JP2012193873A - 収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
従来は、収納庫に収納した物品の配置がわからず、多大な時間を掛けて探さなければならないという問題があった。
【解決手段】
本発明に係る収納装置は、収納空間内を撮影する撮影部と、前記撮影部により撮影される画像に基づいて、前記収納空間内の物品を特定する物品情報および前記物品が置かれた前記収納空間内の位置を示す位置情報を認識する認識部と、前記認識部が認識した前記物品情報および前記位置情報を前記収納空間外に設置された表示部に表示させる表示制御部とを有することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、物品を収納する収納装置に関する。
従来、冷蔵庫内に収納されている食材を認識してリスト表示したり、食材を用いた料理メニューを提示する技術が検討されていた(例えば特許文献1参照)。
特開2001−208463号公報
ところが、従来は収納庫に収納した物品の配置がわからず、多大な時間を掛けて探さなければならないという問題があった。特に冷蔵庫の場合は、扉を開けたまま食材を探さなければならず、無駄な電力が消費されるという問題があった。
本発明の目的は、収納庫を開ける前に収納された物品に関する情報と物品が置かれた位置を確認できる収納装置を提供することである。
本発明に係る収納装置は、収納空間内を撮影する撮影部と、前記撮影部により撮影される画像に基づいて、前記収納空間内の物品を特定する物品情報および前記物品が置かれた前記収納空間内の位置を示す位置情報を認識する認識部と、前記認識部が認識した前記物品情報および前記位置情報を前記収納空間外に設置された表示部に表示させる表示制御部とを有することを特徴とする。
本発明に係る収納装置は、収納庫を開ける前に収納された物品に関する情報と物品が置かれた位置を確認することができる。
本実施形態に係る冷蔵庫100の概観を示す図である。 冷蔵庫100の内部の様子を示す図である。 冷蔵庫100の構成例を示すブロック図である。 物品の位置検出を説明するための図である。 表示部106の表示例を示す図である。 物品管理ブロック150の処理を示すフローチャートである。 物品検出の一例を示す図である。 撮像部101の設置位置の例を示す図である。 領域別の位置検出の例を示す図である。 表示部106の表示例を示す図である。 表示部106の表示例を示す図である。 冷蔵庫100の応用例を示すブロック図である。 ドアノブセンサ111を用いる場合の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る収納装置の実施形態について図面を用いて詳しく説明する。本実施形態では、本発明に係る収納装置として、冷蔵庫100に適用する例について説明する。
図1(a)は、本実施形態に係る冷蔵庫100の外観例を示している。図1(a)において、冷蔵庫100は、取っ手201aを有する扉201と、取っ手202aを有する扉202と、取っ手203aを有する引出し203とを有し、扉201には表示部106が配置されている。
図1(b)は、冷蔵庫100の内部の様子を描いた図で、扉201と扉202の内部は、棚によって3つの収納スペース204(収納スペース204a、収納スペース204bおよび収納スペース204c)に分かれている。また、引出し203の内部は、1つの収納スペース204dだけである。そして、各収納スペースの上部には各収納スペースに置かれる物品を撮影するためのカメラ(撮像部)が配置されている。例えば収納スペース204aの上部には撮像部101aが配置され、同様に、収納スペース204bには撮像部101b、収納スペース204cには撮像部101c、収納スペース204dには撮像部101dがそれぞれ配置されている。また、扉201および扉202の内部には照明部109aが配置され、収納スペース204a、収納スペース204bおよび収納スペース204cに置かれた物品を照明する。同様に、引出し203の内部にも照明部109bが配置され、収納スペース204dに置かれた物品を照明する。尚、以降の説明において、収納スペース204のように符号番号にアルファベットを付加しない場合は、収納スペース204a、収納スペース204b、収納スペース204cおよび収納スペース204dに共通の内容であることを示す。撮像部101や照明部109などについても同様である。
図2は、冷蔵庫100に物品(食料品、薬、化粧品など)が配置された様子を描いた図である。収納スペース204aには、物品aと物品bとが置かれている。同様に、収納スペース204bには物品cと物品d、収納スペース204cには物品eと物品f、収納スペース204dには物品gと物品hと物品i、がそれぞれ置かれている。そして、撮像部101aは物品aと物品bを、撮像部101bは物品cと物品dを、撮像部101cは物品eと物品fを、撮像部101dは物品gと物品hと物品iを、それぞれ撮影する。
図3は、冷蔵庫100の構成例を示すブロック図である。図3において、冷蔵庫100は、一般的な冷蔵庫と同様に、各収納スペース204内を冷却するためのコンプレッサなどの冷却機構301と、冷却機構301や照明部109および扉開閉センサ108などを制御する冷蔵庫制御部302と、温度設定などを行う設定部303とを有する。尚、冷蔵庫100本来の動作については本実施形態に直接関係しないので詳細な説明は省略するが、例えば冷蔵庫制御部302は、設定部303で設定された温度に応じて冷却機構301を制御し、収納スペース204内を設定温度に保つ制御を行う。また、扉201、扉202、引出し203の開閉に応じて照明部109の点灯または消灯を制御する。例えば、冷蔵庫制御部302は、扉201または扉202が開けられたことを扉開閉センサ108aまたは扉開閉センサ108bにより検知すると、照明部109aを点灯する。逆に、冷蔵庫制御部302は、扉開閉センサ108aまたは扉開閉センサ108bにより扉201または扉202が閉められたことを検知すると、照明部109aを消灯する。
次に、本実施形態に係る冷蔵庫100特有の物品管理ブロック150について説明する。物品管理ブロック150は、先に説明した冷蔵庫100本来の機能とは別に設けられ、冷蔵庫100内の各収納スペース204に配置されている物品の名称、種類、メーカー、製造年月日、賞味期限などの物品情報と、各物品が置かれた収納スペース204内の場所を示す位置情報とを自動的に認識して、冷蔵庫100の扉201の外部に配置された表示部106の画面に表示することができる。そして、利用者は表示部106を見て、どの物品が冷蔵庫100のどこにあるのかを扉201や扉202或いは引出し203を開ける前に知ることができる。これにより、従来のように、扉201や扉202或いは引出し203を開けっ放しにしたまま長時間に亘って目的の物品を探す必要がなくなり、扉や引出しの短時間の開閉で目的の物品を取り出すことができるので、無駄な電力を消費せず、省エネルギー化に貢献できる。
図3において、物品管理ブロック150は、撮像部101と、画像バッファ102と、画像処理部103と、制御部104と、メモリ105と、表示部106と、操作部107と、扉開閉センサ108と、照明部109とで構成される。尚、撮像部101、画像バッファ102、画像処理部103、制御部104、メモリ105および表示部106は、共通バス110を介して互いに接続されている。また、操作部107、扉開閉センサ108および照明部109は、制御部104に接続されている。そして、扉開閉センサ108と照明部109は、冷蔵庫制御部302と共用されており、制御部104または冷蔵庫制御部302の両方から制御することができる。ここで、撮像部101、扉開閉センサ108および照明部109は、収納スペース204の数や配置などによって個数は異なってもよい。また、物品管理ブロック150は、撮像部101、扉開閉センサ108、照明部109を除いて、例えば表示部106に一体化された筐体に組み込まれて扉201に設置される。
以下、物品管理ブロック150を構成する各部について詳しく説明する。
撮像部101は、例えば、光学レンズ、撮像素子、A/D変換部およびタイミング発生部などで構成され、撮影した画像データは共通バス110を介して、画像バッファ102に取り込まれる。
画像バッファ102は、高速RAMなどで構成され、撮像部101が撮影した画像データを記憶する。尚、複数の撮像部101を使用する場合は、撮像部101毎に撮影した画像データが記憶される。
画像処理部103は、画像バッファ102に取り込まれた画像から冷蔵庫100の内部に収納されている物品情報や配置された位置情報を検出する物品認識処理部151と、前に撮影された画像と比較して変化を検出する変化検出処理部152とを行う。尚、これらの処理については後で詳しく説明する。
制御部104は、内部に予め記憶されたプログラムによって動作するCPUで構成され、操作部107から入力するユーザー操作に応じて、共通バス110や直接接続された各部の動作を制御する。
メモリ105は、不揮発性のメモリなどで構成され、冷蔵庫100に収納されている物品情報や位置情報などを記憶する。
表示部106は、液晶モニタなどで構成され、冷蔵庫100の扉201の外部に配置され、文字や画像などの情報を表示する。特に本実施形態に係る冷蔵庫100では、収納スペース204に収納されている物品情報に対応付けて当該物品が置かれている位置情報を表示する。
操作部107は、表示部106の画面上に配置されたタッチパネルで構成される。例えば、制御部104は表示部107の画面にメニュー画面を表示し、利用者はメニュー画面の項目や操作ボタン或いはキーボードなどに指でタッチして項目の選択や操作ボタンの押下あるいは文字の入力などを行う。
扉開閉センサ108は、扉201、扉202および引出し203の開閉を検出するためのセンサである。開閉を示す情報は、制御部104および冷蔵庫制御部302の両方に出力される。
照明部109は、冷蔵庫100内部の収納スペース204を照らすためのLEDなどで構成され、制御部104および冷蔵庫制御部302の両方によってオン/オフされる。ここで、本実施形態に係る冷蔵庫100は、物品情報および位置情報を自動的に検出して表示部106に表示する「物品管理モード」と「通常モード」とをメニュー画面で選択して設定できるものとする。例えば、物品情報の検出を行わない「通常モード」の場合には、制御部104は動作せず、冷蔵庫制御部302は、扉201または扉202のいずれかが開けられた場合は照明部109aを点灯し、引出し203が開けられた場合は照明部109bを点灯する。逆に、扉201および扉202の両方が閉められた場合は照明部109aを消灯し、引出し203が閉められた場合は照明部109bを消灯する。
ここで、本実施形態に係る冷蔵庫100が物品情報の検出を行う「物品管理モード」に設定されている場合には、冷蔵庫制御部302による制御よりも制御部104による制御が優先され、制御部104が照明部109の点灯/消灯を制御する。例えば、制御部104が照明部109が点灯するのは、扉201、扉202および引出し203のいずれかが開けられている場合と、扉201、扉202および引出し203が閉められている場合でも撮像部101によって収納スペース204の物品を撮影している期間、照明部109を点灯する。そして、制御部104は、扉201、扉202および引出し203が閉められている場合且つ撮像部101による撮影が行われていない場合に、照明部109を消灯する。
このように、本実施形態に係る冷蔵庫100は、通常の冷蔵庫の機能に加えて、物品管理ブロック150を有し、冷蔵庫100内の各収納スペース204に配置されている物品の情報や各物品が置かれた収納スペース204内の場所を示す位置情報を自動的に認識して、冷蔵庫100の扉201の外部に配置された表示部106の画面に表示することができる。
[物品情報および位置情報の認識方法]
次に、各収納スペース204に置かれている物品の名称、種類、メーカー、製造年月日、賞味期限などの物品情報と、各物品が置かれた収納スペース204内の場所を示す位置情報とを自動的に認識する方法例について説明する。尚、物品の認識は、画像処理部103の物品認識処理部151によって実行される。
・物品情報の認識
先ず、物品の名称、種類、メーカー、製造年月日、賞味期限などの物品情報の認識方法の一例について説明する。物品情報の認識方法の一例として、例えば一般的な電子カメラなどで行われている顔検出の技術を利用する。この場合、冷蔵庫100に入れる可能性がある物品の特徴量を予めメモリ105に登録しておき、物品認識処理部151は、撮像部101が撮影した画像から物品の特徴量に合致するものを判別することにより、物品の種類を判別できる。例えば、物品の特徴量として形状や色の情報を利用することができ、形状や色によるパターンマッチング手法を用いて、撮影された画像の中から物品を認識できる。さらに、物品認識処理部151は、撮影された画像から物品やラベルに記載されている文字認識を行い、物品の名称やメーカー、製造年月日や賞味期限などの詳細な物品情報を取得することができる。或いは、物品認識処理部151は、撮影された画像から物品やラベルに記載されているバーコードや二次元コードを読み取って、物品の種類や名称などを認識するようにしてもよい。このように、周知の技術を利用して物品情報を取得することができる。
ここで、物品認識処理部151が、撮像部101が撮影した画像から物品情報を認識できない場合の対応について説明する。先に説明したように、冷蔵庫100に入れる可能性がある物品の特徴量を予めメモリ105に登録しておくが、登録されていない物品が冷蔵庫100に収納された場合に、物品認識処理部151は物品情報を特定することができない。このような場合、画像処理部103の物品認識処理部151は、認識できない物品があったことと、認識できない物品の位置情報または画像を制御部104に知らせる。そして、制御部104は、表示部106に「認識できない物品があります」という表示と共に、認識できない物品が置かれている位置情報または画像を表示する。この時、電子音出力部を制御部104に設けて、利用者に気づかせるための電子音を出力するようにしてもよい。尚、物品認識処理部151は、後述するように、物品が置かれる前後の画像の差分を求めるので、画像に何らかの変化があったこと(つまり、何らかの物品が置かれていること)と、その位置情報とを認識することができる。
さらに、制御部104は、「物品情報を登録してください」というメッセージ、物品の名称や種類などを入力する入力ボックス、キーボード、登録ボタンなどを表示部106に表示し、利用者は操作部107のタッチパネルを操作して入力ボックスを選択し、表示部106に表示されたキーボードから入力ボックスの項目に応じて物品の名称や種類などを入力し、登録ボタンにタッチする。一方、物品認識処理部151は、認識できなかった物品の特徴量を抽出して制御部104に出力し、制御部104は利用者が入力した物品情報と、認識できなかった物品の特徴量とを対応付けてメモリ105に新たなパターンマッチング用のテンプレートデータとして記憶する。
このようにして、物品認識処理部151が認識できなかった物品についても、利用者が手入力により物品情報を設定することができる。さらに、手入力された物品の形状などパターンマッチングを行うための特徴量を抽出して、手入力された物品情報と特徴量とを関連付けて、新たなパターンマッチング用のテンプレートを学習することができるので、予めメモリ105に登録された物品だけでなく、利用者の使用形態に応じたテンプレートを作成することができ、物品の認識精度を向上することができる。
・位置情報の認識
次に、冷蔵庫100の収納スペース204に配置された物品の位置情報を認識する方法の一例について図4を用いて説明する。図4(a)は、図2に示した冷蔵庫100の収納スペース204aの上部に設置された撮像部101aにより撮影された画像251の例を示している。画像251は、収納スペース204aを上部から撮影した画像で、物品aと物品bとが写っている。
ここで、撮像部101aで用いられる撮像素子の画素座標252の例を図4(b)に示す。図4(b)の例では、撮像部101aは、横方向をx軸として36画素、奥行き方向をy軸として16画素の解像度で収納スペース204aを撮影する。ここで、図4(b)において、各画素の位置を座標(x,y)で表記すると、収納スペース204aの左奥(紙面左上)は画素(1,1)となり、収納スペース204aの右前(紙面右下)は画素(36,16)となる。そして、図4(a)の画像251を図4(b)の画素座標に重ねると、図4(c)のようになる。図4(c)において、物品aはx=6から14の範囲と、y=7から15の範囲にあり、中心は画素(10,11)である。また、物品bはx=23から29の範囲と、y=4から10の範囲にあり、中心は画素(26,7)である。
このように、画像処理部103の物品認識処理部151は、物品の位置情報を撮影される画像の画素座標として認識することができる。そして、物品認識処理部151が認識した物品情報および位置情報は、収納スペース204毎あるいは撮像部101毎にメモリ105に記憶される。尚、先に説明したように、物品情報が認識できない場合でも位置情報の認識は可能であると考えられるが、物品情報と同様に、位置情報についても利用者が手入力できるようにしても構わない。この場合の操作手順は、先述の物品情報を入力する場合と同様に、位置情報を入力するボックスに「上棚中央」などのように、表示部106に表示されたキーボードで入力する。
図5は、制御部104が収納スペース204毎にメモリ105に記憶された物品情報および位置情報のリスト261を読み出して表示部106に表示する例を示している。図5において、パターンマッチングなどによって認識した物品情報と、その物品の中心画素の座標を位置情報とが対応付けられたリストが各収納スペース204毎に表示部106に表示されている。例えば収納スペース204aには、物品aが位置(10,11)に、物品bが位置(26,7)にそれぞれ置かれていることがわかる。尚、物品の位置情報は、物品の中心にある画素の座標ではなく、図4(c)で説明したように、x軸方向とy軸方向の座標値で物品が置かれている範囲を示してもよい。例えば、図4(c)の例では、物品aは範囲(x=6から14とy=7から15)、物品bは範囲(x=23から29とy=4から10)を位置情報として表示部106に表示してもよい。
ここで、上記の説明では、物品の位置情報を物品の中心画素の座標またはx軸とy軸の範囲で表記する例を示したが、図6(a)に示すように図4(b)の画素座標を複数の領域に分け、物品の中心画素の座標がどの領域にあるかによって物品の位置を判断してもよい。例えば図6(a)の例では、収納スペース204aを左奥、中奥、右奥、左前、中前、右前の6つの領域に分けている。この場合、物品aの中心の画素は左前にあるので位置は「左前」になり、物品bの中心の画素は右奥にあるので位置は「右奥」になる。そして、表示部106には、図7に示すように、冷蔵庫100に収納されている各物品は、収納スペース204毎(上棚、中棚、下棚、引出)に、物品情報に対応付けられた位置情報(左奥、中奥、右奥、左前、中前、右前のいずれか)が表示される。
また、撮像部101を各収納スペース204の上部だけでなく、図8の収納スペース204bのように、側面に配置してもよい。図8の例では、収納スペース204bには、上部に撮像部101b、右側面に撮像部101b1、左側面に撮像部101b2の3つのカメラが配置されている。これにより、撮像部101b1または撮像部101b2は、収納スペース204bを側面から撮影するので、上下方向の位置を認識することができる。この場合は、図6(a)と同様に、図6(b)に示すように、物品認識処理部151は、奥行き方向をy軸の16画素、上下方向をz軸の16画素の画素座標253で位置情報を取得することができる。図6(b)の例では、画素座標253を4つの領域(下奥、下前、上奥、上前)に分けている。例えば物品jの上に物品kを重ねて置いてある場合、表示部106には、物品jの位置は下奥、物品kの位置は上奥のように表示される。さらに、この場合は、図6(a)の位置情報と図6(b)の位置情報とを組み合わせて、右上奥、左下奥、右下前などのように3次元的に位置情報を表示部106に表示することができ、利用者はより詳細な物品の位置を知ることができる。
このように、撮像部101を収納スペース204の上部だけでなく側面に配置することによって、物品認識処理部151は、3次元的に物品の位置情報を取得することができる。
さらに、図8の収納スペース204dの例のように、撮像部101d、撮像部101d1および撮像部101d2の3つのカメラを上部中央、上部右側および上部左側に設置してもよい。これにより、例えば図6(a)のように、中央と、右側と、左側とに領域を分ける場合の認識精度を向上することができる。特に、冷凍庫のように、食品を詰め込むようなスペースの場合に有効である。
また、図5および図7の例では、物品情報および位置情報を文字で表示部106に表示するようにしたが、図9に示すように、物品が置かれている位置に物品の形状の特徴を示すイラストまたは画像を表示部106に表示するようにしてもよい。これにより、利用者は直感的に物品の場所を知ることができる。尚、図9の例のようにイラストに物品名を併記してもよい。また、先に説明した物品が配置されている画素座標を用いることでイラストを表示する位置が正確にわかる。或いは、図6のように領域に分けて、およその位置にイラストを表示するようにしてもよい。
このようにして、画像処理部103の物品認識処理部151が認識した物品情報と位置情報は、互いに関連付けて、収納スペース204毎、或いは撮像部101毎にメモリ105に記憶される。
[冷蔵庫100における処理例]
次に、冷蔵庫100を使用して収納している物品が更新される場合の物品情報と位置情報とを表示部106に表示する処理例について図10のフローチャートを用いて説明する。冷蔵庫100を実際に使用しているときは、収納されている物品の取り出し、新たに購入した物品を収納、収納されている物品位置の移動や入れ替えなど頻繁に物品情報や位置情報が変化する。尚、これらの変化を検出する処理は、画像処理部103の変化検出処理部152によって実行される。
以下、図10のフローチャートに従って順番に説明する。尚、以下のフローチャートは、冷蔵庫100の動作モードを先述した「一般モード」から「物品管理モード」に設定された場合に実行される。
(ステップS101)利用者が表示部106に表示された設定メニューから「物品管理モード」を選択すると、制御部104は冷蔵庫100の照明部109を点灯する。尚、制御部104は、照明部109aおよび照明部109bの両方を点灯する。また、扉201、扉202および引出し203は、閉めた状態にあるものとし、例えば扉開閉センサ108が扉201、扉202および引出し203のいずれかが開けられていることを検出している場合は、閉じられるまで図10のフローチャートの処理は実行せずに待機する。
(ステップS102)制御部104は、撮像部101に指令して収納スペース204内の画像を撮影し、撮影された画像を画像バッファ102に記憶する。尚、各撮像部101毎に撮影された画像が画像バッファ102に別々に記憶されるが、制御部104はどの画像がどの収納スペース204に対応する画像であるかを管理している。これは、各収納スペース204毎に設置されている撮像部101を対応付けたリストを製造時などにメモリ105に記憶されている。例えば、収納スペース204aには撮像部101a、収納スペース204bには撮像部101bなどのように対応付けたリストをメモリ105に記憶しておく。
或いは、収納スペース204毎に画像バッファ102の記憶領域を予め決めておいてもよい。例えば、収納スペース204aの記憶領域a、収納スペース204bの記憶領域bなどのように、画像バッファ102内の記憶領域を設定しておく。
(ステップS103)制御部104は冷蔵庫100の照明部109を消灯する。尚、制御部104は、照明部109aおよび照明部109bの両方を消灯する。或いは、複数の撮像部101が画像の撮影を一斉に行わない場合は、各撮像部101が撮影を終了する毎に撮影済みの収納スペース204の照明部109を消灯するようにしてもよい。例えば図2において、撮像部101dが撮影を終了し、撮像部101a、撮像部101bおよび撮像部101cのいずれかの撮影が終了していない場合は、収納スペース204dの照明部109bのみを消灯し、収納スペース204aから収納スペース204cの照明部109aは撮像部101a、撮像部101bおよび撮像部101cの全ての撮影が終了するまで点灯状態を維持し、全ての撮影が終了した段階で照明部109aを消灯する。
(ステップS104)制御部104は、画像バッファ102に取り込まれた画像毎に物品情報および位置情報の認識を行うよう画像処理部103に指令する。そして、画像処理部103の物品認識処理部151は、先述の認識方法により、画像毎に物品情報と位置情報とを認識する。例えば図2の場合は、収納スペース204毎に1台の撮像部101が設置されているので、各撮像部101が撮影した画像から認識した物品情報と位置情報がそのまま各収納スペース204の物品情報と位置情報になるので、収納スペース204毎に物品情報と位置情報を対応付けてメモリ105に記憶する。例えば図5に示したリスト261がメモリ105に記憶される。
ここで、ステップS104とステップS105の処理は、初期処理として実行する処理なので、実行せずにステップS106に進んでもよい。例えば、冷蔵庫100の購入時には物品が収納されていないので、ステップS106で扉201、扉202または引出し203を開いて物品が収納され後で行われる物品情報および位置情報の認識処理(ステップS112)だけで行うようにしてもよい。但し、この場合でも、ステップS102で各収納スペース204の画像を撮影しておくのが好ましく、物品が置かれた後で撮影される画像と比較することにより、変化があった部分の検出(物品の検出)を容易におこなうことができる。
(ステップS105)制御部104は、メモリ105に記憶された各収納スペース204毎に物品情報と位置情報を表示部106に表示する。表示方法は、図5に示したように、物品名と位置を示す座標をリスト形式で表示してもよいし、図7に示したように、物品名とおよその位置を示す文字情報をリスト形式で表示してもよい。或いは、図9の例のように、冷蔵庫100内の物品が置かれている位置に物品のイラスト(物品名を併記してもよい)を表示するようにしてもよい。尚、ステップS104を実行しない場合は、本ステップも実行しない。
或いは、制御部104は、ステップS104の処理を実行して物品が検出されなかった場合に「物品(食品)が収納されていません」、「物品(食品)を収納して下さい」などのメッセージを表示部106に表示するようにしてもよい。
(ステップS106)制御部104は、扉201、扉202、引出し203のいずれかが開かれたか否かを扉開閉センサ108により確認する(ドアオープンの検出と称する)。そして、扉開閉センサ108がいずれかの開放を検出した場合はステップS107に進み、開放を検出していない場合はステップS106で待機する。
(ステップS107)制御部104は冷蔵庫100の照明部109を点灯する。尚、制御部104は、照明部109aおよび照明部109bの両方を点灯する。この処理は、制御部104が行わずに、冷蔵庫制御部302が行っても構わない。
(ステップS108)制御部104は、扉201および扉202の両方または引出し203が閉じられたか否かを扉開閉センサ108により確認する(ドアクローズの検出と称する)。そして、扉開閉センサ108が扉201および扉202の両方または引出し203が閉じられたことを検出した場合はステップS109に進み、閉じられたことを検出していない場合はステップS108で待機する。
ここで、扉201および扉202の両方が閉じられ、引出し203が閉じられていない場合でも次のステップS109に進む。逆に、引出し203が閉じられ、扉201および扉202のいずれかが閉じられていない場合も同様に次のステップS109に進む。尚、このような場合でも、後の処理で説明するように、再びステップS106に戻ってステップS107およびステップS108の処理を実行するので、閉じられていない扉201および扉202または引出し203のドアクローズの検出処理は確実に実行される。
(ステップS109)制御部104は、ステップS108でドアクローズを検出した収納スペース204に設置されている撮像部101により収納スペース204内の撮影を行い、画像バッファ102に記憶する。
ここで、画像バッファ102の記憶領域は、撮像部101毎に少なくとも2枚分の記憶領域が予め確保されているものとする。例えば2枚分の記憶領域を領域A、領域Bとして、新たに撮影した画像を領域Aに記憶し、前回の画像を領域Bに記憶する。この場合、新たに画像を撮影する際に領域Aに記憶されている画像を領域Bに移動する。或いは、交互に記憶するようにして、どっちの領域が最新の画像または前回の画像であるかを制御部104で管理するようにしてもよい。
(ステップS110)制御部104は冷蔵庫100の照明部109を消灯する。尚、制御部104は、ステップS108において、扉201および扉202の両方が閉められたことを検出した場合は照明部109aを消灯し、引出し203が閉められたことを検出した場合は照明部109bを消灯する。
(ステップS111)制御部104は、ステップS109で撮影された画像に変化があったか否かを検出するよう画像処理部103に指令する。そして、画像処理部103の変化検出処理部152は、ステップS109で撮影されて画像バッファ102に取り込まれた画像と前回の画像との差分を求めて、変化があったか否かを検出する。変化があった場合はステップS112に進み、変化が無かった場合はステップS106に戻る。尚、変化検出処理部152が行う処理については後で説明する。
(ステップS112)ステップS104と同様に、制御部104は、画像バッファ102に取り込まれた画像毎に物品情報および位置情報の認識を行うよう画像処理部103に指令する。そして、画像処理部103の物品認識処理部151は、先述の認識方法により、画像毎に物品情報と位置情報とを認識する。
(ステップS113)ステップS105と同様に、制御部104は、メモリ105に記憶された各収納スペース204毎に物品情報と位置情報を表示部106に表示する。表示方法は、ステップS105で説明した通りである。
そして、再び、ステップS106に戻って、ドアオープンまたはドアクローズの検出処理と、ドアクローズされた収納スペース204内の撮影および物品の認識処理と、認識した物品情報と位置情報の表示部106への表示処理とを繰り返し実行する。
ここで、ステップS111で変化検出処理部152が行う処理について詳しく説明する。変化検出処理部152は、画像バッファ102の領域Aに記憶されている画像Aと領域Bに記憶されている画像Bとを比較して、変化の有無の判別する。尚、ステップS109で説明したように、画像Aが最新の画像である場合は、画像Bが前回の画像である。そして、例えば図4(b)で説明したように、画像Aと画像Bの同じ座標位置の画素同士で差分を計算し、差分の絶対値が予め設定した閾値以上である場合に変化有と判断する。この場合、ノイズなどの影響を除外するために、例えば隣接する複数の画素(例えば10画素以上など想定される物品の大きさに相当する画素数)の平均値が閾値以上にならなかった場合は変化無と判断するようにしてもよい。
図11は、変化検出処理部152が行う処理を説明するための図で、冷蔵庫100の収納スペース204bに置かれている物品の様子を描いてある。図11(a)は、撮像部101bが前回撮影したときの収納スペース204bの様子を示し、物品dと物品cとが置かれている。次の図11(b)は、撮像部101bが新たに画像を撮影したときの収納スペース204bの様子を示し、物品dのみが置かれている。つまり、図11(a)と図11(b)との間で、利用者が扉201または扉202を開けて物品cを冷蔵庫100から取り出したか、他の収納スペース204に移動したことを示している。この例では、変化検出処理部152は、図11(a)の状態を撮像部101bで撮影した画像(前回の画像)と、図11(b)の状態を撮像部101bで撮影した画像(新たな画像)との差分を求める。これにより、両方の画像に含まれる物品dと収納スペース204b内の側面などの部分はほぼ同じ画素値を有するので、差分値は0に近い値になるが、物品cの部分はある程度の大きさの差分値が得られる。例えば、量子化ビット数が8ビットの場合、画素値は0から255までの値を取るので、閾値を5に設定しておく。そして、変化検出処理部152は、差分値が5以上の画素がある場合は変化有、差分値が5以上の画素がない場合は変化無と判断する。尚、検出精度を向上するために、変化検出処理部152は、差分値が5以上の画素の数が予め設定した数よりも多いか否かによって変化の有無を検出するようにしてもよい。
ここで、上記の説明では、物品cを取り出した場合の例について説明したが、物品が他の物品に置き換えられた場合でも変化の有無の検出は可能である。例えば図11(a)に示したように物品dと物品cが置かれた状態(前回の画像)に対して、図11(c)に示したように物品dと物品aが置かれた状態(新たな画像)との差分を求める。この結果、両方の画像に含まれる物品dと収納スペース204b内の側面などの部分の差分値は0に近い値になるが、前回の画像の物品cおよび新たな画像の物品aの部分は、ある程度の大きさの差分値が得られるので、先の例と同様に、変化検出処理部152は変化有と判断する。
尚、収納スペース204bの上部に設置された撮像部101bで撮影した画像から変化を検出する場合や物品情報および位置情報を認識する場合は、図11(d)に示すように物品が重ねられている場合の検出が難しくなるが、図11(d)に示すように、左右の側面に撮像部101b1および撮像部101b2を設置することにより、他の物品の影にある物品の検出精度を向上することができる。図11(d)の例では、撮像部101b1は上下に重ねて置かれている物品cおよび物品c2の検出が可能であり、撮像部101b2は上下に重ねて置かれている物品dおよび物品d2の検出が可能である。尚、この場合でも変化検出処理部152は、撮像部101b1または撮像部101b2により撮影された画像から重ねて置かれた物品の取り出しや移動などの変化を検出することができる。
特に、本実施形態に係る冷蔵庫100では、図10のフローチャートで説明したように、各撮像部101が撮影するタイミングは、扉201、扉202および引出し203が閉じられた状態で照明部109を点灯させて収納スペース204内を撮影するので、外部の光が入らず、照明部109による光の位置や明るさが安定しているので、前回の画像と新たな画像はほぼ同じ条件の照明で撮影されるので、変化検出処理部152が差分を求めて変化の有無を検出する精度を向上することができる。
(変形例)
次に、先に説明した実施形態の冷蔵庫100の変形例について説明する。先の実施形態では、扉開閉センサ108が扉201、扉202、引出し203の開閉を検出してドアクローズの後で撮像部101により収納スペース204内の画像を撮影するようにしたが、ドアオープンの前に画像を撮影するようにしてもよい。この場合、図12に示すように、物品管理ブロック150にドアノブセンサ111を設ける。尚、ドアノセンサ110は、人間の指が触れることによる接地抵抗の変化を検出するセンサである。ドアノブセンサ111は、図1に示したように、扉201の取っ手201a用のドアノブセンサ111aと、扉202の取っ手202a用のドアノブセンサ111bと、引出し203の取っ手203a用のドアノブセンサ111cのそれぞれに設置され、指が触れたか否かの情報を制御部104に出力する。そして、制御部104は、ドアノブセンサ111が指の接触を検出したら直ぐに照明部109を点灯して撮像部101で画像を撮影する。例えば、扉201の取っ手201aのドアノブセンサ111aが指の接触を検出した場合は、直ぐに制御部104は照明部109aを点灯し、撮像部101aで収納スペース204aを撮影し、撮像部101bで収納スペース204bを撮影し、撮像部101cで収納スペース204cを撮影する。同様に、引出し203の取っ手203aのドアノブセンサcが指の接触を検出した場合は、直ぐに制御部104は照明部109bを点灯し、撮像部101dで収納スペース204dを撮影する。
次に、ドアノブセンサ111を用いる場合の処理例について図13のフローチャートを用いて説明する。尚、図10のフローチャートと同じ符号の処理ステップは同じ処理を示す。以下、図13のフローチャートに従って順番に説明する。
(ステップS201)制御部104は、扉201の取っ手201aのドアノブセンサ111a、扉202の取っ手202aのドアノブセンサ111b、引出し203の取っ手203aのドアノブセンサ111cのいずれかが指の接触を検出したか否かを判別する。そして、いずれかのドアノブセンサ111が指の接触を検出した場合はステップS202に進み、指の接触を検出していない場合はステップS201で待機する。
(ステップS202)制御部104は、冷蔵庫100の照明部109を点灯する。尚、制御部104は、ドアノブセンサ111が指の接触を検出した収納スペース204の照明部109を点灯する。例えば、扉201の取っ手201aのドアノブセンサ111aまたは扉202の取っ手202aのドアノブセンサ111bが指の接触を検出した場合は、照明部109aを点灯する。或いは、引出し203の取っ手203aのドアノブセンサ111cが指の接触を検出した場合は、照明部109bを点灯する。
(ステップS203)制御部104は、ステップS201で指の接触を検出した収納スペース204に設置されている撮像部101により収納スペース204内の撮影を行い、画像バッファ102に記憶する。例えば、扉201の取っ手201aのドアノブセンサ111aまたは扉202の取っ手202aのドアノブセンサ111bが指の接触を検出した場合は、撮像部101a、撮像部101bおよび撮像部101cがそれぞれの収納スペース204a、収納スペース204bおよび収納スペース204cの画像を撮影し、画像バッファ102に取り込む。同様に、引出し203の取っ手203aのドアノブセンサ111cが指の接触を検出した場合は、撮像部101dが収納スペース204dの画像を撮影し、画像バッファ102に取り込む。
(ステップS204)制御部104は冷蔵庫100の照明部109を消灯する。
ステップS204の処理を実行した後、図10のフローチャートと同様に、ステップS106からステップS113までの処理を行うが、ステップS106でドアオープンが検出されないときは次のステップS205を実行する。
(ステップS205)制御部104は、ステップS201と同様に、ドアノブセンサ111に指が接触しているか否かを判別する。ドアノブセンサ111に指が接触している場合はステップS106に戻り、ドアノブセンサ111に指が接触していない場合はステップS201に戻る。
そして、本変形例では、図10のステップS111の処理が少し異なり、画像処理部103の変化検出処理部152は、ステップS203で撮影した画像を前回の画像として、ステップS109で撮影した画像との差分を求めて、変化があったか否かを検出する。そして、変化があった場合はステップS112に進み、変化が無かった場合はステップS201に戻る。尚、ステップS112およびステップS113の処理は、図10と全く同じ処理を行い、各収納スペース204毎に物品情報と位置情報を表示部106に表示する。そして、再びステップS201に戻って、一連の処理を繰り返し行う。
このように、ドアオープンの直前に撮影した画像と、ドアクローズの直後に撮影した画像との差分を求めて、変化の有無を検出するので、検出精度を高めることができる。これは、例えば時間的に形状が変化するレタスなどの生野菜や色が変化する果物などの場合は、前回の画像と新たに撮影された画像との間隔が長い場合に、形状や色が変化するので、変化検出処理部152は、物品が変化した(変化有)と判断する可能性があるためである。
このようにして、本実施形態に係る冷蔵庫100は、冷蔵庫100内の各収納スペース204に配置されている物品情報と、各物品が置かれた収納スペース204内の場所を示す位置情報とを自動的に認識して、冷蔵庫100の扉201の外部に配置された表示部106の画面に表示することができる。そして、利用者は表示部106を見て、どの物品が冷蔵庫100のどこにあるのかを扉201や扉202或いは引出し203を開ける前に知ることができる。これにより、従来のように、扉201や扉202或いは引出し203を開けっ放しにしたまま長時間に亘って目的の物品を探す必要がなくなり、扉や引出しの短時間の開閉で目的の物品を取り出すことができるので、無駄な電力を消費せず、省エネルギー化に貢献できる。
以上、本発明に係る収納装置について、各実施形態で例を挙げて説明してきたが、その精神またはその主要な特徴から逸脱することなく他の多様な形で実施することができる。そのため、上述した実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明は、特許請求の範囲によって示されるものであって、本発明は明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内である。
100…冷蔵庫;101,101a,101b,101c,101d…撮像部;102…画像バッファ;103…画像処理部;104…制御部;105…メモリ;106…表示部;107…操作部;108,108a,108b…扉開閉センサ;109,109a,109b…照明部;110…共通バス;150…物品管理ブロック;151…物品認識処理部;152…変化検出処理部;201…扉;201a…取っ手;202…扉;202a…取っ手;203…引出し;203a…取っ手;204,204a,204b,204c,204d…収納スペース;301…冷却機構;302…冷蔵庫制御部;303…設定部

Claims (11)

  1. 収納空間内を撮影する撮影部と、
    前記撮影部により撮影される画像に基づいて、前記収納空間内の物品を特定する物品情報および前記物品が置かれた前記収納空間内の位置を示す位置情報を認識する認識部と、
    前記認識部が認識した前記物品情報および前記位置情報を前記収納空間外に設置された表示部に表示させる表示制御部と
    を有することを特徴とする収納装置。
  2. 請求項1に記載の収納装置において、
    前記収納空間の扉が開いた状態から閉じた状態へ変化したことを検出する開閉検出部を更に設け、
    前記撮影部は、前記開閉検出部により前記扉が開いた状態から閉じた状態へ変化したことが検出された場合に、前記収納空間内の画像を撮影する
    ことを特徴とする収納装置。
  3. 請求項1に記載の収納装置において、
    前記収納空間の扉への接触を検出する接触検出部を更に設け、
    前記撮影部は、前記接触検出部により前記収納空間の扉への接触が検出された場合に、前記収納空間内の画像を撮影する
    ことを特徴とする収納装置。
  4. 請求項2に記載の収納装置において、
    前記収納空間内を照らす照明部を更に設け、
    前記撮影部は、前記開閉検出部により前記扉が開いた状態から閉じた状態への変化を検出した場合に前記収納空間内の画像を撮影し終えるまで前記照明部を点灯し、撮影終了後に前記照明部を消灯する
    ことを特徴とする収納装置。
  5. 請求項3に記載の収納装置において、
    前記収納空間内を照らす照明部を更に設け、
    前記撮影部は、前記接触検出部により前記収納空間の扉への接触を検出した場合に前記収納空間内の画像を撮影し終えるまで前記照明部を点灯し、撮影終了後に前記照明部を消灯する
    ことを特徴とする収納装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の収納装置において、
    前記認識部が前記物品情報および前記位置情報の少なくとも1つを認識できなかった場合に前記物品情報および前記位置情報の少なくとも1つを利用者が入力するための操作部を更に設け、
    前記表示制御部は、前記認識部が認識した情報または前記操作部により入力された情報のいずれかを参照して前記物品情報および前記位置情報を表示する
    ことを特徴とする収納装置。
  7. 請求項6に記載の収納装置において、
    前記物品の形状の特徴を示すテンプレートを記憶するテンプレート記憶部を更に設け、
    前記認識部は、前記テンプレート記憶部に記憶されたテンプレートとのパターンマッチングによって前記撮影部が撮影した画像から物品情報を認識する場合に、前記操作部により入力された物品情報と当該物品の画像から抽出したテンプレートとを対応付けて前記テンプレート記憶部に新たに追加する
    ことを特徴とする収納装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の収納装置において、
    前記撮影部が撮影した画像を保持する画像メモリと、
    前記画像メモリに記憶されている画像と、前記撮影部が新たに撮影した画像とを比較して画像の変化を検出する比較部と
    を更に設け、
    前記認識部は、前記比較部が画像の変化を検出した場合に、変化があった物品に対して前記物品情報および前記位置情報を認識する
    ことを特徴とする収納装置。
  9. 請求項8に記載の収納装置において、
    前記収納空間が複数のサブ空間を有する場合に、
    前記撮影部と、前記認識部と、前記画像メモリと、前記比較部とを前記サブ空間毎に設け、
    前記認識部は、前記比較部が画像の変化を検出した前記サブ空間に対して前記物品情報および前記位置情報を認識する
    ことを特徴とする収納装置。
  10. 請求項9に記載の収納装置において、
    前記撮影部は、前記各サブ空間の上部に配置される
    ことを特徴とする収納装置。
  11. 請求項10に記載の収納装置において、
    前記認識部は、前記撮影部が撮影した画像の画素座標を前記物品の位置情報として認識する
    ことを特徴とする収納装置。
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