JP2013050075A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

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康祐 坪井
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Abstract

【課題】ピストンが上下方向に傾斜することを抑制し、信頼性が高く、効率の高い密閉型圧縮機を提供する。
【解決手段】ピストン134は、ピストンピン135を嵌入するピストンピン穴142を備え、ピストンピン穴142は、ピストン134の鉛直方向の下側外周面143に貫通しない構成としたことにより、ピストン134とシリンダ131間の摺動を、面接触による摺動とすることができる。その結果、局所的な摺動による摺動ロスや摩耗を低減し、ピストンの不安定挙動を抑制し、密閉型圧縮機の信頼性と効率を高くすることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、冷蔵庫、ショーケースなどの冷蔵、冷凍装置や空気調和装置に用いられる密閉型圧縮機に関する。
近年、この種の密閉型圧縮機は、信頼性を確保した上での消費電力の低減が求められている。その課題のひとつとしてピストンとシリンダ間の摺動損失の低減と信頼性の確保が挙げられる。
この課題に対し、従来の密閉型圧縮機としては、ピストンとシリンダ間への給油を改善することにより摺動特性を改善して、信頼性を高くし、高効率化したものがある(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら上記従来の密閉型圧縮機を説明する。
図4は、特許文献1に記載された従来の密閉型圧縮機の縦断面図であり、図5は、従来の密閉型圧縮機の要部断面図である。
図4および5に示すように、密閉容器1内には、固定子2と回転子3とを備えた電動要素4と、電動要素4によって駆動される圧縮要素5とが収容され、さらに、密閉容器1内の底部に潤滑油6が貯留されている。シャフト10は、主軸部11と、この主軸部11と一体運動するようにその一端に偏心して形成された偏心軸部12とを有し、このうち、主軸部11が回転子3の軸心に固定されている。
シリンダブロック14は、互いに一定の位置に固定されるように配置された略円筒形のシリンダ15と、軸受部20とを有している。シリンダ15にはピストン23が往復動可能に挿設されている。
ピストン23には、ピストンピン孔24が設けられ、偏心軸部12と平行になるようにピストンピン25がピストンピン孔24に嵌入されて装着されている。ピストンピン孔24は、下死点近傍ではシリンダ15から出る位置に設定されている。軸受部20は、シャフト10の主軸部11における偏心軸部12側の端部を軸支することによって片持ち軸受を形成している。
コンロッド26は、大端穴部28と、小端穴部29と、ロッド部30とで構成されており、大端穴部28は偏心軸部12に嵌装され、小端穴部29はピストンピン25に連結され、これによって偏心軸部12とピストン23とが連結される。
シャフト10の内部には給油通路35が設けられ、この給油通路35の偏心軸部12側の端部で密閉容器1内に開放されている。また、主軸部11の下端部36は、給油通路35に潤滑油6が所定の深さまで浸入するように延出している。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下にその動作を説明する。
電動要素4の回転子3は、シャフト10を回転させ、偏心軸部12の回転運動が、コンロッド26を介して、ピストン23に伝えられ、これによって、ピストン23はシリンダ15内を往復運動する。ピストン23の往復運動により、冷却システム(図示せず)から
冷媒ガスがシリンダ15内へ吸入され、ここで圧縮された後、再び冷却システムに吐き出される。
給油通路35の下端部36は、シャフト10の回転によってポンプ作用をするようになっており、このポンプ作用により、密閉容器1の底部の潤滑油6は、給油通路35を通って、上方に汲み上げられる。給油通路35の上部に至った潤滑油6は、偏心軸部12側の端部から遠心力により密閉容器1内の全周方向へ水平に飛散し、その一部はピストンピン25やピストン23などに供給されて潤滑を行う。
特開2007−16669号公報
しかしながら、上記従来の構成では、ピストン23とシリンダ15間に給油され潤滑されるが、吸入行程の後半から圧縮行程の前半にかけて、ピストン23は、シリンダ15との間のクリアランスとピストンピン孔24によるピストン23の外周面42からの窪み37が存在するため、シリンダ15に対して上下方向に傾く。
ピストン23の最大に傾斜する角度は、ピストン23のトップ側面40の縁41と、ピストン23の外周面42からの窪み37の縁、すなわちピストン23の外周面42とピストンピン孔24がなす楕円状縁部43とシリンダ15の下死点側のエッジ部44の下側とで決定される。その際、エッジ部44で金属接触することによって摩耗を起こしやすくなり、またピストンピン孔24の楕円状縁部43とシリンダ15の下死点側のエッジ部44の接触位置が変化してピストン23の傾斜する角度が変化するので、ピストン23の挙動が不安定になることで摺動ロスが高くなる可能性があるという課題があった。
上記課題の対策としてシリンダ15の下死点側を延長し、ピストンピン孔24をシリンダ15から出なくすることでピストン23の傾きを抑制することが考えられる。かかる対策は、シャフト10とシリンダ15の干渉を避けるために密閉型圧縮機の外形寸法が大型化したり、シリンダブロック14の重量が増加したりしてコストが高くなってしまう。また別の対策として、ピストン23の外形を大きくし、偏心軸部12の主軸部11に対する偏心量を小さくすることで、同様にピストン23の傾きを抑制することも考えられるが、ピストン23とシリンダ15間のクリアランスからの冷媒の漏れが増加するため、体積効率が悪化して効率が低下してしまう。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、局所的な摺動による摺動ロスおよび摩耗を低減し、またピストンの上下方向の傾斜する角度変化を抑制し、ピストンの不安定挙動を抑制して、信頼性が高く、効率の高い密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の密閉型圧縮機のピストンは、ピストンピンを嵌入するピストンピン穴を備え、ピストンピン穴を、ピストンの鉛直方向の下側外周面には貫通しないようにしたものである。
これによってピストンの下側外周面と、シリンダの下死点側のエッジ部とが面で摺動することができ、ピストンのシリンダに対する上下方向の傾斜を抑制して局所的な摺動による摺動ロスや摩耗を低減することができる。また、ピストンピン穴を貫通させないことでピストンの重心をトップ面側下側に設定することができ、ピストンの不安定挙動を抑制で
きる。
本発明の密閉型圧縮機は、往復動するピストンの不安定な挙動を抑制し、信頼性と効率を高くすることができる。
本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図 同実施の形態1における密閉型圧縮機のピストンの側面図 同実施の形態1における密閉型圧縮機のピストンとピストンピンの分解斜視図 従来の密閉型圧縮機の縦断面図 従来の密閉型圧縮機の要部断面図
請求項1に記載の発明は、密閉容器内に潤滑油を貯溜するとともに、電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素を、略鉛直方向に配設された主軸部および偏心部を有するクランクシャフトと、シリンダを形成するブロックと、前記シリンダ内を往復動する略円筒形のピストンと、略円筒形のピストンピンと、前記偏心部と前記ピストンピンとを連結するコンロッドとを備えた構成とし、前記ピストンの外周面の一部に、前記ピストンピンを嵌入するピストンピン穴を設け、前記ピストンピン穴の深さを、前記ピストンピンが相対する外周面に貫通しない深さとしたものである。
かかることにより、ピストンの下側外周面と、シリンダの下死点側のエッジ部との摺動関係を、面での摺動とすることができる。その結果、ピストンのシリンダに対する上下方向の傾斜を抑制し、局所的な摺動による摺動ロスや摩耗を低減することができる。また、ピストンピン穴を貫通させないことでピストンの重心をトップ面側下側に設定することができ、ピストンの不安定挙動を抑制することが可能となり、信頼性と効率を高くすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ピストンの少なくとも上側外周面に、ピストンのトップ面に連通しない凹部を形成したものである。
かかることにより、ピストンとシリンダ間の冷媒の漏れをトップ面側の外周面で抑制し、凹部で粘性抵抗を少なくすることができ、さらに効率を高くすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記凹部を、前記ピストンのスカート側面に連通せず、前記凹部を平面展開した時の形状において、前記スカート側の形状が前記ピストンのスカート側面との平行線を形成しない形状を含むものである。
かかることにより、加工時にピストンのトップ側およびスカート側の略円筒形の外周面により、回転する研磨砥石を安定させ、生産性を高めることができる。また、ピストンの下側外周面とシリンダの下死点側のエッジ部との接触荷重を、接触面積を変化させることで抑制し、ピストンの上側外周面に飛散した潤滑油をピストンのトップ面側の外周面に導くことができる。その結果、摺動ロスや摩耗を更に低減することとなり、圧縮機の効率を高くすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記シリンダの形状を、上死点に位置する側から下死点に位置する側に向かって内径寸
法が増大するように形成されたテーパ部を備える形状としたものである。
かかることにより、下死点近傍でのピストンとシリンダ間のクリアランスが広くなり、ピストンの傾くことのできる角度が大きくなり、ピストンが特に不安定になり易い場合でも、ピストンの挙動を安定させ、効率を高く、騒音の発生を抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記ピストンピン穴の貫通しない側の端部に、円錐傾斜面を形成し、前記ピストンピンの先端に、前記円錐傾斜面に対応する面取り部を形成したものである。
かかることにより、ピストンピンを、円錐傾斜面と面取り部を接触させて嵌入し、固定することができるため、ピストンの外周面とピストンピンの軸心の直角度を良くすることとなり、生産性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態における密閉型圧縮機の縦断面図、図2は、同実施の形態における密閉型圧縮機のピストンの側面図、図3は、同実施の形態における密閉型圧縮機のピストンとピストンピンの分解斜視図である。
図1から3において、密閉容器101内には、固定子102と回転子103からなる電動要素104と、この電動要素104によって駆動される圧縮機構105が配置されている。さらに、密閉容器101内には、潤滑油106が貯留され、冷媒(図示せず)が封入されている。電動要素104は、制御回路(図示せず)等を用いることで、電源周波数以下の運転周波数を含む複数の運転周波数でインバーター駆動できる構成となっている。
本圧縮機に使用される冷媒は、温暖化係数の低い自然冷媒である炭化水素系冷媒のR600aで、相溶性があり、かつ低粘度油であるVG10からVG5の潤滑油106と組み合わせてある。
クランクシャフト110は、回転子103を圧入固定した主軸部111、主軸部111に対し偏心して形成された偏心部112が略鉛直方向に配設されている。主軸部111の内部に給油手段120が形成され、一端が潤滑油106中に開口し、他端が偏心部112の上端で開口している。
ブロック130は、略円筒形のシリンダ131を有するとともに主軸部111を軸支する主軸受132を有している。シリンダ131は、上死点に位置する側から下死点に位置する側に向かって内径寸法が増大するように形成されたテーパ部133を備えている。
ピストン134は、略円筒形であり、ブロック130のシリンダ131に往復摺動自在に挿入されている。そして、ピストンピン135を介してコンロッド136により、偏心部112と連結されている。
ピストン134は、その外周表面に、ピストンピン135を嵌入するピストンピン穴142を備えており、ピストンピン穴142は、ピストン134の鉛直方向の下側外周面143へ貫通しないようにその深さが設定されている。また、ピストン134の外周面には、上側外周面146から下側外周面143におけるピストンピン穴142と対向する部位を除く所まで延出し、かつピストン134のトップ面144に連通しない凹部145が形
成されている。また、凹部145は、ピストン134のスカート側面147に連通せず、凹部145を平面展開した時の形状において、スカート側の形状の一部がピストン134のスカート側面147と平行線を形成しない形状となるようなR形状としている。凹部145のトップ側の縁は、トップ面144から円筒方向に7〜8mmの位置に構成し、凹部145の深さは、ピストン134の外周面148から0.1〜0.5mmとしている。
ピストンピン穴142の貫通しない側の端部150は、円錐傾斜面151が形成されている。また、ピストンピン135は、その先端に、円錐傾斜面151に対応する面取り部152を形成している。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下にその動作を説明する。
電動要素104の回転子103は、クランクシャフト110を回転させ、偏心部112の回転運動が、コンロッド136とピストンピン135を介して、ピストン134に伝えられ、これによって、ピストン134はシリンダ131内を往復運動する。ピストン134の往復運動により、冷却システム(図示せず)から冷媒ガスがシリンダ131内へ吸入され、圧縮された後、再び冷却システムに吐出される。
給油手段120は、クランクシャフト110の回転に伴う遠心力により、ポンプ作用を行う構成となっている。このポンプ作用により、密閉容器101の底部の潤滑油106は、上方に汲み上げられる。偏心部112の上端に至った潤滑油106は、遠心力により密閉容器101内の全周方向へ水平に飛散し、その一部はピストンピン135やピストン134の上側外周面146などに供給され、適宜の潤滑を行う。
上記ピストン134の往復動作において、本実施の形態1における構成は、ピストンピン穴142を、ピストン134の鉛直方向の下側外周面143に貫通しないように形成しているため、吸入行程の後半から圧縮行程の前半にかけて、ピストン134のシリンダ131に対する傾きは、シリンダ131との間のクリアランスによるもののみとなり、大幅に従来品と比べて小さくなる。
その結果、ピストン134の下側外周面143と、シリンダ131の下死点側のエッジ部(図1中のA)とは面で摺動することとなり、局所的な摺動による摺動ロスや摩耗が低減された状態となる。また、ピストンピン穴142を貫通させないことで、ピストン134の重心をトップ面144側下側に設定することができる。その結果、ピストン134が上下方向に傾く不安定挙動を抑制することが可能となり、信頼性と効率を高くすることができる。
さらに、トップ面144に連通しない凹部145を、少なくともピストン134の上側外周面146に形成しているので、ピストン134とシリンダ131間の冷媒の漏れをトップ面144側の外周面148で抑制し、凹部145で粘性抵抗を少なくすることができ、さらに効率を高くすることができる。
また、ピストン134を製造過程で研磨する際において、スカート側面147から凹部145のスカート側の縁、凹部145のトップ側の縁からトップ面144の略円筒形のピストンの外周面148に沿って移動、回転する砥石(図示せず)は、その移動、回転に際し、凹部145の影響が受けにくく、安定した動作となる。その結果、研磨加工が安定して行え、大量生産に対応したセンターレスのスルー研磨機を用いても、精度良く加工でき、生産性を高くすることができる。
さらに、ピストン134の下側外周面143とシリンダ131の下死点側のエッジ部(
図1中のA)との接触荷重を、接触面積を増加させることで抑制でき、ピストン134の上側外周面146に飛散した潤滑油106を、ピストン134のトップ面144側の外周面148に導くことができるので、摺動ロスや摩耗を更に低減することとなり、効率を高くすることができる。
また、ピストン134とシリンダ131間の粘性損失を低減する目的で、シリンダ131を、上死点に位置する側から下死点に位置する側に向かって内径寸法が増大するように形成されたテーパ部133を備えた形状とした場合、下死点近傍でのピストン134とシリンダ131間のクリアランスが広くなる。その結果、ピストン134の傾くことのできる角度が大きくなり、ピストン134が特に不安定になり易い形状となるが、かかる構成においても、ピストン134の下側外周面143とシリンダ131の下死点側のエッジ部とが面摺動するため、ピストン134の挙動を安定させることとなり、更に効率を高く、騒音の発生を抑制することができる。
また、ピストンピン穴142は貫通していないため、ピストンピン穴142の貫通しない側の内径を精度良く製造しにくくなるが、ピストンピン穴142に円錐傾斜面151を設け、ピストンピン135の先端に、円錐傾斜面151に対応する面取り部152を設けることにより、ピストンピン135を、円錐傾斜面151と面取り部152の接触嵌入によって固定することができる。その結果、ピストン134の外周面148とピストンピン135の軸心の直角度を精度良くすることができ、生産性を高くすることができる。
なお、吸入し圧縮する冷媒ガスは、炭化水素系冷媒としてのR600aとしたが、フロンR134aとしても同様の効果が得られる。
以上のように、本発明の圧縮機は、往復動するピストンの不安定な挙動を抑制し、信頼性と効率を高くすることができるもので、冷蔵庫以外にも自販機や空調機器の用途にも適用することができる。
101 密閉容器
104 電動要素
105 圧縮要素
106 潤滑油
110 クランクシャフト
111 主軸部
112 偏心部
130 ブロック
131 シリンダ
133 テーパ部
134 ピストン
135 ピストンピン
136 コンロッド
142 ピストンピン穴
143 下側外周面
144 トップ面
145 凹部
146 上側外周面
147 スカート側面
150 貫通しない側の端部
151 円錐傾斜面
152 面取り部

Claims (5)

  1. 密閉容器内に潤滑油を貯溜するとともに、電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素を、略鉛直方向に配設された主軸部および偏心部を有するクランクシャフトと、シリンダを形成するブロックと、前記シリンダ内を往復動する略円筒形のピストンと、略円筒形のピストンピンと、前記偏心部と前記ピストンピンとを連結するコンロッドとを備えた構成とし、前記ピストンの外周面の一部に、前記ピストンピンを嵌入するピストンピン穴を設け、前記ピストンピン穴の深さを、前記ピストンピンが相対する外周面に貫通しない深さとした密閉型圧縮機。
  2. 前記ピストンの少なくとも上側外周面に、ピストンのトップ面に連通しない凹部を形成した請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  3. 前記凹部を、前記ピストンのスカート側面に連通せず、前記凹部を平面展開した時の形状において、前記スカート側の形状が前記ピストンのスカート側面との平行線を形成しない形状を含む請求項1または2に記載の密閉型圧縮機。
  4. 前記シリンダの形状を、上死点に位置する側から下死点に位置する側に向かって内径寸法が増大するように形成されたテーパ部を備える形状とした請求項1から3のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
  5. 前記ピストンピン穴の貫通しない側の端部に、円錐傾斜面を形成し、前記ピストンピンの先端に、前記円錐傾斜面に対応する面取り部を形成した請求項1から4のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015155675A (ja) * 2014-02-21 2015-08-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 密閉型圧縮機および冷蔵庫
CN106640590A (zh) * 2017-02-16 2017-05-10 于浩 一种带自润滑结构的空气压缩机

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