JP2013122636A - 車載装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作性が向上したインタフェースの実現を可能にする技術を提供する。
【解決手段】本発明の一側面に係る車載装置は、所定の機能を実行するための物理操作部とタッチパネル機能を備えた表示部とを有し、前記物理操作部が操作された場合、前記車載装置における基本機能を実行するための仮想操作部を含む固定操作画面を前記表示部に表示し、前記固定操作画面が前記表示部に表示されているときに、前記物理操作部が操作された場合、前記基本機能以外の機能を実行するための仮想操作部を含む可変操作画面を前記表示部に表示する制御部を有する。
【選択図】図4
【解決手段】本発明の一側面に係る車載装置は、所定の機能を実行するための物理操作部とタッチパネル機能を備えた表示部とを有し、前記物理操作部が操作された場合、前記車載装置における基本機能を実行するための仮想操作部を含む固定操作画面を前記表示部に表示し、前記固定操作画面が前記表示部に表示されているときに、前記物理操作部が操作された場合、前記基本機能以外の機能を実行するための仮想操作部を含む可変操作画面を前記表示部に表示する制御部を有する。
【選択図】図4
Description
本発明は、車載装置の技術に関する。
ソフトウェアによって実現された、タッチパネルの押下によって操作可能である仮想的なスイッチを表示するための技術がある(特許文献1)。また、ショートカットアイコンをナビゲーション画面に常時表示し、ショートカットボタンの押下に応じて、カスタマイズ設定可能な複数のショートカットアイコンを縦列したショートカットウィンドウを表示するための技術がある(特許文献2)。
従来のナビゲーション装置では、ナビゲーション装置の基本機能を実行するためのスイッチを、表示パネルのディスプレイ以外の部分に複数個設置していた。そして、これら基本機能を実行するためのスイッチは、物理的に設けられるハードウェア・スイッチ(以下、単に「ハードスイッチ」とも記載する)として固定的に設置されていた。
しかしながら、従来のように、数多くのハードスイッチが設けられると、ユーザは、運転中に希望するスイッチを選択しなければならず、車載装置の操作性は優れているとはいえなかった。
また、ハードスイッチを設けるために必要な領域はハードスイッチの大きさとその数との積算値に略比例する広さが必要となるため、ハードスイッチの数が同じ条件の元では、個々のハードスイッチのサイズを大きくすると、ディスプレイのサイズが小さくなってしまう。他方、ディスプレイのサイズを大きくすると、個々のハードスイッチのサイズが小さくなってしまう。逆に、ハードスイッチの大きさが同じ条件の元では、ハードスイッチの数を多くすると、ディスプレイのサイズが小さくなってしまう。他方、ディスプレイのサイズを大きくすると、ハードスイッチの数が少なくなってしまう。つまり、従来の車載装置において、ディスプレイ、ハードスイッチの大きさと数とは、これら全てを操作性の観点から最良の条件にすることが困難であった。この観点からも、従来の車載装置の操作性は優れているとはいえなかった。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、操作性が向上したインタフェースの実現を可能にする技術を提供する。
本発明は、上述した課題を解決するために、以下の構成を採用する。
すなわち、本発明の一側面に係る車載装置は、所定の機能を実行するための物理操作部とタッチパネル機能を備えた表示部とを有する。そして、当該一側面に係る車載装置は、前記物理操作部が操作された場合、前記車載装置における基本機能を実行するための仮想操作部を含む固定操作画面を前記表示部に表示し、前記固定操作画面が前記表示部に表示
されているときに、前記物理操作部が操作された場合、前記基本機能以外の機能を実行するための仮想操作部を含む可変操作画面を前記表示部に表示する制御部を有する。
されているときに、前記物理操作部が操作された場合、前記基本機能以外の機能を実行するための仮想操作部を含む可変操作画面を前記表示部に表示する制御部を有する。
ここで、仮想操作部とは、タッチパネル機能によって実現される操作部であり、例えば、タッチパネルの押下された位置に対応付けられた機能を実行するために、制御部の処理によって仮想的に実現されるスイッチのことである。以下、当該仮想操作部を「ソフトスイッチ」とも記載する。
上記構成によれば、物理操作部(ハードスイッチ)が操作されると、車載装置における基本機能を実行するための仮想操作部(ソフトスイッチ)を含む固定操作画面が表示される。また、当該基本機能を実行するための仮想操作部が表示されているときに、物理操作部が操作されると、基本機能以外の機能を実行するための仮想操作部を含む可変操作画面が表示される。
したがって、上記構成によれば、車載装置における基本機能を実行するためのスイッチをハードスイッチではなくソフトスイッチによって提供することが可能となるため、ハードスイッチの数を削減することができる。そのため、一つ一つのスイッチのサイズやスイッチ文字サイズを大きくすることができ、スイッチの視認性が向上し、スイッチの操作ミスの確率を低減することができる。
また、上記構成によれば、ハードスイッチが操作されるタイミングによって、異なる機能を実行するためのソフトスイッチを表示部に表示させることが可能となる。そのため、ユーザは、ハードスイッチを操作するだけで、多様なソフトスイッチを表示部に出現させることができる。
よって、上記構成によれば、操作性の向上したインタフェースの実現が可能になる。
また、本発明の一側面に係る車載装置は、所定の機能を実行するための物理操作部とタッチパネル機能を備えた表示部とを有する。そして、当該一側面に係る車載装置は、前記物理操作部が1回操作された場合、前記車載装置における基本機能を実行するための仮想操作部を含む固定操作画面を前記表示部に表示し、前記物理操作部が連続して2回操作された場合、前記基本機能以外の機能を実行するための仮想操作部を含む可変操作画面を前記表示部に表示する制御部を有する。
上記構成によれば、物理操作部(ハードスイッチ)が1回操作された場合、車載装置における基本機能を実行するための仮想操作部(ソフトスイッチ)を含む固定操作画面が表示される。また、物理操作部が連続して2回操作された場合、基本機能以外の機能を実行するための仮想操作部を含む可変操作画面が表示される。
したがって、上記構成においても、車載装置における基本機能を実行するためのスイッチをハードスイッチではなくソフトスイッチによって提供することが可能となるため、ハードスイッチの数を削減することができる。
また、上記構成によれば、ハードスイッチを操作する回数によって、異なる機能を実行するためのソフトスイッチを表示部に表示させることが可能となる。そのため、ユーザは、ハードスイッチを操作するだけで、多様なソフトスイッチを表示部に出現させることができる。
よって、上記構成によれば、操作性の向上したインタフェースの実現が可能になる。
また、上記各一側面に係る車載装置の別の形態として、前記制御部は、設定の変更が不可能な仮想操作部を含む前記固定操作画面及び、設定の変更が可能な仮想操作部を含む前記可変操作画面を前記表示部に表示してもよい。
上記構成によれば、固定操作画面では、設定の変更が不可能な仮想操作部が表示される。また、可変操作画面では、設定の変更が可能な仮想操作部が表示される。
したがって、上記構成によれば、設定の変更を許可しないほうがよい機能に係る仮想操作部を固定操作画面により提供し、設定の変更を許可してもよい機能に係る仮想操作部を可変操作画面により提供することができる。そのため、ユーザによる設定変更が可能な仮想操作部と、設定変更が不可能な仮想操作部とを別々の画面で提供することが可能となる。
また、上記各一側面に係る車載装置の別の形態として、前記制御部は、前記可変操作画面において、前記基本機能以外の機能を実行するための仮想操作部の登録を変更可能に実行するための登録操作部を、当該仮想操作部とともに表示してもよい。
また、上記各一側面に係る車載装置の別の形態として、前記制御部は、前記表示部において部分的に、前記固定操作画面及び前記可変操作画面を表示してもよい。
また、上記各一側面に係る車載装置の別の形態として、前記物理操作部は、前記車載装置の表面に対して突出する操作部であってもよい。
また、上記各一側面に係る車載装置の別の形態として、前記物理操作部は、押圧操作及び回転操作可能な操作部であってもよい。
なお、上記一側面に係る車載装置の別の形態として、以上の各構成を実現する情報処理方法であってもよいし、プログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録したコンピュータその他装置、機械等が読み取り可能な記憶媒体であってもよい。ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、プログラム等の情報を、電気的、磁気的、光学的、機械的、又は、化学的作用によって蓄積する媒体である。
本発明によれば、操作性が向上したインタフェースの実現を可能にする技術を提供することができる。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。ただし、以下で説明する本実施形態は、あらゆる点において本発明の例示に過ぎず、その範囲を限定しようとするものではない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。つまり、本発明の実施にあたって、本実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。
なお、本実施形態において登場するデータを自然言語により説明しているが、より具体的には、コンピュータが認識可能な疑似言語、コマンド、パラメタ、マシン語等で指定される。
§1 車載装置
図1Aは、本実施形態に係る車載装置1の表示部113に表示される画面を例示する。具体的には、車載装置1において実行されるプログラムの実行画面が表示部113に表示され、例えば、車載装置1においてナビゲーション機能に係るプログラムが実行されている場合には、地図画像や自車走行位置を示すカーソル等、経路案内画面が表示部113に表示される(不図示)。表示部113は、後述するとおり、液晶パネルを有しており、画像を表示することができる。
図1Aは、本実施形態に係る車載装置1の表示部113に表示される画面を例示する。具体的には、車載装置1において実行されるプログラムの実行画面が表示部113に表示され、例えば、車載装置1においてナビゲーション機能に係るプログラムが実行されている場合には、地図画像や自車走行位置を示すカーソル等、経路案内画面が表示部113に表示される(不図示)。表示部113は、後述するとおり、液晶パネルを有しており、画像を表示することができる。
本実施形態に係る車載装置1は、後述する操作部114として、現在地スイッチ114a、メニュースイッチ114b、及び、AVスイッチ114cを備える。現在地スイッチ114a、メニュースイッチ114b、及び、AVスイッチ114cはそれぞれ、ハードスイッチであり、表面パネルシート下面には各々マイクロスイッチ(押圧式スイッチ部品)等のスイッチ部品が設置されている。これらのうち、メニュースイッチ114bが、本発明の「物理操作部」に相当する。
現在地スイッチ114a、メニュースイッチ114b、及び、AVスイッチ114cは、それぞれ、押しボタンスイッチである。これらのうち、メニュースイッチ114bは、回転操作可能なロータリースイッチも兼ねる。また、現在地スイッチ114a、メニュースイッチ114b、及び、AVスイッチ114cは、それぞれ、車載装置1に規定された基本機能を実行するためのスイッチである。なお、車載装置1に規定される基本機能は、例えば、ベンダーによって適宜選択される。
本実施形態における基本機能とは、例えば、車載装置1内に挿入されたディスクをTILT/OPENして取り出したり、ナビゲーションの目的地を設定したり、また、楽曲の再生や選曲を操作したりすることを含む機能であり、多くの場合、車載装置に必ず搭載される機能である。
現在地スイッチ114aは、ナビゲーション機能における経路案内画面を表示部113に表示させたり、表示部113に表示された経路案内画面の地図画像上の所定位置(地図画面中央付近)に自車の位置を表示させたり(地図画面中央付近が自車位置となるように地図表示位置を変える)する機能を実行するためのスイッチである。AVスイッチ114cは、オーディオ・ビジュアル(Audio Visual)スイッチであり、AV機能を操作するための画面を表示部113に表示するためのスイッチである。
また、メニュースイッチ114bは、押しボタンスイッチとして操作された場合は、表示部113に表示される画面を、後述する固定操作画面又は可変操作画面を表示部113に表示させたり、固定操作画面から可変操作画面に切り替えて表示したりする機能を実行するためのスイッチである。つまり、メニュースイッチ114bに対する押下操作は、本発明の「物理操作部」の「操作」に含まれる。また、メニュースイッチ114bは、ロータリースイッチとして操作された場合は、回転操作の操作量に応じて調整される音量の調節等に用いられるスイッチである。
なお、以下では、現在地スイッチ114a、メニュースイッチ114b、及び、AVスイッチ114cをそれぞれハードスイッチとも記載する。また、それぞれのスイッチを総称する場合は、操作部114と記載する。
図1Bは、本実施形態に係る車載装置1の表示部113に表示される固定操作画面を例示する。本実施形態では、図1Aで示されるようにプログラムの実行画面が表示されているときに、メニュースイッチ114bが押下されると、図1Bで示されるように固定操作画面が表示部113に表示される。
ここで、本実施形態において、固定操作画面において表示されるソフトスイッチ(300a〜300g)は、基本機能を実行するためのスイッチである。例えば、ソフトスイッチ300aは、目的地の指定方法を選択可能に提示する画面を表示するためのスイッチである。また、例えば、ソフトスイッチ300gは、車載装置1内に挿入したディスクをTILT/OPENして取り出すためのスイッチである。
ここで、ソフトスイッチは、本発明の「仮想操作部」に相当し、タッチパネルの押下された位置に対応付けられた機能を実行するために、制御部の処理によって仮想的に実現されるスイッチである。
本実施形態では、車載装置1は、固定操作画面に含まれるスイッチの変更を受け付けない。すなわち、当該固定操作画面に含まれるスイッチによって実行される機能は固定して設定されている。
なお、スイッチの並びについては、ユーザの任意で変更可能に設定してもよいし、変更不可能に設定してもよい。
ここで、固定操作画面に含まれるスイッチは、車載装置1における基本機能を実行するためのスイッチであり、車載装置1に必ず設けられる必要があるといった特性がある。そこで、これら基本機能を実行するための各種スイッチの中でも使用する頻度の高いスイッチは、ハードスイッチとして車載装置1に設けられ、使用する頻度が比較的低いスイッチは、ソフトスイッチとして必要に応じて表示部113に出現するように設けられる。そして、基本機能を実行するためのスイッチであることから、ソフトスイッチとして設けられていても、スイッチの変更(設定されているスイッチの削除や他の機能を実行するためのスイッチに置き換える等の設定)は不可能に設定される。
以上のように、本実施形態に係る車載装置1は、基本機能を実行するためのスイッチをハードスイッチのような普遍性を持たせてソフトスイッチとしてユーザに提供するため、本実施形態に係る車載装置1では、基本機能の実行に係るハードスイッチの数を削減することができる。
なお、固定操作画面において表示されるソフトスイッチ(300a〜300g)と、後述する可変操作画面において表示されるソフトスイッチ(301a〜301e)とは、表示部113において固定された逆L字型の領域であるメニュー領域300に表示される。このようにすることで、表示部113の固定的な領域にソフトスイッチが表示されるため、ユーザは、ソフトスイッチの存在を容易に確認することができる。
また、車載装置1は、メニュー領域300を、メニュー領域300以外の領域113aよりも強調して表示部113に表示させてもよい。例えば、車載装置1は、後述するマスク処理により、メニュー領域300以外の領域113aの画像にグレーマスク処理(半透明のフィルタがかかった表示となる)を施すことで、領域113aがメニュー領域300よりも強調されないようにする。これによって、メニュー領域300は、表示部113において領域113aよりも視認しやすい領域となり、ユーザは、ソフトスイッチの存在を容易に確認することができる。
なお、表示部113において、プログラムの実行画面は縮小されることなく、当該プログラムの実行画面上にメニュー領域300が重なるように出現して表示される。また、他の表示方法として、メニュー領域300が出現して表示されるのに同期して、表示部113に表示されていたプログラムの実行画面が縮小されて(プログラムの実行画面全体が見える形態で表示)、領域113aに表示されてもよい。領域113aにおいて表示される画面の処理方法は、適宜選択される。
また、表示部113にメニュー領域300が出現した後も、当該メニュー領域300が出現する以前から表示部113において表示されていた画面に係るプログラムが継続して実行されるため、領域113aには、当該プログラムに係る画面が継続して表示される。このように、本実施形態に係る車載装置は、メニュー領域300を表示部113の画面全体に表示させる構成ではないため、メニュー領域300を出現させる以前に表示部113に表示されていた画面が何であったか、また、その画面が現在どういった状況であるのかを、画面を戻すことなく確認することができる。なお、メニュー領域300は逆L字型の領域でなくてもよく、L字型の領域や上下逆転したL字型の領域、表示部113の周囲に沿ったO字型の領域であってもよい。これらの場合も、上述のように、メニュー領域300以外の領域113aにプログラムの実行画面が表示される。
図1Cは、本実施形態に係る車載装置1の表示部113に表示される可変操作画面を例示する。本実施形態では、図1Bで示されるように固定操作画面が表示されているときに、メニュースイッチ114bが押下された場合、図1Cで示されるように可変操作画面が表示部113に表示される。
このとき、メニュースイッチ114bを一度押して固定操作画面を一旦表示させてから、再度メニュースイッチ114bを押した場合に、可変操作画面を表示部113に表示させるようにしてもよいし、他の方法として、メニュースイッチ114bを連続して二度押した場合に、可変操作画面を表示部113に表示させるようにしてもよい。ここで、メニュースイッチ114bを連続して二度押した場合とは、固定操作画面が表示部113に表示される処理が行われる前に、二度目のメニュースイッチ114bへの押下操作が行われることを示す。
本実施形態において、可変操作画面において表示されるソフトスイッチ(301a〜301d)は、車載装置1に規定された基本機能以外の機能を実行するためのスイッチであり、ユーザによって任意に設定可能なスイッチである。
ここで、本実施形態における基本機能以外の機能とは、例えば、渋滞予測情報を出力したり、ハンズフリー通話を実行したり、また、カレンダーを表示させたりすることを含む機能であり、車載装置が搭載していなくても製品として成り立つ機能である。そして、多くの場合、これらはユーザの好みに応じて設定される機能である。
なお、ソフトスイッチ301aは、ユーザにより既に機能が登録されている。そのため、表示部113が有するタッチパネル上において、ソフトスイッチ301aの認識対象となる領域を押下すると、ソフトスイッチ301aに設定された機能が実行される。
他方、ソフトスイッチ301b〜301dは、ユーザにより機能が登録されていない。そのため、これらのスイッチが操作された場合、車載装置1は、当該スイッチ操作を無効にしたり、当該スイッチ操作したソフトスイッチに機能を設定するための画面(以下、「機能登録画面」と記載する)を表示部113に表示させたりする。
また、本実施形態に係る可変操作画面には、登録スイッチ301eが表示される。登録スイッチ301eは、可変操作画面において、当該可変操作画面に含まれるソフトスイッチの変更(ソフトスイッチに係る機能の登録、解除、及び移動(登録場所の変更))を受け付けるためのスイッチである。登録スイッチ301eは、本発明の「登録操作部」に相当する。当該登録スイッチ301eが操作されると、本実施形態では、後述する機能登録画面が表示部113に表示される。そして、本実施形態では、後述するとおり、当該機能登録画面では、ソフトスイッチ301a〜301dの変更(ソフトスイッチに係る機能の登録、解除、及び移動(登録場所の変更))が可能である。
なお、当該機能登録画面において、ソフトスイッチ(301a〜301d)として登録できるスイッチは、基本機能以外の車載装置1に備えられた機能を実行するためのスイッチである。可変操作画面において表示されるソフトスイッチは、所望する目的に係る処理を早く実現するためのショートカットの役割を果たす。
以上より、本実施形態に係る車載装置1では、プログラムの実行画面が表示部113に表示された状態で、メニュースイッチ114bが押下されると、図1Bに示されるような固定操作画面が表示部113に表示される。また、固定操作画面が表示部113に表示された状態で、メニュースイッチ114bが押下されると、図1Cに示されるような可変操作画面が表示部113に表示される。
また、他の方法として、所定の画面が表示部113に表示された状態で、メニュースイッチ114bが連続して二度押下されると、図1Cに示されるような可変操作画面が表示部113に表示される。
本実施形態に係る車載装置1では、このように、従来ハードスイッチとして設けられていた基本機能に係るスイッチの一部をソフトスイッチ(仮想操作部)として設けることで、ハードスイッチの数を削減することができる。また、可変操作画面において、当該画面に表示されるソフトスイッチを変更(ソフトスイッチに係る機能の登録、解除、及び移動(登録場所の変更))することで、当該画面において実行可能な機能をユーザが所望するように設定することができる。これによって、本実施形態に係る車載装置1において、操作性の向上したインタフェースが実現される。
図2は、本実施形態に係る車載装置1の外観を例示する三面図である。図2に示されるように、本実施形態では、車載装置1に設けられた3つのハードスイッチのうちのメニュースイッチ114bが、車載装置1の表面から突出するように設けられている。このように、メニュースイッチ114bが突出するように設けられていることで、ユーザは、目視することなく、手さぐりでメニュースイッチ114bの位置を確認することができ、当該メニュースイッチ114bを操作することができる。
<構成例>
図3は、本実施形態に係る車載装置1の構成例を示す。図3を用いて、車載装置1について、車載用オーディオ・ビジュアル・ナビゲーション一体機(以下、AVN一体機とも記載する。)を例に説明する。
図3は、本実施形態に係る車載装置1の構成例を示す。図3を用いて、車載装置1について、車載用オーディオ・ビジュアル・ナビゲーション一体機(以下、AVN一体機とも記載する。)を例に説明する。
制御部101は、車載装置1の各部、或いは接続された外部機器からの信号、またユーザの操作に基づく各操作部からの操作指示信号等を受信し、それら信号に基づき車載装置1の各部、或いは外部機器を統括的に制御する。制御部101は、例えば、1又は複数のマイクロコンピュータ(マイコン)と、このマイコンの処理に利用される周辺回路(ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、インタフェース回路等)を備え、ROM等の周辺回路に記憶されたプログラムに従い動作する。
放送受信部102は、アンテナにより受信された放送波から、特定の周波数の放送波を選択受信し、復調して当該放送の音声信号および、画像信号(テレビ放送の場合)を分配回路108に出力する。放送受信部102は、同調回路、復調・復号回路等により構成される。そして、放送受信部102は、制御部101からの制御信号により、そのオン/オフ、受信周波数等の各種動作を制御される。
ディスク再生部103は、ディスク(例えば、DVD(Digital Versatile Disc)やBD(Blu-ray Disc))に記憶されているデータをピックアップにより読込み、読込んだデータに基づく音声信号、画像信号等を分配回路108に出力する。ディスク再生部103は、光学ピックアップ、ピックアップ・ディスク駆動機構、ピックアップ・ディスク駆動機構の制御回路、読取信号の復号回路等を備える。そして、ディスク再生部103は、制御部101からの制御信号により、読込み処理のオン/オフ、読込み位置等の各種動作を制御される。
SD再生部105は、SDカードを接続するためのコネクタを備える。そして、SD再生部105は、当該コネクタに接続されたSDカードに記憶された各種データからデータを読み出し、読み出した画像信号、音声信号、又は、文字信号等を分配回路108に出力する。なお、SD再生部105は、制御101からの制御信号により、コネクタに接続されたSDカードからのデータ読み出し処理のオン/オフ、読み出すデータの選択等の各種動作を制御される。
ナビゲーション部105は、地図上に自車位置や目的地までの経路を表示したり、交差点等で音声等により右左折等の進行方向案内を行い、また後述する交通情報通信システム(VICS(登録商標))情報受信部106から交通情報、GPS情報受信部107から自車位置情報を入手して表示したりして、目的地までの経路案内を行う。ナビゲーション部105は、ナビゲーションの為に利用される地図情報を記憶する記憶装置(媒体)、各種演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)、各種処理のためにデータを記憶
するRAM等のメモリ等を備える。そして、ナビゲーション部105は、制御部101からの制御信号によって、ナビゲーション処理のオン/オフ等の各種動作を制御される。なお、ナビゲーションの為に利用される地図情報を記憶する記憶装置(媒体)は、SD再生
部104に接続される上述のSDカード、ディスク再生部103によって処理される上述のディスクであってもよい。
するRAM等のメモリ等を備える。そして、ナビゲーション部105は、制御部101からの制御信号によって、ナビゲーション処理のオン/オフ等の各種動作を制御される。なお、ナビゲーションの為に利用される地図情報を記憶する記憶装置(媒体)は、SD再生
部104に接続される上述のSDカード、ディスク再生部103によって処理される上述のディスクであってもよい。
VICS情報受信部106は、VICSに係る交通情報を受信し、受信した交通情報をナビゲーション部105に出力する。VICS情報受信部106で、交通情報通信システムからのデータを受信する受信機(FM受信機、電波ビーコン受信機、光ビーコン受信機)、受信したデータを復号する復号回路等を備える。
GPS情報受信部107は、GPS衛星からのGPS信号に基づき自車位置を検出し、検出した現在地情報をナビゲーション部105に出力する。GPS情報受信部107は、GPS信号を受信するGPS信号受信回路、受信したGPS信号に基づき自車位置を算出する演算部を備える。
分配回路108は、制御部101からの制御信号により制御され、出力することが指定された各種ソース(放送受信部102等)の画像信号と音声信号とをそれぞれ画像調整回路109及び音声調整回路110に出力する。分配回路108は、リレー或いはスイッチングトランジスタ等の電子回路を含むスイッチ群を備える。
画像調整回路109は、制御部101の制御信号により制御され、分配回路108から入力された画像信号に対して、輝度や色調、コントラスト等を調整し、調整した各画像信号を画像出力部112に出力する。画像調整回路109は、画像データを記憶するメモリ、画像データを演算処理するデジタルシグナルプロセッサ等の演算回路等を備える。
音声調整回路110は、制御部101の制御信号により制御され、分配回路108から入力された音声信号に対して、音量、音声を調整し、調整した音声信号をスピーカ111に出力する。音声調整回路110は、音声データを記憶するメモリ、画像データを演算処理するデジタルシグナルプロセッサ等の演算回路、トランジスタ・抵抗・コンデンサ・コイル等を含む増幅・減衰回路や共振回路等を備える。スピーカ111は、音声調整回路110により入力された音声信号を、音声出力する。
画像出力部112は、制御部101の制御信号により制御され、画像調整回路109から入力された画像信号と、画像信号を表示部113に表示させるために制御部101から入力された表示画像信号とに基づいて画像合成等の処理を施し、当該処理を施した画像信号に基づき表示部113を駆動する。画像出力部112は、例えば、演算処理により画像処理を行う画像用に特化された演算処理回路である画像ASIC、画像処理・出力用に画像データを記憶するビデオメモリ、画像出力用ビデオメモリに記憶された画像データに基づき表示部113を駆動する画像駆動回路等を備える。
表示部113は、画像出力部112から入力される画像信号に基づき画像を表示する。表示部113は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、冷陰極フラットパネルディスプレイ等の液晶パネル201と、液晶パネル201を背面から証明するバックライト200と、抵抗膜方式や静電容量方式等のタッチパネル202とを備える。タッチパネル202は、車載装置1に対するユーザによる各種操作の操作状態を制御部101に出力する。
なお、本実施形態では、ソフトスイッチは、表示部113に表示される。表示部113(液晶パネル201)に表示されるソフトスイッチは、図1B及び1Cにおいて示したとおり、タッチパネル202の押下された位置に対応付けられた機能を実行するための仮想操作部である。
操作部114は、車載装置1に対してユーザが各種操作を行うための入力部である。操作部114は、例えば、押釦スイッチ、回転操作スイッチ(ロータリースイッチ)、ジョイスティック等である。操作部114は、車載装置1に対するユーザによる各種操作の操作状態を制御部101に出力する。
なお、本実施形態では、操作部114は、現在地スイッチ114a、メニュースイッチ114b、及び、AVスイッチ114cである。つまり、本実施形態では、操作部114として、3つのハードスイッチが設けられている。そして、上述のとおり、本実施形態では、現在地スイッチ114a、及び、AVスイッチ114cは、押下操作可能な押しボタンスイッチ(プッシュスイッチ)である。メニュースイッチ114bは、本発明の「物理操作部」に相当する押下操作可能な押しボタンスイッチである。また、メニュースイッチ114bは、回転操作可能に構成され車載装置1から突出したロータリースイッチでもあり、スピーカ111から出力される音声の音量調整に用いられる。このように、操作部114において用いられるスイッチの種類は、用途に合わせて、適宜選択される。
メモリ115は、各種データや制御プログラムを記憶するメモリ(記憶媒体)で、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や、書換え可能なフラッシュメモリ等を備える。メモリ
115は、制御部101の制御信号により制御され、制御部101に備えられたRAM等の周辺回路に所望のデータを出力する。
115は、制御部101の制御信号により制御され、制御部101に備えられたRAM等の周辺回路に所望のデータを出力する。
遠隔操作部116は、自動車のインストルメントパネル等に設置されたAVN一体機本体から離れた場所、例えば、運転席と助手席間の肘掛け付近や、ステアリングホイールに設置され、ユーザによる入力操作の操作状態を出力する。遠隔操作部116は、本例では操作部の回転操作、傾動操作、押圧操作を検出する。なお、このような遠隔操作部116は、回転操作量・方向に応じた信号を出力するロータリースイッチ、感圧センサにより構成され傾動操作方向に応じた信号を出力するジョイスティック等の傾動センサ、押圧操作によりオンオフ状態が変化する押しボタンスイッチにより構成される。
なお、車載装置1は、インターネット等のネットワークに接続するための通信ユニットを備えてもよい。この場合、車載装置1は、当該ネットワークを介して、様々な情報及び機能(プログラム)を取得することが可能となる。
§2 動作例
<画面遷移>
図4は、本実施形態に係る車載装置1の表示部113に表示される画面の遷移を例示する。
<画面遷移>
図4は、本実施形態に係る車載装置1の表示部113に表示される画面の遷移を例示する。
車載装置1の表示部113に表示されている画面は、車載装置1において実行されているプログラムの実行画面である(S1000)。例えば、車載装置1においてナビゲーション機能に係るプログラムが実行されている場合には、経路案内画面が表示されている。
ここでは、ナビゲーション機能等に係るプログラムの実行画面として説明するが、必ずしもナビゲーション機能等に係るプログラムの実行画面でなくてもよく、オーディオ機能に係るプログラムの実行画面であってもよいし、何れのプログラムも実行されていない無表示の画面であっても同様の処理が行われる。
プログラムの実行画面が表示されている状態(S1000)で、メニュースイッチ114bがユーザにより押下された場合、制御部101は、図1Bで示されるような固定操作画面を表示部113に表示させる(S1001)。例えば、表示部113に経路案内画面が表示されている状態で、メニュースイッチ114bがユーザにより押下された場合には
、経路案内画面に重畳するように固定操作画面を出現させて表示したり、経路案内画面全体を縮小し、縮小した経路案内画面を表示している領域以外の領域に固定操作画面を出現させて表示したりする。なお、この場合におけるソフトスイッチの表示処理及びスイッチ操作の実現に係る処理については、後述する。
、経路案内画面に重畳するように固定操作画面を出現させて表示したり、経路案内画面全体を縮小し、縮小した経路案内画面を表示している領域以外の領域に固定操作画面を出現させて表示したりする。なお、この場合におけるソフトスイッチの表示処理及びスイッチ操作の実現に係る処理については、後述する。
固定操作画面が表示されている状態(S1001)において、例えば、ソフトスイッチが操作(押下操作)された場合は、当該操作されたスイッチに対応した動作が実行され、それに伴う表示画面に変わる。尚、その後も操作に伴って当該操作に対応する機能に係る動作が実行されると共に、実行される動作に応じた表示画面に変わるが、操作およびそれに伴う動作が完了した際、あるいは操作が途絶えて所定時間が経過した時点で、車載装置1において実行されているプログラムの実行画面に復帰する(S1000)。又、S1001の状態でユーザにより何も操作されず所定時間経過した場合、制御部101は、表示部113に表示させる画面を、車載装置1において実行されているプログラムの実行画面に戻す(S1000)。例えば、車載装置1においてナビゲーション機能に係るプログラムが実行されている場合には、経路案内画面に表示を戻す。
他方、固定操作画面が表示されている状態(S1001)において、メニュースイッチ114bがユーザにより押下された場合、制御部101は、図1Cで示されるような可変操作画面を表示部113に表示させる(S1002)。このとき、メニュー領域300に、固定操作画面から可変操作画面に切り替わるように表示される。なお、この場合におけるソフトスイッチの表示処理及びスイッチ操作の実現に係る処理についても、後述する。
また、プログラムの実行画面が表示されている状態(S1000)で、メニュースイッチ114bがユーザにより連続して二度押下された場合、制御部101は、図1Cで示されるような可変操作画面を表示部113に表示させる(S1002)。この場合は、固定操作画面が表示部113に表示される処理が行われる前に、二度目のメニュースイッチ114bへの押下操作が行われる。
本実施形態では、この可変操作画面表示状態(S1002)において、例えば、メニュースイッチ114bがユーザにより押下された場合、又は、ユーザにより何も操作されず所定時間経過した場合、制御部101は、プログラムの実行画面を表示部113に表示させる(S1000)。尚、ソフトスイッチが操作(押下操作)された場合は、当該操作に対応する動作が実行されると共に対応する画面が表示され、その後もこの動作/表示が順次行われるが、動作完了後、また操作が途切れて所定時間が継続した場合、制御部101は、表示部113に表示させる画面をプログラムの実行画面を表示部113に表示させる(S1000)。
<処理例>
図5は、本実施形態に係る車載装置1によるソフトスイッチの表示処理、スイッチ操作の実現に係る処理、及び、可変操作画面に含まれるソフトスイッチの変更処理に係る機能構成を例示する。図中の矢印(点線)は、参照されるデータと制御部101による処理の流れとを例示する。
図5は、本実施形態に係る車載装置1によるソフトスイッチの表示処理、スイッチ操作の実現に係る処理、及び、可変操作画面に含まれるソフトスイッチの変更処理に係る機能構成を例示する。図中の矢印(点線)は、参照されるデータと制御部101による処理の流れとを例示する。
図5に示されるとおり、車載装置1は、ソフトスイッチの表示処理等を実行するために、操作画面処理部401、表示処理部402、機能判別処理部403、及び、機能実行部404を備える。操作画面処理部401、表示処理部402、機能判別処理部403、及び、機能実行部404は、例えば、ディスク再生部103により再生されるディスク、SD再生部105に接続されるSDカード、又は、メモリ115に格納されたプログラム等が制御部101の周辺回路であるRAM等に展開され、制御部101のプロセッサにより実行されることによって実現される。
また、図5に示されるとおり、車載装置1は、ソフトスイッチの表示処理等を実行するために、機能テーブル501、スイッチ/画像対応テーブル502、画像テーブル503、機能/座標対応テーブル504、及び、プログラムテーブル505を参照する。機能テーブル501、スイッチ/画像対応テーブル502、画像テーブル503、機能/座標対応テーブル504、及び、プログラムテーブル505は、例えば、ディスク再生部103により再生されるディスク、SD再生部105に接続されるSDカード、又は、メモリ115に格納されており、必要に応じて、制御部101の周辺回路であるRAM等に展開される。
(表示処理)
ソフトスイッチを表示部113に表示するための表示処理について説明する。制御部101は、ソフトスイッチを表示部113に表示するために、スイッチ/画像対応テーブル502と画像テーブル503とを参照する。
ソフトスイッチを表示部113に表示するための表示処理について説明する。制御部101は、ソフトスイッチを表示部113に表示するために、スイッチ/画像対応テーブル502と画像テーブル503とを参照する。
スイッチ/画像対応テーブル502は、表示部113に表示するソフトスイッチと画像とを対応付けるための情報であり、スイッチIDと画像IDとの対応関係を示す。スイッチIDは、表示部113に表示されるソフトスイッチを識別するための情報である。本実施形態では、当該スイッチIDによってソフトスイッチの位置が特定される。また、画像IDは、対応付けられた機能を実行するためのソフトスイッチの画像を識別するための情報である。
また、画像テーブル503は、スイッチ/画像対応テーブル502によって特定された画像IDとソフトスイッチの画像を描画するために用いられる画像データとを対応付けるための情報である。画像データフィールドには、画像データそのものが格納されてもよいし、画像IDにより識別される画像データが格納された場所を特定するための情報が格納されてもよい。
図4に示されるとおり、本実施形態に係る車載装置1では、メニュースイッチ114bの操作に応じて、表示部113に表示される画面の状態が遷移する。制御部101は、操作画面処理部401の処理として、表示部113に表示させる画面の状態を遷移させる際に、遷移先の状態に対応するスイッチ/画像対応テーブル502を選択する。
ここで、スイッチ/画像対応テーブル502aは、固定操作画面を描画するためのデータである。スイッチ/画像対応テーブル502bは、可変操作画面を描画するためのデータである。このように、基本機能に係るスイッチ/画像対応テーブルを、基本機能以外の機能に係るスイッチ/画像対応テーブルとは別のテーブルとして保持することによって、スイッチの変更を不可能に設定している。そして、スイッチ/画像対応テーブル502cは、これらのうち、制御部101によって選択された、ソフトスイッチの描画に用いられるスイッチ/画像対応テーブルを示す。
制御部101は、メニュースイッチ114bが押下されたことにより、表示部113に表示させる画像の状態をS1000の状態からS1001の状態に遷移させる場合に、スイッチ/画像対応テーブル502aをスイッチ/画像対応テーブル502cとして選択する。他方、制御部101は、メニュースイッチ114bが押下されたことにより、表示部113に表示させる画像の状態をS1001の状態からS1002の状態に遷移させる場合に、スイッチ/画像対応テーブル502bをスイッチ/画像対応テーブル502cとして選択する。また、スイッチ/画像対応テーブル502には、各種動作状態において表示されるスイッチのパターンに対応するスイッチ/画像対応テーブル502xが記憶され、表示される画像に応じたデータがスイッチ/画像対応テーブル502cとして選択される
ことになる。尚、スイッチ/画像対応テーブル502aのデータはユーザによる変更はできないが、他のスイッチ/画像対応テーブル502b,xはユーザによる変更、つまり表示されるスイッチのカスタマイズが可能となっている。
ことになる。尚、スイッチ/画像対応テーブル502aのデータはユーザによる変更はできないが、他のスイッチ/画像対応テーブル502b,xはユーザによる変更、つまり表示されるスイッチのカスタマイズが可能となっている。
また、制御部101は、表示部113に表示させる画像の状態を、S1001又はS1002の状態からS1000の状態に遷移させる場合に、いずれのスイッチ/画像対応テーブル502もスイッチ/画像対応テーブル502cとして選択しない。なぜなら、本実施形態では、表示部113上にソフトスイッチを表示させる場合にのみ、スイッチ/画像対応テーブル502が選択され、参照されるためである。
ソフトスイッチの描画に用いるスイッチ/画像対応テーブル(スイッチ/画像対応テーブル502cの設定)を選択した後、制御部101は、表示処理部402の処理として、画像テーブル503を参照して、ソフトスイッチの描画に用いる画像データを特定する。そして、制御部101は、特定した画像データを用いて、液晶パネル201上にソフトスイッチを描画する。
具体的には、制御部101は、画像テーブル503を参照し、選択したスイッチ/画像対応テーブル502cの画像IDと一致する画像IDのレコードを特定する。特定されたレコードの画像データフィールドに格納された情報により、制御部101は、スイッチIDにより識別されるソフトスイッチと当該ソフトスイッチの画像データを対応付けることができる。よって、制御部101は、当該対応関係にあるスイッチIDと画像データとを用いて、当該スイッチIDによって特定されるソフトスイッチの位置に、画像データにより示されるソフトスイッチの画像を液晶パネル201上で描画する。尚、表示位置については、スイッチ/画像対応テーブル502cにおける各データ(スイッチID,画像データ)の記憶位置と対応づけている。
尚、本実施例ではメニュー領域300を固定しているが、各状態におけるスイッチ表示レイアウトを変える(メニュー領域非固定)場合には、各状態における表示レイアウトを記憶したテーブル(スイッチ/画像対応テーブル502における各テーブル502a,b,xに対応した表示レイアウトテーブル)を設け、当該テーブルから対応する表示レイアウトデータを読み出し、表示レイアウトを設定する。
本実施形態では、このような処理により、表示部113上に、ソフトスイッチが表示される。例えば、図1B又は図1Cにより示される画面が表示される。
なお、上述したとおり、本実施形態では、ソフトスイッチは、メニュー領域300に表示される。そして、メニュー領域300は、表示部113上のメニュー領域300以外の領域113aよりも強調して描画される。
図6は、メニュー領域300を領域113aよりも強調するためのレイヤ処理を例示する。レイヤ601は、表示部113上に元々表示されていたプログラムの実行画面のレイヤを示す。レイヤ602は、レイヤ601の画像にグレイスケール処理等のマスク処理を施すためのレイヤを示す。そして、レイヤ603は、メニュー領域300を描画するためのレイヤを示す。
このとき、レイヤ602によるマスク処理は、レイヤ603の画像には適用されず、レイヤ601の画像に適用される。このように、レイヤ602によって適用されるマスク処理によって、レイヤ601の画像をレイヤ603の画像よりも目立たないように表示する処理が行われるため、メニュー領域300は、領域113aよりも強調して表現される。
(スイッチ操作による機能の実行)
表示部113に表示されるソフトスイッチのスイッチ操作の実現に係る処理について説明する。制御部101は、ソフトスイッチのスイッチ操作を実現するために、機能/座標対応テーブル504とプログラムテーブル505とを参照する。
表示部113に表示されるソフトスイッチのスイッチ操作の実現に係る処理について説明する。制御部101は、ソフトスイッチのスイッチ操作を実現するために、機能/座標対応テーブル504とプログラムテーブル505とを参照する。
機能/座標対応テーブル504は、ソフトスイッチに対する操作により実行される機能と当該操作されたソフトスイッチがのタッチパネル202上に位置する座標とを対応付けるための情報である。座標フィールドには、機能IDにより識別される機能と対応付けられたタッチパネル202(表示部113)上の所定の領域に係る座標値が格納される。なお、座標フィールドに格納される座標値に基づいて、タッチパネル202におけるソフトスイッチの領域が表現される。
また、プログラムテーブル505は、ソフトスイッチが操作されることによって、実行が要求される機能に対応するプログラムを特定するための情報であり、機能IDとプログラムとを対応付ける。プログラムフィールドには、機能IDにより識別される機能に係るプログラムそのものが格納されてもよいし、機能IDにより識別される機能に係るプログラムが格納された場所を特定するための情報が格納されてもよい。
スイッチ/画像対応テーブル502と同様に、制御部101は、操作画面処理部401の処理として、表示部113に表示させる画面の状態を遷移させる際に、遷移先の状態に対応する機能/座標対応テーブル504を選択する。なお、機能/座標対応テーブル(504a〜504c)それぞれは、スイッチ/画像対応テーブル(502a〜502c)それぞれと同様に説明可能である。よって、ここでは、説明を省略する。
また、基本機能に係る機能/座標対応テーブルを、基本機能以外の機能に係る機能/座標対応テーブルとは別のテーブルとして保持することによって、スイッチの変更を不可能に設定している。
尚、機能/座標対応テーブル504b,xはユーザによる変更が可能で、スイッチ/画像対応テーブル(502b,x)のデータをユーザが変更した場合は、機能/座標対応テーブル504の対応する部分が、スイッチ/画像対応テーブル(502b,x)のデータ変更に対応するデータに変更される。
制御部101は、タッチパネル202が押下されたとき、機能判別処理部403の処理として、押下された位置に応じたソフトスイッチに対応付けられた機能を判別する。具体的には、制御部101は、タッチパネル202が押下されたとき、機能/座標対応テーブル504cを参照して、タッチパネル202の押下された座標値を特定し、特定された座標値に対応する領域に相当する領域を示す座標値を格納したレコードを特定する。特定されたレコードに含まれる機能IDにより、押下された位置に応じたソフトスイッチに対応付けられた機能が判別される。
そして、制御部101は、機能実行部404の処理として、機能判別処理部403により判別された機能を実行する。具体的には、制御部101は、プログラムテーブル505を参照して、機能判別処理部403の処理で特定した機能IDと一致する機能IDのレコードを特定する。そして、制御部101は、特定したレコードのプログラムフィールドに格納された情報により特定されるプログラムを実行する。
本実施形態では、このような処理により、表示部113上に表示されたソフトスイッチが押下された際に、当該押下されたソフトスイッチに対応付けられた機能が実行される。
(ソフトスイッチ変更処理)
可変操作画面において、登録スイッチ(ソフトスイッチ)301eが押下された場合に表示される機能登録画面によって、当該可変操作画面に含まれるソフトスイッチが変更される際の処理を説明する。
可変操作画面において、登録スイッチ(ソフトスイッチ)301eが押下された場合に表示される機能登録画面によって、当該可変操作画面に含まれるソフトスイッチが変更される際の処理を説明する。
図7は、本実施形態において、登録スイッチ301eが押下されたことにより表示部113に表示される機能登録画面を例示する。本実施形態では、当該機能登録画面において、ソフトスイッチ301a〜301dを変更することが可能である。
図7に示されるように、機能登録画面では、ソフトスイッチ301a〜301dに設定可能な機能に係るアイコンが領域304に並べて表示されており、それらのアイコン(ソフトスイッチ)は、タブ303によってカテゴライズされている。ユーザは、領域304から所望するソフトスイッチのアイコンを選択して、領域301内の個々の領域(ブース)に移動させる(領域304から所望するソフトスイッチのアイコンをドラッグ操作する)ことで、可変操作画面に表示されるソフトスイッチを登録する。
なお、図7により示される例では、ソフトスイッチ301aの領域にはアイコン302aに対応する機能を実行するためのソフトスイッチが登録されており、ソフトスイッチ301bの領域にはアイコン302bに対応する機能を実行するためのソフトスイッチが登録されている。
図8は、本実施形態において、可変操作画面に表示されるソフトスイッチを登録する際の画面動作を例示する。ここでは、ソフトスイッチ301aの領域(ブース)に、ユーザが所望する機能を実行するためのソフトスイッチが登録される場面を例示する。
ユーザは、領域304から所望する機能に対応するアイコン302cを自身の指等で押圧することによって選択する。そして、当該アイコン302cを押圧したまま(ドラッグ)、登録したい領域(ブース)にアイコン302cを移動させる。そして、移動させたのち、ユーザは、アイコン302cに対する押圧を止める(ドロー)。これにより、本実施形態では、アイコン302cに対応する機能を実行するためのソフトスイッチ301aが登録される。
図9は、本実施形態において、可変操作画面に表示されるソフトスイッチの登録を解除(削除)する際の画面動作を例示する。ここでは、ソフトスイッチ301cの領域に登録されている、アイコン302dにより示されるソフトスイッチに対応する機能の登録を解除する場面を例示する。
ユーザは、ソフトスイッチの領域に表示されているアイコン302dを自身の指等で押圧する。そして、当該アイコン302dを押圧したまま(ドラッグ)移動させ、ソフトスイッチが登録される領域301以外のところで、当該アイコン302dに対する押圧を止める(ドロー)。これにより、本実施形態では、アイコン302dに対応する機能を実行するためのソフトスイッチ301cの登録が解除される。
図10は、本実施形態において、可変操作画面に表示されるソフトスイッチの登録される領域を変更する際の画面動作を例示する。ここでは、ソフトスイッチ301bの領域に登録されている機能をソフトスイッチ301dの領域に登録させる場面を例示する。
ユーザは、ソフトスイッチの領域に表示されているアイコン302eを自身の指等で押圧する。そして、当該アイコン302eを押圧したまま(ドラッグ)移動させ、移動先の領域上で、当該アイコン302eに対する押圧を止める(ドロー)。これにより、本実施
形態では、アイコン302eに対応する機能を実行するためのソフトスイッチを表示する位置を変更することができる。
形態では、アイコン302eに対応する機能を実行するためのソフトスイッチを表示する位置を変更することができる。
また、移動先の領域に他のアイコンが存在しない場合は、移動前の領域が空白状態となるが、移動先の領域に他のアイコンが存在する場合は、移動前の領域方向に順次アイコンが領域移動することになる。尚、移動先のアイコンの有無に関係なく、移動前の領域が空白状態となる方法(移動先のアイコンは登録解除)も有効な他方式である。
これらの操作により、ソフトスイッチに係る機能の登録、解除、及び移動(登録場所の変更)の操作が行われる。そして、制御部101は、当該ソフトスイッチに係る機能の登録、解除、及び、移動(登録場所の変更)に応じて、ソフトスイッチの表示処理に用いられるスイッチ/画像対応テーブル502bと、ソフトスイッチのスイッチ操作の実現に係る処理に用いられる機能/座標対応テーブル504bを更新する。当該更新処理は、操作画面処理部401の処理に該当する。
図5に示されるように、制御部101は、当該スイッチ/画像対応テーブル502b及び機能/座標対応テーブル504bの更新において、機能テーブル501を参照する。機能テーブル501は、基本機能以外の機能について、機能IDと画像IDとを対応付けるための情報である。
図8により示されるソフトスイッチに係る機能を登録する場面では、制御部101は、登録するソフトスイッチに該当するレコードを機能テーブル501において特定し、特定したレコードに格納された機能ID及び画像IDを、それぞれ、機能/座標対応テーブル504b及びスイッチ/画像対応テーブル502bの該当レコードに格納する。なお、制御部101は、機能/座標対応テーブル504b及びスイッチ/画像対応テーブル502bの該当レコードを、ユーザがアイコンに対するドラッグ操作において押圧を解除した領域(ブース)に基づいて特定する。図10により示されるソフトスイッチを移動する場面においても同様に説明される。
また、図9により示されるソフトスイッチに係る機能の登録を解除する場面では、制御部101は、当該解除されたソフトスイッチに対応するレコードをスイッチ/画像対応テーブル502b及び機能/座標対応テーブル504bから削除する。
§3 変形例
以上、本発明の実施の形態を詳細に説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎず、その範囲を限定しようとするものではない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。
以上、本発明の実施の形態を詳細に説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎず、その範囲を限定しようとするものではない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。
例えば、本実施形態におけるハードスイッチ及びソフトスイッチは、それぞれ、押し時間に応じて実行される機能が異なってもよい。すなわち、1つのスイッチに複数の機能が対応付けられてもよい。
また、例えば、制御部101は、固定操作画面が表示部113に表示されている間に、メニュースイッチ114bが押下された場合、車載装置1の状態に対応した可変操作画面を表示部113に表示させてもよい。図11は、この場合における、表示部113に表示される画面の遷移を例示する。なお、例えば、車載装置1の状態が異なる場面とは、車載装置1において実行されているプログラムが異なる場面である。具体的には、例えば、テレビ放送受信状態の場合はテレビ操作に関するソフトスイッチ(チャンネルUP/DOWN,テレビ放送のデータ受信操作スイッチ等)を表示し、ディスク再生中はディスク再生操作に関するソフトスイッチ(ディスクUP/DOWN,曲番UP/DOWNスイッチ等
)を表示する。
)を表示する。
図11の状態遷移図におけるS2000及びS2001の状態は、それぞれ、図4の状態遷移図におけるS1000及びS1001の状態に対応する。図11の状態遷移図においてS2002の状態が、図4の状態遷移図におけるS1002の状態と異なる。具体的には、S2002の状態では、制御部101は、「車載装置1の状態に対応した」可変操作画面を表示部113に表示させる点で異なる。
また、例えば、制御部101は、固定操作画面が表示部113に表示されている間に、メニュースイッチ114bが押下された場合、車載装置1の状態によらない可変操作画面を表示部113に表示させてもよい。そして、制御部101は、当該車載装置1の状態によらない可変操作画面が表示部113に表示されている間に、メニュースイッチ114bが押下された場合、車載装置1に対応した可変操作画面を表示部113に表示させてもよい。図12は、この場合における、表示部113に表示される画面の遷移を例示する。
図12の状態遷移図におけるS3000、S3001、及び、S3003の状態は、それぞれ、図11の状態遷移図におけるS2000、S2001、及び、S2002の状態に対応する。図12の状態遷移図においてS3002の状態が、図11の状態遷移図におけるS2002の状態と異なる。具体的には、S3002の状態では、制御部101は、「車載装置1の状態によらない」可変操作画面を表示部113に表示させる点で異なる。
なお、これらの変形例において、それぞれ他の例とは異なるこれらの画面遷移を実現するためには、それぞれの状態に対応する機能/座標対応テーブル504b及びスイッチ/画像対応テーブル502bが用意されればよい。つまり、S2002、S3002、及び、S3003の状態に遷移した際に制御部101により選択される機能/座標対応テーブル504b及びスイッチ/画像対応テーブル502bが用意されればよい。
これにより、例えば、車載装置1において実行されているプログラムが異なる場面では、異なるソフトスイッチを表示することが可能となる。したがって、本変形例によれば、車載装置1の状態に応じて、異なるソフトスイッチを表示部113に表示させることが可能となるため、更に、操作性の向上したインタフェースの実現が可能となる。
なお、図12で示される変形例において、プログラムの実行画面が表示されている状態(S3000)で、メニュースイッチ114bがユーザにより連続して三度押下された場合、制御部101は、車載装置1の状態に対応した可変操作画面を表示部113に表示させてもよい(S3003)。当該三度押下操作は、上述した二度押下操作と同様に説明される。
1…車載装置、101…制御部、102…放送受信部、103…ディスク再生部、
104…SD再生部、105…ナビゲーション部、106…VICS情報受信部、
107…GPS情報受信部、108…分配回路、109…画像調整回路
110…音声調整回路、111…スピーカ、112…画像出力部、113…表示部、
114…操作部、
114a…現在地スイッチ(ハードスイッチ)、
114b…メニュースイッチ(ハードスイッチ)、
114c…AVスイッチ(ハードスイッチ)、
115…メモリ、116…遠隔操作部、
200…バックライト、201…液晶パネル、202…タッチパネル、
300…メニュー領域、
300a〜300g…ソフトスイッチ、
301a〜301d…ソフトスイッチ、
301e…登録スイッチ(ソフトスイッチ)、
401…操作画面処理部、402…表示処理部、403…機能判別処理部、
404…機能実行部、
501…機能テーブル、502…スイッチ/画像対応テーブル、503…画像テーブル、
504…機能/座標対応テーブル、505…プログラムテーブル、
601〜603…レイヤ
104…SD再生部、105…ナビゲーション部、106…VICS情報受信部、
107…GPS情報受信部、108…分配回路、109…画像調整回路
110…音声調整回路、111…スピーカ、112…画像出力部、113…表示部、
114…操作部、
114a…現在地スイッチ(ハードスイッチ)、
114b…メニュースイッチ(ハードスイッチ)、
114c…AVスイッチ(ハードスイッチ)、
115…メモリ、116…遠隔操作部、
200…バックライト、201…液晶パネル、202…タッチパネル、
300…メニュー領域、
300a〜300g…ソフトスイッチ、
301a〜301d…ソフトスイッチ、
301e…登録スイッチ(ソフトスイッチ)、
401…操作画面処理部、402…表示処理部、403…機能判別処理部、
404…機能実行部、
501…機能テーブル、502…スイッチ/画像対応テーブル、503…画像テーブル、
504…機能/座標対応テーブル、505…プログラムテーブル、
601〜603…レイヤ
Claims (7)
- 所定の機能を実行するための物理操作部とタッチパネル機能を備えた表示部とを有する車載装置において、
前記物理操作部が操作された場合、前記車載装置における基本機能を実行するための仮想操作部を含む固定操作画面を前記表示部に表示し、
前記固定操作画面が前記表示部に表示されているときに、前記物理操作部が操作された場合、前記基本機能以外の機能を実行するための仮想操作部を含む可変操作画面を前記表示部に表示する制御部を有することを特徴とする車載装置。 - 所定の機能を実行するための物理操作部とタッチパネル機能を備えた表示部とを有する車載装置において、
前記物理操作部が1回操作された場合、前記車載装置における基本機能を実行するための仮想操作部を含む固定操作画面を前記表示部に表示し、
前記物理操作部が連続して2回操作された場合、前記基本機能以外の機能を実行するための仮想操作部を含む可変操作画面を前記表示部に表示する制御部を有することを特徴とする車載装置。 - 前記制御部は、設定の変更が不可能な仮想操作部を含む前記固定操作画面及び、設定の変更が可能な仮想操作部を含む前記可変操作画面を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の車載装置。
- 前記制御部は、前記可変操作画面において、前記基本機能以外の機能を実行するための仮想操作部の登録を変更可能に実行するための登録操作部を、当該仮想操作部とともに表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の車載装置。
- 前記制御部は、前記表示部において部分的に、前記固定操作画面及び前記可変操作画面を表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の車載装置。
- 前記物理操作部は、前記車載装置の表面に対して突出する操作部であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の車載装置。
- 前記物理操作部は、押圧操作及び回転操作可能な操作部であることを特徴とする請求項6に記載の車載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011270085A JP2013122636A (ja) | 2011-12-09 | 2011-12-09 | 車載装置 |
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JP2011270085A JP2013122636A (ja) | 2011-12-09 | 2011-12-09 | 車載装置 |
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JP (1) | JP2013122636A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016110313A (ja) * | 2014-12-04 | 2016-06-20 | 株式会社デンソー | 車両用操作装置 |
JP2017219968A (ja) * | 2016-06-06 | 2017-12-14 | 富士通テン株式会社 | タッチパネル装置及びタッチパネルの制御方法 |
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2011
- 2011-12-09 JP JP2011270085A patent/JP2013122636A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016110313A (ja) * | 2014-12-04 | 2016-06-20 | 株式会社デンソー | 車両用操作装置 |
JP2017219968A (ja) * | 2016-06-06 | 2017-12-14 | 富士通テン株式会社 | タッチパネル装置及びタッチパネルの制御方法 |
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