JP2013084047A - 印刷中継サーバ装置、クラウド印刷サービス提供サーバ装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】デフォルトプリンタをプリンタ一覧の先頭に表示することを目的とする。
【解決手段】プリンタIDと、プリンタの属性情報とから構成されるプリンタ情報を管理し、管理されている複数のプリンタ情報の一覧であるプリンタ一覧の内、先頭のプリンタ情報に対応するプリンタ名から順にプリンタ一覧に含まれる各プリンタ情報に対応するプリンタ名を出力プリンタ選択画面に表示するクラウド印刷サービス提供サーバ装置から、プリンタ一覧を取得する一覧取得手段と、一覧取得手段により取得されたプリンタ一覧の内、デフォルトプリンタに対応するプリンタ情報を特定し、デフォルトプリンタに対応するプリンタ情報に含まれる属性情報と、先頭のプリンタ情報に含まれる属性情報とを入れ替える入れ替え手段と、を有する。
【選択図】図12
【解決手段】プリンタIDと、プリンタの属性情報とから構成されるプリンタ情報を管理し、管理されている複数のプリンタ情報の一覧であるプリンタ一覧の内、先頭のプリンタ情報に対応するプリンタ名から順にプリンタ一覧に含まれる各プリンタ情報に対応するプリンタ名を出力プリンタ選択画面に表示するクラウド印刷サービス提供サーバ装置から、プリンタ一覧を取得する一覧取得手段と、一覧取得手段により取得されたプリンタ一覧の内、デフォルトプリンタに対応するプリンタ情報を特定し、デフォルトプリンタに対応するプリンタ情報に含まれる属性情報と、先頭のプリンタ情報に含まれる属性情報とを入れ替える入れ替え手段と、を有する。
【選択図】図12
Description
本発明は、印刷中継サーバ装置、クラウド印刷サービス提供サーバ装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
クライアントからサーバに対して印刷指示を送信し、印刷指示を受信したサーバが印刷対象のコンテンツを印刷データに変換する技術がある。
特許文献1には、サーバが印刷指示と印刷を制御するための情報とをクライアントから受信し、印刷を制御するための情報を基に印刷データを生成する方法が開示されている。特許文献1のサーバは、印刷データを生成するサービスをクライアントに提供している。
上述のように、サーバがクライアントにサービスを提供する形態は従来から存在しており、近年、注目を集めているクラウドコンピューティングもサーバがクライアントにサービスを提供する形態である。クラウドコンピューティングは、多くのコンピューティング・リソースを用いてデータ変換やデータ処理を分散実行し、多くのクライアントからの要求を同時に処理することが主な特徴である。現在、このクラウドコンピューティングを実現するクラウドコンピューティング環境上にWebサービスを実装し、多種多様なサービスを提供するベンダーが乱立しつつある。
特許文献1には、サーバが印刷指示と印刷を制御するための情報とをクライアントから受信し、印刷を制御するための情報を基に印刷データを生成する方法が開示されている。特許文献1のサーバは、印刷データを生成するサービスをクライアントに提供している。
上述のように、サーバがクライアントにサービスを提供する形態は従来から存在しており、近年、注目を集めているクラウドコンピューティングもサーバがクライアントにサービスを提供する形態である。クラウドコンピューティングは、多くのコンピューティング・リソースを用いてデータ変換やデータ処理を分散実行し、多くのクライアントからの要求を同時に処理することが主な特徴である。現在、このクラウドコンピューティングを実現するクラウドコンピューティング環境上にWebサービスを実装し、多種多様なサービスを提供するベンダーが乱立しつつある。
中でも注目すべきベンダーはGoogle(登録商標)である。Googleは、大規模なデータセンターを多数設立する他、デバイスと連携させて提供するサービスを提案し、デバイスとサービスとの間のデータ通信の仕組みを開発する等の積極的な動きを見せている。例えば、Googleは、プリンタと連携してサービスを提供するためのデータ通信の仕組みを開発し、プリンタが、Googleが用意したクラウドコンピューティング環境とデータ通信を行うためのインターフェースを公開した。このインターフェースをプリンタに実装すれば、特許文献1と同じくクライアントにプリンタドライバをインストールする必要がないと言うメリットが生まれる。
しかしながら、ベンダーによってはクラウドコンピューティング環境のベンダーのサーバが出力するプリンタを選択する印刷画面まで提供している。この場合、使用可能なプリンタ一覧等をクライアントがカスタマイズすることができないため、通常使うプリンタとしてデフォルトプリンタを設定することができない。
例えば、Googleが用意したクラウドコンピューティング環境のサーバは、登録したプリンタをプリンタ一覧でランダムな順で表示する。また、前記サーバは、プリンタが一度使用されるとそのプリンタをプリンタ一覧の先頭に表示し、その他のプリンタはやはりランダムな順で表示する。
したがって、前記サーバが表示するプリンタ一覧では、通常使うプリンタであるデフォルトプリンタがプリンタ一覧の先頭に表示されず、ユーザーがデフォルトプリンタを選択することが困難な問題があった。
例えば、Googleが用意したクラウドコンピューティング環境のサーバは、登録したプリンタをプリンタ一覧でランダムな順で表示する。また、前記サーバは、プリンタが一度使用されるとそのプリンタをプリンタ一覧の先頭に表示し、その他のプリンタはやはりランダムな順で表示する。
したがって、前記サーバが表示するプリンタ一覧では、通常使うプリンタであるデフォルトプリンタがプリンタ一覧の先頭に表示されず、ユーザーがデフォルトプリンタを選択することが困難な問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、デフォルトプリンタをプリンタ一覧の先頭に表示することを目的とする。
そこで、本発明は、クラウド印刷サービスを提供するクラウド印刷サービス提供サーバ装置と、プリンタとの通信を中継する印刷中継サーバ装置であって、プリンタを一意に識別するために発行されたプリンタIDと、前記プリンタIDで一意に識別されるプリンタの属性情報とから構成されるプリンタ情報を管理し、管理されている複数の前記プリンタ情報の一覧であるプリンタ一覧の内、先頭のプリンタ情報に対応するプリンタ名から順に前記プリンタ一覧に含まれる各プリンタ情報に対応するプリンタ名を出力プリンタ選択画面に表示する前記クラウド印刷サービス提供サーバ装置から、前記プリンタ一覧を取得する一覧取得手段と、前記一覧取得手段により取得された前記プリンタ一覧の内、デフォルトプリンタに対応するプリンタ情報を特定し、前記デフォルトプリンタに対応するプリンタ情報に含まれる属性情報と、前記先頭のプリンタ情報に含まれる属性情報とを入れ替える入れ替え手段と、前記入れ替え手段により属性情報を入れ替えられたプリンタ一覧の内のプリンタ情報を前記クラウド印刷サービス提供サーバ装置に送信すると共に、前記クラウド印刷サービス提供サーバ装置で管理されているプリンタ情報の更新を要求する更新要求手段と、を有する。
本発明によれば、デフォルトプリンタをプリンタ一覧の先頭に表示することができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
本実施形態では、主に、インターフェースを提供しているベンダーの環境とプリンタとの通信を中継する印刷中継サーバに関して説明を行う。印刷中継サーバがベンダーの環境から印刷可能なプリンタ一覧を取得し、そのプリンタ識別子に紐付く印刷中継サーバが所有するテーブル情報を変更して、その変更した情報に基づきベンダーに対しプリンタ識別子の情報を更新させる。この様な情報処理で、デフォルトプリンタを設定する。
始めに、実施形態1におけるコンテンツ印刷システム1000の構成について説明する。図1は、コンテンツ印刷システム1000のシステム構成の一例を示す図である。コンテンツ印刷システム1000は、クライアントコンピュータ104、プリンタ101を含む。2つの装置は、ユーザー環境に配置された装置であり、ネットワーク100を介して互いに接続されている。ネットワーク100は、インターネット110に接続されている。また、コンテンツ印刷システム1000は、Webアプリケーションサーバ群105、印刷サーバ群103を含む。2つのサーバ群は、同じベンダーから提供されたサーバ群である場合もある。また、2つのサーバ群は、ネットワーク100を介して互いに接続されている。ネットワーク100は、インターネット110に接続されている。なお、実施形態1において2つのサーバ群はネットワーク100を介して接続されているが、インターネット110を介して接続されていても良い。また、コンテンツ印刷システム1000は、印刷中継サーバ102を含む。印刷中継サーバ102は、ネットワーク100に接続されている。ネットワーク100は、インターネット110に接続されている。コンテンツ印刷システム1000を構成する各装置、及び各サーバ群は、インターネット110を介して接続可能であり、互いにデータ通信することができる。なお、各装置は1台のみであるが複数台あっても良い。また、各サーバ群は複数台で構成されているが1台であっても良い。
印刷サーバ群103は、クラウド印刷サービスを提供するクラウド印刷サービス提供サーバ装置の一例である。印刷中継サーバ102は、印刷中継サーバ装置の一例である。なお、クラウド印刷サービスとは、PCやモバイル端末側(以下、端末側という)にプリンタに対応するドライバをインストールしなくても、クラウドに接続可能でありさえすれば、端末側から直接、プリントジョブを受け取ったり、印刷設定の要求を受け取ったりして、インターネットに接続されているプリンタにジョブを転送し、印刷を行うサービスを提供する印刷サービスのことである。
本実施形態では、主に、インターフェースを提供しているベンダーの環境とプリンタとの通信を中継する印刷中継サーバに関して説明を行う。印刷中継サーバがベンダーの環境から印刷可能なプリンタ一覧を取得し、そのプリンタ識別子に紐付く印刷中継サーバが所有するテーブル情報を変更して、その変更した情報に基づきベンダーに対しプリンタ識別子の情報を更新させる。この様な情報処理で、デフォルトプリンタを設定する。
始めに、実施形態1におけるコンテンツ印刷システム1000の構成について説明する。図1は、コンテンツ印刷システム1000のシステム構成の一例を示す図である。コンテンツ印刷システム1000は、クライアントコンピュータ104、プリンタ101を含む。2つの装置は、ユーザー環境に配置された装置であり、ネットワーク100を介して互いに接続されている。ネットワーク100は、インターネット110に接続されている。また、コンテンツ印刷システム1000は、Webアプリケーションサーバ群105、印刷サーバ群103を含む。2つのサーバ群は、同じベンダーから提供されたサーバ群である場合もある。また、2つのサーバ群は、ネットワーク100を介して互いに接続されている。ネットワーク100は、インターネット110に接続されている。なお、実施形態1において2つのサーバ群はネットワーク100を介して接続されているが、インターネット110を介して接続されていても良い。また、コンテンツ印刷システム1000は、印刷中継サーバ102を含む。印刷中継サーバ102は、ネットワーク100に接続されている。ネットワーク100は、インターネット110に接続されている。コンテンツ印刷システム1000を構成する各装置、及び各サーバ群は、インターネット110を介して接続可能であり、互いにデータ通信することができる。なお、各装置は1台のみであるが複数台あっても良い。また、各サーバ群は複数台で構成されているが1台であっても良い。
印刷サーバ群103は、クラウド印刷サービスを提供するクラウド印刷サービス提供サーバ装置の一例である。印刷中継サーバ102は、印刷中継サーバ装置の一例である。なお、クラウド印刷サービスとは、PCやモバイル端末側(以下、端末側という)にプリンタに対応するドライバをインストールしなくても、クラウドに接続可能でありさえすれば、端末側から直接、プリントジョブを受け取ったり、印刷設定の要求を受け取ったりして、インターネットに接続されているプリンタにジョブを転送し、印刷を行うサービスを提供する印刷サービスのことである。
次に、コンテンツ印刷システム1000を構成する各装置、及び各サーバ群のハードウェア構成について説明する。図2は、コンテンツ印刷システム1000を構成する各装置及び各サーバ群のハードウェア構成の一例を示す図である。CPU(Central Processing Unit)202は、各種プログラムを実行し、様々な機能を実現するユニットである。ROM(Read Only Memory)203は、各種プログラムを記憶するユニットである。RAM204は、CPU202の一時的な作業記憶領域としても利用されるユニットである。CPU202は、ROM203に記憶されているプログラムをRAM(Random Access Memory)204にロードしプログラムを実行する。Input/Outputインターフェース205は、各装置、及び各サーバ群に接続されているディスプレイ(不図示)にデータを送信する他、ポインティングデバイス(不図示)からデータを受信するユニットである。NIC(Network Interface Card)206は、コンテンツ印刷システム1000を構成する各装置、及び各サーバ群をネットワーク100に接続するためのユニットである。以上説明してきたユニットは、バス207を介してデータの送受信を行うことが可能である。また、プリンタ101の場合は、印刷ユニット(不図示)を搭載している。印刷ユニットは、バス207を介して各ユニットとデータを送受信することが可能である。なお、印刷ユニットは、ラスタイメージを記録媒体に印刷することが可能なユニットである。
次に、コンテンツ印刷システム1000を構成する各装置、及び各サーバ群の機能について説明する。図3は、コンテンツ印刷システム1000を構成する各装置、及び各サーバ群のソフトウェア構成の一例を示す図である。図3に示されている各ソフトウェア構成の機能を実現するプログラムは、各装置、及び各サーバ群のROM203に記憶されており、CPU202がRAM204にプログラムをロードし実行することで、これらの機能は実現される。
これより、各装置、及び各サーバ群が有する機能について説明する。ここで説明する機能は、次の2つの系に分類される。1つ目の系に分類される機能が、プリンタ101を印刷中継サーバ102に登録し、印刷中継サーバ102内に中継仮想プリンタ303を実現し、印刷サービス304に中継仮想プリンタ303を登録する登録系に分類される機能である。2つ目の系に分類される機能が、Webアプリケーションサーバ群105で生成されたコンテンツの印刷指示を印刷サーバ群103に送信し、印刷サーバ群103から送信される印刷通知を基に印刷データをプリンタに印刷させる印刷系に分類される機能である。なお、印刷サーバ群103から送信される印刷通知情報を基に印刷データをプリンタ101に印刷させる場合、印刷サーバ群103は、仲介役である印刷中継サーバ102を介してプリンタ101に印刷通知を送信し印刷させる。
これより、各装置、及び各サーバ群が有する機能について説明する。ここで説明する機能は、次の2つの系に分類される。1つ目の系に分類される機能が、プリンタ101を印刷中継サーバ102に登録し、印刷中継サーバ102内に中継仮想プリンタ303を実現し、印刷サービス304に中継仮想プリンタ303を登録する登録系に分類される機能である。2つ目の系に分類される機能が、Webアプリケーションサーバ群105で生成されたコンテンツの印刷指示を印刷サーバ群103に送信し、印刷サーバ群103から送信される印刷通知を基に印刷データをプリンタに印刷させる印刷系に分類される機能である。なお、印刷サーバ群103から送信される印刷通知情報を基に印刷データをプリンタ101に印刷させる場合、印刷サーバ群103は、仲介役である印刷中継サーバ102を介してプリンタ101に印刷通知を送信し印刷させる。
始めに、登録系に分類される機能について説明する。
まずは、プリンタ101が有する登録系に分類される機能について説明する。プリンタ101は、印刷制御部301を有する。印刷制御部301は、図4に示す各機能を実現する。表示部401は、各種画面を表示する。印刷サービス情報保持部402は、印刷サービスの情報を有している。図5Aは、印刷サービスの情報を示す図である。図5Aには、複数の印刷サービスの情報が示されているが、実施形態1における印刷サービス304は、PrintServiceAに相当する。表示部401は、印刷サービス304に対しプリンタ101の登録を行う処理をユーザーから指示された場合に、図5Aの情報を基に、図6Aに示すような印刷サービスへの登録UIを生成し、表示する。ユーザーは、図6Aに示す画面において、プリンタ101を登録したい印刷サービスを901から選択する。
実施形態1の場合、印刷サービスは印刷サービス304の1つのみのため、ユーザーは、PrintServiceA以外は選択できない。ユーザーは、選択した印刷サービスに対するユーザーIDをテキストボックス902にパスワードをテキストボックス903に入力する。更に、ユーザーはチェックボックス904で通常使うプリンタであるデフォルトプリンタの設定を選択する。デフォルトプリンタ設定を有効化した場合、後述する印刷系に分類される機能において、プリンタ選択時にデフォルトプリンタが設定される。
まずは、プリンタ101が有する登録系に分類される機能について説明する。プリンタ101は、印刷制御部301を有する。印刷制御部301は、図4に示す各機能を実現する。表示部401は、各種画面を表示する。印刷サービス情報保持部402は、印刷サービスの情報を有している。図5Aは、印刷サービスの情報を示す図である。図5Aには、複数の印刷サービスの情報が示されているが、実施形態1における印刷サービス304は、PrintServiceAに相当する。表示部401は、印刷サービス304に対しプリンタ101の登録を行う処理をユーザーから指示された場合に、図5Aの情報を基に、図6Aに示すような印刷サービスへの登録UIを生成し、表示する。ユーザーは、図6Aに示す画面において、プリンタ101を登録したい印刷サービスを901から選択する。
実施形態1の場合、印刷サービスは印刷サービス304の1つのみのため、ユーザーは、PrintServiceA以外は選択できない。ユーザーは、選択した印刷サービスに対するユーザーIDをテキストボックス902にパスワードをテキストボックス903に入力する。更に、ユーザーはチェックボックス904で通常使うプリンタであるデフォルトプリンタの設定を選択する。デフォルトプリンタ設定を有効化した場合、後述する印刷系に分類される機能において、プリンタ選択時にデフォルトプリンタが設定される。
続いてユーザーは、登録ボタン905を押す。登録部403は、ユーザーが登録ボタン905を押したことに応じて、登録情報を発行する。実施形態1においては、印刷サービスは印刷サービス304のみである。しかしながら、複数の印刷サービスが選択できる場合、ユーザーは、図6Aに示されるような登録UIで各印刷サービスに対して、ユーザーID、パスワード、デフォルタプリンタ設定の有効化を別々に設定できる。
また、登録部403は、発行した登録情報を、後述する中継仮想プリンタ管理サービス302が有する要求受信部501へ送信する。その他、説明しなかった機能については後述する。
また、登録部403は、発行した登録情報を、後述する中継仮想プリンタ管理サービス302が有する要求受信部501へ送信する。その他、説明しなかった機能については後述する。
ここで登録情報について説明する。登録情報には、印刷サービスネームが含まれている。印刷サービスネームとは、ユーザーが選択した印刷サービスを特定するための情報であり、印刷サーバ群103の印刷サービス304を特定するための情報である。また、登録情報には、ユーザーID、パスワードが含まれている。ユーザーID、及びパスワードは、印刷サービス304、及びWebアプリケーションサーバ群105を利用するために必要な情報であり、このような情報をユーザー情報と呼ぶ。なお、Webアプリケーションサーバ群105、及び印刷サーバ群103を提供するベンダーは同じであることを想定している。そのため、ユーザーが両方のサーバ群が提供するサービスを利用する場合、ユーザーは、同じユーザー情報で両方のサービスを受けることができる。また、登録情報には、デフォルトプリンタ設定情報が含まれている。デフォルトプリンタ設定情報は、後述する印刷系に分類される機能において、デフォルトプリント設定の有無を切り替えるために必要な情報である。実施形態1において、ユーザーは、事前にWebアプリケーションサーバ群105にユーザー情報を登録している。
また、登録情報には、プリンタ101に割り当てられた固有の識別情報であるRPID(Real Printer ID)が含まれる。プリンタ101を含む各プリンタ(不図示)には、夫々固有の識別情報が割り当てられている。この識別情報により各プリンタは特定される。また、登録情報には、プリンタ101の機種情報であるPrinterKindが含まれている。同一機種には同一の機種情報が割り当てられる。なお、2つのプリンタが同一機種とは、同一の通信モジュールB'を搭載していることを指す。なお、通信モジュールB'、及び後述する通信モジュールA、通信モジュールA'、通信モジュールBの詳細については別途詳細に説明する。また、登録情報には、プリンタ101のプリンタネームが含まれている。プリンタネームとは、プリンタ101に割り当てられた名前であり、プリンタ101を呼称するときに用いるものである。なお、プリンタネームは識別情報と異なり、各プリンタのプリンタネームが同一である場合もある。また、登録情報にはケーパビリティーズが含まれている。ケーパビリティーズは、例えば、プリンタ101が両面印刷可能であるか否か、カラー印刷可能であるか否か、及び出力可能ペーパサイズ等の情報を含む。ケーパビリティーズは、図7Aに示すようにXML形式でプリンタ101から要求受信部501へ送信される。なお、図7Aの<Item>が、プリンタ101の能力を示しており、プリンタ101は、面付け印刷可能であり、かつ、カラー出力可能であり、かつ、B5サイズ、A4サイズ、及びA3サイズの紙を出力可能であることが示されている。
次に、印刷中継サーバ102が有する登録系に分類される機能について説明する。印刷中継サーバ102は、中継仮想プリンタ管理サービス302を有する。中継仮想プリンタ管理サービス302は、図8に示す各機能を実現する。要求受信部501は、登録情報を受信する。制御部502は、要求受信部501が受信した登録情報を取得し、その登録情報を解釈する。そして、制御部502は、次の2つの処理を行うように仮想プリンタ生成部503、及び印刷サービスプリンタ生成部504へ指示を出す。1つ目の処理は、仮想プリンタ生成部503が中継仮想プリンタ303の機能を実現する処理である。2つ目の処理は、印刷サービスプリンタ生成部504が印刷サービス304に中継仮想プリンタ303の情報を登録させる処理である。
1つ目の処理、即ち、仮想プリンタ生成部503が中継仮想プリンタ303の機能を実現する処理について説明する。中継仮想プリンタ303は、図9に示す各機能を実現するが詳細については後述する。仮想プリンタ生成部503は、制御部502から送信されたPrinterKindを基に、インターフェース情報管理部506に格納されている通信モジュールB602を特定し、取得する。また、仮想プリンタ生成部503は、印刷サービスネームを基に、インターフェース情報管理部506に格納されている通信モジュールA'601を特定し、取得する。通信モジュールBは、プリンタ101と通信を行うためのモジュールであり、上述したように同一機種は同じ通信モジュールBを有するので、PrinterKindから通信モジュールBを特定することが出来る。なお、通信モジュールBは、印刷制御部301が有する通信モジュールB'410と通信を行う。通信モジュールA'601は、印刷サーバ群103と通信を行うためのモジュールであり、印刷サービス304が有する通信モジュールA707と通信を行うことが可能なモジュールである。
2つ以上の通信モジュールを取得した仮想プリンタ生成部503は、これら2つ以上の通信モジュールをロードしたプロセス(スレッド)を実現する。このプロセスが、中継仮想プリンタ303に相当する。
仮想プリンタ生成部503は、中継仮想プリンタ303を実現した後に、実現した中継仮想プリンタ303を識別するための識別情報であるVPID(Virtual Printer ID)を発行する。発行されたVPIDは、制御部502へ送られる。なお、中継仮想プリンタは、プリンタ101から登録情報が送られるごとに実現されるものであり、実現された夫々の中継仮想プリンタには固有の識別子であるVPIDが割り当てられる。
2つ以上の通信モジュールを取得した仮想プリンタ生成部503は、これら2つ以上の通信モジュールをロードしたプロセス(スレッド)を実現する。このプロセスが、中継仮想プリンタ303に相当する。
仮想プリンタ生成部503は、中継仮想プリンタ303を実現した後に、実現した中継仮想プリンタ303を識別するための識別情報であるVPID(Virtual Printer ID)を発行する。発行されたVPIDは、制御部502へ送られる。なお、中継仮想プリンタは、プリンタ101から登録情報が送られるごとに実現されるものであり、実現された夫々の中継仮想プリンタには固有の識別子であるVPIDが割り当てられる。
次に、2つ目の処理、即ち、印刷サービスプリンタ生成部504が、印刷サービス304に中継仮想プリンタ303の情報を登録する処理について説明する。制御部502は、ユーザー情報を印刷サービスプリンタ生成部504へ送信する。印刷サービスプリンタ生成部504は、受信したユーザー情報を基に印刷サーバ群103の認証を行う。認証が成功した場合、印刷サービスプリンタ生成部504は、印刷サービス304にプリンタネーム、ケーパビリティーズ、VPIDを送信する。印刷サービスプリンタ生成部504は、その応答としてSPID(Service Printer ID)を受信する。SPIDは、印刷サービス304がサービスプリンタ登録要求を受けた際に、プリンタ(サービスプリンタ)を一意に識別するために発行する識別情報である。制御部502は、仮想プリンタ生成部503、及び印刷サービスプリンタ生成部504から、VPID、及びSPIDを取得する。VPID、及びSPIDを取得した制御部502は、印刷サービス情報管理部505にそれらの情報を格納するよう指示を出す。印刷サービス情報管理部505は、VPID、及びSPID、及び登録情報を図5Bに示すように関連付けて格納する。なお、VPIDが1301、印刷サービスネームが1302、RPIDが1303、PrinterKindが1304、SPIDが1305、プリンタネームが1306、ケーパビリティーズが1307、デフォルトプリンタ設定が1308に相当する。
次に、印刷サーバ群103の有する登録系に分類される機能について説明する。印刷サーバ群103は、印刷サービス304を有する。印刷サーバ群103は、複数台のサーバを仮想化して1台のサーバとみなし、その1台のサーバで印刷サービス304の機能を実現している。なお、印刷サーバ群103は、その1台のサーバ内に複数のヴァーチャルマシンを起動し、夫々のヴァーチャルマシンに対して印刷サービス304の機能を実現させている。図3に示す印刷サービス304は、その内の1台を示したものである。
印刷サービス304は、図10に示す機能を実現する。プリンタ情報登録部701は、ユーザー情報を印刷サービスプリンタ生成部504から受信する。プリンタ情報登録部701は、Webアプリケーションサーバ群105のWebアプリケーション306が格納しているユーザー情報を読み込み、受信したユーザー情報が存在するか否かを確認する。存在する場合、プリンタ情報登録部701は、認証が成功したとみなし、プリンタネーム、ケーパビリティーズ、VPIDを印刷サービスプリンタ生成部504から受信し、プリンタ情報格納部702に受信したVPIDを格納するよう指示を出す。また、プリンタ情報登録部701は、VPIDに対応するSPIDを発行し、プリンタ情報格納部702、及び印刷サービスプリンタ生成部504に発行したSPIDを送信する。プリンタ情報格納部702は、プリンタネーム、ケーパビリティーズ、VPID、SPID、ユーザーID、パスワードを関連付けて格納する。図5Cは、プリンタ情報格納部702が格納している情報を示す図である。SPIDが1401、プリンタネームが1402、ケーパビリティーズが1403、VPIDが1404、ユーザーIDが1405、パスワードが1406に相当する。その他、説明しなかった機能については後述する。
なお、SPIDは、プリンタIDの一例である。また、プリンタネーム、ケーパビリティーズ、VPID、ユーザーID、パスワード、Default Printer、Default Printer Setting、Use Caseは、属性情報の一例である。
以上、説明してきた機能が、プリンタ101を印刷中継サーバ102に登録し、印刷中継サーバ102内に中継仮想プリンタ303を実現し、印刷サービス304に中継仮想プリンタ303を登録する登録系に分類される機能である。
印刷サービス304は、図10に示す機能を実現する。プリンタ情報登録部701は、ユーザー情報を印刷サービスプリンタ生成部504から受信する。プリンタ情報登録部701は、Webアプリケーションサーバ群105のWebアプリケーション306が格納しているユーザー情報を読み込み、受信したユーザー情報が存在するか否かを確認する。存在する場合、プリンタ情報登録部701は、認証が成功したとみなし、プリンタネーム、ケーパビリティーズ、VPIDを印刷サービスプリンタ生成部504から受信し、プリンタ情報格納部702に受信したVPIDを格納するよう指示を出す。また、プリンタ情報登録部701は、VPIDに対応するSPIDを発行し、プリンタ情報格納部702、及び印刷サービスプリンタ生成部504に発行したSPIDを送信する。プリンタ情報格納部702は、プリンタネーム、ケーパビリティーズ、VPID、SPID、ユーザーID、パスワードを関連付けて格納する。図5Cは、プリンタ情報格納部702が格納している情報を示す図である。SPIDが1401、プリンタネームが1402、ケーパビリティーズが1403、VPIDが1404、ユーザーIDが1405、パスワードが1406に相当する。その他、説明しなかった機能については後述する。
なお、SPIDは、プリンタIDの一例である。また、プリンタネーム、ケーパビリティーズ、VPID、ユーザーID、パスワード、Default Printer、Default Printer Setting、Use Caseは、属性情報の一例である。
以上、説明してきた機能が、プリンタ101を印刷中継サーバ102に登録し、印刷中継サーバ102内に中継仮想プリンタ303を実現し、印刷サービス304に中継仮想プリンタ303を登録する登録系に分類される機能である。
次に、印刷系に分類される機能について説明する。始めに、クライアントコンピュータ104が有する機能について説明する。クライアントコンピュータ104は、Webブラウザ305を有する。Webブラウザ305は、Webアプリケーションサーバ群105に保存されているコンテンツの印刷指示を、Webアプリケーションサーバ群105に送信する。また、Webブラウザ305は、Webアプリケーションサーバ群105から印刷サーバ群103へのアクセス命令、即ち、リダイレクトの指示を受信し、受信したリダイレクトの指示に従い印刷サーバ群103へアクセスする。また、Webブラウザ305は、そのWebブラウザ305を利用しているユーザーが印刷可能なプリンタの一覧リストを、アクセスした印刷サーバ群103から取得し、一覧リストを表示する。図6Cは、Webブラウザ305が表示する印刷可能なプリンタを選択するための印刷ダイアログの一例を示す図である。この際表示される一覧リストの順は印刷サーバ群103の仕様に依存する。プリンタネーム順、登録順やSPID順、最近使用された順、ランダム等様々な仕様がありうる。図6Cではランダム順の例が示されている。図5Cの様にPrinter1からPrinter5までと順番に格納されていてもUIに表示される一覧リストの順はランダム順となる。
また、Webブラウザ305は、選択したプリンタに対応する印刷設定画面を、印刷サーバ群103から取得し、その印刷設定画面を表示する。図6Bは、Webブラウザ305が表示するユーザーが選択したプリンタに対応する印刷設定画面を示す。また、Webブラウザ305は、その印刷設定画面でユーザーが設定した印刷設定値を印刷サーバ群103へ送信する。以上が、クライアントコンピュータ104が有するWebブラウザ305の説明である。印刷ダイアログは、出力プリンタ選択画面の一例である。
また、Webブラウザ305は、選択したプリンタに対応する印刷設定画面を、印刷サーバ群103から取得し、その印刷設定画面を表示する。図6Bは、Webブラウザ305が表示するユーザーが選択したプリンタに対応する印刷設定画面を示す。また、Webブラウザ305は、その印刷設定画面でユーザーが設定した印刷設定値を印刷サーバ群103へ送信する。以上が、クライアントコンピュータ104が有するWebブラウザ305の説明である。印刷ダイアログは、出力プリンタ選択画面の一例である。
次に、Webアプリケーションサーバ群105が有する機能について説明する。Webアプリケーションサーバ群105は、Webアプリケーション306を有する。Webアプリケーションサーバ群105は、複数台のサーバを仮想化して1台のサーバとみなし、その1台のサーバでWebアプリケーション306の機能を実現している。なお、Webアプリケーションサーバ群105は、その1台のサーバ内に複数のヴァーチャルマシンを起動し、夫々のヴァーチャルマシンに対してWebアプリケーション306の機能を実現させている。
Webアプリケーション306は、文書作成サービスを提供する。ユーザーは、例えば、会社の会議で資料を配布したい場合に、その資料を作成するため文書作成サービスを利用する。クライアントコンピュータ104がWebアプリケーション306を利用する場合は、クライアントコンピュータ104にそのアプリケーションをインストールする必要はなく、Webブラウザ305を有していれば良い。Webアプリケーション306は、その資料を作成するための画面情報を、Webブラウザ305に送信する。なお、Webアプリケーション306は、Webブラウザ305を介してユーザーが入力したユーザーID、及びパスワードを含むユーザー情報を基に認証を行い、認証が成功したことに応じて資料を作成するための画面情報を送る。その画面情報を受信したWebブラウザ305は、その画面情報を基に文書を作成するための作成画面を表示する。ユーザーは、その作成画面を用いて会議で配布する資料を作成する。Webアプリケーション306は、ユーザーがその作成画面を用いて作成した資料の情報を受信し、受信した情報を基にコンテンツを作成し、Webアプリケーションサーバ群105のRAM又はHDD等の記憶装置に作成したコンテンツを記憶させる。また、Webアプリケーション306は、作成したコンテンツを様々な形式で保存する。例えば、一般的なワープロドキュメント、表計算ドキュメント、プレゼンテーションドキュメント、PDF形式、HTML形式である。なお、Webアプリケーション306は、文書作成サービスに限らずメールサービス、スケジュールサービスも提供している。
Webアプリケーション306は、文書作成サービスを提供する。ユーザーは、例えば、会社の会議で資料を配布したい場合に、その資料を作成するため文書作成サービスを利用する。クライアントコンピュータ104がWebアプリケーション306を利用する場合は、クライアントコンピュータ104にそのアプリケーションをインストールする必要はなく、Webブラウザ305を有していれば良い。Webアプリケーション306は、その資料を作成するための画面情報を、Webブラウザ305に送信する。なお、Webアプリケーション306は、Webブラウザ305を介してユーザーが入力したユーザーID、及びパスワードを含むユーザー情報を基に認証を行い、認証が成功したことに応じて資料を作成するための画面情報を送る。その画面情報を受信したWebブラウザ305は、その画面情報を基に文書を作成するための作成画面を表示する。ユーザーは、その作成画面を用いて会議で配布する資料を作成する。Webアプリケーション306は、ユーザーがその作成画面を用いて作成した資料の情報を受信し、受信した情報を基にコンテンツを作成し、Webアプリケーションサーバ群105のRAM又はHDD等の記憶装置に作成したコンテンツを記憶させる。また、Webアプリケーション306は、作成したコンテンツを様々な形式で保存する。例えば、一般的なワープロドキュメント、表計算ドキュメント、プレゼンテーションドキュメント、PDF形式、HTML形式である。なお、Webアプリケーション306は、文書作成サービスに限らずメールサービス、スケジュールサービスも提供している。
文書作成サービスを利用し作成したコンテンツを印刷したいユーザーは、その作成画面に表示されている印刷ボタンを押す。図11は、印刷ボタン1201が押されていることを示す図である。なお、ユーザーが作成したコンテンツは1202である。Webアプリケーション306は、その印刷ボタンが押されたという情報を受信し、印刷サーバ群103へのアクセス命令、即ち、リダイレクトの指示をWebブラウザ305へ送信する。なお、リダイレクト指示には、上述したWebブラウザ305を利用しているユーザーに対応する一覧リストを取得するための要求、ユーザーが印刷を指示したコンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報、及びユーザー情報が含まれている。また、Webアプリケーション306は、印刷サーバ群103から印刷データの取得要求があった場合に、印刷データを識別するための印刷データ識別情報を印刷サーバ群103へ送信する。本実施形態において、印刷データはPDF形式のコンテンツである。したがって、印刷データ識別情報は、PDF形式のコンテンツに関する識別情報である。
上述の通り、Webアプリケーション306は、文書作成サービスに限らずメールサービス、スケジュールサービスも提供している。Webアプリケーション306が提供するこれらのサービスによって生成されるコンテンツは、Webアプリケーション306のインターフェースにより第三者が提供するプログラムやサービスから利用することができる。Webアプリケーション306は、コンテンツを様々な形式で保持しているため、上記インターフェースでも様々な形式でコンテンツを取得できる。
以上が、Webアプリケーションサーバ群105が有するWebアプリケーション306の説明である。
上述の通り、Webアプリケーション306は、文書作成サービスに限らずメールサービス、スケジュールサービスも提供している。Webアプリケーション306が提供するこれらのサービスによって生成されるコンテンツは、Webアプリケーション306のインターフェースにより第三者が提供するプログラムやサービスから利用することができる。Webアプリケーション306は、コンテンツを様々な形式で保持しているため、上記インターフェースでも様々な形式でコンテンツを取得できる。
以上が、Webアプリケーションサーバ群105が有するWebアプリケーション306の説明である。
次に、印刷サーバ群103の有する印刷系に分類される機能について説明する。図10に示すように、印刷サーバ群103が有する印刷サービス304は、プリンタ情報提示部703を有する。プリンタ情報提示部703は、Webブラウザ305からの一覧リスト取得要求を受けたことに応じて、一覧リストをWebブラウザ305に送信する。なお、プリンタ情報提示部703は、ユーザー情報を基にプリンタ情報格納部702が格納しているSPID、プリンタネームを特定する。そして、プリンタ情報提示部703は、SPID、プリンタネームを基に、そのユーザーが利用可能なプリンタの一覧リストを生成する。また、プリンタ情報提示部703は、一覧リストからユーザーが選択したプリンタのSPIDを受信する。プリンタ情報提示部703は、受信したSPIDを基にプリンタ情報格納部702が格納しているケーパビリティーズを特定し、印刷設定画面を生成し、生成した印刷設定画面をWebブラウザ305へ送信する。プリンタ情報格納部702は、図5Cに示すケーパビリティーズの情報から図6Bに示す印刷設定画面を生成する。図6Bに示すように、プリンタ情報格納部702は、ケーパビリティーズに記載された印刷設定しか選択できないような印刷設定画面を生成する。印刷指示受付部704は、印刷設定画面を介して設定された印刷設定とSPIDとをWebブラウザ305から受信する。また、印刷指示受付部704は、Webブラウザ305がリダイレクトの指示に基づいてアクセスしてきた際に、ユーザーが印刷を指示した印刷データを識別するための印刷データ識別情報を受信する。
印刷データ情報取得部705は、印刷指示受付部704から印刷データ識別情報を受信する。また、印刷データ情報取得部705は、印刷指示受付部704からユーザーが入力した印刷設定、及びユーザーが選択したプリンタに対応するSPIDを受信する。制御部706は、印刷データ情報取得部705から印刷データ識別情報、印刷設定、SPIDを取得する。印刷設定は、図7BのようにXML形式で記載されている。図7Bによれば、ユーザーは両面設定、モノクロ設定、及び用紙サイズA4を設定したことが分かる。通信モジュールA707は、通信モジュールA'601を有する装置と通信を行うことが可能であり、2者間のデータ通信のインターフェースである。通信モジュールA'601以外の通信モジュールは、通信モジュールA707と通信を行うことができない。この理由については、通信モジュールA707の有する機能を説明した後に説明する。
通信モジュールA707は、印刷データ識別情報格納部708、印刷設定情報格納部709、印刷ジョブ通知部710を有する。印刷データ識別情報格納部708は、制御部706から印刷データ識別情報を受信し、格納する。印刷設定情報格納部709は、制御部706から印刷設定を受信し、格納する。なお、印刷データ識別情報格納部708、及び印刷設定情報格納部709は、制御部706からの格納指示を受信し格納処理を行う。制御部706は、印刷データ識別情報格納部708、及び印刷設定情報格納部709から格納が終了した旨を受信したことに応じて、印刷ジョブ通知部710に通知情報を送るように指示をする。印刷ジョブ通知部710は、制御部706から通知情報を送るように指示されたことに応じて、SPIDを制御部706から取得し、プリンタ情報格納部702が格納している情報を基にVPIDを特定する。なお、SPIDに対応する送信先の情報、即ち、実施形態1におけるVPIDをターゲットと呼ぶ。ユーザーは、SPIDを選択することでVPIDを指定している。また、印刷ジョブ通知部710は、印刷データの格納場所、及び印刷設定の格納場所を制御部706から取得し、通知情報Aを生成し、登録されているプリンタに通知情報Aを送信する。
なお、実施形態1における登録されているプリンタとは、VPIDに対応する中継仮想プリンタを指す。通知情報Aは、図7Cに示すようなXMLで表されており、1001に印刷データの格納場所が、1002に印刷設定の格納場所が記載されている。
ここで、なぜ、通信モジュールA'以外の通信モジュールが、通信モジュールAと通信できないかを説明する。それは、通信モジュールA'以外の通信モジュールは、印刷ジョブ通知部710が送信するXMLで記載された通知情報Aを解釈することができないからである。また、通信モジュールA'以外の通信モジュールが、通信モジュールAと通信できない他の例として、次のような例もある。例えば、通信モジュールAが印刷ジョブ通知部710を有しておらず、別の方法で印刷データ、及び印刷設定を通信モジュールA'に取得させる場合、通知情報Aを取得する通信モジュールA'では取得することができない。なぜなら、通知情報Aを取得する通信モジュールA'は、通信モジュールAからの通知情報Aを待つ状態となっているため、通知情報Aが通知されない限り印刷データ、及び印刷設定を取得することができない。この通信モジュールAと通信できる通信モジュールA'には、通信モジュールAに対し取得するデータが存在するか否かを問い合わせる構成が要求される。このように通信モジュールA'が、通信モジュールAのデータ通信の規格に対応していないことにより、通信モジュールAと通信モジュールA'とが通信できない場合もある。なお、通信モジュールAと通信モジュールA'とが通信を行えるような仕組みを、印刷サーバ群103を提供するベンダーの仕様と呼ぶ。そして、この仕様は、印刷サーバ群103を管理しているベンダーに深く依存する。
ここで、なぜ、通信モジュールA'以外の通信モジュールが、通信モジュールAと通信できないかを説明する。それは、通信モジュールA'以外の通信モジュールは、印刷ジョブ通知部710が送信するXMLで記載された通知情報Aを解釈することができないからである。また、通信モジュールA'以外の通信モジュールが、通信モジュールAと通信できない他の例として、次のような例もある。例えば、通信モジュールAが印刷ジョブ通知部710を有しておらず、別の方法で印刷データ、及び印刷設定を通信モジュールA'に取得させる場合、通知情報Aを取得する通信モジュールA'では取得することができない。なぜなら、通知情報Aを取得する通信モジュールA'は、通信モジュールAからの通知情報Aを待つ状態となっているため、通知情報Aが通知されない限り印刷データ、及び印刷設定を取得することができない。この通信モジュールAと通信できる通信モジュールA'には、通信モジュールAに対し取得するデータが存在するか否かを問い合わせる構成が要求される。このように通信モジュールA'が、通信モジュールAのデータ通信の規格に対応していないことにより、通信モジュールAと通信モジュールA'とが通信できない場合もある。なお、通信モジュールAと通信モジュールA'とが通信を行えるような仕組みを、印刷サーバ群103を提供するベンダーの仕様と呼ぶ。そして、この仕様は、印刷サーバ群103を管理しているベンダーに深く依存する。
印刷サーバ群103を管理しているベンダーは、印刷サーバ群103に通信モジュールAを実装し、通信モジュールAと通信を行うための通信モジュールA'を公開する。事実、近年このような体系が確立されつつあり、印刷サーバ群103を管理しているベンダーは、印刷サーバ群103とデバイスとがデータ通信を行うための独自仕様を公開している。プリンタ101が印刷サーバ群103と通信するためにプリンタ101のデバイスベンダーは、プリンタ101に通信モジュールA'を搭載しなくてはならない。そして、仮に、印刷サーバ群103を管理しているベンダーが通信モジュールAの構成を変更したとする。即ち、印刷サーバ群103を管理しているベンダーが仕様の変更を行ったと仮定する。すると、デバイスベンダーは仕様の変更に伴い、プリンタ101の通信モジュールA'を変更しなくてはいけない。この作業は非常に負荷が高い。なぜなら、プリンタは様々な顧客環境に配置されており、再び印刷サーバ群103とプリンタとが通信を行うようにするためには、その様々な顧客環境へサービスマンが出向き、通信モジュールA'を変更しなくてはいけないからである。また、サービスマンを利用せずに通信モジュールA'を配布する解決方法も考えられるが、複数のプリンタに配布せねばならず、通信帯域に負荷をかけることになる。しかし、次に説明する印刷中継サーバ102の印刷系に分類される機能を用いることでこの課題は解決する。通信モジュールA、及び通信モジュールA'のインターフェースは、印刷サーバ群103を管理しているベンダーが公開するデータ通信の仕様に準じて作成されるインターフェースである。
次に、印刷中継サーバ102の印刷系に分類される機能について説明する。図9に示すように、中継仮想プリンタ303は、通信モジュールA'601、及び通信モジュールB602を有する。通信モジュールA'601の印刷通知受付部604は、印刷ジョブ通知部710から送信される通知情報Aを受信する。印刷サービス304には、プリンタ101のRPIDではなく中継仮想プリンタ303が登録されているため、通知情報Aは印刷通知受付部604に送信される。そして、この通信モジュールA'は通信モジュールAと対をなすモジュールであるため、印刷通知受付部604は、通知情報Aを解釈することが出来る。印刷通知受付部604は、通知情報Aに記載されている印刷データの格納場所、及び印刷設定の格納場所を確認し、夫々の情報を印刷設定取得部605、印刷データ取得部606に通知する。印刷設定取得部605は、通知された印刷設定の格納場所を基に、印刷設定情報格納部709から印刷設定を取得する。印刷データ取得部606は、通知された印刷データの格納場所を基に、印刷データ識別情報格納部708から印刷データを取得する。
印刷データ取得部606は、印刷データ格納部607に対して印刷データ取得部606が取得した印刷データを格納するように指示を出す。印刷設定取得部605は、印刷設定格納部608に対して印刷設定取得部605が取得した印刷設定を格納するように指示を出す。印刷データを格納した印刷データ格納部607は、格納場所を印刷ジョブ通知部609に通知する。印刷設定を格納した印刷設定格納部608は、格納場所を印刷ジョブ通知部609に通知する。印刷ジョブ通知部609は、印刷データ格納部607、及び印刷設定格納部608から格納場所の通知を受け付けたことに応じて、通知情報Bを生成する。通知情報Bは図7Dに示すようなXML形式で表現される。1003に印刷データの格納場所が記載され、1004に印刷設定の格納場所が記載されている。印刷ジョブ通知部609は、通知情報Bを印刷制御部301へ送信する。このようにして、通信モジュールA'601は、通信モジュールB602に印刷データ、及び印刷設定を渡し、モジュール間通信を実現する。
通信モジュールBに対応する通信モジュールB'は、プリンタ101に実装されている。上述の如く、プリンタ101は、印刷サービス304から印刷データを取得する構成である。これにより、通信モジュールAの変更に伴い通信モジュールA'が変更になったとしても、印刷中継サーバ102の通信モジュールA'を変更することでプリンタ101に通知情報を送ることができる。即ち、印刷サーバ群103を管理しているベンダーが印刷サーバ群103とプリンタ101とがデータ通信を行うための独自仕様を変更したとしても、デバイスベンダーはプリンタ101の通信モジュールを変更する必要はない。デバイスベンダーは、印刷中継システムの中継仮想プリンタ303を変更することで、様々なユーザー環境に配置されたプリンタ101と印刷サーバ群103とを通信させることが可能になる。中継仮想プリンタ303の変更方法として、中継仮想プリンタ303の通信モジュールA'を変更する方法の他、現存する中継仮想プリンタ303を破棄し、新たに中継仮想プリンタ303を生成する方法がある。
次に、プリンタ101の印刷系に分類される機能について説明する。図4に示すように、印刷制御部301は、通信モジュールB'410を有している。通信モジュールB'410の印刷通知受付部404は、印刷ジョブ通知部609から送信されてくる通知情報Bを受信する。そして、この通信モジュールB'は通信モジュールBと対を成すモジュールであるため、印刷通知受付部404は、通知情報Bを解釈することが出来る。なお、中継仮想プリンタ303とプリンタ101とがデータ通信を行うためにデバイスベンダーが規定した仕様は、デバイスベンダーがハンドリング可能な仕様である。通信モジュールB、及び通信モジュールB'のインターフェースは、中継仮想プリンタ303とプリンタ101とがデータ通信を行うためにデバイスベンダーが規定した仕様に準じて作成されるインターフェースである。
印刷通知受付部404は、通知情報Bに記載されている印刷データの格納場所を確認し、夫々の情報を印刷設定取得部405、印刷データ取得部406に通知する。印刷設定取得部405は、通知された印刷設定の格納場所を基に、印刷設定格納部608から印刷設定を取得する。印刷データ取得部406は、通知された印刷データの格納場所を基に、印刷データ格納部607から印刷データを取得する。取得された印刷設定、及び印刷データは、印刷通知受付部404を介してジョブ管理部407へ送信される。ジョブ管理部407は、印刷データと印刷設定情報を取得し、印刷の実行を印刷実行部408へ指示する。指示を受けた印刷実行部408は、印刷設定と印刷データとを基にラスタイメージを生成し、生成したラスタイメージを印刷するよう印刷ユニットに指示を出す。以上が、Webアプリケーションサーバ群105で生成されたコンテンツの印刷指示を印刷サーバ群103に送信し、印刷サーバ群103から送信される印刷データをプリンタに印刷させる印刷系の説明である。
印刷通知受付部404は、通知情報Bに記載されている印刷データの格納場所を確認し、夫々の情報を印刷設定取得部405、印刷データ取得部406に通知する。印刷設定取得部405は、通知された印刷設定の格納場所を基に、印刷設定格納部608から印刷設定を取得する。印刷データ取得部406は、通知された印刷データの格納場所を基に、印刷データ格納部607から印刷データを取得する。取得された印刷設定、及び印刷データは、印刷通知受付部404を介してジョブ管理部407へ送信される。ジョブ管理部407は、印刷データと印刷設定情報を取得し、印刷の実行を印刷実行部408へ指示する。指示を受けた印刷実行部408は、印刷設定と印刷データとを基にラスタイメージを生成し、生成したラスタイメージを印刷するよう印刷ユニットに指示を出す。以上が、Webアプリケーションサーバ群105で生成されたコンテンツの印刷指示を印刷サーバ群103に送信し、印刷サーバ群103から送信される印刷データをプリンタに印刷させる印刷系の説明である。
次に、プリンタ101を印刷中継サーバ102に登録し、印刷中継サーバ102内に中継仮想プリンタ303を実現し、印刷サービス304に中継仮想プリンタ303を登録する処理について図12を用いて説明する。
始めに、S1301において、ユーザーは、プリンタ101のUIから登録したい印刷サービスを選択し、ユーザーID、パスワードを入力する。
S1302において、プリンタ101の印刷制御部301は、中継仮想プリンタ管理サービス302にプリンタの登録を要求する。この際、印刷制御部301は、上述の登録情報を中継仮想プリンタ管理サービス302に送信する。
S1303において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、登録情報を基に中継仮想プリンタ303を実現する。
S1304において、中継仮想プリンタ303は、作成成功の応答としてVPIDを中継仮想プリンタ管理サービス302へ送信する。
S1305において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、印刷サービス304にユーザーID、及びパスワードを送信し認証を受ける。
印刷サービス304による認証が成功した場合、S1306において、印刷サービス304は、中継仮想プリンタ管理サービス302に認証が成功した旨を送信する。
S1307において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、印刷サービス304がユーザーに提供するプリンタ(サービスプリンタ)としてVPIDを登録するように要求する。
S1308において、印刷サービス304は、VPIDをサービスプリンタとして登録したことに応じて、SPIDを発行し、中継仮想プリンタ管理サービス302に送信する。
始めに、S1301において、ユーザーは、プリンタ101のUIから登録したい印刷サービスを選択し、ユーザーID、パスワードを入力する。
S1302において、プリンタ101の印刷制御部301は、中継仮想プリンタ管理サービス302にプリンタの登録を要求する。この際、印刷制御部301は、上述の登録情報を中継仮想プリンタ管理サービス302に送信する。
S1303において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、登録情報を基に中継仮想プリンタ303を実現する。
S1304において、中継仮想プリンタ303は、作成成功の応答としてVPIDを中継仮想プリンタ管理サービス302へ送信する。
S1305において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、印刷サービス304にユーザーID、及びパスワードを送信し認証を受ける。
印刷サービス304による認証が成功した場合、S1306において、印刷サービス304は、中継仮想プリンタ管理サービス302に認証が成功した旨を送信する。
S1307において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、印刷サービス304がユーザーに提供するプリンタ(サービスプリンタ)としてVPIDを登録するように要求する。
S1308において、印刷サービス304は、VPIDをサービスプリンタとして登録したことに応じて、SPIDを発行し、中継仮想プリンタ管理サービス302に送信する。
S1309において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、SPIDを格納するよう印刷サービス情報管理部505に指示を出し、設定が完了した旨を中継仮想プリンタ303に送信する。
S1310において、中継仮想プリンタ303は、SPIDを基に印刷サービス304の通信モジュールAに接続し、通知情報Aが送信されるのを待つ。
S1311において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、プリンタの登録が完了した旨を印刷制御部301に通知する。
S1312において、印刷制御部301は、プリンタ101のUIにプリンタの登録が完了した旨を表示するよう指示を出す。
S1313において、印刷制御部301は、VPIDを基に中継仮想プリンタ303に接続し、通知情報Bが送信されるのを待つ。
以上が、登録処理の説明となる。
S1310において、中継仮想プリンタ303は、SPIDを基に印刷サービス304の通信モジュールAに接続し、通知情報Aが送信されるのを待つ。
S1311において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、プリンタの登録が完了した旨を印刷制御部301に通知する。
S1312において、印刷制御部301は、プリンタ101のUIにプリンタの登録が完了した旨を表示するよう指示を出す。
S1313において、印刷制御部301は、VPIDを基に中継仮想プリンタ303に接続し、通知情報Bが送信されるのを待つ。
以上が、登録処理の説明となる。
次に、Webアプリケーションサーバ群105で生成されたコンテンツの印刷指示を印刷サーバ群103に送信し、印刷サーバ群103から送信される印刷データをプリンタ101に印刷させる処理について図13を用いて説明する。
S1401において、Webブラウザ305は、ユーザーが編集を行いたいコンテンツの表示を、Webアプリケーション306に要求する。
S1402において、Webアプリケーション306、要求されたコンテンツに対応するコンテンツの画面をWebブラウザ305に送信する。
S1403において、Webブラウザ305は、ユーザーがコンテンツの画面を介して印刷を指示したことに応じて、印刷サービス304に登録されているプリンタ(サービスプリンタ)の一覧画面を要求する。
S1404において、印刷サービス304は、Webブラウザ305を利用しているユーザーに対応するサービスプリンタの一覧画面を、Webブラウザ305に送信する。
S1405において、Webブラウザ305は、ユーザーが一覧画面からプリンタを選択したことに応じて、選択されたプリンタに対応する印刷設定画面を要求する。
S1406において、印刷サービス304は、印刷設定画面をWebブラウザ305に送信する。
S1407において、Webブラウザ305は、ユーザーが印刷設定画面を介して入力した印刷設定を印刷サービス304に送信する。
S1401において、Webブラウザ305は、ユーザーが編集を行いたいコンテンツの表示を、Webアプリケーション306に要求する。
S1402において、Webアプリケーション306、要求されたコンテンツに対応するコンテンツの画面をWebブラウザ305に送信する。
S1403において、Webブラウザ305は、ユーザーがコンテンツの画面を介して印刷を指示したことに応じて、印刷サービス304に登録されているプリンタ(サービスプリンタ)の一覧画面を要求する。
S1404において、印刷サービス304は、Webブラウザ305を利用しているユーザーに対応するサービスプリンタの一覧画面を、Webブラウザ305に送信する。
S1405において、Webブラウザ305は、ユーザーが一覧画面からプリンタを選択したことに応じて、選択されたプリンタに対応する印刷設定画面を要求する。
S1406において、印刷サービス304は、印刷設定画面をWebブラウザ305に送信する。
S1407において、Webブラウザ305は、ユーザーが印刷設定画面を介して入力した印刷設定を印刷サービス304に送信する。
S1408において、印刷サービス304は、ユーザーが印刷を指示した印刷データの識別情報をWebアプリケーション306から取得する。また、印刷サービス304は、印刷データの識別情報と印刷設定とを組み合わせジョブとする。
S1409において、印刷サービス304は、中継仮想プリンタ303にジョブが生成されたことを通知する。
S1410において、中継仮想プリンタ303は、印刷サービス304にジョブの取得を要求する。
S1411において、中継仮想プリンタ303は、印刷サービス304からジョブを取得する。
S1409において、印刷サービス304は、中継仮想プリンタ303にジョブが生成されたことを通知する。
S1410において、中継仮想プリンタ303は、印刷サービス304にジョブの取得を要求する。
S1411において、中継仮想プリンタ303は、印刷サービス304からジョブを取得する。
S1412において、中継仮想プリンタ303は、印刷制御部301にジョブが生成されたことを通知する。
S1413において、印刷制御部301は、中継仮想プリンタ303に印刷データの取得を要求する。
S1414において、印刷制御部301は、中継仮想プリンタ303から印刷データを取得する。
S1415において、印刷制御部301は、中継仮想プリンタ303に印刷設定の取得を要求する。
S1416において、印刷制御部301は、中継仮想プリンタ303から印刷設定を取得する。
S1417において、印刷制御部301は、取得した印刷設定と印刷データとを基にラスタイメージを描画し、プリンタ101にラスタイメージを印刷させる。
S1413において、印刷制御部301は、中継仮想プリンタ303に印刷データの取得を要求する。
S1414において、印刷制御部301は、中継仮想プリンタ303から印刷データを取得する。
S1415において、印刷制御部301は、中継仮想プリンタ303に印刷設定の取得を要求する。
S1416において、印刷制御部301は、中継仮想プリンタ303から印刷設定を取得する。
S1417において、印刷制御部301は、取得した印刷設定と印刷データとを基にラスタイメージを描画し、プリンタ101にラスタイメージを印刷させる。
本実施形態では印刷サービス304の仕様により決められているWebブラウザ305に表示される印刷ダイアログでのプリンタ一覧においてデフォルトプリンタを設定することを目的としている。
そこで、デフォルトプリンタの設定方法について図12、図13を利用して説明する。一例として印刷サービスが使用したプリンタをリストの先頭に積んでいき、使用していないプリンタはランダムに表示される印刷サービス仕様の例を取り上げる。
S1301からS1308までの処理で、印刷サービス304にサービスプリンタが登録される。複数台のサービスプリンタが登録される場合、S1301からS1308までの処理が繰り返される。
S1501において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、印刷サービス304にダミー印刷指示を出す。これは「サービスプリンタ一覧リストにおいて使用したプリンタをリストの先頭に積んでいき、使用していないプリンタはランダムに表示される」という印刷サービス304の仕様において、リスト先頭のSPIDを確定するための処理である。なお、一度使用したプリンタの順番は確保されるため、プリンタを選択する場面においては、一番新しく選択されたプリンタが先頭に表示され、そのひとつ前に選択されたプリンタは先頭に表示されているプリンタの次に表示される様な仕様である。
そこで、デフォルトプリンタの設定方法について図12、図13を利用して説明する。一例として印刷サービスが使用したプリンタをリストの先頭に積んでいき、使用していないプリンタはランダムに表示される印刷サービス仕様の例を取り上げる。
S1301からS1308までの処理で、印刷サービス304にサービスプリンタが登録される。複数台のサービスプリンタが登録される場合、S1301からS1308までの処理が繰り返される。
S1501において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、印刷サービス304にダミー印刷指示を出す。これは「サービスプリンタ一覧リストにおいて使用したプリンタをリストの先頭に積んでいき、使用していないプリンタはランダムに表示される」という印刷サービス304の仕様において、リスト先頭のSPIDを確定するための処理である。なお、一度使用したプリンタの順番は確保されるため、プリンタを選択する場面においては、一番新しく選択されたプリンタが先頭に表示され、そのひとつ前に選択されたプリンタは先頭に表示されているプリンタの次に表示される様な仕様である。
続いてS1502において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、印刷サービス304にサービスプリンタ一覧を要求する。
S1503において、印刷サービス304から中継仮想プリンタ管理サービス302にサービスプリンタ一覧が応答として渡される。図14Aは、印刷サービス304が作成するサービスプリンタ一覧の例を示した図である。
S1502、S1503の中継仮想プリンタ管理サービス302の処理は、一覧取得の処理の一例である。
S1501でダミーの印刷指示を行っているためリスト先頭のSPIDが印刷指示したプリンタのSPIDに固定される。2、3番目のSPIDの順番はS1502のサービスプリンタ一覧の要求の度に代わる可能性がある。図14Aのサービスプリンタ一覧の場合にWebブラウザ305で表示される印刷ダイアログは図15Aとなる。また、印刷サービス情報管理部505及びプリンタ情報格納部702に格納されている情報は図16A、図17Aとなる。Printer1をデフォルトプリンタに設定したいとしても、印刷サービス304の仕様により、このままではPrinter3が印刷ダイアログのプリンタ一覧の先頭に表示されてしまう。そこでS1504において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、印刷サービス情報を更新する。中継仮想プリンタ管理サービス302は、図16BのようにPrinter1とPrinter3とのSPIDに紐付く情報を入れ換える。ポイントはSPIDを変更しないことである。中継仮想プリンタ管理サービス302は、プリンタ情報内のSPIDは変更せずに、それに紐付く情報、即ちプリンタ属性情報を全て入れ替える。
S1503において、印刷サービス304から中継仮想プリンタ管理サービス302にサービスプリンタ一覧が応答として渡される。図14Aは、印刷サービス304が作成するサービスプリンタ一覧の例を示した図である。
S1502、S1503の中継仮想プリンタ管理サービス302の処理は、一覧取得の処理の一例である。
S1501でダミーの印刷指示を行っているためリスト先頭のSPIDが印刷指示したプリンタのSPIDに固定される。2、3番目のSPIDの順番はS1502のサービスプリンタ一覧の要求の度に代わる可能性がある。図14Aのサービスプリンタ一覧の場合にWebブラウザ305で表示される印刷ダイアログは図15Aとなる。また、印刷サービス情報管理部505及びプリンタ情報格納部702に格納されている情報は図16A、図17Aとなる。Printer1をデフォルトプリンタに設定したいとしても、印刷サービス304の仕様により、このままではPrinter3が印刷ダイアログのプリンタ一覧の先頭に表示されてしまう。そこでS1504において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、印刷サービス情報を更新する。中継仮想プリンタ管理サービス302は、図16BのようにPrinter1とPrinter3とのSPIDに紐付く情報を入れ換える。ポイントはSPIDを変更しないことである。中継仮想プリンタ管理サービス302は、プリンタ情報内のSPIDは変更せずに、それに紐付く情報、即ちプリンタ属性情報を全て入れ替える。
S1505において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、印刷サービス304にサービスプリンタ情報更新要求を行う。印刷サービス304は、サービスプリンタ情報更新要求に応じて、図17Bの様に図16Bの情報に基づきPrinter1とPrinter3とのSPIDに紐付く情報が入れ替わる様、情報を更新する。より具体的に説明すると、印刷サービス304は、ServicePrinterID1401に紐付く、Name1402、Capabilities1403、Vertual Printer ID1404、User Name1405、Password1406を入れ替える。プリンタ情報が図17Bとなることで、印刷サービス304が作成するサービスプリンタ一覧は図14Bの様にSPIDの順番は変わらないがそれに紐付く情報が更新される。その結果、印刷ダイアログは図15Bの様に、意図したPrinter1がデフォルトドライバとしてリストの先頭に表示される。
続いて印刷実行時にデフォルトプリンタをプリンタ一覧の先頭に表示するための処理を、図13を用いて説明する。上述したように、S1401からS1411までの処理で文書が選択され、印刷が行われる。なお、S1404で印刷サービス304からWebブラウザ305に渡されるサービスプリンタ一覧UI応答はデフォルトプリンタがリストの先頭に表示された図15Bとなる。印刷を行うことで印刷サービス304の仕様によりS1601でサービスプリンタ情報が更新される。つまり、S1601において、印刷サービス304は、使用したプリンタをリストの先頭になるようにサービスプリンタ一覧を図14Cの様に更新する。図14Cは、図14Bの状態からPrinter3を選択して印刷を行った一例を示す図である。Printer1、Printer2、Printer3の順のリストが、Printer3、Printer1、Printer2の順のリストに更新されている。このサービスプリンタ一覧に沿って印刷ダイアログを表示すると図15Cの様に印刷に使用したPrinter3がリストの先頭に表示されてしまう。
デフォルトプリンタであるPrinter1をリストの先頭に表示するために、S1602において、中継仮想プリンタ303は、中継仮想プリンタ管理サービス302に印刷サービス情報更新要求を出す。ここで、中継仮想プリンタ303は、印刷サービス情報更新要求に印刷に使用されたプリンタの情報を含めて中継仮想プリンタ管理サービス302に印刷サービス情報更新要求を送信する。上述の例では、Printer3である。
S1603において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、印刷サービス情報を図16Cの様に更新する。つまり中継仮想プリンタ管理サービス302は、デフォルトプリンタがPrinter1である情報は有しているためデフォルトプリンタのPrinter1のSPIDに紐付く情報と前記印刷に使用されたPrinter3のSPIDに紐付く情報とを入れ替える。より具体的に説明すると、中継仮想プリンタ管理サービス302は、Service Printer ID1305に紐付くVertual Printer ID1301、Service Name1302、Real Printer ID1303、Printer Kind1304、Name1306、Capabilities1307を互いに入れ替える。また、主体をより明確にすると、制御部502から指示を受けた印刷サービス情報更新部507が、印刷サービス情報管理部505が管理している印刷情報サービスを読み取り、更新して、格納する。
S1603において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、印刷サービス情報を図16Cの様に更新する。つまり中継仮想プリンタ管理サービス302は、デフォルトプリンタがPrinter1である情報は有しているためデフォルトプリンタのPrinter1のSPIDに紐付く情報と前記印刷に使用されたPrinter3のSPIDに紐付く情報とを入れ替える。より具体的に説明すると、中継仮想プリンタ管理サービス302は、Service Printer ID1305に紐付くVertual Printer ID1301、Service Name1302、Real Printer ID1303、Printer Kind1304、Name1306、Capabilities1307を互いに入れ替える。また、主体をより明確にすると、制御部502から指示を受けた印刷サービス情報更新部507が、印刷サービス情報管理部505が管理している印刷情報サービスを読み取り、更新して、格納する。
S1604において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、印刷サービス304にサービスプリンタ情報更新要求を行う。印刷サービス304は、図16Cに基づき図17Cの様に印刷に使用したPrinter3とデフォルトプリンタのPrinter1のSPIDに紐付く情報が入れ替わる様に更新する。サービスプリンタ情報を更新することで、次回印刷時にサービスプリンタ一覧は図17Cに基づき図14Dとなる。そして、それに対応する印刷ダイアログは図15Dの様にデフォルトプリンタのPrinter1がリストの先頭となり、印刷に使用したPrinter3がリストの2番目になる。
以上で、印刷ダイアログでのプリンタ一覧においてデフォルトプリンタを設定する方法を説明した。ベンダーによってはクラウドコンピューティング環境のベンダーサーバが印刷UIまで提供していて、使用可能なプリンタ一覧等をクライアントがカスタマイズすることができない。そのため、通常使うプリンタとしてデフォルトプリンタを設定することができないという問題を解決することができた。今回「サービスプリンタ一覧において使用したプリンタをリストの先頭に積んでいき、使用していないプリンタはランダムに表示される」という印刷サービス仕様の場合について説明した。しかしながら、プリンタネーム順、登録順やSPID順で表示される仕様であっても同様に印刷サービス情報のテーブルを入れ替え、更新することでデフォルトプリンタを設定することができる。
例えば、プリンタネーム順に表示される仕様の場合、中継仮想プリンタ管理サービス302は、デフォルトプリンタの名前の先頭に辞書順に早い文字を追加する。" "(スペース文字)や"_"(アンダーバー)等だと見た目の影響も小さくできる。
登録順に表示される仕様の場合、中継仮想プリンタ管理サービス302は、登録日時が一番早いプリンタとデフォルトプリンタとで印刷サービス情報の登録日時以外の情報を全て入れ替える。
SPID順に表示される仕様の場合、中継仮想プリンタ管理サービス302は、辞書順で一番小さなSPIDとデフォルトプリンタのSPIDとで紐付く情報を入れ替える。
例えば、プリンタネーム順に表示される仕様の場合、中継仮想プリンタ管理サービス302は、デフォルトプリンタの名前の先頭に辞書順に早い文字を追加する。" "(スペース文字)や"_"(アンダーバー)等だと見た目の影響も小さくできる。
登録順に表示される仕様の場合、中継仮想プリンタ管理サービス302は、登録日時が一番早いプリンタとデフォルトプリンタとで印刷サービス情報の登録日時以外の情報を全て入れ替える。
SPID順に表示される仕様の場合、中継仮想プリンタ管理サービス302は、辞書順で一番小さなSPIDとデフォルトプリンタのSPIDとで紐付く情報を入れ替える。
<実施形態2>
プリンタ登録時に、図6Dのチェックボックス906によって、印刷サービス仕様に則った表示か、実施形態1のデフォルトプリンタをリストの先頭に置く表示かを選択するようにしてもよい。より具体的に説明すると、表示部401は、図6Dに示されるような印刷サービスへの登録UIを表示する。チェックボックス906がオンの場合は実施形態1で説明した処理により、印刷UIにてデフォルトプリンタを先頭に置かれる表示となる。チェックボックス906がオフの場合は印刷サービス仕様に則って、例えば、印刷UIにて最近使用されたプリンタが先頭に置かれる表示となる。より具体的に説明すると、図6Dの登録UIにて、登録ボタン905が押されると、登録部403は、チェックボックス906がオンかオフかの情報を含む登録情報を発行する。印刷中継サーバ102は、登録情報に含まれるチェックボックス906がオンかオフかの情報に基づき、図5BのテーブルのDefault Printer Setting1309を設定する。つまり、印刷中継サーバ102は、前記情報がオフの場合、Default Printer Setting1309にDisableを設定し、前記情報がオンの場合、Default Printer Setting1309にEnableを設定する。なお、実施形態1の場合は、デフォルトでEnableが設定されているものとする。
Default Printer Setting1309がDisableであると図12で説明したデフォルトプリンタ設定のための処理S1501〜S1506、S1602〜S1605は中継仮想プリンタ管理サービス302、中継仮想プリンタ303によって行われない。その結果、印刷サービス仕様に則った表示となる。
プリンタ登録時に、図6Dのチェックボックス906によって、印刷サービス仕様に則った表示か、実施形態1のデフォルトプリンタをリストの先頭に置く表示かを選択するようにしてもよい。より具体的に説明すると、表示部401は、図6Dに示されるような印刷サービスへの登録UIを表示する。チェックボックス906がオンの場合は実施形態1で説明した処理により、印刷UIにてデフォルトプリンタを先頭に置かれる表示となる。チェックボックス906がオフの場合は印刷サービス仕様に則って、例えば、印刷UIにて最近使用されたプリンタが先頭に置かれる表示となる。より具体的に説明すると、図6Dの登録UIにて、登録ボタン905が押されると、登録部403は、チェックボックス906がオンかオフかの情報を含む登録情報を発行する。印刷中継サーバ102は、登録情報に含まれるチェックボックス906がオンかオフかの情報に基づき、図5BのテーブルのDefault Printer Setting1309を設定する。つまり、印刷中継サーバ102は、前記情報がオフの場合、Default Printer Setting1309にDisableを設定し、前記情報がオンの場合、Default Printer Setting1309にEnableを設定する。なお、実施形態1の場合は、デフォルトでEnableが設定されているものとする。
Default Printer Setting1309がDisableであると図12で説明したデフォルトプリンタ設定のための処理S1501〜S1506、S1602〜S1605は中継仮想プリンタ管理サービス302、中継仮想プリンタ303によって行われない。その結果、印刷サービス仕様に則った表示となる。
<実施形態3>
共有プリンタが設定される場合には、SPIDに紐付く情報を勝手に変更すると他のクライアントがアクセスした際に異なるプリンタが選択されてしまう。これを防ぐために共有プリンタのSPIDは交換の対象としないようにしてもよい。
より具体的に説明すると、中継仮想プリンタ管理サービス302、中継仮想プリンタ303は、図5BのテーブルのShare1310がTrueの場合(つまり共有プリンタの場合)、Default Printer1308がTrueであっても、Default Printer1308がFalseと同様の処理とする。このように処理することにより共有プリンタのSPIDは交換の対象とならなくなる。
或いは、共有プリンタの場合、共有プリンタ用のSPIDとデフォルタプリンタ用のSPIDとの2つの中継仮想プリンタ303を作成し、交換する際は、デフォルタプリンタ用のSPIDに紐付く情報を交換するようにしてもよい。
より具体的に説明すると、S1303において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、中継仮想プリンタ作成時に図5BのテーブルのShare1310がTrueの場合は、共有プリンタ用のSPIDとデフォルタプリンタ用のSPIDとの2つの中継仮想プリンタ303を作成する。そして、S1504において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、印刷サービス情報を更新する際、デフォルタプリンタ用のSPIDに紐付く情報を交換する。一方、プリンタをシェアしている他のユーザーは、共有プリンタ用のSPIDを利用するようにすることによって、他のクライアントがアクセスした際に異なるプリンタが選択されることはなくなる。
共有プリンタが設定される場合には、SPIDに紐付く情報を勝手に変更すると他のクライアントがアクセスした際に異なるプリンタが選択されてしまう。これを防ぐために共有プリンタのSPIDは交換の対象としないようにしてもよい。
より具体的に説明すると、中継仮想プリンタ管理サービス302、中継仮想プリンタ303は、図5BのテーブルのShare1310がTrueの場合(つまり共有プリンタの場合)、Default Printer1308がTrueであっても、Default Printer1308がFalseと同様の処理とする。このように処理することにより共有プリンタのSPIDは交換の対象とならなくなる。
或いは、共有プリンタの場合、共有プリンタ用のSPIDとデフォルタプリンタ用のSPIDとの2つの中継仮想プリンタ303を作成し、交換する際は、デフォルタプリンタ用のSPIDに紐付く情報を交換するようにしてもよい。
より具体的に説明すると、S1303において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、中継仮想プリンタ作成時に図5BのテーブルのShare1310がTrueの場合は、共有プリンタ用のSPIDとデフォルタプリンタ用のSPIDとの2つの中継仮想プリンタ303を作成する。そして、S1504において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、印刷サービス情報を更新する際、デフォルタプリンタ用のSPIDに紐付く情報を交換する。一方、プリンタをシェアしている他のユーザーは、共有プリンタ用のSPIDを利用するようにすることによって、他のクライアントがアクセスした際に異なるプリンタが選択されることはなくなる。
<実施形態4>
実施形態1ではデフォルトプリンタを1つのみ設定したが複数であっても良い。この場合、プリンタ一覧の上位3つはデフォルトプリンタで固定されることとなる。例えば1つめは会社用、2つめは自宅用、3つめはPrintshop用等のデフォルトプリンタを設定しておく。このことで、印刷サービスを利用するためにアクセスする場所が異なっても複数のデフォルトプリンタがプリンタ一覧の上位にあり、アクセスする場所によらずデフォルトプリンタが選択しやすいメリットがある。なお、このプリンタ一覧の上位に固定するデフォルトプリンタ数はアクセスする端末が増える毎に増やしていっても良い。
3つのデフォルトプリンタを設定するためには、図12のS1501において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、印刷サービス304に3回ダミー印刷指示を出す。そして、S1504において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、サービスプリンタ一覧の先頭のSPIDに紐付く情報と、1つ目のデフォルトプリンタに紐付く情報と、を入れ替える。同様に、中継仮想プリンタ管理サービス302は、サービスプリンタ一覧の先頭から2番目のSPIDに紐付く情報と、2つ目のデフォルトプリンタに紐付く情報と、を入れ替える。また、中継仮想プリンタ管理サービス302は、サービスプリンタ一覧の先頭から3番目のSPIDに紐付く情報と、3つ目のデフォルトプリンタに紐付く情報と、を入れ替える。
実施形態1ではデフォルトプリンタを1つのみ設定したが複数であっても良い。この場合、プリンタ一覧の上位3つはデフォルトプリンタで固定されることとなる。例えば1つめは会社用、2つめは自宅用、3つめはPrintshop用等のデフォルトプリンタを設定しておく。このことで、印刷サービスを利用するためにアクセスする場所が異なっても複数のデフォルトプリンタがプリンタ一覧の上位にあり、アクセスする場所によらずデフォルトプリンタが選択しやすいメリットがある。なお、このプリンタ一覧の上位に固定するデフォルトプリンタ数はアクセスする端末が増える毎に増やしていっても良い。
3つのデフォルトプリンタを設定するためには、図12のS1501において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、印刷サービス304に3回ダミー印刷指示を出す。そして、S1504において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、サービスプリンタ一覧の先頭のSPIDに紐付く情報と、1つ目のデフォルトプリンタに紐付く情報と、を入れ替える。同様に、中継仮想プリンタ管理サービス302は、サービスプリンタ一覧の先頭から2番目のSPIDに紐付く情報と、2つ目のデフォルトプリンタに紐付く情報と、を入れ替える。また、中継仮想プリンタ管理サービス302は、サービスプリンタ一覧の先頭から3番目のSPIDに紐付く情報と、3つ目のデフォルトプリンタに紐付く情報と、を入れ替える。
また、図13のS1603において、中継仮想プリンタ管理サービス302は、リストの先頭のSPIDに紐付く情報と、1つ目のデフォルトプリンタに紐付く情報と、を入れ替える。同様に、中継仮想プリンタ管理サービス302は、リストの先頭から2番目のSPIDに紐付く情報と、2つ目のデフォルトプリンタに紐付く情報と、を入れ替える。また、中継仮想プリンタ管理サービス302は、リストの先頭から3番目のSPIDに紐付く情報と、3つ目のデフォルトプリンタに紐付く情報と、を入れ替える。
ここで、リストとは、中継仮想プリンタ管理サービス302が、S1602において、中継仮想プリンタ303から受け取った印刷に使用したプリンタの情報に基づき、作成するサービスプリンタ一覧に対応するものである。より具体的に説明すると、中継仮想プリンタ管理サービス302は、プリンタ1が印刷に使用された旨の情報を受け取ると、プリンタ1が先頭にくるリストを作成し、保持する。次に、中継仮想プリンタ管理サービス302は、プリンタ2が印刷に使用された旨の情報を受け取ると、プリンタ2が先頭でその次がプリンタ1のリストを作成し、保持する。その次に、中継仮想プリンタ管理サービス302は、プリンタ3が印刷に使用された旨の情報を受け取ると、プリンタ3が先頭でその次がプリンタ2でその次がプリンタ1のリストを作成し、保持する。
ここで、リストとは、中継仮想プリンタ管理サービス302が、S1602において、中継仮想プリンタ303から受け取った印刷に使用したプリンタの情報に基づき、作成するサービスプリンタ一覧に対応するものである。より具体的に説明すると、中継仮想プリンタ管理サービス302は、プリンタ1が印刷に使用された旨の情報を受け取ると、プリンタ1が先頭にくるリストを作成し、保持する。次に、中継仮想プリンタ管理サービス302は、プリンタ2が印刷に使用された旨の情報を受け取ると、プリンタ2が先頭でその次がプリンタ1のリストを作成し、保持する。その次に、中継仮想プリンタ管理サービス302は、プリンタ3が印刷に使用された旨の情報を受け取ると、プリンタ3が先頭でその次がプリンタ2でその次がプリンタ1のリストを作成し、保持する。
<実施形態5>
実施形態1のデフォルトプリンタ設定処理は、登録時にデフォルトプリンタを設定できたが、登録後にデフォルトプリンタを設定することもできる。例えば、図6Eの様に印刷ダイアログで印刷するプリンタを選ぶ際にチェックボックス916によりデフォルトプリンタに設定するようにしても良い。また、チェックボックス917によってプリンタ登録時に、印刷サービス仕様に則った表示か、本対案のデフォルトプリンタをリストの先頭に置く表示かを選択したりすることもできる。
図13を用いて印刷時の本実施形態の処理を説明する。S1405の印刷設定UI要求時に、Webブラウザ305は、図6Eの916、917のチェックボックスのオン、オフ情報も印刷サービス304に送る。印刷サービス304では、その情報を図5CのDefault Printer1407、Default Printer Setting1408に反映させる。この情報を基に印刷サービス304にてサービスプリンタリスト情報更新を行うことで印刷プリンタ選択時にデフォルトプリンタを設定したり、デフォルトプリンタ表示の切り替えを行ったりすることができる。
Default Printer1407は、デフォルトプリンタ情報の一例である。
実施形態1のデフォルトプリンタ設定処理は、登録時にデフォルトプリンタを設定できたが、登録後にデフォルトプリンタを設定することもできる。例えば、図6Eの様に印刷ダイアログで印刷するプリンタを選ぶ際にチェックボックス916によりデフォルトプリンタに設定するようにしても良い。また、チェックボックス917によってプリンタ登録時に、印刷サービス仕様に則った表示か、本対案のデフォルトプリンタをリストの先頭に置く表示かを選択したりすることもできる。
図13を用いて印刷時の本実施形態の処理を説明する。S1405の印刷設定UI要求時に、Webブラウザ305は、図6Eの916、917のチェックボックスのオン、オフ情報も印刷サービス304に送る。印刷サービス304では、その情報を図5CのDefault Printer1407、Default Printer Setting1408に反映させる。この情報を基に印刷サービス304にてサービスプリンタリスト情報更新を行うことで印刷プリンタ選択時にデフォルトプリンタを設定したり、デフォルトプリンタ表示の切り替えを行ったりすることができる。
Default Printer1407は、デフォルトプリンタ情報の一例である。
<実施形態6>
実施形態1では印刷中継サーバ102での処理によりデフォルトプリンタを設定する方法を述べた。しかし、印刷サーバ群103での処理を行うことでより細かな設定が可能となる。例えば、印刷サーバ群103は、クライアントが使用している端末に応じて、プリンタ一覧の表示内容を切り換えるようにしても良い。例えば、印刷サーバ群103は、端末情報(例えば、PCかモバイルかの情報や、ディスプレイの解像度等の情報)を基に、各端末に適したプリンタ一覧の表示内容にすることができる。
実施形態1では印刷中継サーバ102での処理によりデフォルトプリンタを設定する方法を述べた。しかし、印刷サーバ群103での処理を行うことでより細かな設定が可能となる。例えば、印刷サーバ群103は、クライアントが使用している端末に応じて、プリンタ一覧の表示内容を切り換えるようにしても良い。例えば、印刷サーバ群103は、端末情報(例えば、PCかモバイルかの情報や、ディスプレイの解像度等の情報)を基に、各端末に適したプリンタ一覧の表示内容にすることができる。
図18を用いて、印刷サーバ群103においてデフォルトプリンタに対応する場合の処理を説明する。
はじめにプリンタを登録する際の処理を説明する。
S2301において、Webブラウザ305は、ユーザーのプリンタ登録操作に応じて、name、PC、PT、defaultの情報を取得する。ここで、nameはプリンタ名(プリンタネーム)である。PCは、プリントケーパビリティーズ(プリンタ能力情報)である。PTは、プリンタチケット(プリンタ設定情報)である。defaultは、デフォルトプリンタか否かを示す情報であり、Trueの場合はデフォルトプリンタであることを示し、Falseの場合はデフォルトプリンタではないことを示す。
S2302において、Webブラウザ305は、S2031で取得した情報と、プロキシサーバの情報(図18においてproxy)を含むプリンタ登録要求を印刷サービス304に送信する。印刷サービス304は、受け取った情報に基づきプリンタを登録する。例えば、印刷サービス304は、defaultの情報に基づき、図5Cの様にDefault Printer1407を設定する。
S2303において、印刷サービス304は、登録成功の応答として登録したプリンタを識別するプリンタID(図18においてprinterid)をWebブラウザ305に送信する。
S2304において、印刷サービス304は、Default Printer1407の設定に基づいて、印刷ダイアログに表示するプリンタ一覧を更新する。より具体的に説明すると、印刷サービス304は、Default Printer1407の設定がTrueとなっているプリンタをプリンタ一覧の先頭にくるように一覧を更新する。
S2305において、Webブラウザ305は、プリンタの登録が完了した旨のプリンタ登録管理表示を行う。
はじめにプリンタを登録する際の処理を説明する。
S2301において、Webブラウザ305は、ユーザーのプリンタ登録操作に応じて、name、PC、PT、defaultの情報を取得する。ここで、nameはプリンタ名(プリンタネーム)である。PCは、プリントケーパビリティーズ(プリンタ能力情報)である。PTは、プリンタチケット(プリンタ設定情報)である。defaultは、デフォルトプリンタか否かを示す情報であり、Trueの場合はデフォルトプリンタであることを示し、Falseの場合はデフォルトプリンタではないことを示す。
S2302において、Webブラウザ305は、S2031で取得した情報と、プロキシサーバの情報(図18においてproxy)を含むプリンタ登録要求を印刷サービス304に送信する。印刷サービス304は、受け取った情報に基づきプリンタを登録する。例えば、印刷サービス304は、defaultの情報に基づき、図5Cの様にDefault Printer1407を設定する。
S2303において、印刷サービス304は、登録成功の応答として登録したプリンタを識別するプリンタID(図18においてprinterid)をWebブラウザ305に送信する。
S2304において、印刷サービス304は、Default Printer1407の設定に基づいて、印刷ダイアログに表示するプリンタ一覧を更新する。より具体的に説明すると、印刷サービス304は、Default Printer1407の設定がTrueとなっているプリンタをプリンタ一覧の先頭にくるように一覧を更新する。
S2305において、Webブラウザ305は、プリンタの登録が完了した旨のプリンタ登録管理表示を行う。
次に、印刷を行う際の処理を説明する。
S2306において、Webブラウザ305は、ユーザーのプリンタ一覧表示要求操作を受け取る。ここで、Webブラウザ305は、自身がインストールされているクライアントコンピュータ104の端末情報を取得する。端末情報とはクライアントコンピュータ104がPCであるかモバイルであるかといった情報やクライアントコンピュータ104の表示ディスプレイの解像度や、会社か自宅かPrintshopかの位置情報等である。
S2307において、Webブラウザ305は、端末情報とプロキシサーバの情報を含むプリンタ一覧の取得要求を印刷サービス304に送信する。
S2308において、印刷サービス304は、端末情報に基づいて、印刷ダイアログに表示するプリンタ一覧を更新する。より具体的に説明すると、印刷サービス304は、端末情報に基づいて、端末毎にデフォルトプリンタを変えたり、端末の表示ディスプレイの解像度によってプリンタ一覧のリストの長さを変更したりしてプリンタ一覧を更新する。
例えば、印刷サービス304は、クライアントコンピュータ104の端末情報が会社の位置情報である場合、会社のプリンタをデフォルトプリンタに変え、クライアントコンピュータ104の端末情報が自宅の位置情報である場合、自宅のプリンタをデフォルトプリンタに変える。また、例えば、印刷サービス304は、端末の表示ディスプレイの解像度が所定の閾値より高い場合、プリンタ一覧のリストの長さを長く(例えばプリンタ名を7つ表示するように)し、前記閾値より低い場合、プリンタ一覧のリストの長さを短く(例えばプリンタ名を3つ表示するように)する。
S2309において、印刷サービス304は、更新したプリンタ一覧(printid一覧)をWebブラウザ305に送信する。
S2310において、Webブラウザ305は、受信したプリンタ一覧を表示する。
S2306において、Webブラウザ305は、ユーザーのプリンタ一覧表示要求操作を受け取る。ここで、Webブラウザ305は、自身がインストールされているクライアントコンピュータ104の端末情報を取得する。端末情報とはクライアントコンピュータ104がPCであるかモバイルであるかといった情報やクライアントコンピュータ104の表示ディスプレイの解像度や、会社か自宅かPrintshopかの位置情報等である。
S2307において、Webブラウザ305は、端末情報とプロキシサーバの情報を含むプリンタ一覧の取得要求を印刷サービス304に送信する。
S2308において、印刷サービス304は、端末情報に基づいて、印刷ダイアログに表示するプリンタ一覧を更新する。より具体的に説明すると、印刷サービス304は、端末情報に基づいて、端末毎にデフォルトプリンタを変えたり、端末の表示ディスプレイの解像度によってプリンタ一覧のリストの長さを変更したりしてプリンタ一覧を更新する。
例えば、印刷サービス304は、クライアントコンピュータ104の端末情報が会社の位置情報である場合、会社のプリンタをデフォルトプリンタに変え、クライアントコンピュータ104の端末情報が自宅の位置情報である場合、自宅のプリンタをデフォルトプリンタに変える。また、例えば、印刷サービス304は、端末の表示ディスプレイの解像度が所定の閾値より高い場合、プリンタ一覧のリストの長さを長く(例えばプリンタ名を7つ表示するように)し、前記閾値より低い場合、プリンタ一覧のリストの長さを短く(例えばプリンタ名を3つ表示するように)する。
S2309において、印刷サービス304は、更新したプリンタ一覧(printid一覧)をWebブラウザ305に送信する。
S2310において、Webブラウザ305は、受信したプリンタ一覧を表示する。
<実施形態7>
実施形態1では、印刷中継サーバ102が、一連の印刷サービス情報更新の処理を行うものとして説明を行ったが、プリンタ101が、印刷中継サーバ102の処理を行うようにしても良い。この様にすることによってもデフォルトプリンタをプリンタ一覧の先頭に表示することができる。
実施形態1では、印刷中継サーバ102が、一連の印刷サービス情報更新の処理を行うものとして説明を行ったが、プリンタ101が、印刷中継サーバ102の処理を行うようにしても良い。この様にすることによってもデフォルトプリンタをプリンタ一覧の先頭に表示することができる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、デフォルトプリンタをプリンタ一覧の先頭に表示することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
Claims (11)
- クラウド印刷サービスを提供するクラウド印刷サービス提供サーバ装置と、プリンタとの通信を中継する印刷中継サーバ装置であって、
プリンタを一意に識別するために発行されたプリンタIDと、前記プリンタIDで一意に識別されるプリンタの属性情報とから構成されるプリンタ情報を管理し、管理されている複数の前記プリンタ情報の一覧であるプリンタ一覧の内、先頭のプリンタ情報に対応するプリンタ名から順に前記プリンタ一覧に含まれる各プリンタ情報に対応するプリンタ名を出力プリンタ選択画面に表示する前記クラウド印刷サービス提供サーバ装置から、前記プリンタ一覧を取得する一覧取得手段と、
前記一覧取得手段により取得された前記プリンタ一覧の内、デフォルトプリンタに対応するプリンタ情報を特定し、前記デフォルトプリンタに対応するプリンタ情報に含まれる属性情報と、前記先頭のプリンタ情報に含まれる属性情報とを入れ替える入れ替え手段と、
前記入れ替え手段により属性情報を入れ替えられたプリンタ一覧の内のプリンタ情報を前記クラウド印刷サービス提供サーバ装置に送信すると共に、前記クラウド印刷サービス提供サーバ装置で管理されているプリンタ情報の更新を要求する更新要求手段と、
を有する印刷中継サーバ装置。 - 前記クラウド印刷サービス提供サーバ装置に前記プリンタ情報を登録する登録手段を更に有する請求項1記載の印刷中継サーバ装置。
- 前記属性情報には、更にプリンタが共有プリンタか否かの情報が含まれ、
前記入れ替え手段は、選択したデフォルトプリンタの属性情報に共有プリンタであることを示す情報が含まれている場合は、前記入れ替えを行わない請求項1又は2記載の印刷中継サーバ装置。 - クラウド印刷サービスを提供するクラウド印刷サービス提供サーバ装置であって、
プリンタを一意に識別するために発行されたプリンタIDと、前記プリンタIDで一意に識別されるプリンタの属性情報とから構成されるプリンタ情報を管理する管理手段と、
前記属性情報に含まれるプリンタがデフォルトプリンタか否かのデフォルトプリンタ情報に基づいて、前記管理手段により管理されている複数の前記プリンタ情報の一覧であるプリンタ一覧の先頭にデフォルトプリンタのプリンタ情報がくるように前記プリンタ一覧を更新する更新手段と、
前記更新手段により更新されたプリンタ一覧の内、先頭のプリンタ情報に対応するプリンタ名から順に前記プリンタ一覧に含まれる各プリンタ情報に対応するプリンタ名を出力プリンタ選択画面に表示する表示手段と、
を有するクラウド印刷サービス提供サーバ装置。 - 端末装置からのプリンタ登録要求に応じて、前記管理手段に前記プリンタ情報を設定する設定手段を更に有する請求項4記載のクラウド印刷サービス提供サーバ装置。
- 前記更新手段は、更に、端末装置からの表示要求に含まれる端末情報に基づいて、前記プリンタ一覧を更新する請求項4又は5記載のクラウド印刷サービス提供サーバ装置。
- クラウド印刷サービスを提供するクラウド印刷サービス提供サーバ装置と、プリンタとの通信を中継する印刷中継サーバ装置が実行する情報処理方法であって、
プリンタを一意に識別するために発行されたプリンタIDと、前記プリンタIDで一意に識別されるプリンタの属性情報とから構成されるプリンタ情報を管理し、管理されている複数の前記プリンタ情報の一覧であるプリンタ一覧の内、先頭のプリンタ情報に対応するプリンタ名から順に前記プリンタ一覧に含まれる各プリンタ情報に対応するプリンタ名を出力プリンタ選択画面に表示する前記クラウド印刷サービス提供サーバ装置から、前記プリンタ一覧を取得する一覧取得ステップと、
前記一覧取得ステップにより取得された前記プリンタ一覧の内、デフォルトプリンタに対応するプリンタ情報を特定し、前記デフォルトプリンタに対応するプリンタ情報に含まれる属性情報と、前記先頭のプリンタ情報に含まれる属性情報とを入れ替える入れ替えステップと、
前記入れ替えステップにより属性情報を入れ替えられたプリンタ一覧の内のプリンタ情報を前記クラウド印刷サービス提供サーバ装置に送信すると共に、前記クラウド印刷サービス提供サーバ装置で管理されているプリンタ情報の更新を要求する更新要求ステップと、
を含む情報処理方法。 - クラウド印刷サービスを提供するクラウド印刷サービス提供サーバ装置が実行する情報処理方法であって、
プリンタを一意に識別するために発行されたプリンタIDと、前記プリンタIDで一意に識別されるプリンタの属性情報とから構成されるプリンタ情報を管理する管理ステップと、
前記属性情報に含まれるプリンタがデフォルトプリンタか否かのデフォルトプリンタ情報に基づいて、前記管理ステップにより管理されている複数の前記プリンタ情報の一覧であるプリンタ一覧の先頭にデフォルトプリンタのプリンタ情報がくるように前記プリンタ一覧を更新する更新ステップと、
前記更新ステップにより更新されたプリンタ一覧の内、先頭のプリンタ情報に対応するプリンタ名から順に前記プリンタ一覧に含まれる各プリンタ情報に対応するプリンタ名を出力プリンタ選択画面に表示する表示ステップと、
を含む情報処理方法。 - クラウド印刷サービスを提供するクラウド印刷サービス提供サーバ装置と、プリンタとの通信を中継するコンピュータに、
プリンタを一意に識別するために発行されたプリンタIDと、前記プリンタIDで一意に識別されるプリンタの属性情報とから構成されるプリンタ情報を管理し、管理されている複数の前記プリンタ情報の一覧であるプリンタ一覧の内、先頭のプリンタ情報に対応するプリンタ名から順に前記プリンタ一覧に含まれる各プリンタ情報に対応するプリンタ名を出力プリンタ選択画面に表示する前記クラウド印刷サービス提供サーバ装置から、前記プリンタ一覧を取得する一覧取得ステップと、
前記一覧取得ステップにより取得された前記プリンタ一覧の内、デフォルトプリンタに対応するプリンタ情報を特定し、前記デフォルトプリンタに対応するプリンタ情報に含まれる属性情報と、前記先頭のプリンタ情報に含まれる属性情報とを入れ替える入れ替えステップと、
前記入れ替えステップにより属性情報を入れ替えられたプリンタ一覧の内のプリンタ情報を前記クラウド印刷サービス提供サーバ装置に送信すると共に、前記クラウド印刷サービス提供サーバ装置で管理されているプリンタ情報の更新を要求する更新要求ステップと、
を実行させるためのプログラム。 - クラウド印刷サービスを提供するコンピュータに、
プリンタを一意に識別するために発行されたプリンタIDと、前記プリンタIDで一意に識別されるプリンタの属性情報とから構成されるプリンタ情報を管理する管理ステップと、
前記属性情報に含まれるプリンタがデフォルトプリンタか否かのデフォルトプリンタ情報に基づいて、前記管理ステップにより管理されている複数の前記プリンタ情報の一覧であるプリンタ一覧の先頭にデフォルトプリンタのプリンタ情報がくるように前記プリンタ一覧を更新する更新ステップと、
前記更新ステップにより更新されたプリンタ一覧の内、先頭のプリンタ情報に対応するプリンタ名から順に前記プリンタ一覧に含まれる各プリンタ情報に対応するプリンタ名を出力プリンタ選択画面に表示する表示ステップと、
を実行させるためのプログラム。 - クラウド印刷サービスを提供するクラウド印刷サービス提供サーバ装置と通信を行うプリンタであって、
プリンタを一意に識別するために発行されたプリンタIDと、前記プリンタIDで一意に識別されるプリンタの属性情報とから構成されるプリンタ情報を管理し、管理されている複数の前記プリンタ情報の一覧であるプリンタ一覧の内、先頭のプリンタ情報に対応するプリンタ名から順に前記プリンタ一覧に含まれる各プリンタ情報に対応するプリンタ名を出力プリンタ選択画面に表示する前記クラウド印刷サービス提供サーバ装置から、前記プリンタ一覧を取得する一覧取得手段と、
前記一覧取得手段により取得された前記プリンタ一覧の内、デフォルトプリンタに対応するプリンタ情報を特定し、前記デフォルトプリンタに対応するプリンタ情報に含まれる属性情報と、前記先頭のプリンタ情報に含まれる属性情報とを入れ替える入れ替え手段と、
前記入れ替え手段により属性情報を入れ替えられたプリンタ一覧の内のプリンタ情報を前記クラウド印刷サービス提供サーバ装置に送信すると共に、前記クラウド印刷サービス提供サーバ装置で管理されているプリンタ情報の更新を要求する更新要求手段と、
を有するプリンタ。
Priority Applications (1)
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JP2011221975A JP2013084047A (ja) | 2011-10-06 | 2011-10-06 | 印刷中継サーバ装置、クラウド印刷サービス提供サーバ装置、情報処理方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011221975A JP2013084047A (ja) | 2011-10-06 | 2011-10-06 | 印刷中継サーバ装置、クラウド印刷サービス提供サーバ装置、情報処理方法及びプログラム |
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JP2011221975A Pending JP2013084047A (ja) | 2011-10-06 | 2011-10-06 | 印刷中継サーバ装置、クラウド印刷サービス提供サーバ装置、情報処理方法及びプログラム |
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---|---|---|---|---|
CN109976684A (zh) * | 2019-02-28 | 2019-07-05 | 苏州博瑞凯德信息技术有限公司 | 一种自适应分布式打印***、方法及装置 |
JP2020149365A (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | 株式会社リコー | 情報処理装置、プログラム、電子機器登録方法 |
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JP2021068047A (ja) * | 2019-10-18 | 2021-04-30 | 株式会社リコー | 情報処理装置、プログラム、電子機器登録方法 |
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2011
- 2011-10-06 JP JP2011221975A patent/JP2013084047A/ja active Pending
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