JP5962579B2 - 燃焼装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料を燃焼させて高温の燃焼ガスを生成する燃焼装置に関する。
燃焼装置にて生成した燃焼ガスの燃焼熱により、都市ガス等の原料を改質して水素を含む燃料ガスを生成する改質器を備える固体酸化物形の燃料電池システムが、従来から知られている。
固体酸化物形の燃料電池システムの起動当初には、冷間から発電可能な温度にまで燃料電池システムが暖機され、その暖機時には、燃焼装置において一酸化炭素の排出を抑える必要がある。特に、固体酸化物形の燃料電池システムでは、燃料電池本体と改質器に設けられた燃料改質触媒との酸化による劣化等を防止するために不活性ガスがアノードラインに暖機中の所定温度範囲において導入される。そして、その不活性ガスが燃焼装置にも流通し燃焼装置内での燃焼を阻害するので、一酸化炭素の排出を抑える必要性が高い。
これに対し、特許文献1のように、触媒を有する浄化装置を燃焼後の排ガスの排気通路に設けてその排ガスを浄化することが知られている。
また、特許文献2のように、燃焼に供される燃料を予熱しそれにより燃焼装置での燃焼を改善することが知られている。
特開2012−28165号公報 特開2004−156898号公報
燃焼装置の燃焼で発生した一酸化炭素の排出を抑えることを目的として、上述したように、排ガスを浄化装置によって後処理することや、燃料を予熱することが考えられる。しかし、燃焼装置の構成上の都合等により、それら以外の方法もしくは装置を用いて一酸化炭素の排出を抑える必要があった。
本発明は上記点に鑑みて、特許文献1、2に開示された方法とは異なる方法により、一酸化炭素の排出を抑えることができる燃焼装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明に係る燃焼装置では、燃料と酸化剤ガスとの混合気を燃焼させる燃焼室(401)と、
その燃焼室内に露出しており発熱する発熱部(481)と、
燃焼室へ酸化剤ガスを導入する流路であって、燃焼室へ導入される酸化剤ガスが発熱部に当たってから、燃焼室を形成している壁面(402)に衝突するように形成された酸化剤ガス流路(421)と、
混合気の着火前において、壁面の温度(Tb)が予め定められた閾値(Tb0)を超えるまで、その壁面に衝突する酸化剤ガスを発熱部が加熱するようにその発熱部を制御する制御装置(16)とを備えていることを特徴とする。
上述の発明によれば、制御装置は、混合気の着火前において、壁面の温度(Tb)が予め定められた閾値(Tb0)を超えるまで、その壁面に衝突する酸化剤ガスを発熱部が加熱するようにその発熱部を制御するので、このような発熱部の制御がなされない場合と比較して、燃焼室の壁面近傍において不完全燃焼が生じにくくなり、一酸化炭素の排出を抑えることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した括弧内の各符号は、後述する実施形態に記載した各符号に対応したものである。
本発明に係る燃焼装置を含む燃料電池システム8の概略構成図である。 図1の燃料電池システム8が有する燃焼器14の上面図である。 図2のIII−III断面図である。 図1の燃料電池システム8が有する電子制御装置16の制御処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る燃焼装置を含む燃料電池システム8の概略構成図である。図1に示すように、燃料電池システム8は、燃料電池10と燃料改質器12と燃焼器14と電子制御装置16とを備えている。本実施形態では、燃焼器14と電子制御装置16とが本発明における燃焼装置を構成している。
燃料電池10は、作動温度が800℃程度の高温となる固体酸化物形燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)で構成されており、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により電気エネルギを出力する。具体的には、燃料電池10では、以下の反応式F1、F2に示す水素および酸素の電気化学反応、および反応式F3、F4に示す一酸化炭素(CO)および酸素の電気化学反応により、電気エネルギが出力される。なお、本実施形態において、酸化剤ガスは具体的には空気である。
(アノード)2H+2O2− → 2HO+4e…F1
(カソード)O+4e → 2O2−…F2
(アノード)2CO+2O2− → 2CO+4e…F3
(カソード)O+4e → 2O2−…F4
燃料電池10には、酸化剤ガスの供給経路を成す空気供給配管18と、燃料ガスの供給経路を成す燃料供給配管20と、酸化剤ガスのオフガスすなわち排出空気の排出経路を成す空気排出配管22と、燃料ガスのオフガスすなわち排出燃料の排出経路を成す燃料排出配管24とがそれぞれ接続されている。
空気供給配管18には、空気流量調整弁181が設けられている。空気流量調整弁181は、電子制御装置16からの制御信号に応じて、空気供給配管18を流れる空気の流量を調節する。また、空気流量調整弁181は、空気の流量を零にすることすなわち空気の流れを遮断することもできる。
燃料供給配管20には、上流側から順に、燃料流量調整弁201、燃料改質器12が設けられている。燃料流量調整弁201は、電子制御装置16からの制御信号に応じて、燃料供給配管20を流れる燃料ガスの流量を調節する。また、燃料流量調整弁201は、燃料ガスの流量を零にすることすなわち燃料ガスの流れを遮断することもできる。
燃料改質器12には水供給配管26が接続されており、その水供給配管26には、水流量調整弁261、燃焼器14からの高温の燃焼ガスで水を加熱して水蒸気を生成する不図示の熱交換器が、上流側から順に設けられている。すなわち、水供給配管26は、燃料改質器12へ水蒸気を供給するための配管である。
水流量調整弁261は、電子制御装置16からの制御信号に応じて、水供給配管26を流れる水もしくは水蒸気の流量を調節する。また、水流量調整弁261は、水もしくは水蒸気の流量を零にすることすなわち水もしくは水蒸気の流れを遮断することもできる。
燃料改質器12は、燃料ガスと水蒸気とを混合した混合ガスを燃焼器14からの燃焼ガスと熱交換させて加熱すると共に、水蒸気改質により水素および一酸化炭素を含む燃料ガスを生成する燃料ガス生成器である。なお、燃料改質器12に供給される燃料ガスはメタン例えば都市ガスである。また、燃料改質器12では、水蒸気改質に限らず、例えば、燃料電池10の起動時等に部分酸化改質を行うようにしてもよい。
また、燃料電池システム8には、可燃ガス用配管28が設けられている。その可燃ガス用配管28は、燃料ガスの原料を燃焼器14での燃焼用の可燃ガスとして、燃料改質器12および燃料電池10等を迂回して燃焼器14へ導入する配管である。可燃ガス用配管28には可燃ガス流量調整弁281が設けられており、その可燃ガス流量調整弁281は、電子制御装置16からの制御信号に応じて、可燃ガス用配管28を流れる可燃ガスの流量を調節する。また、可燃ガス流量調整弁281は、可燃ガスの流量を零にすることすなわち可燃ガスの流れを遮断することもできる。なお、上記可燃ガスは、本発明における燃料に対応する。
空気排出配管22は、燃料電池10から排出される酸化剤ガスである排出空気を燃焼器14に導くように配設されている。具体的には、空気排出配管22は二手に分かれて燃焼器14に接続されており、第1配管22aと第2配管22bとから構成されている。
燃料排出配管24は、燃料電池10から排出され未反応ガスを含む排出燃料を燃焼器14に導くように配設されている。具体的に、燃料排出配管24は、可燃ガス用配管28における可燃ガス流量調整弁281の下流側に接続されている。燃焼器14では、上記未反応ガスすなわち可燃ガスと排出空気とが混合され燃焼されることで高温の燃焼ガスが生成されるが、燃焼器14の起動時には、燃料電池10を経ない可燃ガスが可燃ガス用配管28及び可燃ガス流量調整弁281を通って燃焼器14に供給され燃焼される。
燃焼器14には、内部で生成した高温の燃焼ガスを排出する不図示の燃焼ガス排出配管が接続されている。例えば、この高温の燃焼ガスは、燃料電池10に導入される空気および燃料ガスを加熱することに利用される。従って、上記燃焼ガス排出配管は燃料改質器12等に接続されている。
以上までが本実施形態の燃料電池システム8の概略構成である。次に、燃焼器14の構成について図2、3を用いて説明する。図2は燃焼器14の上面図であり、図3は図2のIII−III断面図である。なお、図2,3では、図を見易くするため、着火装置48を二点鎖線で表している。
図2および図3に示すように、燃焼器14は、燃焼室401が形成された燃焼部40と、第1空気流路421が形成された第1空気導入部42と、第2空気流路441が形成された第2空気導入部44と、可燃ガス流路461が形成された可燃ガス導入部46と、着火装置48と、燃焼室温度センサ50(図1参照)とを備えている。
燃焼部40は、その内部に燃焼室401が形成され上下方向に延びる筒状を成している。燃焼室401では、可燃ガスと空気とが混合されその混合気が燃焼される。燃焼室401は、上下方向に延びる燃焼室軸心CL1に垂直な断面がその燃焼室軸心CL1を中心とする円形状をなすように形成されており、上側の上部燃焼室401aと下側の下部燃焼室401bとから構成されている。
上部燃焼室401aでは、燃焼室軸心CL1に垂直な断面形状が上下方向の何れの部位でも同じになっている。一方で、下部燃焼室401bは、燃焼室軸心CL1に垂直な断面積が下方に向かうほど小さくなるテーパ形状をなしている。
また、燃焼室401を形成している壁面402すなわち燃焼室内壁面402は、耐熱性が高く、熱を拡散させ難い材料すなわち熱伝導率が小さい材料で構成されている。例えば、セラミックなどで構成されている。
着火装置48は、電子制御装置16からの制御信号に従って、可燃ガスと空気との混合気に着火する。着火装置48は、棒状の形状を成したグロープラグである。着火装置48は、燃焼部40の側方から下部燃焼室401b内に突き出るように挿入されている。着火装置48は、その先端に発熱部481を備えており、その発熱部481は細い円柱形状を成し下部燃焼室401b内に露出している。
着火装置48の発熱部481は、通電されることにより発熱し、例えば表面が発熱によって赤色変化し1400℃程度にまで達する。すなわち、着火装置48による混合気の着火は、火花着火ではなく熱面着火である。要するに、着火装置48は、混合気の熱面着火を行う熱面着火装置である。図2および図3では、発熱部481はハッチングで図示されている。
可燃ガス導入部46には、可燃ガスを燃焼室401内に導入するために、可燃ガス流路461が形成されている。可燃ガス流路461の一端は可燃ガス用配管28(図1参照)に接続され、可燃ガス流路461の他端は、下部燃焼室401bを形成している下端面403に開口している。すなわち、可燃ガス流路461は、可燃ガスを燃焼室401の下方からその燃焼室401内へ導入する。
第1空気導入部42には、第1配管22a(図1参照)からの空気を燃焼室401内に導入するために、第1空気流路421が形成されている。その第1空気流路421は、燃焼室軸心CL1に直交する横方向に延びた貫通孔で構成されている。第1空気流路421は、本発明における酸化剤ガス流路に対応する。
また、第1空気流路421の一端は第1配管22aに接続され、第1空気流路421の他端は、下部燃焼室401bの燃焼室内壁面402に開口している。すなわち、第1空気流路421は、第1配管22aからの空気を燃焼室401の側方からその燃焼室401内へ導入する。
また、第1空気流路421は、その第1空気流路421の空気流れ方向に延びる軸心が燃焼室軸心CL1とは交差しないように、且つ、第1空気流路421から燃焼室401内に入った空気が燃焼室内壁面402に衝突するように配設されている。
更に、着火装置48の発熱部481が、燃焼室401内においてその第1空気流路421の軸心上に位置するように配設されている。すなわち、第1空気流路421を通って燃焼室401内へ導入される空気は、その発熱部481に当たってから、燃焼室内壁面402に衝突する。
第2空気導入部44には、第2配管22b(図1参照)からの空気を燃焼室401内に導入するために、第2空気流路441が形成されている。その第2空気流路441は、燃焼室軸心CL1に平行な方向から見たときに、第1空気流路421に対し燃焼室軸心CL1を中心とした点対称形状を成すように形成されている。すなわち、第2空気流路441は、燃焼器14の上面図である図2において、第1空気流路421に対し燃焼室軸心CL1を中心とした点対称形状を成している。
また、第2空気流路441の一端は第2配管22bに接続され、第2空気流路441の他端は、下部燃焼室401bの燃焼室内壁面402に開口している。すなわち、第2空気流路441は、第2配管22bからの空気を燃焼室401内へその燃焼室401の側方から導入する。
このように配設された第1空気流路421と第2空気流路441との関係から、燃焼室401内では、第1空気流路421と第2空気流路441とのそれぞれから導入された空気が、図2、3の矢印ARrvのように燃焼室内壁面402に沿って旋回流を生じる。すなわち、燃焼室401は、その空気の旋回流が生じるように形成されている。また、第1空気流路421から導入される空気に着目すれば、その空気は、着火装置48の発熱部481に当たってから燃焼室内壁面402に衝突し、そのように衝突してから旋回流を生じる。
燃焼室温度センサ50は、例えば図1に示すように燃焼室内壁面402に設けられており、その燃焼室内壁面402の温度Tbすなわち燃焼室壁面温度Tbを検出する温度検出装置である。そして、その燃焼室壁面温度Tbを表す検出信号を電子制御装置16へ出力する。
また、図3において燃焼器14は、燃焼部40の蓋として機能する不図示の天板を、燃焼部40の上端に備えている。その天板には、燃焼ガスを排出するための燃焼ガス排出口が形成されており、その燃焼ガス排出口には前述した燃焼ガス排出配管が接続されている。
次に、電子制御装置16の構成および電子制御装置16が実行する制御処理等を説明する。電子制御装置16は、CPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータとその周辺回路とから構成されており、ROM等に予め記憶されたコンピュータプログラムに従って種々の制御処理を実行する。例えば、燃料電池10の制御、燃焼器14の燃焼制御等を実行する。また、電子制御装置16は、燃焼器14を着火する際に、図4に示す制御処理を行う。
図4は、電子制御装置16の制御処理を示すフローチャートである。電子制御装置16は、図4のフローチャートに示す制御処理を周期的に繰り返し実行する。この図4のフローチャートは、燃焼器14を冷間時に起動するための制御処理を表している。なお、図4の制御処理の開始時点では、空気流量調整弁181、燃料流量調整弁201、水流量調整弁261、可燃ガス流量調整弁281(図1参照)は何れも閉じられており、着火装置48はオフにされている。
先ず、図4のS110において、電子制御装置16は、燃焼器14すなわちバーナ14の起動を指示するバーナ起動信号がオンになったか否かを判定する。このバーナ起動信号は、オンにされることで燃焼器14の起動を指示するものである。例えば、燃料電池システム8を操作する操作者に対して入出力を行う入出力装置58(図1参照)が設けられており、入出力装置58は、その入出力装置58が有するバーナ起動スイッチが操作者によりオンにされると、バーナ起動信号をオンにする。そして、オンのバーナ起動信号を電子制御装置16に出力する。
S110において、電子制御装置16は、バーナ起動信号がオンになったと判定すると、S120以降のステップを実行する。
S120においては、燃料供給配管20から燃料電池10へ送り込まれる不活性ガスの投入量を決定する。その不活性ガスは、後述のS210において、燃焼器14の燃焼開始直後に燃料電池10へ送り込まれるものである。不活性ガスは例えば水蒸気で構成されており、燃料電池10と燃料改質器12に設けられた燃料改質触媒との酸化による劣化等を防止するために導入される。例えば燃料電池10および燃料改質器12が暖機中の所定温度範囲内にあるときには、不活性ガスが導入される。従って、その不活性ガスの投入量は、例えば、燃料電池10および燃料改質器12の劣化等を防止できるように予め実験的に設定されたマップを用いて決定される。
続くS130においては、燃焼室壁面要求温度Tb0を決定する。この燃焼室壁面要求温度Tb0は、燃焼器14内での着火前に燃焼室壁面温度Tbを到達させる目標値である。要するに、燃焼室壁面温度Tbに対する予め定められた閾値である。
例えば、燃焼器14内での燃焼開始当初から一酸化炭素の発生量を所定の許容値以下にできるように予め実験的に設定された要求温度マップが電子制御装置16に記憶されている。そして、燃焼室壁面要求温度Tb0は、その要求温度マップから、S120にて決定された不活性ガスの投入量と空気供給配管18に導入される空気の温度とに基づいて決定される。燃焼室壁面要求温度Tb0は、例えば100℃程度に決定される。
続くS140においては、暖機ループ回数Nxを初期値である1に設定する。この暖機ループ回数Nxは、燃焼室壁面温度Tbを着火前に上昇させる制御が実行された回数を数えるためパラメータである。
続くS150においては、燃焼室温度センサ50により燃焼室壁面温度Tbを検出する。
続くS160においては、S150にて検出した燃焼室壁面温度Tbが燃焼室壁面要求温度Tb0よりも高くなっているか否かを判定する。燃焼室壁面温度Tbが燃焼室壁面要求温度Tb0よりも高くなっていると判定した場合には、S170に進む。その一方で、燃焼室壁面温度Tbが燃焼室壁面要求温度Tb0以下であると判定した場合には、S230に進む。
S170においては、燃焼室401内で混合気に着火し燃焼させるために、空気流量調整弁181へ制御信号を出力し、空気流量調整弁181を開く。これによって、第1空気流路421および第2空気流路441から燃焼用空気を燃焼室401内に導入する。この燃焼用空気は、空気供給配管18、燃料電池10、空気排出配管22を順次経て燃焼室401内に導入される空気であり、成分としては単なる空気であるが、用途を明確に表現するために、単に空気とは呼ばずに燃焼用空気と呼ぶものである。
なお、後述のS230またはS280において暖機用空気を燃焼室401内に導入するので、例えば、S170の実行前から既に暖機用空気を燃焼室401内に導入している場合には、その空気流量を増加させ、暖機用空気を燃焼用空気に切り替える。暖機用空気の説明については後述する。
続くS180においては、燃焼用空気の導入開始後に、着火装置48に通電し着火装置48の発熱部481を発熱させる。要するに、着火装置48をオンにする。具体的には、熱面着火を行う熱面着火部である発熱部481の表面すなわち着火熱面の温度を、着火可能となる着火可能温度たとえば1400℃程度にまで上昇させる。発熱部481の表面温度が着火可能温度にまで上昇すると、S190に進む。
なお、後述のS230においても着火装置48をオンにするので、例えば、S180の実行前から既に着火装置48をオンにしている場合には、その着火装置48のオンを継続する。
S190においては、燃焼室401内で可燃ガスを空気に混合しその混合気に着火し燃焼させるために、可燃ガス流量調整弁281へ制御信号を出力し、可燃ガス流量調整弁281を開く。これによって、燃焼器14用の燃料である可燃ガスを可燃ガス流路461から燃焼室401内に導入する。可燃ガスは燃焼室401内に導入されると、燃焼用空気と共に混合気を構成し、その混合気が、既に発熱している着火装置48の発熱部481により着火させられる。なお、可燃ガスは例えばメタンである。
続くS200においては、燃焼室401内における燃焼用空気と可燃ガスとの混合気への着火が完了したか否かを判定する。混合気への着火が完了した場合には、S210に進む。その一方で、混合気への着火ができなかった場合すなわちその着火に失敗した場合には、S280に進む。
例えば、S200では、可燃ガスを燃焼室401内に導入し始めてから数秒間にわたって燃焼室壁面温度Tbを燃焼室温度センサ50により測定する。そして、その測定において、混合気が燃焼していると判定できる所定の燃焼判定温度以上に燃焼室壁面温度Tbが維持されていれば、混合気への着火が完了したと判定する。
なお、着火完了後は着火装置48をオンにしておく必要はないので、例えば、着火するために発熱部481を発熱させる発熱継続時間が予め設定されており、電子制御装置16は、可燃ガスを燃焼室401内に導入し始めてからその発熱継続時間が経過した時に、着火装置48をオンからオフに切り替える。
S210においては、S120で決定された投入量で、不活性ガスを燃料電池10へ送り込む。すなわち、燃焼器14の燃焼開始初期、詳細には燃焼開始直後に不活性ガスを燃料電池10へ送り込む。この燃料電池10へ送り込まれた不活性ガスは、燃焼室401内に送り込まれる可燃ガスに燃料排出配管24から混入する。例えば、本実施形態では水蒸気を不活性ガスとして燃料電池10へ送り込むので、水流量調整弁261へ制御信号を出力し水流量調整弁261を開き、これにより、不活性ガスを燃料電池10へ送り込む。例えば、この不活性ガスの投入は、燃料電池10の温度が燃料電池10の暖機が完了する800℃程度になるまで継続される。
S220においては、燃焼室401内において混合気の燃焼が継続しているか否かを判定する。不活性ガスは燃焼を妨げるように作用するので、混合気が不活性ガスの投入により燃焼しなくなっていることがあり得るからである。
例えば、S220では、不活性ガスの投入を開始してから数秒間にわたって燃焼室壁面温度Tbを燃焼室温度センサ50により測定する。そして、その測定において、燃焼室壁面温度Tbが上記燃焼判定温度以上に維持されていれば、混合気の燃焼が継続していると判定する。
S220において混合気の燃焼が継続していると判定した場合には、図4の制御処理を終了する。すなわち、燃焼器14の冷間起動シーケンスを終了する。その一方で、混合気の燃焼が継続していないと判定した場合には、S280に進む。例えば、混合気の燃焼が継続していると判定し図4の制御処理を終了した場合には、そのまま混合気の燃焼が継続される。
S230においては、混合気の着火前に燃焼室内壁面402を予熱するために、空気流量調整弁181へ制御信号を出力し、空気流量調整弁181を開く。これによって、第1空気流路421および第2空気流路441から暖機用空気を燃焼室401内に導入する。
この暖機用空気は、成分としては単なる空気であるが、用途を明確にして前述の燃焼用空気と区別するために、単に空気とは呼ばずに暖機用空気と呼ぶものである。具体的に、暖機用空気は、燃焼室内壁面402を予熱することを目的とするものであるので、その流量が燃焼用空気よりも少ないという点で燃焼用空気と異なっている。
また、S230においては、暖機用空気の導入と共に、着火装置48に通電し着火装置48の発熱部481を発熱させる。要するに、着火装置48をオンにする。例えば、発熱部481の温度すなわち発熱部481の表面温度を、燃焼室内壁面402を予熱するために予め設定された目標温度にまで上昇させる。この目標温度は、前述の着火可能温度と同じであっても、着火可能温度と異なっていても差し支えない。
続くS240においては、所定時間t0が経過するまで待機する。要するに、所定時間t0にわたって現状維持をする。例えば、その所定時間t0は5分程度に設定されている。
例えば、S230で暖機用空気を導入し着火装置48をオンしてからS240に進んだ場合には、S240において、その暖機用空気を導入すると共に着火装置48をオンしている状態を、所定時間t0にわたって維持する。この場合、S240での所定時間t0にわたる待機中には、第1空気流路421を通って燃焼室401内へ導入される空気は、着火装置48の発熱部481に当たって加熱され、その加熱された空気が燃焼室内壁面402に衝突する。そして、その加熱され燃焼室内壁面402に衝突した空気は、第2空気流路441からの空気と共に矢印ARrv(図2、3参照)のように燃焼室401内で旋回流を生じつつ燃焼室401の下方から上方に流れる。そのため、燃焼室壁面温度Tbが上昇する。
続くS250においては、暖機ループ回数Nxが予め設定された暖機ループ制限値N1以上であるか否かを判定する。暖機ループ回数Nxが暖機ループ制限値N1以上であると判定した場合には、S270に進む。その一方で、暖機ループ回数Nxが暖機ループ制限値N1未満であると判定した場合には、S260に進む。暖機ループ制限値N1は、上述のS240にて行われる燃焼器14の暖機を打ち切るために暖機ループ回数Nxを制限する制限値であり、例えば3回程度に設定されている。
S260においては、暖機ループ回数Nxが1だけ加算される。そして、S150に進む。
S270においては、暖機ループ回数Nxが暖機ループ制限値N1以上になったことにより燃焼器14の起動不良と判断し、エラー信号を例えば入出力装置58に出力する。入出力装置58はエラー信号を受け取ると、入出力装置58が有するディスプレイに、燃焼器14の起動不良が生じたことを表示する。
また、S270においては、上述のように燃焼器14の起動不良と判断するので、着火装置48をオフにする。そして、空気流量調整弁181と燃料流量調整弁201と水流量調整弁261と可燃ガス流量調整弁281との全てを閉じる。
S280においては、可燃ガス流量調整弁281を閉じ、それにより、燃焼室401内への可燃ガスの流入を遮断する。また、着火装置48をオンからオフに切り替える。また、S170において燃焼室401内へ導入し始めた燃焼用空気を、その空気流量を減じて暖機用空気に切り替える。また、S210にて不活性ガスを燃料電池10へ送り込んでいれば、水流量調整弁261を閉じて不活性ガスを遮断する。そして、S240に進む。
以上のようにして、電子制御装置16は、バーナ起動信号がオンになった場合には、図4のS120以降のステップから成る燃焼器14の冷間起動シーケンスを実行し、燃焼器14を起動する。要するに、燃焼器14での燃焼を開始する。
特に、上記冷間起動シーケンスでは、電子制御装置16は、S150、S160、S230、及びS240から成る一連の処理を実行することで、燃焼室壁面温度Tbが燃焼室壁面要求温度Tb0を超えるまで、燃焼室内壁面402に衝突する空気を着火装置48の発熱部481が混合気の着火前に加熱するように、その発熱部481を制御する。言い換えれば、燃焼室401内における混合気の着火に先立って、着火装置48の発熱部481により加熱された空気が燃焼室内壁面402に衝突させられ、それによりその燃焼室内壁面402が加熱される。
なお、上述した図4の各ステップでの処理は、それぞれの機能を実現する手段を構成している。
上述したように、本実施形態によれば、電子制御装置16は、混合気の着火前において、燃焼室壁面温度Tbが燃焼室壁面要求温度Tb0を超えるまで、燃焼室内壁面402に衝突する空気を着火装置48の発熱部481が加熱するようにその発熱部481を制御するので、このような発熱部481の制御がなされない場合と比較して、燃焼室内壁面402近傍において不完全燃焼が生じにくくなり、一酸化炭素の排出を抑えることができる。
特に、本実施形態では、燃焼器14の燃焼開始直後に、燃料電池10へ送り込まれた不活性ガスが燃焼器14に流入し、それによって燃焼室401内での不完全燃焼が助長され易いところ、上述のように燃焼室内壁面402が混合気の燃焼開始に先立って予熱されることは、一酸化炭素の排出抑制に有効である。
また、燃焼室内壁面402が混合気の着火に先立って予熱されるので、寒冷地など燃焼器14の着火性を損なう程の低温環境下であっても、容易に燃焼器14の起動を行うことができる。
また、本実施形態によれば、着火装置48の発熱部481は、燃焼室401内において混合気の熱面着火を行うためのものであり、且つ、図4のS230およびS240において暖機用空気を加熱するためのものでもある。要するに、その着火装置48は、暖機用空気の加熱に兼用されている。従って、暖機用空気を加熱するために専用の装置を設ける必要が無く、燃焼器14の構成部品数を低減することが可能である。
また、本実施形態によれば、着火装置48の発熱部481は、第1空気流路421からの空気が発熱部481に当たってから燃焼室内壁面402に沿って旋回流を生じるように配置されているので、燃焼室壁面温度Tbの上昇をその旋回流により促進することができる。また、燃焼室内壁面402全体を均一に加熱することができる。
また、本実施形態によれば、着火装置48は、燃焼室401内に突き出るように設けられ、その着火装置48の先端に設けられた発熱部481が燃焼室401内に露出しているので、第1空気流路421からの空気を発熱部481に当てて、その空気と発熱部481とを熱交換させ易いという利点がある。
(他の実施形態)
(1)上述の実施形態において、燃焼室内壁面402は、例えばセラミックなどで構成されているが、耐熱性が高く且つ熱を拡散させ難ければ、金属等で構成されていても差し支えない。
(2)上述の実施形態において、図4のS210で水蒸気が不活性ガスとして用いられているが、水蒸気に替えて、燃料ガスから生成される部分酸化ガスが不活性ガスとして用いられても差し支えない。その部分酸化ガスが不活性ガスとして用いられる場合には、S210において、水流量調整弁261に替えて燃料流量調整弁201が開かれる。
(3)上述の実施形態において、図4のS230およびS240において暖機用空気を加熱する発熱部481は混合気の着火にも用いられるが、混合気の着火には用いられない別個の専用装置によって暖機用空気を加熱しても差し支えない。
(4)上述の実施形態において、燃焼室401内に導入された空気または混合気は燃焼室401内で旋回流を生じるが、燃焼室401はその旋回流を生じない構成であっても差し支えない。
(5)上述の実施形態において、空気は第1空気流路421からだけでなく第2空気流路441からも燃焼室401内へ導入されるが、その第2空気流路441は無くても差し支えない。
(6)上述の実施形態において、着火装置48の発熱部481は、燃焼室401内の空気流れにおいて空気が発熱部481に当たってから旋回流が始まるように配置されているが、空気が旋回流の途中で発熱部481に当たっても差し支えない。
(7)上述の実施形態において、燃焼器14で燃焼される混合気は、具体的にはメタンと空気との混合気であるが、それら以外の成分で構成された混合気であっても差し支えない。
(8)上述の実施形態において、燃焼器14は、燃料電池10の作動温度を800℃程度の高温に維持するために用いられるが、燃料電池10用以外の他の用途に用いられるものであっても差し支えない。
(9)上述の実施形態において、可燃ガス流路461から燃焼室401内へ導入される可燃ガスは気体のメタンであるが、気体ではなく、例えば霧状になった液体燃料であっても差し支えない。
(10)上述の実施形態において、電子制御装置16と入出力装置58とは各々別個の装置として構成されているが、電子制御装置16と入出力装置58とが一体として1つの制御装置を構成していても差し支えない。
(11)上述の実施形態において、図4のフローチャートに示す各ステップの処理はコンピュータプログラムによって実現されるものであるが、ハードロジックで構成されるものであっても差し支えない。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
14 燃焼器(燃焼装置)
16 電子制御装置(制御装置、燃焼装置)
401 燃焼室
402 燃焼室内壁面(壁面)
421 第1空気流路(酸化剤ガス流路)
481 発熱部

Claims (3)

  1. 燃料と酸化剤ガスとの混合気を燃焼させる燃焼室(401)と、
    該燃焼室内に露出しており発熱する発熱部(481)と、
    前記燃焼室へ前記酸化剤ガスを導入する流路であって、前記燃焼室へ導入される前記酸化剤ガスが前記発熱部に当たってから、前記燃焼室を形成している壁面(402)に衝突するように形成された酸化剤ガス流路(421)と、
    前記混合気の着火前において、前記壁面の温度(Tb)が予め定められた閾値(Tb0)を超えるまで、該壁面に衝突する前記酸化剤ガスを前記発熱部が加熱するように該発熱部を制御する制御装置(16)とを備えていることを特徴とする燃焼装置。
  2. 前記発熱部は、前記混合気に着火するものであることを特徴とする請求項1に記載の燃焼装置。
  3. 前記燃焼室は、該燃焼室内において前記酸化剤ガスが旋回流を生じるように形成され、
    前記発熱部は、前記酸化剤ガスが該発熱部に当たってから前記旋回流を生じるように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の燃焼装置。
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