JP2013101834A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】色温度が略3000K、CIELAB空間上において40≦a*≦60、かつ、20≦b*≦30であり、CIELAB空間上の直線をX=0.3845a*−b*+4.6544とし、直線Xからの法線距離dxが1.82未満となる光を照射する照光部11を備える。
【選択図】図1
Description
特許文献2の照明装置は、色偏差(黒体放射軌跡からのずれ)を表すduvをパラメータとして利用し、duvが0以上且つ0.01以下となる光を照射させるようになっている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、肌の見え方を向上させつつ、光色のばらつきの管理を容易とすることができる照明装置を提供することにある。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の照明装置10は、光を外部に照射する照光部11と、この照光部11を点灯させるための点灯回路12とを備えている。
本発明者は、照光部11から照射される光が人の肌の色を好ましく見せるような光とするべく、矢野正らが提唱する日本人女性の肌色の好ましさ指数PSと、色偏差(黒体放射軌跡からのずれ)を表すduvと、色温度とをパラメータとして評価実験を行った。
まずPSは80〜100の範囲に設定する。これは、矢野正らが提唱するPSの基準値が80であり、この基準値80以上とすることとが望ましいためである。ちなみに、PSの算出方法としては、例えば特開平11―258047号公報に開示されているように、肌色の好ましさに関する算出評価値Pを求めた後に、4×5Pから肌色の好ましさ指数PSを算出することができる。
図4に示すスペクトル特性を有する照光部11は、PSが84、duvが−0.005、色温度2968Kと設定されている。照光部11は、図4に示すように410〜470nm間である略440nm近傍に第1のピーク波長P1を有し、これよりも長波長側で580〜630nm間である略600nm近傍において第2のピーク波長P2を有する構成とされる。なお、照光部11は、第1のピーク波長P1における相対スペクトル強度が第2のピーク波長P2における相対スペクトル強度よりも低い構成とされる。より具体的には、第2のピーク波長P2における相対スペクトル強度を1とした場合に、第1のピーク波長P1における相対スペクトル強度を略0.6となるように構成される。
(1)色温度が略3000K、CIELAB空間上において40≦a*≦60、かつ、20≦b*≦30であり、CIELAB空間上の直線をX=0.3845a*−b*+4.6544とし、直線Xからの法線距離dxが1.82未満となる光を照射する照光部11を備える。このため、好ましさ4.0以上の光を照射することができる。また、PS、duv、色温度の3つのパラメータではなく、1つの指標で肌色を好ましく見せることができるため、照明装置の製造や光色のばらつきの管理を容易に行うことができる。
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図6及び図7に従って説明する。尚、第1実施形態と同じ部材については同じ符号を付して図面及び説明の全て又は一部を割愛する。
ここで、第1実施形態と同様に評価実験を行い、好ましさ4.9以上の評価が得られた条件を図6に白抜き四角で示す。
図7に示すスペクトル特性を有する照光部11は、PSが98、duvが−0.006、色温度3620Kと設定されている。照光部11は、図7に示すように410〜470nm間である略450nm近傍に第1のピーク波長P1を有し、これよりも長波長側で580〜630nm間である略620nm近傍において第2のピーク波長P2を有する構成とされる。なお、照光部11は、第1のピーク波長P1における相対スペクトル強度が第2のピーク波長P2における相対スペクトル強度よりも低い構成とされる。より具体的には、第2のピーク波長P2における相対スペクトル強度を1とした場合に、第1のピーク波長P1における相対スペクトル強度を略0.9となるように構成される。
(1)色温度が3000K〜5000K、CIELAB空間上において44≦a*≦55、かつ、21≦b*≦27であり、CIELAB空間上の直線をY=0.4191a*−b*+3.8074とし、直線Yからの法線距離dyが0.93未満となる光を照射する照光部11を備える。このため、好ましさ4.9以上の光を照射することができる。また、PS、duv、色温度の3つのパラメータではなく、1つの指標で肌色を好ましく見せることができるため、照明装置の製造や光色のばらつきの管理を容易に行うことができる。
・上記各実施形態では、照光部11のスペクトル特性を図4及び図7に示すような構成としたが、これに限らない。例えば、図5に示すようなスペクトル特性となるように照光部11を構成してもよい。照光部11は、図5に示すように410〜470nm間である略430nm近傍に第1のピーク波長P1を有し、これよりも長波長側で580〜630nm間である略600nm近傍において第2のピーク波長P2を有する構成とされる。また、第2のピーク波長P2の短波長側及び長波長におけるスペクトル強度が図4に示す照光部11のスペクトル強度よりも高く維持される。このようにスペクトル特性については一例にすぎず、CIELAB空間上の座標が40≦a*≦60、20≦b*≦30の範囲とされるか、44≦a*≦55、21≦b*≦27の範囲とされれば、スペクトル特性は特に問わない。
・上記実施形態では、1つのLED素子11a及び1つの蛍光体11bにて照光部11を構成したが、これに限らず、仕様等に合わせて適宜変更してもよい。略白色に点灯する照光部11の変形例としては、次のような構成が考えられる。但し、本発明が適用可能なものであればこれに限らない。
また、透過・拡散フィルタを用いて照光部11を構成して、例えば図4に示すようなスペクトル特性を満足する構成を採用してもよい。
Claims (2)
- 色温度が3000K、CIELAB空間上において40≦a*≦60、かつ、20≦b*≦30であり、CIELAB空間上の直線をX=0.3845a*−b*+4.6544とし、直線Xからの法線距離dxが1.82未満となる光を照射する照光部を備えたことを特徴とする照明装置。
- 色温度が3000K〜5000K、CIELAB空間上において44≦a*≦55、かつ、21≦b*≦27であり、CIELAB空間上の直線をY=0.4191a*−b*+3.8074とし、直線Yからの法線距離dyが0.93未満となる光を照射する照光部を備えたことを特徴とする照明装置。
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