JP2012504115A - 除草剤の有効性を改善するための組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は除草剤の有効性を改善するための新規組成物、除草剤の有効性を改善するための前記組成物の使用、前記組成物および少なくとも1種の除草剤を含む除草剤製品、ならびに望まれない植物の成長を制御するための前記除草剤製品の使用に関する。組成物は、(a)少なくとも1種の脂肪族C14〜C22-カルボン酸の少なくとも1種のC1〜C4-アルキルエステルであって、少なくとも1種のカルボン酸の70重量%が18個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸からなるもの;(b)モノヒドロキシ官能性ポリアルキルエーテルと無機多価プロトン酸とのエステル化生成物より選択される少なくとも1種の非イオン性界面活性剤;(c)少なくとも1種の脂肪族C14〜C22-カルボン酸;(d)場合により少なくとも1種の消泡剤;および(e)少なくとも1種の芳香族溶媒を含む。
【選択図】なし

Description

本発明は、除草剤の有効性を改善するための新規組成物、除草剤の有効性を改善するためのこの組成物の使用、この組成物および少なくとも1種の除草剤を含む除草薬剤(herbicidal agent)、および望まれない植物の成長を制御するためのこの除草薬剤の使用に関する。
多くの農薬、例えば除草剤の取り込みおよび有効性の両方を、アジュバント、いわゆるブースター(booster)を加えることにより改善することができることは周知である。これらの添加剤の作用メカニズムは複雑であり、単に葉表面の表面特性の変化のみに帰することはできない。
WO 00/53014には、トプラメゾン型の除草剤に加えて作用改良剤としてアジュバントを含む改善された有効性を有する除草組成物が記載されている。これは、C5〜C22-アルカン酸C1〜C5-アルキル、C10〜C20-カルボン酸、モノヒドロキシ官能性ポリアルキルエーテルのリン酸または硫酸部分エステル、および場合によりアルキルポリオキシアルキレンポリエーテルを含む。好ましいC5〜C22-アルカン酸C1〜C5-アルキルは、オレイン酸メチル、パルミチン酸メチルおよびオレイン酸エチルならびにそれらの混合物である。特に、使用されるC5〜C22-アルカン酸C1〜C5-アルキルは、オレイン酸メチルおよびパルミチン酸メチルの1:1混合物である。
このような作用改良剤系は、BASF Corporation(米国)よりDASH(登録商標)、例えばDASH(登録商標) HCの名称で市販されている。
この作用改良剤系の欠点は、比較的低い温度において、場合によっては10℃でさえも、および/または長期保存した場合に、沈殿して固体になることである。作用改良剤系は一般に噴霧タンク中で除草剤と混合するので、沈殿はタンクミックス中の作用改良剤の分散性を低下させ、製品を均一な濃度で植物に施用することができなくなる。高い分散性を保証するためには、作用改良剤を溶解するためにまず加熱しなくてはならず、そのためその取り扱いが非常に困難なものとなる。
WO 00/53014
したがって、本発明の目的は、低い温度、例えば10℃以下、特に0℃以下、例えば-5℃以下においても、あるいは長期保存した場合にも沈殿を形成せず、そのため取り扱いが容易な作用改良剤系を提供することであった。
本出願の発明者らは、沈殿形成がアルカン酸アルキル成分に起因し、アルカン酸アルキルが特定の組成を有する場合に沈殿形成を回避することができることを見いだした。
したがって、本発明の目的は、
(a) 少なくとも1種の脂肪族C14〜C22-カルボン酸の少なくとも1種のC1〜C4-アルキルエステルであって、少なくとも1種のカルボン酸の70重量%以上が18個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸からなるもの;
(b) モノヒドロキシ官能性アルキルポリエーテルと無機多価プロトン酸(inorganic polyprotonic acids)とのエステル化生成物より選択される少なくとも1種のアニオン性界面活性剤;
(c) 少なくとも1種の脂肪族C14〜C22-カルボン酸;
(d) 場合により少なくとも1種の消泡剤;および
(e) 少なくとも1種の芳香族溶媒
を含む組成物により達成される。
本発明において、基の一般名は下記の意味を有する。
本発明において、ハロゲンはフッ素、塩素または臭素である。
C1〜C4-アルキルは、1〜4個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖アルキル基である。その例は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n-ブチル、sec-ブチル、イソブチルおよびtert-ブチルである。
C1〜C6-アルキルは、1〜6個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖アルキル基である。その例は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n-ブチル、sec-ブチル、イソブチル、tert-ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、イソヘキシルおよびその位置異性体である。
C1〜C10-アルキルは、1〜10個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖アルキルである。その例は、C1〜C6-アルキルについて既に挙げたものに加えて、ヘプチル、オクチル、2-エチルヘキシル、ノニルおよびデシルならびにその位置異性体である。
C1〜C6-ハロアルキルは、C1〜C6-アルキル基において少なくとも1個の水素原子がハロゲン原子、例えばF、ClまたはBrにより置換されているものである。好ましくは、C1〜C6-ハロアルキルはC1〜C4-ハロアルキル、すなわち、C1〜C4-アルキル基において少なくとも1個の水素原子がハロゲン原子、例えばF、ClまたはBrにより置換されているものである。その例は、クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、1,1-ジフルオロエチル、2,2,2-トリフルオロエチル、ペンタフルオロエチル、3,3,3-トリフルオロプロピル、1,1-ジクロロエチル、2,2,2-トリクロロエチル、ペンタクロロエチル、3,3,3-トリクロロプロピル等である。
C1〜C6-アルコキシは、酸素原子を介して結合するC1〜C6-アルキル基である。その例は、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、n-ブトキシ、2-ブトキシ、イソブトキシ、tert-ブトキシ、ペントキシおよびヘキソキシならびにその位置異性体である。
C1〜C6-ハロアルコキシは、酸素原子を介して結合するC1〜C6-ハロアルキル基である。その例は、クロロメトキシ、ジクロロメトキシ、トリクロロメトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、1,1-ジフルオロエトキシ、2,2,2-トリフルオロエトキシ、ペンタフルオロエトキシ、3,3,3-トリフルオロプロポキシ、1,1-ジクロロエトキシ、2,2,2-トリクロロエトキシ、ペンタクロロエトキシ、3,3,3-トリクロロプロポキシ等である。
C1〜C6-アルキルチオは、硫黄原子を介して結合するC1〜C6-アルキル基である。その例は、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、n-ブチルチオ、2-ブチルチオ、イソブチルチオ、tert-ブチルチオ、ペンチルチオおよびヘキシルチオならびにその位置異性体である。
C1〜C6-ハロアルキルチオは、硫黄原子を介して結合するC1〜C6-ハロアルキル基である。その例は、クロロメチルチオ、ジクロロメチルチオ、トリクロロメチルチオ、フルオロメチルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオ、1,1-ジフルオロエチルチオ、2,2,2-トリフルオロエチルチオ、ペンタフルオロエチルチオ、3,3,3-トリフルオロプロピルチオ、1,1-ジクロロエチルチオ、2,2,2-トリクロロエチルチオ、ペンタクロロエチルチオ、3,3,3-トリクロロプロピルチオ等である。
C1〜C6-アルキルスルフィニルは、SO基を介して結合するC1〜C6-アルキル基である。その例は、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニル、n-ブチルスルフィニル、2-ブチルスルフィニル、イソブチルスルフィニル、tert-ブチルスルフィニル、ペンチルスルフィニルおよびヘキシルスルフィニルならびにその位置異性体である。
C1〜C6-ハロアルキルスルフィニルは、SO基を介して結合するC1〜C6-ハロアルキル基である。その例は、クロロメチルスルフィニル、ジクロロメチルスルフィニル、トリクロロメチルスルフィニル、フルオロメチルスルフィニル、ジフルオロメチルスルフィニル、トリフルオロメチルスルフィニル、1,1-ジフルオロエチルスルフィニル、2,2,2-トリフルオロエチルスルフィニル、ペンタフルオロエチルスルフィニル、3,3,3-トリフルオロプロピルスルフィニル、1,1-ジクロロエチルスルフィニル、2,2,2-トリクロロエチルスルフィニル、ペンタクロロエチルスルフィニル、3,3,3-トリクロロプロピルスルフィニル等である。
C1〜C6-アルキルスルホニルは、SO2基を介して結合するC1〜C6-アルキル基である。その例は、メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、n-ブチルスルホニル、2-ブチルスルホニル、イソブチルスルホニル、tert-ブチルスルホニル、ペンチルスルホニルおよびヘキシルスルホニルならびにその位置異性体である。
C1〜C6-ハロアルキルスルホニルは、SO2基を介して結合するC1〜C6-ハロアルキル基である。その例は、クロロメチルスルホニル、ジクロロメチルスルホニル、トリクロロメチルスルホニル、フルオロメチルスルホニル、ジフルオロメチルスルホニル、トリフルオロメチルスルホニル、1,1-ジフルオロエチルスルホニル、2,2,2-トリフルオロエチルスルホニル、ペンタフルオロエチルスルホニル、3,3,3-トリフルオロプロピルスルホニル、1,1-ジクロロエチルスルホニル、2,2,2-トリクロロエチルスルホニル、ペンタクロロエチルスルホニル、3,3,3-トリクロロプロピルスルホニル等である。
脂肪族C14〜C22-カルボン酸は、式R-COOH [式中、Rは13〜21個の炭素原子を有する脂肪族基である]のモノカルボン酸である。脂肪族基は、C13〜C21-アルキル、C13〜C21-アルケニル、C13〜C21-アルカジエニル、C13〜C21-アルカトリエニル、C13〜C21-アルカテトラエニル、C13〜C21-アルカペンタエニル、C13〜C21-アルカヘキサエニルまたはC13〜C21-アルキニルであってよい。脂肪族基がアルキル基である場合、脂肪族カルボン酸は飽和カルボン酸である。脂肪族基がアルケニル基である場合、脂肪族カルボン酸は一不飽和カルボン酸である。脂肪族基がアルカジエニル基である場合、脂肪族カルボン酸は二不飽和カルボン酸である。脂肪族基がアルカトリエニル基である場合、脂肪族カルボン酸は三不飽和カルボン酸である。脂肪族基がアルカテトラエニル基である場合、脂肪族カルボン酸は四不飽和カルボン酸である。脂肪族基がアルカペンタエニル基である場合、脂肪族カルボン酸は五不飽和カルボン酸である。脂肪族基がアルカヘキサエニル基である場合、脂肪族カルボン酸は六不飽和カルボン酸である。脂肪族基は直鎖または分枝鎖であってよいが、それは好ましくは非分枝鎖(直鎖)である。脂肪族C14〜C22-カルボン酸は天然由来のものであっても合成されたものであってもよい。天然の脂肪族C14〜C22-カルボン酸の例は、ミリスチン酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、アラキン酸、ベヘン酸(飽和、非分枝鎖脂肪酸)、パルミトレイン酸、オレイン酸、エルカ酸(一不飽和、非分枝鎖脂肪酸)、リノール酸(二不飽和、非分枝鎖脂肪酸)、リノレン酸、エレオステアリン酸(elaeosteric acid)(三不飽和、非分枝鎖脂肪酸)、アラキドン酸(四不飽和、非分枝鎖脂肪酸)、クルパノドン酸(五不飽和、非分枝鎖脂肪酸)およびドコサヘキサエン酸(六不飽和、非分枝鎖脂肪酸)である。
C2〜C4-アルキレンオキシドは、C2〜C4-アルケンのエポキシド化合物である。その例は、エチレンオキシド、プロピレンオキシドおよびブチレンオキシドである。
C16〜C20-アルカノールは、16〜20個の炭素原子を有するアルカンにおいて1個の水素原子がOH基により置換されているものである。その例は、ヘキサデカノール、ヘプタデカノール、オクタデカノール、ノナデカノール、エイコサノールおよびその位置異性体である。
C10〜C20-アルカノールは、10〜20個の炭素原子を有するアルカンにおいて1個の水素原子がOH基により置換されているものである。その例は、先にC16〜C20-アルカノールについて特定した化合物に加えて、デカノール、2-プロピルヘプタノール、ウンデカノール、ドデカノール、トリデカノール、テトラデカノール、ペンタデカノールおよびその位置異性体である。
C1〜C20-アルカノールは、1〜20個の炭素原子を有するアルカンにおいて1個の水素原子がOH基により置換されているものである。その例は、先にC10〜C20-アルカノールについて特定した化合物に加えて、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、sec-ブタノール、イソブタノール、tert-ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、2-エチルヘキサノール、ノナノールおよびその位置異性体である。
本発明の組成物の好ましい特徴およびそれらの使用に関して下に記載する詳細は、それらのみの単独の場合および特に考えられるあらゆる相互の組合せの場合のいずれにも適用される。
本発明によれば、成分(a)の少なくとも1種の脂肪族C14〜C22-カルボン酸は、70重量%以上、例えば70〜98重量%、好ましくは70〜95重量%または70〜92重量%の18個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸からなる。これは、少なくとも1種の脂肪族C14〜C22-カルボン酸が、成分(a)のすべての脂肪族C14〜C22-カルボン酸の総重量を基準として、0〜30重量%のC14〜C17-および/またはC19〜C22-カルボン酸を含むことを意味する。本発明の1つの好ましい実施形態において、成分(a)の少なくとも1種の脂肪族C14〜C22-カルボン酸は、75重量%以上、例えば75〜98重量%、好ましくは75〜95重量%または75〜92重量%、特に好ましくは80重量%以上、例えば80〜98重量%、好ましくは80〜95重量%または80〜92重量%;より好ましくは85重量%以上、例えば85〜98重量%、好ましくは85〜95重量%または85〜92重量%;特に90重量%以上、例えば90〜98重量%、好ましくは90〜95重量%または90〜92重量%の18個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸からなる。
好ましくは、成分(a)は、成分(a)のすべての少なくとも1種の脂肪族C14〜C22-カルボン酸のC1〜C4-アルキルエステルの総重量を基準として、70重量%以上、例えば70〜98重量%、好ましくは70〜95重量%または70〜92重量%;特に好ましくは75重量%以上、例えば75〜98重量%、好ましくは75〜95重量%または75〜92重量%;より好ましくは80重量%以上、例えば80〜98重量%、好ましくは80〜95重量%または80〜92重量%;さらに好ましくは85重量%以上、例えば85〜98重量%、好ましくは85〜95重量%または85〜92重量%;特に90重量%以上、例えば90〜98重量%、好ましくは90〜95重量%または90〜92重量%の、少なくとも1種の脂肪族C18-カルボン酸の少なくとも1種のC1〜C4-アルキルエステルを含む。
成分(a)のC1〜C4-アルキルエステルは、好ましくはメチルもしくはエチルエステルまたはそれらの混合物であり、特にメチルエステルである。
成分(a)の18個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸は、好ましくは飽和C18-カルボン酸、一不飽和C18-カルボン酸、二不飽和C18-カルボン酸、三不飽和C18-カルボン酸およびそれらの混合物より選択される。特に好ましくは、成分(a)の18個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸は、少なくとも1種の飽和C18-カルボン酸、少なくとも1種の一不飽和C18-カルボン酸、少なくとも1種の二不飽和C18-カルボン酸および少なくとも1種の三不飽和C18-カルボン酸の混合物である。
これに関して、C18-カルボン酸の混合物が、少なくとも1種の一不飽和C18-カルボン酸を、混合物の総重量を基準として、60重量%以上、好ましくは65重量%以上、特に70重量%以上、例えば60〜95重量%、または65〜95重量%、または70〜95重量%、好ましくは70〜90重量%;特に好ましくは70〜85重量%、特に70〜80重量%;特に好ましくは75重量%以上、例えば75〜95重量%、好ましくは75〜90重量%、特に好ましくは75〜85重量%、特に75〜80重量%;特に78重量%以上、例えば78〜95重量%、好ましくは78〜90重量%、特に好ましくは78〜85重量%、特に78〜80重量%の量で含み、C18-カルボン酸の総量が70重量%以上、例えば70〜98重量%、好ましくは75〜95重量%であることが好ましい。
少なくとも1種の二不飽和C18-カルボン酸は、C18-カルボン酸の混合物中に、混合物の総重量を基準として、好ましくは10重量%以上、例えば10〜20重量%、好ましくは10〜18重量%、特に10〜16重量%;特に好ましくは15重量%以上、例えば15〜20重量%、好ましくは15〜18重量%、特に15〜16重量%の量で存在する。
少なくとも1種の三不飽和C18-カルボン酸は、C18-カルボン酸の混合物中に、混合物の総重量を基準として、好ましくは2〜6重量%、特に好ましくは3〜5重量%、特に約4重量%の量で存在する。
少なくとも1種の飽和C18-カルボン酸は、C18-カルボン酸の混合物中に、混合物の総重量を基準として、好ましくは0.8〜4重量%、特に好ましくは1〜2重量%の量で存在する。
好ましくは、少なくとも1種の一不飽和C18-カルボン酸はオレイン酸を含む。ここで、少なくとも1種の一不飽和C18-カルボン酸は、特に90重量%以上、特に好ましくは95重量%以上、特に98重量%以上のオレイン酸からなる。
少なくとも1種の飽和C18-カルボン酸は、好ましくはステアリン酸を含む。ここで、少なくとも1種の飽和C18-カルボン酸は、特に90重量%以上、特に好ましくは95重量%以上、特に98重量%以上のステアリン酸からなる。
好ましくは、少なくとも1種の二不飽和C18-カルボン酸はリノール酸を含む。ここで、少なくとも1種の二不飽和C18-カルボン酸は、特に90重量%以上、特に好ましくは95重量%以上、特に98重量%以上のリノール酸からなる。
好ましくは、少なくとも1種の三不飽和C18-カルボン酸はリノレン酸および/またはエレオステアリン酸(elaeostearic acid)を含む。ここで、少なくとも1種の三不飽和C18-カルボン酸は、特に90重量%以上、特に好ましくは95重量%以上、特に98重量%以上のリノレン酸および/またはエレオステアリン酸からなる。
少なくとも1種の脂肪族C18-カルボン酸の少なくとも1種のC1〜C4-アルキルエステルに加えて、成分(a)は、好ましくは少なくとも1種の脂肪族C14-および/またはC16-カルボン酸の少なくとも1種のC1〜C4-アルキルエステルをも含む。C1〜C4-アルキルエステルは、好ましくはメチルもしくはエチルエステルまたはそれらの混合物であり、特にメチルエステルである。C14-カルボン酸は、好ましくはミリスチン酸である。C16-カルボン酸は、好ましくは、パルミチン酸、パルミトレイン酸またはそれらの混合物である。好ましくは、成分(a)は、これらのエステルを、すべての少なくとも1種の脂肪族C14〜C22-カルボン酸のC1〜C4-アルキルエステルの総重量を基準として、20重量%以下、例えば1〜20重量%または好ましくは5〜20重量%;特に好ましくは15重量%以下、例えば1〜15重量%または好ましくは5〜15重量%;特に10重量%以下、例えば1〜10重量%または好ましくは5〜10重量%の量で含む。
本発明の好ましい特徴を有する脂肪族C14〜C22-カルボン酸のC1〜C4-アルキルエステルは、例えばCognisよりEdenor(登録商標) ME Ti 05(またはSynative(登録商標) ES ME Ti 05)の名称で市販されている。本発明において、この製品は、成分(a)として特に好ましく使用される。
成分(b)の少なくとも1種のアニオン性界面活性剤において、エステルは一般に部分エステル(下記に半エステルとも)である。これは、無機多価プロトン酸が一部のみエステル化されていることを意味する。無機多価プロトン酸は通常多価プロトンオキソ酸(polyprotonic oxoacid)であり、好ましくは硫酸およびリン酸から選択される。これは特に好ましくはリン酸である。硫酸の場合のエステルは一般に半エステル(すなわち、硫酸の1個のプロトンまたは1個のOH基のみがエステル化される)であり、また、リン酸も好ましくは一部のみエステル化されており、成分(b)はリン酸のモノもしくはジエステルまたは特にモノおよびジエステルの混合物である。製造の結果として、アニオン性界面活性剤はいくらかの完全にエステル化された産物のフラクションをも含み得る。この場合、完全にエステル化された産物は、使用する成分(b)の量を基準として、一般に50重量%以下、特に30重量%以下である。
エステルは、一般にモノヒドロキシ官能性アルキルポリエーテル(ポリオキシアルキレンエーテル)を無機多価プロトン酸またはその好適な誘導体、例えばその塩化物と(例えば硫酸、リン酸またはPOCl3と)、好ましくは化学量論的に、または酸が部分的にのみエステル化される条件下で、反応させることにより得ることができる。使用されるモノヒドロキシ官能性アルキルポリエーテルは一般に市販されている。それらは、例えば、アルカノール(好ましくはC1〜C40-アルカノール)、好ましくは長鎖アルカノール(好ましくはC10〜C30-、特にC10〜C20-アルカノール)を、アルキレンオキシド(好ましくはC2〜C4-アルキレンオキシド、例えばエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドまたはそれらの混合物、特にエチレンオキシドまたはエチレンオキシドとプロピレンオキシドとの混合物、特にエチレンオキシド)によりオキシアルキル化(特にオキシ-C2〜C4-アルキル化)することにより得ることができる。好ましいモノヒドロキシ官能性アルキルポリエーテルは、400〜3000、特に600〜1200の分子量を有する。それらは、特に好ましくは、アルカノール1モルあたり5〜20、特に10〜15 molのエチレンオキシドおよび場合により1〜10、好ましくは2〜6 molのプロピレンオキシドを反応させることにより得ることができる。
少なくとも1種のアニオン性界面活性剤は、特に好ましくは、少なくとも1種のモノヒドロキシ官能性アルキルポリエーテルのリン酸部分エステルより選択される。上述の内容が、適切で好ましいモノヒドロキシ官能性アルキルポリエーテルに関して適用される。
アニオン性界面活性剤は、一般にその塩の形、特にそのアルカリ金属塩、アンモニウム塩または置換アンモニウム塩の形で使用する。置換アンモニウム塩とは、第一級、第二級、第三級アルキルまたはヒドロキシアルキルアミンの塩を意味すると理解される。アルカリ金属塩、特にナトリウムおよびカリウム塩、ならびにアンモニウム塩(NH4 +塩)が好ましい。
特に、市販の製品、例えばBASF Corporation(Mt. Olive, NJ, 米国)製のKlearfac(登録商標) AA 270またはBASF SE製のLutensit(登録商標) A-EPを使用する。ここではLutensit(登録商標) A-EPがより好ましい。いずれの場合にも、これらはエトキシ化またはエトキシ化-コ-プロポキシ化アルカノールに基づくモノヒドロキシ官能性アルキルポリエーテルのリン酸モノおよびジエステルのナトリウム塩である。
成分(c)の少なくとも1種の脂肪族C14〜C22-カルボン酸は、合成カルボン酸または天然カルボン酸のいずれであってもよい。天然のものが好ましい。
カルボン酸は、飽和または一もしくは多不飽和であってよい。それは異なる酸の混合物であってもよい。好適なカルボン酸の例は、ミリスチン酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、アラキン酸、ベヘン酸(飽和、非分枝鎖脂肪酸)、パルミトレイン酸、オレイン酸、エルカ酸(一不飽和、非分枝鎖脂肪酸)、リノール酸(二不飽和、非分枝鎖脂肪酸)、リノレン酸、エレオステアリン酸(elaeosteric acid)(三不飽和、非分枝鎖脂肪酸)、アラキドン酸(四不飽和、非分枝鎖脂肪酸)、クルパノドン酸(五不飽和、非分枝鎖脂肪酸)およびドコサヘキサエン酸(六不飽和、非分枝鎖脂肪酸)である。少なくとも1種の脂肪族C14〜C22-カルボン酸は、好ましくはオレイン酸を含む。好ましくは、ここでのオレイン酸の割合は、成分(c)のすべての脂肪族C14〜C22-カルボン酸の総重量を基準として、80重量%以上、特に好ましくは85重量%以上、より好ましくは90重量%以上、さらに好ましくは95重量%以上、特に98重量%以上である。特に、少なくとも1種の脂肪族C14〜C22-カルボン酸はオレイン酸である。すなわち、技術的理由で存在し得る異なる成分の割合は2重量%未満、多くの場合には1重量%未満である。
本発明のブースター組成物中に場合により存在する少なくとも1種の消泡剤(d)は、泡の形成を防止し、好ましくは作物保護製剤に通常使用される消泡剤より選択される。好適なものは、例えば、シロキサンをベースとする消泡剤(例えば、Wacker製のSilikon(登録商標) SREまたはRhodia製のRhodorsil(登録商標))、長鎖アルコール、脂肪酸および脂肪酸塩、例えばステアリン酸マグネシウムである。好ましくは、消泡剤は、シロキサン、特にWacker製のSilikon(登録商標) SREなどのトリメチルシロキサンをベースとするものである。
好ましくは、本発明の組成物は少なくとも1種の消泡剤(d)を含む。
好適な芳香族溶媒は、特にアルキル置換芳香族、例えば、トルエン、キシレン、エチルベンゼンおよび比較的長鎖のアルキル基を有するベンゼン、例えば、C9〜C10-ジアルキル-およびトリアルキルベンゼン(例えば、Exxon Mobile Europe製のSolvesso(登録商標) 100またはExxon Mobile USA製のAromatic 100の名称で市販されるもの)、C10〜C11-アルキルベンゼン(例えば、Exxon Mobile Europe製のSolvesso(登録商標) 150またはExxon Mobile USA製のAromatic 150の名称で市販されるもの)およびアルキルナフタレン(例えば、Exxon Mobile Europe製のSolvesso(登録商標) 200またはExxon Mobile USA製のAromatic 200の名称で市販されるもの)である。上記の芳香族溶媒の混合物も好適である。これらの中で、高級アルキル基により置換されたベンゼン、例えばC9〜C10-ジアルキル-およびトリアルキルベンゼンおよび特にC10〜C11-アルキルベンゼン(Solvesso(登録商標)またはAromatic 100および特に150)が好ましい。
少なくとも1種の芳香族溶媒は、芳香族溶媒の総重量を基準として、特に好ましくは5重量%以下、より好ましくは2重量%以下、特に1重量%以下のナフタレンを含む。1重量%以下のナフタレン含有量を有する溶媒は、例えば、Exxon Mobile EuropeよりND(ナフタレン除去)という表示(例えば、Exxon Mobile Europe製のSolvesso(登録商標) 150 NDおよびSolvesso(登録商標) 200 ND)で市販されている。さらに低い0.1重量%以下のナフタレン含有量を有する製品は、Exxon Mobile USA製のAromatic 150 ULNおよびAromatic 200 ULNである。特に、成分(e)としてSolvesso(登録商標) 150 NDを使用する。
好ましくは、成分(a)〜(e)は、本発明の組成物中に下記の量で存在する。
(a) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として5〜90重量%;
(b) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として4〜40重量%;
(c) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として2〜40重量%;
(d) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として0〜0.5重量%、例えば0.005〜0.1重量%;
(e) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として、合計100重量%となる量。
成分(a)〜(e)は、特に好ましくは下記の量で存在する。
(a) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として20〜60重量%;
(b) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として10〜40重量%;
(c) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として2〜15重量%;
(d) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として0〜0.5重量%、例えば0.005〜0.1重量%;
(e) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として、合計100重量%となる量。
成分(a)〜(e)は、より好ましくは下記の量で存在する。
(a) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として25〜45重量%;
(b) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として15〜30重量%;
(c) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として2〜10重量%;
(d) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として0〜0.5重量%、例えば0.005〜0.1重量%;
(e) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として、合計100重量%となる量。
特に、成分(a)〜(e)は、下記の量で存在する。
(a) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として35〜40重量%;
(b) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として20〜25重量%;
(c) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として3〜7重量%;
(d) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として0〜0.5重量%、例えば0.005〜0.1重量%;
(e) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として、合計100重量%となる量。
特に、成分(a)〜(e)は、下記の量で存在する。
(a) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として35〜40重量%、より特定的には37.5重量%;ここで使用される少なくとも1種の脂肪族C14〜C22-カルボン酸のC1〜C4-アルキルエステルは、特に、65重量%以上のオレイン酸メチルを含むEdenor(登録商標) Me Ti 05(Cognis製)である;
(b) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として20〜25重量%、より特定的には22.5重量%;ここで使用されるアニオン性界面活性剤は、特にLutensit(登録商標) A-EP(BASF SE製)である;
(c) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として3〜7重量%、より特定的には5重量%;ここで使用される脂肪族C14〜C22-カルボン酸は特にオレイン酸である;
(d) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として0.005〜0.1重量%、より特定的には0.03重量%;ここで使用される消泡剤は、特にシロキサン消泡剤、例えばSilikon(登録商標) SRE(Wacker製)である;
(e) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として、合計100重量%となる量;ここで使用される溶媒は、特にSolvesso(登録商標) 150 ND(Exxon製)である。
本発明の組成物は、除草剤と共に施用した場合に(すなわち、時間および場所に関して)、除草剤の効果を改善する。
そこで、本発明はさらに、除草剤の効果を改善するための上述の本発明の組成物の使用を提供する。本発明の組成物を使用する方法および好適で好ましい除草剤に関しては、除草剤に関する下記の説明を参照する。
本発明はさらに、
(A) 上に定義した通りの除草剤の効果を改善する組成物(ブースター組成物とも呼ぶ);および
(B) 少なくとも1種の除草剤
を含む除草薬剤を提供する。
ブースター組成物の好適で好ましい実施形態に関しては、上記の詳細な説明を参照する。
本発明の薬剤は、組成物Aと少なくとも1種の除草剤Bとの物理的混合物であってよい。したがって、本発明はまた、組成物Aおよび少なくとも1種の除草剤Bを含む混合物を提供する。しかしながら、薬剤は、組成物Aと少なくとも1種の除草剤Bとのいかなる所望の組合せであってもよく、そこでは、AおよびBは一緒に製剤化されなくてもよい。
組成物Aおよび少なくとも1種の除草剤Bが一緒に製剤化されない本発明の薬剤の1つの例は、2つの構成要素からなるキットである。したがって、本発明はまた、組成物Aを含む第1の構成要素、ならびに少なくとも1種の除草剤B、液体または固体の担体および場合により少なくとも1種の界面活性物質および/または少なくとも1種の従来の補助剤を含む第2の構成要素を含む2つの構成要素からなるキットを提供する。好適な液体および固体の担体、界面活性物質および従来の補助剤は下に記載する。
好適な除草剤は、原則としてすべての従来の除草剤である。これらには、下記のものが含まれる。
b1) 脂質生合成阻害剤のグループに属するもの:
これらは脂質生合成を阻害する化合物である。この阻害はアセチルCoAカルボキシラーゼの阻害に基づく(以下にACC除草剤とも呼ぶ)か、または他のメカニズムに基づく(以下に非ACC除草剤とも呼ぶ)。ACC除草剤はHRAC分類のグループAに属するのに対して、非ACC除草剤はHRAC分類のグループNに属する。例としては以下のものが挙げられる。
ACC除草剤、例えばアロキシジム(alloxydim)、アロキシジムナトリウム、ブトロキシジム(butroxydim)、クレトジム(clethodim)、クロジナホップ(clodinafop)、クロジナホップ-プロパルギル(clodinafop-propargyl)、シクロキシジム(cycloxydim)、シハロホップ(cyhalofop)、シハロホップ-ブチル、ジクロホップ(diclofop)、ジクロホップ-メチル、フェノキサプロップ(fenoxaprop)、フェノキサプロップ-エチル、フェノキサプロップ-P、フェノキサプロップ-P-エチル、フルアジホップ(fluazifop)、フルアジホップ-ブチル、フルアジホップ-P、フルアジホップ-P-ブチル、ハロキシホップ(haloxyfop)、ハロキシホップ-メチル、ハロキシホップ-P、ハロキシホップ-P-メチル、メタミホップ(metamifop)、ピノキサデン(pinoxaden)、プロホキシジム(profoxydim)、プロパキザホップ(propaquizafop)、キザロホップ(quizalofop)、キザロホップ-エチル、キザロホップ-テフリル(quizalofop-tefuryl)、キザロホップ-P、キザロホップ-P-エチル、キザロホップ-P-テフリル、セトキシジム(sethoxydim)、テプラロキシジム(tepraloxydim)およびトラルコキシジム(tralkoxydim)、ならびに非ACC除草剤、例えばベンフレセート(benfuresate)、ブチレート(butylate)、シクロエート(cycloate)、ダラポン(dalapon)、ジメピペレート(dimepiperate)、EPTC、エスプロカルブ(esprocarb)、エトフメセート(ethofumesate)、フルプロパネート(flupropanate)、モリネート(molinate)、オルベンカルブ(orbencarb)、ペブレート(pebulate)、プロスルホカルブ(prosulfocarb)、TCA、チオベンカルブ(thiobencarb)、チオカルバジル(tiocarbazil)、トリアレート(triallate)およびベルノレート(vernolate)。
b2) ALS阻害剤のグループに属するもの:
これらは、その除草効果がアセト乳酸シンターゼの阻害およびそれによる分枝鎖アミノ酸生合成の阻害に基づく化合物である。このような阻害剤はHRAC分類のグループBに属する。例としては以下のものが挙げられる。
スルホニル尿素類、例えば、アミドスルフロン(amidosulfuron)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、ベンスルフロン(bensulfuron)、ベンスルフロン-メチル、クロリムロン(chlorimuron)、クロリムロン-エチル、クロルスルフロン(chlorsulfuron)、シノスルフロン(cinosulfuron)、シクロスルファムロン(cyclosulfamuron)、エタメトスルフロン(ethametsulfuron)、エタメトスルフロン-メチル、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、フラザスルフロン(flazasulfuron)、フルセトスルフロン(flucetosulfuron)、フルピルスルフロン(flupyrsulfuron)、フルピルスルフロン-メチル-ナトリウム、ホラムスルフロン(foramsulfuron)、ハロスルフロン(halosulfuron)、ハロスルフロン-メチル、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、ヨードスルフロン(iodosulfuron)、ヨードスルフロン-メチル-ナトリウム、メソスルフロン(mesosulfuron)、メトスルフロン(metsulfuron)、メトスルフロン-メチル、ニコスルフロン(nicosulfuron)、オルトスルファムロン(orthosulfamuron)、オキサスルフロン(oxasulfuron)、プリミスルフロン(primisulfuron)、プリミスルフロン-メチル、プロスルフロン(prosulfuron)、ピラゾスルフロン(pyrazosulfuron)、ピラゾスルフロン-エチル、リムスルフロン(rimsulfuron)、スルホメツロン(sulfometuron)、スルホメツロン-メチル、スルホスルフロン(sulfosulfuron)、チフェンスルフロン(thifensulfuron)、チフェンスルフロン-メチル、トリアスルフロン(triasulfuron)、トリベヌロン(tribenuron)、トリベヌロン-メチル、トリフロキシスルフロン(trifloxysulfuron)、トリフルスルフロン(triflusulfuron)、トリフルスルフロン-メチルおよびトリトスルフロン(tritosulfuron)、
イミダゾリノン類、例えば、イマザメタベンズ(imazamethabenz)、イマザメタベンズ-メチル、イマザモックス(imazamox)、イマザピック(imazapic)、イマザピル(imazapyr)、イマザキン(imazaquin)およびイマゼタピル(imazethapyr)、
トリアゾロピリミジン除草剤およびスルホンアニリド類、例えば、クロランスラム(cloransulam)、クロランスラム-メチル、ジクロスラム(diclosulam)、フルメツラム(flumetsulam)、フロラスラム(florasulam)、メトスラム(metosulam)、ペノキススラム(penoxsulam)、ピリミスルファン(pyrimisulfan)およびピロキススラム(pyroxsulam)、
ピリミジニルベンゾエート類、例えば、ビスピリバック(bispyribac)、ビスピリバックナトリウム、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)、ピリフタリド(pyriftalid)、ピリミノバック(pyriminobac)、ピリミノバック-メチル、ピリチオバック(pyrithiobac)、ピリチオバックナトリウム、および
スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン除草剤、例えば、フルカルバゾン(flucarbazone)、フルカルバゾンナトリウム、プロポキシカルバゾン(propoxycarbazone)、プロポキシカルバゾンナトリウム、チエンカルバゾン(thiencarbazone)およびチエンカルバゾン-メチル。これらの中で、少なくとも1種のイミダゾリノン除草剤を含む組成物が本発明の好ましい実施形態である。
b3) 光合成阻害剤のグループに属するもの:
これらは、その除草効果が植物における光化学系IIの阻害(いわゆるPSII阻害剤、HRAC分類のグループC1、C2およびC3)または植物の光化学系Iにおける電子伝達の妨害(いわゆるPSI阻害剤、HRAC分類のグループD)およびそれによる光合成における阻害または干渉に基づく化合物である。これらの中で、PSII阻害剤が好ましい。例としては以下のものが挙げられる。
アミカルバゾン(amicarbazone)、光化学系IIの阻害剤、例えば、クロロトリアジン類、トリアジノン類、トリアジンジオン類、メチルチオトリアジン類およびピリダジノン類を含むトリアジン除草剤、例えば、アメトリン(ametryn)、アトラジン(atrazine)、クロリダゾン(chloridazon)、シアナジン(cyanazine)、デスメトリン(desmetryn)、ジメタメトリン(dimethametryn)、ヘキサジノン(hexazinone)、メトリブジン(metribuzin)、プロメトン(prometon)、プロメトリン(prometryn)、プロパジン(propazine)、シマジン(simazine)、シメトリン(simetryn)、テルブメトン(terbumeton)、テルブチラジン(terbuthylazine)、テルブトリン(terbutryn)およびトリエタジン(trietazine)、
アリール尿素類、例えば、クロロブロムロン(chlorobromuron)、クロロトルロン(chlorotoluron)、クロロクスロン(chloroxuron)、ジメフロン(dimefuron)、ジウロン(diuron)、フルオメツロン(fluometuron)、イソプロツロン(isoproturon)、イソウロン(isouron)、リヌロン(linuron)、メタミトロン(metamitron)、メタベンズチアズロン(methabenzthiazuron)、メトベンズロン(metobenzuron)、メトクスロン(metoxuron)、モノリヌロン(monolinuron)、ネブロン(neburon)、シズロン(siduron)、テブチウロン(tebuthiuron)およびチジアズロン(thidiazuron)、
フェニルカルバメート類、例えば、デスメジファム(desmedipham)、カルブチレート(carbutylate)、フェンメジファム(phenmedipham)、フェンメジファム-エチル、
ニトリル除草剤、例えば、ブロモフェノキシム(bromofenoxim)、ブロモキシニル(bromoxynil)ならびにその塩およびエステル、イオキシニル(ioxynil)ならびにその塩およびエステル、
ウラシル類、例えば、ブロマシル(bromacil)、レナシル(lenacil)およびテルバシル(terbacil)、
ならびにベンタゾン(bentazone)およびベンタゾンナトリウム、ピリダトレ(pyridatre)、ピリダホール(pyridafol)、ペンタノクロル(pentanochlor)およびプロパニル(propanil)ならびに光化学系Iの阻害剤、例えば、ジコート(diquat)、ジコートジブロミド、パラコート(paraquat)、パラコートジクロリドおよびパラコート-ジメチルサルフェート(paraquat-dimetilsulfate)。これらの中で、少なくとも1種のアリール尿素除草剤を含む組成物が本発明の好ましい実施形態である。これらの中で、少なくとも1種のトリアジン除草剤を含む組成物も本発明の好ましい実施形態である。さらに、これらの中で、少なくとも1種のニトリル除草剤を含む組成物も本発明の好ましい実施形態である。
b4) プロトポルフィリノーゲンIXオキシダーゼ阻害剤のグループに属するもの:
これらは、その除草効果がプロトポルフィリノーゲンIXオキシダーゼの阻害に基づく化合物である。このような阻害剤はHRAC分類のグループEに属する。例としては以下のものが挙げられる。
アシフルオルフェン(acifluorfen)、アシフルオルフェンナトリウム、アザフェニジン(azafenidin)、ベンカルバゾン(bencarbazone)、ベンズフェンジゾン(benzfendizone)、ビフェノックス(bifenox)、ブタフェナシル(butafenacil)、カルフェントラゾン(carfentrazone)、カルフェントラゾン-エチル、クロメトキシフェン(chlomethoxyfen)、シニドン-エチル(cinidon-ethyl)、フルアゾレート(fluazolate)、フルフェンピル(flufenpyr)、フルフェンピル-エチル、フルミクロラック(flumiclorac)、フルミクロラック-ペンチル、フルミオキサジン(flumioxazin)、フルオログリコフェン(fluoroglycofen)、フルオログリコフェン-エチル、フルチアセット(fluthiacet)、フルチアセット-メチル、ホメサフェン(fomesafen)、ハロサフェン(halosafen)、ラクトフェン(lactofen)、オキサジアルギル(oxadiargyl)、オキサジアゾン(oxadiazon)、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)、ペントキサゾン(pentoxazone)、プロフルアゾール(profluazol)、ピラクロニル(pyraclonil)、ピラフルフェン(pyraflufen)、ピラフルフェン-エチル、スルフェントラゾン(sulfentrazone)、チジアジミン(thidiazimin)、2-クロロ-5-[3,6-ジヒドロ-3-メチル-2,6-ジオキソ-4-(トリフルオロメチル)-1(2H)-ピリミジニル]-4-フルオロ-N-[(イソプロピル)メチルスルファモイル]ベンズアミド(CAS 372137-35-4)、[3-[2-クロロ-4-フルオロ-5-(1-メチル-6-トリフルオロメチル-2,4-ジオキソ-1,2,3,4-テトラヒドロピリミジン-3-イル)フェノキシ]-2-ピリジルオキシ]酢酸エチル(CAS 353292-31-6)、N-エチル-3-(2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチルフェノキシ)-5-メチル-1H-ピラゾール-1-カルボキシアミド(CAS 452098-92-9)、N-テトラヒドロフルフリル-3-(2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチルフェノキシ)-5-メチル-1H-ピラゾール-1-カルボキシアミド(CAS 915396-43-9)、N-エチル-3-(2-クロロ-6-フルオロ-4-トリフルオロメチルフェノキシ)-5-メチル-1H-ピラゾール-1-カルボキシアミド(CAS 452099-05-7)およびN-テトラヒドロフルフリル-3-(2-クロロ-6-フルオロ-4-トリフルオロメチルフェノキシ)-5-メチル-1H-ピラゾール-1-カルボキシアミド(CAS 45100-03-7)。
b5) 漂白剤除草剤のグループに属するもの(漂白特性を有する除草剤とも呼ぶ):
これらは、その除草効果がカロテノイド生合成の阻害またはそれへの干渉に基づく化合物である。これらには、フィトエンデサチュラーゼを阻害することによりカロテノイド生合成を防止する化合物(いわゆるPDS阻害剤、HRAC分類のクラスF1)、4-ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼを阻害する化合物(HPPD阻害剤、HRAC分類のクラスF2)、ならびに未だ説明されていない方式でカロテノイド生合成を阻害する化合物(未知の標的の漂白剤、HRAC分類のクラスF3)が含まれる。例としては以下のものが挙げられる。
PDS阻害剤:ベフルブタミド(beflubutamid)、ジフルフェニカン(diflufenican)、フルリドン(fluridone)、フルオロクロリドン(fluorochloridone)、フルルタモン(flurtamone)、ノルフルラゾン(norflurazon)、ピコリナフェン(picolinafen)および4-(3-トリフルオロメチルフェノキシ)-2-(4-トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン(CAS 180608-33-7)、
HPPD阻害剤:ベンゾビシクロン(benzobicyclon)、ベンゾフェナップ(benzofenap)、イソキサフルトール(isoxaflutole)、メソトリオン(mesotrione)、ピラスルホトール(pyrasulfotole)、ピラゾリネート(pyrazolynate)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、スルコトリオン(sulcotrione)、テフリルトリオン(tefuryltrione)、テンボトリオン(tembotrione)、トプラメゾン(topramezone)、4-ヒドロキシ-3-[[2-[(2-メトキシエトキシ)メチル]-6-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]カルボニル]ビシクロ[3.2.1]オクト-3-エン-2-オン(CAS 352010-68-5)および上記のものとは異なる下記の化合物I、
未知の標的の漂白剤:アクロニフェン(aclonifen)、アミトロール(amitrol)およびクロマゾン(clomazone)。
b6) EPSPシンターゼ阻害剤のグループに属するもの:
これらは、その除草効果がエノールピルビルシキメート-3-ホスフェートシンターゼの阻害およびそれによる植物におけるアミノ酸の生合成の阻害に基づく化合物である。このような阻害剤はHRAC分類の群Gに属する。例としては以下のものが挙げられる。
グリホサート(glyphosate)、グリホサート-イソプロピルアンモニウムおよびグリホサートトリメシウム(スルホサート(sulfosate))。
b7) グルタミンシンターゼ阻害剤のグループに属するもの:
これらは、その除草効果がグルタミンシンターゼの阻害に基づき、また同様にそれによる植物におけるアミノ酸の生合成の阻害に基づく化合物である。このような阻害剤はHRAC分類のグループHに属する。例としては以下のものが挙げられる。
ビラナホス(bilanaphos)(ビアラホス(bialaphos))、ビラナホスナトリウム、グルホシネート(glufosinate)およびグルホシネートアンモニウム。
b8) DHPシンターゼ阻害剤のグループに属するもの:
これらは、その除草効果が7,8-ジヒドロプテロイン酸シンターゼの阻害に基づく化合物である。このような阻害剤はHRAC分類のグループIに属する。1つの例は、以下の通りである。
アシュラム(asulam)。
b9) 有糸***阻害剤のグループに属するもの:
これらは、その除草効果が微小管の生産または組織化への干渉またはそれらの阻害およびそれによる有糸***の阻害に基づく化合物である。このような阻害剤はHRAC分類のグループK1およびK2に属する。これらの中でも、グループK1の化合物、特にジニトロアニリン類が好ましい。例としては以下のものが挙げられる。
グループK1の化合物:ジニトロアニリン類、例えば、ベンフルラリン(benfluralin)、ブトラリン(butralin)、ジニトラミン(dinitramine)、エタルフルラリン(ethalfluralin)、フルクロラリン(fluchloralin)、オリザリン(oryzalin)、ペンジメタリン(pendimethalin)、プロジアミン(prodiamine)およびトリフルラリン(trifluralin)、ホスホロアミデート類、例えば、アミプロホス(amiprophos)、アミプロホス-メチルおよびブタミホス(butamiphos)、安息香酸類、例えば、クロルタール(chlorthal)、クロルタール-ジメチル、ピリジン類、例えば、ジチオピル(dithiopyr)およびチアゾピル(thiazopyr)、ベンズアミド類、例えば、プロピザミド(propyzamide)およびテブタム(tebutam)、
グループK2の化合物:クロルプロファム(chlorpropham)、プロファム(propham)およびカルベタミド(carbethamide)。
これらの中で、グループK1の化合物、特にジニトロアニリン類が好ましい。
b10) VLCFA阻害剤のグループに属するもの:
これらは、その除草効果が長鎖脂肪酸の合成の阻害およびそれによる植物における細胞***への干渉またはその阻害に基づく化合物である。このような阻害剤はHRAC分類のグループK3に属する。例としては以下のものが挙げられる。
クロロアセトアミド類、例えば、アセトクロール(acetochlor)、アラクロール(alachlor)、ブタクロール(butachlor)、ジメタクロール(dimethachlor)、ジメタナミド(dimethanamid)、ジメテナミド-P(dimethenamid-P)、メタザクロール(metazachlor)、メトラクロール(metolachlor)、メトラクロール-S、ペトキサミド(pethoxamid)、プレチラクロール(pretilachlor)、プロパクロール(propachlor)、プロピソクロール(propisochlor)およびテニルクロール(thenylchlor)、
オキシアセトアニリド類、例えば、フルフェナセット(flufenacet)およびメフェナセット(mefenacet)、
アセトアニリド類、例えば、ジフェナミド(diphenamide)、ナプロアニリド(naproanilide)およびナプロパミド(napropamide)、
テトラゾリノン類、例えば、フェントラザミド(fentrazamide)、および
その他、例えば、アニロホス(anilofos)、カフェンストロール(cafenstrol)、ピペロホス(piperophos)、ピロキサスルホン(pyroxasulfone)およびピロキサスルホンとは異なる式IIのイソキサゾリン化合物。
Figure 2012504115
[式中、Ra、Rb、Rc、Rd、Z、Yおよびnは以下の意味を有する:
Ra、Rb、Rc、Rdは、それぞれの場合に互いに独立して、水素、ハロゲンまたはC1〜C4-アルキルであり;
Yは、フェニル、または炭素環員に加えて環員として酸素、硫黄もしくは窒素からなる群より選択される1、2もしくは3個の同一のもしくは異なるヘテロ原子を含む単環式5、6、7、8、9もしくは10員ヘテロシクリルであり、そこにおいてフェニルおよびヘテロシクリルは無置換であるか、ハロゲン、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシ、C1〜C4-ハロアルキルまたはC1〜C4-ハロアルコキシより選択される1、2または3個の置換基Ryyを有し、好ましくはフェニル、または炭素環員に加えて環員として1、2または3個の窒素原子を含む5もしくは6員芳香族ヘテロシクリル(ヘタリル)であり、そこにおいてフェニルおよびヘタリルは無置換であるか、1、2または3個の置換基Ryyを有し;
Zは、酸素またはNHであり;かつ
nは0または1である]
式IIのイソキサゾリン化合物の中でも、式IIにおいて、
Ra、Rb、Rc、Rdが、それぞれの場合に互いに独立して、H、F、Clまたはメチルであり;
Zが酸素であり;
nが0または1であり;かつ
Yが、フェニル、ピラゾリルまたは1,2,3-トリアゾリルであり、そこにおいて最後に記載した3個の基は無置換であるか、1、2または3個の置換基Ryyを有し、特にYが下記の基:
Figure 2012504115
[式中
Reは、ハロゲン、C1〜C4-アルキルまたはC1〜C4-ハロアルキルであり;
RfはC1〜C4-アルキルであり;
Rgは、ハロゲン、C1〜C4-アルコキシまたはC1〜C4-ハロアルコキシであり;
Rhは、ハロゲン、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-ハロアルキルまたはC1〜C4-ハロアルコキシであり;
mは、0、1、2または3であり;かつ
#は、基CRcRdへの結合の位置を示す]
のうちの1つである
イソキサゾリン化合物が好ましい。
これらの中でも、式IIにおいて、
Raが水素であり;
Rbがフッ素であり;
Rcが水素またはフッ素であり;
Rdが水素またはフッ素であり;
Zが酸素であり;
nが0または1、特に1であり;かつ
Yが、式Y1、Y2、Y3またはY4
Figure 2012504115
[式中、#は、基CRcRdへの結合の位置を示す]
の基のうちの1つである
イソキサゾリン化合物が特に好ましい。
これらの中でも、特に式II.1、II.2、II.3、II.4、II.5、II.6、II.7、II.8およびII.9のイソキサゾリン化合物が好ましい。
Figure 2012504115
式IIのイソキサゾリン化合物は文献、例えば、WO 2006/024820、WO 2006/037945、WO 2007/071900およびWO 2007/096576により公知である。
VLCFA阻害剤の中でも、クロロアセトアミド類、オキシアセトアミド類およびピロキサスルホンが好ましい。
b11) セルロース生合成阻害剤のグループに属するもの:
これらは、その除草効果がセルロースの生合成の阻害およびそれによる植物における細胞壁の形成の阻害に基づく化合物である。このような阻害剤はHRAC分類のグループLに属する。例としては以下のものが挙げられる。
クロルチアミド(chlorthiamide)、ジクロベニル(dichlobenil)、フルポキサム(flupoxam)およびイソキサベン(isoxaben)。
b12) 脱共役除草剤のグループに属するもの:
これらは、その除草効果が細胞膜の破壊に基づく化合物である。このような阻害剤はHRAC分類のグループMに属する。例としては以下のものが挙げられる。
ジノセブ(dinoseb)、ジノテルブ(dinoterb)ならびにDNOCおよびその塩。
b13) オーキシン除草剤のグループに属するもの:
これらは、植物においてオーキシン(すなわち植物ホルモン)と同様に作用し、植物の成長を阻害する化合物である。このような物質は、HRAC分類のグループOに属する。例としては以下のものが挙げられる。
2,4-Dおよびその塩およびエステル、2,4-DBおよびその塩およびエステル、アミノピラリド(aminopyralid)およびその塩、例えばアミノピラリド-トリス(2-ヒドロキシプロピル)アンモニウムおよびそのエステル、ベナゾリン(benazolin)、ベナゾリン-エチル、クロランベン(chloramben)およびその塩およびエステル、クロメプロップ(clomeprop)、クロピラリド(clopyralid)およびその塩およびエステル、ジカンバ(dicamba)およびその塩およびエステル、ジクロルプロップ(dichlorprop)およびその塩およびエステル、ジクロルプロップ-Pおよびその塩およびエステル、フルロキシピル(fluroxypyr)、フルロキシピル-ブトメチル(butometyl)、フルロキシピル-メプチル(meptyl)、MCPAおよびその塩およびエステル、MCPAチオエチル、MCPBおよびその塩およびエステル、メコプロップ(mecoprop)およびその塩およびエステル、メコプロップ-Pおよびその塩およびエステルならびにピクロラム(picloram)およびその塩およびエステル、キンクロラック(quinclorac)、キンメラック(quinmerac)、TBA(2,3,6)およびその塩およびエステル、トリクロピル(triclopyr)およびその塩およびエステル、ならびに5,6-ジクロロ-2-シクロプロピル-4-ピリミジンカルボン酸(CAS 858956-08-8)およびその塩およびエステル。
b14) オーキシン輸送阻害剤のグループに属するもの:
これらは、その除草効果が植物におけるオーキシン輸送の阻害に基づく化合物である。このような物質は、HRAC分類のグループPに属する。例としては以下のものが挙げられる。
ジフルフェンゾピル(diflufenzopyr)、ジフルフェンゾピルナトリウム、ナプタラム(naptalam)およびナプタラムナトリウム。
b15) 他の除草剤のグループに属するもの:
ブロモブチド(bromobutid)、クロルフルレノール(chlorflurenol)、クロルフルレノール-メチル、シンメチリン(cinmethylin)、クミルロン(cumyluron)、ダラポン(dalapon)、ダゾメット(dazomet)、ジフェンゾコート(difenzoquat)、ジフェンゾコートメチル硫酸(metilsulfate)、ジメチピン(dimethipin)、DSMA、ダイムロン(dymron)、エンドタール(endothal)およびその塩、エトベンザニド(etobenzanid)、フラムプロップ(flamprop)、フラムプロップ-イソプロピル、フラムプロップ-メチル、フラムプロップ-M-イソプロピル、フラムプロップ-M-メチル、フルレノール(flurenol)、フルレノール-ブチル、フルルプリミドール(flurprimidol)、ホサミン(fosamine)、ホサミン-アンモニウム、インダノファン(indanofan)、マレイン酸ヒドラジド、メフルイジド(mefluidide)、メタム(metam)、アジ化メチル、臭化メチル、メチル-ダイムロン(methyl-dymron)、ヨウ化メチル、MSMA、オレイン酸、オキサジクロメホン(oxaziclomefon)、ペラルゴン酸、ピリブチカルブ(pyributicarb)、キノクラミン(quinoclamine)、トリアジフラム(triaziflam)、トリジファン(tridiphan)および6-クロロ-3-(2-シクロプロピル-6-メチルフェノキシ)-4-ピリダジノール(CAS 499223-49-3)およびその塩およびエステル。
グループb1)〜b15)の除草剤Bは公知の除草剤である。例えば、The Compendium of Pesticide Common Names (http://www.alanwood.net/pesticides/); Farm Chemicals Handbook 2000 Volume 86, Meister Publishing Company, 2000; B. Hock, C. Fedtke, R. R. Schmidt, Herbizide [Herbicides], Georg Thieme Verlag, Stuttgart 1995; W. H. Ahrens, Herbicide Handbook, 7th edition, Weed Science Society of America, 1994;およびK. K. Hatzios, Herbicide Handbook, Supplement to the 7th edition, Weed Science Society of America, 1998を参照されたい。2,2,5-トリメチル-3-(ジクロロアセチル)-1,3-オキサゾリジン[CAS No. 52836-31-4]はR-29148とも呼ばれる。4-(ジクロロアセチル)-1-オキサ-4-アザスピロ[4.5]デカン[CAS No. 71526-07-3]はAD-67およびMON 4660とも呼ばれる。さらなる除草活性成分は、WO 96/26202、WO 97/41116、WO 97/41117、WO 97/41118およびWO 01/83459により、ならびにW. Kraemer et al. (ed.) "Modern Crop Protection Compounds", Vol. 1, Wiley VCH, 2007およびそこに引用される文献により公知である。
活性成分の特定の作用メカニズムへの帰属は最新の知見に基づく。1つの活性成分に2以上の作用メカニズムが効果を有する場合には、この物質は1つの作用メカニズムにのみ帰属させている。
除草剤Bが幾何異性体、例えばE/Z異性体を形成し得る場合には、純粋な異性体またはそれらの混合物のいずれをも本発明の組成物に使用することが可能である。除草剤Bが1個以上のキラル中心を有し、エナンチオマーまたはジアステレオマーとして存在する場合には、純粋なエナンチオマーおよびジアステレオマーまたはそれらの混合物のいずれをも本発明の組成物に使用することが可能である。
除草剤Bがイオン化可能な官能基を有する場合、それらはそれらの農業上許容される塩の形で使用することも可能である。一般に、それらのカチオンの塩またはそれらの酸の酸付加塩であって、そのカチオンまたはアニオンが活性成分の効果に悪影響を与えないものが好適である。好適な塩を下に化合物Iに関して記載する。
カルボキシル基を有する活性成分Bは、本発明の組成物において、酸の形で、農業上好適な塩の形で、ならびに農業上許容される誘導体の形で、例えば、アミド(例えばモノ-およびジ-C1〜C6-アルキルアミドまたはアリールアミド)として、エステル(例えばアリルエステル、プロパルギルエステル、C1〜C10-アルキルエステル、アルコキシアルキルエステル)として、ならびにチオエステル(例えばC1〜C10-アルキルチオエステル)として使用することができる。好ましいモノ-およびジ-C1〜C6-アルキルアミドは、メチル-およびジメチルアミドである。好ましいアリールアミドは、例えばアニリドおよび2-クロロアニリドである。好ましいアルキルエステルは、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、ペンチル、メキシル(1-メチルヘキシル)またはイソオクチル(2-エチルヘキシル)エステルである。好ましいC1〜C4-アルコキシ-C1〜C4-アルキルエステルは、直鎖または分枝鎖C1〜C4-アルコキシエチルエステル、例えばメトキシエチル、エトキシエチルまたはブトキシエチルエステルである。直鎖または分枝鎖C1〜C10-アルキルチオエステルの例はエチルチオエステルである。
好ましくは、少なくとも1種の除草剤は漂白特性を有する除草剤より選択され、特に好ましくは、ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ阻害剤(HPPD阻害剤)より選択される。特に好ましくは、少なくとも1種の除草剤は、複素環タイプのHPPD阻害剤より選択される。
ここで、複素環タイプのHPPD阻害剤は、好ましくは、式I
Figure 2012504115
[式中、
R1およびR2は互いに独立して、水素、ハロゲン、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-ハロアルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニルまたはC1〜C6-ハロアルキルスルホニルであり;
R3は、水素、ハロゲンまたはC1〜C6-アルキルであり;
R4は、水素またはC1〜C6-アルキルであり;
R5は、C1〜C6-アルキルであり;かつ
Xは、環員としてO、SおよびNより選択される1、2または3個のヘテロ原子を有する5員飽和、部分的不飽和または芳香族複素環であり、そこにおいて、複素環は、ハロゲン、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオおよびC1〜C6-ハロアルキルチオより選択される1、2、3または4個の置換基を有してもよい]
の化合物およびその農業上許容される塩より選択される。
化合物Iおよびその調製方法は、例えばWO 00/53014およびそこに引用される文献により公知である。
好適な農業上許容される塩は、第一に、それらのカチオンの塩またはそれらの酸の酸付加塩であって、そのカチオンまたはアニオンが化合物Iの殺菌効果に悪影響を与えないものである。そこで、好適なカチオンは、特に、アルカリ金属(好ましくはナトリウムおよびカリウム)、アルカリ土類金属(好ましくはカルシウム、マグネシウムおよびバリウム)、ならびに遷移金属(好ましくはマンガン、銅、亜鉛および鉄)のイオン、ならびにアンモニウムイオン(所望の場合には1〜4個のC1〜C4-アルキル置換基および/またはフェニルもしくはベンジル置換基を有してもよく、好ましくは、ジイソプロピルアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、テトラブチルアンモニウム、トリメチルベンジルアンモニウム)さらに、ホスホニウムイオン、スルホニウムイオン(好ましくはトリ(C1〜C4-アルキル)スルホニウム)およびスルホキソニウムイオン(好ましくはトリ(C1〜C4-アルキル)スルホキソニウム)である。
使用することができる酸付加塩のアニオンは、第一に、塩素イオン、臭素イオン、フッ素イオン、硫酸水素イオン、硫酸イオン、リン酸二水素イオン、リン酸水素イオン、リン酸イオン、硝酸イオン、炭酸水素イオン、炭酸イオン、ヘキサフルオロケイ酸イオン、ヘキサフルオロリン酸イオン、安息香酸イオン、およびC1〜C4-アルカン酸のアニオン、好ましくは蟻酸、酢酸、プロピオン酸および酪酸のアニオンである。それらはIおよび対応するアニオンの酸、好ましくは塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸または硝酸の反応により形成することができる。
好ましくは、式Iの化合物において、R1およびR2は互いに独立して、ハロゲン、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニルまたはC1〜C6-アルキルスルホニル、特に好ましくは塩素、メチル、エチル、メチルチオ、メチルスルフィニルまたはメチルスルホニルである。R1は、特に好ましくはハロゲンまたはC1〜C6-アルキル、より好ましくはハロゲンまたはC1〜C4-アルキル、特に塩素、メチルまたはエチル、とりわけ塩素またはメチルである。R2は、特に好ましくはC1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニルまたはC1〜C6-アルキルスルホニル、特に好ましくはメチルチオ、メチルスルフィニルまたはメチルスルホニル、特にメチルスルホニルである。
R3は、好ましくは水素またはメチル、特に水素である。
R4は、好ましくは水素、メチルまたはトリフルオロメチル、特に水素である。
R5は、好ましくはC1〜C4-アルキル、特に好ましくはメチル、エチル、イソプロピルまたはイソブチル、特にメチルである。
Xは、好ましくは、ハロゲン、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオおよびC1〜C6-ハロアルキルチオより選択される1、2または3個の置換基を有してもよいイソキサゾリル、4,5-ジヒドロイソキサゾリルおよびチアゾリルより選択される。Xは、特に好ましくは、1または2個のC1〜C6-アルキル基により置換されていてもよいイソキサゾリルおよび4,5-ジヒドロイソキサゾリルより選択される。特に、Xは、1または2個のC1〜C6-アルキル基により置換されていてもよい4,5-ジヒドロイソキサゾリルであり、特に無置換の4,5-ジヒドロイソキサゾリルである。
好ましい化合物Iを以下の表に挙げる。
Figure 2012504115
Figure 2012504115
i-C4H9:イソブチル

化合物は、非常に好ましくは、4-[2-クロロ-3-(4,5-ジヒドロイソキサゾール-3-イル)-4-メチルスルホニルベンゾイル]-1-メチル-5-ヒドロキシ-1H-ピラゾール、4-[2-メチル-3-(4,5-ジヒドロイソキサゾール-3-イル)-4-メチルスルホニルベンゾイル]-1-メチル-5-ヒドロキシ-1H-ピラゾール、4-[2-クロロ-3-(3-メチルイソキサゾール-5-イル)-4-メチルスルホニルベンゾイル]-1-メチル-5-ヒドロキシ-1H-ピラゾールおよび/またはその農業上許容される塩である。
本発明の除草薬剤において、成分Aの組成物と成分Bの少なくとも1種の除草剤との重量比は、好ましくは1:200〜200:1、特に好ましくは1:100〜100:1、より好ましくは1:20〜100:1、さらに好ましくは1:10〜100:1、特に1:5〜100:1である。
既に説明した通り、本発明の除草薬剤の成分AおよびBは、一緒に、または個々に製剤化および包装することができる。
農業従事者は、除草薬剤を、混合物として、またはその個々の成分として、好ましくは噴霧タンクに入れて施用に使用する。これは、本発明の除草薬剤は主として葉への噴霧により植物に与えられることを意味する。ここで、施用は、例えば、通常の噴霧技術により、担体として水を用いて約100〜1000 l/ha(例えば300〜400 l/ha)の噴霧液量で実施することができる。しかしながら、いわゆる「微量」および「超微量」法における除草薬剤の施用も、いわゆる微粒剤の形態での施用と同様に可能である。
葉への噴霧のために、除草薬剤を、それが混合物の形態である場合、場合によりさらなる補助剤および添加剤を加えて、水により希釈する。しかしながら、農業従事者は、本発明の除草薬剤の個々の成分AおよびBを単に噴霧タンク中で混合することも可能であり、場合によりさらなる補助剤および添加剤を加える(タンクミックス法)。
タンクミックス法において、成分AおよびBを噴霧タンク中で混合し、水を用いて所望の施用濃度に変換する。
好ましくは、本発明の薬剤の2つの成分は、別々に製剤化されて噴霧タンクにおいて初めて混合される。
より良い処理のために、さらなる補助剤および添加剤を加えることができる。有効であることが証明されている補助剤および添加剤は以下の成分:溶媒、消泡剤、緩衝剤、増粘剤、展着剤、適合性を促進する薬剤である。
アジュバントおよび補助剤および添加剤の例およびブランドは、例えば、Farm Chemicals Handbook, 1997; Meister Publishing, 197 p. C10, chapter "adjuvant"またはWeed Control Manual, 1998, p. 86に記載されている。
本発明の除草薬剤は非栽培表面の望まれない植物の成長を、特に高い施用量において非常に良く制御する。コムギ、イネ、トウモロコシ、ダイズおよびワタなどの栽培において、本発明の除草薬剤は、栽培植物に顕著な損傷を与えることなく、雑草および有害な草に対して効果を有する。この効果は主に低い施用量で生じる。
特定の施用法に依存して、除草薬剤はさらに多くの栽培植物においても望まれない植物を除去するために使用することができる。例えば、以下の栽培植物:タマネギ(Allium cepa)、パイナップル(Ananas comosus)、ラッカセイ(Arachis hypogaea)、アスパラガス(Asparagus officinalis)、サトウダイコンのアルチシマ種(Beta vulgaris spec. altissima)、テンサイ(Beta vulgaris spec. rapa)、セイヨウアブラナのナプス品種(Brassica napus var. napus)、スウェーデンカブ(Brassica napus var. napobrassica)、アブラナのシルベストリス品種(Brassica rapa var. silvestris)、チャ(Camellia sinensis)、ベニバナ(Carthamus tinctorius)、カリアイリ・ボイネンシス(Caryailli Boinensis)、レモン(Citrus limon)、オレンジ(Citrus sinensis)、コーヒーノキ・アラビカ種(Coffea arabica)(ロブスタ種(Coffea canephora)、リベリカ種(Coffea liberica))、キュウリ(Cucumis sativus)、ギョウギシバ(Cynodon dactylon)、ニンジン(Daucus carota)、アブラヤシ(Elaeis guineensis)、イチゴ(Fragaria vesca)、ダイズ(Glycine max)、リクチワタ(Gossypium hirsutum)(キダキワタ(Gossypium arboreum)、シロバナワタ(Gossypium herbaceum)、ゴシピウム・ビチホリウム(Gossypium vitifolium))、ヒマワリ(Helianthusannuus)、パラゴムノキ(Hevea brasiliensis)、オオムギ(Hordeum vulgare)、ホップ(Humulus lupulus)、サツマイモ(Ipomoea batatas)、カシグルミ(Juglans regia)、ヒラマメ(Lens culinaris)、アマ(Linum usitatissimum)、トマト(Lycopersicon lycopersicum)、リンゴ属(Malus spec.)、キャッサバ(Manihot esculenta)、アルファルファ(Medicago sativa)、バショウ属(Musa spec.)、タバコ(Nicotiana tabacum)(マルバタバコ(N.rustica))、オリーブ(Olea europaea)、イネ(Oryza sativa)、ライマメ(Phaseolus lunatus)、サヤインゲン(Phaseolus vulgaris)、ヨーロッパトウヒ(Picea abies)、マツ属(Pinus spec.)、エンドウ(Pisum sativum)、セイヨウミザクラ(Prunus avium)、モモ(Prunus persica)、セイヨウナシ(Pyrus communis)、スグリ(Ribes sylvestre)、トウゴマ(Ricinus communis)、サトウキビ(Saccharum officinarum)、ライムギ(Secale cereale)、ジャガイモ(Solanum tuberosum)、モロコシ(Sorghum bicolor (s. vulgare))、カカオ(Theobroma cacao)、アカツメクサ(Trifolium pratense)、パンコムギ(Triticum aestivum)、マカロニコムギ(Triticum durum)、ソラマメ(Vicia faba)、ブドウ(Vitis vinifera)およびトウモロコシ(Zea mays)が意図される。
さらに、除草薬剤は、遺伝学的手法を含む品種改良により除草剤の効果に対して耐性を有する栽培植物に使用することも可能である。さらに、除草薬剤は、遺伝学的手法を含む品種改良により昆虫または菌類の攻撃に対して耐性を有する栽培植物に使用することも可能である。
除草混合物の施用は、発芽前または発芽後において実施することができる。除草薬剤のある種の栽培植物に対する適合性があまり高くない場合には、噴霧装置を用いて、感受性の栽培植物の葉には可能な場合には影響を与えないが、その下で成長する望まれない植物の葉または覆われていない土壌表面には除草薬剤が達するように除草薬剤を噴霧する施用技術を使用することができる(ポストディレクテッド(post-directed)、レイバイ(lay-by))。
除草薬剤は、例えば、直接噴霧可能な水性溶液剤、粉剤、懸濁剤、ならびに高パーセンテージ水性、油性または他の懸濁剤もしくは分散剤、乳剤、油分散剤、ペースト剤、散粉剤、散水剤または顆粒剤の形態で、スプレー、噴霧、散粉、散水または注入により施用することができる。施用形態は目的とする用途により決定される。いずれの場合にも、それらは本発明の除草薬剤の可能な限り微細な分布を保証するものでなければならない。
好適な内部添加物は、基本的に、中程度から高い沸点の鉱油留分、例えば灯油もしくはジーゼル油、ならびにコールタール油および植物もしくは動物由来の油、脂肪族、環状および芳香族炭化水素、例えばパラフィン、テトラヒドロナフタレン、アルキル化ナフタレンもしくはその誘導体、アルキル化ベンゼンもしくはその誘導体、アルコール、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノールもしくはシクロヘキサノール、ケトン、例えばシクロヘキサノンまたは強極性溶媒、例えばN-メチルピロリドンなどのアミンもしくは水である。
水性施用形態は、エマルション濃縮物、懸濁液、ペースト、湿潤性粉末または水分散性顆粒に水を加えることにより調製することができる。エマルション、ペーストまたは油分散物を調製するために、除草薬剤を、そのままでまたは油もしくは溶媒に溶解して、湿潤剤、粘着剤、分散剤または乳化剤を用いて、水中に均質化することができる。しかしながら、有効物質、湿潤剤、粘着剤、分散剤または乳化剤および場合により溶媒または油からなる、水による希釈に適した濃縮物を製造することも可能である。
好適な界面活性物質は、芳香族スルホン酸(例えばリグニン-、フェノール-、ナフタレン-およびジブチルナフタレンスルホン酸)および脂肪酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、アルキル-およびアルキルアリールスルホネート、アルキル-、ラウリルエーテルおよび脂肪アルコールサルフェート、ならびに硫酸化ヘキサ-、ヘプタ-およびオクタデカノールの塩および脂肪アルコールグリコールエーテルの塩、スルホン化ナフタレンおよびその誘導体とホルムアルデヒドとの縮合生成物、ナフタレンおよびナフタレンスルホン酸とフェノールおよびホルムアルデヒドとの縮合生成物、ポリオキシエチレンオクチルフェノールエーテル、エトキシ化イソオクチル、オクチルまたはノニルフェノール、アルキルフェニル、トリブチルフェニルポリグリコールエーテル、アルキルアリールポリエーテルアルコール、イソトリデシルアルコール、脂肪アルコールエチレンオキシド縮合物、エトキシ化ひまし油、ポリオキシエチレンまたはポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ラウリルアルコールポリグリコールエーテルアセテート、ソルビトールエステル、リグノ亜硫酸廃液またはメチルセルロースである。
粉剤、散水剤および散粉剤は除草薬剤を固体の担体と混合または一緒に粉砕することにより調製することができる。
顆粒、例えば被覆顆粒、含浸顆粒または均質顆粒は、除草薬剤を固体の担体に結合することにより製造することができる。固体の担体は、鉱物、例えばシリカ、シリカゲル、ケイ酸塩、タルク、カオリン、石灰石、石灰、白亜、ボーラス、黄土、粘度、白雲石、珪藻土、硫酸カルシウムおよび硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、粉砕したプラスチック、肥料、例えば硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素ならびに植物製品、例えばコーンミール、樹皮、木材粉末および木の実の殻の粉末、セルロース粉末または他の固体の担体である。
そのまま使用できる製剤における除草薬剤の濃度は、広い範囲で変化し得る。一般に、製剤は、約0.001〜98重量%、好ましくは0.01〜95重量%の除草薬剤を含む。
除草製剤を単独で、または他の作物保護組成物と組み合わせて、例えば害虫または植物病原性真菌もしくは細菌を防除するための組成物と、または成長調節活性成分群と組み合わせて施用することが有用であり得る。また、興味深いのは、栄養欠乏および希元素欠乏を克服するために使用される鉱物塩溶液との混合可能性である。さらなる添加剤、例えば植物毒性のない油および油濃縮物をも添加することができる。
本発明はさらに、望まれない植物を防除するための本発明の除草薬剤の使用を提供する。さらに、本発明は、本発明の除草薬剤の成分Aおよび成分Bを一緒にまたは別々に、同時にまたは連続して、望まれない植物またはその生育環境に施用する、望まれない植物の成長を制御する方法に関する。
成分AおよびBを施用する順序はあまり重要ではない。単に成分Aおよび少なくとも1種の除草剤Bが同時に活性の位置に存在すること、すなわち、防除されるべき植物に同時に接触することまたはこれにより吸収されることが必須である。
本発明のブースター組成物は、先行技術の類似のブースター組成物と比較して著しく低い温度においても液体である。それにより、それは屋外の低い温度においでさえも問題なく取り扱うことが可能であり、使用の前に加熱する必要がない。共に使用する除草剤に対するその効果改善作用は先行技術の製品と比較して同等であるか、よりすぐれている。
1.) 本発明の組成物の調製
下記の成分を記載された重量比で混合することにより、本発明の組成物1を調製した。
組成物1(本発明の組成物)
37.5重量%のCognis製Edenor(登録商標) Me Ti 05(異なる脂肪酸メチルエステルの混合物;>71重量%の脂肪族C18-カルボン酸のメチルエステルを含み、そこにおいて、オレイン酸メチルが混合物の総重量を基準として65重量%以上存在する);
22.5重量%のアニオン性界面活性剤(BASF SE製Lutensit(登録商標) A-EP);
5重量%のオレイン酸;
0.03重量%のトリメチルシロキサン消泡剤;
合計100重量%となる量のExxon Mobile Europe製Solvesso(登録商標) 150またはSolvesso(登録商標) 150 ND。
比較のため、脂肪族C18-カルボン酸の割合がかなり低い組成物を調製した。この組成物は、WO 00/53014の組成物No.6にほぼ一致する。
組成物2(比較例)
37.5重量%のStepan Company製Stepan(登録商標) C-65(異なる脂肪酸メチルエステルの混合物;52重量%の脂肪族C18-カルボン酸(主としてオレイン酸)のメチルエステルおよび45重量%の脂肪族C16-カルボン酸(主としてパルミチン酸)を含む);
22.5重量%のアニオン性界面活性剤(BASF Corp.製Klearfac(登録商標) AA-270);
5重量%のオレイン酸;
0.03重量%のトリメチルシロキサン消泡剤;
合計100重量%となる量のExxon Mobile USA製Aromatic(登録商標) 150。
2.) 低温における挙動
2つの組成物を低温で4および8週間貯蔵した場合の沈殿挙動を研究した。結果を下記の表に示す。
Figure 2012504115
沈殿形成が実際にアルキルエステルの組成物に起因することを示すために、製品Edenor(登録商標) Me Ti 05およびStepan(登録商標) C-65を低温で貯蔵し、固体成分の形成に関して研究した。実験の開始時には両方の製品が透明であった。結果を下記の表に挙げる。
Figure 2012504115
製品Edenor(登録商標) ME Ti 05において-15℃および-10℃で形成された固体は0℃で6日以内に再溶解した。Stepan(登録商標) C-65の場合には、これはいずれの場合にも起こらなかった。

Claims (28)

  1. (a) 少なくとも1種の脂肪族C14〜C22-カルボン酸の少なくとも1種のC1〜C4-アルキルエステルであって、少なくとも1種のカルボン酸の70重量%以上が18個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸からなるもの;
    (b) モノヒドロキシ官能性アルキルポリエーテルと無機多価プロトン酸とのエステル化生成物より選択される少なくとも1種のアニオン性界面活性剤;
    (c) 少なくとも1種の脂肪族C14〜C22-カルボン酸;
    (d) 場合により少なくとも1種の消泡剤;および
    (e) 少なくとも1種の芳香族溶媒
    を含む組成物。
  2. 成分(a)の少なくとも1種の脂肪族C14〜C22-カルボン酸の80重量%以上が18個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸からなる、請求項1に記載の組成物。
  3. 成分(a)の少なくとも1種の脂肪族C14〜C22-カルボン酸の90重量%以上が18個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸からなる、請求項2に記載の組成物。
  4. 成分(a)のC1〜C4-アルキルエステルがメチルエステルである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 成分(a)の18個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸が、飽和C18-カルボン酸、一不飽和C18-カルボン酸、二不飽和C18-カルボン酸、三不飽和C18-カルボン酸、およびそれらの混合物より選択される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 成分(a)の18個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸が、少なくとも1種の飽和C18-カルボン酸、少なくとも1種の一不飽和C18-カルボン酸、少なくとも1種の二不飽和C18-カルボン酸および少なくとも1種の三不飽和C18-カルボン酸の混合物である、請求項5に記載の組成物。
  7. 混合物が、少なくとも1種の一不飽和C18-カルボン酸を、混合物の総重量を基準として70重量%以上の量で含む、請求項6に記載の組成物。
  8. 混合物が、少なくとも1種の二不飽和C18-カルボン酸を、混合物の総重量を基準として10重量%以上の量で含む、請求項6または7に記載の組成物。
  9. 少なくとも1種の一不飽和C18-カルボン酸がオレイン酸を含む、請求項5〜7のいずれか1項に記載の組成物。
  10. 少なくとも1種の飽和C18-カルボン酸がステアリン酸を含み、少なくとも1種の二不飽和C18-カルボン酸がリノール酸を含み、かつ少なくとも1種の三不飽和C18-カルボン酸がリノレン酸および/またはエレオステアリン酸を含む、請求項5〜7のいずれか1項に記載の組成物。
  11. 成分(b)の少なくとも1種のアニオン性界面活性剤が、少なくとも1種のモノヒドロキシ官能性アルキルポリエーテルのリン酸エステルより選択される、請求項1〜10のいずれか1項に記載の組成物。
  12. 少なくとも1種のモノヒドロキシ官能性アルキルポリエーテルの少なくとも1種のリン酸エステルが、C10〜C30-アルカノールを少なくとも1種のC2〜C4-アルキレンオキシドによりオキシアルキル化することにより得ることができる少なくとも1種のモノヒドロキシ官能性アルキルポリエーテルのリン酸半エステルより選択される、請求項11に記載の組成物。
  13. 成分(c)の少なくとも1種の脂肪族C14〜C22-カルボン酸がオレイン酸である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の組成物。
  14. 成分(e)の少なくとも1種の芳香族溶媒が、芳香族溶媒の総重量を基準として1重量%以下のナフタレンを含む、請求項1〜13のいずれか1項に記載の組成物。
  15. 下記の割合:
    (a) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として35〜40重量%;
    (b) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として20〜25重量%;
    (c) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として3〜7重量%;
    (d) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として0〜0.5重量%;
    (e) 成分(a)、(b)、(c)、(d)および(e)の総重量を基準として、合計100重量%となる量
    の成分を含む、請求項1〜14のいずれか1項に記載の組成物。
  16. (A) 請求項1〜15のいずれか1項に定義される通りの組成物;および
    (B) 少なくとも1種の除草剤
    を含む除草薬剤。
  17. 少なくとも1種の除草剤が漂白特性を有する除草剤より選択される、請求項16に記載の除草薬剤。
  18. 漂白特性を有する少なくとも1種の除草剤がヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ阻害剤(HPPD阻害剤)より選択される、請求項17に記載の除草薬剤。
  19. 少なくとも1種の除草剤が複素環タイプのHPPD阻害剤より選択される、請求項18に記載の除草薬剤。
  20. 複素環タイプのHPPD阻害剤が、式I
    Figure 2012504115
    [式中、
    R1およびR2は互いに独立して、水素、ハロゲン、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-ハロアルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニルまたはC1〜C6-ハロアルキルスルホニルであり;
    R3は、水素、ハロゲンまたはC1〜C6-アルキルであり;
    R4は、水素またはC1〜C6-アルキルであり;
    R5は、C1〜C6-アルキルであり;かつ
    Xは、環員としてO、SおよびNより選択される1、2または3個のヘテロ原子を有する5員飽和、部分的不飽和または芳香族複素環であり、そこにおいて、複素環は、ハロゲン、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオおよびC1〜C6-ハロアルキルチオより選択される1、2、3または4個の置換基を有してもよい]
    の化合物およびその農業上許容される塩より選択される、請求項19に記載の除草薬剤。
  21. R3が水素である、請求項20に記載の除草薬剤。
  22. R1およびR2が互いに独立して、ハロゲン、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニルおよびC1〜C6-アルキルスルホニルより選択される、請求項20または21に記載の除草薬剤。
  23. Xが、イソキサゾリル、4,5-ジヒドロイソキサゾリルおよびチアゾリルより選択され、ハロゲン、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオおよびC1〜C6-ハロアルキルチオより選択される1、2または3個の置換基を有してもよい、請求項20〜22のいずれか1項に記載の除草薬剤。
  24. Xが、1または2個のC1〜C6-アルキル基により置換されていてもよいイソキサゾリルおよび4,5-ジヒドロイソキサゾリルより選択される、請求項23に記載の除草薬剤。
  25. 成分Aと成分Bとの重量比が1:200〜200:1である、請求項16〜24のいずれか1項に記載の除草薬剤。
  26. 望まれない植物を防除するための、請求項16〜25のいずれか1項に定義される通りの除草薬剤の使用。
  27. 請求項16〜25のいずれか1項に定義される通りの除草薬剤の成分Aおよび成分Bを、一緒にまたは別々に、同時にまたは連続的に、望まれない植物またはその生育環境に施用する、望まれない植物を防除する方法。
  28. 除草剤の効果を改善するための請求項1〜15のいずれか1項に定義される通りの組成物の使用であって、除草剤が請求項16〜24のいずれか1項において定義される通りである、前記使用。
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