JP2012205325A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012205325A5 JP2012205325A5 JP2011065002A JP2011065002A JP2012205325A5 JP 2012205325 A5 JP2012205325 A5 JP 2012205325A5 JP 2011065002 A JP2011065002 A JP 2011065002A JP 2011065002 A JP2011065002 A JP 2011065002A JP 2012205325 A5 JP2012205325 A5 JP 2012205325A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- phase
- fundamental wave
- voltage
- wave signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Description
本発明は、電力系統に連系して給電する太陽光発電システムや風力発電システムなどの分散型電源システムに関する。
従来から、太陽光や風力等をエネルギー源として発電した直流電力を交流電力に変換し、電力系統に連系して給電する太陽光発電システムや風力発電システムなどの分散型電源システムが開発されている。
図6は、このような分散型電源システムを説明するためのブロック図である。各系統母線および信号線は、通常2本乃至3本(または4本)線で表記して2相または3相回路を表すが、ここでは簡単のため、1本線で代表表記している。
図6において、1は電力系統に給電する3相交流電源、2〜4はスイッチ、10は系統連系用のインバータ回路、11は太陽電池などの直流電源、100はインバータ回路10を制御する制御回路、5は3相交流電源1の電力系統から給電される負荷、6は3相交流電源1の系統電圧を検出する電圧検出器、7はインバータ回路10の出力電流を検出する電流検出器、8はコンデンサ、9はリアクトルである。
インバータ回路10は、半導体スイッチング素子を3相ブリッジ構成した回路である。
ブリッジ構成された半導体スイッチング素子のオン/オフ状態は、制御回路100から出力されるパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)された制御信号に基づいて制御される。その結果、インバータ回路10の出力端には、3相の交流電圧が発生する。この3相交流電圧は、直流電源11から出力される直流電圧をパルス幅変調して得られたパルス列からなる電圧である。リアクトル9とコンデンサ8とからなるLCフィルタは、パルス列からなる3相交流電圧を、高調波成分を除去することにより、正弦波状の電圧にする。高調波成分が除去された正弦波状の3相交流電圧が、3相交流電源1の電力系統に出力される。
ブリッジ構成された半導体スイッチング素子のオン/オフ状態は、制御回路100から出力されるパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)された制御信号に基づいて制御される。その結果、インバータ回路10の出力端には、3相の交流電圧が発生する。この3相交流電圧は、直流電源11から出力される直流電圧をパルス幅変調して得られたパルス列からなる電圧である。リアクトル9とコンデンサ8とからなるLCフィルタは、パルス列からなる3相交流電圧を、高調波成分を除去することにより、正弦波状の電圧にする。高調波成分が除去された正弦波状の3相交流電圧が、3相交流電源1の電力系統に出力される。
制御回路100は、PLL(Phase−Locked Loop)演算手段12、3相電圧指令信号生成手段13、座標変換手段14、出力電流制御手段15、ゲート信号生成回路16を備えている。
PLL演算手段12は、電圧検出器6で検出された系統電圧の位相と一致する角周波数ωoを生成する機能を有する。PLL演算手段12の具体的動作については後述する。
3相電圧指令信号生成手段13は、PLL演算手段12で生成された角周波数ωoに基づいて、所定の振幅を有する3相の電圧指令信号Vuref,Vvref,Vwrefを生成する。
座標変換手段14は、PLL演算手段12で生成された角周波数ωoを用いて有効電流指令Idref,無効電流指令Iqrefを座標変換し、U相の出力電流指令IurefとW相の出力電流指令Iwrefとを生成する。
出力電流制御手段15は、座標変換手段14で生成されたU相およびW相の出力電流指令Iuref,Iwrefと電流検出器7で検出されたインバータ回路10の出力電流Iu,Iwとが一致するように交流電流調節(ACR)制御を行う。出力電流制御手段15は、交流ACR制御の結果として、各相の電圧指令信号Vuref,Vvref,Vwrefを補正するための補正信号ΔVuref,ΔVvref,ΔVwrefを生成する。
ゲート信号生成回路16は、各相の電圧指令信号Vuref,Vvref,Vwrefと、各相の電圧指令に対する補正信号ΔVuref,ΔVvref,ΔVwrefとを各相ごとに加算して、各相の変調信号を生成する。次に、ゲート信号生成回路16は、各相の変調信号と所定のキャリア信号との大小を比較して、パルス幅変調された制御信号G1〜G6を生成する。制御信号G1〜G6は、インバータ回路10に対して出力される。
インバータ回路10の半導体スイッチング素子は、ゲート信号生成回路16で生成された制御信号G1〜G6に基づいてそのオン/オフ状態が制御される。その結果、インバータ回路10の出力端には、3相の交流電圧が発生する。
このように電力系統に連係するインバータ回路の出力電圧制御方式は、例えば非特許文献1に開示されている。
ところで、このような分散型電源システムは、電力系統に対して安定に電力を供給することが求められている。そのため、制御回路100は、系統電圧の位相および周波数に基づいて、インバータ回路10から出力される電圧の周波数および位相の制御を行う。このような制御を実現するために、図6に示す分散型電源システムの制御回路100は、PLL演算手段12を備えている。
図6に示すPLL演算手段12の一例として、図7に、特許文献1に開示されているPLL演算手段のブロック図を示す。
PLL演算手段12は、αβ変換手段121、dq変換手段122、比例積分調節手段123、VCO(Voltage Controlled Oscillator)手段124を備えている。なお、以下の説明では、比例積分調節手段123をPI調節手段123ともいう。
αβ変換手段121は、電圧検出器6で検出された3相の電圧信号Vu,Vv,Vwを2相の電圧信号Vα,Vβに変換するものである。dq変換手段122は、αβ変換手段121から電圧信号Vα,Vβが入力され、VCO手段124から位相信号θが入力される。dq変換手段122は、位相信号θと電圧信号Vα,Vβとから、位相差成分Vdと同相成分Vqとを算出する。PI調節手段123は、位相差成分Vdがゼロとなるように比例積分調節器(PI調節器)による演算制御を行い、補正値を出力する。この補正値を加算器126により系統電圧信号の目標角周波数ωs*に加算して得られる補正角周波数ωoが、VCO手段124に出力される。VCO手段124は、入力された補正角周波数ωoに応じた位相信号θをdq変換手段122に出力する。
このフィードバック制御により、位相差成分Vdがゼロになったところでロックされる。このとき、位相信号θが系統電圧の位相と一致する。したがって、PLL演算手段12から出力される補正角周波数ωoは、系統電圧の角周波数と一致することになる。
電気学会静止器研究会(2001年10月23日)論文番号SA−01−39
ところで、分散型電源システムは、電力系統に異常が発生した場合、一度停止してから再起動することが社団法人日本電気協会の系統連系専門部会から発行されている系統連系規定(JEAC9701−2006)により義務付けられている。そのため、分散型電源システムは電力系統の異常を検出する保護機能を備えている。したがって、電力系統に瞬時電圧低下等の異常が発生すると、同一の電力系統に連系する多数の分散型電源システムが、一斉に電力系統から解列する可能性がある。この場合、系統周波数の低下や系統電圧の変動を引き起こすことが懸念される。そのため、分散型電源システムは、系統連系規定が定める電力系統の異常よりも短時間の瞬時電圧低下が発生しても、安定に運転を継続することが望まれる。
しかしながら、図6に示す分散型電源システムが備えるPLL演算手段12は、PI調節手段123を備えている。PI調節手段123は、指令値0に対する位相差成分Vqの偏差量(=0−Vq)に基づいて比例演算と積分演算とを行うことにより、指令値に対する入力信号の偏差がゼロになるように機能する。
すなわち、PI調節手段123は、積分機能を有しているので、入力電圧信号の急変に対して瞬時に出力信号を追従させることができない。そのため、電力系統の相間で短絡が発生するなどにより系統電圧が瞬時に変動すると、系統電圧とインバータ回路10から出力される電圧との間に、大きな位相差が短時間生じることが知られている。その結果、電力系統とインバータ回路10との間でこの位相差に起因する過電流が生じる。過電流が生じた分散型電源システムは運転を停止するため、電力系統から解列し、電力を供給することができなくなるという問題がある。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、電力系統で瞬時の電圧変動が生じても、安定して電力系統に電力を供給することができる分散型電源システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明によって提供される分散型電源システムは、半導体スイッチング素子を3相ブリッジ結線してなるインバータ回路と、所定のキャリア信号と3相の電圧指令信号とを比較して前記半導体スイッチング素子を制御するための制御信号を生成する制御回路とを備え、前記インバータ回路により直流電力を変換して得られる交流電力を3相交流電源の電力系統に供給するものであり、前記3相交流電源の系統電圧を検出する電圧検出器を備えるとともに、この分散型電源システムにおける前記制御回路は、前記電圧検出器で検出された系統電圧から第1の基本波信号と第2の基本波信号と第3の基本波信号とを生成する3相基本波信号生成手段と、前記第1から第3の基本波信号に基づいて前記第1の基本波信号と同位相の第1の基準信号を生成するとともに、前記第1の基準信号と90度の位相差を有する第2の基準信号を生成する基準信号生成手段と、前記第1の基準信号に基づいて生成される3倍調波信号と前記3相基本波信号生成手段から出力される第1から第3の基本波信号とを用いて第3調波信号を生成する第3調波信号生成手段と、前記第1から第3の基本波信号のそれぞれと前記第3調波信号とを加算して3相の電圧指令信号を生成する3相電圧指令信号生成手段とを有することを特徴とする。
この発明によると、3相の電圧指令信号は第1から第3の基本波信号に共通の第3調波信号を加算して得られる台形波信号となるので、正弦波信号の場合に比べて、直流電源から出力される電圧の利用率を向上させることができる。また、電力系統に瞬時の電圧変動が生じても、分散型電源システムは、系統電圧に追従して出力電圧を制御することができる。したがって、系統電圧とインバータ回路の出力電圧との間の位相差により生じる過電流を防止することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記分散型電源システムは、前記3相交流電源と前記インバータ回路との間にフィルタ回路を備えた上述の分散型電源システムにおいて、前記3相基本波信号生成手段は、前記電圧検出器で検出された系統電圧から基本波成分の信号を抽出する基本波成分抽出手段と、前記抽出された基本波成分の信号に所定の位相値を付加して前記第1から第3の基本波信号を生成する位相調整手段と、を有することを特徴とする。さらに、前記抽出された基本波成分の信号に付加される位相値は、前記フィルタ回路の入出力電圧の間に生じる位相差量であることを特徴とする。
本実施の形態によると、分散型電源システムと3相交流電源との間にフィルタ回路が存在しても、分散型電源システムから出力される電圧は、前記フィルタ回路の出力点において、3相交流電源の電圧位相と同位相に制御される。したがって、電力系統に瞬時の電圧変動が生じても、分散型電源システムは、系統電圧に追従して出力電圧を制御することができる。その結果、過電流の発生を防止することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基準信号生成手段は、前記第2の基本波信号の位相を調整して第1の基本波信号と同位相の第4の基本波信号を生成する第1の位相調整手段と、前記第3の基本波信号の位相を調整して第1の基本波信号と同位相の第5の基本波信号を生成する第2の位相調整手段と、前記第1の基本波信号と前記第4の基本波信号と前記第5の基本波信号とを加算して基準電圧信号を生成する基準電圧信号生成手段と、前記基準電圧信号と同じ位相で振幅が所定値に規格化された第1の基準信号を生成する第1の基準信号生成手段と、前記第1の基準信号と90度の位相差を有する第2の基準信号を生成する第2の基準信号生成手段と、を有することを特徴とする。
本実施の形態によると、第1の基準信号は第1から第3の基本波信号のすべてに基づいて生成されるため、制御回路は、電力系統のいずれかの2相間で短絡が発生しても、インバータ回路を制御するための信号を生成することができる。したがって、分散型電源システムは、運転を継続することができる。
本発明によると、電力系統で瞬時電圧低下が発生しても、安定して電力系統に電力を供給することができる分散型電源システムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図5を参照しながら説明する。なお、図1〜図5において、図6に示した従来の分散電源システムと共通する構成要素には同符号を付し、その説明を省略する。
図1は、本発明に係る分散型電源システムの実施形態を説明するためのブロック図である。図1において、符号1〜11を付した構成要素は図6の分散型電源システムと同じである。一方、図1の分散型電源システムでは、制御回路101でインバータ回路10を制御するところが相違する。
制御回路101は座標変換手段14、出力電流制御手段15、ゲート信号生成回路16、3相基本波信号生成手段20、基準信号生成手段30、第3調波信号生成手段40、3相電圧指令信号生成手段50を備えている。なお、上記構成要素のうち、符号14〜16を付した構成要素は制御回路100の構成要素と同じである。
以下では、上記構成要素を備えた制御回路101の説明をしながら、本発明に係る分散型電源システムの動作を説明する。
3相基本波信号生成手段20は、電圧検出器6で検出された3相交流電源1の系統電圧を入力として、位相調整された3相の基本波信号Vurefbase,Vvrefbase,Vwrefbaseを生成する。以下では、基本波信号Vurefbaseを第1の基本波信号、基本波信号Vvrefbaseを第2の基本波信号、基本波信号Vwrefbaseを第3の基本波信号として説明する。ただし、第1から第3の基本波信号が、基本波信号Vurefbase,Vvrefbase,Vwrefbaseのいずれであっても、制御回路101の作用とその効果は同じである。
図2は、3相基本波信号生成手段20の一例を示すブロック図である。3相基本波信号生成手段20は、帯域通過フィルタ21、位相調整手段22、加算器23を有する。以下の説明では、帯域通過フィルタ21をBPF21ともいう。
BPF21は、入力信号に含まれる周波数成分のうち、所定の周波数帯域の周波数成分のみを通過させるフィルタ(基本波成分抽出手段)である。図2において、BPF21を通過する周波数帯域は、系統電圧の周波数に設定されている。これにより、BPF21は、電圧検出器6で検出された電力系統のU相とW相の電圧信号Vu,Vwを入力として、それらの基本波成分の信号Vubpf,Vwbpfを抽出して出力する。
位相調整手段22は、BPF21からの信号Vubpf,Vwbpfを入力とし、これらの信号と同じ振幅値で、かつこれらの信号に対して所定量の位相を調整した信号VurefBase,VwrefBaseを出力する。
図3は、位相調整手段22の一例を示すブロック図である。位相調整手段22は、低域通過フィルタ221、乗算器222,224、加算器223を有する。低域通過フィルタ221は、入力信号に含まれる周波数成分のうち、カットオフ周波数fcよりも低い周波数帯域の周波数成分を通過させるフィルタである。以下の説明では、低域通過フィルタ221をLPF221ともいう。また、位相調整手段22の入力信号をVinとし、出力信号をVoutとする。
位相調整手段22は、入力信号VinをLPF221に入力して得られた信号に、乗算器222を用いて所定の係数K1を乗じて信号Vinlpfを生成する。次に、入力信号Vinと上記演算の結果得られた信号Vinlpfとの差ΔVin(=Vin−Vinlpf)を加算器223により演算する。さらに、その結果得られた信号ΔVinに、乗算器224を用いて所定の係数K2を乗じて、出力信号Voutを生成する。
ここで、LPF221のカットオフ周波数fcの周期TはT=1/fcである。また、各周波数ωはω=2πfcである。この場合、位相調整手段22の入力信号Vinに対する出力信号Voutの位相φおよびゲイン|g|の特性は、下記(1)式および(2)式で表される。
上記(1)式より、入力信号Vinに対する出力信号Voutの位相φは、係数K1によって調整することができる。位相調整手段22で調整する位相量は、インバータ回路10から出力される電圧の位相と、この電圧がコンデンサ8とリアクトル9とからなるLCフィルタを通過して出力される電圧との間に生じる位相差分である。
また、上記(2)式より、入力信号Vinに対する出力信号Voutのゲイン|g|は、係数K2によって調整することができる。ゲイン|g|は、入力信号Vinと出力信号Voutとの比が1:1(ゲイン|g|=1)となるように調整される。
図2に戻って、3相基本波信号生成手段20は、BPF21および位相調整手段22により、電圧検出器6で検出されたU相およびW相の電圧信号Vu,Vwから位相調整されたU相およびW相の基本波信号Vurefbase,Vwrefbaseを生成する。さらに、加算器23により、V相の基本波信号Vvrefbase(=0−Vurefbase−Vwrefbase)を生成する。基本波信号Vurefbase,Vvrefbase,Vwrefbaseは、基準信号生成手段30および3相電圧指令信号生成手段50に対して出力される。
なお、図2に示した3相基本波信号生成手段20では、U相とW相の系統電圧から3相の基本波信号を演算しているが、他の系統電圧の組み合わせによって3相の基本波信号を演算しても良い。また、3相の系統電圧から、それぞれの基本波信号を演算しても良い。
基準信号生成手段30は、3相基本波信号生成手段20からの基本波信号Vurefbase,Vvrefbase,Vwrefbaseを入力として、基準余弦波信号cosωt(第1の基準信号)と基準正弦波信号sinωt(第2の基準信号)とを生成する。
図4は、基準信号生成手段30の一例を示すブロック図である。基準信号生成手段30は、120度進み信号演算手段31、120度遅れ信号演算手段32、基準電圧信号演算手段33、基準余弦波信号演算手段34および基準正弦波信号演算手段35を有する。
図4は、基準信号生成手段30の一例を示すブロック図である。基準信号生成手段30は、120度進み信号演算手段31、120度遅れ信号演算手段32、基準電圧信号演算手段33、基準余弦波信号演算手段34および基準正弦波信号演算手段35を有する。
120度進み信号演算手段31は、V相の基本波信号Vvrefbaseに対し120度位相が進んだ信号、すなわちU相の基本波信号Vurefbaseと同相の信号を生成する。V相の基本波信号Vvrefbaseに対し120度位相が進んだ信号は、例えば、基本波信号Vvrefbaseに係数−1/2を乗じた信号から、基本波信号Vvrefbaseに対し90度位相が進んだ信号に係数√3/2を乗じて得られる信号を減じることにより算出することができる。基本波信号Vvrefbaseに対し90度位相が進んだ信号は、例えば、基本波信号Vvrefbaseの移動平均を演算した信号に係数π/2を乗じることにより得ることができる。
120度遅れ信号演算手段32は、W相の基本波信号Vwrefbaseに対し120度位相が遅れた信号、すなわちU相の基本波信号Vurefbaseと同相の信号を生成する。W相の基本波信号Vwrefbaseに対し120度位相が後れた信号は、例えば、基本波信号Vwrefbaseに係数−1/2を乗じた信号に、基本波信号Vwrefbaseに対し90度位相が進んだ信号に係数√3/2を乗じて得られる信号を加算することにより算出することができる。基本波信号Vwrefbaseに対し90度位相が進んだ信号は、例えば、基本波信号Vwrefbaseの移動平均を演算した信号に係数π/2を乗じることにより得ることができる。
基準電圧信号演算手段33は、U相の基本波信号Vurefbaseと120度進み信号演算手段31および120度遅れ信号演算手段32とで生成されたそれぞれの信号を加算し、さらにこの加算結果に1/3を乗じて基準電圧信号Vrefを生成する。
電力系統の3相電圧が平衡しているとき、基準電圧信号演算手段33で生成される基準電圧信号Vrefは、U相の基本波信号Vurefbaseと位相が同じであり、かつ振幅値も同じ信号となる。一方、電力系統の2相間で短絡が発生した場合、基準電圧信号演算手段33で生成される基準電圧信号Vrefは、短絡が生じていない相の基本波信号と位相が同じであり、振幅値が1/2の信号となる。
基準余弦波信号演算手段34は、基準電圧信号演算手段33からの基準電圧信号Vrefを入力として、基準余弦波信号cosωtを生成する。基準余弦波信号cosωtは、基準電圧信号Vrefと位相が同じであり、かつ振幅値が1に規格化された信号である。
基準余弦波信号cosωtは、例えば、基準電圧信号Vrefをその振幅値で除すことにより得ることができる。基準電圧信号Vrefの振幅値は、例えば、基準電圧信号Vrefの絶対値信号から基準電圧信号Vrefの2倍周波数成分を除去することにより得ることができる。基準電圧信号Vrefの2倍周波数成分は、移動平均演算、バンドエリミネーションフィルタ、ローパスフィルタなどを用いることにより除去することができる。
基準正弦波信号演算手段35は、基準余弦波信号演算手段34からの基準余弦波信号cosωtを入力として、位相が基準余弦波信号cosωtより90度進んだ基準正弦波信号sinωtを生成する。基準正弦波信号sinωtは、例えば、基準余弦波信号cosωtの移動平均値に係数−π/2を乗ずることにより得ることができる。
なお、図4において、基準信号生成手段30の基準電圧信号演算手段33はU相の基本波信号Vurefbaseを基準にしているが、V相の基本波信号VvrefbaseまたはW相の基本波信号Vwrefbaseを基準にして基準電圧信号Vrefを演算しても良い。
基準信号生成手段30は、算出した基準余弦波信号cosωtと基準正弦波信号sinωtとを座標変換手段14に対して出力する。座標変換手段14は、基準余弦波信号cosωtと基準正弦波信号sinωtとを用いて、有効電流指令Idref,無効電流指令Iqrefを座標変換し、U相の出力電流指令IurefとW相の出力電流指令Iwrefとを生成する。
出力電流指令IurefとW相の出力電流指令Iwrefとを入力とする出力電流制御手段15の動作は、図6で説明した従来の分散型電源システムの場合と同じである。
また、基準信号生成手段30は、算出した基準余弦波信号cosωtを第3調波信号生成手段40に出力する。
第3調波信号生成手段40は、基本波信号Vurefbase,Vvrefbase,Vwrefbaseおよび基準余弦波信号cosωtとを入力として、第3調波信号V3refを生成する。図5は、第3調波信号生成手段40の一例を示すブロック図である。
第3調波信号生成手段40は、3倍調波信号演算手段41と振幅演算手段42と乗算器43とを有する。
第3調波信号生成手段40は、3倍調波信号演算手段41と振幅演算手段42と乗算器43とを有する。
3倍調波信号演算手段41は、基準余弦波信号cosωtに対する3倍調波信号cos3ωtを算出する。例えば、下記(3)式にしたがって、基準余弦波信号cosωtに対するを3倍調波信号cos3ωt演算することができる。
また、基準余弦波信号cosωtの位相データを3倍したデータを演算し、この位相データに基づいて、位相データに対応する余弦波信号の値を予め記憶したテーブルから読み出すことにより、3倍調波信号cos3ωtを生成してもよい。
振幅演算手段42は、基本波信号Vurefbase,Vvrefbase,Vwrefbaseを用いて第3調波信号の振幅値V3ampを演算する。例えば、基本波信号Vurefbase,Vvrefbase,Vwrefbaseのそれぞれの絶対値信号を加算した信号から6倍周波数成分を除去し、さらに所定の係数を乗じることにより得ることができる。6倍周波数成分は、移動平均演算、バンドエリミネーションフィルタ、ローパスフィルタなどを用いることにより除去することができる。
乗算器43は、3倍調波信号cos3ωtに第3調波信号の振幅値V3ampを乗じて第3調波信号V3refを生成する。第3調波信号V3refは、第3調波信号生成手段40から3相電圧指令信号生成手段50に出力される。
3相電圧指令信号生成手段50は、3相の基本波信号Vurefbase,Vvrefbase,Vwrefbaseのそれぞれに第3調波信号V3refを加算して、各相の電圧指令信号Vuref,Vvref,Vwrefを生成する。各相の電圧指令信号Vuref,Vvref,Vwrefは、台形波状である。各相の電圧指令信号Vuref,Vvref,Vwrefは、3相電圧指令信号生成手段50からゲート信号生成回路16に出力される。
ゲート信号生成回路16は、各相の電圧指令信号Vuref,Vvref,Vwrefと、各相の電圧指令に対する補正信号ΔVuref,ΔVvref,ΔVwrefとを各相ごとに加算して、各相の変調信号を生成する。次に、ゲート信号生成回路16は、各相の変調信号と所定のキャリア信号との大小を比較して、PWM変調された制御信号G1〜G6を生成する。制御信号G1〜G6は、インバータ回路10に対して出力される。
インバータ回路10の半導体スイッチング素子は、ゲート信号生成回路16で生成された制御信号G1〜G6に基づいてそのオン/オフ状態が制御される。その結果、インバータ回路10の出力端には、3相の交流電圧が発生する。
上記実施形態において、インバータ回路10から出力される3相交流電圧は、制御回路101の機能により、電力系統の各相電圧の変動に対して素早く追従することができる。
その結果、電力系統で瞬時電圧低下が生じても、過電流の発生が防止される。
その結果、電力系統で瞬時電圧低下が生じても、過電流の発生が防止される。
また、インバータ回路10の半導体スイッチング素子Q1〜Q6は、台形波変調された制御信号G1〜G6に基づいて、そのオン/オフ状態が制御される。その結果、インバータ回路10は、直流電源11の出力電圧を有効に利用することができる。すなわち、インバータ回路10は、正弦波変調をする場合に比べて、太陽電池等の発電電圧がより低い領域でも、所望の交流電圧を出力することができる。
また、各相の電圧指令信号Vuref,Vvref,Vwrefには共通の第3調波信号V3refが含まれている。そのため、インバータ回路10の交流出力端の線間に生じる電圧には、第3調波信号V3refに起因する電圧成分は含まれない。したがって、インバータ回路10の出力電圧から高調波成分を除去するためのコンデンサ8とリアクトル9とは、大型化する必要がない。
また、3相交流電源1の電力系統で2相間に瞬時短絡が発生した場合、インバータ回路10は、短絡に関係しない相の出力電圧を台形波変調された電圧とすることができる。この場合、インバータ回路10は零相電圧を発生させることがない。
以上のように、本実施形態によれば、電力系統で瞬時電圧低下が発生しても、安定して電力系統に電力を供給することができる分散型電源システムを得ることができる。
1・・・3相交流電源、2,3,4・・・スイッチ、5・・・負荷、6・・・電圧検出器、7・・・電流検出器、8・・・コンデンサ、9・・・リアクトル、10・・・インバータ回路、11・・・直流電源、12・・・PLL演算手段、13,50・・・3相電圧指令信号生成手段、14・・・座標変換手段、15・・・出力電流制御手段、16・・・ゲート信号生成回路、20・・・3相基本波信号生成手段、21・・・帯域通過フィルタ、22・・・位相調整手段、23・・・加算器、30・・・基準信号生成手段、31・・・120度進み信号演算手段、32・・・120度遅れ信号演算手段、33・・・基準電圧信号演算手段、34・・・基準余弦波信号演算手段、35・・・基準正弦波信号演算手段、40・・・第3調波信号生成手段、41・・・3倍調波信号演算手段、42・・・第3調波振幅演算手段、43・・・乗算器、100,101・・・制御回路、121・・・αβ変換手段、122・・・dq変換手段、123・・・比例積分演算手段、124・・・VCO手段、125,126・・・加算器、221・・・低域通過フィルタ、222,224・・・乗算器、223・・・加算器。
Claims (4)
- 半導体スイッチング素子を3相ブリッジ結線してなるインバータ回路と、所定のキャリア信号と3相の電圧指令信号とを比較して前記半導体スイッチング素子を制御するための制御信号を生成する制御回路とを備え、前記インバータ回路により直流電力を変換して得られる交流電力を3相交流電源の電力系統に供給する分散型電源システムにおいて、
前記分散型電源システムは、前記3相交流電源の系統電圧を検出する電圧検出器を備えるとともに、
前記制御回路は、前記電圧検出器で検出された系統電圧から第1の基本波信号と第2の基本波信号と第3の基本波信号とを生成する3相基本波信号生成手段と、
前記第1から第3の基本波信号に基づいて前記第1の基本波信号と同位相の第1の基準信号を生成する基準信号生成手段と、
前記第1の基準信号に基づいて生成される3倍調波信号と前記3相基本波信号生成手段から出力される第1から第3の基本波信号とを用いて第3調波信号を生成する第3調波信号生成手段と、
前記第1から第3の基本波信号のそれぞれと前記第3調波信号とを加算して3相の電圧指令信号を生成する3相電圧指令信号生成手段とを有することを特徴とする分散型電源システム。 - 前記3相交流電源と前記インバータ回路との間にフィルタ回路を備える請求項1に記載の分散型電源システムにおいて、
前記3相基本波信号生成手段は、前記電圧検出器で検出された系統電圧から基本波成分の信号を抽出する基本波成分抽出手段と、前記抽出された基本波成分の信号に所定の位相値を付加して前記第1から第3の基本波信号を生成する位相調整手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の分散型電源システム。 - 前記抽出された基本波成分の信号に付加される位相値は、前記フィルタ回路の入出力電圧の間に生じる位相差量であることを特徴とする請求項2に記載の分散型電源システム。
- 前記基準信号生成手段は、
前記第2の基本波信号の位相を調整して第1の基本波信号と同位相の第4の基本波信号を生成する第1の位相調整手段と、
前記第3の基本波信号の位相を調整して第1の基本波信号と同位相の第5の基本波信号を生成する第2の位相調整手段と、
前記第1の基本波信号と前記第4の基本波信号と前記第5の基本波信号とを加算して基準電圧信号を生成する基準電圧信号生成手段と、
前記基準電圧信号と同じ位相で振幅が所定値に規格化された前記第1の基準信号を生成する第1の基準信号生成手段と、
前記第1の基準信号と90度の位相差を有する第2の基準信号を生成する第2の基準信号生成手段と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の分散型電源システム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011065002A JP5877648B2 (ja) | 2011-03-23 | 2011-03-23 | 分散型電源システム |
US14/000,720 US9509145B2 (en) | 2011-03-23 | 2012-02-03 | Distributed power supply system |
PCT/JP2012/052513 WO2012127910A1 (ja) | 2011-03-23 | 2012-02-03 | 分散型電源システム |
CN201280011381.2A CN103430441B (zh) | 2011-03-23 | 2012-02-03 | 分散型电源*** |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011065002A JP5877648B2 (ja) | 2011-03-23 | 2011-03-23 | 分散型電源システム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012205325A JP2012205325A (ja) | 2012-10-22 |
JP2012205325A5 true JP2012205325A5 (ja) | 2014-01-16 |
JP5877648B2 JP5877648B2 (ja) | 2016-03-08 |
Family
ID=46879078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011065002A Active JP5877648B2 (ja) | 2011-03-23 | 2011-03-23 | 分散型電源システム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9509145B2 (ja) |
JP (1) | JP5877648B2 (ja) |
CN (1) | CN103430441B (ja) |
WO (1) | WO2012127910A1 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5964568B2 (ja) * | 2011-09-29 | 2016-08-03 | 株式会社ダイヘン | 信号処理装置およびインバータ回路の制御回路 |
DK2575252T3 (en) | 2011-09-29 | 2018-10-08 | Daihen Corp | Signal processor, filter, power converter for power converter circuit, connection inverter system and PWM inverter system |
CN103036529B (zh) | 2011-09-29 | 2017-07-07 | 株式会社大亨 | 信号处理装置、滤波器、控制电路、逆变器和转换器*** |
WO2014174667A1 (ja) | 2013-04-26 | 2014-10-30 | 富士電機株式会社 | 共振抑制装置 |
JP6182032B2 (ja) * | 2013-09-19 | 2017-08-16 | 積水化学工業株式会社 | エネルギマネジメントシステム |
EP3346569A4 (en) * | 2015-09-03 | 2019-01-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | DEVICE AND METHOD FOR VOLTAGE FLUCTUATION SUPPRESSION |
KR101755299B1 (ko) | 2015-09-24 | 2017-07-11 | 한국철도기술연구원 | 단상 공진형 무선 전력 전송 시스템의 동기 좌표계 dq 모델링을 이용한 전류 제어 방법 및 이를 이용한 전류 제어 장치 |
CN105703397B (zh) * | 2016-04-07 | 2018-03-02 | 沈阳农业大学 | 一种考虑农村低压配电网低电压治理的分布式电源优化配置方法 |
TWI738930B (zh) * | 2016-11-30 | 2021-09-11 | 瑞士商卡美特公司 | 可變電壓產生電路及其產生方法和使用此電路的可變功率電容 |
KR101904101B1 (ko) * | 2016-12-26 | 2018-10-05 | 효성중공업 주식회사 | Mmc 컨버터 출력단 직류성분 제거방법 |
JP6733816B2 (ja) * | 2017-05-18 | 2020-08-05 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 電力変換装置 |
US10491146B2 (en) * | 2018-03-30 | 2019-11-26 | General Electric Company | System and method for compensating for generator-induced flicker in a wind turbine |
US11251602B2 (en) * | 2018-07-09 | 2022-02-15 | Schneider Electric Industries Sas | Method for locating an electrical arc fault and electrical installation protection device implementing such a method |
CN108964062B (zh) * | 2018-08-17 | 2022-03-04 | 武汉理工大学 | 一种确定分布式潮流控制器3次谐波电流取值范围的方法 |
WO2020089990A1 (ja) * | 2018-10-30 | 2020-05-07 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 電力変換装置 |
US11873039B2 (en) | 2019-11-26 | 2024-01-16 | Nsk Ltd. | Motor control device, electric actuator product, and electric power steering device |
JP7495654B1 (ja) | 2024-01-26 | 2024-06-05 | 日新電機株式会社 | 電力変換器制御装置、電力変換器の制御方法及び電力変換器の制御プログラム |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07213069A (ja) * | 1994-01-17 | 1995-08-11 | Fuji Electric Co Ltd | 系統連係インバータの電圧検出回路 |
JP3547355B2 (ja) * | 1999-12-28 | 2004-07-28 | 株式会社日立製作所 | 電力変換システム |
JP3812406B2 (ja) * | 2001-10-26 | 2006-08-23 | 富士電機システムズ株式会社 | Pwm電力変換装置の制御方法 |
JP4056852B2 (ja) * | 2002-10-31 | 2008-03-05 | 株式会社日立製作所 | 電力変換装置 |
TWI312218B (en) * | 2005-11-10 | 2009-07-11 | Ablerex Electronics Co Ltd | Islanding detection method for a distributed generation power system |
JP5364303B2 (ja) * | 2008-06-17 | 2013-12-11 | 山洋電気株式会社 | 電流制御型電力変換器及び電流制御型電力変換器の出力電流波形改善方法 |
ES2907380T3 (es) * | 2008-09-11 | 2022-04-25 | Daihen Corp | Circuito de control de inversor y sistema inversor interactivo que comprende dicho circuito de control de inversor |
JP5226540B2 (ja) * | 2009-01-09 | 2013-07-03 | 株式会社ダイヘン | インバータ制御回路、このインバータ制御回路を備えた系統連系インバータシステム |
JP5223711B2 (ja) * | 2009-02-10 | 2013-06-26 | 富士電機株式会社 | 無停電電源装置 |
JP5585371B2 (ja) * | 2010-10-14 | 2014-09-10 | 富士電機株式会社 | 分散型電源システム |
-
2011
- 2011-03-23 JP JP2011065002A patent/JP5877648B2/ja active Active
-
2012
- 2012-02-03 WO PCT/JP2012/052513 patent/WO2012127910A1/ja active Application Filing
- 2012-02-03 CN CN201280011381.2A patent/CN103430441B/zh active Active
- 2012-02-03 US US14/000,720 patent/US9509145B2/en active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5877648B2 (ja) | 分散型電源システム | |
JP2012205325A5 (ja) | ||
JP5585371B2 (ja) | 分散型電源システム | |
JP5542609B2 (ja) | 無効電力補償装置 | |
JP5580095B2 (ja) | 系統連系インバータ装置 | |
JP2018129963A (ja) | 電力変換器の制御装置 | |
JP6021147B2 (ja) | 風力発電装置 | |
JP6583922B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP6159271B2 (ja) | 電力変換装置および電力変換装置の制御方法 | |
TWI604697B (zh) | Phase-locked loop method for a utility parallel system | |
JP5055184B2 (ja) | 電力変換装置およびその高調波電流抑制方法 | |
JP2010115094A (ja) | インバータの単独運転検出装置および単独運転検出方法 | |
JP5776308B2 (ja) | 系統連系電力変換装置 | |
JP5351390B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP7322566B2 (ja) | モジュラー・マルチレベル・カスケード変換器 | |
JP6392708B2 (ja) | 自励式電力変換装置 | |
JP2009050091A (ja) | 位相検出装置 | |
JP6041250B2 (ja) | 系統連系装置 | |
JP5768957B2 (ja) | 3相v結線式インバータの制御装置 | |
JP7322567B2 (ja) | モジュラー・マルチレベル・カスケード変換器 | |
WO2023233454A1 (ja) | 電力変換装置、および制御装置 | |
WO2021156923A1 (ja) | 電力変換器の制御システム | |
JP6327033B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2011172387A (ja) | 電力変換制御装置、コンバータ制御回路、電力変換制御方法、電力変換制御用プログラム及び記録媒体 | |
US20140239716A1 (en) | Ac power supply apparatus |