JP2013033622A - 灯具 - Google Patents

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Hidetaka Okada
英隆 岡田
Takuya Matsumaru
卓矢 松丸
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Abstract

【課題】光束利用率を向上させつつLEDからの光を長尺なライン状に照射する。
【解決手段】灯具1は、LED2と、LED2の前方に配置された導光体3と、導光体3のY方向の両側に配置された反射面41とを備える。導光体3は、LED2と対向する第一入射面311と、第一入射面311の周縁部からLED2側へ立設された第二入射面312とを有し、第二入射面312から入射した紫外線のうちの一部の紫外線をY方向の両側へ出射させ、入射した紫外線のうち一部の紫外線を除くものを、X方向の両側へ分岐させつつ前方へ出射させて、X方向に離間した2つの第一被照射領域R1へ照射する。反射面41は、導光体3からY方向の両側へ出射された紫外線を前方へ反射させて、2つの第一被照射領域R1の間の領域である第二被照射領域R2へ照射する。
【選択図】図5

Description

本発明は、灯具に関する。
従来、紫外線照射装置などに用いられる灯具として、例えば特許文献1に記載のように、LED(発光ダイオード)から出射された光を長尺なライン状に照射するものが知られている。
上記特許文献1に記載の灯具80は、図6に示すように、左右方向に配列された複数のLED81,…と、各LED81の前方に配置された複数のメニスカスレンズ82,…と、全てのメニスカスレンズ82,…の前方に亘って配設された長尺なシリンダーレンズ83とを備えている。各メニスカスレンズ82の入射面は、対応するLED81の出射部からの距離が一定となるような凹面状に形成されており、LED81からの出射光が当該入射面にほぼ垂直に入射するようになっている。そのため、メニスカスレンズ82は、LED81から角度を持って出射される光の照度分布を均一に保持したまま、当該光を前方へ出射させる。
この灯具80では、LED81,…から出射された光を、メニスカスレンズ82,…により照度分布を均一に保持しつつ、シリンダーレンズ83で幅方向(紙面垂直方向)に集光させることにより、当該光を左右方向に長尺なライン状に照射している。
特開2011−60798号公報
しかしながら、一般にLEDから出射される光は広い出射角度範囲に亘って略放射状に出射されるところ、上記特許文献1に記載の灯具80では、LED81から大きな出射角度で出射された光をメニスカスレンズ82に入射させることができないため、光束利用率が低くなってしまう。この点、LED81を覆うようにメニスカスレンズ82の入射面を大きくすれば、出射角度の大きな光も当該入射面に入射させることができるものの、この場合には、メニスカスレンズ82から出射される光も全周に亘って大きく広がるため、当該光をライン状に照射することが困難になってしまう。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、従来に比べ、光束利用率を向上させつつLEDからの光を長尺なライン状に照射することができる灯具の提供を課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、灯具において、
光軸を前方へ向けたLEDと、
前記光軸と直交する方向に長尺な形状に形成され、前記LEDの前方に配置された導光体と、
前記導光体の長手方向及び前記光軸の何れにも直交する前記導光体の幅方向の両側に配置された2つの反射面と、
を備え、
前記導光体は、
前記LEDと対向する位置に設けられ、前記LEDから出射された光を当該導光体内へ入射させる第一入射面と、
前記第一入射面の周縁部から前記LED側へ立設され、前記LEDから出射されて前記第一入射面よりも側方へ向かう光を当該導光体内へ入射させる第二入射面と、
を有し、
前記第二入射面から入射した光のうちの一部の光を、前記幅方向の両側へ出射させるとともに、
前記第一入射面及び前記第二入射面から入射した光のうち、前記一部の光を除くものを、前記長手方向の両側へ分岐させつつ前方へ出射させて、前記長手方向に離間した2つの第一被照射領域へ照射し、
前記2つの反射面は、前記導光体から前記幅方向の両側へ出射された光を前方へ反射させて、前記2つの第一被照射領域の間の領域であって当該2つの第一被照射領域と前記長手方向に連なる第二被照射領域へ照射することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の灯具において、
前記第一入射面は、前記LEDから出射された光を前記光軸に沿った光軸方向へ屈折させつつ前記導光体内へ入射させ、
前記導光体は、
前記第二入射面の先端から前記光軸方向へ向かって外側へ広がるように傾斜した形状に形成され、前記第二入射面から当該導光体内へ入射した光を前記光軸方向へ内部反射させる第一内部反射面と、
第一内部反射面のうち前記幅方向の両端部に位置する2つの反射面端部を除く反射面部分と前記第一入射面との前記光軸方向に配置され、当該反射面部分及び当該第一入射面から前記光軸方向へ進む光を、前記長手方向の両側へ分岐するように内部反射させる第二内部反射面と、
前記第二内部反射面の前記長手方向の両側にそれぞれ配置され、当該第二内部反射面で内部反射された光を前記光軸方向へ個別に内部反射させる第三内部反射面と、
前記第三内部反射面の前記光軸方向に配置され、当該第三内部反射面で内部反射された光を当該導光体内から前方へ出射させて前記2つの第一被照射領域へ個別に照射する2つの第一出射面と、
前記2つの反射面端部の前記光軸方向に配置され、当該2つの反射面端部で内部反射された光を前記幅方向の外方へ個別に内部反射させる2つの第四内部反射面と、
前記2つの第四内部反射面の前記幅方向の外方に配置され、当該2つの第四内部反射面で内部反射された光を当該導光体内から前記幅方向の外方へ個別に出射させる2つの第二出射面と、
を有し、
前記2つの反射面は、前記2つの第二出射面に対向する位置に配置され、当該2つの第二出射面から出射された光を斜め前方へ個別に反射させて前記第二被照射領域へ照射することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の灯具において、
前記2つの反射面を有するハウジングを備え、
前記LEDは紫外線を出射させるものであり、
前記ハウジングは、前記LED及び前記導光体の周囲を覆うように配置されるとともに遮光部材で形成され、前記2つの第一被照射領域及び前記第二被照射領域を除く領域への当該灯具からの紫外線を遮光することを特徴とする。
本発明によれば、LEDから出射されて第一入射面及び第二入射面から導光体内に入射した光のうち一部の光を除くものが、導光体の長手方向の両側へ分岐されつつ前方へ出射されて、長手方向に離間した2つの第一被照射領域へ照射される一方、第二入射面から入射した光のうちの上記一部の光が、幅方向の両側へ出射された後に2つの反射面によって前方へ反射されて、2つの第一被照射領域の間の領域であって当該2つの第一被照射領域と長手方向に連なる第二被照射領域へ照射されるので、LEDから出射された光を、2つの第一被照射領域と第二被照射領域とが連なった長尺なライン状に照射することができる。
また、導光体が、LEDと対向する位置に設けられた第一入射面と、当該第一入射面の周縁部からLED側へ立設され、LEDから出射されて第一入射面よりも側方へ向かう光を当該導光体内へ入射させる第二入射面とを有するので、LEDから小さな出射角度で出射された光を第一入射面から導光体内へ入射させるとともに、LEDから大きな出射角度で出射された光を第二入射面から導光体内へ入射させることができる。そして、上述の通り、これらの光をライン状に照射することができる。したがって、LEDから大きな出射角度で出射された光を利用することができなかった従来に比べ、光束利用率を向上させることができる。
実施形態における灯具の正面図である。 図1のII−II線での断面図である。 図1のIII−III線での断面図である。 実施形態における導光ブロックの斜視図である。 実施形態における導光ブロックのXZ平面での断面図である。 従来の灯具の断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態における灯具1の正面(前面)図であり、図2及び図3は、図1のII−II線及びIII−III線での断面図である。
なお、以下の説明では、灯具1の前後方向に沿って後方から前方へ向かう方向を「Z方向」とし、Z方向と直交し、且つ互いに直交する2方向を「X方向」及び「Y方向」とする。
図1〜図3に示すように、灯具1は、例えば紫外線硬化樹脂(図示せず)等に紫外線を照射する紫外線照射装置であり、複数のLED(発光ダイオード)2,…と、LED2,…の前方に配置された導光体3と、2つのハウジング4,4とを備えている。
このうち、LED2,…は、共通する基板21の前面に実装された状態でX方向に沿って等間隔に配列されている。各LED2は、紫外領域のピーク波長(例えば、365nm,385nm等)を有する紫外線を出射させるものであり、光軸AxをZ方向に沿って前方へ向けた状態に配置され、当該光軸Axを中心に前方へ略放射状に紫外線を出射させる。
導光体3は、LED2,…から出射された紫外線を前方へライン状に照射するためのものである。この導光体3は、光軸Axと直交するX方向に長尺な形状に形成されており、具体的には、LED2,…からの紫外線を個別に導光する複数の導光ブロック30,…がX方向に沿って連結された形状に形成されている。
図4は、導光ブロック30の斜視図であり、図5は、光軸Axを含むXZ平面での導光ブロック30の断面図である。
図3〜図5に示すように、導光ブロック30は、X方向に長尺な形状に形成されるとともに、光軸Axを含むXZ平面及びYZ平面の各面について面対称に形成されている。
導光ブロック30の後部であってX方向(長手方向)の中央部には、対応するLED2からの紫外線を当該導光ブロック30内に入射させる入射部31が形成されている。入射部31は、光軸Axを回転対称軸として後方へ突出する裁頭円錐状に形成されており、その後端には、後方へ開口する凹部31aが形成されている。
凹部31aの底部には、後方へ膨出する凸面状(非球面)の第一入射面311が、光軸Axを回転対称軸としてLED2と対向する位置に設けられている。この第一入射面311は、その焦点にLED2が位置するとともに、LED2から当該第一入射面311の外周縁への紫外線の出射角度が略半値角となるように形成されており、LED2から出射された紫外線のうち出射角度が略半値角未満のものを、Z方向に沿うように屈折させてZ方向への平行光としつつ、導光ブロック30(導光体3)内へ入射させる。
凹部31aの内周面は、第二入射面312となっている。この第二入射面312は、LED2の周囲を囲うように第一入射面311の周縁部からLED2側(後方)へ立設された裁頭円錐面であり、LED2から出射された紫外線のうち第一入射面311よりも側方へ向かうもの,つまり出射角度が略半値角以上のものを、導光ブロック30(導光体3)内へ入射させる。
入射部31の外周面は、第一内部反射面313となっている。この第一内部反射面313は、第二入射面312の先端(後端)からZ方向へ向かって外側(光軸Axから遠い側)へ広がるように傾斜した裁頭円錐面であり、第二入射面312から導光ブロック30内へ入射した紫外線を、Z方向に沿うように内部反射させてZ方向への平行光とする。
導光ブロック30の前面のうち、第一入射面311及び第一内部反射面313のZ方向には、一対の第二内部反射面32,32が凹設されている。この第二内部反射面32,32は、光軸Axを通りY方向に沿った線を基端線として、光軸Axを含むYZ平面をX方向の両側へ45度の角度で個別に傾斜させた平面となっており、第一入射面311及び第一内部反射面313からZ方向へ進む紫外線を、光軸Axを境にX方向の両側へ分岐するように内部反射させる。但し、この第二内部反射面32,32のY方向(導光体3の幅方向)の両端位置は、光軸Axを含むYZ平面において、Y方向の両側にある第一内部反射面313それぞれにおけるY方向の略中間位置となっており(図3参照)、当該両端位置はX方向に沿って一定となっている。そのため、第一内部反射面313のうち、Y方向の両端部であって、第二内部反射面32,32の後方に位置していない(つまり、第二内部反射面32,32とはY方向の位置が異なる)2つの反射面端部313a,313aが存在しており、当該反射面端部313a,313aでZ方向へ内部反射された紫外線は、第二内部反射面32,32には入射せず、後述の第四内部反射面351,351に入射する。したがって、正確には、第二内部反射面32,32は、第一内部反射面313のうち反射面端部313a,313aを除く反射面部分と、第一入射面311とからZ方向へ進む紫外線を内部反射させる。
導光ブロック30の後面のうち、入射部31のX方向の両側には、それぞれ2つの第三内部反射面33,33が形成されている。2つの第三内部反射面33,33は、入射部31のX方向の両側それぞれにおいて、一対の第二内部反射面32,32のうち何れか近い方と平行になるように、つまりYZ平面に対して45度の角度でX方向へ傾斜するようにそれぞれ形成され、Z方向と直交する段面33aを挟んでX方向に連なっている。この第三内部反射面33,33は、第二内部反射面32,32のX方向の両側にそれぞれ位置しており、第二内部反射面32,32でX方向の両側へ内部反射された紫外線をZ方向へ個別に内部反射させる。
導光ブロック30の前面のうち、第二内部反射面32,32のX方向の両側には、第一出射面34がそれぞれ形成されている。この第一出射面34は、Z方向と直交する基準面上に複数のレンズカットが形成された面となっている。複数のレンズカットは、Y方向に沿った母線を有してZ方向へ膨らむシリンドリカル面状にそれぞれ形成され、基準面の全面に亘ってX方向に並設されている。第一出射面34は、第三内部反射面33,33のZ方向に位置しており、第三内部反射面33,33でZ方向へ内部反射された紫外線を、複数のレンズカットによりX方向へ拡散させつつ導光ブロック30内から前方へ出射させて、第一被照射領域R1へ照射する。ここで、第一被照射領域R1とは、紫外線の照射対象(例えば紫外線硬化樹脂等)が配置される被照射面のうち、第一出射面34の前方に位置する領域である(図5参照)。
導光ブロック30のX方向の中央部であってY方向の両端部には、Y方向の両側へ突設された突設部35がそれぞれ設けられている。突設部35は、Y方向と直交する略平板状に形成されている。
突設部35の後半部は入射部31と一体化しており、入射部31の第一内部反射面313のうち、Y方向の端部に位置する反射面端部313aが当該突設部35の後端面となっている。
突設部35の前端部には、Y方向の外方(灯具外方)へ張り出した張出部35aが形成されている。この張出部35aの基端部に位置する突設部35の前端面は、XZ平面に対して45度の角度でY方向の外方へ傾斜した第四内部反射面351となっている。第四内部反射面351は、反射面端部313aのZ方向に位置しており、反射面端部313aでZ方向へ内部反射された紫外線をY方向の外方へ内部反射させる。
張出部35aのY方向の先端面は、第二出射面352となっている。第二出射面352は、Y方向と直交する平面状に形成された後半部と、前方に行くに連れてY方向の外方へ突出する湾曲面状に形成された前半部とが連なった面となっている。この第二出射面352は、第四内部反射面351のY方向の外方に位置しており、第四内部反射面351でY方向の外方へ内部反射された紫外線を、後半部ではY方向に沿って導光ブロック30(導光体3)内から出射させ、前半部ではZ方向へ屈折させつつ導光ブロック30(導光体3)内からY方向へ出射させる。
ハウジング4,4は、図1及び図3に示すように、導光体3のX方向の全長に亘って当該導光体3のY方向の両側に立設された灯具1の側壁である。ハウジング4,4の内側面のうちの前半部は、XZ平面をややY方向の外方へ傾斜させた反射面41,41となっている。反射面41,41は、各導光ブロック30の第二出射面352,352に対向しており、第二出射面352,352から出射された紫外線を斜め前方へ個別に反射させて、第二被照射領域R2へ照射する(図5参照)。ここで、第二被照射領域R2とは、紫外線の照射対象(例えば紫外線硬化樹脂等)が配置される被照射面のうち、各導光ブロック30における2つの第一被照射領域R1,R1の間の領域であって当該2つの第一被照射領域R1,R1とX方向に連なる領域である。なお、反射面41,41は、アルミ蒸着等を施した鏡面反射面であってもよいし、白色塗装やシボ加工等を施した拡散反射面であってもよい。
また、ハウジング4,4は、LED2,…及び導光体3の周囲を覆うように配置されるとともに、遮光部材で形成されており、第一被照射領域R1,R1及び第二被照射領域R2を除く領域への灯具1からの紫外線を遮光する。ここで、LED2,…及び導光体3の「周囲」には、導光体3の前方が含まれないことは勿論であり、少なくとも、灯具1からの意図しない紫外線漏洩の恐れがある部分が含まれていればよい。
続いて、灯具1における紫外線の照射態様について説明する。
なお、灯具1においては、導光ブロック30及びこれに対応する部分(LED2、反射面41,41)ごとに全て同様に機能するため、以下では、導光ブロック30及びこれに対応する部分における紫外線の照射態様について説明する。
図5に示すように、LED2から出射された紫外線のうち、出射角度が略半値角未満のものは、第一入射面311を通じてZ方向に沿った平行光とされつつ導光体3内へ入射する。この紫外線は、第一入射面311からZ方向へ進んで第二内部反射面32,32に入射し、当該第二内部反射面32,32により光軸Axを境にX方向の両側へ分岐するように内部反射される。X方向の両側へ分岐された紫外線は、それぞれ第三内部反射面33,33でZ方向へ内部反射された後に、第一出射面34,34を通じてX方向へ拡散されつつ前方へ出射され、互いにX方向に離間した2つの第一被照射領域R1,R1へ個別に照射される。
また、LED2から出射された紫外線のうち、出射角度が略半値角以上のものは、第二入射面312を通じて屈折されつつ導光体3内へ入射した後に、第一内部反射面313によってZ方向へ内部反射される。
ここで、第一内部反射面313のうち、Y方向両端部の反射面端部313a,313aを除く反射面部分で内部反射された紫外線は、上述した出射角度が略半値角未満の紫外線と同様にして、第一被照射領域R1,R1へ照射される。つまり、当該紫外線は、第二内部反射面32,32によりX方向の両側へ分岐するように内部反射され、第三内部反射面33,33でZ方向へ内部反射された後に、第一出射面34,34を通じてX方向へ拡散されつつ前方へ出射されて第一被照射領域R1,R1へ照射される。
一方、図3に示すように、第一内部反射面313のうち、Y方向両端部の反射面端部313a,313aで内部反射された紫外線は、反射面端部313a,313aからZ方向へ進んで突設部35の第四内部反射面351,351に入射し、当該第四内部反射面351,351でY方向の外方へ個別に内部反射される。第四内部反射面351,351で内部反射された紫外線は、第二出射面352,352を通じて一部がZ方向へ屈折されつつ導光体3内からY方向の外方へ個別に出射された後に、ハウジング4,4の反射面41,41で斜め前方へ個別に反射され、2つの第一被照射領域R1,R1の間の第二被照射領域R2へ照射される(図5参照)。
こうして、各導光ブロック30において、2つの第一被照射領域R1,R1と第二被照射領域R2とが被照射面上で連なり、X方向に長尺なライン状に紫外線が照射される。同時に、隣り合う導光ブロック30,30間で各第一被照射領域R1が連なることにより、灯具1全体では、よりX方向に長尺なライン状に紫外線が照射される。
以上のように、灯具1によれば、LED2から出射されて第一入射面311及び第二入射面312から導光体3内に入射した紫外線のうち一部の紫外線を除くものが、X方向の両側へ分岐されつつ前方へ出射されて、X方向に離間した2つの第一被照射領域R1,R1へ照射される一方、第二入射面312から入射した紫外線のうちの上記一部の紫外線が、Y方向の両側へ出射された後に2つの反射面41,41によって前方へ反射されて、2つの第一被照射領域R1,R1の間の領域であって当該2つの第一被照射領域R1,R1とX方向に連なる第二被照射領域R2へ照射される。したがって、LED2から出射された紫外線を、2つの第一被照射領域R1,R1と第二被照射領域R2とが連なった長尺なライン状に照射することができる。
また、導光体3が、LED2と対向する位置に設けられた第一入射面311と、当該第一入射面311の周縁部からLED2側へ立設され、LED2から出射されて第一入射面311よりも側方へ向かう紫外線を当該導光体3内へ入射させる第二入射面312とを有するので、LED2から小さな出射角度で出射された紫外線を第一入射面311から導光体3内へ入射させるとともに、LED2から大きな出射角度で出射された紫外線を第二入射面312から導光体3内へ入射させることができる。そして、上述の通り、これらの紫外線をライン状に照射することができる。したがって、LEDから大きな出射角度で出射された光を利用することができなかった従来に比べ、光束利用率を向上させることができる。
また、ハウジング4,4が、LED2,…及び導光体3の周囲を覆うように配置されるとともに遮光部材で形成され、第一被照射領域R1,R1及び第二被照射領域R2を除く領域への灯具1からの紫外線を遮光するので、所望の被照射領域(第一被照射領域R1及び第二被照射領域R2)以外への紫外線の照射を防ぐことができ、安全性を確保することができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、LED2,…が紫外線を出射させるものとしたが、当該LED2,…は紫外線以外の光を出射させるものであってもよい。したがって、灯具1は、LED2,…からの光をライン状に照射するものであればよく、紫外線照射装置でなくともよい。
また、ハウジング4,4は、別体に分割された灯具1の側壁であることとしたが、一体的に構成された筐体としてもよい。
1 灯具
2 LED
Ax 光軸
3 導光体
30 導光ブロック
31 入射部
311 第一入射面
312 第二入射面
313 第一内部反射面
313a 反射面端部
32 第二内部反射面
33 第三内部反射面
34 第一出射面
35 突設部
351 第四内部反射面
352 第二出射面
4 ハウジング
41 反射面
R1 第一被照射領域
R2 第二被照射領域
X 方向(長手方向)
Y 方向(幅方向)
Z 方向(光軸方向)

Claims (3)

  1. 光軸を前方へ向けたLEDと、
    前記光軸と直交する方向に長尺な形状に形成され、前記LEDの前方に配置された導光体と、
    前記導光体の長手方向及び前記光軸の何れにも直交する前記導光体の幅方向の両側に配置された2つの反射面と、
    を備え、
    前記導光体は、
    前記LEDと対向する位置に設けられ、前記LEDから出射された光を当該導光体内へ入射させる第一入射面と、
    前記第一入射面の周縁部から前記LED側へ立設され、前記LEDから出射されて前記第一入射面よりも側方へ向かう光を当該導光体内へ入射させる第二入射面と、
    を有し、
    前記第二入射面から入射した光のうちの一部の光を、前記幅方向の両側へ出射させるとともに、
    前記第一入射面及び前記第二入射面から入射した光のうち、前記一部の光を除くものを、前記長手方向の両側へ分岐させつつ前方へ出射させて、前記長手方向に離間した2つの第一被照射領域へ照射し、
    前記2つの反射面は、前記導光体から前記幅方向の両側へ出射された光を前方へ反射させて、前記2つの第一被照射領域の間の領域であって当該2つの第一被照射領域と前記長手方向に連なる第二被照射領域へ照射することを特徴とする灯具。
  2. 前記第一入射面は、前記LEDから出射された光を前記光軸に沿った光軸方向へ屈折させつつ前記導光体内へ入射させ、
    前記導光体は、
    前記第二入射面の先端から前記光軸方向へ向かって外側へ広がるように傾斜した形状に形成され、前記第二入射面から当該導光体内へ入射した光を前記光軸方向へ内部反射させる第一内部反射面と、
    第一内部反射面のうち前記幅方向の両端部に位置する2つの反射面端部を除く反射面部分と前記第一入射面との前記光軸方向に配置され、当該反射面部分及び当該第一入射面から前記光軸方向へ進む光を、前記長手方向の両側へ分岐するように内部反射させる第二内部反射面と、
    前記第二内部反射面の前記長手方向の両側にそれぞれ配置され、当該第二内部反射面で内部反射された光を前記光軸方向へ個別に内部反射させる第三内部反射面と、
    前記第三内部反射面の前記光軸方向に配置され、当該第三内部反射面で内部反射された光を当該導光体内から前方へ出射させて前記2つの第一被照射領域へ個別に照射する2つの第一出射面と、
    前記2つの反射面端部の前記光軸方向に配置され、当該2つの反射面端部で内部反射された光を前記幅方向の外方へ個別に内部反射させる2つの第四内部反射面と、
    前記2つの第四内部反射面の前記幅方向の外方に配置され、当該2つの第四内部反射面で内部反射された光を当該導光体内から前記幅方向の外方へ個別に出射させる2つの第二出射面と、
    を有し、
    前記2つの反射面は、前記2つの第二出射面に対向する位置に配置され、当該2つの第二出射面から出射された光を斜め前方へ個別に反射させて前記第二被照射領域へ照射することを特徴とする請求項1に記載の灯具。
  3. 前記2つの反射面を有するハウジングを備え、
    前記LEDは紫外線を出射させるものであり、
    前記ハウジングは、前記LED及び前記導光体の周囲を覆うように配置されるとともに遮光部材で形成され、前記2つの第一被照射領域及び前記第二被照射領域を除く領域への当該灯具からの紫外線を遮光することを特徴とする請求項1又は2に記載の灯具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016170883A (ja) * 2015-03-11 2016-09-23 三菱電機株式会社 面光源装置および液晶表示装置

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