JP2012197970A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】上下風向変更羽根の横幅を室内機本体の横幅と略等しく設定して面積を拡大し、上下風向および左右風向の変更性能を向上させることができる空気調和機において、課題となる表示部の構成を最適化する。
【解決手段】室内機の前面開口部2aを開閉する前面パネル4と、吹出口10から吹き出される空気の向きを上下に変更する上羽根20と下羽根18とを備え、前面パネル4と上羽根20と下羽根18との横幅を本体2の横幅に略等しく設定した室内機において、表示部50およびリモコン信号を送受信する送受信部51を本体2の中央下部で、上羽根20の背部に設け、上羽根20を透明樹脂で形成したことで、吹出口から吹き出された空気を上羽根は下方へ、下羽根は上方へ確実に導くことができるため、効率よく風向変更できるとともに、表示部の視認性を良くすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、室内機に、吹出口から吹き出される空気の向きを変更する風向変更羽根を設け、風向変更羽根を制御して空調運転を行う空気調和機に関するものである。
従来の空気調和機には、室内機の吹出口から吹き出される空気の向きを変更する風向変更羽根が設けられており、風向変更羽根は、吹出口から吹き出される空気の向きを上下に変更する上下風向変更羽根と、吹出口から吹き出される空気の向きを左右に変更する左右風向変更羽根とで構成されている。
上下風向変更羽根は、通常1枚の羽根で構成され、空気調和機の停止時には吹出口を上下風向変更羽根で覆う一方、空気調和機の運転時には吹出口を開き、吹出口から吹き出される空気の向きを上下に変更している。
また、1枚の上下風向変更羽根を3分割して、左側風向調整板と中央風向調整板と右側風向調整板とで構成したものも提案されており、このものにあっては、左側風向調整板と右側風向調整板で風向調整した風により中央の風を押さえ込むことにより、温風の到達距離を長くし、部屋全体の温度分布を改善している(例えば、特許文献1参照)。
一方、近年においては、運転停止時に塵埃の浸入を防ぐため、室内機本体の前面に開口部のない平板状の前面パネルを設け、運転開始とともに前面パネルを前方へ可動させて吸込口を開口する構造のものを採用し、さらに、運転状況を表示する表示部の視認性を向上させるために、表示部を前面パネルに設けたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−79690号公報 特開2010−48491号公報
従来の空気調和機においては、1枚の羽根で構成された上下風向変更羽根に限らず、上下2枚の羽根で構成された上下風向変更羽根も、その横幅(左右方向の幅)が吹き出し風路の幅に制約されるため、上下風向および左右風向の変更性能が十分に得られないという問題がある。
これは、特許文献1に記載のように、1枚の上下風向変更羽根を3分割した構成のものについても同様である。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、吹出口の上方に上羽根を、吹出口の下方に下羽根を設け、これら両者の上下風向変更羽根の横幅を室内機本体の横幅と略等しくなるように拡大して、上下方向および左右方向の風向変更性能を十分に発揮できるようにしたものある。
しかしながら、上述のように、上羽根と下羽根の横幅を室内機本体の横幅と略等しくなるように拡大すると、リモコンからの信号を送受信する送受信部や運転状況を表示する表示部を、一般的な壁掛け式の室内機で採用されているように室内機前面下部の左右壁に設
けることができなくなる。そこで、表示部などを室内機上部の前面パネルに設けることが考えられる。しかし、例えば、開閉可動する前面パネルを用いた場合においては、特許文献2に示されたように可動する前面パネルに表示装置を設け、本体側の表示制御部と電気的に接続するためのリード線とこれを保持するガイドや保護構造部品を設けなければならず、構成部品の複雑化を招く。さらに、前面パネルの重量増加に対応するため開閉機構の高出力化を図らなければならず、これらは高コスト化に繋がると考えられる。
本発明はこれらの課題を解決するもので、上下方向及び左右方向の風向変更性能を発揮しつつ、かつ表示部の視認性を損ねることのない空気調和機を、低コストで実現することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、室内機に、空気を吸い込む開口部と、吹出口と、前記開口部を開閉する前面パネルと、前記吹出口から吹き出される空気の向きを変更する風向変更羽根と、リモコン信号を受信もしくは送受信する送受信部と、運転状況を表示する表示部と、を設けた空気調和機であって、前記風向変更羽根は、前記吹出口から吹き出される空気の向きを上下に変更する上下風向変更羽根を有し、前記上下風向変更羽根は、前記吹出口上部に設けられた上羽根と前記吹出口の下部に設けられた下羽根とから成り、前記前面パネルと前記上羽根及び前記下羽根の横幅は室内機本体の横幅と略等しく設定され、前記送受信部及び前記表示部は、前記上羽根もしくは前記下羽根の背部に配設されるとしたものである。
これにより、上下風向変更羽根の横幅を長くすることで、効率よく風向変更することができるとともに、美観性を向上できる。また、上羽根と下羽根の協働で吹き出す空気を挟み込み遠方まで送風することが可能となる。そして、送受信部と表示部とを上羽根もしくは下羽根で隠れる位置に設け、上羽根もしくは下羽根を透明樹脂で形成することで視認性を良好にすることができる。また、送受信部や表示部を可動する前面パネルに設けないため、構造が簡素化でき低コスト化が図れる。
本発明によれば、吹出口から吹き出された空気を上羽根は下方へ、下羽根は上方へ確実に導くことができるため、効率よく風向変更しつつ、視認性を良好にすることができる。
本発明に係る空気調和機を構成する室内機の奥行き方向の縦断面図 本発明に係る空気調和機を構成する室内機の斜視図 図1の室内機の概略図 図3の線III−IIIに沿った断面図 図3の線IV−IVに沿った断面図 吹出口の両側壁が下流側に向かって拡開している場合の図3の線III−IIIに沿った断面図 吹出口の両側壁が下流側に向かって拡開している場合の図3の線IV−IVに沿った断面図 空気調和機停止時の上下羽根の拡大図 空気調和機運転時の室内機の概略図 空気調和機停止時の室内機の概略図 図9の線X−Xに沿った断面図 図10の線XI−XIに沿った断面図 左右羽根の左右変更性能を示すグラフ 左右羽根の左右変更性能を示す別のグラフ 複数の直線部と複数の円弧形状を組み合わせた左右の側壁の拡大図 図15の側壁を有する室内機の正面図 一つの円弧形状で側壁を形成した場合の室内機の正面図 一つの直線形状で側壁を形成した場合の室内機の正面図
第1の発明は、室内機に、空気を吸い込む開口部と、吹出口と、前記開口部を開閉する前面パネルと、前記吹出口から吹き出される空気の向きを変更する風向変更羽根と、リモコン信号を受信もしくは送受信する送受信部と、運転状況を表示する表示部と、を設けた空気調和機であって、前記風向変更羽根は、前記吹出口から吹き出される空気の向きを上下に変更する上下風向変更羽根を有し、前記上下風向変更羽根は、前記吹出口上部に設けられた上羽根と前記吹出口の下部に設けられた下羽根とから成り、前記前面パネルと前記上羽根及び前記下羽根の横幅は室内機本体の横幅と略等しく設定され、前記送受信部及び前記表示部は、前記上羽根もしくは前記下羽根の背部に配設されるとしたものである。
これにより、上下風向変更羽根の面積を拡大できるので吹出口から吹き出された空気を上羽根は下方へ、下羽根は上方へ確実に導くことができるため、効率よく風向変更することができる。また、上羽根と下羽根の協働で吹き出す空気を挟み込み遠方まで送風することが可能となる。そして、送受信部と表示部とを上羽根もしくは下羽根で隠れる位置に設け、上羽根もしくは下羽根を透明樹脂で形成することで視認性を良好にすることができる。また、送受信部や表示部を可動する前面パネルに設けないため、構造が簡素化でき低コスト化が図れる。さらに、運転停止時に、本体幅と略等しい横幅の前面パネルと上羽根と下羽根とで室内機前面を覆うため、室内機のデザイン性を向上させることも可能となる。
第2の発明は、特に第1の発明において、表示部近傍に、人の動きもしくは人を検出するセンサーと、部屋の温度を検知するセンサーとを設けたものである。これにより、センサー部品によってデザイン性を損ねることを防ぐことができる。また、これらのセンサー部品を表示部と一体化できるため合理化が図れる。
第3の発明は、特に第1もしくは第2の発明において、送受信部及び表示部を室内機本体下部の中央付近で、上羽根の背部に設けたもので、視認性に優れたものとなる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
一般家庭で使用される空気調和機は、通常冷媒配管で互いに接続された室外機と室内機とで構成されており、図1および図2は本発明に係る空気調和機の室内機を示している。
室内機は、本体2と、本体2の前面開口部2aを開閉自在の可動前面パネル(以下、単に前面パネルという。)4を有しており、空気調和機停止時は、前面パネル4は本体2に密着して前面開口部2aを閉じているのに対し、空気調和機運転時は、前面パネル4は本体2から離反する方向に移動して前面開口部2aを開放する。なお、図1および図2は前面パネル4が前面開口部2aを閉じた状態を示しており、前面パネル4の横幅は室内機本体の横幅と略等しく設定している。
また、本体2の内部には、熱交換器6と、前面開口部2a及び上面開口部2bから取り入れられた室内空気を熱交換器6で熱交換して室内に吹き出すためのファン8と、熱交換した空気を室内に吹き出す吹出口10を開閉するとともに空気の吹き出し方向を上下に変更する上下風向変更羽根(以下、単に「上下羽根」という。)12と、空気の吹き出し方
向を左右に変更する左右風向変更羽根(以下、単に「左右羽根」という。)14とを備えており、前面開口部2a及び上面開口部2bと熱交換器6との間には、前面開口部2a及び上面開口部2bから取り入れられた室内空気に含まれる塵埃を除去するためのフィルタ16が設けられている。
上下羽根12は、吹出口10を開閉する下羽根18と、下羽根18の上方に設けられ下羽根18と協働して吹出口10から吹き出された空気の吹き出し方向を制御する上羽根20とで構成されている。また、下羽根18は駆動軸22に連結される一方、上羽根20は駆動軸24に連結され、各駆動軸22,24は駆動モータ等の駆動源(図示せず)に連結されている。
図11及び図12に示されるように、左右羽根14は、室内機の正面から見て左側に位置する一組の羽根14aと、右側に位置する一組の羽根14bとで構成され、一組の羽根14aあるいは14bは複数枚(例えば、4枚)の羽根で構成されている。また、各組の羽根14a,14bはそれぞれ別々の駆動源(例えば、駆動モータ)26に連結され、駆動源26により独立して制御される。
空気調和機が運転を開始すると、上下羽根12は開制御されて吹出口10を開放し、ファン8が駆動されることで、室内空気は前面開口部2a及び上面開口部2bを介して室内機の内部に取り入れられる。取り入れられた室内空気は熱交換器6で熱交換を行い、ファン8を通過して、ファン8の下流側に形成された通風路28を通過し吹出口10より吹き出される。
また、吹出口10からの空気の吹き出し方向は、上下羽根12及び左右羽根14により制御され、上下羽根12の上下方向の角度及び左右羽根14の左右方向の角度は、室内機を制御するリモコン(遠隔操作装置)により制御される。
さらに、吹出口10の上流側に位置する通風路28は、ファン8の下流側に位置する通風路28の後部壁であるリアガイダ30と、ファンの下流側に位置しリアガイダ30に対向する通風路28の前部壁であるスタビライザ32と、本体2の両側壁34(図4参照)とで形成されている。
なお、上述した用語「スタビライザ」は、ファン8の下流近傍に位置し、ファン8の前部付近に発生する渦を安定化させるスタビライザと、このスタビライザの下流側に位置しファン8により搬送される空気の圧力回復を担うディフューザの前部壁部分に分けることもできるが、本願明細書では、これらを総称して「スタビライザ」という。
また、図1および図2に示したように、上羽根20の背部で、上羽根20で隠れる位置に、空気調和機の運転状況を示す表示部50とリモコン信号を受信もしくは送受信する送受信部51とを設けている。
さらに、部屋に居る人や人の動きに感応して人の活動状態、居場所等を検知するセンサー52を、表示部50の近傍に設けている。
上記のように、表示部50を本体2の中央下部に設けることで視認性が向上するとともに、送受信部51やセンサー52をこれらの位置に設けることで、送受信および人の検知を良好に行うことができる。また、送受信部51とセンサー52とを表示部50の近傍に配設することで、本体2へ取り付ける取付ユニットを表示部50と一体化することができるため、構成部品が省略できて合理化が図れる。
ここで、上下羽根12の形状について詳述する。
図3は図1に示される室内機の概略図を示しており、図4は図3の線III−IIIに沿った断面図で、図5は図3の線IV−IVに沿った断面図である。
図4は、下羽根18が吹出口10を開放したときに上羽根20を室内機の前方から見た図で、空気調和機停止時には上羽根20は、前方から見て略T字状の形状を呈している。
すなわち、上羽根20の横幅は一定ではなく、駆動軸24に連結され本体2の両側壁34の間(吹出口10)に位置する幅狭部20aと、空気調和機停止時に幅狭部20aの上方に位置し吹出口10の上方の本体2を覆う幅広部20bとを備えている。幅狭部20aの横幅(左右方向の長さ)は、吹出口10の横幅より僅かに短く設定され、幅広部20bの横幅は、吹出口10の横幅より長く設定されている。
同様に、下羽根18の横幅も一定ではなく、駆動軸22に連結され本体2の両側壁34の間(吹出口10)に位置する幅狭部18aと、空気調和機停止時に吹出口10を覆う幅広部18bとを備えている。幅狭部18aの横幅(左右方向の長さ)は、吹出口10の横幅より僅かに短く設定され、幅広部18bの横幅は、吹出口10の横幅より長く設定されている。
なお、図1及び図4においては、空気調和機停止時に下羽根18で吹出口10のすべてを覆うように形状設定しているが、必ずしも下羽根18で吹出口10のすべてを覆う必要はなく、吹出口10の一部を覆うように形状設定することもできる。
ここで、空気調和機停止時に、吹出口10を下羽根18で覆い、吹出口10の上方の本体2を上羽根20で覆った状態における下羽根18及び上羽根20の前面を「デザイン面」と定義すると、空気調和機の運転時に上下羽根12が開いた状態では、デザイン面より前方に突出する下羽根18及び上羽根20の部位(幅広部18b,20b)の幅がデザイン面より内側の部位(幅狭部18a,20a)の幅より拡大されていることになる。
このように設定することで、吹出口10の内側では、吹き出し風が、上下羽根12(下羽根18と上羽根20)と左右の側壁34に挟まれ、上下左右に漏れることなく変更されて、吹出口10より吹き出される一方、吹出口10の外側では、左右に変更された吹き出し風が吹出口10の左右の端部よりもさらに左右に吹き出されても、吹出口10の左右の側壁34よりも外側に延長された上下羽根12により拡散することなく、上下及び左右の変更方向を維持することができる。
吹き出し風の上下の変更方向を維持する効果は、上下羽根12の横幅が長いほど上下羽根12の面積が大きくとれるため大きいが、室内機のデザイン等を考慮して、幅広部18b,20bの横幅は本体2の横幅に略等しく設定するのが好ましい。さらに、このように構成することで、今までは運転停止時、吹出口を閉塞する上下羽根12の端部と本体2との境界線が見えていたのを、見えにくくするもしくはなくすことができ、美観性が向上する。
また、図1および図2に示したように、空気調和機の運転停止時で、上羽根20が閉じた状態でも表示部50、送受信部51、センサー52が透過できるように、上羽根20は透明樹脂で形成している。なお、透明樹脂は無色透明であっても良いし、色付きのものを利用しても良い。
特に暖房時においては、室内機の内部で暖められた空気は吹出口10から上方に浮き上
がろうとするが、この動きは上羽根20により制御され、さらに上羽根20の横幅を拡大したことで、暖気の上方への漏れが防止される。
なお、図4及び図5は、上下羽根12の駆動軸22,24が取り付けられる吹出口10の左右の側壁34が互いに略平行な場合を示しているが、図6及び図7に示されるように、吹出口10の左右の側壁34が下流側に向かって直線的あるいは曲線的に拡開するようにディフューザが形成されている場合、側壁34のディフューザと上下羽根12の左右の端部との間の隙間が下流側に向かって広がらないように、下羽根18の幅狭部18a及び上羽根20の幅狭部20aの横幅が下流側に向かって徐々に長くなるように形状設定される。
このように形状設定することで、左右羽根14で左右に変更された吹き出し風が側壁34のディフューザに沿って左右に吹き出される際に、上下羽根12と側壁34との隙間からの上方あるいは下方への漏れが低減し、上下あるいは左右の変更性能を向上させることができる。
また、図1に示されるように、空気調和機の停止時には、下羽根18と上羽根20の奥行き方向の一部が重なり合うように、下羽根18と上羽根20の奥行き方向の長さを長くすることで上方及び下方の変更性能を向上させることができる。
図8は空気調和機停止時の上下羽根12の拡大図で、図8に示されるように、上羽根20の幅狭部20aの外面には、下羽根18の対向部(先端部)の形状と相補形状の凹部20cが形成されており、空気調和機停止時には、上羽根20の凹部20cに下羽根18の対向部が近接配置されることで、重なり部分に段差がなくなり(デザイン面が面一)、空気調和機停止時の室内機の外観が向上する。
図9は空気調和機運転時の室内機の概略図を示しており、図10は空気調和機停止時の室内機の概略図を示している。また、図11は図9の線X−Xに沿った断面図であり、図12は図10の線XI−XIに沿った断面図である。
図9に示されるように、左右羽根14は、その長手方向の長さがスタビライザ32の長さより長く設定されており、リアガイダ30とスタビライザ32で挟まれた通風路28を通過する吹き出し風はもれなく左右羽根14により変更される。
さらに詳述すると、図9の断面において、通風路28を流れる空気の流れから見て、スタビライザ32の下流側の端縁部をA、上流側の端縁部をA’とし、下流側端縁部Aから上流側端縁部A’までの距離をLとすると、左右羽根14が正面を向いたときにその先端部Bを通りスタビライザ32に平行な線に沿った左右羽根14の長さ(以下、単に「左右羽根14の長さ」という。)はリアガイダ30の長さLより長く設定されており、図9及び図11に示されるように、左右羽根14の先端部Bはデザイン面より前方に突出している。
すなわち、図1あるいは図9に示されるように、上羽根20の揺動支点(駆動軸24)側の端縁部はスタビライザ32の下流側端縁部Aに近接配置され、下羽根18の揺動支点(駆動軸22)側の端縁部はリアガイダ30の下流側端縁部Cに近接配置されており、2枚の上下羽根12(上羽根20と下羽根18)が開いたときに、その上流側の端縁部に左右羽根14の下流側の端部を近接させた状態で挟み込むことにより、リアガイダ30とスタビライザ32で挟まれた通風路28を通過する吹き出し風をもれなく2枚の上下羽根12の間を通過させることができ、吹き出し風の左右変更状態を維持したまま、下向きに変更させることができる。
図13及び図14は左右羽根14の左右変更性能を示しており、左右羽根14の変更角度に対する吹き出し風の左右変更角度の割合を表したものである。
図13のグラフに示されるように、左右羽根14の長さがL/3、L/2のとき、左右変更性能はそれぞれ30%、50%で、左右羽根14の長さがLのとき、左右変更性能は90%となっており、左右羽根14の長さをリアガイダ30の長さLより長く設定するのが好ましいことが分かる。なお、図13のグラフに示したL’は、スタビライザ32の上流側端縁部A’より上流側に延びる左右羽根14の長さを示しており(図9参照)、図13のグラフは、スタビライザ32の上流側端縁部A’より上流側に左右羽根14を延ばしても、左右変更性能はあまり向上しないことを示している。
また、図9の断面において、通風路28を流れる空気の流れから見て、リアガイダ30の下流側の端縁部をCとして、図14のグラフの横軸は、左右羽根14が正面を向いたときに、AとCを通る直線と、A’を通りAとCを通る直線に平行な直線に囲まれた左右羽根14の羽根面に沿った通風路28の面積に対する左右羽根14の面積の割合(以下、単に「左右羽根14の面積率」という。)を示しており、左右羽根14の面積率が20%、30%のとき、左右変更性能はそれぞれ30%、50%で、左右羽根14の面積率が70%のとき、左右変更性能は90%となっており、左右羽根14の面積率を70%より大きく設定するのが好ましいことが分かる。
本実施の形態においては、左右羽根14の形状を決定するに際し、左右羽根14の奥行き方向の長さをできるだけ長くし、周囲の部材(リアガイダ30、スタビライザ32等)と干渉しないだけの最小クリアランスを確保することで、左右羽根14の面積率を70%より大きく設定している。
なお、左右羽根14は、正面を向いたときにその先端部Bがデザイン面より前方に突出することから、空気調和機の運転停止時、このままの状態で上下羽根12を閉じると、上下羽根12は左右羽根14と干渉する。
そこで、本発明においては、空気調和機の運転停止時には、図12に示されるように、左右羽根14のうち、左側の一組の羽根14aを左側に傾斜させると同時に、右側の一組の羽根14bを右側に傾斜させた後(二組の羽根14a,14bの先端部が開くように傾斜させた後)、吹出口10を上下羽根12で閉じるように制御することで、上下羽根12と左右羽根14の干渉を回避している。
すなわち、空気調和機の運転時は、上下羽根12が開いた状態で、通風路28内の流れ方向に長い左右羽根14は、上下羽根12と干渉することなく吹き出し風の左右変更を自由に行うことができるばかりでなく、左右の風向変更性能を向上させることができ、空気調和機の停止時には、左右羽根14を傾斜させた後、吹出口10を上下羽根12で閉じるように制御することで、左右羽根14を本体2内に収納することができる。
なお、上記実施の形態においては、空気調和機の停止時に、左側の一組の羽根14aを左側に傾斜させ、右側の一組の羽根14bを右側に傾斜させるようにしたが、二組の羽根14a,14bを同じ方向に傾斜させるようにしてもよい。
また、左右羽根14を、独立して制御される二組の羽根14a,14bに代えて、同時に制御される複数の羽根で構成することもできる。
ここでいう「吹出口10の側壁形状」とは、下羽根18を最も下向きにした状態におけ
る下羽根18の面に沿った断面(デザイン面に略垂直な断面)で、吹出口10の左右の側壁34を正面から見た場合の形状のことで、略図3の線IV−IVに沿った断面における左右の側壁34の形状のことを意味しており、前記断面に平行な断面は同じ形状を呈している。
左右の側壁34は、通風路28内において、吹出口10に向かって外側方向に広がる断面形状を有し、その断面形状は、図15に示されるように、吹出口10に向かって複数の直線部36,40と複数の円弧部38,42を組み合わせたものとなっている。
図15を参照しながらさらに詳述すると、左右の側壁34の各々は、ファン8の直ぐ下流側に形成されファン8の回転中心軸に略直交する直線部36と、外側に広がるように直線部36の下流側に形成され直線部36とつながる円弧部38と、外側に広がるように円弧部38の下流側に形成され円弧部38とつながる直線部40と、外側に広がるように直線部40の下流側に形成され直線部40とつながる円弧部42とを有し、円弧部42は、本体2の前面下部の直線部46とつながっている。
図17に示されるように、略平面形状の左右羽根14と対向する側壁34を一つの円弧形状とした場合、側壁34と最外側の左右羽根14との間の通風路28aに局部的な狭窄部44が生じ、通風路28aの幅が、上流側から狭窄部44に向かって徐々に狭くなり、さらに狭窄部44から下流側に向かって徐々に広くなることから、通風抵抗が大きくなる。
これに対し、図15及び図16の形状は、ファン8から吹き出された風が左右に傾斜した左右羽根14と側壁34の直線部40の間の閉鎖空間を通過する際、左右羽根14と側壁34との間の通風路28aが局部的に狭まることがないため、左右羽根14と側壁34との間で左右に変更された吹き出し風の通風抵抗を低減することができる。
さらに、図18に示されるように、左右羽根14と対向する側壁34を一つの直線形状とした場合、吹出口10から開放空間に吹き出し風が吹き出される際、吹出口10から吹き出された風は壁面から剥離することになり、物体に沿って流れの向きが変わる、所謂「コアンダ効果」は期待できない。
これに対し、図15及び図16の形状の場合、直線部40の下流側の吹出口10から開放空間に吹き出し風が吹き出される際、側壁34から本体2の前面の左右端部に至るまで吹き出し風が壁面から剥離することなく左右真横に吹き出されるため、左右の壁際方向に沿った気流を生成することができ、コアンダ効果を高めることができる。
したがって、左右の側壁34を流れる吹き出し風は、通風路28a内でその流れが弱まることがなく、さらに、吹出口10から吹き出された後も、その流れの強さを維持したまま左右により大きく変更されて吹き出すことになる。
また、図15に示されるように、直線部40の上流側に外側に広がる円弧部38を設けることで、ファン8から前方に吹き出された風が外側に広がる側壁34の直線部40に沿う方向へ誘導され、左右羽根14と側壁34の直線部40との間への流れがよりスムーズになるばかりでなく、下流側の円弧部42の終端が本体2前面の直線部46と略接するように形状設定することで、吹き出し風の流れが本体2前面により沿って流れるようになる。
なお、ここでいう「略接する」とは、円弧部42の曲率中心から直線部46までの距離が、円弧部42の曲率半径に等しいか、あるいは、円弧部42の曲率半径より僅かに小さ
いことを意味している。
さらに、吹出口10から開放空間に吹き出される流れは、側壁34から剥離しやすいが、下流側の円弧部42の曲率半径(例えば、R45)を上流側の円弧部38の曲率半径(例えば、R10)よりも大きく設定すると、コアンダ効果が向上し、吹出口10から開放空間に吹き出される流れは、側壁34から剥離しにくくなる。
加えて、左右羽根14を最も傾斜させた場合、左右羽根14と直線部40の間の通風路28aは下流側に向かって多少狭まるように形状設定されており、下流側に向かって狭まることで増速した吹き出し風の流れがコアンダ効果により円弧部42と直線部46に付着し、さらに本体2前面に沿って流れることになる。
尚、上述したように、表示部50と送受信部51およびセンサー52の配設位置は、本体2の中央下部で上羽根20の背部が最も望ましいが、本体中央への設置が困難な場合は左右のどちらかの端へ設けても構わない。また、下羽根18の背部に設け、下羽根18を透明樹脂で形成しても構わない。
また、本実施例においては、センサー52は人の動きに感応するものとしたが、部屋および物体の温度を検知するセンサーで在っても構わない。
本発明に係る空気調和機は、上下風向変更羽根の面積を拡大して上下風向及び左右風向の変更性能を十分発揮できるばかりでなく、吹出口の上方に上羽根を設け、吹出口から吹き出される暖気を上羽根で下方に押さえ込むとともに、上羽根の左右の端部からの暖気の上方への漏れを防止することで、変更性能が向上するので、一般家庭で使用される空気調和機を含む様々な空気調和機として有用である。
2 本体、 2a 前面開口部、 2b 上面開口部、 4 前面パネル、
6 熱交換器、 8 室内ファン、 10 吹出口、 12 上下風向変更羽根、
14 左右風向変更羽根、 14a 左側の羽根、 14b 右側の羽根、
16 フィルタ、 18 下羽根、 18a 幅狭部、 18b 幅広部、
20 上羽根、 20a 幅狭部、 20b 幅広部、 20c 凹部、
22 駆動軸、 24 駆動軸、 26 駆動源、 28,28a 通風路、
30 リアガイダ、 32 スタビライザ、 34 側壁、 36 直線部、
38 円弧部、 40 直線部、 42 円弧部、 44 狭窄部、 46 直線部、
50 表示部、51 送受信部、52 センサー。
上記課題を解決するため、本発明は、室内機に、空気を吸い込む開口部と、前記開口部から取り入れた空気がファンを通過し、前記ファンの下流側に形成された通風路を通過して室内に吹き出す吹出口と、前記開口部を開閉する前面パネルと、前記吹出口から吹き出される空気の向きを変更する風向変更羽根と、リモコン信号を受信もしくは送受信する送受信部と、運転状況を表示する表示部と、を設けた空気調和機であって、前記風向変更羽
根は、前記吹出口から吹き出される空気の向きを上下に変更する上下風向変更羽根を有し、前記上下風向変更羽根は、前記吹出口を開閉する下羽根と、前記下羽根の上方に設けた上羽根から成り、前記上羽根は透明樹脂で形成され、前記下羽根に備えた揺動支点は前記通風路の後部壁に近接配置され、前記上羽根の一端に備えた揺動支点は前記通風路の前部壁に近接配置され、運転停止時は、前記上羽根の他端が揺動して、前記表示部が前記上羽根の背部に隠れる位置になるように近づいて停止し、運転時は、前記上羽根の他端が揺動して、前記表示部から離間するものである。
これにより、上下風向変更羽根の横幅を長くすることで、効率よく風向変更することができるとともに、美観性を向上できる。また、上羽根と下羽根の協働で吹き出す空気を挟み込み遠方まで送風することが可能となる。そして、表部を上羽根で隠れる位置に設け、上羽根を透明樹脂で形成することで視認性を良好にすることができる。また、表示部を可動する前面パネルに設けないため、構造が簡素化でき低コスト化が図れる。また特に暖房時においては、室内機の内部で暖められた空気は吹出口から上方に浮き上がろうとするが、この動きは上羽根により制御されるので暖気の上方への漏れが防止される。
第1の発明は、室内機に、空気を吸い込む開口部と、前記開口部から取り入れた空気がファンを通過し、前記ファンの下流側に形成された通風路を通過して室内に吹き出す吹出口と、前記開口部を開閉する前面パネルと、前記吹出口から吹き出される空気の向きを変更する風向変更羽根と、リモコン信号を受信もしくは送受信する送受信部と、運転状況を表示する表示部と、を設けた空気調和機であって、前記風向変更羽根は、前記吹出口から吹き出される空気の向きを上下に変更する上下風向変更羽根を有し、前記上下風向変更羽根は、前記吹出口を開閉する下羽根と、前記下羽根の上方に設けた上羽根から成り、前記上羽根は透明樹脂で形成され、前記下羽根に備えた揺動支点は前記通風路の後部壁に近接配置され、前記上羽根の一端に備えた揺動支点は前記通風路の前部壁に近接配置され、運転停止時は、前記上羽根の他端が揺動して、前記表示部が前記上羽根の背部に隠れる位置になるように近づいて停止し、運転時は、前記上羽根の他端が揺動して、前記表示部から離間するとしたものである。
これにより、上下風向変更羽根の面積を拡大できるので吹出口から吹き出された空気を上羽根は下方へ、下羽根は上方へ確実に導くことができるため、効率よく風向変更することができる。また、上羽根と下羽根の協働で吹き出す空気を挟み込み遠方まで送風することが可能となる。そして、表示部を上羽根で隠れる位置に設け、上羽根を透明樹脂で形成することで視認性を良好にすることができる。また、表示部を可動する前面パネルに設けないため、構造が簡素化でき低コスト化が図れる。
第3の発明は、特に第1もしくは第2の発明において、送受信部及び表示部を室内機本体下部の中央付近に設けたもので、視認性に優れたものとなる。
上記課題を解決するため、本発明は、室内機に、空気を吸い込む開口部と、前記開口部から取り入れた空気がファンを通過し、前記ファンの下流側に形成された通風路を通過して室内に吹き出す吹出口と、前記開口部を開閉する前面パネルと、前記吹出口から吹き出される空気の向きを変更する風向変更羽根と、リモコン信号を受信もしくは送受信する送
受信部と、運転状況を表示する表示部と、を設けた空気調和機であって、前記風向変更羽根は、前記吹出口から吹き出される空気の向きを上下に変更する上下風向変更羽根を有し、前記上下風向変更羽根は、前記吹出口を開閉する下羽根と、前記下羽根の上方に設けた上羽根から成り、前記上羽根は透明樹脂で形成され、前記下羽根に備えた揺動支点は前記通風路の後部壁に近接配置され、前記上羽根の一端に備えた揺動支点は前記通風路の前部壁に近接配置され、運転停止時は、前記上羽根の他端が揺動して、前記表示部が前記上羽根の背部に隠れる位置になるように近づき、さらに前記上羽根の凹部に前記下羽根の先端部が近接配置することで、前記下羽根と前記上羽根の奥行き方向の一部との重なり部分の段差をなくして停止し、運転時は、前記上羽根の他端が揺動して、前記表示部から離間するものである。
これにより、上下風向変更羽根の横幅を長くすることで、効率よく風向変更することができるとともに、美観性を向上できる。また、上羽根と下羽根の協働で吹き出す空気を挟み込み遠方まで送風することが可能となる。そして、表示部を上羽根で隠れる位置に設け、上羽根を透明樹脂で形成することで視認性を良好にすることができる。また、表示部を可動する前面パネルに設けないため、構造が簡素化でき低コスト化が図れる。また下羽根と上羽根の奥行き方向の一部との重なり部分の段差をなくして停止するので、室内機の外観を向上できる。
第1の発明は、室内機に、空気を吸い込む開口部と、前記開口部から取り入れた空気がファンを通過し、前記ファンの下流側に形成された通風路を通過して室内に吹き出す吹出口と、前記開口部を開閉する前面パネルと、前記吹出口から吹き出される空気の向きを変更する風向変更羽根と、リモコン信号を受信もしくは送受信する送受信部と、運転状況を表示する表示部と、を設けた空気調和機であって、前記風向変更羽根は、前記吹出口から吹き出される空気の向きを上下に変更する上下風向変更羽根を有し、前記上下風向変更羽根は、前記吹出口を開閉する下羽根と、前記下羽根の上方に設けた上羽根から成り、前記上羽根は透明樹脂で形成され、前記下羽根に備えた揺動支点は前記通風路の後部壁に近接配置され、前記上羽根の一端に備えた揺動支点は前記通風路の前部壁に近接配置され、運転停止時は、前記上羽根の他端が揺動して、前記表示部が前記上羽根の背部に隠れる位置になるように近づき、さらに前記上羽根の凹部に前記下羽根の先端部が近接配置することで、前記下羽根と前記上羽根の奥行き方向の一部との重なり部分の段差をなくして停止し、運転時は、前記上羽根の他端が揺動して、前記表示部から離間するとしたものである。
これにより、上下風向変更羽根の面積を拡大できるので吹出口から吹き出された空気を上羽根は下方へ、下羽根は上方へ確実に導くことができるため、効率よく風向変更するこ
とができる。また、上羽根と下羽根の協働で吹き出す空気を挟み込み遠方まで送風することが可能となる。そして、表示部を上羽根で隠れる位置に設け、上羽根を透明樹脂で形成することで視認性を良好にすることができる。また、表示部を可動する前面パネルに設けないため、構造が簡素化でき低コスト化が図れる。また下羽根と上羽根の奥行き方向の一部との重なり部分の段差をなくして停止するので、室内機の外観を向上できる。

Claims (3)

  1. 室内機に、空気を吸い込む開口部と、吹出口と、前記開口部を開閉する前面パネルと、前記吹出口から吹き出される空気の向きを変更する風向変更羽根と、リモコン信号を受信もしくは送受信する送受信部と、運転状況を表示する表示部と、を設けた空気調和機であって、
    前記風向変更羽根は、前記吹出口から吹き出される空気の向きを上下に変更する上下風向変更羽根を有し、
    前記上下風向変更羽根は、前記吹出口の上部に設けられた上羽根と前記吹出口の下部に設けられた下羽根とから成り、
    前記前面パネルと前記上羽根及び前記下羽根の横幅は室内機本体の横幅と略等しく設定され、
    前記送受信部及び前記表示部は、前記上羽根もしくは前記下羽根の背部に配設されるとともに、前記上羽根もしくは下羽根を透明樹脂で形成したことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記表示部近傍に、人の動きもしくは人を検出するセンサーと、部屋の温度を検知するセンサーとを設けたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記送受信部及び表示部を室内機本体下部の中央付近で、上羽根の背部に設けたことを特徴とする請求項1あるいは2に記載の空気調和機。
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