JP2013125080A - 撮影用光学装置の揺動装置支持機構 - Google Patents

撮影用光学装置の揺動装置支持機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2013125080A
JP2013125080A JP2011272533A JP2011272533A JP2013125080A JP 2013125080 A JP2013125080 A JP 2013125080A JP 2011272533 A JP2011272533 A JP 2011272533A JP 2011272533 A JP2011272533 A JP 2011272533A JP 2013125080 A JP2013125080 A JP 2013125080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
coil
movable frame
fixed frame
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011272533A
Other languages
English (en)
Inventor
Kokichi Terajima
厚吉 寺嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
XINHONGZHOU PRECISION Tech CO Ltd
Micro Win Tech Inc
Largan Precision Co Ltd
Original Assignee
XINHONGZHOU PRECISION Tech CO Ltd
Micro Win Tech Inc
Largan Precision Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by XINHONGZHOU PRECISION Tech CO Ltd, Micro Win Tech Inc, Largan Precision Co Ltd filed Critical XINHONGZHOU PRECISION Tech CO Ltd
Priority to JP2011272533A priority Critical patent/JP2013125080A/ja
Publication of JP2013125080A publication Critical patent/JP2013125080A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構成で撮影用光学装置を装着した可動フレームを固定フレームに対してレンズの光軸方向に直交する軸周りに回転させることのできる撮影用光学装置の揺動装置支持機構を提供する。
【解決手段】レンズ駆動装置が搭載された可動フレーム11を固定フレーム12に対して揺動可能に支持する棒状の弾性部材から成る4本の支持脚16を備え、レンズの光軸をZ軸とし、Z軸に直交する2方向をそれぞれX軸及びY軸としたとき、各支持脚16の一端が固定フレーム12にそれぞれ連結され、他端が可動フレーム11にそれぞれ連結され、固定フレーム12側の4つの連結部を結ぶ正方形の外接円と可動フレーム11側の4つの連結部を結ぶ正方形の外接円とが、同軸でかつ径が互いに異なるように、4本の各支持脚16を可動フレーム11と固定フレーム12とに取付けるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズ駆動装置やイメージセンサーなどの撮影用光学装置を装着した可動部材を固定部材に対してレンズの光軸と直交する軸周りに揺動可能に支持する撮影用光学装置の支持機構に関するものである。
従来、携帯電話等に搭載されるカメラにおいては、撮影時に発生する手振れを抑制するため、レンズ駆動装置と撮像素子とを搭載した可動フレームを揺動させて手振れを抑制する手振れ抑制機能付き撮影用光学装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の撮影用光学装置では、可動フレームを支持する固定フレームに形成された半球状の支持突起にて可動フレームを被写体側とは反対側から支持するとともに、可動フレームの外周面に手振れ補正用のマグネットを搭載し、固定フレームにレンズの光軸と直交する軸周りに巻き回された手振れ補正用コイルを搭載し、この手振れ補正用コイルに通電することで、可動フレームをレンズの光軸方向に直交する軸回りに揺動させて手振れを抑制するようにしている。
また、レンズホルダーをレンズの光軸方向であるZ軸方向に延長する弾性体から成る4本のワイヤで固定部に支持するとともに、レンズホルダーにZ軸方向に平行な軸周りに巻回された長軸方向がそれぞれX軸方向及びY軸方向に平行な長円環状のコイル対を2組搭載し、固定部の前記コイルに対向する位置にそれぞれマグネットを装着し、前記コイル対の一方または両方に通電することで、レンズホルダーをレンズの光軸方向に直交する方向に平面移動させる構成の撮像装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2009−294393号公報 特開2007−293125号公報
しかしながら、特許文献1に記載の撮影用光学装置では、半球状の支持突起は単独では可動モジュールを安定して揺動させることが困難であるため、可動フレームの下端に半球状の支持突起に当接するセンサ用支持基盤を介挿させたり、可動フレームと固定部とを、平面形状が矩形で厚さ方向がZ軸方向であるジンバルバネで懸架する必要があるため、構造が複雑であるだけでなく、部品点数が多くなり組み立ての工数が増えてしまうといった問題点があった。
また、実際の手振れは、可動フレームがレンズの光軸方向に直交する平面内で移動するものよりも、レンズの光軸方向に直交する軸周りに揺動する手振れが圧倒的に多いので、特許文献2に記載の撮像装置のレンズホルダーの支持方法を手振れ抑制機能付き撮影用光学装置に適用しても、実際に起こる手振れを十分に抑制することは困難である。
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構成で撮影用光学装置を装着した可動フレームを固定フレームに対してレンズの光軸方向に直交する軸周りに回転させることのできる撮影用光学装置の揺動装置支持機構を提供することを目的とする。
本願発明は、揺動用コイルと揺動用磁石とを備え、レンズ駆動装置及びイメージセンサーのいずれか一方または両方を備えた撮影用光学装置が搭載された可動フレームを固定フレームに対して揺動させる撮影用光学装置の揺動装置に用いられる、前記可動フレームを前記固定フレームに対して揺動可能に支持する支持機構であって、前記支持機構は、棒状の弾性部材から成る4本の支持脚を1組とする支持部材を少なくとも1組備え、レンズ駆動装置に装着されるレンズの光軸をZ軸とし、Z軸に直交する2方向をそれぞれX軸及びY軸としたとき、前記各組の支持脚の一端が、Z軸を中心にしてX軸及びY軸に対して線対称になる4つの連結部において前記固定フレームにそれぞれ連結され、前記各組の支持脚の他端が、Z軸を中心にしてX軸及びY軸に対して線対称になる4つの連結部において前記可動フレームにそれぞれ連結され、前記固定フレーム側の4つの連結部を結ぶ長方形もしくは正方形の外接円と前記可動フレーム側の4つの連結部を結ぶ長方形もしくは正方形の外接円とは、同軸でかつ径が互いに異なっていることを特徴とする。
このように、各組の支持部材を構成する4本の支持脚の固定フレーム側の4つの連結部を結ぶ長方形もしくは正方形の外接円と可動フレーム側の4つの連結部を結ぶ長方形もしくは正方形の外接円とが同軸でかつ径が互いに異なっているように、可動フレームにZ軸と直交する軸方向の力を作用させれば、可動フレームを前記軸と直交する軸(XY平面上の軸)回りに揺動させることができるので、レンズの光軸方向に直交する軸周りに揺動する手振れを確実に抑制することができる。
なお、このような配置では、各組の支持部材を構成する4本の支持脚の一端側を結んだ図形と他端側を結んだ図形とは、互いに相似であって、かつ、辺の長さが異なる長方形もしくは正方形となり、4本の支持脚は、2つの長方形もしくは正方形の各頂点同士を結ぶ位置に配置される。
また、本願発明は、前記支持脚が、前記固定フレームの外側において前記可動フレームに連結されていることを特徴とする。
これにより、支持脚を容易に取付けることができる。
また、本願発明は、前記固定フレームの外周部と前記可動フレームの外周部とにはそれぞれ切欠き部が形成され、前記切欠き部に前記支持脚の端部が固定されていることを特徴とする。
これにより、支持脚の取付けが容易になるとともに、支持脚が固定フレーム及び可動フレームの外周部よりも内側に取付けられるので、装置を小型化できる。
また、本願発明は、前記支持脚が導電性材料から構成され、前記支持脚と前記揺動用コイルとが電気的に接続されていることを特徴とする。
これにより、支持部材を構成する各支持脚を介して揺動用コイルに電流を供給するなど、支持部材を給電手段の一部として利用できるので、部品点数を減らすことができるとともに、配線が容易となるので、組み立て工程を簡略化できる。
また、本願発明は、前記支持脚の前記連結部にダンピング材が塗布されていることを特徴とする。
これにより、振動エネルギーを吸収できるので、可動フレームの不要な振動を抑制することができる。
なお、前記発明の概要は、本発明の必要な全ての特徴を列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
本発明の実施の形態に係る撮影用光学装置の揺動装置支持機構の構成を示す斜視図である。 図1のA−A断面図とB−B断面図である。 撮影用光学装置の揺動装置支持機構の分解斜視図である。 支持脚の形状を示す図である。 前側連結点と後側連結点との関係を示す図である。 揺動用コイルの結線例を示す図である。 揺動用コイルと揺動用磁石の関係を示す図である。 揺動用コイルに発生するローレンツ力を示す図である。 撮影用光学装置の揺動装置支持機構の動作を説明するための図である。 撮影用光学装置の揺動装置支持機構の動作を説明するための図である。 可動フレームと固定フレームの他の接続例を示す図である。 可動フレームと固定フレームの他の接続例を示す図である。 撮影用光学装置の揺動装置支持機構の他の構成を示す図である。 可動フレームと固定フレームの他の接続例を示す図である。 揺動用コイルを固定フレームに取付けた構成を示す図である。 揺動用コイルと揺動用磁石の他の配置例を示す図である。 揺動用コイルと揺動用磁石の他の配置例を示す図である。
以下、実施の形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また、実施の形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1〜図3は、本実施の形態に係る撮影用光学装置の揺動装置(以下、揺動装置という)10の構成を示す図で、図1は斜視図、図2(a)は図1のA−A断面図、図2(b)はB−B断面図、図3は分解斜視図である。
揺動装置10は、可動フレーム11と、固定フレーム12と、揺動用コイル13と、揺動用磁石14と、磁気ヨーク15と、支持部材を構成する4本の支持脚16と、コイル取付用基板17と、外部接続用基板18と、ダンピング層19A,19Bとを備える。
本例では、支持機構を前記4本の支持脚16を有する1組の支持部材で構成した。
図2(a),(b)に示すように、可動フレーム11の内部には撮影用光学装置としてのレンズ駆動装置21が装着され、固定フレーム12には、イメージセンサー22を搭載したモジュール基板23が取付けられる。
以下、レンズ駆動装置21に搭載される図示しないレンズの光軸方向をZ軸方向、Z軸に直交する方向であって互いに直交する2方向をそれぞれX軸方向及びY軸方向とする。また、被写体側をZ軸前方(+Z側)とする。
可動フレーム11は、X軸に垂直な一対の側壁111,112とY軸に垂直な一対の側壁113,114とを備えた正方形枠の可動フレーム本体11aと、可動フレーム本体11aの側壁111〜114の+Z側から可動フレーム本体11aの外側に突出するように設けられた前側フランジ11bとを備える。
前側フランジ11bの4隅には各支持脚16の+Z側の端部を取付けるための前側切欠き部11cがそれぞれ形成されている。
固定フレーム12は、可動フレーム本体11aを囲むように配置される正方形枠状の固定フレーム本体12aと、固定フレーム本体12aの側壁121〜124の−Z側から固定フレーム本体12aの外側に突出する後側フランジ12bとを備える。側壁121,122はX軸に垂直な一対の側壁で、側壁123,124はY軸に垂直な側壁である。
後側フランジ12bの4隅には各支持脚16の−Z側の端部を取付けるための後側切欠き部12cがそれぞれ形成されている。
可動フレーム11及び固定フレーム12は、例えば、成形等によって形成した樹脂から構成してもよいし、磁気ヨークとしての機能を兼ねる目的で、プレス等を用いて成形した軟磁性材料から構成してもよい。
16は弾性部材から成る棒状の部材で、+Z側の端部が可動フレーム11の4つの前側切欠き部11cに固定され、−Z側の端部が固定フレーム12の4つの後側切欠き部12cに固定される。支持脚16は接着剤により固定してもよいし、ハンダ付けあるいは溶接等により固定してもよい。
本例では、各支持脚16をリン青銅やベリリウム銅等の金属もしくは合金から成る導電性を有するバネ材料から構成することで、図示しない電流供給手段に接続される外部接続用基板18と揺動用コイル13が接続されるコイル取付用基板17とを導電性材料である支持脚16を介して電気的に接続するようにしている。
すなわち、各支持脚16をそれぞれ導電性材料から構成すれば、支持脚16を揺動用コイル13への給電手段の一部として利用できる。
支持脚16の形状としては、例えば、図4(a)に示すような円柱状のものを用いてもよいし、図4(b)に示すような角柱状(三角柱状、四角柱状、五角柱状など)を用いてもよい。
また、支持脚として、図4(c)に示すような、支持脚本体16aを前側及び後側接合部16bと連結ピン16cにより連結されたヒンジ状の支持脚16Hを用いれば、支持脚本体16aに捩れが生じることがないので、可動フレーム11を確実にZ軸に垂直な軸周りに揺動させることができる。
ここで、図5(a)に示すように、可動フレーム11と各支持脚16との連結点である前側切欠き部11cに固定された各支持脚16の+Z側の端部p,q,r,sを前側連結点とし、固定フレーム12と各支持脚16との連結点である後側切欠き部12cに固定された各支持脚16の−Z側の端部P,Q,R,Sを後側連結点とすると、前側連結点p,q,r,sと後側連結点P,Q,R,Sはともに正方形の4つの頂点を構成する。すなわち、前側連結点p,q,r,sと後側連結点P,Q,R,SとはそれぞれZ軸を中心にしてX軸及びY軸に対して線対称であり、前側連結点p,q,r,sの構成する正方形の辺の長さは、後側連結点P,Q,R,Sの構成する正方形の辺よりも短い。
換言すれば、図5(b)に示すように、可動フレーム11側にある前側連結点p,q,r,sの構成する正方形の外接円である前側外接円と固定フレーム12側にある後側連結点P,Q,R,Sを結ぶ正方形の外接円である後側外接円とは同軸で、かつ、前側外接円の径が後側外接円の径よりも短い。
これにより、4本の支持脚16を、+Z側に行くに従って可動フレーム11の中心軸であるZ軸に近づくように、Z軸に対して傾いた状態で可動フレーム11と固定フレーム12とに取付けることができる。
なお、可動フレーム11に搭載されるレンズ駆動装置21の外形等によっては、前側連結点p,q,r,sを結ぶ四角形と後側連結点P,Q,R,Sを結ぶ四角形とをともに長方形としてもよいが、レンズ駆動装置21の外形が円筒状、正多角形筒状の場合には、本例のように、対称性を考慮して、正方形とすることが好ましい。
揺動用コイル13は、X軸周りもしくはY軸周りに巻き回された第1〜第4のコイル131〜134を備え、可動フレーム本体11aの側壁111〜114の外周側にそれぞれ取付けられる。
具体的には、図3の上側の図の矢印で示すように、第1のコイル131と第2のコイル132とはX軸周りに巻き回され、第1のコイル131が+X側の側壁111の外周側に取付けられ、第2のコイル132が−X側の側壁112の外周側に取付けられる。また、第3のコイル133と第4のコイル134とはY軸周りに巻き回され、第3のコイル133が+Y側の側壁113の外周側に取付けられ、第4のコイル134が−Y側の側壁114の外周側に取付けられる。
揺動用磁石14は、固定フレーム本体12aの側壁121〜124に、それぞれ、磁気ヨーク15を介して取付けられる第1〜第4の磁石片141〜144を備える。
第1〜第4の磁石片141〜144はそれぞれが板面に垂直な方向に着磁された板状の永久磁石で、第1の磁石片141は−X方向に着磁されて固定フレーム本体12aの側壁121の内周側に第1のコイル131に対向するように取付けられ、第2の磁石片142は+X方向に着磁されて固定フレーム本体12aの側壁122の内周側に第2のコイル132に対向するように磁取付けられる。第3の磁石片143は−Y方向に着磁され固定フレーム本体12aの側壁123の内周側に第3のコイル133に対向するように取付けられ、第4の磁石片144は+Y方向に着磁され固定フレーム本体12aの側壁124の内周側に第4のコイル134に対向するように取付けられる。
磁気ヨーク15は、固定フレーム12の側壁121〜124のそれぞれの内壁側に取付けられる厚さ方向がX軸もしくはY軸に垂直な板状の垂直片15aと、垂直片15aの外縁部からそれぞれX軸方向もしくはY軸方向に突出して枠状を成す4つの突出片15bとを備える(図7(b)参照)。
垂直片15aのそれぞれは第1〜第4の磁石片141〜144の第1〜第4のコイル131〜134側とは反対側の面に当接し、突出片15bがそれぞれ第1〜第4の磁石片141〜144に空隙を隔てて第1〜第4の磁石片141〜144の外周を取り囲むように配置される。
第1〜第4の磁石片141〜144と磁気ヨーク15の突出片15bとの間には空隙部が設けられており、第1〜第4のコイル131〜134は、それぞれこの空隙部に対向するように配置される。
なお、磁気ヨーク15については省略してもよい。磁気ヨーク15を省略した場合には、第1〜第4のコイル131〜134の+Z側の辺13aが第1〜第4の磁石片141〜144の+Z側の端部よりも+Z側に位置し、−Z側の辺13bが第1〜第4の磁石片141〜144の−Z側の端部よりも−Z側に位置させるようにすればよい。
コイル取付用基板17は、図3に示すように、可動フレーム11の前側フランジ11bの外形と同じ外形を有するプリント基板で、前側フランジ11bの裏面側(−Z側)に装着される。コイル取付用基板17は、4隅に形成されて各支持脚16がそれぞれ電気的に接続される支持部材用接続端子17a〜17dと、第1〜第4のコイル131〜134の導線が電気的に接続される揺動コイル用端子171〜178とを備える。
外部接続用基板18は、固定フレーム12の後側フランジ12bの外形と同じ外形を有するプリント基板で、後側フランジ12bの表面側(+Z側)に装着される。外部接続用基板18は、4隅に形成されて各支持脚16がそれぞれ電気的に接続される支持部材用接続端子18a〜18dと、図示しない電流供給手段からの電流供給用導線がそれぞれ電気的に接続される外部接続端子181〜184とを備える。
なお、第1〜第4のコイル131〜134とコイル取付用基板17、コイル取付用基板17と支持脚16、外部接続用基板18と支持脚16、及び、電流供給用導線と外部接続端子181〜184とは、接着剤やハンダ付け、または、溶接によりの電気的に接続される。
図6は、第1〜第4のコイル131〜134の結線例を示す図である。
4本の支持脚16の−Z側の端部はそれぞれ外部接続用基板18の外部接続端子181〜184に接続され、+Z側の端部はそれぞれコイル取付用基板17の揺動コイル用端子171,174,175,178に接続される。また、揺動コイル用端子172と揺動コイル用端子173、及び、揺動コイル用端子176と揺動コイル用端子177は、コイル取付用基板17上において図示しない接続用ランドにより接続される。
図6の結線例では、直列に接続された第1のコイル131と第2のコイル132とには、外部接続用基板18の外部接続端子181,182から電流が供給され、第1及び第2のコイル131,132とは別個に直列に接続された第3のコイル133と第4のコイル134とには、外部接続用基板18の外部接続端子183,184から電流が供給される。
なお、コイル取付用基板17、外部接続用基板18、及び、結線を変更して、第1〜第4のコイル131〜134に別個に電流を供給することも可能である。
ダンピング層19A,19Bは、例えば、変成シリコーン樹脂やエポキシ・変成シリコーン樹脂などを主成分とした弾性接着剤を塗布・乾燥させることで形成される。
本例では、コイル取付用基板17を可動フレーム11の前側フランジ11bの裏面側に弾性接着剤により接着することで、コイル取付用基板17と可動フレーム11との間に弾性接着剤から成るダンピング層19Aを設け、外部接続用基板18を固定フレーム12の後側フランジ12bの表面側に弾性接着剤により接着することで、外部接続用基板18と固定フレーム12との間に弾性接着剤から成るダンピング層19Bを設けている。
なお、ダンピング層19A,19Bに代えて、薄いゴムシートなどのダンピング材を、コイル取付用基板17と可動フレーム11との間、及び、外部接続用基板18と固定フレーム12との間に接着剤等で貼付けてもよい。
次に、揺動装置10の動作について説明する。
図7(a),(b)は第1のコイル131と第1の磁石片141と磁気ヨーク15との関係を示す図で、第1のコイル131はそれぞれ第1の磁石片141と磁気ヨーク15の突出片15bとの間の空隙部に対向するように配置されている。したがって、図7(c)の磁束密度分布図に示すように、第1のコイル131の+Z側の辺13aには+Z側を向いた磁界が印加され、−Z側の辺13bには−Z側を向いた磁界が印加される。一方、第1のコイル131の+Y側の辺13cには+Y側を向いた磁界が印加され、−Y側の辺13dには−Y側を向いた磁界が印加される。
第2〜第4のコイル132〜134の+Z側の辺13a及び−Z側の辺13bと第2〜第4の磁石片142〜144と磁気ヨーク15との関係も同様で、第2〜第4のコイル132〜134の+Z側の辺13aには+Z側を向いた磁界が印加され、−Z側の辺13bには−Z側を向いた磁界が印加される。
一方、第2のコイル132の−Y側の辺13cには−Y側を向いた磁界が印加され、+Y側の辺13dには+Y側を向いた磁界が印加される。
また、第3のコイル133の−X側の辺13cと第4のコイル134の−X側の辺13dとには−X側を向いた磁界が印加され、第3のコイル133の+X側の辺13dと第4のコイル134の+X側の辺13cとには+X側を向いた磁界が印加される。
したがって、第1〜第4のコイル131〜134に通電すると、第1〜第4のコイル131〜134には、それぞれ、第1〜第4の磁石片141〜144に対して接近したり遠ざかったりする方向の力(ローレンツ力)が発生する。
例えば、図8(a)に示すように、第1のコイル131にX軸周り時計回りの電流を流すと、第1のコイル131の+Z側の辺13aと−Z側の辺13bとには、それぞれ−X方向を向いたローレンツ力F1a,F1bが発生する。また、図8(b)に示すように、第1のコイル131の+Y側の辺13cと−Y側の辺13dとにも、それぞれ−X方向を向いたローレンツ力F1c,F1dが発生する。第1のコイル131の中心と第1の磁石片141の中心はほぼ一致しているので、F1aの大きさとF1bの大きさ、及び、F1cの大きさとF1dの大きさはそれぞれほぼ等しい。
第1のコイル131と第2のコイル132とは、図6に示したように、直列接続されているので、第2のコイル132にもX軸周り時計回りの電流が流れる。その結果、図8(a)に示すように、第2のコイル132の+Z側の辺13aと−Z側の辺13bとにもそれぞれ−X方向を向いたローレンツ力F2a,F2bが発生する。また、図8(b)に示すように、第2のコイル132の+Y側の辺13dと−Y側の辺13cとにも、それぞれ−X方向を向いたローレンツ力F2c,F2dが発生する。F2aの大きさとF2bの大きさ、及び、F2cの大きさとF2dの大きさはそれぞれほぼ等しい。
4本の支持脚16は、固定フレーム12側の連結点である後側連結点P,Q,R,Sを支点としてY軸周り反時計回り(紙面表側から見て右回り)に回転するので、可動フレーム11の+X側の前側連結点p,sは−X方向に移動しつつ−Z方向に後退し、−X側の前側連結点q,rは−X方向に移動しつつ+Z方向に前進する。その結果、図9に示すように、可動フレーム11は+Z側を中心にY軸周りに時計回り(紙面表側から見て左回り)に揺動する。
逆に、第1のコイル131と第2のコイル132とにX軸周り反時計回りの電流を流すと、可動フレーム11を+Z側を中心にY軸周りに右回りに揺動させることができる。
また、図10(a)に示すように、第3のコイル133と第4のコイル134とにY軸周り反時計回りの電流を流すと、第3のコイル133の辺13a〜13dと第4のコイル134の辺13a〜13dとには、それぞれ、+Y方向を向いたローレンツ力F3a〜F3d及びF4a〜F4dが発生する(同図では、ローレンツ力F3c,F3d及びF4c,F4dついては省略している)。したがって、可動フレーム11は、図10(b)に示すように、+Z側を中心にX軸周りに時計回り(紙面表側から見て左回り)に揺動する。
逆に、第3のコイル133と第4のコイル134とにY軸周り時計回りの電流を流すと、可動フレーム11を+Z側を中心にX軸周りに反時計回り(紙面表側から見て右回り)に揺動させることができる。
したがって、可動フレーム11にレンズの光軸方向に直交する軸周りに揺動する手振れが発生した場合でも、第1〜第4のコイル131〜134に流す電流の方向を適宜設定することで、可動フレーム11を+Z側を中心にZ軸に垂直な軸周りに揺動させることができるので、前記手振れを確実に抑制することができる。
また、本例では、各支持脚16を可動フレーム11の4隅に設けられた前側切欠き部11cと固定フレーム12の4隅に設けられた後側切欠き部12cとにそれぞれ取付けるようにしているので、組み立てが容易であるという利点を有する。
また、コイル取付用基板17をダンピング層19Aを介して可動フレーム11に取付けるとともに、外部接続用基板18をダンピング層19Bを介して固定フレーム12に取付けたので、可動フレーム11の揺動時における振動エネルギーを吸収でき、可動フレーム11に発生する不要な振動を抑制することができる。
なお、前記実施の形態1では、支持部材を構成する4本の支持脚16を可動フレーム11の4隅に設けられた前側切欠き部11cと固定フレーム12の4隅に設けられた後側切欠き部12cとの間に取付ける構成としたが、図11(a)〜(c)に示すように、可動フレーム11の前側フランジ11bの4辺の中央に前側切欠き部11kをそれぞれ形成するとともに、固定フレーム12の後側フランジ12bの4辺の中央に後側切欠き部12kをそれぞれ形成し、前側切欠き部11kに各支持脚16の+Z側の端部を取付け、後側切欠き部12kに各支持脚16の−Z側の端部を取付ける構成としてもよい。
また、図1及び図11に示した例では、支持機構を4本の支持脚16を有する1組の支持部材から構成したが、支持部材は2組以上あってもよい。
例えば、図1に示した、可動フレーム11の4隅に設けられた前側切欠き部11cと固定フレーム12の4隅に設けられた後側切欠き部12cとの間に取付けられる4本の支持脚16の組を1組目の支持部材とし、図11(a)に示した、可動フレーム11の前側フランジ11bの4辺の中央に形成された前側切欠き部11kと固定フレーム12の後側フランジ12bの4辺の中央に形成された後側切欠き部12kとの間に取付けられる4本の支持脚16の組を2組目の支持部材とすれば、可動フレーム11は8本の支持脚16により固定フレーム12に取付けられる構成とすることができる。
支持脚16を8本とした場合には、8本の支持脚16を全て揺動用コイル13への給電手段の一部として利用することで、第1〜第4のコイル131〜134に独立に給電することが可能となる。
また、図12(a)の斜視図と図12(b)の分解斜視図に示すような、可動フレームとして、実施の形態1の可動フレーム本体11aと、可動フレーム本体11aの外周側の−Z側の4隅に設けられた可動フレーム本体11aの外側に突出する外側連結部材11mと、外側連結部材11mに設けられて支持脚16の−Z側の端部を取付ける後側連結孔11pとを備えた可動フレーム11Zを用い、固定フレームとして、実施の形態1の固定フレーム本体12aと、固定フレーム本体12aの内壁側の+Z側の4隅に固定フレーム本体12aの内側に突出するように設けられた内側連結部材12mと、内側連結部材12mに設けられて支持脚16の+Z側の端部を取付けるための前側連結孔12pとを備えた固定フレーム12Zとを支持脚16により連結する構成としてもよい。なお、各支持脚16は前側連結孔12pと後側連結孔11pとに挿入固定される。
この場合も、固定フレーム12の4つの前側連結孔12pを結ぶ正方形の外接円である前側外接円と可動フレーム11の4つの後側連結孔11pを結ぶ正方形の外接円である後側外接円とは同軸で、かつ、前側外接円の径を後側外接円の径よりも短くすることで、可動フレーム11を+Z側を中心にZ軸に垂直な軸周りに回転させることができる。
また、前記例では、揺動装置10の可動フレーム11の内部にレンズ駆動装置21を装着し、固定フレーム12の後側フランジ12bの−Z側にイメージセンサー22を搭載したモジュール基板23を取付けたが、図13(a)に示すように、可動フレーム11にレンズ駆動装置21とイメージセンサー22とから成るカメラモジュールを搭載するとともに、固定フレーム12をカメラモジュール外の固定基台24に接続する構成とすれば、カメラモジュールをZ軸に垂直な軸周りに揺動させることができる。この場合、レンズ駆動装置21は可動フレーム11の内部に装着され、イメージセンサー22を搭載したモジュール基板23は可動フレーム本体11aの−Z側に取付けられる。
あるいは、図13(b)に示すように、イメージセンサー22を搭載したモジュール基板23を可動フレーム11に搭載し、レンズ駆動装置21と固定フレーム12とを固定基台25に接続する構成としてもよい。
また、前記実施の形態では、4本の各支持脚16を、+Z側に行くに従って可動フレーム11の中心軸であるZ軸に近づくように、Z軸に対して傾いた状態で可動フレーム11と固定フレーム12とに取付ける構成としたが、図14(a)に示すように、可動フレーム11の前側フランジ11bを外側に延長して、前側連結点p,q,r,sの構成する正方形の辺の長さを、後側連結点P,Q,R,Sの構成する正方形の辺よりも長く構成することで、4本の各支持脚16を、+Z側に行くに従って可動フレーム11の中心軸であるZ軸から遠ざかるように、Z軸に対して傾いた状態で可動フレーム11と固定フレーム12とに取付ける構成としてもよい。
前記実施の形態と同様に、例えば、第1のコイル131と第2のコイル132とにX軸周り時計回りの電流を流すと、第1及び第2のコイル131,132の4つの辺13a〜13dには、それぞれ−X方向を向いたローレンツ力Fja〜jdが発生する(j=1,2;図では、F1a,F1b,F2a,F2b以外のローレンツ力については省略している)。
図14(a)の構成では、図8(a)に示した実施の形態とは逆に、+Z側の支点である前側連結点p,q,r,sの構成する正方形の辺の長さが−Z後側連結点P,Q,R,Sの構成する正方形の辺の長さよりも長いので、4本の支持脚16が、固定フレーム12側の連結点である後側連結点P,Q,R,Sを支点としてY軸周り反時計回り(紙面表側から見て右回り)に回転したときには、可動フレーム11の+X側の前側連結点p,sは−X方向に移動しつつ+Z方向に前進し、−X側の前側連結点q,rは−X方向に移動しつつ−Z方向に後退する。その結果、図14(b)に示すように、可動フレーム11は−Z側を中心にY軸周りに反時計回り(紙面表側から見て右回り)に揺動する。
逆に、第1のコイル131と第2のコイル132とにX軸周り反時計回りの電流を流すと、可動フレーム11は−Z側を中心にY軸周り時計回り(紙面表側から見て左回り)に回転する。
同様に、第3のコイル133と第4のコイル134とにY軸周り反時計回りの電流を流すと、可動フレーム11は−Z側を中心にX軸周りに反時計回りに揺動し、Y軸周り反時計回りの電流を流すと、可動フレーム11は−Z側を中心に時計回りに揺動する。
したがって、第1〜第4のコイル131〜134に流す電流の方向を適宜設定することで、可動フレーム11を−Z側を中心にZ軸に垂直な軸周りに回転させることができるので、可動フレーム11にレンズの光軸方向に直交する軸周りに回転する手振れが発生した場合でも、この手振れを確実に抑制することができる。
また、前記例では、揺動用コイル13を可動フレーム11に装着し、揺動用磁石14と磁気ヨーク15とを固定フレーム12に取付けた構成としたが、図15(a)に示すように、揺動用コイル13を固定フレーム12に装着し、揺動用磁石14と磁気ヨーク15とを可動フレーム11に取付ける構成としてもよい。
この場合には、図15(b)に示すように、外部接続用基板18に外部接続端子181〜184と揺動コイル用端子191〜194とを設け、外部接続端子181〜184と第1〜第4のコイル131〜134とを電気的に接続すればよい。
具体的には、図15(c)に示すように、外部接続端子181と第1のコイル131の一端とを接続し、第1のコイル131の他端が接続される揺動コイル用端子191と第2のコイル132の一端が接続される揺動コイル用端子192とを接続し、第2のコイル132の他端と外部接続端子182とを接続するとともに、外部接続端子183と第3のコイル133の一端とを接続し、第3のコイル133の他端が接続される揺動コイル用端子193と第4のコイル134の一端が接続される揺動コイル用端子194とを接続し、第4のコイル134の他端と外部接続端子184とを接続する。なお、揺動コイル用端子191と揺動コイル用端子192、及び、揺動コイル用端子193と揺動コイル用端子194とは、外部接続用基板18上において図示しない接続用ランドにより接続される。
これにより、コイル取付用基板17を省略しても、第1〜第4のコイル131〜134と外部の給電手段とを接続することができるとともに、部品点数を減らすことができ、組み立て工程を少なくできる。
また、揺動用コイル13を固定フレーム12に装着した場合には、各支持脚16を外部接続用基板18と電気的に接続する必要がないので、各支持脚16をナイロンやカーボン繊維等の非金属材料で構成することができる。また、図15(a)に示すように、ダンピング層19A,19Bに代えて、各支持脚16と可動フレーム11との間、及び、各支持脚16と固定フレーム12との間にシリコーンゴム等のダンピング材19Cを塗布するようにしても、可動フレーム11の揺動時における振動エネルギーを吸収できるので、可動フレーム11に発生する不要な振動を抑制することができる。
なお、揺動用コイル13を可動フレーム11に装着した場合でも、各支持脚16と可動フレーム11との間、及び、各支持脚16と固定フレーム12との間にダンピング材を塗布するようにしてもよい。
また、前記例では、揺動用コイル13を構成する第1〜第4のコイル131〜134を可動フレーム本体11aの側壁111〜114の外周側にそれぞれ取付け、揺動用磁石14を構成する第1〜第4の磁石片141〜144を固定フレーム本体12aの側壁121〜124の内周側に、第1〜第4のコイル131〜134に対向するように配置したが、揺動用コイルと揺動用磁石との配置方法はこれに限るものではなく、例えば、図16(a),(b)に示すように、第1〜第4のコイル331〜334を可動フレーム本体11aの4隅に配置した構成としてもよい。
ここで、X軸及びY軸をZ軸時計回りに45°回転させた軸をU軸及びV軸とすると、第1のコイル331はU軸回りに巻き回されて+U軸側に配置され、第2のコイル332はV軸回りに巻き回されて+V側に配置される。第3のコイル333はU軸回りに巻き回されて−U軸側に配置され、第4のコイル334はV軸回りに巻き回されて−V側に配置される。
一方、第1〜第4の磁石片341〜344は、前記実施の形態1と同様に、固定フレーム本体12a(図示せず)の内壁側にそれぞれ取付けられる。第1〜第4の磁石片341〜344は、可動フレーム本体11aの側壁111〜114側の面がそれぞれN極となるように着磁磁化されている。
具体的には、第1の磁石片341は第1のコイル331のZ軸に平行な辺のうちの第4のコイル334側の辺331aと第4のコイル334のZ軸に平行な辺のうちの第1のコイル331側の辺334bとの間に配置され、第1のコイル331の辺331aと第4のコイル334の辺334bとに−X側へ向かう磁界を印加する。
同様に、第2の磁石片342は第1のコイル331のZ軸に平行な辺のうちの第2のコイル332側の辺331bと第2のコイル332のZ軸に平行な辺のうちの第1のコイル331側の辺332aとの間に配置されて、第1のコイル331の辺331bと第2のコイル332の辺332aとに−Y側へ向かう磁界を印加する。
また、第3の磁石片343は第2のコイル332のZ軸に平行な辺のうちの第3のコイル333側の辺332bと第3のコイル333のZ軸に平行な辺のうちの第2のコイル332側の辺333aとの間に配置され、第2のコイル332の辺332bと第3のコイル333の辺333aとに+X側へ向かう磁界を印加する。
第4の磁石片344は第3のコイル333のZ軸に平行な辺のうちの第4のコイル334側の辺333bと第4のコイル334のZ軸に平行な辺のうちの第3のコイル333側の辺334aとの間に配置されて、第3のコイル333の辺333bと第4のコイル334の辺334aとに+Y側へ向かう磁界を印加する。
したがって、第1のコイル331にU軸周り時計回りの電流を流すと、図16(b)に示すように、辺331aには+Y側へ向かうローレンツ力が発生し、辺331bには+X側へ向かうローレンツ力が発生する。なお、第1のコイル331の+Z側の辺に発生するローレンツ力と−Z側の辺に作用するローレンツ力とは相殺されるので、第1のコイル331には+Y側へ向かうローレンツ力と+X側へ向かうローレンツ力のみが作用する。したがって、第1のコイル331は、+Y側へ向かうローレンツ力と+X側へ向かうローレンツ力との合力の方向である+U方向に付勢される。
第3のコイル333にU軸周り時計回りの電流を流した場合も、同様に、第3のコイル333は+U方向に付勢される。
したがって、前記実施の形態と同様に、4本の支持脚16が、+Z側に行くに従って可動フレーム11の中心軸であるZ軸に近づくように、Z軸に対して傾いた状態で可動フレーム11と固定フレーム12とに取付けられている場合には、第1のコイル331及び第3のコイル333のいずれか一方または両方にU軸周り時計回りの電流を流せば、可動フレーム本体11aには+U方向の力が作用するので、可動フレーム11を+Z側を中心にV軸周り反時計回りに揺動させることができる。
また、図14の場合と同様に、4本の支持脚16が、+Z側に行くに従って可動フレーム11の中心軸であるZ軸から遠ざかるように、Z軸に対して傾いた状態で可動フレーム11と固定フレーム12とに取付けられている場合には、可動フレーム11を−Z側を中心にV軸周り時計回りに揺動させることができる。
また、第2のコイル332にV軸周り時計回りの電流を流すと、辺332aには−X側へ向かうローレンツ力が発生し、辺332bには+Y側へ向かうローレンツ力が発生する。したがって、第2のコイル332は、−X側へ向かうローレンツ力と+Y側へ向かうローレンツ力との合力の方向である+V方向に付勢される。
第4のコイル334にV軸周り時計回りの電流を流した場合も、同様に、第4のコイル334は+V方向に付勢される。
したがって、4本の各支持脚16が、+Z側に行くに従って可動フレーム11の中心軸であるZ軸に近づくように、Z軸に対して傾いた状態で可動フレーム11と固定フレーム12とに取付けられている場合には、第2のコイル332及び第4のコイル334のいずれか一方または両方にV軸周り時計回りの電流を流せば、可動フレーム本体11aには+V方向の力が作用するので、可動フレーム11を+Z側を中心にU軸周り時計回りに揺動させることができる。
また、4本の各支持脚16が、+Z側に行くに従って可動フレーム11の中心軸であるZ軸から遠ざかるように、Z軸に対して傾いた状態で可動フレーム11と固定フレーム12とに取付けられている場合には、可動フレーム11を−Z側を中心にU軸周り反時計回りに揺動させることができる。
また、図17(a),(b)に示すように、可動フレーム本体11aを+Z側から見たときの形状を+U側と−U側、及び、+V側と−D側とに切欠き面を設けた八角形とするとともに、第1〜第4のコイル431〜434を八角形の+X側の面、−X側の面、+Y側の面、及び、−Y側面にそれぞれ配置し、三角柱状の第1〜第4の磁石片441〜444を可動フレーム本体11aの4隅に配置してもよい。なお、第1〜第4の磁石片441〜444は、磁極面が前記切欠き面に対向する側の面になるように着磁される。
第1の磁石片441は第1のコイル431のZ軸に平行な辺のうちの第2のコイル432側の辺431bと第2のコイル432のZ軸に平行な辺のうちの第1のコイル431側の辺432aとの間に配置され、第1のコイル431の辺431bと第2のコイル432の辺432aとに−U側へ向かう磁界を印加する。
同様に、第2の磁石片442は第2のコイル432のZ軸に平行な辺のうちの第3のコイル433側の辺432bと第3のコイル433のZ軸に平行な辺のうちの第2のコイル432側の辺433aとの間に配置されて、第2のコイル432の辺432bと第3のコイル433の辺433aとに−V側へ向かう磁界を印加する。
また、第3の磁石片443は第3のコイル433のZ軸に平行な辺のうちの第4のコイル434側の辺433bと第4のコイル434のZ軸に平行な辺のうちの第3のコイル433側の辺434aとの間に配置され、第3のコイル433の辺433bと第4のコイル434の辺434aとに+U側へ向かう磁界を印加する。
第4の磁石片444は第4のコイル434のZ軸に平行な辺のうちの第1のコイル431側の辺434bと第1のコイル431のZ軸に平行な辺のうちの第4のコイル434側の辺431aとの間に配置されて、第4のコイル434の辺434bと第1のコイル431の辺431aとに+V側へ向かう磁界を印加する。
したがって、第1のコイル431にX軸周り時計回りの電流を流すと、図17(b)に示すように、辺431aには+U側へ向かうローレンツ力が発生し、辺431bには−V側へ向かうローレンツ力が発生する。したがって、第1のコイル431は、+U側へ向かうローレンツ力と−V側へ向かうローレンツ力との合力の方向である+X方向に付勢される。
第3のコイル433にX軸周り時計回りの電流を流した場合も、同様に、第3のコイル433は+X方向に付勢される。
したがって、4本の支持脚16が、+Z側に行くに従って可動フレーム11の中心軸であるZ軸に近づくように、Z軸に対して傾いた状態で可動フレーム11と固定フレーム12とに取付けられている場合には、第1のコイル431及び第3のコイル433のいずれか一方または両方にX軸周り時計回りの電流を流せば、可動フレーム本体11aには+X方向の力が作用するので、可動フレーム11を+Z側を中心にY軸周り反時計回りに揺動させることができる。
また、4本の各支持脚16が、+Z側に行くに従って可動フレーム11の中心軸であるZ軸から遠ざかるように、Z軸に対して傾いた状態で可動フレーム11と固定フレーム12とに取付けられている場合には、可動フレーム11を−Z側を中心にY軸周り時計回りに揺動させることができる。
また、第2のコイル432にY軸周り時計回りの電流を流すと、辺432aには+V側へ向かうローレンツ力が発生し、辺432bには+U側へ向かうローレンツ力が発生する。したがって、第2のコイル432は、+V側へ向かうローレンツ力と+U側へ向かうローレンツ力との合力の方向である+Y方向に付勢される。
第4のコイル434にY軸周り時計回りの電流を流した場合も、同様に、第4のコイル434は+Y方向に付勢される。
したがって、4本の各支持脚16が、+Z側に行くに従って可動フレーム11の中心軸であるZ軸に近づくように、Z軸に対して傾いた状態で可動フレーム11と固定フレーム12とに取付けられている場合には、第2のコイル432及び第4のコイル434のいずれか一方または両方にY軸周り時計回りの電流を流せば、可動フレーム本体11aには+Y方向の力が作用するので、可動フレーム11を+Z側を中心にX軸周り時計回りに揺動させることができる。
また、4本の各支持脚16が、+Z側に行くに従って可動フレーム11の中心軸であるZ軸から遠ざかるように、Z軸に対して傾いた状態で可動フレーム11と固定フレーム12とに取付けられている場合には、可動フレーム11を−Z側を中心にX軸周り反時計回りに揺動させることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に記載の範囲には限定されない。前記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者にも明らかである。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲から明らかである。
10 揺動装置、11 可動フレーム、11a 可動フレーム本体、
11b 前側フランジ、11c 前側切欠き部、12 固定フレーム、
12a 固定フレーム本体、12b 後側フランジ、12c 後側切欠き部、
13 揺動用コイル、131〜134 第1〜第4のコイル、
14 揺動用磁石、141〜144 第1〜第4の磁石片、15 磁気ヨーク、
16 支持脚、17 コイル取付用基板、18 外部接続用基板、
19A,19B ダンピング層、21 レンズ駆動装置、22 イメージセンサー、
23 モジュール基板。

Claims (5)

  1. 揺動用コイルと揺動用磁石とを備え、レンズ駆動装置及びイメージセンサーのいずれか一方または両方を備えた撮影用光学装置が搭載された可動フレームを固定フレームに対して揺動させる撮影用光学装置の揺動装置に用いられる、前記可動フレームを前記固定フレームに対して揺動可能に支持する支持機構であって、
    前記支持機構は、棒状の弾性部材から成る4本の支持脚を1組とする支持部材を少なくとも1組備え、
    レンズ駆動装置に装着されるレンズの光軸をZ軸とし、Z軸に直交する2方向をそれぞれX軸及びY軸としたとき、
    前記各組の支持脚の一端が、Z軸を中心にしてX軸及びY軸に対して線対称になる4つの連結部において前記固定フレームにそれぞれ連結され、
    前記各組の支持脚の他端が、Z軸を中心にしてX軸及びY軸に対して線対称になる4つの連結部において前記可動フレームにそれぞれ連結され、
    前記固定フレーム側の4つの連結部を結ぶ長方形もしくは正方形の外接円と前記可動フレーム側の4つの連結部を結ぶ長方形もしくは正方形の外接円とは、同軸でかつ径が互いに異なっていることを特徴とする撮影用光学装置の揺動装置支持機構。
  2. 前記支持脚は、前記固定フレームの外側において前記可動フレームに連結されていることを特徴とする請求項1に記載の撮影用光学装置の揺動装置支持機構。
  3. 前記固定フレームの外周部と前記可動フレームの外周部とにはそれぞれ切欠き部が形成され、前記切欠き部に前記支持脚の端部が固定されていることを特徴とする請求項1に記載の撮影用光学装置の揺動装置支持機構。
  4. 前記支持脚が導電性材料から構成され、前記支持脚と前記揺動用コイルとが電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の撮影用光学装置の揺動装置支持機構。
  5. 前記支持脚の前記連結部にはダンピング材が塗布されていることを特徴とする請求項1に記載の撮影用光学装置の揺動装置支持機構。
JP2011272533A 2011-12-13 2011-12-13 撮影用光学装置の揺動装置支持機構 Pending JP2013125080A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011272533A JP2013125080A (ja) 2011-12-13 2011-12-13 撮影用光学装置の揺動装置支持機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011272533A JP2013125080A (ja) 2011-12-13 2011-12-13 撮影用光学装置の揺動装置支持機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013125080A true JP2013125080A (ja) 2013-06-24

Family

ID=48776365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011272533A Pending JP2013125080A (ja) 2011-12-13 2011-12-13 撮影用光学装置の揺動装置支持機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013125080A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015114615A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 日本電産サンキョー株式会社 撮影用光学装置および撮影用光学装置の制御方法
CN108709153A (zh) * 2018-07-24 2018-10-26 伍尚强 一种烛光模拟装置
WO2020074900A1 (en) * 2018-10-10 2020-04-16 Cambridge Mechatronics Limited Actuator assemblies and methods of controlling the same
JP2020095136A (ja) * 2018-12-12 2020-06-18 新思考電機有限公司 手振れ補正装置、カメラ装置及び電子機器
JP2020170170A (ja) * 2016-03-11 2020-10-15 アップル インコーポレイテッドApple Inc. 画像センサを移動させるボイスコイルモータを有する光学画像安定化
CN112602016A (zh) * 2018-08-31 2021-04-02 日本电产三协株式会社 光学单元
WO2021152930A1 (ja) * 2020-01-30 2021-08-05 日本電産株式会社 振れ補正機能付き光学ユニット
WO2021225230A1 (ko) * 2020-05-06 2021-11-11 마이크로엑츄에이터(주) 렌즈 조립체
WO2022019485A1 (ko) * 2020-07-22 2022-01-27 마이크로엑츄에이터(주) 광경로 변경 유닛을 구비한 렌즈 조립체
US11575835B2 (en) 2020-09-24 2023-02-07 Apple Inc. Multi-axis image sensor shifting system
US11614597B2 (en) 2017-03-29 2023-03-28 Apple Inc. Camera actuator for lens and sensor shifting
US11750929B2 (en) 2017-07-17 2023-09-05 Apple Inc. Camera with image sensor shifting
US11831986B2 (en) 2018-09-14 2023-11-28 Apple Inc. Camera actuator assembly with sensor shift flexure arrangement
US11956544B2 (en) 2016-03-11 2024-04-09 Apple Inc. Optical image stabilization with voice coil motor for moving image sensor
US12028615B2 (en) 2023-02-10 2024-07-02 Apple Inc. Optical image stabilization with voice coil motor for moving image sensor

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006085748A (ja) * 2004-09-14 2006-03-30 Sumida Corporation 光ピックアップ装置
JP2007183488A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Canon Inc 光学部材駆動装置および撮像装置
JP2008090023A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Canon Inc 像ぶれ補正装置および撮像装置
JP2011133702A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Nidec Sankyo Corp レンズ駆動装置
JP2011138027A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Nidec Copal Corp レンズ駆動装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006085748A (ja) * 2004-09-14 2006-03-30 Sumida Corporation 光ピックアップ装置
JP2007183488A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Canon Inc 光学部材駆動装置および撮像装置
JP2008090023A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Canon Inc 像ぶれ補正装置および撮像装置
JP2011133702A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Nidec Sankyo Corp レンズ駆動装置
JP2011138027A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Nidec Copal Corp レンズ駆動装置

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015114615A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 日本電産サンキョー株式会社 撮影用光学装置および撮影用光学装置の制御方法
US11956544B2 (en) 2016-03-11 2024-04-09 Apple Inc. Optical image stabilization with voice coil motor for moving image sensor
JP7288882B2 (ja) 2016-03-11 2023-06-08 アップル インコーポレイテッド 画像センサを移動させるボイスコイルモータを有する光学画像安定化
US11582388B2 (en) 2016-03-11 2023-02-14 Apple Inc. Optical image stabilization with voice coil motor for moving image sensor
JP2020170170A (ja) * 2016-03-11 2020-10-15 アップル インコーポレイテッドApple Inc. 画像センサを移動させるボイスコイルモータを有する光学画像安定化
US11982867B2 (en) 2017-03-29 2024-05-14 Apple Inc. Camera actuator for lens and sensor shifting
US11614597B2 (en) 2017-03-29 2023-03-28 Apple Inc. Camera actuator for lens and sensor shifting
US12022194B2 (en) 2017-07-17 2024-06-25 Apple Inc. Camera with image sensor shifting
US11750929B2 (en) 2017-07-17 2023-09-05 Apple Inc. Camera with image sensor shifting
CN108709153A (zh) * 2018-07-24 2018-10-26 伍尚强 一种烛光模拟装置
CN112602016A (zh) * 2018-08-31 2021-04-02 日本电产三协株式会社 光学单元
US11579464B2 (en) 2018-08-31 2023-02-14 Nidec Sankyo Corporation Optical unit
US11831986B2 (en) 2018-09-14 2023-11-28 Apple Inc. Camera actuator assembly with sensor shift flexure arrangement
CN112805612B (zh) * 2018-10-10 2023-09-15 剑桥机电有限公司 致动器组件及其控制方法
CN112805612A (zh) * 2018-10-10 2021-05-14 剑桥机电有限公司 致动器组件及其控制方法
WO2020074900A1 (en) * 2018-10-10 2020-04-16 Cambridge Mechatronics Limited Actuator assemblies and methods of controlling the same
US11506954B2 (en) 2018-12-12 2022-11-22 New Shicoh Motor Co., Ltd. Image blur correction apparatus; camera device and electronic device
JP7143034B2 (ja) 2018-12-12 2022-09-28 新思考電機有限公司 手振れ補正装置、カメラ装置及び電子機器
JP2020095136A (ja) * 2018-12-12 2020-06-18 新思考電機有限公司 手振れ補正装置、カメラ装置及び電子機器
WO2021152930A1 (ja) * 2020-01-30 2021-08-05 日本電産株式会社 振れ補正機能付き光学ユニット
WO2021225230A1 (ko) * 2020-05-06 2021-11-11 마이크로엑츄에이터(주) 렌즈 조립체
WO2022019485A1 (ko) * 2020-07-22 2022-01-27 마이크로엑츄에이터(주) 광경로 변경 유닛을 구비한 렌즈 조립체
US11575835B2 (en) 2020-09-24 2023-02-07 Apple Inc. Multi-axis image sensor shifting system
US12028615B2 (en) 2023-02-10 2024-07-02 Apple Inc. Optical image stabilization with voice coil motor for moving image sensor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013125080A (ja) 撮影用光学装置の揺動装置支持機構
US9377632B2 (en) Lens driving device with 3D elastic support structure
JP5079049B2 (ja) レンズ駆動装置
CN103995414B (zh) 透镜驱动装置
JP5357614B2 (ja) 撮影用光学装置
JP2015114391A (ja) 電磁駆動装置
JP2013127492A (ja) レンズアクチュエータ
JP2011203476A (ja) 撮影用光学装置
JP2014160196A (ja) レンズ駆動装置
JP2008299103A (ja) カメラモジュール
JP2009288769A (ja) 振れ補正機能付き光学ユニット
JP2016038505A (ja) レンズ駆動装置
JP2011118032A (ja) レンズ駆動装置
JP2011102887A (ja) レンズ駆動装置
JP2018018021A (ja) レンズ駆動装置、カメラモジュール、及びカメラ搭載装置
JP2016224184A (ja) 手振れ補正機能付きレンズ駆動装置
JP2012255904A (ja) レンズアクチュエータ
JP2013057872A (ja) 電磁駆動装置
JP2011039276A (ja) 光学ユニットおよびその製造方法
CN211826676U (zh) 光学元件驱动机构
JP2022001906A (ja) 振れ補正機能付き光学ユニット
JP2009225091A (ja) エキサイタ、および、スピーカ
TW201736894A (zh) 透鏡驅動裝置
JP2012255905A (ja) レンズアクチュエータ
JP6122352B2 (ja) 撮影用光学装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140311

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140805