JP2012189704A - 定着装置及びそれを有する画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体のシワの発生を防止して該記録媒体の全幅に渡って均一な画質を得ることができる定着装置及びそれを有する画像形成装置を提供する。
【解決手段】駆動源により回転駆動される定着ローラ42と、前記定着ローラ42に圧接された被加圧ローラ44と、を有する定着装置40aにおいて、(イ)前記定着ローラ42が、芯金42aと弾性層42bとで構成され、(ロ)前記被加圧ローラ44が、芯金42aと弾性層44bとで構成され、かつ、(ハ)前記定着ローラ42及び前記被加圧ローラ44の少なくとも一方の前記弾性層の表面近傍には、前記定着ローラ42及び前記被加圧ローラ44の軸に直交する方向に溝Mと柔突起Jとが交互に設けられているものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式による複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置において、録媒紙におけるシワの発生を防止して定着不良を防止した定着装置及びそれを有する画像形成装置に関する。
電子写真方式による複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置は、紙、布、OHP用シート等の記録媒体に、画像情報に基づいて文字や記号を含む画像を形成する装置である。特に、電子写真方式による画像形成装置は、普通紙に高精細な画像を高速で形成することができるので、オフィスで広く使用されている。このような電子写真方式による画像形成装置においては、記録媒体の表面にトナーを加熱して溶融させ、この溶融させたトナーを加圧することによって、トナーを記録媒体の表面に定着させる熱定着方式によるものが広く用いられている。この熱定着方式は、高い定着速度及び高い定着画像品質等を提供することができるので、斯界で広く採用されている。
従来の電子写真方式を利用した画像形成装置おける定着装置では、定着ローラと加圧ローラとで形成された定着ニップ部に、トナー像を転写した記録媒体が通過されて、前記記録媒体上にトナー像が定着される。この種の定着装置においては、定着工程時に記録媒体にシワが生じてしまう、という問題があった。かかる問題を解決するために、「逆クラウン形状」とした定着ローラを有する定着装置(特許文献1を参照。)が提案されている。この定着ローラは、図8に示されている。図8に示されているように、前記定着ローラ42は、芯軸42bと、該芯軸42b上に形成された弾性層42aと、を有している。そして、前記定着ローラ42は、前記弾性層42bの両端部の厚みを中央部の厚みよりも厚くしてその定着ローラ42の形状を両端部よりも中央部を小径とすることにより、所謂「逆クラウン形状」とされている。このように、定着ローラ42の形状を逆クラウン形状にすると、外径の大きい端部の周速が中央部に比べて速くなるので、定着ニップの記録媒体に紙幅方向外側に引っ張る力が働くこととなる。このように定着ニップの記録媒体に紙幅方向外側に引っ張る力が働くと、該記録媒体が紙幅方向外側に引っ張る力を受けるので、該記録媒体におけるシワの発生を防止することができる。
しかしながら、前記定着ローラ42を逆クラウン形状にすると、中央部のニップ圧が低下する、という問題があった。特に、記録媒体として厚紙を用いた場合、中央部に定着不良が生じる、という問題があった。そこで、定着ローラ42の両端部の外径と中央部の外径との差を小さくし、中央部のニップ圧の低下を抑制して、中央部の定着性能の低下を抑制することも試みられたが、この場合には、定着ニップから定着ローラ42の回転中心までの距離が定着ローラ42の両端部と中央部とでほぼ同じになるので、記録媒体のシワを経時で防止できなくなってしまうという問題があった。さらに、薄紙などのシワが生じやすい記録媒体の場合は、十分にシワの発生を防止できないという問題もあった。
本発明は、かかる問題を解決することを目的としている。
即ち、本発明は、記録媒体のシワの発生を防止して該記録媒体の全幅に渡って均一な画質を得ることができる定着装置及びそれを有する画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載された発明は、上記目的を達成するために、駆動源により回転駆動される定着ローラと、前記定着ローラに圧接された被加圧ローラと、を有する定着装置において、(イ)前記定着ローラが、芯金と弾性層とで構成され、(ロ)前記被加圧ローラが、芯金と弾性層とで構成され、かつ、(ハ)前記定着ローラ及び前記被加圧ローラの少なくとも一方の前記弾性層の表面近傍には、前記定着ローラ及び前記被加圧ローラの軸に直交する方向に溝と柔突起とが交互に設けられていることを特徴とする定着装置である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、制御部と、前記制御部によって前記定着ローラの回転数が制御された駆動モータと、前記制御部によって前記定着ローラ及び前記被加圧ローラの少なくとも一方に設けられたヒータの定着熱量が制御される電源と、が設けられていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、駆動源により回転駆動される定着ローラと、前記定着ローラに平行に設けられた加熱ローラと、前記定着ローラと加熱ローラとの間に回転可能に設けられた定着ベルトと、前記定着ベルトを介して前記定着ローラに圧接されると共に該定着ベルトに対して順方向に回転される被加圧ローラと、を有する定着装置において、(イ)前記定着ローラが、芯金と弾性層とで構成され、(ロ)前記被加圧ローラが、芯金と弾性層とで構成され、かつ、(ハ)前記定着ローラ及び前記被加圧ローラの少なくとも一方の前記弾性層の表面近傍には、前記定着ローラ及び前記被加圧ローラの軸に直交する方向に溝と柔突起とが交互に設けられていることを特徴とする定着装置である。
請求項4に記載された発明は、請求項3に記載された発明において、制御部と、前記制御部によって前記定着ローラの回転数が制御される駆動モータと、前記制御部によって前記加熱ローラに設けられたヒータの定着熱量が制御される電源と、が設けられていることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載に記載された発明において、前記定着ローラ及び前記被加圧ローラに形成された弾性層がシリコーン系樹脂で構成されていることを特徴とするものである。
請求項6に記載された発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載に記載された発明において、前記定着ローラ及び前記被加圧ローラに形成された弾性層の表面に、フッ素系樹脂で構成された離型層が設けられていることを特徴とするものである。
請求項7に記載された発明は、記録媒体の表面に未定着トナー画像を形成する未定着トナー画像形成手段と、前記未定着トナー画像を泡状定着液で定着する定着手段と、を有する画像形成装置において、前記定着手段として、請求項1〜6のいずれか1項に記載の定着装置が設けられていることを特徴とする画像形成装置である。
請求項1に記載された発明によれば、駆動源により回転駆動される定着ローラと、前記定着ローラに圧接された被加圧ローラと、を有する定着装置において、(イ)前記定着ローラが、芯金と弾性層とで構成され、(ロ)前記被加圧ローラが、芯金と弾性層とで構成され、かつ、(ハ)前記定着ローラ及び前記被加圧ローラの少なくとも一方の前記弾性層の表面近傍には、前記定着ローラ及び前記被加圧ローラの軸に直交する方向に溝と柔突起とが交互に設けられているので、記録媒体のシワの発生を防止して該記録媒体の全幅に渡って均一な画質を得ることができる定着装置を提供することができる。
請求項2に記載された発明によれば、制御部と、前記制御部によって前記定着ローラの回転数が制御された駆動モータと、前記制御部によって前記定着ローラ及び前記被加圧ローラの少なくとも一方におけるヒータの定着熱量が制御された電源と、が設けられているので、記録媒体のシワの発生をいっそう防止して該記録媒体の全幅に渡って均一な画質を得ることができる定着装置を提供することができる。
請求項3に記載された発明によれば、駆動源により回転駆動される定着ローラと、前記定着ローラに平行に設けられた加熱ローラと、前記定着ローラと加熱ローラとの間に回転可能に設けられた定着ベルトと、前記定着ベルトを介して前記定着ローラに圧接されると共に該定着ベルトに対して順方向に回転される被加圧ローラと、を有する定着装置において、(イ)前記定着ローラが、芯金と弾性層とで構成され、(ロ)前記被加圧ローラが、芯金と弾性層とで構成され、かつ、(ハ)前記定着ローラ及び前記被加圧ローラの少なくとも一方の前記弾性層の表面近傍には、前記定着ローラ及び前記被加圧ローラの軸に直交する方向に溝と柔突起とが交互に設けられているので、記録媒体のシワの発生を防止して該記録媒体の全幅に渡って均一な画質を得ることができる定着装置を提供することができる。
請求項4に記載された発明によれば、制御部と、前記制御部によって前記定着ローラの回転数が制御される駆動モータと、前記制御部によって前記加熱ローラに設けられたヒータの定着熱量が制御される電源と、が設けられているので、記録媒体のシワの発生をいっそう防止して該記録媒体の全幅に渡って均一な画質を得ることができる定着装置を提供することができる。
請求項5に記載された発明によれば、前記定着ローラ及び前記被加圧ローラに形成された弾性層がシリコーン系樹脂で構成されているので、前記弾性層の耐熱性が向上し、そのために、記録媒体のシワの発生をいっそう防止して該記録媒体Pの全幅に渡って均一な画質を得ることができる定着不良を防止した定着装置を提供することができる。
請求項6に記載された発明によれば、前記定着ローラ及び前記被加圧ローラに形成された弾性層の表面に、フッ素系樹脂で構成された離型層が設けられているので、前記弾性層の耐熱性がさらに向上し、記録媒体のシワの発生をいっそう防止して該記録媒体の全幅に渡って均一な画質を得ることができる定着装置を提供することができる。
請求項7に記載された発明によれば、記録媒体の表面に未定着トナー画像を形成する未定着トナー画像形成手段と、前記未定着トナー画像を泡状定着液で定着する定着手段と、を有する画像形成装置において、前記定着手段として、請求項1〜6のいずれか1項に記載の定着装置が設けられているので、記録媒体のシワの発生を防止して該記録媒体の全幅に渡って均一な画質を得ることができる定着不良を防止した画像形成装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態を示す定着装置であって、(a)は、正面図であり、(b)は、側面図であり、そして、(c)は、弾性層の部分拡大縦断面図である。 本発明の一実施の形態を示す画像形成装置の概略説明図である。 本発明の一実施の形態を示す定着装置における制御機構を説明するブロック図である。 本発明の他の一実施の形態を示す画像形成装置の概略説明図である。 本発明の他の一実施の形態を示す定着装置における制御機構を説明するブロック図である。 中間転写ベルトの構成を示す斜視図である。 定着ニップにおける幅方向速度分布を示す説明図であって、(a)は、定着ニップおける記録媒体の搬送方向Bに対して凸形状の速度分布を呈している状態を示し、そして、(b)は、定着ニップおける記録媒体の搬送方向Bに対して凹形状の速度分布を呈している状態を示す。 定着ニップにおける記録媒体の幅方向面外変形形状を示す説明図であって、(a)は、定着ニップおける記録媒体の搬送方向Bに対して凸形状の速度分布を呈している状態を示し、そして、(b)は、記録媒体の搬送が進むにつれて紙シワ発生している状態を示す。 本発明の一実施の形態を示す定着装置における定着ローラに波打った用紙が挟持された際の動作説明図である。 従来の定着ローラを示す説明図である。
図1,2に示されているように、本発明の定着装置40aは、駆動源(図示せず)により回転駆動される定着ローラ42と、前記定着ローラ42に圧接された被加圧ローラ44と、を有している。そして、前記定着装置40aにおいては、(イ)前記定着ローラ42が、芯金42aと弾性層42bとで構成され、(ロ)前記被加圧ローラ44が、芯金42aと弾性層44bとで構成され、かつ、(ハ)前記定着ローラ42及び前記被加圧ローラ44の少なくとも一方の前記弾性層の表面近傍には、前記定着ローラ42及び前記被加圧ローラ44の軸に直交する方向に溝Mと柔突起Jとが交互に設けられている。
図1には、本発明の定着装置40aにおける定着ローラ42及び被加圧ローラ44の外観形状が示されている。この定着装置40aにおける定着ローラ42及び被加圧ローラ44の少なくとも一方の前記弾性層42b、44bの表面近傍には、前記定着ローラ42及び前記被加圧ローラ44の軸に直交する方向に“切り込み“を入れることによって形成された溝(本明細書においては、「溝」という。)Mと柔突起(本明細書においては、「柔突起」という。)Jとが交互に設けられている。前記溝Mと柔突起Jとは、等ピッチに設けられている。図1(b),(c)に示されているように、前記柔突起Jは、前記弾性層42b、44bの厚み方向全域に形成する必要はなく、それらの表面近傍にのみ設けられていればよい。
本発明の定着装置40aによれば、前記定着ローラ(駆動ローラ)42及び前記被加圧ローラ44の少なくとも一方の前記弾性層における表面近傍の変形しやすさが、前記記録媒体Pの搬送方向と該搬送方向に直行する方向で小さいので、該記録媒体Pの搬送に伴い該記録媒体に面外変形が生じるような条件の場合は、該記録媒体Pの面外変形の歪エネルギーによって該定着ローラ42及び該被加圧ローラ44の少なくとも一方の表面が該記録媒体Pの搬送方向と直行する方向に変形し、その結果、該記録媒体Pの搬送方向と直行する方向に該記録媒体Pが移動して該記録媒体Pの面外変形が低減する。それ故、前記記録媒体Pの搬送に伴って該記録媒体Pの面外変形が蓄積して“シワ”に至ることを防止できる。
また、前記定着ローラ42及び前記被加圧ローラ44における記録媒体Pの表面の変形しやすさが搬送方向で十分に大きくできるので、該記録媒体Pの搬送精度を確保することができる。また、本発明によれば、前記定着ローラ42及び前記被加圧ローラ44の少なくとも一方の前記弾性層の表面近傍には、前記定着ローラ42及び前記被加圧ローラ44の軸に直交する方向に(即ち、前記記録媒体Pの搬送方向に平行に)に溝Mと柔突起Jとが交互に設けられているので、幾何形状でシワ防止性能を制御でき、そのために、容易にシワの発生しない系を設計できる。さらに、本発明の定着装置40aによれば、従来技術の逆クラウン形状を用いた系と異なり、前記記録媒体の幅方向の面圧分布を略一定にできるので、該記録媒体Pの全幅に渡って均一な画質を得ることができる。
したがって、駆動源(図示せず)により回転駆動される定着ローラ42と、前記定着ローラ42に圧接された被加圧ローラ44と、を有する定着装置40aにおいて、(イ)前記定着ローラ42が、芯金42aと弾性層42bとで構成され、(ロ)前記被加圧ローラ44が、芯金42aと弾性層44bとで構成され、かつ、(ハ)前記定着ローラ42及び前記被加圧ローラ44の少なくとも一方の前記弾性層の表面近傍には、前記定着ローラ42及び前記被加圧ローラ44の軸に直交する方向に溝Mと柔突起Jとが交互に設けられていると、前記記録媒体のシワの発生を防止して該記録媒体Pの全幅に渡って均一な画質を得ることができる定着装置を提供することができる。
図3に示されているように、前記定着装置40aには、制御部63と、前記制御部63によって前記定着ローラ42の回転数が制御された駆動モータ67と、前記制御部63によって前記定着ローラ42及び前記被加圧ローラ44の少なくとも一方におけるヒータの定着熱量が制御された電源68と、が設けられている。このように、制御部63と、前記制御部63によって前記定着ローラ42の回転数が制御された駆動モータ67と、前記制御部63によって前記定着ローラ42及び前記被加圧ローラ44の少なくとも一方におけるヒータの定着熱量が制御された電源68と、が設けられていると、記録媒体Pのシワの発生をいっそう防止して定着不良を防止した定着装置40aを提供することができる。
次に、本発明の一実施の形態を示す定着装置40aについて詳しく説明する。
図7(a)に示されているように、定着ニップにおける記録媒体Pの搬送方向Bに対して凸形状の速度分布を呈している場合には、定着ニップで記録媒体Pの搬送方向に対して内向きの速度ベクトルが生じるので、記録媒体Pが定着ニップを搬送されるに従って記録媒体Pの幅方向両端部が徐々に内側に搬送され、そのために、最終的に記録媒体にシワが発生する可能性が高くなる。一方、図7(b)に示されているように、定着ニップで記録媒体Pの搬送方向Bに対して凹形状の速度分布を呈している場合には、定着ニップで記録媒体Pの搬送方向に対して外向きの速度ベクトルが生じる。それ故、定着ニップ内では、記録媒体Pの幅方向両端部が外側へ引っ張られるので、記録媒体のシワは発生しにくくなる。なお、図7において、Va は、記録媒体Pの幅方向にわたっての搬送方向速度分布であり、VC は、記録媒体Pの幅方向にわたっての最大搬送速度であり、VE は、記録媒体Pの幅方向にわたっての最小搬送速度であり、そして、Pa は、記録媒体Pの搬送方向速度分布測定位置(幅方向)である。
従来技術においては、定着ニップ内において、図7(b)に示すような速度分布が得られるように、前記定着ローラ42に、図10に示すような逆クラウンローラを用いている。前記定着ローラ42に逆クラウンローラを用いると、該定着ローラ42の中央部の被加圧ローラ44への加圧力が、該定着ローラ42の両端部の前記被加圧ローラ44への加圧力よりも低下するので、定着ニップにおける該定着ローラ42の両端付近の周速が中央付近よりも速くなる。本発明の一実施の形態においては、前記定着ローラ42が定着ニップ内で記録媒体Pを搬送するので、定着ニップにおける前記定着ローラ42の両端付近の周速が中央付近よりも速くなり、その結果、定着ニップにおける記録媒体の速度分布が図7(b)に示すようになり、用紙のシワが抑制される。
図8は、定着ニップにおける記録媒体の幅方向面外変形形状を示している。図8(a)に示すように、定着ニップで記録媒体Pの搬送方向Bに対して凸形状の速度分布を呈している場合には、定着ニップで記録媒体Pの搬送方向に対して内向きの速度ベクトルが生じるので、記録媒体Pが定着ニップを搬送されるにしたがって、記録媒体Pの幅方向両端部が徐々に内側に搬送され、そのために、記録媒体Pが面外に変形する“うねりW1 ”が生じる。うねりW1が小さい用紙搬送の初期の時点では、定着ローラ42などの弾性変形によって“うねりW1 ”が吸収されるので、シワは発生しない。しかし、記録媒体Pの搬送が進むにつれ、記録媒体Pの幅方向の内側への搬送量が増えるために“うねりW1 ”が成長し、その結果、最終的には“紙シワW2 ”の発生に至る。
次に、前記記録媒体PのうねりW1 が柔突起Jの形成されたローラ間に挟持されたときの動作を図9を用いて説明する。なお、図9では、下側ローラの表面部、即ち、被加圧ローラにおける弾性層の表面近傍、のみを図示し、上側ローラは図示していない。図8に示されているように、シワの発生前には、記録媒体PにうねりW1 が発生し、これが記録媒体Pの搬送に伴って成長して紙シワW2 の発生に至る。しかし、(図9(a)に示されているように、柔突起Jの形成されたローラでは、うねりW1の形成された用紙Pがローラニップ部に噛み込まれると、ローラの表面には用紙PのうねりW1の歪エネルギーに対応したローラの軸方向(図中左右方向)の力を受ける。図9(b)に示されているように、前記ローラの表面には、柔突起Jが形成されているので、この歪エネルギーに対応した力により軸方向(図中左右方向)に撓み、記録媒体PのうねりW1 は減少する方向に変形する。この結果、記録媒体Pの搬送に伴ううねりW1 の成長が抑制され、シワの発生を防止することができる。一方、ローラの回転方向の柔突起Jの剛性は、確保されているので、搬送精度は保たれる。また、従来のローラのように軸方向でローラ径を変化させないので、軸方向での圧力分布が略一定となり、そのために、定着性を軸方向で均一に保つことができる。柔突起Jの幅や高さ、さらに材質を装置の使用状況に応じて適正化することにより、幅広い紙種に対して良好な定着性を確保しながら記録媒体のシワの発生を防止することができる。
図1,4に示されているように、本発明の定着装置40bは、駆動源(図示せず)により回転駆動される定着ローラ42と、前記定着ローラ42に平行に設けられた加熱ローラ41と、前記定着ローラ42と加熱ローラ41との間に回転可能に設けられた定着ベルト43と、前記定着ベルト43を介して前記定着ローラ42に圧接されると共に該定着ベルト43に対して順方向に回転される被加圧ローラ44と、を有している。そして、前記定着装置40bにおいては、(イ)前記定着ローラ42が、芯金42aと弾性層42bとで構成され、(ロ)前記被加圧ローラ44が、芯金42aと弾性層44bとで構成され、かつ、(ハ)前記定着ローラ42及び前記被加圧ローラ44の少なくとも一方の前記弾性層の表面近傍には、前記定着ローラ42及び前記被加圧ローラ44の軸に直交する方向に溝Mと柔突起Jとが交互に設けられている。
このように、駆動源(図示せず)により回転駆動される定着ローラ42と、前記定着ローラ42に平行に設けられた加熱ローラ41と、前記定着ローラ42と加熱ローラ41との間に回転可能に設けられた定着ベルト43と、前記定着ベルト43を介して前記定着ローラ42に圧接されると共に該定着ベルト43に対して順方向に回転される被加圧ローラ44と、を有する定着装置40bにおいて、(イ)前記定着ローラ42が、芯金42aと弾性層42bとで構成され、(ロ)前記被加圧ローラ44が、芯金42aと弾性層44bとで構成され、かつ、(ハ)前記定着ローラ42及び前記被加圧ローラ44の少なくとも一方の前記弾性層の表面近傍には、前記定着ローラ42及び前記被加圧ローラ44の軸に直交する方向に溝Mと柔突起Jとが交互に設けられていると、前記定着装置40aと同様に、記録媒体Pのシワの発生をいっそう防止して定着不良を防止した定着装置40bを提供することができる。
図5に示されているように、前記定着装置40bには、制御部63と、前記制御部63によって前記定着ローラ42の回転数が制御される駆動モータ67と、前記制御部63によって前記加熱ローラ45に設けられたヒータの定着熱量が制御される電源68と、が設けられている。このように、制御部63と、前記制御部63によって前記定着ローラ42の回転数が制御される駆動モータ67と、前記制御部63によって前記加熱ローラ45に設けられたヒータの定着熱量が制御される電源68と、が設けられていると、前記定着装置40aと同様に、記録媒体Pのシワの発生をいっそう防止して定着不良を防止した定着装置40bを提供することができる。
また、前記定着装置40bにおいては、加熱手段たる加熱ローラ41は、中空状の金属製の芯金部内にハロゲンランプ等のヒータ45を内蔵しており、この輻射熱によって定着ベルト43を内側から加熱している。加熱ローラ41は不図示の駆動源によって回転駆動され、定着ベルト43を介して定着ローラ42が回転駆動し、定着ニップを介して被加圧ローラ44が従動回転する。即ち、前記定着装置40bにおいては、定着ローラ42が、駆動源の駆動力を記録媒体Pへ伝達し、該記録媒体Pに搬送力を付与する駆動部材として機能し、そして、被加圧ローラ44が定着ニップを介して従動回転する対向部材として機能している。また、制御部63は、装置全体の制御を司るものであが、この制御部63は、駆動モータ67を制御して定着ローラ42の回転速度を制御したり、ヒータ45の電源68を制御して定着熱量を制御したりすることができる。
図1に示されているように、前記定着ローラ42及び前記被加圧ローラ44に形成された弾性層42b,44bは、シリコーン系樹脂で構成されている。このように、弾性層42b,44bがシリコーン系樹脂で構成されていると、前記弾性層の耐熱性が向上し、そのために、記録媒体Pのシワの発生をいっそう防止して定着不良を防止した定着装置を提供することができる。
また、図1に示されているように、前記定着ローラ42及び前記被加圧ローラ44に形成された弾性層42b,44bの表面に、フッ素系樹脂で構成された離型層(図示せず)が設けられている。このように、前記定着ローラ42及び前記被加圧ローラ44に形成された弾性層42b,44bの表面に、フッ素系樹脂で構成された離型層が設けられていると、前記弾性層の耐熱性がさらに向上し、そのために、前記定着装置40aと同様に、記録媒体Pのシワの発生をいっそう防止して定着不良を防止した定着装置40bを提供することができる。
図2,4に示されているように、本発明の画像形成装置1A,1Bは、記録媒体の表面に未定着トナー画像を形成する未定着トナー画像形成手段と、前記未定着トナー画像を泡状定着液で定着する定着手段と、を有している。そして、本発明の画像形成装置においては、前記定着手段として、請求項1〜6のいずれか1項に記載の定着装置が設けられている。このように、記録媒体の表面に未定着トナー画像を形成する未定着トナー画像形成手段と、前記未定着トナー画像を泡状定着液で定着する定着手段と、を有する画像形成装置において、請求項1〜6のいずれか1項に記載の定着装置が設けられていると、記録媒体のシワの発生を防止して定着不良を防止した画像形成装置を提供することができる。
次に、前記画像形成装置についてさらに詳しく説明する。
図4に示されているように、本発明の画像形成装置1Aは、タンデム方式を採用してフルカラー画像を形成可能な電子写真方式のカラー画像形成装置であり、4個の作像ユニット10(Y、M、C、Bk)を中間転写ベルト20の上部走行辺に沿って並設している。中間転写ベルト20については、図6を参照して後に説明することとする。前記作像ユニット10は、扱うトナーの色が異なるのみで構成は同一であり、図4では一番左側のイエロー作像ユニット10Yのみ、ユニットを構成する機器に符号を付している。即ち、前記作像ユニット10は、像担持体としての感光体ドラム11を具備している。この感光体ドラム11の周りには、帯電手段12、現像装置13、クリーニング装置14等が設けられ、さらに、各感光体ドラム11に対向するように中間転写ベルト20の内側に一次転写部を構成する転写ローラ15が設けられている。前記画像形成装置1Aには、各作像ユニット10(Y、M、C、Bk)に露光手段が設けられてあり、例えば、LED等の露光手段16が帯電手段12と現像装置13の間で光書き込み可能なように配置されている。露光手段16としては、各作像ユニット10(Y、M、C、Bk)に共通の露光装置、例えばレーザ書込み装置を用いることも可能である。
中間転写ベルト20の支持部材の一つであって、バックアップ部材として機能する、転写対向ローラ32に中間転写ベルト20を挟んで対向するように転写用部材である、転写ローラ31が配置されている。前記転写ローラ31の右側には、レジストローラ対54が配置され、そして、前記転写ローラ31の左側には、搬送ベルト55が配設される。また、搬送ベルト55の左側には、定着装置40bが設けられている。この定着装置40bは、加熱手段たる加熱ローラ41と定着ローラ42とに掛け渡された定着ベルト43を有するベルト定着装置であり、定着ベルト43を挟んで定着ローラ42に被加圧ローラ44が圧接するように設けられている。前記画像形成装置1Aの置内の下部には、記録媒体(記録紙)Pを収納する給紙トレイ50が配置され、給紙手段としてピックアップコロ51や分離給送ローラ52が設けられている。また、図4に一点鎖線で示す用紙搬送経路中の適宜の位置には、搬送ローラ53が配置されている。さらに図示はしないが、用紙ガイドが適宜設けられる。このほか、必要に応じて、手差し給紙部や用紙反転部を設けることもできる。また、画像読取装置(スキャナ)や自動原稿給送装置(ADF)などを装着することも可能である。
次に、前記画像形成装置1Bにおける画像形成動作について簡単に説明する。
前記作像ユニット10の感光体ドラム11が図示しない駆動手段によって図中反時計方向に回転駆動され、その感光体ドラム11の表面が帯電手段12によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された感光体表面には、露光手段16からの走査光が照射され、これによって感光体ドラム11の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体ドラム11に露光される画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及び黒の色情報に分解した単色の画像情報である。このように形成された静電潜像に現像装置13から各色トナーが付与され、トナー像として可視化される。また、中間転写ベルト20が図中時計回りに走行駆動され、各作像ユニット10において一次転写ローラ15の作用により感光体ドラム11から中間転写ベルト20に各色トナー像が順次重ね転写される。このようにして中間転写ベルト20はその表面にフルカラーのトナー像を担持する。なお、作像ユニット10のいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、複数の作像ユニットを用いて2色又は3色の画像を形成したりすることもできる。モノクロプリントの場合は、4個の作像ユニットのうち、図の一番右側の黒ユニット10Bkを用いて画像形成を行う。
そして、トナー像を転写した後の感光体ドラム11表面に付着する残留トナーは、クリーニング装置14によって感光体ドラム表面から除去され、次いでその表面が図示しない除電器の作用を受けて表面電位が初期化されて次の画像形成に備える。一方、給紙トレイ50から用紙が給送され、レジストローラ対54によって、中間転写ベルト20上に担持されたトナー像とのタイミングを取って二次転写位置に向けて送出される。第二の転写手段である転写ローラ31によって中間転写ベルト表面のトナー像が用紙上に一括して転写される。トナー像を転写された用紙は搬送ベルト55によって定着装置40へと送られ、定着装置40を通過するとき、熱と圧力によってトナー像が用紙に熔融定着される。トナー像が定着された用紙は図示しない排紙トレイに排出される。
次に、前記中間転写ベルト20について説明する。
図6に示されているように、前記中間転写ベルト20は、駆動ローラ21、従動ローラ22、外部張架ローラ23、転写対向ローラ32及び転写ガイドローラ33に張り渡されているので、前記駆動ローラ21がモータ26によって回転駆動されると、図6の矢印A方向に走行される。前記従動ローラ22は、図示しない荷重付与手段により中間転写ベルト20に張力を与えて、駆動ローラ21と中間転写ベルト20の間に摩擦搬送力を発生させる。前記駆動ローラ21と前記従動ローラ22とによって形成されるベルト張架面である前記中間転写ベルト20の上部走行辺には、図4で説明したように、各色作像ユニットの感光体ドラム11が並設され、その各感光体ドラム11に対向するように、中間転写ベルト20のループ内に一次転写手段としての転写ローラ15が配置されている。前記転写対向ローラ32の下部には、転写ローラ31が配置され、中間転写ベルト20を挟んで転写対向ローラ32に圧接される。
前記転写対向ローラ32には、図示しない転写電源より所定の高電圧が付与されて、電気的に接地されている転写ローラ31との間の転写ニップに転写電界を形成する。また、前記転写ローラ31は、転写対向ローラ32及び中間転写ベルト20と共に記録媒体Pを所定の押し付け力で挟持して搬送する。さらに、前記中間転写ベルト20の裏面側には、前記転写対向ローラ32のベルト回動方向の上流側近傍に転写ガイドローラ33が配置されている。前記転写ローラ30、転写ローラ31及び転写対向ローラ32によって二次転写部が構成される。
図4に示されているように、転写ガイドローラ33は、駆動ローラ21と転写対向ローラ32の外周面を結ぶ直線よりもやや外側に配置されていて、中間転写ベルト20をベルト内側から外側に向けて押し出すような位置に設けられている。それ故、転写対向ローラ32と転写ローラ30との配置関係は、中間転写ベルト20が転写ローラ30の表面に巻き付いた後に転写ローラ30と転写対向ローラ32とで形成する転写ニップに挟み込まれ、かつ、記録紙Pの前記転写ニップに挟み込まれた、部分よりも後端側の部分を記録紙Pの腰によって像担持体表面に接近させるような配置関係、になっている。また、図6には示していないが、転写対向ローラ32と外部張架ローラ23との間のベルト外側には、中間転写ベルト20をクリーニングするベルトクリーニング手段24(図4を参照。)が配置され、そのベルトクリーニング手段24のクリーニングブレードに対応する裏当てローラ25(図4を参照。)がベルト内側に配置されている。記録媒体Pは、図中の矢印B方向に搬送され、レジストローラ対54で該記録媒体Pの姿勢を修正された後、転写ローラ31と中間転写ベルト20との間に搬送されて、中間転写ベルト20上のトナー像が用紙上に静電転写される。
以上、本発明の画像形成装置を図4に記載された画像形成装置によって説明したが、図2によっても同様に説明することができる。
40a,40b 定着装置
42 定着ローラ
42a 芯金
42b 弾性層
44 被加圧ローラ
44a 芯金
44b 弾性層
J 柔突起
M 溝
特開2005−195856号公報

Claims (7)

  1. 駆動源により回転駆動される定着ローラと、前記定着ローラに圧接された被加圧ローラと、を有する定着装置において、
    (イ)前記定着ローラが、芯金と弾性層とで構成され、
    (ロ)前記被加圧ローラが、芯金と弾性層とで構成され、かつ、
    (ハ)前記定着ローラ及び前記被加圧ローラの少なくとも一方の前記弾性層の表面近傍には、前記定着ローラ及び前記被加圧ローラの軸に直交する方向に溝と柔突起とが交互に設けられている
    ことを特徴とする定着装置。
  2. 制御部と、前記制御部によって前記定着ローラの回転数が制御された駆動モータと、前記制御部によって前記定着ローラ及び前記被加圧ローラの少なくとも一方に設けられたヒータの定着熱量が制御される電源と、が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 駆動源により回転駆動される定着ローラと、前記定着ローラに平行に設けられた加熱ローラと、前記定着ローラと加熱ローラとの間に回転可能に設けられた定着ベルトと、前記定着ベルトを介して前記定着ローラに圧接されると共に該定着ベルトに対して順方向に回転される被加圧ローラと、を有する定着装置において、
    (イ)前記定着ローラが、芯金と弾性層とで構成され、
    (ロ)前記被加圧ローラが、芯金と弾性層とで構成され、かつ、
    (ハ)前記定着ローラ及び前記被加圧ローラの少なくとも一方の前記弾性層の表面近傍には、前記定着ローラ及び前記被加圧ローラの軸に直交する方向に溝と柔突起とが交互に設けられている
    ことを特徴とする定着装置。
  4. 制御部と、前記制御部によって前記定着ローラの回転数が制御された駆動モータと、前記制御部によって前記加熱ローラに設けられたヒータの定着熱量が制御される電源と、が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記定着ローラ及び前記被加圧ローラに形成された弾性層が、シリコーン系樹脂で構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記定着ローラ及び前記被加圧ローラに形成された弾性層の表面に、フッ素系樹脂で構成された離型層が、設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 記録媒体の表面に未定着トナー画像を形成する未定着トナー画像形成手段と、前記未定着トナー画像を泡状定着液で定着する定着手段と、を有する画像形成装置において、前記定着手段として、請求項1〜6のいずれか1項に記載の定着装置が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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