JP2012506133A - コレクタアセンブリ、放射源、リソグラフィ装置およびデバイス製造方法 - Google Patents

コレクタアセンブリ、放射源、リソグラフィ装置およびデバイス製造方法 Download PDF

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Abstract

放射を極端紫外線放出点などの放射放出点(31)から放射がデバイス製造のためにリソグラフィ装置内で使用される中間焦点(18)へと反射させる第1集光ミラー(33)を含むコレクタアセンブリ(300)が開示されている。放射放出点(31)より前方の第2集光ミラー(35)は、さらなる放射を集光し、その放射を第3ミラー(36)へと戻してそこから中間焦点(18)へと反射させる。ミラー(33、35、36)は、エタンデュの増大を伴うことなく放射が高い効率で集光されることを可能にできる。コレクタアセンブリ(300)は、例えば、レーザ励起放射がリソグラフィ装置に入ることを防止するために使用されるレーザビームストップ(34)による集光された放射のオブスキュレーションから生じる、集光された放射の不均一性を減少または除去することができる。
【選択図】図3

Description

[0001] 本発明は、リソグラフィ装置に関し、より詳細には、極端紫外線(EUV)などの調整された放射を提供するための放射源およびコレクタアセンブリに関する。
[0002] リソグラフィ装置は、所望のパターンを基板上、通常、基板のターゲット部分上に付与する機械である。リソグラフィ装置は、例えば、集積回路(IC)の製造に用いることができる。その場合、ICの個々の層上に形成される回路パターンを生成するために、マスクまたはレチクルとも呼ばれるパターニングデバイスを用いることができる。このパターンは、基板(例えば、シリコンウェーハ)上のターゲット部分(例えば、ダイの一部、または1つ以上のダイを含む)に転写することができる。通常、パターンの転写は、基板上に設けられた放射感応性材料(レジスト)層上への結像によって行われる。一般には、単一の基板が、連続的にパターニングされる隣接したターゲット部分のネットワークを含んでいる。
[0003] リソグラフィは、ICや他のデバイスおよび/または構造の製造における重要なステップの1つとして広く認識されている。しかしながら、リソグラフィを使用して作られるフィーチャの寸法が小さくなるにつれ、リソグラフィは、小型ICあるいは他のデバイスおよび/または構造を製造できるようにするための最も重要な要因になりつつある。
[0004] パターン印刷の限界の理論推定値は、式(1)に示す解像度に関するレイリー基準によって与えられることができる。
Figure 2012506133

上の式で、λは使用される放射の波長であり、NAPSはパターンを基板上に印刷するために使用される投影システムの開口数である。kはレイリー定数とも呼ばれるプロセス依存調整係数であり、CDは印刷されたフィーチャのフィーチャサイズ(またはクリティカルディメンジョン)である。式(1)から、フィーチャの最小印刷可能サイズの縮小は、以下の3つの方法、露光波長λを短縮することによって、開口数NAPSを増加させることによって、あるいはkの値を低下させることによって達成することができる、と言える。
[0005] 露光波長を短縮するため、したがって、最小印刷可能サイズを縮小するためには、EUV放射源を使用することが提案されている。EUV放射源は、約13nmの放射波長を出力するように構成されている。したがって、EUV放射源は、小さなフィーチャの印刷を達成するための重大なステップを構成し得る。そのような放射を軟X線と呼ぶこともでき、可能なEUV放射源としては、例えば、レーザ生成プラズマ源、放電生成プラズマ源、または電子蓄積リングからのシンクロトロン放射が挙げられる。
[0006] EUV放射および超EUV放射は、例えば、放電生成プラズマ(DPP)放射ジェネレータを用いて生成される。プラズマは、例えば、放電を適切な材料(例えば、ガスまたは蒸気)に通すことによって生成される。結果として生じるプラズマは、一般的に、レーザを用いて圧縮することができ(すなわち、ピンチ効果を受ける)、その時点で電気エネルギーはEUV放射(または超EUV放射)の形態を有する電磁放射に変換される。EUV放射を生成するための様々なデバイスが当該技術分野において知られている。
[0007] あるいは、EUV放射は、レーザ生成プラズマ(LPP)放射ジェネレータを用いて生成されてもよい。例えば、レーザを適切な材料(例えば、スズ)の粒子に誘導することによって、またはレーザを適切なガス(例えば、Sn蒸気、SnHまたはSn蒸気と小さい核電荷(例えばHからArまで)を有するあらゆるガスとの混合物)の流れに誘導することによって、プラズマを生成することができる。結果として生じるプラズマは、EUV放射(または超EUV放射)を放出する。標的の流れは、一般的には、Nd:YAGからの高電力レーザビームパルスによって放射されてよく、パルスは、EUV放射を放出する高温プラズマを生成するために標的の材料を加熱する。レーザビームパルスの周波数は、特定用途向けであり、様々な要因に依存する。レーザビームパルスは、プラズマを生成するための十分な熱を提供するために標的のエリア内に十分な強度を必要とする。
[0008] リソグラフィでは、EUV放射ジェネレータなどの放射ジェネレータの放射放出点から放出される放射は、一般的には、EUV放射を集光場所または中間焦点へと誘導するように構成されたコレクタアセンブリを用いて集光され、この集光場所または中間焦点からリソグラフィプロセスまたは装置内での使用へと続く。コレクタアセンブリは、例えば、楕円形の反射型法線入射コレクタを有しており、楕円体の1つの(第1)焦点における放射放出点は、放射が、集光アパーチャにてコレクタアセンブリから出て集光場所としての機能を果たす楕円体の別の(第2)焦点、いわゆる中間焦点上に合焦されるビームへと形成されるように構成されている。
[0009] 一般的に、例えば、放射ジェネレータがEUV放射のLPP放射ジェネレータであった場合、コレクタアセンブリには、EUV放射を生成するのに使用されるレーザ放射を遮断するように構成されたビームストップが設けられてよい。ビームストップは、レーザがコレクタアセンブリの集光アパーチャから直接出るように照射してリソグラフィ装置内へと直接伝搬することを防止するように構成されている。この構成に伴う1つの課題は、ビームストップは、集光アパーチャを通過するEUV放射ビームの一部の掩蔽 (obscuration)へと繋がることがあり、それによって放射放出点から放出するときに放射の遠視野像に強い不均一性を示す。後者の画像を以下、光源像(source image)とも呼ぶ。オブスキュレーションの存在は、光源像を円形ではなく環状にさせる。遠視野像は、例えば、使用中にパターニングデバイスのパターン付き表面が配置されている平面などの投影システムの物体平面に関連するフーリエ変換平面で生じる。一般には、不均一性はリソグラフィ装置の光学システムの次の段階を形成するイルミネータにおいて補償されなければならないため、光源像における強い非均一性は望ましくない。そのような補償は、例えば、イルミネータにおける光損失という結果となり得る。これは、例えば、追加のミラーが必要とされてさらなる反射損失へと繋がるからである。
[0010] 一般的に、リソグラフィ装置の光学システムに使用されるミラーの反射面は、その反射率を高めるために反射コーティングによってコーティングされる。反射コーティングが、例えば、反射面上に衝突して反射コーティング材料を除去し得るプラズマによって生成される高エネルギーイオンに応じて劣化しないことが重要である。プラズマ放射ジェネレータとの使用に適したコーティングはシリコン/モリブデン(Si/Mo)多層である。しかしながら、集光光学系上のSi/Moコーティングは、一般的には、その理論的最大性能であってもそれに衝突するEUV放射の約70%だけしか反射しない。さらに、そのような多層コーティングの反射効率は、放射の入射角に大きく依存する。
[0011] コレクタアセンブリの効率を高めてリソグラフィでの使用のためにより効果的な放射源を提供するためにできる限りの放射が集光されかつ集光場所へと誘導されることが望ましい。例えば、特定のフォトリソグラフィプロセスに対する放射の強度が高いほど、パターニングを提供するために露光され得る様々なフォトレジストを適切に露光するために必要とする時間は少ない。必要な露光時間の減少とは、より多くの回路、デバイスなどを製造することができ、スループット効率を上げて製造コストを下げることを意味する。
[0012] さらに、放射を生成するために必要である励起電力を減少させることができ、よって必要とされる入力エネルギーを保存して励起源の寿命を潜在的に延ばす。集光された放射からオブスキュレーションを減少または除去し、イルミネータのエタンデュ(受光角)を拡大することなくリソグラフィ装置のイルミネータのために集光される放射を増加させることも望ましい。
[0013] 本発明の一実施形態は、1つ以上の上記の問題に対応している。
[0014] 一実施形態では、リソグラフィ装置用のコレクタアセンブリであって、コレクタアセンブリは、
第1焦点および第2焦点を有する第1集光ミラーであって、第2焦点は第1焦点より第1集光ミラーから遠く、第1焦点および第2焦点は、光軸を画定し、かつ第1焦点および第2焦点のそれぞれを通過する第1焦点面および第2焦点面を画定し、各焦点面は光軸と垂直であり、第1集光ミラーは、使用中、第1焦点に位置決めされた放射放出点から直接第1放射を集光し、かつ第1放射を第2焦点へと前方に反射するように構成されている、第1集光ミラーと、
第1焦点面と第2焦点面との間に位置決めされ、かつ放射放出点から直接第2放射を集光するように構成された第2集光ミラーと、
実質的に第1焦点面と第2集光ミラーとの間の光軸上に位置決めされた第3ミラーとを含み、
第2集光ミラーは第2放射を第3ミラー上へと反射するように構成され、第3ミラーは第2放射を第2焦点へと反射するように構成されており、
第2集光ミラーは、第2焦点への、第3ミラーから反射した第2放射または第1集光ミラーから反射した第1放射を実質的に遮断しないように構成されている、コレクタアセンブリが提供される。
[0015] 「直接」という用語は、放射が途中で大幅に反射または屈折されることなく放出点から集光ミラーへと進むことを意味する。
[0016] 一実施形態では、第1集光ミラーは、実質的に円形対称性を有して光軸の周りに構成された凹面ミラーである。第1集光ミラーは楕円形ミラーであってもよい。
[0017] 一実施形態では、第2集光ミラーは第2焦点へと第3ミラーから反射する第2放射を実質的に遮断しないように構成されている。第2集光ミラーは、光軸から外れて配置されたミラーであってもよい。第2集光ミラーは、実質的に円形対称性を有して光軸の周りに構成された環状の凹面ミラーであってもよい。これは、光軸の周りの第2ミラー内に開口部を提供し、第3ミラーから反射した第2放射は第2ミラーを通過して第2焦点に到達することができる。
[0018] 第3ミラーは実質的に円形対象性を有して光軸の周りに適切に構成される。第3ミラーは凸面ミラーであるが、例えば円錐形またはより複雑な形状などの他の形状を使用してもよい。
[0019] 放射放出点はEUV放射放出点であってもよい。特に、この放射放出点はレーザ生成プラズマ(LPP)放射ジェネレータの放射放出点であってもよい。LPP放射ジェネレータはレーザ源を含んでもよく、レーザ源は、レーザビームを第1集光ミラー内のアパーチャを通過させて放射放出点上へと誘導するように構成されている。一実施形態では、レーザ源は、レーザビームを実質的に光軸に沿って誘導するように構成されており、ビームストップはレーザビームが第2焦点へと直接通過することを実質的に遮断するように位置決めされている。「放出点」とは、使用中に放射が放出される領域または体積を意味する。
[0020] 第3ミラーは、適切に、第2焦点で第1集光ミラー内のアパーチャによって規定された立体角内に完全に、または第2焦点でビームストップによって規定された立体角内に完全に位置決めされる。一実施形態では、第3ミラーは、最も大きい立体角を提供する方の立体角内に完全に位置決めされる。これは、第3ミラーが第2焦点へと第1ミラーによって直接反射した第1放射を実質的に遮断しないことを確実にする。第3ミラーはビームストップ上に位置決めされてよい。言い換えると、ビームストップはその上に設置された第3ミラーを含むかまたは第3ミラーはビームストップと一体であってもよい。
[0021] 第1集光ミラー、第2集光ミラーおよび第3集光ミラーのうちのいずれかまたはそれらのあらゆる組み合わせは、シリコン/モリブデン多層ミラーであってもよい。一実施形態では、(1つ以上の)ミラーは、EUV放射ジェネレータによって生成される放射の波長における高反射率に適合されたシリコン/モリブデン多層ミラーとなる。
[0022] 一実施形態では、本明細書中に詳細に説明されたようなコレクタアセンブリを含む放射源が提供されており、放射放出点は極端紫外線ジェネレータの放射放出点である。極端紫外線ジェネレータはレーザ生成プラズマ放射ジェネレータであってもよい。放射源は、レーザビームを第1集光ミラー内のアパーチャを通過させて放射放出点上へと誘導するように構成されたレーザ源を含んでもよい。コレクタアセンブリついて上述したように、レーザ源はレーザビームを実質的に光軸に沿って誘導するように構成される一方、コレクタアセンブリはレーザビームが第2焦点へと直接通過することを実質的に遮断するように位置決めされたビームストップを含む。一実施形態では、第3ミラーはビームストップに位置決めされている。
[0023] 一実施形態では、本明細書中に詳細に説明された放射源またはコレクタアセンブリを含むリソグラフィ装置が提供される。
[0024] 一実施形態では、パターン付き放射ビームを基板上に投影することを含むデバイス製造方法であって、放射は本明細書中に詳細に説明された放射源によって提供されるか、または本明細書中に詳細に説明されたコレクタアセンブリによって集光される、デバイス製造方法が提供される。
[0025] 本発明のいくつかの実施形態を、単なる例として、添付の概略図を参照して以下に説明する。これらの図面において同じ参照符号は対応する部分を示す。
[0026] 図1は、本発明の一実施形態によるリソグラフィ装置を概略的に示す。 [0027] 図2は、図1のリソグラフィ装置のより詳細な概略図である。 [0028] 図3は、本発明の一実施形態による放射源の概略的な断面図を示す。
[0029] 図1は、本明細書中に記載されるコレクタアセンブリを用いる本発明の一実施形態によるリソグラフィ装置2を概略的に示している。装置2は、
‐ 放射ビームB(例えば、EUV放射)を調整するように構成された照明システム(イルミネータ)ILと、
‐ パターニングデバイス(例えば、マスク)MAを支持するように構成され、かつ特定のパラメータに従ってパターニングデバイスを正確に位置決めするように構成された第1ポジショナPMに連結されているサポート構造(例えば、マスクテーブル)MTと、
‐ 基板(例えば、レジストコートウェーハ)Wを保持するように構成され、かつ特定のパラメータに従って基板を正確に位置決めするように構成された第2ポジショナPWに連結されている基板テーブル(例えば、ウェーハテーブル)WTと、
‐ パターニングデバイスMAによって放射ビームBに付けられたパターンを基板Wのターゲット部分C(例えば、1つ以上のダイを含む)上に投影するように構成された投影システム(例えば、反射投影レンズシステム)PSとを備える。
[0030] 照明システムとしては、放射を誘導し、整形し、または制御するために、屈折型、反射型、磁気型、電磁型、静電型、またはその他のタイプの光コンポーネント、あるいはそれらのあらゆる組合せなどのさまざまなタイプの光コンポーネントを含むことができる。
[0031] サポート構造MTは、パターニングデバイスを保持する。サポート構造MTは、パターニングデバイスの向き、リソグラフィ装置2の設計、および、パターニングデバイスが真空環境内で保持されているか否かなどの他の条件に応じた態様で、パターニングデバイスを保持する。サポート構造は、機械式、真空式、静電式またはその他のクランプ技術を使って、パターニングデバイスを保持することができる。サポート構造は、例えば、必要に応じて固定または可動式にすることができるフレームまたはテーブルであってもよい。サポート構造は、パターニングデバイスを、例えば、投影システムに対して所望の位置に確実に置くことができる。本明細書において使用される「レチクル」または「マスク」という用語はすべて、より一般的な「パターニングデバイス」という用語と同義であると考えるとよい。
[0032] 本明細書において使用される「パターニングデバイス」という用語は、基板のターゲット部分内にパターンを作り出すように、放射ビームの断面にパターンを与えるために使用できるあらゆるデバイスを指していると、広く解釈されるべきである。なお、留意すべき点として、放射ビームに付与されたパターンは、例えば、そのパターンが位相シフトフィーチャまたはいわゆるアシストフィーチャを含む場合、基板のターゲット部分内の所望のパターンに正確に一致しない場合もある。通常、放射ビームに付けたパターンは、集積回路などのターゲット部分内に作り出されるデバイス内の特定の機能層に対応することになる。
[0033] パターニングデバイスの例としては、マスクおよびプログラマブルミラーアレイが含まれる。マスクはリソグラフィでは周知であり、一般的にEUV放射(または超EUV放射)では、リソグラフィ装置は反射型である。プログラマブルミラーアレイの一例では、小型ミラーのマトリックス配列が用いられており、各小型ミラーは、入射する放射ビームを様々な方向に反射させるように、個別に傾斜させることができる。傾斜されたミラーは、ミラーマトリックスによって反射される放射ビームにパターンを付ける。
[0034] 本明細書において使用される「投影システム」という用語は、あらゆる型の投影システムを包含していると広く解釈されるべきである。通常、EUV(または超EUV)放射リソグラフィ装置では、光学要素は反射型である。しかしながら、他の種類の光学要素を使用してもよい。光学要素は真空中にあってもよい。本明細書において使用される「投影レンズ」という用語はすべて、より一般的な「投影システム」という用語と同義であると考えるとよい。
[0035] 本明細書に示されているとおり、リソグラフィ装置2は、反射型のもの(例えば、反射型マスクを採用しているもの)であってもよい。
[0036] リソグラフィ装置は、2つ(デュアルステージ)以上の基板テーブル(および/または2つ以上のパターニングデバイステーブル)を有する型のものであってもよい。そのような「マルチステージ」機械においては、追加のテーブルは並行して使うことができ、または予備工程を1つ以上のテーブル上で実行しつつ、別の1つ以上のテーブルを露光用に使うこともできる。
[0037] 図1を参照すると、イルミネータILは、放射源SOから放射ビームを受ける。放射源SOは、例えばLPP放射ジェネレータなどのEUV放射ジェネレータおよびEUV放射ジェネレータの放射放出点から発散される放射を集光するコレクタアセンブリを含む。一実施形態では、放射源SOはコレクタアセンブリを含んでもよい。あるいは、コレクタアセンブリは、リソグラフィ装置2の一部または放射源SOおよびリソグラフィ装置2の両方の一部であってもよい。一実施形態では、放射源とリソグラフィ装置は、別個の構成要素であってもよい。そのような場合、放射源SOがコレクタアセンブリを含む場合には、コレクタアセンブリは、リソグラフィ装置の一部を形成しているとはみなされない。コレクタアセンブリを含む放射源SOが別個の構成要素である場合には、放射ビームは、放射源SOのコレクタアセンブリからイルミネータILへ、例えば、適切な誘導ミラーおよび/またはビームエキスパンダを含むビームデリバリシステムを使って送られる。その他の場合においては、放射源およびコレクタアセンブリ(コレクタアセンブリが放射源の一部であるか、またはそうでない場合、リソグラフィ装置の一部であっても)は、リソグラフィ装置の一体部分とすることもできる。コレクタアセンブリ、放射源SOおよびイルミネータILは、必要ならばビームデリバリシステムとともに、放射システムと呼んでもよい。
[0038] イルミネータILは、放射ビームの角強度分布を調節するアジャスタを含むことができる。一般に、イルミネータの瞳面内の強度分布の少なくとも外側および/または内側半径範囲(通常、それぞれσ-outerおよびσ-innerと呼ばれる)を調節することができる。さらに、イルミネータILは、インテグレータおよびコンデンサといったさまざまな他のコンポーネントを含むことができる。イルミネータILを使って放射ビームBを調整すれば、放射ビームの断面に所望の均一性および強度分布をもたせることができる。
[0039] 放射ビームBは、サポート構造(例えば、マスクテーブル)MT上に保持されているパターニングデバイス(例えば、マスク)MA上に入射して、パターニングデバイスによってパターン形成される。パターニングデバイスMAを反射した後、放射ビームBは投影システムPSを通過し、投影システムPSは、基板Wのターゲット部分C上にビームの焦点をあわせる。第2ポジショナPWおよび位置センサIF2(例えば、干渉計デバイス、リニアエンコーダ、または静電容量センサ)を使って、例えば、さまざまなターゲット部分Cを放射ビームBの経路内に位置決めするように、基板テーブルWTを正確に動かすことができる。同様に、第1ポジショナPMおよび別の位置センサIF1を使い、例えば、マスクライブラリから機械的に取り出した後またはスキャン中に、パターニングデバイスMAを放射ビームBの経路に対して正確に位置決めすることもできる。通常、サポート構造MTの移動は、第1ポジショナPMの一部を形成するロングストロークモジュール(粗動位置決め)およびショートストロークモジュール(微動位置決め)を使って達成することができる。同様に、基板テーブルWTの移動も、第2ポジショナPWの一部を形成するロングストロークモジュールおよびショートストロークモジュールを使って達成することができる。ステッパの場合は(スキャナとは対照的に)、サポート構造MTは、ショートストロークアクチュエータのみに連結されてもよく、または固定されてもよい。マスクMAおよび基板Wは、パターニングデバイスアライメントマークM1およびM2と、基板アライメントマークP1およびP2とを使って、位置合わせされてもよい。例示では基板アライメントマークが専用ターゲット部分を占めているが、基板アライメントマークをターゲット部分とターゲット部分との間の空間内に置くこともできる(これらは、スクライブラインアライメントマークとして公知である)。同様に、複数のダイがパターニングデバイスMA上に設けられている場合、パターニングデバイスアライメントマークは、ダイとダイの間に置かれてもよい。
[0040] 例示の装置2は、以下に説明するモードのうち少なくとも1つのモードで使用できる。
[0041] 1.ステップモードにおいては、サポート構造MTおよび基板テーブルWTを基本的に静止状態に保ちつつ、放射ビームに付けられたパターン全体を一度にターゲット部分C上に投影する(すなわち、単一静的露光)。その後、基板テーブルWTは、基板の平面において移動され、それによって別のターゲット部分Cを露光することができる。ステップモードにおいては、露光フィールドの最大サイズによって、単一静的露光時に結像されるターゲット部分Cのサイズが限定される。
[0042] 2.スキャンモードにおいては、サポート構造MTおよび基板テーブルWTを同期的にスキャンする一方で、放射ビームに付けられたパターンをターゲット部分C上に投影する(すなわち、単一動的露光)。サポート構造MTに対する基板テーブルWTの速度および方向は、投影システムPSの(縮小)拡大率および像反転特性によって決めることができる。スキャンモードにおいては、露光フィールドの最大サイズによって、単一動的露光時のターゲット部分の幅(非スキャン方向)が限定される一方、スキャン動作の長さによって、ターゲット部分の高さ(スキャン方向)が決まる。
[0043] 3.別のモードにおいては、プログラマブルパターニングデバイスを保持した状態で、サポート構造MTを基本的に静止状態に保ち、また基板テーブルWTを動かす、またはスキャンする一方で、放射ビームに付けられているパターンをターゲット部分C上に投影する。このモードにおいては、通常、パルス放射源が採用されており、さらにプログラマブルパターニングデバイスは、基板テーブルWTの移動後ごとに、またはスキャン中の連続する放射パルスと放射パルスとの間に、必要に応じて更新される。この動作モードは、前述の型のプログラマブルミラーアレイといったプログラマブルパターニングデバイスを利用するマスクレスリソグラフィに容易に適用することができる。
[0044] 上述の使用モードの組合せおよび/またはバリエーション、あるいは完全に異なる使用モードもまた採用可能である。
[0045] 図2は、依然として概略的ではあるが、図1のリソグラフィ装置2をより詳細に示している。リソグラフィ装置2は、本発明の一実施形態によるコレクタアセンブリ300(この場合、放射源SOの一部)、イルミネータIL(照明システムと呼ぶこともある)および投影システムPSを含む。
[0046] 放射ジェネレータからの放射は、イルミネータILの入口アパーチャ20における仮想光源点集光焦点18でコレクタアセンブリによって合焦される。放射ビーム21は、イルミネータIL内で第1リフレクタ22および第2リフレクタ24を介し、サポート構造MT上に位置決めされたパターニングデバイスMAへと反射される。パターン付き放射ビーム26が形成され、これは、投影システムPSによって第1反射要素28および第2反射要素30を介し、基板テーブルWT上で保持されている基板Wへと結像される。
[0047] 図2に示されたものよりも多くのまたは少ない要素が放射源SO、照明システムILおよび投影システムPS内に通常存在してもよいことが理解されたい。例えば、一実施形態では、リソグラフィ装置2は、1つ以上の透過型または反射型スペクトル純度フィルタを含んでもよい。
[0048] 図3は、本発明の一実施形態によるコレクタアセンブリ300の一実施形態の概略的な断面図を示している。LPP放射ジェネレータの放射放出点は、第1集光ミラー33の第1焦点31に配置されている。一実施形態では、第1集光ミラー33は実質的に円形対称性を有して光軸の周りに構成された凹面ミラーである。第1集光ミラーは楕円形ミラーであってもよい。使用中、レーザ源37からのレーザビーム32は、第1集光ミラー33内のアパーチャ30を通ってLPP EUV放射放出点31上へと誘導される。
[0049] 第1焦点31におけるLPPジェネレータの放射放出点からの第1EUV放射は、第1集光ミラー33上に直接落ちて第2焦点18へと反射する。第1焦点31および第2焦点18は、光軸39を画定し、さらに光軸39に対して垂直である第1焦点面40および第2焦点面41のそれぞれも画定する。レーザビーム32は、例えば放射放出点から発散されるEUV放射を提供するために、実質的に光軸に沿ってレーザ源37から第1焦点31に配置されたプラズマの励起のためのLPP放射ジェネレータの放射放出点へと誘導される。ビームストップ34は、第1焦点31と第2焦点18との間の光軸上に位置決めされてレーザビーム32を遮断し、かつビームがコレクタアセンブリを直接通り抜けて第2焦点18へ、そしてパターニングを中断または妨害し得るリソグラフィ装置内へと入ることを防止する。凸面ミラーであり得る第3ミラー36は、レーザ源37および第1焦点31と反対側にあるビームストップ34の側面に配置されている。第3ミラーはレーザビームストップ34の裏に設置されてよい。第3ミラーの反射面は、円錐状表面の形を有する中央部分を有してもよい。一実施形態では、円錐状表面の頂部は、光軸39を中心にしている。第3ミラーは、ビームストップ34から生じる第1集光ミラー33からの集光された放射の掩蔽の円錐(cone of obscuration)を埋める機能を果たす。
[0050] 環状の凹面ミラーである第2集光ミラー35は、第1焦点面と第2焦点面との間の光軸の周りに位置決めされ、かつ第1集光ミラー33から反射した第1EUV放射が第2集光ミラー35を通り抜けて第2焦点18へと進むことができる開口部38を有する。
[0051] 第1焦点31においてLPP放射ジェネレータの放射放出点から放出される第2EUV放射は、第2集光ミラー35の反射面上に直接落ちてビームストップ34における第3ミラー36に向かって反射する。第2集光ミラー35は、第1焦点31を通過する焦点面に対して順方向に(すなわち、第2焦点18に向かって)LPP放出点を離れる第2EUV放射を集光し、この第2EUV放射を第1焦点31の焦点面および第3ミラー36へと戻るように反射する。その後、第2放射は第3ミラー36によって反射されて第2焦点18で合焦される。
[0052] 第2ミラー35および第3ミラー36が存在しない場合、ビームストップ34は、EUV放射を中に有さない第2焦点18でビームストップ34によって規定される掩蔽の中心円錐(central cone of obscuration)へと繋がることが図3から分かる。一般には、オブスキュレーションの中心円錐などの強い不均一性は、イルミネータにおいて補償される必要があるため望ましくない。この補償は、例えば追加のミラーが補償に必要であるためイルミネータ内の光損失に繋がる。実施形態においては、第2ミラー35および第3ミラー36は、第2EUV放射をLPP放射ジェネレータの放射放出点からこのオブスキュレーションの円錐へと誘導し、第2焦点18においてより角度的に均一な照明および第2焦点18に関連する遠視野(フーリエ変換)平面においてより均一な照明に繋がる。これは、均一な照明を提供するためにその後イルミネータILにおいて放射の操作をあまり必要としないようにできることを意味し、すなわち、光損失が少ないということを意味する。
[0053] 加えてまたは代替的に、追加の集光される放射はイルミネータの受容角内に入る第1放射の既存のエタンデュ内の第2焦点に誘導されるので追加の集光される放射は無駄にならない。
[0054] 一般的な構成においては、コレクタは放出点でおよそ5ステラジアンの立体角を規定し、この放出点では、平均コレクタ反射率60%は4πステラジアンのうち約24%の理論的集光効率に繋がる。原理上、集光効率は、集光角を増大させることによって、すなわち、コレクタが放出点でより大きな立体角を規定することによって集光効率を高めることができる。しかしながら、この方法にはいくつかの実質的な限定がある。
i)第1集光ミラー33の反射面上の入射角(法線から測定された)は、集光角が増大するにつれて大きくなる。EUV放射に使用されるシリコン/モリブデン多層ミラーなどの多層ミラーは、約30°から50°の間の入射角に対して相対的に低い反射率を有している。それにより、集光角の増大は、あらゆる余分に集光される第1放射に対するより大きな入射角から生じる低下した反射率のため、集光される放射の総量に対して相対的に少量を寄与する。
ii)エタンデュは集光した立体角に従って増大する。したがって、そのようなさらなる集光された放射の少なくとも一部は、イルミネータによって受け入れられかつイルミネータの特徴とするエタンデュの外に落ちて失われる。
[0055] 本発明のこの実施形態は光源像から中心オブスキュレーションを除去するので、第3ミラーが集光される放射を提供して結果として生じるオブスキュレーションの円錐を埋めるとすれば、光源像の均一性に悪影響を及ぼすことなく第1集光ミラー33内のアパーチャ30のサイズを増大させることができる。これはいくつか理由によって有利であることができ、例えば、これは、LPP放出点上にレーザビームを合焦させるあらゆる光学系の開口数を増大させる。さらに、これはデブリ緩和ツールの配置の範囲をアパーチャ30内に部分的に与える。
[0056] 第2ミラー35および第3ミラー36の構成は、ミラーに入射する放射が、35°未満またはさらに30°未満または25°未満が適切である低い入射角であってもよいことを確実することに役立ち、少ない光損失へと繋がる。
[0057] 本明細書において、IC製造におけるリソグラフィ装置の使用について具体的な言及がなされているが、本明細書記載のリソグラフィ装置が、リソグラフィ、特に高解像度リソグラフィによる集積光学システム、磁気ドメインメモリ用のガイダンスパターンおよび検出パターン、フラットパネルディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、薄膜磁気ヘッド等の製造といった他の用途を有し得ることが理解されるべきである。
[0058] 光リソグラフィの関連での本発明の実施形態の使用について上述のとおり具体的な言及がなされたが、当然のことながら、本発明は、他の用途、例えば、インプリントリソグラフィに使われてもよく、さらに状況が許すのであれば、光リソグラフィに限定されることはない。
[0059] 本明細書で使用される「放射」および「ビーム」という用語は、紫外線(UV)(例えば、365nm、355nm、248nm、193nm、157nm、または126nmの波長、またはおよそこれらの値の波長を有する)およびEUV放射(例えば、5〜20nmの範囲の波長を有する)を含むあらゆる種類の電磁放射を包含している。
[0060] 以上、本発明の具体的な実施形態を説明してきたが、本発明は、上述以外の態様で実施できることが明らかである。例えば、EUV放射放出点は、LPP放射ジェネレータではなくDPP放射ジェネレータの一部であってもよい。
[0061] 上記の説明は、制限ではなく例示を意図したものである。したがって、当業者には明らかなように、添付の特許請求の範囲を逸脱することなく本記載の発明に変更を加えてもよい。

Claims (14)

  1. リソグラフィ装置用のコレクタアセンブリであって、前記コレクタアセンブリは、
    第1焦点および第2焦点を有する第1集光ミラーであって、前記第2焦点は前記第1焦点より前記第1集光ミラーから遠く、前記第1焦点および前記第2焦点は、光軸を画定し、かつ前記第1焦点および前記第2焦点のそれぞれを通過する第1焦点面および第2焦点面を画定し、各焦点面は前記光軸と垂直であり、前記第1集光ミラーは、前記第1焦点に位置決めされた放射放出点から直接第1放射を集光し、かつ前記第1放射を前記第2焦点へと前方に反射するように構成されている、第1集光ミラーと、
    前記第1焦点面と前記第2焦点面との間に位置決めされ、かつ前記放射放出点から直接第2放射を集光する第2集光ミラーと、
    実質的に前記第1焦点面と前記第2集光ミラーとの間の前記光軸上に位置決めされた第3ミラーとを含み、
    前記第2集光ミラーは前記第2放射を前記第3ミラー上へと反射するように構成され、前記第3ミラーは前記第2放射を前記第2焦点へと反射するように構成されており、
    前記第2集光ミラーは、前記第2焦点への、前記第3ミラーから反射した前記第2放射または前記第1集光ミラーから反射した前記第1放射を実質的に遮断しないように構成されている、コレクタアセンブリ。
  2. 前記第2集光ミラーは、実質的に円形対称性を有して前記光軸の周りに構成された環状の凹面ミラーである、請求項1に記載のコレクタアセンブリ。
  3. 前記第3ミラーは凸面ミラーである、請求項2に記載のコレクタアセンブリ。
  4. 前記第1集光ミラー、前記第2集光ミラーまたは前記第3ミラーから選択されるミラーの1つ以上は、シリコン/モリブデン多層ミラーである、請求項1〜3のうちのいずれかに記載のコレクタアセンブリ。
  5. 前記第1集光ミラーにはアパーチャが設けられており、前記アパーチャは、レーザビームを、前記アパーチャを通過させて前記放射放出点上へと誘導するように構成されている、請求項1〜4のうちのいずれかに記載のコレクタアセンブリ。
  6. 使用中、前記レーザビームが前記第2焦点へと直接通過することを実質的に遮断するように位置決めされたビームストップを含む、請求項5に記載のコレクタアセンブリ。
  7. 前記第3ミラーは前記ビームストップに位置決めされている、請求項6に記載のコレクタアセンブリ。
  8. 前記放射放出点は極端紫外線ジェネレータの放射放出点である、請求項1〜4のうちのいずれかに記載のコレクタアセンブリを含む放射源。
  9. 前記極端紫外線ジェネレータはレーザ生成プラズマ放射ジェネレータである、請求項8に記載の放射源。
  10. レーザビームを前記第1集光ミラー内のアパーチャを通過させて前記放射放出点上へと誘導するレーザ源を含む、請求項9に記載の放射源。
  11. 前記レーザ源は、前記レーザビームを実質的に前記光軸に沿って誘導するように構成されており、前記コレクタアセンブリは、前記レーザビームが前記第2焦点へと直接通過することを実質的に遮断するように位置決めされたビームストップを含む、請求項10に記載の放射源。
  12. 前記第3ミラーは前記ビームストップに位置決めされている、請求項11に記載の放射源。
  13. 請求項8〜12のうちのいずれかに記載の放射源または請求項1〜7のうちのいずれかに記載のコレクタアセンブリを含む、リソグラフィ装置。
  14. パターン付き放射ビームを基板上に投影することを含むデバイス製造方法であって、前記放射は請求項8〜12のうちのいずれかに記載の放射源によって提供される、デバイス製造方法。
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