JP2013063837A - 巻取ユニット及び糸巻取機 - Google Patents

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Abstract

【課題】バンチ巻きの失敗を防止するとともに、巻き幅方向のズレが小さいきれいなバンチ巻きを巻取管に形成することができる巻取ユニットを提供する。
【解決手段】ワインダユニット(巻取ユニット)は、接触ローラ29と、トラバース装置と、バンチ巻きガイド60と、を備える。接触ローラ29は、巻取ボビン22又はパッケージと接触して回転する。トラバース装置は、接触ローラ29とは独立して設けられる。バンチ巻きガイド60は、巻取ボビン22にバンチ巻きを形成するときに、当該巻取ボビン22に巻かれる糸20が巻き幅方向に移動しないように当該糸20をガイドする。
【選択図】図6

Description

本発明は、主要には、接触ローラと独立して設けられたトラバース装置で糸をトラバースしながら巻取管に巻き取る巻取ユニットに関する。
従来から、トラバースガイドの先端部に糸を掛けた状態で当該トラバースガイドを往復動させることにより、パッケージ表面に糸をトラバースする構成の糸巻取機が知られている。特許文献1は、この種の糸巻取機を開示する。
特許文献1の糸巻取機は、トラバースガイドの近傍に、案内ローラ(接触ローラ)と、案内フレームと、を備える。案内ローラは、トラバースガイドによって糸が過度に振り回されてトラバースが不安定となることを防止するために、パッケージ表面に接触して回転する。案内フレームは、トラバースガイドの糸走行方向上流側であって、トラバースガイドの先端部の軌道に沿うように略円弧状に配置されている。案内フレームは、トラバース中において糸と接触することで、当該糸をトラバース箇所へ案内する。
特開2006−298499号公報
ところで、糸巻取機では、糸の巻取作業の開始時や、糸巻取機から満巻のパッケージを取り外した後等に、新たに供給された巻取管に棒巻き(バンチ巻き)を形成して、当該糸を巻取管に固定する。巻取管にバンチ巻きを形成するためには、糸がパッケージの巻き幅方向に動かないようにして巻取管に糸を複数回巻く必要がある。
例えば特許文献1の糸巻取機において、巻取管にバンチ巻きを形成する場合、案内フレームに糸を案内させながら当該巻取管を回転させる方法が考えられる。しかし、案内フレームは略円弧状であるため、糸がパッケージの巻き幅方向に動いてしまい、バンチ巻きに失敗したり、巻き幅方向のズレが大きいバンチ巻きが形成されたりすることがある。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、バンチ巻きの失敗を防止するとともに、巻き幅方向のズレが小さいきれいなバンチ巻きを巻取管に形成することができる巻取ユニットを提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、以下の構成の巻取ユニットが提供される。即ち、この巻取ユニットは、接触ローラと、トラバース装置と、バンチ巻きガイドと、を備える。前記接触ローラは、巻取管又はパッケージと接触して回転する。前記トラバース装置は、前記接触ローラとは独立して設けられる。前記バンチ巻きガイドは、前記巻取管にバンチ巻きを形成するときに、当該巻取管に巻かれる糸が巻き幅方向に移動しないように当該糸をガイドする。
これにより、糸の巻取作業の開始時や満巻のパッケージを排出した後等に、バンチ巻きガイドに糸をガイドさせながら糸を巻き取ることで、バンチ巻きの失敗を防止できる。また、バンチ巻きを行う装置又は作業者は、巻き幅方向のズレが少ないきれいなバンチ巻きを巻取管に形成することができる。
前記の巻取ユニットにおいては、前記バンチ巻きガイドは、手動でバンチ巻きを行うための部材であることが好ましい。
これにより、バンチ巻きを手作業で行う場合においても、バンチ巻きの失敗を防止できるとともに、きれいなバンチ巻きを巻取管に簡便に形成することができる。
前記の巻取ユニットにおいては、前記バンチ巻きガイドは、前記巻取管又は前記パッケージと前記接触ローラとの接触領域の領域端部の近傍に配置されることが好ましい。
これにより、バンチ巻きを通常形成する位置である巻取管の端部にバンチ巻きを形成することができる。
前記の巻取ユニットにおいては、前記バンチ巻きガイドは、トラバース装置の運動領域の外に配置されることが好ましい。
これにより、トラバース装置とバンチ巻きガイドとの接触を確実に防止することができる。
前記の巻取ユニットにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記トラバース装置は、糸ガイドと、アーム状のトラバースアームと、を備える。前記糸ガイドは、トラバースする糸と係合する。前記アーム状のトラバースアームは、前記糸ガイドを先端で支持する。
これにより、アーム式のトラバース装置において、本発明の効果を発揮させることができる。
前記の巻取ユニットにおいては、前記トラバースアームの前記先端が描く軌跡の端部において、前記バンチ巻きガイドは、前記トラバースアームと前記接触ローラとの間に配置されることが好ましい。
これにより、トラバースアームとバンチ巻きガイドとの接触を確実に防止することができる。また、バンチ巻きガイドを接触ローラの近傍に配置することができるので、糸の揺れ等の影響を軽減して、一層きれいなバンチ巻きを形成することができる。
前記の巻取ユニットにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記バンチ巻きガイドには、前記巻取管にバンチ巻きを形成するときに糸と接触するガイド部が複数形成されている。前記複数のガイド部は、異なる位置でバンチ巻きを行うことが可能なように形成されている。
これにより、糸と接触させるガイド部を選択してバンチ巻きを行うことにより、バンチ巻きが形成される巻取管上の位置を調整することができる。
本発明の第2の観点によれば、前記の巻取ユニットを複数備える糸巻取機が提供される。
これにより、複数の巻取ユニットにより、パッケージを効率良く形成することができる。また、上記の構成によりバンチ巻きの失敗を防止することができるので、時間のロスを未然に防ぐことができる。従って、糸の巻取効率を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る自動ワインダの正面図。 ワインダユニットの正面図及びブロック図。 トラバース装置近傍の模式的な側面図。 トラバース装置近傍の構成を示す斜視図。 バンチ巻きガイドの形状を示す斜視図。 バンチ巻きガイドによって手動でバンチ巻きを行っている様子を示す斜視図。
次に、発明の実施の形態を説明する。初めに、図1を参照して、本実施形態の自動ワインダ1の全体的な構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る自動ワインダ1の正面図である。なお、本明細書において「上流」及び「下流」とは、糸巻取時での糸の走行方向における上流及び下流を意味するものとする。つまり、図2等に示すように、本実施形態では、給糸部16で給糸ボビン21から解舒された糸20が巻取部17によって巻き取られるため、給糸部16側が上流であり、巻取部17側が下流となる。
図1に示すように、自動ワインダ(糸巻取機)1は、並べて配置された複数のワインダユニット(巻取ユニット)10と、自動玉揚装置8と、機台制御装置90と、を主要な構成として備える。
それぞれのワインダユニット10は、給糸ボビン21から解舒された糸20をトラバース(綾振り)しながら巻取ボビン22に巻き取り、パッケージ30を形成できるように構成されている。
自動玉揚装置8は、各ワインダユニット10においてパッケージ30が満巻となった際に、当該ワインダユニット10の位置まで走行する。その後、自動玉揚装置8は、満巻のパッケージ30を回収するとともに、糸20が巻かれていない巻取ボビン(空の巻取ボビン)22を供給し、当該巻取ボビン22にバンチ巻きを形成して、巻取ボビン22に糸20を固定する。なお、自動玉揚装置8は、満巻きのパッケージ30の回収は行わずに、空の巻取ボビン22の供給だけを行う構成でも良い。
機台制御装置90は、操作部91と、表示部92と、を主要な構成として備える。オペレータは、操作部91を操作することにより、所定の設定値を入力したり適宜の制御方法を選択したりすることができる。これにより、各ワインダユニット10に対する設定を行うことができる。表示部92は、各ワインダユニット10の糸20の巻取状況、及び、発生したトラブルの内容等を表示することができる。
次に、ワインダユニット10の詳細な構成について図2から図4までを参照して説明する。図2は、ワインダユニット10の正面図及びブロック図である。図3は、トラバース装置27の模式的な側面図である。図4は、トラバース装置27近傍の構成を示す斜視図である。
図2に示すように、各ワインダユニット10は、巻取ユニット本体11と、ユニット制御部50と、を備える。
ユニット制御部50は、例えば、CPUと、ROMと、を備える。前記ROMには、巻取ユニット本体11の各構成を制御するためのプログラムが記憶される。CPUは、このROMに記憶されたプログラムを実行する。
前記巻取ユニット本体11は、給糸ボビン21と巻取ボビン(巻取管、紙管、芯管)22との間の糸走行経路中に、給糸ボビン21側から順に、給糸部16と、糸解舒補助装置12と、テンション付与装置13と、スプライサ装置14と、クリアラ(糸品質測定器)15と、巻取部17と、を配置した構成である。
給糸部16は、巻取ユニット本体11の下部に配置されている。給糸部16は、図略のボビン搬送システムやマガジン式ボビン供給装置によって供給された給糸ボビン21を所定の位置に保持できるように構成されている。
糸解舒補助装置12は、給糸ボビン21から解舒される糸20が振り回されて給糸ボビン21上部に形成されるバルーンに対して規制部材40を接触させ、当該バルーンを適切な大きさに制御することによって糸20の解舒を補助する。規制部材40の近傍には前記給糸ボビン21のチェース部を検出する図略のセンサが備えられている。このセンサがチェース部の下降を検出すると、それに追従して前記規制部材40が例えばエアシリンダ(図略)によって下降される。
テンション付与装置13は、走行する糸20に所定のテンションを付与する。テンション付与装置13としては、例えば、固定の櫛歯36に対して可動の櫛歯37を配置するゲート式のものを用いることができる。可動側の櫛歯37は、固定の櫛歯36と噛み合わせ状態又は解放状態になるように、例えばロータリ式に構成されたソレノイド38により回動される。テンション付与装置13によって、巻き取られる糸20に一定のテンションを付与し、パッケージ30の品質を高めることができる。なお、テンション付与装置13には、上記ゲート式のもの以外にも、例えばディスク式のものを採用することができる。
スプライサ装置14は、クリアラ15が糸欠点を検出してカッタ39で糸20を切断する糸切断時、又は給糸ボビン21からの解舒中の糸切れ時等に、給糸ボビン21側の下糸と、パッケージ30側の上糸とを糸継ぎする。このような上糸と下糸とを糸継ぎする糸継装置としては、機械式のものや、圧縮空気等の流体を用いるもの等を使用することができる。
クリアラ15は、糸20の太さを検出するための図略のセンサが配置されたクリアラヘッド49と、このセンサからの糸太さ信号を処理するアナライザ53と、を備えている。クリアラ15は、前記センサからの糸太さ信号を監視することにより、スラブ等の糸欠陥を検出する。前記クリアラヘッド49の近傍には、前記クリアラ15が糸欠点を検出したときに直ちに糸20を切断するためのカッタ39が設けられている。なお、アナライザ53は、ユニット制御部50に設けるようにしても良い。また、クリアラ15は、糸20に含まれる異物の有無を糸欠陥として検出するように構成されていても良い。
前記スプライサ装置14の下側及び上側には、給糸ボビン21側の下糸を捕捉してスプライサ装置14に案内する下糸案内パイプ25と、パッケージ30側の上糸を捕捉してスプライサ装置14に案内する上糸案内パイプ26と、が設けられる。また、下糸案内パイプ25と上糸案内パイプ26は、それぞれ軸33,35を中心にして回動可能に構成されている。下糸案内パイプ25の先端には吸引口32が形成され、上糸案内パイプ26の先端にはサクションマウス34が備えられている。下糸案内パイプ25及び上糸案内パイプ26には適宜の負圧源がそれぞれ接続されているので、前記吸引口32及びサクションマウス34に吸引流を発生させて、上糸及び下糸の糸端を吸引して捕捉することができる。
巻取部17は、クレードル23と、接触ローラ支持部24と、接触ローラ29と、トラバース装置27と、バンチ巻きガイド60と、を主要な構成として備える。
クレードル23は、巻取ボビン22を着脱可能に保持する。クレードル23は、ワインダユニット10の正面側及び背面側に回動可能に構成されており、巻取ボビン22への糸20の巻取りに伴うパッケージ30の糸層径の増大を、クレードル23が回動することによって吸収できるように構成されている。即ち、糸20が巻き取られることによりパッケージ30の糸層径が変化しても、当該パッケージ30の表面を接触ローラ29に対して適切に接触させることができるようになっている。また、クレードル23及びトラバース装置27は、コーン形状の巻取ボビン22に糸20を巻き付けることにより、図2に示すようにコーン形状のパッケージ30を形成可能に構成されている。
クレードル23には、サーボモータで構成されたパッケージ駆動モータ(巻取管駆動部)41が取り付けられている。巻取部17は、このパッケージ駆動モータ41によって巻取ボビン22を回転駆動することにより、当該巻取ボビン22の表面(又はパッケージ30の表面)に糸20を巻き取る。パッケージ駆動モータ41のモータ軸は、巻取ボビン22をクレードル23に支持させたときに、当該巻取ボビン22と相対回転不能に連結されるようになっている(いわゆるダイレクトドライブ方式)。パッケージ駆動モータ41の動作はユニット制御部50により制御されている。なお、ユニット制御部50とは独立したパッケージ駆動モータ制御部を設け、パッケージ駆動モータ制御部によってパッケージ駆動モータ41の動作を制御するようにしても良い。
各ワインダユニット10は、一対の接触ローラ支持部24を備えている。一対の接触ローラ支持部24は、それぞれフレーム等の適宜の部材に取り付けられている。この一対の接触ローラ支持部24は、接触ローラ29の長手方向両端を回転可能に支持している。
接触ローラ29は、接触ローラ支持部24によって支持されている。接触ローラ29は、巻取ボビン22の周面又はパッケージ30の周面に接触するように配置されている。以下では、巻取ボビン22又はパッケージ30と、接触ローラ29と、の接触箇所のことを「接触部」と称することがある。接触ローラ29は、巻取ボビン22又はパッケージ30が回転することにより、従動回転する構成である。
トラバース装置27は、アーム式のトラバース装置であり、接触ローラ29とは独立してワインダユニット10に設けられている。巻取部17は、トラバース装置27によって糸20をトラバースしながらパッケージ30に糸20を巻き取ることが可能に構成されている。
図3に示すように、トラバース装置27は、トラバースガイド28と、トラバースガイド駆動モータ(トラバースガイド駆動部)45と、ガイドプレート52と、を主要な構成として備えている。
トラバースガイド28は、支軸のまわりに旋回可能に構成した細長状の部材である。トラバースガイド28は、糸ガイド28aと、トラバースアーム28bと、を備えている。糸ガイド28aは、フック状(図4を参照)に形成されており、糸20と係合可能である。トラバースアーム28bは、前記糸ガイド28aを第1の端部(糸20に近い側、先端側)で支持する。一方、トラバースアーム28bの第2の端部(基端側)は、ボス部46によって補強されるとともに、トラバースガイド駆動モータ45の駆動軸45aに固定されている。
トラバースガイド駆動モータ45は、トラバースガイド28を駆動するためのものであって、例えばサーボモータにより構成されている。なお、トラバースガイド駆動モータ45は、ブラシレスDCモータ、ステッピングモータ、ボイスコイルモータ等、その他の適宜のモータにより構成されていても良い。
トラバース装置27は、トラバースガイド28の糸ガイド28aに糸20を係合させた状態で、トラバースガイド駆動モータ45を駆動してトラバースガイド28を往復動させることにより、当該糸ガイド28aをパッケージ30の巻き幅方向に往復動させて、糸20をパッケージ30の表面にトラバースする構成になっている。これにより、ワインダユニット10は、糸20を所定の巻き幅に所定の速度で綾振りしながら巻取ボビン22に巻き取り、当該巻取ボビン22の外周面に形成される糸層を所望の密度で形成させていくことができる。
トラバースガイド駆動モータ45の作動は、ユニット制御部50により制御される。ただし、トラバースガイド駆動モータ45は、ユニット制御部50により制御することに代えて、専用のトラバース制御部を設けて制御しても良い。また、トラバースガイド28よりも上流側には、ガイドプレート52が配置されている。ガイドプレート52は、当該ガイドプレート52よりも上流側の糸20の糸道を接触ローラ29側に屈曲させることで、当該糸20をトラバースガイド28によって捕捉することができるように案内する。
また、図3に示すように、前記トラバースガイド駆動モータ45の駆動軸45aは、トラバースストロークの一端側と他端側とを結ぶ直線の方向(接触ローラ29の軸方向)で見たときに、ガイドプレート52よりも下流側の糸20の糸道に対して平行に近い角度となるように配置されている。つまり、本実施形態では、トラバース装置27は、ワインダユニット10の設置面に対して略水平面内でトラバースガイド28を往復動させる構成である。
ワインダユニット10は、図4等に示すように、接触ローラ29の近傍に配置されたバンチ巻きガイド60を備えている。バンチ巻きガイド60は、自動玉揚装置8がバンチ巻きに失敗した場合に、作業者が手動で巻取ボビン22にバンチ巻きを形成するための部材である。以下、バンチ巻きガイド60について、図4から図6までを参照して説明する。図5は、図4における鎖線円を拡大した図であって、バンチ巻きガイド60の形状を示す図である。図6は、バンチ巻きガイド60によって手動でバンチ巻きを行っている様子を示す斜視図である。
バンチ巻きガイド60は、平板状の部材を折り曲げることで略L字状に形成されている。バンチ巻きガイド60は、図5に示すように、前記L字状の一辺側である支持板61と、前記略L字状の他辺側であるガイド板62と、で構成されている。
支持板61には図略の取付孔等が形成されており、バンチ巻きガイド60は、当該取付孔によって接触ローラ支持部24に取り付けられている。従って、バンチ巻きガイド60は、前記接触部の端部近傍に配置されることとなる。
また、バンチ巻きガイド60は、接触ローラ29と同様に、トラバースガイド28よりも下流側に適宜の間隔をあけて配置される(図3を参照)。この結果、往復運動するトラバースガイド28がどの位置にあっても、当該トラバースガイド28とバンチ巻きガイド60とが干渉しないようになっている。
なお、この位置関係を別の観点で表現すると、バンチ巻きガイド60は、トラバース中にトラバースガイド28が描く軌跡よりも接触ローラ29側に配置されているということができる。また、上記の位置関係を言い換えれば、バンチ巻きガイド60がトラバース装置27の運動領域の外に配置されると表現できる。あるいは、トラバースアーム28bの先端が描く軌跡の端部において、バンチ巻きガイド60は、トラバースアーム28bと接触ローラ29との間に配置されていると表現することもできる。
ガイド板62は、接触ローラ29の軸方向端部近傍の周面を一部覆うように配置されている。図5に示すように、ガイド板62の一側(前記接触部に近い側)は階段状に形成されており、バンチ巻きの形成時に糸20と接触して当該糸20をガイドするためのガイド部62a及び62bが形成されている。ガイド部62a及び62bは、バンチ巻きの形成箇所が互いに異なるように、位置を変えて形成されている。図5に示すように、ガイド部62a及び62bの角部には円弧面(フィレット)が形成され、鋭く角張った部分がない形状となっている。この構成により、ガイド部62a及び62bと糸20との接触時において当該糸20が損傷することを防止できる。
次に、バンチ巻きガイド60を用いて手動で巻取ボビン22にバンチ巻きを形成する手順及び効果等について説明する。
クレードル23に新しい巻取ボビン22を供給し、糸20をバンチ巻きして固定する作業は、通常は自動玉揚装置8により行われる。しかしながら、自動玉揚装置8が糸20を捕捉できなかったり、糸20のクレードル23への案内が上手くいかなかったり、作業の途中で糸20が切れたりして、バンチ巻きに失敗する可能性もゼロではない。
自動玉揚装置8がバンチ巻きに失敗した場合、作業者は、ワインダユニット10が発生する警告音や警告表示によって、その旨を把握する。この場合に作業者が行う復旧方法としては、自動玉揚装置8に再度バンチ巻きを行うように自動玉揚装置8に指示することが挙げられる。しかし、自動玉揚装置8に再度バンチ巻きを行わせるためには、作業者が機台端部の機台制御装置90まで移動して操作部91を操作する必要があるため、時間が掛かってしまうことがある。また、自動玉揚装置8に再度バンチ巻きを行わせる場合、その分だけ他のワインダユニット10に対する玉揚作業等が遅れてしまうために、自動ワインダ1全体の糸20の巻取効率が低下してしまうことも考えられる。これらの事情により、自動ワインダ1が稼動している工場等では、現場の作業者の柔軟な判断に基づき、自動玉揚装置8によらず作業者自身の手作業によるバンチ巻きが行われることがある。
本実施形態の自動ワインダ1において、手動のバンチ巻きを行うことに決めた作業者は、バンチ巻きガイド60を用いて手作業で巻取ボビン22にバンチ巻きを形成する。具体的に説明すると、作業者は、初めに、クレードル23による巻取ボビン22の保持を解除する。次に、作業者は、自動玉揚装置8が捕捉に失敗した(又はクレードル23への案内に失敗した)糸20を掴み、掴んだ糸20を巻取ボビン22の端部とクレードル23との間に配置する。そして、作業者は、巻取ボビン22とクレードル23との間に糸20が挟み込まれるように、巻取ボビン22をクレードル23に保持させる。これにより、糸20の端部を巻取ボビン22に固定することができる。
その後、作業者は、ガイド板62のガイド部62bに糸20を引っ掛けて、糸20が巻き幅方向に移動しないように、当該糸20を支持板61側に少し引っ張る。なお、本実施形態においてバンチ巻きガイド60には2つのガイド部62a及び62bが形成されているので、作業者は、ガイド部62a及び62bの何れに糸を掛けるかを選択することにより、バンチ巻きの形成位置を調整することができる。
次に、作業者は、糸20をガイド部62bに引っ掛けた状態で、巻取ボビン22を図6に示す方向に適宜の回数だけ回転させる。これにより、糸20が巻き幅方向に移動しない状態のまま糸20が巻き取られるので、巻取ボビン22にバンチ巻き(棒巻き)を形成することができる。
なお、従来では、適当な工具や手等で糸を保持しながら、手作業でバンチ巻きを形成することがあった。しかし、この場合、糸20が巻き幅方向に移動し易いので、バンチ巻きが形成できず、糸20を巻取ボビンに適切に固定できないことがあった。また、バンチ巻が形成された場合であっても、巻き幅方向のズレが大きい(巻き幅方向の位置にムラがある)バンチ巻が形成されることが多かった。
この点、本実施形態では、バンチ巻きガイド60によって糸20が巻き幅方向に移動しないように当該糸20がガイドされているため、バンチ巻きの形成に失敗することがない。更に、巻き幅方向のズレが少ないきれいなバンチ巻きを巻取ボビン22に形成できる。
以上のようにして、作業者は、巻取ボビン22にバンチ巻きを形成することができる。なお、上記で説明した手動でバンチ巻きを形成する方法は一例であり、その手順や内容については適宜変更することができる。例えば、空の巻取ボビン22がクレードル23にセットされていない場合、作業者は、空の巻取ボビン22を持ってきて、当該巻取ボビン22と糸20とをクレードル23にセットする必要がある。つまり、巻取ボビン22が自動玉揚装置8等によってセットされていない場合、作業者は、巻取ボビン22の保持を解除する工程を行わない。
また、手動でバンチ巻きを形成するために作業者が巻取ボビン22を回転させる方法としては、巻取ボビン22を手で持って実際に回転させる方法や、ワインダユニット10に設けられた図略の操作部を操作して巻取ボビン22を回転させる方法が考えられる。本明細書では、このように、作業者の動作や操作によって巻取ボビン22を回転させてバンチ巻きを形成することを「手動でバンチ巻きを形成する」と表現する。
以上に説明したように、本実施形態のワインダユニット10は、接触ローラ29と、トラバース装置27と、バンチ巻きガイド60と、を備える。接触ローラ29は、巻取ボビン22又はパッケージ30と接触して回転する。トラバース装置27は、接触ローラ29とは独立して設けられる。バンチ巻きガイド60は、巻取ボビン22にバンチ巻きを形成するときに、当該巻取ボビン22に巻かれる糸20が巻き幅方向に移動しないように当該糸20をガイドする。
これにより、バンチ巻きに失敗することを防止できるとともに、きれいなバンチ巻きを巻取ボビン22に形成することができる。また、自動玉揚装置8がバンチ巻きに失敗した後に再度バンチ巻きを行わせる構成と比較して、糸20の巻取効率を向上させることができる。
また、本実施形態のワインダユニット10において、バンチ巻きガイド60は、手動でバンチ巻きを行うための部材である。
これにより、バンチ巻きを手作業で行う場合においても、バンチ巻きの失敗を防止できるとともに、きれいなバンチ巻きを巻取ボビン22に簡便に形成することができる。
また、本実施形態のワインダユニット10において、バンチ巻きガイド60は、巻取ボビン22又はパッケージ30と接触ローラ29との接触領域(接触部)の領域端部の近傍に配置される。
これにより、バンチ巻きを通常形成する位置である巻取ボビン22の端部にバンチ巻きを形成することができる。
また、本実施形態のワインダユニット10において、バンチ巻きガイド60は、トラバース装置27の運動領域の外に配置される。
これにより、トラバース装置27とバンチ巻きガイド60との接触を確実に防止することができる。
また、本実施形態のワインダユニット10において、バンチ巻きガイド60は、トラバースアーム28bの先端が描く軌跡の端部において、バンチ巻きガイド60は、トラバースアーム28bと接触ローラ29との間に配置される。
これにより、トラバース装置27のトラバースガイド28とバンチ巻きガイド60との接触を確実に防止することができる。
また、本実施形態のワインダユニット10において、バンチ巻きガイド60には、巻取ボビン22にバンチ巻きを形成するときに糸20と接触する複数のガイド部62a及び62bが形成されている。ガイド部62a及び62bは、異なる位置でバンチ巻きを行うことが可能なように形成されている。
これにより、糸20と接触させるガイド部を選択してバンチ巻きを行うことにより、バンチ巻きが形成される巻取ボビン22上の位置を調整することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
各ワインダユニット10にそれぞれバンチ巻きガイド60が設けられる限り、バンチ巻きガイド60の支持箇所及び配置等は上記で説明した例に限られない。例えば、巻取ボビン22の反対側の端部にバンチ巻きを形成する構成の自動ワインダの場合、バンチ巻きガイド60の配置もそれに応じて変化させることが好ましい。
ガイド板62には、2つのガイド部62a及び62bが形成されているが、ガイド部の数(段の数)は2つに限られず、1つ又は3つ以上とすることができる。また、ガイド板62は、例えば異なる位置でバンチ巻きを行うことが可能なように並べて形成された溝(ガイド部)で糸をガイドする構成であっても良い。
バンチ巻きガイド60は、自動でバンチ巻きを行う装置(自動玉揚装置8等)を備えない構成の糸巻取機にも適用可能である。また、自動玉揚装置8が、満巻きのパッケージ30の回収のみを行い、空の巻取ボビン22の供給は行わない構成(空の巻取ボビン22は作業者が手作業でクレードル23に供給する構成)であっても良い。この場合においても、バンチ巻きガイド60を備えることで、きれいなバンチ巻きを簡便にかつ確実に形成することができる。
バンチ巻きガイド60は、手動でバンチ巻きを行う場合だけでなく、それ以外の場合でも利用することができる。例えば、上記実施形態の自動玉揚装置8等がバンチ巻きを自動的に行う際にバンチ巻きガイド60が用いられても良い。
上記実施形態では、一般的なコーン巻パッケージを例に挙げて説明したが、例えば端面がテーパ形状のパッケージやチーズ形状のパッケージに対しても本発明を適用することができる。
トラバース装置27は、接触ローラ29と独立して設けられていれば、アーム式のトラバース装置に限られない。例えば、綾振ガイドをベルト駆動によって往復駆動するベルト式トラバース装置、回転羽根を用いたロータリ式トラバース装置、綾振ガイドが取り付けられたロッドを往復動させる構成のロッド式トラバース装置を用いても良い。
また、トラバース装置27は、上記のように、ワインダユニット10の設置面に対して略水平面内でトラバースガイド28を往復駆動する構成に限られない。例えば、特許文献1(特開2006−298499)のように、ワインダユニットの設置面に対してトラバースアームの長手方向が略垂直である構成(従来の構成)であっても良い。
また、トラバース装置27の糸ガイド28aの形状は、上記で図示したフック状に限られず、その他の形状(例えば先端が開放された形状)であっても良い。
パッケージ駆動モータ41は、サーボモータに限られず、例えば、ステップモータ、インダクションモータ等、各種モータを用いることができる。また、接触ローラ29を適宜の駆動装置によって駆動し、パッケージ30を従動回転させる構成にしても良い。
本発明は、自動ワインダに限らず、巻返し機及び精紡機(例えば空気紡績機、オープンエンド紡績機)等の他の糸巻取機にも適用することができる。
1 自動ワインダ(糸巻取機)
10 ワインダユニット(巻取ユニット)
27 トラバース装置
28 トラバースガイド
29 接触ローラ
45 トラバースガイド駆動モータ(トラバースガイド駆動部)
60 バンチ巻きガイド
61 支持部
62 ガイド板
62a ガイド部
62b ガイド部

Claims (8)

  1. 巻取管又はパッケージと接触して回転する接触ローラと、
    前記接触ローラとは独立して設けられたトラバース装置と、
    前記巻取管にバンチ巻きを形成するときに、当該巻取管に巻かれる糸が巻き幅方向に移動しないように当該糸をガイドするバンチ巻きガイドと、
    を備えることを特徴とする巻取ユニット。
  2. 請求項1に記載の巻取ユニットであって、
    前記バンチ巻きガイドは、手動でバンチ巻きを行うための部材であることを特徴とする巻取ユニット。
  3. 請求項1又は2に記載の巻取ユニットであって、
    前記バンチ巻きガイドは、前記巻取管又は前記パッケージと前記接触ローラとの接触領域の領域端部の近傍に配置されることを特徴とする巻取ユニット。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の巻取ユニットであって、
    前記バンチ巻きガイドは、トラバース装置の運動領域の外に配置されることを特徴とする巻取ユニット。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載の巻取ユニットであって、
    前記トラバース装置は、
    トラバースする糸と係合する糸ガイドと、
    前記糸ガイドを先端で支持するアーム状のトラバースアームと、
    を備えることを特徴とする巻取ユニット。
  6. 請求項5に記載の巻取ユニットであって、
    前記トラバースアームの前記先端が描く軌跡の端部において、前記バンチ巻きガイドは、前記トラバースアームと前記接触ローラとの間に配置されることを特徴とする巻取ユニット。
  7. 請求項1から6までの何れか一項に記載の巻取ユニットであって、
    前記バンチ巻きガイドには、前記巻取管にバンチ巻きを形成するときに糸と接触するガイド部が複数形成されており、
    前記複数のガイド部は、異なる位置でバンチ巻きを行うことが可能なように形成されていることを特徴とする巻取ユニット。
  8. 請求項1から7までの何れか一項に記載の巻取ユニットを複数備えることを特徴とする糸巻取機。
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