JP2012160265A - 照明器具 - Google Patents

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和也 近藤
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正則 松田
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徹 海老原
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Abstract

【課題】小形化が可能であるとともに、放熱性を確保でき、また、組立て性を向上できる照明器具を提供する。
【解決手段】本発明は、発光素子12を光源とする光源部1と;この光源部1に接続され前記発光素子12を点灯制御する点灯装置4と;前記光源部1が熱的に結合されて配設された光源部配設壁21と、この光源部配設壁21から横方向にずれて位置し、前記点灯装置4が配設された点灯装置配設壁22とを有し、これら光源部配設壁21及び点灯装置配設壁22が一体的に形成された放熱部材2と;前記光源部1と点灯装置4とを接続するリード線L1と;前記光源部配設壁21に形成され、前記リード線L1が外方から通過可能な切欠き部21bと;を備える照明器具である。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、光源としてLED等の発光素子を用いる照明器具に関する。
近時、LED等の発光素子の高出力化、高効率化及び普及化に伴い、光源として発光素子を用いて長寿命化が期待できる照明器具が開発されている。
LED等の発光素子は、その温度が上昇するに従い、光の出力が低下し、耐用年数も短くなる。このため、LEDやEL素子等の固体発光素子を光源とする照明器具にとって、耐用年数を延したり発光効率等の特性を改善したりするために、発光素子の温度が上昇するのを抑制することが必要である。
このため、光源としてLEDを用いた照明器具は、光源部の背面側に熱伝導性を有する複数の放熱フィンを設け、放熱性を促進し、発光素子の温度上昇の抑制を図っている。
また、例えば、天井埋込形のダウンライトの光源としてLEDを用いる場合には、天井の埋込み穴の径寸法が予め決まっていることが多く、このため、放熱フィンによって放熱性を向上するには、放熱フィンの高さ寸法を高くしたり、放熱フィンの数を増加させたりすることが必要となる。
一方、この種、照明器具の製造上の組立て性の向上が望まれている。
特開2001−160312号公報 特開2008−159455号公報 特開2008−258066号公報
しかしながら、放熱フィンの高さ寸法を高くする場合には、照明器具の設置スペースが不足する問題が生じ、また、放熱フィンの数を増加させる場合には、コストアップや各放熱フィン間の間隔が狭くなり、対流が起こりにくくなるという問題が発生する。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、小形化が可能であるとともに、放熱性を確保でき、また、組立て性を向上できる照明器具を提供することを目的とする。
本発明の実施形態による照明器具は、発光素子を光源とする光源部と、この光源部に接続され前記発光素子を点灯制御する点灯装置とを備えている。
また、前記光源部が熱的に結合されて配設された光源部配設壁と、この光源部配設壁から横方向にずれて位置し、前記点灯装置が配設された点灯装置配設壁とを有し、これら光源部配設壁及び点灯装置配設壁が一体的に形成された放熱部材を備えている。
さらに、前記光源部と点灯装置とを接続するリード線と、前記光源部配設壁に形成され、前記リード線が外方から通過可能な切欠き部とを備えている。
本発明の実施形態によれば、小形化が可能であるとともに、放熱性を確保でき、また、組立て性を向上できる照明器具を提供することができる。
本発明の実施形態に係る照明器具(ダウンライト)を示す斜視図である。 同照明器具を背面側から見て示す斜視図である。 同照明器具を示す側面図である。 同照明器具を示す分解斜視図である。 同照明器具における放熱部材を示す平面図である。 同照明器具における放熱部材を示す側面図である。 図6中、右側から見て示す側面図である。 同照明器具におけるカバー部材を示す平面図である。 同照明器具におけるカバー部材を示す側面図である。 図9中、左側から見て示す側面図である。 同照明器具の組立構成を示す斜視図である。 同照明器具における放熱部材へのカバー部材の取付け構成を示す斜視図である。 同照明器具の設置状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態に係る照明器具について図1乃至図13を参照して説明する。各図において同一部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
本発明の実施形態に係る照明器具は、天井埋込形の照明器具であり、天井面に形成された埋込み穴に設置するタイプのダウンライトである。
図1乃至図4に示すように、ダウンライトは、光源部1と、放熱部材2と、カバー部材3と、点灯装置4と、端子台5と、反射部材6と、配光部材7とを備えている。
光源部1は、図4に代表して示すように、基板11と、この基板11に実装された複数の発光素子12とを備えてモジュール化されている。
基板11は、各発光素子12の放熱性を高めるうえで、アルミニウム等の熱伝導性が良好で放熱性に優れた金属材料をベース板として適用するのが好ましい。このような基板11として、略長方形状の平板状に形成され、アルミニウム製のべース板の一面に絶縁層が積層された金属製のべース基板が用いられている。なお、ベース板の材料は、絶縁材とする場合には、ガラスエポキシ樹脂(FR−4)やガラスコンポジット基板(CEM−3)等の合成樹脂材料を適用できる。なお、基板11の対角線上には、一対の取付孔11aが形成されており、また、コネクタ11bが設けられている。
発光素子12は、基板11の絶縁層上に実装された複数のLEDのベアチップであり、この複数のLEDのベアチップ上には、このベアチップを覆うように蛍光体を含有した封止樹脂層が塗布されている。
複数のLEDのベアチップには、例えば、白色系の光を発光部で発光させるために、青色の光を発するものが用いられている。封止樹脂層は、透光性合成樹脂、例えば、所定の弾性を有する透明シリコーン樹脂製であり、YAG:Ce等の蛍光体を適量含有した蛍光体層である。蛍光体は、LEDが発する光で励起されて、LEDが発する光の色とは異なる色の光を放射する。LEDが青色光を発する本実施形態では、白色光を出射できるようにするために、蛍光体には青色の光とは補色の関係にある黄色系の光を放射する黄色蛍光体が使用されている。
なお、光源としての発光素子としては、表面実装型のLEDパッケージを用いるようにしてもよく、格別その形態が限定されるものではない。
放熱部材2は、図5乃至図7、図11の参照を加えて説明するように、好適には、厚さ寸法1.6mm〜4mm、本実施形態においては、2mmの厚さ寸法を有するアルミニウムの板金材料からなり、折曲加工されて一体的に形成されている。なお、折曲加工が可能で放熱性を確保できれば他の金属材料を用いてもよい。
放熱部材2は、略六角形状で平坦面を備えた光源部配設壁21と、略長方形状で平坦面を備えた点灯装置配設壁22とを有していて、これら光源部配設壁21及び点灯装置配設壁22が横方向にずれて位置し、折曲部23によって一体的に連結されている。折曲部23は、光源部配設壁21から背面方向(光の照射方向と反対方向)へ折曲されて延出し、段差を形成するように構成されている。
光源部配設壁21の外周には、背面方向へ起立するように折曲形成された一対の放熱フィン21aが形成されている。この放熱フィン21aの起立する高さ寸法は、折曲部23の半分以下程度の低い寸法となっている。また、光源部配設壁21における折曲部23寄りの部分には、外周側の一端を開放した略角形の切欠き部21bが形成されている。さらに、光源部配設壁21の平坦面上には、対向するように一対のねじ貫通孔21c及び位置決め用貫通孔21dが形成されている。この光源部配設壁21の前面側には、前記光源部1が熱伝導シート9を介して配設されるようになっている。
点灯装置配設壁22の前側両側には、背面方向へ起立するように折曲形成された一対の前側壁22aが形成されており、後側両側には、同様に、背面方向へ起立するように折曲形成された一対の後側壁22bが形成されている。また、この一方の後側壁22bからは、横方向に折曲されて延出した端子台取付壁22cが形成されている。さらに、点灯装置配設壁22の後部側には、コ字状をなす後部壁22eが折曲して形成されている。そして、前記端子台取付壁22cの先端側と後部壁22eとの間には、外側に開放する開放口22fが形成されるようになっている(主として図7及び図11を参照)。
このように形成された放熱部材2において、図3に代表して示すように、光源部配設壁21の背面側には、所定のスペースSが形成される。このスペースSは、折曲部23によって形成される段差により形成されるようになる。
なお、折曲部23を形成することが好ましいが、必ずしも形成する必要はない。折曲部23を形成しない場合においても光源部配設壁21及び点灯装置配設壁22を横方向にずれて位置させることができる。例えば、放熱部材2を平坦状に形成してもよい。この場合にも光源部配設壁21の背面側に、所定のスペースSを確保することが可能となる。
カバー部材3は、図8乃至図10、図12の参照を加えて説明するように、亜鉛めっき鋼板等からなり、横断面が略コ字状に折曲形成されて点灯装置配設壁22及び端子台取付壁22cを覆うようになっていて、折曲形成された上面壁33及び両側壁34を有している。
また、前端側には、点灯装置4から導出されるリード線L1を覆うフロントカバー31が垂下するように設けられている。このフロントカバー31は、図10に示すように、図示上、左側面視において四角形状に形成されていて、下方に向かって幅が狭くなるテーパ状Tをなしている。
さらに、カバー部材3における前方側(図示上、左側)の両側壁34とフロントカバー31の両側端との間には、嵌合隙間35が形成されている。また、後方側の上面壁33と両側壁34との境目、つまり、折曲線上には、嵌合孔36が形成されている。これら嵌合隙間35及び嵌合孔36は、放熱部材2の厚さ寸法(板厚)において嵌合し得る寸法に形成されている。
加えて、カバー部材3には、適宜箇所に折曲爪片32が形成されている。この折曲爪片32は、カバー部材3を放熱部材2に組み合わせた際に、内側に折り曲げられて、カバー部材3を放熱部材2に固定する機能を有している。なお、図示においては、説明上、折り曲げ前の状態を示している。
点灯装置4は、図11及び図12の参照を加えて示すように、回路基板41と、この回路基板41に実装された制御用IC、トランス、コンデンサ等の回路部品42とを備えている。回路基板41は、略長方形状に形成されていて、点灯装置配設壁22に取付けられて配設されている。具体的には、点灯装置配設壁22に立設された合成樹脂製の絶縁性固定具43によって、点灯装置配設壁22と所定間隔離間し、かつ絶縁シートを介して取付けられている。
また、回路基板41からは光源部1におけるコネクタ11b及び端子台5に接続されるリード線L1、L2が導出されている。したがって、点灯装置4は、端子台5を介して商用交流電源にリード線L2によって接続され、この交流電源を受けて直流出力を生成し、光源部1に接続されたリード線L1を介してその直流出力を発光素子12に供給して発光素子12を点灯制御するようになっている。
端子台5は、PBT樹脂等の合成樹脂から箱状に形成されていて、端子台取付壁22cの裏面側にねじ止めされて取付けられている。この端子台5には、商用交流電源の電源線が接続されるようになっている。
反射部材6は、図4及び図11に示すように、PBT樹脂等からなり、背面側に開口61を有し、前面側に拡開する反射面62を備えて白色を呈して短円筒状に形成されている。また、背面側には、一対の円柱状をなす第1の位置決め突起63及び角形をなす第2の位置決め突起64が形成されている。また、一対のねじ穴が形成されたボス65が設けられている。
配光部材7は、前面側へ向かって広がる円錐状に形成されている。配光部材7は、例えば、白色を呈するAES樹脂で形成され、内周面が反射面として構成されている。また、配光部材7には、前面側に向かうに従い広がった略円形の開口端部に、化粧枠として外周方向に延びる環状のフランジ71が一体に形成されている。さらに、配光部材7の外周部には、略120度の等間隔をおいて3個の取付用板ばね72が装着されている。
なお、配光部材7の背面側、すなわち、反射部材6の前面側には、拡散性を有するアクリル樹脂製の透光性カバー8が配設されるようになっている。
上記のように構成されるダウンライトは、主として図4に示すように、光源部1、反射部材6、透光性カバー8及び配光部材7が光源部配設壁21、具体的には、光源部配設壁21の前面側に取付けられる。また、点灯装置配設壁22には、点灯装置4が取付けられ、この点灯装置4及び端子台5を覆うようにカバー部材3が取付けられる。
ここで、図11及び図12を参照して本実施形態の組立構成について詳細に説明する。
本実施形態では、点灯装置4に光源部1を予めリード線L1によって接続し、また、点灯装置4と端子台5とを予めリード線L2によって接続した状態で組立てが可能になっている。したがって、組立て作業が容易となり、リード線L1、L2の長さを短くすることが可能となる。
図11に示すように、点灯装置4と光源部1とがコネクタを介してリード線L1によって接続され、また、端子台5がリード線L2によって接続されている。この状態で、まず、点灯装置4の基板41に形成された貫通孔に、点灯装置配設壁22に設けられた絶縁性固定具43を圧入するようにして、点灯装置4を点灯装置配設壁22に取付ける。
次に、端子台5側のリード線L2を開放口22fを通過させるようにして、端子台5を端子台取付壁22cの裏面側に配置してねじ止めして取付ける。
次いで、光源部1側のリード線L1を切欠き部21bを外側から通過させて、光源部1を光源部配設壁21の前面側へ位置させる。
続いて、光源部1の取付け構成について説明する。上記のように光源部1と点灯装置4とがリード線L1によって接続された状態で、まず、基板1の一対の取付孔11aに反射部材6の第1の位置決め突起63が挿通するようにして、基板1を反射部材6に配置する。そして、熱伝導シート9の取付孔9aを同様に、反射部材6の第1の位置決め突起63が挿通するようにして、熱伝導シート9を基板11の背面側(裏面側)に重ね合わせるように配置する。
この状態で、放熱部材2における光源部配設壁21の切欠き部21bに反射部材6の第2の位置決め突起64を挿通させるとともに、光源部配設壁21の位置決め用貫通孔21dに反射部材6の第1の位置決め突起63を僅かながら挿通させる。このようにして、光源部配設壁21を熱伝導シート9の上に配置する。したがって、切欠き部21bは、位置決め機能を果たす役割と、前記リード線L1を通過させる役割との双方を担っているものである。
次いで、光源部配設壁21のねじ貫通孔21cを貫通するねじを反射部材6のボス65にねじ込む。これによって、光源部1は、放熱部材2の光源部配設壁21に配設される。なお、この状態では、点灯装置4と光源部1とを接続するリード線L1は、折曲部23と対応し、折曲部23の前方に配設されるようになる(図3参照)。
以上のように、点灯装置4に光源部1及び端子台5を予めリード線L1、L2で接続した状態で組立てが可能なため、組立て作業が容易となり、組立て性、製造性の向上を図ることができる。なお、点灯装置4に光源部1及び端子台5の双方を予めリード線L1、L2で接続した状態で組立てることが好ましいが、例えば、点灯装置4に光源部1のみを予めリード線L1によって接続した状態で組み立てるようにしてもよい。
また、光源部1は、位置決めされて配置されるので、位置合わせが容易となるとともに、反射部材6の取付けと同時に取付けられるので、組立て性が向上できる。さらに、光源部1は、位置決めされて配置されるので、光軸がずれるのを防止することができる。さらにまた、光源部1には、直接的にねじ等による固定手段の締め付け力が作用しないので、基板11の変形や損傷を抑制することが可能となる。
加えて、基板11の背面側は、熱伝導シート9を介して光源部配設壁21に密着して配設され、光源部1は、光源部配設壁21と熱的に結合されるようになる。なお、熱伝導シート9を設けることが好ましいが、基板11から光源部配設壁21への熱伝導が確保できれば、必ずしも設ける必要はない。
また、図12に示すように、カバー部材3は、点灯装置4及び、点灯装置4と光源部1とを接続するリード線L1を覆い、また、端子台5、リード線L2を覆うように上方から放熱部材2に取付けられる。
具体的には、カバー部材3の両側壁34の内面側が前側壁22a及び後側壁22bの外面側にガイドされ、また、前側壁22aの前端側における厚さ寸法分が嵌合隙間35に嵌合し、さらに、後側壁22bの上端側における厚さ寸法分が嵌合孔36に嵌合して組み合わされる。この場合、カバー部材3のフロントカバー31は、テーパ状Tに形成されているので、前側壁22a間に上から挿入しやすく、カバー部材3の取付けを円滑に行うことができる。
次いで、適宜箇所に形成された折曲爪片32を内側に折り曲げてカバー部材3を放熱部材2に固定し取付ける。このカバー部材3の取付完了状態においては、カバー部材3によって点灯装置4、端子台5が覆われ、また、カバー部材3の前端側のフロントカバー31によって、折曲部23と対応して配設されたリード線L1が覆われるようになる(図3参照)。
以上のようにカバー部材3は、放熱部材2にねじ等の別個の固定手段を用いることなく、嵌合構造によって取付けることが可能となっている。したがって、組立て作業性が効率化できる効果を奏する。
次に、図13を参照してダウンライトの設置方法の概要を説明する。まず、天井面C裏に配線されている電源線を天井面Cに形成された埋込穴Hから引き出し、端子台5に接続する。ダウンライトの後部側、つまり、端子台5側から埋込穴Hに図示矢印で示す方向に回動しながら挿入し、天井面C裏のスペースに挿入していく。
同時に、取付用板ばね72を両手で弾性力に抗して押し窄めるように操作して、配光部材7を支えながら埋込穴Hから挿入する。配光部材7が埋込穴Hに挿入されるに伴い、手を離し配光部材7を押し上げる。これにより、取付用板ばね72が外側方向に復帰して天井面C裏面に当接し、この弾性力によってダウンライトが上方に引き上げられて、配光部材7の化粧枠としてのフランジ71が埋込穴Hの周縁に圧接され、ダウンライトが天井面Cに設置される。
この場合、光源部配設壁21の背面側には、スペースSが形成されているため、埋込穴Hや天井裏の空間に制約がある中、回動に伴って、ダウンライトが埋込穴Hの縁に干渉して、つまり、引っ掛かったり、ぶつかったりして設置が困難になるのを回避することが可能となる。したがって、設置が容易となり、施工性の向上が期待できる。
次に、本実施形態の作用を説明する。点灯装置4に通電されると、光源部1の基板11に電力が供給されることによって、発光素子12が発光する。各発光素子12から出射された光の多くは、反射部材6の開口61から透光性カバー8を透過して前方に照射される。一部の光は、反射部材6の反射面62で一旦反射されることによって配光制御され、透光性カバー8を透過して前方に照射される。そして、これら前方に照射された光は、配光部材7の反射面によって全体的に配光制御されて照射される。
発光素子12の発光中は熱が発生する。発光素子12から発生する熱は、主として基板11の背面側から熱伝導シート9を介して放熱部材2の光源部配設壁21に伝導される。さらに、この熱は、折曲部23を経由して点灯装置配設壁22へ伝導される。そして、この伝導の過程で放熱が行われる。
加えて、光源部配設壁21の背面側にはスペースSが形成されているので、このスペースSによって対流が有効に行われ放熱効果が促進される。
また、光源部配設壁21の外周に折曲形成された一対の放熱フィン21aによっても放熱が促進される。
このように、放熱部材2は、光源部配設壁21と点灯装置配設壁22とを一体的に連結して段差を形成する折曲部23を備えているので、放熱面積を増加させることができるとともに、対流経路を確保して放熱効果を向上させることができる。
また、端子台5は、光源部配設壁21から点灯装置4を経由して離れた部位に配設されているので、熱的影響を受けるのを軽減することができ、劣化を抑制できる。
以上のように本実施形態によれば、小形化が可能であるとともに、放熱性を確保でき、また、組立て性を向上できる照明器具を提供することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、光源部配設壁と点灯装置配設壁とを一体的に連結して段差を形成する折曲部を形成することが好ましいが、必ずしも形成する必要はない。折曲部を形成しない場合においても光源部配設壁及び点灯装置配設壁を横方向にずれて位置させることができ、この場合にも光源部配設壁の背面側に、所定のスペースを確保することが可能となる。
1・・・光源部、2・・・放熱部材、3・・・カバー部材、4・・・点灯装置、
5・・・端子台、6・・・反射部材、7・・・配光部材、11・・・基板、
12・・・発光素子(LED)、21・・・光源部配設壁、21b・・・切欠き部、
22・・・点灯装置配設壁、22f・・・開放口、23・・・折曲部、
31・・・フロントカバー、L1・・・点灯装置と光源部とを接続するリード線、
L2・・・点灯装置と端子台とを接続するリード線、S・・・スペース

Claims (2)

  1. 発光素子を光源とする光源部と;
    この光源部に接続され前記発光素子を点灯制御する点灯装置と;
    前記光源部が熱的に結合されて配設された光源部配設壁と、この光源部配設壁から横方向にずれて位置し、前記点灯装置が配設された点灯装置配設壁とを有し、これら光源部配設壁及び点灯装置配設壁が一体的に形成された放熱部材と;
    前記光源部と点灯装置とを接続するリード線と;
    前記光源部配設壁に形成され、前記リード線が外方から通過可能な切欠き部と;
    を具備することを特徴とする照明器具。
  2. 発光素子を光源とする光源部と;
    この光源部に接続され前記発光素子を点灯制御する点灯装置と;
    前記光源部が熱的に結合されて配設された光源部配設壁と、この光源部配設壁から横方向にずれて位置し、前記点灯装置が配設された点灯装置配設壁とを有し、これら光源部配設壁及び点灯装置配設壁が、光源部配設壁から背面方向へ折曲されて延出し段差を形成する折曲部によって一体的に連結された放熱部材と;
    前記折曲部に対向するように配設された前記光源部と点灯装置とを接続するリード線と;
    前記放熱部材に取付けられ、少なくとも前記点灯装置及びリード線を覆うカバー部材と;
    を具備することを特徴とする照明器具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014078456A (ja) * 2012-10-12 2014-05-01 Mitsubishi Electric Corp 照明装置
JP2015050007A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 コイズミ照明株式会社 照明器具
JP2015050008A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 コイズミ照明株式会社 照明器具

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