JP2012231571A - モータのブラシ保持装置及び車両用操舵装置 - Google Patents

モータのブラシ保持装置及び車両用操舵装置 Download PDF

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【課題】ブラシの振動に伴う異音の発生を抑制することのできるモータのブラシ保持装置を提供する。
【解決手段】このブラシ保持装置では、ブラシ及び該ブラシを付勢するコイルスプリングを収容する矩形状の筒体からなるブラシホルダ40が、断面コ字状をなすホルダ本体60と、該ホルダ本体60の両側壁61,62の内側に配置されて同ホルダ本体60の底部を閉塞するホルダステー70とにより形成されている。そして、ブラシホルダ40によりブラシを保持する。ここでは、ホルダステー70に、ベース部71からホルダ本体60の側壁61,62よりも外側にそれぞれ伸びるとともに、側壁61,62の外面を両側からそれぞれ挟み込んで押圧するように折り曲げられた2対の延設部73〜76を設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、モータのブラシ保持装置、及びこのモータのブラシ保持装置を用いた車両用操舵装置に関する。
従来、車両用操舵装置では、その駆動源としてブラシ付きモータが用いられている。このモータは、アーマチャと一体となって回転する整流子にブラシが摺動可能に押し付けられた構造からなり、ブラシから整流子を介してアーマチャへの給電が行われることで駆動する。そして従来、このようなモータにおいてブラシを保持する装置としては、例えば特許文献1に記載の装置が知られている。
図10に示すように、このブラシ保持装置では、ホルダ本体80及びホルダステー90によって矩形状の筒体からなるブラシホルダ100が構成されており、その内部にブラシが収容される。そして、ホルダ本体80の底部に形成された係合部85,86が基板101に形成された貫通孔102,103に挿入された後、それらの先端が折り曲げられることで、ブラシホルダ100が基板101に固定される。また、ホルダ本体80の底部の四隅には、ホルダステー90に形成された凹部91〜94に挿入される突出部81〜84がそれぞれ形成されている。そして、図11に示すように、このブラシ保持装置では、凹部92,94の内面に突出部82,84がそれぞれ接触するようになっている。これにより、ホルダ本体80の外側への広がりが規制されるため、ホルダ本体80の内面とブラシとの間に所望の隙間を確保することができる。よって、ブラシ保持装置に収容されたブラシが整流子の回転に伴って振動したとしても、ホルダ本体80にブラシが接触し難くなるため、ブラシの振動に伴う異音の発生を低減することができるようになる。
特開2003−88051号公報
ところで、図10及び図11に例示したブラシ保持装置では、ホルダ本体80及びホルダステー90の各寸法公差を考慮して、凹部92,94に突出部82,84を挿入することができるようにその設計が行われる。具体的には、図11に示す幅Cの寸法公差が最小値である凹部92,94に対して、板厚Hの寸法公差が最大値である突出部82,84を挿入することができるようにその設計が行われる。ただし、このような設計の場合、幅Cの寸法公差が最大値である凹部92,94に対して、板厚Hの寸法公差が最小値である突出部82,84が挿入されたとき、ホルダ本体80とホルダステー90との間に大きな隙間が形成される。そして、このような隙間が形成されると、ホルダ本体80の幅のばらつきが大きくなり、ブラシとブラシホルダ100との間の隙間が所望の隙間よりも広すぎたり、狭すぎたりするため、ブラシの振動に伴ってブラシホルダ100が振動し易くなり、異音が発生してしまうといった実情がある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ブラシの振動に伴う異音の発生を抑制することのできるモータのブラシ保持装置、及びこのモータのブラシ保持装置を用いた車両用操舵装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、モータのブラシ及び該ブラシを付勢する付勢手段を収容する矩形状の筒体からなるブラシホルダが、前記ブラシの付勢方向に直交する方向の断面形状がコ字状をなすホルダ本体と、該ホルダ本体の互いに対向する両側壁の内側に配置されて同ホルダ本体の開口部分を閉塞するホルダステーとにより形成され、該ブラシホルダにより前記ブラシを保持するようにしたモータのブラシ保持装置において、前記ホルダステーには、前記ホルダ本体の両側壁の内側に配置されたベース部から前記ホルダ本体の両側壁よりも外側に伸びるとともに、同両側壁の外面を両側からそれぞれ挟み込んで押圧するように折り曲げられた一対の押圧部が設けられていることを要旨とする。
同構成によれば、一対の押圧部によってホルダ本体の両側壁が挟み込まれて押圧されるため、ホルダ本体の両側壁は、それらの内側に位置するホルダステーのベース部に接触した状態で保持される。このため、ホルダ本体及びホルダステーのベース部以外の寸法公差によらず、ホルダ本体の両側壁の間の距離がベース部の幅に規制される。これにより、ブラシとブラシホルダとの間の隙間の寸法精度が高められるため、ブラシの振動に伴う異音の発生を抑制することができるようになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータのブラシ保持装置において、前記押圧部は、前記ベース部から前記ホルダ本体の側壁よりも外側に延びた部分を前記ホルダ本体の側壁に対向するように折り曲げ加工して形成された第1折り曲げ部と、該第1折り曲げ部から伸びた部分を前記ホルダ本体の側壁に向かって折り曲げ加工して形成されて同側壁に押圧力を付与する部分となる第2折り曲げ部とをそれぞれ有していることを要旨とする。
同構成によれば、ホルダ本体の側壁に押圧力を付与する部分となる第2折り曲げ部が第1折り曲げ部により強固に保持されるため、ホルダ本体の側壁に十分な押圧力を付与することができる。また、第2折り曲げ部の形状を適宜変更するだけで、ホルダ本体の側面を押圧する力を容易に調整することもできる。よって、ブラシ及びブラシホルダの間の隙間の寸法精度をより高めることができるため、異音の発生をより的確に抑制することができるようになる。
そしてこの場合、請求項3に記載の発明によるように、
・前記第1折り曲げ部の幅が、前記第2折り曲げ部の幅よりも広く設定されている。
といった構成、あるいは、請求項4に記載の発明によるように、
・前記第1折り曲げ部は、前記ホルダ本体の側壁に平行、あるいは平行よりも前記ホルダ本体の側壁に接近する方向に折り曲げ加工して形成されている。
といった構成を採用することが有効であり、これにより第2折り曲げ部を第1折り曲げ部によって強固に保持することができるようになる。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれか一項に記載のモータのブラシ保持装置において、前記ホルダ本体において前記両側壁を連結するように設けられる部位を上壁とするとき、前記第2折り曲げ部は、前記第1折り曲げ部から前記ホルダ本体の上壁に向かって伸びた部分を前記ホルダ本体の側壁に向かって折り曲げ加工して形成されていることを要旨とする。
同構成によれば、ホルダステーに対してホルダ本体が組み付けられる方向と、第2折り曲げ部の折り曲げ方向とが一致するため、ホルダステーにホルダ本体が組み付けられる際に、ホルダ本体に第2折り曲げ部が引っ掛かり難くなる。このため、ホルダステーにホルダ本体を容易に組み付けることが可能となる。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜4のいずれか一項に記載のモータのブラシ保持装置において、前記第2折り曲げ部は、前記第1折り曲げ部に形成された切り欠きを前記ホルダ本体の側壁に向かって折り曲げ加工して形成されていることを要旨とする。
同構成によれば、第1折り曲げ部に切り欠きを形成してこれを折り曲げ加工するだけで第2折り曲げ部を形成することができるため、その形成が容易となる。
請求項7に記載の発明は、請求項2〜6のいずれか一項に記載のモータのブラシ保持装置において、前記第1折り曲げ部には、リブが設けられていることを要旨とする。
同構成によれば、第1折り曲げ部の強度を高めることができるため、第2折り曲げ部をより強固に保持する上で有効となる。
そして、本発明は、請求項8の発明によるように、駆動源としてモータが用いられる車両用操舵装置において、モータのブラシを保持する装置として、請求項1〜7のいずれか一項に記載のモータのブラシ保持装置を用いることが特に有効であり、これにより、モータの異音の発生はもとより、車両用操舵装置の異音の発生を的確に抑制することができる。このため、静音性に優れた車両用操舵装置を提供することができるようになる。
本発明にかかるモータのブラシ保持装置、及びこのモータのブラシ保持装置を用いた車両用操舵装置によれば、ブラシの振動に伴う異音の発生を抑制することができるようになる。
車両用操舵装置の概略構成図。 同車両用操舵装置のモータについてその断面構造を示す断面図。 本発明にかかるモータのブラシ保持装置の一実施形態についてその斜視構造を示す斜視図。 同実施形態のモータのブラシ保持装置についてその分解斜視構造を示す斜視図。 同実施形態のモータのブラシ保持装置についてその断面構造を示す断面図。 同実施形態のモータのブラシ保持装置についてそのホルダステーの正面構造を示す正面図。 本発明にかかるモータのブラシ保持装置の他の例についてそのホルダステーの延設部周辺の拡大構造を示す斜視図。 (a),(b)は、本発明にかかるモータのブラシ保持装置の他の例についてそのホルダステーの斜視構造及び正面構造をそれぞれ示す斜視図及び正面図。 本発明にかかるモータのブラシ保持装置の他の例についてそのホルダステーの斜視構造を示す斜視図。 従来のモータのブラシ保持装置についてその分解斜視構造を示す斜視図。 同従来のモータのブラシ保持装置についてそのホルダステーの平面構造を示す平面図。
以下、本発明にかかるモータのブラシ保持装置を車両用操舵装置のモータに適用した一実施形態について図1〜図6を参照して説明する。はじめに、図1を参照して、車両用操舵装置の概要について説明する。
図1に示すように、この車両用操舵装置では、ステアリング1に固定されたステアリングシャフト2が、ラックアンドピニオン機構3を介してラック軸4に連結されている。そして、ステアリング1の操作に伴うステアリングシャフト2の回転は、ラックアンドピニオン機構3によりラック軸4の往復直線運動に変換される。なお、ステアリングシャフト2は、コラムシャフト2a、インターミディエイトシャフト2b、及びピニオンシャフト2cを連結してなる。そして、ステアリングシャフト2の回転に伴うラック軸4の往復直線運動は、同ラック軸4の両端に連結されたタイロッド5を介して図示しないナックルに伝達されることにより、転舵輪6の舵角、すなわち車両の進行方向が変更される。
また、この車両用操舵装置では、ステアリング1の操作を補助するためのアシスト力がアクチュエータ10から操舵系に付与される。アクチュエータ10は、駆動源であるモータ11が減速機構12を介してコラムシャフト2aと駆動連結された、いわゆるコラム型のアクチュエータとして構成されている。なお、モータ11には、ブラシ付きの直流モータが採用されている。そして、アクチュエータ10は、モータ11の回転を減速してコラムシャフト2aに伝達することにより、そのモータトルクをアシスト力として操舵系に付与する。
次に、図2を参照して、モータ11の構成について説明する。
図2に示すように、モータ11は、略有底円筒状をなすヨーク20の内周に永久磁石21を固定してなる固定子22と、永久磁石21の内側において回転自在に支承されたアーマチャ23と、同アーマチャ23に給電するブラシ24を備えたブラシ付きモータとして構成されている。
詳述すると、アーマチャ23は、回転軸25に固定されることにより同回転軸25とともに一体回転するコア26及び整流子27を備える。回転軸25は、ヨーク20の底部20a及び同ヨーク20の開口端20bを閉塞するハウジング28にそれぞれ設けられた軸受け29a,29bに軸支されることにより、ヨーク20の軸線に沿って配置されている。これにより、アーマチャ23は、コア26が永久磁石21に対応する軸方向位置に配置された状態で、回転自在にヨーク20内に収容されている。
さらに詳述すると、コア26は、径方向外側に向かって放射状に延びるかたちで設けられた複数のティース30を有しており、各ティース30には、巻線(モータコイル)31が巻回されている。そして、固定子22側においてコア26に対向する永久磁石21には、その周方向に沿って複数の磁極が形成されている。
一方、整流子27は、回転軸25に固定された円筒体32の周面に複数のセグメント33を固定することにより形成されている。具体的には、円筒体32は、ヨーク20内において、上記コア26よりも開口端20b側(図2中の下側)に配置されており、各セグメント33は、円筒体32の周面に沿って所定間隔で整列配置されている。そして、これらの各セグメント33には、それぞれ、各ティース30に巻回された巻線31の一部が接続されている。
また、モータ11は、整流子27の径方向外側において、当該整流子27を囲むようにして周方向に沿って配置された複数のブラシ24を有している。各ブラシ24は、基板50に固定された複数のブラシホルダ40にそれぞれ収容されることにより、その位置が保持されている。このように、本実施形態では、基板50及びブラシホルダ40によりブラシ24を保持するブラシ保持装置13が構成されている。また、各ブラシ24は、ブラシホルダ40の内部に収容された付勢手段としてのコイルばね34によって付勢されることにより、上記整流子27の周面に配設された各セグメント33に対し、その先端が摺接されている。
さらに詳述すると、各ブラシ24には、所定角度において周方向に離間した二つを組として、モータ回転に応じた正負の電圧がピッグテール24aを介して印加される。そして、各ブラシ24が整流子27の回転位置に応じた各セグメント33に摺接することにより、当該各セグメント33に接続された巻線31に対する通電が行われる。すなわち、モータ11では、アーマチャ23の回転により各ブラシ24に摺接するセグメント33が移行することで、モータコイルを構成する巻線31に対する通電方向の切り替え(整流)が行われる。そして、モータ11は、その巻線31に対する通電により、当該巻線31と上記固定子22側に形成された各磁極との間に生ずる電磁力(電磁吸引力及び反発力)に基づくモータトルクを発生する構成となっている。
次に、図3〜図6を参照して、ブラシ保持装置13の構造について詳述する。
図3に示すように、ブラシ保持装置13を構成するブラシホルダ40は、前面部分が開口されるとともに背面部分が閉塞された矩形状の筒体として形成されている。図4に示すように、ブラシホルダ40は、ブラシの付勢方向(図中の矢印aで示す方向)と直交する断面形状がコ字状をなすホルダ本体60と、該ホルダ本体60の底部及び背部の開口部分を閉塞するL字状のホルダステー70といった2つの部分の分割体として構成されている。これにより、ブラシホルダ40の製造や組み付けに際しての自由度及び利便性が高められている。
ホルダ本体60において両側壁61,62を連結するようにして設けられる上壁69には、上記ピッグテールが挿通される部分となる挿通孔69aが形成されている。また、ホルダ本体60の下端部には、下方に向かって伸びる係合部67,68が形成されるとともに、これら係合部67,68を挟むようにしてL字状の脚部63〜66がそれぞれ形成されている。そして、図5に示すように、各係合部67,68が基板50に形成された貫通孔51,52にそれぞれ挿通された後、それらの先端部が内側に折り曲げられることにより、ホルダ本体60が基板50に固定される。
一方、図4に示すように、ホルダステー70において、ホルダ本体60の底部の開口部分を閉塞する部分となるベース部71の右側面及び左側面には、ホルダ本体60の脚部63〜66の各位置に対応して、ホルダ本体60の両側壁61,62よりも外側に伸びる延設部73〜76がそれぞれ形成されている。そして、図5に示すように、ホルダ本体60が基板50に固定される際に、延設部73〜76が脚部63〜66と基板50との間に挟み込まれることで、ホルダステー70が基板50に当接した状態で保持される。またこのとき、ホルダ本体60の互いに対向する両側壁61,62の内側にベース部71が配置されて、同ベース部71によりホルダ本体60の底部の開口部分が閉塞される。
さらに、各延設部73〜76の先端部には、第1折り曲げ部73a〜76a及び第2折り曲げ部73b〜76bがそれぞれ形成されている。第1折り曲げ部73a〜76aは、ホルダ本体60の両側壁61,62に対向するかたちでそれらに平行に折り曲げ加工して形成されている。また、第2折り曲げ部73b〜76bは、第1折り曲げ部73a〜76aからホルダ本体60の上壁69に向かって伸びた部分をホルダ本体60の両側壁61,62に向かって折り曲げ加工して形成されている。なお、ホルダ本体60が組み付けられる前のホルダステー70の正面構造を図6に併せ示すように、第2折り曲げ部73b〜76bは、その先端側の部分がホルダ本体60の両側壁61,62の外面よりも内側に位置するように折り曲げられている。すなわち、一対の第2折り曲げ部73b,75b、及び一対の第2折り曲げ部74b,76bの間のそれぞれの幅w20が、ホルダ本体60の両側壁61,62の外面の間の幅w21よりも狭くなっている。また、図4に示すように、本実施形態では、第1折り曲げ部73a〜76aのそれぞれの幅(より詳細には、その折り曲げ方向に直交する矢印aで示す方向の幅)w10を、第2折り曲げ部73b〜76bのそれぞれの幅w11よりも広くすることによって、第1折り曲げ部73a〜76aの剛性が高められている。
次に、本実施形態にかかるブラシ保持装置13の作用について、先の図4〜図6を参照して説明する。
図4に示すように、本実施形態のブラシ保持装置13では、ホルダステー70の上方からホルダ本体60が組み付けられることから、ホルダステー70に対してホルダ本体60が組み付けられる方向と、第2折り曲げ部73b〜76bの曲げ方向とが一致する。よって、ホルダステー70にホルダ本体60を組み付ける際に、ホルダ本体60に第2折り曲げ部73b〜76bが引っ掛かり難いため、ホルダステー70にホルダ本体60を容易に組み付けることができる。
また、ホルダ本体60にホルダステー70が組み付けられると、第2折り曲げ部73b〜76bが、ホルダ本体60の両側壁61,62によって、先の図6に例示した位置(図5の破線の位置)から図5の実線の位置まで折り曲げられる。これにより、一対の第2折り曲げ部73b,75b、及び一対の第2折り曲げ部74b,76bによってホルダ本体60の両側壁61,62の外面が両側からそれぞれ挟み込まれて押圧される。すなわち、ホルダ本体60の両側壁61,62に対して第2折り曲げ部73b〜76bが板ばね型の押圧部として機能する。よって、ホルダ本体60の両側壁61,62がホルダステー70のベース部71の側面に接触した状態で保持されるため、ホルダ本体60及びホルダステー70のベース部71以外の寸法公差によらず、ホルダ本体60の両側壁61,62の内面の幅がベース部71の幅w22に規制される。これにより、ブラシホルダ40とその内部に収容されるブラシとの間の隙間の寸法精度を高めることができるため、ブラシの振動に伴う異音の発生を抑制することができる。
また、図4に示すように、本実施形態では、第1折り曲げ部73a〜76aの幅w10を第2折り曲げ部73b〜76bの幅w11よりも広くすることにより第1折り曲げ部73a〜76aの剛性が高められているため、第2折り曲げ部73b〜76bを強固に保持することができる。さらに、第1折り曲げ部73a〜76aをホルダ本体60の両側壁61,62に略平行に形成するようにしているため、ホルダ本体60及びホルダステー70の組み付けに際して第2折り曲げ部73b〜76bが折り曲げられるときに、第2折り曲げ部73b〜76bを強固に保持することもできる。そして、このように第2折り曲げ部73b〜76bを強固に保持すれば、第2折り曲げ部73b〜76bからホルダ本体60の両側壁61,62に押圧力を的確に付与することができるため、ブラシホルダ40とブラシとの間の隙間の寸法精度が更に高められる。したがって、異音の発生をより的確に抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態にかかるモータのブラシ保持装置、及び車両用操舵装置によれば、以下のような効果が得られるようになる。
(1)ホルダステー70には、ベース部71からホルダ本体60の両側壁61,62よりも外側に伸びるとともに、同両側壁61,62の外面を両側からそれぞれ挟み込んで押圧するように折り曲げられた2対の延設部73〜76を設けることとした。これにより、ブラシホルダ40とブラシとの間の隙間の寸法精度が高められるため、ブラシの振動に伴う異音の発生を抑制することができるようになる。
(2)延設部73〜76には、ホルダ本体60の両側壁61,62に対向するように折り曲げ加工して形成された第1折り曲げ部73a〜76aと、第1折り曲げ部73a〜76aから伸びた部分をホルダ本体60の両側壁61,62に向かって折り曲げ加工して形成された第2折り曲げ部73b〜76bとを設けることとした。これにより、第2折り曲げ部73b〜76bの曲げ角度や厚さなどを適宜変更するだけで、ホルダ本体60の両側壁61,62を押圧する力を容易に調整することができる。よって、ブラシ及びブラシホルダ40の間の隙間の寸法精度をより高めることができるため、異音の発生をより的確に抑制することができるようになる。
(3)第1折り曲げ部73a〜76aの曲げ方向に直交する方向の幅w10を、第2折り曲げ部73b〜76bの曲げ方向に直交する方向の幅w11よりも広くすることとした。また、第1折り曲げ部73a〜76aを、ホルダ本体60の両側壁61,62に平行に折り曲げることとした。これにより、第2折り曲げ部73b〜76bを強固に保持することができるため、第2折り曲げ部73b〜76bからホルダ本体60の両側壁61,62に押圧力を確実に付与することができる。よって、異音の発生をより的確に抑制することができるようになる。
(4)第2折り曲げ部73b〜76bを、第1折り曲げ部73a〜76aからホルダ本体60の上壁69に向かって伸びた部分をホルダ本体60の両側壁61,62に向かって折り曲げ加工して形成することとした。これにより、ホルダステー70にホルダ本体60が組み付けられる際に、ホルダ本体60に第2折り曲げ部73b〜76bが引っ掛かり難くなるため、ホルダステー70にホルダ本体60を容易に組み付けることが可能となる。
(5)本発明にかかるモータのブラシ保持装置13を、車両用操舵装置のモータに適用することとした。これにより、モータの異音の発生はもとより、車両用操舵装置の異音の発生を的確に抑制することができる。このため、静音性に優れた車両用操舵装置を提供することができるようになる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・図7に示すように、第1折り曲げ部73a〜76aには、リブ77などの補強構造を設けてもよい。これにより、第1折り曲げ部73a〜76aの剛性を高めることができるため、第2折り曲げ部73b〜76bを更に強固に保持することができるようになる。
・上記実施形態では、ホルダステー70に2対の延設部73〜76を設けることとしたが、そのうちの一対を省略することもできる。また、ホルダステー70に3対以上の延設部を設けてもよい。
・上記実施形態では、第1折り曲げ部73a〜76aをホルダ本体60の側壁61,62に平行となるように折り曲げ加工することとした。これに代えて、例えば平行よりもホルダ本体60の側壁61,62に近接する方向、あるいは離間する方向に折り曲げ加工してもよい。なお、第2折り曲げ部73b〜76bを強固に保持するためには、第1折り曲げ部73a〜76aをホルダ本体60の側壁61,62に平行、あるいは平行よりもホルダ本体60の側壁61,62に近接する方向に折り曲げ加工することが望ましい。また、第1折り曲げ部73a〜76aについては、折り曲げ角度に限らず、例えばそれらの板厚や形状などを適宜変更してもよい。
・第2折り曲げ部73b〜76bについても、それらの板厚や形状、折り曲げ角度などを適宜変更してもよい。具体的には、例えば図8(a)に示すように、第1折り曲げ部73a〜76aに形成された切り欠きをホルダ本体60の両側壁61,62に向かって折り曲げ加工することで第2折り曲げ部73c〜76cを形成してもよい。なお、図8(b)に示すように、第2折り曲げ部73c〜76cは、その先端側の部分がホルダ本体60の両側壁61,62の外面よりも内側に位置するように折り曲げられている。こうした構造であれば、ホルダ本体60にホルダステー70が組み付けられたとき、第2折り曲げ部73c〜76cが図中の破線の位置まで折り曲げられ、第2折り曲げ部73c〜76cによってホルダ本体60の両側壁61,62の外面が両側からそれぞれ挟み込まれて押圧される。このため、上記第1の実施形態による効果に準じた効果を得ることが可能である。また、第1折り曲げ部73a〜76aに切り欠きを形成した上でこれを折り曲げ加工するだけで第2折り曲げ部73c〜76cを形成することができるため、第2折り曲げ部の形成が容易となる。
・図9に示すように、延設部73〜76の先端部をホルダ本体60の両側壁61,62に向かって折り曲げて、これら延設部73〜76によってホルダ本体60の両側壁61,62の外面を両側からそれぞれ挟み込んで押圧してもよい。このような構成によれば、延設部73〜76に第1折り曲げ部及び第2折り曲げ部を設ける必要がなくなるため、延設部の構造の簡素化を図ることができ、ひいてはホルダステー70の製造が容易となる。
・上記実施形態では、第1折り曲げ部73a〜76aの幅w10を第2折り曲げ部73b〜76bの幅w11よりも広くすることとしたが、これらの幅が同一であってもよい。
・上記実施形態では、L字状に形成されたホルダステー70によりホルダ本体60の底部及び背部の開口部分を閉塞することとした。これに代えて、例えばホルダステーを平板状に形成した上で、同ホルダステーにより、ホルダ本体60の底部の開口部分のみを閉塞してもよい。なおこの場合、先の図2に示したコイルばね34の一方の端部はハウジング28の内壁に当接させればよい。 ・本実施形態では、本発明にかかるモータのブラシ保持装置を、車両用操舵装置のモータに適用することとしたが、その他、車両用操舵装置以外の用途に用いられるモータに適用してもよい。
1…ステアリング、2…ステアリングシャフト、2a…コラムシャフト、2b…インターミディエイトシャフト、2c…ピニオンシャフト、3…ラックアンドピニオン機構、4…ラック軸、5…タイロッド、6…転舵輪、10…アクチュエータ、11…モータ、12…減速機構、13…ブラシ保持装置、20…ヨーク、20a…底部、20b…開口端、21…永久磁石、22…固定子、23…アーマチャ、24…ブラシ、24a…ピッグテール、25…回転軸、26…コア、27…整流子、28…ハウジング、29a…軸受け、29b…軸受け、30…ティース、31…巻線、32…円筒体、33…セグメント、34…コイルばね、40,100…ブラシホルダ、50,101…基板、51,52,102,103…貫通孔、60,80…ホルダ本体、61,62…側壁、63〜66…脚部、67,68…係合部、69…上壁、69a…挿通孔、70,90…ホルダステー、71…ベース部、73〜76…延設部、73a〜76a…第1折り曲げ部、73b〜76b,73c〜76c…第2折り曲げ部、77…リブ、81〜84…突出部、85,86…係合部、91〜94…凹部。

Claims (8)

  1. モータのブラシ及び該ブラシを付勢する付勢手段を収容する矩形状の筒体からなるブラシホルダが、前記ブラシの付勢方向に直交する方向の断面形状がコ字状をなすホルダ本体と、該ホルダ本体の互いに対向する両側壁の内側に配置されて同ホルダ本体の開口部分を閉塞するホルダステーとにより形成され、該ブラシホルダにより前記ブラシを保持するようにしたモータのブラシ保持装置において、
    前記ホルダステーには、前記ホルダ本体の両側壁の内側に配置されたベース部から前記ホルダ本体の両側壁よりも外側に伸びるとともに、同両側壁の外面を両側からそれぞれ挟み込んで押圧するように折り曲げられた一対の押圧部が設けられてなる
    ことを特徴とするモータのブラシ保持装置。
  2. 前記押圧部は、前記ベース部から前記ホルダ本体の側壁よりも外側に延びた部分を前記ホルダ本体の側壁に対向するように折り曲げ加工して形成された第1折り曲げ部と、該第1折り曲げ部から伸びた部分を前記ホルダ本体の側壁に向かって折り曲げ加工して形成されて同側壁に押圧力を付与する部分となる第2折り曲げ部とをそれぞれ有してなる
    請求項1に記載のモータのブラシ保持装置。
  3. 前記第1折り曲げ部の幅が、前記第2折り曲げ部の幅よりも広く設定されている
    請求項2に記載のモータのブラシ保持装置。
  4. 前記第1折り曲げ部は、前記ホルダ本体の側壁に平行、あるいは平行よりも前記ホルダ本体の側壁に接近する方向に折り曲げ加工して形成されてなる
    請求項2又は3に記載のモータのブラシ保持装置。
  5. 前記ホルダ本体において前記両側壁を連結するように設けられる部位を上壁とするとき、前記第2折り曲げ部は、前記第1折り曲げ部から前記ホルダ本体の上壁に向かって伸びた部分を前記ホルダ本体の側壁に向かって折り曲げ加工して形成されてなる
    請求項2〜4のいずれか一項に記載のモータのブラシ保持装置。
  6. 前記第2折り曲げ部は、前記第1折り曲げ部に形成された切り欠きを前記ホルダ本体の側壁に向かって折り曲げ加工して形成されてなる
    請求項2〜4のいずれか一項に記載のモータのブラシ保持装置。
  7. 前記第1折り曲げ部には、リブが設けられている
    請求項2〜6のいずれか一項に記載のモータのブラシ保持装置。
  8. 駆動源としてモータが用いられる車両用操舵装置において、
    前記モータのブラシを保持する装置として、請求項1〜7のいずれか一項に記載のモータのブラシ保持装置が用いられている
    ことを特徴とする車両用操舵装置。
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