JP2012223061A - 電源システムおよびそれを搭載する車両、ならびに電源システムの制御方法 - Google Patents

電源システムおよびそれを搭載する車両、ならびに電源システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】負荷装置に電力を供給するための電源システムにおいて、蓄電装置と負荷装置との間に設けられた切換装置の異常を適切に検出する。
【解決手段】電源システムは、蓄電装置110と、蓄電装置110と負荷装置170とを結ぶ経路に設けられ、蓄電装置110から負荷装置170への電力の供給と遮断とを切換えるためのSMR115と、ECU300とを備える。SMR115は、負荷装置170と蓄電装置110とを結ぶ経路に設けられた、直列接続された制限抵抗R1およびリレーSMR−Pを含む。ECU300は、制限抵抗R1の温度を蓄電装置の電圧VBおよび電流IBに基づいて推定するとともに、その推定された温度に基づいてリレーSMR−Pの異常を判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源システムおよびそれを搭載する車両、ならびに電源システムの制御方法に関し、より特定的には、電源と負荷との間で電力の供給と遮断とを切換える切換装置の異常を検出する技術に関する。
近年、環境に配慮した車両として、蓄電装置(たとえば二次電池やキャパシタなど)を搭載し、蓄電装置に蓄えられた電力を用いて、モータによって発生する駆動力により走行する車両が注目されている。このような車両には、たとえば電気自動車、ハイブリッド自動車、燃料電池車などが含まれる。
このような車両においては、蓄電装置とモータを駆動するための駆動装置との間に、リレーなどの、電力を導通または非導通に切換えるための切換装置が一般的に設けられる。この切換装置は、システムを停止する場合や異常が生じた場合に、蓄電装置と駆動装置とを電気的に絶縁することで、機器の無駄な損失の抑制や機器の適切な保護を行なうものである。そのため、切換装置は、リレーの接点溶着などが生じておらず、確実に非導通の状態にできることが必要とされる。
特開2001−327001号公報(特許文献1)は、ハイブリッド車両において、イグニッション信号がオフとされた場合に、上記切換装置に相当するシステムメインリレーをオフにし、駆動回路に接続された平滑コンデンサの電圧がゼロに収束しないときには、システムメインリレーの溶着が生じていると判定する異常診断装置を開示する。
特開2001−327001号公報 特開2008−178286号公報
特開2001−327001号公報(特許文献1)に記載された技術によれば、システムメインリレーにおいて、蓄電装置の正極端子および負極端子にそれぞれ接続されるリレーの両方が溶着している場合に異常が検出されるが、いずれか一方のリレーのみが溶着している場合には異常を判断することができない。
また、このような切換装置においては、電源供給を開始する際、すなわちリレーをオンにする際、駆動装置やコンデンサに大きな突入電流が流れることを防止するために、抵抗器を直列に接続した別のリレーを、正極側および負極側の少なくともいずれか一方のリレーに並列に接続した構成のものがある。このような構成においては、特開2001−327001号公報(特許文献1)に記載された技術を用いて溶着ありと判定された場合に、上記の並列構成とされたリレーのどちらが溶着しているかを判断することはできない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、負荷装置に電力を供給するための電源システムにおいて、蓄電装置と負荷装置との間に設けられた切換装置の異常を適切に検出することである。
本発明による電源システムは、電源装置と、切換装置と、切換装置の異常を判定するための制御装置とを備え、負荷に電力を供給する。切換装置は、電源装置と負荷とを結ぶ経路に設けられ、電源装置から負荷への電力の供給と遮断とを切換える。切換装置は、負荷と電源装置とを結ぶ経路に設けられ、直列接続された抵抗器および第1のスイッチを含む。制御装置は、抵抗器の温度に基づいて、第1のスイッチの異常を判定する。
好ましくは、切換装置は、直列接続された抵抗器および第1のスイッチに、並列に接続される第2のスイッチをさらに含む。制御装置は、第1および第2のスイッチの両方の遮断指令が出力されている状態における抵抗器の温度が、第1のスイッチの遮断指令が出力されておりかつ第2のスイッチの導通指令が出力されている状態における抵抗器の温度よりも高い場合に、第1のスイッチが導通状態に固定される異常が生じていると判定する。
好ましくは、制御装置は、抵抗器の温度がしきい値を上回る場合は、切換装置を最後に動作させたときから予め定められた所定期間が経過するまで切換装置を動作させることを禁止する。
好ましくは、制御装置は、第1および第2のスイッチの両方の遮断指令が出力された後に、負荷に印加される電圧が低下しない場合は、第1および第2のスイッチの少なくとも一方において、導通状態に固定される異常が生じていると判定する。
好ましくは、制御装置は、第1および第2のスイッチの両方の遮断指令が出力された後に、負荷に印加される電圧が低下せず、かつ、抵抗器の温度が上昇しない場合には、第2のスイッチが導通状態に固定される異常が生じていると判定する。
好ましくは、制御装置は、第2のスイッチに異常が生じている場合には、切換装置を動作させることを禁止する。
好ましくは、切換装置は、負荷と電源装置とを結ぶ2つの経路のうち、第1および第2のスイッチが設けられる経路とは異なる経路に設けられた第3のスイッチをさらに含む。制御装置は、第2および第3のスイッチの両方の導通指令が出力されている状態から、第2のスイッチの遮断指令が出力された状態に移行したときに、第1および第2のスイッチの異常を判定する。
好ましくは、制御装置は、電源装置の電圧と電源装置に入出力される電流とに基づいて抵抗器の温度を算出する。
本発明による電源システムの制御方法は、電源装置から負荷に電力を供給するための電源システムについての制御方法である。電源システムは、電源装置と負荷とを結ぶ経路に設けられ、電源装置から負荷への電力の供給と遮断とを切換えるための切換装置を含む。切換装置は、負荷と電源装置とを結ぶ経路に設けられた、直列接続された抵抗器および第1のスイッチを有する。制御方法は、抵抗器の温度を検出するステップと、検出された抵抗器の温度に基づいて第1のスイッチの異常を判定するステップとを備える。
本発明による車両は、電源装置からの電力により発生する駆動力を用いて走行することが可能な車両であって、駆動力を生成するための駆動装置と、切換装置と、切換装置の異常を判定するための制御装置とを備える。切換装置は、電源装置から駆動装置とを結ぶ経路に設けられ、電源装置から駆動装置への電力の供給と遮断とを切換える。切換装置は、駆動装置と電源装置とを結ぶ経路に設けられ、直列接続された抵抗器および第1のスイッチを含む。制御装置は、抵抗器の温度に基づいて、第1のスイッチの異常を判定する。
本発明においては、負荷装置に電力を供給するための電源システムにおいて、蓄電装置と負荷装置との間に設けられた切換装置の異常を適切に検出することができる。
本実施の形態に従う電源システムが搭載された車両の全体ブロック図である。 イグニッション信号の開始時および終了時における、SMRの各リレーの動作状態と電圧VLとの関係を示す図である。 本実施の形態において、ECUで実行される制御を説明するための機能ブロック図である。 本実施の形態において、蓄電装置からPCUへの電力供給開始時に、ECUで実行される制限抵抗の温度に基づいたSMRの操作制限制御処理の詳細を示すフローチャートである。 制限抵抗として半導体を用いた場合の、抵抗器の温度と抵抗値の関係の一例を示す図である。 制限抵抗として金属を用いた場合の、抵抗器の温度と抵抗値の関係の一例を示す図である。 本実施の形態において、ECUで実行されるSMRの異常判定制御処理の詳細を説明するためのフローチャートである。 並列構成のリレーのいずれが溶着しているかを判断する手法を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本実施の形態に従う電源システムが搭載された車両の全体ブロック図である。
図1を参照して、車両100は、電源システム105と、負荷装置170とを備える。
電源システム105は、電源装置である蓄電装置110と、電圧センサ111と、電流センサ112と、切換装置であるシステムメインリレー(System Main Relay:SMR)115と、制御装置であるECU(Electronic Control Unit)300とを含む。
負荷装置170は、駆動装置であるPCU(Power Control Unit)120と、モータジェネレータ130,135と、動力伝達ギヤ140と、駆動輪150と、内燃機関であるエンジン160とを含む。PCU120は、コンバータ121と、インバータ122,123と、電圧センサ124,125と、コンデンサC1,C2とを含む。
蓄電装置110は、充放電可能に構成された電力貯蔵要素である。蓄電装置110は、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池または鉛蓄電池などの二次電池、あるいは電気二重層キャパシタなどの蓄電素子を含んで構成される。
蓄電装置110は、電力線PL1および接地線NL1を介してPCU120に接続される。そして、蓄電装置110は、車両100の駆動力を発生させるための電力をPCU120に供給する。また、蓄電装置110は、モータジェネレータ130、135で発電された電力を蓄電する。蓄電装置110の出力はたとえば200V程度である。
電圧センサ111は、蓄電装置110の電圧VBを検出し、その検出結果をECU300へ出力する。電流センサ112は、蓄電装置に入出力される電流IBを検出し、その検出値をECU300へ出力する。
SMR115は、リレーSMR−B,SMR−P,SMR−Gと、制限抵抗R1とを含む。リレーSMR−Bは、蓄電装置110の正極端子と電力線PL1とに接続される。リレーSMR−Gは、蓄電装置110の負極端子と接地線NL1とに接続される。また、リレーSMR−Pと制限抵抗R1とが直列接続された構成が、リレーSMR−Gに並列に接続される。
SMR115に含まれる各リレーは、ECU300からの制御信号SE1に基づいて、個別に動作することが可能であり、蓄電装置110とPCU120との間での電力の供給と遮断とを切換える。
制限抵抗R1は、蓄電装置からPCU120へ電力の供給を開始するときに、PCU120に対して大きな突入電流が流れることを防止するための、電流制限用の抵抗器である。SMR115に含まれる各リレーの動作については、図2で後述する。
なお、本実施の形態においては、SMR115は、接点の閉成,開放が可能なリレーにより構成される場合を例として説明するが、SMR115は、たとえば、導通と非導通とを切換えることができる電力用スイッチング素子であってもよい。すなわち、SMR115の各リレーは、本発明における「スイッチ」の一例である。
コンバータ121は、ECU300からの制御信号PWCに基づいて、電力線PL1および接地線NL1と電力線PL2および接地線NL1との間で電圧変換を行なう。
インバータ122,123は、電力線PL2および接地線NL1に並列に接続される。インバータ122,123は、ECU300からの制御信号PWI1,PWI2にそれぞれ基づいて、コンバータ121から供給される直流電力を交流電力に変換し、モータジェネレータ130,135をそれぞれ駆動する。
コンデンサC1は、電力線PL1および接地線NL1の間に設けられ、電力線PL1および接地線NL1間の電圧変動を減少させる。また、コンデンサC2は、電力線PL2および接地線NL1の間に設けられ、電力線PL2および接地線NL1間の電圧変動を減少させる。
電圧センサ124および125は、それぞれコンデンサC1およびC2の両端にかかる電圧VLおよびVHを検出し、その検出値をECU300へ出力する。
モータジェネレータ130,135は交流回転電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動機である。
モータジェネレータ130,135の出力トルクは、減速機や動力分割機構を含んで構成される動力伝達ギヤ140を介して駆動輪150に伝達されて、車両100を走行させる。モータジェネレータ130,135は、車両100の回生制動動作時には、駆動輪150の回転力によって発電することができる。そして、その発電電力は、PCU120によって蓄電装置110の充電電力に変換される。
また、モータジェネレータ130,135は動力伝達ギヤ140を介してエンジン160とも結合される。そして、ECU300により、モータジェネレータ130,135およびエンジン160が協調的に動作されて必要な車両駆動力が発生される。さらに、モータジェネレータ130,135は、エンジン160の回転により発電が可能であり、この発電電力を用いて蓄電装置110を充電することができる。なお、本実施の形態においては、モータジェネレータ135を専ら駆動輪150を駆動するための電動機として用い、モータジェネレータ130を専らエンジン160により駆動される発電機として用いるものとする。
なお、図1においては、モータジェネレータが2つ設けられる構成が例として示されるが、モータジェネレータの数はこれに限定されず、モータジェネレータが1つの場合、あるいは2つより多くのモータジェネレータを設ける構成としてもよい。また、エンジン160は必須の構成ではなく、エンジン160を含まない、電気自動車や燃料電池車であってもよい。さらに、蓄電装置110に接続される負荷は上記のような車両には限られず、蓄電装置110から出力される電力で駆動される電気機器であれば、本実施の形態が適用可能である。
ECU300は、いずれも図1には図示しないがCPU(Central Processing Unit)、記憶装置および入出力バッファを含み、各センサ等からの信号の入力や各機器への制御信号の出力を行なうとともに、蓄電装置110および車両100の各機器の制御を行なう。なお、これらの制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で処理することも可能である。
ECU300は、蓄電装置110に備えられる電圧センサ111,電流センサ112からの電圧VBおよび電流IBの検出値に基づいて、蓄電装置110の充電状態SOC(State of Charge)を演算する。
ECU300は、PCU120、SMR115などを制御するための制御信号を生成して出力する。なお、図1においては、ECU300として1つの制御装置を設ける構成としているが、たとえば、PCU120用の制御装置や蓄電装置110用の制御装置などのように、機能ごとまたは制御対象機器ごとに個別の制御装置を設ける構成としてもよい。
図2は、イグニッション信号IGの開始時および終了時における、正常時のSMR115の各リレーの動作状態とコンデンサC1の電圧VLとの関係を示す図である。図2においては、横軸に時間が示され、縦軸にはイグニッション信号IGの状態、コンデンサC1の電圧VL、SMR115のリレーSMR−B,SMR−G,SMR−Pの動作状態が示される。
図1および図2を参照して、時刻t1においてイグニッション信号IGがオンに遷移すると、まず、リレーSMR−Gは開放状態のまま、リレーSMR−BとリレーSMR−Pが閉成状態とされる。これにより、蓄電装置110からの電力が負荷装置170へ供給され、コンデンサC1がプリチャージされて電圧VLが徐々に増加する。このとき、電流は制限抵抗R1を流れるため、コンデンサC1およびコンバータ121への過大な突入電流が抑制され、プリチャージの際の電圧VLの上昇が緩やかになる。
そして、コンデンサC1のプリチャージが完了し、電圧VLが制限抵抗R1によって分圧された電圧に到達した後の時刻t2において、リレーSMR−Gが閉成されるとともに、それに応じてリレーSMR−Pが開放される。これにより、制限抵抗R1による消費電力がなくなり、電圧VLが蓄電装置110の電圧VBとほぼ等しい電圧まで上昇し、その後走行制御が開始される。
時刻t3において、走行の終了のために、ユーザによりイグニッション信号IGがオフとされると、リレーSMR−B,SMR−Gが開放される。これにより、蓄電装置110から負荷装置170への電力が遮断される。
上記のように、蓄電装置110から負荷装置170への電力の供給と遮断とを切換えるSMR115においては、リレーの温度が過度に高い温度となっている状態で接点が開放されると、接点に溶着などの異常が生じる可能性がある。そして、突入電流抑制のために制限抵抗R1が設けられたリレーSMR−Pにおいては、コンデンサC1のプリチャージの際に制限抵抗R1が発熱することによって、リレーSMR−Pの温度が上昇しやすい傾向にある。
特に、SMR115の接続および遮断が短時間に繰り返された場合には、制限抵抗R1およびリレーSMR−Pの温度が十分に低下する前に、コンデンサC1のプリチャージが再び行なわれてしまうので、リレーSMR−Pの温度がさらに上昇しやすくなり、故障の可能性が高くなる。
そのため、設計の際には、リレーSMR−Pは、リレーSMR−B,SMR−Gよりも温度的に余裕のある設計とされる場合があり、部品サイズが大きくなり、より多くのコストが必要とされる。
また、上記のような過度の温度上昇を抑制するために、所定時間におけるSMR115の接続・遮断の動作回数からリレーの温度を推定し、予め定められた動作回数を上回った場合には、リレーの破損防止のためにリレーの操作を禁止する手法が採用される場合がある。しかしながら、動作回数から推定された温度は、外気温などの要因が含まれないため、精度があまり高くなく、実際にはリレーの動作が可能な状態であっても操作が禁止される場合がある。そうすると、過度の保護となってしまい不必要な故障を招くこととなってしまうばかりか、SMR115が接続されたままの状態が維持されることで無駄な損失が生じるおそれがある。また、車両の出荷先の環境に対応して、動作回数の制限値を変更することも必要となってくる場合が生じ得る。
さらに、SMR115のような構成の切換装置において、リレーSMR−Gについての溶着確認として、リレー遮断後のコンデンサC1の電圧VLによって判断する場合がある。このような手法においては、リレーSMR−Gに並列に接続されたリレーSMR−Pのほうに溶着が生じている可能性もあるが、いずれのリレーに溶着が生じているのかを切り分けることができない。リレーSMR−Pのみに溶着が生じている場合は、決して好ましい状態ではないが、SMR115の接続時には制限抵抗R1による突入電流の抑制が可能であるので、直ちにSMR115の操作を禁止する必要はない。しかしながら、上記の手法では、いずれのリレーに溶着が生じているのかを切り分けることができないので、安全側としてSMR115の再接続が禁止されて、結果として路上で立ち往生してしまう可能性がある。
そこで、本実施の形態においては、コンデンサC1のプリチャージの際に使用されるリレーSMR−Pに直列接続された制限抵抗R1の温度に基づいて、リレーSMR−G,SMR−Pのいずれに溶着が生じているかを切り分けるとともに、リレーSMR−Pのみに溶着が生じている場合には、不必要にSMRの操作を禁止せずに車両の修理が可能な場所までの走行を可能とすることができる、異常検出制御を行なう。
図3は、本実施の形態において、ECU300で実行される制御を説明するための機能ブロック図である。図3の機能ブロック図に記載された各機能ブロックは、ECU300によるハードウェア的あるいはソフトウェア的な処理によって実現される。
図1および図3を参照して、ECU300は、温度検出部310と、判定部320と、駆動制御部330とを含む。
温度検出部310は、電圧センサ111および電流センサ112から、それぞれ蓄電装置110の電圧VBおよび電流IBを受ける。温度検出部310は、電圧VBおよび電流IBから制限抵抗R1の抵抗値を算出するとともに、制限抵抗R1についての抵抗値と温度との関係を示すマップを用いて、制限抵抗R1の温度Tresを演算する。そして、温度検出部310は、演算した温度Tresを判定部320へ出力する。
判定部320は、温度検出部310からの温度Tresと、SMR115を動作させる制御信号SE1と、電圧センサ124からの電圧VLと、イグニッション信号IGとを受ける。判定部320は、蓄電装置110からPCU120への電力の供給を開始する際に、リレーSMR−B,SMR−Pを閉成し、かつリレーSMR−Gを開放した状態においての制限抵抗R1の温度Tresが、予め定められた許容温度以内であるか否かに基づいて、SMR115の操作を許可するかどうかを判定する。これは、車両100の起動および停止が頻繁に行なわれた場合などに、SMR115の各リレーの温度が高温となって破損してしまうことを防止するためである。
判定部320は、温度Tresが予め定められた許容温度を上回る場合には、SMR115の操作を禁止するための禁止信号INHをオンに設定して駆動制御部330へ出力する。一方、温度Tresが予め定められた許容温度以下の場合、および禁止信号INHがオンに設定後所定時間が経過した場合には、判定部320は、禁止信号INHをオフに設定して駆動制御部330へ出力する。
また、判定部320は、イグニッション信号IGがオフとなり、車両100の走行制御を終了する際に、リレーSMR−Bは閉成したままでリレーSMR−Gを開放するような制御信号SE1が出力されている間に電圧VLが低下したか否かに基づいて、リレーSMR−P,SMR−Bのいずれか溶着の有無を判定する。そして、溶着が生じていると判定した場合には、リレーSMR−Gが開放される前に比べて制限抵抗R1の温度Tresが上昇しているか否かに基づいて、リレーSMR−P,SMR−Bのどちらに溶着が生じているかをさらに判定する。判定部320は、溶着の有無を示す判定信号FLRを駆動制御部330へ出力する。
駆動制御部330は、判定部320からの禁止信号INHおよび判定信号FLRと、イグニッション信号IGとを受ける。駆動制御部330は、イグニッション信号IGの状態に応答して制御信号SE1,PWC,PWI1,PWI2を生成し、SMR115ならびにPCU120内のコンバータ121およびインバータ122,123を制御する。このとき、判定部320からの禁止信号INHおよび判定信号FLRによって、SMR115の動作が制限される。
図4は、本実施の形態において、蓄電装置110からPCU120への電力供給開始時に、ECU300で実行される制限抵抗R1の温度に基づいたSMR115の操作制限制御処理の詳細を示すフローチャートである。図4および後述する図7に示されるフローチャートは、ECU300に予め格納されたプログラムがメインルーチンから呼び出されて、所定周期で実行されることによって処理が実現される。あるいは、一部のステップについては、専用のハードウェア(電子回路)で処理を実現することも可能である。
図1および図4を参照して、ECU300は、ステップ(以下、ステップをSと略す)200にて、イグニッション信号IGがオフからオンに遷移したか否かを判定する。
イグニッション信号IGがオフからオンに遷移していない場合(S200にてNO)は、ECU300は処理をメインルーチンに戻す。
イグニッション信号IGがオフからオンに遷移した場合(S200にてYES)は、処理がS210に進められて、ECU300は、リレーSMR−Gをオフ(開放)としたまま、リレーSMR−B,SMR−Pをオン(閉成)とする指令を出力する。
そして、ECU300は、その状態において、蓄電装置110の電圧VBおよび電流IBを取得し(S220)、制限抵抗R1の抵抗値RをR=VB/IBにより算出する(S230)。
その後、ECU300は、S240にて、図5,6に示すような、制限抵抗R1の特性によって定まる、抵抗値Rと温度Tresとの関係を示すマップから、制限抵抗R1の温度Tresを算出する。なお、図5は、制限抵抗R1として半導体を用いた場合のマップの一例であり、この場合には、抵抗値Rと温度Tresとはほぼ反比例の関係となる。また、図6は、制限抵抗R1として金属を用いた場合場合のマップの一例であり、この場合には、抵抗値Rと温度Tresとはほぼ比例関係となる。なお、厳密には、抵抗値Rは、制限抵抗R1の抵抗値と、たとえばコンデンサC1に並列に接続された放電抵抗などの合成抵抗値を示すものであるが、上述のように、当該抵抗値Rは、間接的に制限抵抗R1の温度の推定を行なう場合に用いられるため、制限抵抗R1の抵抗値を示すパラメータとして用いることができる。
再び図4を参照して、ECU300は、次に、S250にて、算出した制限抵抗R1の温度Tresが予め定められた許容値α以下であるか否かを判定する。
温度Tresが予め定められた許容値α以下である場合(S250にてYES)は、ECU300は、SMR115が破損に至る温度まで達していないと判断する。そして、ECU300は、S260にて、禁止信号INHをオフに設定して、SMR115の動作を許可する。
一方、温度Tresが予め定められた許容値αより大きい場合(S250にてNO)は、ECU300は、SMR115が破損に至る温度まで到達している可能性が高いと判断する。そして、処理がS270に進められて、ECU300は、禁止信号INHをオンに設定して、SMR115の動作が実行されないようにする。これによって、SMR115の頻繁なオン・オフ動作が制限されるので、さらにSMR115の温度が上昇することが防止される。
そして、ECU300は、S280にて、禁止信号INHがオンにされた状態が、所定時間が経過したか否かを判定する。SMR115の状態が維持されているので、図2で説明したように、負荷装置170が駆動されていない状態では、コンデンサC1のプレチャージが完了するとSMR115および制限抵抗R1には実質的に電流が流れない。そのため、SMR115の温度は時間とともに低下し得る。したがって、上記の所定時間は、SMR115の温度が十分に低下することができる時間に基づいて定められる。
所定時間が経過していない場合(S280にてNO)は、まだSMR115の温度が低下していないため、処理がS280に戻されて、ECU300は、所定時間が経過するのを待つ。
所定時間が経過した場合(S280にてYES)は、ECU300は、SMR115の温度が十分に低下したと判定する。そして、ECU300は、処理をS260に進めて、禁止信号INHをオフに設定して、SMR115の動作を許可する。
次に、図7を用いて、走行終了時におけるリレーSMR−P,SMR−Gの異常判定制御について説明する。
図1および図7を参照して、ECU300は、S100にて、イグニッション信号IGがオンからオフへ移行したか否かを判定する。
イグニッション信号IGがオンからオフへ移行していない場合(S100にてNO)は、走行終了時には該当しないので、ECU300は当該異常判定制御を行なわずに処理をメインルーチンに戻す。
イグニッション信号IGがオンからオフへ移行した場合(S100にてYES)は、処理がS110に進められ、ECU300は、リレーSMR−Gの遮断指令を出力する。
ECU300は、次に、S120にて、電圧センサ124からのコンデンサC1にかかる電圧VLを取得する。図2で説明したように、SMR115が正常な状態では、イグニッション信号IGがオンにされて通常の走行が行なわれる場合には、リレーSMR−BとリレーSMR−Gが閉成され、リレーSMR−Pは開放された状態となっている。そのため、S110によるリレーSMR−Gが遮断指令により適切に開放された場合には、蓄電装置110と負荷装置170で構成される回路が開回路となり蓄電装置110からの電力が負荷装置170に供給されなくなる。したがって、コンデンサC1に蓄積された電力は、コンデンサC1に並列に接続される高抵抗の放電抵抗(図示せず)により徐々に消費され、それによって電圧VLが徐々に低下するはずである。
ECU300は、S130にて、電圧VLが低下したか否かに基づいて、リレーSMR−Gが溶着している可能性があるか否かを判定する。
リレーSMR−Gが溶着している可能性がない場合(S130にてNO)、すなわち電圧VLの低下が検出された場合は、リレーSMR−GおよびSMR−Pともに開放状態であるので、リレーSMR−GおよびSMR−Pのいずれにも溶着が生じていない。そのため、ECU300は、以降の処理をスキップしてメインルーチンに処理を戻す。
リレーSMR−Gが溶着している可能性がある場合(S130にてYES)、すなわち電圧VLの低下が検出されない場合は、ECU300は、処理をS140に進める。
このとき、リレーSMR−Gが溶着している場合、もしくはリレーSMR−Gは正常に開放されているにもかかわらずリレーSMR−Pが溶着している場合があり得る。
そのため、ECU300は、リレーSMR−GおよびリレーSMR−Pのいずれの溶着が生じているかを切り分けるために、S140にて、図4のフローチャートにおけるS220〜S240で説明した処理と同様の処理によって、リレーSMR−Pに直列接続されている制限抵抗R1の温度を検出する。
そして、ECU300は、S150にて、検出した制限抵抗R1の温度Tresが上昇しているか否かを判定する。リレーSMR−Gに溶着が生じている場合には、たとえリレーSMR−Pにも溶着が生じていたとしても、コンデンサC1に供給される電流は抵抗値の小さいリレーSMR−Gを流れる。すなわち、リレーSMR−Pには電流が流れないので、図8の曲線W10のように、制限抵抗R1の温度Tresはほぼ変化がない状態となる。
一方で、リレーSMR−Pのみに溶着が生じている場合には、コンデンサC1に供給される電流はリレーSMR−Pおよび制限抵抗R1を流れる。そのため、制限抵抗R1の温度Tresは、図8の曲線W11のように、電流による発熱と放熱とが平衡状態となる温度まで上昇する。
したがって、制限抵抗R1の温度Tresが上昇している場合(S150にてYES)は、ECU300は、処理をS160に進めて、リレーSMR−Pに溶着が生じていると判断する。
一方、制限抵抗R1の温度Tresが上昇していない場合(S150にてNO)は、ECU300は、処理をS170に進めて、少なくともリレーSMR−Gに溶着が生じていると判断する。この場合には、ユーザが走行を再開しようとしてイグニッション信号IGがオンとされたときに、制限抵抗R1に電流が流れないので、負荷装置170に大きな突入電流が印加されてしまい、機器の故障や破損の要因となるおそれがあるため、ECU300は、S180にて、SMR115の再起動を禁止する。
以上のような処理に従って制御を行なうことによって、リレーSMR−Pの温度上昇を適切に検出し、その温度に基づいてSMRの異常を適切に判断することができる。また、リレーSNR−G,SMR−Pの異常を切り分けて判断することができるので、不必要にSMRの動作が制限されることを防止することができる。
なお、図7には示さないが、リレーSMR−G,SMR−Pに溶着が生じていると判断された場合には、図示しない警告装置などを用いて、ユーザに対して異常の発生を通知するようにしてもよい。
また、制限抵抗R1の温度Tresは、制限抵抗R1の温度を検出するための温度センサ(図示せず)を制限抵抗R1の近傍に配置し、その温度センサからの温度とすることも可能である。あるいは、制限抵抗R1に流れる電流を検出することによって、温度を推定することも可能である。しかしながら、上記の例のように蓄電装置110の電圧VBと電流IBとから算出した抵抗値から演算することで、新たな機器を追加する必要がなく部品点数の増加を抑制できるので好適である。
なお、上述の実施の形態においては、SMR115において、蓄電装置110の負極側の経路のリレーSMR−Gに、制限抵抗R1が直列接続されたリレーSMR−Pを並列に接続した構成について説明したが、制限抵抗R1が直列接続されたリレーSMR−Pは、蓄電装置110の正極側の経路のリレーSMR−Bに並列に接続される構成であってもよい。その場合、SMR115の接続時においては、プリチャージ中はリレーSMR−P,SMR−Gが閉成され、プリチャージ完了後にリレーSMR−Bを閉成するとともにリレーSMR−Pを開放する。また、SMR115の遮断時においては、リレーSMR−B,SMR−Pにおける溶着確認が実行される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 車両、105 電源システム、110 蓄電装置、111,124,125 電圧センサ、112 電流センサ、115 SMR、120 PCU、121 コンバータ、122,123 インバータ、130,135 モータジェネレータ、140 動力伝達ギヤ、150 駆動輪、160 エンジン、170 負荷装置、300 ECU、310 温度検出部、320 判定部、330 駆動制御部、C1,C2 コンデンサ、NL1 接地線、PL1,PL2 電力線、R1 制限抵抗、SMRーB,SMR−G,SMR−P リレー。

Claims (10)

  1. 負荷に電力を供給するための電源システムであって、
    電源装置と、
    前記電源装置と前記負荷とを結ぶ経路に設けられ、前記電源装置から前記負荷への電力の供給と遮断とを切換えるための切換装置と、
    前記切換装置の異常を判定するための制御装置とを備え、
    前記切換装置は、前記負荷と前記電源装置とを結ぶ経路に設けられ、直列接続された抵抗器および第1のスイッチを含み、
    前記制御装置は、前記抵抗器の温度に基づいて、前記第1のスイッチの異常を判定する、電源システム。
  2. 前記切換装置は、直列接続された前記抵抗器および前記第1のスイッチに、並列に接続される第2のスイッチをさらに含み、
    前記制御装置は、前記第1および第2のスイッチの両方の遮断指令が出力されている状態における前記抵抗器の温度が、前記第1のスイッチの遮断指令が出力されておりかつ前記第2のスイッチの導通指令が出力されている状態における前記抵抗器の温度よりも高い場合に、前記第1のスイッチが導通状態に固定される異常が生じていると判定する、請求項1に記載の電源システム。
  3. 前記制御装置は、前記抵抗器の温度がしきい値を上回る場合は、前記切換装置を最後に動作させたときから予め定められた所定期間が経過するまで前記切換装置を動作させることを禁止する、請求項2に記載の電源システム。
  4. 前記制御装置は、前記第1および第2のスイッチの両方の遮断指令が出力された後に、前記負荷に印加される電圧が低下しない場合は、前記第1および第2のスイッチの少なくとも一方において、導通状態に固定される異常が生じていると判定する、請求項2または3に記載の電源システム。
  5. 前記制御装置は、前記第1および第2のスイッチの両方の遮断指令が出力された後に、前記負荷に印加される電圧が低下せず、かつ、前記抵抗器の温度が上昇しない場合には、前記第2のスイッチが導通状態に固定される異常が生じていると判定する、請求項4に記載の電源システム。
  6. 前記制御装置は、前記第2のスイッチに異常が生じている場合には、前記切換装置を動作させることを禁止する、請求項5に記載の電源システム。
  7. 前記切換装置は、前記負荷と前記電源装置とを結ぶ2つの経路のうち、前記第1および第2のスイッチが設けられる経路とは異なる経路に設けられた第3のスイッチをさらに含み、
    前記制御装置は、前記第2および第3のスイッチの両方の導通指令が出力されている状態から、前記第2のスイッチの遮断指令が出力された状態に移行したときに、前記第1および第2のスイッチの異常を判定する、請求項2〜6のいずれか1項に記載の電源システム。
  8. 前記制御装置は、前記電源装置の電圧と前記電源装置に入出力される電流とに基づいて前記抵抗器の温度を算出する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の電源システム。
  9. 電源装置から負荷に電力を供給するための電源システムの制御方法であって、
    前記電源システムは、前記電源装置と前記負荷とを結ぶ経路に設けられ、前記電源装置から前記負荷への電力の供給と遮断とを切換えるための切換装置を含み、
    前記切換装置は、前記負荷と前記電源装置とを結ぶ経路に設けられた、直列接続された抵抗器および第1のスイッチを有し、
    前記制御方法は、
    前記抵抗器の温度を検出するステップと、
    検出された前記抵抗器の温度に基づいて前記第1のスイッチの異常を判定するステップとを備える、電源システムの制御方法。
  10. 電源装置からの電力により発生する駆動力を用いて走行することが可能な車両であって、
    前記駆動力を生成するための駆動装置と、
    前記電源装置から前記駆動装置とを結ぶ経路に設けられ、前記電源装置から前記駆動装置への電力の供給と遮断とを切換えるための切換装置と、
    前記切換装置の異常を判定するための制御装置とを備え、
    前記切換装置は、前記駆動装置と前記電源装置とを結ぶ経路に設けられ、直列接続された抵抗器および第1のスイッチを含み、
    前記制御装置は、前記抵抗器の温度に基づいて、前記第1のスイッチの異常を判定する、車両。
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