JP2012509631A - ナノチューブまたはナノワイヤーまたはナノビームの薄膜よりなるcmutセル - Google Patents

ナノチューブまたはナノワイヤーまたはナノビームの薄膜よりなるcmutセル Download PDF

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Abstract

本発明は、電場及び/または音波の影響の下で振動が可能な少なくとも一つの薄膜(105、205)を含み、前記薄膜が、並置されたナノチューブまたはナノワイヤーまたはナノビームの一つ以上の層(301から306)よりなる容量性電気音響CMUT変換器に関連しており、及びそのような変換器を含むUHFソーナーの音響画像デバイスに関連している。

Description

本発明は、「cMUT」と呼ばれる容量性の種類のマイクロ加工された電気音響変換器の分野に関し、改善された薄膜を含む一つ以上のcMUT変換器が装着されたデバイスを提供する。
本発明は、特に、前記薄膜の剛性及び厚さ、前記デバイスの操作周波数範囲の拡張、及びバンド幅に関する改良を与える。
それはとりわけ、高周波音響映像の分野に適用される。
超音波音響波を生成及び検出するための装置は、マイクロシステムまたはマイクロデバイスの薄層を製造するための技術により製造されたマイクロ加工超音波変換器、すなわち、音響エネルギーを電気エネルギー及びその逆に転換することのできるデバイスを含むことができる。
いくつかの種類の変換器が区別される。
−圧電性要素から形成されるpMUT変換器(pMUTは「圧電性MUT」)
−動作原理が磁気歪みに基づくmMUT変換器(mMUTは「磁気歪みMUT」)
−静電力を用いるcMUT変換器(容量性MUT)
圧電性セラミック(pMUTs)から生産される超音波変換器において固体媒体で音響波を生成することは、これらの音響インピーダンスが、波を生成する前記固体材料のものと同じ大きさのオーダであるため、部分的に安定である。逆に、液体媒体におけるpMUT変換器の利用は、インピーダンス不整合の問題を引き起こす。
この問題を扱うために、圧電性複合材料を有する変換器を利用することができる。これらの変換器において、4分の1波長層のようなインピーダンス整合層が、前記変換器の圧電性セラミック材料に加えられる。これは、そのような変換器の製造をより複雑にするという不利益を有している。
pMUT変換器に代わるものは、磁気歪みの効果に基づいて作動するcMUT変換器の利用である。
そのような変換器は、電極として作用する金属板の上に位置された電気めっきされた薄膜から形成されることができ、及び例えば空気中または水中での超音波を放射するために設計されることができる。
これらの変換器の作動は、電圧がこの金属板に印加されるときに薄膜と金属板との間の静電引力に基づいている。波長受信モードにおいて、前記音響波により引き起こされた薄膜の振動は、容量の変化によって、または歪みゲージによって測定されうる。
cMUTの主な利点の一つは、低い音響インピーダンスであり、これはそれ故、液体媒体における使用を適切にさせる。
超音波変換器は、例えば特許文献1で説明されているような音響映像デバイスを形成するために、マトリクス内に配置されることができる。
cMUT変換器は一般的に、金で被覆された窒化シリコンベースの薄膜から形成され、及びドープシリコン板の後面に位置される。
非特許文献1において、そのようなcMUT変換器の例が与えられている。
非特許文献2において、アルミナで作られた薄膜を有するcMUT変換器の例となる実施形態が同様に与えられている。
マイクロ機械加工によるcMUT変換器の生産は同様に、薄膜を取り除く段階を一般的に備えている。
薄膜を堆積する段階の前に犠牲層を構築する段階と、前記犠牲層を除去できるように前記薄膜内に孔を形成する段階と、及びそれから前記薄膜を取り除いた後に前記孔を密閉する段階と、よりなる方法は特許文献2において与えられている。
別の方法は、構造化基板上に独立して製造された薄膜を堆積する段階よりなる。
既存の堆積法は、十分に高い形状因子を有して薄膜を製造することが可能でなく、前記薄膜は一般的に非常に小さな領域に対して非常に薄く形成されるので、小さなサイズのcMUTの生産は、それ故、実施するのが困難である。
前記取り除く方法は同様に、前記薄膜を脆くする傾向にある。
さらに、そのような方法を用いて得られた前記cMUT変換器は、アクセス可能な周波数の範囲、例えば、20kHzから10MHzを有している。
変形抑制材料の層を含むcMUT変換器は、特許文献3において開示されている。
特許文献4は、その一例として、いくつかある機能の中で、前記薄膜の質量及び剛性が独立して変化でき、デバイスの改善された反応度を導く二次構造を含む薄膜を有したcMUT変換器を開示している。
そのようなデバイスは、その利用の複雑さ、製造コスト、その制限、及びアクセスされることのできる操作周波数に関する問題を引き起こす。
特許文献5において、送信と受信が結合されていない積層体から形成されたデバイスが提案されている。
前記変換器のバンド幅と効率が、この方法により増大される。そのようなデバイスは、利用の複雑さ、及び生産コストに関する問題を顕著に引き起こす。
EP 1 414 739 B1 米国特許出願公開第2007/0161896 A1号明細書 仏国特許出願公開第2 880 232号明細書 米国特許出願公開第2007/0215964号明細書 米国特許出願公開第2006/0116585号明細書 国際公開第2007/126412 A2号
Surface Micromachined Capacitive Ultrasonic Transducers, I. Ladabaum, IEEE Trans. on Ultrasonics, Ferroelectrics and frequency control, Vol 45 No 3, 1998 "Measurement of Nano-displacement based on in-plane suspended gate MOSFET detection compatible with a front-end CMOS process" by E. Colinet et al. in 2008 IEEE Int. solid-state circuits conf, session 18, MOS MEDLEY, 18.2. Langmuir Blodgett films of Single-Wall Carbon Nanotubes: Layer-by-layer deposition and in-plane orientation of nanotubes Jpn. J. Appl. Phys. Vol. 42 (2003) pp. 7629−7634 Frequency Dependence of the structure and electrical behaviour of carbon nanotubes assembled by dielectrophoresis Nanotechnology 16 (2005) 759−763. Synthesis of graphene based nanosheets via chemical reduction of exfoliated graphite oxide Carbon 45 (2007) 1558−1565
上で述べた不利点と比較して改善を示すcMUT変換器を有する新たなデバイスを探すことの問題が引き起こされる。
本発明は、ナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドの層からそれぞれ形成された一つ以上の薄膜を含むcMUT型の容量性電気音響変換器セルを用いる。
「ナノワイヤー」または「ナノロッド」または「ナノチューブ」とはここでは、0.5nmと5μmの間の限界寸法または(ナノワイヤーまたはナノチューブの場合は)限界半径を有する棒状の形態にある要素を意味している。
ナノワイヤーは、丸いプロファイルを有した円筒形または概略円筒形であることができる。
ナノロッドは、平行六面体形または概略平行六面体形であることができる。
「ナノチューブ」は、中空の中心部分を有し、0.5nmと5μmの間にありうる直径を有する棒状を意味することが意図されている。
前記ナノワイヤーまたはナノロッドまたは前記ナノチューブの長さは、例えば50nmと1mmの間にあることができる。
そのようにして本発明は、電場及び/または音波の効果の下で振動するように設計された少なくとも一つの薄膜を含むcMUT型の容量性電気音響変換器を考慮しており、前記薄膜は、並置されたナノチューブ及び/または並置されたナノワイヤー及び/またはナノロッドで形成された一つ以上の層から形成されている。
前記薄膜は、相互に平行なナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドの少なくとも一つの層から形成されうる。
薄膜内のナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドのアセンブリは、本発明の変換器が、小型及び剛性である一方、超音波変換器の作動機能を達成するNEMS共鳴装置の性能特性の利益を享受することを可能にしている。言い換えると、本発明による変換器は小さく、及び高い作動振動数を有している。
一つの可能な手段によると、前記デバイスは、ファン・デル・ワールス相互作用の平衡距離のオーダの距離により隔てられた平行なナノチューブ及び/またはナノワイヤー及びナノロッドの一つ以上の層からそれぞれ形成された一つ以上の薄膜を含んでいてもよい。
この薄膜は、少なくとも一つのキャビティの上に位置されてもよく、及び前記デバイスがエミッションモードにあるとき、電場の効果の下で振動するように設計されてもよい。
前記薄膜は、前記デバイスがレセプションモードにあるとき、音波の効果の下で振動するように設計されうる。
そのようなデバイスは、特に流体媒体、場合により物理的性質の一つ以上の勾配、及び場合により固体含有を有しており、及び場合により不規則な境界を有する流体媒体で、高周波が生成及び検出されることを可能にする。
一つの実現性によると、前記薄膜は、ナノチューブ及び/またはナノワイヤー及びナノロッドに取り付けられた一つ以上の「接続」層を含みうる。
別の実現性によると、前記薄膜は同様に、ナノチューブ及び/またはナノワイヤー及びナノロッドに取り付けられた一つ以上の「接続」層から形成されうる。
そのような層は、前記ナノワイヤー、ナノチューブ及び/またはナノロッドが接続され、及び/または前記薄膜を密封することを可能にするように設計されうる。
前記接続層の基体は、前記薄膜のナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドの層よりも変形可能となるように選択された材料であることができる。
前記薄膜は、
−第1のサイズ、特に第1の限界寸法のナノチューブまたはナノワイヤーまたはナノロッドの一つ以上の層
−前記第1のサイズとは異なる第2のサイズ、特に第1の限界寸法とは異なる第2の限界寸法のナノチューブまたはナノワイヤーまたはナノロッドの一つ以上の層
を含んでいてもよい。
これは、例えば、バンド幅が増大され、作動周波数が調節され、及び/またはエミッション及びレセプション周波数が結合されることを可能にしている。
可能な手段によると、前記薄膜は、第1の方向に整列されたナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドの少なくとも第1の層、及び前記第1の方向に垂直する第2の方向に整列されたナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドの少なくとも第2の層から形成されうる。
特定の手段によると、前記薄膜は、ナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドの一つ以上の層から形成されうる。
この場合、一つの可能性によると、前記薄膜は、ナノチューブ及び/またはナノロッド及び/またはナノワイヤーの少なくとも一つの層に取り付けられたグラフェンベースの少なくとも一つの層を含みうる。
ナノチューブ、ナノワイヤー、またはナノロッドの層で形成された薄膜を覆うことの事実は、その機械的性質無しに、前記薄膜の不浸透性及び作動効率の度合いが保証されることを可能にしている。
別の可能性によると、前記薄膜は、少なくとも第1のグラフェンの層と少なくとも第2のグラフェンの層との間に挿入された一つ以上のナノチューブの層、及び/またはナノロッドの層、及び/またはナノワイヤーの層から形成されうる。
特定の手段によると、前記薄膜は、単にナノワイヤー及び/またはナノロッド及び/またはナノチューブよりなる自立コアから形成されうる。
容量性電気音響変換器は同様に、少なくとも一つの作動及び/または検出電極と、及びその上で薄膜が振動することが意図されている少なくとも一つのキャビティと、を含むことができ、前記薄膜は、前記キャビティに面して位置されている。
前記容量性電気音響変換器は同様に、
−前記電極に固定電位を印加するための手段と、
−前記電極に可変電位を印加するための手段と、
を含むことができる。
この場合、前記変換器は放出器として、または放出器/受信器として作動するように設計されることができる。
前記容量性電気音響変換器は、
−前記電極に固定電位を印加するための手段と、
−容量メーターを形成する手段と、
を含むことができる。
この場合、前記変換器は受信器として、または放出器/受信器として作動するように設計されることができる。
可能な手段によると、前記容量性電気音響変換器は同様に、
−少なくとも一つの第1の電極と、その上で薄膜が振動することが意図されている少なくとも一つのキャビティであって、前記薄膜は前記第1のキャビティに面して位置されているキャビティと、
−少なくとも一つの第2の電極及び少なくとも一つの第2のキャビティであって、前記第2の電極及び前記第2のキャビティに面する薄膜は、振動することが意図されている電極及びキャビティと、
を含むことができる。
可能な手段によると、前記第1のキャビティは、例えば、前記第2のキャビティが前記デバイスの受信部を形成することを目的とすることができるのに対して、前記デバイスの放出部を形成することを目的とすることができる。
前記変換器の可能な手段によると、同一の薄膜が前記第1のキャビティと前記第2のキャビティに面して位置されることができる。
可能な手段によると、前記変換器は、同一のキャビティ上に位置された複数の薄膜を含むことができる。
可能な手段によると、前記変換器は、いくつかのキャビティまたはキャビティのマトリクス上に位置された一つの薄膜を含むことができる。
前記変換器は、同一のキャビティの上に、または面して位置されるいくつかの薄膜を含むことができる。
本発明は同様に、上で述べたようなcMUT型容量性電気音響変換器のマトリクスを含むUHF音響またはソーナー画像デバイスに関係している。
純粋に示し、及び表示として、且つ決して限定することなく与えられた実施形態の例示の説明を読み、添付された図面を参照することにより、本願発明はより理解されるだろう。
ナノチューブ、ナノワイヤー、またはナノロッドより形成された薄膜を含む、本発明によるcMUT変換器の例を横断面図により図示している。 ナノチューブ、ナノワイヤー、またはナノロッドより形成された薄膜を含む、本発明によるcMUT変換器の例を上面図により図示している。 本発明による放射器、または受信器、または放射−受信器として個々に作動するcMUTの例を図示している。 本発明による放射器、または受信器、または放射−受信器として個々に作動するcMUTの例を図示している。 本発明による放射器、または受信器、または放射−受信器として個々に作動するcMUTの例を図示している。 本発明による放射器、または受信器、または放射−受信器として個々に作動するcMUTの例を図示している。 本発明による放射器、または受信器、または放射−受信器として個々に作動するcMUTの例を図示している。 本発明によるcMUT変換器デバイスのパルス操作の例を図示している。 本発明によるcMUT変換器デバイスのトランジエント操作の例を図示している。 本発明によるcMUT変換器デバイスの永久操作の例を図示している。 本発明によるcMUT変換器の例におけるナノチューブのネットワークから形成された薄膜を図示しており、前記薄膜が横断面図で示されている。 本発明によるcMUT変換器の例におけるナノチューブのネットワークから形成された薄膜を図示しており、前記薄膜が上面図で示されている。 本発明によるcMUT変換器の薄膜を図示しており、前記薄膜はナノチューブの高密度ネットワークで形成されており、横断面図で示されている。 本発明によるcMUT変換器の薄膜を図示しており、前記薄膜はナノチューブの高密度ネットワークで形成されており、上面図で示されている。 本発明によるcMUT変換器デバイスの薄膜を形成する、または薄膜内に含まれるナノチューブのネットワークの様々な配列を図示している。 本発明によるcMUT変換器デバイスの薄膜を形成する、または薄膜内に含まれるナノチューブのネットワークの様々な配列を図示している。 本発明によるcMUT変換器デバイスの薄膜を形成する、または薄膜内に含まれるナノチューブのネットワークの様々な配列を図示している。 本発明によるcMUT変換器デバイスの薄膜を形成する、または薄膜内に含まれるナノチューブのネットワークの様々な配列を図示している。 本発明によるcMUT変換器の薄膜内のナノワイヤー、またはナノチューブ、またはナノロッドのネットワークの様々な配列を図示している。 本発明によるcMUT変換器の薄膜内のナノワイヤー、またはナノチューブ、またはナノロッドのネットワークの様々な配列を図示している。 本発明によるcMUT変換器の薄膜内のナノワイヤー、またはナノチューブ、またはナノロッドのネットワークの様々な配列を図示している。 本発明によるcMUT変換器の薄膜内のナノワイヤー、またはナノチューブ、またはナノロッドのネットワークの様々な配列を図示している。 本発明によるcMUT変換器の薄膜内のナノワイヤー、またはナノチューブ、またはナノロッドのネットワークの様々な配列を図示している。 本発明によるcMUT変換器の薄膜内のナノワイヤー、またはナノチューブ、またはナノロッドのネットワークの様々な配列を図示している。 異なる方向に配列されたナノチューブのいくつかの層から形成されたcMUT変換器の薄膜を、上面図により図示している。 異なる方向に配列されたナノチューブのいくつかの層から形成されたcMUT変換器の薄膜を、横断面図により図示している。 図11Aは、本発明によるcMUTデバイスの共鳴周波数グラフの例を与えており、1μm長さのナノチューブで形成された薄膜及び1nm半径のナノチューブで形成された薄膜を含んでおり、空気及び水中の薄膜に対するデジタルシミュレーションをそれぞれ用いて得られている。 図11Bは、本発明によるcMUTデバイスの共鳴周波数グラフの例を与えており、1μm長さのナノチューブで形成された薄膜及び1nm半径のナノチューブで形成された薄膜を含んでおり、空気及び水中の薄膜に対するデジタルシミュレーションをそれぞれ用いて得られている。 図12Aは、本発明によるcMUTデバイスの共鳴周波数グラフの例を与えており、1nm半径のナノチューブで形成された薄膜及びヤング率1TPaの薄膜を含んでおり、空気及び水中での測定をそれぞれ用いて得られている。 図12Bは、本発明によるcMUTデバイスの共鳴周波数グラフの例を与えており、1nm半径のナノチューブで形成された薄膜及びヤング率1TPaの薄膜を含んでおり、空気及び水中での測定をそれぞれ用いて得られている。 密閉されたキャビティを含む本発明によるcMUT変換器デバイスの例を図示している。 本発明によるcMUT変換器デバイスにおける長方形のキャビティの例を図示している。 同一のキャビティと向かい合ういくつかの薄膜を含む、本発明によるcMUT変換器デバイスの例を図示している。 いくつかのキャビティと向かい合う一つの薄膜を含む、本発明によるcMUT変換器デバイスの例を図示している。 上下に配置され、異なる方向に配列された、いくつかの薄膜を含む、本発明によるcMUT変換器デバイスの例を図示している。
様々な図の同一の、類似のまたは等しい部分は、一つの図から別への推移を容易にするために同一の参照番号を有している。
図に示された様々な部分は、図をより読みやすくするために、均一な大きさで示される必要はない。
少なくとも一つのcMUTマイクロ製造超音波変換器を含む、本発明によるデバイスの例が、図1A及び1Bにおいて与えられている(図1Aは前記デバイスの横断面図X’Xを示しており、図1Bにおいて前記デバイスの上面図が与えられている)。
前記セルは、少なくとも一つの電極107を含み、これは例えば、金ベースの金属であり、及び電気的接地の役割を果たしうる導電ゾーン103a、103bが位置しているシリコンまたはシリコン酸化物の基部を有する基板100上に位置されている。
前記セルは同様に、少なくとも一つの薄膜105を含んでおり(図1Aにおいて振動していることが示されている)、その端部は、前記薄膜105を接地するためにゾーン103a、103bに接続されている。
薄膜105は、例えばSiOのような絶縁材料で作られた基部を有するブロック104により支持されてもよく、前記薄膜が横たわるのを防ぐ。前記ブロック104は、前記薄膜105が、前記電極107を露呈させるキャビティ110の上に保たれることを可能にさせており、前記薄膜105は振動することが意図されている。
前記キャビティ110の深さ(図1A及び1Bにおいて与えられた直交座標
Figure 2012509631
のベクトル
Figure 2012509631
と平行な方向に定義されている)は、例えば、100nmのオーダ、または、例えば、100nmと1000nmの間でありうる。
前記キャビティ110は、例えば、長方形または正方形の形状であってもよく、この水平寸法(図1A及び1Bにおいて与えられた平面
Figure 2012509631
と平行な方向に定義されている)は、1μmのオーダであってもよく、または例えば、300nmと3μmの間であってもよく、操作周波数、前記薄膜105の振動強度のような前記デバイスの所定の操作パラメータを最適化するために調節される。
前記薄膜105は、ナノチューブ、例えばSiのような半導体材料の基体を有するか、またはSiのような誘電体材料の基体を有するカーボンナノチューブ、ナノワイヤー、ナノロッドから形成されうる。前記ナノチューブ、またはナノワイヤー、またはナノロッドは単一層、または上下に配置された、いくつかの層内に配列されうる。
前記薄膜105は、整列されたナノワイヤーまたはナノロッドの並列行で形成されてもよい。
前記ナノチューブまたはナノワイヤーまたはナノロッドは、互いに平行することができ、非常に強いファン・デル・ワールスタイプの側面相互作用が得られることを可能にしている。
整列され、及び平行なナノワイヤーまたはナノチューブで形成された薄膜は、結晶材料の基体を有する層から形成された従来の薄膜のものよりもっと高いヤング率を有しうる。加えて、これらのナノチューブ、ナノワイヤー、及びナノロッドの小さな半径に起因して、この方法で形成された薄膜は従来の薄膜のものより小さな、1ナノメートルのオーダの厚さを有している。
前記ナノワイヤー、ナノチューブ、またはナノロッドは、いくつかの層または厚さにわたって分布されることができる。
これらの平均特性、例えば平均半径の範囲で前記ナノチューブの分散を修正することにより、前記薄膜が振動するように意図された周波数の範囲、同様に前記デバイスのバンド幅を修正することが可能である。
そのような薄膜は同様に、その増加された剛性に加えて、厚さがナノメートルの割合の精度で制御されることができるという利点を有している。
前記薄膜は同様に、親水性または疎水性で作られる。これはとりわけ、前記薄膜がカーボンナノチューブの基体を有しているとき容易にされる。
使用されるナノチューブまたはナノワイヤーまたはナノロッドの種類を修正することにより、前記薄膜の密度、剛性または厚さのような所定の物理的パラメータを制御することを可能にしている。
前記薄膜105は、前記ナノチューブまたはナノワイヤーまたはナノロッドが接続されることを可能にさせ、及び場合によって、密閉を提供し及び/またはその機械的性質を減ずることなく前記薄膜の活性効率の度合いを保証することを可能にさせるように、「接続」シートまたは層と呼ばれる一つ以上のシートまたは層を含むことができる。
例えば、前記薄膜105が並列するナノチューブの一つ以上の層から形成される場合、前記「接続」層は、例えば、一つ以上のグラフェン層の形態であることができる。
前記ナノチューブへの一つ以上のグラフェン層の追加は、少数のシート及び前記ナノチューブのものよりとても低いこれらの層のヤング率に起因して、前記薄膜の移動を減ずることなく前記薄膜の密着性と密閉性が改善されることを可能にする。
場合により、前記薄膜のより大きな密閉性と密着性を可能にする、グラフェン以外の材料の基体を有する接続層が利用されてもよい。
前記接続層は、前記薄膜のナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドよりも大きく変形可能な材料の基体で設計されてもよい。
例えば、等しいかまたはおおよそ等しいヤング率が与えられると、前記薄膜の全てのナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドよりも少なくとも5倍低い慣性モーメントを有するように、前記接続層は設計されうる。別の実現性により、等しいかまたはおおよそ等しい慣性モーメントが与えられると、前記ナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドにより形成されたアセンブリよりも少なくとも5倍低いヤング率を有するように、前記接続層は設計されうる。
前記薄膜105は、前記キャビティ110を囲う領域において、その一部に横たわって、例えばアルミニウム基材を有する金属ゾーン112a、112bで被覆されうる。前記ゾーン112a、112bの金属材料の前記薄膜への接触は、例えば、酸化、RIE処理(RIEとは「反応性イオンエッチング」を示す)、または前記ナノチューブの機能化、例えばCOOH基を用いる機能化により向上されうる。
そのような金属ゾーン112a、112bは、前記薄膜と前記支持体との間の乏しい接続に関して、エネルギーの損失と動作周波数の減少を制限するために、前記薄膜105が前記キャビティ110の端部に取り付けられることを可能にすることができる。
波を生成するためにDC分極電圧、及び同様にAC電圧が電極107に印加される。
入射波を検出するために、DC分極電圧が前記薄膜105に印加される。周囲の流体の移動は、前記薄膜105の振動を引き起こす。これらの振動は、前記電極107と薄膜105との間の可変容量測定により検出される。
例えば、非特許文献2で説明されたような検出方法を用いることが可能である。
別の電圧が与えられる場合、放射波とターゲット媒体により反射された波との間の相互作用を検出するために、放射状態にある前記薄膜105において容量の変化を検出することが可能である。
説明されてきたcMUTセルの実施例の変形によると、単一の薄膜105が位置される二つの非常に近接したキャビティを有するデバイス、または第1の薄膜が位置される第1のキャビティと第2の薄膜が位置されて、前記第1の薄膜とは分離される第2のキャビティとを含むデバイスを実装することが可能である。この場合、第1のキャビティは、第2のキャビティが受信部のために設計されることができると同時に、前記デバイスの放射部を生産するために設計されることができる
両方のキャビティが十分に近いとき、例えばd<<λとなるような距離dで隔てられているとき、受信キャビティ内の入射波は放出キャビティ内の入射波と一致しており、測定が容易である。
図2Aから2Eにおいて、cMUTセルの配置の様々な例とこれらのセルの動作モードが与えられる。
図2Aにおいて、図1A及び1Bに関連して上で説明された種類のcMUT変換器セルが与えられる。このセルは、音響波放射器200として動作し、電極107に面するキャビティ110内で振動することが意図されている薄膜105を含んでいる。前記デバイスは同様に、前記電極107に可変電位Vaを印加するための手段210と、前記薄膜105に固定電位Vsを印加するための手段212が装着されている。
図2Bにおいて、図2A及び2Bに関連して上で説明された種類のcMUT変換器セルが同様に示されている。前記セルは音響波受信202として動作し、及び薄膜105と、前記電極107に固定電位Vsを印加するための手段212と、及び前記薄膜105により受信された波を表現する容量変化δCmを測定するため、容量メーターを形成するための手段212と、を含んでいる。
cMUTセルの別の例が図2Cで与えられる。前記セルは、送受信器として動作し、及び第1のキャビティ110と第2のキャビティ170上に懸架された薄膜105を含んでいる。前記第1のキャビティ110は、前記セルの放射部に属している。前記セルは同様に、前記薄膜105に可変電位Vaを印加するための手段と、前記電極107に固定電位Vsを印加するための手段と、を含む。前記第2のキャビティ170は、一方で、前記セルの受信部に属している。前記セルは同様に、第2の電極207に固定電位Vsを印加するための手段220と、前記薄膜105の容量変化δCmを測定し、前記第2の電極207に接続された手段220と、を含む。
cMUTセルの別の例が図2Dにおいて与えられる。前記セルは送受信器として作動し、及び薄膜105と、放射器と受信器の両方として作用する単一のキャビティ110と、を含む。前記セルは同様に、前記電極107に固定電位Vsを印加するための手段212と、前記薄膜105の容量変化δCmを測定し、前記電極107に接続された手段220と、を含む。音響波200の放射を受けて、前記放射器内での反響回帰時間の測定は、前記波の反射ゾーンが位置されることを可能にし、これらの反響の周波数分析は、これらの波によって横断された前記ゾーンの性質が識別されることを可能にする。
cMUTセルの別の例は図2Eで与えられる。前記セルは、放射器−受信器として作動し、及び二つの薄膜105、205と、二つのキャビティ110、270とを含んでおり、第1の薄膜105は、前記第1のキャビティ110内で振動することを意図しており、第2の薄膜205は、前記第2のキャビティ170内で振動することを意図しており、前記第2の薄膜205は、前記第1の薄膜から分離されている。この場合において、第2のキャビティが前記受信部のために設計されることができる一方で、前記第1のキャビティは前記デバイスの放射部を作るために設計されることができる。
与えられた実施例のどちらかにおいて、前記薄膜は、ナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドの一つ以上の平行な層から形成される。
前記セルの各々は、同一の支持体内に統合された一つ以上のモジュール、例えば少なくとも一つの増幅モジュール、例えば少なくとも一つのメモリモジュール、例えば少なくとも一つのエネルギー復帰モジュール、例えばデータ送信及び受信モジュール、例えばフーリエ分解または比較のような操作を達成するための少なくとも一つの信号処理モジュール、と関連している。
これらのモジュールは同様に、前記セルから同一の距離に位置されることができるが、これは、前記セルからこの遠隔の電子機器への接続が「ワイヤボンディング」またはTSV統合(TSVは「スルー・シリコン・ビア」)のような技術により達成されることができる。
上で説明され、及びトランジスタに基づくアクティブマトリクスシステムにより独立的に操作される放射器または受信器または放射器/受信器のマトリクスが生産されることができる。
この手段により、極超短波、例えば前記デバイスが水のような液体媒体で操作することを意図しているときは10MHzと10GHzの間、特に100MHzと200MHzの間、前記デバイスが空気中で操作することを意図しているときは500MHzと5GHzとの間で操作するマイクロメトリック寸法の映像デバイスを形成することが可能である。
図3、4、5において、cMUTセルの様々な操作モードが与えられる。
一時的に操作するとき、cMUTセルは、パルス操作モード(図3)または正弦波操作モード(図4)を有しうる。
パルスモードにおいて(図3)、前記放射器に印加される電圧パルス(シグナルS1)を用いることで、前記放射器は順々にパルス(シグナルS2)の形態で音響波を放射することができ、その一次的な広がりは、前記放射器のバンド幅と周りの媒体のバンド幅とに依存している。パルスS2は前記媒体内に伝播し、周期T(T=d/cfluid、ここでcfluidは、前記媒体内の音の速さである)の後に距離dで受信部に到達する。受信されたシグナルS3の周波数解析及び放射されたシグナルS2とそれの比較は、前記放射器及び前記受信器のスペクトル内に存在する周波数に対する媒体の伝達関数が、単一の操作で検出されることを許す。パルスS2は前記媒体により部分的に反射されることができ、前記受信器において連続的な反響を導く。前記反響が前記放射器へ戻るための時間は、反射ゾーンが位置されることを可能にし、及びそれらの周波数解析はパルスS2で横切った界面特性が分析されることを可能にしている。
正弦曲線モード(図4)において、前記放射された波は、一時的な正弦曲線波(シグナルS20)の形態であってもよく、正弦曲線電圧(シグナルS10)を用いて生成される。t=0とt=T2の間に放射されたシグナルは、t=T1とt=T2+T1との間に距離dで前記受信器により受信される(シグナルS30)。これは正弦曲線であり、その振幅はrad/sのパルスωに依存している。周波数wでの前記媒体の伝達関数が決定される。t=0とt=T3との間であって、T3がいくつかの周期に等しいとき、前記放射された波は前記放射器から数波長より短く位置された空間の領域に依存している。周波数wの関数として、t=0とt=T3の間のその放射の振幅は、近接場音響インピーダンスが定義されることを可能にし、それはωの関数として変化する。前記放射器において、反響の正弦曲線は前記放射された波を干渉する。これらの反響の前記振幅と位相シフトは、位置と前記波により横切られた界面の性質が推定されることを可能にする。
永久的に操作するとき(図5)、前記放射器は周波数w、例えば空気においておおよそ1GHz、及び水において100MHzのオーダで、振幅Aの波(信号S200)を放射する。前記放射器に印加された電圧を用いて生成された波S100は前記媒体内で伝播され、及びその反響と干渉し、トランジエント特性を引き起こす。前記媒体と該媒体内の波の伝播の速度に依存した、ある周期の後で、前記波は永久型を達成する。前記放射器及び該放射器から距離dに位置された前記受信器において、二つの正弦曲線(それぞれS200とS300)が測定される。前記放射器(信号S200)において、(周波数に依存している)前記反射された波の振幅と位相シフトは、周りの媒体の全体の音響インピーダンスを反射する。前記受信器(信号S300)において、これは横断された媒体の伝達関数である。
本発明によるcMUT変換器の薄膜の実施形態の様々な例が与えられる。
前記薄膜105は、平行で別々のナノチューブのネットワークから形成されることができる(前記ネットワークは、それぞれ横断面図及び上面図に従う図6A及び6Bで示されている)。
前記薄膜105は並置され、及び相互に平行なナノチューブの高密度ネットワークから形成されることができる(前記ネットワークはそれぞれ横断面図及び上面図に従う図7A及び7Bで示されている)。
高密度の薄膜が形成されることができる。前記変換器の周りの流体分子に不浸透性であるとき、前記薄膜は「高密度」であると呼ばれる。
密度の制限は、問題とする流体、及び前記薄膜を形成する炭素原子との相互作用に依存している。
密度の制限は、例えば、水の中で操作することを意図している変換器デバイスのカーボンナノチューブの薄膜105に対して二つの平行なナノチューブの間に0.6nmのオーダの空間が得られうるようなものであってよい。
密度の制限は同様に、前記ナノチューブの寸法、それらが親水性であるか疎水性であるか、及び前記薄膜を形成するナノチューブの側方相互作用エネルギー、のような物理的特徴に依存しうる。
数層にわたって、例えば3層にわたって分布されたナノチューブは、前記薄膜105が形成されることを可能にしている(図8A)。
可能な手段によると、前記変換器の薄膜は、第1の大きさ、特に第1の直径のナノチューブの第1のアセンブリであって、互いに垂直に配置された一つ以上の層301、302、303で配置された第1のアセンブリと、第2の大きさ、特に第2の直径のナノチューブの第2のアセンブリであって、前記第1のアセンブリを覆っている互いに垂直に配置された層306、307、308で配置された第2のアセンブリから形成されている。(図8B)。
図8Cにおいて、前記薄膜105は、例えばグラフェンの基部を有し、前記ナノチューブを接続させ、及び場合により前記薄膜の密閉性を提供するために設計された「接続」層として知られる層320に取り付けられたナノチューブの層301、302、303の積層から形成される。特に、グラフェン接続層は、それを支えているナノチューブの層の隣接するナノチューブの間の間隔が平面構造を形成するために被覆されることができる。
前記薄膜105の手段の別の例が、図8Dにおいて与えられる。この例において、前記薄膜105は、例えばグラフェンの基部を有するいくつかの接続層の第1のスタック322と、例えばグラフェンの基部を有するいくつかの接続層の第2のスタック332との間に位置されたナノチューブの層301、302、303のスタックから形成されている。
整列されているが接触していないナノチューブの層において、前記薄膜の密度は、前記ナノチューブの間の空間に依存している。この空間がナノチューブの直径より大きい場合、ナノチューブの間のいくらかのフリーな空間を埋めるため、及び前記薄膜の密度を増加させるために、ナノチューブの一つ以上の追加の厚さの堆積が利用されてもよい。前記追加のナノチューブは、ナノチューブの間の隙間に自然に堆積されやすい。
前記薄膜の厚さは、形成されるナノチューブの層または接続層の数に依存しており、及び密度及びヤング率により非常に正確に、独立に制御されうる。
ナノチューブの直径の平均値まわりの分散は制御されることができ、前記薄膜が振動しやすい周波数のバンド幅に調節されることができる。
前記薄膜がナノチューブのネットワークから形成される場合、このネットワークは例えば、非特許文献3で説明されているようなラングミュア・ブロジェット法、または非特許文献4のような誘電泳動法を用いて生産されうる。
前記グラフェンシートは、非特許文献5で説明されているような方法を用いることで生産されることができる。
この場合、ナノチューブのネットワークは特許文献6で説明されたもののような方法により製造されうる。前記グラフェンのシートは、例えば前記ナノチューブのネットワーク上に毛細管誘電泳動により堆積されることができる。
ナノチューブとグラフェンシートとの間の自然の親和性は、前記グラフェンシートが前記ナノチューブ上に取り付けられることを可能にしている。誘電泳動による堆積または第1のシートの表面機能化を予測することが同様に可能である。溶液からグラフェンシートを取り除いた後、前記グラフェン上に誘電泳動によりナノチューブのネットワークを堆積することが可能である。前記グラフェンの溶液が洗い流された後、工程は単一シートのグラフェン溶液と共に繰り返される。
この方法により、二つのグラフェンシートの間に位置されたナノチューブの高密度ネットワークから形成された三重の不浸透性層を得ることが可能である。
ナノチューブのいくつかの層を含む構造は、異なる組成のいくつかの溶液を用いて生産されうる。
高密度な薄膜が形成されることができる。前記変換器の周りの流体の分子に対して不浸透性であるとき、前記薄膜は「高密度である」といわれている。それ故密度の制限は、問題としている流体及び前記薄膜を形成する炭素原子との相互作用に依存している。
前記ナノチューブの間の距離のより低い制限は、例えば、水中で操作することを意図している変換器デバイスのナノチューブの薄膜105に対して、0.6nmのオーダであってもよい。
互いに関連しているナノチューブの平衡距離は0.35nmのオーダであるため、ファン・デル・ワールス相互作用により互いに接続されたナノチューブの薄膜は水分子に対して不浸透性である。
本発明によるcMUT変換器を生産するための方法の例がここで与えられる。
基板100上に、前記電極107が、前記ゾーン103a、103b、及びキャビティ110を形成する前記離隔ブロック104と共に、例えばリソグラフィ工程、例えば「e−ビーム」型の電子ビームを用いて生産される。
前記薄膜105が形成される層は、ナノチューブに対してこの層の親和性を増加させるために、特定の化学基、例えば疎水性基、またはアミノ化化学基により機能化されうる。
前記薄膜は前記キャビティの上に直接懸架されてもよい。
前記薄膜は、キャビティの無い基板上に生産されてもよく、前記キャビティは、例えば、前記薄膜の形成の後でHFエッチングにより生産される。
前記薄膜105は同様に、機能化されているか、されていない前記基板上に、例えば「ナノインプリント」と一般的に呼ばれている方法を用いて、移動によりキャビティ上に位置されることができる。
前記薄膜105にわたって金属層を堆積することにより前記薄膜にわたって接触部を作成することが可能であり、これは前記薄膜を保持し、及び薄膜105と該薄膜の支持体との間の接着力が増大されることを可能にするためのゾーンとして作用する金属ゾーン112a、112bを形成するためにエッチングされる。
cMUTセルのマトリクスの生産に対して、前記堆積ゾーンの機能化は、前記セルの各々に対して達成されてもよい。この方法は、例えば「パターン化された親和性テンプレート」と一般的によばれているような種類の自己集合法の例である。
前記薄膜105は、所定の方向に配列された互いに平行なナノチューブで形成されることができる。前記薄膜を形成するための前記ナノチューブの配列は、未配列なナノチューブの薄膜と比較していくつかの利点を有している。前記配列は、前記薄膜105の小さな厚さに対して、ナノチューブの高い密度が得られることを可能にしている。実際、未配列ナノチューブの単一層は空の空間を含んでおり、これはナノチューブの追加の層を追加することにより満たされる必要があり、必要とされる追加の層の数がより大きくなると、前記ナノチューブの乱雑さもより大きくなる。
平行なナノチューブを有する構成は、改善された機械的特性、及び特により大きな剛性と薄い厚さを有した薄膜が得られることを可能にさせる。
ファン・デル・ワールス相互作用の平衡距離のオーダの距離だけ隔てられた二つの平行なナノチューブの間の相互作用エネルギーは、交叉するナノチューブの間の相互作用よりとても大きく、これは前記薄膜の改善された密着性が得られることを可能にする。
前記薄膜105が所定の方向に配列された平行なナノチューブだけで形成された場合、前記ナノチューブの移動はより均一になる。
平行なナノチューブのネットワーク内への前記ナノチューブの組織化は、改善された検出効率を有する変換器を得ることを可能にしている。
整列されたナノチューブから形成された薄膜は、前記薄膜の剛性、及びそれ故その操作周波数を減少させることなく前記薄膜の側面の密着性とその密閉性が増加されることを可能にしている。
前記ナノチューブの高いヤング率に起因して、ナノチューブから形成された変換器の薄膜は、常用の薄膜のものより大きな剛性を有している。
利用周波数の幅広い範囲、特により高い利用周波数がそれ故得られることができる。
平均値周辺のナノチューブの特性の制御可能な分散は、電気音響変換器内で利用が好まれるデバイスのバンド幅を広げることを可能にする。
前記ナノチューブの壁の可変の数は、一定のナノチューブの半径と見かけ上一定のヤング率に対して、前記薄膜の密度が増大されることを可能にしている。
前記薄膜の厚さは、利用されるナノチューブの層またはグラフェン層の数に依存しており、及びそれ故、前記密度及びヤング率に非常に正確に及び独立に制御されうる。
異なる大きさの炭素のナノチューブの連続層の生産は、前記堆積の間に使われる溶液だけを変えることにより得られることができる。
カーボンナノチューブ薄膜を有する本発明による変換器デバイスの利用は、前記薄膜を取り外す段階を受ける必要がなく得られることができ、これは同様に技術的段階の数を減らし、先行技術による変換器の実施形態に比較して大きさの減少を可能にする。
「ボトムアップ」すなわちナノスケールの大きさの要素のアセンブリで始まるものとして限定されることのできるその設計に起因して、より大きな寸法の機能的な最終のデバイスを形成するために、前記薄膜の縮小化は単純化され、前記薄膜を構成する要素は、構造的にマイクロニック、またはナノスケールの寸法である。従って、到達できる共鳴周波数は、前記キャビティの減少された寸法及び材料の特性に起因して、従来技術によるデバイスのものより高い。
上で与えられた実施形態のいずれの例においても、薄膜105は薄い厚さ、例えば1nmと30nmの間を有しており、利用されるナノチューブまたはナノワイヤーの層の数に依存している。
図7A、7B及び8Aから8Dに関連して上で説明された薄膜の例は、一つ以上の層に配置されたカーボンナノチューブを含む。
前記薄膜は、炭素以外の材料のナノチューブ、例えば、導電性ナノチューブまたは窒化ホウ素で作られたナノチューブのような電気的に導電性とされたナノチューブ、あるいは例えばドーピングまたは機能化により導電性にされたナノチューブの基体から形成されてもよい。
非金属ナノチューブが場合により、ドーピングまたは電気めっきまたは機能化により導電性とされることができる。
他の例によると、本発明によるcMUT変換器の薄膜は円筒形または平行六面体形の平行なナノロッドまたはナノワイヤーから形成され、場合により接続層により接続されることができる。
本発明によるcMUT変換器の薄膜は場合により、異なるナノチューブの混合、または異なるナノワイヤーの混合またはナノチューブとナノワイヤーの混合から形成されることができる。
図9Aにおいて、cMUT変換器の薄膜は、平行なナノワイヤー401よりなる円筒形のコアを含み、及び前記ナノワイヤーを接続するために設計された接続層420により覆われている。
前記ナノワイヤーは導電性とされることもでき、及びそれらは例えば、場合によりドープされてもよいシリコン基体を有する半導体とすることも可能である。
前記ナノワイヤーを接続するために設計された接続層420は、例えばグラフェンの基体を有する。
図9Bにおいて、cMUT変換器の薄膜105は、一方で、平行六面体の形状である互いに平行なナノロッドから形成され、前記ナノロッドは、前記ナノワイヤーが接続されるか、または前記ナノワイヤーとの間の接続を強化させることを可能にすることのできる接続層520により覆われる。前記ナノロッドは、例えば「ナノインプリントリソグラフィ」と呼ばれる技術により生産されうる。
図9Cにおいて、cMUT変換器薄膜105は、前記ナノワイヤーが接続されるか、前記ナノワイヤーとの間の接続を強化することを許すために設計された接続層420により覆われた、平行なナノチューブ301の層から形成される。
図9Dにおいて、前記薄膜105は、接続層420により覆われて整列されたナノワイヤー401の平行な列402を含む。
図9Eにおいて、前記薄膜105は、接続層520により覆われて整列されたナノロッド501の平行な列502を含む。
図9Fにおいて、前記薄膜105は、接続層320により覆われて整列されたナノチューブの平行な列302を含む。
前記薄膜105は、単にナノワイヤー及び/またはナノロッド及び/またはナノチューブよりなる自己支持性コアに取り付けられてもよい。
前記ナノワイヤーまたはナノロッドまたはナノチューブは、先ほど与えられた例において、0.5nmと5μmの間にありうる限界寸法dcのバーである(ここで、前記限界寸法dcは、これら「ナノワイヤー」または「ナノロッド」または「ナノチューブ」のそれらの厚さを除いた最も小さい寸法であり、及び図9Aから9Fにおいて与えられた直交座標
Figure 2012509631
のベクトル
Figure 2012509631
の方向に平行な方向で決定される。
先ほど与えられた例において、前記ナノワイヤーまたはナノロッドまたはナノチューブは、50nmと1mmの間の長さLを有している(ここで、前記長さLは、図9Aから9Fで与えられた直交座標
Figure 2012509631
のベクトル
Figure 2012509631
の方向に平行な方向で決定される)。
ナノチューブのネットワークを接続し及び密閉を生産するための一つ以上のグラフェンベースの層を含むcMUT変換器セルの例となる実施形態が与えられる。そのような層を形成するために他の材料、例えば窒化ボロンを用いることができる。
cMUT変換器の薄膜を形成するために利用しやすい前記ナノチューブまたはナノワイヤーの接続層は、前記薄膜を形成する前記ナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドよりもより変形可能となるように選択され、及び例えば前記ナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドのものと等しいかおおよそ等しいヤング率、しかしそれらのものより10倍低い慣性モーメントを有するか、または前記ナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドのものより10倍低いヤング率、及びそれらのものと等しいかおおよそ等しい慣性モーメントを有する結晶材料の基体を有していてもよい。
そのような接続層は、例えばALD法(ALDは「原子層堆積」)により生産されることができ、これは非常に小さな厚さ、例えば5オングストロームと5ナノメートルとの間の厚さの層が形成されることを可能にしている。
前記薄膜は、cMUT変換器を対象とした応用に従って、新水性または疎水性が与えられることができる。
カーボンナノチューブの薄膜は、例えば官能化されたナノチューブで親水性または疎水性とされることができる。
前記薄膜は、例えば前記ナノチューブ上に官能基COOH基を用いてそれを親水性とするために処理されることができる。
別の実現性によると、前記薄膜は、例えば電解重合によりそれを疎水性とするために処理されることができる。
アセンブリとする前に、前記ナノチューブの官能化または前記ナノチューブ上に形成された適切な被膜を再び用いることにより前もって準備されたナノチューブまたはナノワイヤーから親水性または疎水性薄膜を直接生産することも同様に可能である。
本発明によるcMUT変換器の基本セルの大きさは、縮小化された極超短波音響映像デバイスまたは高解像度マイクロソナーを形成するためのマトリクス内に組み込むことに有利なものである。
示されたcMUT変換器の例において、前記キャビティは長方形である。
他の形状:円形、または楕円形、または正方形を有するキャビティが想定されることができる。
特に前記キャビティが正方形の場合、ナノチューブまたはナノワイヤーの多層であって各層の間では配列が異なっている多層から形成された薄膜が生産されることができる。
図10A及び10Bにおいて、ナノワイヤーの多層610、620、630、640であって各層の間では配列が異なっている多層から形成された薄膜105が与えられる(ここで、図10Bはこの薄膜105の横断面図を示しており、図10Aは前記薄膜105の上面図を示している)。
前記薄膜は、交互の層610、630であって、そのナノチューブ601aは、図10A及び10Bで与えられた直交座標
Figure 2012509631
のベクトル
Figure 2012509631
の方向に平行な第1の方向に配列されている層と、及び層620、640であって、そのナノチューブ601bは、直交座標
Figure 2012509631
のベクトル
Figure 2012509631
の方向に平行な、前記第1の方向に直交する第2の方向に配列されている層と、を含んでいる。
これらの異なる配列は、例えば、いくつかの対向する電極の対に連続的に印加された電圧を用いる誘電泳動により得られることができる。
図11A及び11Bにおいて、長さが1μm、及び半径が1nmのカーボンナノチューブから形成された本発明による変換器薄膜のヤング率の関数としての共鳴周波数のグラフC1及びC2の例が与えられる。グラフC1は、空気中での測定を示しており、グラフC2は、水中での測定を示している。
図12A及び12Bにおいて、半径が1nmのカーボンナノチューブから形成され、ヤング率が1TPaを有する本発明による変換器の薄膜のヤング率の関数としての共鳴周波数のグラフC3及びC4の例が与えられる。グラフC3は、空気中での測定を示しており、グラフC4は、水中での測定を示している。
本発明によるcMUT変換器の製造について、様々な変更が予想されうる。
第1の実現性によると、前記薄膜105を形成する前に前記キャビティ110を形成することが可能である。この場合、前記薄膜は前記支持体100上に直接形成されるか、または実際には前記支持体100の外部から形成され、それから前記支持体100に移動されることができる。
第2の実現性によると、前記支持体100の外部から薄膜105を形成し、それから前記薄膜105を前記支持体100に移動させ、及びそれから前記キャビティ110を形成することが可能である。
第3の実現性によると、前記支持体100上に前記薄膜105を形成し、それから前記キャビティ110を形成することが可能である。
気密キャビティ770上に形成された薄膜105を含むcMUTセルの位置の例が図13で与えられる。この例において、前記キャビティ770は、前記薄膜150を支持するブロックにより少なくとも部分的に形成されることのできる外側壁710a、710b、710c、710d、及び前記薄膜105自身と支持体により閉ざされ、及び境界が定められる。
そのような配置は、前記キャビティの高さに依存している共鳴モードが前記薄膜のモードに結合されることを可能にすることができる。
そのような配置は、特にデバイスのバンド幅において、品質係数及び/または振動振幅が増大されることを可能にすることができる。
全てが閉ざされておらず気密でない、及び特に側面に開口を有する一つ以上のキャビティを有するcMUTセルの生産は、特に、共鳴モードとは異なる、前記キャビティの高さに依存する周波数の場合において、これらの開口を通して流体の排気を可能にし、及び前記薄膜の変位の減衰を避けることができる。
一つ以上の長方形のキャビティを有するcMUTセルが設計されうる。幅dの2から1000倍のオーダの長さDを有する長方形のキャビティ710が例えば図14で示される。これは、エッジ効果に関連することのできる横軸のスプリアスモードを避けることを可能にする。
前記薄膜を作動させるための電極と読込み電極とを含む、いくつかの電極が取り付けられえたcMUTセルの例としての実施形態は、図2Cに関連して既に与えられている。
他の可能な実施形態によると、いくつかの作用電極及び/またはいくつかの読込み電極であって、それらは独立しており、それらの各々は一つ以上の薄膜に面して位置されている電極が取り付けられたセルが設計されることができる。電極のいくつかの列を含む、前記電極のマトリクスベースの配列が設計されることができる。所定のキャビティの下に位置された、いくつかの電極を含む配置と共に、改善された空間受信の感度を得ること、あるいは前記薄膜の異なる位置での変位を経験すること、及びあるいは前記薄膜のある位置の変位を独立に制御することが可能である。
cMUTセルの別の例が図15で与えられる。このデバイスは、一つ以上のキャビティ上に位置され、及び/または一つ以上の作動電極及び/または一つ以上の測定電極に面するいくつかの薄膜205a、205b、205cを含む。
これは、前記薄膜が振動することを目的としている流体の改善された排出を可能にし、あるスプリアスモードに起因する減衰を制限することができる。そのような配置は、特に前記流体の側面の排出を避ける側壁により前記キャビティが側面に閉ざされているとき、前記流体の改善された排出を可能にすることができる。
例えば、前記薄膜205a、205b、205cが第1の電極、第2の電極、及び第3の電極の上にそれぞれ配置されている場合において、隣接した薄膜による放射と受信が実行されることができる。
隣接する薄膜により位相シフトされた波の放射が同様に実施されることができ、指向性及び/または放射強度が得られることを可能にしている。
前記薄膜205a、205b、205cが第1の電極、第2の電極、及び第3の電極の上にそれぞれ配置されている場合において、改善された空間受信の感度が得られることができる。
cMUTセルの別の例が図16において与えられる。このデバイスは、前記薄膜150がその上で振動することを目的としているキャビティのいくつかの列のマトリクスにより配列された、いくつかのキャビティ71011、71012、71013、71021、71022、71023、71031、71032、71033を含む。
例えば限界寸法、または50nmと500nmの間の幅の非常に小さい大きさのキャビティが実施されることができる。
小さな大きさのキャビティの実装は、とりわけ高い作動周波数が得られること、及び平行なナノチューブ基体を有する懸架された薄膜の生産を容易にすることを可能にさせる。
変形により、異なる大きさのキャビティを有するセルが実装され、所定のデバイスが異なる周波数に従って放射及び/または受信することを可能にさせる。
長方形のキャビティを有するセルの例は上で与えられた。所望される出力及び/または誘電率及び/または振幅及び/または放射周波数及び/または感度及び/または受信周波数及び/または受信バンド幅にとりわけ依存して、多角形、半球形または球形のような他の形状が、前記キャビティのために設計されることができる。
cMUTセルの他の例が図17で与えられ、ナノチューブのいくつかの薄膜705a、705b、705c、705d、及び支持体上に位置され、異なる配列に配列され、互いに面する電極の対を有する電極703、703、703、703、703、703、703を含んでいる。
第1の薄膜705aは、互いに面して位置された第1の対の電極703、703と接触し、第2の薄膜705bは、互いに面して位置された第2の対の電極703、703と接触し、第3の薄膜705cは、互いに面して位置された第3の対の電極703、703と接触し、第4の薄膜705dは、互いに面して位置された第4の対の電極703、703と接触している。前記薄膜705a、705b、705c、705dは、このように互いに異なって配列されている。
この例において、全ての電極は多角形を形成し、前記多角形の内部に一つ以上のキャビティを有するように配置され、各々のナノチューブの薄膜は、他の薄膜の角度とは異なる角度を有して位置される。
対にあり、及び異なる相体的な配列を有する電極のそのような位置付けは、薄膜を形成するための利点のために利用されることができる。
互いに面して位置された第1の対の電極703、703への適切な電圧の印加により、前記第1の薄膜703aを形成するために、前記電極間の電場により決定された第1の配列に従って配列されたナノチューブの層の堆積に有利に働くことは可能である。
その後に、互いに面して位置された第2の対の電極703、703への適切な電圧の印加により、前記第1の薄膜703aを形成するために、前記電極703、703の間の電場により決定された第2の配列に従って配列されたナノチューブの層の堆積に有利に働くことは可能である。この方法はそれから、第3の薄膜703cを形成するために電極703と703の間に電圧を印加すること、第4の薄膜703dを形成するために電極703と703の間に電圧を印加すること、が続けられる。
100 基板
103a、103b 導電ゾーン
104 離隔ブロック
105 薄膜
107 電極
110 キャビティ
112a、112b 金属ゾーン
200 放射音響波
202 受信音響波
205、205a、205b、205c 薄膜
210、212、220 手段
301 ナノチューブ
301、302、303、304、305、306 ナノチューブの層
320 接続層
401 ナノワイヤー
402 ナノワイヤーの平行な列
420 接続層
501 ナノロッド
502 ナノロッドの平行な列
520 接続層
601a、601b ナノチューブ
610、620、630、640 ナノワイヤーの層
705a 薄膜
710 キャビティ
710a、710b 外側壁
770 気密キャビティ
703、703、703、703、703、703、703、703 電極
705a、705b、705c、705d 薄膜
71011、71012、71013、71021、71022、71023、71031、71032、71033 キャビティ

Claims (18)

  1. cMUT容量性電気音響変換器であって、
    電場及び/または音波の影響の下で振動するように作られた少なくとも一つの薄膜(105、205a、205b、705a、705b、705c、705d)を含んでおり、
    前記薄膜は、ナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドの一つ以上の層(301から306)から形成されているcMUT容量性電気音響変換器。
  2. 前記薄膜(105、205、305、405、505、605)は、平行なナノチューブ及び/または平行なナノワイヤー及び/または平行なナノロッドの少なくとも一つの層から形成されている請求項1に記載のcMUT容量性電気音響変換器。
  3. 前記薄膜(105、205、305、405、505、605)は、整列されたナノチューブ及び/または整列されたナノワイヤー及び/または整列されたナノロッドの平行な行から形成されている請求項2に記載のcMUT容量性電気音響変換器。
  4. 前記薄膜は、ファン・デル・ワールス相互作用の平衡距離のオーダの距離により隔てられた平行なナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドの一つ以上の層(301−306)から形成されている請求項1ないし3のいずれか一項に記載のcMUT容量性電気音響変換器。
  5. 前記薄膜は同様に、前記ナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドに接続された「接続」層と呼ばれる少なくとも一つの層(322、332、420、520)から形成されている請求項1ないし4のいずれか一項に記載のcMUT容量性電気音響変換器。
  6. 前記接続層は、前記薄膜の全ての前記ナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドよりもより変形可能である請求項5に記載のcMUT容量性電気音響変換器。
  7. 前記薄膜は、もっぱらナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドからなるコアを有している請求項1ないし6のいずれか一項に記載のcMUT容量性電気音響変換器。
  8. 前記薄膜(305)は、
    −第1の限界寸法のナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドの一つ以上の層(301、302、303)と、
    −前記第1の限界寸法とは異なる第2の限界寸法のナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドの一つ以上の層(306、307、308)と、
    を含んでいる請求項1ないし7のいずれか一項に記載のcMUT容量性電気音響変換器。
  9. 前記薄膜は、第1の方向に整列されたナノチューブ(601a)及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドの少なくとも第1の層(610)から、及び前記第1の方向に直交する第2の方向に整列されたナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドの少なくとも第2の層から形成されている請求項1ないし8のいずれか一項に記載のcMUT容量性電気音響変換器。
  10. その上で薄膜が振動することを目的としている少なくとも一つのキャビティ(110、170)を同様に含んでいる請求項1ないし9のいずれか一項に記載のcMUT容量性電気音響変換器。
  11. ナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドの一つ以上の層から形成され、数個のキャビティ上に位置された少なくとも一つの薄膜を含む請求項10に記載のcMUT容量性電気音響変換器。
  12. 数個の薄膜(205a、205b、205c)を含み、各々はナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドの一つ以上の層から形成され、前記薄膜は前記同一のキャビティ(710)上に位置されている請求項10または11に記載のcMUT容量性電気音響変換器。
  13. 薄膜(150)が、数個のキャビティまたはキャビティのマトリクス(70311、70312、70313、70321、70322、70323、70331、70332、70333)上に位置されている請求項9ないし12のいずれか一項に記載のcMUT容量性電気音響変換器。
  14. 数個の重ね合わさった薄膜を含み、各々はナノチューブ及び/またはナノワイヤー及び/またはナノロッドの一つ以上の層から形成され、前記薄膜は異なる配列を有している請求項1ないし13のいずれか一項に記載のcMUT容量性電気音響変換器。
  15. 前記キャビティの一つ以上が閉ざされている請求項10ないし14のいずれか一項に記載のcMUT容量性電気音響変換器。
  16. 前記薄膜を作動させる少なくとも一つの電極(107、207)と、少なくとも一つ検出電極(107、207)と、を同様に含んでいる請求項1ないし15のいずれか一項に記載のcMUT容量性電気音響変換器。
  17. 前記電極に固定電位を印加するための手段(210)、及び/または前記電極に可変電位を印加するための手段(212)、及び/または容量メーターを形成するための手段(220)を同様に含んでいる請求項16に記載のcMUT容量性電気音響変換器。
  18. 請求項1ないし17のいずれか一項に記載のcMUT容量性電気音響変換器のマトリクスを含む音響画像デバイスまたはUHFソーナー。
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