JP2012161373A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】リーチ演出の発展形として、複数のリーチ演出を連続させる場合に、期待値の低い先のリーチ演出による冗長な時間を軽減し、遊技意欲を維持したまま、後のリーチ演出に発展させる。
【解決手段】相対的に期待値の低い先のリーチ演出がスタートすると、この先のリーチ演出の全演出時間(A+B)が終了する前である演出時間Aの時点で、相対的に期待値の高い後のリーチ演出の割り込みがかかる。このとき、後のリーチ演出は、既にスタートしてから演出時間Cが経過したときであり、当該後のリーチ演出の全演出時間(C+D)の内、演出時間Dだけが実行されることになる。この結果、先のリーチ演出がスタートしてから、仮停止状態を経て、当たり又は外れが確定するエンドまでの演出時間は、A+Dとなる。
【選択図】図6

Description

本発明は、遊技の進行に応じた遊技情報を視覚を通じて報知する表示装置とを備えた遊技機に関するものである。
従来、遊技機、例えば、パチンコ機やパチスロ機においては、LCD表示部を備えており、遊技の進行に応じて、当該LCD表示部に演出画像を表示し、遊技を盛り上げるようにしている。また、LCD表示部では、遊技の進行の下で重要な情報を予告報知したり、結果を報知することもなされている。
ここで、遊技の進行上実行される抽選(主として、遊技盤面上に設けられた始動入賞口に遊技球が入賞したときに実行される特別図柄抽選)の結果は、LCD表示部を用いて演出を絡めながら報知するようにしている。
より具体的には、LCD表示部には、背景画像に重ねて、それぞれ複数の図柄がほぼ等ピッチで配列された3個の図柄列を表示し、始動入賞口に遊技球が入賞したときに実行される抽選の結果が判明すると、当該3個の図柄列をスクロール変動させる。
このとき、最初は遊技者が確認できない程度の高速スクロール後、徐々に低速となり、最終的には各列共に特定の図柄で停止する。この停止した図柄配列によって、抽選の結果が報知されることになる。例えば、停止図柄が3列共に同一であれば当選、それ以外は落選となる。
このとき、2列の図柄列の変動が先に停止(仮停止)し、そのときの2列の仮停止図柄が同一であると、「リーチ」となり、LCD表示部の表示が変更される場合がある。これをリーチ演出といい、単純に3個の図柄列を変動、停止させるよりも、遊技者に期待感を持たせて抽選の結果を報知する。
リーチ演出は、遊技機にテーマに沿って、演出形態、演出時間等様々である。例えば、期待値という優劣の関係で分類されている。期待値とは、リーチ演出の出現回数と、そのときの抽選の当選回数の割合であり(その他、細かい要素が含まれる場合もある)、通常は、期待値が高ければ高いほど、リーチ演出時間が長い。
特許文献1〜特許文献4においては、リーチ演出を行った後、一旦仮停止した図柄を再変動し、遊技者の期待感を煽る演出を行うことが記載されている。
しかしながら、上記従来技術では、最初のリーチ演出を外れ図柄或いは、低い当たり図柄(例えば、非確変図柄)で仮停止させた後、再変動させて、当たり図柄或いはより有利な当たり図柄(例えば、確変図柄)で停止させるといった内容であるが、期待値の低いリーチ演出を仮停止するまで見なければならず、遊技者にとって冗長な時間であり、遊技意欲をかえって損なう場合がある。
特開2010−167095号公報 特開2010−155110号公報 特開2010−115249号公報 特開2010−88718号公報
本発明は上記事実を考慮し、リーチ演出の発展形として、複数のリーチ演出を連続させる場合に、期待値の低い先のリーチ演出による冗長な時間を軽減し、遊技意欲を維持したまま、後のリーチ演出に発展させることができる遊技機を得ることが目的である。
本発明は、遊技盤面に設けられた始動入賞口に遊技球が入賞することで抽選が実行され、当該抽選の結果が当選のとき、遊技盤面上に設けられた大入賞口を所定期間開放することにより遊技球の入賞を可能とし、遊技球の入賞に応じた賞球を可能とする大役ゲームの権利を得る遊技進行制御手段と、予め定めた遊技仕様の下で遊技を進行する際に、前記遊技の進行に応じた遊技情報を視覚を通じて報知する表示装置とを備えた遊技機であって、前記表示装置を用いて、複数の図柄列をそれぞれ変動表示させた後、当該変動表示されている各図柄列が停止表示されたときの図柄の配列によって、前記抽選の結果を報知すると共に、前記複数の図柄列の内、1つの図柄列を除く他の図柄列で停止表示された図柄が所定のラインに同じ図柄で揃うリーチ状態となったときに、出現回数に対する前記抽選の当選回数の割合で示される期待値が異なる複数のリーチ演出の何れかを実行する図柄変動演出制御手段を有し、前記図柄変動演出制御手段は、予め設定された条件が成立した場合に、前記リーチ演出の実行途中であって前記抽選の結果報知前に、当該演出中のリーチ演出よりも前記期待値の高いリーチ演出を割り込ませて実行させる特別演出を実行する、ことを特徴とする遊技機。
本発明によれば、一般的にリーチになると、リーチ演出が実行される。リーチ演出には、それぞれ期待値が設定されているため、熟練になればなるほど、実行されるリーチ演出の種類によって、抽選の結果の予測がし易くなる。
このため、期待値の低いリーチ演出によって抽選の結果報知に類似する動作を行った後、期待値の高いリーチに発展するといった演出はよく知られているが、期待値の低いリーチ演出を全て見なくてはならず、演出期間が冗長し、趣向性が半減する場合がある。
そこで、例えば、相対的に期待値の低いリーチ演出の実行中であって、抽選の結果報知前に、当該リーチ演出よりも期待値の高いリーチ演出を割り込ませる(特別演出)。
このような特別演出を、予め設定された条件が成立したときに実行することで、熟練者の予測を覆すような、変化に富んだリーチ演出を実行することができる。また、全体のリーチ演出期間も2種以上のリーチ演出を実行するよりも短くなるため、遊技者に対して、無駄な冗長感を与えることがない。
本発明において、前記割り込まれるリーチ演出が、当該リーチ演出の全編の途中から実行されることを特徴としている。
割り込み先となるリーチ演出への割り込みを、そのリーチ演出の演出途中から割り込むようにすれば、遊技者の期待感を維持しつつ、より演出時間短縮を図ることができる。
以上説明した如く本発明では、リーチ演出の発展形として、複数のリーチ演出を連続させる場合に、期待値の低い先のリーチ演出による冗長な時間を軽減し、遊技意欲を維持したまま、後のリーチ演出に発展させることができるという優れた効果を有する。
本実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。 本実施の形態に係る遊技盤の正面図である。 本実施の形態に係る制御系のハード構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る演出制御部における、複数のリーチ演出種に跨ってリーチ演出を実行するための制御を機能別に分類したブロック図である。 本実施の形態に係る図柄変動パターン演出制御にかかるフロチャートである。 (A)は本実施の形態に係る2種のリーチ演出を複合して演出を実行したときのタイミングチャート、(B)は従来例に係る2種のリーチ演出をシリアルに合成した場合のタイミングチャートである。 変形例に係る2種のリーチ演出を複合して演出を実行したときのタイミングチャートである。 本実施の形態の実施例に係り、図柄変動パターンにおいて実行されるリーチ演出(リーチ演出「強」)がLCD表示部に表示される動画表示状態をコマ送りで示す正面図である。
(パチンコ機の構成)
図1に示されるように、パチンコ機10の前面下部には、化粧パネルとなる下飾り12が取り付けられている。
また、パチンコ機10の下飾り12の上部には、互いに平行、かつ奥行き方向に所定の間隔をおいて配置された一対のガラス板14を装着したガラス枠16が配置されており、ガラス枠16は左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられている。このガラス枠16の奥側には、着脱交換可能な遊技盤18がセットされており、遊技盤18は、ガラス枠16で閉塞された状態でガラス板14に対向するようになっている。
ガラス枠16の下部には、一体皿24が配置されている。一体皿24の図1の右端部には、鍵穴27が設けられ、この鍵穴27にキーを差し込み、左右の内、一方に回すとガラス枠16が開放し、他方に回すと一体皿24が開放する。
一体皿24には、上皿部28と、下皿部30とが設けられている。上皿部28を形成する周縁壁部32には、上皿球抜きレバー34が設けられ、この上皿球抜きレバー34を操作することで、上皿部28に貯留された遊技球を下皿部30へ送り出すことができるようになっている。また、下皿部30には、下皿球抜きボタン36が設けられ、この下皿球抜きボタン36を操作することで、下皿部30に貯留された遊技球PBを外部(例えば、所謂「ドル箱」)へ排出することができるようになっている。
上皿部28の周縁壁32における図1の右端部には、球貸ボタン42と、返却ボタン44が設けられている。
また、一体皿24の右側下部には打球の発射力(飛距離)を調整するためのグリップユニット(発射ハンドル)26が取り付けられ、左側下部には、灰皿46が取り付けられている。
一体皿24における下皿部30の図1の右側には受け皿スピーカ60Uが配置されている。
ここで、一体皿24における上皿部28の周縁壁32には、遊技者が操作可能な操作ボタン50が設けられている。この操作ボタン50は、遊技中において、操作有効期間中に操作することで、演出画像に対して介入することができるようになっており、それぞれの遊技仕様によって設定される。
ガラス枠16におけるガラス板14の周囲には、アーチ状に遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による視覚的効果や、音声等による聴覚的効果等の演出効果を生み出す上部演出部52が配置されている。この上部演出部52の下端部は、一体皿24の周囲に略U字型に配置された下部演出部54の上端部と連結されている。
この結果、上演出部52と下演出部54とで、遊技盤18の周囲を取り囲むように、演出部56が形成されている。
この演出部56は、上演出部52及び下演出部54共に、照明部材(LED等)が取り付けられた基板(図示省略)と、この基板を覆うように、所定の意匠で形成されたレンズカバー58が取り付けられている。
レンズカバー58は、前記照明部材が点灯する領域を区画するよう凹凸状にカットされており、区画された領域(以下、必要に応じて「レンズ部58」という)毎に照明部材の点灯制御がなされる。なお、照明部材は基本的にR(赤色)、G(緑色)、B(青色)の3色に点灯するLEDが1組となっており、それぞれの点灯時の光量比により、様々な配色の点灯が可能となっている。また、ガラス枠の上部角部には、それぞれ三連表示62が設けられ、遊技状態の報知(エラー報知等を含む)に適用される。
また、前記上演出部52における、ガラス枠16の上部円弧の約1/3に相当する領域の中央及び両端には、ガラス枠スピーカ60C、60L、60Rが内蔵され、照明と同時に、音声を出力する。
なお、以下では、前述した受け皿スピーカ60Uと、このガラス枠スピーカ60C、60L、60Rを総称して、「スピーカ60」という。
(遊技盤の構成)
図2に示される遊技盤18は、基板となるベニヤ板に樹脂製シート状のセルが貼着されてそのセルの表面が盤面となっており、盤面の外周端部付近に、円弧状の外レール102及び内レール104が取り付けられている。
前記外レール102及び内レール104との間は、一定の間隔を持って球案内流路197が形成されている。球案内流路197は、発射装置165(図3参照)から発射された遊技球PBを遊技盤18の円形状の領域(遊技領域)へ案内する役目を有している。なお、この球案内流路197の終端には、球逆流防止弁199が取り付けられている。球逆流防止弁199は、その基部が内レール104の先端部に取り付けられ、外レール102方向に延長されている。
前記遊技盤18における、外レール102(並びに一部が内レール104)によって囲まれた円形状の領域は、発射装置165(図3参照)から発射されて、前記球案内流路197を介して打ち込まれた遊技球PBが自重落下により移動可能とされ、この領域が遊技を行う遊技領域とされている。
遊技盤18の遊技領域には、遊技釘及び風車21が点在して打ち込まれている。また、遊技領域におけるほぼ中央には、センター役物105が配置されている。センター役物105は、各種演出等の映像を表示する液晶表示部(LCD表示部)106を備えている。
LCD表示部106では、例えば、3列の図柄列が独立して変動し、最終的に3列の図柄列が同一図柄で停止した場合に特別図柄抽選の当選を報知するといった、図柄変動パターン演出が実行される。なお、3列の内、先に2列が同一図柄で停止(仮停止)して、残りの1列が変動中の場合を、「リーチ」という。
センター役物105の下辺部は、ステージ105Sが形成されている。ステージ105Sには、釘等で跳ね返えることで受け入れた遊技球PB、或いは図示しないワープ路に案内されて受け入れた遊技球PBが送り込まれるようになっている。
ステージ105Sは、傾斜面や突起部等が形成され、前記遊技球PBの移動が当該傾斜面や突起部等により不規則に変化し、最終的に下辺手前から遊技盤18へ戻されるようになっている。
図2に示される如く、センター役物105の図2に向かって左側には、普通図柄抽選の始動機能を持つ通過ゲート118が配置されている。
また、センター役物105の下部には、特別図柄始動入賞口(A)130と特別図柄始動入賞口(B)134とが縦列に配置されている。
特別図柄始動入賞口(A)130が常時入賞可能に上部が開口しており、一方、特別図柄始動入賞口(B)134の上部開口は、特別図柄始動入賞口(A)130が閉塞している。
この特別図柄始動入賞口(B)134には、電動チューリップ136が取り付けられている。電動チューリップ136は、遊技盤18の裏面側に配設された電チューソレノイド138(図3参照)の通電・非通電によって開閉する構成となっている。
ここで、電動チューリップ136が開放状態になると、特別図柄始動入賞口(B)の入賞開口部へのパチンコ球PBの受け入れが可能となり、パチンコ球PBの入賞が可能となる。
さらに、図2に示される如く、前記特別図柄始動入賞口(B)134のさらに下部には、遊技領域の下端部付近に位置してアタッカー112が配置されている。
アタッカー112には、開閉扉116が設けられている。この開閉扉116が、アタッカーソレノイド148(図3参照)の通電・非通電によって開放又は閉塞する。すなわち、開閉扉116の開放時には、開閉扉116上に落下した遊技球PBが開閉扉116に案内されてアタッカー112へ入賞する。
また、遊技領域の最下位置には、外れ球を遊技盤18の裏側へ排出するアウト口124が設けられている。
さらに、センター役物105よりも下、かつ特別図柄始動入賞口(A)130と特別図柄始動入賞口(B)134の左右には、複数の一般入賞口120(本実施の形態では、図2に向かって左側に2個の一般入賞口120A、120C、右側に1個の一般入賞口120Cとする。)が設けられている。なお、一般入賞口120は、3個に限られるものではなく、例えば、入賞率等の設計上の演算によってその数を決めればよい。
また、この遊技領域に設けられたセンター役物105や盤面周縁には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による演出効果を生み出す照明演出用の発光素子136(図3参照)が多数設けられている。
ここで、特別図柄始動入賞口(A)130又は特別図柄始動入賞口(B)134に遊技球PBが入賞すると、特別図柄抽選が実行され、この特別図柄抽選に当選すると、前記アタッカー112の開閉扉116が所定のパターンで開閉動作し、これを所定回数(所定ラウンド)繰り返すようになっている(「特別遊技状態」又は「大役処理」等と言う場合がある)。
なお、前記特別図柄抽選の当選/落選は、主としてLCD表示部106の図柄変動表示演出において報知され、この図柄変動パターン演出中、或いは、前記大役処理中の場合は、抽選結果を保留し、順次報知していくようになっている。また、図柄変動表示演出と共に、動物などが擬人化されたキャラクタが表示され、抽選で当選した旨を暗示させることにより、遊技者に期待感を持たせるといった、視覚的な演出をすることがあり、その場合は効果音によって聴覚からも遊技者の興趣を増大させる。
なお、本実施の形態では、1個の特別図柄始動入賞口に対して最大4個(本実施の形態では、特別図柄始動入賞口(A)130及び特別図柄始動入賞口(B)134の2個の特別図柄始動入賞口なので、8個となる。)の保留が可能となっている。なお、この保留球数に限定されるものではない。
保留球数は、センター役物105における、図2に向かって右下に配置され、主として特図表示部を備えた遊技進行ガイドランプユニット109の一部である保留ランプによって報知される他、LCD表示部106の一部を用いて、遊技者に見易く表示するようになっている。
(制御系の構成)
次に、図3を用いてパチンコ機10の制御系について説明する。
図3に示されるように、本実施形態に係るパチンコ機10の制御系は、主制御部150を中心として構成されており、この主制御部150には、演出制御部152と払出制御部154とが接続されている。主制御部150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御部150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
主制御部150からは盤用外部端子190を介してホールコンピュータ(図示省略)へ遊技の進行状態を示す情報(始動入賞信号や大当たり信号、図柄確定回数信号)が送信される。
主制御部150には、入力系として、通過ゲート118を通過する遊技球PBを検出する通過ゲートセンサ118S、特別図柄始動入賞口(A)130への入賞球を検出する特図A始動口センサ130S、特別図柄始動入賞口(B)134への入賞球を検出する特図B始動口センサ134S、特別遊技状態の際に開放するアタッカー112への入賞球を検出するアタッカーセンサ112S、一般入賞口120A、120B、120Cへの入賞球を検出する一般入賞センサ120AS、120BS、120CSが接続されている。
また、主制御部150には、出力系として、遊技情報をランプの点灯状態で報知するガイドランプユニット109、電動チューリップ136を開閉する電チューソレノイド138、アタッカー112の開閉扉116を開閉するためのアタッカーソレノイド148が接続されている。
演出制御部152には、入力系として、操作ボタン50が接続されている。また、演出制御部152には、出力系として、パチンコ機10の各種遊技部品に設けられた照明演出用の発光素子136、スピーカ60が接続されている。
さらに、演出制御部152には、図柄制御部156を介してLCD表示部106が接続されている。
払出制御部154には、払出装置160及び発射制御部164が接続され、発射制御部164には発射装置165が接続されている。この払出制御部154は、パチンコ機10内に設けられた払出装置160を作動させて、賞球又は貸し球の払い出し及び停止動作と払出数を制御する。また、発射制御部164は、遊技者によるグリップユニット26(図1参照)の操作により発射装置165を作動させて、遊技球PBの発射開始、及び、グリップユニット26の操作量に応じた発射力を制御する。
さらに、払出制御部154では、枠用外部端子191を介して払出情報をホールに設置されたホールコンピュータ(図示省略)へ送信するようになっている。
ここで、前記演出制御部152では、通常遊技中において、LCD表示部106を制御して、帯状に所定ピッチで図柄が配置された3列の図柄列と、その大当たり画像データ記憶部画像を表示し、特別図柄始動入賞口(A)130又は特別図柄始動入賞口(B)134に遊技球PBが入賞したことにより実行される特別図柄抽選の結果を、前記3列の図柄列を独立して変動し、最終的に停止したときの3列の図柄列の種類によって報知している。前述の如く、3列の図柄列の停止図柄の内、2列の図柄列の図柄が中央のラインで同一図柄で揃うとリーチ状態となり、以後、リーチ演出が実行される(「弱」、「中」、「強」、「極強」等の種類がある)。このリーチ演出の後、3列の図柄列が全て同一図柄で停止した場合に特別図柄抽選は「当選」となり、特別遊技状態(大当たり処理)へ移行することになる。
前記リーチ演出は、種類によって期待値が異なっている。期待値とは、リーチ演出の出現回数と、そのときの抽選の当選回数の割合であり(その他、細かい要素が含まれる場合もある)、通常は、期待値が高ければ高いほど、リーチ演出時間が長いのが一般的であり、上記「弱」、「中」、「強」、「極強」を「リーチ種」と定義した場合、期待値の関係は、リーチ「弱」の期待値<リーチ「中」の期待値<リーチ「強」の期待値<リーチ「極強」の期待値となる。
なお、前記「弱」、「中」、「強」、「極強」という括りが演出ストーリーAであるとき、演出ストーリーBとしてのリーチ種として、ノーマルリーチ、スーパーリーチ、プレミアムリーチ等を設定してもよい。なお、この演出パターンBにおける期待値の関係は、ノーマルリーチの期待値<スーパーリーチの期待値<プレミアムリーチの期待値の関係となる。
ここで、従来のリーチ演出において、複数のリーチ演出をシリアルに接続して、期待値を徐々に上げていくリーチ演出を行う場合がある(図6(B)参照)。例えば、演出ストーリーBにおいて、ノーマルリーチによるリーチ演出において、仮停止後にスーパーリーチに発展して演出を継続し、さらに、このスーパーリーチでの仮停止後に、プレミアムリーチに発展させるといった演出である。
しかしながら、従来の複数種類にまたがるリーチ演出の場合、1つのリーチ演出を最初から最後まで実行し、その後、次に期待値の高いリーチ演出を最初から最後まで実行しているため、最も期待値の低いリーチ演出も最後まで演出されることになり、遊技者からすれば、リーチ演出時間が冗長に感じ、かえって遊技意欲を損なう場合がある。
そこで、本実施の形態では、複数種類にまたがるリーチ演出の場合、期待値の低い先のリーチ演出の演出途中で、相対的に期待値の高い後のリーチ演出に移行するようにした。このとき、本実施の形態では、先のリーチ演出の途中から、後のリーチ演出の途中に割り込むようにした(図6(A)参照)。
図4は、演出制御部152における、複数のリーチ演出種に跨ってリーチ演出を実行するための制御を機能別に分類したブロック図である。
主制御部150から送出されるコマンドは、コマンド受付部200によって受け付け、そのコマンド内容を解析する。例えば、大きく分けてコマンドには、通常遊技中におけるコマンド、特別遊技中におけるコマンドがあるが、以下、本実施の形態では、通常遊技中におけるコマンドに特化して説明する。
コマンド受付部200では、コマンド内容を解析し、当該コマンドが、図柄変動パターンの演出時間を指定する図柄変動時間指定情報、並びに特別図柄抽選の結果である当/落情報の場合、当該図柄変動時間指定情報、並びに当/落情報を図柄変動パターン読出部202及びリーチ演出実行可否判定部204へ送出する。前記リーチ演出実行可否部204では、リーチ演出を実行するか否かの判定を行なう。
図柄変動パターン読出部202には、図柄変動パターン種画像情報メモリ206が接続されており、前記図柄変動時間指定情報及び当/落情報に基づいて図柄変動パターン種が読み出される。なお、リーチの場合は最終停止図柄以外が同一で最終停止図柄が同一図柄の場合は当たり、非同一図柄の場合は外れとなり、非リーチの場合は、各図柄列の図柄が別図柄となる。
読み出された図柄変動パターンは図柄変動パターン編集部208に送出される。図柄変動パターン編集部208では、LCD表示部106に表示するときの背景画像を決定すると共に、必要に応じて様々な特典情報(予告演出等)を付加することで、基準図柄変動パターンが生成される。
また、図柄変動パターン編集部208は、前記リーチ演出実行可否判定部204からリーチ演出の実行可否情報が入力され、リーチ演出を実行する場合には前記基準図柄変動パターンに対して、リーチ演出期間の設定がなされ、表示指示部210へ送出される。
前記リーチ演出実行可否部204は、リーチ演出画像情報読出部212に接続され、リーチ演出を実行するか否かの判定結果と、リーチ演出が単独か複合かの情報をこのリーチ演出画像情報読出部212へ送出する。
リーチ演出画像情報読出部212には、リーチ演出画像情報メモリ214が接続され、必要なリーチ演出種を読み出す。
例えば、単独のリーチ演出の場合(例えば、演出ストーリーBのノーマルリーチ)は、ノーマルリーチに相当するリーチ演出のみを読み出し、複合のリーチ演出の場合(例えば、演出ストーリーAのリーチ「強」からリーチ「極強」に発展する場合)リーチ「強」とリーチ「極強」に相当するリーチ演出を読み出す。
読み出したリーチ演出画像情報は、リーチ演出単独/複合情報と共に、リーチ演出画像編集部216に送出される。
リーチ演出画像編集部216は、複合リーチ演出時短縮合成部218に接続されており、リーチ演出が複合の場合、それぞれのリーチ演出を合成する。このとき、例えば、本実施の形態では、相対的に期待値の低い先に実行されるリーチ演出(例えば、リーチ「強」)の演出時間の途中(図6(A)に示す演出時間Aが経過した時点)で、相対的に期待値の高い後に実行されるリーチ演出(例えば、リーチ「極強」)の演出時間の途中(図6(A)に示す演出時間Cが経過した時点)に割り込ませる(図6(A)の一点鎖線参照)。この結果、リーチ「強」の演出時間Bと、リーチ「極強」の演出時間Cが省略されたリーチ演出が生成されることになる。
図6(B)は、2種類のリーチ演出(リーチ「強」とリーチ「極強」)を単純にシリアルに合成した場合のタイミングチャート(従来)を示しており、この場合の演出時間は、演出時間A+B+C+Dとなる。この従来例に係る図6(B)のタイミングチャートと、本実施の形態に係る図6(A)のタイミングチャートとを比較すると、本実施の形態の方が、演出時間(B+C)だけ短縮されていることがわかる。
前記複合リーチ演出時短縮合成部218によって合成されたリーチ演出は、再度リーチ演出画像編集部216へ返送される。
リーチ演出画像編集部216は、前記表示指示部210に接続されており、単独のリーチ演出情報、或いは合成されたリーチ演出情報を送出する。表示指示部210は、前記基準図柄変動パターンに設定されたリーチ演出期間に当てはめ、図柄制御部156を介して、LCD表示部106に表示するように指示する。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
パチンコ機10による遊技では、遊技者がグリップユニット26を操作すると、一球ずつ発射装置165によって上方へ発射される。発射された遊技球PBは、外レール102に沿って遊技盤18の遊技領域19に打ち込まれ、遊技釘や風車に当たり方向を変えながら遊技領域19内を落下する。そして、入賞せずに遊技領域19の下端部に至った遊技球PBはアウト口40からパチンコ機10内に回収される。
また、遊技球PBが遊技領域19内に設けた始動入賞口20に入賞したり、通過ゲート22を通過すると、それぞれの遊技仕様に基づく処理(例えば、抽選等)が実行されると共に、LCD表示部106への画像表示演出、スピーカ60を用いた音演出等が実行される。また、図示は省略したが、普通入賞口に入賞すると、予め定めた賞球(払い出し)が実行される。
(遊技仕様の概要)
まず、主制御部150における抽選処理を中心とした遊技制御について説明する。
特別図柄始動入賞口(A)130又は特別図柄始動入賞口(B)134に、遊技球PBが入賞すると、有効始動入賞か否かが判断される。この有効始動入賞とは、保留球が満杯(例えば、1個の始動口に対して4個)ではなく、かつ特別図柄始動入賞口(A)130又は特別図柄始動入賞口(A)134へ遊技球PBが入賞したことを言い、これによって抽選権利を得ることになる。なお、無効始動入賞時は、抽選の権利は与えられないが、所定数(3〜5個程度)の賞球払出しがなされる場合もある。
上記始動入賞が有効始動入賞であった場合には、乱数を取得し、予め記憶されている当り値を読み出し、双方を比較して、抽選が当りか外れかを判定する。
なお、現在の遊技状態が大当たり処理中、或いは図柄変動パターン演出中の場合は、抽選の権利を保留にするべく、保留数を1つ加算(+1)し、現在の遊技状態が大当たり処理中ではなく、或いは図柄変動パターン演出中でもなくなったときに、保留数を1つ減算して抽選処理が実行される。
この抽選の当り/外れに基づいて、図柄変動パターン演出時間を設定し、抽選結果、図柄変動パターン時間を含むコマンドを演出制御部152へ送出する。
演出制御部152では、抽選の結果を、設定された演出時間を使って報知する。
この報知後、抽選の結果が当たりの場合には、特別遊技状態(大当たり処理)が実行される。通常遊技状態では常に閉止状態のアタッカー112を所定のラウンド数(例えば4〜16Rの内、特別図柄抽選の当選時に決定されるラウンド数)だけ開閉する。なお、アタッカー112の開放時間は最大30秒であり、アタッカー112が開放中に所定数(例えば、8〜10個)の遊技球の入賞があった時点で閉止し、所定の閉止時間をおいて、次のラウンド(開放)に移行する。これにより、遊技者は短時間で多くの遊技球の賞球を受けることができる。
図柄変動パターンは、リーチ演出を行う場合があり、さらには、複数のリーチ演出をシリアルに接続して、期待値を徐々に上げていくリーチ演出を行う場合がある。しかし、複数種類にまたがるリーチ演出の場合、それら全てが実行されるため、遊技者からすれば、リーチ演出時間が冗長に感じ、遊技意欲を損なう場合がある。
そこで、本実施の形態では、複数種類にまたがるリーチ演出の場合、期待値の低い先のリーチ演出の演出途中で、相対的に期待値の高い後のリーチ演出の途中に割り込むことで、リーチ演出の醍醐味を維持しつつ、冗長となって、遊技意欲を損なうことを回避するようにした。
図5は、本実施の形態に係る図柄変動パターン演出制御にかかるフロチャートである。
ステップ250では、特図抽選の結果報知コマンドが入力されたか否かが判断され、否定判定された場合はこのルーチンは終了する。
また、ステップ250で肯定判定されると、ステップ252へ移行して、図柄変動時間指定情報、当/落情報に基づいて、図柄変動パターンを読み出す。
次のステップ254では、リーチ演出があるか否かが判断され、否定判定されると、ステップ264へ移行する。また、ステップ254で肯定判定されると、ステップ256へ移行して、リーチ演出の形態は単独(1つのリーチ演出)か、複合(複数(2種)のリーチ演出か)が判断される。
このステップ256で単独であると判定されると、ステップ258へ移行して指定された演出ストーリー(A又はB)の範疇から1つのリーチ演出を読み出し、ステップ264へ移行する。例えば、演出ストーリーAであれば、リーチ「弱」又はリーチ「中」等が読み出される。
一方、ステップ256で複合であると判定されると、ステップ260へ移行して指定された演出ストーリー(A又はB)の範疇から複数(2種)のリーチ演出を読み出し、ステップ262へ移行する。例えば、演出ストーリーBであれば、ノーマルリーチ及びスーパーリーチ、或いはスーパーリーチ及びプレミアムリーチが読み出される。なお、演出ストーリーを超えて選択してもよい。例えば、演出ストーリーAのリーチ「強」と演出ストーリーBのプレミアムリーチとの組み合わせであってもよい。
ステップ262では、図6(A)に基づいて、選択した複数(2種)のリーチ演出を合成して、ステップ264へ移行する。
ステップ264では、図柄制御部156に対して、選択され背景画像や予告等の特定画像が付加された図柄変動パターン(リーチ演出がある場合を含む)をLCD表示部106に表示するように指示して、このルーチンは終了する。
図6(A)には、本実施の形態にかかる2種のリーチ演出を複合して演出を実行したときのタイミングチャートが示されている。
図6(A)に示される如く、まず、相対的に期待値の低い先のリーチ演出がスタートすると、この先のリーチ演出の全演出時間(A+B)が終了する前である演出時間Aの時点で、相対的に期待値の高い後のリーチ演出の割り込みがかかる。このとき、後のリーチ演出は、既にスタートしてから演出時間Cが経過したときであり、当該後のリーチ演出の全演出時間(C+D)の内、演出時間Dだけが実行されることになる。
この結果、先のリーチ演出がスタートしてから、仮停止状態を経て、当たり又は外れが確定するエンドまでの演出時間は、A+Dとなる。
これに対し、図6(B)は、2種のリーチ演出をシリアルに合成した場合のタイミングチャート(従来例)である。この図6(B)の場合、当然、それぞれのリーチ演出の全演出時間の合計(A+B+C+D)がスタートからエンドまでの演出時間となり、図6(A)と図6(B)とを比較すると、本実施の形態に係る図6(A)の方が、演出時間がB+C時間分短縮されることになる。しかも、相対的に期待値の低い先のリーチ演出の後半と、相対的に期待値の高い後のリーチ演出の前半を省略しているため、結果を確実に報知するため、期待値の低い先のリーチ演出による冗長な時間を軽減し、かつ、遊技意欲を維持したまま後のリーチ演出に発展させることができる。
以上説明した如く、本実施の形態では、リーチ演出が複合の場合、それぞれのリーチ演出を合成するが、このとき、期待値の低い先に実行されるリーチ演出の演出時間の途中で、相対的に期待値の高い後に実行されるリーチ演出をその演出時間の途中から割り込ませるようにしたので、リーチ「強」の後半、リーチ「極強」の前半が省略されたリーチ演出が生成されることになり、リーチ演出の醍醐味を維持しつつ、冗長となって、遊技意欲を損なうことを回避することができる。
なお、本実施の形態では、期待値の高いリーチ演出に割り込むとき、当該期待値の高いリーチ演出の途中に割り込むようにしたが、図7に示される如く、期待値の高いリーチ演出を最初から実行するようにしてもよい。
図8は、LCD表示部106に表示されるリーチ演出を含む図柄変動パターンの実施例である。
図8の図柄変動パターンは、基本的に演出ストーリーAのリーチ「強」からスタートしており、コマNo.1〜No.5が冒頭演出であり、その後、コマNo.6〜コマNo.14まで順に進む場合がリーチ「強」の単独リーチ演出である。
一方、コマNo.5は、複合リーチ演出として、期待値の低いリーチ「弱」やリーチ「中」から発展したときに割り込まれるスタートコマとなる。言い換えれば、コマNo.5〜No.14が、図6(A)の演出時間Dに相当する。従って、このときの複合リーチ演出時間はA+Dとなる。
また、異なる時期の図柄変動パターンにおいて、リーチ演出が図8に示すリーチ演出「強」からさらに期待値の高いリーチ演出に発展する複合リーチ演出の場合、コマNo.7が、図6(A)の演出時間Aの終焉に相当し、コマNo.8移行の画像は省略され、図8では図示を諸略したが、リーチ「強」よりも期待値の高いリーチ「極強」或いはプレミアムリーチの途中(図6(A)の場合、演出時間Cが経過した時点に割り込み、リーチ演出が実行される。従って、このときの複合リーチ演出時間はA+Dとなる。
なお、図8に示すリーチ演出「強」を中間リーチ演出として、3段階にリーチ演出が発展してくようにしてもよい。すなわち、図8のリーチ演出「強」よりも期待値が低いリーチ演出から始まって、図8のコマNo.5に割り込み、その後、図8のコマNo.7以後、図8のリーチ演出「強」よりも期待値が高いリーチ演出に割り込むようにしてもよい。
PB 遊技球
10 パチンコ機(遊技機)
18 遊技盤
19 遊技釘
28 上皿部
60(60L、60C、60R、60U) スピーカ
105 センター役物
106 LCD表示部(表示装置)
130 特別図柄始動入賞口(A)
130S 特図A始動口センサ
134 特別図柄始動入賞口(B)
134S 特図B始動口センサ
136 電動チューリップ
112 アタッカー
112S アタッカーセンサ
138 電チューソレノイド
148 アタッカーソレノイド
150 主制御部
152 演出制御部(図柄変動演出制御手段)
154 払出制御部
200 コマンド受付部
202 図柄変動パターン読出部
204 リーチ演出実行可否判定部
206 図柄変動パターン種画像情報メモリ
208 図柄変動パターン編集部
210 表示指示部
212 リーチ演出画像情報読出部
214 リーチ演出画像情報メモリ
216 リーチ演出画像編集部
218 複合リーチ演出時短縮合成部

Claims (2)

  1. 遊技盤面に設けられた始動入賞口に遊技球が入賞することで抽選が実行され、当該抽選の結果が当選のとき、遊技盤面上に設けられた大入賞口を所定期間開放することにより遊技球の入賞を可能とし、遊技球の入賞に応じた賞球を可能とする大役ゲームの権利を得る遊技進行制御手段と、予め定めた遊技仕様の下で遊技を進行する際に、前記遊技の進行に応じた遊技情報を視覚を通じて報知する表示装置とを備えた遊技機であって、
    前記表示装置を用いて、複数の図柄列をそれぞれ変動表示させた後、当該変動表示されている各図柄列が停止表示されたときの図柄の配列によって、前記抽選の結果を報知すると共に、前記複数の図柄列の内、1つの図柄列を除く他の図柄列で停止表示された図柄が所定のラインに同じ図柄で揃うリーチ状態となったときに、出現回数に対する前記抽選の当選回数の割合で示される期待値が異なる複数のリーチ演出の何れかを実行する図柄変動演出制御手段を有し、
    前記図柄変動演出制御手段は、
    予め設定された条件が成立した場合に、前記リーチ演出の実行途中であって前記抽選の結果報知前に、当該演出中のリーチ演出よりも前記期待値の高いリーチ演出を割り込ませて実行させる特別演出を実行する、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記割り込まれるリーチ演出が、当該リーチ演出の全編の途中から実行されることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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