JP2013018072A - かしめ治具、かしめ方法および基体 - Google Patents

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Abstract

【課題】穴部にボール栓を簡単かつ確実に圧入して抜け止め部を形成することができるかしめ治具およびかしめ方法を提供することを課題とする。
【解決手段】金属製の基体10に形成された穴部11に、ボール栓15を圧入して抜け止め部11cを形成するためのかしめ治具50であって、ボール栓15の直径よりも拡径され、ボール栓15および穴部11の開口縁部11aに当接する押圧部52と、押圧部52よりも拡径され、基体10の表面に当接する当接部53と、を有している。また、かしめ方法であって、かしめ治具50の当接部53が基体10の表面に当接する位置まで、押圧部52によってボール栓15を穴部11に押し込んで、ボール栓15を穴部11に圧入するとともに、押圧部52によって開口縁部11aをボール栓15にかしめて抜け止め部11cを形成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、基体の穴部にボール栓を圧入して抜け止め部を形成するためのかしめ治具およびかしめ方法に関する。また、本発明は、ボール栓が圧入可能な穴部が形成された基体に関する。
例えば、車両用ブレーキ液圧制御装置では、ブレーキ液路が形成された金属製の基体に、電磁弁、モータ、ポンプ、制御装置などが組み付けられている。そして、車体の挙動に基づいて、制御装置が電磁弁の開閉やモータの作動を制御し、ブレーキ液路内のブレーキ液圧を変動させることによって、ホイールシリンダに作用するブレーキ液圧を制御するように構成されている。
前記した車両用ブレーキ液圧制御装置の基体には、ドリルなどの刃具によって外部から内部にブレーキ液路を穿設して形成したときの穴部が表面に開口している。そして、外部から刃具を導入した際に形成された穴部を塞いでブレーキ液路を成立させるために、穴部にボール栓を圧入して封止している。また、穴部の開口縁部をボール栓にかしめて抜け止め部を形成している(例えば、特許文献1参照)。
従来、穴部の開口縁部をボール栓にかしめる場合には、かしめ治具によってボール栓を穴部に押し込むときに、かしめ治具の先端面によって開口縁部を押し潰してボール栓にかしめている。このとき、かしめ治具に作用する荷重変化に基づいて、ボール栓の穴部への押し込み量およびボール栓に対するかしめ量を管理している。
特許3804922号公報
前記したように、かしめ治具に作用する荷重変化に基づいて、ボール栓の押し込み量およびかしめ量を管理する場合には、かしめ治具に荷重センサを設置し、その荷重変化を常にモニタリングする必要があるため、設備費が高くなるとともに、作業効率が低下し、生産コストが高くなるという問題がある。
本発明は、前記した問題を解決し、穴部にボール栓を簡単かつ確実に圧入して抜け止め部を形成することができるかしめ治具、かしめ方法および基体を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、金属製の基体に形成された穴部に、ボール栓を圧入するとともに、前記ボール栓の抜け止め部を形成するためのかしめ治具であって、前記ボール栓の直径よりも拡径され、前記ボール栓に当接するとともに、前記穴部の開口縁部に当接する押圧部と、前記押圧部よりも拡径され、前記基体の表面に当接する当接部と、を有している。
また、本発明は、金属製の基体に形成された穴部に、かしめ治具を用いて、ボール栓を圧入するとともに、前記ボール栓の抜け止め部を形成するためのかしめ方法であって、前記かしめ治具は、前記ボール栓の直径よりも拡径された押圧部と、前記押圧部よりも拡径された当接部と、を有しており、前記当接部が前記基体の表面に当接する位置まで、前記押圧部によって前記ボール栓を前記穴部に押し込んで、前記ボール栓を前記穴部に圧入するとともに、前記押圧部によって、前記穴部の開口縁部を前記ボール栓にかしめて前記抜け止め部を形成する工程を備えている。
さらに、本発明は、ボール栓を圧入可能な穴部が開口している金属製の基体であって、前記穴部の開口縁部の周囲には、凹部が形成されており、前記凹部の底面は、前記かしめ治具の前記当接部が当接する平面である。
これらの構成では、当接部が基体の表面に当接する位置まで、押圧部を穴部に挿入することで、穴部にボール栓が圧入されるとともに、穴部にボール栓の抜け止め部が形成される。したがって、穴部にボール栓を簡単かつ確実に圧入して抜け止め部を形成することができ、設備費を低減するとともに、作業効率を高めることができる。
また、押圧部の先端から当接部の先端までの間隔によって、ボール栓の穴部への押し込み量およびボール栓に対するかしめ量が定まるため、ボール栓の圧入および抜け止めを簡単に管理することができる。
さらに、穴部の開口縁部の周囲に凹部を形成した場合には、凹部の底面の成形精度(平面度)を高めることができる。したがって、押圧部が穴部の開口縁部に当接してから、当接部が凹部の底面に当接するまでのストローク量、すなわち、押圧部の穴部への押し込み量にばらつきが生じ難くなる。そのため、かしめ治具に作用する荷重変化を測定することなく、かしめ治具のストロークを管理することができ、ボール栓に対するかしめ量を安定させるとともに、ボール栓を穴部の所定の深さに確実に圧入することができる。
本発明のかしめ治具、かしめ方法および基体によれば、穴部にボール栓を簡単かつ確実に圧入して抜け止め部を形成することができ、設備費を低減するとともに、作業効率を高めることができるため、生産コストを低減することができる。
本実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置を示した側面図である。 本実施形態のかしめ治具、ボール栓および穴部を示した図で、(a)はかしめ治具の斜視図、(b)はボール栓および穴部の斜視図である。 本実施形態のかしめ方法を示した図で、(a)はボール栓設置工程の側断面図、(b)は圧入工程の側断面図である。 本実施形態のかしめ方法を示した図で、(a)はかしめ工程の側断面図、(b)はボール栓の圧入および抜け止めが完了した状態の側断面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態では、本発明のかしめ治具、かしめ方法および基体について、図1に示す車両用ブレーキ液圧制御装置Uに用いられる基体10の穴部11をボール栓15によって封止する場合を例として説明する。
車両用ブレーキ液圧制御装置Uは、ホイールシリンダに作用するブレーキ液圧を制御するものであり、電磁弁などの電気部品やモータ20などの電動部品が組み付けられる基体10と、電磁弁やモータ20の作動を制御する制御装置30と、を主として備えている。
基体10の内部には、マスタシリンダとホイールシリンダとを接続するブレーキ液路が形成されている。そして、車両の挙動に基づいて制御装置30が電磁弁やモータ20を作動させることで、ブレーキ液路内のブレーキ液圧を変動させるように構成されている。
基体10は、略直方体に形成されたアルミニウム合金製の金属部品であり、一面10aにはブレーキ液路に通じる円形断面の穴部11が開口している。
穴部11は、ドリルなどの刃具によって一面10aから基体10の内部にブレーキ液路を穿設して形成するときに、一面10aに必然的に開口されるものである。なお、基体10の各面には複数の穴部が形成されているが、図1では一つの穴部11のみを図示している。
基体10の一面10aにおいて、穴部11の開口縁部11aの周囲には、図2(b)に示すように、円形の凹部12が形成されている。また、凹部12の底面12aの中心部には、底面12aよりも基体10の内部側に配置された円形の開口端面11bが形成されている。つまり、凹部12の底面12aから一段下がった開口端面11bの中心部に穴部11が開口している。
凹部12および開口端面11bは、基体10の外形を成形した後に、機械加工によって一面10aに形成された部位であり、凹部12の底面12aおよび開口端面11bは平滑な平面となっている。
開口端面11bは、図3(b)に示すように、後記するかしめ治具50の押圧部52の先端面52aが当接する平面である。また、凹部12の底面12aは、図4(a)に示すように、かしめ治具50の当接部53の先端面53aが当接する平面である。
ボール栓15は、図1に示すように、一面10aから刃具を導入した際に形成された穴部11を塞いでブレーキ液路を成立させるために、穴部11に圧入される封止部材である。
このボール栓15は、図2(b)に示すように、基体10よりも硬い金属製の球体である。また、ボール栓15の直径は穴部11の開口縁部11aの内径よりも僅かに大きく形成されている。したがって、図3(b)に示すように、ボール栓15を開口縁部11aから穴部11に押し込むと、穴部11の内周面がボール栓15によって押し込まれ、ボール栓15が穴部11に圧入される。
また、図4(b)に示すように、穴部11において、ボール栓15の中心部よりも一面10a側には、ボール栓15の抜け止め部11cが形成されている。
抜け止め部11cは、開口縁部11aを塑性変形させて形成した部位であり、ボール栓15の球面に密着している。すなわち、抜け止め部11cは、開口縁部11aをかしめて形成した部位である。
なお、図3(a)に示すように、穴部11にボール栓15を圧入する前の開口縁部11aには、基体10の内部側から外部側に向かうに従って拡径されたテーパ面が形成されている。
かしめ治具50は、図4(a)に示すように、穴部11にボール栓15を圧入するとともに、穴部11にボール栓15の抜け止め部11cを形成するための棒状の工具であり、基体10よりも硬い金属製の治具本体51を有している。
治具本体51の先端部には、図3(b)に示すように、ボール栓15および開口縁部11aの直径よりも拡径された円形断面の押圧部52が形成されている。この押圧部52の先端面52aは、開口端面11bに当接する平面であり、先端面52aの外径は、開口端面11bの外径よりも小さく形成されている。
押圧部52の先端面52aの中心部には、ボール栓15の球面の一部に嵌合する曲面が形成された嵌合部52bが形成されている(図2(a)参照)。
かしめ治具50では、図3(a)に示すように、開口縁部11aに載置されたボール栓15の上端部に嵌合部52bを嵌合させ、治具本体51と穴部11とを同一軸線上に配置した状態で、図3(b)に示すように、治具本体51を穴部11の内部側に移動させると、ボール栓15が穴部11に押し込まれて圧入される。また、押圧部52の先端面52aが開口端面11bに当接する。
押圧部52の先端面52aが開口端面11bに当接した状態から、図4(a)に示すように、治具本体51を更に穴部11の内部側に移動させると、押圧部52が穴部11に押し込まれ、先端面52aの周縁部によって、開口縁部11aの内周部が押し潰される。これにより、穴部11にボール栓15の抜け止め部11cが形成され、ボール栓15の中心部よりも一面10a側の球面に抜け止め部11cが密着する。
図2(a)に示すように、治具本体51において、押圧部52の基端側には、押圧部52よりも拡径された円形断面の当接部53が形成されている。この当接部53の先端面53aは、図4(a)に示すように、凹部12の底面12aに当接する平面であり、先端面53aの外径は、凹部12の底面12aの外径よりも小さく形成されている。
当接部53の先端面53aおよび凹部12の底面12aは平滑な平面であるため、先端面53aと底面12aとは面接触する。
かしめ治具50では、当接部53の先端面53aが凹部12の底面12aに当接することで、治具本体51の穴部11の内部側への移動が規制される。
当接部53の先端面53aが凹部12の底面12aに当接する位置まで、押圧部52を穴部11に押し込んだときには、ボール栓15が穴部11の所定の深さに圧入され、ボール栓15の抜け止めに十分な大きさの抜け止め部11cが形成される。
このように、押圧部52の先端面52aから当接部53の先端面53aまでの間隔によって、ボール栓15の穴部11への押し込み量およびボール栓15に対するかしめ量が定められている。
次に、かしめ治具50を用いて、穴部11にボール栓15を圧入して抜け止め部11cを形成するかしめ方法について説明する。
本実施形態のかしめ方法は、図3(a)に示すボール栓設置工程と、図3(b)に示す圧入工程と、図4(a)に示すかしめ工程と、を備えている。
ボール栓設置工程では、図3(a)に示すように、穴部11の開口縁部11aにボール栓15を載置する。開口縁部11aにはテーパ面が形成されているため、ボール栓15の中心と開口縁部11a(穴部11)の軸中心とが自動的に一致するとともに、ボール栓15は開口縁部11aに安定して載置される。
開口縁部11aに載置されたボール栓15の上端部に、かしめ治具50の嵌合部52bを嵌合させ、治具本体51の軸中心と穴部11の軸中心とを一致させる。
圧入工程では、図3(b)に示すように、治具本体51を基体10の内部側に移動させ、押圧部52によってボール栓15を穴部11に押し込んで、ボール栓15を穴部11に圧入する。治具本体51を基体10の内部側に移動させていくと、押圧部52の先端面52aが開口端面11bに当接する。
かしめ工程では、図4(a)に示すように、押圧部52の先端面52aが開口端面11bに当接した状態から、治具本体51を穴部11の内部側に移動させて、押圧部52を穴部11に押し込む。このように、押圧部52を穴部11に押し込むと、ボール栓15が更に穴部11に押し込まれる。また、押圧部52の先端面52aの周縁部によって、開口縁部11aが穴部11の径方向の内側に向けて塑性変形し、開口縁部11aの内周部が押し潰される。
そして、当接部53の先端面53aが凹部12の底面12aに当接して、治具本体51の移動が規制される位置まで、押圧部52によってボール栓15を穴部11に押し込む。これにより、ボール栓15が穴部11の所定の深さに圧入されるとともに、ボール栓15の抜け止めに十分な大きさの抜け止め部11cが形成され、ボール栓15の中心部よりも一面10a側で球面に抜け止め部11cが密着することにより、穴部11がボール栓15によって封止される。
以上のような本実施形態のかしめ治具50、かしめ方法および基体10では、図4(a)に示すように、かしめ治具50の当接部53の先端面53aが凹部12の底面12aに当接する位置まで、押圧部52を穴部11に挿入することで、穴部11にボール栓15が圧入されるとともに、穴部11にボール栓15の抜け止め部が形成される。
したがって、穴部11にボール栓15を簡単かつ確実に圧入して抜け止め部を形成することができ、設備費を低減するとともに、作業効率を高めることができるため、生産コストを低減することができる。
また、押圧部52の先端面52aから当接部53の先端面53aまでの間隔によって、ボール栓15の穴部11への押し込み量およびボール栓15に対するかしめ量が定まるため、ボール栓15の圧入および抜け止めを簡単に管理することができる。
また、穴部11の開口縁部11aの周囲には、開口端面11bおよび凹部12が形成されている。この開口端面11bおよび凹部12は、機械加工によって形成された部位であるため、開口端面11bおよび凹部12の底面12aの平面度、および開口端面11bと底面12aとの高低差の成形精度が高くなっている。
したがって、基体10の一面10aの平面度が低い場合でも、押圧部52が穴部11の開口縁部11aに当接してから、当接部53が凹部12の底面12aに当接するまでのかしめ治具50のストローク量、すなわち、押圧部52の穴部11への押し込み量にばらつきが生じ難くなる。そのため、かしめ治具50に作用する荷重変化を測定することなく、かしめ治具50のストロークを管理することができ、ボール栓15に対するかしめ量を安定させるとともに、ボール栓15を穴部11の所定の深さに確実に圧入することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
本実施形態では、図4(a)に示すように、かしめ治具50の当接部53が基体10の一面10aに形成された凹部12の底面12aに当接するように構成されているが、当接部53が基体10の一面10aに直接当接するように構成してもよい。
本実施形態では、図1に示すように、基体10の内部にブレーキ液路を形成したときの穴部11を封止する場合を例として説明しているが、例えば、基体10の内部に設けられたプランジャポンプのポンプ穴(シリンダ穴)を封止する場合など、穴部の構成は限定されるものではない。
また、本実施形態では、車両用ブレーキ液圧制御装置Uの基体10を例として説明しているが、本発明のかしめ治具、かしめ方法および基体は、各種の液圧装置に適用可能である。
10 基体
10a 一面
11 穴部
11a 開口縁部
11b 開口端面
11c 抜け止め部
12 凹部
12a 底面
15 ボール栓
20 モータ
30 制御装置
50 かしめ治具
51 治具本体
52 押圧部
52 当接部
52a 先端面
52b 嵌合部
53 当接部
53a 先端面
U 車両用ブレーキ液圧制御装置

Claims (3)

  1. 金属製の基体に形成された穴部に、ボール栓を圧入するとともに、前記ボール栓の抜け止め部を形成するためのかしめ治具であって、
    前記ボール栓の直径よりも拡径され、前記ボール栓に当接するとともに、前記穴部の開口縁部に当接する押圧部と、
    前記押圧部よりも拡径され、前記基体の表面に当接する当接部と、を有していることを特徴とするかしめ治具。
  2. 金属製の基体に形成された穴部に、かしめ治具を用いて、ボール栓を圧入するとともに、前記ボール栓の抜け止め部を形成するためのかしめ方法であって、
    前記かしめ治具は、前記ボール栓の直径よりも拡径された押圧部と、前記押圧部よりも拡径された当接部と、を有しており、
    前記当接部が前記基体の表面に当接する位置まで、前記押圧部によって前記ボール栓を前記穴部に押し込んで、前記ボール栓を前記穴部に圧入するとともに、前記押圧部によって、前記穴部の開口縁部を前記ボール栓にかしめて前記抜け止め部を形成する工程を備えていることを特徴とするかしめ方法。
  3. ボール栓を圧入可能な穴部が開口している金属製の基体であって、
    前記穴部の開口縁部の周囲には、凹部が形成されており、
    前記凹部の底面は、請求項1に記載されたかしめ治具の前記当接部が当接する平面であることを特徴とする基体。
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