JP2013101306A - 操作装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】固定枠に対して手動で回転可能に配置される操作リング111と固定枠に配置されていて操作リング111が回転する際の負荷力量を制御する負荷制御手段と、固定枠または負荷制御手段に対する操作リング111の相対位置を検出する位置センサと動作モードを設定するモード切替操作部108と位置センサからの出力に基づいて特定される位置で上記操作リング111が回転操作された際に操作リング111にクリック感を付与するように負荷制御手段を制御する操作感制御手段(圧電体制御回路)と、モード切替操作部108によって選択された動作モードの設定状態を表示する表示部115と操作リング111のクリック感を伴う回転操作に連動して表示部115に表示される内容を変更する表示変更手段(マイクロコンピュータ)とを具備し、設定されているモードに応じたクリック感を操作者に付与する。
【選択図】図28
Description
点調節の他に、カメラの設定値の変更も行うことができるようにしたものが知られている
。このようなデジタルカメラでは、ユーザがカメラ本体に設けられた特定のボタンを予め
設定した状態でフォーカスリングを手動回転させることによって、カメラの設定値を変更
することができる。カメラの設定項目は、ユーザが特定のボタンを予め押下する毎に、シ
ャッター速度、絞り、ISO感度、ホワイトバランス、露出補正等の何れかの設定項目が
順次選択され、選択された設定項目の設定値は、ユーザによるフォーカスリングの手動回
転に応じて変更される。そして、これらの設定項目の変更、あるいは設定値をユーザに知
らせるための表示もなされている。
材の操作性に関しては、超音波アクチュエータの振動子を配置し、当該振動子を制御する
ことにより操作環の接触摩擦を変更して回動操作力量を広い範囲で増減することができる
技術が知られている(特許文献1参照)。
トルクにより、回転体部にクリック感様の回転規制を実施することができると共に、振動
モータや圧電素子により回転体部を振動させることができる技術が知られている(特許文
献2参照)。
作することが難しい撮影状態の場合でも、カメラの背面のLCDモニタの表示でモードを
確認しながらモード設定を容易に行うために、カメラ本体背面のモード設定釦の押圧操作
によってモード設定ダイヤルを回転動作してその回転位置、すなわちモード位置を切り替
え、モード位置検出器により検出されるモード位置信号に基づいて当該カメラのモードを
切り替えるデジタルカメラが知られている(特許文献3参照)。
ラにおいては、焦点調節を手動により行うことができるようにフォーカスリングが可能な
限り無段階で滑らかに回転するように設計され、クリック感がないので、モード等の選択
の際、フォーカスリングと同じ操作を行なうと、目標とする設定値に対してフォーカスリ
ングが余分に回転したり、設定後に容易に回転してしまい、設定値や設定モードが変わっ
てしまう等の問題が生じる。
は、クリック感を得られず、操作によるモード等の変更を実感することができないばかり
か、実際に変更されたモード等を確認することができなかった。
電動モータの回転トルクを制御する方法では、当該電動モータに付随する構成やその制御
が複雑となり、小型化が要請されるカメラには不向きである。また、操作のクリック感と
設定値とが連動していないので現状の状態を確認することができなかった。
ラ本体背面のモード設定釦の押圧操作を行なうことによってモード設定ダイヤルを自動的
に回転動作することができるが、カメラの操作部材にクリック感を付与することについて
の開示はない。従って、カメラの操作部材のクリック感に同期して当該表示が変更される
ものではない。特許文献3は、モードを設定することはできるが、モードの内容をクリッ
ク感に同期して設定することはできない。
することができ、かつ、クリック操作に連動して操作した内容を操作者に知らしめること
ができる操作装置を提供することを目的とする。
上記動作モード設定手段によって選択された動作モードの設定状態を表示する表示手段と、
上記操作部材のクリック感を伴う回転操作に連動して上記表示手段に表示される内容を変更する表示変更手段と、を具備したことを特徴とする。
でき、かつ、クリック操作に連動して操作した内容を操作者に知らしめることができる操
作装置を提供することができる。
メラに適用した構成を説明するためのブロック図である。
らがI/F300を介して通信可能に接続されている。
的には、固定枠122に対する操作リング111の回転位置を検出する回転位置検出セン
サ109Aと、固定枠122に対して操作リング111がスライド開始したことを検出す
るスライド開始検出センサ109Bと、を含む。
、アナログ/デジタル変換部(以下「A/D変換部」という)204、AE処理部205、
画像処理部206、AF処理部207、画像圧縮展開部208、LCDドライバ209、
LCD210、メモリインターフェース(以下「メモリI/F」という)211、記録媒
体212、SDRAM213、本体用マイクロコンピュータ214、Flashメモリ2
15、操作部216、バス217、及び電源回路218を含む。
00、Flashメモリ107、モード切替操作部108、位置センサ109、圧電体制
御回路112、及び表示部115と接続されている。レンズ用マイクロコンピュータ10
6は、Flashメモリ107に記憶されている情報の読み込み・書き込みを行うととも
に、ドライバ104、105、113、圧電体制御回路112を制御する。レンズ用マイ
クロコンピュータ106は、I/F300を介して、本体用マイクロコンピュータ214と通信することができ、様々な情報を本体用マイクロコンピュータ214へ送信し、また、本体用マイクロコンピュータ214から様々な情報を受信する。例えば、レンズ用マイクロコンピュータ106は、モード切替操作部108の出力信号に応じた情報や位置センサ109(回転位置検出センサ109A、スライド開始検出センサ109B)の出力信号(検出信号)に応じた情報を本体用マイクロコンピュータ214へ送信する。
情報を本体用マイクロコンピュータ214から受信する。レンズ用マイクロコンピュータ
106は、さらに、本体用マイクロコンピュータ214から受信した制御情報に基づいて
、圧電体制御回路112及び表示部115を制御する。さらに、モード切替操作部108
の出力信号及び位置センサ109(回転位置検出センサ109A、スライド開始検出セン
サ109B)の出力信号に基づいて、圧電体制御回路112及び表示部115を制御する
こともできる。
レンズ101を駆動させてフォーカス位置の変更を行う。ドライバ105は、レンズ用マ
イクロコンピュータ106の指示を受けて、ズームレンズ102を駆動させて焦点距離の
変更を行う。ドライバ113は、レンズ用マイクロコンピュータ106の指示を受けて、
絞り機構103を駆動する。絞り機構103は、被写体の光量や被写体の像のボケ量を調節する。
指示するためのボタンである。モード切替操作部108が押される毎に、レンズ用マイク
ロコンピュータ106(又は本体用マイクロコンピュータ214であってもよい)は、操
作リング111の役割を、「モード切替」部材として機能する状態と「設定値変更」部材として機能する状態と、の2つの状態の間で切替える。
外周部に光軸回りに回転自在に嵌合して配置されており、ユーザによる手動操作により回転可能に構成されている。
回転方向を検出し、その検出信号をレンズ用マイクロコンピュータ106へ出力する。な
お、回転位置検出センサ109Aは、詳しくは後述するように、例えば、操作リング11
1の内周側に設けられた磁気スケールに対向して設けられたGMR素子(巨大磁気抵抗素
子)である。勿論、位置検出機構は磁気式である必要は無く、光学的なものであっても良
い。
メカシャッター201は、本体用マイクロコンピュータ214の指示を受けて駆動し、撮
像素子202に被写体を露光する時間を制御する。
光を、画素を構成するフォトダイオードで受光して光電変換し光量を電荷量としてアナログ処理部203へ出力する。
号)に対し、リセットノイズ等を低減した上で波形整形を行い、さらに目的の明るさとな
るように、ゲインアップを行う。
転送するための転送路である。上記バス217は、AE処理部205、画像処理部206
、AF処理部207、画像圧縮展開部208、LCDドライバ209、メモリI/F21
1、SDRAM213、本体用マイクロコンピュータ214に接続されている。
213に記憶される。SDRAM213は、A/D変換部204において得られた画像デ
ータや、画像処理部206、画像圧縮展開部208において処理された画像データ等の各
種データが一時的に記憶される記憶部である。
処理を施す。画像処理部206によって各処理が行われた後の画像データは、SDRAM
213に記憶される。
めのデータは、専用の測光センサの出力であってもよい。AF処理部207は、画像デー
タから高周波成分の信号を取り出し、AF(Auto Focus)積算処理により、合焦評価値を
取得する。
方式により圧縮された画像データの展開(伸長)を行う。例えば、取り扱う画像データが
静止画である場合にはJPEG方式等による圧縮及び展開を行い、取り扱う画像データが
動画である場合にはMotion−JPEG方式やH.264方式等による圧縮及び展開
を行う。静止画に係る画像データの記録する場合、画像圧縮展開部208は、SDRAM
213から画像データを読み出し、読み出した画像データを例えばJPEG圧縮方式に従
って圧縮して、圧縮したJPEG画像データを、SDRAM213に一旦記憶する。
ンスを統括的に制御する本体用マイクロコンピュータ214によって、JPEGファイル
を構成するために必要なJPEGヘッダが付加されてJPEGファイルとして作成される
。本体用マイクロコンピュータ214は、上記作成したJPEGファイルを、メモリI/
F211を介して記録媒体212に記録する。なお、記録媒体212は、例えばカメラ本
体200に着脱可能なメモリカードからなる記録媒体であるが、これに限定されるもので
はない。
後の画像データを短時間だけ表示するレックビュー表示、記録媒体212に記録されたJ
PEGファイルの再生表示、および、ライブビュー表示等の動画の表示が含まれる。記録
媒体212に記録されたJPEGファイルを再生する場合、画像圧縮展開部208は、記
録媒体212に記録されているJPEGファイルを読み出して伸張処理(展開処理)を施
した上で、伸張した画像データを一旦SDRAM213に記憶させる。LCDドライバ2
09は、伸張された画像データをSDRAM213から読み出し、読み出した画像データ
を映像信号へ変換した後でLCD210へ出力して、画像の表示を行う。
215が接続されている。
タン、各種入力キー等の操作部材である。ユーザによって、操作部216の何れかの操作
部材が操作されることにより、本体用マイクロコンピュータ214は、ユーザの操作に応
じた各種シーケンスを実行する。
る。電源ボタンが押されたときに、本体用マイクロコンピュータ214は、当該デジタル
カメラの電源をオン又はオフする。
イッチを有して構成されている。レリーズボタンが半押しされて、ファーストレリーズス
イッチがオンされた場合に、本体用マイクロコンピュータ214は、AE処理やAF処理
等の撮影準備シーケンスを行う。また、レリーズボタンが全押しされて、セカンドレリー
ズスイッチがオンされた場合に、本体用マイクロコンピュータ214は、撮影シーケンス
を実行して撮影を行う。
部材である。再生ボタンが押されたときに、本体用マイクロコンピュータ214は、再生
シーケンスを実行して再生を行う。
部材である。メニューボタンが押されたときに、本体用マイクロコンピュータ214は、
カメラ設定シーケンスを実行してメニュー表示等を行う。
やローパスフィルタ係数等のデジタルカメラの動作に必要な各種パラメータ、および、デ
ジタルスチルカメラを特定するための製造番号などを記憶している。また、Flashメ
モリ215は、マイクロコンピュータ214にて実行する各種プログラムも記憶している
。マイクロコンピュータ214は、Flashメモリ215に記憶されているプログラム
に従い、またFlashメモリ215から各種シーケンスに必要なパラメータを読み込み
、各処理を実行する。
断面図である。また、図3は、図2の1群枠124を駆動する機構を説明するための、主要部品を被写体の側から見た所定断面図である。ここでは交換式レンズ100の被写体側を前方、カメラ本体側を後方とする。
レンズを保持する2群枠125と、残りの4枚のレンズを保持し、絞り機構を保持した3
群枠126からなる。そして、交換式レンズ100の後端にはカメラ本体200(図1参照)に取り付けるための、いわゆるバヨネット式のマウント121が設けられている。マウント121はビス等で固定枠122に固定されている。また、マウント121には電気信号端子(不図示)が設けられており、カメラ本体200に交換式レンズ100が装着されることでキバン123と電気的に接続され、カメラ本体200と交換式レンズ100との電気通信や、電力供給が行なわれる。
29と一体の1群モータ130がビス等で固定されている。この1群モータ130の回転
軸の一端には1群モータギア131が圧入等で固定され、1群モータギア131には1群
ネジギア128が噛合している。1群モータ130の回転軸の他端には回転軸中心に対し
て放射状に複数のスリットを設けた1群位置検出ハネ132が圧入等で固定されている。
1群枠124の外周側に設けられた突起(不図示)には1群送りネジ127にネジ嵌合す
る雌ネジが形成されている。1群送りネジ127の設置位置と光軸に対して反対側には固
定枠122の内周側の突出部に両端を固定され、光軸Oに平行に設置された1群ガイド軸133が保持されている。1群ガイド軸133は1群枠124の外周に設けられた突起に形成された光軸に対して放射方向に延びる長穴に嵌合し、1群送りネジ127のネジ嵌合とで固定枠122に位置決めされて保持されている。
128が回転し、1群ネジギア128と一体の1群送りネジ127が回転する。すると、
1群送りネジ127に噛合している1群枠124は1群送りネジ127の回転軸回りに回
転する力が作用するが、1群枠124の回転は1群ガイド軸133により止められている
ので、1群送りネジ127の1回転で、そのネジピッチ分、光軸O方向に移動する。この時、1群送りネジ127の部分で発生するガタや、1群ガイド軸133の部分で発生するガタは夫々、不図示のバネ等でガタが無くなるように押圧して、1群モータ130の回転が確実に1群枠124に伝わるようにしている。
リング111の内周側には円筒状のスケール141が設けられている。スケール141は
等ピッチでN極、S極が交互に円周方向に帯状に並んだ磁気スケールである。また、スケ
ール141と対向して固定枠122の外周部には位置センサ109が設けられている。こ
の位置センサ109は、操作リング111の回転位置を検出するための回転位置検出セン
サ109Aであり、例えばGMR素子(巨大磁気抵抗素子)であって、スケール141の
磁場変化によりその抵抗が変化し、電圧信号の変動としてスケール141との相対位置変
化を検出する。この電気信号に応じて、各モータを制御することにより、手動で各枠を制
御することも可能である。手動にするか自動(例えばオートフォーカス)にするかは、カ
メラ本体200の操作部216に含まれる操作部材の操作でもって設定可能としている。
若しくは、交換式レンズ100に、ボタンあるいはレバー、ダイヤル等の操作部材を設け
、その操作でもって設定可能に構成することも可能である。
、撮影レンズの主要回路が搭載されたキバン123に電気接続されており、そのキバン1
23に搭載されたレンズ用マイクロコンピュータ106で各々制御される。
良いし、光軸方向に直接動作するリニアモータでも良い。モータをステッピングモータと
すれば、モータの位置検出器は不要となる。
をとったが、GMRとかホール素子のような磁気検出方式でも良いし、静電容量の変化を
検出する静電方式等でも良い。さらに、モータの回転を検出するのでは無く、枠の動きを
直接検出する方法でも良い。また、位置の原点位置を検出するための位置検出器を更に設
置し、原点位置を所定の状態で確認する動作をすると、位置検出をより正確にすることが
可能となる。
し、静電式の検出器でも良い。
なった際、操作リング111の回転に同期してクリック感を発生させる負荷制御機構17
0の構成について説明する。
態を説明するための図で、図5は負荷制御機構170の詳細な構成を説明するための図4における光軸方向断面図AAである。
、固定枠122にビス固定されている。詳細は図5で説明するが、負荷制御機構170を
構成し、負荷制御手段であるロータ172には操作リング111と噛合するギヤ172aが設けられている。
の光軸に対して平行な方向に振動し、ロータ172と振動体A171cの接触部の摩擦力を低減させる。圧電体171aへの周波電圧の供給を停止すると、摩擦力がロータ172と振動体A171cの間に発生し、ロータ172とギヤで噛合した操作リング111の操作力量が著しく大きくなり、抵抗力が大きくなる。
絞り位置検出ハネである。符号147は3群ガイド軸である。符号148は絞り位置検出
器である。符号149は3群送りネジである。符号150は3群位置検出ハネである。符
号151は3群モータである。符号152は3群モータ台である。符号153は3群ネジ
ギアである。符号154は3群モータギアである。符号155は2群送りネジである。符
号156は2群位置検出ハネである。符号157はボールである。符号158はバネであ
る。符号159は2群モータ台である。符号160は2群モータギアである。符号161
は2群ネジギアである。符号162は前固定枠である。符号163は2群モータである。
ための分解斜視図で、図7は、本願発明の振動子171を組み立てた状態を説明するため
の図である。 図6に示したように、圧電体171aはチタン酸ジルコン酸鉛等の圧電セラミックスで作られた円形板状の圧電体単板を多数枚積み重ねて構成された積層圧電体からなっている。
電極C401c(表面電極)と、当該円形電極C401cから上記圧電体板A401の側
面に延出する位置に電気的に連結して印刷された矩形板状の側面電極1B(401b)と、
上記円形電極C401c及び上記側面電極1B(401b)とは電気的に絶縁していて上記
円形板状の圧電体板A401の側面であって当該側面電極1B(401b)とは異なる側面
部に印刷されている矩形板状の側面電極1A(401a)と、が形成されている。
た円形電極C402c(表面電極)と、当該円形電極C402cから上記圧電体板B40
2の側面に延出する位置であって、上記側面電極1Aと対応する側面部に延出する位置に
電気的に連結して印刷された矩形板状の側面電極2A(402a)と、上記円形電極C40
2c及び上記側面電極2A(402a)とは電気的に絶縁していて上記側面電極1B(401
b)と対応する上記円形板状の圧電体板B402の側面であって、かつ、当該側面電極1B
(401b)とは異なる側面部に印刷されている矩形板状の側面電極2B(402b)と、が
形成されている。
記圧電体板B402の上記円形電極C402cが印刷されている面と、が対向するように
積層される。さらに、図7に示すように、側面電極1A(401a)と側面電極2A(402
a)とが直線状に位置するように積層され、側面電極1B(401b)と側面電極2B(402
b)と、が1列に直線状に位置するように積層される。
Bにより、積層された圧電体板が1枚おきに円形電極(401c、402c)と接続され
る。
れている。この電極板403の表面には、取付孔410に対して対称となるように半円形
状の電極が2つの形成されている。符号403aは電極板403の電極Aで、側面部に側
面電極1A(401a)と接触する側面電極が配置されている。また、符号403bは電極
板403の電極Bで、側面部に側面電極1B(401b)と接触する側面電極が配置されて
いる。
取付孔410が設けられたフレキシブル回路基板404が接続されている。電極Aには当
該電極Aと同形状をしたフレキシブル回路基板404の回路パターンA(404a)が接続され、電極Bには当該電極Bと同形状をしたフレキシブル回路基板404の回路パターンB(404b)接続されている。
製作しても同様な構成が可能である。
互に印刷された複数の圧電体単板を積層して焼結形成し、側面の表面に2つの電極を焼付
け印刷して分極した後、上記フレキシブル回路基板404を外部電極に導電接合した圧電
体171aを示している。なお、穴の無い円板状の圧電体単板を積層し焼結形成した後に
中央に穴を切削で開けても良い。
高電圧を印加することで各電極板A、Bが板厚方向で同じ方向に分極される。従って、圧
電体への電圧印加の概念を示す図8に示すように分極された圧電体171aの電極A,電
極Bの一方を圧電体制御回路112のグランド191につなぎ、他方に圧電体制御回路1
12の信号出力端子につなげて周波電圧を印加すると板厚方向に圧電体171aは伸縮する。
電体板の形状が円形から矩形状とした点である。また、これに伴い、円形電極も取付孔を有した矩形状電極になっている。さらに、フレキシブル回路基板404及び最も外側に位置する電極板Cの電極形状も半円形状から矩形になっている。
体171aから延びるフレキ404の配置スペースを確保することができる。また、外形
が角形の積層圧電体では、1枚の大きい圧電体の板に複数の電極を印刷し、この複数の電
極が印刷された板を複数枚積層したものを焼成し、これを切断することにより製造するこ
とが可能である。そのため、多量生産が簡単にできるという効果がある。さらに、同形状
の角形圧電体を積層しているので、ボルト171eを回転させて締め込む場合に、振動体
A171cと振動体B(171d)とを回転しないように保持するのが容易となる。
擦の制御、特に、摩擦低減のメカニズムについて、圧電体に所定の周波電圧を与えて振動
させた場合の振動子とロータの様子を所定の時間ごとに表した14図(a),(b),(c),(d),(e
),(f),(g) と、振動子171を構成する圧電体171aへ入力される周波電圧を説明する
図15を用いて説明する。
72がバネ173によって振動体A171cの方向に押圧され、ロータ172と振動体A
171cとは摩擦接触している。振動体A171cへの押圧力は、ボルト171eに噛合
するナット174の締め付け位置を調整することにより調整される。
石による磁力等、振動体A171cとロータ172の間に圧力が発生できるものであれば
どのような機構でも良い。
タ172も剛性が高く、耐摩耗性の金属やセラミックスにするのが好ましい。なお、可聴
音の発生を抑制するには、ロータ172はPPS等の樹脂に炭素繊維やガラス繊維やセラ
ミック粉を混練した材料で形成するのが良い。
2と振動子171とを構成する振動体A171cの様子を、所定の時間ごとの周波電圧(
圧電体171aを変化させる際の入力電圧)との関係で表示したものある。具体的には、
前述した図8の構成の圧電体171aに周波電圧を与えて振動させた場合状態変化で、図
14(a) の時間T0から図14(g) の時間T6までに対応する圧電体117aに印加され
る電圧信号を示す。
cの端面には超音波振動による数万m/s2レベルの加速度が発生する。
する加速度と振動子171の質量の積の力があらたに加わった状態で振動体A171cは
ロータ172に押圧され、変位加速度は次第に減少して0となり、最大電圧が印加されて
圧電体171aが最大に伸張した状態になる(図14(b); 図15のT1)。なお、初期の発生加速度が非常に大きな場合は、条件によってはこの状態で振動体A171cがロータ172に接触しない場合も発生する。
発生した加速度による変位をバネ173は充分引き戻すことは出来ない(圧電体は時定数
が小さいがバネ173は時定数が相対的に非常に大きいため応答遅れが生ずる)ので振動
体A171cはロータ172に接触しない状態が実現する(図14(c); 図15のT2)。
A171cはロータ172には接触しない状態が継続する(図14(d) ;図15のT3)。
状態の変位0の状態に戻るが、振動体A171cはロータ172に接触しない(図14(e
) ;図15のT4)。
のところで振動体A171cはロータ172に接触し、固定枠122には、振動体A17
1cから離れる方向に加速度が加えられる(図14(f) ;図15のT5)。
、振動体A171cとロータ172は再び接触しない状態になる(図14(g) ;図15のT6)。
る。図14(a) から図14(c) までは静止状態から定常振動発生までの過渡特性の状態と
なるので定常状態では図14(c) から図14(g) が繰り返される。
のは図14(f) の付近の一瞬のみとなり、1周期の大部分の時間は非接触状態であり、そ
の間は、摩擦力Fは0となる。
A171cの非接触時に操作リング111を動作すれば、摩擦力Fは0で動作し、圧電体
171aの振動周期の間隔で、瞬間的に摩擦力でブレーキがかかる状態になるが、振動周
期が非常に小さいために摩擦力が定常的に小さくなったように滑らかに動作する。
71cのロータ172との接触時間が変化する。振動振幅を非常に小さくする(振幅を0
に近い値とする)と振動体A171cとロータ172は常時接触した状態と殆ど変わりな
くなり、摩擦力F≒μFpとなる。ここで、μは振動体A171cとロータ172の接触
面の摩擦係数であり、Fpはバネ173の押圧力である。
。図17は、図16の圧電体制御回路112における各構成部材から出力される各信号形
態を示すタイムチャートである。
ジスタQ02のON/OFF切替え動作によって、そのトランス195の2次側に所定周
期の信号(Sig4)が発生するように構成されており、この所定周期の信号に基づき圧
電体171aを駆動させ、図12に示すような振動を発生させるようになっている。
トP_PwCont及びIOポートD_NCntと、このレンズ用マイクロコンピュータ
106内部に存在するクロックジェネレータ198を介して圧電体制御回路112を次の
ように制御する。クロックジェネレータ198は、圧電体171aへ印加する信号周波数
より充分に早い周波数でパルス信号(基本クロック信号)をN進カウンタ192へ出力す
る。この出力信号が、図17中のタイムチャートが表わす波形の信号Sig1である。そ
してこの基本クロック信号はN進カウンタ192へ入力される。
ント終了パルス信号を出力する。即ち、基本クロック信号を1/Nに分周することになる
。この出力信号が、図15中のタイムチャートが表わす波形の信号Sig2である。 こ
の分周されたパルス信号はHighとLowのデューティ比が1:1ではない。そこで、
1/2分周回路193を通してデューティ比を1:1へ変換する。尚、この変換されたパ
ルス信号は、図17中のタイムチャートが表わす波形の信号Sig3に対応する。
ンジスタQ01がONする。一方、MOSトランジスタQ02へはインバータ194を経
由してこのパルス信号が印加される。従って、パルス信号のLow状態において、この信
号が入力されたMOSトランジスタQ02がONする。トランス195の1次側に接続さ
れたMOSトランジスタQ01とMOSトランジスタQ02が交互にONすると、2次側
には図17中の波形信号Sig4の如き周期の信号が発生する。
に必要な電圧とから決定される。尚、抵抗R00はトランス195に過大な電流が流れる
ことを制限するために設けられている。また、電源回路218は、例えばカメラ本体20
0内に設けられており、その出力電圧は、I/F300(図1参照)を通してカメラ本体
200(図1参照)から交換レンズ100(図1参照)に設けられた電圧制御回路196
に供給される。
圧が設定され、圧電体171aへの印加電圧が決まる。
状態を示すグラフである。図18から明らかなように、振動体A171cとロータ172
とのZ方向(光軸方向)の接触位置は、基準振幅に対し、振幅拡大したとき、変化する。
この振動振幅の拡大により、振動体A171cがロータ172に接触する時間が小さくな
り、振動体A171cとロータ172の摩擦力が変わる。但し、振動振幅を拡大していっ
ても、摩擦力は0になることはなく、0に近い一定の摩擦力F0に収束する。
171cとロータ172の間の摩擦係数をμとすると、押圧力をFpとして、発生する摩
擦力F=μ×Fpであり、振動振幅を電圧制御回路196で制御すると摩擦力はFからF
0まで変化させることが出来る。
グ111の回転位置に対応させて変化させれば良く、振動振幅を操作リング111の位置
に対応して変化すれば実現できる。
°)内につけ、残りの180°の間では摩擦力Fに設定も可能である。さらに、クリック
を等間隔ではなく不等間隔にわりつけることも可能である。クリック感の必要のないフォ
ーカシングに操作リング111を設定した場合は、振動振幅を操作リング111の位置に
よらず、一定にすれば、振動体A171cとロータ172の間の摩擦力は一定となり、操
作リング111の操作力量は一定になる。また、操作リング111の操作力量は、振動子
171の振動振幅を異なる値に設定すれば、異なる操作力量に操作リング111を設定で
きる。
1aに与えることによって、図19に示したものとは異なるクリック感が得られるように
することも可能である。具体的には、0からAに急激に振動振幅を拡大した後、所定時間
維持し、その後、図19のように急激に0にするのではなく、所定時間かけて0にするこ
とにより、操作環摩擦力F0を所定時間かけて最大値Fにすることも可能である。
00がON状態にあり、且つ、電圧制御回路196からトランス195のセンタータップ
に電圧が印加されていなければならない。そして、この場合において、MOSトランジス
タQ00のON/OFF制御は、レンズ用マイクロコンピュータ106のIOポートP_
PwContを介して行われるようになっている。N進カウンタ192の設定値"N"は
、レンズ用マイクロコンピュータ106のIOポートD_NCntから設定でき、よって
、レンズ用マイクロコンピュータ106は、設定値"N"を適宜に制御することで、圧電
体171aの駆動周波数を任意に変更可能である。
、低い電圧で動作するようにしても良い。共振周波数とする場合は圧電体171aの振動
状態を検出し、共振周波数を追尾する制御が必要となる。振動状態の検出は、例えば、共
振周波数では圧電体のインピーダンスが小さくなり、圧電体171aに入力される電流が
大きくなり、電流と電圧の位相が変化するため、圧電体171aに入力される電流と電圧
を検知することで検出可能である。あるいは、圧電体171aの積層される単板の一部を
振動検出の圧電体とし、振動検出の圧電体から出力電圧の電圧、または、位相を検出する
ことにより、振動子171の共振を検出することが出来る。
能である。即ち、
fdrv=fpls/2N …(1)
但し、NはN進カウンタ192への設定値、fplsはクロックジェネレータ198の
出力パルスの周波数、fdrvは圧電体171aに印加される信号の周波数である。尚、
この(1)式に基づいた演算は、例えばレンズ用マイクロコンピュータ106で行われる
。
1aは、fdrvの周波数で振動することになるが、この周波数帯は超音波領域であり、
人間には聞こえない。図1に示したデジタルカメラは動画の撮影にも使われるが、その時
は音声を同時に記録する場合があり、駆動音が小さいことが求められる。超音波帯の音は
人間の可聴域を超えるため、通常のマイクが検出することがない。
メインの処理シーケンスを示すフローチャートである。なお、この処理シーケンスは、ユーザにより電源ボタンが押されて、デジタルカメラの電源がオンになると、開始する。
がYesの場合には、再生処理(再生シーケンス)を行う(S102)。この再生処理で
は、記録媒体212に記録されているファイルをLCD210に一覧表示し、その中でユ
ーザにより選択決定されたファイルを再生する等の処理を行う。そして、S102の終了
後は処理がS101へ戻る。
する(S103)。ここで、その判定結果がYesの場合には、カメラ設定処理(カメラ
設定シーケンス)を行う(S104)。このカメラ設定処理では、カメラ設定を変更可能
にするメニューをLCD210に表示し、その中でユーザにより選択決定されたカメラ設
定に応じて、カメラ設定を変更する等の処理を行う。この処理において、ユーザは、例え
ば、静止画の記録モードの設定を、JPEG記録、JPEG+RAW記録、RAW記録等
の何れかへ変更することができる。また、動画ファイルの記録形式の設定を、AVI:M
otion−JPEG、AVCHD:H.264、MP4:H.264等の何れかへ変更
することができる。また、輝度変更モードの設定を、シェーディング付加、人物周辺シェ
ーディング付加、設定しない等に変更することができる。S105の終了後は処理がS1
02へ戻る。
定する(S105)。モード切替操作部108が押された場合、すなわち、その判定結果
がYesの場合には、レンズ操作処理(レンズ操作シーケンス)を行う(S106)。こ
のレンズ操作処理の詳細については、図23を用いて後述するが、切替えられたモードに
応じて操作リング111の回転操作に応じた設定を行ない、または設定済みのモードで回
転操作された処理を行なう。ここで、S106の後は、処理がS101へ戻る。
されたか否かを判定する(S107)。操作リング111の回転操作があった場合にはS
106へ行き、レンズ操作処理(レンズ操作シーケンス)を行う。また、操作リング11
1の回転操作がなかった場合、すなわち、S106の判定結果がNoの場合には、動画ボ
タンが押されたか否かを判定する(S108)。
なお、動画記録中フラグを反転するとは、動画記録中フラグがオフであった場合にはオン
に反転し、動画記録中フラグがオンであった場合にはオフに反転することをいう。
ンであるか否かを判定する(S171)。ここで、その判定結果がYesの場合には、動
画記録を開始するため、記録用に新しい動画ファイルを生成する(S111)。
ーズスイッチがオンしたか否か判定する(S116)。ここで、その判定結果がYesの
場合には、S117乃至S120の撮影シーケンスを行う。この撮影シーケンスは、メカ
シャッター201による撮影処理を行い(S117)、得られた画像データに対し静止画
撮影用の画像処理を施す(S118)。そして、その画像データを、極短時間だけLCD
210に表示するレックビュー表示を行い(S119)、その後、JPEGファイルとし
て記録媒体212に記録する(S120)。
08の押下であったか否かを判定する(S201)。本体用マイクロコンピュータ214
は、S105でYesと判定されたとき、すなわち、モード切替操作の押下があった場合
には、操作モードの押下の度に設定を所定の順序に従って切り替える(S202)。ここ
で、所定の順序とは、例えば、フォーカスモード、ズームモード、撮影モード、ISO感
度モード、シャッター速度モード、絞りモード、そして絞りモードの後は再びフォーカス
モードに戻るといった順序である。この場合、例えば、操作モードの設定がフォーカスモ
ードであったときにモード切替操作部108が押されると、操作モードの設定がフォーカ
スモードからズームモードに切り替わることになる。
設定済みの操作モード状態で操作リング111の操作であった場合には、操作リング11
1の回転方向及び回転量に応じて、の設定に応じた処理を行う(S204)。 このS2
04で行なわれる操作モードの設定に応じた処理とは、S203で設定された回転感触を
変更する処理であり、例えば以下のように設定される。
なお、前述したように、回転抵抗は、操作リング111とロータ172とは回転結合し
、ロータ172と振動子171とが摩擦接触しているため、振動子171の制御をするこ
とで摩擦力を制御することが出来る。そのため、ユーザは、操作リング111を手動回転
させたときに、フォーカス操作に好適な回転感触として、所定の大きさの回転抵抗力発生
させることができる。
ここで、所定の5つの等角度間隔の回転角度は、操作リング111の基準位置(絶対位
置)からの回転角度であり、上記の5つの撮影モード(P、A、S、M、ART)に対応
する。そのため、ユーザは、操作リング111を手動回転させたときに、撮影モードの設
定操作に好適なクリック感触を得ることができる。
なお、上記の5つの撮影モード(P、A、S、M、ART)に設定する場合であっても
クリック操作感を発生させないように設定することも可能である。この場合には、モード
切替操作部108の押下によって選択される操作モードに「クリック感不要モード」を追
加し、S202で「クリック感不要モード」が選択された場合には、S203で操作リン
グ111の回転抵抗力が予め定めた所定の値となるように設定すれば良い。また、モード
切替操作部108の押下によって選択される操作モードに「クリック感不要モード」の他
に、「A回転抵抗力モード」「B回転抵抗力モード」等を設けて回転抵抗力を選択できる
ようにしても良い。この場合には、レンズ鏡筒に設けられた液晶表示部や指標等を目安に
操作リング111を手動回転させれば良い。
操作モードの設定がISO感度モードである場合のクリック操作感は、操作リング111の回転角度を45度づつ等角度間隔に仕切り、一回転で8回のクリック感が得られるように、S203の処理によって設定され、そのようなクリック感が得られるように振動子171の制御が行われている。
ここで、所定の8つの等角度間隔の回転角度は、操作リング111の基準位置からの回
転角度であり、上記の8つのISO感度(100、200、400、800、1600、
3200、6400、12800)に対応する。そのため、ユーザは、操作リング111
を手動回転させたときに、ISO感度の設定操作に好適なクリック感触を得ることができ
る。なお、撮影モードの時と同様に、「クリック感不要モード」「A回転抵抗力モード」
「B回転抵抗力モード」等を選択できるようにして、上記8つのISO感度(100、2
00、400、800、1600、3200、6400、12800)に設定する場合で
あってもクリック操作感を発生させないように設定することも可能である。この場合には
、レンズ鏡筒に設けられた液晶表示部や指標等を目安に操作リング111を手動回転させ
れば良い。
このようにすると、ユーザは、所望のシャッター速度の設定へ切り替える際に、そのた
めの操作リング111の回転方向を操作リング111の回転抵抗力感によって判断するこ
とができる。また、ユーザは、切り替え可能なシャッター速度の範囲を超えて切り替えを
行おうとしていることを、操作リング111の急激に大きくなる回転抵抗力感によって、
知覚することができる。
の操作リング111の回転方向を操作リング111の回転抵抗力感によって判断すること
ができる。また、ユーザは、切り替え可能な絞りの範囲を超えて切り替えを行おうとして
いることを、操作リング111の急激に大きくなる回転抵抗力感によって、知覚すること
ができる。
しても良い。クリック感が得られるように設定されると、ユーザは、操作リング111を
手動回転させたときに、絞りの設定操作に好適な回転感触として、例えば、操作リング1
11のクリック位置間の絞りの段数変化量(露光量で絞り値の変化を示したもの)を感じ
ることが出来る。この場合、設定された段数変化量に応じてクリック数の変更と、各クリ
ック間に対応した操作リング111の回転角の変更を行っても良い。
の回転方向に応じて行う処理を逆に行うことも可能である。すなわち、操作リング111
が左回転されたときに行われていた処理を操作リング111が右回転されたときに行い、
操作リング111が右回転されたときに行われていた処理を操作リング111が左回転さ
れたときに行うようにすることも可能である。
ある。S203又は、S204の後、本処理シーケンスがリターンする。
ドでもない場合には、S202で切り替えられた操作モードの設定が、撮影モード又はI
SO感度モードであるか否かを判定する(S303)。その判定結果がYesの、撮影モ
ード又はISO感度モードである場合には、操作リング111の回転感触として、操作リ
ング111の所定の5つ又は8つの等角度間隔の回転角度においてクリック感が得られる
ように振動子171の制御を開始する(S304)。
設定がシャッター速度モード又は絞りモードの場合である。この場合には、操作リング1
11の回転感触として、操作リング111の所定の回転角度範囲において基準位置に対す
る操作リング111の回転角度が大きくなるほど回転抵抗が大きくなるように振動子11
0の制御を開始する(S305)。なお、この場合、回転抵抗力が大きくなると共に、そ
の所定の回転角度範囲外においては急激に回転抵抗力が大きくなるように振動子171が
制御される。
ブルーチンから図21のS101へリターンする。
作リング111の回転抵抗力(回転時の抵抗)を示している。また、実線は、操作リング
111を右回転させたときの回転角度と回転抵抗力との関係を示し、点線は、操作リング
111を左回転させたときの回転角度と回転抵抗力との関係を示している。なお、操作リ
ング111は、右回転させると回転角度が大きくなり、左回転させると回転角度が小さく
なるように設定されている。
設定され、撮影モード又はISO感度の各モード状態におけるそれぞれの設定が切り替わ
る回転角度である。この3つの矢印で指し示された回転角度は、上述した操作リング11
1の所定の5つ又は8つの等角度間隔の回転角度に相当する。
抵抗力との関係は以下のように変化する。
れると、撮影モード又はISO感度の各モード状態における設定が切り替わる回転角度の
手前Aにおいて、Bで示す一定の傾きで回転抵抗力が増加する。そして、設定が切り替わ
る回転角度に更に近づいたCで示すところで、Dで示す一定の傾きで回転抵抗力が減少し
、設定が切り替わる回転角度Eに達したところで,Aで示す元の回転抵抗力に戻る。この
ような操作リング111の回転抵抗力の変化によって、ユーザは、設定が切り替わる回転
角度に操作リング111が達したところでクリック感を得ることができる。
5の点線で示したように、実線で示したのと反対に変化する。すなわち、S304の処理
によって振動子171の制御が開始され、操作リング111が左回転されると、撮影モー
ド又はISO感度の各モード状態における設定が切り替わる回転角度の手前H(上記Aの
位置と回転抵抗力は同じ)において、Iで示す一定の傾きで回転抵抗力が増加する。そし
て、設定が切り替わる回転角度に更に近づいたKで示すところで、Jで示す一定の傾きで
回転抵抗力が減少し、設定が切り替わる回転角度Eに達したところで,A,Hで示す元の
回転抵抗力に戻る。ここで、設定が切り替わる回転角度E、すなわち、右回転で切り替わ
る回転角度と左回転で切り替わる回転角度とは同じ回転角度位置となっており、左右どち
らの回転であっても同じ設定切り替わり位置で操作リング111に同じクリック感が発生
し、さらに、各モード状態における設定が切り替わるように設定されている。このように
、回転抵抗力と各モード切替の位置を設定すると、各モード状態で操作リング111は小
さい抵抗力で回転操作することができる。また、モード切替の直前でクリック感がえられ
るので操作をスムーズに行なうことが可能となる。
動子171の制御が開始されたときの、操作リング111の回転角度と回転抵抗力との関
係の一例を示す図である。
ると、図26に示したように、回転抵抗力が次のように変化する。すなわち、操作リング
111の所定の回転角度範囲においては、操作リング111の回転角度が大きくなるほど
回転抵抗力が大きくなり、操作リング111の回転角度が小さくなるほど回転抵抗力が小
さくなる。このような操作リング111の回転抵抗力の変化によって、ユーザは、所望の
設定へ切り替える際に、そのための操作リング111の回転方向を操作リング111の回
転抵抗力感によって判断することができる。また、操作リング111の所定の回転角度範
囲外(回転角度がPより小さい場合,または回転角度がQより大きい場合)においては、
急激に回転抵抗力が大きくなるように設定されている。ユーザは、このように操作リング
111の回転抵抗力を変化させることによって、切り替え可能な設定の範囲を超えてシャ
ッター速度又は絞りの設定の切り替えを行おうとしていることを知覚することができる。
ク感を制御するレンズ用マイクロコンピュータ106の処理シーケンスの一例を示すフローチャートである。
(S402)。なお、操作リング111の位置xは、操作リング111の基準位置に対す
る位置で、図19や図20に示した操作リング111の回転角に対応している。
onv(x)を、Flashメモリ107から読み出す(S403)。なお、本実施形態では、Flashメモリ107に、予め、周波数Noscf0と基準位置xに対応する電圧Vconv(x)の情報が格納されているものとする。ここで、基準位置xに対応する電圧Vconv(x)は、例えば、実験的に、対応する従来の機械的なクリック機構から得られた力量データに基づいて決定されたものである。
404)、S403で読み出された電圧Vconv(x)を電圧Vconvに設定する(
S405)。さらに、S404で設定された周波数Noscfを、レンズ用マイクロコン
ピュータ106のIOポートD_NCntを介して、N進カウンタ192に設定し(S4
06)、S405で設定された電圧Vconvを、レンズ用マイクロコンピュータ106
のIOポートVcntを介して、電圧制御回路196に設定する(S407)。
設定する(S408)。これにより、圧電体171aの振動が開始する。そして、待機状
態となる(S409)。なお、待機状態においては、上記設定の下で圧電体171aの振
動が継続する。次に、操作リング111が操作されたか否かを判定する(S410)。こ
こで、その判定結果がNoの場合には処理がS409へ戻る。
の駆動を停止するか否かを判定する(S411)。ここでは、S411がYesの場合、
すなわち、例えば再生ボタンが押される等の操作が行われると、圧電体の駆動を停止する
と判定し、レンズ用マイクロコンピュータ106のIOポートP_PwContをLoに
設定する(S412)。これにより、圧電体171aの振動が停止し、本処理シーケンスが終了する。
スモード(以下MFモードと呼ぶ)がさらに追加されたもので、このMFモードに切り替
えられた状態で操作リング111を回転させた際の表示部115の状態に関する実施形態
である。
回転させて表示を切り替えた状態を示し、図30はその変形例で、図31は、図30の表
示動作のシーケンスを説明するための図である。
、絞り値を設定するモードであることを示す「Av」、シャッタスピードを設定するモー
ドであることを示す「Tv」、露出補正値を設定するモードであることを示す「+/-」、
ISO感度を設定するモードであることを示す「ISO」等のモード項目がモード表示1
15dに表示されている。モード切替操作部108を押下することによりこれらの中から
所望のモードが選択されると、選択されたモードが長方形状のモード表示枠115cによ
って囲まれて表示される。また、選択されたモードのモード内容がメモリ115aとして
その下側に表示され、操作リング111を回転することによりメモリ115aが指標11
5bに対して移動表示される。
モード表示枠115cによって囲まれて表示されているので、現在のモードとして、MF
モードがモード切替操作部108によって選択されたことを示している。また、交換レン
ズ200の撮影距離については、指標115bが撮影距離を表すメモリ115aの「3」
を指示しているので、操作リング111を回転により、3mの撮影距離が選択されたこと
を表示している。
115aが回転方向に順次移動して表示される。図29(1−2)は、操作リング111
の右回転(ユーザから見て)により0.5mの撮影距離が選択されたことを表示している
。
8であるモードボタンを押下して絞りモード(以下Avモードと呼ぶ)を選択した状態(
モード切替操作部オン)を示している。Avモードが選択されると、メモリ115aは事
前に設定された絞りのFナンバー表示に変わる。また、指標115bが指示するFナンバ
ーも事前に設定されている。なお、このFナンバーは交換レンズ100のFlashメモ
リ107に記憶されている数値が呼び出されて表示される。
回転位置に対応してメモリ115aが回転方向に順次移動して表示される。このとき、図
24のS305で説明したように、負荷制御機構170が制御されて操作リング111に
クリック感が発生する。具体的には、操作リング111の回転によりFナンバーが指標1
15bに対して1つずれる毎にクリック感が発生する。
である。なお、以下の説明では「低速回転」とは操作リング111の回転方向のクリック
が2回/S以下と定義し、「高速回転」とは操作リング111の回転クリックが2回/Sよ
りも大きい値と定義する。しかし、人によって感覚が異なるためこれはあくまでも1つの例示である。
ンによってMFモードが選択されると、モード表示部115にはモード名115e "MF
"が表示され、メモリ115aには被写体距離と、撮影距離が「1m」であることを示す
指標115bが表示される。この初期状態でクリックを伴いながら操作リング111を低
速で回転させると、図30(1−2)の操作リング低速回転で示したように、メモリ11
5aの被写体距離がより細かい数値(4.5〜6.5の0.5きざみ)に変更され、さら
に、クリックを伴いながら操作リング111を低速で回転させつづけると、メモリ115
aが、指標115bに対して移動する。なお、この表示の変更に連動して操作リング11
1の操作角度に対する被写体距離の変化も細かくなる。
ング111を高速で回転させると、図30(1−3)の操作リング高速回転で示すように
、メモリ115aの被写体距離は粗い数値になるとともに、操作リング111の操作角度
に対する被写体距離の変化も大きくなる。勿論、一般的なMFモードのように、クリック
感のない状態で操作リング111に対する回転抵抗力を設定しても良い。
11の回転角度をそれに対応させることにより、精密に被写体距離を合わせたい場合には
操作リング111をゆっくり回して被写体距離を精密に合わせることが可能となる。また
、素早く被写体距離を変更したい場合には操作リング111を速く回して被写体距離を大
きく変化させることが可能となる。従って、被写体がどの位置にあっても、操作と表示が
対応したものになっているので、違和感なく、スムーズかつ素早く変更することができる
。
8をオンすると、図30(2−1)のモードボタンオンの状態となり、操作リング111
の回転によってモードを変更できるモード切替状態となる。この状態では、MF,Av、
Tv、+/-の各モードが表示され、ここでは、モード表示枠115cによって"MF"が
選択されている状態であることが表示されている。
させると、モード表示枠115cが順次右方向へ移動し、モードが切替っていく。図30
(2−2)の「操作リング低速回転」の表示は、Avにモードが切替わっていることを表
示している。
11を素早く回すと、表示は図30(2−3)の「操作リング高速回転」に表示されてい
るように、各モードを表すMF,Av、Tv、+/-、ISO,WB,ART,AFが楕円
上に配置され、操作リング111の回転方向に対応して順次モードが切替る。図30(2
−3)の「操作リング高速回転」では、モード表示枠115cによって「+/-」が囲まれ
ているように「+/-」モードが切替わっていることを表示している。
選択されているモード(ここではAvモード)が確定され、図30(3−1)の状態のよ
うに、Avモードが選択され、このAvモードの選択項目が表示される。すなわち、図3
0(2−2)ではモードはAvモードが選択されていたので、モードボタンのオンでメモ
リ115aはFナンバーの表示になる。
ると、図30(3−2)に示すように、被写体距離表示と同様にメモリ115aはより細
かい表示となる。ここではFナンバー表示なので、露光量の1段ごとに数値表示があり、
その間にある点は1目盛で1/3段の露光量の刻みになるようになっている。勿論、段数
の刻みはもっと粗く設定しても良いし、段数の刻みの異なる複数のモードを設けても良い
。
メラの電源スイッチ216aがオンされるとレンズ内のレンズ用マイクロコンピュータ1
06は初期化の動作をする(S501)。
502)、Noであれば、操作リング111の回転位置でモードの変更を行なうことが可
能と判断し、操作リング111で設定されたモードを表示部115のメモリ115aに表
示する(S503)。
レンズ用マイクロコンピュータ106に読み込み(S504)、操作部材である操作リン
グ111が操作されたかを判定する(S505)。判定がNoであれば電源スイッチがオ
フされたかの判定をする(S518)。
06)、位置と速度に応じた設定値の表示をする(S507)。位置と速度に応じた設定
値や負荷パターンは例えば、Flashメモリ107にあらかじめテーブルとして記憶さ
れている。
111はモード設定状態になり、モード項目の表示をする(S511)。次に操作リング
111の位置と速度に応じた負荷パターンをレンズ用マイクロコンピュータ106に読み
込む(S504)。ここでは操作リング111はモード設定をする操作部材となるので各
モードごとにクリック感が発生する負荷パターンが設定される。
置センサ109Aの出力信号から判定される(S513)。操作された場合は、ステップ
S506、S507、S508と同じ動作がステップS514、S515、S516で行
なわれ、モードボタンがオンにされたかを判定する(S517)。
のAA断面図である。また、図34は負荷制御機構170を構成するギヤ172aの伝達
機構を説明するための図で、図33に記載されたギヤ172a、ギヤ177及び固定板1
71bの周辺の拡大図である。さらに、図35は図34に記載されたBB断面の概略図で
、負荷制御機構170を構成するギヤ172aとギヤ177との関係を説明するための図
である。さらに、図36は操作リング111のスライド移動の際のギヤ177の動作を説明するための図である。なお、ギヤ172aとギヤ177は本実施形態における負荷手段である。
ともに内周面にギヤ111aが設けられている操作リング111は、交換式レンズ100
の光軸方向に対して、手動により、固定枠122に対して、その前後にスライド可能、か
つ回転自在に構成されている。この操作リング111のない周面側には、ボール157が
嵌合するための溝111bが円周に沿って複数形成されている。
されていて、例えば、操作リング111がカメラ本体200側にスライド移動した際、溝
111bから溝111bにボール157の嵌合が代わってユーザにクリック感を付与する
とともにこのクリック感によってスライド移動したことを知らしめる。
とこの負荷制御機構170に並列に配置されたギヤ台178とが固定板171bを介して
固定されている。
1と、この軸181に配置されたバネ180とギヤ177が配置されていて、操作リング
111のギヤ111aは、このギヤ177を介して負荷制御機構170を構成するロータ
172のギヤに噛合している。
00側にスライド移動した場合に、ギヤ177をバネ180に抗して移動させるためのフ
ランジ111cが設けられている。従って、操作リング111のスライド移動に連動して
ギヤ177がスライド方向に押されて移動することにより、ギヤ177とギヤ177aと
の噛合がはずれる。すると、操作リング111は負荷制御機構170の負荷を受けること
なく、すなわち、負荷制御機構170に通電しなくても、スムーズな回転が可能となる。
、すなわち、ロータ172のギヤ172とギヤ177とが噛合した状態(図36の状態)
は、図23のS203の操作モード切り替えの状態であり、操作リング111がカメラ本
体200側にスライド移動した状態、すなわち、ロータ172のギヤ172とギヤ177
との噛合がはずれた状態は、スムーズなフォーカスが可能となる手動フォーカスのモード
の状態である。
180に被写体側に押圧され、ロータ172のギヤに噛合しようするが、操作リング11
1の回転ずれ(あそび)が大きいと、ロータ172のギヤの歯とギヤ177のギヤの歯と
が干渉して噛合しにくくなる。このようなことを防止するためには、操作リング111の
回転ずれ(あそび)を歯車の1ピッチ分以下レベルの微小回転をすれば必ず噛合がなされ
る。
基板とから構成されたスライド開始検出センサ109Bによって検出される。このスライ
ド開始検出センサ109Bは、被写体側にスライドされたときの操作リング111の位置
と、カメラ本体200側にスライドされたときの操作リング111の位置とを検出できる
ように設けられていて、カメラ本体200側にスライドされたときのスイッチのオフで手
動フォーカスに切り替り、被写体側にスライドされた時のスイッチのオンで操作モードを
切り替えるモード(図23のS203の操作モード切り替え)に切り替えられる。
作リング111を前後方向に一往復スライドさせたときに、スイッチが一度だけオンする
ように構成することも可能である。例えば、操作リング111を被写体側へスライドさせ
た位置においてはスイッチをオンし、操作リング111をカメラ本体200側へスライド
する際にスイッチをオンからオフに切り替るスイッチにすれば、被写体側へスライドさせ
た位置においては操作リング111の回転感触を変更でき、スイッチがオフのカメラ本体
200側へスライドさせた位置においては操作リング111を手動フォーカスの操作部材
にすることが可能である。さらに、操作リング111は機械的にスライドさせるのではな
く、操作リングを被写体側またはカメラ本体200側へ押し付けられるように構成し、押
し付けられた時の圧力を検知する圧力センサーを操作リング111または固定部枠122
に設け、圧力センサーの検出圧力をスイッチの代わりとしてスライド操作がなされたこと
を検出するようにしても良い。
タルカメラの処理シーケンスを、ボディ用マイクロコンピュータ214のみが実行するように構成することも可能であるし、レンズ用マイクロコンピュータ106のみが実行するように構成することも可能である。或いは、ボディ用マイクロコンピュータ214とレンズ用マイクロコンピュータ106が協働して実行するように構成することも可能である。
可能である。この場合、例えば、操作リング111をダイヤル等のような回転式の操作部
材としてカメラ本体200に設けることも可能である。
トカメラ等のようにレンズ交換ができないタイプのカメラとすることも可能である。この
場合は、例えば、そのカメラのレンズ鏡筒に操作リング111を設けるようにすることも
可能であるし、上記のように、操作リング111をダイヤル等のような回転式の操作部材
として設けることも可能である。
て、設定の切り替えが行われるものであり、その基準位置は絶対位置であったが、その基
準位置を相対位置とすることも可能である。例えば、操作モードの設定の切り替えが行わ
れた時点の操作リング111の位置を基準位置として、その基準位置からの操作リング1
11の回転方向及び回転量に応じて設定の切り替えを行うように構成すれば良い。なお、
この場合には、その回転方向及び回転量に応じて、例えば図25のクリック感や図26の
回転抵抗に示したように、操作リング111の回転抵抗力を変更することは勿論である。
80度等のように一定の回転角度範囲しか回転しない構成することも可能である。この場
合、例えば、上記の基準位置を相対位置とする場合には、操作リング111を無限に回転
可能な構成とすることも可能であるし、上記の基準位置を絶対位置とする場合には、操作
リング111が一定の角度範囲しか回転しない構成とすることも可能である。
111の操作性を、フォーカスモード、ズームモード、撮影モード、ISO感度モード、
シャッター速度モード、絞りモードといった各操作モードに応じて、操作リング111を
適切なクリック感や重さに設定することができる。また、操作リング111によって変更
される操作モードの表示を、操作リング111の位置と速度に対応して変化するようにし
たので、操作と一体感のある表示が可能となる。
101 フォーカスレンズ
102 ズームレンズ
103 絞り機構
104、105、114 ドライバ
106 レンズ用マイクロコンピュータ
107 Flashメモリ
108 モード切替操作部
109 位置センサ
109A 回転位置検出センサ
109B スライド開始検出センサ
111 操作リング
112 圧電体制御回路
113 ドライバ
115 表示部
115a メモリ
115b 指標
115c モード表示枠
115d モード表示
115e モード名
121 マウント
122 固定枠
123 キバン
124 1群枠
125 2群枠
126 3群枠
127 1群送りネジ
128 1群ネジギア
129 1群モータ台
130 1群モータ
131 1群モータギア
132 1群位置検出ハネ
133 1群ガイド軸
134 絞りハネ
135 絞り台
136 絞りフタ
137 絞り板
138 絞りモータギア
139 絞りモータ台
140 絞りモータ
141 スケール
146 絞り位置検出ハネ
147 3群ガイド軸
148 絞り位置検出器
149 3群送りネジ
150 3群位置検出ハネ
151 3群モータ
152 3群モータ台
153 3群ネジギア
154 3群モータギア
155 2群送りネジ
156 2群位置検出ハネ
159 2群モータ台
160 2群モータギア
161 2群ネジギア
162 前固定枠
163 2群モータ
170,170A
負荷制御機構
171,171A
振動子
171a 圧電体
171b 固定板
171c 振動体A
171d 振動体B
171e ボルト
172 ロータ
172a ギヤ
173 バネ
174 ナット
175 軸受
176 ボール
177 ギヤ
178 ギヤ台
179 板
180 バネ
191 グランド
192 N進カウンタ
193 1/2分周回路
194 インバータ
195 トランス
196 電圧制御回路
198 クロックジェネレータ
200 カメラ本体
201 メカシャッター
202 撮像素子
203 アナログ処理部
204 A/D変換部
205 AE処理部
206 画像処理部
207 AF処理部
208 画像圧縮展開部
209 LCDドライバ
210 LCD
211 メモリI/F
212 記録媒体
213 SDRAM
214 本体用マイクロコンピュータ
215 Flashメモリ
216 操作部
217 バス
218 電源回路
271 モータ
272 ピニオンギヤー
273 本体
274 上板
300 I/F
401 圧電体板A
402 圧電体板B
401a、 側面内部電極1A
402a、 側面内部電極2A
401b 側面内部電極1B
402b 側面内部電極2B
401c、402c
円形内部電極C(長方形電極C)
Claims (7)
- 固定部材に対して手動で回転可能に配置される操作部材と、
上記固定部材に配置されていて上記操作部材が回転する際の負荷力量を制御する負荷制御手段と、
上記固定部材または上記回転力量変更手段に対する上記操作部材の相対位置を検出する位置検出手段と、動作モードを設定する動作モード選択手段と、
上記位置検出手段からの出力に基づいて特定される位置で上記操作部材が回転操作された際に、当該操作部材にクリック感を付与するように上記負荷制御手段を制御する操作感制御手段と、
上記動作モード設定手段によって選択された動作モードの設定状態を表示する表示手段と、
上記操作部材のクリック感を伴う回転操作に連動して上記表示手段に表示される内容を変更する表示変更手段と、を具備したことを特徴とする操作装置。 - 上記負荷制御手段は、上記操作部材に所定の負荷を与える負荷手段と、上記負荷手段に対して押圧された状態で摩擦接触する振動子と、を具備し、
上記操作感制御手段は、上記振動子の振動を制御して上記負荷手段に付与する負荷を変更することにより上記操作部材にクリック感を付与することを特徴とする請求項1記載の操作装置。 - 上記負荷制御手段は、上記操作部材の内周面に設けられた第1のギヤ部と、上記第1のギヤ部と噛合して当該第1のギヤ部に所定の負荷を与える第2のギヤ部と、上記第2のギヤ部に回転駆動するモータと、を具備し、
上記操作感制御手段は、上記モータの出力を制御して、上記第2のギヤ部が上記操作部材の第1のギヤ部に付与する負荷を変更することにより上記操作部材にクリック感を付与することを特徴とする請求項1記載の操作装置。 - 上記負荷制御手段は、上記操作部材に所定の負荷を与える負荷手段と、上記負荷手段に対して押圧された状態で摩擦接触する振動子と、を具備し、
さらに、モード項目及びその設定項目と、その設定項目に対応してクリック感を感じさせるための周期情報と、を記憶する記憶手段を有し、
上記操作感制御手段は、上記設定された動作モードに関連する情報を上記記憶手段から読み出し、その情報に基づいて上記負荷手段に付与するクリック感を変更し、上記動作モードに関連する情報を動作モード関連情報として表示するとともに上記クリック感に連動して当該動作モード関連情報または当該関連情報を指し示す指標を移動させることを特徴とする請求項1記載の操作装置。 - 上記表示制御手段は、上記操作部材の回転速度に応じて上記動作モードに関連する情報の表示形態を変更することを特徴とする請求項5記載の操作装置。
- 上記表示形態は、上記動作モード選択手段によって選択されたモード名と、当該モード名に係る数値が表示される状態であって、当該数値は、上記操作部材の回転速度が所定値よりも高速の場合には第1の数値範囲を第1の数値間隔で表示し、上記操作部材の回転速度が所定値よりも低速の場合には上記第1の数値間隔または上記第1の数値範囲より小さい範囲を第2の数値間隔で表示することを特徴とすることを特徴とする請求項5記載の操作装置。
- 上記表示形態は、複数のモード項目及び上記複数のモード項目の中から上記動作モード選択手段によって選択されたモード名を知らしめる選択表示であって、上記操作部材の回転速度が所定値よりも低速の場合には上記複数のモード項目に対して上記選択表示を相対的に移動させる表示を行い、上記操作部材の回転速度が所定値よりも速い場合には上記複数のモード項目よりも多くのモード項目を楕円状に配置するとともに上記選択表示を行なうことを特徴とすることを特徴とする請求項5記載の操作装置。
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