JP2012215942A - 入力装置及び入力対象文字選択方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力対象文字の入力操作を効率よく行うことができる入力装置を提供する。
【解決手段】文字選択部13が、タッチパネル10の押下圧力に基づいて、表示部20に表示される入力対象文字の選択の順序を変化させる。ここでの選択の順序の変更とは、トグル方式で入力対象文字を選択する場合の正方向選択と、正方向選択とは逆方向の逆方向選択との切り替えがある。これにより、入力操作を行うユーザは、タッチパネル10の押下圧力を変化させるだけで入力対象文字の選択の順序を変更することができ、入力対象文字の選択の順序を変更するための別のボタンを操作する必要がなくなる。このため、入力対象文字の入力操作を効率よく行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルを備えた入力装置、及びタッチパネルへの押下操作に基づいて、入力対象文字を選択する入力対象文字選択方法に関する。
従来、タッチパネルを備え、タッチパネルの押下操作に基づいて、データの入力やコマンド選択等の入力操作を受け付ける入力装置がある。このような入力装置を用いたものとして、例えば、特許文献1,2に記載されたものがある。また、このようなタッチパネルを用いて文字の入力操作を行う際の入力対象文字選択方法として、例えば、トグル方式がある。このトグル方式とは、タッチパネルの所定の位置を、例えば「あ」行の各文字の入力操作用の押下位置として割り当て、当該所定の位置が押下される毎に、「あ」→「い」→「う」→「え」→「お」→「あ」…の順で繰り返し入力対象文字を表示部に表示し、表示された入力対象文字をユーザが選択できるようにする方式である。これにより、タッチパネル上に、すべての入力文字の押下位置を割り当てることが不要となっている。
特開平11−316651号公報 特開2005−92472号公報
しかしながら、従来のタッチパネルを用いた入力装置において、トグル方式によって文字の入力操作を行う場合、タッチパネルの押下操作の回数を誤り、入力すべき文字を過ぎて次の入力対象文字が表示部に表示されることがある。具体的には、「う」を入力しようとしたところ、タッチパネルを1回、多く押下してしまい、「え」が表示部に表示される場合等がある。この場合には、入力対象文字の選択の順序を逆にするための選択順序切替ボタンを設けることが考えられるが、タッチパネルの所定の位置を押下して文字を選択している状態から選択順序切替ボタンの操作を行う必要があり、操作が煩雑になるといった問題がある。
そこで本発明は、入力対象文字の入力操作を効率よく行うことができる入力装置及び入力対象文字選択方法を提供することを目的とする。
本発明に係る入力装置は、データの入力操作を受け付けるタッチパネルと、タッチパネルへの押下操作に基づいて、表示部に表示する入力対象文字を、予め定められた順序によって、予め保持された入力対象文字群の中から選択する文字選択手段と、タッチパネルへの押下圧力を検出する押下圧力検出手段と、を備え、文字選択手段は、押下圧力検出手段によって検出された押下圧力に基づいて、入力対象文字の選択の順序を変更することを特徴とする。
また、本発明に係る入力対象文字選択方法は、データの入力操作を受け付けるタッチパネルを備えた入力装置において実行され、タッチパネルへの押下操作に基づいて、表示部に表示する入力対象文字を、予め定められた順序によって、予め保持された入力対象文字群の中から選択する入力対象文字選択方法であって、タッチパネルへの押下圧力を検出する押下圧力検出ステップと、押下圧力検出ステップで検出された押下圧力に基づいて、入力対象文字の選択の順序を変更する文字選択ステップと、を有することを特徴とする。
これらの発明では、タッチパネルの押下圧力に基づいて、表示部に表示される入力対象文字の選択の順序が変化する。これにより、入力操作を行うユーザは、タッチパネルの押下圧力を変化させるだけで入力対象文字の選択の順序を変更することができ、入力対象文字の入力操作を効率よく行うことができる。
また、文字選択手段は、押下圧力検出手段によって検出されたタッチパネルへの押下圧力が所定の押下圧力未満である場合と、押下圧力が所定の押下圧力以上である場合とによって、入力対象文字の選択の順序を変更することが好ましい。この場合には、タッチパネルへの押下圧力が所定の押下圧力未満である場合と、押下圧力が所定の押下圧力以上である場合とによって、入力対象文字の選択の順序が変更されることとなる。
また、文字選択手段は、タッチパネルの押下操作に伴って順次選択する入力対象文字の選択順序を、押下圧力検出手段によって検出された押下圧力に基づいて、逆の選択順序に変更することが好ましい。この場合には、入力対象文字の選択順序を容易に逆にすることができ、例えば、入力すべき文字を過ぎてしまった場合に、入力対象文字の選択順序を逆にするなど、入力対象文字の入力操作の向上を図ることができる。
また、タッチパネルが押下されたときの押下時間を検出する押下時間検出手段を更に備え、文字選択手段は、更に、押下時間検出手段によって検出された押下時間に基づいて、入力対象文字の選択の順序を変更することが好ましい。この場合には、押下時間検出手段によって検出された押下時間に基づいても、入力対象文字の選択の順序を変更することができ、入力対象文字の入力操作の向上を更に図ることができる。
本発明によれば、入力対象文字の入力操作を効率よく行うことができる。
実施形態に係る移動機の全体構成を示す模式図である。 表示部の表示画像例を示す図である。 移動機で実行される処理の流れを示すフローチャートである。 第1の変形例における表示部の表示画像例を示す図である。 フリックモードで入力対象文字を選択する場合における表示部の表示画像例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る入力装置及び入力対象文字選択方法を移動機に適用した場合の実施形態を説明する。
[移動機の全体構成]
図1は、移動機の全体構成を示す模式図である。図1に示すように、移動機1は、他の移動機との通話機能等を有するものであり、タッチパネル10、押下圧力検出部(押下圧力検出手段)11、押下時間検出部(押下時間検出手段)12、文字選択部(文字選択手段)13、及び表示部20を含んで構成される。通話機能の構成要素については従来と同様であり、ここでは省略している。
タッチパネル10は、ユーザによるデータの入力操作を受け付けるものであり、ボタン領域B1〜B12を有している。ボタン領域B1は、「あ」行の文字を入力する際にユーザによって押下される領域である。同様に、ボタン領域B2は「か」行、ボタン領域B3は「さ」行、ボタン領域B4は「た」行、ボタン領域B5は「な」行、ボタン領域B6は「は」行、ボタン領域B7は「ま」行、ボタン領域B8は「や」行、ボタン領域B9は「ら」行、ボタン領域B10は「*」、ボタン領域B11は「わ」行、ボタン領域B12は「#」を入力する際にユーザによって押下される領域である。これらのボタン領域は、タッチパネル10の背面に設置された表示装置によってボタンのマークを表示したり、タッチパネル10上にボタンのマークを付したりすることによって形成される。
また、タッチパネル10は、ユーザによって入力操作が行われると、押下されたボタン領域を示す押下位置情報を文字選択部13へ出力する。
押下圧力検出部11は、タッチパネル10が押下されたときの押下圧力を検出するものである。押下圧力検出部11は、タッチパネル10が押下されたときの押下圧力を示す検出結果を、押下圧力情報として文字選択部13へ出力する。
押下時間検出部12は、タッチパネル10が押下されたときの押下時間を検出するものである。押下時間検出部12は、タッチパネル10が押下されたときの押下時間を示す検出結果を、押下時間情報として文字選択部13へ出力する。
文字選択部13は、タッチパネル10から出力された押下位置情報に基づいて、入力対象の候補となる入力対象文字を、予め保持している入力対象文字群の中から選択する。なお、文字選択部13は、トグル方式によって、入力対象文字を選択する。
また、文字選択部13は、押下圧力検出部11によって検出された押下圧力が所定の押下圧力未満である場合の押下(以下「弱い押下」という)と、押下圧力が所定の押下圧力以上である場合の押下(以下「強い押下」という)とによって、入力対象文字の選択の順序を変更する。具体的には、例えば、ボタン領域B1の押下が弱い押下である場合、文字選択部13は、ボタン領域B1が押下される毎に、「あ」→「い」→「う」→「え」→「お」→「あ」…のように50音の並び順序で入力対象文字を選択(以下「正方向選択」という)する。一方、例えば、ボタン領域B1の押下が強い押下である場合、文字選択部13は、ボタン領域B1が押下される毎に、「お」→「え」→「う」→「い」→「あ」…のように50音の並び順とは逆の順序で入力対象文字を選択(以下「逆方向選択」という)する。
この文字選択部13による入力対象文字の正方向選択及び逆方向選択は、1つの入力対象文字の選択操作をしているときにおいても、切り替えることができる。図2は、表示部の表示画像例を示す図である。図2(a)に示すように、ボタン領域B1が1回、弱く押下されると、図2(b)に示すように、表示部20おいて、入力対象文字として「あ」が表示される。図2(c)に示すように、表示部20に「あ」が表示されている状態で、再度、ボタン領域B1が弱く押下されると、図2(d)に示すように、表示部20に「い」が表示される。このように、タッチパネル10のボタン領域が弱く押下されると、文字選択部13は、押下されたボタン領域に対応する入力対象文字を、正方向選択によって選択する。そして、表示部20に「い」が表示された状態から、図2(e)に示すように、ボタン領域B1を強く押下すると、図2(f)に示すように、表示部20に「あ」が表示される。このように、タッチパネル10のボタン領域が強く押下されると、文字選択部13は、選択されている現在の入力対象文字から、逆方向選択によって入力対象文字を選択する。
また、文字選択部13は、押下時間検出部12によって検出された押下時間に基づいて、入力対象文字の選択の順序を変更する。ここでは、押下時間検出部12によって検出された押下時間が所定の押下時間未満である場合の押下(以下「短時間押下」という)と、押下時間が所定の押下時間以上である場合の押下(以下「長時間押下」という)とによって、入力対象文字の選択の順序を変更する。具体的には、例えば、ボタン領域B1の押下が短時間押下である場合、弱い押下の場合と同様に、文字選択部13は、正方向選択によって入力対象文字を選択する。一方、例えば、ボタン領域B1の押下が長時間押下である場合、強い押下と同様に、文字選択部13は、逆方向選択によって入力対象文字を選択する。
また、文字選択部13は、あるボタン領域が押下されることによって、当該ボタン領域に対応する入力対象文字の選択を行っている状態から、他のボタン領域が押下されたときに、他のボタン領域が押下される直前に選択していた入力対象文字を、入力文字として決定する。例えば、文字選択部13は、ボタン領域B1が2回、押下され、入力対象文字として「い」を選択しているときに、ユーザによってボタン領域B2が押下されると、ボタン領域B2が押下される直前に選択していた「い」を入力文字として決定すると共に、ボタン領域B2の押下回数に応じた入力対象文字を選択する。この入力文字の決定以外にも、別途設けられた決定ボタンが押下されたときに、入力文字を決定したり、入力対象文字が選択されている状態で、所定時間以上、何も押下操作がされなかったときに、選択されている入力対象文字を入力文字として決定したりする等、適宜の方法を採用することができる。
表示部20は、文字選択部13によって選択された入力対象文字及び、決定された入力文字を表示するものである。例えば、表示部20は、文字選択部13によって決定された入力文字を、図1において入力文字M1で示すように黒文字で表示し、ユーザが選択操作を行っている途中の入力対象文字を、入力文字M2に示すように白黒を反転させた文字や文字を点滅させたりすること等によって表示する。
[移動機のハードウェア構成]
移動機1のハードウェア構成は、通常の情報処理装置の基本構成、即ち、タッチパネル10及び表示部20を備えると共に、CPU、RAM、ROM、外部との通信を行う通信デバイス、及び情報を記憶する記憶デバイス等を必要に応じて備えている。
[移動機で行われる処理の流れ]
次に、移動機1で実行される処理の流れを説明する。図3は、タッチパネルが押下されたときに移動機で行われる処理の流れを示すフローチャートである。タッチパネル10の所定のボタン領域が押下されると、タッチパネル10は、押下されたボタン領域を示す押下位置情報を文字選択部13へ出力し、押下圧力検出部11は押下圧力を検出し、押下時間検出部12は押下時間を検出する(ステップS101:押下圧力検出ステップ)。
文字選択部13は、押下圧力検出部11によって押下圧力が検出されたか否かを判断する(ステップS102)。ここで、押下圧力が検出されなかった場合とは、検出された押下圧力に揺らぎが生じている場合等、強い押下であるか、或いは弱い押下であるかの判断が困難である場合を指すものとする。検出された押下圧力が、強い押下である場合、又は弱い押下である場合には、押下圧力が検出されたものとして判断する。
押下圧力が検出された場合(ステップS102:YES)、文字選択部13は、強い押下であるか、或いは弱い押下であるかの判断を行う(ステップS103:文字選択ステップ)。ボタン領域の押下が弱い押下である場合(ステップS103:弱い押下)、文字選択部13は、押下されたボタン領域に対応する入力対象文字を正方向選択によって選択する(ステップS104:文字選択ステップ)。一方、ボタン領域の押下が強い押下である場合(ステップS103:強い押下)、押下されたボタン領域に対応する入力対象文字を逆方向選択によって選択する(ステップS106:文字選択ステップ)。
表示部20は、正方向選択或いは逆方向選択によって選択された入力対象文字を表示する(ステップS105)。すべての処理が終了すると、上述のステップS101の処理へ戻る。
また、ステップS102において、押下圧力が検出されなかった場合(ステップS102:NO)、文字選択部13は、押下時間検出部12によって検出された押下時間に基づいて、ボタン領域の押下の時間が長時間押下であるか、短時間押下であるかの判断を行う。短時間押下である場合(ステップS107:短時間押下)、文字選択部13は、上述のステップS104と同様に、入力対象文字を正方向選択によって選択する。一方、長時間押下である場合(ステップS107:長時間押下)、文字選択部13は、上述のステップS106と同様に、入力対象文字を逆方向選択によって選択する。
[実施形態の作用・効果]
本実施形態は以上のように構成され、文字選択部13が、タッチパネル10の押下圧力に基づいて、表示部20に表示される入力対象文字の選択の順序を変化させる。これにより、入力操作を行うユーザは、タッチパネル10の押下圧力を変化させるだけで入力対象文字の選択の順序を変更することができ、入力対象文字の選択の順序を変更するための別のボタンを操作する必要がなくなる。このため、入力対象文字の入力操作を効率よく行うことができる。
また、タッチパネル10への押下圧力が強い押下である場合と、弱い押下である場合とによって、入力対象文字の選択の順序を変更することにより、ユーザは、タッチパネル10を強く押下するか、或いは弱く押下するかによって、入力対象文字の選択の順序を変更することができる。
また、タッチパネル10の押下圧力に基づいて、入力対象文字を選択する際の選択の順序を逆にすることにより、例えば、入力すべき文字を過ぎてしまった場合に、異なる押下圧力でタッチパネル10を押下することで入力対象文字の選択順序を逆にすることができ、入力対象文字の入力操作の向上を図ることができる。
また、検出された押下圧力に揺らぎが生じている場合等、強い押下であるか、或いは弱い押下であるかの判断が困難である場合には、押下時間検出部12によって検出された押下時間に基づいて、入力対象文字の選択の順序を変更することで、入力対象文字の入力操作の向上を更に図ることができる。
なお、押下圧力に基づいて、正方向選択と逆方向選択とを切り替えるものとしたが、1文字飛ばしの文字選択や、2文字飛ばしの文字選択等、他の選択方法を用いてもよい。
[第1の変形例]
次に、第1の変形例を説明する。第1の変形例は、主に、上記実施形態における文字選択部13の処理内容を変更したものである。以下、実施形態における移動機1と異なる箇所を中心に説明する。図1に示すように、第1の変形例における移動機1Aは、タッチパネル10、押下圧力検出部11、押下時間検出部12、文字選択部13A、及び表示部20を含んで構成される。
文字選択部13Aは、タッチパネル10への押下圧力が強い押下であるか、或いは強い押下であるかに基づいて、入力対象文字の入力モードを切り替える。ここでの入力モードとは、例えば、かな入力モード、英数文字入力モード等がある。第1の変形例において、文字選択部13Aは、強い押下である場合、英数文字入力モードで入力対象文字を選択し、弱い押下である場合、かなモードで入力対象文字を選択するものとする。
図4は、表示部の表示画像例を示す図である。図4(a)に示すように、ボタン領域B2が1回、弱く押下されると、図4(b)に示すように表示部20おいて、かな入力モード時にボタン領域B2に対応付けられた「か」が入力対象文字として表示される。一方、図4(c)に示すように、ボタン領域B2が1回、強く押下されると、図4(d)に示すように表示部20おいて、入力対象文字として、英数文字入力モード時にボタン領域B2に対応付けられた「a」が入力対象文字として表示される。
例えば、移動機1Aに「NTTドコモ」と入力する場合、所定のボタン領域を強く押下することによって「N」、「T」、「T」を入力し、所定のボタン領域を弱く押下することによって「ド」、「コ」、「モ」を入力する。この入力対象文字の選択の際に、トグル方式を用いることができる。
このように、第1の変形例においては、タッチパネル10の押下圧力を変化させるだけで入力対象文字の入力モードを切り替えることができる。これにより、入力モードの切り替えの際に、入力モード切り替え用のボタンの操作を行う必要がなくなり、少ない入力操作によって、入力対象文字の入力を効率よく行うことができる。
また、実施形態と同様に、ボタン領域の押下が短時間押下であるか、或いは長時間押下であるかに基づいて、入力対象文字の入力モードを切り替えることができる。ここでは、短時間押下である場合には、弱い押下の場合と同様の処理を行い、長時間押下である場合には、強い押下と同様の処理を行うものとする。この場合には、強い押下であるか、或いは弱い押下であるかの判断が困難であったとしても、押下時間に基づいて入力モードの切り替えを行うことができ、入力対象文字の入力操作の向上を更に図ることができる。
なお、第1の変形例において、入力対象文字の選択を、フリックモードで行うことができる。この場合、文字選択部13Aは、強い押下のときには、英数文字入力モードで入力対象文字を選択し、弱い押下のときには、かなモードで入力対象文字を選択するものとする。ここで、フリックモードとは、所定のボタン領域が押下されたときに、押下されたボタン領域に対応付けられた複数の入力対象文字を、押下されたボタン領域の位置、及びその周囲に表示し、表示された入力対象文字の中からユーザによって入力する文字を選択させる文字入力方式である。
図5は、フリックモードで入力対象文字を選択する場合における表示部の表示画像例を示す図である。図5(a)に示すように、例えば、ボタン領域B2が弱く押下された場合には、かな入力モード時にボタン領域B2に対応付けられた入力対象文字をボタン領域B2の位置、及びその周囲に表示する。一方、ボタン領域B2が強く押下された場合には、図5(b)に示すように、英数文字入力モード時にボタン領域B2に対応付けられた入力対象文字をボタン領域B2の位置、及びその周囲に表示する。
このようにフリックモードで入力対象文字を選択する場合であっても、入力モード切り替え用のボタンの操作を行う必要がなくなり、少ない入力操作によって、入力対象文字の入力を効率よく行うことができる。
また、第1の変形例において、入力モードの切り替えを行う以外にも、英文字における大文字と小文字の切り替えを、タッチパネル10の押下圧力に応じて変更することもできる。この場合であっても、大文字と小文字の入力モード切り替え用のボタンの操作を行う必要がなくなり、少ない入力操作によって、入力対象文字の入力を効率よく行うことができる。
[第2の変形例]
次に、第2の変形例を説明する。第2の変形例は、主に、上記実施形態における文字選択部13の処理内容を変更したものである。以下、実施形態における移動機1と異なる箇所を中心に説明する。図1に示すように、第2の変形例における移動機1Bは、タッチパネル10、押下圧力検出部11、押下時間検出部12、文字選択部13B、及び表示部20を含んで構成される。
文字選択部13Bは、タッチパネル10への押下圧力が強い押下であるか、或いは強い押下であるかに基づいて、入力対象文字の選択と、入力対象文字の決定とを切り替える。第2の変形例において、文字選択部13Bは、強い押下である場合、トグル方式によって入力対象文字を選択すると共に、そのときに選択した入力対象文字を、入力文字として決定する。一方、文字選択部13Bは、弱い押下である場合、トグル方式によって入力対象文字の選択を行うものとする。
例えば、移動機1Bに「いいえ」と入力する場合の入力操作について説明する。まず、「い」を入力する場合、入力対象文字として「あ」行が対応付けられたボタン領域B1を1回、弱く押下して表示部20に「あ」を表示させ、「あ」が表示された状態から、更にボタン領域B1を強く押下すると、表示部20に「い」が表示されると共に、「い」が入力文字として決定され、入力中の文字位置を示すカーソルが次の文字入力位置へ移動する。そして、同様の操作により、もう1度、「い」を入力する。次に、「え」を入力する場合、まず、3回、ボタン領域B1を弱く押下して表示部20に「う」を表示させる。そして、「う」が表示された状態から、更にボタン領域B1を強く押下すると、表示部20に「え」が表示されると共に、「え」が入力文字として決定され、「いいえ」の入力が完了する。
このように、第2の変形例においては、タッチパネル10の押下圧力を変化させるだけで入力対象文字の選択と、入力文字の決定とを切り替えることができる。このように、押下圧力を変化させることによって入力文字の決定を行うことができるので、入力文字の決定を行う際に、入力文字の決定用のボタン(例えば、方向を入力するための右ボタン等)の操作を行う必要がなくなり、少ない入力操作によって、入力対象文字の入力を効率よく行うことができる。
また、実施形態と同様に、ボタン領域の押下が短時間押下であるか、長時間押下であるかに基づいて、入力対象文字の選択と、入力文字の決定とを切り替えることができる。ここでは、短時間押下である場合には、弱い押下の場合と同様の処理を行い、長時間押下である場合には、強い押下と同様の処理を行うものとする。この場合には、強い押下であるか、或いは弱い押下であるかの判断が困難であったとしても、押下時間に基づいて入力対象文字の選択と、入力文字の決定との切り替えを行うことができ、入力対象文字の入力操作の向上を更に図ることができる。
なお、上記実施形態、第1の変形例及び第2の変形例における入力対象文字は、かな文字や、英数文字に限定されるものではなく、記号や絵文字等、各種の入力対象のものを含むものである。また、押下圧力に応じてトグル方式における選択方向や入力モードを切り替える以外にも、例えば、半角と全角の入力切替や、記号とかなの入力切替など、各種の入力切替を行うことができる。
1,1A,1B…移動機、10…タッチパネル、11…押下圧力検出部(押下圧力検出手段)、12…押下時間検出部(押下時間検出手段)、13,13A,13B…文字選択部(文字選択手段)、20…表示部、B1〜B12…ボタン領域、M1,M2…入力文字。

Claims (5)

  1. データの入力操作を受け付けるタッチパネルと、
    前記タッチパネルへの押下操作に基づいて、表示部に表示する入力対象文字を、予め定められた順序によって、予め保持された入力対象文字群の中から選択する文字選択手段と、
    前記タッチパネルへの押下圧力を検出する押下圧力検出手段と、を備え、
    前記文字選択手段は、前記押下圧力検出手段によって検出された押下圧力に基づいて、前記入力対象文字の選択の順序を変更することを特徴とする入力装置。
  2. 前記文字選択手段は、前記押下圧力検出手段によって検出された前記タッチパネルへの押下圧力が所定の押下圧力未満である場合と、押下圧力が前記所定の押下圧力以上である場合とによって、前記入力対象文字の選択の順序を変更することを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記文字選択手段は、前記タッチパネルの押下操作に伴って順次選択する入力対象文字の選択順序を、前記押下圧力検出手段によって検出された押下圧力に基づいて、逆の選択順序に変更することを特徴とする請求項1または2に記載の入力装置。
  4. 前記タッチパネルが押下されたときの押下時間を検出する押下時間検出手段を更に備え、
    前記文字選択手段は、更に、前記押下時間検出手段によって検出された押下時間に基づいて、前記入力対象文字の選択の順序を変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の入力装置。
  5. データの入力操作を受け付けるタッチパネルを備えた入力装置において実行され、前記タッチパネルへの押下操作に基づいて、表示部に表示する入力対象文字を、予め定められた順序によって、予め保持された入力対象文字群の中から選択する入力対象文字選択方法であって、
    前記タッチパネルへの押下圧力を検出する押下圧力検出ステップと、
    前記押下圧力検出ステップで検出された押下圧力に基づいて、前記入力対象文字の選択の順序を変更する文字選択ステップと、を有することを特徴とする入力対象文字選択方法。
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