JP2012156145A - 燃料電池システムの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 燃料電池システム1において制御部51は、燃料電池セル21から排出された使用済燃料および使用済酸化剤を混合して外部に排出するための排気管27内に配置され、この排気管27内の酸素濃度を検出することにより未反応燃料を検出する全領域空燃比センサ44による検出結果に基づいて、空気導入バルブ12の開度を制御することにより、酸化剤供給量を排気管27内に未反応燃料が存在しなくなるよう制御する。従って、排気管27内に未反応燃料が検出された場合に、酸化剤供給量を増やすことにより燃料電池セル21からの電力量を増やすことができるので、燃料の消費効率を向上させることができる。
【選択図】図1
Description
ところで、上記に記載の燃料電池システムにおいて、検出手段は、未燃焼ガスを検出することができるものであれば何でもよいが、排出路内の酸素濃度を検出することにより未反応燃料を検出することが望ましい。
さらに、上記に記載の燃料電池システムにおいては、燃料電池セルの温度を測定する第1測定手段と、第1測定手段による測定結果が予め定められた第1閾値以上であるか否かを判定し、測定結果が第1閾値以上である場合に、酸化剤供給手段を介して燃料電池セルに供給する酸化剤の量を増加させる第1冷却制御手段と、を備えていることが望ましい。
加えて、上記何れかに記載の燃料電池システムにおいては、燃料電池セルの温度を測定する第2測定手段と、燃料電池セルの周囲に形成された流路に液体または気体を供給することにより、この流路内の液体または気体に前記燃料電池セルからの熱を吸収させ、前記燃料電池セルを冷却する冷却手段と、第2測定手段による測定結果が予め設定された第2閾値以上であるか否かを判定し、測定結果が第2閾値以上である場合に、冷却手段を介して流路に液体または気体を供給する第2冷却制御手段と、を備えていることが望ましい。
図1は本発明が適用された燃料電池システム1の構造を模式的に示す説明図である。
燃料電池システム1は、図1に示すように、燃料電池ユニット20と、燃料電池ユニット20に接続された多数の配管と、これらの配管に接続された多数の装置とから構成されている。
燃料電池セル21は、例えば、公知の固体電解質型燃料電池(SOFC)が多数積層された構成とされており、内部において燃料と酸化剤とを電解質体を介して化学反応させることにより正極端子46と負極端子48との間に電力を発生させる。なお、正極端子46および負極端子48には、これらの端子から駆動対象物までの通電を行うための配線(正極側配線47および負極側配線49)が接続されている。
カバー部材22は、燃料電池セル21と密着することなく、後述するバーナ31(本発明でいう燃焼手段)により燃焼されたガスを導入可能な隙間が形成されている。そして、カバー部材22は、燃料電池セル21を冷却するための冷却水を注入可能な水路23(本発明でいう流路)を備え、この水路23は、燃料電池セル21の側面の形状に沿って螺旋状に形成されている。
また、冷却水導入管24および冷却水排出管26には、冷却水を導入または排出するための、冷却水導入バルブ25および冷却水排出バルブ29が備えられている。
ここで、各バルブの上流側にある物質(空気、燃料、および冷却水)は、それぞれ一定の圧力で加圧されており、各バルブの開度を調節するだけで各バルブを通過する物質の流量を調節することができるよう構成されている。
燃料電池システム1の制御系は、図2に示すように、CPU、ROM、RAM等を有する公知のマイクロコンピュータとしての制御部51を中心にして構成されている。そして、この制御部51には、燃料電池セル21からの出力(例えば、電圧や電流)をモニタする電圧測定部53および発電電力量測定部54としての機能が内蔵されている。
なお、燃料電池制御処理において、S150〜S160、S180〜S190、S230〜S240の処理は、本発明でいう供給制御手段に相当する。
即ち、S110では、空気導入バルブ12および燃料導入バルブ14をROMに記憶された第1基準量だけ開き、S120に移行する。
次に、S170〜S220では、燃料電池セル21が目標とする温度になるまで暖気を行うための処理を行う。
まっていればS200に移行し、検出結果が許容空燃比範囲に収まっていなければS190に移行する。
S200では、各温度センサ41〜43により検出された温度がROMに記憶された発電許容温度以上であるか否かを判定する。各温度センサ41〜43により検出された温度の全てが発電許容温度以上であればS210に移行し、各温度センサ41〜43により検出された温度の何れかが発電許容温度未満であればS180に戻る。
即ち、S220では、空気導入バルブ12および燃料導入バルブ14をROMに記憶された第3基準量だけ開き、S230に移行する。
また、S250では、燃料電池スイッチ33を遮断状態から通電状態に切り替え、S260に移行する。
そして、S320に移行し、空気導入バルブ12および燃料導入バルブ14を徐々に(ROMに記憶されている制御量に基づいて段階的に)閉じる。
ここで、前述の燃料電池制御処理(図3)の中の発電制御処理(S260)について、図4(b)を用いて説明する。図4(b)は発電制御処理を示すフローチャートである。
S440では、RAM内に記録されたバルブフラグがON状態であるか否かを判定する。バルブフラグがON状態であればS480に移行し、バルブフラグがOFF状態であれば発電制御処理を終了する。ここで、バルブフラグとは、冷却水導入バルブ25および冷却水排出バルブ29が開状態にされているか否かを示すフラグであって、バルブフラグがON状態のときに冷却水導入バルブ25および冷却水排出バルブ29が開状態にされている。
そして、S460に移行し、バルブフラグがON状態であるか否かを判定する。バルブフラグがON状態であればS470に移行し、バルブフラグがOFF状態であればS500に移行する。
そして、S490では、RAM内のバルブフラグをOFFに設定し、発電制御処理を最初から繰り返す。
そして、S520では、RAM内のバルブフラグをONに設定し、発電制御処理を最初から繰り返す。
さらに、燃料電池セル21において燃料が消費されると、バーナ31に供給される燃料の量が少なくなるので、燃料電池セル21が過剰に暖められることを防止することができる。このため、燃料電池セル21の温度管理を容易に行うことができる。
なお、本発明の実施の形態は、上記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
また、本実施例において、排気管27内の未燃焼ガスを検出するために全領域空燃比センサ44を用いたが、例えば、HCセンサなど、未燃焼ガスを検出することができるものであれば何を用いてもよい。
Claims (3)
- 燃料および酸化剤を電解質体を介して化学反応させることにより電力を発生させる燃料電池セル(21)と、
前記燃料電池セル(21)の負極に燃料を供給する燃料供給手段(13,14)と、
前記燃料電池セル(21)の正極に酸化剤を供給する酸化剤供給手段(11,12)と、
前記燃料電池セル(21)から排出された使用済燃料および使用済酸化剤を混合して外部に排出するための排出路(18,19,27)内に配置され、該排出路(18,19,27)内の未反応燃料の有無を検出する検出手段(44)と、
前記排出路(18,19,27)内における検出手段(44)が配置された位置よりも上流側に配置され、自身から発生する燃焼熱を利用して前記燃料電池セル(21)を加温する燃焼手段(31)と、
前記燃料電池セル(21)の温度を測定する測定手段(41,42)と、
を備えた燃料電池システムの制御方法であって、
前記燃料電池セル(21)に前記燃料および前記酸化剤を供給する供給工程(S110,S170,S220)と、
前記検出手段(44)による検出結果に基づいて、当該燃料電池システムにおいて燃料を完全に消費させるために必要な酸化剤の量よりも酸化剤の量が過剰となるようにする、燃料と酸化剤との比率の範囲を算出する算出工程(S130,S180,S240)と、
前記燃料電池セル(21)に供給される燃料および酸化剤の比率が前記算出工程で算出された比率の範囲内になるように、前記燃料供給手段(13,14)による燃料供給量および前記酸化剤供給手段(11,12)による酸化剤供給量の少なくとも一方を制御することで前記排出路(18,19,27)内に未反応燃料が存在しなくなるよう制御する制御工程(S110〜S260)と、
を備え、
前記制御工程(S110〜S260)として、
前記燃焼手段(31)に対して前記燃料および前記酸化剤を供給することで前記測定手段(41,42)にて測定される温度が、前記燃料電池セルが起動するための第1温度になるまで加温する第1加温工程(S110〜S160)と、
前記第1加温工程(S110〜S160)後に、前記燃焼手段(31)に対して前記燃料および前記酸化剤を供給することで、前記測定手段(41,42)にて測定される温度が、前記第1温度よりも高い温度であって前記燃料電池セルが発電するための第2温度になるまで加温する第2加温工程(S170〜S210)と、
前記第2加温工程(S170〜S210)後に、前記燃料電池セルによる発電を開始する発電開始工程(S250)と、
を実施することを特徴とする燃料電池システムの制御方法。 - 請求項1に記載の燃料電池システムの制御方法において、
前記制御工程(S110〜S260)では、燃料を完全に消費させるために必要な酸化剤の量に対する酸化剤の量の過剰率が1.1〜2.0の範囲内になるよう燃料供給量および酸化剤供給量の少なくとも一方を制御すること
を特徴とする燃料電池システムの制御方法。 - 請求項1または請求項2に記載の燃料電池システムの制御方法において、
前記制御工程(S110〜S260)として、
前記発電開始工程(S250)後に、前記第1測定手段(41,42)にて測定される温度が予め定められた閾値以上であるか否かを判定し、測定結果が閾値以上である場合に、前記燃焼手段(31)が失火しない程度に前記比率を上げる比率上昇工程(S450)
を実施することを特徴とする燃料電池システムの制御方法。
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