JP2012135381A - 可搬型放射線画像撮影装置、撮影制御装置及び放射線画像撮影システム - Google Patents

可搬型放射線画像撮影装置、撮影制御装置及び放射線画像撮影システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの手を煩わせることなく自動的に通信方式に応じたIPアドレスを可搬型放射線画像撮影装置に設定できる。
【解決手段】電子カセッテ32は、接続端子32Aに有線接続されたコンソール42と有線通信を行なう有線通信部95と、無線通信を行なう無線通信部94とを備えている。また、電子カセッテ32は、有線通信を行なうための有線IPアドレス及び無線通信を行なうための無線IPアドレスの各々を、自装置を識別するためのIPアドレスとして記憶部92Cに保持している。カセッテ制御部92は、接続端子34Aとコンソール42とが有線接続された場合に、有線IPアドレスをコンソール42と通信を行なうためのIPアドレスとして設定し、接続端子32Aからコンソール42が外れた場合に、無線IPアドレスをコンソール42と通信を行なうためのIPアドレスとして設定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線通信及び有線通信を行なうことが可能な可搬型放射線画像撮影装置、撮影制御装置及び放射線画像撮影システムに関する。
近年、TFT(Thin Film Transistor)アクティブマトリクス基板上に放射線感応層を配置し、放射線を直接デジタルデータに変換できるFPD(Flat Panel Detector)等の放射線検出器が実用化されており、このFPD等を用いて照射された放射線により表わされる放射線画像を示す画像情報を生成し、生成した画像情報を記憶する可搬型放射線画像撮影装置(以下、「電子カセッテ」ともいう。)が実用化されている。
電子カセッテには、放射線画像撮影を制御する撮影制御装置(所謂、コンソール)とケーブルで接続して有線通信を行なうことが可能なだけでなく、無線通信を行なうことが可能な電子カセッテもある。下記特許文献1には、このような有線無線双方の方式での通信が可能な電子カセッテについて、ケーブルの着脱により通信方式を切り替える技術が開示されている。
特開2005−6979号公報
この特許文献1の技術では、電子カセッテの装置本体にケーブルが接続されている場合には、有線通信処理が開始され、ケーブルが接続されていない場合には、無線通信処理が開始される。しかしながら、電子カセッテが、自装置を示すIPアドレスとして、有線通信に使用されるIPアドレスと無線通信に使用されるIPアドレスとをそれぞれ有している場合には、特許文献1に記載の技術により通信方式を切り替えたとしても、IPアドレスの切り替えがなされないため、コンソールと適切に通信を行なうことができず撮影ミスが生じる。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、ユーザの手を煩わせることなく自動的に通信方式に応じたIPアドレスを可搬型放射線画像撮影装置に設定できる可搬型放射線画像撮影装置、撮影制御装置及び放射線画像撮影システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明の可搬型放射線画像撮影装置は、照射された放射線から放射線画像情報を生成する画像情報生成手段と、接続端子を備え、前記接続端子に有線接続された撮影制御装置と有線通信を行なう有線通信手段と、無線通信を行なう無線通信手段と、前記有線通信手段で有線通信を行なうための第1のIPアドレス及び前記無線通信手段で無線通信を行なうための第2のIPアドレスの各々を、自装置を識別するためのIPアドレスとして保持する保持手段と、前記接続端子と前記撮影制御装置とが有線接続された場合に、前記第1のIPアドレスを前記撮影制御装置と通信を行なうためのIPアドレスとして設定し、前記接続端子から前記撮影制御装置が外れた場合に、前記第2のIPアドレスを前記撮影制御装置と通信を行なうためのIPアドレスとして設定する設定手段と、を有する。
このように、請求項1に記載の発明によれば、可搬型放射線画像撮影装置の接続端子が撮影制御装置と有線接続された場合に、有線通信を行なうための第1のIPアドレスを撮影制御装置と通信を行なうためのIPアドレスとして設定し、撮影制御装置が接続端子から外れた場合に、無線通信を行なうための第2のIPアドレスを撮影制御装置と通信を行なうためのIPアドレスとして設定するようにしたため、ユーザの手を煩わせることなく自動的に通信方式に応じたIPアドレスを可搬型放射線画像撮影装置に設定できる。これにより、誤った設定で通信を行なうことを防止できるため、設定の誤りにより通信ができずに再撮影を余儀なくされるなどの問題を抑制できる。
請求項2の発明の放射線画像撮影システムは、請求項1に記載の可搬型放射線画像撮影装置と、前記可搬型放射線画像撮影装置の接続端子に有線接続可能に構成され、前記第1のIPアドレスを宛先として有線通信により前記可搬型放射線画像撮影装置に制御信号を送信し、送信エラーが生じた場合には、前記第2のIPアドレスを宛先として無線通信により前記制御信号を送信する撮影制御装置と、を有する。
これにより、撮影制御装置は、可搬型放射線画像撮影装置において撮影制御装置との通信に用いるIPアドレスとしてどのIPアドレスが設定されているかにかかわらず、可搬型放射線画像撮影装置に対して制御信号を送信することができる。
また、請求項3の発明の撮影制御装置は、照射された放射線から放射線画像情報を生成する画像情報生成手段、有線接続された撮影制御装置と有線通信を行なう有線通信手段、無線通信を行なう無線通信手段、前記有線通信手段で有線通信を行なうための第1のIPアドレス及び前記無線通信手段で無線通信を行なうための第2のIPアドレスの各々を、自装置を識別するためのIPアドレスとして保持する保持手段、及び前記第1のIPアドレス及び前記第2のIPアドレスのいずれかを前記撮影制御装置と通信を行なうためのIPアドレスとして設定する設定手段を有する可搬型放射線画像撮影装置と有線接続可能な接続端子を備え、無線通信及び前記接続端子に有線接続された可搬型放射線画像撮影装置と有線通信が可能に構成され、前記接続端子と前記可搬型放射線画像撮影装置とが有線接続された場合に、自装置と通信を行なうためのIPアドレスとして前記第1のIPアドレスが前記可搬型放射線画像撮影装置に設定されるように前記設定手段を制御し、前記接続端子から前記可搬型放射線画像撮影装置が外れた場合に、自装置と通信を行なうためのIPアドレスとして前記第2のIPアドレスが前記可搬型放射線画像撮影装置に設定されるように前記設定手段を制御する。
このように、撮影制御装置の接続端子が可搬型放射線画像撮影装置と有線接続された場合に、有線通信を行なうための第1のIPアドレスが撮影制御装置と通信を行なうためのIPアドレスとして可搬型放射線画像撮影装置に設定され、撮影制御装置が接続端子から外れた場合に、無線通信を行なうための第2のIPアドレスが撮影制御装置と通信を行なうためのIPアドレスとして可搬型放射線画像撮影装置に設定されるよう制御するようにしたため、ユーザの手を煩わせることなく自動的に通信方式に応じたIPアドレスを可搬型放射線画像撮影装置に設定できる。これにより、誤った設定で通信を行なうことを防止できるため、設定の誤りにより通信ができずに再撮影を余儀なくされるなどの問題を抑制できる。
また、請求項4の発明の放射線画像撮影システムは、照射された放射線から放射線画像情報を生成する画像情報生成手段、有線接続された撮影制御装置と有線通信を行なう有線通信手段、無線通信を行なう無線通信手段、前記有線通信手段で有線通信を行なうための第1のIPアドレス及び前記無線通信手段で無線通信を行なうための第2のIPアドレスの各々を、自装置を識別するためのIPアドレスとして保持する保持手段、及び前記第1のIPアドレス及び前記第2のIPアドレスのいずれかを前記撮影制御装置と通信を行なうためのIPアドレスとして設定する設定手段を有する可搬型放射線画像撮影装置と、請求項3に記載の撮影制御装置と、を有する。
これにより、この放射線画像撮影システムにおける撮影制御装置は、請求項3に記載の撮影制御装置と同様に動作して、可搬型放射線画像撮影装置の設定を制御するため、ユーザの手を煩わせることなく自動的に通信方式に応じたIPアドレスを可搬型放射線画像撮影装置に設定できる。これにより、誤った設定で通信を行なうことを防止できるため、設定の誤りにより通信ができずに再撮影を余儀なくされるなどの問題を抑制できる。
本発明によれば、ユーザの手を煩わせることなく自動的に通信方式に応じたIPアドレスを可搬型放射線画像撮影装置に設定できる、という効果が得られる。
第1及び第2の実施の形態に係る放射線画像撮影システムの構成を示すブロック図である。 (A)は、電子カセッテの接続端子にケーブルの先端部分を接続するときの様子を示した図であり、(B)は、電子カセッテの接続端子にケーブルの先端部分が接続された状態を示した図である。 第1の実施の形態に係る放射線画像撮影システムの詳細な構成を示すブロック図である。 X線室の通信基地局及び電子カセッテの通信情報の設定内容を示した図である。 電子カセッテのCPUにより実行されるアドレス設定プログラムの処理を示すフローチャートを示す図である。 コンソールのCPUにより実行される通信制御プログラムの処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る放射線画像撮影システムの詳細な構成を示すブロック図である。 (A)及び(B)は、第2の実施の形態において、コンソールのCPUにより実行される設定制御プログラムの処理を示すフローチャートであり、(C)は、第2の実施の形態において、電子カセッテのCPUにより実行されるアドレス設定プログラムの処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明に係る実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1に、本実施の形態に係る放射線画像撮影システムの概略構成の一例を示す。放射線(本実施の形態ではX線)画像を撮影するための撮影室(X線室)に設置された放射線画像撮影システムは、撮影制御装置(以下、「コンソール」ともいう)42、放射線発生装置34、及び放射線画像撮影装置(以下、「電子カセッテ」又は「カセッテ」ともいう)32を備えて構成されている。また、X線室には無線通信を行なうための通信基地局20が設置されている。
コンソール42は、電子カセッテ32と通信基地局20を介して無線通信が可能に構成されている。また、コンソール42と電子カセッテ32とはケーブル43を介して有線接続された状態で、有線通信が可能となっている。図2に示すように、電子カセッテ32には接続端子32Aが設けられており、ケーブル43の一方の先端部分がコンソール42に接続された状態で、ケーブル43の他方の先端部分が接続端子32Aに接続されると、コンソール42と電子カセッテ32とが有線接続された状態となる。
コンソール42は、有線通信方式及び無線通信方式のいずれかの通信方式で通信を行って、制御信号を伝送することにより電子カセッテ32に対して様々な制御を行なう。また、コンソール42は、ケーブル35を介して放射線発生装置34と接続されており、放射線を発生するタイミングを制御する。
コンソール42の制御に基づいたタイミングで、放射線発生装置34は、放射線を被写体10に照射する。放射線発生装置34から照射された放射線は、被写体10を透過して電子カセッテ32に照射される。電子カセッテ32は、照射された放射線から放射線画像情報を生成する。生成された画像情報は、有線通信又は無線通信によりコンソール42に送信される。
図3には、本実施の形態に係る放射線画像撮影システムの詳細な構成を示すブロック図が示されている。
放射線発生装置34には、コンソール42と通信を行なうための接続端子34Aが設けられている。コンソール42には、放射線発生装置34と通信を行なうための接続端子42A、電子カセッテ32と通信を行なうための接続端子42Bが設けられている。
放射線発生装置34はケーブル35を介してコンソール42に接続されている。電子カセッテ32は、放射線画像の撮影時に、接続端子32Aにケーブル43が接続され、当該ケーブル43を介してコンソール42に接続される。
電子カセッテ32に内蔵された放射線検出器60は、TFTアクティブマトリクス基板66上に、放射線Xを吸収し、電荷に変換する光電変換層が積層されて構成されている。光電変換層は例えばセレンを主成分(例えば含有率50%以上)とする非晶質のa−Se(アモルファスセレン)から成り、放射線Xが照射されると、照射された放射線量に応じた電荷量の電荷(電子−正孔の対)を内部で発生することで、照射された放射線Xを電荷へ変換する。なお、放射線検出器60は、アモルファスセレンのような放射線Xを直接的に電荷に変換する放射線-電荷変換材料の代わりに、蛍光体材料と光電変換素子(フォトダイオード)を用いて間接的に電荷に変換してもよい。蛍光体材料としては、ガドリニウム硫酸化物(GOS)やヨウ化セシウム(CsI)が良く知られている。この場合、蛍光材料によって放射線X−光変換を行い、光電変換素子のフォトダイオードによって光−電荷変換を行なう。
また、TFTアクティブマトリクス基板66上には、光電変換層で発生された電荷を蓄積する蓄積容量68と、蓄積容量68に蓄積された電荷を読み出すためのTFT70を備えた画素部74(図3では個々の画素部74に対応する光電変換層を光電変換部72として模式的に示している)がマトリクス状に多数個配置されており、電子カセッテ32への放射線Xの照射に伴って光電変換層で発生された電荷は、個々の画素部74の蓄積容量68に蓄積される。これにより、電子カセッテ32に照射された放射線Xに担持されていた画像情報は電荷情報へ変換されて放射線検出器60に保持される。
また、TFTアクティブマトリクス基板66には、一定方向(行方向)に延設され個々の画素部74のTFT70をオンオフさせるための複数本のゲート配線76と、ゲート配線76と直交する方向(列方向)に延設されオンされたTFT70を介して蓄積容量68から蓄積電荷を読み出すための複数本のデータ配線78が設けられている。個々のゲート配線76はゲート線ドライバ80に接続されており、個々のデータ配線78は信号処理部82に接続されている。個々の画素部74の蓄積容量68に電荷が蓄積されると、個々の画素部74のTFT70は、ゲート線ドライバ80からゲート配線76を介して供給される信号により行単位で順にオンされ、TFT70がオンされた画素部74の蓄積容量68に蓄積されている電荷は、アナログの電気信号としてデータ配線78を伝送されて信号処理部82に入力される。従って、個々の画素部74の蓄積容量68に蓄積されている電荷は行単位で順に読み出される。
図示は省略するが、信号処理部82は、個々のデータ配線78毎に設けられた増幅器及びサンプルホールド回路を備えており、個々のデータ配線78を伝送された電荷信号は増幅器で増幅された後にサンプルホールド回路に保持される。また、サンプルホールド回路の出力側にはマルチプレクサ、A/D変換器が順に接続されており、個々のサンプルホールド回路に保持された電荷信号はマルチプレクサに順に(シリアルに)入力され、A/D変換器によってデジタルの画像情報へ変換される。
信号処理部82には画像メモリ90が接続されており、信号処理部82のA/D変換器から出力された画像情報は画像メモリ90に順に記憶される。画像メモリ90は放射線画像を示す画像情報を所定枚数分記憶可能な記憶容量を有しており、1ラインずつ電荷の読み出しが行われる毎に、読み出された1ライン分の画像情報が画像メモリ90に順次記憶される。
画像メモリ90は電子カセッテ32全体の動作を制御するカセッテ制御部92と接続されている。カセッテ制御部92はマイクロコンピュータによって実現されており、CPU92A、ROM及びRAMを含むメモリ92B、HDDやフラッシュメモリ等から成る不揮発性の記憶部92Cを備えている。
このカセッテ制御部92には無線通信部94及び有線通信部95が接続されている。無線通信部94は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11a/b/g等に代表される無線LAN(Local Area Network)規格に対応しており、無線通信による外部機器との間で各種情報の伝送を制御する。有線通信部95は、有線LANの規格に対応し、接続端子32Aに接続され、接続端子32A及びケーブル43を介してコンソール42との間で各種情報の伝送を制御する。カセッテ制御部92は、無線通信部94又は有線通信部95を介してコンソール42との間で各種情報の送受信を行なう。
さらに、カセッテ制御部92は検出部33と接続されている。検出部33は、接続端子32Aに接続されており、接続端子32Aにコンソール42がケーブル43を介して接続されているか否かを検出する。
例えば、接続端子32Aが複数のピンからなるコネクタである場合には、複数のピンのいずれかを接続検出用のピンとして使用し、当該ピンの電圧値を測定して接続状態を検出することができる。一例を挙げると、コンソール42側の接続端子42A及び電子カセッテ32側の接続端子32Aの各々が10本のピンを含んだコネクタで構成され、そのうちの1ピンと10ピンを接続検出用のピンとして使用する。コンソール42側の接続端子42Aの1ピンと10ピンとはショートさせておき、電子カセッテ32側の接続端子32Aの1ピンはグランド(0V)に、10ピンは予め定められた電圧にプルアップさせておく。
この状態で、ケーブル43の一端がコンソール42側の接続端子42Aに接続され、他端が電子カセッテ32側の接続端子32Aに接続されることによって電子カセッテ32の接続端子32Aにコンソール42が有線接続された場合には、検出部33により10ピンでは0Vの電圧値が検出されることになる(コンソール42側ではショートさせているため)。
また、接続端子32Aからコンソール42が外された場合には(これには、ケーブル43の一端がコンソール42の接続端子42Aから外された場合、ケーブル43の他端が電子カセッテ32の接続端子32Aから外された場合、ケーブル43の両端が各接続端子32A及び接続端子42Aの双方から外された場合の3つの場合がある)、10ピンがプルアップされているため、プルアップされている電圧値が検出部33で検出される。
検出部33は、このように接続端子32Aの接続検出用のピンの電圧値を検出し、当該検出した電圧値を示す検出信号をカセッテ制御部92に出力する。カセッテ制御部92は、該検出信号により、コンソール42と有線接続されたか否かを認識できる。
また、有線接続の検出方法は、上記に限定されず、例えば、LANの仕様では、リンク信号という信号があり、接続されていれば、リンク信号がアクティブになる。そこで、LANのドライバで該リンク信号の状態を検出するようにすることによっても、接続端子32Aにコンソール42が接続されたか否かを検出できる。また、例えば、接続端子32Aに対して、接続端子32Aにケーブル43の先端が嵌め込まれた場合にオンし、ケーブル43が外された場合にオフするスイッチを設け、当該スイッチの状態を検出して、接続状態を簡易に検出してもよい。この検出方法を採用する場合には、コンソール42側の接続端子42Aに常にケーブル43の一端が接続されている必要がある。
また、電子カセッテ32には電源部96が設けられており、上述した各種回路や各素子(検出部33、ゲート線ドライバ80、信号処理部82、画像メモリ90、無線通信部94、有線通信部95、カセッテ制御部92として機能するマイクロコンピュータ)は、電源部96から供給された電力によって作動する。電源部96は、接続端子32Aにケーブル43が接続された場合にケーブル43を介して供給される電力により充電が行なわれる。電源部96は、電子カセッテ32の可搬性を損なわないように、バッテリ(充電可能な二次電池)を内蔵しており、充電されたバッテリから各種回路・素子へ電力を供給する。ここでは、バッテリを二次電池としたが、一次電池であってもよい。なお、図3では、電源部96と各種回路や各素子を接続する配線を省略している。
一方、コンソール42は、サーバ・コンピュータとして構成されており、操作メニューや撮影された放射線画像等を表示するディスプレイ100と、複数のキーを含んで構成され、各種の情報や操作指示が入力される操作パネル102と、を備えている。
また、本実施の形態に係るコンソール42は、装置全体の動作を司るCPU104と、制御プログラムを含む各種プログラム等が予め記憶されたROM106と、各種データを一時的に記憶するRAM108と、各種データを記憶して保持するHDD110と、ディスプレイ100への各種情報の表示を制御するディスプレイドライバ112と、操作パネル102に対する操作状態を検出する操作入力検出部114と、接続端子42Aに接続され、接続端子42A及びケーブル35を介して放射線発生装置34との間で後述する曝射条件等の各種情報の送受信を行なう通信I/F部116と、電子カセッテ32との間で無線通信により各種情報の送受信を行なう無線通信部118と、接続端子42Bに接続され、接続端子42B及びケーブル43を介して電子カセッテ32との間で各種情報の送受信を行なう有線通信部120と、を備えている。
CPU104、ROM106、RAM108、HDD110、ディスプレイドライバ112、操作入力検出部114、通信I/F部116、無線通信部118、及び有線通信部120は、システムバスBUSを介して相互に接続されている。従って、CPU104は、ROM106、RAM108、HDD110へのアクセスを行なうことができると共に、ディスプレイドライバ112を介したディスプレイ100への各種情報の表示の制御、通信I/F部116を介した放射線発生装置34との各種情報の送受信の制御、無線通信部118を介した電子カセッテ32との各種情報の送受信の制御、及び有線通信部120を介した電子カセッテ32との各種情報の送受信の制御、を行なうことができる。また、CPU104は、操作入力検出部114を介して操作パネル102に対するユーザの操作状態を把握することができる。
一方、放射線発生装置34は、放射線Xを出力する放射線源130と、コンソール42との間で曝射条件等の各種情報を送受信する通信I/F部132と、受信した曝射条件に基づいて放射線源130を制御する線源制御部134と、を備えている。
線源制御部134もマイクロコンピュータによって実現されており、受信した曝射条件を記憶する。このコンソール42から受信する曝射条件には管電圧、管電流、照射期間等の情報が含まれている。線源制御部134は、受信した曝射条件に基づいて放射線源130から放射線Xを照射させる。
次に、本実施の形態に係る放射線画像撮影システムの作用について説明する。
X線室で用いられるアクセスポイントである通信基地局20には、無線通信に用いられる無線通信設定情報として、ESSID及びチャンネルChが設定されている。また、該X線室で用いられるコンソール42には、該X線室の通信基地局20に設定されているESSID及びチャンネルChと同一のESSID及びチャンネルChが設定されている。これらは、事前にコンソール42のHDD110或いはROM106等に記憶されて設定される。また、同一の放射線画像撮影システム内で使用される電子カセッテ32にも、同一のESSID及びチャンネルChが電子カセッテ32の記憶部92Cに事前に記憶されて設定されている。
なお、ここで、コンソール42及び電子カセッテ32に設定されるESSID及びチャンネルChは各々1つであり、複数のESSIDが設定されるようなことはない。
ESSID(Extended Service Set Identifier)により、無線通信の際に電子カセッテ32及びコンソール42の通信先となる通信基地局が特定される。すなわち、同じESSIDが設定されている装置同士でなければ、通信することができない。電子カセッテ32の無線通信部94が無線通信する際には、まず、通信基地局20と電子カセッテ32とが、お互いに一致するESSIDであるかを確認して認証した上で通信を行なう。コンソール42の無線通信部118も同様に確認して通信する。
また、無線通信では、複数の装置が同時に通信できるように、利用する周波数帯域を分割している。この分割した周波数帯域を示すのがチャンネルChである。本実施の形態では、他のX線室の装置とチャンネルを異ならせることで、通信基地局20同士の電波干渉を防ぐようにしている。従って、電子カセッテ32の無線通信部94、及びコンソール42の無線通信部118は、無線通信する際には、設定されているチャンネルChに応じた周波数帯域で通信を行なう。
また、電子カセッテ32及びコンソール42の各々は、予め自装置を識別するための固有のアドレス(本実施の形態では、IPアドレス、より詳しくはローカルIPアドレス)を保持している。具体的には、電子カセッテ32では、記憶部92Cに保持されていてもよいし、コンソール42では、HDD110に保持されていてもよい。なお、本実施の形態において、上記保持されているIPアドレスには、有線通信のためのローカルIPアドレスと、無線通信のためのローカルIPアドレスが含まれる。以下では、有線通信のためのローカルIPアドレスを有線IPアドレスともいい、無線通信のためのローカルIPアドレスを無線IPアドレスともいう。どちらのIPアドレスを通信に用いるIPアドレスとして使用するかは、通信方式が有線方式か無線方式かに応じて設定しておく必要がある。この設定は、上記有線IPアドレス及び無線IPアドレスが保持されている記憶領域とは別の記憶領域(電子カセッテ32の場合には、記憶部92Cの記憶領域であってもよいし、メモリ92Bの記憶領域であってもよい。)に記憶され、通信の際に読み出されて用いられる。なお、コンソール42のHDD110には、X線室で使用する電子カセッテ32の有線IPアドレス及び無線IPアドレスの各々の情報が予め記憶されているものとする。
また、本実施の形態では、電子カセッテ32とコンソール42とが有線接続された状態にあっては、データ転送が安定する等の理由から、原則有線通信により信号を送受信して撮影動作を行なうものとし、電子カセッテ32とコンソール42とが有線接続されていない状態にあっては、無線通信により信号を送受信して撮影動作を行なうものとする。
図4に、通信情報の設定内容の一例を示す。X線室で用いられるアクセスポイントである通信基地局20には、無線通信に必要な無線通信設定情報として、ESSID「A」及びチャンネルCh「40」が設定されている。また、該X線室で用いられる電子カセッテ32には、通信基地局20のESSID及びチャンネルChと同一のESSID「A」及びチャンネルCh「40」が設定されている。更にまた、電子カセッテ32には、互いに異なる有線IPアドレス及び無線IPアドレスが付与されている。
図5は、電子カセッテ32のCPU92Aにより実行されるアドレス設定プログラムの処理を示すフローチャートである。なお、当該プログラムはメモリ92B(ROM)の所定の領域に予め記憶されている。
検出部33で、コンソール42と有線接続されたことが検出された場合には、図5(A)に示すプログラムが起動する。ステップ100で、予め自装置が保持している有線通信のためのIPアドレス(すなわち有線IPアドレス)を読み出して、コンソール42と通信を行なうためのIPアドレスとして設定する。図4に示す例では、有線IPアドレス192.168.0.30が、コンソール42と通信を行なうためのIPアドレスとして設定される。
一方、検出部33で、接続端子32Aからコンソール42が外されたことが検出された場合には、図5(B)に示すプログラムが起動する。ステップ200で、予め自装置が保持している無線通信のためのIPアドレス(すなわち無線IPアドレス)を読み出して、コンソール42と通信を行なうためのIPアドレスとして設定する。図4に示す例では、無線IPアドレス192.168.0.40が、コンソール42と通信を行なうためのIPアドレスとして設定される。
電子カセッテ32がコンソール42との通信を行なう際には、カセッテ制御部92は、接続端子32Aにコンソール42が有線接続された状態にある場合には、コンソール42と通信を行なうためのIPアドレスとして設定されている有線IPアドレスが通信に使用されるように有線通信部95を制御する。また、コンソール42が接続端子32Aから外された状態にある場合には、カセッテ制御部92は、コンソール42と通信を行なうためのIPアドレスとして設定されている無線IPアドレスが通信に使用されるように無線通信部94を制御する。
以上説明したように、電子カセッテ32自身が、コンソール42との有線接続状態に応じて、コンソール42との通信に用いるIPアドレスを自装置に設定するようにしたため、ユーザの手を煩わせることなく自動的に通信方式に応じたIPアドレスを設定できる。これにより、誤った設定で通信を行なうことを防止できるため、設定の誤りにより通信が不能となることを防止でき、また、データ通信のリトライが繰り返され通信できないままバッテリが消耗し、再撮影を余儀なくされるなどの問題も抑制される。
なお、本実施の形態では、コンソール42は、接続端子42Aに対する電子カセッテ32の有線接続の有無を検知することはしていないため、電子カセッテ32と通信を行なう際に、図6に示す処理を行なうようにしてもよい。図6は、コンソール42のCPU104により実行される通信制御プログラムの処理を示すフローチャートである。なお、当該プログラムはメモリ106(ROM)或いはHDD110の所定の領域に予め記憶されている。
ステップ300では、宛先を電子カセッテ32の有線IPアドレスにして、有線通信部120を介して有線通信により制御信号(例えば、撮影制御のための制御信号等)を送信する。この送信で、送信エラーが発生した場合には(ステップ302、Y)、ステップ304で、宛先を電子カセッテ32の無線IPアドレスにして、無線通信部118を介して無線通信により上記制御信号を送信する。これにより、コンソール42は、電子カセッテ32においてコンソール42との通信に用いるIPアドレスとしてどのIPアドレスが設定されているかにかかわらず、電子カセッテ32に対して信号を送信することができる。
[第2の実施の形態]
上記第1の実施の形態では、電子カセッテ32において接続端子32Aに接続された検出部33がコンソール42との有線接続状態を検出して、電子カセッテ32自身がコンソール42との通信のためのIPアドレスを設定する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、コンソール42において電子カセッテ32との有線接続状態を検出して、電子カセッテ32に対してコンソール42からIPアドレスを設定させるように制御信号を送信するようにしてもよい。
図7は、本実施の形態に係る放射線画像撮影システムの詳細な構成を示すブロック図である。ここで、図7に示す符号と、図3に示す符号が同一の構成要素は、それぞれ、同一の機能を有する構成要素を意味するため説明を省略する。
図7に示すように、本実施の形態では、電子カセッテ32側には検出部33は設けられておらず、代わりに、コンソール42に検出部122が設けられている。コンソール42の検出部122は、接続端子42Aに接続され、接続端子42Aに電子カセッテ32がケーブル43を介して接続されているか否かを(すなわち、電子カセッテ32との有線接続状態を)検出する。検出結果は、システムバスBUSを介してCPU104に送出される。検出方法は、第1の実施の形態で説明した電子カセッテ32の検出部33と同様に行なえばよいため、ここでは説明を省略する。
次に、本実施の形態に係る放射線画像撮影システムの作用について説明する。
図8(A)、図8(B)は、コンソール42のCPU104により実行される設定制御プログラムの処理を示すフローチャートである。なお、当該プログラムはメモリ106(ROM)或いはHDD110の所定の領域に予め記憶されている。また図8(C)は、電子カセッテ32のCPU92Aにより実行されるアドレス設定プログラムの処理を示すフローチャートである。なお、当該プログラムはメモリ92B(ROM)の所定の領域に予め記憶されている。
コンソール42の検出部122で、電子カセッテ32と有線接続されたことが検出された場合には、図8(A)に示す処理が行われる。ステップ400で、電子カセッテ32が保持している有線通信のためのIPアドレス(すなわち有線IPアドレス)がコンソール42と通信を行なうためのIPアドレスとして設定されるように制御信号を送信する。
電子カセッテ32は、コンソール42から制御信号を受信すると、図8(C)に示す処理を行なう。ステップ600で、該受信した制御信号に従って、自装置に記憶されているIPアドレス(ここでは、有線IPアドレス)を読み出して、コンソール42との通信のためのIPアドレスとして設定する。なお、ここでは、電子カセッテ32が、制御信号に応じて、自装置で保持している有線IPアドレスを読み出して設定する場合を例に挙げて説明したが、コンソール42からの制御信号に電子カセッテ32の有線IPアドレスの情報を含め、電子カセッテ32が該受信した制御信号から有線IPアドレスを抽出して自装置に設定するようにしてもよい。
一方、検出部122で、接続端子42Aから電子カセッテ32が外されたことが検出された場合には、図8(B)に示す処理が行われる。ステップ500で、電子カセッテ32が保持している無線通信のためのIPアドレス(すなわち無線IPアドレス)がコンソール42と通信を行なうためのIPアドレスとして設定されるように制御信号を送信する。
電子カセッテ32は、コンソール42から制御信号を受信すると、上記と同様に、図8(C)に示す処理を行なう。ステップ600で、該受信した制御信号に従って、自装置に記憶されているIPアドレス(ここでは、無線IPアドレス)を読み出して、コンソール42との通信のためのIPアドレスとして設定する。なお、ここでも、コンソール42からの制御信号に電子カセッテ32の無線IPアドレスの情報を含め、電子カセッテ32が受信した制御信号から無線IPアドレスを抽出して自装置に設定するようにしてもよい。
なお、図8(A)でコンソール42から制御信号を送信する際に、電子カセッテ32の無線IPアドレスを宛先として無線通信を用いて送信するようにしてもよい。設定を変更する前の段階では、電子カセッテ32では無線IPアドレスがコンソール42との通信に用いられるIPアドレスとして設定されている状態であるため、問題なく制御信号を受信して設定することができる。
また、電子カセッテ32において通信用に設定されているIPアドレスが、コンソール42と有線通信を行なうための有線IPアドレスに設定されていない状態であっても、コンソール42から有線通信で送信された制御信号が予め定められた制御信号であって、電子カセッテ32に付与されているIPアドレスのいずれかを宛先としている場合には、電子カセッテ32側で自装置に送信された信号であると認識して受信することが可能に構成しておくこともできる。上記予め定められた制御信号に、電子カセッテ32のIPアドレスの設定のための制御信号を含めるようにしておけば、図8(A)において、コンソール42から制御信号を送信する際に、電子カセッテ32の有線IPアドレスを宛先として制御信号を有線通信にて送信することもできる。なお、こうした通信は、あくまで限定的なものであり、コンソール42との通信のために設定されているIPアドレスが本来設定すべきIPアドレスと異なっている状態では、撮影動作中の様々な制御はできない。
また、図8(B)で、コンソール42から制御信号を送信する際に、無線通信によりブロードキャストで送信するようにしてもよい。また、上記と同様に、電子カセッテ32において通信用に設定されているIPアドレスが、コンソール42と、無線通信を行なうための有線IPアドレスに設定されていない状態であっても、コンソール42から無線通信で送信された制御信号が予め定められた制御信号であって、自装置に付与されているIPアドレスのいずれかを宛先としている場合には、電子カセッテ32側で自装置に送信された信号であると認識して受信することが可能に構成しておくこともできる。上記予め定められた制御信号に、電子カセッテ32のIPアドレスの設定のための制御信号を含めるようにしておけば、図8(B)においても、コンソール42から制御信号を送信する際に、電子カセッテ32の無線IPアドレスを宛先として制御信号を無線通信にて送信することもできる。
以上説明したように、コンソール42が電子カセッテ32との有線接続状態に応じて、コンソール42との通信に用いるIPアドレスが電子カセッテ32に設定されるように制御するようにしたため、第1の実施の形態で説明したのと同様の効果を得ることができる。
なお、第1及び第2の実施の形態では、検出部33或いは検出部122が継続して有線接続状態を検出して検出結果を出力する例について説明したが、これに限定されない。例えば、検出部33或いは検出部122が予め定められた時間が経過する毎に有線接続状態を検出するようにしてもよいし、予め定められたタイミングで(例えば、システム全体の起動時、或いは電子カセッテ32単体での電源オン時など)検出するようにしてもよい。
なお、コンソール42と通信するためのIPアドレスを不揮発性のメモリに記憶して設定しておくようにし、その後のシステムの電源オンオフによらず、接続状態が変わらなければ、該設定を用いて通信を行なうことができるようにしてもよい。また、IPアドレスの設定を不揮発性のメモリに記憶するか揮発性のメモリに記憶するかによらず、システムが起動(電源オン)するときに、検出部122での検出を行って、IPアドレスの設定が行われるようにしてもよい。
なお、上記第1及び第2の実施の形態では、コンソール42と放射線発生装置34を別な装置として設けた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、コンソール42と放射線発生装置34を一体の装置としてもよい。
また、上記第1及び第2の実施の形態では、電子カセッテ32が1つの場合について説明したが、放射線画像撮影システムにおいて、複数の電子カセッテ32を使用する場合においても、上記と同様に制御して、IPアドレスを設定することができる。
また、上記第1及び第2の実施の形態では、本発明の放射線としてX線を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、γ線などを適用してもよい。
その他、上記第1及び第2の実施の形態で説明した放射線画像撮影システムの構成(図1、3、7参照。)、ケーブルの形状(図2参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更可能であることは言うまでもない。
また、上記第1及び第2の実施の形態で説明した各種プログラムの処理(図5、6、8参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更可能であることは言うまでもない。
10 被写体
20 通信基地局
32A 接続端子
32 電子カセッテ
33 検出部
34 放射線発生装置
42 コンソール
42A 接続端子
42B 接続端子
43 ケーブル
60 放射線検出器
92 カセッテ制御部
92A CPU
92B メモリ
92C 記憶部
94 無線通信部
95 有線通信部
96 電源部
104 CPU
106 ROM
110 HDD
118 無線通信部
120 有線通信部
122 検出部

Claims (4)

  1. 照射された放射線から放射線画像情報を生成する画像情報生成手段と、
    接続端子を備え、前記接続端子に有線接続された撮影制御装置と有線通信を行なう有線通信手段と、
    無線通信を行なう無線通信手段と、
    前記有線通信手段で有線通信を行なうための第1のIPアドレス及び前記無線通信手段で無線通信を行なうための第2のIPアドレスの各々を、自装置を識別するためのIPアドレスとして保持する保持手段と、
    前記接続端子と前記撮影制御装置とが有線接続された場合に、前記第1のIPアドレスを前記撮影制御装置と通信を行なうためのIPアドレスとして設定し、前記接続端子から前記撮影制御装置が外れた場合に、前記第2のIPアドレスを前記撮影制御装置と通信を行なうためのIPアドレスとして設定する設定手段と、
    を有する可搬型放射線画像撮影装置。
  2. 請求項1に記載の可搬型放射線画像撮影装置と、
    前記可搬型放射線画像撮影装置の接続端子に有線接続可能に構成され、前記第1のIPアドレスを宛先として有線通信により前記可搬型放射線画像撮影装置に制御信号を送信し、送信エラーが生じた場合には、前記第2のIPアドレスを宛先として無線通信により前記制御信号を送信する撮影制御装置と、
    を有する放射線画像撮影システム。
  3. 照射された放射線から放射線画像情報を生成する画像情報生成手段、有線接続された撮影制御装置と有線通信を行なう有線通信手段、無線通信を行なう無線通信手段、前記有線通信手段で有線通信を行なうための第1のIPアドレス及び前記無線通信手段で無線通信を行なうための第2のIPアドレスの各々を、自装置を識別するためのIPアドレスとして保持する保持手段、及び前記第1のIPアドレス及び前記第2のIPアドレスのいずれかを前記撮影制御装置と通信を行なうためのIPアドレスとして設定する設定手段を有する可搬型放射線画像撮影装置と有線接続可能な接続端子を備え、無線通信及び前記接続端子に有線接続された可搬型放射線画像撮影装置と有線通信が可能に構成され、
    前記接続端子と前記可搬型放射線画像撮影装置とが有線接続された場合に、自装置と通信を行なうためのIPアドレスとして前記第1のIPアドレスが前記可搬型放射線画像撮影装置に設定されるように前記設定手段を制御し、前記接続端子から前記可搬型放射線画像撮影装置が外れた場合に、自装置と通信を行なうためのIPアドレスとして前記第2のIPアドレスが前記可搬型放射線画像撮影装置に設定されるように前記設定手段を制御する
    撮影制御装置。
  4. 照射された放射線から放射線画像情報を生成する画像情報生成手段、有線接続された撮影制御装置と有線通信を行なう有線通信手段、無線通信を行なう無線通信手段、前記有線通信手段で有線通信を行なうための第1のIPアドレス及び前記無線通信手段で無線通信を行なうための第2のIPアドレスの各々を、自装置を識別するためのIPアドレスとして保持する保持手段、及び前記第1のIPアドレス及び前記第2のIPアドレスのいずれかを前記撮影制御装置と通信を行なうためのIPアドレスとして設定する設定手段を有する可搬型放射線画像撮影装置と、
    請求項3に記載の撮影制御装置と、
    を有する放射線画像撮影システム。
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JPN6013026162; 砂原 秀樹: 'ネットワーク管理入門(第4回)' 映像情報メディア学会誌 Vol.52, No.4, 1998, pp.457-460, 社団法人映像情報メディア学会 THE INSTITUTE OF IMA *

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