JP2012148753A - 車両用パワーシート装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シートバックの傾倒を自動で行うと共に、傾倒時の速度を調節してシートバックを安全に傾倒することを目的とする。
【解決手段】シートクッション20とシートクッション20に傾倒可能なシートバック30とシートバック30の角度を規制及び解除するリクライニング装置40とリクライニング装置40を動作しシートバック30を傾倒する傾倒機構50を備える車両用パワーシート装置10であって、傾倒機構50は、動力となる傾倒モータ51と、傾倒モータ51の駆動に伴い回動するシートバックブラケット53と、シートバックブラケット53を付勢する付勢部材54と、リクライニング装置40を動作する操作レバー56と、操作レバー56を駆動するアクチュエータ57と、アクチュエータ57と傾倒モータ51を制御する制御装置58を備え、制御装置58に有するPWMドライバ58fで傾倒モータ51を制御する。
【選択図】図4
【解決手段】シートクッション20とシートクッション20に傾倒可能なシートバック30とシートバック30の角度を規制及び解除するリクライニング装置40とリクライニング装置40を動作しシートバック30を傾倒する傾倒機構50を備える車両用パワーシート装置10であって、傾倒機構50は、動力となる傾倒モータ51と、傾倒モータ51の駆動に伴い回動するシートバックブラケット53と、シートバックブラケット53を付勢する付勢部材54と、リクライニング装置40を動作する操作レバー56と、操作レバー56を駆動するアクチュエータ57と、アクチュエータ57と傾倒モータ51を制御する制御装置58を備え、制御装置58に有するPWMドライバ58fで傾倒モータ51を制御する。
【選択図】図4
Description
本発明は、座席の位置やシートバックの角度を電動で調節することのできる車両用パワーシート装置に関する。
従来、座席の位置やシートバックの角度を電動で調節することのできる車両用パワーシート装置として、例えば、特許文献1に示すシートバックの引き起こし機構が提案されている。このシートバック引き起こし機構は、シートバックのフリーヒンジ側におけるシートクッション内に電動装置により回転可能な出力車と、出力車にワンウエイクラッチベアリングを介して一方向にのみ回転可能な減速歯車と、減速歯車と同軸で、この軸と一体的に回動するもう一つの減速歯車と、この減速歯車に噛合するセクターギヤとをそれぞれ回動可能に軸支し、セクターギヤにワイヤエンドを連結し、ワイヤエンドの他端部をシートバックと共に回動可能なレバーに連結してなり、電動装置の駆動によりセクターギヤが正回転してワイヤを前記セクターギヤ側へ引き寄せシートバックを倒伏状態から起立状態になし得る一方、シートバックを手動にて押し倒すことによりワイヤをレバー側へ引き寄せてセクターギヤがワンウエイクラッチベアリングにより逆回転して復帰できるようにしている。
上記に記載するシートバックの引き起こし機構では、機構を作動させるスイッチを設置して、このスイッチを操作することで、ワイヤをフリーヒンジに結合し、セクターギヤと減速歯車、伝動装置とワンウエイクラッチベアリングから形成される機構でワイヤを巻き取ることで、シートバックの引き起こしを可能としている。しかし、このシートバック引き起こし機構は、シートバックの一方側に取付けられたリクライニング装置を手動で作動させることによってシートバックを前傾し折り畳む構造となっている。ここで、シートバックの前傾を手動で行う構造は、傾倒するシートバックの速度が素早いため危険であると考える。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、シートバックの傾倒動作を自動で行うと共に、傾倒時の速度を調節してシートバックを安全に傾倒することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の車両用パワーシート装置は、車体側に取り付けられ乗員が着座するシートクッションと、シートクッションに対して傾倒可能に取付けられるシートバックと、シートバックのシートクッションに対する角度を規制及び解除するリクライニング装置と、リクライニング装置を動作させると共にシートバックの傾倒を行う傾倒機構を備える車両用パワーシート装置であって、傾倒機構は、シートバックを傾倒する際に動力となる傾倒モータと、傾倒モータの駆動に伴い回動するシートバックブラケットと、シートバックブラケットをシートバックが前傾する方向へ不正する付勢部材と、リクライニング装置を動作させる操作レバーと、操作レバーを駆動するアクチュエータと、アクチュエータと傾倒モータの駆動を制御する制御装置を備えること技術的特徴とする。
請求項1記載の車両用パワーシート装置によれば、シートバックは、乗員が制御装置を操作することでアクチュエータが駆動してリクライニング装置のロックを解除されると、付勢部材の付勢力により所定の角度だけシートバックを前傾した後、傾倒モータにより前傾するため自動で傾倒を行うことができる。また、前傾するシートバックは、所定の角度まで前傾すると制御装置により傾倒モータの駆動が制御されることから、安全に傾倒することができる。
以下に本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
本発明の車両用パワーシート装置10は、図1に示すように、車体側に取り付けられ乗員が着座するシートクッション20と、このシートクッション20に対して傾倒可能に取付けられるシートバック30と、シートバック30のシートクッション20に対する傾倒の規制及び解除を行うリクライニング装置40と、リクライニング装置40のロックを解除してシートバック30の傾倒及び復帰を行う傾倒機構50を備える。
本発明の車両用パワーシート装置10は、図1に示すように、車体側に取り付けられ乗員が着座するシートクッション20と、このシートクッション20に対して傾倒可能に取付けられるシートバック30と、シートバック30のシートクッション20に対する傾倒の規制及び解除を行うリクライニング装置40と、リクライニング装置40のロックを解除してシートバック30の傾倒及び復帰を行う傾倒機構50を備える。
シートクッション20は、乗員を支持するものであって、図1に示すように、車体フロアにフットを介して配設されるシートレール21と、シートレール21に取り付けられシートクッション20の骨格を形成するシートクッションフレーム22を備える。このシートクッションフレーム22は、後部に後述するシートバック30が傾倒自在に取付けられる。
シートバック30は、シートクッション20に着座した乗員の背凭れとなるものであって、乗員がシートクッション20に着座した時の角度を初期着座位置としてシートクッションフレーム20後部に前方及び後方に傾倒可能に取付けられる。このシートバック30は、シートクッションフレーム22との連結部の一方に後述するリクライニング装置40、他方にフリーヒンジを配設する。本実施例では、シートクッションフレーム22の一方にリクライニング装置40、他方にフリーヒンジを配設する場合において説明するが、両側にリクライニング装置40を設けると共に、これら両リクライニング装置40をシャフトで連結して同期回転させ連動させる構成を採用してもよい。
リクライニグ装置40は、従来から使用されている一般的なリクライニング装置40であって、シートバック30のシートクッションフレーム22との連結部の一方に備える。このリクライニング装置40は、シートバック30の傾倒を不能にするロック機構41(図示しない)と、後述する傾倒機構50に備える操作レバー56を操作することでロック機構41のロック状態とロック解除状態を切替えるシャフト42(図示しない)を備え、シャフト42が回転することで、多段階での傾斜角度調節を可能にしたり、シートバック30を所定の角度まで素早く前方に傾倒(前傾)させることが可能である。本実施例では、シートバック30を所定の角度まで素早く前傾させることのできるリクライニング装置40を採用する。
傾倒機構50は、リクライニング装置40を動作させると共にシートバック30の傾倒を行う機構であって、フリーヒンジ側のシートバック30に備えられる。この傾倒機構50は、図2に示すように、シートバック30の前傾及び復帰を行う為の動力となる傾倒モータ51と、この傾倒モータ51に従動するギヤ部52と、ギヤ部52の回転に伴いシートバック30の傾倒を行うシートバックブラケット53と、このシートバックブラケット53をシートバック30が前傾する方向へ付勢する付勢部材54と、シートクッション20側に固定されるシートクッションブラケット55と、リクライニング装置40に備えるシャフト42の回転を行う操作レバー56と、操作レバー56の駆動するアクチュエータ57と、アクチュエータ57及び傾倒モータ51の駆動を制御する制御装置58とで構成されている。
傾倒モータ51は、シートバック30の傾倒を行うための動力であり広く流通している減速機付きの汎用モータであって、図2に示すように、正回転することでシートバック30を前傾させ、逆回転することでシートバック30を復帰させる。この傾倒モータ51の駆動は、後述する制御装置58により制御されている。
ギヤ部52は、傾倒モータ51の駆動に伴い後述するシートバックブラケット53を回動するものであって、図2に示すように、複数の歯車からなる動力伝達機構を介して従動し、小径部52Sと大径部52Lを有する略扇状のセクターギヤ52aを構成している。このセクターギヤ52aは、後述する付勢部材54を掛止する掛合部52bを備える。
シートバックブラケット53は、図2に示すように、シートバックブラケット53に対し軸受け53aを中心として回動自在に取付けられている。このシートバックブラケット53は、リクライニング装置40により所望の角度に規制されている。また、シートバックブラケット53は、リクライニング装置40か動作した際にシートバック30を前傾する方向又は復帰する方向へ回動する。
付勢部材54は、シートバックブラケット53をシートバック30が前傾する方向へ付勢している部材であって、ギヤ部52に有する掛合部52bと付勢部材54と後述するシートクッションブラケット55との間に設けられるガイドプレート54bに掛止しており、後述するアクチュエータ57が駆動しリクライニング装置のロックが解除された時に、シートバック30を所定の角度まで素早く前傾する。ここで、付勢部材54により前傾するシートバック30の角度は、付勢部材54の付勢力によって設定することが可能であって、初期着座位置から30度以内の範囲で前傾することが望ましい。本実施例では、付勢部材54として渦巻きバネを採用するが、弦巻バネやねじりバネであっても良い。
シートクッションブラケット55は、傾倒モータ51とシートバックブラケット53、付勢部材54や後述するアクチュエータ57、制御装置58から構成される傾倒機構50をシートクッションフレーム22に固定するためのものである。
操作レバー56は、リクライニング装置40のロック状態及びロック解除状態の切り替えを行うシャフト42を回転するためのもので、後述するアクチュエータ57が駆動することにより、リクライニング装置40をロック状態にする方向又はロック解除する方向へ動作する。
アクチュエータ57は、操作レバー56を駆動するモータであって、乗員が後述する制御装置58を操作することで操作レバー56をリクライニング装置40のロック方向へ又はロック解除方向へ動作させる。
制御装置58は、アクチュエータ57及び傾倒モータ51の駆動を制御する装置であって、CPU、ROM及びRAM等を内蔵した電子制御ユニット(ECU)58aを備える。このECU58aは、図3に示すように、入力側に、傾倒モータ51の回転を検知するパルスセンサ58bと、シートバック30の前倒れを操作する前倒れ操作スイッチ58c、シートバック30の復帰を操作する自動復帰操作スイッチ58d、アクチュエータ57の駆動を操作するアクチュエータ操作スイッチ58eを接続し、出力側に、アクチュエータ57と傾倒モータ51を接続している。ここで、傾倒モータ51の駆動を制御する出力回路は、PWMドライバ58fが組み込まれており傾倒モータ51をPWM制御する。
パルスセンサ51bは、傾倒モータ51の回転を検知するセンサであって、傾倒モータ51の回転数を検知することでシートバック30の傾倒角度を検知することが可能である。このパルスセンサ51bは、シートバック30が所定の角度に到達したことを後述するPWMドライバ58fに伝達する。
PWMドライバ58fは、傾倒モータ51に入力されるパルス波のデューティー比を変化させるものであって、傾倒モータ51の駆動をPWM制御する。ここで、デューティー比は、パルス波の周期とパルス幅との比のことであり、周期に対してパルス幅を小さくすると傾倒モータ51を低速で回転させることができ、周期に対してパルス幅を大きくすると傾倒モータを高速で回転することが可能となる。本実施例のPWMドライバ58fは、シートバック30が前傾する際に、パルスセンサ58bによりシートバック30が所定の角度まで前傾したのを検知して、傾倒モータ51に入力されるパルス波のパルス幅を小さくすることで傾倒モータ51の回転速度を低速にしてシートバック30の傾倒速度を低速にする。ここで、本実施例に示すシートバック30の所定の角度とは、シートクッション20に対してシートバック30が略20度まで接近した位置とするが、略20度まで接近した位置に限定する必要はない。
次に本発明の車両用パワーシート装置10に有するシートバック30が初期着座位置にある状態からシートクッション20と略平行になるまで前傾(前倒れ)する動作手順について説明する。
図4に示すように、乗員は、制御装置58に備えられアクチュエータ57の駆動を操作するアクチュエータ操作スイッチ58eを操作することで、アクチュエータ57を駆動して傾倒機構50に有する操作レバー56をリクライニング装置40のロック解除方向へ動作する。ここで、シートバック30は、傾倒機構50に有する操作レバー56がリクライニング装置40のロック解除方向へ動作すると、付勢部材54の付勢力によって初期着座位置から略30度前傾する。付勢部材54の付勢力で前傾したシートバック30は、傾倒モータ51が正回転することでシートクッション20と略平行になるまで前傾する。この時、前傾するシートバック30は、パルスセンサ51bにより所定の角度(シートクッション20に対して略20度まで接近した位置)まで傾倒したのを検知すると、PWMドライバ58fにより駆動モータ51に入力するパルス波のパルス幅が小さくなるように変調され傾倒モータ51の回転速度が低速になり傾倒速度が低速になり前傾する。
次に、本発明の車両用パワーシート装置10のシートバック30が、シートクッション20と略平行にある状態から、初期着座位置まで復帰する動作手順について説明する。
図5に示すように、乗員は、制御装置58に備えられるシートバック30の復帰を制御する自動復帰操作スイッチ58dを操作することで、アクチュエータ57を駆動して傾倒機構50に有する操作レバー56をリクライニング装置40のロック解除方向へ動作する。リクライニング装置40のロックが解除されたシートバック30は、傾倒モータ51を逆回転することでシートバック30を復帰する。シートバック30の復帰を終えた傾倒モータ51は、再びシートバック30を前傾可能にするため僅かに正回転を行う。
上記の実施例では、PWMドライバ58fによる傾倒モータ51の制御をシートバック30が前傾する時のみ制御を行ったが、本発明はこれに限らず、シートバック30が復帰するときにも傾倒モータ51をPWM制御して、シートバック30を低速で復帰させることも可能である。また、傾倒開始動作時の傾倒モータ51の駆動をPWMドライバ58fで制御することも可能である。
10 車両用パワーシート装置
20 シートクッション
30 シートバック
40 リクライニング装置
50 傾倒機構
51 傾倒モータ
52 ギヤ部
53 シートバックブラケット
54 付勢部材
55 シートクッションブラケット
56 操作レバー
57 アクチュエータ
58 制御装置
58a ECU
58b パルスセンサ
58c 前倒れ操作スイッチ
58d 自動復帰操作スイッチ
58e アクチュエータ操作スイッチ
58f PWMドライバ
20 シートクッション
30 シートバック
40 リクライニング装置
50 傾倒機構
51 傾倒モータ
52 ギヤ部
53 シートバックブラケット
54 付勢部材
55 シートクッションブラケット
56 操作レバー
57 アクチュエータ
58 制御装置
58a ECU
58b パルスセンサ
58c 前倒れ操作スイッチ
58d 自動復帰操作スイッチ
58e アクチュエータ操作スイッチ
58f PWMドライバ
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の車両用パワーシート装置は、車体側に取り付けられ乗員が着座するシートクッションと、シートクッションに対して傾倒可能に取付けられるシートバックと、シートバックのシートクッションに対する角度を規制及び解除するリクライニング装置と、リクライニング装置を動作させると共にシートバックの傾倒を行う傾倒機構とを備える車両用パワーシート装置であって、傾倒機構は、シートバックを傾倒する際に動力となる傾倒モータと、傾倒モータの駆動に伴い回動するシートバックブラケットと、リクライニング装置を動作させる操作レバーと、操作レバーを駆動するアクチュエータと、アクチュエータと傾倒モータの駆動を制御する制御装置を備えることを技術的特徴とする。
傾倒機構50は、リクライニング装置40を動作させると共にシートバック30の傾倒を行う機構であって、フリーヒンジ側のシートバック30に備えられる。この傾倒機構50は、図2に示すように、シートバック30の前傾及び復帰を行う為の動力となる傾倒モータ51と、この傾倒モータ51に従動するギヤ部52と、ギヤ部52の回転に伴いシートバック30の傾倒を行うシートバックブラケット53と、このシートバックブラケット53を付勢する付勢部材54と、シートクッション20側に固定されるシートクッションブラケット55と、リクライニング装置40に備えるシャフト42の回転を行う操作レバー56と、操作レバー56の駆動するアクチュエータ57と、アクチュエータ57及び傾倒モータ51の駆動を制御する制御装置58とで構成されている。
シートバックブラケット53は、図2に示すように、シートバックブラケット53に対し軸受け53aを中心として回動自在に取付けられている。このシートバックブラケット53は、リクライニング装置40により所望の角度に規制されている。また、シートバックブラケット53は、リクライニング装置40が動作した際にシートバック30を前傾する方向又は復帰する方向へ回動する。
PWMドライバ58fは、傾倒モータ51に入力されるパルス波のデューティー比を変化させるものであって、傾倒モータ51の駆動をPWM制御する。ここで、デューティー比は、パルス波の周期とパルス幅との比のことであり、周期に対してパルス幅を小さくすると傾倒モータ51を低速で回転させることができ、周期に対してパルス幅を大きくすると傾倒モータ51を高速で回転することが可能となる。本実施例のPWMドライバ58fは、シートバック30が前傾する際に、パルスセンサ58bによりシートバック30が所定の角度まで前傾したのを検知して、傾倒モータ51に入力されるパルス波のパルス幅を小さくすることで傾倒モータ51の回転速度を低速にしてシートバック30の傾倒速度を低速にする。ここで、本実施例に示すシートバック30の所定の角度とは、シートクッション20に対してシートバック30が略20度まで接近した位置とするが、略20度まで接近した位置に限定する必要はない。
図4に示すように、乗員は、制御装置58に備えられアクチュエータ57の駆動を操作するアクチュエータ操作スイッチ58eを操作することで、アクチュエータ57を駆動して傾倒機構50に有する操作レバー56をリクライニング装置40のロック解除方向へ動作する。ここで、シートバック30は、傾倒機構50に有する操作レバー56がリクライニング装置40のロック解除方向へ動作すると、初期着座位置から略30度前傾する。シートバック30は、傾倒モータ51が正回転することでシートクッション20と略平行になるまで前傾する。この時、前傾するシートバック30は、パルスセンサ51bにより所定の角度(シートクッション20に対して略20度まで接近した位置)まで傾倒したのを検知すると、PWMドライバ58fにより駆動モータ51に入力するパルス波のパルス幅が小さくなるように変調され傾倒モータ51の回転速度が低速になり傾倒速度が低速になる。
Claims (1)
- 車体側に取り付けられ乗員が着座するシートクッションと、
該シートクッションに対して傾倒可能に取付けられるシートバックと、
前記シートバックの前記シートクッションに対する角度を規制及び解除するリクライニング装置と、
該リクライニング装置を動作させると共に前記シートバックの傾倒を行う傾倒機構とを備える車両用パワーシート装置であって、
前記傾倒機構は、前記シートバックを傾倒する際に動力となる傾倒モータと、
該傾倒モータの駆動に伴い回動するシートバックブラケットと、
該シートバックブラケットを付勢する付勢部材と、
前記リクライニング装置を動作させる操作レバーと、
該操作レバーを駆動するアクチュエータと、
前記アクチュエータと前記傾倒モータの駆動を制御する制御装置を備え、
前記シートバックの傾倒を前記付勢部材と前記制御装置によりPWM制御されながら駆動する前記傾倒モータとで行うことを特徴とする車両用パワーシート装置。
Priority Applications (1)
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JP2010292420 | 2010-12-28 | ||
JP2011018394A JP2012148753A (ja) | 2010-12-28 | 2011-01-31 | 車両用パワーシート装置 |
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