JP2012231571A - モータのブラシ保持装置及び車両用操舵装置 - Google Patents
モータのブラシ保持装置及び車両用操舵装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012231571A JP2012231571A JP2011097324A JP2011097324A JP2012231571A JP 2012231571 A JP2012231571 A JP 2012231571A JP 2011097324 A JP2011097324 A JP 2011097324A JP 2011097324 A JP2011097324 A JP 2011097324A JP 2012231571 A JP2012231571 A JP 2012231571A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- brush
- motor
- holding device
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
【解決手段】このブラシ保持装置では、ブラシ及び該ブラシを付勢するコイルスプリングを収容する矩形状の筒体からなるブラシホルダ40が、断面コ字状をなすホルダ本体60と、該ホルダ本体60の両側壁61,62の内側に配置されて同ホルダ本体60の底部を閉塞するホルダステー70とにより形成されている。そして、ブラシホルダ40によりブラシを保持する。ここでは、ホルダステー70に、ベース部71からホルダ本体60の側壁61,62よりも外側にそれぞれ伸びるとともに、側壁61,62の外面を両側からそれぞれ挟み込んで押圧するように折り曲げられた2対の延設部73〜76を設ける。
【選択図】図4
Description
・前記第1折り曲げ部の幅が、前記第2折り曲げ部の幅よりも広く設定されている。
といった構成、あるいは、請求項4に記載の発明によるように、
・前記第1折り曲げ部は、前記ホルダ本体の側壁に平行、あるいは平行よりも前記ホルダ本体の側壁に接近する方向に折り曲げ加工して形成されている。
といった構成を採用することが有効であり、これにより第2折り曲げ部を第1折り曲げ部によって強固に保持することができるようになる。
請求項7に記載の発明は、請求項2〜6のいずれか一項に記載のモータのブラシ保持装置において、前記第1折り曲げ部には、リブが設けられていることを要旨とする。
そして、本発明は、請求項8の発明によるように、駆動源としてモータが用いられる車両用操舵装置において、モータのブラシを保持する装置として、請求項1〜7のいずれか一項に記載のモータのブラシ保持装置を用いることが特に有効であり、これにより、モータの異音の発生はもとより、車両用操舵装置の異音の発生を的確に抑制することができる。このため、静音性に優れた車両用操舵装置を提供することができるようになる。
図2に示すように、モータ11は、略有底円筒状をなすヨーク20の内周に永久磁石21を固定してなる固定子22と、永久磁石21の内側において回転自在に支承されたアーマチャ23と、同アーマチャ23に給電するブラシ24を備えたブラシ付きモータとして構成されている。
図3に示すように、ブラシ保持装置13を構成するブラシホルダ40は、前面部分が開口されるとともに背面部分が閉塞された矩形状の筒体として形成されている。図4に示すように、ブラシホルダ40は、ブラシの付勢方向(図中の矢印aで示す方向)と直交する断面形状がコ字状をなすホルダ本体60と、該ホルダ本体60の底部及び背部の開口部分を閉塞するL字状のホルダステー70といった2つの部分の分割体として構成されている。これにより、ブラシホルダ40の製造や組み付けに際しての自由度及び利便性が高められている。
図4に示すように、本実施形態のブラシ保持装置13では、ホルダステー70の上方からホルダ本体60が組み付けられることから、ホルダステー70に対してホルダ本体60が組み付けられる方向と、第2折り曲げ部73b〜76bの曲げ方向とが一致する。よって、ホルダステー70にホルダ本体60を組み付ける際に、ホルダ本体60に第2折り曲げ部73b〜76bが引っ掛かり難いため、ホルダステー70にホルダ本体60を容易に組み付けることができる。
(1)ホルダステー70には、ベース部71からホルダ本体60の両側壁61,62よりも外側に伸びるとともに、同両側壁61,62の外面を両側からそれぞれ挟み込んで押圧するように折り曲げられた2対の延設部73〜76を設けることとした。これにより、ブラシホルダ40とブラシとの間の隙間の寸法精度が高められるため、ブラシの振動に伴う異音の発生を抑制することができるようになる。
・図7に示すように、第1折り曲げ部73a〜76aには、リブ77などの補強構造を設けてもよい。これにより、第1折り曲げ部73a〜76aの剛性を高めることができるため、第2折り曲げ部73b〜76bを更に強固に保持することができるようになる。
・上記実施形態では、L字状に形成されたホルダステー70によりホルダ本体60の底部及び背部の開口部分を閉塞することとした。これに代えて、例えばホルダステーを平板状に形成した上で、同ホルダステーにより、ホルダ本体60の底部の開口部分のみを閉塞してもよい。なおこの場合、先の図2に示したコイルばね34の一方の端部はハウジング28の内壁に当接させればよい。 ・本実施形態では、本発明にかかるモータのブラシ保持装置を、車両用操舵装置のモータに適用することとしたが、その他、車両用操舵装置以外の用途に用いられるモータに適用してもよい。
Claims (8)
- モータのブラシ及び該ブラシを付勢する付勢手段を収容する矩形状の筒体からなるブラシホルダが、前記ブラシの付勢方向に直交する方向の断面形状がコ字状をなすホルダ本体と、該ホルダ本体の互いに対向する両側壁の内側に配置されて同ホルダ本体の開口部分を閉塞するホルダステーとにより形成され、該ブラシホルダにより前記ブラシを保持するようにしたモータのブラシ保持装置において、
前記ホルダステーには、前記ホルダ本体の両側壁の内側に配置されたベース部から前記ホルダ本体の両側壁よりも外側に伸びるとともに、同両側壁の外面を両側からそれぞれ挟み込んで押圧するように折り曲げられた一対の押圧部が設けられてなる
ことを特徴とするモータのブラシ保持装置。 - 前記押圧部は、前記ベース部から前記ホルダ本体の側壁よりも外側に延びた部分を前記ホルダ本体の側壁に対向するように折り曲げ加工して形成された第1折り曲げ部と、該第1折り曲げ部から伸びた部分を前記ホルダ本体の側壁に向かって折り曲げ加工して形成されて同側壁に押圧力を付与する部分となる第2折り曲げ部とをそれぞれ有してなる
請求項1に記載のモータのブラシ保持装置。 - 前記第1折り曲げ部の幅が、前記第2折り曲げ部の幅よりも広く設定されている
請求項2に記載のモータのブラシ保持装置。 - 前記第1折り曲げ部は、前記ホルダ本体の側壁に平行、あるいは平行よりも前記ホルダ本体の側壁に接近する方向に折り曲げ加工して形成されてなる
請求項2又は3に記載のモータのブラシ保持装置。 - 前記ホルダ本体において前記両側壁を連結するように設けられる部位を上壁とするとき、前記第2折り曲げ部は、前記第1折り曲げ部から前記ホルダ本体の上壁に向かって伸びた部分を前記ホルダ本体の側壁に向かって折り曲げ加工して形成されてなる
請求項2〜4のいずれか一項に記載のモータのブラシ保持装置。 - 前記第2折り曲げ部は、前記第1折り曲げ部に形成された切り欠きを前記ホルダ本体の側壁に向かって折り曲げ加工して形成されてなる
請求項2〜4のいずれか一項に記載のモータのブラシ保持装置。 - 前記第1折り曲げ部には、リブが設けられている
請求項2〜6のいずれか一項に記載のモータのブラシ保持装置。 - 駆動源としてモータが用いられる車両用操舵装置において、
前記モータのブラシを保持する装置として、請求項1〜7のいずれか一項に記載のモータのブラシ保持装置が用いられている
ことを特徴とする車両用操舵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011097324A JP2012231571A (ja) | 2011-04-25 | 2011-04-25 | モータのブラシ保持装置及び車両用操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011097324A JP2012231571A (ja) | 2011-04-25 | 2011-04-25 | モータのブラシ保持装置及び車両用操舵装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012231571A true JP2012231571A (ja) | 2012-11-22 |
Family
ID=47432628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011097324A Pending JP2012231571A (ja) | 2011-04-25 | 2011-04-25 | モータのブラシ保持装置及び車両用操舵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012231571A (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS634147U (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-12 | ||
JPH0237572U (ja) * | 1988-09-01 | 1990-03-13 | ||
JPH0767296A (ja) * | 1993-08-27 | 1995-03-10 | Mitsubishi Electric Corp | ブラシ保持装置 |
JP2001352720A (ja) * | 2000-06-08 | 2001-12-21 | Mitsubishi Electric Corp | 電動機用ブラシ保持枠 |
JP2003032970A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-31 | Showa Corp | 電動モータ |
JP2003088051A (ja) * | 2001-06-25 | 2003-03-20 | Asmo Co Ltd | ブラシ保持装置 |
JP2008006457A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Asmo Co Ltd | 板金成形品の製造方法及び板金成形品 |
JP2008236934A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機の回転子及びその製造方法 |
JP2010119185A (ja) * | 2008-11-12 | 2010-05-27 | Mitsuba Corp | ブラシホルダおよび電動モータ |
-
2011
- 2011-04-25 JP JP2011097324A patent/JP2012231571A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS634147U (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-12 | ||
JPH0237572U (ja) * | 1988-09-01 | 1990-03-13 | ||
JPH0767296A (ja) * | 1993-08-27 | 1995-03-10 | Mitsubishi Electric Corp | ブラシ保持装置 |
JP2001352720A (ja) * | 2000-06-08 | 2001-12-21 | Mitsubishi Electric Corp | 電動機用ブラシ保持枠 |
JP2003088051A (ja) * | 2001-06-25 | 2003-03-20 | Asmo Co Ltd | ブラシ保持装置 |
JP2003032970A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-31 | Showa Corp | 電動モータ |
JP2008006457A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Asmo Co Ltd | 板金成形品の製造方法及び板金成形品 |
JP2008236934A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機の回転子及びその製造方法 |
JP2010119185A (ja) * | 2008-11-12 | 2010-05-27 | Mitsuba Corp | ブラシホルダおよび電動モータ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5030794B2 (ja) | 回転電機 | |
JP5044217B2 (ja) | 回転電機のマグネット固定構造 | |
US20170288517A1 (en) | Brushless motor | |
JP5920637B2 (ja) | 回転電機の回転子 | |
JP5030793B2 (ja) | 回転電機 | |
JP5317661B2 (ja) | 回転電機用マグネットホルダ | |
JP2015154665A (ja) | ロータ及びロータの製造方法 | |
JP2015163038A (ja) | インナーロータ型ブラシレスモータ | |
JP2013132127A (ja) | 回転電機の固定子 | |
JP5928836B2 (ja) | 電機子、および、その製造方法 | |
JP2012050271A (ja) | アキシャルギャップ型モータ | |
JP2012090496A (ja) | モータ及び電動パワーステアリング装置 | |
JP6813417B2 (ja) | 回転電機 | |
JP2012231571A (ja) | モータのブラシ保持装置及び車両用操舵装置 | |
JP5940354B2 (ja) | 電動パワーステアリングシステム用モータのロータ及び電動パワーステアリングシステム用モータ | |
JP2016178863A (ja) | 車両用ブラシレスモータ | |
JP2008295153A (ja) | 電動モータ | |
JP6311274B2 (ja) | 回転電機用ロータの製造方法 | |
JP2007124828A (ja) | 回転電機 | |
JP2007097381A (ja) | インナーロータ型モータ | |
JP6162567B2 (ja) | インナーロータ型モータ | |
JP2002027726A (ja) | ステッピングモータ | |
JP2014036494A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2020010452A (ja) | ロータ、モータ | |
JP5609120B2 (ja) | 直流モータ及び電動パワーステアリング装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140324 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150224 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150417 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151013 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160315 |