JP2012195252A - 照明装置及び該照明装置を用いた照明器具 - Google Patents

照明装置及び該照明装置を用いた照明器具 Download PDF

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Abstract

【課題】 間欠点灯時に光源にかかる電気的なストレスが抑えられる照明装置及び該照明装置を用いた照明器具を提供する。
【解決手段】 間欠点灯動作において光源が消灯される期間T1中にも、光源を点灯させる際に出力される点灯用電圧V2と同じ向きの消灯用電圧V1であって光源に電流が流れない程度に電圧値が低い消灯用電圧V1が光源に出力される。この消灯用電圧V1によって光源の容量成分が予め充電されるので、上記期間T1中に光源への入力電圧Vxが0Vとされる場合に比べ、光源の点灯開始時の突入電流が抑えられ、光源にかかる電気的なストレスが抑えられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置及び該照明装置を用いた照明器具に関するものである。
従来から、光源を間欠点灯させる際のオンデューティを変更することで光源の光出力(光束の時間平均値であり、単位時間当りの光量)を変更可能な照明装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。上記の間欠点灯の周波数は、光源の点滅が人の目に認識できない程度に充分に高い周波数とされる。
上記のような照明装置において、光源として、例えば有機EL素子や発光ダイオード素子のように、直流電力によって点灯されるものが用いられる場合、光源に入力される電圧(以下、「負荷電圧」と呼ぶ。)Vxと光源に入力される電流(以下、「負荷電流」と呼ぶ。)電流Ixとはそれぞれ図13に示すような矩形波となる。
従来は、上記の間欠点灯中、光源が点灯される期間(以下、「オン期間」と呼ぶ。)T2には負荷電圧Vxは光源が点灯する程度に高い一定値とされ、光源が消灯される期間(以下、「オフ期間」と呼ぶ。)T1には負荷電圧Vxは0Vにされていた。
特開2007−265805号公報
しかしながら、上記のようにオフ期間T1に負荷電圧Vxを0Vとする場合、オン期間T2の開始直後には突入電流により負荷電流Ixが比較的に大きくなることで、光源にかかる電気的なストレスが比較的に大きくなりやすい。上記の突入電流としては、例えば、光源の容量成分を充電する充電電流がある。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、間欠点灯時に光源にかかる電気的なストレスが抑えられる照明装置及び該照明装置を用いた照明器具を提供することにある。
本発明の照明装置は、直流電圧を入力されて点灯される光源と、前記光源を間欠点灯させる間欠点灯動作が可能な点灯部とを備え、前記点灯部は、前記間欠点灯動作において前記光源を消灯させる期間中にも、前記光源を点灯させる際に出力される点灯用電圧と同じ向きの消灯用電圧であって前記光源に電流が流れない程度に低い消灯用電圧を出力することを特徴とする。
この照明装置において、前記消灯用電圧は、前記光源に電流が流れない範囲で最も高い電圧とされていてもよい。
また、上記の照明装置において、前記点灯部は、前記消灯用電圧を前記光源に対して連続的に出力する消灯時電源と、前記点灯用電圧を前記光源に対して間欠的に出力する点灯時電源とを有していてもよい。
さらに、上記の照明装置において、前記点灯時電源は、前記間欠点灯動作において前記光源が点灯される期間中には出力電流を一定とするものであってもよい。
または、上記の照明装置において、前記点灯部は、出力電圧を切替え可能な1個のスイッチング電源からなるものであってもよい。
また、上記の照明装置において、前記点灯部は、前記間欠点灯動作において前記光源を点灯させる期間の継続時間を可変とするものであって、前記間欠点灯動作において前記光源を点灯させる期間の継続時間が短いほど、前記消灯用電圧を高くするものであってもよい。
さらに、上記の照明装置において、前記点灯部は、前記間欠点灯動作において前記光源を点灯させる期間中に前記光源に出力する点灯用電圧を可変とするものであって、前記点灯用電圧が低いほど、前記消灯用電圧を低くするものであってもよい。
また、上記の照明装置において、前記点灯部は、前記間欠点灯の周期を可変とするものであって、前記間欠点灯の周期が長いほど、前記消灯用電圧を低くするものであってもよい。
さらに、上記の照明装置において、前記光源は1個以上の発光素子からなり、前記光源を構成する発光素子の個数は可変であって、前記点灯部の出力端間に接続された発光素子の個数を検出する個数検出手段を備え、前記点灯部は、前記個数検出手段によって検出された発光素子の個数が少ないほど、前記消灯用電圧を低くするものであってもよい。
また、上記の照明装置において、前記光源の点灯開始直後における前記点灯部の出力電流の一時的な上昇幅を検出するサージ検出手段を備え、前記点灯部は、前記サージ検出手段によって検出された前記上昇幅を所定範囲内に収めるように、前記消灯用電圧を随時変更するものであってもよい。
さらに、上記の照明装置において、前記光源は1個以上の有機EL素子を有していてもよい。
本発明の照明器具は、上記いずれかの照明装置と、前記照明装置を保持する器具本体とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、間欠点灯動作において光源が消灯される期間中に消灯用電圧によって光源の容量成分が予め充電されるので、光源が消灯される期間中に光源に電圧が出力されない場合に比べ、光源の点灯開始時の突入電流が抑えられ、光源にかかる電気的なストレスが抑えられる。
本発明における負過電圧Vxと負荷電流Ixとの波形の例を示す説明図である。 同上を示す回路ブロック図である。 同上における負過電圧Vxと負荷電流Ixとの関係の一例を示す説明図である。 同上における消灯時電源の出力電圧Vaと点灯時電源の出力電圧Vbと負過電圧Vxとの波形の例を示す説明図である。 同上の変更例を示す回路ブロック図である。 同上の別の変更例の要部を示す回路ブロック図である。 同上の更に別の変更例を示す回路ブロック図である。 (a)(b)はそれぞれ同上の別の変更例の光源を示す回路ブロック図であり、(a)は発光素子が4個接続された状態を示し、(b)は発光素子が3個接続された状態を示す。 同上の更に別の変更例の光源を示す回路ブロック図である。 (a)(b)はそれぞれ同上の別の変更例における負過電圧Vxと負荷電流Ixとの波形の例を示し、(b)は(a)よりもオン期間T2の継続時間がより長くされた状態での波形を示す。 (a)(b)はそれぞれ同上の更に別の変更例における負過電圧Vxと負荷電流Ixとの波形の例を示し、(b)は(a)よりも消灯用電圧V1がより低くされた状態での波形を示す。 同上を用いた照明器具の一例を示す分解斜視図である。 従来例における負過電圧Vxと負荷電流Ixとの波形の例を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態の照明装置は、図2に示すように、直流電力によって点灯される光源1を点灯させるものである。このような光源1としては、例えば発光ダイオード素子や有機EL素子などの発光素子、又は、このような発光素子が複数個接続された発光ダイオードアレイや有機ELアレイを用いることができる。
ここで、光源1に入力される負荷電圧Vxと光源1に流れる負荷電流Ixとの関係を図3に示す。図3を見てもわかるように、光源1は、負荷電圧Vxが所定の電圧(いわゆるターンオン電圧)Von未満であれば負荷電流Ixが流れず点灯しない。
そして、本実施形態は、光源1が点灯しない程度の電圧(以下、「消灯用電圧」と呼ぶ。)V1を連続的に光源1に出力する消灯時電源21と、光源1が点灯する程度の電圧(以下、「点灯用電圧」と呼ぶ。)V2を間欠的に光源1に出力する間欠点灯動作が可能な点灯時電源22とを備える。すなわち、本実施形態における点灯部2は、消灯時電源21と点灯時電源22とを備える。消灯用電圧V1はすなわちターンオン電圧Vonよりも低い正の(つまり光源1を点灯する電圧と同じ向きの)電圧であり、点灯用電圧V2はすなわちターンオン電圧Vonよりも高い電圧(例えば光源1の定格電圧)である。消灯時電源21と点灯時電源22とはそれぞれ逆流防止用のダイオードD1,D2を介して光源1に接続されている。つまり、消灯時電源21の出力電圧Vaと点灯時電源21の出力電圧Vbとのうち、より高い一方が光源1に入力されて負荷電圧Vxとなる。消灯時電源21の出力電圧Vaと点灯用光源22の出力電圧Vbと負過電圧Vxとの波形の例を図4に示す。
さらに、本実施形態は、外部の交流電源3から入力された交流電力を全波整流するダイオードブリッジ4と、このダイオードブリッジ4の直流出力を平滑化するコンデンサC0とを有する。
点灯時電源22は、ダイオードブリッジ4の直流出力がコンデンサC0によって平滑化された直流電力の電圧値を変換する電圧変換回路23と、電圧変換回路23から光源1への給電をオンオフするスイッチQ1と、スイッチQ1を駆動する駆動回路24とを有する。スイッチQ1としては周知の半導体スイッチを用いることができる。また、電圧変換回路23としては例えばバックコンバータ(降圧チョッパ回路)のような周知のスイッチング電源を用いることができる。
すなわち、駆動回路24がスイッチQ1を繰り返しオンオフ駆動することで、光源1が間欠点灯する。さらに、本実施形態は、光源1に直列に接続された抵抗Rdと抵抗Rdの両端電圧を増幅した電圧(つまり負荷電流Ixに応じた電圧)駆動回路24に入力する増幅回路とからなる電流検出部25を有する。駆動回路24は、電流検出部25から入力された電圧に応じて、負荷電流Ixの時間平均値を所定の目標値とするようなオンデューティでスイッチQ1をオンオフ駆動する。上記のような駆動回路24は例えばマイコンを用いて周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
消灯時電源21としては、電池を用いてもよいし、周知のスイッチング電源を用いてもよい。消灯時電源21としてスイッチング電源が用いられる場合、消灯用電圧V1の変更が可能となる。また、消灯時電源21としてスイッチング電源が用いられる場合、点灯時電源22と消灯時電源21とで電源を共用としてもよいし、消灯時電源21用の電源は点灯時電源22の電源とは別途としてもよい。
上記構成によれば、図1に示すように、光源1が消灯されるオフ期間T1中にも消灯用電圧V1だけの負過電圧Vxが確保され、これによって光源1の容量成分は予め充電されるので、オフ期間T1中に負過電圧Vxが0Vとされる場合に比べ、オン期間T2の開始時の突入電流が抑えられ、従って光源1にかかる電気的なストレスが抑えられる。特に、光源1が有機EL素子を有する場合、光源1の容量成分が比較的に大きくなるので、上記の効果も比較的に大きくなる。
ところで、オン期間T2の開始時の突入電流を抑える方法としては、光源1への給電路に限流抵抗やインダクタを挿入するという方法もある。しかしながら、光源1への給電路に限流抵抗を挿入した場合、光源1の点灯中には、限流抵抗による電力損失が継続して発生してしまう。また、光源1への給電路にインダクタを挿入した場合、そのインダクタの時定数により、負過電圧Vxの立上がりや立下りが鈍くなり、これによって、間欠点灯のオンデューティT2/(T1+T2)と光源1の光出力との間の比例関係が損なわれ、光源1の光出力の厳密な制御が困難となる可能性がある。本実施形態では、光源1への給電路に限流抵抗を挿入する場合に比べて電力損失を低減することができ、また、光源1への給電路にインダクタを挿入する場合に比べて光源1の光出力の厳密な制御を容易とすることができる。
なお、駆動回路24は上記のようなものに限られず、例えば図5に示すように、外部から入力される矩形波状の調光信号に連動してスイッチQ1をオンオフ駆動するものであってもよい。上記の調光信号は光源1の光出力を指示するものであって、指示する光出力が高いほどオンデューティを高くされている。図5の駆動回路24は、フォトカプラPCにより入出力間の絶縁を達成するとともに、Hレベルの電圧値が所定の電圧Vccとされた矩形波状の駆動信号VgでスイッチQ1を駆動するものである。
また、図5の例では、電流検出部25の出力は電圧変換回路23に入力されており、電圧変換回路23は、オン期間T2中には、電流検出部25の出力を用い、負荷電流Ixを一定に維持するようにフィードバック動作する。つまり、点灯部2は、光源1が点灯される期間であるオン期間T2中には、負荷電流(すなわち光源1への出力電流)Ixを一定とする。
さらに、図5の例では、光源1は、4個の発光素子11の直列回路からなる。各発光素子11としてはそれぞれ例えば有機EL素子を用いることができる。
ここで、調光信号が、上記のような矩形波状ではなく、指示する光出力に応じた電圧値の電圧信号である場合、駆動回路24においては、図6に示すように、入力された電圧値に応じたオンデューティの矩形波を生成する適宜の矩形波生成回路241を用いればよい。このような矩形波生成回路241は集積回路として市販されている。
さらに、消灯時電源21と点灯時電源22とを別途に設ける代わりに、図7に示すように点灯部2が1個のスイッチング電源で構成されていてもよい。図7の点灯部2は、交流電源3からの入力電力を全波整流するダイオードブリッジ4の直流出力端間に接続された周知のバックコンバータからなる。すなわち、図7の点灯部2は、ダイオードブリッジ4の直流出力端間に接続されたスイッチング素子Q2とインダクタL1とコンデンサC1との直列回路と、カソードがスイッチング素子Q2とインダクタL1との接続点に接続されるとともにアノードがダイオードブリッジ4の低電圧側の直流出力端に接続されたダイオードD3と、スイッチング素子Q2を繰り返しオンオフ駆動する駆動回路26とを有し、コンデンサC1の両端を出力端としている。駆動回路26は、出力電圧(すなわちコンデンサC1の両端電圧であり、負荷電圧Vx)を所定の目標電圧とするようにスイッチング素子Q2のオンデューティを随時変更するというフィードバック動作を行う。上記の目標電圧は、オフ期間T1中には消灯用電圧V1とされ、オン期間T2中には点灯用電圧V2とされる。さらに、駆動回路26は、光源1の光出力を指示する調光信号を入力され、調光信号によって指示された光出力が高いほど、間欠点灯のオンデューティT2/(T1+T2)を高くする。
図7のように点灯部2を1個のスイッチング電源で構成した場合、図2や図5のように消灯時電源21と点灯時電源22とを別途に設ける場合に比べ、部品点数の削減による製造コストの低減が可能となる。ただし、図7の例では、コンデンサC1等の時定数により、消灯用電圧V1と点灯用電圧V2との間での切替に一定の時間を要するから、間欠点灯のオンデューティT2/(T1+T2)と光源1の光出力との間の比例関係が損なわれる可能性がある。これに対し、図2や図5のように消灯時電源21と点灯時電源22とを別途に設ける場合には、図7の例に比べ、消灯用電圧V1と点灯用電圧V2との間での切替にかかる時間が短縮されるから、間欠点灯のオンデューティT2/(T1+T2)と光源1の光出力との間の比例関係が損なわれにくいという利点がある。
また、接続される発光素子11の個数を変更可能としてもよい。具体的には例えば、周知のコネクタを用いて各発光素子11を個別に着脱自在とする。図5や図7の例のように各発光素子11が互いに直列に接続される場合、上記のように発光素子11の個数を可変とするならば、図8(a)(b)に示すように、取り外された発光素子11に代わって他の発光素子11への給電路を構成する適宜のスイッチ12を、各発光素子11にそれぞれ並列に設ける必要がある。上記の場合、適切な点灯用電圧V2は、接続される発光素子11の個数に応じて変化するので、少なくとも点灯用電圧V2については変更可能とされる必要がある。具体的には発光素子11の個数を検出する個数検出回路(図示せず)を設け、この個数検出回路によって検出された個数が多いほど電圧変換回路23やバックコンバータ26が点灯用電圧V2を高くする。個数検出回路は、光源1の両端のインピーダンスに基いて発光素子11の個数を検出するものであってもよいし、オフされているスイッチ12の個数を発光素子11の個数として検出するものであってもよく、いずれの場合にも周知技術で実現可能であるので詳細な図示並びに説明は省略する。
ところで、オン期間T2の開始直後における負荷電流Ixの一時的な上昇幅(以下、「サージ電流値」と呼ぶ。)Isを小さく抑える観点では、消灯用電圧V1は光源1が点灯しない範囲内でなるべく高い電圧とされることが望ましい。
一方、点灯部2の回路部品にかかる電気的なストレスを抑える観点や、点灯部2における消費電力を抑える観点では、消灯用電圧V1はなるべく低くされることが望ましい。このとき、最低限どの程度の消灯用電圧V1を確保すべきかは、考え方や、種々の条件によって変化する。そこで、消灯用電圧V1が自動的に変更される構成を採用してもよい。消灯用電圧V1の変更は、図7の例においては駆動回路26における目標電圧の変更により達成される。また、図2の例や図5の例のように消灯時電源21と点灯時電源22とが別途に設けられる場合であっても、消灯時電源21として出力電圧Vaを変更可能な直流電源回路(例えば周知のスイッチング電源)を用いれば、消灯用電圧V1は変更可能である。
以下、消灯用電圧V1の変更の具体的な態様について説明する。
例えば、光源1として図8(a)(b)のように複数個の発光素子11が互いに直列に接続されたものを用いる場合、上記の個数検出回路によって検出された発光素子11の個数が少ないほど、光源1全体としてのターンオン電圧Vonの低下に合わせて、消灯用電圧V1が低くされることが望ましい。
また、光源1として図9に示すように複数個の発光素子11が互いに並列に接続されたものを用いる場合、光源1全体としてのターンオン電圧Vonは発光素子11の個数では変化しないから、発光素子11の個数が変更されても点灯用電圧V2を変更する必要はない。しかしながら、発光素子11の個数が少なくなると、個々の発光素子11に流れる電流に変化がなくとも、サージ電流値Isは小さくなる。従って、点灯部2の回路部品にかかる電気的ストレスを抑えるためにサージ電流値Isを一定以下に抑えた上で、消灯用電圧V1をなるべく低くしたいのであれば、図9のように複数個の発光素子11が互いに並列に接続される場合にも、発光素子11の個数が少ないほど消灯用電圧V1が低くされることが望ましい。
ここで、直流電力で点灯される光源1は、一般に、負荷電流Ixが多いほど光出力(光束)が高くなる。従って、サージ電流値Isが多いほど、光源1の実際の光出力と、意図された光出力との差が大きくなってしまう。そして、サージ電流値Isを一定とすると、個々のオン期間(つまり、間欠点灯における光源1の点灯状態の継続時間)T2が短いほど、意図された光出力に対する光源1の実際の光出力の比が大きくなってしまう。従って、個々のオン期間T2が短いほど、上記の比を一定以下に抑えるために最低限必要な消灯用電圧V1は高くなる。そこで、図10(a)(b)に示すように、個々のオン期間T2が短いときほど、点灯部2が消灯用電圧V1を高くするという構成を採用してもよい。図10(a)(b)の例では、個々のオフ期間T1の長さは一定とされており、オン期間T2の長さの変更のみによって光源1の光出力を変更している。つまり、図10の例では、間欠点灯の周期T1+T2が長いほど、消灯用電圧V1が低くされていることになる。
また、光源1の光出力を変更する方法としては、間欠点灯のオンデューティT2/(T1+T2)を変更するという方法の他に、点灯用電圧V2を変更するという方法も考えられる。また、例えば、光出力の大まかな変更をオンデューティT2/(T1+T2)の変更によって達成し、光出力の微調整を点灯用電圧V2の変更によって達成するといったように、上記2通りの方法を組み合わせることも考えられる。上記のように点灯用電圧V2が変更される場合、点灯用電圧V2が低いほどサージ電流値Isは少なくなるので、点灯用電圧V2が低いほど、サージ電流値Isを一定以下に抑えるために最低限必要な消灯用電圧V1は低くなる。そこで、図11(a)(b)に示すように、点灯用電圧V2が低いほど、点灯部2が消灯用電圧V1を低くするものとしてもよい。
さらに、サージ電流値Isを検出するサージ検出手段(図示せず)を設け、このサージ検出手段によって検出されたサージ電流値Isを所定範囲内に収めるように、点灯部2が消灯用電圧V1を随時変更するものとしてもよい。例えば、点灯部2は、サージ電流値Isが上記所定範囲の上限値を上回っていれば消灯用電圧V1を高くし、サージ電流値Isが上記所定範囲の下限値を下回っていれば消灯用電圧V1を低くする。上記のようなサージ検出手段は周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
上記のような消灯用電圧V1の各種の変更は、条件が少しでも異なれば必ず消灯用電圧V1が変更されるといった連続的な変更であってもよいし、ある程度の幅を持った条件に対して消灯用電圧V1が一定とされるといったような段階的な変更であってもよい。また、上記各種の変更を組み合わせてもよい。例えば、複数通りの決定方法で決定される点灯用電圧V2のうち最も低いものを点灯部2が採用するといった構成を採用してもよい。さらに、例えば点灯用電圧V2がある程度低くされる場合などに、消灯用電圧V1が一時的に0にされてもよい。当然ながら、上記いずれの場合にも、消灯用電圧V1の上限値は、光源1に電流が流れない程度に低い(つまり光源1のターンオン電圧Vonよりも低い)値とされる。
また、点灯部2は、入力された調光信号等に応じて、間欠点灯動作だけでなく、光源1に対して点灯用電圧V2を連続的に出力する(つまりオンデューティを100%とする)連続点灯動作を行う可能性があってもよい。
上記各種の照明装置は、図12に示すような照明器具5に使用することができる。図12の照明器具5は、点灯部2やダイオードブリッジ4を収納及び保持するケース51と、ケース51と光源1を構成する4個の発光素子11とをそれぞれ保持する器具本体50とを有する。上記のような照明器具5は周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
1 光源
2 点灯部
5 照明器具
11 発光素子
21 消灯時電源
22 点灯時電源
50 器具本体
V1 消灯用電圧
V2 点灯用電圧

Claims (12)

  1. 直流電圧を入力されて点灯される光源と、
    前記光源を間欠点灯させる間欠点灯動作が可能な点灯部とを備え、
    前記点灯部は、前記間欠点灯動作において前記光源を消灯させる期間中にも、前記光源を点灯させる際に出力される点灯用電圧と同じ向きの消灯用電圧であって前記光源に電流が流れない程度に低い消灯用電圧を出力することを特徴とする照明装置。
  2. 前記消灯用電圧は、前記光源に電流が流れない範囲で最も高い電圧とされていることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 前記点灯部は、前記消灯用電圧を前記光源に対して連続的に出力する消灯時電源と、前記点灯用電圧を前記光源に対して間欠的に出力する点灯時電源とを有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の照明装置。
  4. 前記点灯時電源は、前記間欠点灯動作において前記光源が点灯される期間中には出力電流を一定とすることを特徴とする請求項3記載の照明装置。
  5. 前記点灯部は、出力電圧を切替え可能な1個のスイッチング電源からなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の照明装置。
  6. 前記点灯部は、前記間欠点灯動作において前記光源を点灯させる期間の継続時間を可変とするものであって、
    前記間欠点灯動作において前記光源を点灯させる期間の継続時間が短いほど、前記消灯用電圧を高くすることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  7. 前記点灯部は、前記間欠点灯動作において前記光源を点灯させる期間中に前記光源に出力する点灯用電圧を可変とするものであって、
    前記点灯用電圧が低いほど、前記消灯用電圧を低くすることを特徴とする請求項1又は請求項6記載の照明装置。
  8. 前記点灯部は、前記間欠点灯の周期を可変とするものであって、
    前記間欠点灯の周期が長いほど、前記消灯用電圧を低くすることを特徴とする請求項1,6,7のいずれか1項に記載の照明装置。
  9. 前記光源は1個以上の発光素子からなり、
    前記光源を構成する発光素子の個数は可変であって、
    前記点灯部の出力端間に接続された発光素子の個数を検出する個数検出手段を備え、
    前記点灯部は、前記個数検出手段によって検出された発光素子の個数が少ないほど、前記消灯用電圧を低くすることを特徴とする請求項1,6〜8のいずれか1項に記載の照明装置。
  10. 前記光源の点灯開始直後における前記点灯部の出力電流の一時的な上昇幅を検出するサージ検出手段を備え、
    前記点灯部は、前記サージ検出手段によって検出された前記上昇幅を所定範囲内に収めるように、前記消灯用電圧を随時変更することを特徴とする請求項1,6〜9のいずれか1項に記載の照明装置。
  11. 前記光源は1個以上の有機EL素子を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の照明装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の照明装置と、前記照明装置を保持する器具本体とを備えることを特徴とする照明器具。
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