達する。その結果、請求項4に記載のLED照明装置(100)では、第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して出射し、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)に到達した第2LED光源(1−2)からの第2色の光によって、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)のうち、第1LED光源(1−1)の反対側の先端側部分(2a2−1)が、第2色に光って見える。
換言すれば、請求項4に記載のLED照明装置(100)によれば、第1色の光のみが第1LED光源(1−1)から第1導光板(2−1)の入光部(2b−1)を介して第1導光板(2−1)に入光せしめられるにもかかわらず、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)の一部分が、第1色とは異なる色に光って見えるようにすることができる。
請求項5に記載のLED照明装置(100)では、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)の背面(2d−1)に反射膜(3−1)が設けられている。その結果、請求項5に記載のLED照明装置(100)では、第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して出射し、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)に到達した第2LED光源(1−2)からの第2色の光の一部分が、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)によって反射される。更に、第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して出射し、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)に到達した第2LED光源(1−2)からの第2色の光の他の一部分が、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を透過し、反射膜(3−1)によって反射され、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を介して出射する。
そのため、請求項5に記載のLED照明装置(100)によれば、反射膜(3−1)が設けられていない場合よりも、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)の先端側部分(2a2−1)が明るく光って見えるようにすることができる。
請求項6に記載のLED照明装置(100)では、第1導光板(2−1)と同様に構成された第(N+1)導光板(2−(N+1))が設けられている。また、反射膜(3−1)を介して、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)の背面(2d−1)と、第(N+1)導光板(2−(N+1))の発光面の背面とが隣接せしめられている。更に、第1LED光源(1−1)の光軸が反射膜(3−1)に含まれるように、第1LED光源(1−1)の光軸が第1導光板(2−1)と第(N+1)導光板(2−(N+1))との間に配置されている。
その結果、請求項6に記載のLED照明装置(100)では、第1LED光源(1−1)の光の一部分が、第1導光板(2−1)の入光部(2b−1)を介して第1導光板(2−1)に入光し、第1導光板(2−1)によって導光され、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を介して第1導光板(2−1)から出射する。更に、第1LED光源(1−1)の光の他の一部分が、第(N+1)導光板(2−(N+1))の入光部を介して第(N+1)導光板(2−(N+1))に入光し、第(N+1)導光板(2−(N+1))によって導光され、第(N+1)導光板(2−(N+1))の発光面を介して第(N+1)導光板(2−(N+1))から出射する。
そのため、請求項6に記載のLED照明装置(100)によれば、第1導光板(2−1)および第(N+1)導光板(2−(N+1))のそれぞれに対してLED光源が設けられる場合よりも、LED光源の数を削減することができる。つまり、請求項6に記載のLED照明装置(100)によれば、LED光源の数を抑制しつつ、導光板の発光面の数を増加させることができる。
請求項7に記載のLED照明装置(100)では、概略平板状の第1導光板(2−1)からの距離が増加する側に概略平板状の第1導光板(2−1)に対して概略垂直に観察位置を移動させると、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)の根元側部分(2a1−1)のうち、第1色に光って見えていた部分が、第2色に光って見えるように変化する。そのため、請求項7に記載のLED照明装置(100)によれば、第1LED光源(1−1)または第2LED光源(1−2)の点灯状態を切り換える必要なく、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)の見え方を変化させることができる。
請求項8に記載のLED照明装置(100)では、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)を介して出射した第1LED光源(1−1)からの第1色の光と、第2導光板(2−2)の発光面(2a−2)を介して出射し、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)に到達した第2LED光源(1−2)からの第2色の光とによって、第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)のうち、根元側部分(2a1−1)と先端側部分(2a2−1)との間の中間部分(2a3−1)が、第1色と第2色との混合色に光って見える。
そのため、請求項8に記載のLED照明装置(100)によれば、第1色の光のみが第1LED光源(1−1)から第1導光板(2−1)の入光部(2b−1)を介して第1導光板(2−1)に入光せしめられるにもかかわらず、第1色に光って見える部分と、第1色とは異なる第2色に光って見える部分と、第1色と第2色との混合色に光って見える部分とを第1導光板(2−1)の発光面(2a−1)に形成することができる。
以下、本発明のLED照明装置の第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態のLED照明装置100の概略的な構成図である。詳細には、図1(A)は第1の実施形態のLED照明装置100の概略的な平面図、図1(B)は図1(A)のA−A線に沿った概略的な鉛直断面図である。図2および図3は図1に示す導光板2−1の部品図である。詳細には、図2(A)は導光板2−1の後側面図、図2(B)は導光板2−1の底面図、図2(C)は導光板2−1の左側面図、図2(D)は導光板2−1の平面図、図2(E)は導光板2−1の右側面図、図2(F)は導光板2−1の斜視図、図2(G)は導光板2−1の前側面図である。図3(A)は図2(D)のB−B線に沿った鉛直断面図である。図3(B)、図3(C)および図3(D)は図3(A)に示す導光板2−1の拡大図である。図4は図1に示す導光板2−2の詳細図である。詳細には、図4(A)は図1(B)に示す導光板2−2の詳細図である。図4(B)、図4(C)および図4(D)は図4(A)に示す導光板2−2の拡大図である。
図5は図1(B)に示す鉛直断面内を進む光L1,L2を説明するための図である。図6は図1(B)に示す鉛直断面内を進む光L3,L4を説明するための図である。図7は図1(B)に示す鉛直断面内を進む光L5を説明するための図である。図8は図1(B)に示す鉛直断面内を進む光L6を説明するための図である。図9は図1(B)に示す鉛直断面内を進む光L7を説明するための図である。図10は図1(B)に示す鉛直断面内を進む光L8を説明するための図である。図11は図1(B)に示す鉛直断面内を進む光L11,L12を説明するための図である。図12は図1(B)に示す鉛直断面内を進む光L13を説明するための図である。図13は図1(B)に示す鉛直断面内を進む光L14を説明するための図である。図14は図1(B)に示す鉛直断面内を進む光L15を説明するための図である。図15は図1(B)に示す鉛直断面内を進む光L16を説明するための図である。図16は図1(B)に示す鉛直断面内を進む光L17を説明するための図である。図17は図1(B)に示す鉛直断面内を進む光L18を説明するための図である。
第1の実施形態のLED照明装置100では、図1に示すように、概略長方形の発光面2a−1(図1および図2参照)と、発光面2a−1に概略直交する入光部2b−1(図1および図2参照)と、先端面2c−1(図1および図2参照)と、背面2d−1(図1および図2参照)と、側面2e−1,2f−1(図2参照)とを有する概略平板状の導光板2−1が設けられている。更に、導光板2−1の発光面2a−1には、複数の正六角形の凹状のレンズカット2a1a−1,2a1b−1,2a1c−1,2a1d−1,2a1e−1,2a2a−1,2a2b−1,2a2c−1,2a2d−1,…(図2(F)および図3(A)参照)が形成され、それらがハニカム状に(つまり、隙間なく隣接して)配列されている。
詳細には、第1の実施形態のLED照明装置100では、図3(A)に示す鉛直断面内において、例えば9個の凹状の2a1a−1,2a1b−1,2a1c−1,2a1d−1,2a1e−1,2a2a−1,2a2b−1,2a2c−1,2a2d−1が鉛直方向(図3(A)の上下方向)に配列されている。
更に、第1の実施形態のLED照明装置100では、図2(F)および図3に示すように、正六角形の凹状のレンズカット2a1a−1が、正六角形の鉛直面(底面)2a1a1−1(図3(B)参照)と、その周りの6個の傾斜面2a1a2−1(図3(C)参照),2a1a3−1(図3(D)参照),…とによって構成されている。また、正六角形の凹状のレンズカット2a1b−1が、鉛直面(底面)2a1a1−1(図3(B)参照)よりも深い(つまり、凹んでいる)正六角形の鉛直面(底面)2a1b1−1(図3(B)参照)と、その周りの6個の傾斜面2a1b2−1(図3(C)参照),2a1b3−1(図3(D)参照),…とによって構成されている。更に、正六角形の凹状のレンズカット2a1c−1が、鉛直面(底面)2a1b1−1(図3(B)参照)よりも深い(つまり、凹んでいる)正六角形の鉛直面(底面)2a1c1−1(図3(B)参照)と、その周りの6個の傾斜面2a1c2−1(図3(C)参照),2a1c3−1(図3(D)参照),…とによって構成されている。
また、第1の実施形態のLED照明装置100では、図2(F)および図3に示すように、正六角形の凹状のレンズカット2a1d−1が、鉛直面(底面)2a1c1−1(図3(B)参照)よりも深い(つまり、凹んでいる)正六角形の鉛直面(底面)2a1d1−1(図3(B)参照)と、その周りの6個の傾斜面2a1d2−1(図3(C)参照),2a1d3−1(図3(D)参照),…とによって構成されている。更に、正六角形の凹状のレンズカット2a1e−1が、鉛直面(底面)2a1d1−1(図3(B)参照)よりも深い(つまり、凹んでいる)正六角形の鉛直面(底面)2a1e1−1(図3(B)参照)と、その周りの6個の傾斜面2a1e2−1(図3(C)参照),2a1e3−1(図3(D)参照),…とによって構成されている。また、正六角形の凹状のレンズカット2a2a−1が、鉛直面(底面)2a1e1−1(図3(B)参照)よりも深い(つまり、凹んでいる)正六角形の鉛直面(底面)2a2a1−1(図3(B)参照)と、その周りの6個の傾斜面2a2a2−1(図3(C)参照),2a2a3−1(図3(D)参照),…とによって構成されている。
更に、第1の実施形態のLED照明装置100では、図2(F)および図3に示すように、正六角形の凹状のレンズカット2a2b−1が、鉛直面(底面)2a2a1−1(図3(B)参照)よりも深い(つまり、凹んでいる)正六角形の鉛直面(底面)2a2b1−1(図3(B)参照)と、その周りの6個の傾斜面2a2b2−1(図3(C)参照),2a2b3−1(図3(D)参照),…とによって構成されている。また、正六角形の凹状のレンズカット2a2c−1が、鉛直面(底面)2a2b1−1(図3(B)参照)よりも深い(つまり、凹んでいる)正六角形の鉛直面(底面)2a2c1−1(図3(B)参照)と、その周りの6個の傾斜面2a2c2−1(図3(C)参照),2a2c3−1(図3(D)参照),…とによって構成されている。更に、正六角形の凹状のレンズカット2a2d−1が、鉛直面(底面)2a2c1−1(図3(B)参照)よりも深い(つまり、凹んでいる)正六角形の鉛直面(底面)2a2d1−1(図3(B)参照)と、その周りの6個の傾斜面2a2d2−1(図3(C)参照),2a2d3−1(図3(D)参照),…とによって構成されている。
また、第1の実施形態のLED照明装置100では、図1に示すように、導光板2−1(図1〜図3参照)と同様に構成された導光板2−2,2−3,2−4,2−5,2−6が設けられている。更に、反射膜3−1が導光板2−1の背面2d−1(図1(B)参照)に形成され、反射膜3−2が導光板2−2の背面2d−2(図1(B)参照)に形成されている。同様に、反射膜3−3,3−4,3−5,3−6(図1(A)参照)が導光板2−3,2−4,2−5,2−6(図1(A)参照)の背面にそれぞれ形成されている。
更に、第1の実施形態のLED照明装置100では、図1に示すように、導光板2−1,2−2,2−3,2−4,2−5,2−6が、接続部材4(図1(A)参照)によって相互に接続され、ベース部材5に対して位置決めされている。詳細には、中空の概略正六角柱形状になるように、かつ、導光板2−1の発光面2a−1(図1(B)参照)と、導光板2−2の発光面2a−2(図1(B)参照)と、導光板2−3の発光面と、導光板2−4の発光面と、導光板2−5の発光面と、導光板2−6の発光面とが正六角柱の中心軸線CLG1の側に指向するように、6個の導光板2−1,2−2,2−3,2−4,2−5,2−6が配置されている。更に詳細には、第1の実施形態のLED照明装置100では、図1に示すように、正六角柱の中心軸線CLG1を隔てて導光板2−1の反対側に導光板2−2が配置されている。つまり、導光板2−1の発光面2a−1と導光板2−2の発光面2a−2とが対向するように、導光板2−1,2−2が配置されている。
また、第1の実施形態のLED照明装置100では、図1(B)に示すように、基板6に実装されたLED光源1−1が、導光板2−1の入光部2b−1に対向して配置されている。更に、基板6に実装されたLED光源1−2が、導光板2−2の入光部2b−2に対向して配置されている。同様に、図1(A)に示すように、基板6(図1(B)参照)に実装されたLED光源1−3,1−4,1−5,1−6が、導光板2−3,2−4,2−5,2−6の入光部に対向してそれぞれ配置されている。つまり、第1の実施形態のLED照明装置100では、図1(A)に示すように、6組のLED光源1−1,1−2,1−3,1−4,1−5,1−6および導光板2−1,2−2,2−3,2−4,2−5,2−6が設けられている。
更に、第1の実施形態のLED照明装置100では、図1(B)に示すように、LED光源1−1から照射される光の色が第1色に設定されると共に、LED光源1−2から照射される光の色が、第1色とは異なる第2色に設定されている。同様に、LED光源1−3(図1(A)参照)から照射される光の色と、LED光源1−4(図1(A)参照)から照射される光の色とが異ならされている。更に、LED光源1−5(図1(A)参照)から照射される光の色と、LED光源1−6(図1(A)参照)から照射される光の色とが異ならされている。
詳細には、第1の実施形態のLED照明装置100では、図5に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−1から照射された第1色の光の一部が、導光板2−1の入光部2b−1(図3参照)を介して導光板2−1に入光し、導光板2−1によって導光され、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1b−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1b2−1(図3(C)参照)を介して導光板2−1から出射し、出射光L1となって観察位置OP1に到達する。その結果、第1の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP1からLED照明装置100を見た時に、出射光L1によって、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1b−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1b2−1(図3(C)参照)が第1色に光って見える。
更に、第1の実施形態のLED照明装置100では、図5に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−1から照射された第1色の光の一部が、導光板2−1の入光部2b−1(図3参照)を介して導光板2−1に入光し、導光板2−1によって導光され、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1c−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1c2−1(図3(C)参照)を介して導光板2−1から出射し、出射光L2となって観察位置OP1に到達する。その結果、第1の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP1からLED照明装置100を見た時に、出射光L2によって、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1c−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1c2−1(図3(C)参照)が第1色に光って見える。
また、第1の実施形態のLED照明装置100では、図6に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−1から照射された第1色の光の一部が、導光板2−1の入光部2b−1(図3参照)を介して導光板2−1に入光し、導光板2−1によって導光され、反射膜3−1によって反射され、導光板2−1によって導光され、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1d−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1d2−1(図3(C)参照)を介して導光板2−1から出射し、出射光L3となって観察位置OP1に到達する。その結果、第1の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP1からLED照明装置100を見た時に、出射光L3によって、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1d−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1d2−1(図3(C)参照)が第1色に光って見える。
更に、第1の実施形態のLED照明装置100では、図6に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−1から照射された第1色の光の一部が、導光板2−1の入光部2b−1(図3参照)を介して導光板2−1に入光し、導光板2−1によって導光され、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1a−1(図3(A)参照)の鉛直面2a1a1−1(図3(B)参照)によって反射され、反射膜3−1によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1e−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1e2−1(図3(C)参照)を介して導光板2−1から出射し、出射光L4となって観察位置OP1に到達する。その結果、第1の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP1からLED照明装置100を見た時に、出射光L4によって、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1e−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1e2−1(図3(C)参照)が第1色に光って見える。
また、第1の実施形態のLED照明装置100では、図7に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−2から照射された第2色の光の一部が、導光板2−2の入光部2b−2(図4参照)を介して導光板2−2に入光し、導光板2−2によって導光され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1b−2(図4(A)参照)の鉛直面2a1b1−2(図4(B)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1e−2(図4(A)参照)の鉛直面2a1e1−2(図4(B)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2b−2(図4(A)参照)の鉛直面2a2b1−2(図4(B)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2d−2(図4(A)参照)の傾斜面2a2d2−2(図4(C)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2c−2(図4(A)参照)の傾斜面2a2c3−2(図4(D)参照)を介して導光板2−2から出射し、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2a−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2a2−1(図3(C)参照)によって反射され、反射光L5となって観察位置OP1に到達する。その結果、第1の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP1からLED照明装置100を見た時に、反射光L5によって、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2a−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2a2−1(図3(C)参照)が第2色に光って見える。
更に、第1の実施形態のLED照明装置100では、図8に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−2から照射された第2色の光の一部が、導光板2−2の入光部2b−2(図4参照)を介して導光板2−2に入光し、導光板2−2によって導光され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1a−2(図4(A)参照)の鉛直面2a1a1−2(図4(B)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1e−2(図4(A)参照)の傾斜面2a1e2−2(図4(C)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1d−2(図4(A)参照)の鉛直面2a1d1−2(図4(B)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1c−2(図4(A)参照)の傾斜面2a1c3−2(図4(D)参照)によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1d−2(図4(A)参照)の傾斜面2a1d2−2(図4(C)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1d−2(図4(A)参照)の鉛直面2a1d1−2(図4(B)参照)を介して導光板2−2から出射し、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2a−1(図3(A)参照)の鉛直面2a2a1−1(図3(B)参照)を介して導光板2−1に入光し、導光板2−1によって導光され、反射膜3−1によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2a−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2a3−1(図3(D)参照)によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2b−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2b2−1(図3(C)参照)を介して導光板2−1から出射し、出射光L6となって観察位置OP1に到達する。その結果、第1の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP1からLED照明装置100を見た時に、出射光L6によって、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2b−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2b2−1(図3(C)参照)が第2色に光って見える。
また、第1の実施形態のLED照明装置100では、図9に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−2から照射された第2色の光の一部が、導光板2−2の入光部2b−2(図4参照)を介して導光板2−2に入光し、導光板2−2によって導光され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1b−2(図4(A)参照)の鉛直面2a1b1−2(図4(B)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2a−2(図4(A)参照)の傾斜面2a2a2−2(図4(C)参照)を介して導光板2−2から出射し、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2a−2(図4(A)参照)の傾斜面2a2a3−2(図4(D)参照)によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2b−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2b3−1(図3(D)参照)を介して導光板2−1に入光し、導光板2−1によって導光され、反射膜3−1によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2b−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2b3−1(図3(D)参照)によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2c−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2c2−1(図3(C)参照)を介して導光板2−1から出射し、出射光L7となって観察位置OP1に到達する。その結果、第1の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP1からLED照明装置100を見た時に、出射光L7によって、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2c−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2c2−1(図3(C)参照)が第2色に光って見える。
更に、第1の実施形態のLED照明装置100では、図10に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−2から照射された第2色の光の一部が、導光板2−2の入光部2b−2(図4参照)を介して導光板2−2に入光し、導光板2−2によって導光され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1a−2(図4(A)参照)の鉛直面2a1a1−2(図4(B)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1d−2(図4(A)参照)の鉛直面2a1d1−2(図4(B)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2b−2(図4(A)参照)の傾斜面2a2b2−2(図4(C)参照)を介して導光板2−2から出射し、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2b−2(図4(A)参照)の傾斜面2a2b3−2(図4(D)参照)によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2c−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2c3−1(図3(D)参照)を介して導光板2−1に入光し、導光板2−1によって導光され、反射膜3−1によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2c−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2c3−1(図3(D)参照)によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2d−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2d2−1(図3(C)参照)を介して導光板2−1から出射し、出射光L8となって観察位置OP1に到達する。その結果、第1の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP1からLED照明装置100を見た時に、出射光L8によって、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2d−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2d2−1(図3(C)参照)が第2色に光って見える。
換言すれば、第1の実施形態のLED照明装置100では、図7〜図10に示すように、導光板2−2の発光面2a−2を介して出射したLED光源1−2からの第2色の光の一部分(詳細には、光L5,L6,L7,L8)が、導光板2−1の発光面2a−1に到達する。その結果、第1の実施形態のLED照明装置100では、導光板2−2の発光面2a−2を介して出射し、導光板2−1の発光面2a−1に到達したLED光源1−2からの第2色の光L5,L6,L7,L8によって、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)が、第2色に光って見える。
そのため、第1の実施形態のLED照明装置100によれば、第1色の光のみがLED光源1−1から導光板2−1の入光部2b−1を介して導光板2−1に入光せしめられるにもかかわらず、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1が、第1色とは異なる色に光って見えるようにすることができる。
第1の実施形態のLED照明装置100では、6個のLED光源1−1,1−2,1−3,1−4,1−5,1−6および6個の導光板2−1,2−2,2−3,2−4,2−5,2−6が設けられているが、第2の実施形態のLED照明装置100では、代わりに、LED光源1−3,1−4,1−5,1−6および6個の導光板2−3,2−4,2−5,2−6を省略することも可能である。
更に、第1の実施形態のLED照明装置100では、図1(B)に示すように、導光板2−1の発光面2a−1の背面2d−1に反射膜3−1が設けられている。その結果、第1の実施形態のLED照明装置100では、図8〜図10に示すように、導光板2−2の発光面2a−2を介して出射し、導光板2−1の発光面2a−1に到達したLED光源1−2からの第2色の光L6,L7,L8が、導光板2−1の発光面2a−1を透過し、反射膜3−1によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1を介して出射し、観察位置OP1に到達する。そのため、第1の実施形態のLED照明装置100によれば、反射膜3−1が設けられていない場合よりも、観察位置OP1からLED照明装置100を見た時に、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1が明るく光って見えるようにすることができる。
第1の実施形態のLED照明装置100では、図1(A)に示すように、導光板2−1,2−2,2−3,2−4,2−5,2−6に反射膜3−1,3−2,3−3,3−4,3−5,3−6がそれぞれ設けられているが、第3の実施形態のLED照明装置100では、代わりに、反射膜3−1,3−2,3−3,3−4,3−5,3−6を省略することも可能である。第3の実施形態のLED照明装置100では、導光板2−1によって導光される光の一部が導光板2−1の背面2d−1によって内面反射され、導光板2−2によって導光される光の一部が導光板2−2の背面2d−2によって内面反射され、導光板2−3によって導光される光の一部が導光板2−3の背面によって内面反射され、導光板2−4によって導光される光の一部が導光板2−4の背面によって内面反射され、導光板2−5によって導光される光の一部が導光板2−5の背面によって内面反射され、導光板2−6によって導光される光の一部が導光板2−6の背面によって内面反射される。
また、第1の実施形態のLED照明装置100では、図11に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−1から照射された第1色の光の一部が、導光板2−1の入光部2b−1(図3参照)を介して導光板2−1に入光し、導光板2−1によって導光され、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1b−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1b2−1(図3(C)参照)を介して導光板2−1から出射し、出射光L11となって、観察位置OP1(図5参照)とは異なる観察位置OP2に到達する。その結果、第1の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP2からLED照明装置100を見た時に、出射光L11によって、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1b−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1b2−1(図3(C)参照)が第1色に光って見える。
更に、第1の実施形態のLED照明装置100では、図11に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−1から照射された第1色の光の一部が、導光板2−1の入光部2b−1(図3参照)を介して導光板2−1に入光し、導光板2−1によって導光され、反射膜3−1によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1c−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1c2−1(図3(C)参照)を介して導光板2−1から出射し、出射光L12となって観察位置OP2に到達する。その結果、第1の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP2からLED照明装置100を見た時に、出射光L12によって、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1c−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1c2−1(図3(C)参照)が第1色に光って見える。
また、第1の実施形態のLED照明装置100では、図12に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−2から照射された第2色の光の一部が、導光板2−2の入光部2b−2(図4参照)を介して導光板2−2に入光し、導光板2−2によって導光され、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2a−2(図4(A)参照)の傾斜面2a2a2−2(図4(C)参照)を介して導光板2−2から出射し、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2a−2(図4(A)参照)の傾斜面2a2a3−2(図4(D)参照)を介して導光板2−2に入光し、導光板2−2によって導光され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2c−2(図4(A)参照)の傾斜面2a2c2−2(図4(C)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2b−2(図4(A)参照)の傾斜面2a2b3−2(図4(D)参照)を介して導光板2−2から出射し、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1d−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1d2−1(図3(C)参照)によって反射され、反射光L13となって観察位置OP2に到達する。その結果、第1の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP2からLED照明装置100を見た時に、反射光L13によって、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1d−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1d2−1(図3(C)参照)が第2色に光って見える。
更に、第1の実施形態のLED照明装置100では、図13に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−2から照射された第2色の光の一部が、導光板2−2の入光部2b−2(図4参照)を介して導光板2−2に入光し、導光板2−2によって導光され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1a−2(図4(A)参照)の鉛直面2a1a1−2(図4(B)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1d−2(図4(A)参照)の鉛直面2a1d1−2(図4(B)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2a−2(図4(A)参照)の鉛直面2a2a1−2(図4(B)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2c−2(図4(A)参照)の傾斜面2a2c2−2(図4(C)参照)を介して導光板2−2から出射し、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2c−2(図4(A)参照)の傾斜面2a2c3−2(図4(D)参照)を介して導光板2−2に入光し、導光板2−2によって導光され、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2d−2(図4(A)参照)の傾斜面2a2d2−2(図4(C)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の先端面2c−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2d−2(図4(A)参照)の傾斜面2a2d3−2(図4(D)参照)によって反射され、導光板2−2の先端面2c−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2d−2(図4(A)参照)の傾斜面2a2d3−2(図4(D)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2d−2(図4(A)参照)の鉛直面2a2d1−2(図4(B)参照)を介して導光板2−2から出射し、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1e−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1e2−1(図3(C)参照)によって反射され、反射光L14となって観察位置OP2に到達する。その結果、第1の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP2からLED照明装置100を見た時に、反射光L14によって、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1e−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1e2−1(図3(C)参照)が第2色に光って見える。
また、第1の実施形態のLED照明装置100では、図14に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−2から照射された第2色の光の一部が、導光板2−2の入光部2b−2(図4参照)を介して導光板2−2に入光し、導光板2−2によって導光され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1d−2(図4(A)参照)の傾斜面2a1d2−2(図4(C)参照)を介して導光板2−2から出射し、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1d−2(図4(A)参照)の傾斜面2a1d3−2(図4(D)参照)を介して導光板2−2に入光し、導光板2−2によって導光され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1e−2(図4(A)参照)の傾斜面2a1e2−2(図4(C)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1e−2(図4(A)参照)の鉛直面2a1e1−2(図4(B)参照)を介して導光板2−2から出射し、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2c−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2c3−1(図3(D)参照)によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2c−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2c2−1(図3(C)参照)を介して導光板2−1に入光し、導光板2−1によって導光され、反射膜3−1によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1d−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1d3−1(図3(D)参照)によって反射され、反射膜3−1によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1e−1(図3(A)参照)の鉛直面2a1e1−1(図3(B)参照)によって反射され、反射膜3−1によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1e−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1e3−1(図3(D)参照)によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2a−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2a2−1(図3(C)参照)を介して導光板2−1から出射し、出射光L15となって観察位置OP2に到達する。その結果、第1の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP2からLED照明装置100を見た時に、出射光L15によって、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2a−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2a2−1(図3(C)参照)が第2色に光って見える。
更に、第1の実施形態のLED照明装置100では、図15に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−2から照射された第2色の光の一部が、導光板2−2の入光部2b−2(図4参照)を介して導光板2−2に入光し、導光板2−2によって導光され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1d−2(図4(A)参照)の傾斜面2a1d2−2(図4(C)参照)を介して導光板2−2から出射し、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1d−2(図4(A)参照)の傾斜面2a1d3−2(図4(D)参照)を介して導光板2−2に入光し、導光板2−2によって導光され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1e−2(図4(A)参照)の傾斜面2a1e2−2(図4(C)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1e−2(図4(A)参照)の鉛直面2a1e1−2(図4(B)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1e−2(図4(A)参照)の鉛直面2a1e1−2(図4(B)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2a−2(図4(A)参照)の傾斜面2a2a2−2(図4(C)参照)を介して導光板2−2から出射し、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のレンズカット2a1e−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1e3−1(図3(D)参照)を介して導光板2−1に入光し、導光板2−1によって導光され、反射膜3−1によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2a−1(図3(A)参照)の鉛直面2a2a1−1(図3(B)参照)によって反射され、反射膜3−1によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2a−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2a3−1(図3(D)参照)によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2b−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2b2−1(図3(C)参照)を介して導光板2−1から出射し、出射光L16となって観察位置OP2に到達する。その結果、第1の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP2からLED照明装置100を見た時に、出射光L16によって、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2b−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2b2−1(図3(C)参照)が第2色に光って見える。
また、第1の実施形態のLED照明装置100では、図16に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−2から照射された第2色の光の一部が、導光板2−2の入光部2b−2(図4参照)を介して導光板2−2に入光し、導光板2−2によって導光され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1c−2(図4(A)参照)の傾斜面2a1c2−2(図4(C)参照)を介して導光板2−2から出射し、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1c−2(図4(A)参照)の傾斜面2a1c3−2(図4(D)参照)を介して導光板2−2に入光し、導光板2−2によって導光され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2a−2(図4(A)参照)の傾斜面2a2a2−2(図4(C)参照)を介して導光板2−2から出射し、導光板2−2の発光面2a−2の先端側部分2a2−2(図4(A)参照)のレンズカット2a2a−2(図4(A)参照)の傾斜面2a2a3−2(図4(D)参照)によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2a−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2a3−1(図3(D)参照)を介して導光板2−1に入光し、導光板2−1によって導光され、反射膜3−1によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2b−1(図3(A)参照)の鉛直面2a2b1−1(図3(B)参照)によって反射され、反射膜3−1によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2b−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2b3−1(図3(D)参照)によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2c−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2c2−1(図3(C)参照)を介して導光板2−1から出射し、出射光L17となって観察位置OP2に到達する。その結果、第1の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP2からLED照明装置100を見た時に、出射光L17によって、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2c−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2c2−1(図3(C)参照)が第2色に光って見える。
更に、第1の実施形態のLED照明装置100では、図17に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−2から照射された第2色の光の一部が、導光板2−2の入光部2b−2(図4参照)を介して導光板2−2に入光し、導光板2−2によって導光され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1a−2(図4(A)参照)の鉛直面2a1a1−2(図4(B)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1d−2(図4(A)参照)の傾斜面2a1d2−2(図4(C)参照)を介して導光板2−2から出射し、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1d−2(図4(A)参照)の傾斜面2a1d3−2(図4(D)参照)を介して導光板2−2に入光し、導光板2−2によって導光され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1e−2(図4(A)参照)の傾斜面2a1e2−2(図4(C)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1e−2(図4(A)参照)の鉛直面2a1e1−2(図4(B)参照)によって反射され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図4(A)参照)のレンズカット2a1e−2(図4(A)参照)の鉛直面2a1e1−2(図4(B)参照)を介して導光板2−2から出射し、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2b−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2b2−1(図3(C)参照)によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2b−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2b3−1(図3(D)参照)を介して導光板2−1に入光し、導光板2−1によって導光され、反射膜3−1によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2d−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2d2−1(図3(C)参照)を介して導光板2−1から出射し、出射光L18となって観察位置OP2に到達する。その結果、第1の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP2からLED照明装置100を見た時に、出射光L18によって、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図3(A)参照)のレンズカット2a2d−1(図3(A)参照)の傾斜面2a2d2−1(図3(C)参照)が第2色に光って見える。
つまり、第1の実施形態のLED照明装置100では、図6および図12に示すように、観察者の視点が、例えば、観察位置OP1(図6参照)から観察位置OP2(図12参照)まで、概略平板状の導光板2−1に対して概略垂直に、かつ、概略平板状の導光板2−1からの距離が増加する側(すなわち、図6および図12の左側)に移動せしめられると、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のうち、出射光L3(図6参照)によって第1色に光って見えていたレンズカット2a1d−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1d2−1(図3(C)参照)が、反射光L13(図12参照)によって第2色に光って見えるように変化する。
また、第1の実施形態のLED照明装置100では、図6および図13に示すように、観察者の視点が、例えば、観察位置OP1(図6参照)から観察位置OP2(図13参照)まで、概略平板状の導光板2−1に対して概略垂直に、かつ、概略平板状の導光板2−1からの距離が増加する側(すなわち、図6および図13の左側)に移動せしめられると、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図3(A)参照)のうち、出射光L4(図6参照)によって第1色に光って見えていたレンズカット2a1e−1(図3(A)参照)の傾斜面2a1e2−1(図3(C)参照)が、反射光L14(図12参照)によって第2色に光って見えるように変化する。
そのため、第1の実施形態のLED照明装置100によれば、LED光源1−1,1−2の点灯状態を切り換える必要なく、導光板2−1の発光面2a−1の見え方を変化させることができる。
第1の実施形態のLED照明装置100では、図1に示すように、6組のLED光源1−1,1−2,1−3,1−4,1−5,1−6および導光板2−1,2−2,2−3,2−4,2−5,2−6が設けられ、中空の概略正六角柱形状になるように、かつ、各導光板2−1,2−2,2−3,2−4,2−5,2−6の発光面2a−1,2a−2,…が正六角柱の中心軸線CLG1の側に指向するように、6個の導光板2−1,2−2,2−3,2−4,2−5,2−6が配置されているが、第4の実施形態のLED照明装置100では、代わりに、N組(Nは6以外の偶数であって、4以上の偶数)のLED光源および導光板を設け、中空の概略正N角柱形状になるように、かつ、各導光板の発光面が正N角柱の中心軸線の側に指向するように、N個の導光板を配置することも可能である。
図18は第5の実施形態のLED照明装置100の概略的な構成図である。詳細には、図18(A)は第5の実施形態のLED照明装置100の概略的な斜視図、図18(B)は第5の実施形態のLED照明装置100の概略的な平面図である。図19は図18(B)に示す第5の実施形態のLED照明装置100の主要部の拡大図である。
第1の実施形態のLED照明装置100では、図1に示すように、6個の導光板2−1,2−2,2−3,2−4,2−5,2−6が設けられ、1個の正六角柱が形成されているが、第5の実施形態のLED照明装置100では、図18および図19に示すように、6個の導光板2−1,2−2,2−3,2−4,2−5,2−6の他に、複数の導光板2−7,2−8,2−9,2−10,2−11,2−12,…が設けられ、7個の正六角柱が形成されている。詳細には、第5の実施形態のLED照明装置100では、7個の正六角柱がハニカム状に(つまり、隙間なく隣接して)配列されている。また、第5の実施形態のLED照明装置100では、導光板2−7の発光面と、導光板2−8の発光面と、導光板2−9の発光面と、導光板2−10の発光面と、導光板2−11の発光面と、導光板2−12の発光面とが正六角柱の中心軸線CLG2の側に指向するように、6個の導光板2−7,2−8,2−9,2−10,2−11,2−12が配置されている。
更に、第5の実施形態のLED照明装置100では、図18に示すように、複数の導光板2−7,2−8,2−9,2−10,2−11,2−12,…が導光板2−1と同様に構成されている。また、反射膜3−1を介して、導光板2−1の発光面2a−1(図1(B)参照)の背面2d−1(図1(B)参照)と、導光板2−7の発光面の背面とが隣接せしめられている。更に、LED光源1−1の光軸が反射膜3−1に含まれるように、LED光源1−1の光軸が導光板2−1と導光板2−7との間に配置されている。
その結果、第5の実施形態のLED照明装置100では、LED光源1−1の光の一部分が、導光板2−1の入光部2b−1(図1(B)参照)を介して導光板2−1に入光し、導光板2−1によって導光され、導光板2−1の発光面2a−1(図1(B)参照)を介して導光板2−1から出射する。更に、LED光源1−1の光の他の一部分が、導光板2−7の入光部を介して導光板2−7に入光し、導光板2−7によって導光され、導光板2−7の発光面を介して導光板2−7から出射する。
そのため、第5の実施形態のLED照明装置100によれば、導光板2−1および導光板2−7のそれぞれに対してLED光源が設けられる場合よりも、LED光源の数を削減することができる。つまり、第5の実施形態のLED照明装置100によれば、LED光源の数を抑制しつつ、導光板の発光面の数を増加させることができる。
以下、本発明のLED照明装置の第6の実施形態について説明する。第6の実施形態のLED照明装置100は、後述する点を除き、上述した第1の実施形態のLED照明装置100とほぼ同様に構成されている。従って、第6の実施形態のLED照明装置100によれば、後述する点を除き、上述した第1の実施形態のLED照明装置100とほぼ同様の効果を奏することができる。
図20は第6の実施形態のLED照明装置100の概略的な構成図である。詳細には、図20(A)は第6の実施形態のLED照明装置100の概略的な平面図、図20(B)は図20(A)のC−C線に沿った概略的な鉛直断面図である。図21は図20に示す導光板2−1の部品図である。詳細には、図21(A)は導光板2−1の後側面図、図21(B)は導光板2−1の底面図、図21(C)は導光板2−1の左側面図、図21(D)は導光板2−1の平面図、図21(E)は導光板2−1の右側面図、図21(F)は導光板2−1の斜視図、図21(G)は導光板2−1の前側面図である。
図22は図20(B)に示す鉛直断面内を進む光L21,L22を説明するための図である。図23は図20(B)に示す鉛直断面内を進む光L23を説明するための図である。図24は図20(B)に示す鉛直断面内を進む光L24を説明するための図である。図25は図20(B)に示す鉛直断面内を進む光L25を説明するための図である。図26は図20(B)に示す鉛直断面内を進む光25’を説明するための図である。
第1の実施形態のLED照明装置100では、図1〜図4に示すように、概略平板状の導光板2−1の概略長方形の発光面2a−1に複数の正六角形の凹状のレンズカット2a1a−1,2a1b−1,2a1c−1,2a1d−1,2a1e−1,2a2a−1,2a2b−1,2a2c−1,2a2d−1,…(図2(F)および図3(A)参照)が形成され、それらがハニカム状に(つまり、隙間なく隣接して)配列されているが、第6の実施形態のLED照明装置100では、代わりに、図20に示すように、概略平板状の導光板2−1の概略長方形の発光面2a−1の全体に例えばシボ加工、ブラスト加工などによって微細凹凸が形成されている。
また、第6の実施形態のLED照明装置100では、図20に示すように、導光板2−2,2−3,2−4,2−5,2−6が、導光板2−1(図20および図21参照)と同様に構成されている。
詳細には、第6の実施形態のLED照明装置100では、図22に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−1から照射された第1色の光の一部が、導光板2−1の入光部2b−1(図20(B)参照)を介して導光板2−1に入光し、導光板2−1によって導光され、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図20(B)参照)の微細凹凸によって屈折せしめられて導光板2−1から出射し、出射光L21となって観察位置OP1に到達する。その結果、第6の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP1からLED照明装置100を見た時に、出射光L21によって、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図20(B)参照)が第1色に光って見える。
更に、第6の実施形態のLED照明装置100では、図22に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−1から照射された第1色の光の一部が、導光板2−1の入光部2b−1(図20(B)参照)を介して導光板2−1に入光し、導光板2−1によって導光され、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図20(B)参照)の微細凹凸によって屈折せしめられて導光板2−1から出射し、出射光L22となって観察位置OP1に到達する。その結果、第6の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP1からLED照明装置100を見た時に、出射光L22によって、導光板2−1の発光面2a−1の根元側部分2a1−1(図20(B)参照)が第1色に光って見える。
また、第6の実施形態のLED照明装置100では、図23に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−2から照射された第2色の光の一部が、導光板2−2の入光部2b−2(図20(B)参照)を介して導光板2−2に入光し、導光板2−2によって導光され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図20(B)参照)の微細凹凸によって屈折せしめられて導光板2−2から出射し、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図20(B)参照)の微細凹凸によって反射され、反射光L23となって観察位置OP1に到達する。その結果、第6の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP1からLED照明装置100を見た時に、反射光L23によって、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図20(B)参照)が第2色に光って見える。
更に、第6の実施形態のLED照明装置100では、図24に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−2から照射された第2色の光の一部が、導光板2−2の入光部2b−2(図20(B)参照)を介して導光板2−2に入光し、導光板2−2によって導光され、反射膜3−2によって反射され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図20(B)参照)と先端側部分2a2−2(図20(B)参照)との間の中間部分2a3−2(図20(B)参照)の微細凹凸によって屈折せしめられて導光板2−2から出射し、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図20(B)参照)の微細凹凸によって反射され、反射光L24となって観察位置OP1に到達する。その結果、第6の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP1からLED照明装置100を見た時に、反射光L24によって、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図20(B)参照)が第2色に光って見える。
換言すれば、第6の実施形態のLED照明装置100では、図23および図24に示すように、導光板2−2の発光面2a−2を介して出射したLED光源1−2からの第2色の光の一部分(詳細には、光L23,L24)が、導光板2−1の発光面2a−1に到達する。その結果、第6の実施形態のLED照明装置100では、導光板2−2の発光面2a−2を介して出射し、導光板2−1の発光面2a−1に到達したLED光源1−2からの第2色の光L23,L24によって、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1(図20(B)参照)が、第2色に光って見える。
そのため、第6の実施形態のLED照明装置100によれば、第1色の光のみがLED光源1−1から導光板2−1の入光部2b−1を介して導光板2−1に入光せしめられるにもかかわらず、導光板2−1の発光面2a−1の先端側部分2a2−1が、第1色とは異なる色に光って見えるようにすることができる。
また、第6の実施形態のLED照明装置100では、図25に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−1から照射された第1色の光の一部が、導光板2−1の入光部2b−1(図20(B)参照)を介して導光板2−1に入光し、導光板2−1によって導光され、反射膜3−1によって反射され、導光板2−1の発光面2a−1の中間部分2a3−1(図20(B)参照)の微細凹凸によって屈折せしめられて導光板2−1から出射し、出射光L25となって観察位置OP1に到達する。
更に、第6の実施形態のLED照明装置100では、図26に示す鉛直断面内において、例えば、LED光源1−2から照射された第2色の光の一部が、導光板2−2の入光部2b−2(図20(B)参照)を介して導光板2−2に入光し、導光板2−2によって導光され、導光板2−2の発光面2a−2の根元側部分2a1−2(図20(B)参照)の微細凹凸によって屈折せしめられて導光板2−2から出射し、導光板2−1の発光面2a−1の中間部分2a3−1(図20(B)参照)の微細凹凸によって反射されて反射光L25’となり、導光板2−1の発光面2a−1の中間部分2a3−1(図20(B)参照)からの出射光25(図25参照)とほぼ同じ軌跡を描きながら観察位置OP1に到達する。
その結果、第6の実施形態のLED照明装置100では、観察位置OP1からLED照明装置100を見た時に、出射光L25(図25参照)および反射光L25’(図26参照)によって、導光板2−1の発光面2a−1の中間部分2a3−1(図20(B)参照)が第1色と第2色との混合色に光って見える。
そのため、第6の実施形態のLED照明装置100によれば、第1色の光のみがLED光源1−1から導光板2−1の入光部2b−1を介して導光板2−1に入光せしめられるにもかかわらず、第1色に光って見える根元側部分2a1−1と、第1色とは異なる第2色に光って見える先端側部分2a2−1と、第1色と第2色との混合色に光って見える中間部分2a3−1とを導光板2−1の発光面2a−1に形成することができる。
第7の実施形態では、上述した第1から第6の実施形態を適宜組み合わせることも可能である。