JP2012180867A5 - - Google Patents
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以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。図1に示すように、自動変速装置1の入力軸2には電気モータ3のロータ3aが連結されており、該ロータ3aの軸とエンジン出力軸5との間にはクラッチ6及びトーションダンパ7が介在している。従って、本自動変速装置1は、1モータタイプのハイブリッド駆動装置Hとして適用され、上記電気モータ3は、車輌駆動源として、またエンジンを駆動するスタータ(セルモータ)として、更にエンジン動力又は車輌の慣性力を電気エネルギに変換するオルタネータ(ジェネレータ)として機能する。なお、入力軸2とエンジン出力軸5との間に、上記クラッチ6及びトーションダンパ7を配置しているが、これは、ロックアップクラッチ付のトルクコンバータでもよく、この場合、該ロックアップクラッチが上記クラッチ6の機能を担う。
前記ハブ13は、図4(A)に示すように、そのスプライン15が所定板厚tのプレス型により成形され、その凹凸は、外周面に内摩擦板16の歯と係合するスプライン15として形成されていると共に、内周面にも同様な凹凸部26が全周に亘ってかつ軸方向に形成されている。該凹凸部26の凹部26aの底面にはそれぞれかつ軸方向に所定間隔で小孔(貫通孔)27が貫通して多数形成されており、図4(B)に示すように、上記凹部26aは潤滑油Oが溜る油溜りとなり、該油溜り26aの潤滑油Oが上記小孔27を通って、ブレーキB−2の摩擦板12,16に供給される。また、ハブの先端13aは、図3に示すように、上記油溜りとなる凹部26aの端が蓋されるように折曲して、円環状の鍔部となっている。
油圧回路は、図5に示すように、自動変速装置1の入力軸(又はエンジン出力軸)2に連動して駆動される機械式オイルポンプ29と電動オイルポンプ30を有しており、これらポンプによる油圧は、コントローラからの電気信号により制御されるプライマリレギュレータバルブ31によりライン油圧PLに調圧される。更に、該プライマリレギュレータバルブ31のドレーン側には、同じくコントローラからの電気信号により制御されるセカンダリレギュレータバルブ32が配置されており、該セカンダリレギュレータバルブ32により潤滑油圧PJに調圧される。前記潤滑油圧PJは、オイルクーラ35を介して自動変速装置1のギヤトレイン用潤滑路36へ供給される。また、前記ライン油圧PLは、リニアソレノイドバルブ37を介して前記ブレーキB−2の油圧サーボ39に供給される。なお、上記潤滑油圧PJは、上記ギヤトレイン用潤滑路36に限らず、電気モータ3の冷却用等の他の必要箇所にも供給され、またライン油圧PLは、上記所定の摩擦要素であるブレーキ用油圧サーボ39に限らず、他の摩擦要素の油圧サーボにも供給される。また、上記機械式オイルポンプ29,電気オイルポンプ30は、いずれか一方のみでもよい。
また、前記切換えバルブ40は、前記B−2潤滑油路Fの潤滑油圧源32側に連通する入力ポートaと、前記B−2潤滑用潤滑部であるノズル25に連通する出力ボートbと、を有しており、かつ前記スプール41は上記入力ポートa及び出力ポートbを遮断し得る第1のランド部41a及び第2のランド部41bを有しており、これら両ランド部41a,41bの間の環状空間cを介して上記入力ポートa及び出力ポートbとを連通し得る。
従って、電気モータ3による発進時、自動変速装置1は1速状態にあり、所定の摩擦要素であるブレーキB−2を係合する。即ち、リニアソレノイドバルブ37は、ライン油圧PLと略々等しい係合圧を出力し、該係合圧は、油路Gを介して油圧サーボ39に供給され、ブレーキB−2を係合する。上記油路Gの係合圧は、切換えバルブ40の制御油室43にも供給され、図6(C)に示すように、スプール41はスプリング42に抗して下方に移動し、第1のランド部41aが入力ポートaと出力ポートbとを遮断する。これにより、ブレーキB−2にはノズル25から潤滑油が供給されることはなく、ブレーキB−2は係合状態にある。
そして、自動変速装置1の1速においてエンジンを始動する際、リニアソレノイドバルブ37は、ライン油圧PLを係合圧と解放圧の間である所定油圧(スリップ圧)を出力し、該所定油圧が作動油路Gを介して前記ブレーキB−2用の油圧サーボ39に供給される。これにより、前記ブレーキB−2は、スリップ制御され、また同時にクラッチ6を係合して、電気モータ3によりエンジンが始動される。この際、電気モータ3は所定トルク及び回転数を出力し、クラッチ6をスリップしつつ滑らかにエンジンを始動すると共に、ブレーキB−2をスリップ制御して、入出力軸の回転差を吸収しかつ出力部11に始動ショックの少ない滑らかなトルクを出力する。前記作動油路Gの所定油圧(スリップ圧)は、切換えバルブ40の制御油室43にも供給され、図6(B)に示すように、該切換えバルブ40は、上記制御油室43の所定油圧とスプリング42の付勢力とがバランスして、入力ポートaと出力ポートbとがスプール41の環状空間cを介して連通する。これにより、B−2潤滑油路Fの潤滑油は、B−2潤滑用のノズル25に供給される。
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