JP2012237836A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】連続画像形成中に1台の画像形成装置でトナー切れ等のトラブルが発生した際に、残りの1台の画像形成装置による連続画像形成に切り替えて、重連式画像形成システムの終夜運転における稼働率を高められる画像形成システムを提供する。
【解決手段】制御装置202は、第一画像形成装置101と第二画像形成装置102とに分担させて両面印刷を実行しているときにトナー像形成部101Aに異常が生じると、裏面印刷搬送路34を用いた第二画像形成装置102のみによる両面印刷に切り替える。トナー像形成部101Aは、トナー像形成部101Aによるトナー像の形成が停止された後は、白地画像のトナー像の形成条件にて運転される。トナー像形成部101Bは、トナー像形成部101Aによるトナー像の形成が停止される前よりも絶対値の大きな電圧を用いて記録材にトナー像を転写させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、第一画像形成装置により画像形成した記録材に第二画像形成装置により画像形成可能な重連式画像形成システム、詳しくは、第一画像形成装置でトナー切れ等が発生した際の第二画像形成装置の制御に関する。
トナー像形成部によりトナー像を形成して記録材に転写した後に定着部により加熱加圧を行って画像を記録材に定着させる画像形成装置が広く用いられている。トナー像形成部及び定着部により画像形成された記録材を表裏反転状態で再び同じトナー像形成部へ送り込む反転搬送機構を備えた両面印刷が可能な画像形成装置も広く用いられている。
特許文献1には、反転搬送機構を備えて単独で両面印刷可能な第一画像形成装置と第二画像形成装置とを搬送路を介して2台連結した重連式画像形成システムが提案されている。ここでは、搬送路は、記録材のスイッチバック反転搬送機構を備えて、第一画像形成装置から第二画像形成装置へ前後反転状態で記録材を受け渡す。
そして、表面印刷と裏面印刷とを別々の画像形成装置で分担して連続的に行うことにより、個別の反転搬送機構を用いて1台で両面印刷を行う場合よりも印刷速度を大幅に高めている。
特開2006−58881号公報
重連式画像形成システムでは、画像形成に関わる現像装置が単独の画像形成装置の2倍になるため、連続画像形成中にトナー切れが発生して画像形成が中断される可能性も2倍になる。連続画像形成中にトナー切れが発生して画像形成が中断されると、オペレータがトナー補給を行って再スタートをかけるまで重連式画像形成システムが一枚も両面印刷を出力しないため、ダウンタイムが増えて重連式画像形成システムの稼働率が低下する。これにより、重連式画像形成システムとして両面印刷の毎分出力枚数が増えても、ダウンタイムの増加によってトータルとしての生産性が向上しない結果となる。
本発明は、連続画像形成中に上流側の画像形成装置でトラブルが発生した際に、重連式画像形成システムの停止を回避して、トータルな稼働率を高めることができる画像形成システムを提供することを目的としている。また、2台で分担していた両面印刷を1台の画像形成装置による両面印刷に切り替えた際に出力画像の品質低下を生じさせないことを目的としている。
本発明の画像形成システムは、記録材にトナー像を形成する第一トナー像形成部と前記第一トナー像形成部で形成されたトナー像を記録材に定着する第一定着部とを備えた第一画像形成装置と、記録材にトナー像を形成する第二トナー像形成部と前記第二トナー像形成部で形成されたトナー像を記録材に定着する第二定着部とを備えた第二画像形成装置と、前記第一トナー像形成部へ記録材を給送する第一給送手段と、前記第一トナー像形成部及び前記第一定着部を通過した記録材を前記第二トナー像形成部へ搬送する搬送路とを有するものである。そして、前記第一画像形成装置によって画像形成された記録材に前記第二画像形成装置によって画像形成を実行しているときに前記第一トナー像形成部に異常が生じた場合には、前記第一トナー像形成部によるトナー像の形成を停止して、前記第一給送手段から給送して少なくとも前記第一定着部を通過させた記録材に対して前記第二画像形成装置により画像形成させる制御手段を有する。なお、異常が生じた場合とは、トナー切れ等によって出力画像の品質を維持することが困難であるが、記録材の搬送には支障がない状態になった場合を言う。
本発明は、第一トナー像形成部に異常が生じて連続画像形成を継続できなくなった場合、それまで2台で分担していた連続画像形成を1台の画像形成装置による画像形成へと自動的に切り替える。このため、オペレータがそばにいなくても、生産性は低い状態ながら連続画像形成を継続することが可能となる。このため、ダウンタイムが減って、重連式画像形成システムのトータルな稼働率を高めることができる。
重連式画像形成装置の構成の説明図である。 第二画像形成装置の構成の説明図である。 環境の温度湿度と必要な二次転写電圧の関係の説明図である。 ATVC制御の説明図である。 重連式画像形成装置の制御系のブロック図である。 外部表示装置の操作画面の説明図である。 両方モードの制御のフローチャートである。 第2モードの制御のフローチャートである。 実施例1の第2モード自動切り替え制御のフローチャートである。 定着装置を通過した回数と記録材の含有水分量の関係の説明図である。 記録材の種類に応じた記録材分担電圧の設定の説明図である。 環境の絶対水分量に応じた記録材分担電圧の設定の説明図である。 実施例2の第2モード自動切り替え制御のフローチャートである。 定着装置の温度状態と記録材の含有水分量の関係の説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。本発明は、両面印刷時に上流側の画像形成装置でトナー切れが発生すると、下流側の画像形成装置による両面印刷に自動的に切り替わる限りにおいて、実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
従って、トナー像形成部は、フルカラー/モノクロ、カラー1ドラム型、一成分現像剤/二成分現像剤、直接転写方式/記録材搬送方式/中間転写方式、帯電方式、露光方式、感光体種類等によらず、連結して画像形成可能な構成、筐体であれば実施できる。2台の独立した画像形成装置をリレーユニットを介して連結する配置構成のみならず、直接接続する配置構成を採用してもよい。画像形成装置は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途のものとすることができる。
<重連式画像形成装置>
図1は重連式画像形成装置の構成の説明図である。
図1に示すように、第一画像形成装置101は、第一トナー像形成部の一例であるトナー像形成部101Aが記録材に形成したトナー像を、第一定着部の一例である定着装置10Aが記録材に定着させる。第二画像形成装置102は、第二トナー像形成部の一例であるトナー像形成部101Bが記録材に形成したトナー像を、第二定着部の一例である定着装置10Bが記録材に定着させる。
第一給送手段の一例である大容量給送デッキ103は、トナー像形成部101Aへ記録材を給送する。搬送路の一例であるリレーユニット104は、トナー像形成部101A及び定着装置10Aを通過した記録材をトナー像形成部101Bへ搬送する。
重連式画像形成システム100は、第一画像形成装置101と同型の第二画像形成装置102とがリレーユニット104により連結されて、両面印刷を片面ずつ分担して実行可能である。第一画像形成装置101の上流に大容量の大容量給送デッキ103が配設され、第二画像形成装置102の下流にインサータ105と大容量スタッカー106とが連結されている。第二画像形成装置102の上面パネルの上には、オペレータが画像形成の設定と操作を実行するための外部表示装置107が配設されている。
大容量給送デッキ103は、第一画像形成装置101及び第二画像形成装置102の本体内に設置されている記録材カセット20よりも多量の記録材を搭載可能なユニットである。画像形成装置内蔵の記録材カセット20は、坪量80g/mのA3サイズ用紙500枚のカット紙1パックが収納可能な500枚カセットが2段と2パックが収納可能な1000枚カセットが1段の計2000枚が収納可能である。これに対して、大容量の大容量給送デッキ103は、2000枚デッキが3段の合計6000枚が収納可能である。
また、図1では大容量給送デッキ103は1台のみが連結されているが、更にこの上流に同型の大容量給送デッキ103を増設することによって、より多くの枚数の記録材を搭載可能である。重連式画像形成システム100は、1時間にA3サイズ用紙で2100枚の両面印刷出力が可能であるので、大容量給送デッキ103を1台では約2時間の連続運転が可能であり、4台以上を連結すれば、8時間以上の連続運転が可能となる。
また、大容量スタッカー106も1台のみが連結されているが、更にこの下流に同型の大容量スタッカー106を増設することが可能である。大容量スタッカー106には、積載部以外に、テストプリントを確認するための排出トレーが上面部に配設されている。大容量スタッカー106の積載容量は、1台でA3サイズ用紙6000枚であるので、大容量の給送デッキ103の1台分の積載能力がある。
そのため、大容量給送デッキ103と同じ数の大容量スタッカー106を増設すれば、全ての記録材を使い切るまで、印刷出力の積載場所が無くなることなく、連続放置運転が可能となる。
インサーター602は、印刷物に白黒出力以外のページを少量挿入して出力したい場合に用いるユニットである。あらかじめプリントしてあるフルカラープリントなどの挿入ページを、積載された記録材束の所定の個所に挿入するユニットであり、必要に応じて使用する。
近年、画像形成装置においては、更なる高速化、省エネルギー化が要求されている。このようなニーズを達成するために、複数台の画像形成装置の間にリレーユニットを設けて画像形成を行う重連式画像形成システムが提案されている。重連式画像形成システムでは、帯電、露光、現像、転写、定着、クリーニング、の各装置が複数台分設置されているため、第一画像形成装置で記録材の第1面の画像形成を行い、その後、記録材を反転して、第二画像形成装置で記録材の第2面の画像形成を行う。これにより、両面プリントの出力ページ枚数を単独の画像形成装置の出力ページと比較して倍化することができる。
重連式画像形成システムは、特開平6−343125号公報に示されるように、単独でも成立する二台の画像形成装置をリレーユニットにより連結するため、新規にハード設計すること無しに、容易に製品化できる。重連式画像形成システムは、並列に接続して使用する方式に比べて、大容量給送デッキや、後処理装置などを、システムの上下流に配置可能である。これらの周辺アプリケーションを共通化してインライン処理することができるため、省スペース化と導入コスト的にメリットがある。
重連式画像形成システム100は、第一画像形成装置101と第二画像形成装置102とを用いて両面印刷を行う両方モードと、第二画像形成装置102のみを用いて両面印刷を行う第2モードとを有する。
重連式画像形成システム100は、第一画像形成装置101で記録材Pの第1面に画像形成を行い、その後、リレーユニット104で記録材Pを反転して、第二画像形成装置102で記録材Pの第2面に画像形成を行うことができる。これにより、両面印刷の時間当たり出力ページ枚数を1台の第一画像形成装置101又は102に比較して倍化して、両面印刷の高速化を図ることができる。
重連式画像形成システム100は、別の大容量給送デッキを、第一画像形成装置101の更に上流に配置したり、透明、金銀などの特殊な画像形成装置や後処理装置を第二画像形成装置102の更に下流に配置可能である。このため、これらの周辺アプリケーションを共通化してインライン処理できるため、省スペース化と導入コスト的にメリットがある。
<画像形成装置>
図2は第二画像形成装置の構成の説明図である。ここでは、第二画像形成装置102の構成及び動作について説明し、同型の第一画像形成装置101に関する重複した説明を省略する。
図2に示すように、反転搬送機構の一例である裏面印刷搬送路34は、トナー像形成部101B及び定着装置10Bにより画像形成した記録材を表裏反転状態で再びトナー像形成部101Bへ送り込む。第二画像形成装置102は、定着装置10Bを通過させることなくトナー像形成部101Bへ記録材を給送する記録材カセット20を有する。
第二トナー像形成部101Bは、中間転写ベルト7に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの像形成部Pa、Pb、Pc、Pdを配列したタンデム型中間転写方式である。中間転写ベルト7は、駆動ローラ27、テンションローラ26、及び対向ローラ25に掛け渡して支持され、駆動ローラ27に駆動されて矢印R2方向に回転する。像形成部Paでは、イエロートナー像が形成されて中間転写ベルト7に転写される。像形成部Pbでは、マゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト7に転写される。像形成部Pc、Pdでは、それぞれシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト7に転写される。
中間転写ベルト7に転写された四色のトナー像は、二次転写部T2へ搬送されて記録材Pへ二次転写される。記録材カセット20から給送されてレジストローラ23で待機している記録材Pは、レジストローラ23によって、中間転写ベルト7のトナー像にタイミングを合わせて二次転写部T2へ送り出される。二次転写部T2を挟持搬送されてトナー像を転写された記録材Pは、第二定着装置10Bで加熱加圧を受けて、表面にトナー像を定着される。記録材Pへの転写を逃れて中間転写ベルト7に付着したトナーは、ベルトクリーニング装置28によって回収される。
第二画像形成装置102単独で実行する片面印刷モードでは、トナー像を定着された記録材Pは、排出ローラ29を通じてそのまま第二画像形成装置102の外部へ排出される。しかし、第二画像形成装置102単独での両面印刷モードでは、フラッパ31を切り替えて、トナー像を定着された記録材Pを縦搬送路32へ送り込む。そして、フラッパ33の操作を伴ってスイッチバック搬送して、記録材Pを裏面印刷搬送路34へ送り込み、表裏反転状態で再び二次転写部T2へ送り込んで裏面へもトナー像を転写する。その後、第二定着装置10Bにて裏面のトナー像が定着され、両面に画像形成がされた記録材Pは、排出ローラ29を通じて外部へ排出される。
像形成部Pa、Pb、Pc、Pdは、現像装置4a、4b、4c、4dで用いるトナーの色が異なる以外は、ほぼ同一に構成される。以下では、像形成部Paについて説明し、像形成部Pb、Pc、Pdについては、像形成部Paの構成部材に付した符号末尾のaをb、c、dに読み替えて説明されるものとする。
像形成部Paは、感光ドラム1aの周囲に、帯電ローラ2a、露光装置3a、現像装置4a、転写ローラ5a、ドラムクリーニング装置6aを配置している。感光ドラム1aは、アルミニウムシリンダの外周面に感光層が形成され、矢印方向に回転する。感光ドラム1aは、直径約84mmに形成されており、中心支軸を中心に矢印方向(半時計回り)に周速度300mm/secを持って回転駆動される。
帯電ローラ2aは、交流電圧を重畳した直流電圧を印加されて、感光ドラム1aの表面を一様な電位に帯電させる。露光装置3aは、半導体レーザを用いて発生させたレーザービームを回転ミラーで走査して、感光ドラム1aの帯電した感光層の表面電位を露光部分で低下させることにより、感光ドラム1aに画像の静電像を形成する。
現像装置4Yは、磁性キャリアと非磁性トナーを混合した二成分現像剤を帯電状態で現像スリーブに担持させて、感光ドラム1aの静電像を現像し、感光ドラム1aの表面にトナー像を形成する。画像形成に伴って消費されたトナーを補うために、不図示のトナー供給装置からトナーが現像装置4aへ補給される。転写ローラ5aは、トナーの帯電極性と逆極性の直流電圧を印加されることにより、感光ドラム1aに担持されたトナー像を、感光ドラム1aと転写ローラ5aによって挟持搬送される中間転写ベルト7へ転写させる。ドラムクリーニング装置6aは、中間転写ベルト7への転写を逃れて感光ドラム1aに残った転写残トナーを回収する。
なお、露光装置3aは、LEDアレイ等を用いても構わない。第一画像形成装置101は、カラー画像形成装置について言及したが、これに限定されず白黒画像形成装置でも構わない。
<現像剤>
現像装置4aは、トナーとキャリアを重量比で約8:92の割合で混合したトナー濃度(TD比)8%の二成分現像剤を用いる。トナーは、ポリエステルを主体とした樹脂バインダーに顔料を混練したものを粉砕分級して得られた平均粒径が約6μのトナーである。キャリアは、例えば表面酸化領域は、未酸化の鉄、ニッケル、コバルト、マンガン、クロム、希土類等の金属及びそれらの合金或いは、酸化物フェライト等が好適に使用可能であり、これらの磁性粒子の製造方法は特に制限されない。キャリアは、体積平均粒径が20〜50μm、好ましくは30〜40μmであり、抵抗率が10Ωcm以上、好ましくは10Ωcm以上である。ここでは、フェライトを主とするコアにシリコン樹脂をコートしたキャリアを用い、体積平均粒径が35μm、抵抗率が5×10Ωcm、磁化量が200emu/ccである。
<定着装置>
第二定着装置10Bは、定着ローラ11に加圧ローラを当接させて記録材の加熱ニップを形成する。定着ローラ11は、不図示の駆動源によって所定の回転方向、速度にて回転駆動される。定着ローラは外径74mm、厚み6mm、長さ350mmのアルミニウム円筒状の芯金を備える。芯金は、JIS−A硬度15度のシリコーンゴムの弾性層によって3mmの厚さで被覆されている。弾性層は、トナーとの離型性向上のため、100μm厚さのフッ素樹脂(PFA:パーフルオロアルコキシ樹脂)チューブの離型層によって被覆されている。
定着ローラ11の芯金内部には、定格電力1500Wのハロゲンヒータ13が配置され、定着ローラ11の表面温度は、サーミスタ11sによって検出される。ハロゲンヒータ13は、検出された定着ローラ11の表面温度が所定の目標温度200℃となるように投入電力を自動調整されている。
加圧ローラ12は、両端部を不図示の加圧機構によって定着ローラ11に向かって所定の総圧力で加圧されることにより、搬送方向に長さ10mmの加熱ニップを形成しており、定着ローラ11に従動して回転する。加圧ローラ12は、外径54mm、厚み3mm、長さ350mmのステンレス円筒状の芯金を備える。芯金は、JIS−A硬度20度のシリコーンゴムの弾性層によって3mmの厚さに被覆されている。弾性層は、裏面印刷時のトナーとの離型性向上のため、100μm厚さのフッ素樹脂チューブの離型層によって被覆されている。
加圧ローラ12の芯金内部には、定格電力400Wのハロゲンヒータ14が配置され、加圧ローラ12の表面温度は、サーミスタ12sによって検出される。ハロゲンヒータ14は、検出された加圧ローラ12の表面温度が所定の目標温度150℃となるように投入電力を自動調整されている。
<ATVC制御>
図3は環境の温度湿度と必要な二次転写電圧の関係の説明図である。図4はATVC制御の説明図である。
図3に示すように、電子写真プロセスを用いる第二画像形成装置102では、第二トナー像形成部101B周辺の温度湿度が変化すると、中間転写ベルト7から記録材へトナー像を転写するために必要な転写電流の電流値Itが変化する。また、転写電流の電流値Itが一定であったとしても、温度湿度の変化や経時変化によって二次転写ローラ24の抵抗値が変化するため、画像形成時に所望の電流値Itを流すために二次転写ローラ24に印加すべき電圧値Vtrが変化する。このため、第二画像形成装置102は、所定の非画像形成時に、ATVC(Auto Transfer Voltage Control)制御を実行して、画像形成時に二次転写ローラ24に印加する転写電圧の電圧値Vtrを設定する。
図2を参照して図4に示すように、第二画像形成装置102の制御部207は、所望の電流値Itに対する電圧値Vtを設定するために、所望の電流値Itに対して前後数点の電圧V1、V2印加時における電流値I1、I2を測定する。そして、(電圧V1、電流値I1)及び(電圧V2、電流値I2)を線形補間して、所望の電流値Itに対する電圧値Vtを決定する。予め設定された電圧V1、V2に対して、記録材の無い二次転写部T2を流れる電流値I1、I2を求め、この値を線形補間することにより以下の関係式を得る。
Figure 2012237836
そして、次式により、所望の電流値Itを得るために二次転写ローラ24に印加すべき電圧値Vtを求める。
Figure 2012237836
そして、記録材が無い状態での電圧値Vtに対して、記録材の分担電圧Vpを加算することにより、画像形成時において二次転写ローラ24に印加すべき電圧値Vtrが決定される。
Figure 2012237836
ここで、記録材の分担電圧Vpは、記録材の種類と含有水分量の組み合わせによって異なり、含有水分量は記録材の種類と環境の温度湿度の組み合わせによって異なる。このため、制御装置202は、記憶部213内に記録材の種類と環境の温度湿度の組み合わせごとに分担電圧Vpを設定したテーブルを持っており、記録材の種類の設定内容と記録材の環境の温度湿度の組み合わせに応じた分担電圧Vpを決定する。
<制御装置及び外部表示装置>
図5は重連式画像形成装置の制御系のブロック図である。図6は外部表示装置の操作画面の説明図である。図6中、(a)は外部表示装置、(b)はカセット設定画面、(c)は給送自動切り替え設定画面である。
図1を参照して図5に示すように、重連式画像形成システム100の各基本構成ユニット(101〜106)は、所定の入出力インターフェースを通じて制御装置202に連結されており、制御装置202の命令によって統制制御される。第一画像形成装置101(又は第二画像形成装置102)内の制御部207と外部表示装置107とは、制御装置202の制御部212内の回路を中継して接続されている。入出力インターフェースは、例えばLAN(ローカルエリアネットワーク)ケーブルの接続ジャックなどが該当し、ネットワークを経由して外部のコンピュータ(PC)やワークステーションなどの端末から印刷ジョブが入力される個所である。
図6の(a)に示すように、外部表示装置107は、数値入力用のテンキーボタン108等で構成されており、ユーザやオペレータが直接操作して印刷枚数や印刷動作の指令を行う。テンキーボタン108は、印刷枚数を指定する数値入力用のボタンであり、入力を取り消すクリヤーボタン「C」と、全ての設定をリセットするリセットボタン「R」を含む。スタートボタン109は、印刷スタート指令を送るボタンであり、スタートボタン109を押すことで、外部表示装置107で設定した枚数やカセットなどの印刷設定を制御装置202が読み込んで印刷動作が開始される。
液晶タッチパネル110は、タッチパネル方式の液晶モニターであり、情報の表示と、パネルタッチによる情報の入力が可能である。印刷設定ボタン112は、出力画像の印字を片面で行うか、両面で行うか、を設定するボタンである。初期値は白黒反転している両面が選択されている。片面を指定するときは、片面ボタンをタッチすることで白黒反転部が切り替わって片面印刷が指定される。
図6の(a)に示す画像形成設定ボタン113は、「第1モード」か「第2モード」か「両方モード」か、を指定するボタンである。「第1モード」は印刷動作を第一画像形成装置101のみで行う。「第2モード」は第二画像形成装置102のみで行う。「両方モード」は、両方の第一画像形成装置101、102で分担して行う。初期設定は「両方モード」が設定されている。各設定における制御は後述する。
なお、印刷設定の方法としては、外部表示装置107の液晶タッチパネル110を通じて行う他、入力インターフェースを介して、外部のコンピュータPC上で印刷指令を行うことができる。外部のコンピュータPCのディスプレイに表示される印刷設定画面に、上記の設定項目の設定枠が表示され、印刷を第一画像形成装置101のみで行うか、第二画像形成装置102のみで行うか、両方の画像径装置101、102で行うかを設定可能である。
図6の(a)に示すカセット指定ボタン114は、印刷で使用するカセットを指定する画面へ移行させるボタンである。カセット指定ボタン114をタッチすると、図6の(b)に示すように、カセット設定画面が表示され、その時点で設定可能なカセットの選択肢が表示されて、その中から指定が可能となる。
詳細設定ボタン115は、基本設定以外の詳細な印刷設定を指定する画面へ移行させるボタンである。詳細設定ボタン115をタッチすると、図6の(c)に示すように、自動切り替え設定画面が表示される。詳細設定ボタン115を押すごとに、階層化されたその他の設定条件の設定画面が順次表示される。該当する操作画面を通じて、印刷倍率指定や様々な設定が可能である。
<両方モード>
図7は両方モードの制御のフローチャートである。図6の(a)に示すように、画像形成設定ボタン113によって「両方モードが選択されている状態」でスタートボタン109を押すと、第一画像形成装置101、102が表面印刷と裏面印刷を分担する両面モードの画像形成が実行される。
図1を参照して図7に示すように、制御装置202は、大容量給送デッキ103もしくは第一画像形成装置101の記録材カセット20に格納された記録材Pを給送させる(S101)。給送された記録材Pは、第一トナー像形成部101Aで形成されたトナー像を転写され、第一定着装置10Aによって定着されて、1面目の画像形成がなされる(S102)。
制御装置202は、リレーユニット104により記録材Pを表裏反転して第二画像形成装置102に搬送させる(S103)。反転された記録材Pは、第二トナー像形成部101Bで形成されたトナー像を裏面に転写され、第二定着装置10Bによって定着されて、2面目の画像形成がなされる(S104)。
制御装置202は、印刷物に現在出力されている以外のページを少量挿入して出力したい場合、インサータ105を作動させて、あらかじめプリントしてある印刷物等の挿入ページを所定の個所に挿入させる(S105)。
制御装置202は、最後に、大容量スタッカー106内に記録材Pを積載してプリントを完了させる。大容量スタッカー106は、出力された印刷物を、出力順に積載する。出力物は、この後の裁断などの後処理工程に容易に搬送できるように台車の上に積載される(S106)。現在の画像形成動作終了後、残りの画像形成が無ければ印刷ジョブを終了する(S107)。
<第2モード>
図8は第2モードの制御のフローチャートである。図6の(a)に示すように、画像形成設定ボタン113によって「第2モードが選択されている状態」でスタートボタン109を押すと、第二画像形成装置102のみで表面印刷と裏面印刷とを実行する第2モードの画像形成が実行される。
図1を参照して図6に示すように、制御装置202は、大容量給送デッキ103もしくは第一画像形成装置101の記録材カセット20に格納された記録材Pを給送させる(S301)。第一画像形成装置101に搬送された記録材Pは、画像形成せずに通過される(S302)。このとき、制御装置202から白地画像の画像信号が送信され、第二画像形成装置102は白紙出力を行う。
制御装置202は、リレーユニット104により記録材Pを表裏反転しないでそのまま第二画像形成装置102に搬送させる(S303)。第二画像形成装置102に搬送された記録材Pは、トナー像を転写され、第二画像形成装置102内の定着装置10によって定着されて、1面目の画像形成がなされる(S304)。
制御装置202は、第二画像形成装置102内の裏面印刷搬送路34で記録材Pをスイッチバックして表裏反転して、第二画像形成装置102の二次転写部T2に再給送する(S305)。反転された記録材Pは、再度、第二画像形成装置102でトナー像を転写され、第二画像形成装置102内の定着装置10によって定着されて、2面目の画像形成がなされる(S306)。
制御装置202は、必要に応じてインサータ105を作動させて、挿入ページを所定の個所に挿入させる(S307)。制御装置202は、大容量スタッカー106内に記録材Pを積載して(S308)、残りの画像形成が無ければ印刷ジョブを終了する(S309)。
ところで、重連式画像形成システム100においては、上流側の第一画像形成装置101が画像形成不能となっただけで全ての印刷動作が止まってしまう。両方モードでは、第一画像形成装置101と第二画像形成装置102の両方が使用可能である場合を述べたが、両方モードの連続画像形成中に、第一画像形成装置101においてトナー切れ等が発生する場合がある。このとき、両方モードの継続は不可能になるため、第一画像形成装置101と第二画像形成装置102の両方の画像形成動作が停止してしまう。
ここで、個別に反転搬送機構を備えた2台の画像形成装置を連結して重連式とした場合、トナー切れを生じていない画像形成装置のみで両面印刷を継続させることが可能である。連続画像形成中に、第一画像形成装置101が何らかの画像形成不能状態となった場合、第2モードに切り替えれば、生産性は低い状態ながら連続画像形成を継続できる。
図4の(a)に示すように、オペレータが駈け付けて、画像形成設定ボタン113を操作して、第2モードを指定すれば、残りの連続画像形成ジョブを第2モードで終了させることができる。第2モードでは、第二画像形成装置102のみで、両面画像を形成するので、両方モードに比較して単位時間あたりの印刷出力枚数は半分に低下してしまうものの、印刷動作は継続可能となるメリットがある。
しかし、重連式画像形成システムは、主に生産性が求められる軽印刷分野で要望されており、大量出力と連続運転可能なことが求められている。24時間の連続運転を行ったまま、次の朝まで無人運転状態でオペレータが帰宅してしまうような使い方も要望されている。この場合、深夜にトナー無し、記録材無しなどの画像形成不能な状態になると、無人状態で重連式画像形成システムが停止状態になってしまう。夜間の無人運転の場合や、オペレータが常駐していない設置環境では、トナー無し等で、第一画像形成装置101が使用不可能な状態になると、その後、朝まで長時間に渡って印刷動作全体が停止してしまう。
この様な不具合を解消するために、重連式画像形成システム100では、第一画像形成装置101がトナー無し等の画像形成不能な状態になった時に、正常な第二画像形成装置102で印刷動作を継続するように制御を切り替えている。両方モードの実行中に、第一画像形成装置101がトナー無し等で使用不可能な状態になると、自動的に、両方モードを第2モードに切り替えて連続画像形成を継続させている。
しかし、2台で分担していた両面印刷を1台の画像形成装置のみによる両面印刷に切り替えると、その前後で画像濃度が大きく変化して出力画像の品質が低下することが判明した。定着装置を用いる画像形成では、記録材は定着装置を通過することにより含有水分量が減少する。単独の第二画像形成装置102であれば、片面印刷モードならば記録材は1回、両面印刷モードならば記録材は2回だけ定着装置10Bを通過する。そして、定着装置10Bの温度自身も画像形成中においては適正温度に制御されていることから、1面目、2面目における転写電圧は、環境の温度湿度(絶対水分量)と記録材の種類に応じて設定するだけで対応可能である。
しかし、重連式画像形成システム100において大容量給紙デッキ103(又は第一画像形成装置101)から記録材を給送して、第二画像形成装置102で両面印刷を行う場合、記録材は既に第一画像形成装置101の定着装置10を通過している。この場合、第二画像形成装置102における1面目の転写電圧の設定は、2面目における転写電圧を使用しなければならない。さらに、両面印刷時における2面目の転写電圧では、既に2回の定着装置10を通過した記録材に適合した電圧値に設定する必要がある。この電圧は、1台の時の第二画像形成装置102では設定されない電圧値であり、重連式画像形成システム100特有の設定となる。
そこで、以下の実施例では、両方モードを第2モードに自動切り替えした際には、1面目のトナー像の転写に際して、定着装置10を1回通過したことによる抵抗値の上昇分だけ、記録材の分担電圧Vpを大きく設定している。
<実施例1>
図9は実施例1の第2モード自動切り替え制御のフローチャートである。図10は定着装置を通過した回数と記録材の含有水分量の関係の説明図である。図11は記録材の種類に応じた記録材分担電圧の設定の説明図である。図12は環境の絶対水分量に応じた記録材分担電圧の設定の説明図である。
図1に示すように、制御装置202は、第一画像形成装置101により画像形成された記録材に第二画像形成装置102により画像形成しているときにトナー像形成部101Aに異常が生じると、トナー像形成部101Aによるトナー像の形成を停止する。第一画像形成装置101と第二画像形成装置102とに分担させて両面印刷を実行しているときにトナー像形成部101Aに異常が生じると、裏面印刷搬送路34を用いた第二画像形成装置102のみによる両面印刷に切り替わる。制御手段の一例である制御装置202は、大容量給送デッキ103から給送して少なくとも定着装置10Aを通過させた記録材の両面に対して第二画像形成装置102により画像形成を行う。
実施例1の制御によれば、第一画像形成装置101において何らかの異常が発生して画像形成不能となった場合においても、生産性が半分になる条件もあるが、残った連続画像形成を維持することが可能である。
記録材は、定着装置10A、10Bを通過すると含有水分量が減少して抵抗値が上昇する。このため、定着装置10A、10Bを通過した回数が多い記録材ほど、画像形成時の二次転写部T2に所望の電流値Itを流すために必要な記録材の分担電圧Vpが高くなる。その分、画像形成時に電源204が二次転写ローラ24に出力すべき電圧値Vtrを高くする必要がある。
表1は、記録材の給送場所と、印刷モードと、第一画像形成装置101及び第二画像形成装置102の二次転写部T2に適用される記録材分担電圧の一覧表である。
Figure 2012237836
表1に示すように、記録材が定着装置10A、10Bのいずれかを通過した回数が0回、1回、2回と増えると、記録材分担電圧は、Ta<Tb<Tcとなるように、大きく設定される。
すなわち、両方モードでは、1面目の画像形成は、第一トナー像形成部101Aが定着装置10Aを通過していない湿った記録材にトナー像を転写する。そして、2面目の画像形成は、第二トナー像形成部101Bが定着装置10Aを1回通過した記録材にトナー像を転写する。このため、2面目の画像形成について、定着装置10を1回通過したことによる抵抗値の上昇分だけ、記録材の分担電圧Vpを大きく設定している。
これに対して、第2モードの1面目の画像形成では、第二トナー像形成部101Bが定着装置10Aを通過して一段乾燥した記録材にトナー像を転写する。このため、制御装置202は、定着装置10を1回通過したことによる抵抗値の上昇分、記録材の分担電圧Vpを大きく設定する。
さらに、第2モードの2面目の画像形成は、第二トナー像形成部101Bが定着装置10Aに続いて定着装置10Bを通過してさらに一段乾燥した記録材にトナー像を転写する。このため、定着装置10A、10Bを2回通過したことによる抵抗値の上昇分、つまり1面目よりもさらに記録材の分担電圧Vpを大きく設定する。
図1を参照して図9に示すように、制御装置202は、第一画像形成装置101及び第二画像形成装置102による両方モードの印刷動作が実行中であることを認識する(S1201)。このとき、図5に示すように、状態検出部211は、第一画像形成装置101及び第二画像形成装置102から送信される異常発生信号に備えている。異常とは、種々の出力電圧の不良、トナー切れ、記録材ジャム等である。
制御装置202は、状態検出部211により異常がないと判断した場合(S1202のNO)、画像形成動作を維持する(S1201)。しかし、制御装置202は、状態検出部211により第一画像形成装置101の異常有りと判断すると(S1202のYES)、その個所診断において異常発生を確認する(S1203)。そして、制御装置202は、画像形成不能となった第一画像形成装置101が記録材の搬送手段として代替可能か判断処理を行う(S1204)。搬送手段として代替可能な異常とは、図2に示す現像装置4a、4b、4c、4dにおけるトナー切れ(トナー補給停止)、帯電ローラ2a、2b、2c、2dに対する印加電圧の不良等である。記録材の搬送は可能であるが画像形成の継続は不可能な種類の異常である。
制御装置202は、第一画像形成装置101が記録材の供給源として代替可能な場合(S1204のYES)、記録材分担電圧Vpを変更して、画像形成時に二次転写ローラ24に印加すべき電圧値Vtrを再設定する(S1208)。上述したように、ATVC制御で決定された記録材が無い状態での電圧値Vtに対して、定着回数に応じた記録材の分担電圧Vpを加算することにより、画像形成時において二次転写ローラ24に印加すべき電圧値Vtrが決定される。そして、これまでと同様に、大容量給送デッキ103(又は第一画像形成装置101)の記録材カセット20から記録材を給送して、第2モードによる画像形成を再開する(S1209)。
制御装置202は、第一画像形成装置101が記録材の搬送手段として代替不可能な場合(S1204のNO)、第二画像形成装置102に内蔵された記録材カセット20において代替可能かどうか判断処理を行う(S1205)。そして、第二画像形成装置102に内蔵された記録材カセット20から同一種類の記録材を給送できない場合は、代替不可能と判断して(S1205のNO)、本体動作停止する(S1206)。しかし、第二画像形成装置102の記録材カセット20から同一種類の記録材を給送できる場合は、代替可能と判断して(S1205のYES)、画像形成時に二次転写ローラ24に印加すべき電圧値Vtrの変更の要否を判断する(S1207)。必要と判断した場合(S1207のYES)、定着回数を1回減らすように記録材分担電圧Vpを変更して、画像形成時に二次転写ローラ24に印加すべき電圧値Vtrを再設定する(S1208)。そして、大容量給送デッキ103又は第一画像形成装置101の記録材カセット20から第二画像形成装置102に内蔵された第二給送手段の一例である記録材カセット20に切り替えて記録材を給送させ、第2モードによる画像形成を再開する(S1209)。
制御装置202は、第一画像形成装置101に異常が発生しているので、外部表示装置107にて警告表示を行う(S1210)。
ここで、大容量給紙デッキ103を給紙個所とし、第一画像形成装置101が動作可能状態で、定着装置10Aが規定温度に温調されて、両方モードの制御中に第2モードへ自動切り替え制御が行われるとする。第2モードでは、第一画像形成装置101では画像形成を行わないため、第一画像形成装置101では白地画像の印刷動作を行って記録材を第二画像形成装置102へ搬送し、第二画像形成装置102にて第1面の画像形成を行う。その際、画像形成前の記録材が、第一画像形成装置101の定着装置10Aを1回通過して加熱されることになる。
第二画像形成装置102にて1面目を画像形成する際には、実際1面目の画像形成となるが、記録材の含有水分量から見れば、2面目時の転写電圧条件を適用しなければならない。さらに2面目を定着するときには、記録材の含有水分量からみれば、2回定着後の記録材における含有水分量に対応した転写電圧を設定しなければならない。
図10に示すように、23℃50%温度湿度環境内において放置されている数種類の記録材に対する定着回数と含有水分量の関係を調べた。定着回数が増すごとに、加熱による水分の蒸発によって記録材の含有水分量が減少し、通常の2回定着が通常動作に対して3回目を通しても線形性は損なわれないことが確認された。
このように、記録材の含有水分量の減少に伴って最適な記録材分担電圧Vpが変化していることが分かる。定着回数が3回の記録材における水分量変化から記録材分担電圧を線形補間することにより、それぞれの定着回数における最適な記録材分担電圧Vpを設定することが可能である。実施例1では、このような関係性から画像形成時において指定された記録材の坪量により、最適な記録材分担電圧Vpが設定される。
図11に示すように、複数種類の記録材について、23℃50%温度湿度環境における坪量と最適な記録材分担電圧Vpの関係を調べた。記録材の種類ごとに分類して、1面目、2面目、3面目時における最適な記録材分担電圧Vpが制御装置202内の記憶部213に記憶されている。
図12に示すように、A3普通紙について、各種の温度湿度(絶対水分量)における最適な記録材分担電圧Vpを調べた。温度湿度ごとに分類して、1面目、2面目、3面目時における最適な記録材分担電圧Vpが制御装置202内の記憶部213に記憶されている。
制御部212は、図11のテーブルと図12のテーブルから記録材の坪量、紙種、温度湿度に応じた記録材分担電圧Vpのテーブルを作成して制御装置202内の記憶部213に記憶している。制御部212は、テーブルから求めた記録材分担電圧VpとATVC制御で求めた電圧値Vtとから、画像形成時に二次転写ローラ24に印加する転写電圧の電圧値Vtrを演算する。
Figure 2012237836
以上説明したように、実施例1では、トナー像形成部101Bは、トナー像形成部101Aによるトナー像の形成が停止された後は、トナー像形成部101Aによるトナー像の形成が停止される前よりも絶対値の大きな電圧を用いて記録材にトナー像を転写させる。トナー像形成部101Aは、トナー像形成部101Aによるトナー像の形成が停止された後は、白地画像のトナー像の形成条件にて運転される。
そして、第二画像形成装置102は、トナー像形成部101Aによるトナー像の形成が停止された後は、トナー像形成部101Bにおいて記録材にトナー像を2回転写させる。トナー像形成部101Bは、記録材に1回目のトナー像を転写する際よりも高い電圧を用いて、記録材に2回目のトナー像を転写させる。トナー像形成部101Bは、トナー像形成部101Aによるトナー像の形成が停止された後は、第二画像形成装置102の記録材カセット20から記録材が給送される場合よりも絶対値の大きな電圧を用いて記録材にトナー像を転写させる。
これにより、記録材の含有水分量が変化しても、二次転写部T2におけるトナー像の転写効率は最大ピークに保たれて、切り替えの前後における出力画像の濃度変化が阻止される。
<実施例2>
図13は実施例2の第2モード自動切り替え制御のフローチャートである。図14は定着ローラ温度と記録材の含有水分量の減少量の関係の説明図である。
実施例1では、第一画像形成装置101の定着装置10Aが規定温度にて制御中における制御を説明した。第一画像形成装置101の定着ローラ温度は規定温度に温調されているため、定着装置10A通過時に加熱を経た記録材の含有水分量は一定値となる。しかし、第一画像形成装置101が節電モードに移行すると、定着装置10Aの温度状態が異なってくる。そして、温度状態が異なると、図14に示すように、同じ定着装置10Aを通過しても記録材の含有水分量の減少量が変化する。記録材の含有水分量の減少量が変化すると、第二画像形成装置102における最適な転写電圧の設定がさらに複雑化する。
実施例2では、第一画像形成装置101は、第一トナー像形成部101Aによるトナー像の形成が停止された後は節電モードへ移行して、定着装置10Aが次第に温度を低下させる。このため、第二トナー像形成部101Bは、第一トナー像形成部101Aによるトナー像の形成が停止された後は、記録材にトナー像を転写させる電圧の絶対値を次第に小さくする。
すなわち、重連式画像形成システム100において、第一画像形成装置101内の定着装置10Aにおける定着ローラ温度の測定結果に基づき転写条件が変更される。定着温度が可変状態となるため、リアルタイムに温度を検出し、それに基づき転写電圧を変更することにより、転写電圧をより適正に設定できる。
図1を参照して図13に示すように、制御装置202は、両方モードの印刷動作が実行中であることを認識する(S1201)。制御装置202は、第一画像形成装置101に異常がないと判断した場合(S1202のNO)、両方モードの連続画像形成を継続する(S1201)。しかし、第一画像形成装置101に異常が有ると判断すると(S1202のYES)、異常発生を確認して(S1203)、第一画像形成装置101が記録材の搬送手段として代替可能か判断する(S1204)。
制御装置202は、第一画像形成装置101が記録材の搬送手段として代替可能な場合(S1204のYES)、第一画像形成装置101の定着装置10AをOFFする(S1216)。そして、定着装置10Aの定着ローラ温度を読み込む(S1217)。
制御装置202は、定着ローラ温度に応じて記録材分担電圧Vpを変更して、画像形成時に二次転写ローラ24に印加すべき電圧値Vtrを再設定する(S1218)。
図2に示すように、温度検出手段の一例であるサーミスタ11sによって定着ローラ11の刻々の表面温度が検出され、制御部207は、サーミスタ11sの出力と環境の温度湿度とで図14のテーブルを参照して、記録材分担電圧Vpを求める。ATVC制御で決定された記録材が無い状態での電圧値Vtに対して、定着ローラ温度に応じた記録材の分担電圧Vpを加算することにより、1面目と2面目の画像形成時において二次転写ローラ24に印加すべき電圧値Vtrがそれぞれ決定される。
そして、大容量給送デッキ103(又は第一画像形成装置101の記録材カセット20)から記録材を給送して、第2モードによる画像形成を再開する(S1209)。
制御装置202は、大容量給送デッキ103から同一種類の記録材を供給できない場合(S1204のNO)、第二画像形成装置102の記録材カセット20から同一種類の記録材を供給可能か否かを判断する(S1205)。そして、第二画像形成装置102の記録材カセット20から記録材を給送できない場合(S1205のNO)、本体動作停止する(S1206)。
しかし、第二画像形成装置102の記録材カセット20から同一種類の記録材を給送できる場合(S1205のYES)、画像形成時に二次転写ローラ24に印加すべき電圧値Vtrの変更の要否を判断する(S1207)。必要と判断した場合(S1207のYES)、定着回数を1回減らすとともに、刻々の定着ローラ温度が反映された記録材分担電圧Vpに変更して、画像形成時に二次転写ローラ24に印加すべき電圧値Vtrを再設定する(S1218)。
そして、第二画像形成装置102の記録材カセット20から記録材を給送させて第2モードによる画像形成を再開する(S1209)。制御装置202は、第一画像形成装置101に異常が発生しているので、外部表示装置107にて警告表示を行う(S1210)。
異常が発生して第一トナー像形成部101Aで画像形成を行わなくなると、第一画像形成装置101は、無駄な電力消費を抑えるために、省エネルギーモードに移行して、定着装置10Aの温度設定が低下される。あるいは定着装置10Aのヒータ電源がOFFされる。
この場合、定着装置10Aは、規定温度状態から省エネルギーモードにしたがった温度に移行し始める。定着装置10Aは、トナー像形成部101Aによるトナー像の形成が停止された後は次第に温度を低下させる。トナー像形成部101Bは、トナー像形成部101Aによるトナー像の形成が停止された後は、記録材にトナー像を転写させる電圧の絶対値を次第に小さくする。
温度移行中においても第一画像形成装置101の搬送経路及び第二画像形成装置102は画像形成が可能なため、両面印刷の画像形成が継続して実行される。この間、記録材は様々な温度状態の定着装置10Aを通過することから、それぞれの記録材における含有水分量は様々に変化する。
この状態で、実施例1のように、同じ転写電圧にて画像形成すると、転写不良が発生し易くなる。この課題を解決するために、実施例2では、制御装置202は、定着装置10Aの各温度状態により記録材の含有水分量の変化を把握して、記録材分担電圧Vpを補正する。制御部212は、定着装置10Aの温度状態に応じた1回定着後の記録材分担電圧Vpのテーブルを作成して制御装置202内の記憶部213に記憶している。制御部212は、テーブルから求めた記録材分担電圧VpとATVC制御で求めた電圧値Vtとから、画像形成時に二次転写ローラ24に印加する転写電圧の電圧値Vtrを演算する。
図14に示すように、A3普通紙について、定着装置10Aの温度設定を異ならせて、各種の温度湿度(絶対水分量)における1回定着後の記録材の含有水分量の減少量を調べた。定着装置10の温度設定値をX軸として、絶対水分量ごとの系列にして、1回定着後の記録材の含有水分量の減少量を示している。1回定着後の記録材の含有水分量は、定着装置10Aの温度状態及び環境温度湿度(絶対水分量)に依存する。
これと図11と図12とから各種の温度湿度(絶対水分量)における1回定着後の記録材の最適な記録材分担電圧Vpが計算される。これらの関係性は、制御装置202内の記憶部213に格納されている。実施例2では、第一画像形成装置101の状態に応じて基本的な転写電圧は、図11及び図12における設定で作像を行うが、図14を用いる条件では、記憶部213よりこの状態を補正した形での転写電圧設定となる。
実施例2を適用することにより、重連式画像形成システム100において、転写条件を最適に設定して画質を維持し、且つ連続画像形成において定着装置10Aの温度低下を待たないで速やかに第2モードの画像形成を開始できる。連続画像形成処理のコンティニュアスランを維持できる。転写電圧を定着装置10における定着ローラ温度に基づき変更して制御することにより、転写不良を防止した、画像濃度の変化が少ない、生産性を維持した画像形成システムを提供することができる。
1a、1b、1c、1d 感光ドラム、2a、2b、2c、2d 帯電ローラ
3a、3b、3c、3d 露光装置、4a、4b、4c、4d 現像装置
5a、5b、5c、5d 転写ローラ
6a、6b、6c、6d ドラムクリーニング装置
7 中間転写ベルト、10A、10B 定着装置
11 定着ローラ、12 加圧ローラ、11s、12s サーミスタ
13、14 ハロゲンヒータ、20 記録材カセット
23 レジストローラ、24 二次転写ローラ、25 対向ローラ
31、33 フラッパ、32 縦搬送路、34 裏面印刷搬送路
100 重連式画像形成システム、101 第一画像形成装置
102 第二画像形成装置、103 大容量給送デッキ
104 リレーユニット、105 インサータ、106 大容量スタッカー
107 外部表示装置、110 液晶式タッチパネル
202 制御装置、204 転写電源、207、212 制御部、213 記憶部

Claims (7)

  1. 記録材にトナー像を形成する第一トナー像形成部と、前記第一トナー像形成部で形成されたトナー像を記録材に定着する第一定着部と、を備えた第一画像形成装置と、
    記録材にトナー像を形成する第二トナー像形成部と、前記第二トナー像形成部で形成されたトナー像を記録材に定着する第二定着部と、を備えた第二画像形成装置と、
    前記第一トナー像形成部へ記録材を給送する第一給送手段と、
    前記第一トナー像形成部及び前記第一定着部を通過した記録材を前記第二トナー像形成部へ搬送する搬送路と、を有する画像形成システムにおいて、
    前記第一画像形成装置によって画像形成された記録材に前記第二画像形成装置によって画像形成を実行しているときに前記第一トナー像形成部に異常が生じた場合には、前記第一トナー像形成部によるトナー像の形成を停止して、前記第一給送手段から給送して少なくとも前記第一定着部を通過させた記録材に対して前記第二画像形成装置により画像形成させる制御手段を有することを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記第二トナー像形成部は、前記第一トナー像形成部によるトナー像の形成が停止された後は、前記第一トナー像形成部によるトナー像の形成が停止される前よりも絶対値の大きな電圧を用いて記録材にトナー像を転写させることを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  3. 前記第二画像形成装置は、前記第一トナー像形成部によるトナー像の形成が停止された後は、前記第二トナー像形成部において記録材にトナー像を2回転写させ、
    前記第二トナー像形成部は、記録材に1回目のトナー像を転写する際よりも高い電圧を用いて、記録材に2回目のトナー像を転写させることを特徴とする請求項2記載の画像形成システム。
  4. 前記第一定着部は、前記第一トナー像形成部によるトナー像の形成が停止された後は次第に温度を低下させ、
    前記第二トナー像形成部は、前記第一トナー像形成部によるトナー像の形成が停止された後は、記録材にトナー像を転写させる電圧の絶対値を次第に小さくすることを特徴とする請求項3記載の画像形成システム。
  5. 前記第一定着部を通過させることなく前記第二トナー像形成部へ記録材を給送する第二給送手段を有し、
    前記第二トナー像形成部は、前記第一トナー像形成部によるトナー像の形成が停止された後は、前記第二給送手段から記録材が給送される場合よりも絶対値の大きな電圧を用いて記録材にトナー像を転写させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  6. 前記第一トナー像形成部は、前記第一トナー像形成部によるトナー像の形成が停止された後は、白地画像のトナー像の形成条件にて運転されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の画像形成システム。
  7. 前記第二画像形成装置は、前記第二トナー像形成部及び前記第二定着部により画像形成した記録材を表裏反転状態で再び前記第二トナー像形成部へ送り込む反転搬送機構を備え、
    前記制御手段は、前記第一画像形成装置と前記第二画像形成装置とに分担させて両面印刷を実行しているときに前記第一トナー像形成部に異常が生じると、前記第一給送手段から給送して前記第一定着部を通過させた記録材に対して、前記反転搬送機構を用いて前記第二画像形成装置のみにより両面印刷を実行させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成システム。
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