JP2012196106A - 充電管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プラグイン電気車両に搭載されたバッテリに充電する際にユーザ側及びサービスを提供する側の両方にメリットが生じるように充電を管理する充電管理装置を提供すること。
【解決手段】 充電管理装置50においては、電子制御ユニット51が、駐車された車両10と電気的に接続された充電スタンド40とユーザが所持する携帯情報端末30から送信されるユーザの所在位置との位置関係に基づき、スタンド40からバッテリ11への充電を許可するか否かを判定する。すなわち、ユニット51は、ユーザの所在位置がスタンド40から一定範囲内(例えば、サービスを提供する店舗内)にあれば、充電スタンド40からバッテリ11への充電を許可する。一方、ユニット51は、ユーザの所在位置がスタンド40から一定範囲外(例えば、サービスを提供する店舗の敷地外)にあれば、バッテリ11への充電を許可しない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両に搭載されたバッテリへの充電を管理する充電管理装置に関する。
従来から、例えば、下記特許文献1に示されているような車両の充電管理システムは知られている。この従来の車両の充電管理システムは、駐車場の各駐車位置に充電ポストと、コンセントと、バーコードシートとが設けられており、車両の使用者が充電を行うには、携帯電話端末によってバーコードシートを撮影することによって駐車場管理室に設けられた充電管理サーバに接続されるとともにコンセントの位置が特定され、この特定されたコンセントを利用して充電が可能となり同コンセントの使用量(使用時間)がデータベースに記録されるようになっている。これにより、ショッピングセンター等の駐車場での充電を可能にしつつ、その充電料金の課金システムを低コストで実現できるようになっている。
又、従来から、例えば、下記特許文献2に示されているような観光地域等の特定地域案内システムも知られている。この従来の観光地域等の特定地域案内システムは、駐車場、駅、観光案内所等のデータベース基地を有効に利用する特定地域案内システムであり、特定地域内の商店等から送信される送信データによって最新のビジネス拠点情報に更新されるデータベース基地と、同データベース基地とインターネットを介して無線通信可能であって位置情報送信機能を有する携帯端末とを備えるようになっている。そして、特定地域内を回遊する利用者は、携帯端末を利用することにより、最新のビジネス拠点情報を検索できるようになっている。
又、従来から、例えば、下記特許文献3に示されているようなICカードを装着した移動体通信端末による料金収受システム、移動体通信端末及びICカードも知られている。この従来のシステムは、車両が有料道路の入口ゲートエリアを通過した際に課金対象のICカードを判別して入場履歴情報を書き込み、出口ゲートエリアと通過した際に課金対象のICカードをから入場履歴情報を読み出して利用料金を算出して料金収受を行うようになっている。
さらに、従来から、例えば、下記特許文献4に示されているような車両操作忘れ通知システム及び車載通知装置も知られている。この従来のシステムは、例えば、スマートエントリ携帯機が通信圏内から通信圏外に向けて移動されてユーザが車両から離れた後に操作忘れがあるか否かを判定し、操作忘れがあるときにはユーザにより取扱われるユーザ装置に操作忘れがある旨を通知するようになっている。
特開2010−154635号公報 特開2002−24458号公報 特開2002−216193号公報 特開2005−240349号公報
上記特許文献1に示された従来の車両の充電管理システムにおいては、例えば、ユーザがショッピングセンターに出掛けた際、ユーザは、ショッピングセンターに入店するか否かにかかわらず、携帯電話端末によってバーコードシートを撮影して充電料金を支払うことによって充電することができる。この場合、ショッピングセンターにとっては、駐車場を提供しているにもかかわらず、ユーザ(お客様)に商品を見たり商品を購入してもらえない場合が想定される。そして、このように駐車場のみが利用される状況では、ショッピングセンターにて商品を購入する本来のお客様が駐車できない状況が生じる可能性がある。一方で、ユーザにとっては、ショッピングセンターで商品を購入したにもかかわらず、充電を行う際に一律の充電料金を支払わなければならない場合が想定される。
これらの場合、例えば、ショッピングセンターで実際に商品を購入した場合に充電料金を割り引くようなサービスを提供すれば、ショッピングセンターにとっては来店したユーザ(お客様)に商品を購入してもらうことを促すことができ、ユーザにとっては実際に商品を購入することによって充電料金を安くすることができて、一見すると両者にとってメリットを生じさせることができる。しかしながら、ショッピングセンターがこのようなサービスを提供する場合には、ユーザ(お客様)は実際に商品を購入しない限り、充電料金が安くなるというメリットを享受することができないため、例えば、商品の購入を検討しているユーザ(お客様)は来店しにくくなる。すなわち、このようなサービスを提供する場合には、ショッピングセンターにとっては今は未だ商品を購入しないが将来的に商品を購入する可能性の高い潜在顧客の獲得ができないというデメリットが生じ、ユーザにとっては提供されるサービスが全く利用できないというデメリットが生じる。
本発明は、上記した問題に対処するためになされたものであり、その目的は、車両、特に、プラグイン電気車両に搭載されたバッテリに充電する際に、ユーザ側及びサービスを提供する側の両方にメリットが生じるように充電を管理する充電管理装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明による充電管理装置は、サービスを提供する店舗に区画された駐車スペースのうちプラグイン電気車両に搭載されたバッテリを充電するための充電施設を備えた充電駐車スペースにて、前記プラグイン電気車両の前記バッテリへの充電を管理するものである。このため、充電管理装置の特徴は、充電施設情報取得手段と、位置情報取得手段と、充電許可判定手段とを備えることにある。
前記充電施設情報取得手段は、前記プラグイン電気車両が駐車している充電駐車スペースに設けられた充電施設に関する充電施設情報を取得するものである。この場合、充電施設情報としては、プラグイン電気車両と電気的に接続された充電施設(充電スタンド)を識別するための情報(スタンド識別情報)や充電施設が設置されている場所を表す情報(充電場所情報)とすることができる。
前記位置情報取得手段は、前記プラグイン電気車両を利用するユーザの所在位置を表す位置情報を取得するものである。ここで、前記位置情報取得手段が取得する前記位置情報は、例えば、GPS衛星から送出されるGPS信号を利用して取得されるGPS情報及び移動体通信網を構築する基地局から送出される基地局電波を利用して取得される基地局情報のうちの少なくとも一方とすることができる。
この場合、前記位置情報取得手段は、前記ユーザが所持する携帯情報端末から供給される前記ユーザの所在位置を表す位置情報を取得することができる。ここで、前記ユーザが所持する携帯情報端末は、例えば、前記ユーザによって前記位置情報の供給を許可する所定の操作がなされたときにのみ、前記位置情報を前記位置情報取得手段に供給することができる。
又、前記位置情報取得手段は、前記ユーザの所在位置が予め設定された所定の領域内であるときに前記位置情報を取得することができる。この場合、前記位置情報取得手段は、例えば、前記ユーザが前記所定の領域内に出入りした状態に基づいて前記位置情報を取得するとよく、この場合には、より具体的に、前記ユーザは、前記プラグイン電気車両を前記充電駐車スペースに駐車したときに、この充電駐車スペースに設けられた充電施設に関する充電施設情報を記憶したICカードを取得するようになっており、前記充電施設情報取得手段は、例えば、前記ユーザが前記所定の領域内に出入りするときに行う前記ICカードを用いた所定の動作に伴って前記ICカードから前記記憶された充電施設情報を取得することができ、前記位置情報取得手段は、例えば、前記ユーザが前記所定の領域内に出入りするときに行う前記ICカードを用いた所定の動作に基づいて前記位置情報を取得することができる。
前記充電許可判定手段は、前記充電施設情報取得手段によって取得された充電施設情報を用いて特定される前記充電施設の設置位置と前記位置情報取得手段によって取得された前記ユーザの所在位置との間の位置関係に応じて、前記充電施設による前記プラグイン電気車両の前記バッテリの充電を許可するか否かを判定するものである。この場合、前記充電許可判定手段は、前記ユーザの所在位置が前記充電施設の設置位置から予め設定された一定範囲内となる位置関係にあるときに、前記充電施設による前記プラグイン電気車両の前記バッテリの充電を許可することができ、前記ユーザの所在位置が前記充電施設の設置位置から予め設定された一定範囲外となる位置関係にあるときに、前記充電施設による前記プラグイン電気車両の前記バッテリの充電を許可しないようにすることができる。又、前記充電許可判定手段は、前記位置情報取得手段によって取得された前記位置情報によって表される前記ユーザの所在位置が特定できないときは、前記充電施設による前記プラグイン電気車両の前記バッテリの充電を許可しないようにすることができる。ここで、前記充電許可判定手段によって前記充電施設による前記プラグイン電気車両の前記バッテリの充電を許可しないことが判定されたとき、同判定内容を前記ユーザに通知する通知手段を備えることができる。
さらに、前記充電許可判定手段によって前記充電施設による前記プラグイン電気車両の前記バッテリの充電を許可することが判定されたとき、前記充電施設情報取得手段によって取得された充電施設情報を用いて特定される前記充電施設の設置位置と前記位置情報取得手段によって取得された前記ユーザの所在位置との間の位置関係に応じて前記バッテリを充電するための充電料金を決定する充電料金決定手段を備えることができる。そして、前記充電料金決定手段は、前記ユーザの所在位置が前記充電施設の設置位置から予め設定された一定範囲内となる位置関係にあるときに、前記ユーザの所在位置が前記充電施設の設置位置から予め設定された一定範囲外となる位置関係にあるときに比して、前記バッテリを充電するための充電料金の割引し、又は、充電料金の課金を止めて、前記充電料金を安く決定することができる
これらによれば、ユーザはプラグイン電気車両を利用してサービスを提供する店舗(例えば、ショッピングセンタ等)に来店し、充電スタンドから一定範囲内となる位置関係を満たすあるいは所定の領域内となる店舗内に入店して商品を見たり購入することにより、充電駐車スペースに設置された充電スタンドを利用してバッテリに充電することができる。一方、サービスを提供する店舗においては、店舗に来店したお客様(ユーザ)が充電スタンドから一定範囲内となる位置関係を満たす店舗内に入って商品を見てくれることにより、今回の来店では商品を購入しない場合であっても、車両のバッテリへの充電を提供することにより次回の来店で商品を購入してくれることを期待することができる。すなわち、ユーザにとってはサービスを提供する店舗に来店して充電スタンドから一定範囲内となる位置関係を満たすあるいは所定の領域内となる店舗内に入ることで車両のバッテリを充電することができ、サービスを提供する店舗にとっては来店したお客様(ユーザ)が充電スタンドから一定範囲内となる位置関係を満たすあるいは所定の領域内となる店舗内の商品を見たり購入したりすることを効果的に促すことができて、ユーザと店舗の両方にメリットを生じさせることができる。
又、ユーザによって位置情報の供給を許可する所定の操作がなされたときのみ、ユーザの所在位置を表す位置情報を供給することにより、ユーザの意思に従って位置情報を供給することができる。その結果、ユーザのプライバシーを良好に保護しつつ、ユーザと店舗の両方にメリットを生じさせることができる。
さらに、ユーザにとってはサービスを提供する店舗に来店して充電スタンドから一定範囲内となる位置関係を満たすあるいは所定の領域内となる店舗内に入ることで車両のバッテリを安価に充電することができ、サービスを提供する店舗にとっては来店したお客様(ユーザ)が充電スタンドから一定範囲内となる位置関係を満たすあるいは所定の領域内となる店舗内の商品を見たり購入したりすることを効果的に促すことができて、ユーザと店舗の両方にメリットを生じさせることができる。一方、来店したユーザが充電スタンドから一定範囲内となる位置関係を満たすあるいは所定の領域内となる店舗内の商品を見たり購入したりしない場合には、割高な充電料金を支払うことになる。これにより、駐車場のみ(具体的には充電施設のみ)を利用することを目的として来店するユーザを適切に排除することができ、店舗を利用したいお客様の利便性(具体的には、容易に駐車場を利用できるようにすること)を向上させることができる。
本発明に係る充電管理装置の適用可能なシステムの構成を示す概略図である。 図1の充電管理装置の電子制御ユニットが実行する充電管理プログラムのフローチャートである。 本発明の変形例に係り、図1の充電管理装置の電子制御ユニットが実行する充電管理プログラムのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係る充電管理装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、充電管理装置の適用可能なシステムの概略構成を示している。このシステムを構成する車両10は、大容量のバッテリ11を搭載しており、外部電源からバッテリ11に充電できるようにしたプラグイン電気車両、例えば、バッテリ11に電力で走行する電気自動車(EV車両)や、さらに内燃機関を備えたプラグインハイブリッド車両(PHV車両)、あるいは、電動自転車、アシスト自転車、電動バイクなどの二輪車等である。ここで、車両10の構成自体は、周知の構成を採用することができ、又、本発明に直接関係しないため、以下に簡単に説明しておく。
車両10は、図1に示すように、バッテリ11から出力される直流電力を三相交流電力に変換するインバータ12と、インバータ12から出力される三相交流電力により駆動されて車輪Wを回転させる走行用モータ13と、インバータ12の出力を制御するモータ制御ユニット14(以下、「モータECU14」と称呼する。)とを備えている。これにより、車両10は、モータECU14がインバータ12を介してバッテリ11から走行用モータ13に供給される電力を制御することによって走行することができる。
又、車両10は、バッテリ11を充電するための充電システム20を備えている。充電システム20は、図1に示すように、充電用接続ケーブルKのプラグK1が接続可能に設けられた受電コネクタ21と、受電コネクタ21に供給される交流電力を直流電力に変換してバッテリ11に直流電力を出力するAC/DC変換器22と、バッテリ11の充電を制御する車両側充電制御ユニット23(以下、「車両側充電ECU23」と称呼する。)とを備えている。又、充電システム20においては、受電コネクタ21とAC/DC変換器22との間の電源ラインに、充電制御スイッチ24が設けられている。この充電制御スイッチ24は、車両側充電ECU23からの制御信号によりオン状態とオフ状態とに切り替え可能となっている。さらに、充電システム20においては、バッテリ11に設けられてバッテリ11の充電状態を示す値(電力量)であるSOC(State Of Charge)を検出するSOC検出部25が設けられている。SOC検出部25は、SOCを表す信号を車両側充電ECU23に出力する。
車両10のユーザは、サービスを提供する店舗、例えば、大規模ショッピングセンタ等にて、車両10のバッテリ11を充電するために必要な携帯情報端末30を所持している。携帯情報端末30は、図1に示すように、電子制御ユニット31、通信ユニット32、記憶ユニット33、位置取得ユニット34を必要最小限の構成として備えている。ここで、携帯情報端末30としては、例えば、ユーザが利用する携帯電話やスマートフォン、あるいは、タブレット端末、ノートパソコン等や、車両10を運転するためにユーザが携帯する車両用電子キー(所謂、スマートキー等)を採用することができる。
電子制御ユニット31は、CPU、ROM、RAM等を主要構成部品とするマイクロコンピュータであり、携帯情報端末30の作動を統括的に制御するものである。通信ユニット32は、図示を省略するが、例えば、インターネット網を利用して、又は、基地局を介した移動体通信網を利用して、後述するように外部(例えば、大規模ショッピングセンタ等)に設けられた充電管理装置50の電子制御ユニット51と無線又は有線通信を可能とするものである。記憶ユニット33は、半導体メモリ等の記憶媒体及び同記憶媒体のドライブ装置を含むものであり、各種アプリケーションプログラムや車両10(すなわち、ユーザ)を識別するためのID情報を記憶している。位置取得ユニット34は、少なくとも、GPS衛星から送出されるGPS(Global Positioning System)信号取得センサを備えていて、同センサによって取得されるGPS信号に基づいて、携帯情報端末30の位置を取得(検出)するものである。なお、位置取得ユニット34が取得した携帯情報端末30の位置すなわち同端末30を所持しているユーザの所在位置を表す位置情報は、例えば、経度及び緯度によって表される、所謂、GPS情報であり、後述するように、通信ユニット32を介して充電管理装置50に送信されるようになっている。又、例えば、ユーザが携帯情報端末30を所持して建物内に移動することによって微弱なGPS信号を取得できない状況すなわちGPS情報が取得できない状況においては、位置取得ユニット34は、例えば、移動体通信網を構築する基地局から送出される基地局電波を利用して携帯情報端末30の位置情報(所謂、基地局情報)を検出するようにもなっている。
又、上述した充電システム20を備えた車両10においては、図1に示すように、自宅車庫やサービスを提供する店舗(例えば、大規模ショッピングセンタ等)の敷地内に設けられた駐車場に設置された充電施設としての充電スタンド40の充電用コンセント41と接続されることによって、バッテリ11が充電される。充電スタンド40は屋外、例えば、建物の外壁あるいは駐車場の駐車スペース(充電駐車スペース)に設けられており、同スタンド40に設けられる充電用コンセント41は、防水ケーシング内にプラグ差込コネクタを備えている。
これにより、車両10のバッテリ11を充電する場合には、充電用接続ケーブルKのプラグK2を充電用コンセント41に差し込むとともに、上述したように充電用接続ケーブルKのプラグK1を受電コネクタ21に差し込むことにより、充電用コンセント41から車両10のバッテリ11に電力が供給される。なお、充電用コンセント41から供給される電圧は、充電対象となる車両10の供給電圧設定値に合わせて100V又は200Vに設定されている。
ここで、充電スタンド40は、図1に示すように、電力供給制御ユニット42(以下、「電力供給ECU42」と称呼する。)を備えている。電力供給ECU42は、CPU、ROM、RAM等を主要構成部品とするマイクロコンピュータであり、図1に示すように、外部(例えば、大規模ショッピングセンタ等)に設置される充電管理装置50と通信アンテナを介した無線通信又は有線通信できるようになっている。又、電力供給ECU42は、図1に示すように、充電システム20の車両側充電ECU23と通信アンテナを介して互いに近距離無線通信することにより、適切な量の電力を供給するようにもなっている。すなわち、電力供給ECU42と車両側充電ECU23とは、互いに所定の周期により、種々の情報(例えば、充電におけるリクエストコードやレスポンスコード、車両10の型式やナンバー等であって車両10を識別するためのID情報、バッテリ11のSOC等)を送受信することにより、適切な量の電力を供給する、言い換えれば、適切にバッテリ11を充電するようになっている。
充電管理装置50(以下、単に、「本装置50」とも称呼する。)は、サービスを提供する店舗(例えば、大規模ショッピングセンタ等)に外出しているユーザがこの店舗の敷地内に設けられた充電駐車スペースにて車両10のバッテリ11を充電する際に、充電スタンド40とユーザとの位置関係に応じて充電の可否(及び充電料金)を管理する。このため、本装置50は、図1に概略的に示すように、互いに通信可能に接続された電子制御ユニット51、記憶ユニット52及び通信ユニット53を備えている。電子制御ユニット51は、CPU、ROM、RAM等を主要構成部品とするマイクロコンピュータであり、後述するプログラムを含む各種プログラムを実行することにより充電管理装置50の作動を統括的に制御する。記憶ユニット52は、ハードディスクや半導体メモリ等の記憶媒体及び同記憶媒体のドライブ装置を含むものであり、前記各種プログラム等を予め記憶しているとともに、携帯情報端末30の電子制御ユニット31から供給される各種情報を記憶するものである。通信ユニット53は、例えば、インターネット網や移動体通信網を介して、携帯情報端末30の電子制御ユニット31及び充電スタンド40の電力供給ECU42との通信を可能とするものである。
次に、本装置50の作動について詳細に説明する。本装置50は、ユーザが車両10を利用して大規模ショッピングセンタ等に出掛けて充電駐車スペースにて車両10のバッテリ11を充電するときに、ユーザ及びサービスを提供する店舗の両方にメリットが生じるように、充電駐車スペースに設置された充電スタンド40を介した充電を管理するものである。このため、本装置50の電子制御ユニット51は、図2に示す充電管理プログラムを実行する。すなわち、電子制御ユニット51は、所定の短い時間の経過ごとに、図2に示すフローチャートに従って充電管理プログラムの実行をステップS10にて開始して、ステップS11に進む。
ステップS11においては、電子制御ユニット51は、通信ユニット53を介して充電スタンド40の電力供給ECU42と通信し、充電スタンド40の設置されている充電駐車スペースに電気車両(例えば、EV車両又はPHV車両)である車両10が駐車されているか否かを判定する。具体的に、この判定処理を説明すると、まず、充電スタンド40の電力供給ECU42は、充電駐車スペースに車両が駐車されると、近距離無線通信を利用して、車両側との通信を試みる。これにより、充電駐車スペースに車両10が駐車された場合には、車両10に備えられた充電システム20の車両側充電ECU23との通信を確立することができるため、電力供給ECU42は充電スタンド40の設置されている充電駐車スペースに車両10(具体的には、EV車両又はPHV車両)が駐車されていると判断する。一方、充電駐車スペースに電気車両ではない一般の車両が駐車された場合には、上述した車両側との通信を確立することができないため、電力供給ECU42は充電スタンド40の設置されている充電駐車スペースに一般の車両が駐車されていると判断する。そして、電力供給ECU42は、判断した結果を表す駐車情報を本装置50の電子制御ユニット51に対して送信する。
これにより、電子制御ユニット51は、電力供給ECU42から取得した駐車情報に基づき、充電駐車スペースに車両10(具体的には、EV車両又はPHV車両)が駐車されていれば、ステップS11にて「Yes」と判定してステップS12に進む。一方、電子制御ユニット51は、電力供給ECU42から取得した駐車情報に基づき、充電駐車スペースに一般の車両が駐車されていれば、ステップS11にて「No」と判定してステップS18に進む。そして、この場合には、現在駐車されている一般の車両が充電駐車スペースから出ると、再び、ステップS10にて充電管理プログラムの実行を開始する。
ステップS12においては、電子制御ユニット51は、充電駐車スペースに駐車された車両10と充電スタンド40とが充電用接続ケーブルKを介して電気的に接続されたか否かを判定する。すなわち、ユーザが駐車した車両10の受電コネクタ21と充電用コンセント41とを充電用接続ケーブルKを用いて接続して充電に必要な準備を完了させると、電力供給ECU42は、近距離無線通信を介して、車両側充電ECU23から種々の情報(例えば、リクエストコードや、車両10を識別するためのID情報、バッテリ11のSOC等)を受信することにより、車両10と充電スタンド40とが電気的に接続された状態にあると判断する。一方、電力供給ECU42は、近距離無線通信を介して、車両側充電ECU23から種々の情報を受信しなければ、車両10と充電スタンド40とが電気的に接続されていない状態にあると判断する。そして、電力供給ECU42は、判断した結果を表す充電準備完了情報と電気的に接続された充電スタンド40を識別するためのスタンド識別情報と車両側充電ECU23との通信によって取得した各種情報のうちの車両10(すなわち、ユーザ)を識別するためのID情報とを本装置50の電子制御ユニット51に対して送信する。
これにより、電子制御ユニット51は、電力供給ECU42から取得した充電準備完了情報に基づき、充電駐車スペースに設置された充電スタンド40と車両10とが互いに電気的に接続されて充電準備が完了していれば、ステップS12にて「Yes」と判定してステップS13に進む。一方、電子制御ユニット51は、電力供給ECU42から取得した充電準備完了情報に基づき、充電駐車スペースに設置された充電スタンド40と車両10とが互いに電気的に接続されておらず充電準備が完了していなければ、ステップS12にて「No」と判定してステップS18に進む。そして、この場合には、所定の短い時間の経過後、再び、ステップS10にて充電管理プログラムの実行を開始する。なお、電子制御ユニット51は、電力供給ECU42から取得した、現在充電駐車スペースに駐車されている車両10と電気的に接続されている充電スタンド40を識別するためのスタンド識別情報と現在充電駐車スペースに駐車されている車両10を識別するためのID情報を記憶ユニット52の所定記憶位置に記憶する。
ステップS13においては、電子制御ユニット51は、充電駐車スペースに車両10を駐車し充電準備を完了させたユーザの所在位置を取得する。すなわち、電子制御ユニット51は、通信ユニット53を介して、ユーザが所持している携帯情報端末30から送信される、位置取得ユニット34が取得した携帯情報端末30の位置すなわちユーザの所在位置を表す位置情報及び記憶ユニット33に記憶されているID情報を受信する。そして、電子制御ユニット51は、ユーザの所在位置を表す位置情報及び車両10(すなわち、ユーザ)を識別するID情報を取得すると、ステップS14に進む。なお、このように電子制御ユニット51が携帯情報端末30から取得する位置情報には、例えば、GPS情報(基地局情報)と、GPS信号の信号精度(基地局電波の利用有無)とが含まれるとよい。
ステップS14においては、電子制御ユニット51は、前記ステップS12にて記憶ユニット52の所定記憶位置に記憶したID情報と一致するID情報とともに前記ステップS13にて携帯情報端末30から取得したユーザの位置情報を用いてユーザの所在位置を把握(特定)することが可能であるか否かを判定する。すなわち、電子制御ユニット51は、携帯情報端末30の位置取得ユニット34によって車両10を充電駐車スペースに駐車したユーザの所在位置が取得されたものの、例えば、GPS信号の信号精度が低下した状態で基地局電波を利用して取得されたものである場合には、ユーザの存在範囲が取得されてユーザの所在位置の特定が難しくなる可能性がある。したがって、電子制御ユニット51は、このようにユーザの所在位置の把握(特定)が不能である場合には、「No」と判定してステップS18に進む。そして、この場合には、ユーザの移動に伴ってGPS信号の信号精度が改善する可能性が高いため、所定の短い時間の経過後、再び、ステップS10にて充電管理プログラムの実行を開始する。一方、電子制御ユニット51は、例えば、GPS信号の信号精度が高く、車両10を充電駐車スペースに駐車したユーザの所在位置を良好に把握(特定)することが可能である場合には、「Yes」と判定してステップS15に進む。
ステップS15においては、電子制御ユニット51は、前記ステップS14にて把握(特定)したユーザの所在位置に基づき、ユーザが充電施設である充電スタンド40から一定の範囲内に存在しているか否かを判定する。すなわち、電子制御ユニット51は、前記ステップS12にて記憶ユニット52の所定記憶位置に記憶したスタンド識別情報に基づき車両10と電気的に接続されている充電スタンド40を特定し、現在、特定した充電スタンド40(の設置場所)から一定範囲内となる店舗内にユーザが位置していれば、「Yes」と判定してステップS16に進む。
一方、電子制御ユニット51は、現在、特定した充電スタンド40(の設置場所)から一定範囲外となる店舗の敷地外にユーザが位置していれば、「No」と判定してステップS18に進む。すなわち、この場合においては、電子制御ユニット51は、現在、敷地外に位置しているユーザが充電駐車スペースに車両10を駐車して充電準備を完了していても、この充電駐車スペースに設置された充電スタンド40の電力供給ECU42に対して電力を供給しないようにすなわち車両10のバッテリ11を充電しないように、通信ユニット53を介して充電禁止指令を送信する。これにより、現在、充電スタンド40から一定範囲外となる店舗の敷地外に位置しているユーザの車両10と電気的に接続された充電スタンド40の電力供給ECU42は、充電管理装置50の電子制御ユニット51から送信された充電禁止指令に従い、充電準備を完了している車両10のバッテリ11に対する電力の供給を禁止する。そして、この場合には、ユーザが移動することによって充電スタンド40から一定範囲内に位置することが可能であるため、所定の短い時間の経過後、再び、ステップS10にて充電管理プログラムの実行を開始する。
ここで、この場合、本装置50の電子制御ユニット51は、例えば、ユーザが店舗の敷地外に位置している場合には、通信ユニット53を介して、ユーザが所持している携帯情報端末30に店舗の敷地内(すなわち、充電スタンド40から一定範囲内)に戻らないと車両10のバッテリ11への充電が行われないことを通知するようにすることも可能である。そして、ユーザがこの通知に従って店舗の敷地内や店舗内に戻れば、後述するように、車両10のバッテリ11を充電することができる。
ステップS16においては、電子制御ユニット51は、通信ユニット53を介して、現在、充電スタンド40から一定範囲内となる店舗内(店舗の敷地内)に位置しているユーザの車両10と電気的に接続された充電スタンド40の電力供給ECU42に対し、電力を供給するようにすなわち車両10のバッテリ11を充電するように、充電許容指令を送信する。これにより、現在、充電スタンド40から一定範囲内となる店舗内(店舗の敷地内)に位置しているユーザの車両10と電気的に接続された充電スタンド40の電力供給ECU42は、充電管理装置50の電子制御ユニット51から送信された充電許容指令に基づき、充電駐車スペースに駐車されている車両10のバッテリ11に対して電力を供給して充電を実施する。このように、充電スタンド40の電力供給ECU42に対して充電許容指令を送信して充電を実施させると、電子制御ユニット51はステップS17に進む。
ステップS17においては、電子制御ユニット51は、充電スタンド40による車両10のバッテリ11への充電が完了したか否かを判定する。具体的に、この判定処理を説明すると、まず、充電駐車スペースに駐車された車両10に備えられた充電システム20の車両側充電ECU23が、SOC検出部25から現在のバッテリ11のSOCを取得する。そして、車両側充電ECU23は、取得したバッテリ11のSOCを、近距離無線通信を利用して、充電スタンド40の電力供給ECU42に送信する。電力供給ECU42は、取得したバッテリ11のSOCを本装置50に対して送信する。
本装置50においては、電子制御ユニット51が、通信ユニット53を介して、電力供給ECU42から送信された、現在充電中である車両10のバッテリ11のSOCを受信する。そして、電子制御ユニット51は、前記ステップS12にて記憶ユニット52の所定記憶位置に記憶したID情報に基づき車両10の型式を特定してバッテリ11の満充電量を取得し、受信したバッテリ11の現在のSOCが満充電量に相当する、すなわち、バッテリ11の充電が完了していれば、ステップS17にて「Yes」と判定してステップS18に進み、充電管理プログラムの実行を終了する。
一方、電子制御ユニット51は、受信したバッテリ11の現在のSOCが満充電量に相当しない、すなわち、バッテリ11の充電が未だ完了していなければ、ステップS17にて「No」と判定して前記ステップS15に戻る。したがって、ユーザが充電スタンド40から一定範囲内となる店舗の敷地内や店舗内に位置する限り、前記ステップS16及び前記ステップS17が実行されて、バッテリ11への充電が実施される。
以上の説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、ユーザは車両10を利用してサービスを提供する店舗に来店し、少なくとも店舗内に入店して商品を見たり購入することにより、充電駐車スペースに設置された充電スタンド40を利用してバッテリ11に充電することができる。一方、サービスを提供する店舗においては、店舗に来店したお客様(ユーザ)が少なくとも店舗内に入って商品を見てくれることにより、今回の来店では商品を購入しない場合であっても、車両10のバッテリ11への充電を提供することにより次回の来店で商品を購入してくれることを期待することができる。すなわち、上記実施形態によれば、ユーザにとってはサービスを提供する店舗に来店して店舗内に入ることで車両10のバッテリ11を充電することができ、サービスを提供する店舗にとっては来店したお客様(ユーザ)が確実に店舗内の商品を見たり購入したりすることを効果的に促すことができて、ユーザと店舗の両方にメリットを生じさせることができる。
a.第1変形例
上記実施形態においては、本装置50の電子制御ユニット51が図2に示した充電管理プログラムの前記ステップS13にて自動的に携帯情報端末30から送信されるユーザの所在位置を表す位置情報を取得するように実施した。この場合、ユーザの所持する携帯情報端末30において、ユーザによる所定の動作、具体的には、位置情報を外部に送信することを許可する位置情報送信許可操作が行われたときにのみ、電子制御ユニット31が本装置50に対してユーザの所在位置を表す位置情報を送信するように実施することも可能である。以下、この第1変形例を具体的に説明するが、上記実施形態と同一部分については同一の符号を付し、その説明を省略する。
この第1変形例においては、ユーザが、携帯情報端末30として、例えば、スマートフォンを所持している場合を想定する。そして、この第1変形例においても、本装置50の電子制御ユニット51は、図2に示した充電管理プログラムを実行する。この状態において、ユーザは、充電駐車スペースに車両10を駐車させて充電準備を完了した後、スマートフォンに予めインストールされていて取得した位置情報を外部に送信することを許可するアプリケーションプログラムを起動させる。スマートフォンにおいては、ユーザによって起動されたアプリケーションプログラムに従い、電子制御ユニット31が位置取得ユニット34によって取得された位置情報を通信ユニット32を介して本装置50に送信する。すなわち、このスマートフォンにおいては、ユーザによって位置情報の送信を許可するアプリケーションプログラムが起動されない限りユーザの位置情報を送信しない、言い換えれば、ユーザの意思に従ってユーザの位置情報が送信される。そして、このようにユーザの意思に従って送信される位置情報は、図2に示した充電管理プログラムにおける前記ステップS13のステップ処理が実行されることにより、本装置50の電子制御ユニット51によって取得される。
これにより、ユーザが所定の操作を行わない限り、意図することなくユーザの位置情報が外部に送信されることを効果的に防止することができる。その結果、ユーザのプライバシーを良好に保護しつつ、ユーザにとってはサービスを提供する店舗に来店して店舗内に入ることで車両10のバッテリ11を充電することができ、サービスを提供する店舗にとっては来店したお客様(ユーザ)が確実に店舗内の商品を見たり購入したりすることを効果的に促すことができて、ユーザと店舗の両方にメリットを生じさせることができる。
b.第2変形例
上記実施形態及び上記第1変形例においては、本装置50の電子制御ユニット51が、ユーザの所持する携帯情報端末30の位置取得ユニット34によって取得されたユーザの所在位置を表す位置情報を用いて、ユーザが充電スタンド40から一定範囲内に存在(位置)しているか否かを判定するように実施した。この場合、上述したように、携帯情報端末30の位置取得ユニット34は、原則、微弱なGPS信号を取得してユーザの所在位置を検出し、又は、GPS信号が取得できない状況では基地局電波を取得してユーザの所在位置を検出するため、状況によっては、正確にユーザが充電スタンド40から一定範囲内に存在(位置)しているか否かを判定することが困難となる場合がある。このため、特に、携帯情報端末30の位置取得ユニット34が微弱なGPS信号を取得できない状況であっても、確実に、ユーザが充電スタンド40から一定範囲内に存在(位置)しているか否かを判定することができることが望ましい。以下、この第2変形例を説明するが、上記実施形態と同一部分に同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
この第2変形例においては、本装置50の電子制御ユニット51は、図3に示す充電管理プログラムを実行する。すなわち、電子制御ユニット51は、上記実施形態と同様に、所定の短い時間の経過ごとに、図3に示すフローチャートに従って充電管理プログラムの実行をステップS10にて開始して、ステップS11に進む。
ステップS11においては、電子制御ユニット51は、上記実施形態と同様に、通信ユニット53を介して充電スタンド40の電力供給ECU42と通信し、充電スタンド40の設置されている充電駐車スペースに電気車両(例えば、EV車両又はPHV車両)である車両10が駐車されているか否かを判定する。すなわち、電子制御ユニット51は、電力供給ECU42から取得した駐車情報に基づき、充電駐車スペースに車両10(具体的には、EV車両又はPHV車両)が駐車されていれば、ステップS11にて「Yes」と判定してステップS12に進む。一方、電子制御ユニット51は、電力供給ECU42から取得した駐車情報に基づき、充電駐車スペースに一般の車両が駐車されていれば、ステップS11にて「No」と判定してステップS18に進む。そして、この場合には、現在駐車されている一般の車両が充電駐車スペースから出ると、再び、ステップS10にて充電管理プログラムの実行を開始する。
ステップS12においては、電子制御ユニット51は、上記実施形態と同様に、充電駐車スペースに駐車された車両10と充電スタンド40とが充電用接続ケーブルKを介して電気的に接続されたか否かを判定する。すなわち、電子制御ユニット51は、電力供給ECU42から取得した充電準備完了情報に基づき、充電駐車スペースに設置された充電スタンド40と車両10とが互いに電気的に接続されて充電準備が完了していれば、ステップS12にて「Yes」と判定してステップS20に進む。一方、電子制御ユニット51は、電力供給ECU42から取得した充電準備完了情報に基づき、充電駐車スペースに設置された充電スタンド40と車両10とが互いに電気的に接続されておらず充電準備が完了していなければ、ステップS12にて「No」と判定してステップS18に進む。そして、この場合には、所定の短い時間の経過後、再び、ステップS10にて充電管理プログラムの実行を開始する。なお、この第2変形例においても、電子制御ユニット51は、電力供給ECU42から取得した、現在充電駐車スペースに駐車されている車両10を識別するためのID情報を記憶ユニット52の所定記憶位置に記憶する。
ステップS20においては、電子制御ユニット51は、例えば、車両10を駐車した充電駐車スペースに設置された充電スタンド40に設けられた図示しない発券装置を介して、車両10を駐車した充電駐車スペースの場所(すなわち充電スタンド40の設置場所)を表す充電場所情報を記憶したICカードを発行してユーザに貸与する。そして、電子制御ユニット51は、ICカードをユーザに貸与すると、ステップS21に進む。
ステップS21においては、電子制御ユニット51は、サービスを提供する店舗の出入り口に設置される図示しない読取装置と通信し、前記ICカードを読取装置に挿入してユーザが店舗内に入店したか否かを判定する。なお、読取装置は、例えば、インターネット網を介して本装置50との通信を可能とする通信機能を備えており、ICカードが挿入されるとこの挿入されたICカードに記憶された充電場所情報を取得し、この取得した充電場所情報を本装置50の電子制御ユニット51に送信するようになっている。
このため、ユーザが前記ステップS20にて貸与された前記ICカードを前記読取装置に挿入して入店すると、電子制御ユニット51は送信された充電場所情報(より具体的には、ユーザが車両10を駐車した充電駐車スペースの充電スタンド40の設置場所を表す充電場所情報)を取得する。そして、電子制御ユニット51は、記憶ユニット52の所定記憶位置に今回取得した充電場所情報と同一の充電場所情報が記憶されていなければ、ユーザが前記ICカードを読取装置に挿入して店舗内に入店したため、「Yes」と判定してステップS22に進む。なお、電子制御ユニット51は、記憶ユニット52の所定記憶位置に記憶されていない充電場所情報を取得した場合には、この充電場所情報を所定記憶位置に記憶するようになっている。一方、電子制御ユニット51は、前記読取装置から充電場所情報を取得していなければ未だユーザが店舗内に入店していないため、前記読取装置から充電場所情報を取得するまで「No」と繰り返し判定する。
ステップS22においては、電子制御ユニット51は、前記ステップS21にて記憶ユニット52の所定記憶位置に記憶した充電場所情報に基づいて、現在、ユーザが車両10を駐車している充電駐車スペースすなわち車両10と電気的に接続された充電スタンド40を特定する。そして、電子制御ユニット51は、特定した充電スタンド40の電力供給ECU42に対して電力を供給するようにすなわち車両10のバッテリ11を充電するように、充電許容指令を送信する。これにより、現在、店舗内に入店しているユーザの車両10と電気的に接続された充電スタンド40の電力供給ECU42は、充電管理装置50の電子制御ユニット51から送信された充電許容指令に基づき、駐車されている車両10のバッテリ11に対して電力を供給して充電を実施する。このように、充電スタンド40の電力供給ECU42に対して充電許容指令を送信して充電を実施させると、電子制御ユニット51はステップS23に進む。
ステップS23においては、電子制御ユニット51は、車両10のバッテリ11への充電が未だ完了していない(未完了である)か否かを判定する。具体的に、この判定処理を説明すると、まず、充電駐車スペースに駐車された車両10に備えられた充電システム20の車両側充電ECU23が、SOC検出部25から現在のバッテリ11のSOCを取得する。そして、車両側充電ECU23は、取得したバッテリ11のSOCを、近距離無線通信を利用して、充電スタンド40の電力供給ECU42に送信する。電力供給ECU42は、取得したバッテリ11のSOCを本装置50に対して送信する。
本装置50においては、電子制御ユニット51が、通信ユニット53を介して、電力供給ECU42から送信された、現在充電中である車両10のバッテリ11のSOCを受信する。そして、電子制御ユニット51は、前記ステップS12にて記憶ユニット52の所定記憶位置に記憶したID情報に基づき車両10の型式を特定してバッテリ11の満充電量を取得し、受信したバッテリ11の現在のSOCが満充電量に相当しない、すなわち、バッテリ11の充電が未完了であれば、ステップS23にて「Yes」と判定してステップS24に進む。一方、電子制御ユニット51は、受信したバッテリ11の現在のSOCが満充電量に相当する、すなわち、バッテリ11の充電が完了していれば、ステップS23にて「No」と判定してステップS18に進み、充電管理プログラムの実行を終了する。
ステップS24においては、電子制御ユニット51は、サービスを提供する店舗の出入り口に設置される図示しない読取装置と通信し、前記ICカードを読取装置に挿入してユーザが店舗内から出店したか否かを判定する。すなわち、ユーザが前記ステップS20にて貸与された前記ICカードを前記読取装置に挿入して出店すると、電子制御ユニット51は送信された充電場所情報を取得する。そして、電子制御ユニット51は、記憶ユニット52の所定記憶位置に今回取得した充電場所情報と同一の充電場所情報が記憶されていれば、店舗内に入店していたユーザが前記ICカードを読取装置に挿入して店舗内から出店したため、「Yes」と判定してステップS18に進み、充電管理プログラムの実行を終了する。なお、電子制御ユニット51は、記憶ユニット52の所定記憶位置に記憶されている充電場所情報を再び取得した場合には、この充電場所情報を所定記憶位置から削除するようになっている。
一方、電子制御ユニット51は、前記読取装置から充電場所情報を取得していなければ未だユーザが店舗内に入店しているため、前記読取装置から充電場所情報を取得するまで「No」と繰り返し判定し、前記ステップS22及び前記ステップS23の各ステップ処理を繰り返し実行する。すなわち、このように繰り返してステップS22〜ステップS24の各ステップ処理を実行することにより、この第2変形例においては、ユーザが店舗内に入店している限りバッテリ11への充電が実施される。
以上の説明からも理解できるように、この第2変形例においては、ユーザが、サービスを提供する店舗内に入店しているか否かを確実に判定することができる。これにより、この第2変形例によれば、より確実に、ユーザにとってはサービスを提供する店舗に来店して店舗内に入ることで車両10のバッテリ11を充電することができ、サービスを提供する店舗にとっては来店したお客様(ユーザ)が確実に店舗内の商品を見たり購入したりすることを効果的に促すことができて、ユーザと店舗の両方にメリットを生じさせることができる。
b.第3変形例
上記実施形態、上記第1変形例及び上記第2変形例においては、本装置50の電子制御ユニット51が図2又は図3に示した充電管理プログラムを実行することにより、充電駐車スペースに車両10を駐車したユーザが充電スタンド40から一定範囲内に位置する場合にバッテリ11への電力の供給を許容して充電するように実施した。すなわち、上記実施形態、第1変形例及び第2変形例においては、本装置50の電子制御ユニット51がユーザの所在位置に応じて車両10のバッテリ11への充電を許容又は禁止することにより充電を管理するように実施した。この場合、前提として、ユーザが充電駐車スペースに車両10を駐車して充電準備を完了すると充電時間に応じて課金しながら(すなわち充電料金を発生させて)充電する充電スタンド40を想定し、ユーザの所在位置に応じて課金される充電料金を変更するように実施することも可能である。以下、この第3変形例を説明するが、上記実施形態及び第1,第2変形例と同一部分に同一の符号を付し、その説明を省略する。
この第3変形例においても、電子制御ユニット51は、上記実施形態及び第1変形例と同様に図2に示した充電管理プログラム又は上記第2変形例と同様に図3に示した充電管理プログラムを実行する。ただし、この第3変形例においては、電子制御ユニット51は、ユーザが充電スタンド40から一定範囲内、例えば、サービスを提供する店舗内(店舗の敷地内)に位置するとき、具体的に、上記実施形態及び第1変形例にて図2に示した充電管理プログラムの前記ステップS15にて「Yes」と判定されるときや上記第2変形例にて図3に示した充電管理プログラムの前記ステップS21にて「Yes」と判定されるとともに前記ステップS24にて「No」と判定されるときには、充電料金を割引する。一方、電子制御ユニット51は、ユーザが充電スタンド40から一定範囲外、例えば、サービスを提供する店舗外(店舗の敷地外)に位置するとき、具体的に、上記実施形態及び第1変形例にて図2に示した充電管理プログラムの前記ステップS15にて「No」と判定されるときには、充電料金の割引をなくしたりあるいは充電料金を割高にしたりする。
したがって、この第3変形例においては、ユーザにとってはサービスを提供する店舗に来店して店舗内に入ることで車両10のバッテリ11を安価に充電することができ、サービスを提供する店舗にとっては来店したお客様(ユーザ)が確実に店舗内の商品を見たり購入したりすることを効果的に促すことができて、ユーザと店舗の両方にメリットを生じさせることができる。一方、来店したユーザが店舗内の商品を見たり購入したりしない場合には、割高な充電料金を支払うことになるため、駐車場のみ(具体的には充電スタンド40のみ)を利用することを目的として来店するユーザを適切に排除することができ、店舗を利用したいお客様の利便性(具体的には、容易に駐車場を利用できるようにすること)を向上させることができる。その他の効果については、上記実施形態及び各変形例と同様である。
本発明の実施にあたっては、上記実施形態及び各変形例に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、図2に示した充電管理プログラムにおいて、本装置50の電子制御ユニット51は、前記ステップS17の判定処理に基づいて未だ充電が完了していないときには前記ステップS15に戻り、ユーザが充電スタンド40から一定範囲内に存在しているか否かを判定し、ユーザが一定範囲外に位置するときには電力供給ECU42に充電禁止指令を送信して車両10のバッテリ11への充電を禁止するように実施した。ここで、ユーザの所在位置は、上述したように、原則、携帯情報端末30の位置取得ユニット34が微弱なGPS信号を取得することによって検出されるため、例えば、ユーザが店舗内を移動する状況では、ユーザの所在位置を検出できたり検出できなかったりが繰り返されて適切にユーザの所在位置を検出できない可能性がある。
そして、このように、ユーザが店舗内に位置しているにもかかわらず適切にユーザの所在位置を検出できない場合において、一時的にユーザの所在位置が検出できないために直に充電禁止指令を送信してバッテリ11への充電を停止すると、バッテリ11及び充電システム20に対して大きな負荷を与えてしまう可能性がある。このため、電子制御ユニット51は、特に、前記ステップS17の判定処理後に前記ステップS15の判定処理を実行する場合であって、バッテリ11を充電する状態から充電を停止する状態に切り替える場合には、例えば、予め設定された時間以上に渡ってユーザの所在位置が検出できないときに、前記ステップS15にて「No」と判定して充電禁止指令を送信するように実施することも可能である。このように、判定処理に時間的な余裕を与えることにより、バッテリ11を充電するときに与える負荷を効果的に低減することができ、例えば、バッテリ11の寿命を延ばすことができる。
又、上記第2変形例においては、充電場所情報を記憶したICカードを貸与してユーザが所持するように実施した。この場合、ICカードを貸与することに代えて、例えば、ユーザが所持している携帯情報端末30(具体的には、車両10を運転するために所持しているスマートキー(車両用電子キー)に設けられた半導体メモリ)に対して、ユーザが充電駐車スペースに車両10を駐車したときに充電場所情報を記憶するようして実施することも可能である。この場合においては、ユーザは店舗に入店または出店するときに、例えば、スマートキー(車両用電子キー)から発せられる微弱電波を利用して出入り口に設置された前記読取装置との間で通信し、前記読取装置が車両用電子キーに記憶された充電場所情報を取得することにより、上記第2変形例と同様の効果が得られる。
又、上記実施形態及び各変形例においては、ユーザに対してサービスを提供する店舗側に本装置50を設置して実施した。この場合、上述したように作動する本装置50を、例えば、充電駐車スペースに設置された充電スタンド40に設けて実施することも可能である。この場合においても、上記実施形態及び各変形例と同様の効果を得ることができる。
さらに、上記実施形態及び各変形例においては、ユーザの所在位置が充電スタンド40から一定範囲外、例えば、ユーザの所在位置が店舗の敷地外や店舗外にあると、本装置50の電子制御ユニット51は、自動的に充電スタンド40の電力供給ECU42に対して充電禁止指令を送信し、充電スタンド40から車両10のバッテリ11への電力の供給すなわち充電を禁止するように実施した。この場合、例えば、ユーザの所持する携帯情報端末30に対して、本装置50の電子制御ユニット51が充電を禁止した旨あるいは充電料金の割引がなくなる旨の通知を行うように実施することも可能である。このような通知(例えば、電子メール等)を行うことによって、店舗側にとってはユーザ(お客様)を再び店舗内に戻らせることを促すことができるとともに、ユーザにとっては充電を継続させたり安価に充電できるため、ユーザと店舗の両方にメリットを生じさせることができる。
10…車両、11…バッテリ、12…インバータ、13…走行用モータ、14…モータ制御ユニット、20…充電システム、21…受電コネクタ、22…AC/DC変換器、23…車両側充電ECU、24…充電制御スイッチ、25…SOC検出部、30…携帯情報端末、31…電子制御ユニット、32…通信ユニット、33…記憶ユニット、34…位置取得ユニット、40…充電スタンド、41…充電用コンセント、42…電力供給ECU、50…充電管理装置、51…電子制御ユニット、52…記憶ユニット、53…通信ユニット、K…充電用接続ケーブル、K1,K2…プラグ

Claims (11)

  1. サービスを提供する店舗に区画された駐車スペースのうちプラグイン電気車両に搭載されたバッテリを充電するための充電施設を備えた充電駐車スペースにて、前記プラグイン電気車両の前記バッテリへの充電を管理する充電管理装置であって、
    前記プラグイン電気車両が駐車している充電駐車スペースに設けられた充電施設に関する充電施設情報を取得する充電施設情報取得手段と、
    前記プラグイン電気車両を利用するユーザの所在位置を表す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記充電施設情報取得手段によって取得された充電施設情報を用いて特定される前記充電施設の設置位置と前記位置情報取得手段によって取得された前記ユーザの所在位置との間の位置関係に応じて、前記充電施設による前記プラグイン電気車両の前記バッテリの充電を許可するか否かを判定する充電許可判定手段とを備えたことを特徴とする充電管理装置。
  2. 請求項1に記載した充電管理装置において、
    前記位置情報取得手段は、
    前記ユーザが所持する携帯情報端末から供給される前記ユーザの所在位置を表す位置情報を取得することを特徴とする充電管理装置。
  3. 請求項2に記載した充電管理装置において、
    前記ユーザが所持する携帯情報端末は、
    前記ユーザによって前記位置情報の供給を許可する所定の操作がなされたときにのみ、前記位置情報を前記位置情報取得手段に供給することを特徴とする充電管理装置。
  4. 請求項1に記載した充電管理装置において、
    前記位置情報取得手段は、
    前記ユーザの所在位置が予め設定された所定の領域内であるときに前記位置情報を取得することを特徴とする充電管理装置。
  5. 請求項4に記載した充電管理装置において、
    前記位置情報取得手段は、
    前記ユーザが前記所定の領域内に出入りした状態に基づいて前記位置情報を取得することを特徴とする充電管理装置。
  6. 請求項5に記載した充電管理装置において、
    前記ユーザは、前記プラグイン電気車両を前記充電駐車スペースに駐車したときに、この充電駐車スペースに設けられた充電施設に関する充電施設情報を記憶したICカードを取得し、
    前記充電施設情報取得手段は、
    前記ユーザが前記所定の領域内に出入りするときに行う前記ICカードを用いた所定の動作に伴って前記ICカードから前記記憶された充電施設情報を取得し、
    前記位置情報取得手段は、
    前記ユーザが前記所定の領域内に出入りするときに行う前記ICカードを用いた所定の動作に基づいて前記位置情報を取得することを特徴とする充電管理装置。
  7. 請求項1に記載した充電管理装置において、
    前記充電許可判定手段は、
    前記ユーザの所在位置が前記充電施設の設置位置から予め設定された一定範囲内となる位置関係にあるときに、前記充電施設による前記プラグイン電気車両の前記バッテリの充電を許可し、
    前記ユーザの所在位置が前記充電施設の設置位置から予め設定された一定範囲外となる位置関係にあるときに、前記充電施設による前記プラグイン電気車両の前記バッテリの充電を許可しないことを特徴とする充電管理装置。
  8. 請求項1に記載した充電管理装置において、
    前記充電許可判定手段は、
    前記位置情報取得手段によって取得された前記位置情報によって表される前記ユーザの所在位置が特定できないときは、前記充電施設による前記プラグイン電気車両の前記バッテリの充電を許可しないことを特徴とする充電管理装置。
  9. 請求項1に記載した充電管理装置において、
    前記充電許可判定手段によって前記充電施設による前記プラグイン電気車両の前記バッテリの充電を許可することが判定されたとき、
    前記充電施設情報取得手段によって取得された充電施設情報を用いて特定される前記充電施設の設置位置と前記位置情報取得手段によって取得された前記ユーザの所在位置との間の位置関係に応じて前記バッテリを充電するための充電料金を決定する充電料金決定手段を備えることを特徴とする充電管理装置。
  10. 請求項9に記載した充電管理装置において、
    前記充電料金決定手段は、
    前記ユーザの所在位置が前記充電施設の設置位置から予め設定された一定範囲内となる位置関係にあるときに、前記ユーザの所在位置が前記充電施設の設置位置から予め設定された一定範囲外となる位置関係にあるときに比して、前記バッテリを充電するための充電料金の割引し、又は、充電料金の課金を止めて、前記充電料金を安く決定することを特徴とする充電管理装置。
  11. 請求項2に記載した充電管理装置において、
    前記位置情報取得手段が取得する前記位置情報は、
    GPS衛星から送出されるGPS信号を利用して取得されるGPS情報及び移動体通信網を構築する基地局から送出される基地局電波を利用して取得される基地局情報のうちの少なくとも一方であることを特徴とする充電管理装置。
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