JP2012237809A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 オートフォーカスの動作モードを選択すれば、撮影する被写体の動きにピントを追従させるための最適な焦点検出動作を設定することを可能にする。
【解決手段】 被写体の動きに応じて焦点検出手段108,112の動作を制御するための、複数の設定項目の設定値が異なるオートフォーカスの動作モードを選択する動作モード選択手段122,112と、動作モードに対応させて設定項目の初期設定値を記憶している設定値記憶手段112と、選択された動作モードに対応した初期設定値を設定値記憶手段から読み出し、複数の設定項目の設定値を初期設定値に一括して設定する一括設定手段112と、一括して設定された設定項目の設定値を個々に変更し、設定値記憶手段に記憶させる設定値変更手段122,112を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、焦点状態を検出するカメラ等に好適な撮像装置の改良に関するものである。
従来から、撮影環境に応じて最適な撮影動作を一括で自動的に設定する撮影モードを備えたカメラがある。この種のカメラには、人物の撮影に最適なポートレート撮影モード、風景の撮影に最適な風景撮影モード、夜景の撮影に最適な夜景撮影モードなどがあり、それぞれの撮影環境を容易に表す名称を附している。撮影者は撮影する環境に合った撮影モードさえ選択すれば、予め既定されているシャッター速度値、絞り値、露出補正値の各種設定値が一括で自動的に設定される。
このような撮影モードを備えたカメラでは、撮影者は、専門的な知識を要さずに撮影環境に応じた各種設定値を設定できる。
しかし、撮影モードを選択して一括で設定されるのは、「一般的に」適した撮影動作となるように採用されている各種設定値である。このため、選択されている撮影モードの「より具体的な」撮影において常に最適な撮影動作になるとは限らない。
そこで、特許文献1によって開示されているカメラでは撮影環境に応じて撮影モードを選択して撮影動作を一括で自動的に設定するものにおいて、撮影モードにおける焦点調節動作に関するフォーカス駆動の設定についても切り換えを行えるようにしている。これによって、特にフォーカス駆動については選択されている撮影モードの「より具体的な」撮影において最適な撮影動作になるよう操作性の向上を図ることができるというものである。
特開2004−184432号公報
しかしながら、前記の特許文献1に記載の発明は、特に、動いている被写体を撮影するのに適している焦点検出動作を備えたカメラにおいて、被写体の動きに応じて最適な焦点検出の動作を一括で自動的に設定する動作モードを備えているわけではない。
従来から、障害物の入り込み、背景へのぬけなどで被写体を外したときの焦点検出動作を設定できるカメラがある。このようなカメラでは、狙っていた被写体を外しても、できるだけこれまで狙っていた被写体にピントを合わせ続けるように焦点検出動作を変更することができる。逆に狙っていた被写体を変更した時に、すぐさま今狙っている被写体にピントを合わせにいくように焦点検出動作を変更することもできる。
撮影する被写体の動きに応じて焦点検出動作の設定を変えればもっとよくピントを合わせることができるのだが、このように焦点検出動作を変更するには撮影者に専門的な知識の習得と撮影の経験を積ませることを強いる作業となる。このため、撮影者は撮りたいシーンでどのように設定すれば良いのかがわかりにくい。経験が浅い人は、具体的にどう設定したら良いかわからないため使用できない。また、自分の撮影スタイルや撮影場面に応じて設定を変えるが、必ずしも最適な設定であるとは限らないことがある。
(発明の目的)
本発明の目的は、撮影者に撮影の経験を積ませることを強いることなく、オートフォーカスの動作モードを選択すれば、撮影する被写体の動きにピントを追従させるための最適な焦点検出動作を設定することができる撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、結像光学系の焦点状態を検出する焦点検出手段と、被写体の動きに応じて前記焦点検出手段の動作を制御するための、複数の設定項目の設定値が異なるオートフォーカスの動作モードを選択する動作モード選択手段と、前記動作モードに対応させて前記設定項目の初期設定値を記憶している設定値記憶手段と、選択された前記動作モードに対応した初期設定値を前記設定値記憶手段から読み出し、前記複数の設定項目の設定値を前記初期設定値に一括して設定する一括設定手段と、前記一括設定手段にて一括して設定された前記設定項目の設定値を個々に変更し、前記設定値記憶手段に記憶させる設定値変更手段とを有し、前記設定値変更手段により設定値が変更された前記動作モードによって前記焦点検出手段の動作を制御することを特徴とするものである。
本発明によれば、撮影者に撮影の経験を積ませることを強いることなく、オートフォーカスの動作モードを選択すれば、撮影する被写体の動きにピントを追従させるための最適な焦点検出動作を設定することができる。
本発明の撮像装置の実施例であるカメラの構成を示すブロック図である。 実施例の外観を示す図である。 実施例の動作を示すフローチャートである。 メニュー表示画面およびサーボ設定画面を示す図である。 ヘルプ画面を示す図である。 詳細設定画面を示す図である。 数値設定画面を示す図である。 詳細設定画面の数値設定状態を示す図である。 サーボ設定画面からの状態遷移図である。 詳細設定画面からの状態遷移図である。
本発明を実施するための形態は、以下の実施例に記載される通りである。
図1は、本発明の撮像装置の実施例であるカメラを示すブロック図である。図中、101は結像光学系である撮影レンズである。撮像素子107は、撮影レンズ101を通過した被写体光を受光し、光電変換して画像信号データを出力するCCDやCMOSセンサ等で構成される。撮像素子107より出力された撮像信号はアナログ信号処理回路109に入力される。そして、A/D変換器110によりアナログ信号からデジタル信号に変換される。
102は、半透過部を有する主ミラーであり、図1では撮影光束中に挿入された状態(ミラーダウン)を示している。主ミラー102は、撮影時には撮影光束外へ退避し、焦点検出時に撮影光路内に斜設される。また、主ミラー102は、撮影光路内に斜設された状態で、撮影レンズ101を通過した光束の一部をピント板103、ペンタプリズム104及び接眼レンズ105から構成される光学ファインダに導く。
サブミラー106は、主ミラー102の動作に同期して主ミラー102に対して折り畳みと展開が可能である。主ミラー102の半透過部を通過した光束の一部は、サブミラー106によって下方へ反射され、AFセンサ(オートフォーカスセンサ)108に入射し、撮影レンズ101の焦点状態が位相差方式で検出される。AFセンサ108は複数のAFフレームにそれぞれ対応した位置での焦点検出が可能である。 システムコントローラ112は、カメラ全体の制御を行うCPUや記憶装置であるRAMなどから構成され、、後述する各部の動作を適宜制御する。またシステムコントローラ112は、AFセンサ108とともに撮影レンズ101の焦点状態を検出する焦点検出手段を構成する。
レンズ駆動部113は、システムコントローラ112に接続され、撮影レンズ101と通信を行う通信回路と、焦点調節を行うためにレンズ駆動を行うレンズ駆動機構と、その駆動回路を備える。ミラー駆動部114は、システムコントローラ112に接続され、主ミラー102を撮影光束外へ駆動する。センサ制御部115は、システムコントローラ112に接続され、AFセンサ108を制御する。撮像素子駆動部116は、システムコントローラ112に接続され、撮像素子107を駆動する。
デジタル信号処理回路111は、システムコントローラ112に接続され、A/D変換器110によりデジタル信号に変換された信号に対してシェーディング補正やガンマ補正などの画像処理を施す。
バッファメモリ117は、デジタル信号処理回路111に接続され、撮像素子107で撮像された複数フレーム分の画像信号データを記憶することができる。A/D変換された信号は一旦このバッファメモリ117に記憶される。デジタル信号処理回路111はバッファメモリ117に記憶された画像信号データを読み込んで上述した各処理を行い、処理後の画像信号データを再びバッファメモリ117に記憶させる。
記録・再生信号処理回路118は、画像信号データをメモリカード等の記録媒体119に記録する。記録・再生信号処理回路118は、デジタル信号処理回路111に接続される。デジタル信号処理回路111で各種処理が施された画像信号データは、一旦バッファメモリ117に記憶された後に記録媒体119に記録される際には、圧縮、例えば、JPEG方式で圧縮される。一方、画像信号データを記録媒体119から読み込む際、記録・再生信号処理回路118は、画像信号データの伸長処理を行う。記録・再生信号処理回路118には記録媒体119とデータ通信を行うためのインタフェースも含まれている。
表示装置121は、撮像された画像を表示するための表示手段であり、記録媒体119に記録されている画像信号データを再生表示する際にも用いられる。表示装置121に画像を表示する場合には、バッファメモリ117に記憶された画像信号データを読み出し、D/A変換器120によりデジタル画像信号データをアナログ映像信号に変換する。そして、そのアナログ映像信号を用いて表示装置121に画像を表示する。
撮像素子107で撮像された画像を表示装置121で表示する形態には2つの形態がある。一つは、レリーズ操作が行われないときの表示形態であり、撮像素子107で繰り返し撮像される画像を逐次更新表示するライブビューと呼ばれる表示形態である。もう一つは、カメラのレリーズ操作後に、撮像素子107で撮像された画像を所定時間表示するフリーズ画と呼ばれる表示形態である。
操作部122には、システムコントローラ112に接続され、カメラの電源をオン・オフするための電源スイッチ、レリーズボタン、人物撮影モードなどの撮影モードを選択するための設定ボタンなど、カメラを操作するための操作部材が設けられている。これらのスイッチやボタンを操作すると、その操作に応じた信号がシステムコントローラ112に入力される。なお、レリーズボタンには、撮影者により操作されるレリーズボタンの第1ストローク操作(半押し操作)によりONするスイッチSW1と、レリーズボタンの第2ストローク操作(全押し操作)によりONするスイッチSW2とが接続されている。また、焦点調節モードとして、任意選択モード、領域拡大モード、自動選択モードがあり、撮影者の操作により適宜設定できるものとする。
次に図2は本実施例に係るカメラ(撮像装置)の外観を示す図である。図2(A)はカメラの背面図、図2(B)はカメラの正面図である。この図を用いてカメラの操作部材の説明を行う。
図2(B)を用いてカメラの正面に配置された操作部材の説明を行う。201はカメラのボディである。ボディ201は、レリーズボタン204と、メイン電子ダイアル203と、撮影モードダイアル202を有している。101は撮影レンズで、ボディ201とは着脱が可能である。なお、図面ではレリーズボタン204を[REL]、メイン電子ダイアル203を[MDIAL]、撮影モードダイアル202を[MODE]と記す。
レリーズボタン204は、2段階で押し込むことができるスイッチである。撮影者が半押しすることにより、1段目のスイッチSW1(第1のスイッチ)がONになる。スイッチSW1がONになると、カメラの撮影準備動作であるAF動作(オートフォーカス動作)や測光動作を開始する。さらにレリーズボタン204を押しこむ(全押しする)ことにより、2段目のスイッチSW2(第2のスイッチ)がONになる。スイッチSW2がONになるとカメラの撮影動作が実行される。
撮影モードダイアル202はダイアル式スイッチである。このスイッチによりカメラの撮影モードを設定することができる。
メイン電子ダイアル203は、他の操作部材と併用して、カメラに数値を入力したり、各種の動作モードを切り換えたりするための多機能信号入力部材である。
次に図2(A)を用いてカメラの背面に配置された操作部材の説明を行う。
カメラの背面には、インフォメーションボタン205、メニューボタン206、キューボタン207、再生ボタン208、消去ボタン209などのボタンスイッチが配置されている。また、サブ電子ダイアル212、セットボタン213、8方向入力スイッチ214の入力スイッチや、表示装置121が配置されている。なお、図面ではインフォメーションボタン205を[INFO]、メニューボタン206を[MENU]、キューボタン207を[Q]、再生ボタン208を[PLAY]、消去ボタン209を[Erase]、サブ電子ダイアル212を[SDIAL]、セットボタン213を[SET]、8方向入力スイッチ214を[MLT]と記す。
サブ電子ダイアル212は、他の操作部材と併用して、カメラに数値を入力したり、各種の動作モードを切り換えたりするための多機能信号入力部材である。セットボタン213は、設定値を決定するボタンである。
8方向入力スイッチ214は、画面上の指標(フォーカス表示やタブ選択表示)を上、下、左、右、および斜めの8方向に動かすためのスイッチである。移動可能な方向はそれぞれ画面により個別に決められている。さらに、8方向入力スイッチ214はAFフレームを選択するときにも使うスイッチである。
表示装置121は、ボディ201の背面に設けられた画像表示部である。表示装置121には、ライブビュー画像を表示したり、各種設定メニューを表示したり、カメラの測光値や動作状態を表示したりする。
インフォメーションボタン205は、表示装置121に表示された内容の切り換えを行うためのスイッチで、メニュー画面でインフォメーションボタン205を押すと、押している間その画面の説明文章を表示することができる。
メニューボタン206は、表示装置121にカメラの各種設定を行うためのメニュー画面を表示させるためのものである。メニュー画面では、設定項目のリストが表示される。サブ電子ダイアル212で設定項目の選択を行い、希望する設定項目でセットボタン213を押すと、その設定項目の設定画面になる。設定項目や設定値の選択はメイン電子ダイアル203、8方向入力スイッチ214を使っても行うことができる。
なお、メニュー画面からAFの動作モードを設定する方法については後述する。
メニュー画面でキューボタン207をONすると、その項目の詳細項目の設定をするための画面に切り換わる。この画面で詳細項目の設定を行うことができる。
再生ボタン208をONするとカメラは再生モードになり、記録媒体119に記録されている画像信号データを表示装置121に表示する。このとき消去ボタン209をONすると、表示されている画像データを記録媒体119から消去することができる。また、メニュー画面の詳細設定画面で消去ボタン209をONすると詳細設定の内容を初期設定値に戻すことができる。
次に、メニューボタン206をONすると表示されるメニュー画面について図4(A)で説明する。
大タブ302は、メニューの大項目を分類するタブ表示である。大タブには「撮影」タブ、「AF」タブ、「再生」タブ、「設定」タブ、「カスタム機能」タブ、「マイメニュー」タブがある。それぞれには機能を表現するアイコンが表示される。タブの地を黒く表示する(352はタブ選択表示)ことでこのタブが選択されていることを表す。図4(A)は、「撮影」タブ(図面では「REC」と記す)が選択されている例である。大タブ302は複数の小タブ303に分割されていて、1つの小タブの内容が1画面で表示できるようなっている。小タブ303の数に対応して四角のマークが表示されている。選択されている小タブは黒塗りの四角(353は小タブ選択表示)により表示される。図4(A)は小タブ303が「REC3」の例である。
304は小タブ名表示で、選択された小タブ303の名称が表示される。その隣には、小タブ303の簡単なガイドが表示される(305は小タブガイド)。
選択された小タブ303の設定項目と設定値は設定エリア306に表示される。小タブガイド305は省略される場合もある。
メニュー画面でメイン電子ダイアル203を操作することにより小タブ303の選択を行うことができる。右に1クリック回転操作すると、1つ右の小タブ303が選択される。右端の小タブ303からさらに右に操作すると、次(右)の大タブ302の左端の小タブ303が選択される。メイン電子ダイアル203を左回転させた場合、左の小タブ303が選択される。左端の小タブ303からさらに左に操作すると、ひとつ前(左)の大タブ302の右端の小タブ303が選択される。8方向入力スイッチ214の左右方向の操作を行っても同様に選択できる。
設定エリア306に表示される各設定項目を選択するのは、サブ電子ダイアル212で行う。8方向入力スイッチ214の上下を使って選択することもできる。
大タブ302、小タブ303、設定項目の選択方法はこれに限定されるものではなく、8方向入力スイッチ214で大タブ302だけを直接選択させたり、他の操作部材を補助的に使用したりしてもよい。
図4(B)を参照して、本発明の実施例による、動作モードの設定画面(サーボ設定画面401)について説明する。サーボ設定画面401はメニュー画面の一つで、大タブ分類「AF」タブの一番目(左端)の小タブに分類されている。AFタブ402が選択表示、1番目の小タブが黒四角表示(サーボ設定・小タブ403)となっている。小タブ名表示304は、「AF1」、小タブガイド305は「サーボ設定」と表示され、この画面が「サーボ設定」であることがわかる。
サーボ設定画面の設定エリア306の左端には動作モードアイコン411−416が縦に並ぶ。それぞれの動作モードの説明は後述する。選択されている動作モードアイコンが黒枠で表示される(450はフォーカス表示)。
サブ電子ダイアル212または8方向入力スイッチ214の上下により動作モードの選択操作ができる。選択された動作モードアイコンにフォーカス表示450が移動する。
動作モードアイコン(411、412、413、414、415、416)の右側、設定エリア306の上側には動作モードガイダンスエリア406がある。動作モードガイダンスエリア406には、動作モード名称407と動作モード説明408が表示される。動作モード名称407は選択された動作モード(フォーカス表示されたアイコンに対応した動作モード)の名称が表示される。動作モードの簡単な説明が動作モード説明408に表示される。それぞれの動作モードにおける動作モード説明の内容は後述する。
設定エリア306の領域内下部分(動作モードガイダンスエリア406の下)には、複数のパラメータ(421、422、423)とパラメータ目盛(424、425、426)が表示される。
パラメータ1(421)は「被写体追従特性」で、サーボAFで焦点検出中に、AFフレームが被写体から外れた時の補足特性の設定を行う設定項目である。プラス側に設定すると、AFフレームが新たに捉えた被写体にピントを合わせ易くする設定で、AFフレームに入った被写体に素早くピントを合わせ、次々に撮影したいときに適した設定となる。+1よりも+2の方が別の被写体に素早く反応する。逆に、マイナス側に設定すると、AFフレームが被写体から一瞬外れても、狙っている被写体にピントを合わせ続ける設定になる。−1よりも−2のほうが、狙っている被写体を長く捉え続ける。「被写体追従特性」は標準的な設定を0とし、「俊敏」な方をプラス側、「粘る」方をマイナス側としてそれぞれ2段階の調整幅を持たせている。設定値は、パラメータ1目盛は図7(B)のように中央を0、±2の横軸の目盛と指標とで表示され、プラス設定とマイナス設定が可能である。
パラメータ2(422)は「速度変化に対する追従特性」で、被写体の加速、減速、停止など、速度変化に対するサーボAFの動作を変えるパラメータ(設定項目)である。0は、急加速/急減速しない被写体でピントが安定する。+1、+2は急な動き出しや急加速、急減速、急停止する被写体に適している。なお、速度変化の少ない被写体に対しては、+1や+2を設定するとピントが不安定になることがあるので、被写体の速度変化に対して適切な設定を行う必要がある。+1よりも+2のほうが大きい速度変化に追従できる。「速度変化に対する追従特性」は加速および減速に対する追従特性であるため、マイナス側の設定値はなく、0、+1、+2の3段階で設定する。パラメータ2目盛は図8(B)ように横軸0〜2の目盛と指標とで設定値を表示し、プラス設定だけを可能にする。
パラメータ3(423)は、「AFフレーム乗り移り特性」で、複数あるAFフレームを自動選択で使う時に機能する設定項目である。上下/左右に動く被写体を撮影するときに、AFフレームを自動的に選択する特性が変えられる。0は、AFフレームの乗り移りがゆるやかな標準的な設定で、+1、+2は、わずかなピント変化に反応して焦点検出するAFフレームが移動する設定となる。+1よりも+2のほうが、AFフレームがより乗り移りやすくなる。+1や+2に設定した場合、AFフレームが移りやすくなりすぎることがあるため、被写体に応じて設定することが重要である。
「AFフレーム乗り移り特性」はAFフレームの乗り移りのしやすさのパラメータなので、マイナス側の設定値はなく、0、+1、+2の3段階で設定する。パラメータ3目盛426も図8(B)と同様な表示となる。
設定エリア306の領域内一番下には、操作ガイダンスエリア430がある。ここには、使用する操作部材のアイコンとそのガイダンスが表示される。サーボ設定画面401では、インフォメーションボタン205のアイコン431(操作部材アイコン1)と操作部材ガイダンス432(操作部材ガイダンス1)、キューボタン207のアイコン433(操作部材アイコン2)と操作部材ガイダンス434(操作部材ガイダンス2)が表示される。
操作部材ガイダンス1(432)は「ヘルプ」と表示され、インフォメーションボタン205の操作でヘルプ表示を行うことが分かるようになっている。操作部材ガイダンス2(434)は「詳細設定」と表示され、キューボタン207で詳細設定を行う画面に遷移することを示している。
ここで、個々の動作モードとそれぞれのパラメータについて説明する。
動作モードアイコン411を選択すると、動作モード名称407は、「ケース1」、動作モード説明408は、「汎用性の高い基本的な設定」と表示される。
それぞれのパラメータの初期設定値は、「被写体追従特性」:0、「速度変化に対する追従特性」:0、「AFフレーム乗り移り特性」:0である。初期設定値はシステムコントローラ112のRAMに記憶されている。
「ケース1」は、多くの撮影シーンと被写体に対応できる汎用性の高い設定である。
動作モードアイコン412を選択すると、動作モード名称407は、「ケース2」、動作モード説明408は、「障害物や激しい動きで被写体がAFフレームから外れやすいとき」と表示される。
それぞれのパラメータの初期設定値は、「被写体追従特性」:−1、「速度変化に対する追従特性」:0、「AFフレーム乗り移り特性」:0である。
「ケース2」は、狙っていた被写体がAFフレームから一瞬外れても、被写体にピントを合わせ続けようとする設定である。被写体の手前に障害物が一瞬入り込むときや、被写体の動きが激しく、AFフレームから外れやすいシーンに効果的である。被写体がAFフレームから外れる時間が長いときは、「被写体追従性」を−2に設定すると、より効果的である。
具体的な撮影シーンとして、水泳のバタフライ、フリースタイルスキー、テニスなどがある。
動作モードアイコン413を選択すると、動作モード名称407は、「ケース3」、動作モード説明408は、「AFフレームに入ってきた被写体に素早くピントをあわせたいとき」と表示される。
それぞれのパラメータの初期設定値は、「被写体追従特性」:+1、「速度変化に対する追従特性」:0、「AFフレーム乗り移り特性」:0である。
「ケース3」は、サーボAF中に別の被写体を捉えると、その被写体に対してすぐにピント合わせを行う設定である。AFフレームで捉えた被写体に素早くピント合わせしたいときや、別の被写体を次々と撮影したいシーンに効果的である。「被写体追従特性」を+2に設定すると、より素早くピント合わせを始める設定となる。
具体的な撮影シーンとして、アルペン滑降スキー、自転車ロードレースのスタートなどに適している。
動作モードアイコン414を選択すると、動作モード名称407は、「ケース4」、動作モード説明408は、「被写体の速度変化が大きいとき」と表示される。
それぞれのパラメータの初期設定値は、「被写体追従特性」:0、「速度変化に対する追従特性」:+1、「AFフレーム乗り移り特性」:0である。
「ケース4」は、被写体の動く速さが瞬間的に大きく変化しても、その速度変化に追従してピントを合わせようとする設定である。被写体が急に動き出したり、急加速、急減速、急停止したりするシーンに効果的である。なお、速度変化の少ない被写体では、ピントが不安定になることがある。速度変化にAFが追従できないときは、「速度変化に対する追従性」を+2に設定すると、より効果的となる。
具体的な撮影シーンは、モータースポーツ、サッカーなどがある。
動作モードアイコン415を選択すると、動作モード名称407は、「ケース5」、動作モード説明408は、「被写体の上下左右の動きが大きいとき」と表示される。
それぞれのパラメータの初期設定値は、「被写体追従特性」:0、「速度変化に対する追従特性」:0、「AFフレーム乗り移り特性」:+1である。
「ケース5」は、複数のAFフレームを自動選択するときに機能する。狙っている被写体の上下左右の動きが大きく、ピントが合わせにくいときは、自動的に焦点検出しやすいAFフレームに乗り移りながらピント合わせを続ける設定である。AFフレームの乗り移りを積極的に行わせたいときは、「AFフレーム乗り移り特性」を+2に設定する。撮影シーンの例として、フィギュアスケート、エアレースなどがあげられる。
動作モードアイコン416を選択すると、動作モード名称407は、「ケース6」、動作モード説明408は、「被写体の速度変化と上下左右の動きが大きいとき」と表示される。
それぞれのパラメータの初期設定値は、「被写体追従特性」:0、「速度変化に対する追従特性」:+1、「AFフレーム乗り移り特性」:+1である。
「ケース6」は、AFフレームの自動選択で機能し、被写体の動く速さが瞬間的に大きく変化しても、その速度変化に追従してピントを合わせようとする設定である。また、狙っている被写体の上下左右の動きが大きく、ピントが合わせにくいときは、自動的に焦点検出しやすいAFフレームに乗り移りながらピント合わせを続ける。
速度変化にAFが追従できないときは、「速度変化に対する追従性」を+2に設定すると、より効果的なことがある。さらに、AFフレームの乗り移りを積極的に行わせたいときは、「AFフレーム乗り移り特性」を+2に設定するとよい。
具体的な撮影シーンとして、バスケットボール、新体操などの撮影に適する。
このように、動作モードガイダンスエリア406に動作モードの名称407と動作モード説明408を表示しているため、動作モードを的確に選択することができる。また、動作モードを選択すれば、個々のパラメータ1−3の効果を熟知していなくても撮影に適した設定を一括して行うことができる。
以下、図3を参照して、本発明の実施例による、動作モードの設定について説明する。
ステップS300から動作モードの設定が実行される。操作部122の操作により、動作モードの選択画面であるサーボ設定画面401(図4(B))が表示装置121に表示される(S301)。具体的にはメニューボタン206をONして、メイン電子ダイアル203を操作(または8方向入力スイッチ214を左右操作)して、AFタブ402およびサーボ設定小タブ403を選択する。サーボ設定画面401において、サブ電子ダイアル212を操作すると、フォーカス表示450の位置が移り、別の動作モードが選択される。サブ電子ダイアル212とシステムコントローラ112が動作モード選択手段を構成する。別な動作モードが選択されると、選択された動作モードに応じて動作モードガイダンスエリア406や、各パラメータ目盛の表示が変更される(ステップS302)。選択された動作モードを記憶してステップS303へ進む。
ここで、インフォメーションボタン205が押されているか判定する。インフォメーションボタン205が押されていれば、選択された動作モードに関するヘルプ画面を表示する(S304)。
ここで、図5(A)を参照して動作モードヘルプ画面501の説明を行う。
動作モードヘルプ画面501の一番上の行はタイトル表示エリア502である。ここには、左からヘルプ画面であることを表すヘルプアイコン503、動作モードアイコン1(411)、動作モード名称463が表示される。動作モードアイコン1が選択されている場合、動作モード名称463には「ケース1」が表示される。タイトル表示エリア502の下にヘルプ説明504が表示される。ここには、前述した動作モード説明408の内容が表示される。ヘルプ説明504は、動作モードガイダンスエリア406に表示される動作モード説明408より詳細な内容が記載されている。動作モードに適したシーンの説明、それぞれのパラメータの作用、その値を効果的に変更する方法が説明される。具体的な撮影シーンの例を示しているため、最適な動作モード選択することができる。
図3に戻りフローチャートの説明を続ける。ステップS305へ進み、インフォメーションボタン205がONしているか判定する。インフォメーションボタン205がONの間ステップS305、ステップS304をループして動作モードヘルプ画面501の表示を続ける。インフォメーションボタン205がOFFならヘルプ画面からサーボ設定画面401へ表示を切り換え、ステップS306へ分岐する。ここでキューボタン207がONしているか判定し、ONならステップS310へ分岐し、パラメータの詳細設定を行う。キューボタン207がOFFならステップS330へ進む。
ステップS330で、メニューボタン206の状態を判定する。メニューボタン206がOFFならステップS301へ戻り、サーボ設定画面の処理を繰り返す。メニューボタン206がONなら、サーボ設定画面(すなわちメニュー画面)による設定動作を終了する(ステップS331)。
図9の状態遷移図は、ステップS300〜ステップS306、ステップS330、S331の動作を表している。メニューボタン206をONすると点線内のメニュー画面300(メニューの画面全般を表す)になり、再度メニューボタン206をONするとメニュー画面300から抜ける。メニュー画面300内では、メイン電子ダイアル203によりタブの選択が行われる(例えば:⇔301⇔401⇔491⇔)。
一方サブ電子ダイアル212では、表示されているメニュー画面の項目選択が行われる。サーボ設定画面ではサーボ動作モードが選択される(401⇔401b⇔401c⇔)。
メイン電子ダイアル203、サブ電子ダイアル212の操作は、8方向入力スイッチ214の左右および上下で操作できるようにしてもよい。
サーボ設定画面401ではインフォメーションボタン205を押している間、選択された動作モードに対する動作モードヘルプ画面501が表示される。インフォメーションボタン205を離すともとの画面に戻る。
再び、図3のフローチャートに戻り説明を続ける。
ステップS306でキューボタン207がONの場合、ステップS310へ進む。ここで、サーボ設定画面401から詳細設定画面471へ表示を切り換える。
ここで図6を参照し、詳細設定画面471の説明を行う。
詳細設定画面471では、フォーカス表示452がパラメータ1(421)およびパラメータ1目盛424の両者を囲む枠に移動する。
選択されている動作モードアイコンは、動作モード選択表示451で表示される。さらに、画面下部の操作ガイダンスエリア430に表示される内容も変わる。キューボタン207のアイコンおよびガイダンス表示が消え、消去ボタン209のアイコン433(操作部材アイコン3)および操作部材ガイダンス3(434)に変わる。操作部材ガイダンス3は、「初期設定」である。この詳細設定画面471で消去ボタン209をONすると、パラメータ1「被写体追従特性」、パラメータ2「速度変化に対する追従特性」、パラメータ3「AFフレーム乗り移り特性」が、選択されている動作モードの初期設定値に戻る。設定値変更により思惑と異なる動作になってしまった時などに、一括して初期設定値に戻すことができる。消去ボタン209とシステムコントローラ112は設定初期戻し手段を構成する。
図3のステップS311に戻って説明を続ける。ここで、インフォメーションボタン205が押されているか判定する。インフォメーションボタン205が押されていれば、選択されているパラメータ項目に対するヘルプ画面を表示する(S312)。
ここで、図5(B)を参照してパラメータヘルプ画面511の説明を行う。
パラメータヘルプ画面511では、選択されているパラメータ項目の説明が表示される。一番上の行はタイトル表示エリア502である。ここには、左からヘルプ画面であることを表すヘルプアイコン503、次にパラメータ名称が表示される(パラメータ1が選択されている場合、「被写体追従特性」と表示される)。タイトル表示エリア502の下に選択されているパラメータに対するヘルプ説明504が表示される。ヘルプ説明504が1画面内に収まらない場合、右側にスクロールボックス513、スクロールバー512を表示し、次の画面があることを表す。スクロール操作は、インフォメーションボタン205をONしている最中にサブ電子ダイアル212を操作することで行う。下側の操作ガイダンスエリア430にインフォメーションボタン205とサブ電子ダイアル212の同時操作を表す操作部材アイコン4(437)を表示することでこの操作のガイダンスを行っている。
パラメータ項目のヘルプ説明504で、パラメータの効果や設定値をどのように変更すれば所望の動作になるかがわかる。具体的な内容は前述した各パラメータの説明と同様な内容となる。
図3に戻りフローチャートの説明を続ける。パラメータヘルプ画面511を表示した後、ステップS313へ進み、インフォメーションボタン205がONしているか判定する。インフォメーションボタン205がONの間ステップS312、ステップS313をループしてパラメータヘルプ画面511の表示を続ける。インフォメーションボタン205がOFFならパラメータヘルプ画面511から詳細設定画面471に表示を切り換え、ステップS314へ分岐する。
ステップS314ではサブ電子ダイアル212を操作して、設定変更するパラメータの選択を行う。すなわち、パラメータ1(421):「被写体追従特性」、パラメータ2(422):「速度変化に対する追従特性」、パラメータ3(423):「AFフレーム乗り移り特性」のいずれかを選択する。
設定変更するパラメータが選択されたら、セットボタン213の判定を行う(S315)。セットボタン213がONなら、ステップS316へ分岐する。OFFならステップS321へ進む。
ステップS316では、選択されたパラメータの数値設定を行う画面の表示を行う。選択されたパラメータが「被写体追従特性」の場合、数値設定画面461(図7(A))を表示し、パラメータ数値設定を行う。パラメータが「速度変化に対する追従性」や「AFフレーム乗り移り特性」の場合、図8(A)のように詳細設定画面の表示の一部を変えてパラメータ数値設定を行う。
ここで、図7(A)を用いて数値設定画面461の説明を行う。画面の上部には項目表示エリア462があり、パラメータ1の数値設定画面の場合「被写体追従特性」と表示される。その下には、現在の動作モードアイコンと動作モード名称が表示される(図の例は、動作モードアイコン1(411)と動作モード名称「ケース1」463)。その下に、数値表示エリア464があり、ここにパラメータ1の数値465が表示される。さらにその下はパラメータ1目盛466が表示される。「被写体追従特性」の目盛は、左端に[−]、中央[0]、右端[+]の表示がある。0を中心に±2の範囲で設定できるので左端と中央の間、中央と右端の間にそれぞれ−1、+1を表す目盛が表示される。設定値の指標は黒塗りで表示される(図では0の部分にある)。数値のマイナス側が「粘る」(パラメータ1ガイドM467)、プラス側には、「俊敏」(パラメータ1ガイドP468)と表示され、それぞれどのような動作になるか明示する。
画面最下部には操作部材ガイダンスが表示される。インフォメーションボタン205のアイコン431、操作部材ガイダンス1(432)の表示は、前述のとおりである。加えて、セットボタン213のアイコン(435)とそれに対応する操作部材ガイダンス3(436)を表示する。
操作部材ガイダンス3(436)は「OK」と表示され、セットボタン213の操作で変更した値を記憶するとともに、この画面から元の画面に遷移することを示している。
設定値変更はサブ電子ダイアル212又は8方向入力スイッチ214の左右で行う。操作を行うと即座にパラメータ数値465とパラメータ1目盛466の指標の表示が変わる。ただしこの時点では値は確定していない。すなわちパラメータ1の設定値としてまだ記憶されていない。
設定中のパラメータ数値の指標は黒塗りで表示され、その動作モードにおけるパラメータの初期設定値は白抜きの指標で表示する。このため変更したパラメータが初期設定値からどの程度変わっているかわかるようになっている。黒い指標を白抜きの指標の位置に変更することで初期設定値に戻すこともできる。図7(B)は、初期設定値0、設定中の値+2の場合である。
図8(A)はパラメータ2「速度変化に対する追従性」の数値設定状態を図示している。設定変更するパラメータ以外のパラメータおよびパラメータ目盛は消して(483)、設定する項目がわかりやすいようにする。パラメータ2目盛425の詳細を図8(B)に示した。パラメータ目盛は左端[0]、中央[1]、右端[2]と表示(484)し、パラメータが0〜2で設定できることを表している。設定中のパラメータ数値の指標は黒塗りで表示され、初期設定値は白抜きの指標で表示する。指標位置の変更はサブ電子ダイアル212又は8方向入力スイッチ214の左右で行う。消去ボタン209で黒塗りの指標は初期設定値の位置に移る。
セットボタン213でパラメータ数値を指標位置の数値に確定する。
このようにそれぞれのパラメータは動作モードによって一括設定された値から変更することができるため、個々の撮影シーンにあわせて調整することができる。
図3のフローチャートに戻り説明を行う。
サブ電子ダイアル212又は8方向入力スイッチ214の左右で設定値変更を行う(ステップS317)。
変更された数値は、セットボタン213のONで記憶され、メニューボタン206がONされると記憶しない。ステップS318でメニューボタン206がONなら、変更された数値を記憶せずにステップS321へ分岐する。すなわち、数値変更はキャンセルされる。メニューボタン206がOFFなら、セットボタン213の判定を行う(S319)。ONならステップS320へ進み、数値を記憶する。その後、ステップS321へ進む。ステップS319でセットボタン213がOFFならステップS316へ戻り、数値変更の処理をループする。システムコントローラ112のRAMは初期設定値および変更された設定値を記憶する設定値記憶手段を構成する。また、サブ電子ダイアル212(または8方向入力スイッチ214)、セットボタン213、システムコントローラ112は設定値変更手段を構成する。
パラメータ数値の変更画面は、セットボタン213をONして変更した数値を確定(記憶)するか、メニューボタン206をONして数値変更をキャンセルすると、詳細設定画面471へ戻る。
ステップS321では消去ボタン209の判定を行い、OFFならステップS323へ進む。消去ボタン209がONなら、それぞれのパラメータを選択されている動作モードの初期設定値に戻す。例えば動作モードが「ケース1」の時は、それぞれのパラメータは、「被写体追従特性」:0、「速度変化に対する追従特性」:0、「AFフレーム乗り移り特性」:0に設定される。初期設定後、ステップS323へ進む。
ステップS323ではキューボタン207の判定を行い、OFFならステップS310へ戻り、引き続き詳細設定画面の処理を行う。キューボタン207がONなら、詳細設定画面からサーボ設定画面へ表示を切り換え、ステップS330へ戻る。
図10の状態遷移図は、ステップS306、ステップS310〜ステップS323の動作を表している。サーボ設定画面401でキューボタン207をONすると詳細設定画面1(471)になり、サブ電子ダイアル212の操作で、数値変更するパラメータの選択を行う((471)⇔(481)⇔)。セットボタン213の操作で数値を変更する画面(461、482)になる。数値変更の画面(461、482)では、セットボタン213で値を確定し、メニューボタン206でキャンセルとなる。インフォメーションボタン205でパラメータヘルプ画面511を表示する。
詳細設定画面(471、481、、)で消去ボタン209をONすると、3種類のパラメータを初期設定値に戻す。
上述の実施例では設定項目が3つ(パラメータ1,2、3)であるが、設定項目は2つ以上の複数であれば良い。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
108 AFセンサ
112 システムコントローラ
121 表示装置
122 操作部
203 メイン電子ダイアル[MDIAL]
207 キューボタン[Q]
209 消去ボタン[Erase]
212 サブ電子ダイアル[SDIAL]
213 セットボタン[SET]
214 8方向入力スイッチ[MLT]
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、結像光学系の焦点状態を検出する焦点検出手段と、被写体の動きに応じて前記焦点検出手段の動作を制御するための、複数の設定項目の設定値が異なるオートフォーカスの動作モードを選択する動作モード選択手段と、前記動作モードに対応させて前記設定項目の初期設定値を記憶している設定値記憶手段と、選択された前記動作モードに対応した定値を前記設定値記憶手段から読み出し、前記複数の設定項目の設定値を前記定値にて設定する定手段と、前記定手段にて定された前記設定項目の設定値を個々に変更し、前記設定値記憶手段に記憶させる設定値変更手段とを有し、前記設定値変更手段により設定値が変更された前記動作モードによって前記焦点検出手段の動作を制御することを特徴とするものである。

Claims (9)

  1. 結像光学系の焦点状態を検出する焦点検出手段と、
    被写体の動きに応じて前記焦点検出手段の動作を制御するための、複数の設定項目の設定値が異なるオートフォーカスの動作モードを選択する動作モード選択手段と、
    前記動作モードに対応させて前記設定項目の初期設定値を記憶している設定値記憶手段と、
    選択された前記動作モードに対応した初期設定値を前記設定値記憶手段から読み出し、前記複数の設定項目の設定値を前記初期設定値に一括して設定する一括設定手段と、
    前記一括設定手段にて一括して設定された前記設定項目の設定値を個々に変更し、前記設定値記憶手段に記憶させる設定値変更手段とを有し、
    前記設定値変更手段により設定値が変更された前記動作モードによって前記焦点検出手段の動作を制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記設定値変更手段は、少なくとも1つの前記設定項目において標準的な設定値に対してプラス設定とマイナス設定が可能なことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記設定項目は、被写体追従特性に関する設定項目で、標準的な設定値より追従特性が強い設定と、標準的な設定値より追従特性が弱い設定が可能なことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記設定値変更手段は、少なくとも1つの前記設定項目において標準的な設定値に対してプラス設定だけが可能なことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記設定項目は、速度変化に対する追従特性に関する設定項目であることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記設定項目は、AFフレーム乗り移り特性に関する設定項目であることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  7. 前記設定変更手段にて変更された設定値を一括して前記初期設定値に戻す設定初期戻し手段を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 設定画面にて前記動作モード、前記設定項目、前記初期設定値を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記表示手段は、前記設定値変更手段により変更された設定値を前記初期設定値とともに表示することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
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