JP2013028251A - タイヤ空気圧監視装置及びトリガ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤへの空気充填作業を簡便な構成で簡単且つ精度良く行うことができるようにする。
【解決手段】タイヤ6に空気を充填する際に電動エアコンプレッサー41と組み合わせて用いられるタイヤ空気圧監視装置が開示される。同監視装置は、トリガ信号の受信に応答してタイヤ6の内部空気圧の検出及びデータ信号の送信を行うタイヤセンサユニット3と、トリガ信号をタイヤセンサユニット3に送信するとともに、タイヤセンサユニット3からデータ信号を受信するトリガ装置8とを備える。トリガ装置8は、車両電源からの電力を電動エアコンプレッサー41に供給すべく同エアコンプレッサー41と接続される。トリガ装置8は、タイヤセンサユニット3から受信したデータ信号に基づきタイヤ6の内部空気圧を把握するとともに、同内部空気圧が目標圧力値に達したときにエアコンプレッサー41への電力供給を停止する。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両のタイヤに空気を充填する際に電動エアコンプレッサーと組み合わせて用いるのに好適なタイヤ空気圧監視装置及びトリガ装置に関する。
例えば特許文献1には、作業者が車両のタイヤに空気を充填する際、タイヤの内部空気圧が目標圧力値に達したか否かを報知音や表示により作業者に報知するようにしたタイヤ空気圧監視装置が開示されている。同特許文献1に記載されたタイヤ空気圧監視装置は、車両の車輪にそれぞれ装着される複数のタイヤセンサユニットと、車両の車体に搭載される受信機ユニットとを備えている。車両のドアミラーには報知器及び表示器が備えられており、これら報知器及び表示器は受信機ユニットに接続されている。
作業者がタイヤに空気を充填する際、タイヤセンサユニットはタイヤの内部空気圧を検出するとともに、検出した空気圧を示すデータ信号を無線送信する。一方、受信機ユニットは、タイヤセンサユニットからのデータ信号を受信アンテナを通じて受信して、タイヤの内部空気圧を把握する。受信機ユニットは、タイヤの内部空気圧を表示器に表示させる一方、同内部空気圧が目標圧力値に近づくように上昇するにつれて、報知器から発せられる報知音の出力ピッチや音程を徐々に変化させる。そして、内部空気圧が目標圧力値に達したとき、受信機ユニットは、それまでとは異なった音色の報知音を比較的大きな音量で報知器から出力させる。従って、作業者は報知音や表示に基づき、タイヤの内部空気圧が目標圧力値に達したことを容易に把握することができる。
特開2005−212620号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、タイヤの内部空気圧が目標圧力値に達したことが報知音や表示を通じて報知されたとしても、作業者が空気充填作業を止めない限りは、タイヤへの空気充填が停止されることなく継続されてしまう。よって、タイヤの内部空気圧を正確に目標圧力値にできるか否かは作業者次第である。また、場合によっては、作業者が報知音を耳障りに感じる可能性もある。
本発明の目的は、タイヤへの空気充填作業を簡便な構成で簡単且つ精度良く行うことができるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、車両のタイヤに空気を充填する際に電動エアコンプレッサーと組み合わせて用いられるタイヤ空気圧監視装置であって、車両の車輪に設けられ、外部からのトリガ信号を受信することに応答して、タイヤの内部空気圧を検出するとともに検出した空気圧を示すデータ信号を送信するタイヤセンサユニットと、前記トリガ信号を前記タイヤセンサユニットに送信するとともに、同タイヤセンサユニットから送信されたデータ信号を受信するトリガ装置と、を備えるタイヤ空気圧監視装置を提供する。前記トリガ装置は、電源からの電力を前記電動エアコンプレッサーに供給すべく同電動エアコンプレッサーと接続可能である。同トリガ装置はまた、前記タイヤセンサユニットから受信したデータ信号に基づきタイヤの内部空気圧を把握するとともに、同内部空気圧が予め設定した目標圧力値に達したときに前記電動エアコンプレッサーへの電力供給を停止するように構成される。
本発明はまた、車両のタイヤに空気を充填する際に電動エアコンプレッサー及び車輪に設けられたタイヤセンサユニットと組み合わせて用いられるトリガ装置を提供する。前記タイヤセンサユニットは、外部からのトリガ信号を受信することに応答して、タイヤの内部空気圧を検出するとともに検出した空気圧を示すデータ信号を送信する。前記トリガ装置は、電源からの電力を前記電動エアコンプレッサーに供給すべく同電動エアコンプレッサーに接続される接続部と、前記トリガ信号を前記タイヤセンサユニットに送信する送信部と、前記タイヤセンサユニットから送信されたデータ信号を受信する受信部と、前記タイヤセンサユニットから受信したデータ信号に基づきタイヤの内部空気圧を把握するとともに、同内部空気圧が予め設定した目標圧力値に達したときに前記電動エアコンプレッサーへの電力供給を停止する制御部と、を備える。
本発明によれば、トリガ装置を電動エアコンプレッサーに接続することにより、電源からの電力がトリガ装置を介して電動エアコンプレッサーに供給されるので、この状態で電動エアコンプレッサーを起動させてタイヤに空気を充填することができる。タイヤの内部空気圧が次第に上昇して、予め設定した目標圧力値に達すると、トリガ装置は電動エアコンプレッサーへの電力供給を停止する。すなわち、タイヤの内部空気圧が目標圧力値に達すれば、作業者による操作を何ら必要とすることなく、タイヤへの空気の充填が自動的に停止される。よって、タイヤへの空気充填作業を簡単且つ精度良く行うことができる。
また、タイヤセンサユニットは、タイヤの異常等を監視する目的で車両に一般的に搭載されるタイヤ空気圧監視装置の構成要素であり、トリガ装置はそのようなタイヤセンサユニットを外部から任意に制御する目的で一般的に準備されるものである。よって、タイヤへの空気充填作業を行うためには、市販の電動エアコンプレッサーを別途準備してトリガ装置に接続するだけでよく、空気充填作業を簡便な構成で実現することができる。
上記トリガ装置は、前記目標圧力値を可変設定する圧力設定部と、設定された目標圧力値を表示する表示部と、を更に備えることが好ましい。このようにすれば、作業者は、目標圧力値を任意の値に容易に可変設定することができる。
前記タイヤセンサユニットとの間で通信を行うためのアンテナを、前記電動エアコンプレッサーのエアチャックに設けてもよい。このようにすれば、タイヤへの空気充填作業を行うべくエアチャックをタイヤに接続するのに伴い、アンテナがタイヤセンサユニットの近傍に配置されることになる。よって、タイヤへの空気充填時において、トリガ装置とタイヤセンサユニットとの間での通信を良好なものとすることができる。
本発明の一実施形態に係るタイヤ空気圧監視装置が適用される車両を示す概略構成図。 図1のタイヤセンサユニットの回路構成を示すブロック図。 図1のトリガ装置の回路構成を示すブロック図。 タイヤへの空気充填作業を説明するための模式図。
以下に、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1には、本実施形態のタイヤ空気圧監視装置が適用される車両1が示されている。同タイヤ空気圧監視装置は、車両1の4つの車輪2にそれぞれ取り付けられる4つのタイヤセンサユニット3と、車両1の車体に設置される受信機ユニット4と、携帯可能なトリガ装置8とを備えている。前記各車輪2は、ホイール部5と同ホイール部5に装着されるタイヤ6とを含む。
前記各タイヤセンサユニット3は、タイヤ6の内部空間に配置されるように、そのタイヤ6が装着されたホイール部5に対して取り付けられている。各タイヤセンサユニット3は、ホイール部5を貫通して延びるバルブステム3aを一体に有している(図4参照)。各タイヤセンサユニット3は、対応するタイヤ6の状態(内部空気圧、内部温度)を検出して、検出されたタイヤ状態を示すデータを含む信号、即ちタイヤ状態データ信号(以下、データ信号と称する)を無線送信する。
図2に示すように、前記各タイヤセンサユニット3は、圧力センサ11、温度センサ12、センサユニットコントローラ14、RF送信回路16、及びLF受信回路17を備えている。圧力センサ11は、対応するタイヤ6の内部空気圧を検出して、その検出によって得られた内部空気圧データをセンサユニットコントローラ14に出力する。温度センサ12は、対応するタイヤ6の内部空気温度を検出して、その検出によって得られた内部空気温度データをセンサユニットコントローラ14に出力する。センサユニットコントローラ14は、両センサ11,12から得られた内部空気圧データ及び内部温度データを、RF送信回路16に出力する。RF送信回路16は、センサユニットコントローラ14からのデータを変調してRF信号(高周波信号)を生成し、RF信号を送信アンテナ18から無線送信する。LF受信回路17は、受信アンテナ19を通じて、前記トリガ装置8からのトリガ信号を受信する。なお本実施形態において、トリガ信号はLF信号(長波帯信号)である。
図1に示すように、前記受信機ユニット4は車体の所定箇所に設置される。受信機ユニット4は、各タイヤセンサユニット3からのデータ信号(RF信号)を受信アンテナ7を通じて受信して、その受信した信号に基づきタイヤ6の内部空気圧及び内部温度を把握する。受信機ユニット4はまた、内部空気圧及び内部温度に関する情報等を車両1の運転者に向けて表示したり、内部空気圧や内部温度の異常を音声等を通じて運転者に報知したりする機能を有する。
図3及び図4に示す前記トリガ装置8は、作業者が携帯可能なように構成されている。このトリガ装置8は、LF信号(長波帯信号)であるトリガ信号の送信を通じて、前記各タイヤセンサユニット3を外部から任意に制御するためのものである。トリガ装置8を任意のタイヤセンサユニット3に近づけた状態で、同トリガ装置8からタイヤセンサユニット3に向けてトリガ信号を送信することにより、タイヤセンサユニット3の動作モードを変更したり、タイヤセンサユニット3にデータ信号の送信を行わせたりすることができる。特に本実施形態では、各タイヤセンサユニット3は、起動信号としてのトリガ信号を受信することに応答して、圧力センサ11に内部空気圧の検出を行わせるとともに、圧力センサ11から得られた内部空気圧データをRF送信回路16を通じて送信するように構成されている。
図3に示すように、トリガ装置8は、トリガ装置コントローラ21、送信部としてのLF送信回路22、受信部としてのRF受信回路23、操作部24、表示部25及びリレースイッチ28を備えている。
LF送信回路22は、LF信号(長波帯信号)であるトリガ信号を送信アンテナ26を通じて送信する。RF受信回路23は前記各タイヤセンサユニット3から送信されたデータ信号(RF信号)を受信アンテナ27通じて受信して、その受信した信号に基づきタイヤ6の内部空気圧を把握する。圧力設定部として機能する操作部24は、作業者によって操作されるボタンやスイッチ等を含む。この操作部24の操作を通じて、LF送信回路22にトリガ信号の送信を行わせたり、タイヤ6の内部空気圧の目標圧力値を可変設定したりすることができるようになっている。なお、設定された目標圧力値は表示部25に表示される。また、表示部25は、検出されたタイヤ6の内部空気圧も表示可能である。
図3及び図4に示すように、トリガ装置8には、入力側電源ケーブル29を介して電源プラグ30が接続されるとともに、出力側電源ケーブル31を介してソケット(接続部)32が接続されている。なお、これらの電源ケーブル29,31はトリガ装置8に対して着脱可能であるのが好ましい。電源プラグ30は、車両1に設けられた電源ソケット(例えば、シガーライターソケット等のACC電源ソケット)に接続可能に構成されている。すなわち、電源プラグ30は、車両1の電源ソケットを通じて同車両1の電源(バッテリ等)に接続される入力側接続部である。
前記ソケット32は、電動エアコンプレッサー41から延びる電源ケーブル42の先端に設けられた電源プラグ43に接続可能に構成されている。ソケット32は、車両1の電源からの電力を電動エアコンプレッサー41に供給すべく同電動エアコンプレッサー41に接続される出力側接続部である。
図3に示すように、前記両電源ケーブル29,31は、トリガ装置8の内部において前記リレースイッチ28に接続されている。同リレースイッチ28は、トリガ装置コントローラ21の制御の下で、両電源ケーブル29,31を電気的に相互接続したり電気的に切り離したりするように動作する。本実施形態において、リレースイッチ28及びトリガ装置コントローラ21は、タイヤ6の内部空気圧が予め設定した目標圧力値に達したときに電動エアコンプレッサー41への電力供給を停止する制御部として機能する。
前記電動エアコンプレッサー41からはエアチューブ44が延びており、同エアチューブ44の先端には、前記バルブステム3aに嵌合可能なエアチャック45が設けられている。
次に、図4を参照して、タイヤ6への空気充填作業の手順について説明する。
タイヤ6に空気を充填する場合、作業者は先ず、トリガ装置8の電源プラグ30を車両1の電源ソケットに接続するとともに、電動エアコンプレッサー41の電源プラグ43をトリガ装置8のソケット32に接続する。次に、作業者は、トリガ装置8の表示部25を見ながら操作部24を操作して、タイヤ6の内部空気圧の目標圧力値を任意の値に設定する。続いて、作業者は、電動エアコンプレッサー41のエアチャック45を、ホイール部5から突出するバルブステム3aに嵌合させるとともに、電動エアコンプレッサー41の起動スイッチ(図示せず)をオンして同電動エアコンプレッサー41を起動させる。これにより、タイヤ6への空気充填が開始される。
また同時に、作業者は、トリガ装置8をタイヤ6内のタイヤセンサユニット3に近づけた状態で操作部24を操作して、同トリガ装置8からタイヤセンサユニット3に向けてトリガ信号を送信させる。するとタイヤセンサユニット3は、トリガ信号を受信することに応答して、タイヤ6の内部空気圧を検出するとともに検出した内部空気圧を示すデータ信号を送信する。トリガ装置8は、受信したデータ信号に基づきタイヤ6の内部空気圧を把握するとともに、この内部空気圧の値を表示部25に表示させる。
なお、トリガ装置8は、例えば、操作部24の1回の操作に応答して、起動信号としてのトリガ信号を所定時間間隔(例えば1秒程度、或いはそれよりも短い時間間隔)で定期的に送信するように構成される。一方、タイヤセンサユニット3は、トリガ信号を受信する度に圧力計測及び送信を行うように構成される。なお、トリガ信号の定期的な送信は、タイヤ6の内部空気圧が目標圧力値に達するまで継続される。
或いは、トリガ装置8は、操作部24の1回の操作に応答して、起動信号としてのトリガ信号を1回送信するように構成される。一方、タイヤセンサユニット3は、トリガ信号を受信することに応答して、圧力計測及び送信を所定時間間隔(例えば1秒程度、或いはそれよりも短い時間間隔)で定期的に行うように構成される。なお、この場合、トリガ装置8は、タイヤ6の内部空気圧が目標圧力値に達したときに、停止信号としてのトリガ信号を送信するように構成される。タイヤセンサユニット3は、この停止信号としてのトリガ信号を受信することに応答して、定期的な圧力計測及び送信を停止するように構成される。
電動エアコンプレッサー41による空気充填の進行に伴いタイヤ6の内部空気圧が次第に上昇して、同内部空気圧が予め設定した目標圧力値に達すると、トリガ装置8のリレースイッチ28が両電源ケーブル29,31を電気的に切り離すように動作する。従って、電動エアコンプレッサー41への電力供給が停止され、電動エアコンプレッサー41によるタイヤ6への空気充填が停止される。
以上詳述した本実施形態は、下記の利点を有する。
(1)本実施形態では、電源に接続されたトリガ装置8を電動エアコンプレッサー41に接続することにより、電源からの電力がトリガ装置8を介して電動エアコンプレッサー41に供給されるので、この状態で電動エアコンプレッサー41を起動させてタイヤ6に空気を充填することができる。タイヤ6の内部空気圧が次第に上昇して、予め設定した目標圧力値に達すると、トリガ装置8は電動エアコンプレッサー41への電力供給を停止する。すなわち、タイヤ6の内部空気圧が目標圧力値に達すれば、作業者による操作を何ら必要とすることなく、電動エアコンプレッサー41が自動的に停止して、タイヤ6への空気の充填が自動的に停止される。よって、タイヤ6への空気充填作業を簡単且つ精度良く行うことができる。
また、タイヤセンサユニット3は、タイヤ6の異常等を監視する目的で車両1に一般的に搭載されるタイヤ空気圧監視装置の構成要素であり、トリガ装置8はそのようなタイヤセンサユニット3を外部から任意に制御する目的で一般的に準備されるものである。よって、タイヤ6への空気充填作業を行うためには、市販の電動エアコンプレッサーを別途準備してトリガ装置8に接続するだけでよく、空気充填作業を簡便な構成で実現することができる。しかも、空気圧の検出精度は比較的高精度な検出が可能なタイヤセンサユニット3により保証されるので、使用する電動エアコンプレッサーとしては、タイヤ6への空気充填を行い得る性能さえ有していれば、どの様なものでも使用可能である。よって、空気圧の検出精度を低下させることなく、安価な電動エアコンプレッサーを使用することが可能である。
加えて、従来技術とは異なり、タイヤ6の内部空気圧が目標圧力値に達したことを報知音を通じて報知する必要がないので、作業者が報知音を耳障りに感じるといった問題も生じない。
(2)トリガ装置8は、目標圧力値を可変設定する操作部24と、設定された目標圧力値を表示する表示部25と、を備えている。よって、作業者は、表示部25に表示される値を目視で確認しながら目標圧力値を任意の値に容易に可変設定することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更することも可能である。
・タイヤセンサユニット3との間で通信を行うためのアンテナ(26,27)を、電動エアコンプレッサー41のエアチャック45に設けてもよい。例えば図4に二点鎖線で示すように、トリガ装置8から延びるアンテナ配線35の先端には、トリガ信号を送信する送信アンテナ26が設けられ、その送信アンテナ26はエアチャック45に着脱可能に取り付けられる。このようにすれば、タイヤ6への空気充填作業を行うべくエアチャック45をバルブステム3aに嵌合させるのに伴い、送信アンテナ26がタイヤセンサユニット3の近傍に配置されることになる。よって、タイヤ6への空気充填時において、トリガ装置8とタイヤセンサユニット3との間での通信を良好なものとすることができる。特に、LF信号は一般的にRF信号と比較して通信距離が短いので、そのようなLF信号であるトリガ信号を送信する送信アンテナ26を、バルブステム3aへのエアチャック45の嵌合と同時にタイヤセンサユニット3の近傍に配置できるようにすることは、良好な通信を行う上で有効である。
なお、特に図示しないが、アンテナ配線がトリガ装置8の出力側電源ケーブル31内を延びるように設けられるとともに、別のアンテナ配線が電動エアコンプレッサー41の電源ケーブル42及びエアチューブ44内を延びるように設けられてもよい。そして、電動エアコンプレッサー41の電源プラグ43がトリガ装置8のソケット32に接続されたときに、両電源ケーブル31,42内のアンテナ配線同士が接続され、それによってエアチャック45に取り付けられた送信アンテナ26がこれらのアンテナ配線を通じてトリガ装置8に接続されるようにしてもよい。
或いは、トリガ信号を送信する送信アンテナ26に加えて、タイヤセンサユニットから送信されたデータ信号を受信する受信アンテナ27をエアチャック45に着脱可能に取り付けるようにしてもよい。
・上記実施形態では、トリガ装置8は車両1に設けられた電源ソケットに接続可能に構成されたが、商用電源のコンセント、或いは携帯型バッテリーや携帯型発電機等、あらゆる電源に接続可能に構成されることができる。
・トリガ装置8から延びる出力側電源ケーブル31を省略して、ソケット32をトリガ装置8の本体に直接設けてもよい。
・トリガ装置8から送信されるトリガ信号はLF信号に限らず、RF信号等のその他の無線信号でもよい。
以下に、上記実施形態から把握できる技術的思想について記載する。
[A] 車両に設けられた電源ソケットに接続可能な入力側接続部を更に備える、請求項2又は3に記載のトリガ装置。
1…車両、2…車輪、3…タイヤセンサユニット、6…タイヤ、8…トリガ装置、21…トリガ装置コントローラ(制御部)、22…LF送信回路(送信部)、23…RF受信回路(受信部)、24…操作部(圧力設定部)、25…表示部、26…送信アンテナ、27…受信アンテナ、28…リレースイッチ(制御部)、32…ソケット(接続部)、41…電動エアコンプレッサー、45…エアチャック。

Claims (4)

  1. 車両のタイヤに空気を充填する際に電動エアコンプレッサーと組み合わせて用いられるタイヤ空気圧監視装置であって、
    車両の車輪に設けられ、外部からのトリガ信号を受信することに応答して、タイヤの内部空気圧を検出するとともに検出した空気圧を示すデータ信号を送信するタイヤセンサユニットと、
    前記トリガ信号を前記タイヤセンサユニットに送信するとともに、同タイヤセンサユニットから送信されたデータ信号を受信するトリガ装置と、を備え、
    前記トリガ装置は、電源からの電力を前記電動エアコンプレッサーに供給すべく同電動エアコンプレッサーと接続可能であり、同トリガ装置はまた、前記タイヤセンサユニットから受信したデータ信号に基づきタイヤの内部空気圧を把握するとともに、同内部空気圧が予め設定した目標圧力値に達したときに前記電動エアコンプレッサーへの電力供給を停止するように構成される、タイヤ空気圧監視装置。
  2. 車両のタイヤに空気を充填する際に電動エアコンプレッサー及び車輪に設けられたタイヤセンサユニットと組み合わせて用いられるトリガ装置であって、前記タイヤセンサユニットは、外部からのトリガ信号を受信することに応答して、タイヤの内部空気圧を検出するとともに検出した空気圧を示すデータ信号を送信するものであり、前記トリガ装置は、
    電源からの電力を前記電動エアコンプレッサーに供給すべく同電動エアコンプレッサーに接続される接続部と、
    前記トリガ信号を前記タイヤセンサユニットに送信する送信部と、
    前記タイヤセンサユニットから送信されたデータ信号を受信する受信部と、
    前記タイヤセンサユニットから受信したデータ信号に基づきタイヤの内部空気圧を把握するとともに、同内部空気圧が予め設定した目標圧力値に達したときに前記電動エアコンプレッサーへの電力供給を停止する制御部と、
    を備えるトリガ装置。
  3. 前記目標圧力値を可変設定する圧力設定部と、設定された目標圧力値を表示する表示部と、を更に備える、請求項2に記載のトリガ装置。
  4. 前記タイヤセンサユニットとの間で通信を行うためのアンテナを、前記電動エアコンプレッサーのエアチャックに設けた、請求項2又は3に記載のトリガ装置。
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