JP2012244460A - ジョブ管理プログラム、記録媒体、ジョブ管理方法及びジョブ管理装置 - Google Patents

ジョブ管理プログラム、記録媒体、ジョブ管理方法及びジョブ管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、時刻指定されて送られてきたジョブの配信完了予測時間を通知してジョブを管理する。
【解決手段】配信システム1は、配信サーバSVのジョブ管理部11が、複合装置MF1〜MFnやコンピュータPC1〜PCmからジョブを受け付けると、そのジョブ受付部21が内部ハードディスク等の待ち行列部32に順次記憶して、ジョブ処理部22が、該待ち行列部32に記憶されているジョブ毎に該ジョブの配信先への配信が完了するまでに要するジョブ配信完了予測時間を算出し、配信管理部12が、該ジョブ配信完了予測時間を配信元の複合装置MF1〜MFnやコンピュータPC1〜PCmに通知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ジョブ管理プログラム、記録媒体、ジョブ管理方法及びジョブ管理装置に関し、詳細には、ジョブの配信完了予測時間を管理するジョブ管理プログラム、記録媒体、ジョブ管理方法及びジョブ管理装置に関する。
近年、データの電子化が推進される傾向にあり、電子化されたデータの出力においては、プリンタ、複合装置等、ファクシミリ装置、スキャナ装置等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。会社のオフィスや事務所等で使用される画像処理装置は、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続され、同じネットワークに接続された複数のパーソナルコンピュータ(Personal Computer)等の情報処理装置によって共用されることが一般的である。このような、ネットワークを介した画像処理装置の共用において、情報処理装置上のアプリケーションプログラムで作成や編集された文書データを画像処理装置で印刷出力、他の画像処理装置や情報処理装置等への転送出力、画像処理装置や情報処理装置等のハードディスク等のデータ蓄積部への蓄積等の各種ジョブを実行する場合、情報処理装置はプリンタドライバ等のソフトウェアを用いてジョブに適したデータ形式のデータと必要な処理内容からなるジョブジョブを生成し、生成されたジョブを、ネットワークを介して配信サーバに送信する。
配信サーバは、ジョブを受信すると、通常、受信順にジョブを、指定の画像処理装置等の該ジョブを実行可能な画像処理装置に配信する等のジョブ配信処理を実行する。
ところが、配信サーバが、帯域制限のかかったネットワーク(データ転送効率の低いネットワーク)に接続されていて、複合装置、情報処理装置、スキャナ装置等から受け取ったジョブを、該ジョブを実行可能な画像処理装置等の転送先に転送して該ジョブを実行させるジョブ配信処理においては、ジョブの受信が集中すると、ネットワークを圧迫し、ネットワークを利用した他の処理に支障をきたす可能性があるため、従来から、ネットワーク使用率(回線使用率)の低い時間帯、例えば、夜間等の時間帯を指定して配信することが行われている。
また、従来、受信文書に基づいてジョブの優先順位付けを行って該優先順位に基づいてジョブの配信処理を行う技術が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来技術にあっては、ジョブの順序を適宜入れ替えて優先順位に基づいたジョブの配信を行うことはできるが、ジョブの依頼元にとっては、依頼したジョブの配信がいつ完了するのかが不明であり、利用性を向上させる上で、改良の必要があった。
そこで、本発明は、ジョブの配信完了予測時間を明確にして利用性を向上させることのできるジョブ管理プログラム、記録媒体、ジョブ管理方法及びジョブ管理装置を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、ジョブを受け付けると、ジョブ記憶手段に順次記憶して、該ジョブ記憶手段に記憶されているジョブ毎に該ジョブの配信先への配信が完了するまでに要するジョブ配信完了予測時間を算出し、算出した該ジョブ配信完了予測時間を所定の通知手段で通知することを特徴としている。
また、本発明は、前記ジョブ配信完了予測時間を、前記ジョブで指定されているジョブ配信指定時刻に、該ジョブ配信指定時刻におけるジョブの配信に対する平均的な待ち時間であるジョブ平均待ち時間を加算して算出することを特徴としてもよい。
さらに、本発明は、前記ジョブ平均待ち時間を、前記ジョブ配信指定時刻における単位時間当りにジョブが到達する率であるジョブ到着率にジョブの配信処理に要する平均的な処理時間であるジョブ平均処理時間を乗算することで算出することを特徴としてもよい。
また、本発明は、前記ジョブ到着率を、前記ジョブ配信指定時刻における単位時間当りのジョブの受け付け率であるジョブ受け付け率を、1から該ジョブ受け付け率を減算した値で除算することで算出することを特徴としてもよい。
本発明によれば、ジョブの配信完了予測時間を明確にして利用性を向上させることができる。
本発明の一実施例を適用した配信システムのシステム構成図。 ジョブ管理部の要部ブロック構成図。 ジョブ受け付け部のブロック構成図。 優先順位テーブルの一例を示すず。 ジョブ配信終了時間通知処理の説明図。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図5は、本発明のジョブ管理プログラム、記録媒体、ジョブ管理方法及びジョブ管理装置の一実施例を示す図であり、図1は、本発明のジョブ管理プログラム、記録媒体、ジョブ管理方法及びジョブ管理装置の一実施例を適用した配信システム1のシステム構成図である。
図1において、配信システム1は、LAN(Local Area Network)等のネットワークNWに、複数の複合装置MF1〜MFn、配信サーバSV及び複数のコンピュータPc1〜Pcmが接続されており、複合装置MF1〜MFnやコンピュータPC1〜PCmからのジョブを配信サーバSVが受け取って要求されているジョブを実行可能なネットワークNW上の端末に順次配信する。
複合装置MF1〜MFnは、原稿を主走査及び副走査して該原稿の画像を読取るスキャナ部、画像データに基づいて所定の印刷方式(例えば、電子写真方式、インク噴射ホウシキ籐)によって用紙に画像を記録出力するプリンタ部、スキャナ部の読み取った画像データや他の装置から受信した画像データをファクシミリデータに変換してファクシミリ送信したり他の装置からファクシミリ送信されてきたファクシミリデータを受信するファクシミリ通信部、ネットワークNWに接続され他の複合装置MF1〜MFn、コンピュータPC1〜PCn及び配信サーバSVとの間でデータ及び制御信号の授受を行うネットワーク通信部、画像データに対して各種画像処理を施す画像処理部及び複合装置MF1〜MFnに各種命令を入力したり複合装置MF1〜MFnからの各種情報を出力する操作表示部等を備えており、スキャナ機能、コピー機能、プリンタ機能及びファクシミリ機能等の複数の機能を備えている。
複合装置MF1〜MFnは、装置内の画像データ及び印刷指定時間を含めた各種データ品質等のジョブ条件をジョブとして配信サーバSVに送信して、該ジョブの他の複合装置MF1〜MFnやコンピュータPC1〜PCm等の配信先へのジョブ配信を要求する。また、複合装置MF1〜MFnは、配信サーバSVから送られてきたジョブ、例えば、印刷ジョブ、画像処理ジョブ、ファクシミリ送信ジョブ、データ配信ジョブ等を受け取って、該ジョブを実行する。
コンピュータPC1〜PCmは、複合装置MF1〜MFnを利用するユーザの使用するコンピュータであり、ネットワークNWに接続されて、内部生成データや他の装置から受け取ったデータと該データに対するジョブ条件からなるジョブを配信サーバSVへ送信してジョブ配信を要求したり、配信サーバSVから送られてくるジョブの実行及びジョブ配信完了予測時間の通知要求、ジョブ配信完了予測時間の受信及び該ジョブ配信完了予測時間の表示等の報知出力処理を行う。
配信サーバ(ジョブ管理装置)SVは、CPU(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク、ネットワーク通信部、キーボード、ディスプレイ、マウス等の通常のハードウェア構成を備え、通常のソフトウェアを搭載するとともに、本発明のジョブ管理プログラムを搭載する通常のコンピュータやサーバが用いられている。
配信サーバSVは、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Versatile Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明のジョブ管理方法を実行するジョブ管理プログラムを読み込んでROMやハードディスク等に導入することで、後述するジョブの配信を適切に行うとともに配信依頼されたジョブの完了時間を通知するジョブ管理方法を実行するジョブ配信装置として構築されている。このジョブ管理プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
そして、配信サーバSVは、ジョブ管理プログラムが導入されることで、図1に示すようにジョブ管理部11及び配信管理部12が構築され、また、ジョブ管理部11には、図2に示すように、ジョブ受付部21とジョブ処理部22等が構築される。
ジョブ受付部(ジョブ受け付け手段)21は、ネットワークNWを介して複合装置MF1〜MFnやコンピュータPC1〜PCmから送られてくるジョブを受け付け、所定の優先順位に従ってジョブの配信を行うジョブ受け付け処理を行う。すなわち、ジョブ受付部21は、図3に示すように、受付部31と待ち行列部32を有しており、受付部31は、複合装置MF1〜MFnやコンピュータPC1〜PCmから送られてきたジョブを受け付けて一時保持し、受け付けたジョブを所定の優先順位で並び替える。
この場合、ジョブ受付部21は、図4に示すように、優先順位テーブルTb1を図示しない不揮発性メモリに格納しており、この優先順位テーブルTb1は、配信対象のジョブが、フォルダー配信、印刷配信、メール配信、FTP配信、文書管理登録等がいずれであるかに対して、ジョブの配信サービスを実行する上で、配信サーバSVのCPUの利用率、すなわち、ジョブに対して該配信サービスを実行する上でCPUにかかる負荷の大きさが小さいほど、高い優先度を設定するテーブルとなっている。例えば、図4では、CPUの利用率が、フォルダー配信で0.5、印刷配信で0.6、メール配信で0.7、FTP配信で0.8、文書管理登録で0.9となっており、このCPUの利用率の少ない順に、優先順位が付与されている。
ジョブ処理部22は、ジョブ受付部21の受付部31が受け付けたジョブを、該ジョブの優先順位に基づいて並び替えて、待ち行列部32に投入するジョブ記憶制御処理を行う。
ジョブ処理部22は、ジョブ受付部21が受け付けてその待ち行列部32に保持しているジョブを、指定の配信先、または、ジョブに適した配信先の複合装置MF1〜MFnやコンピュータPC1〜PCmへ順次配信する。
ジョブ管理部(ジョブ配信完了予測時間算出手段)11は、ジョブ受付部21の受付部31が受け付けて待ち行列部32に保持しているジョブについて、ジョブ配信完了予測時間を、次式(1)により算出するジョブ配信完了予測時間算出処理を行う。
ジョブ配信完了予測時間=指定時間+ジョブ平均待ち時間・・・(1)
ここで、指定時間とは、複合装置MF1〜MFnやコンピュータPC1〜PCmから送られてきたジョブに付加された情報であって、該ジョブを配信サーバSVに送信したユーザが配信サーバSVに対して該ジョブの配信先への配信を指定する時間である。
すなわち、ジョブ配信完了予測時間は、複数のジョブが送られてきている場合に、指定時間の近いジョブが複数存在すると、指定時間にジョブを配信することができず、指定時間に複数のジョブが待ち行列部32に並んだ状態となっており、この待ち行列部32に並んでいる複数のジョブを、配信サーバSVのCPUが順次優先順位に応じて配信処理を行っていくときのジョブの平均待ち時間(以下、適宜、ジョブ平均待ち時間という。)を、該指定時間に加算した時間となっている。
そして、ジョブ管理部11は、このジョブ平均待ち時間を、次式(2)により算出する。
ジョブ平均待ち時間=ジョブ到着率×ジョブ平均処理時間・・・(2)
ここで、ジョブ平均処理時間は、配信サーバSVが、そのCPUの制御下で、ジョブ配信処理を行う場合のジョブ配信の平均処理時間である。
そして、ジョブ管理部11は、このジョブ到達率を、次式(3)により算出する。
ジョブ到達率=サーバ利用率/(1−サーバ利用率)・・・(3)
ここで、サーバ利用率は、配信サーバSVが、CPUの制御下で、該ジョブの配信を実行するのに要する利用率(CPU利用率)であり、ジョブ到達率は、サーバ利用率が、「0.5」のときに、「1」になる。すなわち、ジョブ到達率は、サーバ利用率が、「0.5」よりも大きいほど、大きくなって、ジョブが滞留し、ジョブ平均待ち時間が長くなって、ジョブ配信完了予測時間が遅くなることになる。
ジョブ管理部11は、待ち行列部32に投入されている各ジョブの配信時間を管理して、配信時間になったジョブを配信先情報で指定されている配信先の複合装置MF1〜MFnやコンピュータPC1〜PCmに送信するとともに、算出した上記ジョブ配信完了予測時間及び該ジョブの依頼元情報(例えば、ジョブ配信依頼元のユーザID等)を配信管理部12に通知する。
配信管理部(通知制御手段)12は、図5に示すように、ジョブ管理部11から通知されたジョブ配信完了予測時間をジョブ配信依頼元ユーザに通知する通知制御処理を行う。配信管理部12は、このジョブ配信完了予測時間を、種々の方法を用いて行うことができ、例えば、ジョブ配信依頼元の複合装置MF1〜MFやコンピュータPC1〜PCmへ制御信号によるジョブ配信完了予測時間の通知、ジョブ配信依頼元のユーザのコンピュータPC1〜PCmへの電子メールによるジョブ配信完了予測時間の通知、ユーザによるコンピュータPC1〜PCmからのジョブ配信完了予測時間の問い合わせに対する応答としてのジョブ配信完了予測時間の通知等による方法を用いて行う。
次に、本実施例の作用について説明する。本実施例の配信システム1は、ネットワークNWに複数の複合装置MF1〜MFn、コンピュータPC1〜PCm及び配信サーバSVが接続されており、複合装置MF1〜MFnやコンピュータPC1〜PCmからユーザが配信サーバSVに対して、ジョブを送信するとともに、ユーザID等のユーザ識別情報と配信指定時間を付加したジョブ配信依頼を行う。
配信サーバSVは、ジョブ配信依頼元の複合装置MF1〜MFnやコンピュータPC1〜PCmからネットワークNWを介してジョブが送られてくると、ジョブ管理部11のジョブ受付部21が該ジョブを受け付け、例えば、図4に示したような優先順位に従ってジョブの優先順位を決定して、待ち行列部32に投入する。
配信サーバSVは、ジョブ管理部11の待ち行列部32にジョブが投入されると、ジョブ管理部11のジョブ処理部22が、配信指定時間に基づいて順次優先順位順に、適宜の配信処理を行う。
そして、ジョブ管理部11、具体的には、ジョブ処理部22は、待ち行列部32に投入されたジョブのジョブ配信完了予測時間を算出する。
すなわち、ジョブ管理部11は、ジョブ配信依頼元から指定された指定時間とジョブ平均待ち時間から上記(1)式に基づいてジョブ配信完了予測時間を算出する。このジョブ配信完了予測時間は、複数のジョブが送られてきている場合に、指定時間の近いジョブが複数存在すると、指定時間にジョブを配信することができず、指定時間に複数のジョブが待ち行列部32に並んだ状態となっており、この待ち行列部32に並んでいる複数のジョブを、配信サーバSVのCPUが順次優先順位に応じて配信処理を行っていくときのジョブ平均待ち時間を、該指定時間に加算した時間となっている。
そして、ジョブ管理部11は、このジョブ平均待ち時間を、上記式(2)により算出する。すなわち、ジョブ管理部11は、ジョブ到着率とジョブ平均処理時間を乗算することで求めており、ジョブ平均待ち時間は、配信サーバSVが、そのCPUの制御下で、ジョブ配信を行う場合のジョブ配信の平均処理時間である。
そして、ジョブ管理部11は、このジョブ到達率を、上記式(3)により算出する。すなわち、ジョブ管理部11は、サーバ利用率を(1−サーバ利用率)で除算することで、ジョブ到達率を算出しており、このサーバ利用率は、配信サーバSVが、CPUの制御下で、該ジョブの配信を実行するのに要する利用率(CPU利用率)である。したがって、ジョブ到達率は、サーバ利用率が、「0.5」のときに、「1」になり、サーバ利用率が、「0.5」よりも大きくなるほど、大くなって、ジョブが滞留して、ジョブ平均待ち時間が長くなって、ジョブ配信完了予測時間が遅くなることになる。
ジョブ管理部11は、待ち行列部32に投入されている各ジョブの配信時間を管理して、配信時間になったジョブを配信先情報で指定されている配信先の複合装置MF1〜MFnやコンピュータPC1〜PCmに送信するとともに、算出した上記ジョブ配信完了予測時間及び該ジョブの配信依頼元情報(例えば、ジョブ配信依頼元のユーザID等)を配信管理部12に通知する。
配信管理部12は、図5に示したように、ジョブ管理部11から通知されたジョブ配信完了予測時間を、上記種々の方法のうち、任意の方法で、ジョブ配信依頼元ユーザに通知する。
このように、本実施例の配信システム1は、配信サーバSVのジョブ管理部11が、複合装置MF1〜MFnやコンピュータPC1〜PCmからジョブを受け付けると、そのジョブ受付部21が内部ハードディスク等の待ち行列部32に順次記憶して、ジョブ処理部22が、該待ち行列部32に記憶されているジョブ毎に該ジョブの配信先への配信が完了するまでに要するジョブ配信完了予測時間を算出し、配信管理部12が、該ジョブ配信完了予測時間を配信依頼元の複合装置MF1〜MFnやコンピュータPC1〜PCmに通知している。
したがって、配信サーバSVに時刻指定で同一時間帯に複数のジョブが投入されたときに、投入されたジョブを、ジョブ受付部21の優先順位順に一旦待ち行列部32に投入して、ジョブ処理部22が該ジョブの配信完了予測時間を算出して通知するため、ジョブの配信完了予測時間を明確にすることができ、利用性を向上させることができる。
また、本実施例の配信システム1は、ジョブ処理部22が、前記ジョブ配信完了予測時間を、ジョブで指定されているジョブ配信指定時刻に、該ジョブ配信指定時刻におけるジョブの配信に対する平均的な待ち時間であるジョブ平均待ち時間を加算して算出している。
したがって、ジョブ配信完了予測時間を、ジョブの滞留程度に応じて適切に算出して正確性を向上させることができ、利用性を向上させることができる。
さらに、本実施例の配信システム1は、ジョブ処理部22が、前記ジョブ平均待ち時間を、前記ジョブ配信指定時刻における単位時間当りにジョブが到達する率であるジョブ到着率にジョブの配信処理に要する平均的な処理時間であるジョブ平均処理時間を乗算することで算出している。
したがって、ジョブ配信完了予測時間の算出に用いるジョブ平均待ち時間をジョブ到達率とジョブ平均処理時間に基づいてより正確に算出することができ、利用性をより一層向上させることができる。
また、本実施例の配信システム1は、ジョブ処理部22が、前記ジョブ到着率を、前記ジョブ配信指定時刻における単位時間当りのジョブの受け付け率であるジョブ受け付け率を、1から該ジョブ受け付け率を減算した値で除算することで算出している。
したがって、ジョブ配信完了予測時間の算出に用いるジョブ到着率をジョブ受け付け率に基づいてより一層正確に算出することができ、利用性をより一層向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、ネットワーク上の複合装置、ファクシミリ装置、プリンタ装置、コンピュータ等の各装置から送られてきたジョブを配信サーバが所定の配信先に配信するジョブ管理プログラム、記録媒体、ジョブ管理方法及びジョブ管理装置に利用することができる。
1 配信システム
NW ネットワーク
MF1〜MFn 複合装置
SV 配信サーバ
Pc1〜Pcm コンピュータ
11 ジョブ管理部
12 配信管理部
21 ジョブ受付部
22 ジョブ処理部
31 受付部
32 待ち行列部
Tb1 優先順位テーブル
特開2005−94383号公報

Claims (7)

  1. コンピュータに、
    ジョブを受け付けるジョブ受け付け処理と、
    受け付けたジョブをジョブ記憶手段に記憶するジョブ記憶制御処理と、
    前記ジョブ記憶手段に記憶されている前記ジョブ毎に該ジョブの配信先への配信が完了するまでに要するジョブ配信完了予測時間を算出するジョブ配信完了予測時間算出処理と、
    前記ジョブ配信完了予測時間を所定の通知手段で通知する通知制御処理と、
    を実行させることを特徴とするジョブ管理プログラム。
  2. 前記ジョブ管理プログラムは、
    前記ジョブ配信完了予測時間算出処理において、前記ジョブ配信完了予測時間を、前記ジョブで指定されているジョブ配信指定時刻に、該ジョブ配信指定時刻におけるジョブの配信に対する平均的な待ち時間であるジョブ平均待ち時間を加算して算出することを特徴とする請求項1記載のジョブ管理プログラム。
  3. 前記ジョブ管理プログラムは、
    前記ジョブ配信完了予測時間算出処理において、前記ジョブ平均待ち時間を、前記ジョブ配信指定時刻における単位時間当りにジョブが到達する率であるジョブ到着率にジョブの配信処理に要する平均的な処理時間であるジョブ平均処理時間を乗算することで算出することを特徴とする請求項2記載のジョブ管理プログラム。
  4. 前記ジョブ管理プログラムは、
    前記ジョブ配信完了予測時間算出処理において、前記ジョブ到着率を、前記ジョブ配信指定時刻における単位時間当りのジョブの受け付け率であるジョブ受け付け率を、1から該ジョブ受け付け率を減算した値で除算することで算出することを特徴とする請求項3記載のジョブ管理プログラム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のジョブ管理プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
  6. ジョブを受け付けるジョブ受け付け処理ステップと、
    受け付けたジョブをジョブ記憶手段に記憶するジョブ記憶制御処理ステップと、
    前記ジョブ記憶手段に記憶されている前記ジョブ毎に該ジョブの配信先への配信が完了するまでに要するジョブ配信完了予測時間を算出するジョブ配信完了予測時間算出処理ステップと、
    前記ジョブ配信完了予測時間を所定の通知手段で通知する通知制御処理ステップと、
    を有していることを特徴とするジョブ管理方法。
  7. ジョブを受け付けるジョブ受け付け手段と、
    受け付けたジョブをジョブ記憶手段に記憶するジョブ記憶制御手段と、
    前記ジョブ記憶手段に記憶されている前記ジョブ毎に該ジョブの配信先への配信が完了するまでに要するジョブ配信完了予測時間を算出するジョブ配信完了予測時間算出手段と、
    前記ジョブ配信完了予測時間を所定の通知手段で通知する通知制御手段と、
    を備えていることを特徴とするジョブ管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015122197A1 (ja) * 2014-02-17 2015-08-20 日本電気株式会社 画面描画システム、画面描画方法及びポータルクライアント

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