JP2012240469A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの回転数の上昇を抑制する。
【解決手段】エンジンに連結されたモータジェネレータのトルクは、予め定められた上限値以下の範囲内で制御される。エンジントルクがモータジェネレータのトルクの上限値を超えると、上限値が一時的に増大される。尚、増大手段は、エンジンに吸入される空気の温度がしきい値より低い場合、エンジンに吸入される空気の温度に応じて、上限値を増大する。一方、上限値を増大した後、エンジンのトルクが上限値を下回ると、上限値を小さくする。
【選択図】図6

Description

本発明は、車両の制御装置に関し、特に、エンジンに連結された電動モータが搭載された車両において、電動モータのトルクを制御する技術に関する。
エンジンに加えて電動モータを搭載したハイブリッド車が知られている。ハイブリッド車は、電気自動車の一種として分類される場合もある。エンジンと電動モータとは、一例として、プラネタリギヤによって構成される差動装置により連結される。差動装置によってエンジンと電動モータとを連結した場合、たとえば、エンジンのトルクと電動モータのトルクとに応じてエンジン回転数(エンジン回転速度)が定まる。
特開2005−145150号公報(特許文献1)は、実エンジン回転速度が許容上限回転速度を超えるような状況では、モータ/ジェネレータトルクの修正を行ない、エンジンの過回転を回避することを開示する。
特開2005−145150号公報
しかしながら、一般的に、電動モータのトルクは予め定められた上限値以下に制限される。よって、エンジンのトルクが電動モータのトルクの上限値を越えた場合には、電動モータによってエンジンの回転数を抑制し難い。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、エンジンの回転数の上昇を抑制することである。
第1の発明において、エンジンに連結された電動モータが搭載された車両の制御装置は、予め定められた上限値以下の範囲内で電動モータのトルクを制御するための手段と、エンジンのトルクが上限値を超えると、上限値を増大するための増大手段とを備える。
この構成によると、上限値を増大することによって、電動モータのトルクを大きくすることができる。そのため、エンジンの回転数の上昇を電動モータのトルクによって抑制できる。
第2の発明において、増大手段は、エンジンに吸入される空気の温度がしきい値より低く、かつエンジンのトルクが上限値を超えると、上限値を増大する。
この構成によると、エンジンの出力が増大補正されることに起因してエンジンのトルクが増大しやすくなる、吸気温度が低い状況下において、電動モータのトルクの上限値が増大され得る。そのため、必要な状況に限定して、電動モータのトルクの上限値を増大することができる。よって、電動モータに過度な負担がかからないようにできる。
第3の発明において、増大手段は、エンジンに吸入される空気の温度に応じて、上限値を増大する。
この構成によると、エンジンの出力の増大補正量に応じて、電動モータのトルクの上限値を増大できる。そのため、増大量を必要最小限に留め、電動モータに多大な負担がかかることを抑制できる。
第4の発明において、制御装置は、上限値を増大した後、エンジンのトルクが上限値を下回ると、上限値を小さくするための手段をさらに備える。
この構成によると、電動モータの通常のトルクでエンジン回転数の上昇を抑制できる状態に戻れば、電動モータのトルクの上限値を小さくし、電動モータに多大な負担がかかることを抑制できる。
ハイブリッド車を示す概略構成図である。 動力分割機構の共線図を示す図である。 ハイブリッド車の電気システムを示す図である。 エンジンが駆動する期間および停止する期間を示す図である。 エンジンの動作線と等パワー線とを示す図である。 ECUが実行する処理を示すフローチャートである。 ECUが実行する処理の変形例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、ハイブリッド車には、エンジン100と、第1モータジェネレータ110と、第2モータジェネレータ120と、動力分割機構130と、減速機140と、バッテリ150とが搭載される。なお、以下の説明においては一例として外部の電源からの充電機能を有さないハイブリッド車について説明するが、外部の電源からの充電機能を有するプラグインハイブリッド車を用いてもよい。
エンジン100、第1モータジェネレータ110、第2モータジェネレータ120、バッテリ150は、ECU(Electronic Control Unit)170により制御される。ECU170は複数のECUに分割するようにしてもよい。
ハイブリッド車は、エンジン100および第2モータジェネレータ120のうちの少なくともいずれか一方からの駆動力により走行する。すなわち、エンジン100および第2モータジェネレータ120のうちのいずれか一方もしくは両方が、運転状態に応じて駆動源として自動的に選択される。
たとえば、運転者がアクセルペダル172を操作した結果に応じて、エンジン100および第2モータジェネレータ120が制御される。アクセルペダル172の操作量(アクセル開度)は、アクセル開度センサ(図示せず)により検出される。
アクセル開度が小さい場合および車速が低い場合などには、第2モータジェネレータ120のみを駆動源としてハイブリッド車が走行する。この場合、エンジン100が停止される。ただし、発電などのためにエンジン100が駆動する場合がある。
また、アクセル開度が大きい場合、車速が高い場合、バッテリ150の残存容量(SOC:State Of Charge)が小さい場合などには、エンジン100が駆動される。この場合、エンジン100のみ、もしくはエンジン100および第2モータジェネレータ120の両方を駆動源としてハイブリッド車が走行する。
エンジン100は、内燃機関である。エンジン100に吸入される空気の温度は、温度センサ102により検出され、ECU170に入力される。エンジン100、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120は、動力分割機構130を介してエンジン100の出力軸(クランクシャフト)108に連結されている。エンジン100が発生する動力は、動力分割機構130により、2経路に分割される。一方は減速機140を介して前輪160を駆動する経路である。もう一方は、第1モータジェネレータ110を駆動させて発電する経路である。
第1モータジェネレータ110は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルを備える、三相交流回転電機である。第1モータジェネレータ110は、動力分割機構130により分割されたエンジン100の動力により発電する。第1モータジェネレータ110により発電された電力は、車両の走行状態や、バッテリ150の残存容量の状態に応じて使い分けられる。たとえば、通常走行時では、第1モータジェネレータ110により発電された電力はそのまま第2モータジェネレータ120を駆動させる電力となる。一方、バッテリ150のSOCが予め定められた値よりも低い場合、第1モータジェネレータ110により発電された電力は、後述するインバータにより交流から直流に変換される。その後、後述するコンバータにより電圧が調整されてバッテリ150に蓄えられる。
第1モータジェネレータ110が発電機として作用している場合、第1モータジェネレータ110は負のトルクを発生している。ここで、負のトルクとは、エンジン100の負荷となるようなトルクをいう。第1モータジェネレータ110が電力の供給を受けてモータとして作用している場合、第1モータジェネレータ110は正のトルクを発生する。ここで、正のトルクとは、エンジン100の負荷とならないようなトルク、すなわち、エンジン100の回転をアシストするようなトルクをいう。なお、第2モータジェネレータ120についても同様である。
第2モータジェネレータ120は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルを備える、三相交流回転電機である。第2モータジェネレータ120は、バッテリ150に蓄えられた電力および第1モータジェネレータ110により発電された電力のうちの少なくともいずれかの電力により駆動する。
第2モータジェネレータ120の駆動力は、減速機140を介して前輪160に伝えられる。これにより、第2モータジェネレータ120はエンジン100をアシストしたり、第2モータジェネレータ120からの駆動力により車両を走行させたりする。なお、前輪160の代わりにもしくは加えて後輪を駆動するようにしてもよい。
ハイブリッド車の回生制動時には、減速機140を介して前輪160により第2モータジェネレータ120が駆動され、第2モータジェネレータ120が発電機として作動する。これにより第2モータジェネレータ120は、制動エネルギを電力に変換する回生ブレーキとして作動する。第2モータジェネレータ120により発電された電力は、バッテリ150に蓄えられる。
動力分割機構130は、サンギヤと、ピニオンギヤと、キャリアと、リングギヤとを含む遊星歯車から構成される。ピニオンギヤは、サンギヤおよびリングギヤと係合する。キャリアは、ピニオンギヤが自転可能であるように支持する。サンギヤは第1モータジェネレータ110の回転軸に連結される。キャリアはエンジン100のクランクシャフトに連結される。リングギヤは第2モータジェネレータ120の回転軸および減速機140に連結される。
エンジン100、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120が、遊星歯車からなる動力分割機構130を介して連結されることで、エンジン100、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120の回転数は、図2で示すように、共線図において直線で結ばれる関係になる。
共線図から理解されるように、エンジン100の負荷となる方向に第1モータジェネレータ110のトルクを作用させることによって、エンジン100の回転数の増大を抑制することが可能である。第1モータジェネレータ110のトルクは、その絶対値が予め定められた上限値以下となるように制限される。すなわち、上限値以下の範囲内で、第1モータジェネレータ110のトルクがECU170によって制御される。
図1に戻って、バッテリ150は、複数のバッテリセルを一体化したバッテリモジュールを、さらに複数直列に接続して構成された組電池である。バッテリ150の電圧は、たとえば200V程度である。バッテリ150には、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120の他、車両の外部の電源から供給される電力が充電される。なお、バッテリ150の代わりにもしくは加えてキャパシタを用いるようにしてもよい。
図3を参照して、ハイブリッド車の電気システムについてさらに説明する。ハイブリッド車には、コンバータ200と、第1インバータ210と、第2インバータ220と、システムメインリレー230とが設けられる。
コンバータ200は、リアクトルと、二つのnpn型トランジスタと、二つダイオードとを含む。リアクトルは、各バッテリの正極側に一端が接続され、2つのnpn型トランジスタの接続点に他端が接続される。
2つのnpn型トランジスタは、直列に接続される。npn型トランジスタは、ECU170により制御される。各npn型トランジスタのコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すようにダイオードがそれぞれ接続される。
なお、npn型トランジスタとして、たとえば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を用いることができる。npn型トランジスタに代えて、パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor)等の電力スイッチング素子を用いることができる。
バッテリ150から放電された電力を第1モータジェネレータ110もしくは第2モータジェネレータ120に供給する際、電圧がコンバータ200により昇圧される。逆に、第1モータジェネレータ110もしくは第2モータジェネレータ120により発電された電力をバッテリ150に充電する際、電圧がコンバータ200により降圧される。
コンバータ200と、各インバータとの間のシステム電圧VHは、電圧センサ180により検出される。電圧センサ180の検出結果は、ECU170に送信される。
第1インバータ210は、U相アーム、V相アームおよびW相アームを含む。U相アーム、V相アームおよびW相アームは並列に接続される。U相アーム、V相アームおよびW相アームは、それぞれ、直列に接続された2つのnpn型トランジスタを有する。各npn型トランジスタのコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードがそれぞれ接続される。そして、各アームにおける各npn型トランジスタの接続点は、第1モータジェネレータ110の各コイルの中性点112とは異なる端部にそれぞれ接続される。
第1インバータ210は、バッテリ150から供給される直流電流を交流電流に変換し、第1モータジェネレータ110に供給する。また、第1インバータ210は、第1モータジェネレータ110により発電された交流電流を直流電流に変換する。
第2インバータ220は、U相アーム、V相アームおよびW相アームを含む。U相アーム、V相アームおよびW相アームは並列に接続される。U相アーム、V相アームおよびW相アームは、それぞれ、直列に接続された2つのnpn型トランジスタを有する。各npn型トランジスタのコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードがそれぞれ接続される。そして、各アームにおける各npn型トランジスタの接続点は、第2モータジェネレータ120の各コイルの中性点122とは異なる端部にそれぞれ接続される。
第2インバータ220は、バッテリ150から供給される直流電流を交流電流に変換し、第2モータジェネレータ120に供給する。また、第2インバータ220は、第2モータジェネレータ120により発電された交流電流を直流電流に変換する。
コンバータ200、第1インバータ210および第2インバータ220は、ECU170により制御される。
システムメインリレー230は、バッテリ150とコンバータ200との間に設けられる。システムメインリレー230は、バッテリ150と電気システムとを接続した状態および遮断した状態を切換えるリレーである。システムメインリレー230が開いた状態であると、バッテリ150が電気システムから遮断される。システムメインリレー230が閉じた状態であると、バッテリ150が電気システムに接続される。
システムメインリレー230の状態は、ECU170により制御される。たとえば、ECU170が起動すると、システムメインリレー230が閉じられる。ECU170が停止する際、システムメインリレー230が開かれる。
図4を参照して、エンジン100の制御態様についてさらに説明する。図4に示すように、ハイブリッド車の出力パワーがエンジン始動しきい値より小さいと、第2モータジェネレータ120の駆動力のみを用いてハイブリッド車が走行する。
出力パワーは、ハイブリッド車の走行に用いられるパワーとして設定される。出力パワーは、たとえば、アクセル開度および車速などをパラメータに有するマップに従ってECU170により算出される。なお、出力パワーを算出する方法はこれに限らない。なお、出力パワーの代わりに、トルク、加速度、駆動力およびアクセル開度などを用いるようにしてもよい。
ハイブリッド車の出力パワーがエンジン始動しきい値以上になると、エンジン100が駆動される。これにより、第2モータジェネレータ120の駆動力に加えて、もしくは代わりに、エンジン100の駆動力を用いてハイブリッド車が走行する。また、エンジン100の駆動力を用いて第1モータジェネレータ110が発電した電力が第2モータジェネレータ120に直接供給される。
図5に示すように、エンジン100の動作点、すなわちエンジン回転数NEおよび出力トルクTEは、出力パワーと動作線との交点により定まる。
出力パワーは、等パワー線によって示される。動作線は、実験およびシミュレーションの結果に基づいて、開発者により予め定められる。動作線は、燃費が最適(最小)になるようにエンジン100が駆動することができるように設定される。すなわち、動作線に沿ってエンジン100が駆動することにより、最適な燃費が実現される。ただし、予め定められたトルクTE1から予め定められたトルクTE2までの区間において、動作線は、振動および騒音が減少するように設定される。なお、動作線の設定方法はこれらに限らない。
さらに、本実施の形態においては、エンジン100に吸入される空気の温度(以下、吸気温度とも記載する)に応じて、エンジン100の出力パワーが増大補正される。一例として、吸気温度が低いほどエンジン100の出力パワーが増大するように補正される。なお、吸気温度に応じてエンジン100の出力パワーを増大補正する方法はこれに限定されない。
エンジン100の出力パワーを増大補正した場合、エンジン100のトルクが第1モータジェネレータ110のトルクの上限値を超えることがあり得る。エンジン100のトルクが第1モータジェネレータ110のトルクの上限値を超えた状況下では、エンジン100の回転数の上昇を抑制するのに必要なトルクを第1モータジェネレータ110が実現することができない。そこで、本実施の形態では、エンジン100のトルクが第1モータジェネレータ110のトルクの上限値を超えると、第1モータジェネレータ110のトルクを増大すべく、上限値が増大される。
図6を参照して、本実施の形態において、ECU170が実行する処理の制御構造について説明する。
ステップ(以下ステップをSと略す)100にて、エンジン100のトルクが第1モータジェネレータ110のトルクの上限値を超えるか否かが判断される。エンジン100のトルクは、たとえば、エンジン100の負荷および回転数などをパラメータとして有するマップに基づいて算出される。エンジン100のトルクを算出する方法には周知の一般的な方法を利用すればよいため、ここではその詳細な説明は繰り返さない。
エンジン100のトルクが第1モータジェネレータ110のトルクの上限値を超えると(S100にてYES)、S102にて、上限値が一時的に増大される。たとえば、開発者により予め定められた一定の増大量だけ上限値が増大される。吸気温度に応じて異なる増大量だけ上限値を増大するようにしてもよい。一例として、吸気温度が低いほど増大量を大きくしてもよい。吸気温度が低いほど増大量を小さくしてもよい。
その後、S104にて、エンジン100のトルクと所定の値との和が、第1モータジェネレータ110のトルクの上限値よりも小さいか否かが判断される。エンジン100のトルクと所定の値との和が、第1モータジェネレータ110のトルクの上限値よりも小さいと(S104にてYES)、第1モータジェネレータ110のトルクの上限値の一時的な増大が停止される。したがって、上限値が増大された後、エンジン100のトルクが第1モータジェネレータ110のトルクの上限値を下回ると、上限値が小さくされる。すなわち、上限値が初期値に戻される。
以上のように、本実施の形態において、エンジン100のトルクが第1モータジェネレータ110のトルクの上限値を上回ると、上限値が増大される。上限値を増大することによって、絶対値がより大きいトルクを第1モータジェネレータ110が実現できる。そのため、エンジン100の回転数の上昇を第1モータジェネレータ110のトルクによって抑制できる。
なお、図7に示すように、S110にて、吸気温度がしきい値より低いか否かを判断し、吸気温度がしきい値より低く(S110にてYES)、かつエンジン100のトルクが第1モータジェネレータ110のトルクの上限値を超えると(S100にてYES)、S102にて、上限値を一時的に増大するようにしてもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 エンジン、102 温度センサ、110 第1モータジェネレータ、130 動力分割機構、170 ECU。

Claims (4)

  1. エンジンに連結された電動モータが搭載された車両の制御装置であって、
    予め定められた上限値以下の範囲内で前記電動モータのトルクを制御するための手段と、
    前記エンジンのトルクが前記上限値を超えると、前記上限値を増大するための増大手段とを備える、車両の制御装置。
  2. 前記増大手段は、前記エンジンに吸入される空気の温度がしきい値より低く、かつ前記エンジンのトルクが前記上限値を超えると、前記上限値を増大する、請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 前記増大手段は、前記エンジンに吸入される空気の温度に応じて、前記上限値を増大する、請求項1に記載の車両の制御装置。
  4. 前記上限値を増大した後、前記エンジンのトルクが前記上限値を下回ると、前記上限値を小さくするための手段をさらに備える、請求項1に記載の車両の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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