JP2012127559A - ヒートポンプ式温水供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】運転制御手段50から、設定周波数を指示する周波数指令C25及び設定開度を指示する開度指令C27を圧縮機25及び電動膨張弁27に出力することにより第1の制御動作を実行する。第1の制御は以下の特徴(a)〜(c)を有する。すなわち、(a)運転性能を所定の性能レベル以上に維持させる通常モードと、運転音低下を優先する低運転音モードとの切り替えが可能である。(b)通常モード時よりも低運転音モード時の方が圧縮機25の設定周波数は高くなるように決定する。(c)通常モード時よりも低運転音モード時の方が設定吐出温度が低く(設定開度が大きく)なるように設定する。さらに、(d)低運転音モードは、加熱能力を所定の能力レベル以上に維持させている、という特徴を有する。
【選択図】図2
Description
(装置構成)
図1はこの発明の実施の形態であるヒートポンプ式給湯装置1の構成を示す回路構成図である。
図2は実施の形態における運転制御手段50の内部構成の詳細を示すブロック図である。また、図2では説明の都合上、本実施の形態の運転制御に関連する部分のみ示している。
図3及び図4は本実施の形態の圧縮機25の設定周波数及び設定吐出温度(電動膨張弁27の設定開度)の決定し、決定した設定周波数及び設定吐出温度に基づくヒートポンプユニットHUに対する第1の制御内容を示すグラフである。上記した設定周波数及び設定吐出温度(により一意に決定される設定開度)は、前述したように運転制御手段50内の圧縮機周波数設定部55及び電動弁開度設定部56によって決定される。設定周波数及び設定開度を指示する周波数指令C25及び開度指令C27を圧縮機25及び電動膨張弁27に出力することにより第1の制御が実行される。
(b)通常モード時(例えば、図3,図4の動作ポイントOP1で動作させる時)よりも低運転音モード時(例えば、図3,図4の動作ポイントOP3で動作させる時)の方が圧縮機25の設定周波数は高くなるように決定する、
(c)通常モード時よりも低運転音モード時の方が設定吐出温度が低くなるように設定する。
(第1の選択方法:目標出湯温度TGに基づく選択)
運転制御手段50は、目標出湯温度TGが所定の目標温度未満の場合に通常動作モードを選択し、所定の目標温度以上の場合に低運転音モードを選択する。この際、低運転音モード時における熱交換処理における加熱能力が、通常動作モード時における熱交換処理における加熱能力以上で維持されるように制御する。
運転制御手段50は、入水温度サーミスタ20で検出される検出入水温度T20を入力している。そこで、運転制御手段50は通常は通常動作モードを選択し、運転中において検出入水温度T20が所定レベル以上上昇した場合に低運転音モードに切り替える選択を行う。この際、低運転音モード時における熱交換処理における加熱能力が、通常動作モード時における熱交換処理における加熱能力以上で維持されるように制御する。運転中に入水温度が所定ベル以上上昇する状態は、通常動作モードではヒートポンプユニットHUの運転音を所定レベル以下に維持させることが困難になる状態が想定される。
運転制御手段50は、図1では図示しない外気温度サーミスタで検出される検出外気温度T70を入力している。そして、運転制御手段50は通常は通常動作モードを選択し、運転中において検出外気温度T70が所定レベル以上上昇した場合に低運転音モードに切り替える選択を行う。この際、低運転音モード時における熱交換処理における加熱能力が、通常動作モード時における熱交換処理における加熱能力以上で維持されるように制御する。運転中に外気温度が所定ベル上昇する状態は、通常動作モードではヒートポンプユニットHUの運転音を所定レベル以下に維持させることが困難になる状態が想定される。
図5〜図7は本実施の形態の圧縮機25の設定周波数及び設定吐出温度(電動膨張弁27の設定開度)を決定し、決定した設定周波数及び設定吐出温度に基づくヒートポンプユニットHUに対する第2の制御内容を示すグラフである。上記した設定周波数及び設定吐出温度(により一意に決定される設定開度)は、前述したように運転制御手段50内の圧縮機周波数設定部55及び電動弁開度設定部56によって決定され、設定周波数及び設定開度を指示する周波数指令C25及び開度指令C27を圧縮機25及び電動膨張弁27に出力することにより第2の制御が実行される。
図9はヒートポンプ運転音試験内容の一例を模試的に示す説明図である。図3〜図8で示したヒートポンプユニットHUの運転音については、図9に示すように、運転音測定室60内にヒートポンプユニットHUから1m離れた所にマイクロフォン9を設置することにより運転音を測定するヒートポンプ運転音試験を実施することにより得られている。以下、この点について詳述する。
20 入水温度サーミスタ
21 出湯温度サーミスタ
25 圧縮機
27 電動膨張弁
34 ファン
40 吐出温度サーミスタ
50 運転制御手段
52 目標出湯温度指示手段
54 沸き上げポンプ回転数設定部
55 圧縮機周波数設定部
56 電動弁開度設定部
57 ファン回転数設定部
HU ヒートポンプユニット
TU タンクユニット
Claims (9)
- 冷媒通路を流れる冷媒によって低温水を加熱する熱交換処理を行うヒートポンプ式温水供給装置であって、
前記ヒートポンプ式温水供給装置は、
前記冷媒を吐出する圧縮機(25)を含むヒートポンプ部(HU)と、
熱交換処理後の温水の温度である出湯温度が目標出湯温度に達するための前記圧縮機の周波数及び吐出温度である設定周波数及び設定吐出温度を決定し、前記設定周波数及び前記設定吐出温度に基づき前記ヒートポンプ部を制御する制御手段(50)とを備え、
前記制御手段は、
運転性能がそれぞれの運転条件において所定の性能レベル以上で維持されるように前記設定周波数及び前記設定吐出温度を決定する第1の運転モードと、
前記ヒートポンプ部の運転音が所定レベル以下になるように前記設定周波数及び前記設定吐出温度を決定する第2の運転モードとを切り替え可能であり、
前記設定周波数は、前記第1の運転モード時よりも前記第2の運転モード時の方が高くなるように決定され、
前記設定吐出温度は、前記第1の運転モード時よりも前記第2の運転モード時の方が低くなるように決定されることを特徴とする
ヒートポンプ式温水供給装置。 - 請求項1記載のヒートポンプ式温水供給装置であって、
前記制御手段(50)は、
前記第2の運転モード時において、前記熱交換処理における加熱能力が所定の能力レベル以上で維持されるように前記設定周波数及び前記設定吐出温度を決定する、
ヒートポンプ式温水供給装置。 - 請求項1あるいは請求項2記載のヒートポンプ式温水供給装置であって、
前記制御手段(50)は、
前記目標出湯温度が所定の温度未満の場合、前記第1の運転モードを選択し、
前記目標出湯温度が所定の温度以上の場合、前記第2の運転モードを選択する、
ヒートポンプ式温水供給装置。 - 請求項1あるいは請求項2記載のヒートポンプ式温水供給装置であって、
前記制御手段(50)は、
通常は前記第1の運転モードを選択し、前記熱交換処理前の水の温度である入水温度が運転中に上昇した際に、前記第2の運転モードを選択する、
ヒートポンプ式温水供給装置。 - 請求項1あるいは請求項2記載のヒートポンプ式温水供給装置であって、
前記制御手段(50)は、
通常は前記第1の運転モードを選択し、運転中に外気温度が上昇した際に、前記第2の運転モードを選択する、
ヒートポンプ式温水供給装置。 - 請求項3ないし請求項5のうち、いずれか1項に記載のヒートポンプ式温水供給装置であって、
前記制御手段(50)は、
前記第2の運転モード時における前記所定の前記熱交換処理における加熱能力が、前記第1の運転モード時における前記熱交換処理における加熱能力以上で維持されるように制御する、
ヒートポンプ式温水供給装置。 - 冷媒通路を流れる冷媒によって低温水を加熱する熱交換処理を行うヒートポンプ式温水供給装置であって、
前記ヒートポンプ式温水供給装置は、
前記冷媒を吐出する圧縮機(25)を含むヒートポンプ部(HU)と、
熱交換処理後の温水の温度である出湯温度が目標出湯温度に達するための前記圧縮機の周波数及び吐出温度である設定周波数及び設定吐出温度を決定し、前記設定周波数及び前記設定吐出温度に基づき前記ヒートポンプ部を制御する制御手段(50)とを備え、
前記制御手段は、
運転中に前記目標出湯温度を上昇させる際、運転音が所定レベル以下になるように前記設定周波数の増加を優先して決定した後、前記設定吐出温度を決定することを特徴とする、
ヒートポンプ式温水供給装置。 - 請求項7記載のヒートポンプ式温水供給装置であって、
前記制御手段(50)は、
運転中に前記目標出湯温度を上昇させる際、前記熱交換処理における加熱能力が所定の能力レベル以上で維持されるように制御する
ヒートポンプ式温水供給装置。 - 請求項1ないし請求項8のうち、いずれか1項に記載のヒートポンプ式温水供給装置であって、
前記圧縮機は1シリンダのロータリー圧縮機である、
ヒートポンプ式温水供給装置。
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