JP2013063760A - アクセルグリップ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】異音や摩耗粉の発生を抑制し、検出精度の低下を防止することが可能なアクセルグリップ装置を提供する。
【解決手段】ハンドルバー1に設けられた操作グリップの回動動作に基づいて回動する被検出部4と、被検出部4を検出する検出部5と、を備えたアクセルグリップ装置1Aにおいて、操作グリップとともに回転するとともに被検出部4を備えた移動部材3と、操作グリップを初期位置に復帰させる弾性部材9と、少なくとも検出部5と、移動部材3と、被検出部4及び弾性部材9を収納するケース体8と、を備え、弾性部材9を直線方向に伸縮可能にケース体8に収納したものである。
【選択図】図3
【解決手段】ハンドルバー1に設けられた操作グリップの回動動作に基づいて回動する被検出部4と、被検出部4を検出する検出部5と、を備えたアクセルグリップ装置1Aにおいて、操作グリップとともに回転するとともに被検出部4を備えた移動部材3と、操作グリップを初期位置に復帰させる弾性部材9と、少なくとも検出部5と、移動部材3と、被検出部4及び弾性部材9を収納するケース体8と、を備え、弾性部材9を直線方向に伸縮可能にケース体8に収納したものである。
【選択図】図3
Description
本発明は、二輪車のアクセルグリップ装置に関する。
従来のアクセルグリップ装置は、二輪車のハンドルバーに回動可能に取り付けられた操作グリップと、この操作グリップの回動操作に同期して回動する被検出部を備えた移動部材と、前記被検出部を検出する検出部と、この検出部を搭載した回路基板と、前記被検出部と前記移動部材と前記検出部及び前記回路基板等を収納する枠体と、を備えたものであった(例えば、特許文献1を参照)。
しかしながら、前述のアクセルグリップ装置は、操作グリップの戻し動作は、コイルバネからなるリターンスプリングによって得るものである。リターンスプリングは、操作グリップの回動操作に伴うコイルバネの捻りによって、偏心が起こり、前記移動部材やハンドルバーに接触する場合があった。したがって、前記移動部材との接触による異音、磨耗粉などの発生が生じる場合があった。また、移動部材との接触によって発生する被検出部の偏心によって検出精度の低下を招くおそれがあった。
そこで、本発明は前述した問題点に着目し、発明の目的は、異音や摩耗粉の発生を抑制し、検出精度の低下を防止することが可能なアクセルグリップ装置を提供するものである。
本発明におけるアクセルグリップ装置は、ハンドルバーに設けられた操作グリップの回動動作に基づいて回動する被検出部と、前記被検出部を検出する検出部と、を備えたアクセルグリップ装置において、前記操作グリップとともに回転するとともに前記被検出部を備えた移動部材と、前記操作グリップを初期位置に復帰させる弾性部材と、少なくとも前記検出部と、前記移動部材と、前記被検出部及び前記弾性部材を収納するケース体と、を備え、前記弾性部材を直線方向に伸縮可能に前記ケース体に収納したものである。
また、前記移動部材に前記操作グリップの回転とともに回動する腕部を設け、前記弾性部材と前記腕部とに接し前記移動部材の回動に伴い前記弾性部材を直線方向に伸縮する連結部材を設けたものである。
また、前記移動部材は、前記操作グリップの全開位置を定める第1ストッパーと、全閉位置を定める第2ストッパーを備え、前記ケース体は、前記第1、第2ストッパーと当接する第1、第2当接部を備えたものである。
また、前記第1、第2当接部は、前記ケース体の内側に凸状に突出した単一の突起部から構成したものである。
また、前記ケース体は、前記検出部と電気的に接続した電気コードを引き出す引き出し部を前記操作グリップの回転中心より前方側に設けたものである。
以上のように本発明によれば、異音や摩耗粉の発生を抑制し、検出精度の低下を防止することが可能なアクセルグリップ装置を提供することができる。
添付図面に基づいて、本発明の一実施形態を説明する。アクセルグリップ装置1Aは、自動二輪車のハンドルバー1に回動可能に設けられ、操作グリップ2の操作量(回動角)を検出するものである。
アクセルグリップ装置1Aは、二輪車に搭載されるアルミニウムや鉄等からなる筒状のハンドルバー1に回動可能に取り付けられた操作グリップ2と、この操作グリップ2の回動操作に同期して回動する移動部材3と、この移動部材3に固定された被検出部であるマグネット4と、マグネット4から発生する磁界を検出するための検出部である磁気検出部5と、この磁気検出部5が搭載された回路基板6と、移動部材3を回動可能に支持する支持部材7と、前述した各部材を収納するケース体8と、このケース体8に収納され、移動部材3の回転動作により伸縮する弾性部材であるコイルバネ9と、移動部材3の回転動作とコイルバネ9の伸縮動作を連結する連結部材10と、で主に構成されている。
アクセルグリップ装置1Aは、図2、3中、矢印F方向が、二輪車の車両前方方向であり、矢印R方向が、二輪車の車両後方方向であり、図2、3中、矢印O方向が、操作グリップ2のアクセルを開く方向であり、図2、3中、矢印S方向が、操作グリップ2のアクセルを閉じる方向である。
操作グリップ2は、ポリアセタール等の合成樹脂材料からなる円筒体であり、二輪車のハンドルバー1の外周部を覆うように取り付けられる。操作グリップ2は、移動部材3と連結する連結部2aと、ケース体8の後述する開口穴部に嵌め込み、ケース体8に対する位置を定める凹部状嵌合部2bとを備えている。かかる凹部状嵌合部2bは、操作グリップ2をケース体8の開口穴部に対して回動可能である。
なお、操作グリップ2の外周部を覆うようにゴム材からなる図示しないラバーグリップが取り付けられ、このラバーグリップは、二輪車を運転する運転者が把持し得るものである。従って、前記運転者が前記ラバーグリップを把持して、前記ラバーグリップを回動操作すると、この回動操作力は、前記ラバーグリップを介して操作グリップ2に伝わり、これにより、操作グリップ2の回動動作を連結部2aを介して移動部材3に伝達することで、移動部材3に回動力が作用するようになっている。
移動部材3は、合成樹脂材料からなり、第2筒部3aと、フランジ部3bと、腕部3cと、第1ストッパー3d及び第2ストッパー3eを備えている。
第2筒部3aは、筒状で、支持部材7の第1筒部7aが挿通し、この第1筒部7aの外周に回転可能に支持され、移動部材3は、操作グリップ2とともに回転可能である。移動部材3は、移動部材3の第2筒部3a内周と支持部材7の第1筒部7a外周が摺動しながら回動するので、移動部材3の材料は、ポリアセタールなどの低い摩擦係数の合成樹脂が好ましい。
フランジ部3bは、第2筒部3aの一方の端部に、外方に突出形成されたものである。また、このフランジ部3bには、略円弧状の板状部材からなり、インサート成形などによってマグネット4が固定されている。
腕部3cは、フランジ部3bに設けられており、操作グリップ2の回転とともに回動する。腕部3cの後述する連結部材10と接触する端部3c1は、断面形状が円弧であり、移動部材3の回転運動を、直線方向に移動する連結部材10に滑らかに伝達することが可能である。第1ストッパー3d、第2ストッパー3eは、ともにフランジ部3bに設けられており、第1ストッパー3dは、操作グリップ2の全開位置(アクセルを開く方向、図3中矢印O側の位置)を定めるものであり、第2ストッパー3eは、操作グリップ2の全閉位置(アクセルを閉じる方向、図3中矢印S側の位置)を定めるものである。
マグネット4は、フェライト系やネオジム系などの磁粉を混練りし、ナイロンやポリフェニレンサルファイド(PPS)などのバインダーからなる合成樹脂からなり、略円弧状に成形されている。
マグネット4は、操作グリップ2の回動動作に基づいて、移動部材3とともに回動し、磁気検出部5に対して、マグネット4の位置が変動し、磁気検出部5に対して磁界の変化を起こすことが可能となる。
なお、マグネット4の形状は、略円弧状に限らず、円環状(リング状)を採用することで広い範囲の位置を検出することができる。
磁気検出部5は、ホールICやMR素子(半導体磁気抵抗素子)等の検出素子からなり、マグネット4の回動に伴う磁界の変化を電気信号に変換し、かかる電気信号を後述する電気コードを通じて外部に出力するものである。なお、磁気検出部5は、マグネット4の磁界変化を高精度で検出するため近接した位置に配置されている。
回路基板6は、ガラスエポキシ等の絶縁材料からなる略矩形状の基板に所定の配線パターンが形成されており、マグネット4の近傍に配設され、磁気検出部5及びコンデンサ等からなる図示しない電子部品等が半田等により電気的に固定されている。
かかる回路基板6には、磁気検出部5からの前記電気信号を図示しないエンジンコントロールユニットなどの外部機器に伝達するための複数の電気コード11が備えられ、各電気コード11は、回路基板6の所定箇所に半田により電気的に接続され、外部に引き回し配設されている。
そして、本実施形態の場合、回路基板6並びに磁気検出部5は、後述する支持部材7に設けられた収納部に収納された後、前記収納部内にエポキシ樹脂等からなる封止部材13を充填することで配設固定される。
支持部材7は合成樹脂、例えば、ポリフェニレンエーテル(PPE)などからなり、ハンドルバー1が挿通する第1筒部7aを備えるとともに、その外周に移動部材3の第2筒部3aを回動可能に備えている。
また、支持部材7は、磁気検出部5などを収納した収納部7bを備えており、収納部7bは、支持部材7に一体に形成されている。
なお、支持部材7は、後述するケース体8に位置決め固定されている。
12は、抜け止めであり、リング形状であり、支持部材7の第1筒部7aの端部に設けられており、支持部材7に回動可能に設けた移動部材3が、支持部材7から脱落することを防止するものである。
ケース体8は、合成樹脂材料もしくはアルミニウム等の非磁性の各種金属材料からなる第1ケース体8aと第2ケース体8bとから構成されている。
ケース体8は、第1ケース体8aと第2ケース体8bとからなる開口穴部8jを備えており、この開口穴部8jに操作グリップ2の凹部状嵌合部2bを嵌め込み、操作グリップ2をケース体8の開口穴部8jに対して回動可能に支持する。
ケース体8は、その内部に移動部材3、マグネット4、磁気検出部5、回路基板6、支持部材7等の各部材を収納する。
そして、移動部材3に設けた第1、第2ストッパー3d、3eと接触して回転範囲を規制するためケース体8の内側に凸状に突出した単一の突起部8cが設けられている。
この突起部8cは、第1ストッパー3dと当接する第1当接部8dと、第2ストッパー3eと当接する第2当接部8eが設けられている。第1ストッパー3dは、第1当接部8dに当接することで、操作グリップ2の全開位置(アクセルを開く方向、図3中矢印O側の位置)を定めるものであり、第2ストッパー3eは、第2当接部8eに当接することで、操作グリップ2の全閉位置(アクセルを閉じる方向、図3中矢印S側の位置)を定めるものである。
コイルバネ9は、ステンレスやピアノ線などのバネ用鋼材からなり、操作グリップ2を初期位置に復帰させるものである。コイルバネ9は、ケース体8の円筒状収納部8fに伸縮可能に収納され、移動部材3の回動に伴う連結部材10の移動によって伸縮される。操作グリップ2を操作しない状態では、コイルバネ9の弾性によって、連結部材10を、図3中、矢印F方向に押し、移動部材3を介して、操作グリップ2の戻し動作を行う。
コイルバネ9は、ケース体8の円筒状収納部8fに設けたガイドピン8gに沿って配設されており、ガイドピン8gは、第1ケース体8aに一体に設けられており、第2ケース体8bに設けた受け部8hにて支持されている。ガイドピン8gは、コイルバネ9が直線方向に伸縮する時の案内をするものである。
連結部材10は、ポリアセタールなどの合成樹脂からなり、ケース体8の円筒状収納部8fに収納される。
連結部材10は、コイルバネ9の端部を収納するカップ状の保持部10aと、移動部材3の腕部3cと接する腕片10bとを備えている。腕片10bは、保持部10aの開口端部に設けられている。また、保持部10aの底部10cには、ガイドピン8gが挿入する貫通孔10dが設けられている。
以上の構成によって、連結部材10は、移動部材3の回動によって、移動部材3の腕部3cと接触する腕片10bを押して、コイルバネ9を押し縮め、ガイドピン8gに沿って、直線方向に移動するものである。
以上のように構成したことによって、従来、生じていた操作グリップの回動操作に伴うコイルバネの捻りによる偏心の発生を抑えることで、移動部材3などへの接触の発生を抑えることができる。したがって、移動部材3などへの接触による異音、磨耗粉などの発生を抑制することできる。また、移動部材3との接触によって発生する被検出部の偏心による検出精度の低下を抑制することができる。
次に、図5を用いて本発明の第2実施形態を説明する。なお、第1実施形態と同一および相当箇所には、同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態の第1実施形態との相違点は、アクセルグリップ装置1Bの構成要素を操作グリップ2の回転軸を中心として点対称の位置に配置した点である。
磁気検出部5、回路基板6、収納部7b及び電気コード11は、アクセルグリップ装置1Bの操作グリップ2を中心として、二輪車の車両前方側に位置している。なお、電気コード11は、第1実施形態の構造を操作グリップ2の回転軸を中心とした点対称の位置に配置すると、電気コード11が、アクセルグリップ装置1Bの上側から引き出されるとともに、封止部材13が上側に露出することとなるが、本実施形態のアクセルグリップ装置1Bは、二輪車での使用を想定しており、電気コード11や封止部材13が、上側を向いて露出した状態は、長期の耐久性を維持することなどから好ましくないので、本実施形態では、収納部7bは、その開口が下方向を向いており、電気コード11と封止部材13は、下側を向いて露出している。また、電気コード11は、操作グリップ2を回転中心より二輪車の車両前方側に引き出されている。
本実施形態のケース体18は、合成樹脂材料もしくはアルミニウム等の非磁性の各種金属材料からなる第1ケース体18aと第2ケース体18bとで構成されている。第1、第2ケース体18a、18bは、上下に分割し、アクセルグリップ装置1Bの操作グリップ2の回転軸を通る水平な線を境としている。
ケース体18は、第1ケース体18aと第2ケース体18bとからなる開口穴部18jを備えており、この開口穴部18jに操作グリップ2の凹部状嵌合部2bを嵌め込み、操作グリップ2をケース体18の開口穴部18jに対して回動可能に支持する。
ケース体18は、その内部に移動部材3、マグネット4、磁気検出部5、回路基板6、支持部材7等の各部材を収納する。
そして、移動部材3に設けた第1、第2ストッパー3d、3eと接触して回転範囲を規制するためケース体18の内側に凸状に突出した単一の突起部18cが設けられている。
この突起部18cは、第1ストッパー3dと当接する第1当接部18dと、第2ストッパー3eと当接する第2当接部18eが設けられている。第1ストッパー3dは、第1当接部18dに当接することで、操作グリップ2の全開位置(アクセルを開く方向、図7中矢印O側の位置)を定めるものであり、第2ストッパー3eは、第2当接部18eに当接することで、操作グリップ2の全閉位置(アクセルを閉じる方向、図7中矢印S側の位置)を定めるものである。
第2ケース体18bには、コイルバネ9と連結部材10をケース体18内に収納する開口部18kが設けられており、この開口部18kは、蓋20によって、覆われている。
蓋20は、合成樹脂材料もしくはアルミニウム等の非磁性の各種金属材料から形成されており、図示しないネジなどの固定部材によって、第2ケース体18bに固定されている。蓋20は、第2ケース体18bの前方側(つまり、図6中の矢印F方向側)に設けられている。
また、第2ケース体18bの外側には、電気コード11を引き出す引き出し部である凹部18mを備えている。この凹部18mは、操作グリップ2の回転中心より前方側に設けられている。また、この凹部18mは、ケース体18の操作グリップ2を設けた側とは反対側に設けられている。この凹部18mは、ケース体18の車両進行方向(つまり、図6中の矢印F方向)に向かって、前方でかつ左側に開放した凹みである。この凹部18mは、その上側を第1ケース体18aで覆われている。また、この凹部18mは、収納部7bの開口に繋がっており、この凹部18mに収納部7b内に充填した封止部材13が露出している。電気コード11は、この凹部18mから操作グリップ2を回転中心より二輪車の車両前方側に引き出されている。
コイルバネ9は、ステンレスやピアノ線などのバネ用鋼材からなり、操作グリップ2を初期位置に復帰させるものである。
コイルバネ9は、第2ケース体18bに形成した収納部18fに伸縮可能に収納され、移動部材3の回動に伴う連結部材10の移動によって伸縮される。操作グリップ2を操作しない状態では、コイルバネ9の弾性によって、連結部材10を、図7中、矢印R方向に押し、移動部材3を介して、操作グリップ2の戻し動作を行う。
コイルバネ9は、収納部18fに設けたガイドピン18gに沿って配設されており、ガイドピン18gは、第2ケース体18bに一体に設けられており、ガイドピン18gの先端部は、蓋20にて支持されている。ガイドピン18gは、コイルバネ9が直線方向に伸縮する時の案内をするものである。
連結部材10は、ポリアセタールなどの合成樹脂からなり、第2ケース体18bの収納部18fに収納される。
コイルバネ9と連結部材10は、移動部材3を操作グリップ2の一部や支持部材7とともに、ケース体18に収納した後に、ケース体18の開口部18kからケース体18内に収納し、蓋20で第2ケース体18bの開口部18kを塞ぐものである。
以上のように、電気コード11を引き出す引き出し部である凹部18mをケース体18の操作グリップ2の回転中心より前方側に設けたことによって、電気コード11は、操作グリップ2を回転中心より二輪車の車両前方側に引き出され、電気コード11は、運転者とは反対側に引き出す構成となり、電気コード11が運転者から視認しにくくなり、美観を損なうことがない。
また、磁気検出部5、回路基板6、収納部7bを、操作グリップ2を中心として、二輪車の車両前方側に配置し、さらに、コイルバネ9と連結部材10とを操作グリップ2より下側に配置したことによって、アクセルグリップ装置1Bの運転者側と上側を小型化することができ、アクセルグリップ装置1Bの美観を損なうことがなく、かつ、アクセルグリップ装置1Bの近傍に設けた図示しない操作スイッチなどの操作を容易に行うことが可能となる。
本発明は、二輪車の操作グリップの回動操作を検出するアクセルグリップ装置に利用可能である。
1A、1B アクセルグリップ装置
1 ハンドルバー
2 操作グリップ
3 移動部材
3c 腕部
3d 第1ストッパー
3e 第2ストッパー
4 被検出部(マグネット)
5 検出部(磁気検出部)
7 支持部材
7a 第1筒部
8 ケース体
8c 突起部
8d 第1当接部
8e 第2当接部
9 弾性部材(コイルバネ)
10 連結部材
18 ケース体
18c 突起部
18d 第1当接部
18e 第2当接部
18f 収納部
18m 凹部(引き出し部)
20 蓋
1 ハンドルバー
2 操作グリップ
3 移動部材
3c 腕部
3d 第1ストッパー
3e 第2ストッパー
4 被検出部(マグネット)
5 検出部(磁気検出部)
7 支持部材
7a 第1筒部
8 ケース体
8c 突起部
8d 第1当接部
8e 第2当接部
9 弾性部材(コイルバネ)
10 連結部材
18 ケース体
18c 突起部
18d 第1当接部
18e 第2当接部
18f 収納部
18m 凹部(引き出し部)
20 蓋
Claims (5)
- ハンドルバーに設けられた操作グリップの回動動作に基づいて回動する被検出部と、前記被検出部を検出する検出部と、を備えたアクセルグリップ装置において、前記操作グリップとともに回転するとともに前記被検出部を備えた移動部材と、前記操作グリップを初期位置に復帰させる弾性部材と、少なくとも前記検出部と、前記移動部材と、前記被検出部及び前記弾性部材を収納するケース体と、を備え、前記弾性部材を直線方向に伸縮可能に前記ケース体に収納したことを特徴とするアクセルグリップ装置。
- 前記移動部材に前記操作グリップの回転とともに回動する腕部を設け、前記弾性部材と前記腕部とに接し前記移動部材の回動に伴い前記弾性部材を直線方向に伸縮する連結部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のアクセルグリップ装置。
- 前記移動部材は、前記操作グリップの全開位置を定める第1ストッパーと、全閉位置を定める第2ストッパーを備え、前記ケース体は、前記第1、第2ストッパーと当接する第1、第2当接部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のアクセルグリップ装置。
- 前記第1、第2当接部は、前記ケース体の内側に凸状に突出した単一の突起部から構成したことを特徴とする請求項1に記載のアクセルグリップ装置。
- 前記ケース体は、前記検出部と電気的に接続した電気コードを引き出す引き出し部を前記操作グリップの回転中心より前方側に設けたことを特徴とする請求項1に記載のアクセルグリップ装置。
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