JP2013032807A - 配管用コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】主ハウジング1に接続される副ハウジング2内にはリテーナ3が定位置において固定されている。リテーナ3は抜け止め片24と検知片25とを有し、抜け止め片24は配管Pの挿入途上では拡開方向へ変形し配管Pが正規位置に至ると抜け止め片24はフランジFに係止する。検知片25は配管Pの挿入途上ではチェッカー4の検知脚9と干渉してチェッカー4を検知位置へ移動させることができない。配管Pが正規位置に至ると、フランジFが検知片25を退避させるよう弾性変位させて、検知脚9との干渉が回避される。したがって、チェッカー4は仮保持位置から検知位置へと移動させることができる。
【選択図】図9
Description
本実施形態のコネクタの主たる構成要素は、配管を接続可能なハウジング1,2、ハウジング2内に組み込まれるリテーナ3および配管Pが正規位置に挿入されたか否かを検知するためのチェッカー4である。なお、以下の説明で前後および上下に関する称呼は図1に基づいて行い、同図において左側を前側、右側を後側と呼ぶ。また、左右に関する称呼は図3に基づいて行うものとする。
ハウジング1,2は、合成樹脂製の主ハウジング1とこの主ハウジング1に接続される金属製の副ハウジング2とから構成されている。
図1乃至図3に示すように、主ハウジング1は全体として短い角筒型形状をなしており、前後両端には前面フランジ5および後面フランジ6を有している。主ハウジング1において前面フランジ5および後面フランジ6の間の外面は方形状に形成されているが、主ハウジング1の内部には図3,図10,図11に示すように、円筒型に周壁7が形成されている。
リテーナ3は金属製であり、図12に示すように、その基部3Aはリング状に形成されている。基部3Aは配管Pの先端部を挿通可能な穴径をもって形成されている。図4乃至図9に示すように、基部3Aはブッシュ22の係止段部22Cに嵌め入れられている。また、基部3Aの周縁部は全周に亘って外方へ張出して当て縁23が形成されている。この当て縁23はブッシュ22におけるリテーナ受け部22Bの後端面に対向して同面へ突き当て可能となっている。
チェッカー4は金属製の一対の検知脚9をインサート成形によって一体化した状態で備えている。チェッカー4は両検知脚9を挟むようにして一対のロック脚29を有している。両ロック脚29は主ハウジング1を左右方向で跨ぐ間隔をもって配され、かつガイド溝10へ差し込み可能な幅寸法を持って形成されている。両ロック脚29は開脚方向への撓み変形が可能である。また、ロック脚29の下端にはロック爪30が内向きに突出形成され、主ハウジング1の仮保持用受け部11および本係止用受け部12にそれぞれ係止可能である。
図14は実施形態2に係るリテーナ50を示している。実施形態2のリテーナ50が実施形態1のリテーナ3と相違する点は、両抜け止め片51の係止部51Aに補強用のリブ52を形成した点である。係止部を補強する理由は、チェッカー4と協同しなくともリテーナ50単独で配管Pに対する必要な抜け止め強度を得るためである。
具体的には、リブ52は係止部51の幅方向の中央部において長さ方向に沿いつつ所定長さ範囲に亘って形成されている。このリブ52は、係止部の外面において延出部53側へ突出するように叩き出されて形成されている。
なお、延出部53に肉抜き孔26が開口している点等、その他の構成は実施形態1のリテーナと同様であるため、同一符号を付して説明は省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、抜け止め片24と検知片25とをリテーナ3によって一体化したが、検知片25は抜け止め片24とは別部品とするようにしてもよい。
(2)上記実施形態では副ハウジング2を飛び石等からも保護されるように金属製としたが、コネクタの使用部位によっては、樹脂部品としてもよい。また、そのような場合には副ハウジング2と主ハウジング1とは一体に形成してもよい。さらに、両ハウジングが樹脂材によって一体化されるのであれば、抜け止め片24をインサート成形によって一体に組み込むことも可能である。
(3)実施形態2では係止部の曲げ剛性アップのために、補強用のリブを形成したが、これに代えてリテーナ全体の肉厚を増加させる方式を採用してもよい。
2…副ハウジング
3…リテーナ
3A…基部
4…チェッカー
9…検知脚
22…ブッシュ
24…抜け止め片
24A…延出部
24B…係止部
25…検知片
25A…ベース部
25B…検知部
26…肉抜き孔
28…ずれ止め凹部
29…ロック脚
31…操作部
32…基端部
P…配管
F…フランジ
Claims (9)
- 配管が正規位置まで挿入されたことを検知可能な配管用コネクタであって、
前記配管を接続可能なハウジングと、
前記ハウジングの内部に配置され、前記ハウジングに対し定位置に取り付けられる基部を有し、かつ前記配管の挿入途上では前記配管の端部寄りに張出し形成されたフランジに当接することに伴い前記基部を前記定位置に保持したまま弾性変形して前記配管の挿入経路の外方へ退避して前記フランジの通過を許容し、前記配管が前記ハウジングの正規位置まで挿入されたときには復帰変形して前記フランジに係止可能となる抜け止め片と、
前記ハウジングに対し変位可能に装着されて前記配管が前記ハウジングに正規位置まで挿入されたか否かを検知するチェッカーと、
前記ハウジングの内部に配置され前記配管の挿入途上では前記チェッカーと干渉して同チェッカーの変位を規制する規制状態にあり、前記配管が正規位置まで挿入されたときには前記フランジにより検知状態に弾性変位させられることにより前記チェッカーとの干渉を解除して前記チェッカーの変位を許容する検知片とを備えていることを特徴とする配管用コネクタ。 - 前記ハウジング内には、前記抜け止め片と前記検知片とが一体に形成されたリテーナが組込まれていることを特徴とする請求項1記載の配管用コネクタ。
- 前記チェッカーは検知脚を有しかつこの検知脚は前記ハウジングを貫通するとともに、前記配管が正規位置に至っていないときには先端が前記検知片の前記側縁に干渉可能であり、前記配管が正規位置に至ったときには前記検知脚と前記側縁との干渉が解除されて前記チェッカーの変位が可能となっており、
かつ前記チェッカーが検知位置へ変位した状態では前記検知脚が前記フランジの後方に位置して前記配管が抜け止めされることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の配管用コネクタ。 - 前記リテーナは、配管を挿通可能なリング状に形成された前記基部の周縁から前記抜け止め片が中心を挟んだ対称位置に一対設けられ、これと略直交する対称位置には前記検知片が一対設けられるとともに、前記検知片のうち少なくとも前記チェッカーと干渉する部分は前記抜け止め片よりも幅広に形成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の配管用コネクタ。
- 前記ハウジング内にはシールリングが挿入されるとともに、このシールリングを抜け止めするブッシュが前記ハウジングに対して位置決めされた状態で組み込まれ、
前記基部は前記ブッシュに係止していることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の配管用コネクタ。 - 前記抜け止め片は前記基部から前記配管の挿入方向後方へ向けて撓み可能に延出する延出部とこの延出部の先端から内側へ向けて折り返されて前記フランジに係止可能な係止部とからなり、前記延出部には肉抜き孔が開口していることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載の配管用コネクタ。
- 前記検知片は前記基部から前記配管の挿入方向後方へ向けて延出するベース部とこのベース部の先端から内側へ向けて折り返されて前記フランジによって前記ベース部に接近する方向への撓みが可能となる検知部とからなる一方、
前記検知部の前記側縁で前記チェッカーと干渉する部位にはチェッカーが前記側縁に干渉している状態において、前記チェッカーが同側縁から外れるのを規制するずれ止め凹部が形成されていることを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれか1項に記載の配管用コネクタ。 - 前記チェッカーは、前記ハウジングに対し仮保持位置と検知位置との間を前記配管の径方向に沿って押込み可能に取り付けられ、かつ前記仮保持位置では前記ハウジングへの前記配管の挿入を許容した状態で前記検知脚の先端が前記検知片の前記側縁部と干渉することで前記検知位置への変位が規制され、前記検知位置では前記検知片の前記側縁部との干渉が解除された状態で、前記ハウジングに対し進入することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の配管用コネクタ。
- 前記チェッカーは、前記仮保持位置と前記検知位置において前記ハウジングに係止する一対のロック脚を備えるとともに、両ロック脚は前記チェッカーを前記仮保持位置から前記検知位置へ変位操作するための操作部によって一体に連結され、
かつ、前記検知脚は金属材料によって形成される一方、前記操作部及び前記ロック脚は合成樹脂材にて形成され、さらに前記検知脚はインサート成形によって検知脚の基端部が前記操作部に埋設されていることを特徴とする請求項3に記載の配管用コネクタ。
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