JP2012516388A - 合金、保護層及びコンポーネント - Google Patents

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Abstract

高クロム含有量で付加的にケイ素を含む公知の保護層は、使用中、炭素の影響でより脆くなる脆性相を形成する。本発明による保護層は、24%から26%のコバルト(Co)、9%から12%のアルミニウム(Al)、0.1%から0.7%のイットリウム(Y)及び/又はスカンジウムと希土類元素とを含む群からの少なくとも1種の等価金属、16%から25%のクロム(Cr)、任意選択で1.0%から4.0%のレニウム、任意選択で0.1%から0.7%のリン、任意選択で0.2%から0.6%のケイ素、並びに残部を埋めるニッケルという組成を有する。

Description

本発明は、請求項1に記載の合金、腐食及び/又は酸化に対して、特に高温で、コンポーネントを保護するための、請求項20に記載の保護層、並びに、請求項21に記載のコンポーネントに関する。
金属コンポーネントのための多数の保護層(これらは、コンポーネントの耐腐食性及び/又は耐酸化性を向上させようとするものである)が、従来技術分野において知られている。これらの保護層のほとんどが、一般名MCrAlYによって知られており、ここで、Mは、鉄、コバルト及びニッケルを含む群からの少なくとも1種の元素を表し、他の不可欠の成分は、クロム、アルミニウム及びイットリウムである。
この種の典型的なコーティングは、米国特許第4,005,989号及び米国特許第4,034,142号により知られている。
定置型(static)ガスタービン及び航空機エンジンの両方において、吸入温度を上げようとする努力は、吸入温度が、ガスタービンにより達成できる熱力学的効率を決める重要な量であるために、ガスタービンの専門分野において非常に重要である。ガイドベーン及びロータブレードのような熱的に過酷な負荷を受けるコンポーネントのためのベース材料として特別に開発された合金を用いる場合、特に単結晶超合金を用いることによって、1000℃よりかなり高い吸入温度が可能である。今までのところ、従来技術により、定置型ガスタービンでは950℃以上、また航空機エンジンのガスタービンでは1100℃以上の吸入温度が許容される。単結晶基材を用いるタービンブレード(これは、順に、複合的に組み立てることができる)の構造の例は、国際公開第91/01433A1号に開示されている。
過酷な負荷を受けるコンポーネントのためにこれまでに開発されたベース材料の物理的負荷能力は、あり得るさらなる吸入温度の上昇に関して実質的に問題ないが、酸化及び腐食に対する十分な耐性を実現するために、保護層に頼ることが必要である。1000℃程度の温度の排出ガスから予想される攻撃の下での、保護層の十分な化学的安定性以外に、保護層はまた、十分に良好な機械的性質を、とりわけ、保護層とベース材料の間の機械的相互作用に関して、有していなければならない。特に、保護層は、ベース材料のあり得る変形に対応できるだけ十分に延性でなければならず、クラックを生じてはならないが、その理由は、クラックによって、酸化及び腐食をもたらす攻撃箇所が提供され得るためである。この場合、酸化及び腐食に対する保護層の耐性を向上させることができるアルミニウム及びクロムのような元素の比率を上げることにより、保護層の延性が低下し、その結果、機械的不良、特にクラックの生成が、ガスタービンにおいて通常見出される機械的負荷の下で、起こり得るという問題が、通常、生じる。クロム及びアルミニウム元素による、保護層の延性の低下の例は、従来技術分野において知られている。
米国特許第4,005,989号 米国特許第4.034,142号 国際公開第91/01433A1号 欧州特許第1204776B1号明細書 欧州特許第1306454号明細書 欧州特許第1319729A1号明細書 国際公開第99/67435号 国際公開第00/44949号 米国特許第6,024,792号明細書 欧州特許第0892090A1号明細書
したがって、本発明の目的は、腐食及び酸化に対する良好な高温での耐性を有し、良好な長期安定性を有し、さらに、特に高温のガスタービンにおいて予想される機械的負荷に特によく適応する、合金及び保護層を提供することである。
上記目的は、請求項1に記載の合金、及び請求項20に記載の保護層によって達成される。
本発明の別の目的は、腐食及び酸化に対する保護が向上したコンポーネントを提供することである。
前記の目的は、同様に、請求項22に記載のコンポーネント、特にガスタービン又は蒸気タービンのコンポーネントによって達成され、このコンポーネントは、高温での腐食及び酸化に対する保護のために前記の種類の保護層を備える。
さらなる利点のある手段は従属請求項に挙げられており、これらは、任意の所望の仕方で、有利に、互いに組み合わせられてもよい。
本発明は、とりわけ、保護層が、その層において、また保護層とベース材料の間の移行領域において、脆性のレニウム析出物を示すという発見に基づく。これらの脆性相は、使用中、時間の経過につれ、また温度と共に、益々多く形成され、運転中に、層に、さらには層−ベース材料界面に、非常に顕著な縦のクラックを生じさせ、その後、層を剥落させる。レニウム析出物の脆性は、炭素(これは、ベース材料から層内に拡散するか、又は炉における熱処理の間に表面を通して層内に拡散し得る)との相互作用によってさらに増す。クラックを生じる傾向は、レニウム相の酸化によってさらに高められる。
本発明は、以下により詳細に説明される。
保護層を有する層システムを示す。 超合金の組成を示す。 ガスタービンを示す。 タービンブレードを示す。 燃焼室を示す。
図及び説明は本発明の例示的実施形態を単に示すにすぎない。
本発明によれば、高温で腐食及び酸化に対してコンポーネントを保護するための保護層7(図1)は、本質的に次の元素(wt%で示された比率):24%から26%のコバルト、9%から12%のアルミニウム、1%から2%の比率のレニウム、0.1%から0.7%のイットリウム及び/又はスカンジウムと希土類元素とを含む群からの少なくとも1種の等価な金属、ニッケル(NiCoCrAlY)、16%から25%のクロム(Cr)からなる。
さらに、0.1%から0.7%のリン(P)の添加は、任意選択であり、0.1%から0.6%のケイ素(Si)の任意選択の添加も同様である。好ましくは、リン(P)だけ、又はケイ素(Si)だけが用いられる。リン及びケイ素は、保護層の酸化に対する保護に有益な影響を有する。
合金におけるイットリウムの値は、酸化挙動に、したがってまた、腐食に対する保護層に望まれる特性に、最も決定的な影響を有する。イットリウムは「酸素ゲッター」であることが知られており、低い値のイットリウムは、腐食に対して保護する酸化アルミニウム層の生成を都合良く可能にするように、酸素の拡散を可能にするので、イットリウムの値は、腐食に対する保護が、酸化に対する保護より重要である場合(燃料重油、オイル、不純物を含むガス)、0.2wt%又は0.3wt%である。その場合、合金中のクロムが、保護性に劣るクロム反応生成物を層に生成し得るので、これは、特に、17wt%の比較的低いクロムの値と共に適用される。酸素負荷がより大きい(不純物のない燃焼ガス)と、酸化アルミニウム保護層があまりに急速に成長できないように、より多くの酸素がイットリウムに結合する必要があり、その場合、イットリウムの値は、有利には、0.6wt%である。このことは、特に、17wt%の比較的低いクロムの場合に当てはまるが、その場合、クロムは、合金中に、より少ない酸化クロムを生成し得るからである。しかしながら、合金におけるイットリウム含有量は、通常、多すぎるべきではなく、その理由は、多すぎると、それが脆化をもたらすからである。
好ましい例示的実施形態は次の通りである。
1)Ni−25Co−24Cr−10.5Al−0.3Y
2)Ni−25Co−17Cr−10Al−0.6Y−1.5Re−0.6P
3)Ni−25Co−17Cr−10Al−0.3Y−1.5Re−0.5Si
4)Ni−25Co−23Cr−10Al−0.2Y
個々の元素の比率は、特に元素のケイ素に関連して見られるそれらの効果を見込んで特別に調整されることに注意すべきである。比率が、レニウムの析出物が全く生成されないように特定の比率に合わせられた場合、有利にも保護層の使用の間に脆性相は全く生成しないので、運転時間実績が改善され、延長される。これは、低いクロム含有量によってだけでなく、また、相形成へのアルミニウムの作用を考慮に入れると、アルミニウム含有量を正確に特定の比率に合わせることによって達成される。特に高い機械的特性について、有害な作用を有する脆性相の減少に関連して、ニッケル含有量の選択に帰因する機械的応力の減少が、機械的特性を改善する。
良好な耐腐食性を有すると、保護層は、酸化に対する特に良好な耐性を有し、また、特に良好な延性によって際立っており、その結果、それは、吸入温度がさらに上昇するガスタービン100(図3)における使用に特に適格とされる。運転の間、層が、如何なるクロム−ケイ素析出物(これは、使用されている間に脆くなる)もほとんど含まないので、脆化は、ほとんど起こらない。
噴霧される粉末中の痕跡量の元素は、析出物を生成し、その結果脆化を示すが、同じ様に重量な役割を果たす。
粉末は、例えば、プラズマ溶射(APS、LPPS、VPSなど)によって付けられる。他の方法もまた想定され得る(PVD、CVD、コールドガススプレーなど)。
前記保護層7は、また、超合金への付着を向上させる層としての役割も果たす。
さらなる層、特に熱遮蔽セラミック層10が、この保護層7の上に付けられ得る。
コンポーネント1において、保護層7は、有利には、ニッケル系又はコバルト系超合金からなる基材4の上に付けられる。特に次の組成は、基材として適切であり得る(wt%でのデータ):
0.1%から0.15%の炭素、
18%から22%のクロム、
18%から19%のコバルト、
0%から2%のタングステン、
0%から4%のモリブデン、
0%から1.5%のタンタル、
0%から1%のニオブ、
1%から3%のアルミニウム、
2%から4%のチタン、
0%から0.75%のハフニウム、
任意選択で、僅かな比率のホウ素及び/又はジルコニウム、
残部を埋めるニッケル。
この種の組成物は、参照名GDT222、IN939、IN6203、及びUdimet 500で、鋳物用合金として知られている。コンポーネント1、120、130、155の基材4の対する他の選択肢は、図2に列挙されている。
コンポーネント1の保護層7の厚さは、好ましくは、約100μmと300μmの間の特定の値に合わせられる。
保護層7は、コンポーネントが航空機タービンにおいて約950℃、又は約1100℃でさえある材料温度の排出ガスに曝されている間の腐食及び酸化に対して、コンポーネント1、120、130、155を保護するのに特に適している。
したがって、本発明による保護層7は、ガスタービン100のコンポーネント、特にガイドベーン120、ロータブレード130、又は熱遮蔽要素155を保護するのに特に適格とされ、これらの各々は、ガスタービン100又は蒸気タービンの、タービンの前又はタービンにおいて高温ガスに曝される。保護層7は、オーバーレイ(overlay)として(この保護層は外側層である)、又はボンドコート(bondcoat)として(この保護層は中間層である)使用され得る。
図1は、コンポーネントとして層システム1を示す。層システム1は基材4を構成要素とする。基材4は、金属及び/又はセラミックであり得る。特にタービンのコンポーネント、例えば、タービンロータブレード120(図4)若しくはガイドベーン130(図3、4)、熱遮蔽要素155(図5)、又は蒸気若しくはガスタービン100(図3)の他のハウジングパーツの場合には、基材4は、ニッケル系、コバルト系、又は鉄系の超合金からなる。ニッケル系超合金が好ましく用いられる。
本発明による保護層7は、基材4の上に備えられる。この保護層7は、好ましくは、プラズマ溶射(VPS、LPPS、APSなど)によって付けられる。それは、外側層(図示せず)又は中間層(図1)として用いられ得る。後者の場合、保護層7の上に熱遮蔽セラミック層10が存在し得る。保護層7は、新たに製造されるコンポーネント、及び改修されるコンポーネント上に付けられ得る。
改修は、コンポーネント1が、それらの使用後に、必要があれば、層(熱遮蔽層)から切り離され、腐食及び酸化生成物が、例えば酸処理(酸ストリッピング)によって除去されることを意味する。時には、また、クラックを補修することも必要であり得る。このようなコンポーネントは、基材4が非常に高価であるため、次に再コーティングされ得る。
図3は、例として、部分縦断面図としてガスタービン100を示す。ガスタービン100は、内部に、ロータ103を備え、これは、また、タービンロータとも呼ばれ、回転軸102の周りに回転するように装着され、またシャフト101を有する。ロータ103に沿って順次、吸入マニホールド104、コンプレッサ105、共軸的に配置された複数の燃焼器107を有する例えばドーナツ型燃焼室110、特に環状燃焼室、タービン108、及び排気マニホールド109が存在する。環状燃焼室110は、例えば環状高温ガスチャネル111に通じている。そこに、例えば4つの順次連結されたタービン段112がタービン108を形成する。各タービン段112は、例えば2つのブレードリングによって形作られている。作業媒体113の流れの方向に見られるように、高温ガスチャネル111において、ガイドベーン列115の後に、ロータブレード120によって形作られる列125がある。
ガイドベーン130は、ステータ143の内部ハウジング138に固定されており、他方、列125のロータブレード120は、例えばタービンディスク133によって、ロータ103に取り付けられている。ロータ103に連結されて、発電機又は作動エンジン(図示せず)が存在する。
ガスタービン100の運転中、吸入マニホールド104を通して、空気135が取り込まれ、コンプレッサ105によって圧縮される。コンプレッサ105のタービン側末端で供給される圧縮空気は、燃焼器107に送り込まれ、そこで燃料と混合される。次いで、混合物は燃焼室110において燃焼して、作業媒体113を生成する。そこから、作業媒体113は、高温ガスチャネル111に沿って、ガイドベーン130及びロータブレード120を通り過ぎて流れる。ロータブレード120で、作業媒体113は、与えられた運動量によって膨張し、その結果、ロータブレード120は、ロータ103、及びこれに連結された作動エンジンを動かす。
高温作業媒体113に曝されるコンポーネントは、ガスタービン100の運転中に熱負荷を受ける。環状燃焼室110のライニングである熱遮蔽要素の他に、第1タービン段112のガイドベーン130及びロータブレード120は、作業媒体113の流れの方向に見られるように、最も加熱される。そこに広く存在する温度に耐えるために、それらは冷却剤によって冷却され得る。基材は、また、方向性のある構造を含み得る、すなわち、それらは、単結晶であるか(SX構造)、又は、縦方向に規制された結晶粒だけを含む(DS構造)。例えば、鉄系、ニッケル系又はコバルト系超合金が、コンポーネント、特にタービンブレード120、130、及び燃焼室110のコンポーネントのための材料として用いられる。このような超合金は、例えば、欧州特許第1204776B1号明細書、欧州特許第1306454号明細書、欧州特許第1319729A1号明細書、国際公開第99/67435号、又は国際公開第00/44949号により知られており、合金の化学組成に関して、これらの文書は本開示の一部である。
ガイドベーン130は、タービン108の内部ハウジング138に面するガイドベーン根部(root)(ここでは示されていない)、及びガイドベーン根部の反対の位置にあるガイドベーン頂部(head)を備える。ガイドベーン頂部は、ロータ103に面し、ステータ143の締付けリング140に固定されている。
図4は、縦軸121に沿って延びる、ターボマシンのロータブレード120又はガイドベーン130の斜視図を示す。
ターボマシンは、航空機のガスタービン又は発電のための発電所のガスタービン、蒸気タービン、或いはコンプレッサであり得る。
ブレード120、130は、縦軸121に沿って順次、固定ゾーン400、それに隣接するブレード台(blade platform)403、さらにはブレード表面406及びブレード端(blade tip)415を備える。ガイドベーン130として、ベーン130は、そのベーン端415に、さらなる台(図示せず)を有し得る。
ロータブレード120、130をシャフト又はディスク(図示せず)に固定するのに用いられるブレード根部183は、固定ゾーン400に形成されている。ブレード根部183は、例えば、ハンマーの頭のように設計されている。モミの木又は鳩尾型のような他の形状も可能である。ブレード120、130は、ブレード表面406を通り過ぎて流れる媒体のための前縁409及び後縁412を備える。
従来のブレード120、130では、例えば固体金属材料が、特に超合金が、ブレード120、130の部分400、403、406の全てに用いられる。このような超合金は、例えば、欧州特許第1204776B1号明細書、欧州特許第1306454号明細書、欧州特許第1319729A1号明細書、国際公開第99/67435号、又は国際公開第00/44949号により知られており、合金の化学組成に関して、これらの文書は本開示の一部である。この場合、ブレード120、130は、鋳造法によって、また、方向凝固によって、鍛造法によって、機械加工法又はこれらの組合せによっても製造され得る。
1つ又は複数の単結晶構造体を有する製作品が、運転中に過酷な機械的、熱的及び/又は化学的負荷に曝される機械のコンポーネントとして用いられる。このような単結晶製作品は、例えば、溶融物からの方向凝固によって製造される。これらは、単結晶構造体を生成するように、すなわち、単結晶製作品を生成するように、液体金属合金が固化される、又は方向凝固される鋳造法である。この場合、樹枝状結晶が、熱流束に沿って整列し、棒状結晶粒構造体(柱状結晶体、すなわち、製作品の全長に渡って延びる結晶粒で、この場合、専門用語の一般的用法に従って、方向凝固したと言われる結晶粒)、又は単結晶構造体(すなわち、製作品の全体が単結晶からなる)のいずれかを生成する。これらの方法では、方向性のない成長は、必然的に、横及び縦結晶粒界(これらは、方向固化したコンポーネント又は単結晶コンポーネントの有益な特性を駄目にする)を形成するので、球状(多結晶)凝固への転移を避けることが必要である。通常、方向固化構造体が参照される場合、これは、結晶粒界を全く有さないか又はせいぜい小傾角結晶粒界を有するにすぎない単結晶、さらには横結晶粒界を全く有さない棒状結晶構造体(これらは、縦方向に延びる結晶粒界は実際に有するのであるが)の両方を意味することが意図されている。後者のこれらの結晶構造体は、また、方向凝固構造体とも呼ばれる。このような方法は、米国特許第6,024,792号明細書、及び欧州特許第0892090A1号明細書により知られており、凝固方法に関して、これらの文書は、本開示の一部である。
ブレード120、130は、また、腐食又は酸化に対して保護する、本発明による層7を有し得る。密度は、好ましくは、理論密度の95%である。
保護酸化アルミニウム層(TGO=熱成長酸化層)が、MCrAlX層上に形成される(中間層として、又は最外層として)。
MCrAlXの上に、さらに熱遮蔽層が存在し得るが、この層は、好ましくは、最外層であり、例えば、ZrO、Y−ZrOからなる、すなわち、それは、安定化されていないか、或いは、酸化イットリウム及び/又は酸化カルシウム及び/又は酸化マグネシウムによって部分的に、又は完全に安定化されている。熱遮蔽層は、MCrAlX層の全体を覆う。棒状結晶粒が、適切なコーティング方法、例えば電子線堆積(EB−PVD)によって、熱遮蔽層に生成されている。他のコーティング方法、例えば、大気圧プラズマ溶射(APS)、LPPS、VPS又はCVDが想定され得る。熱遮蔽層は、より良好な耐熱衝撃性のために、ミクロ−若しくはマクロ−クラックのある多孔性結晶粒を含み得る。このように、熱遮蔽層は、好ましくは、MCrAlX層よりも多孔性である。
ブレード120、130は、中空又は中実であるように設計され得る。ブレード120、130が冷却されることを意図する場合、それは中空であり、任意選択で、フィルム冷却穴418(ダッシュによって示されている)もまた備え得る。
図5は、ガスタービン100の燃焼室110を示す。燃焼室110は、多数の燃焼器107(これらは、炎156を生じ、回転軸102の周りに円周方向に配置されている)が共通の燃焼室空間154に通じている、例えば、いわゆる環状燃焼室として設計される。この目的のために、燃焼室110は、全体として、回転軸102の周りに位置する1つの環状構造体として設計されている。
比較的高い効率を実現するために、燃焼室110は、約1000℃から1600℃の比較的高い作業媒体Mの温度に対して設計されている。材料にとって不利なこれらの運転パラメータの下でさえ、比較的長い運転時間が許容されるように、燃焼室の壁面153は、作業媒体Mに面するその側に、熱遮蔽要素155によって形成される内部ライニングが備わっている。
燃焼室110の内側は温度が高いので、冷却システムが、また、熱遮蔽要素155のために、又はこれらの保持要素のために備えられ得る。この場合、熱遮蔽要素155は、例えば、中空であり、さらに場合によっては、燃焼室空間154に通じている冷却穴(図示せず)も有し得る。
合金からなる各熱遮蔽要素155は、特に耐熱性である保護層(MCrAlX層及び/又はセラミックコーティング)を作業媒体側に備えているか、又は耐火性材料(固体セラミックブロック)からなる。これらの保護層7は、タービンブレードと同様であり得る。MCrAlXの上に、さらに、例えば熱遮蔽セラミック層が存在し得るが、これは、例えば、ZrO、Y−ZrOからなる、すなわち、それは、安定化されていないか、或いは、酸化イットリウム及び/又は酸化カルシウム及び/又は酸化マグネシウムによって部分的に、又は完全に安定化されている。棒状結晶粒が、適切なコーティング方法、例えば電子線堆積(EB−PVD)によって、熱遮蔽層に生成されている。他のコーティング方法、例えば、大気圧プラズマ溶射(APS)、LPPS、VPS又はCVDが想定され得る。熱遮蔽層は、より良好な耐熱衝撃性のために、ミクロ−若しくはマクロ−クラックのある多孔性結晶粒を含み得る。
改修は、タービンブレード120、130又は熱遮蔽要素155が、それらの使用後に、保護層を取り去られる(例えば、サンドブラストによって)必要があり得ることを意味する。この場合、腐食及び/又は酸化層或いは腐食及び/又は酸化生成物が除去される。任意選択で、タービンブレード120、130又は熱遮蔽要素155におけるクラックもまた補修される。次いで、タービンブレード120、130又は熱遮蔽要素155は再コーティングされ、タービンブレード120、130又は熱遮蔽要素155は再び使用される。
1 コンポーネント
4 基材
7 保護層
10 熱遮蔽セラミック層

Claims (21)

  1. 次の元素(wt%でのデータ):
    24%〜26%のコバルト(Co)、
    特に25%、
    16%〜25%のクロム(Cr)、
    9%〜12%のアルミニウム(Al)、
    0.1%〜0.7%のイットリウム(Y)及び/又は
    スカンジウムと希土類元素とを含む群からの少なくとも1種の等価金属、
    任意選択で、0.1%から0.7%のリン(P)、
    特に、0.6%のリン、
    任意選択で、0.1%から0.6%のケイ素(Si)、
    特に0.5%のケイ素、
    任意選択で、1.0%から2.0%のレニウム(Re)、
    ニッケル、
    特に残部を埋めるニッケル、
    を含む合金。
  2. 16wt%〜18wt%のクロム、
    特に、17wt%のクロム、
    を含む、請求項1に記載の合金。
  3. 23wt%〜25wt%のクロム、
    特に、24wt%のクロム、
    を含む、請求項1に記載の合金。
  4. 22wt%から24wt%のクロム、
    特に、23wt%のクロム、
    を含む、請求項1に記載の合金。
  5. 0.2wt%〜0.4wt%のイットリウム、
    特に0.3wt%のイットリウム、
    を含む、請求項1から4の何れか一項に記載の合金。
  6. 0.5wt%〜0.7wt%のイットリウム、
    特に0.6wt%のイットリウム、
    を含む、請求項1から4の何れか一項に記載の合金。
  7. 0.14wt%から0.24wt%のイットリウム(Y)、
    特に0.2wt%のイットリウム、
    を含む、請求項1から4の何れか一項に記載の合金。
  8. 9wt%〜11wt%のアルミニウム、
    特に10wt%のアルミニウム、
    を含む、請求項1から7の何れか一項に記載の合金。
  9. 9.5wt%〜11.5wt%のアルミニウム、
    特に10.5wt%のアルミニウム、
    を含む、請求項1から7の何れか一項に記載の合金。
  10. 1.3wt%〜1.7wt%のレニウム、
    特に、1.5wt%のレニウム、
    を含む、請求項1から9の何れか一項に記載の合金。
  11. リン(P)、
    特に、少なくとも0.2wt%のリン(P)、
    を含む、請求項1から10の何れか一項に記載の合金。
  12. ケイ素(Si)、
    特に、少なくとも0.2wt%のケイ素(Si)、
    を含む、請求項1から11の何れか一項に記載の合金。
  13. ジルコニウム(Zr)を含まない、及び/又は、チタン(Ti)を含まない、及び/又は、ガリウム(Ga)を含まない、及び/又は、ゲルマニウム(Ge)を含まない、及び/又は、レニウム(Re)を含まない、請求項1から12の何れか一項に記載の合金。
  14. コバルト、クロム、アルミニウム、イットリウム、ニッケル、並びに次の任意選択の成分:レニウム、ケイ素及び/又はリンからなる、請求項1から13の何れか一項に記載の合金。
  15. コバルト、クロム、アルミニウム、イットリウム、レニウム、ニッケル、並びに次の任意選択の成分:ケイ素及び/又はリンからなる、請求項1から12の何れか一項に記載の合金。
  16. コバルト、クロム、アルミニウム、イットリウム、レニウム、ケイ素、及びニッケルからなる、請求項1から12の何れか一項に記載の合金。
  17. コバルト、クロム、アルミニウム、イットリウム、レニウム、リン、及びニッケルからなる、請求項1から11の何れか一項に記載の合金。
  18. コバルト、クロム、アルミニウム、イットリウム、レニウム、及びニッケルからなる、請求項1から10の何れか一項に記載の合金。
  19. コバルト、クロム、アルミニウム、イットリウム、及びニッケルからなる、請求項1から10の何れか一項に記載の合金。
  20. 請求項1から19の何れか一項に記載の合金の組成を有する、特に高温で、腐食及び/又は酸化に対してコンポーネント(1)を保護するための保護層。
  21. 高温での腐食及び酸化に対して保護されるように、請求項20に記載の保護層(7)を備え、
    特に、保護層(7)の上に熱遮蔽セラミック層(10)が付けられた、
    コンポーネント、
    特に、ガスタービン(100)のコンポーネント(120、130、155)、
    特に、基材(4)がニッケル系又はコバルト系であるコンポーネント(120、130、155)。
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