JP2012512439A - ろ光式キートップベーゼル - Google Patents

Abstract

本発明は、人目につかない効果を有する発光キートップを提供する。特に、背景色の黒と、所定のパターン印刷青と、所定のパターン印刷赤が、全て、キートップの背面に印刷される。同一色の光源からの色つき印刷パターンの点灯は、通信機器や個人的な娯楽機器上で現在の作動モードを区別することである。ゼロモードやオフモードでの人目につかないキートップの導入では、キートップは、黒色または背景色であり、赤色光源がスイッチを入れられると、赤色印刷パターンだけが点灯し、および／または、青色光源がスイッチを入れられると、青色印刷パターンだけが図示のように点灯する。

Description

本発明は人目につかないようにする効果を有する発光キートップの分野に関し、より詳細には、キートップの裏側に背景色の黒と、所定のパターンの青と、所定のパターンの赤を印刷することによって、通信機器や個人的な娯楽機器上のカラー光源から照明する時に現在の作動モードを区別するための発光キートップに関する。

一般に、家電業界におけるさまざまな携帯機器用のデータおよびコマンド入力を容易にするために、発光キーパッドおよび／またはベーゼルが、幅広く適用されている。そのような機器は、携帯電話や、ハンドヘルドコンピュータや、ポケットベルや、自己管理手帳や、娯楽機器や、音楽プレーヤや、テレビや、ラジオや、制御機器を含み、信号生成を含む様々な補助機能を行うスイッチとして実用的な遠隔制御を含んでおり、特に、キーパッドの厚みに影響することなく、夜間や光の少ない状況でも文字や機能モードを識別するためのものである。

従来の発光キーパッドにおいて、光源は、いかなる単一色でもよい。光源は、発光ダイオード（ＬＥＤ）および／またはエレクトロルミネッセント灯（ＥＬ）でもよい。背景色は、キートップの第２面へのスプレー塗装や、シルクスクリーン塗装や、非導電真空蒸着（ＮＣＶＭ）によって達成される。識別パターンは、所定の位置で背景シルクスクリーンメッシュから抜かれたり、非導電真空蒸着法が使われるならパターンを覆っている金属塗膜を取り除くように化学洗浄によって形成される。これにより、選択された色が、パターン領域に充填され、背景印刷から印刷されないで残るのである。識別パターンや文字は、作動や機能のモードを示し、使用者がどのモードや機能に機器が現在あるのかを正確に知ることができるのである。

しかし、上記した従来のキートップは、特に、現代の通信機器が音楽プレーヤ（ｍｐ）作動やデジタルカメラ作動などの追加の作動モードを備えている場合に、効率を悪くする多くの欠点を有している。追加の作動モードは、したがって、使用者が機器が現在ある作動モードを容易に識別できるように機器が実行しなければならないおよび／または使いやすくなければならない機能の数を増やす。

上述した欠点を解決するために、いくつかの検討がなされ、光漏れを防ぐための分割されたＬＥＤ灯や複数色のセグメントを備えたＥＬ灯が提供される。しかし、これらの検討には、未だに欠点があり、すなわち、製造の困難や、高エネルギ消費や追加的に増加する費用要素があり、その結果、これらの追加的な欠点は、実用化を不可能にするのである。

追加の作動モードを備えながらも、発光キーパッドは、薄く、省エネルギで、現在の製造コストを維持するか削減する必要がある。そのような目的は、添付の特許請求の範囲に記載したろ光式キートップベーゼルによって達成される。

以下に、図面の簡単な説明を示し、図面を通して、同一の参照番号は同一の要素を示す。
図１は、「オン」モードにおける、従来のキーパッドの頂面図である。識別パターンまたは文字が異なる色で印刷されている。 図２は、様々な層のインクと光源と識別光源を示す従来のキーパッドの断面図である。 図３は、光源への電源が切られている、「０」または「オフ」モードにおける本発明の発光キートップベーゼルの第１実施例の頂面図である 図４は、様々な層のインクとＬＥＤ光源を示す本発明の発光キートップベーゼルの第１実施例の断面図である。 図５は、赤色ＬＥＤ電源が入っている時に点灯された赤色印刷パターンを備えた本発明の発光キートップベーゼルの第１実施例の頂面図である。 図６は、赤色ＬＥＤだけが入っている、様々な層の色印刷を示す本発明の発光キートップベーゼルの第１実施例の断面図である。 図７は、青色ＬＥＤ電源が入っている時に点灯された青色印刷パターンを備えた本発明の発光キートップベーゼルの第１実施例の頂面図である。 図８は、青色ＬＥＤだけが入っている、様々な層の色印刷を示す本発明の発光キートップベーゼルの第１実施例の断面図である。 図９は、構成層を示す、直接ＬＥＤ灯を照射されたキートップを備えた本発明の発光キートップベーゼルの第２実施例の分解層図である。 図１０は、構成層を示す、直接ＥＬ灯を照射されたキートップを備えた本発明の発光キートップベーゼルの第２実施例の分解層図である。 図１１は、構成層を示す、光導体を照射されたキートップを備えた本発明の発光キートップベーゼルの第２実施例の分解層図である。

本発明は、従来技術の上記した欠点を解消するために提供され、本発明の目的は、審美的な「人目につかない」および／または画像と画像の間を補完する変形効果を備えたろ光型キートップを有するキーパッドであって、使用者が機器の現在の作動を容易に識別できるものを提供することである。キートップ上に印刷された特定のパターンは、異なる色の光を与え、濾過する現在の作動を命じるように指定される。これにより、使用者は、機器が正確に使用されている作動モードに基づいて機器を制御することが可能となる。異なる色とパターンの組合せが、電気通信または電子携帯機器での様々な機能制御に適用される様々なマトリックスを作り出す。異なる光源を選択することができるので、特に、出来るだけ多くのマルチメディア機能を器用で重要な小型機器を好む最近の使用者のために、設計者がその設計に見合う光源の選択範囲を広げることを可能にする。

一般的に、本発明のキートップベーゼルは、きれいな表面である、頂部層に配置されている。光源は、キートップの下方にあり、光を頂面へ供給し、透光性印刷パターンを通ってろ過される。この点灯されたパターンは、使用者に機器が現在使われている作動モードを知らせることができる。

図１と図２は、赤色透光性画像５、青色透光性画像４、キートップ２、不透明黒色芯抜けアートワーク３、単一色光源６（ＥＬまたはＬＥＤ）の層からなる従来のキートップ１を示している。ベーゼルまたはキートップ膜層２は、紫外線型印刷膜、ポリメチルメタアクリレート（ＰＭＭＡ）膜、ポリカーボネート（ｐｃ）膜、ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）膜および／またはポリマやエラストマ材料による他の透明および／または透光性膜の群から選択される１つ以上の材料を含んでいる。

本発明の開示をより理解するために、本発明の２つの好適実施例が、例として以下に記載されるが、これらの例示的な実施例は、本発明の範囲を制限するものではなく、本発明は、添付の請求の範囲によって限定される。

図３から図８によれば、本発明の発光キートップベーゼル７の第１実施例が提供されており、これは、赤色透光性画像８、青色透光性画像９、キートップ層１０、透光性黒色層１１、不透明黒色芯抜けアートワーク層１２、少なくとも青色ＬＥＤ１３と赤色ＬＥＤ１４を備えたカラー発光または照射要素からなる。図３と図４は、青色と赤色ＬＥＤ１３、１４がスイッチを切られているために、「人目につかない」または無照射モードにあるキートップベーゼル７を示している。図５と図６は、青色ＬＥＤ１３がスイッチを切られ赤色ＬＥＤ１４がスイッチを入れられているために、赤色画像８だけが照射され、青色画像９は照射されていない、第１作動モードのキートップベーゼル７を示している。図７と図８は、青色ＬＥＤ１３がスイッチを入れられ赤色ＬＥＤ１４がスイッチを切られているために、赤色画像８が照射されず、青色画像９が照射されている、第２作動モードのキートップベーゼル７を示している。

図９から図１１を参照すると、本発明の発光キートップベーゼル２０の第２実施例が提供されており、これは、キートップ層２１、青色ボタン／画像２３、赤色ボタン／画像２２、透光性黒色層２４、不透明黒色芯抜けアートワーク（印刷）層２５、赤色透光性（印刷）パターン２６、青色透光性（印刷）パターン２７、カラー発光または照射要素からなる。

図９において、キートップ２０は、ＬＥＤランプで直接照射されており、照射要素は、赤色ＬＥＤランプ２８と、青色ＬＥＤランプ２９と、ＬＥＤランプが印刷パターンの直下に取り付けられている印刷回路基板３０からなり、その位置は、印刷パターンの色の配置によってあらかじめ決められている。

図１０において、キートップ２０は、エレクトロルミネッセントランプで直接照射されており、照射要素は、印刷パターンの色の位置によってあらかじめ決められている印刷パターンの直下のエレクトロルミネッセントランプ３３の頂部に印刷された、赤色セグメント３１と青色セグメント３２からなる。

図１１において、キートップ２０は、ＬＥＤランプで間接的に照射されており、照射要素は、好ましくは、ポリカーボネート（ＰＣ）および／またはポリメチルメタアクリレート（ＰＭＭＡ）からなる光導体３６の側に取り付けられた、赤色ＬＥＤランプ３４と青色ＬＥＤランプ３５からなる。光ガイドの材料は、優れた光ガイド性能と弾力性と柔軟性を有している必要がある。

ベーゼルまたはキートップ膜層１０、２１は、型印刷ポリカーボネート（ｐｃ）膜、ポリメチルメタアクリレート（ｐｍｍａ）膜および／またはポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）膜からなる群から選ばれた単一のシートである。

更に、膜背面は、背景不透明カラー層１１、２４で印刷されており、文字や画像を識別するパターンを残して、パターンを満たす色が背景色よりも濃くならないようにしている。これにより、光源がパターンを通ってろ光するのを可能にし、使用者に現在の機能モードを知らしめるのである。印刷された色パターンおよび光源は、共に、特に光源がＬＥＤ１３、１４、２８、２９光源を形成する時には、均一でバランスが取れていなければならない。

キートップ層７、２０上の背景色は、第２面上に噴霧法、シルクスクリーン法、タンポ印刷（ｔａｍｐｏ ｐｒｉｎｔｉｎｇ）等によって形成される。色は、背景色が適用された後に文字やパターンが覆われレーザー腐食された識別パターン領域を除いて、人目につかない画像と画像の間を補完する変形効果を生み出すように、光が漏れない、不透明な色とすべきである。パターン領域のために印刷される色は、光が透過できるように、十分に均一で透光性であるべきである。パターン上の赤色と青色は、シルクスクリーンまたはタンポ印刷（ｔａｍｐｏ ｐｒｉｎｔ）法によって印刷されうる。

Claims (8)

1. キートップ層（１０、２１）と、透光性黒色層（１１、２４）と、不透明黒色芯抜けアートワーク層（１２、２５）と、色つき発光あるいは照射要素と、複数の色つき画像（８、９、２２、２３）とからなる発光キートップベーゼル（７、２０）であって、前記色つき発光素子が、一度に、異なる色の画像の群の数と等しい数の色つき光である複数の色つき光の１つを発光するか何も発光しないことを特徴とする、発光キートップベーゼル。
2. 前記色つき光が、各々、頂部の画像と同じ色の発光された色つき光である前記色つき画像（８、９、２２、２３）の直下にある前記発光要素の所定の分割領域または点から発光されることを特徴とする、請求項１記載の発光キートップベーゼル（７、２０）。
3. 色つき画像の前記群の各々が、作動モードを示すことを特徴とする、請求項１記載の発光キートップベーゼル（７、２０）。
4. 前記発光要素が、少なくとも青色発光ダイオード（１３、２９）と赤色発光ダイオード（１４、２８）からなることを特徴とする、請求項１記載の発光キートップベーゼル（７、２０）。
5. 前記発光要素が、エレクトロルミネッセントランプ（３３）の頂部に印刷された少なくとも赤色セグメント（３１）と青色セグメント（３２）からなることを特徴とする、請求項１記載の発光キートップベーゼル（７、２０）。
6. 前記発光要素が、光導体（３６）上に並んで設けられた、少なくとも赤色ＬＥＤランプ（３４）と青色ＬＥＤランプ（３５）からなることを特徴とする、請求項１記載の発光キートップベーゼル（７、２０）。
7. 前記光導体（３６）が、好ましくは、ポリカーボネートまたはポリメチルメタアクリレートから選択された、光ガイド性能と弾性と柔軟性を備えた材料からなることを特徴とする、請求項６記載の発光キートップベーゼル（７、２０）。
8. 前記キートップ層（１０、２１）が、紫外線型印刷、ポリカーボネート、ポリメチルメタアクリレートおよびポリエチレンテレフタレートの群から選択された材料の膜からなることを特徴とする、請求項１記載の発光キートップベーゼル（２０）。

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