JP2012242698A - 駆動装置及び表示パネルモジュール - Google Patents

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大介 川邊
Munehiko Ogawa
宗彦 小川
Yuki Kitayama
裕己 北山
Kazuyoshi Nishi
和義 西
Tomoya Ishikawa
智也 石川
Hiroshi Kojima
寛 小嶋
Junji Takiguchi
淳二 瀧口
Kazuya Matsumoto
和也 松本
Masateru Nishihara
正輝 西原
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Abstract

【課題】同一ガラス基板上におけるパネルの取れ数を減らすことなく、フィルムパッケージ及び駆動回路素子の員数を削減することが可能な駆動装置及び表示パネルモジュールを提供する。
【解決手段】複数の単位画素が配置された表示領域8を有する表示パネル9を駆動する装置であって、表示パネル9の所定の一辺に対応して設けられ、表示パネル9を駆動する駆動信号を出力する駆動回路素子6が実装され、駆動回路素子6と表示パネル9との間で駆動信号の中継を行うフレキシブルプリント基板10aを備え、フレキシブルプリント基板10aの幅は、表示パネル9の所定の一辺における表示領域8の幅と略等しい。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動装置及び表示パネルモジュールに関わるものであり、特に液晶パネル、プラズマディスプレイパネル及び有機ELパネル等の表示パネルに実装される駆動装置及びそれを用いた表示パネルモジュールに関するものである。
近年、テレビやモニター等の表示装置として、液晶パネル、プラズマディスプレイパネル、及び有機ELパネル等の表示パネルを用いたフラットパネルディスプレイ装置の市場が拡大しつつある。また、市場が拡大すると共に、フラットパネルディスプレイ装置の低価格化が加速している。結果として、さらにフラットパネルディスプレイ装置の市場が拡大し、フラットパネルディスプレイ装置を製造する上で、表示パネルモジュールや周辺機器のコスト低減が必要不可欠な要件となっている。
フラットパネルディスプレイ装置に用いられる表示パネルモジュールに関する技術としては例えば特許文献1〜3に記載のものがある。
図22は、特許文献3の表示パネルモジュールの構成を示す平面図である。
この表示パネルモジュールでは、絶縁性のフィルム基材上に配線層が形成されてなるキャリアテープ1個の上に、表示パネル400を駆動する駆動信号を生成する駆動回路素子としての複数の半導体素子403が実装されてなるフィルムパッケージにより半導体装置(駆動装置)401が構成されている。各半導体素子403は略矩形をなし、それぞれの長手方向が略矩形のキャリアテープの長手方向と揃うと共に、該キャリアテープの長手方向に沿うように配置され、かつ、隣り合う半導体素子403間にはフィルム基材が存在し、フィルム基材上に形成された配線層によって隣り合う半導体素子403間が結線されている。表示パネル400と半導体素子403とは表示パネル400上の配線領域に形成された配線402で接続されている。
図22の表示パネルモジュールでは、1つのフィルムパッケージに複数の半導体素子を実装することで、フィルムパッケージの員数を削減し、表示パネルモジュールのコストを低減している。
特開2003−207800号公報 特開2007−10813号公報 特開2003−330041号公報
しかしながら、特許文献3の構成によれば、フィルムパッケージの員数を削減するにしたがって、表示パネルにおける配線領域を確保するために、配線領域の垂直方向の長さ(図22の長さY)を長くとる必要が発生する。このため、同一ガラス基板上におけるパネルの取れ数を減らす結果を招き、表示パネルモジュールとしてのコスト低減を実現できない。また、さらなるコスト低減のために、フィルムパッケージのみでなく、駆動回路素子の員数を削減すると、配線領域の垂直方向の長さYはさらに長くなる。ここで、テレビなど表示パネルが大型であるほど、あるいは画素数が多くなるほどこの課題は顕著となるため、従来の構成では駆動回路素子の員数を削減することは困難である。
また、駆動回路素子の員数を削減する上での別の課題として、駆動回路素子の員数を削減することは、すなわち、駆動回路素子の1つあたりの出力数を増加することになる。つまり、駆動回路素子の1つあたりの回路規模が増え、消費電力が増加することになる。その結果、駆動回路素子の自己発熱温度が上昇し、駆動回路素子としての保証温度を超えたり、駆動回路素子としての特性の悪化を招いたりすることで、表示装置の表示画質が低下する。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、同一ガラス基板上におけるパネルの取れ数を減らすことなく、フィルムパッケージ及び駆動回路素子の員数を削減することが可能な駆動装置及び表示パネルモジュールを提供することを第1の目的とする。
また、駆動回路素子の放熱特性を高めることが可能な駆動装置及び表示パネルモジュールを提供することを第2の目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る駆動装置は、複数の単位画素が配置された表示領域を有する表示パネルを駆動する装置であって、前記表示パネルの所定の一辺に対応して設けられ、前記表示パネルを駆動する第1駆動信号を出力する第1駆動回路素子が実装され、前記第1駆動回路素子と前記表示パネルとの間で前記第1駆動信号の中継を行う第1フレキシブルプリント基板を備え、前記第1フレキシブルプリント基板の幅は、前記表示パネルの所定の一辺における前記表示領域の幅と略等しいことを特徴とする。
本態様によれば、第1フレキシブルプリント基板により第1駆動回路素子からの駆動信号を表示パネルに供給するための配線領域が確保される。従って、第1駆動回路素子の員数を削減しても、表示パネル上の配線領域の面積を拡大する必要がない。その結果、同一ガラス基板上におけるパネルの取れ数を減らすことなく、第1駆動回路素子の員数を削減することができる。
また、第1フレキシブルプリント基板は両面を空気と接触させることができるため、空気中に効率的に第1駆動回路素子の熱を放熱することができるので、第1駆動回路素子の放熱特性を高めることができる。
また、第1フレキシブルプリント基板の幅が表示領域の幅と略等しいため、表示パネル上にある配線領域の垂直方向の長さを最短にすることができる。
ここで、前記第1フレキシブルプリント基板は、前記第1駆動回路素子が実装され、前記第1駆動回路素子と前記表示パネルとの間で前記第1駆動信号の中継を行う第2フレキシブルプリント基板と、前記第2フレキシブルプリント基板と前記表示パネルとの間で前記第1駆動信号の中継を行うための第3フレキシブルプリント基板とを有してもよい。
本態様によれば、表示パネルが大型化しても、第3フレキシブルプリント基板により駆動信号を表示パネルの端に供給することができる。
また、前記第1フレキシブルプリント基板と前記表示パネルとには、前記第1フレキシブルプリント基板と前記表示パネルとの位置合わせをするためのアライメントマークが設けられていてもよい。
本態様によれば、アライメントマークを用いた位置合わせにより、第1フレキシブルプリント基板の出力端子と表示パネルの入力端子とを確実に接合させて第1フレキシブルプリント基板と表示パネルとの電気的接続を確実に図ることができる。その結果、接続不良による製造不良を減らし、歩留まりを向上させることができる。
また、前記第1フレキシブルプリント基板は、電源と接続された電源配線を含み、前記電源配線の幅は、前記駆動信号を伝達する配線の幅より広くてもよい。
本態様によれば、電源配線の電流能力を向上させて電源配線の破損を抑え、駆動装置の特性劣化を抑えることができる。
また、前記第1フレキシブルプリント基板は、前記第1フレキシブルプリント基板の前記駆動信号を伝達する隣り合う配線の間に設けられたシールド配線を有してもよい。
本態様によれば、駆動信号を伝達する隣り合う2つの配線間の干渉を抑えることができる。
また、前記第1フレキシブルプリント基板は、前記第1フレキシブルプリント基板の所定の一辺に設けられ、前記表示パネルと接続された複数の第1出力端子と、前記第1フレキシブルプリント基板の所定の一辺と異なる他の一辺に設けられた複数の第1入力端子とを有し、前記第1フレキシブルプリント基板は、前記第1駆動回路素子を介さずに前記第1入力端子と前記第1出力端子とを接続するスルー配線を有してもよい。
本態様によれば、第1フレキシブルプリント基板に入力される信号を表示パネルに直接供給するための配線を第1フレキシブルプリント基板上に形成することができる。
また、前記第1フレキシブルプリント基板は、前記駆動信号を伝達する配線のうち最も外側の配線の外側に設けられたダミー配線を有してもよい。
本態様によれば、ダミー配線の断線によりそれ以外の配線の断線の確率を低くすることができる。
また、前記第1フレキシブルプリント基板では、前記第1駆動回路素子の所定の一辺の複数の出力端子が複数行に配置されていてもよい。
本態様によれば、第1フレキシブルプリント基板において第1駆動回路素子からの信号が入力される入力端子の密度を向上させることができる。
また、前記第1フレキシブルプリント基板では、前記第1駆動回路素子の所定の一辺の複数の出力端子が千鳥配置されていてもよい。
本態様によれば、第1フレキシブルプリント基板において第1駆動回路素子からの信号が入力される入力端子と接続された配線の密度を向上させることができる。その結果、第1フレキシブルプリント基板の面積を削減することができる。
また、前記第1フレキシブルプリント基板は、前記表示パネルと接続されたテスト端子を有してもよい。
本態様によれば、テスト端子によりテストを行い、第1フレキシブルプリント基板の不良を事前に検出することができる。その結果、歩留まりを向上させることができる。
また、前記第1フレキシブルプリント基板は、表面に金属膜を有してもよい。
本態様によれば、第1フレキシブルプリント基板の熱を、金属箔を介して放熱させることができる。従って、駆動回路素子の熱を効率的に放熱させることが可能となる。
また、本発明の一態様に係る表示パネルモジュールは、複数の単位画素が配置された表示領域を有する表示パネルと、前記表示パネルの所定の一辺に対応して設けられ、前記表示パネルを駆動する第1駆動信号を出力する第1駆動回路素子が実装され、前記第1駆動回路素子と前記表示パネルとの間で前記第1駆動信号の中継を行う第1フレキシブルプリント基板とを備え、前記第1フレキシブルプリント基板の幅は、前記表示パネルの所定の一辺における前記表示領域の幅と略等しいことを特徴とする。
本態様によれば、第1フレキシブルプリント基板により第1駆動回路素子からの駆動信号を表示パネルに供給するための配線領域が確保される。従って、第1駆動回路素子の員数を削減しても、表示パネル上の配線領域の面積を拡大する必要がない。その結果、同一ガラス基板上におけるパネルの取れ数を減らすことなく、第1駆動回路素子の員数を削減することができる。
また、第1フレキシブルプリント基板は両面を空気と接触させることができるため、空気中に効率的に第1駆動回路素子の熱を放熱することができるので、第1駆動回路素子の放熱特性を高めることができる。
また、第1フレキシブルプリント基板の幅が表示領域の幅と略等しいため、表示パネル上にある配線領域の垂直方向の長さを最短にすることができる。
ここで、前記表示パネルは、前記第1フレキシブルプリント基板の複数の出力端子と接続された複数の入力端子を有し、隣り合う前記入力端子の間隔は、隣り合う前記出力端子の間隔より広くてもよい。
温度上昇により第1フレキシブルプリント基板が膨張し、第1フレキシブルプリント基板の出力端子の間隔が変化することが考えられる。しかしながら、本態様によれば、フレキシブルプリント基板の熱膨張係数を考慮して表示パネルの入力端子の間隔を広くすることができるので、表示パネルと第1フレキシブルプリント基板との電気的な接続不良を抑えることができる。
また、前記複数の入力端子は、異なる幅の端子を含み、前記複数の出力端子は、異なる幅の端子を含んでもよい。
本態様によれば、表示パネルの入力端子の幅と第1フレキシブルプリント基板の出力端子の幅とを異ならせることにより、入力端子及び出力端子間の密着強度を上げて電気的接続不良の発生を抑えることができる。その結果、接続不良による製造不良を減らし、歩留まりを向上させることができる。
また、前記表示領域では、前記表示パネルの所定の一辺と平行に前記単位画素の行が配置されるように、前記複数の単位画素が行列状に配置され、前記単位画素の行は、同じ色に対応する前記単位画素から構成され、前記単位画素の列は、異なる色に対応する前記単位画素を有してもよい。
本態様によれば、RGBが列方向に配列されるため、行方向に配列された場合に比べ、第1駆動回路素子の総出力数が3分の1となる構成となり、第1駆動回路素子の員数削減が容易となる。ここで、異なる色の単位画素が同じ列に設けられた場合には、異なる色の単位画素に駆動信号を切り換えて出力する必要がある。従って、1フレームの画像を表示するのに要する時間が長くなる。その結果、同色の単位画素を同じ列に並べ、異なる色の単位画素を異なる列に並べた構成に対して、同時間で1フレームの画像を表示させるには、第1駆動回路素子の周波数を3倍に高くする必要があり、駆動回路素子の発熱が大幅に上昇する。しかしながら、第1フレキシブルプリント基板は効率的に第1駆動回路素子の熱を放熱することができる。
また、前記表示パネルモジュールは、さらに、前記表示パネルの所定の一辺と異なる他の一辺に対応して設けられ、前記表示パネルを駆動する第2駆動信号を出力する第2駆動回路素子が実装され、前記第2駆動回路素子と前記表示パネルとの間で前記第2駆動信号の中継を行う第4フレキシブルプリント基板を備え、前記第4フレキシブルプリント基板の幅は、前記表示パネルの他の一辺における前記表示領域の幅と略等しくてもよい。
本態様によれば、駆動装置が表示パネルの2辺に設けられるため、例えば2つの駆動装置の一方をデータ信号駆動素子を含むものとし、他方を走査信号駆動素子を含むものとした場合には、データ信号駆動素子側の狭額縁化に加え、走査信号駆動素子側も狭額縁化できる。その結果、パネル製造コストを削減する(ガラス上のパネル取れ数を増やす)ことが可能となる。
また、前記表示パネルは、前記第1フレキシブルプリント基板を前記表示パネルに固定する固定部を有してもよい。
本態様によれば、製造時及び搬送時の振動等により第1フレキシブルプリント基板が表示パネルから剥離することを抑え、第1フレキシブルプリント基板と表示パネルとの電気的接続不良の発生を抑えることができる。その結果、表示不良を抑えることができる。
本発明によれば、同一ガラス基板上におけるパネルの取れ数を減らすことなく、フィルムパッケージ及び駆動回路素子の員数を削減することが可能な駆動装置及び表示パネルモジュールを実現することができる。
また、駆動回路素子の放熱特性を高めることが可能な駆動装置及び表示パネルモジュールを実現することができる。
本発明の実施の形態に係る表示パネルモジュールの構成を示す平面図である。 同実施の形態に係る表示パネルモジュールの構成を詳細に示す分解平面図である。 同実施の形態に係る表示パネルモジュールの構成を詳細に示す拡大平面図(図2のA部の拡大図)である。 同実施の形態に係る表示パネルモジュールの構成を詳細に示す拡大平面図(図2のB部の拡大図)である。 同実施の形態に係るフレキシブルプリント基板の構成を詳細に示す平面図である。 同実施の形態に係る表示パネルモジュールの表示装置に取り付けられる際の状態を示す平面図である。 同実施の形態の変形例1に係る表示パネルモジュールの構成を示す平面図である。 同変形例に係るキャリアテープを示す平面図である。 同変形例に係るフレキシブルプリント基板を示す平面図である。 同変形例に係るフレキシブルプリント基板の配線の幅及び間隔を示す図である。 同変形例に係るフレキシブルプリント基板の配線の幅及び間隔を示す図である。 同実施の形態の変形例2に係る表示パネルの表示領域の単位画素の色配列を示す平面図である。 同変形例に係る表示パネルの表示領域の単位画素の色配列を示す平面図である。 同実施の形態の変形例3に係る表示パネルモジュールの構成を示す平面図である。 同実施の形態の変形例4に係る表示パネルモジュールの構成を詳細に示す拡大平面図(図2のB部の拡大図)である。 同実施の形態の変形例5に係る表示パネルモジュールの構成を詳細に示す拡大平面図(図2のB部の拡大図)である。 同実施の形態の変形例6に係るフレキシブルプリント基板の構成を詳細に示す平面図である。 同実施の形態の変形例7に係るフレキシブルプリント基板の構成を示す平面図である。 同実施の形態の変形例8に係るフレキシブルプリント基板の構成を示す平面図である。 同実施の形態の変形例9に係る表示パネルモジュールの構成を詳細に示す拡大平面図(図2のA部の拡大図)である。 同変形例に係る表示パネルモジュールの構成を詳細に示す拡大平面図(図2のB部の拡大図)である。 従来の表示パネルモジュールの構成を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態における駆動装置及び表示パネルモジュールについて、図面を参照しながら説明する。
なお、図面において、実質的に同一の構成、動作及び効果を表す要素については、同一の符号を付す。また、以下において記述される数値は、すべて本発明を具体的に説明するために例示するものであり、本発明は例示された数値に制限されない。さらに、構成要素間の接続関係は、本発明を具体的に説明するために例示するものであり、本発明の機能を実現する接続関係はこれに限定されない。
図1は、本実施の形態に係る表示パネルモジュールの構成を示す平面図である。
この表示パネルモジュールは、配線領域7及び表示領域8を有する表示パネル9と、フレキシブルプリント基板10aとを備える。フレキシブルプリント基板10aは、表示パネル9を駆動する駆動装置を構成する。
フレキシブルプリント基板10aは、表示パネル9の長辺(上辺)に対応して設けられ、表示パネル9を駆動する駆動信号を出力する駆動回路素子6が実装され、駆動回路素子6と表示パネル9との間で駆動信号の中継を行う矩形のフレキシブルプリント基板である。
ここで、フレキシブルプリント基板10aの幅(図1の幅X102)は、表示パネル9の上辺における表示領域8の幅(図1の幅X102)と略等しい。また、フレキシブルプリント基板10aは、TCP(Tape Carrier Package)及びCOF(Chip On Film)等のフィルムパッケージに対して異なる材料を用いるものであり、配線ピッチを狭くすることが可能である。なお、フレキシブルプリント基板10aは、表面に自身よりも熱導電性の高い部材、例えば金属膜(銅箔等)が張りあわされて、放熱性が高められていることが好ましい。
駆動回路素子6は、表示パネル9の駆動回路を搭載した表示回路用の半導体集積回路素子である。なお、走査信号及び画素信号等の画素データを出力する回路素子として駆動回路素子6を例示したが、これに限られない。
表示パネル9は、フレキシブルプリント基板10aと電気的に接続される入力端子が設けられた配線領域7と、複数の単位画素が配置されて構成された表示領域8とを有する。表示領域8は、R(赤)色を発光するRに対応する単位画素、G(緑)色を発光するGに対応する単位画素及びB(青)色を発光するBに対応する単位画素が行列状に配置されて構成される。表示領域8では、表示パネル9の上辺と平行に単位画素の行が配置されるように、複数の単位画素が行列状に配置されている。
図2は、本実施の形態に係る表示パネルモジュールの構成を詳細に示す分解平面図である。図3は、同表示パネルモジュールの構成を詳細に示す拡大平面図(図2のA部の拡大図)である。図4は、同表示パネルモジュールの構成を詳細に示す拡大平面図(図2のB部の拡大図)である。
フレキシブルプリント基板10aは、フレキシブルプリント基板10aの長辺(上辺)に設けられた複数の入力端子(電極)111と、フレキシブルプリント基板10aの上辺と対向するフレキシブルプリント基板10aの長辺(下辺)に設けられ、表示パネル9の配線領域7の入力端子105aと接続された複数の出力端子(電極)103aとを有する。
フレキシブルプリント基板10aの出力端子103aが設けられている辺の長さは表示パネル9の表示領域8の入力端子105aが設けられている上辺の長さと略同じである。
表示パネル9は、複数の出力端子103aと接続された複数の入力端子105aを有する。
ここで、フレキシブルプリント基板10aは必然的に長辺の長い形状のものとなるが、長くなるとフィルムの熱膨張によりフレキシブルプリント基板10aの出力端子103aの位置が変化しやすくなる。従って、フレキシブルプリント基板10aのフィルムの熱膨張により出力端子103aと入力端子105aとの間で接合不良が起こらないよう、隣り合う入力端子105aの間隔、並びに入力端子105a自身の幅及び形状と、隣り合う出力端子103aの間隔、並びに出力端子103a自身の幅及び形状とは、フレキシブルプリント基板10aのフィルムの熱膨張係数を考慮して設定される。
例えば、図3に示すように、隣り合う入力端子105aの間隔(図3の間隔A)が隣り合う出力端子103aの間隔(図4の間隔A)より広く設定される。言い換えると、図4に示すように、隣り合う出力端子103aの間隔又は出力端子103aと接続された配線109aの間隔(図4の間隔C)が隣り合う入力端子105aの間隔より狭く設定される。
または、入力端子105aの幅(図3の幅B)が出力端子103aの幅(図4の幅B)より広く設定される。言い換えると、出力端子103aの幅が入力端子105aの幅より狭く設定される。
ただし、入出力端子間の接続強度(接合強度)を上げるため、隣り合う入力端子105aの間隔(配線領域7の配線の間隔)は全ての入力端子105aで等しくされる。同様に、隣り合う出力端子103aの間隔(フレキシブルプリント基板10aの配線の間隔)は全ての出力端子103aで等しくされる。
フレキシブルプリント基板10aと表示パネル9とには、フレキシブルプリント基板10aと表示パネル9との位置合わせをするためのアライメントマーク104a及び104bが複数設けられている。
複数のアライメントマーク104aは、表示パネル9の上辺と対向するフレキシブルプリント基板10aの下辺に並んで設けられている。また、複数のアライメントマーク104bは、フレキシブルプリント基板10aの下辺と対向する表示パネル9の上辺に並んで設けられている。
フレキシブルプリント基板10aと表示パネル9とは、アライメントマーク104a及び104bを重ね合わせるように配置することで位置合わせされる。これにより、フレキシブルプリント基板10aの出力端子103aと表示パネル9の入力端子105aとが接合される。
図5は、フレキシブルプリント基板10aの構成の詳細を示す平面図である。
フレキシブルプリント基板10aは、駆動回路素子6の信号を出力する出力端子106(出力端子106と接合される入力端子)と、出力端子106と出力端子103aとをつなぐ配線107aと、入力端子111と、入力端子111と駆動回路素子6とをつなぐ配線107cとを有する。
なお、駆動回路素子6の複数の出力端子106に対応して設けられ、これと接続されるフレキシブルプリント基板10aの入力端子も出力端子106と同様の配置がされている。
図6は、本実施の形態に係る表示パネルモジュールの表示装置に取り付けられる際の状態を示す平面図(表示パネル9を裏面側から見た平面図)である。
表示パネルモジュールは、表示パネル9の表面側に実装された駆動装置を表示パネル9の裏面側に折り曲げた状態で、表示装置のシャーシ内に入れられる。折り曲げられたフレキシブルプリント基板10aは表示パネル9の裏面に設けられた固定部20により表示パネル9の裏面に固定され、折り曲げた状態が維持される。
固定部20は、例えば表示パネル9の裏面に切り抜きをして裏面側の表面の一部を浮き上がらせることで設けられた板状部であり、表示パネル9と共にフレキシブルプリント基板10aを挟み込んで表示パネル9に押し付けて固定する。
なお、固定部20は、表示パネル9と別部材として設けられてもよいし、表示パネル9の一部として設けられてもよい。また、固定部20はフレキシブルプリント基板10aを固定するとしたが、表示パネル9に設けられ、フレキシブルプリント基板10aを表示パネル9に固定できればこれに限られない。また、固定部20は表示パネル9の端面又は表面に設けられてもよい。
上記構成を有する表示パネルモジュールでは、フレキシブルプリント基板10aの出力端子103aと表示パネル9の入力端子105aとが接続される。そして、フレキシブルプリント基板10aと表示パネル9との接続部の幅(図1の幅X102)は駆動回路素子6の出力端子106が設けられている辺の長さ(図1の長さX10)より長い。従って、フィルムパッケージ等を表示パネル9に直接接合した場合より、表示パネル9上にある配線領域7の垂直方向の長さ(図1の長さY)を小さくすることが可能となり、表示パネルモジュールとしてのコスト削減が実現される。
以上のように、本実施の形態に係る表示パネルモジュールによれば、フレキシブルプリント基板10a上の配線により駆動回路素子6からの駆動信号を表示パネル9に供給するための配線領域が確保される。従って、駆動回路素子6の員数を削減しても、表示パネル9上の配線領域7の面積を拡大する必要がない。その結果、同一ガラス基板上におけるパネルの取れ数を減らすことなく、フィルムパッケージ5及び駆動回路素子6の員数を削減することができる。
また、フレキシブルプリント基板10aは両面を空気と接触させることができるため、空気中に効率的に駆動回路素子6の熱を放熱することができるので、駆動回路素子6の放熱特性を高めることができる。このとき、フレキシブルプリント基板10aが配線の形成箇所に配線パターンに追従した凸部を有し、フレキシブルプリント基板10aの表面積を上げることが好ましい。このように、フレキシブルプリント基板10aにフィン構造を持たせることにより放熱特性をさらに高めることができる。
また、フレキシブルプリント基板10aの幅は表示パネル9の上辺における表示領域8の幅と略等しいため、表示パネル9上にある配線領域7の垂直方向の長さ(図1の長さY)を最短にすることができる。
(変形例1)
本実施の形態の表示パネルモジュールでは、フレキシブルプリント基板10aは1枚のフレキシブルプリント基板で構成されるとした。しかし、本変形例に係る表示パネルモジュールは、フレキシブルプリント基板10aが複数のフレキシブルプリント基板で構成されているという点で本実施の形態に係る表示パネルモジュールと異なる。
図7は、本変形例に係る表示パネルモジュールの構成を示す平面図である。
この表示パネルモジュールは、表示パネル9と、フレキシブルプリント基板10aとを備える。
フレキシブルプリント基板10aは、駆動回路素子6が実装され、駆動回路素子6と表示パネル9との間で駆動信号の中継を行うフレキシブルプリント基板10bと、フレキシブルプリント基板10bと表示パネル9との間で駆動信号の中継を行うためのフレキシブルプリント基板10c及び10dとから構成される。
フレキシブルプリント基板10bは、駆動回路素子6と表示パネル9との間だけでなく、駆動回路素子6とフレキシブルプリント基板10c及び10dとの間で駆動信号の中継を行う。
フレキシブルプリント基板10bには、フレキシブルプリント基板10cの入力端子108aと接続される出力端子が入力端子111の設けられた辺と隣接する辺(左側辺)に更に設けられている。
フレキシブルプリント基板10c及び10dは、フレキシブルプリント基板10bと表示パネル9との間で駆動信号の中継を行う。
フレキシブルプリント基板10cは、フレキシブルプリント基板10bの左側辺と対向するフレキシブルプリント基板10cの短辺(右側辺)に設けられ、フレキシブルプリント基板10bの複数の出力端子と接続された複数の入力端子(電極)108aと、フレキシブルプリント基板10cの右側辺と異なる他の一辺(右側辺と隣り合う下辺)に設けられ、表示パネル9の配線領域7の入力端子105aと接続された複数の出力端子(電極)103aとを有する。
フレキシブルプリント基板10dは、フレキシブルプリント基板10bの右側辺と対向するフレキシブルプリント基板10dの短辺(左側辺)に設けられ、フレキシブルプリント基板10bの複数の出力端子と接続された複数の入力端子(電極)108bと、フレキシブルプリント基板10dの左側辺と異なる他の一辺(右側辺と隣り合う下辺)に設けられ、表示パネル9の配線領域7の入力端子105aと接続された複数の出力端子(電極)103aとを有する。
フレキシブルプリント基板10bには、フレキシブルプリント基板10c及び10dに供給される駆動信号を伝達するための配線が形成される。従って、フレキシブルプリント基板10bは、フレキシブルプリント基板10c及び10dに対して高配線密度で形成され、例えば異なる材質を用いて形成される。
フレキシブルプリント基板10bが矩形状であるのに対し、フレキシブルプリント基板10c及び10dはそれぞれL字形状を有する。この場合、フレキシブルプリント基板10c及び10dは、1つのキャリアテープを切断して製造できる。
図8は、本変形例に係るキャリアテープを示す平面図である。
このキャリアテープは、切断される前の状態で、テープの送り方向に並んで設けられた複数の出力端子103aをテープの幅方向(テープの送り方向と交差する方向)の両端に有する。また、キャリアテープは、幅方向に並んで設けられた複数の入力端子108a及び108bをテープの送り方向の異なる位置に有する。キャリアテープの切断箇所110には、駆動信号を伝達する配線109b及び109c、複数の入力端子108a及び108b、並びに複数の出力端子103aが設けられていないため、キャリアテープの切断時に配線の断線等が起きることが抑えられる。
フレキシブルプリント基板10c及び10dは、それぞれL字形状を有し、キャリアテープにおいて切断箇所110上の一点を中心に点対称となるように並んで配置されている。フレキシブルプリント基板10c及び10dは、組み合わさるように配置されており、一部の領域(図8の領域A)において両者が幅方向に並ぶように配置され、その一部の領域を挟む他の領域(図8の領域B)において一方のみが配置されている。
フレキシブルプリント基板10cでは、複数の入力端子108a及び複数の出力端子103aが隣り合う2つの辺に設けられている。同様に、フレキシブルプリント基板10dでは、複数の入力端子108b及び複数の出力端子103aが隣り合う2つの辺に設けられている。
なお、L字形状のフレキシブルプリント基板10cは、切れ目の発生を抑えるために、隣り合う2つの辺をつなぐ箇所に外周の角が略円弧形状(R形状)とされた外形形状を有してもよい。具体的には、図9に示すように、フレキシブルプリント基板10cは、入力端子108a及び出力端子103aが設けられていない隣り合う2つの辺をつなぐ箇所に略円弧形状の屈曲部130及び131を有してもよい。同様に、フレキシブルプリント基板10dは、入力端子108b及び出力端子103aが設けられていない隣り合う2つの辺をつなぐ箇所に略円弧形状の屈曲部を有してもよい。屈曲部130及び131の略円弧形状は、複数の短い直線をつなぎ合わせて形成することができる。この場合には、フレキシブルプリント基板10c及び10dの配線を直線状の短い配線をつなぎ合わせたものにすることにより、配線パターンを屈曲部130及び131の略円弧形状に追従させてフレキシブルプリント基板10c及び10dのデッドスペースの発生を極力抑えることができる。
このキャリアテープは、同じ配線パターンが形成された2つの金型を隣接して並べて構成される金型を用いて製造され、隣接して並べられた2つの金型では、一方の金型に対して配線パターンを180°回転させた状態で他方の金型が配置されている。そして、隣接して並べられた2つの金型の境界では、配線パターンがこの境界に対して90°より小さい角度で傾いている。従って、切断される前の状態のキャリアテープにおけるフレキシブルプリント基板10cの入力端子108a及び出力端子103aをつなぐ配線109bは金型の境界に対して90°より小さい角度で傾いている。同時に、フレキシブルプリント基板10dの入力端子108b及び出力端子103aをつなぐ配線109cは金型の境界に対して90°より小さい角度で傾いている。
このように、金型の境界に対して90°より小さい角度で傾けて配線109b及び109cを形成した場合には、金型の境界に対して90°の角度で配線109b及び109cを形成した場合と比較して配線109b及び109cの幅並びに配線109b及び109cの間隔が広くなる。
例えば、図10に示すように、金型の境界に対して90°の角度で配線109bを形成した場合の配線109bの幅をXとしたとき、図11に示すように、金型の境界に対して90°より小さい角度で傾けて配線109bを形成した場合の配線109bの間隔X’は、傾けた角度をθとしてX’=X/sinθで表される。また、図10に示すように、金型の境界に対して90°の角度で配線109bを形成した場合の配線109bの間隔をYとしたとき、図11に示すように、金型の境界に対して90°より小さい角度で傾けて配線109aを形成した場合の配線109bの間隔Y’は、Y’=Y/sinθで表される。従って、θ=45°のときには、境界での配線109bの幅及び間隔は、θ=90°のときの1.4倍となる。
本変形例の表示パネルモジュールによれば、表示パネル9の大型化に対してもフレキシブルプリント基板10aを構成するフレキシブルプリント基板の枚数を増やすことで簡易に対応することができる。
また、フレキシブルプリント基板10c及び10dを1つのキャリアテープから製造することができる。
また、フレキシブルプリント基板10c及び10dを1つのキャリアテープから製造する際に2つの同じ金型を並べるだけでよいので、製造を容易にすることができる。このとき、2つの同じ金型を並べる際に金型の位置合わせずれが発生した場合でも、並べられた2つの金型の境界に対して配線109b及び109cは傾いて形成されるため、2つの金型の境界における配線109b及び109cは太く形成される。その結果、金型の位置合わせずれに伴う配線抵抗の増大や配線間ショート不良の発生を抑えることができる。
(変形例2)
本実施の形態の表示パネルモジュールでは、表示パネル9の表示領域8の単位画素の色配列を特定しなかった。しかし、本変形例に係る表示パネルモジュールは、表示領域8の単位画素が特定の色配列を有するという点で本実施の形態に係る表示パネルモジュールと異なる。
図12及び図13は、本変形例に係る表示パネル9の表示領域8の単位画素の色配列を示す平面図である。
図12はRGB横配列の色配列を示すものである。RGB横配列の色配列においては、Rの単位画素(図12の単位画素R)と、Gの単位画素(図12の単位画素G)と、Bの単位画素(図12の単位画素B)とが行方向(横方向)に順次並んで繰り返し配列される。従って、図12の色配列においては、同じ列の単位画素は同じ色の単位画素から構成され、同じ行の単位画素は異なる色の単位画素から構成されることになる。
図13はRGB縦配列の色配列を示すものである。RGB縦配列の色配列においては、Rの単位画素(図13の単位画素R)と、Gの単位画素(図13の単位画素G)と、Bの単位画素(図13の単位画素B)とが列方向(縦方向)に順次並んで繰り返し配列される。従って、図13の色配列においては、同じ行の単位画素は同じ色の単位画素から構成され、同じ列の単位画素は異なる色の単位画素から構成されることになる。
図13のRGB縦配列の色配列によれば、RGBが列方向に配列されるため、行方向に配列された場合に比べ、駆動回路素子6の総出力数が3分の1となり、駆動回路素子6の員数削減が容易となる。ここで、異なる色の単位画素が同じ列に設けられた場合には、各列の異なる色の単位画素に駆動信号を切り換えて出力する必要がある。従って、1フレームの画像を表示するのに要する時間が必然的に長くなる。その結果、図12のRGB横配列の色配列に対して、同時間で1フレームの画像を表示させるには、駆動回路素子6の周波数を3倍に高くする必要があり、駆動回路素子6の発熱が大幅に上昇する。しかしながら、フレキシブルプリント基板10aが効率的に駆動回路素子6の熱を放熱することができるため、駆動回路素子6の発熱の上昇は抑えられる。
本変形例の表示パネルモジュールによれば、表示装置の画質を向上させることができる。
なお、本変形例の表示パネルモジュールでは、表示領域8に単位画素R、単位画素G及び単位画素Bの3色の単位画素が配置されるとしたが、これに加えてW(白)の単位画素やYe(黄)の単位画素などの第4の単位画素が配置されてもよい。
(変形例3)
本実施の形態の表示パネルモジュールでは、フレキシブルプリント基板10aから構成される駆動装置は表示パネル9の一辺に設けられるとした。しかし、本変形例に係る表示パネルモジュールは、駆動装置が表示パネル9の複数の辺に設けられているという点で本実施の形態に係る表示パネルモジュールと異なる。
図14は、本変形例に係る表示パネルモジュールの構成を示す平面図である。
この表示パネルモジュールは、表示パネル9と、フレキシブルプリント基板10aと、フレキシブルプリント基板30aとを備える。フレキシブルプリント基板30aは、フレキシブルプリント基板10aが構成するものとは別の駆動装置を構成する。
フレキシブルプリント基板30aは、表示パネル9の短辺(右側辺)に対応して設けられ、表示パネル9を駆動する駆動信号を出力する駆動回路素子36が実装され、駆動回路素子36と表示パネル9との間で駆動回路素子36の駆動信号の中継を行うための矩形のフレキシブルプリント基板である。
ここで、フレキシブルプリント基板30aの幅は、表示パネルの右側辺における表示領域8の幅と略等しい。また、フレキシブルプリント基板30aは、TCP(Tape Carrier Package)及びCOF(Chip On Film)等のフィルムパッケージに対して異なる材料を用いるものであり、配線ピッチを狭くすることが可能である。なお、フレキシブルプリント基板30aは、表面に自身よりも熱導電性の高い部材、例えば金属膜(銅箔等)が張りあわされて、放熱性が高められていることが好ましい。
駆動回路素子36は、表示パネル9の駆動回路を搭載した表示回路用の半導体集積回路素子である。なお、走査信号及び画素信号等の画素データを出力する回路素子として駆動回路素子36を例示したが、これに限られない。
フレキシブルプリント基板30aは、フレキシブルプリント基板30aの長辺(上辺)に設けられた複数の入力端子(電極)211と、フレキシブルプリント基板30aの上辺と異なる他の一辺(上辺と対向する下辺)に設けられ、表示パネル9の配線領域37の入力端子と接続された複数の出力端子(電極)303aとを有する。
フレキシブルプリント基板30aは矩形形状を有し、フレキシブルプリント基板30aでは複数の入力端子211及び複数の出力端子303aが対向する2つの辺に設けられている。
フレキシブルプリント基板30aの出力端子303aが設けられている辺の長さは表示パネル9の表示領域8の入力端子が設けられている右側辺の長さと略等しい。
表示パネル9の長辺に設けられた駆動装置(駆動回路素子6)は、表示パネル9の短辺に設けられた駆動装置(駆動回路素子36)と異なる駆動信号を表示パネル9に供給することができる。例えば、表示パネル9の長辺に設けられた駆動装置を表示パネル9の各単位画素に画素データを駆動信号として供給するものとし、表示パネル9の短辺に設けられた駆動装置を表示パネル9の各単位画素に各単位画素を行単位で走査する走査信号を駆動信号として供給するものとすることができる。
なお、フレキシブルプリント基板30aは、フレキシブルプリント基板10aと材質及び形状について同じであってもよい。
本変形例の表示パネルモジュールによれば、駆動装置が表示パネル9の2辺に設けられるため、例えば2つの駆動装置の一方をデータ信号駆動素子を含むものとし、他方を走査信号駆動素子を含むものとした場合には、データ信号駆動素子側の狭額縁化(図1の長さYの縮小)に加え、走査信号駆動素子側も狭額縁化できる。その結果、パネル製造コストを削減する(ガラス上のパネル取れ数を増やす)ことが可能となる。
(変形例4)
本実施の形態の表示パネルモジュールでは、フレキシブルプリント基板10aの端子間を接続する複数の配線は、同じ線幅を有するとした。しかし、本変形例に係る表示パネルモジュールは、電流が多く流れる配線つまり電源配線(電源と接続された配線)の線幅が駆動信号を伝達する配線の線幅よりも広いという点で本実施の形態に係る表示パネルモジュールと異なる。
図15は、本変形例に係る表示パネルモジュールの構成を詳細に示す拡大平面図(図2のB部の拡大図)である。
この表示パネルモジュールにおいて、フレキシブルプリント基板10aの複数の出力端子(電極)103aには電源端子143が含まれ、フレキシブルプリント基板10aの配線109aには電源端子143と接続された電源配線144が含まれている。この電源配線144の線幅(図15の幅B)は、駆動信号を伝達する配線109aの線幅(図15の幅A)より広い。
本変形例の表示パネルモジュールによれば、電源配線144の電流能力が上げられるので、電源配線144の破損が軽減され、表示パネルモジュールの特性劣化を抑えることができる。
(変形例5)
本実施の形態の表示パネルモジュールでは、フレキシブルプリント基板10aが駆動信号を伝達する配線を有するとした。しかし、本変形例に係る表示パネルモジュールは、フレキシブルプリント基板10aが駆動信号を伝達する配線に加えてシールド配線を有するという点で本実施の形態に係る表示パネルモジュールと異なる。
図16は、本変形例に係る表示パネルモジュールの構成を詳細に示す拡大平面図(図2のB部の拡大図)である。
フレキシブルプリント基板10aの複数の出力端子(電極)103aにはシールド端子146が含まれ、フレキシブルプリント基板10aの配線109aにはシールド端子146と接続されたシールド配線145が含まれている。このシールド配線145は、フレキシブルプリント基板10aの隣り合う駆動信号を伝達する2つの配線109aの間に設けられており、これら2つの配線109aの間の干渉を抑えている。シールド配線145は、例えば固定電位又はグランド電位と接続されている。
本変形例の表示パネルモジュールによれば、フレキシブルプリント基板10aの配線の間隔が狭くなった場合でも、駆動信号を伝達する2つの配線109aの間の干渉を抑えることができる。
(変形例6)
本実施の形態の表示パネルモジュールでは、フレキシブルプリント基板10aの出力端子103aには駆動回路素子6の出力端子106が接続されるとした。しかし、本変形例に係る表示パネルモジュールは、フレキシブルプリント基板10aの出力端子103aが駆動回路素子6を介さずに入力端子111と直接接続された出力端子を含んでいる。
また、本実施の形態の表示パネルモジュールでは、フレキシブルプリント基板10aの駆動回路素子6の複数の出力端子106は行方向に一列に配置されるとした。しかし、本変形例に係る表示パネルモジュールは、駆動回路素子6の複数の出力端子106が複数行に配置されるという点で本実施の形態に係る表示パネルモジュールと異なる。
図17は、本変形例に係るフレキシブルプリント基板10aの構成を詳細に示す平面図である。
フレキシブルプリント基板10aでは、駆動回路素子6の複数の出力端子106が2行に千鳥配置されている。1行目の出力端子106の配線107bは上方に向かって取り出され、2行目の出力端子106の配線107aは1行目の出力端子106とは逆方向の下方に向かって取り出されている。つまり、1行目の出力端子106の配線107bは2行目の出力端子106の配線107aと相反する方向に向かっている。なお、駆動回路素子6の複数の出力端子106に対応して設けられ、これと接合されるフィルムパッケージ5の入力端子も出力端子106と同様の配置がされており、複数行で千鳥配置されている。
フレキシブルプリント基板10aは、駆動回路素子6、出力端子103a、入力端子111、並びに配線107a、107b及び107cに加えて、駆動回路素子6を介さずに入力端子111と出力端子103aとを直接接続するスルー配線112aを更に有する。従って、出力端子103aは、駆動回路素子6を介さずに入力端子111と直接接続された出力端子を含んでいる。スルー配線112aは、例えばフレキシブルプリント基板10aの駆動信号を伝達する配線のうち最も外側の配線の外側に設けられる。
スルー配線112aは例えば1つのリペア配線、グランド配線又はゲート信号線として機能する。
本変形例の表示パネルモジュールによれば、フレキシブルプリント基板10aに入力される信号を表示パネル9に直接供給するための配線をフレキシブルプリント基板10a上に形成することができる。その結果、表示パネルモジュールに必要な部材の員数を削減し、表示パネルモジュールの低コスト化を実現できる。
また、フレキシブルプリント基板10aにおいて出力端子106の密度を向上させることができるので、フレキシブルプリント基板10aの面積を削減することができる。
(変形例7)
本実施の形態の表示パネルモジュールでは、フレキシブルプリント基板10aの配線は駆動信号を伝達するものであるとした。しかし、本変形例に係る表示パネルモジュールは、フレキシブルプリント基板10aが駆動信号を伝達する配線に加えてダミー配線を有するという点で本実施の形態に係る表示パネルモジュールと異なる。
図18は、本変形例に係るフレキシブルプリント基板10aの構成を示す平面図である。
この駆動装置において、フレキシブルプリント基板10aには駆動信号を伝達しないダミー配線150aが設けられている。ダミー配線150aは、例えばフレキシブルプリント基板10aの駆動信号を伝達する配線のうちの断線が発生しやすい最も外側の配線の外側に設けられる。
本変形例の表示パネルモジュールによれば、駆動信号を伝達する配線とは別にダミー配線150aが設けられるので、ダミー配線150aの断線によりそれ以外の配線の断線の確率を抑えることができる。
(変形例8)
本実施の形態の表示パネルモジュールでは、フレキシブルプリント基板10aの出力端子103aは対応する駆動回路素子6に接続されるとした。しかし、本変形例に係る表示パネルモジュールは、出力端子103aの一部がテスト端子と接続されるという点で本実施の形態に係る表示パネルモジュールと異なる。
図19は、本変形例に係るフレキシブルプリント基板10aの構成を示す平面図である。
フレキシブルプリント基板10aでは、配線の一部としてテスト信号を伝達するためのテスト配線161が設けられ、テスト配線161と接続されたテスト端子160が出力端子103aの一部として設けられている。テスト端子160は、表示パネル9と接続されているが、駆動回路素子6とは接続されておらず、入力端子111とは接続されない。
本変形例の表示パネルモジュールによれば、テスト端子160によりテストを行い、フレキシブルプリント基板10aの不良を事前に検出することができる。
(変形例9)
本実施の形態の表示パネルモジュールでは、表示パネル9の配線領域7の複数の入力端子105aの幅は等しく、フレキシブルプリント基板10aの複数の出力端子103aの幅は等しいとした。しかし、本変形例に係る表示パネルモジュールは、表示パネル9の配線領域7の複数の入力端子105aの幅が異なり、フレキシブルプリント基板10aの複数の出力端子103aの幅が異なるという点で本実施の形態に係る表示パネルモジュールと異なる。
図20は、本変形例に係る表示パネルモジュールの構成を詳細に示す拡大平面図(図2のA部の拡大図)である。図21は、同表示パネルモジュールの構成を詳細に示す拡大平面図(図2のB部の拡大図)である。
この表示パネルモジュールでは、配線領域7の隣り合う2つの入力端子105aの間隔(図20のA)は複数の入力端子105aについて等しい。しかし、入力端子105aの並び方向において一定の周期を持って配線領域7の所定の入力端子105aの幅(図20の幅B)を所定の入力端子105aと異なる入力端子105aの幅(図20の幅C)と異なるようにしている。
また、フレキシブルプリント基板10aの隣り合う2つの出力端子103aの間隔(図21のA)は複数の出力端子103aについて等しい。しかし、フレキシブルプリント基板10aの所定の出力端子103aの幅(図21の幅B)は所定の出力端子103aと異なる出力端子103aの幅(図21の幅C)と異なる。
本変形例の表示パネルモジュールによれば、表示パネル9の入力端子105aとフレキシブルプリント基板10aの出力端子103aとのそれぞれで幅を異ならせることにより、入力端子105aと出力端子103aとの間の密着強度を上げて電気的接続不良の発生を抑えることができる。
以上、本発明の駆動装置及び表示パネルモジュールについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、複数の実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
例えば、上記実施の形態において、キャリアテープは、2つの金型を隣接して並べて構成される金型を用いて製造されるとしたが、1つの金型を用いて製造されてもよい。この場合には、2つの金型での製造における配線の断線などの課題の発生を回避することができる。
本発明は、駆動装置及び表示パネルモジュールに有用であり、特に液晶テレビ、液晶モニター、有機ELテレビ及び有機ELモニター等の表示装置等において有用である。
6、36 駆動回路素子
7、37 配線領域
8 表示領域
9、400 表示パネル
10a、10b、10c、10d、30a フレキシブルプリント基板
20 固定部
103a、106、303a 出力端子
105a、108a、108b、111、211 入力端子
104a、104b アライメントマーク
107a、107b、107c、109a、109b、109c、402 配線
110 切断箇所
112a スルー配線
130、131 屈曲部
143 電源端子
144 電源配線
145 シールド配線
146 シールド端子
150a ダミー配線
160 テスト端子
161 テスト配線
401 半導体装置
403 半導体素子

Claims (17)

  1. 複数の単位画素が配置された表示領域を有する表示パネルを駆動する装置であって、
    前記表示パネルの所定の一辺に対応して設けられ、前記表示パネルを駆動する第1駆動信号を出力する第1駆動回路素子が実装され、前記第1駆動回路素子と前記表示パネルとの間で前記第1駆動信号の中継を行う第1フレキシブルプリント基板を備え、
    前記第1フレキシブルプリント基板の幅は、前記表示パネルの所定の一辺における前記表示領域の幅と略等しい
    駆動装置。
  2. 前記第1フレキシブルプリント基板は、前記第1駆動回路素子が実装され、前記第1駆動回路素子と前記表示パネルとの間で前記第1駆動信号の中継を行う第2フレキシブルプリント基板と、前記第2フレキシブルプリント基板と前記表示パネルとの間で前記第1駆動信号の中継を行うための第3フレキシブルプリント基板とを有する
    請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記第1フレキシブルプリント基板と前記表示パネルとには、前記第1フレキシブルプリント基板と前記表示パネルとの位置合わせをするためのアライメントマークが設けられている
    請求項1に記載の駆動装置。
  4. 前記第1フレキシブルプリント基板は、電源と接続された電源配線を含み、
    前記電源配線の幅は、前記駆動信号を伝達する配線の幅より広い
    請求項1に記載の駆動装置。
  5. 前記第1フレキシブルプリント基板は、前記第1フレキシブルプリント基板の前記駆動信号を伝達する隣り合う配線の間に設けられたシールド配線を有する
    請求項1に記載の駆動装置。
  6. 前記第1フレキシブルプリント基板は、前記第1フレキシブルプリント基板の所定の一辺に設けられ、前記表示パネルと接続された複数の第1出力端子と、前記第1フレキシブルプリント基板の所定の一辺と異なる他の一辺に設けられた複数の第1入力端子とを有し、
    前記第1フレキシブルプリント基板は、前記第1駆動回路素子を介さずに前記第1入力端子と前記第1出力端子とを接続するスルー配線を有する
    請求項1に記載の駆動装置。
  7. 前記第1フレキシブルプリント基板は、前記駆動信号を伝達する配線のうち最も外側の配線の外側に設けられたダミー配線を有する
    請求項1に記載の駆動装置。
  8. 前記第1フレキシブルプリント基板では、前記第1駆動回路素子の所定の一辺の複数の出力端子が複数行に配置されている
    請求項1に記載の駆動装置。
  9. 前記第1フレキシブルプリント基板では、前記第1駆動回路素子の所定の一辺の複数の出力端子が千鳥配置されている
    請求項8に記載の駆動装置。
  10. 前記第1フレキシブルプリント基板は、前記表示パネルと接続されたテスト端子を有する
    請求項1に記載の駆動装置。
  11. 前記第1フレキシブルプリント基板は、表面に金属膜を有する
    請求項1に記載の駆動装置。
  12. 複数の単位画素が配置された表示領域を有する表示パネルと、
    前記表示パネルの所定の一辺に対応して設けられ、前記表示パネルを駆動する第1駆動信号を出力する第1駆動回路素子が実装され、前記第1駆動回路素子と前記表示パネルとの間で前記第1駆動信号の中継を行う第1フレキシブルプリント基板とを備え、
    前記第1フレキシブルプリント基板の幅は、前記表示パネルの所定の一辺における前記表示領域の幅と略等しい
    表示パネルモジュール。
  13. 前記表示パネルは、前記第1フレキシブルプリント基板の複数の出力端子と接続された複数の入力端子を有し、
    隣り合う前記入力端子の間隔は、隣り合う前記出力端子の間隔より広い
    請求項12に記載の表示パネルモジュール。
  14. 前記複数の入力端子は、異なる幅の端子を含み、
    前記複数の出力端子は、異なる幅の端子を含む
    請求項13に記載の表示パネルモジュール。
  15. 前記表示領域では、前記表示パネルの所定の一辺と平行に前記単位画素の行が配置されるように、前記複数の単位画素が行列状に配置され、
    前記単位画素の行は、同じ色に対応する前記単位画素から構成され、
    前記単位画素の列は、異なる色に対応する前記単位画素を有する
    請求項12に記載の表示パネルモジュール。
  16. 前記表示パネルモジュールは、さらに、
    前記表示パネルの所定の一辺と異なる他の一辺に対応して設けられ、前記表示パネルを駆動する第2駆動信号を出力する第2駆動回路素子が実装され、前記第2駆動回路素子と前記表示パネルとの間で前記第2駆動信号の中継を行う第4フレキシブルプリント基板を備え、
    前記第4フレキシブルプリント基板の幅は、前記表示パネルの他の一辺における前記表示領域の幅と略等しい
    請求項12に記載の表示パネルモジュール。
  17. 前記表示パネルは、前記第1フレキシブルプリント基板を前記表示パネルに固定する固定部を有する
    請求項12に記載の表示パネルモジュール。
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